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JPH08304531A - Fm−cwレーダ - Google Patents

Fm−cwレーダ

Info

Publication number
JPH08304531A
JPH08304531A JP7113142A JP11314295A JPH08304531A JP H08304531 A JPH08304531 A JP H08304531A JP 7113142 A JP7113142 A JP 7113142A JP 11314295 A JP11314295 A JP 11314295A JP H08304531 A JPH08304531 A JP H08304531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
signal
pass filter
coil
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7113142A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tamaki
努 田牧
Teruo Furuya
輝雄 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7113142A priority Critical patent/JPH08304531A/ja
Publication of JPH08304531A publication Critical patent/JPH08304531A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッタが存在する環境下で、近距離から遠
距離までの目標に対応する広い受信ダイナミックレンジ
を有するFM−CWレーダを得る。 【構成】 受信部内で、ミキサとビデオ増幅器の間に、
コンデンサを直列素子としコンデンサの前段にコイルと
終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成する
高域通過フィルタを備え、高域通過フィルタの阻止域を
ビデオ信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオクラ
ッタとビデオ信号を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の移動体に
搭載し、電波を用いて車両の周囲に存在する人間、車両
及び障害物等を探知するFM−CWレーダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図20は従来のFM−CWレーダを示す
構成ブロック図である。図において、1は送信部、2は
電圧制御発振器、3は方向性結合器、4は変調器、5a
は第一のアンテナ、5bは第二のアンテナ、6は受信
部、7はミキサ、8は高域通過フィルタ、9はビデオ増
幅器、10はA/D変換器、11は信号処理部、12は
コンデンサである。
【0003】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標(図20中では省略)
に照射し、第二のアンテナ5bは目標からの反射を受け
て受信信号を出力する。受信部6では、ミキサ7は受信
信号を周波数変換して目標の距離・速度に応じたビート
周波数成分をもったビデオ信号を出力し、高域通過フィ
ルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介しデ
ィジタル信号として信号処理部11に送出する。信号処
理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演算処
理により目標の距離・速度情報を得る。高域通過フィル
タ8は、ビデオ信号の周波数帯域を通過域とし、ミキサ
7から漏れ込むビデオ信号の直流成分を除去する。
【0004】ここで、動作について補足する。図21
は、従来のFM−CWレーダの動作原理図を示す。図
中、曲線aは送信信号及び局発信号、曲線bは受信信
号、曲線cはビデオ信号である。FM−CWレーダの場
合、周波数変調された送信信号が目標に照射され、その
受信信号は目標までの距離の2倍だけ遅延時間が生じ、
受信信号が局発信号により周波数変換(ホモダイン検
波)され、目標の距離・速度に対応したビート周波数成
分をもったビデオ信号となる。図22は、自動車搭載時
における従来のFM−CWレーダの信号・クラッタレベ
ルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号レベル、
曲線bは地面からの受信クラッタ(以下、クラッタと称
す。)レベル、曲線cはA/D変換器10の入力端にお
けるビデオ信号レベル、曲線dはA/D変換器10の入
力端におけるクラッタ(以下、ビデオクラッタと称
す。)レベルである。なお、ここでは説明を簡略化する
ため、自分の速度(以下、自速と略す。)と目標速度が
同じ場合、すなわち、相対速度=0の場合について示し
ている。一般にレーダは、受信信号レベルの大きい近距
離の目標からの受信信号レベルの小さい遠距離の目標の
抽出をするため、受信系として広いダイナミックレンジ
を必要とする。そこで、従来のFM−CWレーダでは、
受信信号レベルが大きい場合、受信系を飽和させずに、
かつA/D変換器10の入力ダイナミックレンジの範囲
内にビデオ信号レベルが収まるように、利得制御がなさ
れる。しかし、図22で示した自動車搭載時のように、
受信信号レベルの大きいクラッタが存在する場合、クラ
ッタレベルに合わせて利得制御を行うため、遠距離の目
標の受信信号レベルがA/D変換器10のダイナミック
レンジの下限以下になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のF
M−CWレーダでは、自動車搭載時のように、近距離の
クラッタレベルが大きくなると、クラッタレベルに合わ
せて利得制御をするため、遠距離からの受信信号がA/
D変換器の入力雑音に埋もれてしまい、受信系としてダ
イナミックレンジが大きく得られない課題があった。
【0006】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領
域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レベルと共に
ビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下させ、簡単
な構成で等価的にダイナミックレンジの広い受信系を実
現し、安価で高性能なFM−CWレーダを得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】実施例1に係わるFM−
CWレーダは、ミキサとビデオ増幅器の間に、コンデン
サを直列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設けて構成する高域通過
フィルタを備えた。
【0008】実施例2に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直列回路
を並列素子として設け、コンデンサの後段にコイルを並
列素子として設けて構成する高域通過フィルタを備え
た。
【0009】実施例3に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
を備えた。
【0010】実施例4に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイル
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備
えた。
【0011】実施例5に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段及び後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
【0012】実施例6に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプとオペアンプの
前段に終端用抵抗を並列素子として設けた終端型電圧フ
ォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路の後段にコンデ
ンサを直列素子として設け、コンデンサの前段にコイ
ル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0013】実施例7に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプによる電圧フォ
ロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段にコンデンサを直
列素子として設け、コンデンサの前段にコイルを並列素
子として設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0014】実施例8に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
【0015】実施例9に係わるFM−CWレーダは、ミ
キサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコンデ
ンサによるアクティブフィルタで構成した高域通過フィ
ルタを備えた。
【0016】実施例10に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子として構成する高域通過フ
ィルタを備えた。
【0017】実施例11に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タを備えた。
【0018】実施例12に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段及
