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JPH08308214A - サイリスタバルブ - Google Patents

サイリスタバルブ

Info

Publication number
JPH08308214A
JPH08308214A JP7113180A JP11318095A JPH08308214A JP H08308214 A JPH08308214 A JP H08308214A JP 7113180 A JP7113180 A JP 7113180A JP 11318095 A JP11318095 A JP 11318095A JP H08308214 A JPH08308214 A JP H08308214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor valve
optical fiber
module
thyristor
infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7113180A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuro Ito
克郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7113180A priority Critical patent/JPH08308214A/ja
Publication of JPH08308214A publication Critical patent/JPH08308214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】サイリスタモジュールの内部で発生した発火を
初期に検出して、火災の拡大を防ぐことのできるサイリ
スタバルブを得ること。 【構成】サイリスタモジュール8の各取付ベース8aに
対して角穴8bを形成し、サイリスタバルブの上端の上
部枠に対しても、中央部に角穴を形成する。取付ベース
8aと上部枠の上面には、ライトガイド13を配設する。
角穴8bの上部には、赤外線検出器11を設け、この赤外
線検出器11の片面に発光ダイオード12を設ける。各取付
ベース8a及び上部枠に取り付けた赤外線検出器11で、
この赤外線検出器11の下側のサイリスタモジュール8に
取り付けられたスナバ抵抗器4やスナバコンデンサ3の
過熱又は発火で放射された赤外線を検出し、赤外線検出
器11で発光ダイオード12を点灯する。この光をライトガ
イド13の先端に入射し、この信号を制御盤に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイリスタバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、大容量の長距離送電のた
めに設置された直流送電用の交直変換設備や周波数変換
設備では、高電圧大容量のサイリスタバルブが使われ、
なかでも直流送電では、送電効率を向上させるために、
今後も更に大容量化,高電圧化される趨勢にある。
【0003】図18は、従来のサイリスタバルブの一例を
示す組立図で、図19はその接続図を示し、三相中の1相
分を示す。図18及び図19において、図示しない建屋の床
面に設置された架台20には、図示しない平面図では長方
形の各隅部に対して、GFRPで管状に製作された絶縁
支柱10が立設され、これらの絶縁支柱10の上端には、図
示しない平面図では架台20と同形の上部枠21が固定され
ている。
【0004】このうち、各絶縁支柱10には、5枚のモジ
ュール取付板10aが等間隔に固定されている。各絶縁支
柱10の上端と下端には、フランジ10bが固定され、各絶
縁支柱10の上下端は、フランジ10b介して上部枠21と架
台20に固定されている。
【0005】各モジュール取付板10aには、図19で後述
するサイリスタモジュール8が取付ベース8aを介して
それぞれ載置され、ボルトでモジュール取付板10aに固
定されている。
【0006】架台20は、このサイリスタバルブが設置さ
れたバルブホールの床面に図示しない地形ボルトで固定
されている。上下に重ねられたサイリスタモジュール8
は、図示しない接続導体で、図19に示すように直列に接
続されている。
【0007】すなわち、図19に示すように、上下に多段
に重ねられた各サイリスタバルブ8は、図示しない接続
導体で互いに直列に接続されている。このうち、最下段
のサイリスタバルブ8のカソード側は、サイリスタバル
ブの下部のP側端子に接続され、最上段のサイリスタバ
ルブ8のアノード側は、アノードリアクトル2を経て、
サイリスタバルブの最上部に設けられたN側端子に接続
されている。
【0008】図19で示すサイリスタモジュール8では、
