JPH08302978A - 滑り止め層付き床材 - Google Patents
滑り止め層付き床材Info
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- JPH08302978A JPH08302978A JP13614595A JP13614595A JPH08302978A JP H08302978 A JPH08302978 A JP H08302978A JP 13614595 A JP13614595 A JP 13614595A JP 13614595 A JP13614595 A JP 13614595A JP H08302978 A JPH08302978 A JP H08302978A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、床材、特にポリ塩化ビニール樹脂
系床材を接着剤や粘着剤を使用することなく下地に施工
でき、従って施工が簡単で、しかも床材あるいは床タイ
ルにズレを生ずることのない滑り止め層付き床材の提供
を目的とする。 【構成】 床材の裏面に、滑り止め層、特に自己吸着層
を設けたことを特徴とする滑り止め層付き床材。
系床材を接着剤や粘着剤を使用することなく下地に施工
でき、従って施工が簡単で、しかも床材あるいは床タイ
ルにズレを生ずることのない滑り止め層付き床材の提供
を目的とする。 【構成】 床材の裏面に、滑り止め層、特に自己吸着層
を設けたことを特徴とする滑り止め層付き床材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤や粘着剤を使用
することなく、下地に施工が可能な滑り止め層付き床
材、特に置敷タイルに関する。
することなく、下地に施工が可能な滑り止め層付き床
材、特に置敷タイルに関する。
【0002】
【従来技術】ポリ塩化ビニール樹脂系、ポリウレタン樹
脂系などのプラスチック系床材(タイル、シート等)を
床面上に敷設する場合、通常、接着剤や粘着剤が使用さ
れている。しかしながら、このような接着剤や粘着剤を
使用する方法では、以下のような問題があった。 作業に手間が掛かるうえに熟練を要する。 接着剤や粘着剤が使用されている施工済みの床材
は、改修の際に除去が困難であり、かつ該床材を除去し
た下地に損傷を生じることが多く、下地の補修の必要が
生じる。 床材を撤去した後、下地には接着剤や粘着剤が残存
してしまうが、この残存した接着剤や粘着剤を完全に除
去すること、特に下地を損傷することなく完全に除去す
ることは、非常に困難である。また、床材には接着剤や
粘着剤が残存してしまうので、使用ずみ、あるいは回収
した床材をリサイクルする際には、接着剤や粘着剤を除
去する面倒で費用の掛かる除去操作が必要である。 そのため、接着剤や粘着剤を使用することなく床材を敷
設する方法が、既に提案されている。例えば、床材の比
重を従来のものに比べてきわめて大きくしたり、あるい
は床タイルを両面テープで接着して床材を敷設する方法
が提案されているが、どうしても床材あるいは床タイル
にズレを生ずることは避けることができなかった。
脂系などのプラスチック系床材(タイル、シート等)を
床面上に敷設する場合、通常、接着剤や粘着剤が使用さ
れている。しかしながら、このような接着剤や粘着剤を
使用する方法では、以下のような問題があった。 作業に手間が掛かるうえに熟練を要する。 接着剤や粘着剤が使用されている施工済みの床材
は、改修の際に除去が困難であり、かつ該床材を除去し
た下地に損傷を生じることが多く、下地の補修の必要が
生じる。 床材を撤去した後、下地には接着剤や粘着剤が残存
してしまうが、この残存した接着剤や粘着剤を完全に除
去すること、特に下地を損傷することなく完全に除去す
ることは、非常に困難である。また、床材には接着剤や
粘着剤が残存してしまうので、使用ずみ、あるいは回収
した床材をリサイクルする際には、接着剤や粘着剤を除
去する面倒で費用の掛かる除去操作が必要である。 そのため、接着剤や粘着剤を使用することなく床材を敷
設する方法が、既に提案されている。例えば、床材の比
重を従来のものに比べてきわめて大きくしたり、あるい
は床タイルを両面テープで接着して床材を敷設する方法
が提案されているが、どうしても床材あるいは床タイル
