JPH08303285A - 自動車用バルブ制御装置及び制御方法 - Google Patents
自動車用バルブ制御装置及び制御方法Info
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- F02D2011/101—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
- F02D2011/102—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
ルブを駆動するモータに流れる電流を検出して高精度の
バルブの開度を制御することができる自動車用バルブ制
御装置を提供するにある。 【解決手段】マイコン1からのPWM信号によりHブリ
ッジ形チョッパ4を動作させてスロットルバルブ10を
制御するモータ9を駆動する。スロットル開度指令とス
ロットル開度信号によってモータ9を制御し、さらに、
検出されたモータ電流によっても、モータ9を制御す
る。
Description
御装置に係り、特にモータを用いてバルブを制御するに
好適な自動車用バルブ制御装置に関する。
は、例えば、エンジンに吸入される空気量を調整するた
めに、吸気管に取り付けられたスロットルバルブをモー
タにより制御する電子スロットル制御装置などが知られ
ている。
一般に、スロットルバルブの回転軸に直結したポテンシ
ョメータなどにより、スロットルバルブの開度を検出
し、この検出された開度が目標開度となるような制御が
行われる。
載のように、スロットルバルブを回転するモータに流れ
るモータ電流をHブリッジ形チョッパ回路によりチョッ
パ制御し、このモータに流れる電流そのものを検出して
フィードバック制御することも知られている。
に記載のものにあっては、負荷であるモータに直列に抵
抗を挿入し、この抵抗の両端電圧を測定することによ
り、モータに流れるモータ電流そのものを検出してい
る。一般に、検出された電圧を増幅するための増幅器の
駆駆動電圧として用いられるのは、安定化電源により1
2Vのバッテリ電圧から作られた例えば5Vの電圧であ
る。しかしながら、Hブリッジ形チョッパ回路のパワー
素子がオンとなった時には、この電圧は自動車用バッテ
リの電圧である12Vが印加される。したがって、従来
のように、負荷であるモータに直列に挿入された抵抗の
両端電圧を測定する方法にあっては、一般的な増幅器を
用いることはできず、高価な絶縁形電流検出器等を用い
なければならないという問題点があった。
を用いることなく、バルブを駆動するモータに流れる電
流を容易に検出してフィードバック制御の行える自動車
用バルブ制御装置を提供するにある。
ブの開度を制御することができる自動車用バルブ制御装
置を提供するにある。
に、本発明は、バルブと、このバルブを駆動するモータ
と、このモータに流れる電流をチョッパ制御してモータ
の回転を制御するチョッパ回路と、このチョッパ回路に
パルス幅変調された制御信号を供給するPWM駆動回路
と、このPWM駆動回路に制御信号を供給し、上記バル
ブの開度を制御する制御手段と、上記パルス幅変調され
た制御信号に応じて断続して変化する上記チョッパ回路
を構成するパワー素子の電流を検出する電流検出手段と
を備え、上記制御手段は、この電流検出手段により検出
された電流に基づいて上記PWM駆動回路に供給する制
御信号を可変して上記バルブの開度を制御するようにし
たものである。
ましくは、上記電流検出手段は、上記チョッパ回路に直
列に接続された電流検出用抵抗と、この電流検出用抵抗
の両端電圧を上記制御信号に基づいてディジタル信号に
変換するA/D変換手段とから構成するようにしたもの
である。
ましくは、上記電流検出手段は、さらに、上記電流検出
用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づいてサンプルホ
ールドするサンプルホールド回路を備え、上記A/D変
換手段は、このサンプルホールド回路によりサンプルホ
ールドされた電圧を上記制御信号に基づいてディジタル
信号に変換するようにしたものである。
ましくは、上記サンプルホールド回路は、上記パルス幅
変調された制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサ
ンプルホールドするようにしたものである。
ましくは、上記A/D変換手段は、上記パルス幅変調さ
れた制御信号のパルスの立ち下がりに同期してA/D変
換を起動するようにしたものである。
は、バルブと、このバルブを駆動するモータと、このモ
ータに流れる電流をチョッパ制御してモータの回転を制
御するチョッパ回路と、このチョッパ回路にパルス幅変
調された制御信号を供給するPWM駆動回路と、このP
WM駆動回路に制御信号を供給し、上記バルブの開度を
制御する制御手段と、上記チョッパ回路を構成するパワ
ー素子を流れる電流を検出する電流検出手段と、上記バ
ルブの開度を検出するバルブ開度検出手段とを備え、上
記制御手段は、入力される上記バルブの開度の指令と上
記バルブ開度検出手段が検出するバルブの開度に基づい
て上記バルブの開度を制御するとともに、上記電流検出
手段により検出された電流に基づいて上記PWM駆動回
路に供給する制御信号を可変して上記バルブの開度を制
御するようにしたものである。
ましくは、上記電流検出手段は、上記チョッパ回路に直
列に接続された電流検出用抵抗と、この電流検出用抵抗
の両端電圧を上記制御信号に基づいてディジタル信号に
変換するA/D変換手段とから構成するようにしたもの
である。
ましくは、上記電流検出手段は、さらに、上記電流検出
用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づいてサンプルホ
ールドするサンプルホールド回路を備え、上記A/D変
換手段は、このサンプルホールド回路によりサンプルホ
ールドされた電圧を上記制御信号に基づいてディジタル
信号に変換するようにしたものである。