サイリスタ1が直列に4個接続され、各サイリスタ8に
は、直列に接続されたスナバ抵抗器4とスナバコンデン
サ3が並列に接続され、さらに、分圧抵抗器に直列接続
された電圧検出回路6が並列に接続されている。
【0009】さらに、各サイリスタ1には、このサイリ
スタ1の点弧信号を伝送するためのガラスファイバ製の
ライトガイド7Aの片側が対置され、電圧検出回路6に
対しても、この電圧検出回路6で検出した信号を伝送す
るライトガイド7Bの片側が対置されている。これらの
ライトガイド7A,7Bの他側は、サイリスタバルブが
接続された制御装置に接続されている。
【0010】ところで、スナバ抵抗器4や分圧抵抗器5
として使用される巻線形の抵抗器には、外周に抵抗線を
固定し保護するための有機質を含む絶縁樹脂が塗布され
ている。また、スナバコンデンサ3には、絶縁のために
油が使われる場合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成されたサイリスタバルブにおいては、万一、スナバ
抵抗器4や分圧抵抗器5に過大な電流が流れて、これら
のスナバ抵抗器4又は分圧抵抗器5が過熱すると、これ
らのスナバ抵抗器4や分圧抵抗器5の外周に塗布された
絶縁樹脂が発火するおそれがある。
【0012】もし、これらのスナバ抵抗器4や分圧抵抗
器5が発火して、隣接したスナバコンデンサ3の温度が
上昇しこのスナバコンデンサの内部の絶縁油に引火する
と、サイリスタバルブ全体に波及するおそれがある。
【0013】そのため、従来のサイリスタバルブにおい
ては、このサイリスタバルブが設置されたバルブホール
の天井の下部に対して、火災検出器を設置しているが、
サイリスタバルブの上端と天井との間は、絶縁上2mか
ら電圧によっては5mの距離があるだけでなく、サイリ
スタバルブの上端に設けられた上部枠21にさえぎられ
て、発火の検出のタイミングが遅れるおそれもある。
【0014】そこで、本発明の目的は、サイリスタモジ
ュールの内部で発生した発火を初期に検出して、火災の
拡大を防ぐことのできるサイリスタバルブを得ることで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電力変換素子に抵抗器とコンデンサが接続されたモ
ジュールが絶縁支柱を介して上下に多段に設けられたサ
イリスタバルブにおいて、抵抗器又はコンデンサに片端
が対置され抵抗器又はコンデンサから放出された赤外線
が片端に入射され他端に接続された光電変換器で変換さ
れた信号を電力変換素子を制御する制御部に出力する光
ファイバを配設したことを特徴とする。
【0016】また、請求項2に記載の発明のサイリスタ
バルブは、赤外線を受光し光ファイバの片端に入射する
広角レンズを光ファイバの片端に設けたことを特徴とす
る。
【0017】また、請求項3に記載の発明のサイリスタ
バルブは、抵抗器又はコンデンサから放出された赤外線
を反射し光ファイバの片端に入射する反射鏡を、モジュ
ールの上部に設けたことを特徴とする。
【0018】また、請求項4に記載の発明のサイリスタ
バルブは、抵抗器又はコンデンサから放出された赤外線
を検出しこの検出信号を光ファイバの片端に入射する赤
外線検出器を光ファイバの片端に隣設したことを特徴と
する。
【0019】また、請求項5に記載の発明のサイリスタ
バルブは、光ファイバの片端に入射され光ファイバの他
端から放射される赤外線を検出する赤外線検出器を光フ
ァイバの他端に隣設したことを特徴とする。
【0020】また、請求項6に記載の発明のサイリスタ
バルブは、モジュールの取付ベースの下面とサイリスタ
バルブの上部枠の下面に赤外線検出器を設けたことを特
徴とする。
【0021】また、請求項7に記載の発明のサイリスタ
バルブは、モジュールの取付ベースに形成された貫通穴
の上部とサイリスタバルブの上部枠の上部に赤外線検出
器を設けたことを特徴とする。
【0022】また、請求項8に記載の発明のサイリスタ
バルブは、赤外線検出器で赤外線が検出されるモジュー
ルの主回路から分圧して赤外線検出器の駆動用電力を供
給したことを特徴とする。
【0023】また、請求項9に記載の発明のサイリスタ
バルブは、赤外線検出器で点灯されこの出射光を光ファ
イバの片端に入射する発光ダイオードを設けたことを特
徴とする。
【0024】また、請求項10に記載の発明のサイリスタ
バルブは、光ファイバとして、受光側が分岐した多分岐
光ファイバを用いたことを特徴とする。
【0025】さらに、請求項11に記載の発明のサイリス
タバルブは、光ファイバの片端を絶縁支柱で支持し、モ
ジュールの抵抗器又はコンデンサと対置させたことを特
徴とする。
【0026】
【作用】請求項1に記載の発明においては、モジュール
の抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過
熱又は発火によって放射された赤外線が片側に入射され
