JPH08304531A - Fm−cwレーダ - Google Patents
Fm−cwレーダInfo
- Publication number
- JPH08304531A JPH08304531A JP7113142A JP11314295A JPH08304531A JP H08304531 A JPH08304531 A JP H08304531A JP 7113142 A JP7113142 A JP 7113142A JP 11314295 A JP11314295 A JP 11314295A JP H08304531 A JPH08304531 A JP H08304531A
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- JP
- Japan
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- capacitor
- signal
- pass filter
- coil
- video
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッタが存在する環境下で、近距離から遠
距離までの目標に対応する広い受信ダイナミックレンジ
を有するFM−CWレーダを得る。 【構成】 受信部内で、ミキサとビデオ増幅器の間に、
コンデンサを直列素子としコンデンサの前段にコイルと
終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成する
高域通過フィルタを備え、高域通過フィルタの阻止域を
ビデオ信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオクラ
ッタとビデオ信号を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるようにした。
距離までの目標に対応する広い受信ダイナミックレンジ
を有するFM−CWレーダを得る。 【構成】 受信部内で、ミキサとビデオ増幅器の間に、
コンデンサを直列素子としコンデンサの前段にコイルと
終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成する
高域通過フィルタを備え、高域通過フィルタの阻止域を
ビデオ信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオクラ
ッタとビデオ信号を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の移動体に
搭載し、電波を用いて車両の周囲に存在する人間、車両
及び障害物等を探知するFM−CWレーダに関するもの
である。
搭載し、電波を用いて車両の周囲に存在する人間、車両
及び障害物等を探知するFM−CWレーダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図20は従来のFM−CWレーダを示す
構成ブロック図である。図において、1は送信部、2は
電圧制御発振器、3は方向性結合器、4は変調器、5a
は第一のアンテナ、5bは第二のアンテナ、6は受信
部、7はミキサ、8は高域通過フィルタ、9はビデオ増
幅器、10はA/D変換器、11は信号処理部、12は
コンデンサである。
構成ブロック図である。図において、1は送信部、2は
電圧制御発振器、3は方向性結合器、4は変調器、5a
は第一のアンテナ、5bは第二のアンテナ、6は受信
部、7はミキサ、8は高域通過フィルタ、9はビデオ増
幅器、10はA/D変換器、11は信号処理部、12は
コンデンサである。
【0003】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標(図20中では省略)
に照射し、第二のアンテナ5bは目標からの反射を受け
て受信信号を出力する。受信部6では、ミキサ7は受信
信号を周波数変換して目標の距離・速度に応じたビート
周波数成分をもったビデオ信号を出力し、高域通過フィ
ルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介しデ
ィジタル信号として信号処理部11に送出する。信号処
理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演算処
理により目標の距離・速度情報を得る。高域通過フィル
タ8は、ビデオ信号の周波数帯域を通過域とし、ミキサ
7から漏れ込むビデオ信号の直流成分を除去する。
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標(図20中では省略)
に照射し、第二のアンテナ5bは目標からの反射を受け
て受信信号を出力する。受信部6では、ミキサ7は受信
信号を周波数変換して目標の距離・速度に応じたビート
周波数成分をもったビデオ信号を出力し、高域通過フィ
ルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介しデ
ィジタル信号として信号処理部11に送出する。信号処
理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演算処
理により目標の距離・速度情報を得る。高域通過フィル
タ8は、ビデオ信号の周波数帯域を通過域とし、ミキサ
7から漏れ込むビデオ信号の直流成分を除去する。
【0004】ここで、動作について補足する。図21
は、従来のFM−CWレーダの動作原理図を示す。図
中、曲線aは送信信号及び局発信号、曲線bは受信信
号、曲線cはビデオ信号である。FM−CWレーダの場
合、周波数変調された送信信号が目標に照射され、その
受信信号は目標までの距離の2倍だけ遅延時間が生じ、
受信信号が局発信号により周波数変換(ホモダイン検
波)され、目標の距離・速度に対応したビート周波数成
分をもったビデオ信号となる。図22は、自動車搭載時
における従来のFM−CWレーダの信号・クラッタレベ
ルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号レベル、
曲線bは地面からの受信クラッタ(以下、クラッタと称
す。)レベル、曲線cはA/D変換器10の入力端にお
けるビデオ信号レベル、曲線dはA/D変換器10の入
力端におけるクラッタ(以下、ビデオクラッタと称
す。)レベルである。なお、ここでは説明を簡略化する
ため、自分の速度(以下、自速と略す。)と目標速度が
同じ場合、すなわち、相対速度=0の場合について示し
ている。一般にレーダは、受信信号レベルの大きい近距
離の目標からの受信信号レベルの小さい遠距離の目標の
抽出をするため、受信系として広いダイナミックレンジ
を必要とする。そこで、従来のFM−CWレーダでは、
受信信号レベルが大きい場合、受信系を飽和させずに、
かつA/D変換器10の入力ダイナミックレンジの範囲
内にビデオ信号レベルが収まるように、利得制御がなさ
れる。しかし、図22で示した自動車搭載時のように、
受信信号レベルの大きいクラッタが存在する場合、クラ
ッタレベルに合わせて利得制御を行うため、遠距離の目
標の受信信号レベルがA/D変換器10のダイナミック
レンジの下限以下になってしまう。
は、従来のFM−CWレーダの動作原理図を示す。図
中、曲線aは送信信号及び局発信号、曲線bは受信信
号、曲線cはビデオ信号である。FM−CWレーダの場
合、周波数変調された送信信号が目標に照射され、その
受信信号は目標までの距離の2倍だけ遅延時間が生じ、
受信信号が局発信号により周波数変換(ホモダイン検
波)され、目標の距離・速度に対応したビート周波数成
分をもったビデオ信号となる。図22は、自動車搭載時
における従来のFM−CWレーダの信号・クラッタレベ
ルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号レベル、
曲線bは地面からの受信クラッタ(以下、クラッタと称
す。)レベル、曲線cはA/D変換器10の入力端にお
けるビデオ信号レベル、曲線dはA/D変換器10の入
力端におけるクラッタ(以下、ビデオクラッタと称
す。)レベルである。なお、ここでは説明を簡略化する
ため、自分の速度(以下、自速と略す。)と目標速度が
同じ場合、すなわち、相対速度=0の場合について示し
ている。一般にレーダは、受信信号レベルの大きい近距
離の目標からの受信信号レベルの小さい遠距離の目標の
抽出をするため、受信系として広いダイナミックレンジ
を必要とする。そこで、従来のFM−CWレーダでは、
受信信号レベルが大きい場合、受信系を飽和させずに、
かつA/D変換器10の入力ダイナミックレンジの範囲
内にビデオ信号レベルが収まるように、利得制御がなさ
れる。しかし、図22で示した自動車搭載時のように、
受信信号レベルの大きいクラッタが存在する場合、クラ
ッタレベルに合わせて利得制御を行うため、遠距離の目
標の受信信号レベルがA/D変換器10のダイナミック
レンジの下限以下になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のF
M−CWレーダでは、自動車搭載時のように、近距離の
クラッタレベルが大きくなると、クラッタレベルに合わ
せて利得制御をするため、遠距離からの受信信号がA/
D変換器の入力雑音に埋もれてしまい、受信系としてダ
イナミックレンジが大きく得られない課題があった。
M−CWレーダでは、自動車搭載時のように、近距離の
クラッタレベルが大きくなると、クラッタレベルに合わ
せて利得制御をするため、遠距離からの受信信号がA/
D変換器の入力雑音に埋もれてしまい、受信系としてダ
イナミックレンジが大きく得られない課題があった。
【0006】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領
域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レベルと共に
ビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下させ、簡単
な構成で等価的にダイナミックレンジの広い受信系を実
現し、安価で高性能なFM−CWレーダを得ることを目
的とする。
されたものであり、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領
域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レベルと共に
ビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下させ、簡単
な構成で等価的にダイナミックレンジの広い受信系を実
現し、安価で高性能なFM−CWレーダを得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】実施例1に係わるFM−
CWレーダは、ミキサとビデオ増幅器の間に、コンデン
サを直列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設けて構成する高域通過
フィルタを備えた。
CWレーダは、ミキサとビデオ増幅器の間に、コンデン
サを直列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設けて構成する高域通過
フィルタを備えた。
【0008】実施例2に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直列回路
を並列素子として設け、コンデンサの後段にコイルを並
列素子として設けて構成する高域通過フィルタを備え
た。
キサとビデオ増幅器の間に、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直列回路
を並列素子として設け、コンデンサの後段にコイルを並
列素子として設けて構成する高域通過フィルタを備え
た。
【0009】実施例3に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
を備えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
を備えた。
【0010】実施例4に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイル
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備
えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイル
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備
えた。
【0011】実施例5に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段及び後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段及び後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
【0012】実施例6に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイ
ル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタを備えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイ
ル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0013】実施例7に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプによる電圧フォ
ロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段にコンデンサを直
列素子として設け、コンデンサの前段にコイルを並列素
子として設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプによる電圧フォ
ロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段にコンデンサを直
列素子として設け、コンデンサの前段にコイルを並列素
子として設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0014】実施例8に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
【0015】実施例9に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタで構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタで構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
【0016】実施例10に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子として構成する高域通過フ
ィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子として構成する高域通過フ
ィルタを備えた。
【0017】実施例11に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タを備えた。
【0018】実施例12に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段及
び後段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段及
び後段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
【0019】実施例13に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0020】実施例14に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子とし、
コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回路を並
列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを並列素
子として設けて構成した低域通過フィルタと、コンデン
サを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用
抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
ミキサとビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子とし、
コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回路を並
列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを並列素
子として設けて構成した低域通過フィルタと、コンデン
サを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用
抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
【0021】実施例15に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、コ
ンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、コ
ンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
【0022】実施例16に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタで構成した低域通過フ
ィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前
段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備えた。
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタで構成した低域通過フ
ィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前
段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備えた。
【0023】実施例17に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子
とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回
路を並列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、第
二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コン
デンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子
とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回
路を並列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、第
二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コン
デンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタを備えた。
【0024】実施例18に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過フィルタ
と、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過フィルタ
と、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタを備えた。
【0025】実施例19に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタで構成した低域
通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを
直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子と
して設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタで構成した低域
通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを
直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子と
して設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0026】
【作用】この発明の実施例1によれば、コンデンサを直
列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直
列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、近距離すなわち低周波数域(以下、低域と称
す。)のビデオクラッタ及びビデオ信号を低下させ、ビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、近距離
から遠距離にわたり利得制御がなくても、ビデオ段での
信号の圧縮ができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直
列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、近距離すなわち低周波数域(以下、低域と称
す。)のビデオクラッタ及びビデオ信号を低下させ、ビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、近距離
から遠距離にわたり利得制御がなくても、ビデオ段での
信号の圧縮ができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
【0027】この発明の実施例2によれば、コンデンサ
を直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設け、コンデンサの後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くで
きる。
を直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設け、コンデンサの後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くで
きる。
【0028】この発明の実施例3によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設けて構成した高
域通過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオ
クラッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設けて構成した高
域通過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオ
クラッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0029】この発明の実施例4によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
【0030】この発明の実施例5によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0031】この発明の実施例6によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0032】この発明の実施例7によれば、オペアンプ
による電圧フォロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段に
コンデンサを直列素子として設け、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くでき
る。
による電圧フォロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段に
コンデンサを直列素子として設け、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くでき
る。
【0033】この発明の実施例8によれば、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
終端用抵抗を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広く
できる。
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
終端用抵抗を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広く
できる。
【0034】この発明の実施例9によれば、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0035】この発明の実施例10によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオクラ
ッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオクラ
ッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
【0036】この発明の実施例11によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
【0037】この発明の実施例12によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0038】この発明の実施例13によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0039】この発明の実施例14によれば、コイルを
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルと終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルと終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
【0040】この発明の実施例15によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの
前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの
前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0041】この発明の実施例16によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、コンデンサを直列素子とし、
コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミッ
クレンジを広くできる。
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、コンデンサを直列素子とし、
コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミッ
クレンジを広くできる。
【0042】この発明の実施例17によれば、コイルを
