JPH0829776B2 - 合成樹脂製容器及びその製造用金型 - Google Patents
合成樹脂製容器及びその製造用金型Info
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- JPH0829776B2 JPH0829776B2 JP25937486A JP25937486A JPH0829776B2 JP H0829776 B2 JPH0829776 B2 JP H0829776B2 JP 25937486 A JP25937486 A JP 25937486A JP 25937486 A JP25937486 A JP 25937486A JP H0829776 B2 JPH0829776 B2 JP H0829776B2
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 title claims description 11
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- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 5
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- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 2
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性合成樹脂によるブロー成形された
ドラム缶タイプの容器とその製造用金型に関する。
ドラム缶タイプの容器とその製造用金型に関する。
かかる合成樹脂製容器としては、英国特許第1,575,67
4号明細書、米国特許第3,050,773号明細書、及び我が国
において特公昭57−5730号公報、特公昭57−33215号公
報で周知なごとく、胴体壁周方向にハンドリング用チャ
イム(出縁)を設けたものである。
4号明細書、米国特許第3,050,773号明細書、及び我が国
において特公昭57−5730号公報、特公昭57−33215号公
報で周知なごとく、胴体壁周方向にハンドリング用チャ
イム(出縁)を設けたものである。
第10図はその一例を示すもので、図中3は胴体壁、7
はタップ栓で、ハンドリング用チャイム1,2は容器の上
端及び下端から少し奥側位置に前記胴体壁3の周方向に
一体に突出成形される。
はタップ栓で、ハンドリング用チャイム1,2は容器の上
端及び下端から少し奥側位置に前記胴体壁3の周方向に
一体に突出成形される。
そして、上端側ハンドリング用チャイム1はフランジ
1aを上向きに形成した断面L字形のものであり、下端側
ハンドリング用チャイム2はフランジ2aを下向きに形成
した断面L字形のものであり、いずれも溝4が外側に開
口するものである。
1aを上向きに形成した断面L字形のものであり、下端側
ハンドリング用チャイム2はフランジ2aを下向きに形成
した断面L字形のものであり、いずれも溝4が外側に開
口するものである。
このハンドリング用チャイム1,2は容器搬送時のつか
み具の係合部となるもので、第11図に示すように容器を
立てた状態で吊上げるには、第14図に示すように上端の
ハンドリング用チャイム1の下側面と上側の溝4内に係
合する爪を有するつかみ具5でワイヤー6を介して2点
吊りされ、一方、容器を水平状態で吊上げるには該つか
み具5をハンドリング用チャイム1,2の両方に係合させ
てワイヤー吊りする。
み具の係合部となるもので、第11図に示すように容器を
立てた状態で吊上げるには、第14図に示すように上端の
ハンドリング用チャイム1の下側面と上側の溝4内に係
合する爪を有するつかみ具5でワイヤー6を介して2点
吊りされ、一方、容器を水平状態で吊上げるには該つか
み具5をハンドリング用チャイム1,2の両方に係合させ
てワイヤー吊りする。
ところで、該ハンドリング用チャイム1,2のL字断面
形状は、ブロー成形時の金型の関係から定まるものであ
り、第12図、第13図に示すように上金型8と下金型9を
分離し、その隙間に入り込んでくるパリソン10をタイミ
ングを選んで上下金型8,9によりプレスしてハンドリン
グ用チャイム1,2を形成し、冷却後上下金型8,9を分離し
てハンドリング用チャイム1,2の部分を無理なく離脱さ
せる。
形状は、ブロー成形時の金型の関係から定まるものであ
り、第12図、第13図に示すように上金型8と下金型9を
分離し、その隙間に入り込んでくるパリソン10をタイミ
ングを選んで上下金型8,9によりプレスしてハンドリン
グ用チャイム1,2を形成し、冷却後上下金型8,9を分離し
てハンドリング用チャイム1,2の部分を無理なく離脱さ
せる。
このような第10図に示すハンドリング用チャイム付き
の容器では、直立状態で容器を吊上げる場合に上端のハ
ンドリング用チャイム1に下向きの溝がないので下面位
置ではつかみ具5の爪が深く嵌合する状態をとれず、不
安定な状態となる。特に第14図のごとき特殊形状の爪を