び後段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
【0019】実施例13に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、第二のビデオ増幅
器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0020】実施例14に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子とし、
コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回路を並
列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを並列素
子として設けて構成した低域通過フィルタと、コンデン
サを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用
抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタを備えた。
【0021】実施例15に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタの前段に終端用抵抗を
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、コ
ンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタを備え
た。
【0022】実施例16に係わるFM−CWレーダは、
ミキサとビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗とコン
デンサによるアクティブフィルタで構成した低域通過フ
ィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前
段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備えた。
【0023】実施例17に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、コイルを直列素子
とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗の直列回
路を並列素子として設け、コイルの後段にコンデンサを
並列素子として設けて構成した低域通過フィルタと、第
二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コン
デンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタを備えた。
【0024】実施例18に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過フィルタ
と、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタを備えた。
【0025】実施例19に係わるFM−CWレーダは、
ミキサと第一のビデオ増幅器の間に、オペアンプと抵抗
とコンデンサによるアクティブフィルタで構成した低域
通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを
直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子と
して設けて構成した高域通過フィルタを備えた。
【0026】
【作用】この発明の実施例1によれば、コンデンサを直
列素子としコンデンサの前段にコイルと終端用抵抗の直
列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、近距離すなわち低周波数域(以下、低域と称
す。)のビデオクラッタ及びビデオ信号を低下させ、ビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、近距離
から遠距離にわたり利得制御がなくても、ビデオ段での
信号の圧縮ができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
【0027】この発明の実施例2によれば、コンデンサ
を直列素子とし、コンデンサの前段にコイルと終端用抵
抗の直列回路を並列素子として設け、コンデンサの後段
にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くで
きる。
【0028】この発明の実施例3によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設けて構成した高
域通過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオ
クラッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0029】この発明の実施例4によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
【0030】この発明の実施例5によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0031】この発明の実施例6によれば、オペアンプ
とオペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設け
た終端型電圧フォロワ回路と、終端型電圧フォロワ回路
の後段にコンデンサを直列素子として設け、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0032】この発明の実施例7によれば、オペアンプ
による電圧フォロワ回路と、電圧フォロワ回路の後段に
コンデンサを直列素子として設け、コンデンサの前段に
コイルを並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、等価的に受信系のダイナミックレンジを広くでき
る。
【0033】この発明の実施例8によれば、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
終端用抵抗を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広く
できる。
【0034】この発明の実施例9によれば、オペアンプ
と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0035】この発明の実施例10によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、低域でのビデオ信号及びビデオクラ
ッタの阻止量を低減し、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、等価的に受信系のダイナミックレン
ジを広くできる。
【0036】この発明の実施例11によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通
過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを
広くできる。
【0037】この発明の実施例12によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミック
レンジを広くできる。
【0038】この発明の実施例13によれば、第二のビ
デオ増幅器と、コンデンサを直列素子とし、コンデンサ
の前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列回路を並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、特
定の周波数帯域でのビデオ信号及びビデオクラッタの阻
止量を一定にし、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0039】この発明の実施例14によれば、コイルを
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの前段に
コイルと終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
【0040】この発明の実施例15によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、コンデンサを直列素子とし、コンデンサの
前段にコイルを並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、等価的に受信系のダイナミックレンジを広
くできる。
【0041】この発明の実施例16によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、コンデンサを直列素子とし、
コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナミッ
クレンジを広くできる。
【0042】この発明の実施例17によれば、コイルを
直列素子とし、コイルの前段にコンデンサと終端用抵抗
の直列回路を並列素子として設け、コイルの後段にコン
デンサを並列素子として設けて構成した低域通過フィル
タと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列素子と
し、コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号のS/N
を一定に近づけることができ、等価的に受信系のダイナ
ミックレンジを広くできる。
【0043】この発明の実施例18によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段
に終端用抵抗を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コンデンサを直列
