JPH0831175A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0831175A JPH0831175A JP6187808A JP18780894A JPH0831175A JP H0831175 A JPH0831175 A JP H0831175A JP 6187808 A JP6187808 A JP 6187808A JP 18780894 A JP18780894 A JP 18780894A JP H0831175 A JPH0831175 A JP H0831175A
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Landscapes
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シンクロナスDRAM等のブロックライトモ
ードのIOマスク時における読み出しデータの競合を防
止し、レベル反転を防止する。これにより、その低コス
ト化を阻害することなく、シンクロナスDRAM等の信
頼性を高める。 【構成】 IOマスク可能なブロックライトモードを有
するシンクロナスDRAM等において、例えば回路の電
源電圧とマット間相補共通データ線IC00*の非反転
及び反転信号線との間に、非選択時にオン状態とされる
ことでマット間相補共通データ線IC00*の非反転及
び反転信号線をハイレベルにプリチャージするPチャン
ネル型のプリチャージMOSFETP2〜P4を設け、
これらのMOSFETをブロックライトモードのIOマ
スク時、IOマスク制御信号MIO0がハイレベルとさ
れるときにもオン状態とする。
ードのIOマスク時における読み出しデータの競合を防
止し、レベル反転を防止する。これにより、その低コス
ト化を阻害することなく、シンクロナスDRAM等の信
頼性を高める。 【構成】 IOマスク可能なブロックライトモードを有
するシンクロナスDRAM等において、例えば回路の電
源電圧とマット間相補共通データ線IC00*の非反転
及び反転信号線との間に、非選択時にオン状態とされる
ことでマット間相補共通データ線IC00*の非反転及
び反転信号線をハイレベルにプリチャージするPチャン
ネル型のプリチャージMOSFETP2〜P4を設け、
これらのMOSFETをブロックライトモードのIOマ
スク時、IOマスク制御信号MIO0がハイレベルとさ
れるときにもオン状態とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、例えば、ブロックライトモードを有するシンクロナ
スDRAM(ダイナミック型ランダムアクセスメモリ)
ならびにそのIOマスク制御に利用して特に有効な技術
に関するものである。
し、例えば、ブロックライトモードを有するシンクロナ
スDRAM(ダイナミック型ランダムアクセスメモリ)
ならびにそのIOマスク制御に利用して特に有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】その動作が所定のクロック信号に従って
同期化されるいわゆるシンクロナスDRAMがある。ま
た、共通データ線と複数のビット線とを同時接続して複
数のアドレスに同一内容を書き込むいわゆるブロックラ
イトモードがあり、このようなブロックライトモードを
有するマルチポートビデオRAMがある。
同期化されるいわゆるシンクロナスDRAMがある。ま
た、共通データ線と複数のビット線とを同時接続して複
数のアドレスに同一内容を書き込むいわゆるブロックラ
イトモードがあり、このようなブロックライトモードを
有するマルチポートビデオRAMがある。
【0003】ブロックライトモードを有するマルチポー
トビデオRAMについて、例えば、平成3年2月26
日、株式会社日立製作所発行の『HM534253Aシ
リーズ262144−Word×4−Bit Mult
iport CMOS Video RAM データシ
ート』に記載されている。
トビデオRAMについて、例えば、平成3年2月26
日、株式会社日立製作所発行の『HM534253Aシ
リーズ262144−Word×4−Bit Mult
iport CMOS Video RAM データシ
ート』に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、シンクロナスD
RAMは、ビデオRAMと同様な分野で用いられること
が多く、画面の初期化や背景着色時等において有効なブ
ロックライトモードに対する顧客要求が高まりつつあ
る。このような要求に対処するため、本願発明者等は、
この発明に先立って、ブロックライトモードを有するシ
ンクロナスDRAMを開発し、次のような問題点に直面
した。すなわち、画面表示に用いられるシンクロナスD
RAMのブロックライトモードでは、例えば書き込みを
カラーデータのビット方向に選択的にマスクするいわゆ
るIOマスク機能と、画面の走査線方向つまりカラムア
ドレス方向に選択的にマスクするいわゆるアドレスマス
ク機能とが要求される。このうち、アドレスマスク機能
は、図8に例示されるように、カラーデータの各ビット
に対応して設けられるマット内相補共通データ線AC0
*(ここで、例えば非反転マット内共通データ線AC0
Tと反転マット内共通データ線AC0Bとをあわせてマ
ット内相補共通データ線AC0*のように*を付して表
す。また、それが有効とされるとき選択的にハイレベル
とされるいわゆる非反転信号等についてはその名称の末
尾にTを付して表し、それが有効とされるとき選択的に
ロウレベルとされるいわゆる反転信号等についてはその
名称の末尾にBを付して表す。以下同様)と単位メモリ
アレイUMA0の相補ビット線B0*〜B7*とを接続
するためのビット線選択信号YS0〜YS7を選択的に
形成することで実現できるが、IOマスク機能の場合、
データ入出力回路IOからマット間相補共通データ線I
C00*及びマット内相補共通データ線AC0*を介す
る書き込み信号の供給を選択的に停止する必要がある。
RAMは、ビデオRAMと同様な分野で用いられること
が多く、画面の初期化や背景着色時等において有効なブ
ロックライトモードに対する顧客要求が高まりつつあ
る。このような要求に対処するため、本願発明者等は、
この発明に先立って、ブロックライトモードを有するシ
ンクロナスDRAMを開発し、次のような問題点に直面
した。すなわち、画面表示に用いられるシンクロナスD
RAMのブロックライトモードでは、例えば書き込みを
カラーデータのビット方向に選択的にマスクするいわゆ
るIOマスク機能と、画面の走査線方向つまりカラムア
ドレス方向に選択的にマスクするいわゆるアドレスマス
ク機能とが要求される。このうち、アドレスマスク機能
は、図8に例示されるように、カラーデータの各ビット
に対応して設けられるマット内相補共通データ線AC0
*(ここで、例えば非反転マット内共通データ線AC0
Tと反転マット内共通データ線AC0Bとをあわせてマ
ット内相補共通データ線AC0*のように*を付して表
す。また、それが有効とされるとき選択的にハイレベル
とされるいわゆる非反転信号等についてはその名称の末
尾にTを付して表し、それが有効とされるとき選択的に
ロウレベルとされるいわゆる反転信号等についてはその
名称の末尾にBを付して表す。以下同様)と単位メモリ
アレイUMA0の相補ビット線B0*〜B7*とを接続
するためのビット線選択信号YS0〜YS7を選択的に
形成することで実現できるが、IOマスク機能の場合、
データ入出力回路IOからマット間相補共通データ線I
C00*及びマット内相補共通データ線AC0*を介す
る書き込み信号の供給を選択的に停止する必要がある。
【0005】ところが、シンクロナスDRAMでは、メ
モリアレイの高集積化を図るため、カラムアドレスデコ
ーダにより形成されるビット線選択信号YS0〜YS7
等を図の水平方向に隣接して配置される複数のメモリマ
ットつまりは単位メモリアレイUMA0等及び単位セン
スアンプUS0等で共有する方法を採っており、ビット
線選択信号YS0〜YS7等は、IOマスク時において
も停止されることなく形成される。したがって、特に例
えば8組の相補ビット線が同時にマット内相補共通デー
タ線AC0*に接続されるブロックライトモードでは、
このマット内相補共通データ線AC0*上において選択
された8組の相補ビット線の読み出しデータが競合し、
その論理レベルが偏った最悪の場合には少数派データの
再書き込み後における論理レベルの反転を招くおそれも
ある。これに対処するため、本願発明者等は、図8に示
されるように、ビット線選択信号YS0〜YS7等に従
って選択的にオン状態とされるスイッチMOSFET
(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この明細
書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの総称とする)N2及びN3とマット内相補共
通データ線AC0*との間に、IOマスク時、反転IO
マスク制御信号MIO0Bのロウレベルを受けて選択的
にオフ状態とされるNチャンネルMOSFETN9及び
N10を設けることを考えた。しかし、この方法では、
高集積化を要求される単位センスアンプUS0等の所要
レイアウト面積が増大して、シンクロナスDRAMのチ
ップサイズが大きくなり、その低コスト化が阻害される
結果となる。
モリアレイの高集積化を図るため、カラムアドレスデコ
ーダにより形成されるビット線選択信号YS0〜YS7
等を図の水平方向に隣接して配置される複数のメモリマ
ットつまりは単位メモリアレイUMA0等及び単位セン
スアンプUS0等で共有する方法を採っており、ビット
線選択信号YS0〜YS7等は、IOマスク時において
も停止されることなく形成される。したがって、特に例
えば8組の相補ビット線が同時にマット内相補共通デー
タ線AC0*に接続されるブロックライトモードでは、
このマット内相補共通データ線AC0*上において選択
された8組の相補ビット線の読み出しデータが競合し、
その論理レベルが偏った最悪の場合には少数派データの
再書き込み後における論理レベルの反転を招くおそれも
ある。これに対処するため、本願発明者等は、図8に示
されるように、ビット線選択信号YS0〜YS7等に従
って選択的にオン状態とされるスイッチMOSFET
(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この明細
書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの総称とする)N2及びN3とマット内相補共
通データ線AC0*との間に、IOマスク時、反転IO
マスク制御信号MIO0Bのロウレベルを受けて選択的
にオフ状態とされるNチャンネルMOSFETN9及び
N10を設けることを考えた。しかし、この方法では、
高集積化を要求される単位センスアンプUS0等の所要
レイアウト面積が増大して、シンクロナスDRAMのチ
ップサイズが大きくなり、その低コスト化が阻害される
結果となる。
【0006】この発明の目的は、シンクロナスDRAM
等のブロックライトモードのIOマスク時における読み
出しデータの競合を防止し、その再書き込み後における
レベル反転を防止することにある。この発明の他の目的
は、その低コスト化を阻害されることなく、シンクロナ
スDRAM等の信頼性を高めることにある。
等のブロックライトモードのIOマスク時における読み
出しデータの競合を防止し、その再書き込み後における
レベル反転を防止することにある。この発明の他の目的
は、その低コスト化を阻害されることなく、シンクロナ
スDRAM等の信頼性を高めることにある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、IOマスク可能なブロックラ
イトモードを有するシンクロナスDRAM等において、
例えば回路の電源電圧と書き込み信号を伝達する相補共
通データ線の非反転及び反転信号線との間に、非選択時
選択的にオン状態とされることで相補共通データ線の非
反転及び反転信号線をハイレベルにプリチャージするP
チャンネルMOSFETを設け、これらのMOSFET
をブロックライトモードのIOマスク時にもオン状態と
する。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、IOマスク可能なブロックラ
イトモードを有するシンクロナスDRAM等において、
例えば回路の電源電圧と書き込み信号を伝達する相補共
通データ線の非反転及び反転信号線との間に、非選択時
選択的にオン状態とされることで相補共通データ線の非
反転及び反転信号線をハイレベルにプリチャージするP
チャンネルMOSFETを設け、これらのMOSFET
をブロックライトモードのIOマスク時にもオン状態と
する。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、ビット線ごとにマスク
制御のためのスイッチMOSFETを設けることなく、
IOマスクの対象となる相補共通データ線の非反転及び
反転信号線のレベルを充分に高くして、同時選択された
複数の相補ビット線の読み出しデータの競合を防止でき
るため、これらの読み出しデータの論理レベルが偏った
場合でも、少数派データの再書き込み後におけるレベル
反転を防止することができる。この結果、その低コスト
化を阻害することなく、ブロックライトモードを有する
シンクロナスDRAM等の信頼性を高めることができ
る。
制御のためのスイッチMOSFETを設けることなく、
IOマスクの対象となる相補共通データ線の非反転及び
反転信号線のレベルを充分に高くして、同時選択された
複数の相補ビット線の読み出しデータの競合を防止でき
るため、これらの読み出しデータの論理レベルが偏った
場合でも、少数派データの再書き込み後におけるレベル
反転を防止することができる。この結果、その低コスト
化を阻害することなく、ブロックライトモードを有する
シンクロナスDRAM等の信頼性を高めることができ
る。
【0010】
【実施例】図1には、この発明が適用されたシンクロナ
スDRAMの一実施例のブロック図が示され、図2に
は、図1のシンクロナスDRAMに含まれるバンクBA
NK0の一実施例のブロック図が示されている。また、
図3には、図2のバンクBANK0に含まれるメモリブ
ロックMB0の一実施例のブロック図が示され、図4に
は、図3のメモリブロックMB0のメモリマットMAT
0を構成する単位メモリアレイUMA0及び単位センス
アンプUS0の一実施例の部分的な回路図が示されてい
る。さらに、図5には、図1のシンクロナスDRAMに
含まれるデータ入出力回路IOの一実施例の部分的な回
路図が示されている。これらの図をもとに、まずこの実
