JPH08306472A - 広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体 - Google Patents
広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体Info
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- JPH08306472A JPH08306472A JP35121695A JP35121695A JPH08306472A JP H08306472 A JPH08306472 A JP H08306472A JP 35121695 A JP35121695 A JP 35121695A JP 35121695 A JP35121695 A JP 35121695A JP H08306472 A JPH08306472 A JP H08306472A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防曇、暖房を必要とする鏡面や床面全体を均
一に防曇できる広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体の
提供を課題とする。 【解決手段】 合成樹脂性の基板の上に、表面に発熱層
を形成した導電性フィルムを貼着し、更にその上面を両
面粘着フィルムによって被覆し、前記導電性フィルムに
電気の導通を阻害する区画絶縁線を形成する。
一に防曇できる広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体の
提供を課題とする。 【解決手段】 合成樹脂性の基板の上に、表面に発熱層
を形成した導電性フィルムを貼着し、更にその上面を両
面粘着フィルムによって被覆し、前記導電性フィルムに
電気の導通を阻害する区画絶縁線を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面状の発熱体、特に
湿気の多い場所に設置する鏡の防曇や床暖房等に効果的
に使用でき、しかも薄く構成でき、且つ、フレキシブル
に構成した10ボルト程度の低電圧から100 ボルト迄の広
範囲の電圧帯において、容易に使用電圧に応じた構成と
することができる面状の発熱体に関するものである。
湿気の多い場所に設置する鏡の防曇や床暖房等に効果的
に使用でき、しかも薄く構成でき、且つ、フレキシブル
に構成した10ボルト程度の低電圧から100 ボルト迄の広
範囲の電圧帯において、容易に使用電圧に応じた構成と
することができる面状の発熱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室や洗面脱衣場等のような湿気の多い
場所に設置されている鏡は、室内湿度の上昇や外気との
温度差が広がるに従って鏡面が曇ってしまい、適切な使
用が出来なくなることはしばしば経験することである。
場所に設置されている鏡は、室内湿度の上昇や外気との
温度差が広がるに従って鏡面が曇ってしまい、適切な使
用が出来なくなることはしばしば経験することである。
【0003】このような状態に対応する手段として、例
えば鏡の防曇対策として、鏡の裏面に一定のスペースを
形成し、このスペース内に室内温度と鏡面温度とに大き
な温度差が生じないようにさせるための温水パイプを循
環させて対応したり、或いは鏡の裏面に線状ヒーター等
の発熱線や、基板上にカーボン等の導電性素材を加工し
た発熱体を取付けて鏡面温度を高めるように構成して防
曇に対応することが知られている。
えば鏡の防曇対策として、鏡の裏面に一定のスペースを
形成し、このスペース内に室内温度と鏡面温度とに大き
な温度差が生じないようにさせるための温水パイプを循
環させて対応したり、或いは鏡の裏面に線状ヒーター等
の発熱線や、基板上にカーボン等の導電性素材を加工し
た発熱体を取付けて鏡面温度を高めるように構成して防
曇に対応することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記対応
手段のうち、鏡の裏面に形成した隙間に温水パイプを配
置する構造では鏡の全体構造、特にその厚さが厚くなっ
て極めて大掛かりな構造体となってしまい、重量的にも
重く、また、製造のためのコストが嵩むという欠点をも
っている。
手段のうち、鏡の裏面に形成した隙間に温水パイプを配
置する構造では鏡の全体構造、特にその厚さが厚くなっ
て極めて大掛かりな構造体となってしまい、重量的にも
重く、また、製造のためのコストが嵩むという欠点をも
っている。
【0005】また鏡の裏面に発熱線を取付けたり、或い
は、基板上にカーボン等の導電性素材を加工した発熱体
を取り付ける構造の場合、特に前者では、線状の発熱体
が接触している部分とその周囲だけが線状に加熱され、
鏡の全面を面状に且つ均一に加熱されにくいという欠点
が指摘され、また、後者では使用する発熱体の電気抵抗
性が一般的に高いこと及び均一な抵抗を有する導電膜を
形成することが難しいことが指摘されている。
