JPH08303779A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents
ガスタービン燃焼器Info
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- JPH08303779A JPH08303779A JP11423495A JP11423495A JPH08303779A JP H08303779 A JPH08303779 A JP H08303779A JP 11423495 A JP11423495 A JP 11423495A JP 11423495 A JP11423495 A JP 11423495A JP H08303779 A JPH08303779 A JP H08303779A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/16—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration with devices inside the flame tube or the combustion chamber to influence the air or gas flow
- F23R3/18—Flame stabilising means, e.g. flame holders for after-burners of jet-propulsion plants
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
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- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2260/00—Function
- F05B2260/96—Preventing, counteracting or reducing vibration or noise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】予混合器6の先端部並びに中心に配置されるパ
イロットバーナ7の先端を燃焼器ライナ3に立てた直角
な線19に対し傾斜角θをもつように配置する。このよ
うに配置することによって保炎器9の後方にできる最大
発熱位置を燃焼器の周方向で最大dLだけ離すことが可
能になる。また、予混合器6を複数個に分割して個々の
ブロック毎に燃料制御を行う。 【効果】従来の予混合器部並びにパイロットバーナの基
本的構成を変えることなく比較的軽微な変更によって燃
焼振動の発生が抑えられる。
イロットバーナ7の先端を燃焼器ライナ3に立てた直角
な線19に対し傾斜角θをもつように配置する。このよ
うに配置することによって保炎器9の後方にできる最大
発熱位置を燃焼器の周方向で最大dLだけ離すことが可
能になる。また、予混合器6を複数個に分割して個々の
ブロック毎に燃料制御を行う。 【効果】従来の予混合器部並びにパイロットバーナの基
本的構成を変えることなく比較的軽微な変更によって燃
焼振動の発生が抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービン燃焼器に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンの利用は近年、蒸気タービ
ンと併用し熱効率の大幅な改善ができるコンバインドサ
イクル発電プラントなど大形化している。一方、大気汚
染に対する公害規制は、さらに厳しくなり、窒素酸化物
(NOx)やCO2 など大気汚染物質の排出値を低減す
ることが社会的な要請になっている。ガスタービンの燃
焼器のNOx低減は燃焼法の改善により行われてきた。
初期には油燃料による拡散燃焼が主流であったが、最近
はガス系の燃料(LNGなど)がほとんど、燃焼法も拡
散燃焼から予混合燃焼へ変わってきている。予混合燃焼
とは予め燃料と空気を混合させた予混合気を燃焼させる
方式で、比較的低温で一様な燃焼ができることから、N
Oxの発生が盛んな高温域が少なく、NOxの低減効果
の大きい燃焼法である。
ンと併用し熱効率の大幅な改善ができるコンバインドサ
イクル発電プラントなど大形化している。一方、大気汚
染に対する公害規制は、さらに厳しくなり、窒素酸化物
(NOx)やCO2 など大気汚染物質の排出値を低減す
ることが社会的な要請になっている。ガスタービンの燃
焼器のNOx低減は燃焼法の改善により行われてきた。
初期には油燃料による拡散燃焼が主流であったが、最近