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
【0043】この発明の実施例18によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列
素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子として
設けて構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、等価的に受信系の
ダイナミックレンジを広くできる。
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列
素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子として
設けて構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、等価的に受信系の
ダイナミックレンジを広くできる。
【0044】この発明の実施例19によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コン
デンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、等価
的に受信系のダイナミックレンジを広くできる。
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コン
デンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、等価
的に受信系のダイナミックレンジを広くできる。
【0045】
【実施例】 実施例1.図1にこの発明の実施例1におけるFM−C
Wレーダ装置のブロック図を示す。図において、1〜1
2は従来のFM−CWレーダと同一のものであり、13
はコイル、14は終端用抵抗である。
Wレーダ装置のブロック図を示す。図において、1〜1
2は従来のFM−CWレーダと同一のものであり、13
はコイル、14は終端用抵抗である。
【0046】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、高域通過フィルタ8、ビデオ増幅
器9及びA/D変換器10を介しディジタル信号として
信号処理部11に送出する。信号処理部11では、ディ
ジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距離
・速度情報を得る。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子としコンデンサ12の前段にコイル13
と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設けて構
成している。ビデオ信号の周波数は図21に示すよう
に、ミキサ7に入力する局発信号と受信信号の周波数差
であり、目標の移動によって生じるドップラ周波数を除
けば、送信信号を第一のアンテナ5aから送信し、目標
で反射した受信信号がミキサ7に入力されるまでの時間
で決まり、この時間が長いほど、すなわち目標までの距
離が長くなるほど大きい値となる。また、受信信号レベ
ルは、目標までの距離が長くなるほど小さくなる。つま
り、遠距離の目標を検出する場合、ビデオ信号の周波数
は高く、レベルは小さい。また、近距離の目標を検出す
る場合、ビデオ信号の周波数は低く、レベルは大きい。
本実施例では、高域通過フィルタ8により、信号処理部
11で検出可能な最小の信号レベルに対して余裕のある
近距離の目標、すなわち低い周波数に存在する目標や、
低い周波数に存在し受信系を飽和させるようなビデオク
ラッタの信号レベルを低減する。このように、S/Nに
余裕のある受信信号及び受信系を飽和させるようなビデ
オクラッタの信号レベルを低減し、かつ遠距離の目標に
対しては信号レベルを低下させることなく検出できるた
め、等価的に受信部6の入力端で広いダイナミックレン
ジを確保できる。
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、高域通過フィルタ8、ビデオ増幅
器9及びA/D変換器10を介しディジタル信号として
信号処理部11に送出する。信号処理部11では、ディ
ジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距離
・速度情報を得る。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子としコンデンサ12の前段にコイル13
と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設けて構
成している。ビデオ信号の周波数は図21に示すよう
に、ミキサ7に入力する局発信号と受信信号の周波数差
であり、目標の移動によって生じるドップラ周波数を除
けば、送信信号を第一のアンテナ5aから送信し、目標
で反射した受信信号がミキサ7に入力されるまでの時間
で決まり、この時間が長いほど、すなわち目標までの距
離が長くなるほど大きい値となる。また、受信信号レベ
ルは、目標までの距離が長くなるほど小さくなる。つま
り、遠距離の目標を検出する場合、ビデオ信号の周波数
は高く、レベルは小さい。また、近距離の目標を検出す
る場合、ビデオ信号の周波数は低く、レベルは大きい。
本実施例では、高域通過フィルタ8により、信号処理部
11で検出可能な最小の信号レベルに対して余裕のある
近距離の目標、すなわち低い周波数に存在する目標や、
低い周波数に存在し受信系を飽和させるようなビデオク
ラッタの信号レベルを低減する。このように、S/Nに
余裕のある受信信号及び受信系を飽和させるようなビデ
オクラッタの信号レベルを低減し、かつ遠距離の目標に
対しては信号レベルを低下させることなく検出できるた
め、等価的に受信部6の入力端で広いダイナミックレン
ジを確保できる。
【0047】ここで、高域通過フィルタ8の機能につい
て補足する。図23は、自動車に搭載したときの、この
発明の実施例1におけるFM−CWレーダの信号・クラ
ッタレベルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号
レベル、曲線bは地面からの受信クラッタレベル、曲線
cはA/D変換器10の入力端におけるビデオ信号レベ
ル、曲線dはA/D変換器10の入力端におけるビデオ
クラッタレベルである。なお、ここでは、説明を簡略化
するため、自速と目標速度が同じ場合について示してい
る。この発明のFM−CWレーダは、低域でのビデオク
ラッタ及びビデオ信号を高域通過フィルタ8で阻止して
いるため、A/D変換器10の入力端で最大の信号レベ
ルと最小の信号レベル(A/D変換器10の雑音レベ
ル)差が小さくなっている。このため、ダイナミックレ
ンジが受信部6の入力端で従来通り広く確保され、A/
D変換器10の入力端では狭くてよいため、受信系とし
ては、等価的にダイナミックレンジを確保している。次
に、高域通過フィルタ8の阻止域及び阻止量について述
べる。信号処理部11で目標の距離・速度を演算するに
は、検知S/Nが必要であり、近距離でのビデオ信号の
S/Nは検知S/Nより大きな値が得られているため、
高域通過フィルタ8でビデオ信号のS/Nが検知S/N
と等しくなるまで近距離のビデオ信号を阻止できる。し
たがって、近距離のビデオクラッタもビデオ信号と同じ
分だけ阻止できる。このように、ビデオ信号のS/Nに
余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルとビデオ信号
レベルのS/Nを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけている。
て補足する。図23は、自動車に搭載したときの、この
発明の実施例1におけるFM−CWレーダの信号・クラ
ッタレベルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号
レベル、曲線bは地面からの受信クラッタレベル、曲線
cはA/D変換器10の入力端におけるビデオ信号レベ
ル、曲線dはA/D変換器10の入力端におけるビデオ
クラッタレベルである。なお、ここでは、説明を簡略化
するため、自速と目標速度が同じ場合について示してい
る。この発明のFM−CWレーダは、低域でのビデオク
ラッタ及びビデオ信号を高域通過フィルタ8で阻止して
いるため、A/D変換器10の入力端で最大の信号レベ
ルと最小の信号レベル(A/D変換器10の雑音レベ
ル)差が小さくなっている。このため、ダイナミックレ
ンジが受信部6の入力端で従来通り広く確保され、A/
D変換器10の入力端では狭くてよいため、受信系とし
ては、等価的にダイナミックレンジを確保している。次
に、高域通過フィルタ8の阻止域及び阻止量について述
べる。信号処理部11で目標の距離・速度を演算するに
は、検知S/Nが必要であり、近距離でのビデオ信号の
S/Nは検知S/Nより大きな値が得られているため、
高域通過フィルタ8でビデオ信号のS/Nが検知S/N
と等しくなるまで近距離のビデオ信号を阻止できる。し
たがって、近距離のビデオクラッタもビデオ信号と同じ
分だけ阻止できる。このように、ビデオ信号のS/Nに
余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルとビデオ信号
レベルのS/Nを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけている。
【0048】実施例2.図2にこの発明の実施例2にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗である。
【0049】この場合にも、実施例1と同様に、コンデ
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設
け、コンデンサ12の後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設
け、コンデンサ12の後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0050】更に、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0051】実施例3.図3にこの発明の実施例3にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、16は
終端型電圧フォロワ回路である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、16は
終端型電圧フォロワ回路である。
【0052】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
【0053】更に、近距離のクラッタ・目標信号が小さ
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
【0054】実施例4.図4にこの発明の実施例4にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
【0055】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル13
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8に
より、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
るよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジ
の狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナ
ミックレンジを確保している。
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル13
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8に
より、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
るよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジ
の狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナ
ミックレンジを確保している。
【0056】更に、実施例1と比較して、コイル13に
終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域に
おける阻止量の増加が可能となる。
終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域に
おける阻止量の増加が可能となる。
【0057】実施例5.図5にこの発明の実施例5にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
【0058】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段及び後段にコ
イル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定
に近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミッ
クレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広
いダイナミックレンジを確保している。
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段及び後段にコ
イル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定
に近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミッ
クレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広