ましくは、上記サンプルホールド回路は、上記パルス幅
変調された制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサ
ンプルホールドするようにしたものである。
ましくは、上記A/D変換手段は、上記パルス幅変調さ
れた制御信号のパルスの立ち下がりに同期してA/D変
換を起動するようにしたものである。
幅変調された制御信号に応じて断続して変化するチョッ
パ回路を構成するパワー素子の電流を検出し、この検出
された電流に基づいてPWM駆動回路に供給する制御信
号を可変してバルブの開度を制御することにより、容易
にバルブを駆動するモータに流れる電流を検出してフィ
ードバック制御を行い得るものとする。
列に接続された電流検出用抵抗と、この電流検出用抵抗
の両端電圧を上記制御信号に基づいてディジタル信号に
変換するA/D変換手段とから構成することにより、検
出されたモータ電流値のバラツキも殆どなくし得るもの
となる。
電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づいてサ
ンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、A/
D変換手段は、このサンプルホールド回路によりサンプ
ルホールドされた電圧を制御信号に基づいてディジタル
信号に変換することにより、検出されたモータ電流の直
線性を低電流から高電流までよくし得るものとなる。
変調された制御信号のパルスの立ち上がりに同期してサ
ンプルホールドすることにより、電流立ち上がりの振動
などの影響を受けない電流値を検出し得るものとなる。
幅変調された制御信号のパルスの立ち下がりに同期して
A/D変換を起動することにより、電流立ち上がりの振
動などの影響を受けない電流値を検出し得るものとな
る。
幅変調された制御信号に応じて断続して変化するチョッ
パ回路を構成するパワー素子の電流を検出し、制御手段
は、入力されるバルブの開度の指令とバルブ開度検出手
段が検出するバルブの開度に基づいてバルブの開度を制
御するとともに、電流検出手段により検出された電流に
基づいてPWM駆動回路に供給する制御信号を可変して
バルブの開度を制御することにより、高精度にバルブの
開度を制御し得るものとなる。
列に接続された電流検出用抵抗と、この電流検出用抵抗
の両端電圧を上記制御信号に基づいてディジタル信号に
変換するA/D変換手段とから構成することにより、検
出されたモータ電流値のバラツキも殆どなくし得るもの
となる。
電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づいてサ
ンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、A/
D変換手段は、このサンプルホールド回路によりサンプ
ルホールドされた電圧を制御信号に基づいてディジタル
信号に変換することにより、検出されたモータ電流は低
電流から高電流まで直線性が良好なものとなる。
変調された制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサ
ンプルホールドすることにより、電流立ち上がりの振動
などの影響を受けないで電流を検出し得るものとなる。
幅変調された制御信号のパルスの立ち下がりに同期して
A/D変換を起動することにより、電流立ち上がりの振
動などの影響を受けない電流値を検出し得るものとな
る。
明の一実施例について詳細に説明する。
ットル制御装置の制御システム構成図である。
管に取り付けられたスロットルバルブの開度を指示する
スロットル開度指令TVCが、マイコン1のA/D入力に
入力し、マイコン1に内蔵されたA/D変換器によりデ
ィジタル信号に変換される。スロットル開度指令T
VCは、アクセルペダルの踏込量を検出したアナログ信号
である。勿論、アクセルペダルの踏込量を検出した信号
を一旦、エンジン制御用のマイコンに取り込み、種々の
エンジンの状態に応じた演算を行った上で、このエンジ
ン制御用のマイコンが出力するスロットル開度指令TVC
をディジタル信号として、マイコン1に取り込んでもい
い。このスロットル開度指令TVCのディジタル信号とし
ては、PWM信号の周期をTa とし、オンパルスの長さ
をTb とすると、例えば、(Tb /Ta )のようなデュ
ーティ比を表すデータ信号を用いることができる。
られたスロットルバルブ10の開度は、スロットルバル
ブ10の回転軸に結合されたポテンショメータ11によ
り検出される。ポテンショメータ11により検出された
スロットルバルブ10の開度は、スロットル開度信号T
VFとして、アンプ3により増幅され、マイコン1のA/
D入力に入力し、マイコン1に内蔵されたA/D変換器
によりディジタル信号に変換される。
指令TVCとスロットル開度信号TVFに基づいて、PWM
駆動回路8に制御信号PWM,D/Oを出力する。制御
信号PWMは、パルス信号であり、そのパルスの周期は
一定であり、そのパルスのデューティ比が可変である。
パルスのデューティ比は、スロットル開度指令TVCとス
ロットル開度信号TVFとの差分が大きいほど大きくなる
ようにマイコン1の中で演算される。制御信号D/O
は、モータ9の回転方向を示す“正転",“逆転”及びモ
ータ9の“停止”並びに“ブレーキ”の4状態を示すた
めの2ビットの制御信号である。
PWM,D/Oの内、モータ9の回転方向を示す“正
転”若しくは“逆転”に応じて、“正転”時には、制御
信号PWMを制御信号PWM1として出力し、正転方向
を示す制御信号Fを出力する。制御信号Fは、正転時に
は、常にオンとなる信号である。また、“逆転”時に
は、制御信号PWMを制御信号PWM2として出力し、
逆転方向を示す制御信号Rを出力する。制御信号Rは、
逆転時には、常にオンとなる信号である。
るHブリッジ形チョッパ4は、PWM制御用のパワーMS
OFET・M1,M2及び直流モータの回転方向切替用
のパワーMOSFET・M3,M4から構成されてい