はガス系の燃料(LNGなど)がほとんど、燃焼法も拡
散燃焼から予混合燃焼へ変わってきている。予混合燃焼
とは予め燃料と空気を混合させた予混合気を燃焼させる
方式で、比較的低温で一様な燃焼ができることから、N
Oxの発生が盛んな高温域が少なく、NOxの低減効果
の大きい燃焼法である。
【0003】一方、予混合燃焼比率の増大並びに希薄予
混合気の燃焼は逆に燃焼の安定性を悪くし、燃焼振動や
不安定燃焼を起し易く、信頼性上、大きな問題がある。
燃焼振動の発生は、燃焼器のハードウエアの損傷や破損
に繋がるため、その発生の抑制や燃焼振動圧力の低減が
予混合燃焼の大きな課題となっている。
混合気の燃焼は逆に燃焼の安定性を悪くし、燃焼振動や
不安定燃焼を起し易く、信頼性上、大きな問題がある。
燃焼振動の発生は、燃焼器のハードウエアの損傷や破損
に繋がるため、その発生の抑制や燃焼振動圧力の低減が
予混合燃焼の大きな課題となっている。
【0004】ところで、燃焼装置に発生する、燃焼振動
は振動形態からヘルムホルツ形と音響学的固有振動形に
分類できる。前者は振動空間内で圧力が同位相で伝播す
る特徴があり、これまで家庭用の暖房器や小形ボイラな
どでの発生報告例がみられる。一方、後者は振動空間内
で圧力に分布がある特徴をもつ、気柱共鳴現象の一つで
これまで大形ボイラや火炉での報告が多い。またこの形
の振動については、単純な小形燃焼装置を用いた現象の
メカニズム解明の研究も多くなされている。ガスタービ
ンの燃焼器についてはまだ明確に述べられた報告はない
が、我々の研究では後者のタイプが支配的であると判断
している。
は振動形態からヘルムホルツ形と音響学的固有振動形に
分類できる。前者は振動空間内で圧力が同位相で伝播す
る特徴があり、これまで家庭用の暖房器や小形ボイラな
どでの発生報告例がみられる。一方、後者は振動空間内
で圧力に分布がある特徴をもつ、気柱共鳴現象の一つで
これまで大形ボイラや火炉での報告が多い。またこの形
の振動については、単純な小形燃焼装置を用いた現象の
メカニズム解明の研究も多くなされている。ガスタービ
ンの燃焼器についてはまだ明確に述べられた報告はない
が、我々の研究では後者のタイプが支配的であると判断
している。
【0005】後者形の燃焼振動の発振法則については有
効なLoad Rayleigh の発振条件は数1がよく用いられて
いる。
効なLoad Rayleigh の発振条件は数1がよく用いられて
いる。
【0006】
【数1】
【0007】数1は音波の仕事量を表し、これが正であ
れば発振、負であれば燃焼振動は発生しない。実際に
は、加振源となる熱発熱量および圧力との位相関係さら
に系全体の振動モードに対する振動エネルギの減衰量な
どとも関係し、振動応答まで推定することは一般に難し
い。
れば発振、負であれば燃焼振動は発生しない。実際に
は、加振源となる熱発熱量および圧力との位相関係さら
に系全体の振動モードに対する振動エネルギの減衰量な
どとも関係し、振動応答まで推定することは一般に難し
い。
【0008】ガスタービン燃焼器の燃焼振動の圧力レベ
ルは従来の拡散燃焼に比ベて、予混合燃焼の方が遥かに
高い振動が観測される。この一つの理由は油燃料の拡散
燃焼では油滴の径の違い、蒸発速度の違いなどがあっ
て、局所的に見れば発熱量や発熱位置に相当のばらつき
があるため燃焼振動の圧力に対する発熱の位相も全体と
して揃わないためとみられる。これに対して予混合燃焼
の場合は燃料が均一濃度になっているためどの位置でも
ほとんど同じ位相でしかも集中的な発熱をみることにな
り、振動の加振力は集中的で強力なものになるためと思
われる。
ルは従来の拡散燃焼に比ベて、予混合燃焼の方が遥かに
高い振動が観測される。この一つの理由は油燃料の拡散
燃焼では油滴の径の違い、蒸発速度の違いなどがあっ
て、局所的に見れば発熱量や発熱位置に相当のばらつき
があるため燃焼振動の圧力に対する発熱の位相も全体と
して揃わないためとみられる。これに対して予混合燃焼
の場合は燃料が均一濃度になっているためどの位置でも
ほとんど同じ位相でしかも集中的な発熱をみることにな
り、振動の加振力は集中的で強力なものになるためと思
われる。
【0009】そこで、予混合燃焼に於ける振動軽減策の
方法の一つとして、燃焼の集中化をなくし特に燃焼器の
長手方向で燃焼部を分散させると言う考え方がある。特
開昭64−329 号公報は発明の目的とするところは違う
が、燃焼振動抑制と言う観点からは従来の単一燃焼ポー
トに比べれば制振効果があると思われる。従来、燃焼器
の燃焼振動に対するためには振動の発生源を押さえると
言うよりは、振動に対する構造の強化や振動減衰に効果
のある構造などハードウエア側の変更の対策が主であっ