いダイナミックレンジを確保している。
【0059】更に、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0060】実施例6.図6にこの発明の実施例6にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路、17は抵抗で
ある。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路、17は抵抗で
ある。
【0061】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル1
3、コンデンサ12及び抵抗17の直列回路を並列素子
として設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル1
3、コンデンサ12及び抵抗17の直列回路を並列素子
として設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0062】更に、特定の周波数帯でクラッタが生じる
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0063】実施例7.図7にこの発明の実施例7にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、15はオペアンプ、18は電圧
フォロワ回路である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、15はオペアンプ、18は電圧
フォロワ回路である。
【0064】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15による電圧フォロワ回路18と、電圧フォロワ
回路18の後段にコンデンサ12を直列素子として設
け、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
ンプ15による電圧フォロワ回路18と、電圧フォロワ
回路18の後段にコンデンサ12を直列素子として設
け、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0065】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、オペアンプ15のみによる電圧フォロワ回路1
8により、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができる。
い場合、オペアンプ15のみによる電圧フォロワ回路1
8により、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができる。
【0066】実施例8.図8にこの発明の実施例8にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、17は
抵抗である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、17は
抵抗である。
【0067】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設け
て構成した高域通過フィルタ8により、低域におけるビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/
D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的
に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保し
ている。
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設け
て構成した高域通過フィルタ8により、低域におけるビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/
D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的
に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保し
ている。
【0068】更に、コンデンサ、コイル及び抵抗の組合
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
【0069】実施例9.図9にこの発明の実施例9にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、15はオペアンプ、17は抵抗である。
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、15はオペアンプ、17は抵抗である。
【0070】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタで構成した高域通過フィルタ8により、低域に
おけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタで構成した高域通過フィルタ8により、低域に
おけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0071】また、コンデンサ、コイル及び抵抗の組合
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
【0072】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0073】実施例10.図10にこの発明の実施例1
0におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器である。
0におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器である。
【0074】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、高域通過
フィルタ8、第一のビデオ増幅器9a及びA/D変換器
10を介しディジタル信号として信号処理部11に送出
する。信号処理部11では、ディジタル信号の周波数解
析及び演算処理により目標の距離・速度情報を得る。高
域通過フィルタ8は、コンデンサ12を直列素子として
構成し、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領域で、ビデ
オクラッタレベルをビデオ信号レベルと共にビデオ信号
がS/N限界近くになるまで低下させ、すなわち、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
し、A/D変換器10のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保できる。
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、高域通過
フィルタ8、第一のビデオ増幅器9a及びA/D変換器
10を介しディジタル信号として信号処理部11に送出
する。信号処理部11では、ディジタル信号の周波数解
析及び演算処理により目標の距離・速度情報を得る。高
域通過フィルタ8は、コンデンサ12を直列素子として
構成し、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領域で、ビデ
オクラッタレベルをビデオ信号レベルと共にビデオ信号
がS/N限界近くになるまで低下させ、すなわち、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
し、A/D変換器10のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保できる。
【0075】また、近距離のクラッタ・目標信号が小さ
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
【0076】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
F(雑音指数)を改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
F(雑音指数)を改善することができる。
【0077】実施例11.図11にこの発明の実施例1
1におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
1におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
【0078】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、第二のビデオ増幅器9bの後段
にコンデンサ12を直列素子として設け、、コンデンサ
12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信号
のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換器
9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部
6の入力端の広いダイナミックレンジを確保している。
のビデオ増幅器9bと、第二のビデオ増幅器9bの後段
にコンデンサ12を直列素子として設け、、コンデンサ
12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信号
のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換器
9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部
6の入力端の広いダイナミックレンジを確保している。
【0079】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0080】実施例12.図12にこの発明の実施例1
2におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
2におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
【0081】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし
て設け、コンデンサ12の前段及び後段にコイルを並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタ8により、
低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さ
を補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミック
レンジを確保している。
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし
て設け、コンデンサ12の前段及び後段にコイルを並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタ8により、
低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さ
を補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミック
レンジを確保している。
【0082】また、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0083】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0084】実施例13.図13にこの発明の実施例1
3におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、17は抵抗
である。
3におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、17は抵抗
である。
【0085】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13、コンデンサ1
2及び抵抗17の直列回路を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13、コンデンサ1
2及び抵抗17の直列回路を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
【0086】また、特定の周波数帯でクラッタが生じる
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0087】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0088】実施例14.図14にこの発明の実施例1
4におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、19
は低域通過フィルタである。
4におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、19
は低域通過フィルタである。
【0089】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、低域通過フィルタ19、高域通過
フィルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介
しディジタル信号として信号処理部11に送出する。信
号処理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演
算処理により目標の距離・速度情報を得る。低域通過フ
ィルタ19は、コイル13を直列素子とし、コイル13
の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設け、コイル13の後段にコンデンサ1