る。
Mがオンの時には、制御信号PWM1と制御信号Fが出
力され、Hブリッジ形チョッパ主回路4のパワーFMSFET
・M1及びパワーMOSFET・M4が導通する。バッテ
リBからの電源電圧VB は、パワーMOSFET・M1
を経由してモータ9に印加され、モータ電流IF が流
れ、さらに、パワーMOSFET・M4及びシャント抵
抗5を介してバッテリBに戻る。制御信号PWM1がオ
フになると、パワーMOSFET・M1がオフとなる
が、パワーMOSFET・M4は正転の制御信号Fが出
ているのでオンのままであり、モータ電流IF は、パワ
ーMOSFET・M4からパワーMOSFET・M3の逆ダイオ
ードを経由して、プライホイール電流ID3が流れる。従
って、モータ電流IF は、制御信号PWM1がオンの時
は、パワーMOSFET・M1を流れる電流IM1とな
り、制御信号PWM1がオフの時は、パワーMOSFE
T・M3を流れるフライホール電流ID3となる。
Mがオンの時には、制御信号PWM2と制御信号Rが出力さ
れ、Hブリッジ形チョッパ主回路4のパワーMOSFE
T・M2及びパワーMOSFET・M3が導通する。バ
ッテリBからの電源電圧VBは、パワーMOSFET・
M2を経由してモータ9に印加され、モータ電流IFが
流れ、さらに、パワーMOSFET・M3及びシャント
抵抗5を介してバッテリBに戻る。制御信号PWM2が
オフになると、パワーMOSFET・M2がオフとな
り、モータ電流IF は、パワーMOSFET・M3から
パワーMOSFET・M4の逆ダイオードを経由して、
フライホイール電流が流れる。このようにして、モータ
9には、正転時とは、逆方向にモータ電流IF が流れる
ことになり、モータ9を逆転することができる。
ピングモータであってもよい。モータ9は、減速ギアを
介してスロットルバルブ10に直結されており、モータ
9を正転することにより、スロットルバルブ10が開
き、モータ9を逆転することにより、スロットルバルブ
10が閉じて、スロットルバルブ10の開度が制御され
る。
D の詳細については、図3を用いて後述する。このパワ
ー素子電流ID は、シャント抵抗5の両端の電圧である
シャント抵抗電圧VD として検出され、アンプ6で増幅
される。シャント抵抗5の一端はアース電位であり、シ
ャント抵抗5は電流検出用に用いられているため、その
抵抗値も小さなものである。従って、シャント抵抗電圧
VD は、アンプ6の駆動電圧、例えば、5Vに比べて低
いものであり、アンプ自体も高価な絶縁形の電流検出器
でなく、通常のアンプを使用できる。このアンプ6の出
力電圧VDAは、マイコン1が出力する制御信号PWMに
同期して動作するサンプルホールド回路12でホールド
される。サンプルホールド回路12の出力媒圧VDHは、
マイコン1のA/D入力端子に入力し、マイコン1に内
蔵されたA/D変換器でディジタル信号に変換される。
ID は、マイコン1の中で、スロットル開度指令TVCと
スロットル開度信号TVFの差分から求められるモータ電
流の制御信号と比較され、モータ電流の制御信号にパワ
ー素子電流ID が一致するように制御信号PWMのデュ
ーティ比が可変され、モータ媒流のフィードバック制御
がなされる。
的には、スロットル開度指令TVCとスロットル開度信号
TVFの差分に基づくフィードバック制御だけで行えるわ
けである。しかしながら、実際には、外気温度が変化す
ると、バッテリBの電圧が変化するため、マイコン1か
ら出力される制御信号PWMが一定でも、バッテリ電圧
Bの変化に応じてモータ9を流れる電流が変化すること
になる。即ち、バッテリ電圧が低下すれば、モータに流
れる電流は減少する。また、モータの温度が変化する
と、モータ9のコイルの抵抗値が変化することからも、
モータ9を流れる電流が変化することになる。以上のよ
うなモータ電流の変化に対しても、このパワー素子電源
ID を検出して、フィードバック制御することにより、
スロットル開度の制御を高精度にすることができる。即
ち、マイコン1から出力される制御信号PWMが一定で
も、その時、バッテリ電圧が低下してモータに流れる電
流が減少した時には、そのモータ電流の減少分を補償す
るように、モータ電流を増加してフィードバック制御す
ることにより、スロットル開度の制御を高精度にするこ
とができる。
流ID の検出部の回路の詳細について説明する。図2に
おいて、図1と同一符号は、同一部分を表す。
シャント抵抗5を流れるパワー素子電流ID は、シャン
ト抵抗電圧VD として、アンプ6に取り込まれる。アン
プ6は、オペアンプ61と入力抵抗R1,R2と帰還抵
抗R3,R4と出力抵抗R5で構成される。アンプ6の
出力電圧VDAは、サンプルホールド回路12に入力す
る。サンプルホールド回路12は、アナログスイッチ1
21とコンデンサ122で構成され、アナログスイッチ
121がマイコン1からのPWM信号に同期してオン,
オフ動作する。オン時にはアンプ6の出力信号がそのま
ま出力され、オフ時にはオフする直前の電圧がコンデン
サ122に充電された電圧がホールドされる。
る制御信号PWMと、PWM駆動回路が出力する制御信
号PWM1,PWM2は同じパルス信号であるため、ア
ナログスイッチ121を動作させる信号は、マイコン1
が出力する制御信号PWMに代えて、PWM駆動回路が
出力する制御信号PWM1,PWM2を用いてもよい。
その際には、制御信号PWM1と制御信号PWM2の論
理和(OR)をとることにより、アナログスイッチ12
1を動作させる信号とすることができる。
ョッパ回路のパワー素子の制御信号であるPWM信号に
基づいてアナログスイッチを動作させてパワー素子電流
をサンプルホールすればよい。
基づいて電流検出の原理について説明する。
PWMを示しており、PWM駆動回路8から出力される
制御信号PWM1,PWM2も同様な信号である。制御
信号PWMは、時刻t0 にオンとなり、時刻t1 にオフ
となり、その後、時刻t3 にオンとなり、時刻t4 にオ
フとなる繰り返しパルスである。このパルスの周期T0