有するつかみ具5ではさほど問題がないとしても、その
他の単純なフック又は挟み形状のつかみ具やつかみ具な
しにワイヤーを直接掛けるよう場合では用をなさない。
の容器では、直立状態で容器を吊上げる場合に上端のハ
ンドリング用チャイム1に下向きの溝がないので下面位
置ではつかみ具5の爪が深く嵌合する状態をとれず、不
安定な状態となる。特に第14図のごとき特殊形状の爪を
有するつかみ具5ではさほど問題がないとしても、その
他の単純なフック又は挟み形状のつかみ具やつかみ具な
しにワイヤーを直接掛けるよう場合では用をなさない。
なお、このハンドリング用チャイム1,2の形状は、前
記のごとくブロー成形時の金型の関係で離脱可能を考慮
して定められたものである。
記のごとくブロー成形時の金型の関係で離脱可能を考慮
して定められたものである。
従って、容器は横向き状態で吊上げることが多い。と
ころで、危険物の取扱いに関する法規制では(政令第29
条第5項)、「運搬容器は、収納口を上方に向けて積載
すること」とある。これに対応するため、直立状態で運
ばれて来たトラック荷台上の容器を地上の古タイヤ上に
横向きに落下させて横倒し状態としてからフックをかけ
て吊上げ、さらに船上又は収納場所で再び直立させてい
て、人手のかかる雑作業を伴うものとなる。
ころで、危険物の取扱いに関する法規制では(政令第29
条第5項)、「運搬容器は、収納口を上方に向けて積載
すること」とある。これに対応するため、直立状態で運
ばれて来たトラック荷台上の容器を地上の古タイヤ上に
横向きに落下させて横倒し状態としてからフックをかけ
て吊上げ、さらに船上又は収納場所で再び直立させてい
て、人手のかかる雑作業を伴うものとなる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、直立吊
上げ時に安定してつかめ、吊上げ作業の簡素化が図れる
容器とその製造用金型を提供することにある。
上げ時に安定してつかめ、吊上げ作業の簡素化が図れる
容器とその製造用金型を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、全体が左右に開く
ブロー成形用金型において、上部金型、胴部金型及び下
部金型とに分割し、胴部金型は上下方向に伸縮可能なも
のとした金型を使用して、上端及び下端から少し内側位
置の胴体壁周方向に溝付きのハンドリング用チャイムを
一体に突出成形したドラム缶タイプの容器において、上
端側、下端側両ハンドリング用チャイムとも内側に突出
するフランジにより内側に開口する溝を有する断面略L
字形のものに賦形することを要旨とするものである。
ブロー成形用金型において、上部金型、胴部金型及び下
部金型とに分割し、胴部金型は上下方向に伸縮可能なも
のとした金型を使用して、上端及び下端から少し内側位
置の胴体壁周方向に溝付きのハンドリング用チャイムを
一体に突出成形したドラム缶タイプの容器において、上
端側、下端側両ハンドリング用チャイムとも内側に突出
するフランジにより内側に開口する溝を有する断面略L
字形のものに賦形することを要旨とするものである。
〔作用〕 本発明の容器は、特に上端側のハンドリング用チャイ
ムについては、下向きの内側に開口する溝があるので、
該ハンドリング用チャイムを用いて容器を直立状態で吊
上げる場合に、挟み具状の単純形状のフックでもその爪
端をこの溝内に挿入することにより下側からの支えを充
分でき、確実に保持して吊上げることができる。
ムについては、下向きの内側に開口する溝があるので、
該ハンドリング用チャイムを用いて容器を直立状態で吊
上げる場合に、挟み具状の単純形状のフックでもその爪
端をこの溝内に挿入することにより下側からの支えを充
分でき、確実に保持して吊上げることができる。
一方、容器を横向きに吊上げるには、横向きにした容
器は左右にあるハンドリング用チャイムで一方の溝は両
方とも内側に開口し、この溝内に吊上げワイヤー端のフ
ックの爪端を挿入することにより、吊上げることができ
る。
器は左右にあるハンドリング用チャイムで一方の溝は両
方とも内側に開口し、この溝内に吊上げワイヤー端のフ
ックの爪端を挿入することにより、吊上げることができ
る。
ブロー成形時において、胴部金型を全体に縮めれば、
上部金型と胴部金型の間、及び胴部金型と下部金型の間
に適当な隙間をとれる。左右に開いている金型全体を閉
じ、パリソン内にエアーを一定量吹込む。
上部金型と胴部金型の間、及び胴部金型と下部金型の間
に適当な隙間をとれる。左右に開いている金型全体を閉
じ、パリソン内にエアーを一定量吹込む。
そして、金型間の隙間に充分十分にパリソンの一部が
入り込んだタイミングで、胴部金型を全体に伸長させる
と、金型は閉じられて前記隙間はなくなり、パリソンの
一部を圧縮してフランジがあるハンドリング用チャイム
を賦形する。
入り込んだタイミングで、胴部金型を全体に伸長させる
と、金型は閉じられて前記隙間はなくなり、パリソンの
一部を圧縮してフランジがあるハンドリング用チャイム
を賦形する。
冷却サイクル完了後、胴部金型を再度縮めて再度上部