た光ファイバの他端から放射された赤外線は、光電交換
器で電気信号に変換され、この電気信号が制御部に入力
された電力交換装置は運転が停止される。
【0027】また、請求項2に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火によって放射された赤外線は、広
角レンズを介して光ファイバの片端に入射される。
【0028】また、請求項3に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火によって放射された赤外線は、反
射鏡で反射されて光ファイバの片端に入射される。
【0029】また、請求項4に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火によって放射された赤外線は、赤
外線検出器で検出され、この検出信号は、光ファイバの
片端から光ファイバに入力される。
【0030】また、請求項5に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火によって放射された赤外線は、光
ファイバを経て赤外線検出器に入射される。
【0031】また、請求項6に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火で放射された赤外線は、モジュー
ルの取付ベースと上部枠の下面に設けられた赤外線検出
器で検出され、この検出信号は、光ファイバの片端から
光ファイバに入力される。
【0032】また、請求項7に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火で放射された赤外線は、モジュー
ルの取付ベースと上部枠に形成された貫通穴の上部に設
けられた赤外線検出器で検出され、この検出信号は、光
ファイバの片端から光ファイバに入力される。
【0033】また、請求項8に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火で放射された赤外線は、駆動用電
力がモジュールの主回路から分圧して供給された赤外線
検出器で検出され、この検出信号は、光ファイバの片端
から光ファイバに入力される。
【0034】また、請求項9に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火で放射された赤外線は、この赤外
線の検出信号で発火ダイオードを点灯する赤外線検出器
で検出され、発光ダイオードから放射され光ファイバの
片端に入射される光によって、検出信号は制御部に入力
される。
【0035】また、請求項10に記載の発明においては、
モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火する
と、この過熱又は発火によって放射された赤外線は、多
分岐光ファイバ片端に入射される。
【0036】さらに、請求項11に記載の発明において
は、モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火
すると、この過熱又は発火によって放射された赤外線
は、片端が絶縁支柱で支持された光ファイバの端面に入
射される。
【0037】
【実施例】以下、本発明のサイリスタバルブの一実施例
を図面を参照して説明する。図1は、本発明のサイリス
タバルブの第1の実施例を示す部分斜視図で、従来の技
術で示した図18の部分拡大詳細図に対応する図である。
また、図2は、図1で示したサイリスタバルブの接続図
で、同じく図19に対応する図である。
【0038】図1及び図2において、従来の技術で示し
た図18及び図19と異るところは、各サイリスタモジュー
ル8の取付ベース8aの中央部に対して、角穴8bが形
成され、この角穴8bの上部に赤外線検出器11が取り付
けられ、この赤外線検出器11に設けられた発光ダイオー
ド12の光を入射して光電交換器14としてのホトトランジ
スタに放射する光ファイバ線材のライトガイド13などが
設けられていることで、サイリスタモジュール8に組み
込まれた電気部品も示している。すなわち、取付ベース
8aは、図1では示していないが外周が上方に僅かに折
り曲げられ、この折り曲部の端部は、相互間で水密溶接
されている。
【0039】各取付ベース8aには、各サイリスタ1の
図1において前方の中央部に対して、角穴8bがあらか
じめ形成されている。これらの角穴8bの上面には、赤
外線検出器11が設けられ、この赤外線検出器11の図1に
おいて右側面に取り付けられた発光ダイオード12の更に
右側に先端が対置されたライトガイド13は、各サイリス
タモジュール8の右端を経て、右側の絶縁支柱10に添設
された図示しない配線ダクトの内部に収納され、電力変
換装置の制御盤とは別に設置された箱体に収納された光
電変換器14に接続されている。
【0040】なお、赤外線検出器11は、図18で示した上