2を並列素子として設けて構成し、ミキサ7からの受信
信号及び局発信号の漏れ成分を抑圧する。高域通過フィ
ルタ8は、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ
12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/Nに余
裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レ
ベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下
させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイナミ
ックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の
広いダイナミックレンジを確保できる。
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、低域通過フィルタ19、高域通過
フィルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介
しディジタル信号として信号処理部11に送出する。信
号処理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演
算処理により目標の距離・速度情報を得る。低域通過フ
ィルタ19は、コイル13を直列素子とし、コイル13
の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設け、コイル13の後段にコンデンサ1
2を並列素子として設けて構成し、ミキサ7からの受信
信号及び局発信号の漏れ成分を抑圧する。高域通過フィ
ルタ8は、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ
12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/Nに余
裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レ
ベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下
させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイナミ
ックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の
広いダイナミックレンジを確保できる。
【0090】実施例15.図15にこの発明の実施例1
5におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、15
はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタで
ある。
5におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、15
はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタで
ある。
【0091】この場合にも、実施例14と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、コンデンサ12
を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル13を
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、コンデンサ12
を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル13を
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
【0092】更に、実施例14と比較して、コイル13
に終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域
における阻止量の増加が可能となる。
に終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域
における阻止量の増加が可能となる。
【0093】実施例16.図16にこの発明の実施例1
6におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、15はオペアンプ、17
は抵抗、19は低域通過フィルタである。
6におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、15はオペアンプ、17
は抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0094】この場合にも、実施例14と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、コンデ
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に
近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミック
レンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広い
ダイナミックレンジを確保している。
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、コンデ
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に
近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミック
レンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広い
ダイナミックレンジを確保している。
【0095】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0096】実施例17.図17にこの発明の実施例1
7におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、19は低域通過フィルタである。
7におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0097】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、低域通過
フィルタ19、高域通過フィルタ8、第一のビデオ増幅
器9a及びA/D変換器10を介しディジタル信号とし
て信号処理部11に送出する。信号処理部11では、デ
ィジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距
離・速度情報を得る。低域通過フィルタ19は、コイル
13を直列素子とし、コイル13の前段にコンデンサ1
2と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設け、
コイル13の後段にコンデンサ12を並列素子として設
けて構成し、ミキサ7からの受信信号及び局発信号の漏
れ成分を抑圧する。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル1
3を並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/N
に余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信
号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで
低下させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/N
を一定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイ
ナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力
端の広いダイナミックレンジを確保している。
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、低域通過
フィルタ19、高域通過フィルタ8、第一のビデオ増幅
器9a及びA/D変換器10を介しディジタル信号とし
て信号処理部11に送出する。信号処理部11では、デ
ィジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距
離・速度情報を得る。低域通過フィルタ19は、コイル
13を直列素子とし、コイル13の前段にコンデンサ1
2と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設け、
コイル13の後段にコンデンサ12を並列素子として設
けて構成し、ミキサ7からの受信信号及び局発信号の漏
れ成分を抑圧する。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル1
3を並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/N
に余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信
号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで
低下させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/N
を一定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイ
ナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力
端の広いダイナミックレンジを確保している。
【0098】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0099】実施例18.図18にこの発明の実施例1
8におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、15はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通
過フィルタである。
8におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、15はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通
過フィルタである。
【0100】この場合にも、実施例17と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増
幅器9Bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデン
サ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増
幅器9Bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデン
サ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
【0101】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0102】実施例19.図19にこの発明の実施例1
9におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、15はオペ
アンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタである。
9におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、15はオペ
アンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0103】この場合にも、実施例17と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、第二の
ビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし、
コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタ8により、低域における
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A
/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価
的に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保
している。
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、第二の
ビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし、
コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタ8により、低域における
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A
/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価
的に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保
している。
【0104】また、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0105】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0106】なお、以上はアンテナを2個使用し、それ