にズレを生ずることは避けることができなかった。
【0003】
【目的】本発明は、床材、特にポリ塩化ビニール樹脂系
床材を接着剤や粘着剤を使用することなく下地に施工で
き、従って施工が簡単で、しかも床材あるいは床タイル
にズレを生ずることのない滑り止め層付き床材の提供を
目的とする。
床材を接着剤や粘着剤を使用することなく下地に施工で
き、従って施工が簡単で、しかも床材あるいは床タイル
にズレを生ずることのない滑り止め層付き床材の提供を
目的とする。
【0004】
【構成】本発明は、床材の裏面に、滑り止め層を設けた
ことを特徴とする滑り止め層付き床材に関する。本発明
で使用する床材としては、ポリ塩化ビニル樹脂系、ポリ
ウレタン樹脂系などのプラスチック系床材(タイル、シ
ート等)やカーペットが挙げられる。前記滑り止め層と
しては、自己吸着層のものが好ましく、特に剪断吸着力
として0.1kg/100cm2以上、通常0.1〜1
0kg/100cm2である。自己吸着層としては、例
えば合成樹脂材料を発泡させ、この発泡体は独立気泡体
からなり、かつ表面部の気泡体は外気と連通する開口を
有する吸盤構造を形成したもの、あるいは高摩擦抵抗
で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料、あるいは感圧接
着剤層で形成されたものが挙げられる。前記合成樹脂材
料を発泡させ、吸盤構造にしたものの前記剪断吸着力は
0.1〜5kg/100cm2、通常0.1〜3kg/
100cm2程度である。なお、本発明でいう剪断吸着
力とは、試験用床材をコイル等により牽引し、前記試験
用床材が滑りを開始するに要する力で定義されるもので
ある。前記合成樹脂材料を発泡させ、吸盤構造を形成し
たものの自己吸着層の厚さは10〜300μ程度、高摩
擦抵抗で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料で形成され
た自己吸着層の厚さは10〜50μ程度、感圧接着剤層
の厚さは10〜50μ程度のものが好ましい。気泡体の
形状は特に制限されるものではなく、円球形状、扁平形
状、その他任意の形状であって良く、また気泡体の大き
さは、通常30μ〜3mm、好ましくは50μ〜1mm
程度である。前記自己吸着層は、床材裏面に直接形成し
てもよいし、あるいは各種プラスチックフィルム上に前
記自己吸着層を形成し、該フィルムと床材とをラミネー
トして形成されたものであってもよい。
ことを特徴とする滑り止め層付き床材に関する。本発明
で使用する床材としては、ポリ塩化ビニル樹脂系、ポリ
ウレタン樹脂系などのプラスチック系床材(タイル、シ
ート等)やカーペットが挙げられる。前記滑り止め層と
しては、自己吸着層のものが好ましく、特に剪断吸着力
として0.1kg/100cm2以上、通常0.1〜1
0kg/100cm2である。自己吸着層としては、例
えば合成樹脂材料を発泡させ、この発泡体は独立気泡体
からなり、かつ表面部の気泡体は外気と連通する開口を
有する吸盤構造を形成したもの、あるいは高摩擦抵抗
で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料、あるいは感圧接
着剤層で形成されたものが挙げられる。前記合成樹脂材
料を発泡させ、吸盤構造にしたものの前記剪断吸着力は
0.1〜5kg/100cm2、通常0.1〜3kg/
100cm2程度である。なお、本発明でいう剪断吸着
力とは、試験用床材をコイル等により牽引し、前記試験
用床材が滑りを開始するに要する力で定義されるもので
ある。前記合成樹脂材料を発泡させ、吸盤構造を形成し
たものの自己吸着層の厚さは10〜300μ程度、高摩
擦抵抗で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料で形成され
た自己吸着層の厚さは10〜50μ程度、感圧接着剤層
の厚さは10〜50μ程度のものが好ましい。気泡体の
形状は特に制限されるものではなく、円球形状、扁平形
状、その他任意の形状であって良く、また気泡体の大き
さは、通常30μ〜3mm、好ましくは50μ〜1mm
程度である。前記自己吸着層は、床材裏面に直接形成し
てもよいし、あるいは各種プラスチックフィルム上に前
記自己吸着層を形成し、該フィルムと床材とをラミネー
トして形成されたものであってもよい。