は、一定であるが、このパルスのオン時間T1 は、可変
であり、スロットル開度指令TVCとスロットル開度信号
TVFの差分に応じてパルスのオン時間T1 を変えること
により、このパルスのデューティ比(T1/T0)が変化
する。PWM信号として20kHzのものを用いると、
パルスの周期T0 は、50μsである。
ており、制御信号PWMがオンになると、パワー素子電
流ID が流れ始める。この時、パワーMOSFETの逆
回復(リカバリー)特性等の影響により過電流が流れ
る。また、制御信号PWMがオフになると、パワーMO
SFETの動作遅れによりT2 時間遅れて電流が零とな
る。遅れ時間T2 は数μs程度である。
ャント抵抗電圧VD を示しており、パワー素子電流ID
の立ち下がり時にリアクタンスLの影響で多少のオーバ
ーシュートが発生する。
示しており、オペアンプの高周波特性により、時刻t0
の立ち上がりには振動し、時刻t2 の立ち下がり時には
時間遅れが生じる。前述したように、PWM信号は、2
0kHzの高周波信号であるため、このような影響が生
じている。
ような波形の電圧信号であるため、種々の変動の影響を
取り除くため、この信号をマイコン1に取り込むにあた
ってサンプルホールド回路12を用いている。そして、
サンプルホールドのタイミングは、時刻t1,t4、即
ち、PWM信号の立ち下がりに同期して、サンプルホー
ルド回路12の中のアナログスイッチ121をオフする
ことにより、その直前のアンプ出力電圧VDAをコンデン
サ122にホールドする。実際上は、PWM信号は、図
3(A)に示すようなパルス信号であるため、このパル
ス信号がオンからオフに替わる時に、アナログスイッチ
121がオフして、その直前のアンプ出力電圧VDAをコ
ンデンサ122にホールドする。
である電流検出信号VDHは、図3(E)に示すように、
時刻t0から時刻t1までは、図3(D)のアンプ出力電
圧VDAと等しいが、時刻t1 以降は、その直前の電圧を
ホールドしたものとなっている。
て、図3(F)に示すように、マイコン1の中のA/D
変換器に外部トリガを掛けて、サンプルホールド回路1
2の出力である電流検出信号VDHのA/D取り込みを開
始する。このようにして、A/D変換のタイミングを規
制することにより、タイミングのバラツキによるデータ
のバラツキは発生しなくなる。このA/D変換の開始か
ら終了までの変換に要する時間T3 は、変換すべきアナ
ログ信号値によって、異なるが、本例では、数μs乃至
数十μsである。
ジタル信号は、図3(G)に示すように、マイコンデー
タ(IDCURNT)としてマイコン1の本体に取り込
まれる。
流IF を示している。このモータ電流IF において、時
刻t0から時刻t1までの間に流れる電流は、図1におい
て、パワーMOSTET・M1を流れる電流IM1に相当
し、時刻t1から時刻t2までの間に流れる電流は、図1
において、パワーMOSTET・M3を流れるフライホ
イール電流IM3に相当するものである。
が取り込めるために電流立ち上がり振動などの影響を受
けない電流値を検出することが可能である。
ン期間の中央でトリガ信号を出してA/D取り込みを行
うこともできる。即ち、図3(A)のように、PWM信
号が、時刻t0から時刻t1までの間オンであるとき、時
刻((t1−t0)/2)のタイミングでA/Dを開始す
るものであるが、デューティ比が小さくなり、パルスオ
ン期間が短くなると、そのタイミングもパルスの立ち上
がりに近付いてくるため、図3(D)に示す立ち上がり
の振動の影響を受けることになるが、本実施例のよう
に、PWM信号の立ち下がりで外部トリガを掛けてA/
D取り込みを行うことにより、かかる影響を受けること
もない。
おける電流検出原理の詳細なタイミングを、図5を用い
て、ソフトウェア処理のフローチャートを説明する。
実行を示しており、図4(J)は、ソフトウェアの他の
タスクの実行を示している。図4(I)に示すように、1
ms毎にタスク0のプログラムが実行される。タスク0
のプログラム実行後、図4(J)が実行される。
グラムの中には、複数の処理があるが、タスク0が起動
されると、制御処理100,制御処理102と順番に実
行し、処理104において、電流検出用A/D許可の設
定を行う。即ち、図4(I)に示すように、電流取り込
みの許可を設定し、A/D変換器への外部トリガ(TR
GE)の許可の設定を行う。このとき、また、A/Dエ
ンドフラッグを0クリアしておく。その後、他の制御処
理106を実行して、リターンとなり、他のタスクを実
行する。
のタスク0の処理時間よりも早い時間で、非同期で動作
させている。従って、この電流取り込み許可後、図4
(A)に示すように、50μs後に出力されるPWM信
号の立ち下がりに同期して、外部トリガが入力すると、
図5(b)に示すA/D変換器の外部トリガ用のADTRG
のプログラムが起動される。このADTRGのプログラ
ムでは、処理200でA/D変換が起動される。A/D
変換が終了すると、A/Dエンドフラッグが1となるた
め、処理202では、A/Dエンドフラッグをチェック
し、このフラッグが1となると、処理204にて、図4
(F)に示すように、電流検出値取り込みを行う。そし
て、処理206にて、電流検出用A/D終了の処理を行
う。この処理では、A/D外部トリガ(TRGE)を禁
止することにより、次に、A/D外部トリガ(TRG
E)が許可になるまで、その動作を禁止する。処理20
6の実行後、リターンとなる。
早い時間、例えば、50μs周期で動作中にソフトウェ
アにより、PWM動作の20回に1回の割合の1ms毎
に電流値の取り込み動作を実行する。PWM動作が50
μsに対して、電流検出が1msと遅いが電流検出値を
用いる制御処理が1msであり、特に問題とならない。
このような方法によりチョッパ回路のオフ直前の瞬時電
流を取り込むことができる。図3の説明では、各PWM
のパルス(図3(A))に対応して、A/D取り込み
(図3(F))を行っているものとしているが、実際に