は、基板上にカーボン等の導電性素材を加工した発熱体
を取り付ける構造の場合、特に前者では、線状の発熱体
が接触している部分とその周囲だけが線状に加熱され、
鏡の全面を面状に且つ均一に加熱されにくいという欠点
が指摘され、また、後者では使用する発熱体の電気抵抗
性が一般的に高いこと及び均一な抵抗を有する導電膜を
形成することが難しいことが指摘されている。
【0006】一方、床暖房のこれまでの対応手段は、鏡
の防曇対策と同様に、温水パイプの循環方式及びカーボ
ン等の導電性素材を加工した発熱体の取り付ける方式が
一般化していたが、前者については設備工事が大がかり
になり、製造コストが高騰するという欠点を有してい
る。また、カーボン等の導電性素材を用いた発熱体では
前述したように、電気抵抗が一般に高いこと及び均一な
抵抗を有する導電膜を形成することが困難であることが
指摘されている。
の防曇対策と同様に、温水パイプの循環方式及びカーボ
ン等の導電性素材を加工した発熱体の取り付ける方式が
一般化していたが、前者については設備工事が大がかり
になり、製造コストが高騰するという欠点を有してい
る。また、カーボン等の導電性素材を用いた発熱体では
前述したように、電気抵抗が一般に高いこと及び均一な
抵抗を有する導電膜を形成することが困難であることが
指摘されている。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みこれらの問
題に対応しようとするものであり、浴室や洗面所のよう
な湿気の多い場所に設置する鏡の裏面や、床の全面に簡
単に取付けることができ、しかも、鏡の裏面や床の全面
を均等に且つ効率よく加熱でき、優れた防曇効果及び暖
房効果を発揮できる広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱
体を提供せんとするものである。
題に対応しようとするものであり、浴室や洗面所のよう
な湿気の多い場所に設置する鏡の裏面や、床の全面に簡
単に取付けることができ、しかも、鏡の裏面や床の全面
を均等に且つ効率よく加熱でき、優れた防曇効果及び暖
房効果を発揮できる広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱
体を提供せんとするものである。
【0008】また本発明の他の目的は、全体として肉
薄、軽量、フレキシブルであり、然も低コストに構成で
き、更には、使用目的に応じてその要求が変化する単位
平方メートル当たりの消費電力(W/m2 )に対して、
10ボルト程度の低電圧から、100 ボルトの電圧まで広範
囲の電圧で発熱する面状発熱体を提供しようとするもの
である。
薄、軽量、フレキシブルであり、然も低コストに構成で
き、更には、使用目的に応じてその要求が変化する単位
平方メートル当たりの消費電力(W/m2 )に対して、
10ボルト程度の低電圧から、100 ボルトの電圧まで広範
囲の電圧で発熱する面状発熱体を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る面状発熱体は、あらかじめ定められた周辺寸法の合成
樹脂製シート若しくはフィルムからなる基板1と当該基
板1よりも周辺寸法が短い導電性フィルム2とを一体化
させ面状に形成した発熱体aに、基板1と同じ大きさを
持ち防水性、防湿性、耐熱性及び金属腐食防止性に優れ
た両面粘着フィルムbを貼着する面状発熱体であり、前
記発熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面側に、
所定の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形成する
とともにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶縁線3
を刻切した導電性フィルム2を前記基板1と積層一体化
した構成とし、発熱層22に形成した電極4,4には、二
本の導電帯41及び41′のそれぞれ一方の端部を接続し、
二本の導電帯41及び41′の他方の端部は基板1に形成し
た案内孔11を貫通して裏面側に引出し、電源用電線に電
気的に接続し、使用目的によって変化するW/m2 に対
しては、導電フィルムの金属層を一本乃至複数本の区画
絶縁線を刻切して分割することにより電気抵抗を変化さ
せ、10ボルト程度の低電圧から100 ボルトの電圧までの
広範囲の電圧使用に対応可能な面状発熱体として構成し
ている。
る面状発熱体は、あらかじめ定められた周辺寸法の合成
樹脂製シート若しくはフィルムからなる基板1と当該基
板1よりも周辺寸法が短い導電性フィルム2とを一体化
させ面状に形成した発熱体aに、基板1と同じ大きさを
持ち防水性、防湿性、耐熱性及び金属腐食防止性に優れ
た両面粘着フィルムbを貼着する面状発熱体であり、前
記発熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面側に、