施例のシンクロナスDRAMの構成及び動作の概要につ
いて説明する。なお、図1の各ブロックを構成する回路
素子は、公知のMOSFET集積回路の製造技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成
される。また、以下の回路図において、そのチャンネル
(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFETはP
チャンネル型であり、矢印の付されないNチャンネルM
OSFETと区別して示される。さらに、図2では、バ
ンクBANK0を例にバンクBANK0〜BANK1を
説明し、図3では、メモリブロックMB0を例にメモリ
ブロックMB0〜MBF(ここで、16個設けられるメ
モリブロック等の追番は16進数により表示される。以
下同様)を説明し、図4では、メモリマットMAT0を
例にメモリマットMAT0〜MAT7を説明し、図5で
は、ライトアンプWA0を例にライトアンプWA0〜W
AFを説明する。
スDRAMの一実施例のブロック図が示され、図2に
は、図1のシンクロナスDRAMに含まれるバンクBA
NK0の一実施例のブロック図が示されている。また、
図3には、図2のバンクBANK0に含まれるメモリブ
ロックMB0の一実施例のブロック図が示され、図4に
は、図3のメモリブロックMB0のメモリマットMAT
0を構成する単位メモリアレイUMA0及び単位センス
アンプUS0の一実施例の部分的な回路図が示されてい
る。さらに、図5には、図1のシンクロナスDRAMに
含まれるデータ入出力回路IOの一実施例の部分的な回
路図が示されている。これらの図をもとに、まずこの実
施例のシンクロナスDRAMの構成及び動作の概要につ
いて説明する。なお、図1の各ブロックを構成する回路
素子は、公知のMOSFET集積回路の製造技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成
される。また、以下の回路図において、そのチャンネル
(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFETはP
チャンネル型であり、矢印の付されないNチャンネルM
OSFETと区別して示される。さらに、図2では、バ
ンクBANK0を例にバンクBANK0〜BANK1を
説明し、図3では、メモリブロックMB0を例にメモリ
ブロックMB0〜MBF(ここで、16個設けられるメ
モリブロック等の追番は16進数により表示される。以
下同様)を説明し、図4では、メモリマットMAT0を
例にメモリマットMAT0〜MAT7を説明し、図5で
は、ライトアンプWA0を例にライトアンプWA0〜W
AFを説明する。
【0011】図1において、この実施例のシンクロナス
DRAMはバンクBANK0及びBANK1を備え、こ
れらのバンクのそれぞれは、そのレイアウト面積の大半
を占めて配置されるメモリアレイMARYと、直接周辺
回路となるロウアドレスデコーダRD,センスアンプS
A及びカラムアドレスデコーダCDとを含む。
DRAMはバンクBANK0及びBANK1を備え、こ
れらのバンクのそれぞれは、そのレイアウト面積の大半
を占めて配置されるメモリアレイMARYと、直接周辺
回路となるロウアドレスデコーダRD,センスアンプS
A及びカラムアドレスデコーダCDとを含む。
【0012】この実施例において、シンクロナスDRA
Mは、×16ビット構成とされ、16個のデータ入出力
端子D0〜DFを備える。また、バンクBANK0及び
BANK1を構成するメモリアレイMARYは、図2に
例示されるように、データ入出力端子D0〜DFに対応
してそれぞれ16個のメモリアレイMARY0〜MAR
YFに分割され、センスアンプSA及びロウアドレスデ
コーダRDも、これに対応してそれぞれ16個のセンス
アンプSA0〜SAFならびにロウアドレスデコーダR
D0〜RDFに分割される。これらのメモリアレイ及び
センスアンプならびにロウアドレスデコーダは、それぞ
れメモリブロックMB0〜MBFを構成する。また、入
出力データの上位又は下位8ビットに対応してそれぞれ
8個ずつビット線延長方向に隣接配置され、その左端に
は、2個に分割されたカラムアドレスデコーダCDつま
りカラムアドレスデコーダCD0及びCD1がそれぞれ
配置される。これにより、カラムアドレスデコーダCD
0及びCD1は、対応する8個のメモリブロックMB0
〜MBFによりそれぞれ共有され、これらのカラムアド
レスデコーダから出力されるビット線選択信号YS0〜
YSnも、対応する8個のメモリブロックMB0〜MB
Fによりそれぞれ共有される。
Mは、×16ビット構成とされ、16個のデータ入出力
端子D0〜DFを備える。また、バンクBANK0及び
BANK1を構成するメモリアレイMARYは、図2に
例示されるように、データ入出力端子D0〜DFに対応
してそれぞれ16個のメモリアレイMARY0〜MAR
YFに分割され、センスアンプSA及びロウアドレスデ
コーダRDも、これに対応してそれぞれ16個のセンス
アンプSA0〜SAFならびにロウアドレスデコーダR
D0〜RDFに分割される。これらのメモリアレイ及び
センスアンプならびにロウアドレスデコーダは、それぞ
れメモリブロックMB0〜MBFを構成する。また、入
出力データの上位又は下位8ビットに対応してそれぞれ
8個ずつビット線延長方向に隣接配置され、その左端に
は、2個に分割されたカラムアドレスデコーダCDつま
りカラムアドレスデコーダCD0及びCD1がそれぞれ
配置される。これにより、カラムアドレスデコーダCD
0及びCD1は、対応する8個のメモリブロックMB0
〜MBFによりそれぞれ共有され、これらのカラムアド
レスデコーダから出力されるビット線選択信号YS0〜
YSnも、対応する8個のメモリブロックMB0〜MB
Fによりそれぞれ共有される。
【0013】一方、図2のメモリブロックMB0〜MB
Fを構成するメモリアレイMARY0〜MARYFは、
図3に例示されるように、さらに最小単位である8個の
単位メモリアレイUMA0〜UMA7に分割され、セン
スアンプSA0及びロウアドレスデコーダRD0も、こ
れに対応して8個の単位センスアンプUS0〜US7な
らびに単位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7に
それぞれ分割される。これらの単位メモリアレイ,単位
センスアンプならびに単位ロウアドレスデコーダは、そ
れぞれメモリマットMAT0〜MATFを構成する。以
下、メモリマットMAT0とこれを構成する単位メモリ
アレイUMA0〜UMA7,単位センスアンプUS0〜
US7ならびに単位ロウアドレスデコーダURD0〜U
RD7を例に、メモリマットMAT0〜MAT7の具体
的説明を進める。
Fを構成するメモリアレイMARY0〜MARYFは、
図3に例示されるように、さらに最小単位である8個の
単位メモリアレイUMA0〜UMA7に分割され、セン
スアンプSA0及びロウアドレスデコーダRD0も、こ
れに対応して8個の単位センスアンプUS0〜US7な
らびに単位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7に
それぞれ分割される。これらの単位メモリアレイ,単位
センスアンプならびに単位ロウアドレスデコーダは、そ
れぞれメモリマットMAT0〜MATFを構成する。以
下、メモリマットMAT0とこれを構成する単位メモリ
アレイUMA0〜UMA7,単位センスアンプUS0〜
US7ならびに単位ロウアドレスデコーダURD0〜U
RD7を例に、メモリマットMAT0〜MAT7の具体
的説明を進める。
【0014】メモリマットMAT0を構成する単位セン
スアンプUS0〜US7には、タイミング発生回路TG
から内部制御信号PAが共通に供給され、マット選択回
路MSから対応するマット選択信号MS0〜MS7が供
給される。また、単位ロウアドレスデコーダURD0〜
URD7には、タイミング発生回路TGから内部制御信
号RGが共通に供給されるとともに、ロウアドレスバッ
ファRBから内部アドレス信号X0〜Xi−4が共通に
供給され、さらにマット選択回路MSから対応するマッ
ト選択信号MS0〜MS7が供給される。
スアンプUS0〜US7には、タイミング発生回路TG
から内部制御信号PAが共通に供給され、マット選択回
路MSから対応するマット選択信号MS0〜MS7が供
給される。また、単位ロウアドレスデコーダURD0〜
URD7には、タイミング発生回路TGから内部制御信
号RGが共通に供給されるとともに、ロウアドレスバッ
ファRBから内部アドレス信号X0〜Xi−4が共通に
供給され、さらにマット選択回路MSから対応するマッ
ト選択信号MS0〜MS7が供給される。
【0015】ここで、メモリマットMAT0を構成する
単位メモリアレイUMA0〜UMA7のそれぞれは、図
4に例示されるように、図の垂直方向に平行して配置さ
れるm+1本のワード線W0〜Wmと、水平方向に平行
して配置されるn+1組の相補ビット線B0*〜Bn*
とを含む。これらのワード線及び相補ビット線の交点に
は、情報蓄積キャパシタCs及びアドレス選択MOSF
ETQaからなる(m+1)×(n+1)個のダイナミ
ック型メモリセルが格子状に配置される。単位メモリア
レイUMA0〜UMA7の同一列に配置されるm+1個
のメモリセルのアドレス選択MOSFETQaのドレイ
ンは、対応する相補ビット線B0*〜Bn*の非反転又
は反転信号線に所定の規則性をもって交互に結合され
る。また、同一行に配置されるn+1個のメモリセルの
アドレス選択MOSFETQaのゲートは、対応するワ
ード線W0〜Wmにそれぞれ共通結合される。単位メモ
リアレイUMA0〜UMA7を構成するすべてのメモリ
セルの情報蓄積キャパシタCsの他方の電極には、所定
の内部電圧HVが共通に供給される。なお、内部電圧H
Vは、回路の電源電圧及び接地電位間の二分の一の電位
とされる。
単位メモリアレイUMA0〜UMA7のそれぞれは、図
4に例示されるように、図の垂直方向に平行して配置さ
れるm+1本のワード線W0〜Wmと、水平方向に平行
して配置されるn+1組の相補ビット線B0*〜Bn*
とを含む。これらのワード線及び相補ビット線の交点に
は、情報蓄積キャパシタCs及びアドレス選択MOSF
ETQaからなる(m+1)×(n+1)個のダイナミ
ック型メモリセルが格子状に配置される。単位メモリア
レイUMA0〜UMA7の同一列に配置されるm+1個
のメモリセルのアドレス選択MOSFETQaのドレイ
ンは、対応する相補ビット線B0*〜Bn*の非反転又
は反転信号線に所定の規則性をもって交互に結合され
る。また、同一行に配置されるn+1個のメモリセルの
アドレス選択MOSFETQaのゲートは、対応するワ
ード線W0〜Wmにそれぞれ共通結合される。単位メモ
リアレイUMA0〜UMA7を構成するすべてのメモリ
セルの情報蓄積キャパシタCsの他方の電極には、所定
の内部電圧HVが共通に供給される。なお、内部電圧H
Vは、回路の電源電圧及び接地電位間の二分の一の電位
とされる。
【0016】メモリマットMAT0の単位メモリアレイ
UMA0〜UMA7を構成するワード線W0〜Wmは、
対応する単位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7
に結合され、それぞれ択一的に選択状態とされる。これ
らの単位ロウアドレスデコーダには、ロウアドレスバッ
ファRBから上位4ビットを除くi−3ビットの内部ア
ドレス信号X0〜Xi−4が供給されるとともに、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号RGが供給され、
さらにマット選択回路MSから対応するマット選択信号
MS0〜MS7が供給される。ロウアドレスバッファR
Bには、アドレス入力端子A0〜Aiを介してXアドレ
ス信号AX0〜AXiが時分割的に供給され、タイミン
グ発生回路TGから内部制御信号RLが供給される。
UMA0〜UMA7を構成するワード線W0〜Wmは、
対応する単位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7
に結合され、それぞれ択一的に選択状態とされる。これ
らの単位ロウアドレスデコーダには、ロウアドレスバッ
ファRBから上位4ビットを除くi−3ビットの内部ア
ドレス信号X0〜Xi−4が供給されるとともに、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号RGが供給され、
さらにマット選択回路MSから対応するマット選択信号
MS0〜MS7が供給される。ロウアドレスバッファR
Bには、アドレス入力端子A0〜Aiを介してXアドレ
ス信号AX0〜AXiが時分割的に供給され、タイミン
グ発生回路TGから内部制御信号RLが供給される。
【0017】ロウアドレスバッファRBは、アドレス入
力端子A0〜Aiを介して入力されるXアドレス信号A
X0〜AXiを内部制御信号RLに従って取り込み、保
持するとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部
アドレス信号X0〜Xiを形成する。このうち、最上位
ビットの内部アドレス信号Xiは、バンク選択回路BS
に供給され、次位3ビットの内部アドレス信号Xi−3
〜Xi−1は、マット選択回路MSに供給される。ま
た、残りi−3ビットの内部アドレス信号X0〜Xi−
4は、上記のように、バンクBANK0及びBANK1
のメモリブロックMB0〜MBFのメモリマットMAT
0〜MAT7を構成するすべての単位ロウアドレスデコ
ーダURD0〜URD7に共通に供給される。
力端子A0〜Aiを介して入力されるXアドレス信号A
X0〜AXiを内部制御信号RLに従って取り込み、保
持するとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部
アドレス信号X0〜Xiを形成する。このうち、最上位
ビットの内部アドレス信号Xiは、バンク選択回路BS
に供給され、次位3ビットの内部アドレス信号Xi−3
〜Xi−1は、マット選択回路MSに供給される。ま
た、残りi−3ビットの内部アドレス信号X0〜Xi−
4は、上記のように、バンクBANK0及びBANK1
のメモリブロックMB0〜MBFのメモリマットMAT
0〜MAT7を構成するすべての単位ロウアドレスデコ
ーダURD0〜URD7に共通に供給される。
【0018】バンク選択回路BSは、ロウアドレスバッ
ファRBから供給される内部アドレス信号Xiをデコー
ドして、対応するバンク選択信号BS0〜BS1を選択
的にハイレベルとする。また、マット選択回路MSは、
内部アドレス信号Xi−3〜Xi−1をデコードして、
対応するマット選択信号MS0〜MS7を択一的にハイ