は、上述したように、PWM動作の20回に1回の割合
の1ms毎に電流値の取り込み動作を実行するようにし
ている。また、チョッパ周波数を高周波化することで電
流の脈動が少なくなり平均電流に近い値が取り込める。
あり、図4(F)は、図3(F)に対応する図である。
流検出特性を表すグラフである。
よりモータ電流を制御して、この時のモータ電流IF を
実測したものを図6の横軸とし、サンプルホールド回路
12及びマイコン1に内蔵されたA/D変換を介してデ
ィジタル信号に変換されたマイコンデータ値を縦軸にと
ってプロットしたものである。
ータ電流値と検出されたマイコンデータ値の直線性は、
低電流から高電流まで極めてよいものである。また、検
出されたマイコンデータ値にバラツキも殆どなく、図中
の直線上によくのっている。また、1A以下のモータ電
流の小さい領域まで検出することができる。
電流を検出することにより、連続的に変化するモータ電
流をよく近似して検出できることが明かである。
イコン1に取り込まれるマイコンデータ(IDCURN
T)との関係を示す波形図である。
タ電流IF で示される電流が流れるように、マイコン1
に指令値を与えている。横軸の1目盛りが100msで
あり、550msの周期で三角波状にモータ電流が変化
するように指令値を変化させている。図7の中段には、
サンプルホールド回路12の出力であり、また、マイコ
ン1への入力となる電流検出信号VDHの波形が示されて
いる。上段のモータ電流IF と同様に三角波形に変化す
るとともに、この三角波の成分に高周波成分が重畳して
いる。この高周波成分は、図3(E)に示す電流検出信
号VDHのうち、時刻t0 及び時刻t3 の直後に示されて
いる振動成分である。図7の下段には、マイコン1内で
ディジタル信号に変換されたマイコンデータを示してい
る。このマイコンデータでは、図3(F)に示すように
サンプルホールド回路12でサンプルホールドされた信
号をA/D変換しているため、図7中段の電流検出信号
VDHに示される高周波成分の影響は現れていない。
域から検出可能で、しかも、直線性よく検出できるた
め、低スロットル開度における高精度の開度制御が可能
となる。従って、自動車用バルブ制御装置の中で、スロ
ットルバルブの制御に関しては、従来は、スロットルバ
ルブをモータで制御する電子制御スロットルとアイドル
・スピード・コントロール(ISC)とは別システムで
独立した制御装置として構成されていた。電子制御スロ
ットルにおいては、その制御動作を素早くするため、フ
ィードバックループのゲインを高めているが、そのよう
にすると、特に、アイドル・スピード・コントロール
(ISC)は、スロットルバルブの低開度の制御を行う
ものであるため、ループゲインが高すぎると微妙な制御
が行えないため、これについては、従来は独立して制御
する必要があった。しかしながら、低スロットル開度に
おける高精度の開度制御が可能となることにより、この
アイドル・スピード・コントロール(ISC)について
も、電子制御スロットル装置の中の一つのシステムとし
て共用化して実現できることになる。この場合、従来
は、ISCの指令は、独立にスロットルバルブに与えら
れていたが、本実施例では、ISCの指令も、図1のス
ロットル開度指令TVCの中に移ませることにより、通常
のスロットルバルブ制御もISCも共通に制御できる。
勿論、上位のエンジン制御用のマイコンによりマイコン
1を制御するシステムにおいては、エンジン制御用のマ
イコンからマイコン1に与えるディジタルの制御指令の
中に、通常のスロットルバルブ制御指令とともに、IS
Cの制御指令を入れることで制御を実行できる。
るモータに流れる電流を検出してフィードバック制御を
行えるものとなる。
ようにしているため、検出されたモータ電流の直線性
は、低電流から高電流まで極めてよいものとなる。
号によりA/D変換を行うため、電流を取り込むタイミ
ングが大きくずれず、検出されたモータ電流値にバラツ
キも殆どなくなる。
い領域まで検出することができる。また、高精度にバル
ブの開度を制御することができるものとなり、従って、
電子制御スロットル装置とアイドル・スピード・コント
ロール(ISC)とを共用化できるものとなる。
で電流の脈動が少なくなり平均電流に近い値が取り込め
る。
ールド回路12を用いて、アンプの出力電圧をサンプル
ホールドするようにしているが、このサンプルホールド
回路に代えて、平滑フィルタ回路を用いることもでき
る。この場合、平滑フィルタ回路の出力は、図3(E)
に示す電流検出信号VDHを平滑したものとなるが、この
平滑した電圧をA/D変換器を介してマイコン1に取り
込んでも、容易にバルブを駆動するモータに流れる電流
を検出してフィードバック制御の行えるものとなる。な
お、この検出されたマイコンデータは、電流検出信号V
DHの瞬時値ではなく、平滑値であるため、図6に示すほ
ど直線性のよいものとはならないが、絶縁形電流検出器
のような特殊な検出器を用いることなく、モータに流れ
る電流を検出することは可能である。
制御装置として、スロットルバルブの開度を制御する装
置を一例にして説明したが、自動車用バルブ制御装置と
しては、スロットルバルブに限らず、排気ガス還流(E
GR)用のバルブの制御や、スロットルボディにタンデ
ムのバルブを備えたトラクションコントロール用のバル
ブの制御などに適用できるものである。
ド回路の出力電圧をディジタル信号に変換するA/D変
換器は、マイコンの中に内蔵されているものとして説明
したが、マイコンの外部にディスクリートに構成された
A/D変換器を用いることもできる。このときには、マ
イコンから外部トリガ信号を出力して、この外部トリガ
信号に同期して、A/D変換を開始すればよい。
ティ比に関するデータ値を出力し、PWM駆動回路がこ
のデータ値に基づくパルス信号を制御信号PWM1,P
WM2として出力する形式のシステムにおいては、PW
M駆動回路が出力する制御信号PWM1と制御信号PW
M2の論理和(OR)の信号により、アナログスイッチ