端の上部枠21に対する図示しない上部枠にも設置され、
図18で示した下端のサイリスタモジュールに対応するサ
イリスタモジュール8の取付ベース8aには設けられて
いない。また、各角穴8bには、パッキンを介して角形
のガラスが挿着されている。
【0041】図1において、各サイリスタ1の後方に
は、図11で後述するように、図示しない取付板にスナバ
抵抗器4及び分圧抵抗器5が取り付けられ、これらのス
ナバ抵抗器4及び分圧抵抗器5の更に後方には、スナバ
コンデンサ3が取り付けられている。これらのサイリス
タ1,スナバコンデンサ3,スナバ抵抗器4及び分圧抵
抗器5の右側には、アノードリアクトル2が固定されて
いる。
【0042】さらに、図2のサイリスタバルブ9の接続
部に示すように、各分圧抵抗器5のアノード側と電圧検
出回路6のカソード側には、これらの両端の電圧を分圧
して取り出す電源回路16が接続され、この電源回路16の
出力側が前述した赤外線検出器11の入力側に接続されて
いる。
【0043】このように各サイリスタモジュール8が構
成され光電変換器が接続されたサイリスタバルブにおい
ては、万一、スナバ抵抗器4が過熱して、このスナバ抵
抗器4の外周の絶縁樹脂が発火すると、この発火で放射
された赤外線は、発火したスナバ抵抗器4が組み込まれ
たサイリスタモジュール8の上段のサイリスタモジュー
ル8の取付ベース8aに取り付けられた赤外線検出器11
で検出される。
【0044】すると、この赤外線検出器11に組み込まれ
た発光ダイオード12が点灯され、この発光ダイオード12
と対置されたライトガイド13の端部に発光ダイオード12
の光が入射し、この光はライトガイド13を経て、光電変
換器14に放出されて電気信号に変換される。
【0045】この信号が入力された箱体の内部に組み込
まれた警報回路は、前述した箱体に設置された警報ベル
をオンし、この信号が入力された電力交換装置は、サイ
リスタバルブのサイリスタをオフするとともに、サイリ
スタバルブの主回路を電源側から切り離す。
【0046】なお上記実施例において、赤外線検出器11
のための電源として、各サイリスタモジュール8のサイ
リスタ1の電圧を分圧して印加した例で説明したが、電
力変換装置の低圧電源から絶縁変圧器を介して供給して
もよい。
【0047】次に、図3は本発明のサイリスタバルブの
第2の実施例を示す部分拡大詳細斜視図で、図1に対応
する図である。図3において、図1と異るところは、サ
イリスタモジュール8の内部の部品の発火を検出する赤
外線検出器11を3個設けた点で、これらの赤外線検出器
11で検出した発火信号を光電変換器14に伝送するライト
ガイド13も、各モジュール8から3本配設されている。
また、これらの角穴8bは、図18に示した上端の上部枠
21に対応する図示しない上部枠にも設置され、下端のサ
イリスタモジュールの取付ベース8aには設けられてい
ない。
【0048】この場合には、スナバ抵抗器4や分圧抵抗
器5の発火点が、これらのスナバ抵抗器4や分圧抵抗器
5のサイリスタ1との対向側となった場合でも、図3に
おいて左端や右端に位置する赤外線検出器11によって早
期に且つ確実に検出することができるので、事故の被害
を更に減らすことができる。
【0049】図4は、本発明のサイリスタバルブの第3
の実施例を示す図で、従来の技術で示した図18に対応す
る図である。図4において、図1と異るところは、赤外
線検出器11の取付位置で、他は、図1と同一である。す
なわち、赤外線検出器11は、下端のサイリスタモジュー
ルの取付ベースを除く各取付ベース8aの中央部の下面
と、上部枠21の中央下面にそれぞれ取り付けられてい
る。この場合には、取付ベース8aに対して、図1及び
図3で示した角穴8bの加工と、パッキンやガラスなど
の挿着が不要となる利点がある。
【0050】図5は、本発明のサイリスタバルブの第4
の実施例を示す図で、図3に対応する図である。図5に
おいて、図3で示したサイリスタバルブと異るところ
は、取付ベース8aと上部枠21の下面に配設したライト
ガイド13の先端を下方に湾曲させ、この湾曲した下端に
対して、スナバ抵抗器などから入射した赤外線を直接入
射させたものである。
【0051】このように構成されたサイリスタバルブに
おいては、赤外線検出器11を別置の箱体に収納すること
で、各サイリスタモジュールへの取付を省くことができ
るので、サイリスタバルブの構造が簡単となる利点があ
る。
【0052】図6は、本発明のサイリスタバルブの第5
の実施例を示す部分拡大詳細斜視図で、図5に対応する
図である。図6において、図5と異るところは、ライト
ガイド13の配設ルートが各取付ベース8aの上面となっ
ており、そのため、各取付ベース8aには、角穴8cが
形成されている。
【0053】この場合にも、赤外線検出器11を別置の箱
体に収納することで、各サイリスタモジュール8への取