所定の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形成する
とともにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶縁線3
を刻切した導電性フィルム2を前記基板1と積層一体化
した構成とし、発熱層22に形成した電極4,4には、二
本の導電帯41及び41′のそれぞれ一方の端部を接続し、
二本の導電帯41及び41′の他方の端部は基板1に形成し
た案内孔11を貫通して裏面側に引出し、電源用電線に電
気的に接続し、使用目的によって変化するW/m2 に対
しては、導電フィルムの金属層を一本乃至複数本の区画
絶縁線を刻切して分割することにより電気抵抗を変化さ
せ、10ボルト程度の低電圧から100 ボルトの電圧までの
広範囲の電圧使用に対応可能な面状発熱体として構成し
ている。
【0010】殊に、請求項2記載の発明に係る面状発熱
体は、前記発熱層22に形成する区画絶縁線3…3が発熱
層22を均等に分割するよう形成されるものであるため
に、発熱層22の全面に亘ってその発熱量を均一にするこ
とができる。
体は、前記発熱層22に形成する区画絶縁線3…3が発熱
層22を均等に分割するよう形成されるものであるため
に、発熱層22の全面に亘ってその発熱量を均一にするこ
とができる。
【0011】また、請求項3記載の発明に係る面状発熱
体は、あらかじめ定められた周辺寸法の合成樹脂製シー
ト若しくはフィルムからなる基板1と導電性フィルム2
とを一体化させ面状に形成した発熱体aの表面側とその
裏面側とに多層絶縁フィルムcを一体的に積層した前記
基板1と同一寸法の積層物の表裏両面を、耐熱性に優れ
且つ透水性,透湿性,ガス透過性の無い多層複合フィル
ムからなる前記基板1の周辺寸法よりもその周辺寸法が
長い外皮dにより一体的に被覆し、当該被覆した外皮d
の周辺部をヒートシールした面状発熱体であって、前記
発熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面側に、所
定の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形成すると
ともにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶縁線3を
刻切した導電性フィルム2を前記基板1と積層一体化し
た構成とし、前記発熱層22には電極4,4が形成され、
当該電極4,4には、二本の導電帯41及び41′のそれぞ
れ一方の端部を接続し、二本の導電帯41及び41′の他方
の端部は、前記基板1に形成された案内孔11と裏面側の
前記多層絶縁フィルムcおよび裏面側の前記外皮dに形
成された貫通孔11′とを貫通させて裏面側に引出し、電
源用電線に電気的に接続し、使用目的によって変化する
W/m2 に対しては、導電フィルムの金属層を一本乃至
複数本の区画絶縁線を刻切して分割することにより電気
抵抗を変化させ、10ボルト程度の低電圧から100 ボルト
の電圧までの広範囲の電圧使用に対応可能であり、且つ
強度及び電気絶縁性の面で安全性が高い面状発熱体とし
て構成している。
体は、あらかじめ定められた周辺寸法の合成樹脂製シー
ト若しくはフィルムからなる基板1と導電性フィルム2
とを一体化させ面状に形成した発熱体aの表面側とその
裏面側とに多層絶縁フィルムcを一体的に積層した前記
基板1と同一寸法の積層物の表裏両面を、耐熱性に優れ
且つ透水性,透湿性,ガス透過性の無い多層複合フィル
ムからなる前記基板1の周辺寸法よりもその周辺寸法が
長い外皮dにより一体的に被覆し、当該被覆した外皮d
の周辺部をヒートシールした面状発熱体であって、前記
発熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面側に、所
定の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形成すると
ともにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶縁線3を
刻切した導電性フィルム2を前記基板1と積層一体化し
た構成とし、前記発熱層22には電極4,4が形成され、
当該電極4,4には、二本の導電帯41及び41′のそれぞ
れ一方の端部を接続し、二本の導電帯41及び41′の他方
の端部は、前記基板1に形成された案内孔11と裏面側の
前記多層絶縁フィルムcおよび裏面側の前記外皮dに形
成された貫通孔11′とを貫通させて裏面側に引出し、電
源用電線に電気的に接続し、使用目的によって変化する
W/m2 に対しては、導電フィルムの金属層を一本乃至
複数本の区画絶縁線を刻切して分割することにより電気
抵抗を変化させ、10ボルト程度の低電圧から100 ボルト
の電圧までの広範囲の電圧使用に対応可能であり、且つ
強度及び電気絶縁性の面で安全性が高い面状発熱体とし
て構成している。
【0012】殊に請求項4記載の発明に係る面状発熱体
は、前記発熱層22に形成する区画絶縁線3…3が発熱層
22を均等に分割するよう形成されるものであるために、