ぞれを送信及び受信に用いる場合について述べたが、ア
ンテナを1個にして、送信及び受信で共用した場合も同
等の効果が得られる。
ぞれを送信及び受信に用いる場合について述べたが、ア
ンテナを1個にして、送信及び受信で共用した場合も同
等の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
しコンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14
の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、高域通過フィルタ8の阻止域をビデオ
信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオ信号のS/
Nに余裕がある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ
信号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるま
で低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
にしているため、A/D変換器10のダイナミックレン
ジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端のダイナミ
ックレンジが確保でき、構成が簡単で安価・高性能とな
る。
とビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
しコンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14
の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、高域通過フィルタ8の阻止域をビデオ
信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオ信号のS/
Nに余裕がある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ
信号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるま
で低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
にしているため、A/D変換器10のダイナミックレン
ジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端のダイナミ
ックレンジが確保でき、構成が簡単で安価・高性能とな
る。
【0108】この発明の実施例2によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗1
4の直列回路を並列素子として設け、コンデンサ12の
後段にコイル13を並列素子として設けて構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
ビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗1
4の直列回路を並列素子として設け、コンデンサ12の
後段にコイル13を並列素子として設けて構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0109】この発明の実施例3によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減
するようにしているため、近距離のクラッタ・目標信号
が小さい場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができる。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減
するようにしているため、近距離のクラッタ・目標信号
が小さい場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができる。
【0110】この発明の実施例4によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタと
ビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを
一定に近づけることができる。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタと
ビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを
一定に近づけることができる。
【0111】この発明の実施例5によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段及び後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができる。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段及び後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができる。
【0112】この発明の実施例6によれば、ミキサとビ
デオ増幅器の間に、オペアンプ15とオペアンプ15の
前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端型電
圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路16の
後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コンデン
サ12の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗1
7の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定
化するようにしているため、特定の周波数帯でクラッタ
が生じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
デオ増幅器の間に、オペアンプ15とオペアンプ15の
前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端型電
圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路16の
後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コンデン
サ12の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗1
7の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定
化するようにしているため、特定の周波数帯でクラッタ
が生じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0113】この発明の実施例7によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15による電圧フォ
ロワ回路18と、電圧フォロワ回路18の後段にコンデ
ンサ12を直列素子として設け、コンデンサ12の前段
にコイル13を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベ
ルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高い
場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダンス
整合をとることができる。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15による電圧フォ
ロワ回路18と、電圧フォロワ回路18の後段にコンデ
ンサ12を直列素子として設け、コンデンサ12の前段
にコイル13を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベ
ルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高い
場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダンス
整合をとることができる。
【0114】この発明の実施例8によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗14を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、少ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実
現し、ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信
部6としての小型化が可能である。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗14を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、少ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実
現し、ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信
部6としての小型化が可能である。
【0115】この発明の実施例9によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、また、ミキサ7の出力インピーダンスが
高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができ、更に、少ない素子数でQの
高い高域通過フィルタ8を実現し、ビデオ増幅器9と一
部共用化もできるため、受信部6としての小型化が可能
である。
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、また、ミキサ7の出力インピーダンスが
高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができ、更に、少ない素子数でQの
高い高域通過フィルタ8を実現し、ビデオ増幅器9と一
部共用化もできるため、受信部6としての小型化が可能
である。
【0116】この発明の実施例10によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子として構成する高域
通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減するよう
にしているため、近距離のクラッタ・目標信号が小さい
場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNF
を改善することができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子として構成する高域
通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減するよう
にしているため、近距離のクラッタ・目標信号が小さい
場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNF
を改善することができる。
【0117】この発明の実施例11によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信
号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高
域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6
のNFを改善することができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信
号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高
域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6
のNFを改善することができる。
【0118】この発明の実施例12によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ
信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを
高域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部
6のNFを改善することができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ
信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを
高域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部
6のNFを改善することができる。
【0119】この発明の実施例13によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗17の
直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化す
るようにしているため、特定の周波数帯でクラッタが生
じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定に近
づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離のビデ
オ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上する