た。
方法の一つとして、燃焼の集中化をなくし特に燃焼器の
長手方向で燃焼部を分散させると言う考え方がある。特
開昭64−329 号公報は発明の目的とするところは違う
が、燃焼振動抑制と言う観点からは従来の単一燃焼ポー
トに比べれば制振効果があると思われる。従来、燃焼器
の燃焼振動に対するためには振動の発生源を押さえると
言うよりは、振動に対する構造の強化や振動減衰に効果
のある構造などハードウエア側の変更の対策が主であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はガスタービン
の予混合燃焼器をはじめ同種の燃焼装置で発生する有害
な燃焼振動の抑制及び振動圧力の低減を目的とする。
の予混合燃焼器をはじめ同種の燃焼装置で発生する有害
な燃焼振動の抑制及び振動圧力の低減を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1にガスタービン燃焼
器で発生する燃焼振動の代表的な振動モードを模式的に
示した。すなわち、燃焼器の長手方向に圧力分布が存在
する典型的な気柱振動モード(音響学的固有振動)にな
っている。この振動モードの形状からその音響境界条件
は両端固定に近いものと考えられる(1個の振動節を持
つ1次の振動)。燃焼器の出口にはタービン動翼があ
り、ここで作動流体は音速を越えるため音の伝播はこの
点の上流と下流側では干渉は起こらない。従って、燃焼
器の出口部は音響の固定壁とみなせる。一方、燃焼器の
上流側については開口部が多くあるので、下流側ほど明
瞭ではないがほぼ固定壁に近い条件とみなせる。従って
上流側端も燃焼振動モードの圧力の腹(圧力振幅の最大
値)となる。そして、そこが燃焼の発熱部に最も近い位
置になっている。レイリーの発振条件によると圧力のち
ょうど腹(圧力勾配がゼロの点;粒子速度がゼロ)及び
振動の節(圧力がゼロ)では仕事量はゼロとなって発振は
しないがそれ以外の腹と節の間に発熱ゾーンが存在し、
しかも振動圧力の位相と同相で、且つ集中的に燃焼が起
こる程燃焼振動の発振エネルギは高くなる。また燃焼振
動の発振が圧力依存型であるとすると、発振を抑えるた
めには圧力の腹から離れた位置に燃焼ゾーンをもってく
るのがよい。
器で発生する燃焼振動の代表的な振動モードを模式的に
示した。すなわち、燃焼器の長手方向に圧力分布が存在
する典型的な気柱振動モード(音響学的固有振動)にな
っている。この振動モードの形状からその音響境界条件
は両端固定に近いものと考えられる(1個の振動節を持
つ1次の振動)。燃焼器の出口にはタービン動翼があ
り、ここで作動流体は音速を越えるため音の伝播はこの
点の上流と下流側では干渉は起こらない。従って、燃焼
器の出口部は音響の固定壁とみなせる。一方、燃焼器の
上流側については開口部が多くあるので、下流側ほど明
瞭ではないがほぼ固定壁に近い条件とみなせる。従って
上流側端も燃焼振動モードの圧力の腹(圧力振幅の最大
値)となる。そして、そこが燃焼の発熱部に最も近い位
置になっている。レイリーの発振条件によると圧力のち
ょうど腹(圧力勾配がゼロの点;粒子速度がゼロ)及び
振動の節(圧力がゼロ)では仕事量はゼロとなって発振は
しないがそれ以外の腹と節の間に発熱ゾーンが存在し、
しかも振動圧力の位相と同相で、且つ集中的に燃焼が起
こる程燃焼振動の発振エネルギは高くなる。また燃焼振
動の発振が圧力依存型であるとすると、発振を抑えるた
めには圧力の腹から離れた位置に燃焼ゾーンをもってく
るのがよい。
【0012】本発明では発熱ゾーンを長手方向並びに燃
焼器の周方向にも変化させて発熱の集中を緩和し、起振
力を分散減少させることを特徴としている。
焼器の周方向にも変化させて発熱の集中を緩和し、起振
力を分散減少させることを特徴としている。
【0013】
【作用】発熱ゾーンを燃焼器の長手方向変化させる目的
のために予混合燃焼部のバーナ出口端面の長さを燃焼器
の周方向で違うようにした。また燃焼器の周方向の火炎
パターン、すなわち、燃焼速度が変えられるようにする
ために燃焼ポートを複数個に分割すると共に各燃焼ポー
トの内周側と外周側の燃空比(燃料と空気の重量比)、
すなわち、予混合気の濃度を変えられるように燃料ノズ
ルの外周,内周側の2個のノズル噴孔へ供給する燃料を
個々に制御できるようにした。以上のようなノズル配置
と周方向の燃料濃度の制御によって発熱ゾーンの燃焼器
長手方向への分散が可能となり、かつ燃焼パターンをあ
る程度の範囲で変化できることによって発熱速度に位相
差を持たせることによって燃焼振動の発振を抑制するこ
とが可能となる。
のために予混合燃焼部のバーナ出口端面の長さを燃焼器