発熱層22の全面に亘ってその発熱量を均一にすることが
できる。
は、前記発熱層22に形成する区画絶縁線3…3が発熱層
22を均等に分割するよう形成されるものであるために、
発熱層22の全面に亘ってその発熱量を均一にすることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0014】(第1実施形態)
【0015】先ず、本願の請求項1および請求項2に係
る第1実施形態について説明する。
る第1実施形態について説明する。
【0016】図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係
る面状発熱体の構成を示す平面図であり、図4(a)は
面状発熱体の内部の構成を示す断面図、図4(b)は端
子カバーの内部の構成を示す断面図である。
る面状発熱体の構成を示す平面図であり、図4(a)は
面状発熱体の内部の構成を示す断面図、図4(b)は端
子カバーの内部の構成を示す断面図である。
【0017】図1〜図4において総括的にAで示す面状
発熱体は、発熱体aとこれに被覆する両面粘着フィルム
bとにより構成している。
発熱体は、発熱体aとこれに被覆する両面粘着フィルム
bとにより構成している。
【0018】発熱体aは基板1の上面に、基板1の周辺
寸法よりも短い寸法からなる導電性フィルム2を層状に
一体化させた構造としている。
寸法よりも短い寸法からなる導電性フィルム2を層状に
一体化させた構造としている。
【0019】基板1は耐熱性及び可撓性を有する透明又
は不透明の合成樹脂フィルム若しくは合成樹脂シートを
用いて構成している。ここで用いられる合成樹脂として
は、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン等がある。
は不透明の合成樹脂フィルム若しくは合成樹脂シートを
用いて構成している。ここで用いられる合成樹脂として
は、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン等がある。
【0020】基板1の上面に積層する導電性フィルム2
は、合成樹脂フィルム製の基層21の表面に、スパッタリ
ング等の手段により表面抵抗が5乃至15スクエアオーム
(Ω/□)以下の電気抵抗の低い金属の層を付着形成し
た発熱層22を一体化した構造としている。なお、この表
面抵抗の値の範囲は、本発明の範囲を限定するものでは
ない。
は、合成樹脂フィルム製の基層21の表面に、スパッタリ
ング等の手段により表面抵抗が5乃至15スクエアオーム
(Ω/□)以下の電気抵抗の低い金属の層を付着形成し
た発熱層22を一体化した構造としている。なお、この表
面抵抗の値の範囲は、本発明の範囲を限定するものでは
ない。
【0021】導電性フィルム2は、合成樹脂フィルム製
の基層21の裏面に形成した粘着層23を介して基板1の上
面に一体化させている。ここで、本実施形態では合成樹
脂フィルムとしてポリエステルフィルムが用いられてい
る。
の基層21の裏面に形成した粘着層23を介して基板1の上
面に一体化させている。ここで、本実施形態では合成樹
脂フィルムとしてポリエステルフィルムが用いられてい
る。
【0022】3は導電性フィルム2に刻切した抵抗変更
用の区画絶縁線であり、必要とする単位面積当たりの消
費電力W/m2 と使用電圧とに応じて、導電性フィルム
2の金属層を一本乃至複数本の区画絶縁線を刻切して分
割することにより電気抵抗を変化させ、10ボルト程度の
低電圧から100 ボルトの電圧まで広範囲の電圧使用に対
応できるよう構成している。また、区画絶縁線3…3に
よって発熱層22を均等に分割することにより、分割され
た各々の発熱層22の抵抗値が均等となり、発熱層22の全
面に亘ってその発熱量を均一にすることができる。(図
1乃至図3参照)
用の区画絶縁線であり、必要とする単位面積当たりの消
費電力W/m2 と使用電圧とに応じて、導電性フィルム
2の金属層を一本乃至複数本の区画絶縁線を刻切して分
割することにより電気抵抗を変化させ、10ボルト程度の
低電圧から100 ボルトの電圧まで広範囲の電圧使用に対
応できるよう構成している。また、区画絶縁線3…3に
よって発熱層22を均等に分割することにより、分割され
た各々の発熱層22の抵抗値が均等となり、発熱層22の全
面に亘ってその発熱量を均一にすることができる。(図
1乃至図3参照)
【0023】4,4は発熱層22の上下両端部又は左右両
端部(図示しない)に形成した電極であり、発熱層22上
に塗布密着させた導電ペイント等によって構成してい
る。
端部(図示しない)に形成した電極であり、発熱層22上
に塗布密着させた導電ペイント等によって構成してい
る。
【0024】二つの電極4,4の端部には導電帯41,4
1′の一方の端部がそれぞれ接続され電気的に導通させ
ている。
1′の一方の端部がそれぞれ接続され電気的に導通させ
ている。
【0025】導電帯41,41′は導電テープその他の電気
導通性を有する素材を利用して構成するものであり、導