レベルとする。バンク選択信号BS0〜BS1は、デー
タ入出力回路IOならびにカラムアドレスデコーダCD
0及びCD1を含むシンクロナスDRAMの各部に供給
され、マット選択信号MS0〜MS7は、バンクBAN
K0〜BANK1のメモリブロックMB0〜MBFの対
応するメモリマットMAT0〜MAT7を構成する単位
センスアンプUS0〜US7ならびに単位ロウアドレス
デコーダURD0〜URD7にそれぞれ共通に供給され
る。
ファRBから供給される内部アドレス信号Xiをデコー
ドして、対応するバンク選択信号BS0〜BS1を選択
的にハイレベルとする。また、マット選択回路MSは、
内部アドレス信号Xi−3〜Xi−1をデコードして、
対応するマット選択信号MS0〜MS7を択一的にハイ
レベルとする。バンク選択信号BS0〜BS1は、デー
タ入出力回路IOならびにカラムアドレスデコーダCD
0及びCD1を含むシンクロナスDRAMの各部に供給
され、マット選択信号MS0〜MS7は、バンクBAN
K0〜BANK1のメモリブロックMB0〜MBFの対
応するメモリマットMAT0〜MAT7を構成する単位
センスアンプUS0〜US7ならびに単位ロウアドレス
デコーダURD0〜URD7にそれぞれ共通に供給され
る。
【0019】一方、メモリマットMAT0を構成する単
位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7は、内部制
御信号RGがハイレベルとされかつ対応するマット選択
信号MS0〜MS7がハイレベルとされることで、それ
ぞれ選択的に動作状態とされる。この動作状態におい
て、各単位ロウアドレスデコーダは、内部アドレス信号
X0〜Xi−4をデコードして、対応する単位メモリア
レイUMA0〜UMA7のワード線W0〜Wmをそれぞ
れ択一的にハイレベルの選択状態とする。
位ロウアドレスデコーダURD0〜URD7は、内部制
御信号RGがハイレベルとされかつ対応するマット選択
信号MS0〜MS7がハイレベルとされることで、それ
ぞれ選択的に動作状態とされる。この動作状態におい
て、各単位ロウアドレスデコーダは、内部アドレス信号
X0〜Xi−4をデコードして、対応する単位メモリア
レイUMA0〜UMA7のワード線W0〜Wmをそれぞ
れ択一的にハイレベルの選択状態とする。
【0020】次に、メモリマットMAT0の単位メモリ
アレイUMA0〜UMA7を構成する相補ビット線B0
*〜Bn*は、対応する単位センスアンプUS0〜US
7の対応する単位回路にそれぞれ結合される。これらの
単位センスアンプには、対応するカラムアドレスデコー
ダCD0からn+1ビットのビット線選択信号YS0〜
YSnが共通に供給される。また、前述のように、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号PAが共通に供給
されるとともに、マット選択回路MSから対応するマッ
ト選択信号MS0〜MS7がそれぞれ供給される。
アレイUMA0〜UMA7を構成する相補ビット線B0
*〜Bn*は、対応する単位センスアンプUS0〜US
7の対応する単位回路にそれぞれ結合される。これらの
単位センスアンプには、対応するカラムアドレスデコー
ダCD0からn+1ビットのビット線選択信号YS0〜
YSnが共通に供給される。また、前述のように、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号PAが共通に供給
されるとともに、マット選択回路MSから対応するマッ
ト選択信号MS0〜MS7がそれぞれ供給される。
【0021】メモリマットMAT0の単位センスアンプ
US0〜US7は、対応する単位メモリアレイUMA0
〜UMA7の相補ビット線B0*〜Bn*に対応して設
けられるn+1個の単位回路をそれぞれ含み、これらの
単位回路のそれぞれは、図4に例示されるように、一対
のCMOSインバータが交差結合されてなる単位増幅回
路USA0〜USAnと、これらの単位増幅回路の非反
転及び反転入出力ノードつまりは対応する単位メモリア
レイUMA0〜UMA7の相補ビット線B0*〜Bn*
と対応するマット内相補共通データ線AC0*〜AC7
*との間にそれぞれ設けられるNチャンネル型のスイッ
チMOSFETN2及びN3とを含む。以下、単位セン
スアンプUS0を例に具体的説明を進める。
US0〜US7は、対応する単位メモリアレイUMA0
〜UMA7の相補ビット線B0*〜Bn*に対応して設
けられるn+1個の単位回路をそれぞれ含み、これらの
単位回路のそれぞれは、図4に例示されるように、一対
のCMOSインバータが交差結合されてなる単位増幅回
路USA0〜USAnと、これらの単位増幅回路の非反
転及び反転入出力ノードつまりは対応する単位メモリア
レイUMA0〜UMA7の相補ビット線B0*〜Bn*
と対応するマット内相補共通データ線AC0*〜AC7
*との間にそれぞれ設けられるNチャンネル型のスイッ
チMOSFETN2及びN3とを含む。以下、単位セン
スアンプUS0を例に具体的説明を進める。
【0022】単位センスアンプUS0の各単位回路を構
成する単位増幅回路USA0〜USAnには、Pチャン
ネル駆動MOSFETP1及びコモンソース線SPを介
して回路の電源電圧が選択的に供給され、Nチャンネル
駆動MOSFETN1及びコモンソース線SNを介して
回路の接地電位が選択的に供給される。駆動MOSFE
TP1のゲートには、ナンドゲートG5の反転内部信号
PM0Bが供給され、駆動MOSFETN1のゲートに
は、そのインバータV3による反転信号が供給される。
ナンドゲートG5の一方の入力端子には内部制御信号P
Aが供給され、その他方の入力端子には対応するマット
選択信号MS0が供給される。
成する単位増幅回路USA0〜USAnには、Pチャン
ネル駆動MOSFETP1及びコモンソース線SPを介
して回路の電源電圧が選択的に供給され、Nチャンネル
駆動MOSFETN1及びコモンソース線SNを介して
回路の接地電位が選択的に供給される。駆動MOSFE
TP1のゲートには、ナンドゲートG5の反転内部信号
PM0Bが供給され、駆動MOSFETN1のゲートに
は、そのインバータV3による反転信号が供給される。
ナンドゲートG5の一方の入力端子には内部制御信号P
Aが供給され、その他方の入力端子には対応するマット
選択信号MS0が供給される。
【0023】これにより、単位増幅回路USA0〜US
Anは、内部制御信号PAがハイレベルとされかつ対応
するマット選択信号MS0がハイレベルとされることで
選択的にかつ一斉に動作状態となり、対応する単位メモ
リアレイUMA0〜UMA7の選択されたワード線に結
合されるn+1個のメモリセルから対応する相補ビット
線B0*〜Bn*を介して出力される微小読み出し信号
をそれぞれ増幅して、ハイレベル又はロウレベルの2値
読み出し信号とする。
Anは、内部制御信号PAがハイレベルとされかつ対応
するマット選択信号MS0がハイレベルとされることで
選択的にかつ一斉に動作状態となり、対応する単位メモ
リアレイUMA0〜UMA7の選択されたワード線に結
合されるn+1個のメモリセルから対応する相補ビット
線B0*〜Bn*を介して出力される微小読み出し信号
をそれぞれ増幅して、ハイレベル又はロウレベルの2値
読み出し信号とする。
【0024】一方、単位センスアンプUS0の各単位回
路を構成するスイッチMOSFETN2及びN3のゲー
トはそれぞれ共通結合され、カラムアドレスデコーダC
D0から対応するビット線選択信号YS0〜YSnが供
給される。これにより、スイッチMOSFETN2及び
N3は、対応するビット線選択信号YS0〜YSnのハ
イレベルを受けて選択的にオン状態となり、単位メモリ
アレイUMA0の対応する相補ビット線B0*〜Bn*
とマット内相補共通データ線AC0*との間を選択的に
接続状態とする。なお、ビット線選択信号YS0〜YS
nは、シンクロナスDRAMが通常の動作モードとされ
るとき択一的にハイレベルとされ、シンクロナスDRA
Mがブロックライトモードとされるとき、例えばYS0
〜YS7の組み合わせで8ビットずつ同時にハイレベル
とされる。このとき、単位センスアンプUS0では、8
組の相補ビット線B0*〜B7*が同時選択され、マッ
ト内相補共通データ線AC0*に対して同時接続され
る。
路を構成するスイッチMOSFETN2及びN3のゲー
トはそれぞれ共通結合され、カラムアドレスデコーダC
D0から対応するビット線選択信号YS0〜YSnが供
給される。これにより、スイッチMOSFETN2及び
N3は、対応するビット線選択信号YS0〜YSnのハ
イレベルを受けて選択的にオン状態となり、単位メモリ
アレイUMA0の対応する相補ビット線B0*〜Bn*
とマット内相補共通データ線AC0*との間を選択的に
接続状態とする。なお、ビット線選択信号YS0〜YS
nは、シンクロナスDRAMが通常の動作モードとされ
るとき択一的にハイレベルとされ、シンクロナスDRA
Mがブロックライトモードとされるとき、例えばYS0
〜YS7の組み合わせで8ビットずつ同時にハイレベル
とされる。このとき、単位センスアンプUS0では、8
組の相補ビット線B0*〜B7*が同時選択され、マッ
ト内相補共通データ線AC0*に対して同時接続され
る。
【0025】この実施例において、単位センスアンプU
S0は、さらに、マット内相補共通データ線AC0*の
非反転及び反転信号線間に設けられイコライズ回路を構
成する3個のNチャンネルMOSFETN4〜N6と、
対応するマット間相補共通データ線IC00*と対応す
るマット内相補共通データ線AC0*との間に設けられ
る2組のトランスファゲートT1及びT2とをそれぞれ
含む。このうち、トランスファゲートT1及びT2は、
対応するマット選択信号MS0のハイレベルを受けて選
択的にオン状態となり、対応するマット内相補共通デー
タ線AC0*とマット間相補共通データ線IC00*と
の間を選択的に接続状態とする。また、MOSFETN
4〜N6は、対応するマット選択信号MS0のロウレベ
ルを受けて選択的にオン状態となり、非選択時における
マット内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信
号線を内部電圧HVのような中間レベルとする。
S0は、さらに、マット内相補共通データ線AC0*の
非反転及び反転信号線間に設けられイコライズ回路を構
成する3個のNチャンネルMOSFETN4〜N6と、
対応するマット間相補共通データ線IC00*と対応す
るマット内相補共通データ線AC0*との間に設けられ
る2組のトランスファゲートT1及びT2とをそれぞれ
含む。このうち、トランスファゲートT1及びT2は、
対応するマット選択信号MS0のハイレベルを受けて選
択的にオン状態となり、対応するマット内相補共通デー
タ線AC0*とマット間相補共通データ線IC00*と
の間を選択的に接続状態とする。また、MOSFETN
4〜N6は、対応するマット選択信号MS0のロウレベ
ルを受けて選択的にオン状態となり、非選択時における
マット内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信
号線を内部電圧HVのような中間レベルとする。
【0026】次に、バンクBANK0及びBANK1の
カラムアドレスデコーダCD0及びCD1には、カラム
アドレスバッファCBからi+1ビットの内部アドレス
信号Y0〜Yiが共通に供給される。また、タイミング
発生回路TGから内部制御信号CG及びBWが共通に供
給され、バンク選択回路BSから対応するバンク選択信
号BS0〜BS1が供給される。カラムアドレスバッフ
ァCBには、アドレス入力端子A0〜Aiを介してYア
ドレス信号AY0〜AYiが時分割的に供給され、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号CLが供給され
る。
カラムアドレスデコーダCD0及びCD1には、カラム
アドレスバッファCBからi+1ビットの内部アドレス
信号Y0〜Yiが共通に供給される。また、タイミング
発生回路TGから内部制御信号CG及びBWが共通に供
給され、バンク選択回路BSから対応するバンク選択信
号BS0〜BS1が供給される。カラムアドレスバッフ
ァCBには、アドレス入力端子A0〜Aiを介してYア
ドレス信号AY0〜AYiが時分割的に供給され、タイ
ミング発生回路TGから内部制御信号CLが供給され
る。
【0027】カラムアドレスバッファCBは、アドレス
入力端子A0〜Aiを介して供給されるYアドレス信号
AY0〜AYiを内部制御信号CLに従って取り込み、
保持するとともに、これらのYアドレス信号をもとに内
部アドレス信号Y0〜Yiを形成して、各バンクのカラ
ムアドレスデコーダCD0及びCD1に供給する。ま
た、各バンクのカラムアドレスデコーダCD0及びCD
1は、対応するバンク選択信号BS0〜BS1ならびに
内部制御信号CGのハイレベルを受けて選択的に動作状
態とされ、内部アドレス信号Y0〜Yiをデコードし
て、上記ビット線選択信号YS0〜YSnをそれぞれ選
択的にハイレベルとする。
入力端子A0〜Aiを介して供給されるYアドレス信号
AY0〜AYiを内部制御信号CLに従って取り込み、
保持するとともに、これらのYアドレス信号をもとに内
部アドレス信号Y0〜Yiを形成して、各バンクのカラ
ムアドレスデコーダCD0及びCD1に供給する。ま
た、各バンクのカラムアドレスデコーダCD0及びCD
1は、対応するバンク選択信号BS0〜BS1ならびに
内部制御信号CGのハイレベルを受けて選択的に動作状
態とされ、内部アドレス信号Y0〜Yiをデコードし
て、上記ビット線選択信号YS0〜YSnをそれぞれ選
択的にハイレベルとする。
【0028】この実施例において、カラムアドレスデコ
ーダCD0〜CD1のそれぞれは、図4に例示されるよ
うに、ビット線選択信号YS0〜YSnに対応して4個
ずつ設けられるナンド(NAND)ゲートG1〜G4を
含む。このうち、ナンドゲートG4の一方の入力端子に
は、図示されない前段のデコーダ回路から対応するデコ
ード信号CDS0〜CDSnが供給され、その他方の入
力端子には、対応するブロック選択信号BWS0等のイ
ンバータV2による反転信号が順次8個ずつ共通に供給
される。また、ナンドゲートG3の一方の入力端子に
は、図示されないマスクレジスタから対応する反転アド
レスマスク制御信号MC0B〜MC7Bが供給され、そ
の他方の入力端子には、対応するブロック選択信号BW
S0等が順次8個ずつ共通に供給される。一方、ナンド
ゲートG2の二つの入力端子には、ナンドゲートG3及
びG4の出力信号がそれぞれ供給される。また、ナンド
ゲートG1の一方の入力端子には、ナンドゲートG2の
出力信号が供給され、その他方の入力端子には、内部制