素子とし、コンデンサの前段にコイルを並列素子として
設けて構成した高域通過フィルタにより、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、等価的に受信系の
ダイナミックレンジを広くできる。
【0044】この発明の実施例19によれば、オペアン
プと抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
した低域通過フィルタと、第二のビデオ増幅器と、コン
デンサを直列素子とし、コンデンサの前段にコイルを並
列素子として設けて構成した高域通過フィルタにより、
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ、等価
的に受信系のダイナミックレンジを広くできる。
【0045】
【実施例】 実施例1.図1にこの発明の実施例1におけるFM−C
Wレーダ装置のブロック図を示す。図において、1〜1
2は従来のFM−CWレーダと同一のものであり、13
はコイル、14は終端用抵抗である。
【0046】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、高域通過フィルタ8、ビデオ増幅
器9及びA/D変換器10を介しディジタル信号として
信号処理部11に送出する。信号処理部11では、ディ
ジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距離
・速度情報を得る。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子としコンデンサ12の前段にコイル13
と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設けて構
成している。ビデオ信号の周波数は図21に示すよう
に、ミキサ7に入力する局発信号と受信信号の周波数差
であり、目標の移動によって生じるドップラ周波数を除
けば、送信信号を第一のアンテナ5aから送信し、目標
で反射した受信信号がミキサ7に入力されるまでの時間
で決まり、この時間が長いほど、すなわち目標までの距
離が長くなるほど大きい値となる。また、受信信号レベ
ルは、目標までの距離が長くなるほど小さくなる。つま
り、遠距離の目標を検出する場合、ビデオ信号の周波数
は高く、レベルは小さい。また、近距離の目標を検出す
る場合、ビデオ信号の周波数は低く、レベルは大きい。
本実施例では、高域通過フィルタ8により、信号処理部
11で検出可能な最小の信号レベルに対して余裕のある
近距離の目標、すなわち低い周波数に存在する目標や、
低い周波数に存在し受信系を飽和させるようなビデオク
ラッタの信号レベルを低減する。このように、S/Nに
余裕のある受信信号及び受信系を飽和させるようなビデ
オクラッタの信号レベルを低減し、かつ遠距離の目標に
対しては信号レベルを低下させることなく検出できるた
め、等価的に受信部6の入力端で広いダイナミックレン
ジを確保できる。
【0047】ここで、高域通過フィルタ8の機能につい
て補足する。図23は、自動車に搭載したときの、この
発明の実施例1におけるFM−CWレーダの信号・クラ
ッタレベルを示す。図中、曲線aは目標からの受信信号
レベル、曲線bは地面からの受信クラッタレベル、曲線
cはA/D変換器10の入力端におけるビデオ信号レベ
ル、曲線dはA/D変換器10の入力端におけるビデオ
クラッタレベルである。なお、ここでは、説明を簡略化
するため、自速と目標速度が同じ場合について示してい
る。この発明のFM−CWレーダは、低域でのビデオク
ラッタ及びビデオ信号を高域通過フィルタ8で阻止して
いるため、A/D変換器10の入力端で最大の信号レベ
ルと最小の信号レベル(A/D変換器10の雑音レベ
ル)差が小さくなっている。このため、ダイナミックレ
ンジが受信部6の入力端で従来通り広く確保され、A/
D変換器10の入力端では狭くてよいため、受信系とし
ては、等価的にダイナミックレンジを確保している。次
に、高域通過フィルタ8の阻止域及び阻止量について述
べる。信号処理部11で目標の距離・速度を演算するに
は、検知S/Nが必要であり、近距離でのビデオ信号の
S/Nは検知S/Nより大きな値が得られているため、
高域通過フィルタ8でビデオ信号のS/Nが検知S/N
と等しくなるまで近距離のビデオ信号を阻止できる。し
たがって、近距離のビデオクラッタもビデオ信号と同じ
分だけ阻止できる。このように、ビデオ信号のS/Nに
余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルとビデオ信号
レベルのS/Nを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定
に近づけている。
【0048】実施例2.図2にこの発明の実施例2にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗である。
【0049】この場合にも、実施例1と同様に、コンデ
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設
け、コンデンサ12の後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0050】更に、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0051】実施例3.図3にこの発明の実施例3にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、16は
終端型電圧フォロワ回路である。
【0052】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
【0053】更に、近距離のクラッタ・目標信号が小さ
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
【0054】実施例4.図4にこの発明の実施例4にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
【0055】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル13
を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8に
より、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
るよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジ
の狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナ
ミックレンジを確保している。
【0056】更に、実施例1と比較して、コイル13に
終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域に
おける阻止量の増加が可能となる。
【0057】実施例5.図5にこの発明の実施例5にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路である。
【0058】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段及び後段にコ
イル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定
に近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミッ
クレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広
いダイナミックレンジを確保している。
【0059】更に、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0060】実施例6.図6にこの発明の実施例6にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、14は終端用抵抗、15はオペ
アンプ、16は終端型電圧フォロワ回路、17は抵抗で
ある。
【0061】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15とオペアンプ15の前段に終端用抵抗14を並
列素子として設けた終端型電圧フォロワ回路16と、終
端型電圧フォロワ回路16の後段にコンデンサ12を直
列素子として設け、コンデンサ12の前段にコイル1
3、コンデンサ12及び抵抗17の直列回路を並列素子
として設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0062】更に、特定の周波数帯でクラッタが生じる
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0063】実施例7.図7にこの発明の実施例7にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、13はコイル、15はオペアンプ、18は電圧
フォロワ回路である。
【0064】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15による電圧フォロワ回路18と、電圧フォロワ
回路18の後段にコンデンサ12を直列素子として設
け、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8により、低域にお
けるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0065】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、オペアンプ15のみによる電圧フォロワ回路1
8により、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができる。