121を動作させるものとしてもよい。また、この際に
は、A/D変換の外部トリガ信号としては、PWM駆動
回路が出力する制御信号PWM1と制御信号PWM2の
論理和(OR)の信号を用いることができる。
は、PWM制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサ
ンプルホールドし、また、A/D変換するようにしてい
るが、このタイミングに限らず、PWM信号のパルスの
中央のタイミングでサンプルホールドし、また、A/D
変換するようにしてもよい。
御装置の構成を図8〜図14を用いて更に詳しく説明す
る。
御装置は3つの制御系から構成されている。
URNTと電流指令値(IMCOMD)とを比較してその偏差
IMERORに基づいてPWM駆動回路8にPWMデュ
ーティ指令値(ALPHA)を出力する電流制御系であ
る。
9に直列に接続されたシャント抵抗5の両端の電圧を検
出し、その値から、実モータ電流IMCURNTを検出
する電流検出部13を含む。この電流制御系は図8に示
す様に更に、電流指令値IMCOMDと実電流値IMC
URNTとを比較し、その偏差IMERORを求める為
の偏差演算部15を有する。偏差IMERORを零にす
る為に必要なPWMのデューティ信号ALRHAを、演算
し、PWM駆動回路8に出力する補償演算部14を有す
る。
Dと補償演算部14で演算されたPWMデューティ信号
ALPHAから、スロットル弁の開閉方向を判断処理す
る開閉方向信号処理部21を含む。
れている。
Rから、比例補償分を演算する比例補償演算部141,
積分補償分を演算する積分補償部142、それぞれの値
の上下限を制限するリミッタ143,144、このリミ
ッタ143,144の出力値IPROPとIINTEと
を加算する加算部145、加算部145の出力値IAD
DAの上下限を制限するリミッタ146,リミッタ14
6からの出力の絶対値TOTALD2を演算する絶対値
演算部147及び絶対値TOTALD2に所定の定数
(1/8)を付加してPWMのデューティ指令値ARP
HAとPWMの周期PWMIDTRとを出力する演算値
変換部148とから成る。
MCOMDとPI演算結果TOTALD2からモータの駆動方
向の判定を行って電流検出部13に出力したり、判定結
果からスロットルバルブの開方向信号MCONT1及び
閉方向信号MCONT2及びモータの停止信号をHブリ
ッジチョッパ4に出力する。
で検出された検出電流値IDCURNT が一方向で検出される
ので、電流検出値正負切換え部92で開閉方向信号処理
部21の出力に従い、符号変換器132を操作して検出
された電流値IDCURNT の符号を変換する。
比例定数、KIIは積分補償演算用の積分定数、Z-1は同
じく積分時定数である。Kp ,KIIは制御系のゲインを
与える。
び絶対値演算部147のブロック内に標記した数値は、
演算値のそれぞれ上下限値を示す。
理は、マイクロコンピュータで実行される。そのフロー
チャートは図14に示す通りで以下詳説する。
プ9101で電流指令値(IMCOMD)の値が+か−かをチ
ェックし開閉方向の判定を行う。+の場合はステップ91
03で電流検出値(IDCURNT)をそのままメモリの
IMCURNTにモータ電流値として設定する。−の場
合にはステップ9102で電流検出値(IDCURNT)を−に
符号変換後メモリのIMCURNTに設定しステップ1
4Aへ進む。
SUBフローチャートを用いて電流制御演算を実行する
ためのデータセットを行う。例えば、モータ電流指令値
(IMCOMD)をメモリのCOMAに、電流補償演算
の比例定数(KPI)をメモリのKPへセットする。
(図示しない)、積分値IINTEをメモリのINTE
に積分定数KIIをメモリのKIに、微分定数KD1 をK
D(電流制御では電流制御の応答性が高い(時定数が小
さい)のでこの実施例では使用しない。)にそれぞれセ
ットする。
算(PID SUB)サブルーチンであり、図12で説
明するところの演算を実行する。この演算が終了すると
ステップ14Bで電流制御データの退避を行う。例え
ば、サブルーチンでの偏差の演算結果(EROR)を電
流偏差IMERORへ、制御出力値(ADDB)の演算
結果を電流制御出力値IADDBへ、退避させる。
DDBを絶対値化し、ステップ148では周期とデューテ
ィをマイコンのレジスタ(PWIDTR)(OUTDT
Y)にそれぞれ設定し電流制御の補償演算を終了する。
・微分サブルーチンPID SUBを図12に従って説
明する。このサブルーチンは、後述するスロットルバル
ブの速度演算や同開度演算の比例・積分・微分演算部と
して共通に使用できる。つまり、それぞれの演算に用い
る定数,時定数,制限値をその都度各演算の個々の値に
置き換えれば、演算フローそのものは、共通に使えるの
である。この各演算は、関連する入力信号の取込みタイ
ミングに同期してそれぞれ実行したり、タイマ割込みで
定期的に実行したりできる。演算した結果はメモリの所
定のエリアに記憶しておき他の判断処理,演算処理時に
そこから読み出して利用する。また、メモリに記憶され
た各値は新たに演算された値に常に更新される。
ラムが起動されると、ステップ1401で指令値(COMD
A)と帰還値(FFA)との偏差(EROR)演算を実
行し、次のステップ1402で比例ゲイン(KP)に偏
差(EROR)を乗算し比例項(PROP)を求めて出
力に演算がオーバフローしないようにリミッタをかけ
る。ステップ1403では積分ゲイン(KI)と偏差
(EROR)を乗算し、前回の積分演算値(INTE)
と加算して今回の積分演算値(INTE)とし出力リミ
ッタをかける。次のステップ1404では微分ゲイン
(KD)に偏差(EROR)を乗算し前回演算微分値(DIF
F)から減算して今回の微分値(DIFF)を求め同様
に出力リミッタをかける。最後にステップ1405では
上記で求めた比例(PROP),積分(INTE),微
分(DIFF)値を加算したものを制御出力値(ADD
B)とし、比例,積分,微分演算(PID SUB)を