御信号CGが共通に供給される。ナンドゲートG1の出
力信号は、インバータV1を経てビット線選択信号YS
0〜YSnとなり、バンクBANK0及びBANK1の
対応する8個のメモリブロックMB0〜MB7あるいは
MB8〜MBFのメモリマットMAT0〜MAT7を構
成するすべての単位センスアンプUS0〜US7にそれ
ぞれ共通に供給される。
ーダCD0〜CD1のそれぞれは、図4に例示されるよ
うに、ビット線選択信号YS0〜YSnに対応して4個
ずつ設けられるナンド(NAND)ゲートG1〜G4を
含む。このうち、ナンドゲートG4の一方の入力端子に
は、図示されない前段のデコーダ回路から対応するデコ
ード信号CDS0〜CDSnが供給され、その他方の入
力端子には、対応するブロック選択信号BWS0等のイ
ンバータV2による反転信号が順次8個ずつ共通に供給
される。また、ナンドゲートG3の一方の入力端子に
は、図示されないマスクレジスタから対応する反転アド
レスマスク制御信号MC0B〜MC7Bが供給され、そ
の他方の入力端子には、対応するブロック選択信号BW
S0等が順次8個ずつ共通に供給される。一方、ナンド
ゲートG2の二つの入力端子には、ナンドゲートG3及
びG4の出力信号がそれぞれ供給される。また、ナンド
ゲートG1の一方の入力端子には、ナンドゲートG2の
出力信号が供給され、その他方の入力端子には、内部制
御信号CGが共通に供給される。ナンドゲートG1の出
力信号は、インバータV1を経てビット線選択信号YS
0〜YSnとなり、バンクBANK0及びBANK1の
対応する8個のメモリブロックMB0〜MB7あるいは
MB8〜MBFのメモリマットMAT0〜MAT7を構
成するすべての単位センスアンプUS0〜US7にそれ
ぞれ共通に供給される。
【0029】これらのことから、ビット線選択信号YS
0〜YSnは、シンクロナスDRAMが通常の動作モー
ドとされ内部制御信号BWがロウレベルとされるとき、
対応するデコード信号CDS0〜CDSnのハイレベル
を受けてそれぞれ択一的にハイレベルとされ、シンクロ
ナスDRAMがブロックライトモードとされ内部制御信
号BWがハイレベルとされるとき、対応するブロック選
択信号BWS0等のハイレベルを受けてそれぞれ8ビッ
トずつ同時にハイレベルとされる。なお、ビット線選択
信号YS0〜YSnが、内部制御信号CGのハイレベル
を条件として形成されることは言うまでもない。また、
同時にハイレベルとされるべき8ビットのビット線選択
信号は、対応する反転アドレスマスク制御信号MC0B
〜MC7Bのロウレベルを受けて選択的にロウレベルの
ままとされ、これによってブロックライトモードにおけ
るカラム方向のアドレスマスク制御が行われる。
0〜YSnは、シンクロナスDRAMが通常の動作モー
ドとされ内部制御信号BWがロウレベルとされるとき、
対応するデコード信号CDS0〜CDSnのハイレベル
を受けてそれぞれ択一的にハイレベルとされ、シンクロ
ナスDRAMがブロックライトモードとされ内部制御信
号BWがハイレベルとされるとき、対応するブロック選
択信号BWS0等のハイレベルを受けてそれぞれ8ビッ
トずつ同時にハイレベルとされる。なお、ビット線選択
信号YS0〜YSnが、内部制御信号CGのハイレベル
を条件として形成されることは言うまでもない。また、
同時にハイレベルとされるべき8ビットのビット線選択
信号は、対応する反転アドレスマスク制御信号MC0B
〜MC7Bのロウレベルを受けて選択的にロウレベルの
ままとされ、これによってブロックライトモードにおけ
るカラム方向のアドレスマスク制御が行われる。
【0030】ところで、シンクロナスDRAMが通常の
動作モードとされビット線選択信号YS0〜YSnが択
一的にハイレベルとされるとき、バンクBANK0及び
BANK1のメモリブロックMB0〜MBFでは、前述
のように、マット選択信号MS0〜MS7により指定さ
れるメモリマットMAT0〜MAT7の単位メモリアレ
イUMA0〜UMA7を構成するワード線W0〜Wmが
それぞれ択一的にハイレベルとされ、合計16本の選択
ワード線に結合される16×(n+1)個のメモリセル
が対応する相補ビット線B0*〜B7*を介して対応す
る単位センスアンプUS0〜US7の対応する単位回路
に結合される。このとき、単位センスアンプUS0〜U
S7は、内部制御信号PA及び対応するマット選択信号
MS0〜MS7のハイレベルを受けて16個ずつ選択的
に活性化される。また、16個の単位メモリアレイにお
いて選択された合計16×(n+1)個のメモリセル
は、ビット線選択信号YS0〜YSnに従って対応する
マット内相補共通データ線AC0*〜AC7*にそれぞ
れ択一的に接続され、さらにマット選択信号MS0〜M
S7に従ってそれぞれ選択的に対応するマット間相補共
通データ線IC00*〜IC0F*あるいはIC10*
〜IC1F*に接続される。
動作モードとされビット線選択信号YS0〜YSnが択
一的にハイレベルとされるとき、バンクBANK0及び
BANK1のメモリブロックMB0〜MBFでは、前述
のように、マット選択信号MS0〜MS7により指定さ
れるメモリマットMAT0〜MAT7の単位メモリアレ
イUMA0〜UMA7を構成するワード線W0〜Wmが
それぞれ択一的にハイレベルとされ、合計16本の選択
ワード線に結合される16×(n+1)個のメモリセル
が対応する相補ビット線B0*〜B7*を介して対応す
る単位センスアンプUS0〜US7の対応する単位回路
に結合される。このとき、単位センスアンプUS0〜U
S7は、内部制御信号PA及び対応するマット選択信号
MS0〜MS7のハイレベルを受けて16個ずつ選択的
に活性化される。また、16個の単位メモリアレイにお
いて選択された合計16×(n+1)個のメモリセル
は、ビット線選択信号YS0〜YSnに従って対応する
マット内相補共通データ線AC0*〜AC7*にそれぞ
れ択一的に接続され、さらにマット選択信号MS0〜M
S7に従ってそれぞれ選択的に対応するマット間相補共
通データ線IC00*〜IC0F*あるいはIC10*
〜IC1F*に接続される。
【0031】マット間相補共通データ線IC00*〜I
C0F*ならびにIC10*〜IC1F*は、データ入
出力回路IOに結合される。データ入出力回路IOに
は、バンク選択回路BSからバンク選択信号BS0及び
BS1が供給され、タイミング発生回路TGから内部制
御信号WT及びRDが供給される。なお、内部制御信号
WTは、シンクロナスDRAMがライトモードとされる
とき所定のタイミングで選択的にハイレベルとされ、内
部制御信号RDは、シンクロナスDRAMがリードモー
ドとされるとき所定のタイミングで選択的にハイレベル
とされる。
C0F*ならびにIC10*〜IC1F*は、データ入
出力回路IOに結合される。データ入出力回路IOに
は、バンク選択回路BSからバンク選択信号BS0及び
BS1が供給され、タイミング発生回路TGから内部制
御信号WT及びRDが供給される。なお、内部制御信号
WTは、シンクロナスDRAMがライトモードとされる
とき所定のタイミングで選択的にハイレベルとされ、内
部制御信号RDは、シンクロナスDRAMがリードモー
ドとされるとき所定のタイミングで選択的にハイレベル
とされる。
【0032】データ入出力回路IOは、マット間相補共
通データ線IC00*〜IC0F*ならびにIC10*
〜IC1F*に対応して設けられる16個のライトアン
プWA0〜WAF,メインアンプMA0〜MAF,デー
タ入力バッファならびにデータ出力バッファを含む。こ
のうち、ライトアンプWA0〜WAFの出力端子とメイ
ンアンプMA0〜MAFの入力端子は、図5に例示され
るように、バンク選択信号BS0又はBS1に従って選
択的にオン状態とされるトランスファゲートT3及びT
5あるいはT4及びT6を介して対応するマット間相補
共通データ線IC00*〜IC0F*ならびにIC10
*〜IC1F*にそれぞれ結合される。また、ライトア
ンプWA0〜WAFの入力端子は、対応するデータ入力
バッファの出力端子に結合され、メインアンプMA0〜
MAFの出力端子は、対応するデータ出力バッファの入
力端子に結合される。各データ入力バッファの入力端子
と各データ出力バッファの出力端子は、対応するデータ
入出力端子D0〜DFにそれぞれ共通結合される。ライ
トアンプWA0〜WAFには、内部制御信号WT及びR
Dが共通に供給されるとともに、対応するデータ入力バ
ッファから内部入力データDI0〜DIFが供給され、
マスクレジスタから対応するIOマスク制御信号MIO
0〜MIOFが供給される。メインアンプMA0〜MA
Fには、内部制御信号RDが共通に供給され、その出力
信号は、内部出力データDO0〜DOFとして対応する
データ出力バッファに供給される。
通データ線IC00*〜IC0F*ならびにIC10*
〜IC1F*に対応して設けられる16個のライトアン
プWA0〜WAF,メインアンプMA0〜MAF,デー
タ入力バッファならびにデータ出力バッファを含む。こ
のうち、ライトアンプWA0〜WAFの出力端子とメイ
ンアンプMA0〜MAFの入力端子は、図5に例示され
るように、バンク選択信号BS0又はBS1に従って選
択的にオン状態とされるトランスファゲートT3及びT
5あるいはT4及びT6を介して対応するマット間相補
共通データ線IC00*〜IC0F*ならびにIC10
*〜IC1F*にそれぞれ結合される。また、ライトア
ンプWA0〜WAFの入力端子は、対応するデータ入力
バッファの出力端子に結合され、メインアンプMA0〜
MAFの出力端子は、対応するデータ出力バッファの入
力端子に結合される。各データ入力バッファの入力端子
と各データ出力バッファの出力端子は、対応するデータ
入出力端子D0〜DFにそれぞれ共通結合される。ライ
トアンプWA0〜WAFには、内部制御信号WT及びR
Dが共通に供給されるとともに、対応するデータ入力バ
ッファから内部入力データDI0〜DIFが供給され、
マスクレジスタから対応するIOマスク制御信号MIO
0〜MIOFが供給される。メインアンプMA0〜MA
Fには、内部制御信号RDが共通に供給され、その出力
信号は、内部出力データDO0〜DOFとして対応する
データ出力バッファに供給される。
【0033】データ入出力回路IOの各データ入力バッ
ファは、シンクロナスDRAMがライトモードで選択状
態とされるとき対応するデータ入出力端子D0〜DFを
介して供給される16ビットの入力データを取り込み、
内部入力データDI0〜DIFとして対応するライトア
ンプWA0〜WAFに伝達する。このとき、ライトアン
プWA0〜WAFは、内部制御信号WTのハイレベルを
受けて選択的に動作状態とされ、データ入力バッファか
ら伝達される内部入力データDI0〜DIFをもとに所
定の相補書き込み信号を形成し、対応するマット間相補
共通データ線IC00*〜IC0F*あるいはIC10
*〜IC1F*を介してバンクBANK0又はBANK
1の選択された16個のメモリセルに書き込む。なお、
データ入出力回路IOは、図示されないカラーレジスタ
を含み、その出力信号は、シンクロナスDRAMがブロ
ックライトモードとされるとき、上記内部入力データD
I0〜DIFとしてライトアンプWA0〜WAFに供給
される。
ファは、シンクロナスDRAMがライトモードで選択状
態とされるとき対応するデータ入出力端子D0〜DFを
介して供給される16ビットの入力データを取り込み、
内部入力データDI0〜DIFとして対応するライトア
ンプWA0〜WAFに伝達する。このとき、ライトアン
プWA0〜WAFは、内部制御信号WTのハイレベルを
受けて選択的に動作状態とされ、データ入力バッファか
ら伝達される内部入力データDI0〜DIFをもとに所
定の相補書き込み信号を形成し、対応するマット間相補
共通データ線IC00*〜IC0F*あるいはIC10
*〜IC1F*を介してバンクBANK0又はBANK
1の選択された16個のメモリセルに書き込む。なお、
データ入出力回路IOは、図示されないカラーレジスタ
を含み、その出力信号は、シンクロナスDRAMがブロ
ックライトモードとされるとき、上記内部入力データD
I0〜DIFとしてライトアンプWA0〜WAFに供給
される。
【0034】ところで、データ入出力回路IOを構成す
るライトアンプWA0〜WAFのそれぞれは、図5に例
示されるように、その非反転出力端子WM0T〜WMF
Tならびに反転出力端子WM0B〜WMFBつまりはマ
ット間相補共通データ線IC00*〜IC0F*あるい
はIC10*〜IC1F*の実質的な非反転及び反転信
号線と回路の接地電位(第2の電源電圧供給点)との間
にそれぞれ設けられるNチャンネル型の出力MOSFE
TN7及びN8を含む。以下、ライトアンプWA0を例
に、ライトアンプWA0〜WAFの説明を進める。
るライトアンプWA0〜WAFのそれぞれは、図5に例
示されるように、その非反転出力端子WM0T〜WMF
Tならびに反転出力端子WM0B〜WMFBつまりはマ
ット間相補共通データ線IC00*〜IC0F*あるい
はIC10*〜IC1F*の実質的な非反転及び反転信
号線と回路の接地電位(第2の電源電圧供給点)との間
にそれぞれ設けられるNチャンネル型の出力MOSFE
TN7及びN8を含む。以下、ライトアンプWA0を例
に、ライトアンプWA0〜WAFの説明を進める。
【0035】出力MOSFETN7のゲートには、ナン
ドゲートG6の出力信号のインバータV8による反転信
号が供給され、出力MOSFETN8のゲートには、ナ
ンドゲートG8の出力信号のインバータV9による反転
信号が供給される。ナンドゲートG6及びG8の第1の
入力端子には、内部制御信号WTが共通に供給され、そ
の第3の入力端子には、対応するIOマスク制御信号M
IO0のインバータV6による反転信号が共通に供給さ
れる。また、ナンドゲートG8の第2の入力端子には、
対応する内部入力データDI0が供給され、ナンドゲー
トG6の第2の入力端子には、そのインバータV5によ
る反転信号が供給される。
ドゲートG6の出力信号のインバータV8による反転信
号が供給され、出力MOSFETN8のゲートには、ナ
ンドゲートG8の出力信号のインバータV9による反転
信号が供給される。ナンドゲートG6及びG8の第1の
入力端子には、内部制御信号WTが共通に供給され、そ
の第3の入力端子には、対応するIOマスク制御信号M
IO0のインバータV6による反転信号が共通に供給さ
れる。また、ナンドゲートG8の第2の入力端子には、
対応する内部入力データDI0が供給され、ナンドゲー
トG6の第2の入力端子には、そのインバータV5によ
る反転信号が供給される。
【0036】この実施例において、ライトアンプWA0
は、さらに、回路の電源電圧(第1の電源電圧供給点)
と非反転出力端子WM0T及び反転出力端子WM0Bつ
まりはマット間相補共通データ線IC00*の非反転及