【0066】実施例8.図8にこの発明の実施例8にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、14は終端用抵抗、15はオペアンプ、17は
抵抗である。
【0067】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設け
て構成した高域通過フィルタ8により、低域におけるビ
デオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/
D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的
に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保し
ている。
【0068】更に、コンデンサ、コイル及び抵抗の組合
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
【0069】実施例9.図9にこの発明の実施例9にお
けるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。図にお
いて、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一のもの
であり、15はオペアンプ、17は抵抗である。
【0070】この場合にも、実施例1と同様に、オペア
ンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティブ
フィルタで構成した高域通過フィルタ8により、低域に
おけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止で
き、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保している。
【0071】また、コンデンサ、コイル及び抵抗の組合
せで構成したフィルタより、アクティブフィルタでは少
ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実現でき、
ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信部6と
しての小型化が可能である。
【0072】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0073】実施例10.図10にこの発明の実施例1
0におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器である。
【0074】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、高域通過
フィルタ8、第一のビデオ増幅器9a及びA/D変換器
10を介しディジタル信号として信号処理部11に送出
する。信号処理部11では、ディジタル信号の周波数解
析及び演算処理により目標の距離・速度情報を得る。高
域通過フィルタ8は、コンデンサ12を直列素子として
構成し、ビデオ信号のS/Nに余裕のある領域で、ビデ
オクラッタレベルをビデオ信号レベルと共にビデオ信号
がS/N限界近くになるまで低下させ、すなわち、低域
におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止
し、A/D変換器10のダイナミックレンジの狭さを補
い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミックレン
ジを確保できる。
【0075】また、近距離のクラッタ・目標信号が小さ
い場合でも、低域での阻止量を低減することができるた
め、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
できる。
【0076】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
F(雑音指数)を改善することができる。
【0077】実施例11.図11にこの発明の実施例1
1におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
【0078】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、第二のビデオ増幅器9bの後段
にコンデンサ12を直列素子として設け、、コンデンサ
12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成し
た高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信号
のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換器
9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部
6の入力端の広いダイナミックレンジを確保している。
【0079】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0080】実施例12.図12にこの発明の実施例1
2におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイルである。
【0081】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし
て設け、コンデンサ12の前段及び後段にコイルを並列
素子として設けて構成した高域通過フィルタ8により、
低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの狭さ
を補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミック
レンジを確保している。
【0082】また、近距離のクラッタ・目標信号が大き
い場合でも、低域での阻止量を容易に増加させることが
できるため、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0083】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0084】実施例13.図13にこの発明の実施例1
3におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、17は抵抗
である。
【0085】この場合にも、実施例10と同様に、第二
のビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13、コンデンサ1
2及び抵抗17の直列回路を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
【0086】また、特定の周波数帯でクラッタが生じる
場合でも、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化する
ことができるため、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0087】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0088】実施例14.図14にこの発明の実施例1
4におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、19
は低域通過フィルタである。
【0089】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、低域通過フィルタ19、高域通過
フィルタ8、ビデオ増幅器9及びA/D変換器10を介
しディジタル信号として信号処理部11に送出する。信
号処理部11では、ディジタル信号の周波数解析及び演
算処理により目標の距離・速度情報を得る。低域通過フ
ィルタ19は、コイル13を直列素子とし、コイル13
の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設け、コイル13の後段にコンデンサ1
2を並列素子として設けて構成し、ミキサ7からの受信
信号及び局発信号の漏れ成分を抑圧する。高域通過フィ
ルタ8は、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ
12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列回路を
並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/Nに余
裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信号レ
ベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで低下
させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/Nを一
定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイナミ
ックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の
広いダイナミックレンジを確保できる。
【0090】実施例15.図15にこの発明の実施例1
5におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、14は終端用抵抗、15
はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタで
ある。
【0091】この場合にも、実施例14と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、コンデンサ12
を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル13を