の周方向で違うようにした。また燃焼器の周方向の火炎
パターン、すなわち、燃焼速度が変えられるようにする
ために燃焼ポートを複数個に分割すると共に各燃焼ポー
トの内周側と外周側の燃空比(燃料と空気の重量比)、
すなわち、予混合気の濃度を変えられるように燃料ノズ
ルの外周,内周側の2個のノズル噴孔へ供給する燃料を
個々に制御できるようにした。以上のようなノズル配置
と周方向の燃料濃度の制御によって発熱ゾーンの燃焼器
長手方向への分散が可能となり、かつ燃焼パターンをあ
る程度の範囲で変化できることによって発熱速度に位相
差を持たせることによって燃焼振動の発振を抑制するこ
とが可能となる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1から図4をもって説明
する。図1は本発明と関わりのあるガスタービン燃焼器
内に発生する燃焼振動の代表的な圧力分布(圧力モー
ド)を模式的に示した図である。この振動と関係して燃
焼器の構成について簡単に説明する。燃焼器は外筒1と
ラッパーケイシング2の中に配置されている。上流側に
はパイロットバーナ7や予混合器6などの燃焼に関係す
る部品があり、その下流側に燃焼器ライナ3によって形
成される燃焼室4が続き、さらにその下流側に燃焼ガス
をタービン動翼14まで輸送するための尾筒5がある。
燃焼器ライナ1部は円筒形状であり、尾筒5は上流側が
円筒で下流側端は円環を燃焼器の本数で等分割した形状
になる。圧縮機デイフューザ15を通った空気16はリ
ザーバタンク17に入り、外筒1と燃焼器ライナ3の環
状通路を通って予混合器6やパイロットバーナ7へ供給
される。
する。図1は本発明と関わりのあるガスタービン燃焼器
内に発生する燃焼振動の代表的な圧力分布(圧力モー
ド)を模式的に示した図である。この振動と関係して燃
焼器の構成について簡単に説明する。燃焼器は外筒1と
ラッパーケイシング2の中に配置されている。上流側に
はパイロットバーナ7や予混合器6などの燃焼に関係す
る部品があり、その下流側に燃焼器ライナ3によって形
成される燃焼室4が続き、さらにその下流側に燃焼ガス
をタービン動翼14まで輸送するための尾筒5がある。
燃焼器ライナ1部は円筒形状であり、尾筒5は上流側が
円筒で下流側端は円環を燃焼器の本数で等分割した形状
になる。圧縮機デイフューザ15を通った空気16はリ
ザーバタンク17に入り、外筒1と燃焼器ライナ3の環
状通路を通って予混合器6やパイロットバーナ7へ供給
される。
【0015】11は燃焼器内に発生する振動燃焼の代表
的な圧力モードである。このモードはいわゆる音響振動
(気柱振動)の両端固定境界における1次の振動に近
い。タービン動翼14側と予混合器6の出口またパイロ
ットバーナ7付近は振動圧力の腹12,12となり、燃
焼室4の内部には振動圧力の節が存在する。予混合器出
口部には保炎器9があり、その近くに集中的な火炎帯1
0が存在する。
的な圧力モードである。このモードはいわゆる音響振動
(気柱振動)の両端固定境界における1次の振動に近
い。タービン動翼14側と予混合器6の出口またパイロ
ットバーナ7付近は振動圧力の腹12,12となり、燃
焼室4の内部には振動圧力の節が存在する。予混合器出
口部には保炎器9があり、その近くに集中的な火炎帯1
0が存在する。
【0016】従来形の燃焼器ではここに示したように燃
焼振動が発振し易い圧力モードの腹12付近に発熱ゾー
ンがあり、しかも非常に狭い範囲で集中的に燃焼すると
いう燃焼振動発振に好都合な条件が満たされ易い構造で
あった。
焼振動が発振し易い圧力モードの腹12付近に発熱ゾー
ンがあり、しかも非常に狭い範囲で集中的に燃焼すると
いう燃焼振動発振に好都合な条件が満たされ易い構造で
あった。
【0017】本発明では、燃焼振動の発生しにくいバー
ナ構造として、図2に示すように、予混合器及びパイロ
ットバーナの出口面を燃焼器の周方向で違えるようにし
て発熱ゾーンを燃焼器長手方向に分散させたことを第1
の特徴とする。最大発熱ゾーンの最大移動幅dLは燃焼
器ライナ3の壁面に対する直角線19とバーナ端面18
のなす傾角θを選択することによって自由に設定可能で
ある。また図では予混合器6の出口面とパイロットバー
ナの先端を同一傾斜角上にあるように配置しているが、
その限りではなく、パイロットバーナを予混合器先端す
なわちバーナ端面18より上流側にも下流側(燃焼側)
へ出したりすることもできる。以上の様なバーナ形状で
従来燃焼方式のように燃焼器の周方向に一様な燃焼火炎
を形成させても十分制振効果は上がるが、さらに制振効
果を上げるには周方向にも火炎パターンを変えられるよ
うにすることである。