び反転信号線との間にそれぞれ設けられるプリチャージ
手段つまりPチャンネル型のプリチャージMOSFET
P2及びP4と、非反転出力端子WM0T及び反転出力
端子WM0B間つまりはマット間相補共通データ線IC
00*の非反転及び反転信号線間に設けられるPチャン
ネル型のもう1個のプリチャージMOSFETP3とを
含む。MOSFETP2及びP4のゲートには、ナンド
ゲートG9及びG11の出力信号がそれぞれ供給され、
MOSFETP3のゲートには、ナンドゲートG10の
出力信号が供給される。このうち、ナンドゲートG9及
びG11の一方の入力端子には、ナンドゲートG6及び
G8の出力信号がそれぞれ供給され、ナンドゲートG1
0の一方の入力端子には、ナンドゲートG7の出力信号
が供給される。ナンドゲートG9〜G11の他方の入力
端子には、内部制御信号RDのインバータV7による反
転信号が共通に供給される。ナンドゲートG7の一方の
入力端子には、内部制御信号WTが供給され、その他方
の入力端子には、IOマスク制御信号MIO0のインバ
ータV6による反転信号が供給される。
は、さらに、回路の電源電圧(第1の電源電圧供給点)
と非反転出力端子WM0T及び反転出力端子WM0Bつ
まりはマット間相補共通データ線IC00*の非反転及
び反転信号線との間にそれぞれ設けられるプリチャージ
手段つまりPチャンネル型のプリチャージMOSFET
P2及びP4と、非反転出力端子WM0T及び反転出力
端子WM0B間つまりはマット間相補共通データ線IC
00*の非反転及び反転信号線間に設けられるPチャン
ネル型のもう1個のプリチャージMOSFETP3とを
含む。MOSFETP2及びP4のゲートには、ナンド
ゲートG9及びG11の出力信号がそれぞれ供給され、
MOSFETP3のゲートには、ナンドゲートG10の
出力信号が供給される。このうち、ナンドゲートG9及
びG11の一方の入力端子には、ナンドゲートG6及び
G8の出力信号がそれぞれ供給され、ナンドゲートG1
0の一方の入力端子には、ナンドゲートG7の出力信号
が供給される。ナンドゲートG9〜G11の他方の入力
端子には、内部制御信号RDのインバータV7による反
転信号が共通に供給される。ナンドゲートG7の一方の
入力端子には、内部制御信号WTが供給され、その他方
の入力端子には、IOマスク制御信号MIO0のインバ
ータV6による反転信号が供給される。
【0037】これらのことから、ナンドゲートG6の出
力信号は、内部制御信号WTがハイレベルとされると
き、対応するIOマスク制御信号MIO0がロウレベル
とされかつ対応する内部入力データDI0がロウレベル
とされることで選択的にロウレベルとされ、このナンド
ゲートG6の出力信号のロウレベルを受けて出力MOS
FETN7が選択的にオン状態となる。また、ナンドゲ
ートG8の出力信号は、内部制御信号WTがハイレベル
とされるとき、対応するIOマスク制御信号MIO0が
ロウレベルとされかつ対応する内部入力データDI0が
ハイレベルとされることで選択的にロウレベルとされ、
このナンドゲートG8の出力信号のロウレベルを受けて
出力MOSFETN8が選択的にオン状態となる。
力信号は、内部制御信号WTがハイレベルとされると
き、対応するIOマスク制御信号MIO0がロウレベル
とされかつ対応する内部入力データDI0がロウレベル
とされることで選択的にロウレベルとされ、このナンド
ゲートG6の出力信号のロウレベルを受けて出力MOS
FETN7が選択的にオン状態となる。また、ナンドゲ
ートG8の出力信号は、内部制御信号WTがハイレベル
とされるとき、対応するIOマスク制御信号MIO0が
ロウレベルとされかつ対応する内部入力データDI0が
ハイレベルとされることで選択的にロウレベルとされ、
このナンドゲートG8の出力信号のロウレベルを受けて
出力MOSFETN8が選択的にオン状態となる。
【0038】一方、ナンドゲートG9の出力信号は、ナ
ンドゲートG6の出力信号がハイレベルとされかつ内部
制御信号RDがロウレベルとされることで選択的にロウ
レベルとされ、このナンドゲートG9の出力信号のロウ
レベルを受けてプリチャージMOSFETP2が選択的
にオン状態となる。また、ナンドゲートG11の出力信
号は、ナンドゲートG8の出力信号がハイレベルとされ
かつ内部制御信号RDがロウレベルとされることで選択
的にロウレベルとされ、ナンドゲートG11の出力信号
のロウレベルを受けてプリチャージMOSFETP4が
選択的にオン状態となる。ナンドゲートG7の出力信号
は、内部制御信号WTがハイレベルとされかつ対応する
IOマスク制御信号MIO0がロウレベルとされること
で選択的にロウレベルとされる。さらに、ナンドゲート
G10の出力信号は、ナンドゲートG7の出力信号がハ
イレベルとされかつ内部制御信号RDがロウレベルとさ
れることで選択的にロウレベルとされ、ナンドゲートG
10の出力信号のロウレベルを受けてプリチャージMO
SFETP3が選択的にオン状態となる。
ンドゲートG6の出力信号がハイレベルとされかつ内部
制御信号RDがロウレベルとされることで選択的にロウ
レベルとされ、このナンドゲートG9の出力信号のロウ
レベルを受けてプリチャージMOSFETP2が選択的
にオン状態となる。また、ナンドゲートG11の出力信
号は、ナンドゲートG8の出力信号がハイレベルとされ
かつ内部制御信号RDがロウレベルとされることで選択
的にロウレベルとされ、ナンドゲートG11の出力信号
のロウレベルを受けてプリチャージMOSFETP4が
選択的にオン状態となる。ナンドゲートG7の出力信号
は、内部制御信号WTがハイレベルとされかつ対応する
IOマスク制御信号MIO0がロウレベルとされること
で選択的にロウレベルとされる。さらに、ナンドゲート
G10の出力信号は、ナンドゲートG7の出力信号がハ
イレベルとされかつ内部制御信号RDがロウレベルとさ
れることで選択的にロウレベルとされ、ナンドゲートG
10の出力信号のロウレベルを受けてプリチャージMO
SFETP3が選択的にオン状態となる。
【0039】つまり、IC00*に代表されるマット間
相補共通データ線の非反転及び反転信号線は、シンクロ
ナスDRAMが非選択状態とされ内部制御信号RDがロ
ウレベルとされるとき、ライトアンプWA0のプリチャ
ージMOSFETP2〜P4がオン状態とされることで
ともに回路の電源電圧のようなハイレベルにプリチャー
ジされる。しかし、シンクロナスDRAMがライトモー
ドで選択状態とされ内部制御信号WTがハイレベルとさ
れると、プリチャージMOSFETP2〜P4はオフ状
態とされ、代わって出力MOSFETN7及びN8が対
応する内部入力データDI0の論理レベルに従って選択
的にオン状態とされる。この結果、マット間相補共通デ
ータ線IC00*等の非反転又は反転信号線が選択的に
回路の接地電位のようなロウレベルとされ、これによっ
て選択されたメモリセルに対する論理“0”又は“1”
の書き込みが選択的に実現される。
相補共通データ線の非反転及び反転信号線は、シンクロ
ナスDRAMが非選択状態とされ内部制御信号RDがロ
ウレベルとされるとき、ライトアンプWA0のプリチャ
ージMOSFETP2〜P4がオン状態とされることで
ともに回路の電源電圧のようなハイレベルにプリチャー
ジされる。しかし、シンクロナスDRAMがライトモー
ドで選択状態とされ内部制御信号WTがハイレベルとさ
れると、プリチャージMOSFETP2〜P4はオフ状
態とされ、代わって出力MOSFETN7及びN8が対
応する内部入力データDI0の論理レベルに従って選択
的にオン状態とされる。この結果、マット間相補共通デ
ータ線IC00*等の非反転又は反転信号線が選択的に
回路の接地電位のようなロウレベルとされ、これによっ
て選択されたメモリセルに対する論理“0”又は“1”
の書き込みが選択的に実現される。
【0040】この実施例において、ライトアンプWA0
を構成するプリチャージMOSFETP2〜P4は、対
応するIOマスク制御信号MIO0がハイレベルとされ
るとき、言い換えるならばブロックライトモード等の書
き込み動作時において対応するビットがIOマスクされ
るときにも選択的にオン状態とされる。このとき、カラ
ムアドレスデコーダCD0及びCD1では、8個のメモ
リブロックMB0〜MB7あるいはMB8〜MBFによ
って共有されるビット線選択信号YS0〜YSnが所定
の条件で選択的にハイレベルとされ、バンクBANK0
又はBANK1の対応するメモリブロックMB0等で
は、特にブロックライトモードにおいて、マット選択信
号MS0〜MS7により指定される単位メモリアレイU
MA0〜UMA7の指定される8組の相補ビット線B0
*〜Bn*が対応するマット内相補共通データ線AC0
*〜AC7*つまりはマット間相補共通データ線IC0
0*〜IC0F*あるいはIC10*〜IC1F*に同
時接続状態とされる。このため、マット内相補共通デー
タ線AC0*等のレベルは、同時接続された8組の相補
ビット線上の2値読み出し信号による競合で、回路の電
源電圧のようなハイレベル又は回路の接地電位のような
ロウレベルに偏ろうとする。
を構成するプリチャージMOSFETP2〜P4は、対
応するIOマスク制御信号MIO0がハイレベルとされ
るとき、言い換えるならばブロックライトモード等の書
き込み動作時において対応するビットがIOマスクされ
るときにも選択的にオン状態とされる。このとき、カラ
ムアドレスデコーダCD0及びCD1では、8個のメモ
リブロックMB0〜MB7あるいはMB8〜MBFによ
って共有されるビット線選択信号YS0〜YSnが所定
の条件で選択的にハイレベルとされ、バンクBANK0
又はBANK1の対応するメモリブロックMB0等で
は、特にブロックライトモードにおいて、マット選択信
号MS0〜MS7により指定される単位メモリアレイU
MA0〜UMA7の指定される8組の相補ビット線B0
*〜Bn*が対応するマット内相補共通データ線AC0
*〜AC7*つまりはマット間相補共通データ線IC0
0*〜IC0F*あるいはIC10*〜IC1F*に同
時接続状態とされる。このため、マット内相補共通デー
タ線AC0*等のレベルは、同時接続された8組の相補
ビット線上の2値読み出し信号による競合で、回路の電
源電圧のようなハイレベル又は回路の接地電位のような
ロウレベルに偏ろうとする。
【0041】しかし、この実施例では、前述のように、
ブロックライトモードのIOマスク時にも、ライトアン
プWA0のプリチャージMOSFETP2〜P4がオン
状態とされるため、マット間相補共通データ線IC00
*ならびにマット内相補共通データ線AC0*等の非反
転及び反転信号線のレベルはこれらのMOSFETを介
して安定したハイレベルのままとされる。この結果、マ
ット内相補共通データ線AC0*等に同時接続される8
組の相補ビット線上の2値読み出し信号の論理レベルが
偏った場合でも、ブロックライトモードのIOマスク時
の少数派読み出しデータの再書き込み後におけるレベル
反転を防止し、これによってシンクロナスDRAMの信
頼性を高めることができるものである。
ブロックライトモードのIOマスク時にも、ライトアン
プWA0のプリチャージMOSFETP2〜P4がオン
状態とされるため、マット間相補共通データ線IC00
*ならびにマット内相補共通データ線AC0*等の非反
転及び反転信号線のレベルはこれらのMOSFETを介
して安定したハイレベルのままとされる。この結果、マ
ット内相補共通データ線AC0*等に同時接続される8
組の相補ビット線上の2値読み出し信号の論理レベルが
偏った場合でも、ブロックライトモードのIOマスク時
の少数派読み出しデータの再書き込み後におけるレベル
反転を防止し、これによってシンクロナスDRAMの信
頼性を高めることができるものである。
【0042】次に、データ入出力回路IOのメインアン
プMA0〜MAFは、シンクロナスDRAMがリードモ
ードで選択状態とされるとき、内部制御信号RDのハイ
レベルを受けて選択的に動作状態とされる。この動作状
態において、メインアンプMA0〜MAFは、バンクB
ANK0又はBANK1の選択された16個のメモリセ
ルから対応するマット間相補共通データ線IC00*〜
IC0F*あるいはIC10*〜IC1F*を介して出
力される2値読み出し信号をさらに増幅し、内部出力デ
ータDO0〜DOFとして対応するデータ出力バッファ
に伝達する。これらの内部出力データは、各データ出力
バッファから対応するデータ入出力端子D0〜DFを介
してシンクロナスDRAMの外部に出力される。
プMA0〜MAFは、シンクロナスDRAMがリードモ
ードで選択状態とされるとき、内部制御信号RDのハイ
レベルを受けて選択的に動作状態とされる。この動作状
態において、メインアンプMA0〜MAFは、バンクB
ANK0又はBANK1の選択された16個のメモリセ
ルから対応するマット間相補共通データ線IC00*〜
IC0F*あるいはIC10*〜IC1F*を介して出
力される2値読み出し信号をさらに増幅し、内部出力デ
ータDO0〜DOFとして対応するデータ出力バッファ
に伝達する。これらの内部出力データは、各データ出力
バッファから対応するデータ入出力端子D0〜DFを介
してシンクロナスDRAMの外部に出力される。
【0043】タイミング発生回路TGは、外部から供給
されるクロック信号CLKと、起動制御信号となるクロ
ックイネーブル信号CKE,チップ選択信号CSB,ロ
ウアドレスストローブ信号RASB,カラムアドレスス
トローブ信号CASB,ライトイネーブル信号WEBな
らびにスペシャルファンクション信号DSFとをもとに
上記各種の内部制御信号を選択的に形成し、各部に供給
する。
されるクロック信号CLKと、起動制御信号となるクロ
ックイネーブル信号CKE,チップ選択信号CSB,ロ
ウアドレスストローブ信号RASB,カラムアドレスス
トローブ信号CASB,ライトイネーブル信号WEBな
らびにスペシャルファンクション信号DSFとをもとに
上記各種の内部制御信号を選択的に形成し、各部に供給
する。
【0044】図6には、図1のシンクロナスDRAMの
ブロックライトモードの一実施例の信号波形図が示され
ている。同図をもとに、この実施例のシンクロナスDR
AMのブロックライトモードの詳細とその特徴について
説明する。なお、この実施例のシンクロナスDRAMの
ブロックライトモードは、カラーデータをカラーレジス
タにまたIOマスクデータをマスクレジスタにそれぞれ
セットするための二つのスペシャルモードレジスタセッ
トサイクルと、書き込み対象となるメモリセルのロウア
ドレスを指定しワード線W0〜Wmの選択動作を開始す
るためのロウアクティブコマンドサイクルと、書き込み
対象となるメモリセルのカラムアドレスを指定し実質的
なブロック書き込みを実行するためのライトコマンドサ
イクルとからなるが、図4には、ライトコマンドサイク