終了する。
ートを図13に示す。ステップ9111ではP.I.D出力
(TOTALD2)が“0”かを判定し、“0”の場合
(Y)はステップ9112へ行きモータ駆動を停止させ
るための処理を行う。例えば、マイコンのレジスタ(O
UTDTY)にデューティ“0”設定の処理を行い演算
処理を終了する。
プ9113で電流指令値(IMCOMD)の符号により駆動方
向を判定する。電流指令値が+の場合にはステップ91
14でフラッグにより閉方向駆動を判定し、閉方向の場
合にはステップ9115でモータをOFFする信号
“1”をセットし、ステップ9116でパワー部のチョ
ッパ切替時の短絡防止時間を確保(100〜200μ
S)後終了する。ステップ9114に戻って、開方向の
場合はステップ9117で開方向駆動フラグをセットし
開方向状態を維持し終了する。
(IMCOMD)の符号が−の場合はステップ9118
で開方向駆動かどうかを判定し、開方向駆動の場合には
ステップ9115でモータを停止させる。閉方向駆動の
場合にはステップ9119で閉方向駆動フラグをセット
し閉方向状態を維持し終了する。
におけるモータ電流の制御が可能となり、モータ巻線抵
抗などの温度影響による電流の変動を抑制できるので、
スロットル制御における安定性や制御精度の向上が図れ
る。
制御系である。
スロットル弁の開閉速度を考慮した補正値を付加して、
スロットル弁の開度制御のオーバシュートをなくした
り、目標開度までの到達時間をできるだめ早くする機能
を持つ。
能ブロックを有する。
Dを微分演算部81で微分してその変化度を検出し、開
度の変化速度を求める速度検出部18を有する。ここで
リミッタ82は、微分演算部の微分値の上限と下限を制
限する。
度TVSPEDとスロットル開閉速度指令TVSCOM
とを比較演算してその偏差SERORを求める速度偏差
演算部17を有する。
送られ、ここで演算した結果をリミッタ164を通して
加算部167に送る。
2にも送られ、ここで演算した結果はリミッタ165を
通して加算部167へ送られる。
送られ、ここで演算した結果はリミッタ166を介して
加算部167へ送られる。
ぞれの値、SPROP,SINTE,SDIFFの加算
値SADDAは、リミッタ168を介して電流指令値IM
COMDとして上述の電流制御系に入力される。
演算定数で、各項のZは演算時定数である。
を示す。この制御系のスロットル速度補償演算部PID
SUB16の演算もマイクロコンピュータで上述した図
12のサブルーチンに基づき実行される。
置)制御系である。
車のエンジン制御ユニットより入力されるスロットル弁
開度指令(TVOAD)と実際のスロットル弁の開度TV
OADとを比較してその偏差信号PERORを求める比較
演算部20を有する。その演算部の出力である偏差PE
RORに基づきそれぞれ、比例演算部61,積分演算部
62,微分演算部63で比例項,積分項,微分項が演算
され、それぞれリミッタ64,65,66を通して加算
部67に送られる。
PINTE、及び微分項PDIFFが加算され、この値
PADDAはリミッタ68を通して上述したスロットル
弁速度制御部にスロットル弁速度指令値TVSCOMと
して入力される。
ットル弁開度補償演算部のそれぞれ演算定数で各項の補
償ゲインを与える。Zは時定数である。
値を示す。
IDSUB16の演算もマイクロコンピュータで上述し
た図12のサブルーチンによって実行される。
開度制御の為のフィードバックループの他に、駆動モー
タへ供給する電流の制御についてもフィードバックルー
プを持つので、バッテリ電圧の変動やモータの巻線抵抗
の温度変化による変動の影響を受けることがない。
用バルブ制御装置において、容易にバルブを駆動するモ
ータに流れる電流を検出してフィードバック制御の行え
るようになる。
開度を制御することができるようになるものである。
置のシステム構成図である。
置の電流検出部の回路図である。
置の電流検出原理を説明する波形図である。
置の電流検出原理を説明するタイミングチャートであ
る。
置の電流検出原理を説明するフローチャートである。
置により検出されたモータ電流のグラフである。
置により検出されたモータ電流の波形図である。
フローチャートである。
る。
る。
タ、10…スロットルバルブ。
Claims (15)
- 【請求項1】バルブの開度をモータで制御するものにお
いて、モータの巻線の抵抗値の温度による変化には関係
なく、巻線に接続された駆動電流供給素子への制御指令
を巻線に流れる実際の電流値を基に制御するようにした
自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項2】バルブの開度をモータで制御するものにお
いて、バルブの開度指令値が前記モータの巻線へ電流を
供給する半導体素子を流れる電流値によって調整される
ように構成されており、その電流値は前記モータの巻線
の抵抗値の温度変化に比例して抵抗値が高くなると電流
が増加するよう前記半導体素子の制御指令値が調整され
ることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項3】バルブの開度をモータで制御するものにお
いて、前記バルブ開度指令信号に応じて前記モータの巻
線へ流す電流値が変化するように構成されており、更
に、前記電流値は、前記モータの温度および/または電
源電圧に応じて調整されるように構成されていることを
特徴とする自動車用バルブ制御方法。 - 【請求項4】バルブの開度をモータで制御するものにお
いて、前記バルブの開度指令値に応じて前記モータへ流
す電流値が変化するように構成されており、更に前記電
流値は、前記バルブの開閉速度に応じて補正されるよう
に構成されていることを特徴とする自動車用バルブ制御
方法。 - 【請求項5】請求項3において、更に前記電流値は前記
バルブの開閉速度に応じて調整されるように構成されて
いることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項6】バルブと、 このバルブを駆動するモータと、 このモータに流れる電流をチョッパ制御してモータの回