電帯41,41′の他方の端部は基板1に穿設した案内孔11
を貫通させて基板1の裏面側に引出したのち電源用電線
5に接続している。
導通性を有する素材を利用して構成するものであり、導
電帯41,41′の他方の端部は基板1に穿設した案内孔11
を貫通させて基板1の裏面側に引出したのち電源用電線
5に接続している。
【0026】6は基板1上に取付けた端子カバーであ
り、図4(b)に示したようにその内側に防水性及び防
湿性に優れたブチルゴムからなる充填剤61を充填し、ま
たその内側には、導電帯41,41′と電源用電線5との接
続部を固定し、かつ絶縁性を高めるためにエポキシ樹脂
等のシール剤62を充填している。
り、図4(b)に示したようにその内側に防水性及び防
湿性に優れたブチルゴムからなる充填剤61を充填し、ま
たその内側には、導電帯41,41′と電源用電線5との接
続部を固定し、かつ絶縁性を高めるためにエポキシ樹脂
等のシール剤62を充填している。
【0027】両面粘着フィルムbは、ポリエステルフィ
ルムを基層として、その表裏に防水性、防湿性、耐熱性
及び金属腐食防止性に優れた粘着剤を用いて構成するも
のであり、発熱体aの表面を基板1と同じ周辺寸法の両
面粘着フィルムbで覆い、その周縁部を密着閉止するこ
とによって発熱体aの防水性、防湿性を高めている。こ
の両面粘着フィルムbによって本実施形態の面状発熱体
Aは鏡の裏面等に粘着する。
ルムを基層として、その表裏に防水性、防湿性、耐熱性
及び金属腐食防止性に優れた粘着剤を用いて構成するも
のであり、発熱体aの表面を基板1と同じ周辺寸法の両
面粘着フィルムbで覆い、その周縁部を密着閉止するこ
とによって発熱体aの防水性、防湿性を高めている。こ
の両面粘着フィルムbによって本実施形態の面状発熱体
Aは鏡の裏面等に粘着する。
【0028】なお,以上説明した構成の面状発熱体は、
その周辺寸法が小さい場合には、例えば数ボルト程度の
電圧でも充分に発熱する。従って、本実施形態に係る面
状発熱体の最低使用電圧は明確に定めることはできな
い。
その周辺寸法が小さい場合には、例えば数ボルト程度の
電圧でも充分に発熱する。従って、本実施形態に係る面
状発熱体の最低使用電圧は明確に定めることはできな
い。
【0029】(第2実施形態)
【0030】次に、本願の請求項3および請求項4に係
る第2実施形態について説明する。
る第2実施形態について説明する。
【0031】第1実施形態に係る面状発熱体において
は、基板1と同じ周辺寸法を有する両面粘着フィルムに
よって発熱体aの防水性等を高めているが、以下、耐熱
性、電気絶縁性等に優れた多層絶縁フィルムで発熱体a
の表面を被覆し、さらにそれを、耐熱性に優れ且つ透水
性、透湿性、ガス透過性の無い多層複合フィルムで被覆
することによって、強度および電気絶縁性の面で安全性
が高い本発明の第2実施形態について図面を用いて説明
する。
は、基板1と同じ周辺寸法を有する両面粘着フィルムに
よって発熱体aの防水性等を高めているが、以下、耐熱
性、電気絶縁性等に優れた多層絶縁フィルムで発熱体a
の表面を被覆し、さらにそれを、耐熱性に優れ且つ透水
性、透湿性、ガス透過性の無い多層複合フィルムで被覆
することによって、強度および電気絶縁性の面で安全性
が高い本発明の第2実施形態について図面を用いて説明
する。
【0032】図5は、本発明の第2実施形態に係る面状
発熱体の構成を示す平面図であり、図6はそのB─B断
面図、図7は図6の部分拡大図である。図5〜図7にお
いて、図1〜図4と同一符号のものは同一のものを示し
ており、また、cは多層絶縁フィルム、dは多層複合フ
ィルムからなる外皮、d′は多層複合フィルムからなる
外皮dのヒートシール部をそれぞれ示している。
発熱体の構成を示す平面図であり、図6はそのB─B断
面図、図7は図6の部分拡大図である。図5〜図7にお
いて、図1〜図4と同一符号のものは同一のものを示し
ており、また、cは多層絶縁フィルム、dは多層複合フ
ィルムからなる外皮、d′は多層複合フィルムからなる
外皮dのヒートシール部をそれぞれ示している。
【0033】この第2実施形態に係る面状発熱体は、基
板1の表面側には、粘着層23,基層21および発熱層22か
らなる周辺寸法が基板1の周辺寸法以下の導電性フィル
ム2と、基板1と同じ周辺寸法の多層絶縁フィルムc
と、周辺寸法が基板1よりも長い多層複合フィルムから
なる外皮dとを順次重ね、また基板1の裏面側には、基
板1と同じ周辺寸法の多層絶縁フィルムcと、基板1よ
りも周辺寸法が長い外皮dとを順次重ねて、外皮dの基
板1からはみ出した周辺部分を融着閉止(ヒートシー
ル)することにより、一体的に構成されるものである。
板1の表面側には、粘着層23,基層21および発熱層22か
らなる周辺寸法が基板1の周辺寸法以下の導電性フィル
ム2と、基板1と同じ周辺寸法の多層絶縁フィルムc
と、周辺寸法が基板1よりも長い多層複合フィルムから
なる外皮dとを順次重ね、また基板1の裏面側には、基
板1と同じ周辺寸法の多層絶縁フィルムcと、基板1よ
りも周辺寸法が長い外皮dとを順次重ねて、外皮dの基