ナ構造として、図2に示すように、予混合器及びパイロ
ットバーナの出口面を燃焼器の周方向で違えるようにし
て発熱ゾーンを燃焼器長手方向に分散させたことを第1
の特徴とする。最大発熱ゾーンの最大移動幅dLは燃焼
器ライナ3の壁面に対する直角線19とバーナ端面18
のなす傾角θを選択することによって自由に設定可能で
ある。また図では予混合器6の出口面とパイロットバー
ナの先端を同一傾斜角上にあるように配置しているが、
その限りではなく、パイロットバーナを予混合器先端す
なわちバーナ端面18より上流側にも下流側(燃焼側)
へ出したりすることもできる。以上の様なバーナ形状で
従来燃焼方式のように燃焼器の周方向に一様な燃焼火炎
を形成させても十分制振効果は上がるが、さらに制振効
果を上げるには周方向にも火炎パターンを変えられるよ
うにすることである。
【0018】本発明の第2点は、図2にも示したよう
に、周方向の火炎パターンを違えるように燃焼を制御す
ることができることであ。20,20に示した非対称火
炎はその形状が保炎器9に対して外周側と内周側の火炎
パターンが違うことと、燃焼器軸中心21に対しても非
対称な分布となることを模式的に示している。さらにこ
の詳細を図3で説明する。
に、周方向の火炎パターンを違えるように燃焼を制御す
ることができることであ。20,20に示した非対称火
炎はその形状が保炎器9に対して外周側と内周側の火炎
パターンが違うことと、燃焼器軸中心21に対しても非
対称な分布となることを模式的に示している。さらにこ
の詳細を図3で説明する。
【0019】図3は燃焼器周方向に形成される火炎パタ
ーンの状態をモデル化して示した。ここではパイロット
バーナ7からの火炎は特に示していない。本発明では保
炎器9(ここではリング状の保炎器を示す。)の後方に
できる火炎パターンを以下の方法によって変えられるよ
うにしている。予混合器を周方向に複数個(図には4分
割した状況を示す)に分割しグループ化し、ここに供給
する燃料流量を個別に制御できるようにしてある。即
ち、燃料デバイダ25によって4分割された予混合器6
に燃料供給口24を通して送られる。各予混合器に送ら
れる燃料系統はそれぞれ2系統からなる。それは図4に
示すように予混合器に供給される燃料は燃料ノズル8の
2個の噴出孔、すなわち、予混合器の外周側に向かって
設けられた外周側ノズル噴孔26とこれと対向する位置
に配置された内周側ノズル噴孔27から噴出しその流量
を別々に変えられる。このため燃料ノズル8の内部は2
本の燃料パス28,29が設けられる。
ーンの状態をモデル化して示した。ここではパイロット
バーナ7からの火炎は特に示していない。本発明では保
炎器9(ここではリング状の保炎器を示す。)の後方に
できる火炎パターンを以下の方法によって変えられるよ
うにしている。予混合器を周方向に複数個(図には4分
割した状況を示す)に分割しグループ化し、ここに供給
する燃料流量を個別に制御できるようにしてある。即
ち、燃料デバイダ25によって4分割された予混合器6
に燃料供給口24を通して送られる。各予混合器に送ら
れる燃料系統はそれぞれ2系統からなる。それは図4に
示すように予混合器に供給される燃料は燃料ノズル8の
2個の噴出孔、すなわち、予混合器の外周側に向かって
設けられた外周側ノズル噴孔26とこれと対向する位置
に配置された内周側ノズル噴孔27から噴出しその流量
を別々に変えられる。このため燃料ノズル8の内部は2
本の燃料パス28,29が設けられる。
【0020】このように予混合器内に供給する燃料を2
系統にすることによって予混合器6の外周側と内周側に
形成される予混合気濃度を制御することが可能となり、
これによって保炎器周りに形成される火炎パターンも燃
焼速度の違いによって異なるものとなる。図3は保炎器
9の外周側と内周側にそれぞれ異なったパターンの外周
側火炎22と内周側火炎23が周方向に自由に制御でき
る様子を示している。このように、他の予混合器におい
ても同様な燃料制御が行われる。
系統にすることによって予混合器6の外周側と内周側に
形成される予混合気濃度を制御することが可能となり、
これによって保炎器周りに形成される火炎パターンも燃
焼速度の違いによって異なるものとなる。図3は保炎器
9の外周側と内周側にそれぞれ異なったパターンの外周
側火炎22と内周側火炎23が周方向に自由に制御でき
る様子を示している。このように、他の予混合器におい
ても同様な燃料制御が行われる。
【0021】なお、実際の制御は次のように行われるこ
とになる。すなわち、燃焼器運転中の燃焼振動の状態を
圧力センサ30等を用い観測し、その圧力レベルが燃焼
火炎パターンを変える必要があるか否かを判定器31で