並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ8によ
り、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に近づける
よう阻止でき、A/D変換器9のダイナミックレンジの
狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広いダイナミ
ックレンジを確保している。
【0092】更に、実施例14と比較して、コイル13
に終端用抵抗14を接続しない構成となるため、阻止域
における阻止量の増加が可能となる。
【0093】実施例16.図16にこの発明の実施例1
6におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜12は従来のFM−CWレーダと同一
のものであり、13はコイル、15はオペアンプ、17
は抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0094】この場合にも、実施例14と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、コンデ
ンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイ
ル13を並列素子として設けて構成した高域通過フィル
タ8により、低域におけるビデオ信号のS/Nを一定に
近づけるよう阻止でき、A/D変換器9のダイナミック
レンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端の広い
ダイナミックレンジを確保している。
【0095】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0096】実施例17.図17にこの発明の実施例1
7におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0097】次に動作について説明する。送信部1で
は、電圧制御発振器2は変調器4からの変調信号を受け
て周波数変調された高周波信号を発生し、方向性結合器
3により一部を局発信号として受信部6に送出し、残り
を送信信号として第一のアンテナ5aに送出する。第一
のアンテナ5aは送信信号を目標に照射し、第二のアン
テナ5bは目標からの反射を受けて受信信号を出力す
る。受信部6では、ミキサ7は受信信号を周波数変換し
て目標の距離・速度に応じたビート周波数成分をもった
ビデオ信号を出力し、第二のビデオ信号9b、低域通過
フィルタ19、高域通過フィルタ8、第一のビデオ増幅
器9a及びA/D変換器10を介しディジタル信号とし
て信号処理部11に送出する。信号処理部11では、デ
ィジタル信号の周波数解析及び演算処理により目標の距
離・速度情報を得る。低域通過フィルタ19は、コイル
13を直列素子とし、コイル13の前段にコンデンサ1
2と終端用抵抗14の直列回路を並列素子として設け、
コイル13の後段にコンデンサ12を並列素子として設
けて構成し、ミキサ7からの受信信号及び局発信号の漏
れ成分を抑圧する。高域通過フィルタ8は、コンデンサ
12を直列素子とし、コンデンサ12の前段にコイル1
3を並列素子として設けて構成し、ビデオ信号のS/N
に余裕のある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ信
号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるまで
低下させ、すなわち、低域におけるビデオ信号のS/N
を一定に近づけるよう阻止し、A/D変換器10のダイ
ナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力
端の広いダイナミックレンジを確保している。
【0098】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0099】実施例18.図18にこの発明の実施例1
8におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、14は終端
用抵抗、15はオペアンプ、17は抵抗、19は低域通
過フィルタである。
【0100】この場合にも、実施例17と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタの前段に終端用抵抗14を並列素子として設
けて構成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増
幅器9Bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデン
サ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8により、低域におけるビデオ信
号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A/D変換
器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価的に受信
部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保してい
る。
【0101】更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0102】実施例19.図19にこの発明の実施例1
9におけるFM−CWレーダ装置のブロック図を示す。
図において、1〜8,10〜12は従来のFM−CWレ
ーダと同一のものであり、9aは第一のビデオ増幅器、
9bは第二のビデオ増幅器、13はコイル、15はオペ
アンプ、17は抵抗、19は低域通過フィルタである。
【0103】この場合にも、実施例17と同様に、オペ
アンプ15と抵抗17とコンデンサ12によるアクティ
ブフィルタで構成した低域通過フィルタ19と、第二の
ビデオ増幅器9bと、コンデンサ12を直列素子とし、
コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子として設
けて構成した高域通過フィルタ8により、低域における
ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう阻止でき、A
/D変換器9のダイナミックレンジの狭さを補い、等価
的に受信部6の入力端の広いダイナミックレンジを確保
している。
【0104】また、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用することにより、受信部6のN
Fを改善することができる。
【0105】更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高
い場合、アクティブフィルタにより、ミキサ7と高域通
過フィルタ8のインピーダンス整合をとることができ
る。
【0106】なお、以上はアンテナを2個使用し、それ
ぞれを送信及び受信に用いる場合について述べたが、ア
ンテナを1個にして、送信及び受信で共用した場合も同
等の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
しコンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14
の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、高域通過フィルタ8の阻止域をビデオ
信号の周波数帯域に重なるようにし、ビデオ信号のS/
Nに余裕がある領域で、ビデオクラッタレベルをビデオ
信号レベルと共にビデオ信号がS/N限界近くになるま
で低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるよう
にしているため、A/D変換器10のダイナミックレン
ジの狭さを補い、等価的に受信部6の入力端のダイナミ
ックレンジが確保でき、構成が簡単で安価・高性能とな
る。
【0108】この発明の実施例2によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗1
4の直列回路を並列素子として設け、コンデンサ12の
後段にコイル13を並列素子として設けて構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができる。
【0109】この発明の実施例3によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設けて構成
した高域通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減
するようにしているため、近距離のクラッタ・目標信号
が小さい場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができる。
【0110】この発明の実施例4によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて
構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタと
ビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを
一定に近づけることができる。
【0111】この発明の実施例5によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15とオペアンプ1
5の前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端
型電圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路1
6の後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コン