付を省くことができるので、各サイリスタモジュールの
構造が簡単となる利点がある。
【0054】図7は、本発明のサイリスタバルブの第6
の実施例を示す部分拡大詳細斜視図で、図3に対応し、
赤外線検出器11が図4と同様に取付ベース8aの下面に
3個取り付けた場合を示す。なお、ライトガイド13の先
端が貫通する穴は円形穴8dとなっている。
【0055】この場合には、図3で示したサイリスタバ
ルブと同様に、発火を早期に検出することができる他、
貫通穴8dを小径とすることができるので、図3で示し
たサイリスタバルブと比べて、取付ベース8aに形成さ
れた円形穴8dのシール構造が容易となる利点もある。
【0056】図8は、本発明のサイリスタバルブの第7
の実施例を示す図で、図4に対応する図である。図8に
おいて、図4で示したサイリスタバルブと異るところ
は、各サイリスタモジュール8に対するライトガイド13
の配設面が上面となっている点と、赤外線検出器11の下
面に対して、広角レンズ15が取り付けられていることで
ある。
【0057】このように構成されたサイリスタバルブに
おいては、サイリスタモジュール8の端部で発火した光
に対しても、広角レンズ15によって検出し、この光を収
束して赤外線検出器11に入射することで、図3及び図7
で示したサイリスタバルブのように、赤外線検出器11の
数を増やすことなく、早期且つ確実にスナバ抵抗器など
の発火を検出することができる。
【0058】図9は、本発明のサイリスタバルブの第8
の実施例を示す図で、図8に対応する図である。図9に
おいて、図8と異る点は、図8に示した広角レンズ15で
検出し収束した光をライトガイド13の端面に直接入射さ
せた点である。そのため、ライトガイド13の先端は下方
に折り曲げられ、赤外線検出器11は、図4で示したサイ
リスタバルブと同様に別置の箱体に収納されている。
【0059】図10は、本発明のサイリスタバルブの第9
の実施例を示す部分拡大詳細斜視図で、図1,図3及び
図7に対応する図である。図10において、図1,図3及
び図7と異るところは、ライトガイド13の配設構造で、
各サイリスタモジュール8の取付ベース8aには配設さ
れていない。
【0060】すなわち、図示しない箱体に収納された赤
外線検出器11に片側が対置されたライトガイド13は、右
側の絶縁支柱10に添設された図示しないダクト内に収納
されて絶縁支柱10を立ち上がり、各サイリスタモジュー
ル8の上端の位置で、スナバ抵抗器4と分圧抵抗器5の
方向に所定の曲率の曲げ半径で湾曲している。
【0061】このように構成されたサイリスタバルブに
おいては、保守・点検時において、サイリスタモジュー
ル8を交換する場合に、取付ベース8aに対して配設さ
れたライトガイドを取り外す必要がないので、交換作業
が容易となる利点がある。なお、ライトガイド13の入射
面に対して、図8及び図9で示した広角レンズ15を取り
付けて、ライトガイド13に入射される赤外線の光量を増
やしてもよい。
【0062】次に、図11は、本発明のサイリスタバルブ
の第10の実施例を示す部分詳細図で、赤外線検出器やラ
イトガイドなどの検出用品のみを示し、サイリスタスタ
ックの全体構成や絶縁支柱は省略している。
【0063】図11において、サイリスタモジュール8の
取付ベース8aに配設されたライトガイド13の先端は、
サイリスタ1とスナバ抵抗器及び分圧抵抗器5の間で立
ち上げられている。
【0064】なお、取付ベース8aの上面の左側には、
一対の碍子17が示され、これらの碍子17の上面には、ス
ナバ抵抗器4及び分圧抵抗器5とスナバコンデンサ3が
載置されたスナバユニット板18が示され、これらのスナ
バコンデンサ3とスナバ抵抗器4及び分圧抵抗器5は、
取付ベース8aから碍子17で絶縁されている。また、前
述した図1〜図10で示したサイリスタモジュール用品の
数と配置は、すべて同一であり、図6で示したスナバ回
路部品などの絶縁構成と同一である。
【0065】このように構成されたサイリスタバルブに
おいては、赤外線検出器11を、発火対象物となるスナバ
抵抗器4及び分圧抵抗器5に接近させて設置することに
よって、発火する前の過熱段階で放出された赤外線を検
出することができるので、事故の発生を未然に防ぐこと
ができる。
【0066】図12は、本発明のサイリスタバルブの第11
の実施例を示す部分詳細図で、図11に対応する図であ
る。図12において、図11と異るところは、赤外線検出器
11の位置で、スナバコンデンサ3の側面と対置してい
る。この場合には、スナバコンデンサ3の過熱や発火に
対して、早期且つ確実に検出して、事故の拡大を防ぐこ
とができる。なお、図6に示したサイリスタバルブに対
して、スナバコンデンサ3の側面に赤外線検出器11を対
置させてもよい。
【0067】次に、図13は、本発明のサイリスタバルブ
の第12の実施例を示す部分詳細図で、ライトガイドのみ