金型と胴部金型の間、及び胴部金型と下部金型間に隙間
を作り、また金型全体を左右に開いて製品を取出す。
金型と胴部金型の間、及び胴部金型と下部金型間に隙間
を作り、また金型全体を左右に開いて製品を取出す。
このように、上部金型と胴部金型間及び胴部金型と下
部金型間に上下方向に充分隙間を形成できるので、両ハ
ンドリング用チャイムが内側に突出するフランジを有す
るものであっても、支障なく金型を開いて製品を取出す
ことができる。
部金型間に上下方向に充分隙間を形成できるので、両ハ
ンドリング用チャイムが内側に突出するフランジを有す
るものであっても、支障なく金型を開いて製品を取出す
ことができる。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
まず、本発明の合成樹脂製容器について説明すると、
第1図はその第1実施例を示す一部切欠いた正面図、第
2図は同上平面図、第3図は要部の縦断正面図で、前記
従来例を示す第10図と同一構成要素には同一参照符号を
付したものである。
第1図はその第1実施例を示す一部切欠いた正面図、第
2図は同上平面図、第3図は要部の縦断正面図で、前記
従来例を示す第10図と同一構成要素には同一参照符号を
付したものである。
すなわち、胴体壁3の上端及び下端から少し奥側位置
の周方向に、上端側ハンドリング用チャイム1と下端側
ハンドリング用チャイム2とを一体に突出成形し、上面
にタップ栓7を形成したドラム缶タイプの合成樹脂製容
器で、これは熱可塑性合成樹脂によりブロー成形される
ものであることは前記従来例と同一である。
の周方向に、上端側ハンドリング用チャイム1と下端側
ハンドリング用チャイム2とを一体に突出成形し、上面
にタップ栓7を形成したドラム缶タイプの合成樹脂製容
器で、これは熱可塑性合成樹脂によりブロー成形される
ものであることは前記従来例と同一である。
本発明はこのような容器において、第3図に示すよう
に上端側ハンドリング用チャイム1はウエブ1bの先端に
下方に突出するフランジ1aを形成し、このフランジ1aで
内側に開口する溝4を有する断面略L字形のものとし
た。
に上端側ハンドリング用チャイム1はウエブ1bの先端に
下方に突出するフランジ1aを形成し、このフランジ1aで
内側に開口する溝4を有する断面略L字形のものとし
た。
一方、下端側ハンドリング用チャイム2を、前記上端
側ハンドリング用チャイム1と対称形となるようウエブ
2bから上方にフランジ2aを突出し、内側に開口する溝4
を有する断面略L字形のものとした。
側ハンドリング用チャイム1と対称形となるようウエブ
2bから上方にフランジ2aを突出し、内側に開口する溝4
を有する断面略L字形のものとした。
なお、図示は省略するが他の実施例としてフランジ及
び1a,2aは第1図のごとくウエブ1b,2bから直角に立上が
るものとせず、斜め方向に突出したり、湾曲したもので
あってもよい。
び1a,2aは第1図のごとくウエブ1b,2bから直角に立上が
るものとせず、斜め方向に突出したり、湾曲したもので
あってもよい。
次に使用法について説明すると、容器を直立状態で吊
上げるには先端に第4図、第5図に示すように鉤形の爪
11aを有するフック11をワイヤー6端に取付けて、この
爪11a端をハンドリング用チャイム1の溝4内に差入れ
るようにして該フック11をハンドリング用チャイム1に
係合させる。そして、ワイヤー6を介して全体をクレー
ン等で吊上げればよい。
上げるには先端に第4図、第5図に示すように鉤形の爪
11aを有するフック11をワイヤー6端に取付けて、この
爪11a端をハンドリング用チャイム1の溝4内に差入れ
るようにして該フック11をハンドリング用チャイム1に
係合させる。そして、ワイヤー6を介して全体をクレー
ン等で吊上げればよい。
また、容器を水平吊りするには、第6図に示すように
鉤形のフック12の爪12aを横向きにした容器のハンドリ
ング用チャイム1,2の内側に開口する溝4に係合させ
て、ワイヤー6で吊上げることになる。この場合フック
12のが相互に接近して爪12aが溝4から外れてしまわな
いようにワイヤー6,6間に拡幅用のバー13を介在させる
ものとする。該バー13の長さは転動軸1,2間の距離と同
程度となる。
鉤形のフック12の爪12aを横向きにした容器のハンドリ
ング用チャイム1,2の内側に開口する溝4に係合させ
て、ワイヤー6で吊上げることになる。この場合フック
12のが相互に接近して爪12aが溝4から外れてしまわな
いようにワイヤー6,6間に拡幅用のバー13を介在させる
ものとする。該バー13の長さは転動軸1,2間の距離と同
程度となる。
次に、前記のごとき本発明の合成樹脂製運搬、貯蔵用
容器を製造するための金型について、説明する。
容器を製造するための金型について、説明する。
第7図は前記第1図の容器を製造する金型の部分縦断
正面図で、金型は上部金型21と胴部金型22及び下部金型
23とに分割し、さらに、胴部金型22はその上下端を分割
し、その上下分割金型221,222は本体金型223に対し油圧
シリンダ26で上下方向にスライド可能とした。これによ