判断する。必要である場合にはその信号が制御コンピユ
ータ31に送られる。コンピュータは燃料最適制御器2
3へ指令信号を送ると23は振動の圧力レベルに従って
予めプログラミングされている燃料配分指令を燃料デバ
インダ25に送り、最適燃料制御が行われる。このよう
に燃料制御ループを構成することによって燃焼振動発生
を抑制し全燃焼負荷帯で安定した燃焼器運転が確保でき
る。
とになる。すなわち、燃焼器運転中の燃焼振動の状態を
圧力センサ30等を用い観測し、その圧力レベルが燃焼
火炎パターンを変える必要があるか否かを判定器31で
判断する。必要である場合にはその信号が制御コンピユ
ータ31に送られる。コンピュータは燃料最適制御器2
3へ指令信号を送ると23は振動の圧力レベルに従って
予めプログラミングされている燃料配分指令を燃料デバ
インダ25に送り、最適燃料制御が行われる。このよう
に燃料制御ループを構成することによって燃焼振動発生
を抑制し全燃焼負荷帯で安定した燃焼器運転が確保でき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明では基本的に従来の燃焼器構造の
軽微な変更で燃焼振動を軽減することができる。燃焼振
動のレベルは燃焼器構造体の振動減衰特性によっても異
なり定量的な振動低減率をのべることは難しいが、燃焼
振動の発振が燃焼発熱ゾーンの集中化と圧力変動もしく
は粒子変動と発熱変動の位相関係によって決定されるの
で燃焼器の長手方向と周方向に火炎パターンを変更でき
る本発明においてはまず信頼性の高い振動制御が可能で
ある。
軽微な変更で燃焼振動を軽減することができる。燃焼振
動のレベルは燃焼器構造体の振動減衰特性によっても異
なり定量的な振動低減率をのべることは難しいが、燃焼
振動の発振が燃焼発熱ゾーンの集中化と圧力変動もしく
は粒子変動と発熱変動の位相関係によって決定されるの
で燃焼器の長手方向と周方向に火炎パターンを変更でき
る本発明においてはまず信頼性の高い振動制御が可能で
ある。
【図1】ガスタービン燃焼器の内部に発生する燃焼振動
の圧力モードを示した説明図。
の圧力モードを示した説明図。
【図2】本発明の中心をなす図で燃焼振動低減形バーナ
配置を示した説明図。
配置を示した説明図。
【図3】燃焼器周方向火炎パターンとその制御方法を示
した説明図。
した説明図。
【図4】燃料ノズルおよび予混合器への燃料噴射状況を
示した説明図。
示した説明図。
1…外筒、3…燃焼器ライナ、6…予混合器、7…パイ
ロットバーナ、8…燃料ノズル、9…保炎器、18…バ
ーナ端面、19…直角線、20…非対称火炎、21…燃
焼器軸中心。
ロットバーナ、8…燃料ノズル、9…保炎器、18…バ
ーナ端面、19…直角線、20…非対称火炎、21…燃
焼器軸中心。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23R 3/42 F23R 3/42 Z
Claims (2)
- 【請求項1】ガス燃料を燃料とするガスタービン燃焼器
のバーナ構造に関し、中心部にパイロットバーナその外
周部に空気とガス燃料を予混合する環状の予混合器、さ
らにこれに続くバーナ部を持つ2段燃焼バーナの構成に
於いて、これらパイロットバーナおよび予混合気環状バ
ーナの先端部の長手方向の位置が周方向で異なるように
燃焼器のライナ壁に直角に立てた線に対してθの角度を
なして配置することを特徴とする低燃焼振動形の燃焼器
バーナ。 - 【請求項2】環状予混合器バーナ部を複数個に分割し、
個々のバーナ部に供給する燃料を制御できるようにし、
さらに予混合器内に配置された2個の噴孔を持つ燃料ノ
ズルに供給する燃料も別個に制御し予混合器の外周側の
内周側で予混合気の濃度を変化させることを特徴とする
低燃焼振動形の燃焼器バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11423495A JPH08303779A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ガスタービン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11423495A JPH08303779A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ガスタービン燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303779A true