転を制御するチョッパ回路と、 このチョッパ回路にパルス幅変調された制御信号を供給
するPWM駆動回路と、 このPWM駆動回路に制御信号を供給し、上記バルブの
開度を制御する制御手段と、 上記パルス幅変調された制御信号に応じて断続して変化
する上記チョッパ回路を構成するパワー素子の電流を検
出する電流検出手段とを備え、 上記制御手段は、この電流検出手段により検出された電
流に基づいて上記PWM駆動回路に供給する制御信号を可
変して上記バルブの開度を制御することを特徴とする自
動車用バルブ制御装置。 - 【請求項7】請求項1記載の自動車用バルブ制御装置に
おいて、 上記電流検出手段は、 上記チョッパ回路に直列に接続された電流検出用抵抗
と、 この電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づい
てディジタル信号に変換するA/D変換手段とから構成
されたことを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項8】請求項2記載の自動車用バルブ制御装置に
おいて、 上記電流検出手段は、さらに、 上記電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づい
てサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、 上記A/D変換手段は、このサンプルホールド回路によ
りサンプルホールドされた電圧を上記制御信号に基づい
てディジタル信号に変換することを特徴とする自動車用
バルブ制御装置。 - 【請求項9】請求項3記載の自動車用バルブ制御装置に
おいて、 上記サンプルホールド回路は、上記パルス幅変調された
制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサンプルホー
ルドすることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項10】請求項2記載の自動車用バルブ制御装置
において、 上記A/D変換手段は、上記パルス幅変調された制御信
号のパルスの立ち下がりに同期してA/D変換を起動す
ることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項11】バルブと、 このバルブを駆動するモータと、 このモータに流れる電流をチョッパ制御してモータの回
転を制御するチョッパ回路と、 このチョッパ回路にパルス幅変調された制御信号を供給
するPWM駆動回路と、 このPWM駆動回路に制御信号を供給し、上記バルブの
開度を制御する制御手段と、 上記チョッパ回路を構成するパワー素子を流れる電流を
検出する電流検出手段と、 上記バルブの開度を検出するバルブ開度検出手段とを備
え、 上記制御手段は、入力される上記バルブの開度の指令と
上記バルブ開度検出手段が検出するバルブの開度に基づ
いて上記バルブの開度を制御するとともに、上記電流検
出手段により検出された電流に基づいて上記PWM駆動
回路に供給する制御信号を可変して上記バルブの開度を
制御することを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項12】請求項6記載の自動車用バルブ制御装置
において、 上記電流検出手段は、 上記チョッパ回路に直列に接続された電流検出用抵抗
と、 この電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づい
てディジタル信号に変換するA/D変換手段とから構成
されたことを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項13】請求項7記載の自動車用バルブ制御装置
において、 上記電流検出手段は、さらに、 上記電流検出用抵抗の両端電圧を上記制御信号に基づい
てサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、 上記A/D変換手段は、このサンプルホールド回路によ
りサンプルホールドされた電圧を上記制御信号に基づい
てディジタル信号に変換することを特徴とする自動車用
バルブ制御装置。 - 【請求項14】請求項8記載の自動車用バルブ制御装置
において、 上記サンプルホールド回路は、上記パルス幅変調された
制御信号のパルスの立ち下がりに同期してサンプルホー
ルドすることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。 - 【請求項15】請求項7記載の自動車用バルブ制御装置
において、 上記A/D変換手段は、上記パルス幅変調された制御信
号のパルスの立ち下がりに同期してA/D変換を起動す
ることを特徴とする自動車用バルブ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04861596A JP3959131B2 (ja) | 1995-03-06 | 1996-03-06 | 自動車用バルブ制御装置 |
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JP7-45327 | 1995-03-06 | ||
JP04861596A JP3959131B2 (ja) | 1995-03-06 | 1996-03-06 | 自動車用バルブ制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08303285A true JPH08303285A (ja) | 1996-11-19 |
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ID=26385304
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