り胴部金型22の全体が、上分割金型221及び下分割金型2
22のスライド分だけ上下方向に伸縮できる。
正面図で、金型は上部金型21と胴部金型22及び下部金型
23とに分割し、さらに、胴部金型22はその上下端を分割
し、その上下分割金型221,222は本体金型223に対し油圧
シリンダ26で上下方向にスライド可能とした。これによ
り胴部金型22の全体が、上分割金型221及び下分割金型2
22のスライド分だけ上下方向に伸縮できる。
なお、図示は省略するが、これらの金型全体は左右に
大きく分割するものである。
大きく分割するものである。
この上分割金型221、下分割金型222をスライドさせる
機構としては、前記油圧シリンダ26の代りにエアシリン
ダ、ピニオン、ラックによるもの、その他の可変機構を
利用することが考えられる。
機構としては、前記油圧シリンダ26の代りにエアシリン
ダ、ピニオン、ラックによるもの、その他の可変機構を
利用することが考えられる。
このような金型を用いて容器をブロー成形するには、
次の工程となる。
次の工程となる。
第7図に示すように、油圧シリンダ26を縮めて上分割
金型221、下分割金型222を本体金型223に対し内側にス
ライドさせて、上部金型21及び下部金型23に対し胴部金
型22を一定距離だけ縮めて型開きすれば、上部金型21と
胴部金型22の間に、また胴部金型22と下部金型23の間に
適当な間隙を確保できる。
金型221、下分割金型222を本体金型223に対し内側にス
ライドさせて、上部金型21及び下部金型23に対し胴部金
型22を一定距離だけ縮めて型開きすれば、上部金型21と
胴部金型22の間に、また胴部金型22と下部金型23の間に
適当な間隙を確保できる。
次いで、先に開いていた金型全体の左右の開きを閉
じ、パリソン10内にエアーを徐々に一定量吹込むと、各
金型同士の凹部にパリソン10の一部が均一に入り込む。
じ、パリソン10内にエアーを徐々に一定量吹込むと、各
金型同士の凹部にパリソン10の一部が均一に入り込む。
全周にわたり前記凹部にパリソン10が入り込んだ時点
で、第8図に示すようにタイミングよく、上分割金型22
1と下分割金型222とを外側にスライドさせて胴部金型22
を伸長すれば上部金型21と胴部金型22及び下部金型23と
胴部金型22は相互に密に接合して型閉し、パリソン10の
一部を圧縮してハンドリング用チャイム1,2のフランジ1
a及び2aを賦形する。次いで、冷却サイクルに入る。
で、第8図に示すようにタイミングよく、上分割金型22
1と下分割金型222とを外側にスライドさせて胴部金型22
を伸長すれば上部金型21と胴部金型22及び下部金型23と
胴部金型22は相互に密に接合して型閉し、パリソン10の
一部を圧縮してハンドリング用チャイム1,2のフランジ1
a及び2aを賦形する。次いで、冷却サイクルに入る。
冷却サイクル終了後、胴部金型22を上下に縮めれば、
第9図に示すように、上部金型21と胴部金型22の間に、
また胴部金型22と下部金型23の間に大きな間隙が形成さ
れ、同時に金型全体を左右に開いて、製品を取出す。
第9図に示すように、上部金型21と胴部金型22の間に、
また胴部金型22と下部金型23の間に大きな間隙が形成さ
れ、同時に金型全体を左右に開いて、製品を取出す。
以上述べたように、本発明の合成樹脂製容器は、上端
及び下端から少し内側位置の胴体壁周方向に溝付きのハ
ンドリング用チャイムを一体に突出成形したドラム缶タ
イプの容器において、前記ハンドリング用チャイムにつ
いては、内側に開口する溝があるので、特に上端側のハ
ンドリング用チャイムを用いて容器を直立状態で吊上げ
る場合に、単純形状のフックでもその爪端をこの溝内に
挿入することにより下側からの支えを充分でき、確実に
保持して吊上げることができるものである。
及び下端から少し内側位置の胴体壁周方向に溝付きのハ
ンドリング用チャイムを一体に突出成形したドラム缶タ
イプの容器において、前記ハンドリング用チャイムにつ
いては、内側に開口する溝があるので、特に上端側のハ
ンドリング用チャイムを用いて容器を直立状態で吊上げ
る場合に、単純形状のフックでもその爪端をこの溝内に
挿入することにより下側からの支えを充分でき、確実に
保持して吊上げることができるものである。
また、そのための製造用金型は、上部金型と胴部金型
間及び胴部金型と下部金型間に上下方向に充分隙間を形
成できるので、両ハンドリング用チャイムが上方及び下
に相対向するように突出するフランジを有するものであ
っても、支障なく金型を開いて製品を取出すことができ
る。
間及び胴部金型と下部金型間に上下方向に充分隙間を形
成できるので、両ハンドリング用チャイムが上方及び下
に相対向するように突出するフランジを有するものであ
っても、支障なく金型を開いて製品を取出すことができ
る。
第1図は本発明の合成樹脂製容器の第1実施例を示す一
部切欠いた正面図、第2図は同上平面図、第3図は要部
の縦断正面図、第4図、第5図は容器の吊上げ状態を示
す正面図、第6図は吊上げ時の要部の縦断正面図、第7
図〜第9図は容器の製造工程を示す部分縦断正面図、第