板1からはみ出した周辺部分を融着閉止(ヒートシー
ル)することにより、一体的に構成されるものである。
【0034】多層絶縁フィルムcは、外皮dが万一破損
した場合でも発熱層22を構成している金属層の電気絶縁
性および基板1の強度等を確保するためのもの、即ち外
皮dが万一破損した場合にも安全性を確保するためのも
ので、強度および電気絶縁性に優れた例えばポリエチン
ン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成樹脂によっ
て構成される合成樹脂フィルムである。
した場合でも発熱層22を構成している金属層の電気絶縁
性および基板1の強度等を確保するためのもの、即ち外
皮dが万一破損した場合にも安全性を確保するためのも
ので、強度および電気絶縁性に優れた例えばポリエチン
ン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成樹脂によっ
て構成される合成樹脂フィルムである。
【0035】外皮dは、有機物質と無機物質とを層状に
重ねた耐熱性に優れ且つ透水性、透湿性、ガス透過性の
無い多層複合フィルムによって構成されており、本実施
形態においては図8に示したように表面側からポリエス
テル81,アルミニウム82,ナイロン83,ポリプロピレン
84からなる多層複合フィルムが用いられている。
重ねた耐熱性に優れ且つ透水性、透湿性、ガス透過性の
無い多層複合フィルムによって構成されており、本実施
形態においては図8に示したように表面側からポリエス
テル81,アルミニウム82,ナイロン83,ポリプロピレン
84からなる多層複合フィルムが用いられている。
【0036】なお、この多層複合フィルムからなる外皮
dをヒートシールしてヒートシール部d′を形成する場
合には、表面側の多層複合フィルムのポリプロピレン層
と裏面側の多層複合フィルムのポリプロピレン層とを接
触させて熱で融着させることによってヒートシール部
d′を形成する。この多層複合フィルムの構成は、図8
に示した構成に限られるものではなく、耐熱性に優れ且
つ透水性、透湿性、ガス透過性の無い多層複合フィルム
であればどのような多層複合フィルムであってもよい。
dをヒートシールしてヒートシール部d′を形成する場
合には、表面側の多層複合フィルムのポリプロピレン層
と裏面側の多層複合フィルムのポリプロピレン層とを接
触させて熱で融着させることによってヒートシール部
d′を形成する。この多層複合フィルムの構成は、図8
に示した構成に限られるものではなく、耐熱性に優れ且
つ透水性、透湿性、ガス透過性の無い多層複合フィルム
であればどのような多層複合フィルムであってもよい。
【0037】以上説明した多層絶縁フィルムcおよび外
皮dが、本実施形態においては基板1の表裏両面に設け
られているため、基板1の裏面側に設けられた多層絶縁
フィルムcおよび外皮dには電気配線用の貫通孔11′が
設けられている。
皮dが、本実施形態においては基板1の表裏両面に設け
られているため、基板1の裏面側に設けられた多層絶縁
フィルムcおよび外皮dには電気配線用の貫通孔11′が
設けられている。
【0038】図9は、本第2実施形態に係る面状発熱体
Aを鏡Mの防曇の目的で使用した例を示しており、鏡M
の裏面に面状発熱体Aを両面粘着フィルムbで接着した
例を示している。
Aを鏡Mの防曇の目的で使用した例を示しており、鏡M
の裏面に面状発熱体Aを両面粘着フィルムbで接着した
例を示している。
【0039】
【発明の効果】上記のように構成した本発明の効果は以
下のとおりである。
下のとおりである。
【0040】(1) 面状発熱体全体を極めて薄いシー
ト状に形成することができるため、これらの発熱体を鏡
又は床の裏面に取付ける場合に簡単に貼着できる。
ト状に形成することができるため、これらの発熱体を鏡
又は床の裏面に取付ける場合に簡単に貼着できる。
【0041】(2) 使用目的に応じてその要求が変化
するW/m2 に対しては、面状発熱体のサイズを変化さ
せたり、導電性フィルム金属層に一本ないし複数本の区
画絶縁線3…3を刻切したりすることによって抵抗値を
変更させることが可能となり10ボルト程度の低電圧から
100 ボルトの電圧まで広範囲な電圧及び電力に対応でき
る優れた効果を有する。
するW/m2 に対しては、面状発熱体のサイズを変化さ
せたり、導電性フィルム金属層に一本ないし複数本の区
画絶縁線3…3を刻切したりすることによって抵抗値を
変更させることが可能となり10ボルト程度の低電圧から
100 ボルトの電圧まで広範囲な電圧及び電力に対応でき
る優れた効果を有する。
【0042】(3) 面状発熱体のサイズを自由に設計
でき、多様なW/m2 の要求に対応できる利点がある。
でき、多様なW/m2 の要求に対応できる利点がある。
【0043】(4) 浴室の防曇鏡用発熱体のような安
全を要求される場所では10ボルトから24ボルトまでの低
電圧で使用し、また、洗面台用発熱体や床暖房では100
ボルトの電圧に自由に対応できる。
全を要求される場所では10ボルトから24ボルトまでの低