ことができ、更に、第二のビデオ信号9bを高域通過フ
ィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを
改善することができる。。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗17の
直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化す
るようにしているため、特定の周波数帯でクラッタが生
じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定に近
づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離のビデ
オ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上する
ことができ、更に、第二のビデオ信号9bを高域通過フ
ィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを
改善することができる。。
【0120】この発明の実施例14によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、コイル13を直列素子とし、
コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の
直列回路を並列素子として設け、コイル13の後段にコ
ンデンサ12を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コン
デンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列
回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを低下
させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ
る。
とビデオ増幅器9の間に、コイル13を直列素子とし、
コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の
直列回路を並列素子として設け、コイル13の後段にコ
ンデンサ12を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コン
デンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列
回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを低下
させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ
る。
【0121】この発明の実施例15によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端
用抵抗14を並列素子として設けて構成した低域通過フ
ィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コンデ
ンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構
成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビ
デオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができる。
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端
用抵抗14を並列素子として設けて構成した低域通過フ
ィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コンデ
ンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構
成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビ
デオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができる。
【0122】この発明の実施例16によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した低
域通過フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、更に、ミキサ7の
出力インピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フ
ィルタ8のインピーダンス整合をとることができる。
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した低
域通過フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、更に、ミキサ7の
出力インピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フ
ィルタ8のインピーダンス整合をとることができる。
【0123】この発明の実施例17によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、コイル13を直列素
子とし、コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵
抗14の直列回路を並列素子として設け、コイル13の
後段にコンデンサ12を並列素子として設けて構成した
低域通過フィルタ9と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィル
タ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改善
することができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、コイル13を直列素
子とし、コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵
抗14の直列回路を並列素子として設け、コイル13の
後段にコンデンサ12を並列素子として設けて構成した
低域通過フィルタ9と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィル
タ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改善
することができる。
【0124】この発明の実施例18によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタの前
段に終端用抵抗14を並列素子として設けて構成した低
域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベル
を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィ
ルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改
善することができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタの前
段に終端用抵抗14を並列素子として設けて構成した低
域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベル
を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィ
ルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改
善することができる。
【0125】この発明の実施例19によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタで構
成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9
bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12
の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した高
域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号
のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づ
けることができ、また、第二のビデオ増幅器9bを高域
通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6の
NFを改善することができ、更に、ミキサ7の出力イン
ピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8
のインピーダンス整合をとることができる。
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタで構
成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9
bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12
の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した高
域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号
のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づ
けることができ、また、第二のビデオ増幅器9bを高域
通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6の
NFを改善することができ、更に、ミキサ7の出力イン
ピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8
のインピーダンス整合をとることができる。
【図1】 この発明の実施例1によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図5】 この発明の実施例5によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図6】 この発明の実施例6によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図7】 この発明の実施例7によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図8】 この発明の実施例8によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図9】 この発明の実施例9によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図10】 この発明の実施例10によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図11】 この発明の実施例11によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図12】 この発明の実施例12によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図13】 この発明の実施例13によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図14】 この発明の実施例14によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図15】 この発明の実施例15によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図16】 この発明の実施例16によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図17】 この発明の実施例17によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図18】 この発明の実施例18によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図19】 この発明の実施例19によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
ーダの構成ブロック図である。
【図20】 従来のFM−CWレーダの構成ブロック図
である。
である。
【図21】 従来のFM−CWレーダの動作原理図を示
す図である。
す図である。
【図22】 従来のFM−CWレーダの受信レベルを示
す図である。
す図である。
【図23】 この発明の実施例1によるFM−CWレベ
ルの受信レベルを示す図である。
ルの受信レベルを示す図である。
1 送信部、2 電圧制御発振器、3 方向性結合器、
4 変調器、5a 第一のアンテナ、5b 第二のアン
テナ、6 受信部、7 ミキサ、8 高域通過フィル
タ、9 ビデオ増幅器、10 A/D変換器、11 信
号処理部、12コンデンサ、13 コイル、14 終端
用抵抗、15 オペアンプ、16 終端型電圧フォロワ
回路、17 抵抗、18 電圧フォロワ回路、19 低
域通過フィルタ。
4 変調器、5a 第一のアンテナ、5b 第二のアン
テナ、6 受信部、7 ミキサ、8 高域通過フィル
タ、9 ビデオ増幅器、10 A/D変換器、11 信
号処理部、12コンデンサ、13 コイル、14 終端
用抵抗、15 オペアンプ、16 終端型電圧フォロワ
回路、17 抵抗、18 電圧フォロワ回路、19 低
域通過フィルタ。
Claims (19)
- 【請求項1】 目標に送信信号を照射するための第一の
アンテナと、変調器と、この変調器から出力される変調