10図は従来の容器の一部切欠いた正面図、第11図は同上
吊上げ状態を示す正面図、第12図、第13図は製造工程を
示す部分縦断正面図、第14図はつかみ具を示す部分正面
図である。 1,2……ハンドリング用チャイム 1a,1a′,2a……フランジ 1b,2b……ウエブ、3……胴体壁 4……溝 5……つかみ具、6……ワイヤー 7……タップ栓、8……上金型 9……下金型、10……パリソン 11……フック、11a……爪 13……バー、21……上部金型 22……胴部金型 221……上分割金型、222……下分割金型 223……本体金型、23……下部金型 26……油圧シリンダ
部切欠いた正面図、第2図は同上平面図、第3図は要部
の縦断正面図、第4図、第5図は容器の吊上げ状態を示
す正面図、第6図は吊上げ時の要部の縦断正面図、第7
図〜第9図は容器の製造工程を示す部分縦断正面図、第
10図は従来の容器の一部切欠いた正面図、第11図は同上
吊上げ状態を示す正面図、第12図、第13図は製造工程を
示す部分縦断正面図、第14図はつかみ具を示す部分正面
図である。 1,2……ハンドリング用チャイム 1a,1a′,2a……フランジ 1b,2b……ウエブ、3……胴体壁 4……溝 5……つかみ具、6……ワイヤー 7……タップ栓、8……上金型 9……下金型、10……パリソン 11……フック、11a……爪 13……バー、21……上部金型 22……胴部金型 221……上分割金型、222……下分割金型 223……本体金型、23……下部金型 26……油圧シリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】上端及び下端から少し内側位置の胴体壁周
方向に溝付きのハンドリング用チャイムを一体に突出成
形したドラム缶タイプの容器において、上端側、下端側
両ハンドリング用チャイムとも内側に突出するフランジ
により内側に開口する溝を有する断面略L字形のものと
することを特徴とした合成樹脂製容器。 - 【請求項2】全体が左右に開くブロー成形用金型におい
て、上部金型、胴部金型及び下部金型とに分割し、胴部
金型は上下方向に伸縮可能なものとしたことを特徴とす
る合成樹脂製容器の製造用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25937486A JPH0829776B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 合成樹脂製容器及びその製造用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25937486A JPH0829776B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 合成樹脂製容器及びその製造用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125144A JPS63125144A (ja) | 1988-05-28 |
JPH0829776B2 true JPH0829776B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17333235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25937486A Expired - Lifetime JPH0829776B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 合成樹脂製容器及びその製造用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0829776B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3731109C3 (de) * | 1987-09-16 | 1996-04-11 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Einrichtung zur Meldung eines Defektes an der Technik einer elektronischen Motorleistungssteuerung |
AU2006259415B2 (en) * | 2005-06-15 | 2012-08-30 | Massachusetts Institute Of Technology | Amine-containing lipids and uses thereof |
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- 1986-10-29 JP JP25937486A patent/JPH0829776B2/ja not_active Expired - Lifetime
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