電圧で使用し、また、洗面台用発熱体や床暖房では100
ボルトの電圧に自由に対応できる。
【0044】(5) 発熱体が面状に形成されているの
で加熱や保温を必要とする鏡又は床の裏面全面を均一に
加熱できるようになって保温ムラが発生しない、また、
発熱時の熱伝導性に優れており、極めて短時間のうちに
防曇効果を発揮できる。
で加熱や保温を必要とする鏡又は床の裏面全面を均一に
加熱できるようになって保温ムラが発生しない、また、
発熱時の熱伝導性に優れており、極めて短時間のうちに
防曇効果を発揮できる。
【0045】(6) 浴室や洗面所など湿気の高い場所
に設置した鏡及び床暖房に効果的に使用できる。
に設置した鏡及び床暖房に効果的に使用できる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る面状発熱体に区
画絶縁線を1本刻切した状態を示す平面図
画絶縁線を1本刻切した状態を示す平面図
【図2】 本発明の第1実施形態に係る面状発熱体に区
画絶縁線を2本刻切した状態を示す平面図
画絶縁線を2本刻切した状態を示す平面図
【図3】 本発明の第1実施形態に係る面状発熱体に区
画絶縁線を3本刻切した状態を示す平面図
画絶縁線を3本刻切した状態を示す平面図
【図4】 本発明の第1実施形態に係る面状発熱体の内
部構成を示す断面図であり、(a)は面状発熱体の断面
図、(b)は端子カバーの断面図
部構成を示す断面図であり、(a)は面状発熱体の断面
図、(b)は端子カバーの断面図
【図5】 本発明の第2実施形態に係る面状発熱体に区
画絶縁線を3本刻切した状態を示す平面図
画絶縁線を3本刻切した状態を示す平面図
【図6】 図5に示した面状発熱体のB─B断面図
【図7】 図6に示したB─B断面図の部分拡大図
【図8】 多層複合フィルムの構成例を示す説明図
【図9】 本発明の第2実施形態に係る面状発熱体を鏡
の裏面に装着した例を示す断面図
の裏面に装着した例を示す断面図
A 面状発熱体 a 発熱体 b 両面粘着フィルム c 多層絶縁フィルム d 外皮(多層複合フィルム) d′ヒートシール部 1 基板 11 案内孔 11′貫通孔 2 導電性フィルム 21 発熱体基層 22 発熱層 23 粘着層 3 区画絶縁線 4 電極 41 導電帯 41′導電帯 5 電源用電線 6 端子カバー 61 充填材 62 シール材 M 鏡
Claims (4)
- 【請求項1】あらかじめ定められた周辺寸法の合成樹脂
製シート若しくはフィルムからなる基板1と当該基板1
よりも周辺寸法が短い導電性フィルム2とを一体化させ
面状に形成した発熱体aに、基板1と同じ大きさを持ち
防水性、防湿性、耐熱性及び金属腐食防止性に優れた両
面粘着フィルムbを貼着する面状発熱体であり、前記発
熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面側に、所定
の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形成するとと
もにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶縁線3を刻
切した導電性フィルム2を前記基板1と積層一体化した
構成とし、発熱層22に形成した電極4,4には、二本の
導電帯41及び41′のそれぞれ一方の端部を接続し、二本
の導電帯41及び41′の他方の端部は基板1に形成した案
内孔11を貫通して裏面側に引出し、電源用電線に電気的
に接続してなる広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体。 - 【請求項2】前記発熱層22に形成する前記区画絶縁線3
…3が前記発熱層22を均等に分割するよう形成されるも
のである請求項1記載の広範囲の電圧帯で発熱する面状
発熱体。 - 【請求項3】あらかじめ定められた周辺寸法の合成樹脂
製シート若しくはフィルムからなる基板1と導電性フィ
ルム2とを一体化させ面状に形成した発熱体aの表面側
とその裏面側とに多層絶縁フィルムcを一体的に積層し
た前記基板1と同一寸法の積層物の表裏両面を、耐熱性
に優れ且つ透水性,透湿性,ガス透過性の無い多層複合
フィルムからなる前記基板1の周辺寸法よりもその周辺
寸法が長い外皮dにより一体的に被覆し、当該被覆した
外皮dの周辺部をヒートシールした面状発熱体であっ
て、前記発熱体aは、導電性フィルム2の基層21の表面
側に、所定の抵抗値を有する金属層による発熱層22を形
成するとともにこの発熱層22に1本乃至複数本の区画絶
縁線3を刻切した導電性フィルム2を前記基板1と積層
一体化した構成とし、前記発熱層22には電極4,4が形
成され、当該電極4,4には、二本の導電帯41及び41′
のそれぞれ一方の端部を接続し、二本の導電帯41及び4
1′の他方の端部は、前記基板1に形成された案内孔11
と裏面側の前記多層絶縁フィルムcおよび裏面側の前記
外皮dに形成された貫通孔11′とを貫通させて裏面側に
引出し、電源用電線に電気的に接続してなる広範囲の電