デンサ12の前段及び後段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができる。
【0112】この発明の実施例6によれば、ミキサとビ
デオ増幅器の間に、オペアンプ15とオペアンプ15の
前段に終端用抵抗14を並列素子として設けた終端型電
圧フォロワ回路16と、終端型電圧フォロワ回路16の
後段にコンデンサ12を直列素子として設け、コンデン
サ12の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗1
7の直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定
化するようにしているため、特定の周波数帯でクラッタ
が生じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定
に近づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離の
ビデオ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上
する。
【0113】この発明の実施例7によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15による電圧フォ
ロワ回路18と、電圧フォロワ回路18の後段にコンデ
ンサ12を直列素子として設け、コンデンサ12の前段
にコイル13を並列素子として設けて構成した高域通過
フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベ
ルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけるこ
とができ、更に、ミキサ7の出力インピーダンスが高い
場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダンス
整合をとることができる。
【0114】この発明の実施例8によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端用
抵抗14を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、少ない素子数でQの高い高域通過フィルタ8を実
現し、ビデオ増幅器9と一部共用化もできるため、受信
部6としての小型化が可能である。
【0115】この発明の実施例9によれば、ミキサ7と
ビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17とコ
ンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した高域
通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号の
レベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけ
ることができ、また、ミキサ7の出力インピーダンスが
高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8のインピーダ
ンス整合をとることができ、更に、少ない素子数でQの
高い高域通過フィルタ8を実現し、ビデオ増幅器9と一
部共用化もできるため、受信部6としての小型化が可能
である。
【0116】この発明の実施例10によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子として構成する高域
通過フィルタ8を備え、低域での阻止量を低減するよう
にしているため、近距離のクラッタ・目標信号が小さい
場合でも、低域のビデオ信号のS/Nを一定に近づける
ことができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過
フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNF
を改善することができる。
【0117】この発明の実施例11によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した
高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信
号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近
づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高
域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6
のNFを改善することができる。
【0118】この発明の実施例12によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段及び後段にコイルを並列素子として設けて構成
した高域通過フィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ
信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に
近づけることができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを
高域通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部
6のNFを改善することができる。
【0119】この発明の実施例13によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、第二のビデオ増幅器
9bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ1
2の前段にコイル13、コンデンサ12及び抵抗17の
直列回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィ
ルタを備え、特定の周波数帯の阻止量を制限/一定化す
るようにしているため、特定の周波数帯でクラッタが生
じる場合でも、近距離のビデオ信号のS/Nを一定に近
づけ、周波数の高いクラッタのない領域で遠距離のビデ
オ信号のS/Nを低下させなくてすみ、性能も向上する
ことができ、更に、第二のビデオ信号9bを高域通過フ
ィルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを
改善することができる。。
【0120】この発明の実施例14によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、コイル13を直列素子とし、
コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵抗14の
直列回路を並列素子として設け、コイル13の後段にコ
ンデンサ12を並列素子として設けて構成した低域通過
フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コン
デンサ12の前段にコイル13と終端用抵抗14の直列
回路を並列素子として設けて構成した高域通過フィルタ
8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを低下
させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることができ
る。
【0121】この発明の実施例15によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタの前段に終端
用抵抗14を並列素子として設けて構成した低域通過フ
ィルタ19と、コンデンサ12を直列素子とし、コンデ
ンサ12の前段にコイル13を並列素子として設けて構
成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビ
デオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一
定に近づけることができる。
【0122】この発明の実施例16によれば、ミキサ7
とビデオ増幅器9の間に、オペアンプ15と抵抗17と
コンデンサ12によるアクティブフィルタで構成した低
域通過フィルタ19と、コンデンサ12を直列素子と
し、コンデンサ12の前段にコイル13を並列素子とし
て設けて構成した高域通過フィルタ8を備え、ビデオク
ラッタとビデオ信号のレベルを低下させ、ビデオ信号の
S/Nを一定に近づけることができ、更に、ミキサ7の
出力インピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フ
ィルタ8のインピーダンス整合をとることができる。
【0123】この発明の実施例17によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、コイル13を直列素
子とし、コイル13の前段にコンデンサ12と終端用抵
抗14の直列回路を並列素子として設け、コイル13の
後段にコンデンサ12を並列素子として設けて構成した
低域通過フィルタ9と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタを備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベルを
低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけることが
でき、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィル
タ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改善
することができる。
【0124】この発明の実施例18によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタの前