ルのみが示されている。また、図4には、IOマスクを
伴わないサイクルAとIOマスクを伴うサイクルBとが
連続して示されているが、実際には、これらのサイクル
の間にマスクレジスタ書き換えのためのスペシャルモー
ドレジスタセットサイクルが必要であることは言うまで
もない。さらに、この実施例では、メモリブロックMB
0〜MBFを構成する8個のメモリマットMAT0〜M
AT7の中からマット選択信号MS0に対応するメモリ
マットMAT0が選択され、ブロックライトモードの対
象として、各メモリマットMAT0を構成する単位メモ
リアレイUMA0の相補ビット線B0*〜B7*に結合
される8個のメモリセルがそれぞれ選択される。ブロッ
クライトモードのIOマスクに関する以下の詳細な説明
は、データ入出力端子D0つまりメモリブロックMB0
とその関連部を例に進めていく。
ブロックライトモードの一実施例の信号波形図が示され
ている。同図をもとに、この実施例のシンクロナスDR
AMのブロックライトモードの詳細とその特徴について
説明する。なお、この実施例のシンクロナスDRAMの
ブロックライトモードは、カラーデータをカラーレジス
タにまたIOマスクデータをマスクレジスタにそれぞれ
セットするための二つのスペシャルモードレジスタセッ
トサイクルと、書き込み対象となるメモリセルのロウア
ドレスを指定しワード線W0〜Wmの選択動作を開始す
るためのロウアクティブコマンドサイクルと、書き込み
対象となるメモリセルのカラムアドレスを指定し実質的
なブロック書き込みを実行するためのライトコマンドサ
イクルとからなるが、図4には、ライトコマンドサイク
ルのみが示されている。また、図4には、IOマスクを
伴わないサイクルAとIOマスクを伴うサイクルBとが
連続して示されているが、実際には、これらのサイクル
の間にマスクレジスタ書き換えのためのスペシャルモー
ドレジスタセットサイクルが必要であることは言うまで
もない。さらに、この実施例では、メモリブロックMB
0〜MBFを構成する8個のメモリマットMAT0〜M
AT7の中からマット選択信号MS0に対応するメモリ
マットMAT0が選択され、ブロックライトモードの対
象として、各メモリマットMAT0を構成する単位メモ
リアレイUMA0の相補ビット線B0*〜B7*に結合
される8個のメモリセルがそれぞれ選択される。ブロッ
クライトモードのIOマスクに関する以下の詳細な説明
は、データ入出力端子D0つまりメモリブロックMB0
とその関連部を例に進めていく。
【0045】図6において、シンクロナスDRAMは、
特に制限されないが、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジで図示されないロウアドレスストローブ信号RA
SBがハイレベルとされかつチップ選択信号CSB,カ
ラムアドレスストローブ信号CASB及びライトイネー
ブル信号WEBがロウレベルとされることによってライ
トコマンドサイクルとされ、このクロック信号CLKの
立ち上がりエッジでスペシャルファンクション信号DS
Fがハイレベルとされることによってブロックライトモ
ードが指定される。アドレス入力端子A0〜Aiには、
クロック信号CLKの立ち上がりに先立って、下位3ビ
ットを除くYアドレス信号AYつまりAY3〜AYiが
相補ビット線の先頭ブロックBWS0を指定する組み合
わせで供給され、データ入出力端子D0〜DFには、カ
ラム方向のライトマスクを選択的に行うためのアドレス
マスクデータが供給される。なお、アドレスマスクにつ
いては、この発明に直接関係がないため、詳細な説明を
割愛する。
特に制限されないが、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジで図示されないロウアドレスストローブ信号RA
SBがハイレベルとされかつチップ選択信号CSB,カ
ラムアドレスストローブ信号CASB及びライトイネー
ブル信号WEBがロウレベルとされることによってライ
トコマンドサイクルとされ、このクロック信号CLKの
立ち上がりエッジでスペシャルファンクション信号DS
Fがハイレベルとされることによってブロックライトモ
ードが指定される。アドレス入力端子A0〜Aiには、
クロック信号CLKの立ち上がりに先立って、下位3ビ
ットを除くYアドレス信号AYつまりAY3〜AYiが
相補ビット線の先頭ブロックBWS0を指定する組み合
わせで供給され、データ入出力端子D0〜DFには、カ
ラム方向のライトマスクを選択的に行うためのアドレス
マスクデータが供給される。なお、アドレスマスクにつ
いては、この発明に直接関係がないため、詳細な説明を
割愛する。
【0046】シンクロナスDRAMのメモリブロックM
B0では、直前に実行されたロウアクティブコマンドサ
イクルにおいて、マット選択信号MS0が択一的にハイ
レベルとされる。また、マット選択信号MS0のハイレ
ベルを受けて、メモリマットMAT0の単位ロウアドレ
スデコーダURD0が動作状態とされ、単位メモリアレ
イUMA0の指定されたワード線Wsが択一的にハイレ
ベルの選択状態とされるとともに、単位センスアンプU
S0によって対応するマット内相補共通データ線AC0
*がマット間相補共通データ線IC00*に接続され
る。単位センスアンプUS0では、ワード線Wsの選択
動作が完了した時点で内部制御信号PAがハイレベルと
され、単位メモリアレイUMA0の相補ビット線B0*
〜B7*等には、ワード線Wsに結合されたメモリセル
の保持データに従った2値読み出し信号が確立されてい
る。また、データ入出力回路IOでは、バンク選択信号
BS0のハイレベルを受けてトランスファゲートT3及
びT5がオン状態となり、マット間相補共通データ線I
C00*とライトアンプWA0との間が接続される。ラ
イトコマンドサイクルが実行される直前には、内部制御
信号WT及びRDがロウレベルとされるとともに、ビッ
ト線選択信号YS0〜YSnがすべてロウレベルとされ
るため、データ入出力回路IOのライトアンプWA0の
プリチャージMOSFETP2〜P4がオン状態とな
り、マット間相補共通データ線IC00*及びマット内
相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線はと
もに回路の電源電圧のようなハイレベルにプリチャージ
される。
B0では、直前に実行されたロウアクティブコマンドサ
イクルにおいて、マット選択信号MS0が択一的にハイ
レベルとされる。また、マット選択信号MS0のハイレ
ベルを受けて、メモリマットMAT0の単位ロウアドレ
スデコーダURD0が動作状態とされ、単位メモリアレ
イUMA0の指定されたワード線Wsが択一的にハイレ
ベルの選択状態とされるとともに、単位センスアンプU
S0によって対応するマット内相補共通データ線AC0
*がマット間相補共通データ線IC00*に接続され
る。単位センスアンプUS0では、ワード線Wsの選択
動作が完了した時点で内部制御信号PAがハイレベルと
され、単位メモリアレイUMA0の相補ビット線B0*
〜B7*等には、ワード線Wsに結合されたメモリセル
の保持データに従った2値読み出し信号が確立されてい
る。また、データ入出力回路IOでは、バンク選択信号
BS0のハイレベルを受けてトランスファゲートT3及
びT5がオン状態となり、マット間相補共通データ線I
C00*とライトアンプWA0との間が接続される。ラ
イトコマンドサイクルが実行される直前には、内部制御
信号WT及びRDがロウレベルとされるとともに、ビッ
ト線選択信号YS0〜YSnがすべてロウレベルとされ
るため、データ入出力回路IOのライトアンプWA0の
プリチャージMOSFETP2〜P4がオン状態とな
り、マット間相補共通データ線IC00*及びマット内
相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線はと
もに回路の電源電圧のようなハイレベルにプリチャージ
される。
【0047】サイクルAの開始でブロックライトモード
によるライトコマンドサイクルが識別されたシンクロナ
スDRAMでは、まず内部制御信号BWがハイレベルと
されるとともに、マスクレジスタの出力に従ってIOマ
スク制御信号MIO0〜MIOFが選択的にハイレベル
とされる。なお、これらのIOマスク制御信号MIO0
〜MIOFは、対応するビットがIOマスクの対象とな
るときハイレベルとされ、対象とならないときにロウレ
ベルとされる。したがって、カラーデータの先頭ビット
に対するIOマスクが行われないサイクルAでは、IO
マスク制御信号MIO0はロウレベルとされる。シンク
ロナスDRAMでは、さらにやや遅れて内部制御信号W
Tがハイレベルとされ、この内部制御信号WTのハイレ
ベルとされる間の所定のタイミングでブロック選択信号
BWS0に対応する8ビットのビット線選択信号YS0
〜YS7が同時にハイレベルとされる。
によるライトコマンドサイクルが識別されたシンクロナ
スDRAMでは、まず内部制御信号BWがハイレベルと
されるとともに、マスクレジスタの出力に従ってIOマ
スク制御信号MIO0〜MIOFが選択的にハイレベル
とされる。なお、これらのIOマスク制御信号MIO0
〜MIOFは、対応するビットがIOマスクの対象とな
るときハイレベルとされ、対象とならないときにロウレ
ベルとされる。したがって、カラーデータの先頭ビット
に対するIOマスクが行われないサイクルAでは、IO
マスク制御信号MIO0はロウレベルとされる。シンク
ロナスDRAMでは、さらにやや遅れて内部制御信号W
Tがハイレベルとされ、この内部制御信号WTのハイレ
ベルとされる間の所定のタイミングでブロック選択信号
BWS0に対応する8ビットのビット線選択信号YS0
〜YS7が同時にハイレベルとされる。
【0048】これにより、まずデータ入出力回路IOで
は、ライトアンプWA0〜WAFが内部制御信号WTの
ハイレベルを受けて一斉に動作状態とされ、対応するI
Oマスク制御信号MIO0〜MIOFがロウレベルであ
ることを条件に、MOSFETN7及びN8がカラーデ
ータの対応するビットつまり内部入力データDI0〜D
IFに従って選択的にオン状態となる。このとき、IO
マスクの対象となっていないマット間相補共通データ線
IC00*では、カラーデータの先頭ビットつまり内部
入力データDI0に応じてその非反転及び反転信号線が
選択的に回路の接地電位のようなロウレベルとされ、相
補書き込み信号が出力される。この相補書き込み信号
は、マット内相補共通データ線AC0*を介して単位メ
モリアレイUMA0の選択された8組の相補ビット線B
0*〜B7*に伝達され、必要に応じてその2値読み出
し信号のレベルを反転させる。この結果、単位メモリア
レイUMA0のワード線Wsと相補ビット線B0*〜B
7*との交点に配置された8個のメモリセルに対して、
同一データの書き込みが実現される。
は、ライトアンプWA0〜WAFが内部制御信号WTの
ハイレベルを受けて一斉に動作状態とされ、対応するI
Oマスク制御信号MIO0〜MIOFがロウレベルであ
ることを条件に、MOSFETN7及びN8がカラーデ
ータの対応するビットつまり内部入力データDI0〜D
IFに従って選択的にオン状態となる。このとき、IO
マスクの対象となっていないマット間相補共通データ線
IC00*では、カラーデータの先頭ビットつまり内部
入力データDI0に応じてその非反転及び反転信号線が
選択的に回路の接地電位のようなロウレベルとされ、相
補書き込み信号が出力される。この相補書き込み信号
は、マット内相補共通データ線AC0*を介して単位メ
モリアレイUMA0の選択された8組の相補ビット線B
0*〜B7*に伝達され、必要に応じてその2値読み出
し信号のレベルを反転させる。この結果、単位メモリア
レイUMA0のワード線Wsと相補ビット線B0*〜B
7*との交点に配置された8個のメモリセルに対して、
同一データの書き込みが実現される。
【0049】一方、サイクルBでは、カラーデータの先
頭ビットに対するIOマスクが行われることから、内部
制御信号BWのハイレベルに続いてIOマスク制御信号
MIO0がハイレベルとされる。このため、データ入出
力回路IOのライトアンプWA0では、IOマスク制御
信号MIO0のハイレベルを受けて出力MOSFETN
7及びN8はオフ状態のままとされ、代わってプリチャ
ージMOSFETP2〜P4がオン状態とされる。した
がって、マット間相補共通データ線IC00*の非反転
及び反転信号線は、これらのMOSFETを介してとも
に回路の電源電圧のようなハイレベルとされ、対応する
マット内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信
号線もともにハイレベルとされる。
頭ビットに対するIOマスクが行われることから、内部
制御信号BWのハイレベルに続いてIOマスク制御信号
MIO0がハイレベルとされる。このため、データ入出
力回路IOのライトアンプWA0では、IOマスク制御
信号MIO0のハイレベルを受けて出力MOSFETN
7及びN8はオフ状態のままとされ、代わってプリチャ
ージMOSFETP2〜P4がオン状態とされる。した
がって、マット間相補共通データ線IC00*の非反転
及び反転信号線は、これらのMOSFETを介してとも
に回路の電源電圧のようなハイレベルとされ、対応する
マット内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信
号線もともにハイレベルとされる。
【0050】ところで、この実施例のシンクロナスDR
AMでは、前述のように、カラムアドレスデコーダCD
0又はCD1から出力されるビット線選択信号YS0〜
YSnが対応する8個のメモリブロックMB0〜MB7
あるいはMB8〜MBFによって共有され、IOマスク
に関係なく形成される。このため、カラーデータの先頭
ビットがIOマスクの対象となるサイクルBにおいて
も、ビット線選択信号YS0〜YS7は所定のタイミン
グでハイレベルとされ、単位メモリアレイUMA0の相
補ビット線B0*〜B7*とマット内相補共通データ線
AC0*との間の接続が行われる。したがって、マット
内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線の
レベルは、選択された8組の相補ビット線B0*〜B7
*上の2値読み出し信号に応じて変化しようとする。と
ころが、この実施例のシンクロナスDRAMでは、前述
のように、カラーデータの対応するビットがIOマスク
の対象となり対応するIOマスク制御信号MIO0〜M
IOFがハイレベルとされるとき、データ入出力回路I
OのライトアンプWA0〜WAFのプリチャージMOS
FETP2〜P4がオン状態とされるため、マット内相
補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線のレベ