圧帯で発熱する面状発熱体。 - 【請求項4】前記発熱層22に形成する前記区画絶縁線3
…3が前記発熱層22を均等に分割するよう形成されるも
のである請求項3記載の広範囲の電圧帯で発熱する面状
発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35121695A JPH08306472A (ja) | 1995-03-03 | 1995-12-27 | 広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-68889 | 1995-03-03 | ||
JP6888995 | 1995-03-03 | ||
JP35121695A JPH08306472A (ja) | 1995-03-03 | 1995-12-27 | 広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306472A true JPH08306472A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=26410080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35121695A Pending JPH08306472A (ja) | 1995-03-03 | 1995-12-27 | 広範囲の電圧帯で発熱する面状発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306472A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0866639A1 (de) * | 1997-03-19 | 1998-09-23 | Josef Winter | Widerstands-Heizvorrichtung für flächige Objekte, insbesondere für Spiegel |
JP2001110554A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-04-20 | Wet Automotive Syst Ag | 加熱素子 |
KR20020088908A (ko) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | 주식회사 제이디텍 | 전도성 물질을 이용한 면상 발열체 |
US6834159B1 (en) * | 1999-09-10 | 2004-12-21 | Goodrich Corporation | Aircraft heated floor panel |
KR100573025B1 (ko) * | 2003-09-08 | 2006-04-24 | 비엠에스(주) | Pcb 발열 회로 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541272A (ja) * | 1991-08-02 | 1993-02-19 | Brother Ind Ltd | 面状発熱体 |
JP4135197B2 (ja) * | 1997-12-09 | 2008-08-20 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP35121695A patent/JPH08306472A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541272A (ja) * | 1991-08-02 | 1993-02-19 | Brother Ind Ltd | 面状発熱体 |
JP4135197B2 (ja) * | 1997-12-09 | 2008-08-20 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ |
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JP2001110554A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-04-20 | Wet Automotive Syst Ag | 加熱素子 |
US6834159B1 (en) * | 1999-09-10 | 2004-12-21 | Goodrich Corporation | Aircraft heated floor panel |
KR20020088908A (ko) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | 주식회사 제이디텍 | 전도성 물질을 이용한 면상 발열체 |
KR100573025B1 (ko) * | 2003-09-08 | 2006-04-24 | 비엠에스(주) | Pcb 발열 회로 |
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