を示す。このライトガイド13Aは、例えば、図3で示し
たサイリスタバルブにおいて、光電変換器14と各赤外線
検出器11との間に配設されるライトガイド13の代りに、
中間部で複数に分岐する多分岐ライトガイド13Aを採用
した場合を示す。
【0068】この場合には、赤外線検出器11の数が増え
た場合でも、絶縁支柱10に添設するダクトの形格を大き
くする必要がなく、このダクトの内部にライトガイドを
挿入する作業の労力を軽減することができる。
【0069】また、図14は、本発明のサイリスタバルブ
の第13の実施例を示す部分詳細図で、検出部分のみの構
成を示す。図14において、サイリスタモジュール8の発
火を検出するために、各サイリスタモジュール8の上部
に、反射鏡1が採用されている。
【0070】この場合には、図14の破線で示すように、
サイリスタモジュール8のいずれの場所で発生した発火
に対しても、反射鏡に入射した光をライトガイド13の先
端に入射させるることで、赤外線検出器11を経て図示し
ない箱体の光電変換装置で電気信号に変換する。
【0071】また、図15は、本発明のサイリスタバルブ
の第14の実施例を示す部分詳細図で、図6に対応する図
である。図15で示したサイリスタバルブにおいては、ラ
イトガイド13は、直接被検出物と対置しており、被検出
物から出射される赤外線を直接端面に入射させる。この
場合には、ライトガイド13の先端を発火部に接近させる
ことで、発火を検出する。
【0072】さらに、図17は、本発明のサイリスタバル
ブを示す部分詳細図で、図13に対応する図である。図17
においては、図13に示した多分岐ライトガイド13Aを用
いることにおいて、図13と同一であるが、図13で示した
赤外線検出器13や発光ダイオード12を用いることなく、
図15及び図16に示すように、発光対象物の発火点に対し
て多分岐ライトガイド13Aの先端を対置させたものであ
る。
【0073】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
電力変換素子に抵抗器とコンデンサが接続されたモジュ
ールが絶縁支柱を介して上下に多段に設けられたサイリ
スタバルブにおいて、抵抗器又はコンデンサに片端が対
置され抵抗器又はコンデンサから放出された赤外線が片
端に入射され他端に接続された光電変換器で変換された
信号を電力変換素子を制御する制御部に出力する光ファ
イバを配設することで、モジュールの抵抗器又はコンデ
ンサが過熱又は発火すると、この過熱又は発火によって
放射された赤外線が片側に入射された光ファイバの他端
から放射された赤外線を光電交換器で電気信号に変換
し、この電気信号が入力された制御部で電力交換装置の
運転を停止可能としたので、サイリスタモジュールの内
部で発生した発火を初期に検出して、火災の拡大を防ぐ
ことのできるサイリスタバルブを得ることができる。
【0074】また、請求項2に記載の発明によれば、赤
外線を受光し光ファイバの片端に入射する広角レンズを
光ファイバの片端に設けることで、モジュールの抵抗器
又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過熱又は発
火によって放射された赤外線を広角レンズを介して光フ
ァイバの片端に入射したので、サイリスタモジュールの
内部で発生した発火を初期に検出して、火災の拡大を防
ぐことのできるサイリスタバルブを得ることができる。
【0075】また、請求項3に記載の発明によれば、抵
抗器又はコンデンサから放出された赤外線を反射し光フ
ァイバの片端に入射する反射鏡を、モジュールの上部に
設けることで、モジュールの抵抗器又はコンデンサが過
熱又は発火すると、この過熱又は発火によって放射され
た赤外線を反射鏡で反射して光ファイバの片端に入射さ
せたので、サイリスタモジュールの内部で発生した発火
を初期に検出して、火災の拡大を防ぐことのできるサイ
リスタバルブを得ることができる。
【0076】また、請求項4に記載の発明によれば、抵
抗器又はコンデンサから放出された赤外線を検出しこの
検出信号を光ファイバの片端に入射する赤外線検出器を
光ファイバの片端に隣設することで、モジュールの抵抗
器又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過熱又は
発火によって放射された赤外線を赤外線検出器で検出
し、この検出信号を光ファイバの片端から光ファイバに
入力したので、サイリスタモジュールの内部で発生した
発火を初期に検出して、火災の拡大を防ぐことのできる
サイリスタバルブを得ることができる。
【0077】また、請求項5に記載の発明によれば、光
ファイバの片端に入射され光ファイバの他端から放射さ
れる赤外線を検出する赤外線検出器を光ファイバの他端
に隣設することで、モジュールの抵抗器又はコンデンサ
が過熱又は発火すると、この過熱又は発火によって放射