信号により周波数変調された高周波信号を発生する電圧
制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上記
高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号とし
て上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目標
からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上記
第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器から
出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキサ
と、このミキサの中間周波数出力端に接続され、コンデ
ンサを直列素子とし、このコンデンサの前段にコイルと
終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成する
高域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号
を増幅するビデオ増幅器と、このビデオ増幅器の出力信
号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディジ
タル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得るた
めの信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻止
域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたことを
特徴とするFM−CWレーダ。 - 【請求項2】 上記高域通過フィルタを、コンデンサを
直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイルと終端用
抵抗の直列回路を並列素子として設け、上記コンデンサ
の後段にコイルを並列素子として設けて構成したことを
特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項3】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設けて構成
したことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレー
ダ。 - 【請求項4】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成
したことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレー
ダ。 - 【請求項5】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
コンデンサの前段及び後段にコイルを並列素子として設
けて構成したことを特徴とする請求項1記載のFM−C
Wレーダ。 - 【請求項6】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
コンデンサの前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列
回路を並列素子として設けて構成したことを特徴とする
請求項1記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項7】 上記高域通過フィルタを、オペアンプに
よる電圧フォロワ回路と、上記電圧フォロワ回路の後段
にコンデンサを直列素子として設け、上記コンデンサの
前段にコイルを並列素子として設けて構成したことを特
徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項8】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に終
端用抵抗を並列素子として設けて構成したことを特徴と
する請求項1記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項9】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成した
ことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項10】 目標に送信信号を照射するための第一
のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
サと、このミキサの出力信号を増幅する第二のビデオ増
幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力端に接続され、
コンデンサを直列素子として設けて構成する高域通過フ
ィルタと、この高域通過フィルタの出力信号を増幅する
第一のビデオ増幅器と、この第一のビデオ増幅器の出力
信号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディ
ジタル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得る
ための信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻
止域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたこと
を特徴とするFM−CWレーダ。 - 【請求項11】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
を直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイルを並列
素子として設けて構成したことを特徴とする請求項10
記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項12】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
を直列素子とし、上記コンデンサの前段及び後段にコイ
ルを並列素子として設けて構成したことを特徴とする請
求項10記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項13】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
を直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイル、コン
デンサ及び抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成
したことを特徴とする請求項10記載のFM−CWレー
ダ。 - 【請求項14】 目標に送信信号を照射するための第一
のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
サと、このミキサの中間周波数出力端に接続され、コイ
ルを直列素子とし、このコイルの前段にコンデンサと終
端用抵抗の直列回路を並列素子として設け、このコイル
の後段にコンデンサを並列素子として設けて構成し、ビ
デオ信号の周波数帯域を通過域とした低域通過フィルタ
と、この低域通過フィルタの出力端に接続され、コンデ
ンサを直列素子とし、このコンデンサの前段にコイルと
終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号
を増幅するビデオ増幅器と、このビデオ増幅器の出力信
号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディジ
タル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得るた
めの信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻止
域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたことを
特徴とするFM−CWレーダ。 - 【請求項15】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
終端用抵抗を並列素子として設けて構成し、上記高域通
過フィルタを、コンデンサを直列素子とし、上記コンデ
ンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成したこ
とを特徴とする請求項14記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項16】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
し、上記高域通過フィルタを、コンデンサを直列素子と
し、上記コンデンサの前段にコイルを並列素子として設
けて構成したことを特徴とする請求項14記載のFM−
CWレーダ。 - 【請求項17】 目標に送信信号を照射するための第一
のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
サと、このミキサの出力信号を増幅する第二のビデオ増
幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力端に接続され、
コイルを直列素子とし、このコイルの前段にコンデンサ
と終端用抵抗の直列回路を並列素子として設け、このコ
イルの後段にコンデンサを並列素子として設けて構成
し、ビデオ信号の周波数帯域を通過域とした低域通過フ
ィルタと、この低域通過フィルタの出力信号を増幅する
第二のビデオ増幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力
端に接続され、コンデンサを直列素子とし、このコンデ
ンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成した高
域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号を
増幅する第一のビデオ増幅器と、この第一のビデオ増幅
器の出力信号をディジタル信号化するA/D変換器と、
このディジタル信号を周波数解析し目標の距離・速度情
報を得るための信号処理部とを備え、上記高域通過フィ
ルタの阻止域がビデオ信号の周波数帯域に重なるように
したことを特徴とするFM−CWレーダ。 - 【請求項18】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
終端用抵抗を並列素子として設けて構成したことを特徴
とする請求項17記載のFM−CWレーダ。 - 【請求項19】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成し
たことを特徴とする請求項17記載のFM−CWレー
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113142A JPH08304531A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | Fm−cwレーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113142A JPH08304531A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | Fm−cwレーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304531A true JPH08304531A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14604639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113142A Pending JPH08304531A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | Fm−cwレーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08304531A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004506909A (ja) * | 2000-08-16 | 2004-03-04 | レイセオン・カンパニー | レーダ受信機用ビデオ増幅器 |
JP2018148322A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 送受信システム |
WO2019193898A1 (ja) * | 2018-04-05 | 2019-10-10 | 株式会社デンソー | 移動体レーダ受信機 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7113142A patent/JPH08304531A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004506909A (ja) * | 2000-08-16 | 2004-03-04 | レイセオン・カンパニー | レーダ受信機用ビデオ増幅器 |
JP2018148322A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 送受信システム |
WO2019193898A1 (ja) * | 2018-04-05 | 2019-10-10 | 株式会社デンソー | 移動体レーダ受信機 |
JP2019186670A (ja) * | 2018-04-05 | 2019-10-24 | 株式会社デンソー | 移動体レーダ受信機 |
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