段に終端用抵抗14を並列素子として設けて構成した低
域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9bと、コ
ンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12の前段に
コイル13を並列素子として設けて構成した高域通過フ
ィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号のレベル
を低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づけること
ができ、更に、第二のビデオ増幅器9bを高域通過フィ
ルタ8の前段に使用しているため、受信部6のNFを改
善することができる。
【0125】この発明の実施例19によれば、ミキサ7
と第一のビデオ増幅器9aの間に、オペアンプ15と抵
抗17とコンデンサ12によるアクティブフィルタで構
成した低域通過フィルタ19と、第二のビデオ増幅器9
bと、コンデンサ12を直列素子とし、コンデンサ12
の前段にコイル13を並列素子として設けて構成した高
域通過フィルタ8を備え、ビデオクラッタとビデオ信号
のレベルを低下させ、ビデオ信号のS/Nを一定に近づ
けることができ、また、第二のビデオ増幅器9bを高域
通過フィルタ8の前段に使用しているため、受信部6の
NFを改善することができ、更に、ミキサ7の出力イン
ピーダンスが高い場合、ミキサ7と高域通過フィルタ8
のインピーダンス整合をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図5】 この発明の実施例5によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図6】 この発明の実施例6によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図7】 この発明の実施例7によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図8】 この発明の実施例8によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図9】 この発明の実施例9によるFM−CWレーダ
の構成ブロック図である。
【図10】 この発明の実施例10によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図11】 この発明の実施例11によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図12】 この発明の実施例12によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図13】 この発明の実施例13によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図14】 この発明の実施例14によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図15】 この発明の実施例15によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図16】 この発明の実施例16によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図17】 この発明の実施例17によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図18】 この発明の実施例18によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図19】 この発明の実施例19によるFM−CWレ
ーダの構成ブロック図である。
【図20】 従来のFM−CWレーダの構成ブロック図
である。
【図21】 従来のFM−CWレーダの動作原理図を示
す図である。
【図22】 従来のFM−CWレーダの受信レベルを示
す図である。
【図23】 この発明の実施例1によるFM−CWレベ
ルの受信レベルを示す図である。
【符号の説明】
1 送信部、2 電圧制御発振器、3 方向性結合器、
4 変調器、5a 第一のアンテナ、5b 第二のアン
テナ、6 受信部、7 ミキサ、8 高域通過フィル
タ、9 ビデオ増幅器、10 A/D変換器、11 信
号処理部、12コンデンサ、13 コイル、14 終端
用抵抗、15 オペアンプ、16 終端型電圧フォロワ
回路、17 抵抗、18 電圧フォロワ回路、19 低
域通過フィルタ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標に送信信号を照射するための第一の
    アンテナと、変調器と、この変調器から出力される変調
    信号により周波数変調された高周波信号を発生する電圧
    制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上記
    高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号とし
    て上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目標
    からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上記
    第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器から
    出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキサ
    と、このミキサの中間周波数出力端に接続され、コンデ
    ンサを直列素子とし、このコンデンサの前段にコイルと
    終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成する
    高域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号
    を増幅するビデオ増幅器と、このビデオ増幅器の出力信
    号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディジ
    タル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得るた
    めの信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻止
    域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたことを
    特徴とするFM−CWレーダ。
  2. 【請求項2】 上記高域通過フィルタを、コンデンサを
    直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイルと終端用
    抵抗の直列回路を並列素子として設け、上記コンデンサ
    の後段にコイルを並列素子として設けて構成したことを
    特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。
  3. 【請求項3】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
    けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
    ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設けて構成
    したことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレー
    ダ。
  4. 【請求項4】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
    けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
    ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
    コンデンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成
    したことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレー
    ダ。
  5. 【請求項5】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
    けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
    ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
    コンデンサの前段及び後段にコイルを並列素子として設
    けて構成したことを特徴とする請求項1記載のFM−C
    Wレーダ。
  6. 【請求項6】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    上記オペアンプの前段に終端用抵抗を並列素子として設
    けた終端型電圧フォロワ回路と、上記終端型電圧フォロ
    ワ回路の後段にコンデンサを直列素子として設け、上記
    コンデンサの前段にコイル、コンデンサ及び抵抗の直列
    回路を並列素子として設けて構成したことを特徴とする
    請求項1記載のFM−CWレーダ。
  7. 【請求項7】 上記高域通過フィルタを、オペアンプに
    よる電圧フォロワ回路と、上記電圧フォロワ回路の後段
    にコンデンサを直列素子として設け、上記コンデンサの
    前段にコイルを並列素子として設けて構成したことを特
    徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。
  8. 【請求項8】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に終
    端用抵抗を並列素子として設けて構成したことを特徴と
    する請求項1記載のFM−CWレーダ。
  9. 【請求項9】 上記高域通過フィルタを、オペアンプと
    抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。
  10. 【請求項10】 目標に送信信号を照射するための第一
    のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
    調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
    圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
    記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
    して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
    標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
    記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
    ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
    サと、このミキサの出力信号を増幅する第二のビデオ増
    幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力端に接続され、
    コンデンサを直列素子として設けて構成する高域通過フ
    ィルタと、この高域通過フィルタの出力信号を増幅する
    第一のビデオ増幅器と、この第一のビデオ増幅器の出力
    信号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディ
    ジタル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得る
    ための信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻
    止域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたこと
    を特徴とするFM−CWレーダ。
  11. 【請求項11】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
    を直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイルを並列
    素子として設けて構成したことを特徴とする請求項10
    記載のFM−CWレーダ。
  12. 【請求項12】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
    を直列素子とし、上記コンデンサの前段及び後段にコイ
    ルを並列素子として設けて構成したことを特徴とする請
    求項10記載のFM−CWレーダ。
  13. 【請求項13】 上記高域通過フィルタを、コンデンサ
    を直列素子とし、上記コンデンサの前段にコイル、コン
    デンサ及び抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成
    したことを特徴とする請求項10記載のFM−CWレー
    ダ。
  14. 【請求項14】 目標に送信信号を照射するための第一
    のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
    調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
    圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
    記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
    して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
    標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
    記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
    ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
    サと、このミキサの中間周波数出力端に接続され、コイ
    ルを直列素子とし、このコイルの前段にコンデンサと終
    端用抵抗の直列回路を並列素子として設け、このコイル
    の後段にコンデンサを並列素子として設けて構成し、ビ
    デオ信号の周波数帯域を通過域とした低域通過フィルタ
    と、この低域通過フィルタの出力端に接続され、コンデ
    ンサを直列素子とし、このコンデンサの前段にコイルと
    終端用抵抗の直列回路を並列素子として設けて構成した
    高域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号
    を増幅するビデオ増幅器と、このビデオ増幅器の出力信
    号をディジタル信号化するA/D変換器と、このディジ
    タル信号を周波数解析し目標の距離・速度情報を得るた
    めの信号処理部とを備え、上記高域通過フィルタの阻止
    域がビデオ信号の周波数帯域に重なるようにしたことを
    特徴とするFM−CWレーダ。
  15. 【請求項15】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
    と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
    終端用抵抗を並列素子として設けて構成し、上記高域通
    過フィルタを、コンデンサを直列素子とし、上記コンデ
    ンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成したこ
    とを特徴とする請求項14記載のFM−CWレーダ。
  16. 【請求項16】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
    と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成
    し、上記高域通過フィルタを、コンデンサを直列素子と
    し、上記コンデンサの前段にコイルを並列素子として設
    けて構成したことを特徴とする請求項14記載のFM−
    CWレーダ。
  17. 【請求項17】 目標に送信信号を照射するための第一
    のアンテナと、変調器と、この変調器から出力される変
    調信号により周波数変調された高周波信号を発生する電
    圧制御発振器と、この電圧制御発振器から出力される上
    記高周波信号の一部を局発信号とし、残りを送信信号と
    して上記第一のアンテナに出力する方向性結合器と、目
    標からの受信信号を受けるための第二のアンテナと、上
    記第二のアンテナからの受信信号を上記方向性結合器か
    ら出力される上記局発信号を用いて周波数変換するミキ
    サと、このミキサの出力信号を増幅する第二のビデオ増
    幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力端に接続され、
    コイルを直列素子とし、このコイルの前段にコンデンサ
    と終端用抵抗の直列回路を並列素子として設け、このコ
    イルの後段にコンデンサを並列素子として設けて構成
    し、ビデオ信号の周波数帯域を通過域とした低域通過フ
    ィルタと、この低域通過フィルタの出力信号を増幅する
    第二のビデオ増幅器と、この第二のビデオ増幅器の出力
    端に接続され、コンデンサを直列素子とし、このコンデ
    ンサの前段にコイルを並列素子として設けて構成した高
    域通過フィルタと、この高域通過フィルタの出力信号を
    増幅する第一のビデオ増幅器と、この第一のビデオ増幅
    器の出力信号をディジタル信号化するA/D変換器と、
    このディジタル信号を周波数解析し目標の距離・速度情
    報を得るための信号処理部とを備え、上記高域通過フィ
    ルタの阻止域がビデオ信号の周波数帯域に重なるように
    したことを特徴とするFM−CWレーダ。
  18. 【請求項18】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
    と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタの前段に
    終端用抵抗を並列素子として設けて構成したことを特徴
    とする請求項17記載のFM−CWレーダ。
  19. 【請求項19】 上記低域通過フィルタを、オペアンプ
    と抵抗とコンデンサによるアクティブフィルタで構成し
    たことを特徴とする請求項17記載のFM−CWレー
    ダ。
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JP2004506909A (ja) * 2000-08-16 2004-03-04 レイセオン・カンパニー レーダ受信機用ビデオ増幅器
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