ル変化が抑制される。この結果、相補ビット線B0*〜
B7*上の2値読み出し信号の論理レベルに偏りがある
場合でも、少数派の読み出しデータの再書き込み後にお
けるレベル反転は無くなり、これによってシンクロナス
DRAMの信頼性を高めることができるものである。
AMでは、前述のように、カラムアドレスデコーダCD
0又はCD1から出力されるビット線選択信号YS0〜
YSnが対応する8個のメモリブロックMB0〜MB7
あるいはMB8〜MBFによって共有され、IOマスク
に関係なく形成される。このため、カラーデータの先頭
ビットがIOマスクの対象となるサイクルBにおいて
も、ビット線選択信号YS0〜YS7は所定のタイミン
グでハイレベルとされ、単位メモリアレイUMA0の相
補ビット線B0*〜B7*とマット内相補共通データ線
AC0*との間の接続が行われる。したがって、マット
内相補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線の
レベルは、選択された8組の相補ビット線B0*〜B7
*上の2値読み出し信号に応じて変化しようとする。と
ころが、この実施例のシンクロナスDRAMでは、前述
のように、カラーデータの対応するビットがIOマスク
の対象となり対応するIOマスク制御信号MIO0〜M
IOFがハイレベルとされるとき、データ入出力回路I
OのライトアンプWA0〜WAFのプリチャージMOS
FETP2〜P4がオン状態とされるため、マット内相
補共通データ線AC0*の非反転及び反転信号線のレベ
ル変化が抑制される。この結果、相補ビット線B0*〜
B7*上の2値読み出し信号の論理レベルに偏りがある
場合でも、少数派の読み出しデータの再書き込み後にお
けるレベル反転は無くなり、これによってシンクロナス
DRAMの信頼性を高めることができるものである。
【0051】図7には、図1のシンクロナスDRAMを
応用したコンピュータシステムの一実施例のブロック図
が示されている。また、図8には、図7のコンピュータ
システムにおけるシンクロナスDRAMのブロックライ
トモードの応用例とその概念図が示されている。これら
の図をもとに、この実施例のシンクロナスDRAM及び
そのブロックライトモードの応用例とその特徴について
説明する。
応用したコンピュータシステムの一実施例のブロック図
が示されている。また、図8には、図7のコンピュータ
システムにおけるシンクロナスDRAMのブロックライ
トモードの応用例とその概念図が示されている。これら
の図をもとに、この実施例のシンクロナスDRAM及び
そのブロックライトモードの応用例とその特徴について
説明する。
【0052】図7において、この実施例のシンクロナス
DRAMは、いわゆるストアドプログラム方式の中央処
理装置CPUをその基本構成要素とする。中央処理装置
CPUには、システムバスSBUSを介して通常のスタ
ティック型RAMからなるランダムアクセスメモリRA
M1とこの発明が適用されたシンクロナスDRAMから
なるランダムアクセスメモリRAM2とが結合される。
システムバスSBUSには、さらにマスクROM等から
なるリードオンリーメモリROMと、ディスプレイ制御
装置DPYC及び周辺装置コントローラPERCが結合
される。なお、ディスプレイ制御装置DPYCは、この
発明が適用されたシンクロナスDRAMからなる画像メ
モリVRAMを含む。また、このディスプレイ制御装置
DPYCにはディスプレイ装置DPYが結合され、周辺
装置コントローラPERCにはキーボードKBD及び外
部記憶装置EXMが結合される。
DRAMは、いわゆるストアドプログラム方式の中央処
理装置CPUをその基本構成要素とする。中央処理装置
CPUには、システムバスSBUSを介して通常のスタ
ティック型RAMからなるランダムアクセスメモリRA
M1とこの発明が適用されたシンクロナスDRAMから
なるランダムアクセスメモリRAM2とが結合される。
システムバスSBUSには、さらにマスクROM等から
なるリードオンリーメモリROMと、ディスプレイ制御
装置DPYC及び周辺装置コントローラPERCが結合
される。なお、ディスプレイ制御装置DPYCは、この
発明が適用されたシンクロナスDRAMからなる画像メ
モリVRAMを含む。また、このディスプレイ制御装置
DPYCにはディスプレイ装置DPYが結合され、周辺
装置コントローラPERCにはキーボードKBD及び外
部記憶装置EXMが結合される。
【0053】中央処理装置CPUは、予めリードオンリ
ーメモリROMに格納された制御プログラムに従ってス
テップ動作し、コンピュータシステムの各部を制御・統
轄する。また、ランダムアクセスメモリRAM1は、例
えばキャッシュメモリ等として使用され、ランダムアク
セスメモリRAM2は、例えばリードオンリーメモリR
OMから中央処理装置CPUに伝達される制御プログラ
ムや演算データ等を一時的に格納し、中継するバッファ
メモリとして使用される。さらに、ディスプレイ制御装
置DPYCは、ディスプレイ装置DPYの表示制御に供
され、周辺装置コントローラPERCは、キーボードK
BD及び外部記憶装置EXM等の各種周辺装置を制御・
統轄する。コンピュータシステムは、電源装置POWS
を備え、この電源装置POWSは、所定の入力交流電圧
をもとに安定した所定の直流電源電圧を形成してコンピ
ュータシステムの各部に供給する。
ーメモリROMに格納された制御プログラムに従ってス
テップ動作し、コンピュータシステムの各部を制御・統
轄する。また、ランダムアクセスメモリRAM1は、例
えばキャッシュメモリ等として使用され、ランダムアク
セスメモリRAM2は、例えばリードオンリーメモリR
OMから中央処理装置CPUに伝達される制御プログラ
ムや演算データ等を一時的に格納し、中継するバッファ
メモリとして使用される。さらに、ディスプレイ制御装
置DPYCは、ディスプレイ装置DPYの表示制御に供
され、周辺装置コントローラPERCは、キーボードK
BD及び外部記憶装置EXM等の各種周辺装置を制御・
統轄する。コンピュータシステムは、電源装置POWS
を備え、この電源装置POWSは、所定の入力交流電圧
をもとに安定した所定の直流電源電圧を形成してコンピ
ュータシステムの各部に供給する。
【0054】この実施例において、ランダムアクセスメ
モリRAM2及びディスプレイ制御装置DPYCの画像
メモリVRAMを構成するシンクロナスDRAMは、前
述のように、IOマスク可能なブロックライトモードを
有し、かつそのデータ入出力回路IOを構成するライト
アンプWA0〜WAFは、入力データの対応するビット
がIOマスクの対象とされるとき選択的にオン状態とな
るプリチャージMOSFETP2〜P4を含むため、同
時接続される8組の相補ビット線上の2値読み出し信号
の論理レベルが偏ってもIOマスク時における少数派デ
ータの再書き込み後におけるレベル反転はなく、高い信
頼性を有する。この結果、その低コスト化を阻害するこ
となく、ランダムアクセスメモリRAM2及び画像メモ
リVRAMの信頼性が高められ、コンピュータシステム
の信頼性が高められる。
モリRAM2及びディスプレイ制御装置DPYCの画像
メモリVRAMを構成するシンクロナスDRAMは、前
述のように、IOマスク可能なブロックライトモードを
有し、かつそのデータ入出力回路IOを構成するライト
アンプWA0〜WAFは、入力データの対応するビット
がIOマスクの対象とされるとき選択的にオン状態とな
るプリチャージMOSFETP2〜P4を含むため、同
時接続される8組の相補ビット線上の2値読み出し信号
の論理レベルが偏ってもIOマスク時における少数派デ
ータの再書き込み後におけるレベル反転はなく、高い信
頼性を有する。この結果、その低コスト化を阻害するこ
となく、ランダムアクセスメモリRAM2及び画像メモ
リVRAMの信頼性が高められ、コンピュータシステム
の信頼性が高められる。
【0055】なお、シンクロナスDRAMのブロックラ
イトモードは、図8の画像メモリVRAMへの応用例で
示されるように、例えば、画面の初期化や背景着色時、
ディスプレイ装置DPYの表示画面を8画素単位で高速
裏に書き換えるために利用される。また、そのアドレス
マスクは、ブロックライトモードの対象となるカラムア
ドレス方向のカラーデータC0〜C7の書き換えをカラ
ムアドレスごとに選択的に停止するために利用され、そ
のIOマスクは、各画素のカラーデータ方向の書き換え
をビットごとに選択的に停止するために利用される。
イトモードは、図8の画像メモリVRAMへの応用例で
示されるように、例えば、画面の初期化や背景着色時、
ディスプレイ装置DPYの表示画面を8画素単位で高速
裏に書き換えるために利用される。また、そのアドレス
マスクは、ブロックライトモードの対象となるカラムア
ドレス方向のカラーデータC0〜C7の書き換えをカラ
ムアドレスごとに選択的に停止するために利用され、そ
のIOマスクは、各画素のカラーデータ方向の書き換え
をビットごとに選択的に停止するために利用される。
【0056】以上の本実施例により得られる作用効果は
下記の通りである。すなわち、 (1)IOマスク可能なブロックライトモードを有する
シンクロナスDRAM等において、例えば回路の電源電
圧と相補共通データ線の非反転及び反転信号線との間
に、非選択時選択的にオン状態とされることで相補共通
データ線の非反転及び反転信号線をハイレベルにプリチ
ャージするためのPチャンネルMOSFETをそれぞれ
設け、これらのMOSFETをブロックライトモードの
IOマスク時にもオン状態とすることで、ビット線ごと
にIOマスク制御のためのスイッチMOSFETを設け
ることなく、IOマスクされる相補共通データ線の非反
転及び反転信号線のレベルを充分に高くすることができ
るため、同時選択された複数の相補ビット線の読み出し
データの論理レベルが偏った場合でも、少数派データの
再書き込み後におけるレベル反転を防止できるという効
果が得られる。
下記の通りである。すなわち、 (1)IOマスク可能なブロックライトモードを有する
シンクロナスDRAM等において、例えば回路の電源電
圧と相補共通データ線の非反転及び反転信号線との間
に、非選択時選択的にオン状態とされることで相補共通
データ線の非反転及び反転信号線をハイレベルにプリチ
ャージするためのPチャンネルMOSFETをそれぞれ
設け、これらのMOSFETをブロックライトモードの
IOマスク時にもオン状態とすることで、ビット線ごと
にIOマスク制御のためのスイッチMOSFETを設け
ることなく、IOマスクされる相補共通データ線の非反
転及び反転信号線のレベルを充分に高くすることができ
るため、同時選択された複数の相補ビット線の読み出し
データの論理レベルが偏った場合でも、少数派データの
再書き込み後におけるレベル反転を防止できるという効
果が得られる。
【0057】(2)上記(1)項により、その低コスト
化を阻害することなく、シンクロナスDRAM等の信頼
性を高めることができるという効果が得られる。 (3)上記(1)項〜(2)項のシンクロナスDRAM
を、コンピュータシステムを構成するバッファメモリ又
は画像メモリに用いることで、バッファメモリ及び画像
メモリひいてはこれを含むコンピュータシステム等の低
コスト化を図りつつ、その信頼性を高めることができる
という効果が得られる。
化を阻害することなく、シンクロナスDRAM等の信頼
性を高めることができるという効果が得られる。 (3)上記(1)項〜(2)項のシンクロナスDRAM
を、コンピュータシステムを構成するバッファメモリ又
は画像メモリに用いることで、バッファメモリ及び画像
メモリひいてはこれを含むコンピュータシステム等の低
コスト化を図りつつ、その信頼性を高めることができる
という効果が得られる。
【0058】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、シンクロナスDRAMは、いわゆる
×1ビット又は×8ビット構成等、任意のビット構成を
採ることができるし、任意数のバンクを備えることがで
きる。また、マット間相補共通データ線IC00*〜I
C0F*ならびにIC10*〜IC1F*は、書き込み
用及び読み出し用として用途別に分離できるし、データ
入出力端子D0〜DFも、データ入力端子及びデータ出
力端子として用途別に分離することができる。さらに、
シンクロナスDRAMのブロック構成や起動制御信号及
び内部制御信号の組み合わせ及び論理レベル等は、種々
の実施形態を採りうる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、シンクロナスDRAMは、いわゆる
×1ビット又は×8ビット構成等、任意のビット構成を
採ることができるし、任意数のバンクを備えることがで
きる。また、マット間相補共通データ線IC00*〜I
C0F*ならびにIC10*〜IC1F*は、書き込み
用及び読み出し用として用途別に分離できるし、データ
入出力端子D0〜DFも、データ入力端子及びデータ出
力端子として用途別に分離することができる。さらに、
シンクロナスDRAMのブロック構成や起動制御信号及
び内部制御信号の組み合わせ及び論理レベル等は、種々
の実施形態を採りうる。
【0059】図2において、カラムアドレスデコーダと
メモリブロックMB0〜MBFとの間の対応は、この実
施例による制約を受けない。図3において、メモリブロ
ックMB0〜MBFは、任意数のメモリマットを備える
ことができる。また、1個の単位センスアンプと2組以
上のマット内相補共通データ線を対応させることができ
るし、単位メモリアレイを各単位センスアンプの両側に
配置してシェアドセンス方式とすることもできる。図4
及び図5において、IOマスク時にマット内相補共通デ
ータ線AC0*等のレベルをハイレベルに保持するため
のMOSFETP2〜P4は、単位メモリアレイUMA
0等のトランスファゲートT1及びT2の内側つまりマ
ット内相補共通データ線AC0*側に設けることもでき
る。この場合、IOマスク制御信号MIO0等はマット
選択信号MS0等との論理積をとる必要がある。マット
内相補共通データ線AC0*等とマット間相補共通デー
タ線IC00*等は1対1で対応させてもよいし、単位
メモリアレイUMA0等,単位センスアンプUS0等な
らびにライトアンプWA0等の具体的構成や電源電圧の
極性及び絶対値ならびにMOSFETの導電型等は、種
々の実施形態を採りうる。図6において、起動制御信号
及び内部制御信号の論理レベルやその組み合わせは、こ
の実施例による制約を受けない。図7において、コンピ
ュータシステムのブロック構成は、種々の実施形態を採
りうるし、この実施例のシンクロナスDRAMの応用範
囲も、この実施例による制約を受けない。
メモリブロックMB0〜MBFとの間の対応は、この実
施例による制約を受けない。図3において、メモリブロ