された赤外線を、光ファイバを経て赤外線検出器に入射
したので、サイリスタモジュールの内部で発生した発火
を初期に検出して、火災の拡大を防ぐことのできるサイ
リスタバルブを得ることができる。
【0078】また、請求項6に記載の発明によれば、モ
ジュールの取付ベースの下面とサイリスタバルブの上部
枠の下面に赤外線検出器を設けることで、モジュールの
抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過熱
又は発火で放射された赤外線をモジュールの取付ベース
と上部枠の下面に設けられた赤外線検出器で検出し、こ
の検出信号を光ファイバの片端から光ファイバに入力し
たので、サイリスタモジュールの内部で発生した発火を
初期に検出して、火災の拡大を防ぐことのできるサイリ
スタバルブを得ることができる。
【0079】また、請求項7に記載の発明によれば、モ
ジュールの取付ベースに形成された貫通穴の上部とサイ
リスタバルブの上部枠の上部に赤外線検出器を設けるこ
とで、モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発
火すると、この過熱又は発火で放射された赤外線をモジ
ュールの取付ベースと上部枠に形成された貫通穴の上部
に設けられた赤外線検出器で検出し、この検出信号を光
ファイバの片端から光ファイバに入力したので、サイリ
スタモジュールの内部で発生した発火を初期に検出し
て、火災の拡大を防ぐことのできるサイリスタバルブを
得ることができる。
【0080】また、請求項8に記載の発明においては、
赤外線検出器で赤外線が検出されるモジュールの主回路
から分圧して赤外線検出器の駆動用電力を供給すること
で、モジュールの抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火
すると、この過熱又は発火で放射された赤外線を駆動用
電力がモジュールの主回路から分圧して供給された赤外
線検出器で検出し、この検出信号を光ファイバの片端か
ら光ファイバに入力したので、サイリスタモジュールの
内部で発生した発火を初期に検出して、火災の拡大を防
ぐことのできるサイリスタバルブを得ることができる。
【0081】また、請求項9に記載の発明によれば、赤
外線検出器で点灯されこの出射光を光ファイバの片端に
入射する発光ダイオードを設けることで、モジュールの
抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過熱
又は発火で放射された赤外線をこの赤外線の検出信号で
発火ダイオードを点灯する赤外線検出器で検出し、発光
ダイオードから放射され光ファイバの片端に入射される
光によって、検出信号を制御部に入力したので、サイリ
スタモジュールの内部で発生した発火を初期に検出し
て、火災の拡大を防ぐことのできるサイリスタバルブを
得ることができる。
【0082】また、請求項10に記載の発明によれば、光
ファイバとして、受光側が分岐した多分岐光ファイバを
用いることで、モジュールの抵抗器又はコンデンサが過
熱又は発火すると、この過熱又は発火によって放射され
た赤外線を多分岐光ファイバ片端に入射したので、サイ
リスタモジュールの内部で発生した発火を初期に検出し
て、火災の拡大を防ぐことのできるサイリスタバルブを
得ることができる。
【0083】さらに、請求項11に記載の発明によれば、
光ファイバの片端を絶縁支柱で支持し、モジュールの抵
抗器又はコンデンサと対置させることで、モジュールの
抵抗器又はコンデンサが過熱又は発火すると、この過熱
又は発火によって放射された赤外線を片端が絶縁支柱で
支持された光ファイバの端面に入射したので、サイリス
タモジュールの内部で発生した発火を初期に検出して、
火災の拡大を防ぐことのできるサイリスタバルブを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイリスタバルブの第1の実施例を示
す部分斜視図。
【図2】本発明のサイリスタバルブの第1の実施例を示
す接続図。
【図3】本発明のサイリスタバルブの第2の実施例を示
す部分斜視図。
【図4】本発明のサイリスタバルブの第3の実施例を示
す正面図。
【図5】本発明のサイリスタバルブの第4の実施例を示
す正面図。
【図6】本発明のサイリスタバルブの第5の実施例を示
す部分斜視図。
【図7】本発明のサイリスタバルブの第6の実施例を示
す部分斜視図。
【図8】本発明のサイリスタバルブの第7の実施例を示
す正面図。
【図9】本発明のサイリスタバルブの第8の実施例を示
す正面図。
【図10】本発明のサイリスタバルブの第9の実施例を
示す部分斜視図。
【図11】本発明のサイリスタバルブの第10の実施例を
示す部分斜視図。
【図12】本発明のサイリスタバルブの第11の実施例を
示す部分斜視図。
【図13】本発明のサイリスタバルブの第12の実施例を