【0005】前記各種プラスチックフィルムに保持され
た自己吸着層としては、ポリ塩化ビニール樹脂(PV
C)、PET等のフィルムやペーパーフィルム等に、ア
クリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、SBR、NR
等の合成樹脂材料またはゴムを発泡させ、吸盤構造を形
成したもの、あるいは各種プラスチックフィルムに、高
摩擦抵抗で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料をコーテ
イングして形成されたもの、例えばポリ塩化ビニール樹
脂(PVC)フィルムに、シリコーン樹脂をコーテイン
グして形成されたものが挙げられる。また、各種プラス
チックフィルム上に、感圧接着剤層を形成したものであ
ってもよい。本発明の滑り止め層付き床材を適用する下
地は、なるべく平滑であることが望ましく、また、モル
タル下地の場合はプライマー処理を行うなどして、表面
の粉ふきを押さえる必要がある。同様にケイカル板の二
重床下地でも、表面が粉っぽい場合にはプライマー処理
を行う必要がある。本発明において、滑り止め層が形成
される床材(置敷タイル、カーペット)等は、その寸法
安定性の大きいもの程、滑り止め効果が発揮されるので
好ましい。また、本発明の床材は、所望に応じて、安定
剤(抗酸化剤、紫外線吸収剤等)、帯電防止剤、難燃化
剤、発泡剤、補強材、その他の配合剤を適宜配合するこ
とができる。
た自己吸着層としては、ポリ塩化ビニール樹脂(PV
C)、PET等のフィルムやペーパーフィルム等に、ア
クリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、SBR、NR
等の合成樹脂材料またはゴムを発泡させ、吸盤構造を形
成したもの、あるいは各種プラスチックフィルムに、高
摩擦抵抗で、かつ離型性に優れた合成樹脂材料をコーテ
イングして形成されたもの、例えばポリ塩化ビニール樹
脂(PVC)フィルムに、シリコーン樹脂をコーテイン
グして形成されたものが挙げられる。また、各種プラス
チックフィルム上に、感圧接着剤層を形成したものであ
ってもよい。本発明の滑り止め層付き床材を適用する下
地は、なるべく平滑であることが望ましく、また、モル
タル下地の場合はプライマー処理を行うなどして、表面
の粉ふきを押さえる必要がある。同様にケイカル板の二
重床下地でも、表面が粉っぽい場合にはプライマー処理
を行う必要がある。本発明において、滑り止め層が形成
される床材(置敷タイル、カーペット)等は、その寸法
安定性の大きいもの程、滑り止め効果が発揮されるので
好ましい。また、本発明の床材は、所望に応じて、安定
剤(抗酸化剤、紫外線吸収剤等)、帯電防止剤、難燃化
剤、発泡剤、補強材、その他の配合剤を適宜配合するこ
とができる。
【0006】
実施例1 5.0mm厚のポリ塩化ビニール樹脂タイルの裏面に、
ポリ塩化ビニール樹脂フィルムにアクリル樹脂を発泡さ
せ、吸盤構造を形成した自己吸着層を有するフィルム
(商品名ルミタックF)を接着剤を用いてラミネートし
て、剪断吸着力が2〜4kgの自己吸着性タイルが得ら
れた。
ポリ塩化ビニール樹脂フィルムにアクリル樹脂を発泡さ
せ、吸盤構造を形成した自己吸着層を有するフィルム
(商品名ルミタックF)を接着剤を用いてラミネートし
て、剪断吸着力が2〜4kgの自己吸着性タイルが得ら
れた。
【0007】実施例2 5.0mm厚のポリ塩化ビニール樹脂タイルの裏面に直
接、アクリル樹脂を発泡させ、吸盤構造を形成してた実
施例1で同様に自己吸着層を形成し、実施例1の自己吸
着性タイルと同様の剪断吸着力を有する自己吸着性タイ
ルを得た。
接、アクリル樹脂を発泡させ、吸盤構造を形成してた実
施例1で同様に自己吸着層を形成し、実施例1の自己吸
着性タイルと同様の剪断吸着力を有する自己吸着性タイ
ルを得た。
【0008】以下本発明の具体的な実施態様を示す。 1.プラスチック系床材の裏面に、滑り止め層を設けた
ことを特徴とする滑り止め層付き床材。 2.滑り止め層が、自己吸着層である前記1の滑り止め
層付き床材。 3.自己吸着層が、剪断吸着力が0.1〜10kg/1
00cm2のものである前記2の滑り止め層付き床材。 4.自己吸着層が、合成樹脂材料を発泡させて独立気泡
を有する発泡体とし、かつ表面部の該気泡体は外気と連