ックMB0〜MBFは、任意数のメモリマットを備える
ことができる。また、1個の単位センスアンプと2組以
上のマット内相補共通データ線を対応させることができ
るし、単位メモリアレイを各単位センスアンプの両側に
配置してシェアドセンス方式とすることもできる。図4
及び図5において、IOマスク時にマット内相補共通デ
ータ線AC0*等のレベルをハイレベルに保持するため
のMOSFETP2〜P4は、単位メモリアレイUMA
0等のトランスファゲートT1及びT2の内側つまりマ
ット内相補共通データ線AC0*側に設けることもでき
る。この場合、IOマスク制御信号MIO0等はマット
選択信号MS0等との論理積をとる必要がある。マット
内相補共通データ線AC0*等とマット間相補共通デー
タ線IC00*等は1対1で対応させてもよいし、単位
メモリアレイUMA0等,単位センスアンプUS0等な
らびにライトアンプWA0等の具体的構成や電源電圧の
極性及び絶対値ならびにMOSFETの導電型等は、種
々の実施形態を採りうる。図6において、起動制御信号
及び内部制御信号の論理レベルやその組み合わせは、こ
の実施例による制約を受けない。図7において、コンピ
ュータシステムのブロック構成は、種々の実施形態を採
りうるし、この実施例のシンクロナスDRAMの応用範
囲も、この実施例による制約を受けない。
【0060】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
クロナスDRAMならびにこれを応用したコンピュータ
システムに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、例えば、マルチポートビデオR
AM等の各種メモリ集積回路や同様なメモリ集積回路を
含む各種ディジタルシステムにも適用できる。この発明
は、少なくともIOマスク可能なブロックライトモード
を有する半導体記憶装置ならびにこのような半導体記憶
装置を含む装置及びシステムに広く適用できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
クロナスDRAMならびにこれを応用したコンピュータ
システムに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、例えば、マルチポートビデオR
AM等の各種メモリ集積回路や同様なメモリ集積回路を
含む各種ディジタルシステムにも適用できる。この発明
は、少なくともIOマスク可能なブロックライトモード
を有する半導体記憶装置ならびにこのような半導体記憶
装置を含む装置及びシステムに広く適用できる。
【0061】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、IOマスク可能なブロック
ライトモードを有するシンクロナスDRAM等におい
て、例えば回路の電源電圧と書き込み信号を伝達する相
補共通データ線の非反転及び反転信号線との間に、非選
択時選択的にオン状態とされることで相補共通データ線
の非反転及び反転信号線をハイレベルにプリチャージす
るPチャンネルMOSFETを設け、これらのMOSF
ETをブロックライトモードのIOマスク時にもオン状
態とすることで、ビット線ごとにマスク制御のためのス
イッチMOSFETを設けることなく、IOマスクの対
象となる相補共通データ線の非反転及び反転信号線のレ
ベルを充分に高くして、同時選択された複数の相補ビッ
ト線の読み出しデータの競合を防止できるため、これら
の読み出しデータの論理レベルが偏った場合でも、少数
派データの再書き込み後におけるレベル反転を防止する
ことができる。この結果、その低コスト化を阻害するこ
となく、ブロックライトモードを有するシンクロナスD
RAM等の信頼性を高めることができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、IOマスク可能なブロック
ライトモードを有するシンクロナスDRAM等におい
て、例えば回路の電源電圧と書き込み信号を伝達する相
補共通データ線の非反転及び反転信号線との間に、非選
択時選択的にオン状態とされることで相補共通データ線
の非反転及び反転信号線をハイレベルにプリチャージす
るPチャンネルMOSFETを設け、これらのMOSF
ETをブロックライトモードのIOマスク時にもオン状
態とすることで、ビット線ごとにマスク制御のためのス
イッチMOSFETを設けることなく、IOマスクの対
象となる相補共通データ線の非反転及び反転信号線のレ
ベルを充分に高くして、同時選択された複数の相補ビッ
ト線の読み出しデータの競合を防止できるため、これら
の読み出しデータの論理レベルが偏った場合でも、少数
派データの再書き込み後におけるレベル反転を防止する
ことができる。この結果、その低コスト化を阻害するこ
となく、ブロックライトモードを有するシンクロナスD
RAM等の信頼性を高めることができる。
【図1】この発明が適用されたシンクロナスDRAMの
一実施例を示すブロック図である。
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のシンクロナスDRAMに含まれるバンク
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のバンクに含まれるメモリブロックの一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図4】図3のメモリブロックの各メモリマットを構成
する単位メモリアレイ及び単位センスアンプの一実施例
を示す部分的な回路図である。
する単位メモリアレイ及び単位センスアンプの一実施例
を示す部分的な回路図である。
【図5】図1のシンクロナスDRAMに含まれるデータ
入出力回路の一実施例を示す部分的な回路図である。
入出力回路の一実施例を示す部分的な回路図である。
【図6】図1のシンクロナスDRAMのブロックライト
モードの一実施例を示す信号波形図である。
モードの一実施例を示す信号波形図である。
【図7】図1のシンクロナスDRAMを応用したコンピ
ュータシステムの一実施例を示すブロック図である。
ュータシステムの一実施例を示すブロック図である。
【図8】図7のコンピュータシステムにおけるシンクロ
ナスDRAMのブロックライトモードの応用例とその概
念図である。
ナスDRAMのブロックライトモードの応用例とその概
念図である。
【図9】この発明に先立って本願発明者等が開発したシ
ンクロナスDRAMに含まれる単位メモリアレイ及び単
位センスアンプの一例を示す部分的な回路図である。
ンクロナスDRAMに含まれる単位メモリアレイ及び単
位センスアンプの一例を示す部分的な回路図である。
BANK0〜BANK1・・・バンク、MARY・・・
メモリアレイ、RD・・・ロウアドレスデコーダ、SA
・・・センスアンプ、CD・・・カラムアドレスデコー
ダ、BS・・・バンク選択回路、MS・・・マット選択
回路、RB・・・ロウアドレスバッファ、CB・・・カ
ラムアドレスバッファ、IO・・・データ入出力回路、
TG・・・タイミング発生回路。MB0〜MBF・・・
メモリブロック、MARY0〜MARYF・・・メモリ
アレイ、RD0〜RDF・・・ロウアドレスデコーダ、
SA0〜SAF・・・センスアンプ、CD0〜CD1・
・・カラムアドレスデコーダ、IC00*〜IC0F
*,IC10*〜IC1F*・・・マット間相補共通デ
ータ線。MAT0〜MAT7・・・メモリマット、UM
A0〜UMA7・・・単位メモリアレイ、US0〜US
7・・・単位センスアンプ、URD0〜URD7・・・
単位ロウアドレスデコーダ。Cs・・・情報蓄積キャパ
シタ、Qa・・・アドレス選択MOSFET、W0〜W
m・・・ワード線、B0*〜Bn*・・・相補ビット
線、USA0〜USAn・・・単位増幅回路、YS0〜
YSn・・・ビット線選択信号、AC0*〜AC7*・
・・マット内相補共通データ線。WA0・・・ライトア
ンプ、MA0・・・メインアンプ。P1〜P4・・・P
チャンネルMOSFET、N1〜N10・・・Nチャン
ネルMOSFET、T1〜T6・・・トランスファゲー
ト、V1〜V9・・・インバータ、G1〜G11・・・
ナンド(NAND)ゲート。CPU・・・中央処理装
置、SBUS・・・システムバス、RAM0〜RAM2
・・・ランダムアクセスメモリ、ROM・・・・リード
オンリーメモリ、DPYC・・・ディスプレイ制御装
置、VRAM・・・画像メモリ、DPY・・・ディスプ
レイ装置、PERC・・・周辺装置コントローラ、KB
D・・・キーボード、EXM・・・外部記憶装置、PO
WS・・・電源装置。
メモリアレイ、RD・・・ロウアドレスデコーダ、SA
・・・センスアンプ、CD・・・カラムアドレスデコー
ダ、BS・・・バンク選択回路、MS・・・マット選択
回路、RB・・・ロウアドレスバッファ、CB・・・カ
ラムアドレスバッファ、IO・・・データ入出力回路、
TG・・・タイミング発生回路。MB0〜MBF・・・
メモリブロック、MARY0〜MARYF・・・メモリ
アレイ、RD0〜RDF・・・ロウアドレスデコーダ、
SA0〜SAF・・・センスアンプ、CD0〜CD1・
・・カラムアドレスデコーダ、IC00*〜IC0F
*,IC10*〜IC1F*・・・マット間相補共通デ
ータ線。MAT0〜MAT7・・・メモリマット、UM
A0〜UMA7・・・単位メモリアレイ、US0〜US
7・・・単位センスアンプ、URD0〜URD7・・・
単位ロウアドレスデコーダ。Cs・・・情報蓄積キャパ
シタ、Qa・・・アドレス選択MOSFET、W0〜W
m・・・ワード線、B0*〜Bn*・・・相補ビット
線、USA0〜USAn・・・単位増幅回路、YS0〜
YSn・・・ビット線選択信号、AC0*〜AC7*・
・・マット内相補共通データ線。WA0・・・ライトア
ンプ、MA0・・・メインアンプ。P1〜P4・・・P
チャンネルMOSFET、N1〜N10・・・Nチャン
ネルMOSFET、T1〜T6・・・トランスファゲー
ト、V1〜V9・・・インバータ、G1〜G11・・・
ナンド(NAND)ゲート。CPU・・・中央処理装
置、SBUS・・・システムバス、RAM0〜RAM2
・・・ランダムアクセスメモリ、ROM・・・・リード
オンリーメモリ、DPYC・・・ディスプレイ制御装
置、VRAM・・・画像メモリ、DPY・・・ディスプ
レイ装置、PERC・・・周辺装置コントローラ、KB
D・・・キーボード、EXM・・・外部記憶装置、PO
WS・・・電源装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 共通データ線のそれぞれに複数のビット
線を同時接続することで複数のアドレスに同一内容を書
き込むことができかつ上記複数のアドレスに対する同一
内容の書き込みを共通データ線ごとに選択的にマスクで
きるブロックライトモードを有し、上記共通データ線の
それぞれと所定の電位供給点との間に設けられ非選択時
及び上記ブロックライトモードのマスク時選択的にオン
状態とされるプリチャージ手段を具備することを特徴と
する半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記半導体記憶装置は、複数のメモリマ
ットと、上記メモリマットに対応して設けられ対応する
メモリマットの指定されたビット線が選択的に接続され
るマット内共通データ線と、指定された上記マット内共
通データ線が選択的に接続されるマット間共通データ線
と、その出力端子が対応する上記マット間共通データ線
に結合されるライトアンプとを具備するものであり、上
記電位供給点は、第1の電源電圧供給点であり、上記プ
リチャージ手段は、上記マット間共通データ線のそれぞ
れと第1の電源電圧供給点との間に設けられるPチャン
ネルMOSFETからなるものであって、上記ライトア
ンプは、上記マット間共通データ線のそれぞれと第2の
電源電圧供給点との間に設けられ書き込みデータの対応
するビットに従って選択的にオン状態とされるNチャン
ネルMOSFETを含むものであることを特徴とする請
求項1の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 上記半導体記憶装置は、シンクロナスD
RAMであって、上記マット内共通データ線のそれぞれ
に指定されたビット線を選択的に接続するためのビット
線選択信号は、上記複数のメモリマットによって共有さ
れるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187808A JPH0831175A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6187808A JPH0831175A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0831175A true JPH0831175A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16212612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6187808A Pending JPH0831175A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0831175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09231740A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
US6418067B1 (en) | 1999-07-12 | 2002-07-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device suitable for merging with logic |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP6187808A patent/JPH0831175A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09231740A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
US6418067B1 (en) | 1999-07-12 | 2002-07-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device suitable for merging with logic |
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