示す部分斜視図。
【図14】本発明のサイリスタバルブの第13の実施例を
示す部分詳細図。
【図15】本発明のサイリスタバルブの第14の実施例を
示す部分詳細図。
【図16】本発明のサイリスタバルブの第15の実施例を
示す部分詳細図。
【図17】本発明のサイリスタバルブの第16の実施例を
示す部分詳細図。
【図18】従来のサイリスタバルブの一例を示す正面
図。
【図19】従来のサイリスタバルブの一例を示す接続
図。
【符号の説明】
1…サイリスタ、2…アノードリアクトル、3…スナバ
コンデンサ、4…スナバ抵抗器、5…分圧抵抗器、6…
電圧検出回路、7…ライトガイドとしての光ファイバ、
8…サイリスタモジュール、8a…取付ベース、8b…
角穴、9…サイリスタバルブ、10…絶縁支柱、11…赤外
線検出器、12…発光ダイオード、13,13A…ライトガイ
ド、14…光電変換器、15…広角レンズ、16…電源回路、
17…碍子、18…取付板、20…架台、21…上部枠。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗器とコンデンサが電力変換素子に接
    続されたモジュールが絶縁支柱を介して上下に多段に設
    けられたサイリスタバルブにおいて、前記抵抗器又は前
    記コンデンサに片端が対置され前記抵抗器又は前記コン
    デンサから放出された赤外線が前記片端に入射され他端
    に接続された光電変換器で変換された信号を前記電力変
    換素子を制御する制御部に出力する光ファイバを配設し
    たことを特徴とするサイリスタバルブ。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバの片端に、前記赤外線を
    受光し前記光ファイバの片端に入射する広角レンズを設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のサイリスタバル
    ブ。
  3. 【請求項3】 前記抵抗器又は前記コンデンサから放出
    された前記赤外線を反射し前記光ファイバの片端に入射
    する反射鏡を、前記モジュールの上部に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のサイリスタバルブ。
  4. 【請求項4】 前記抵抗器又は前記コンデンサから放出
    された前記赤外線を検出しこの検出信号を前記光ファイ
    バの片端に入射する赤外線検出器を、前記光ファイバの
    片端に隣設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のサイリスタバルブ。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバの片端に入射され前記光
    ファイバの他端から放射される前記赤外線を検出する赤
    外線検出器を、前記光ファイバの他端に隣設したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のサ
    イリスタバルブ。
  6. 【請求項6】 前記赤外線検出器を、前記モジュールの
    取付ベースの下面と前記サイリスタバルブの上部枠の下
    面に設けたことを特徴とする請求項4に記載のサイリス
    タバルブ。
  7. 【請求項7】 前記赤外線検出器を、前記モジュールの
    取付ベースに形成された貫通穴の上部と前記サイリスタ
    バルブの上部枠の上部に設けたことを特徴とする請求項
    4に記載のサイリスタバルブ。
  8. 【請求項8】 前記赤外線検出器の駆動用電力を、前記
    赤外線検出器で赤外線が検出される前記モジュールの主
    回路から分圧して供給したことを特徴とする請求項5乃
    至請求項8のいずれかに記載のサイリスタバルブ。
  9. 【請求項9】 前記赤外線検出器で点灯されこの出射光
    を前記光ファイバの片端に入射する発光ダイオードを前
    記赤外線検出器に設けたことを特徴とする請求項4,請
    求項6乃至請求項8のいずれかに記載のサイリスタバル
    ブ。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバを、受光側が分岐した
    多分岐光ファイバとしたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項9のいずれかに記載のサイリスタバルブ。
  11. 【請求項11】 前記光ファイバの片端を前記絶縁支柱
    で支持し、前記モジュールの前記抵抗器又は前記コンデ
    ンサと対置させたことを特徴とする請求項1に記載のサ
    イリスタバルブ。
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