通する開口を有する吸盤構造を形成したシートである前
記2また3の滑り止め層付き床材。 5.合成樹脂材料がアクリル樹脂である前記4の滑り止
め層付き床材。 6.自己吸着層が、高摩擦抵抗で、かつ離型性に優れた
合成樹脂材料で形成されたものである前記2、3または
4記載の滑り止め層付き床材。 7.自己吸着層が、シリコーン樹脂である前記7の滑り
止め層付き床材。 8.自己吸着層が、感圧接着剤である前記2、3、4、
5、6または7の滑り止め層付き床材。 9.自己吸着層が、プラスチックフィルムに保持された
ものである前記2、3、4、5、6、7または8の滑り
止め層付き床材。 10.前記1ないし9の滑り止め層付き床材を、平滑処
理した下地上に施工することを特徴とする床材の施工方
法。 11.平滑処理がプライマー処理である前記10の床材
の施工方法。
ことを特徴とする滑り止め層付き床材。 2.滑り止め層が、自己吸着層である前記1の滑り止め
層付き床材。 3.自己吸着層が、剪断吸着力が0.1〜10kg/1
00cm2のものである前記2の滑り止め層付き床材。 4.自己吸着層が、合成樹脂材料を発泡させて独立気泡
を有する発泡体とし、かつ表面部の該気泡体は外気と連
通する開口を有する吸盤構造を形成したシートである前
記2また3の滑り止め層付き床材。 5.合成樹脂材料がアクリル樹脂である前記4の滑り止
め層付き床材。 6.自己吸着層が、高摩擦抵抗で、かつ離型性に優れた
合成樹脂材料で形成されたものである前記2、3または
4記載の滑り止め層付き床材。 7.自己吸着層が、シリコーン樹脂である前記7の滑り
止め層付き床材。 8.自己吸着層が、感圧接着剤である前記2、3、4、
5、6または7の滑り止め層付き床材。 9.自己吸着層が、プラスチックフィルムに保持された
ものである前記2、3、4、5、6、7または8の滑り
止め層付き床材。 10.前記1ないし9の滑り止め層付き床材を、平滑処
理した下地上に施工することを特徴とする床材の施工方
法。 11.平滑処理がプライマー処理である前記10の床材
の施工方法。
【0009】
1.接着剤、粘着剤を塗布する手間が省け、施工の簡素
化が計られる。 2.下地に既存の床材が施工してあっても、それを撤去
することなく、施工ができる。 3.床材は下地に固定されていないので、改修時の撤去
が容易である。 4.床材を撤去後、下地に粘着剤、接着剤が残存せず、
撤去の際、下地を痛めることがないので、下地補修の手
間が省ける。 5.撤去した床材の裏面に接着剤、粘着剤が残存しない
ので、撤去後の回収、リサイクルを容易に行うことがで
きる。
化が計られる。 2.下地に既存の床材が施工してあっても、それを撤去
することなく、施工ができる。 3.床材は下地に固定されていないので、改修時の撤去
が容易である。 4.床材を撤去後、下地に粘着剤、接着剤が残存せず、
撤去の際、下地を痛めることがないので、下地補修の手
間が省ける。 5.撤去した床材の裏面に接着剤、粘着剤が残存しない
ので、撤去後の回収、リサイクルを容易に行うことがで
きる。
【図1】ポリ塩化ビニル樹脂フィルムにアクリル樹脂を
発泡し、吸盤構造を形成した自己吸着性シートの断面模
式図である。
発泡し、吸盤構造を形成した自己吸着性シートの断面模
式図である。
【図2】図1の自己吸着性シートのアクリル樹脂発泡層
の拡大断面模式図である。
の拡大断面模式図である。
1 ポリ塩化ビニル樹脂フィルム 2 吸盤構造であるアクリル樹脂発泡層 3 離型紙 4 開口部
Claims (8)
- 【請求項1】 床材の裏面に、滑り止め層を設けたこと
を特徴とする滑り止め層付き床材。 - 【請求項2】 滑り止め層が、自己吸着層である請求項
1記載の滑り止め層付き床材。 - 【請求項3】 自己吸着層が、剪断吸着力が0.1〜1
0kg/100cm2のものである請求項2記載の滑り
止め層付き床材。 - 【請求項4】 自己吸着層が、合成樹脂材料を発泡させ
て独立気泡を有する発泡体とし、かつ表面部の該気泡体
は外気と連通する開口を有する吸盤構造を形成したシー
トである請求項2また3記載の滑り止め層付き床材。 - 【請求項5】 自己吸着層が、高摩擦抵抗で、かつ離型
性に優れた合成樹脂材料で形成されたものである請求項
2、3または4記載の滑り止め層付き床材。 - 【請求項6】 自己吸着層が、感圧接着剤である請求項