JPH08303779A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14632620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11423495A Pending JPH08303779A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ガスタービン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08303779A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000012939A1 (de) * | 1998-08-31 | 2000-03-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Brenneranordnung |
JP2008064449A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | General Electric Co <Ge> | 燃焼器用の噴射組立体 |
JP2008111652A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-15 | Siemens Power Generation Inc | 第1段の接線方向転位を可能にするタービンエンジン用燃焼移行ダクト |
JP2010175242A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | General Electric Co <Ge> | ターボ機械における燃焼不安定性を抑制するためのシステム及び方法 |
KR20140117645A (ko) * | 2012-02-28 | 2014-10-07 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 연소기 및 가스 터빈 |
CN104676648A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-06-03 | 北京航空航天大学 | 一种预燃级rql,主燃级lpp的中心分级低污染燃烧室 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11423495A patent/JPH08303779A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000012939A1 (de) * | 1998-08-31 | 2000-03-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Brenneranordnung |
JP2002523722A (ja) * | 1998-08-31 | 2002-07-30 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | バーナ装置 |
JP2008064449A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | General Electric Co <Ge> | 燃焼器用の噴射組立体 |
DE102007042059B4 (de) | 2006-09-05 | 2018-11-22 | General Electric Co. | Einspritzanordnung für eine Brennkammer |
JP2008111652A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-15 | Siemens Power Generation Inc | 第1段の接線方向転位を可能にするタービンエンジン用燃焼移行ダクト |
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US9926845B2 (en) | 2012-02-28 | 2018-03-27 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Combustor and gas turbine |
CN104676648A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-06-03 | 北京航空航天大学 | 一种预燃级rql,主燃级lpp的中心分级低污染燃烧室 |
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