2、3、4または5記載の滑り止め層付き床材。 - 【請求項7】 自己吸着層が、プラスチックフィルムに
保持されたものである請求項2、3、4、5または6記
載の滑り止め層付き床材。 - 【請求項8】 請求項1ないし7記載の滑り止め層付き
床材を、平滑処理した下地上に施工することを特徴とす
る床材の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13614595A JPH08302978A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 滑り止め層付き床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13614595A JPH08302978A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 滑り止め層付き床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302978A true JPH08302978A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15168368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13614595A Pending JPH08302978A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 滑り止め層付き床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08302978A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003136555A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Shinko Kasei Kk | 滑り止め層付き床材の製造方法及び滑り止め層付き床材 |
JP2010070906A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Eidai Co Ltd | 直貼り用床材とそれを用いた木質フロア |
CN103031941A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-04-10 | 浙江晶通塑胶有限公司 | 一种塑木地板及其制造方法 |
JP2017203251A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 武智 耕三 | コンクリート型枠用内張シート |
JP2018178674A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 大建工業株式会社 | 吸着性畳表 |
WO2019032981A1 (en) | 2017-08-11 | 2019-02-14 | Kim David J | FLOORING PANEL WITH RAPID RELEASE ADHESIVE SHEET |
JP2020007796A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 三洋工業株式会社 | 建築用仕切り材の設置構造 |
WO2020059827A1 (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 大日本印刷株式会社 | 床用粘着シート |
US20230027994A1 (en) * | 2020-01-07 | 2023-01-26 | I4F Licensing Nv | Carpet Tile, and Carpet Covering Made of Such Carpet Tiles |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP13614595A patent/JPH08302978A/ja active Pending
Cited By (12)
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