JPH08296201A - 両輪両フランジ車輪用分岐器 - Google Patents
両輪両フランジ車輪用分岐器Info
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- JPH08296201A JPH08296201A JP12456995A JP12456995A JPH08296201A JP H08296201 A JPH08296201 A JP H08296201A JP 12456995 A JP12456995 A JP 12456995A JP 12456995 A JP12456995 A JP 12456995A JP H08296201 A JPH08296201 A JP H08296201A
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- JP
- Japan
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- rolling
- rail
- wire
- crossing
- locking
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 両輪両フランジ車輪(平成7年4月21日特
許願)が走行できる分岐器を提供する。 【構成】 4本の横動レール34などからなる四線式横
動分岐器24を枕木方向に横動させ、基準線主レール側
横動レール26および基準線リードレール側横動レール
28、もしくは、分岐線主レール側横動レール30およ
び分岐線リードレール側横動レール32、のうち2本の
レールを、基準線主レール12および基準線リードレー
ル14、もしくは、分岐線主レール18および分岐線リ
ードレール20、のうち2本、ならびに2本の本線レー
ル10と接続するよう分岐する。
許願)が走行できる分岐器を提供する。 【構成】 4本の横動レール34などからなる四線式横
動分岐器24を枕木方向に横動させ、基準線主レール側
横動レール26および基準線リードレール側横動レール
28、もしくは、分岐線主レール側横動レール30およ
び分岐線リードレール側横動レール32、のうち2本の
レールを、基準線主レール12および基準線リードレー
ル14、もしくは、分岐線主レール18および分岐線リ
ードレール20、のうち2本、ならびに2本の本線レー
ル10と接続するよう分岐する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道用分岐器、ことに
両輪両フランジ車輪(平成7年4月21日特許願)に用
いる分岐器に関する。
両輪両フランジ車輪(平成7年4月21日特許願)に用
いる分岐器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分岐器においては、ポイント部に
おいて、基準線主レールおよび分岐線主レールが固定さ
れ、基準線リードレールおよび分岐線リードレールは先
細りのトングレールとなっており、リードレールがポイ
ント後端を支点として揺動し、主レールと密着・離脱す
ることによって分岐されるものであった。また、クロッ
シング部においては、基準線(分岐線)リードレールが
延設され分岐線(基準線)ガードレールとなっており、
さらに短ノーズレールと長ノーズレールとが一体化され
ているものであった。
おいて、基準線主レールおよび分岐線主レールが固定さ
れ、基準線リードレールおよび分岐線リードレールは先
細りのトングレールとなっており、リードレールがポイ
ント後端を支点として揺動し、主レールと密着・離脱す
ることによって分岐されるものであった。また、クロッ
シング部においては、基準線(分岐線)リードレールが
延設され分岐線(基準線)ガードレールとなっており、
さらに短ノーズレールと長ノーズレールとが一体化され
ているものであった。
【0003】現用される普通鉄道の車輪はすべて両輪片
フランジ車輪であるので、分岐器もそれに対応して上記
の構造となっていた。その結果、高速走行時の走行安定
性の向上をはかるため考案された「両輪両フランジ車
輪」(平成7年4月21日出願)は、現用分岐器では、
2本のレールが密着したり、一体化されていたり、基準
線(分岐線)のレールが延設され分岐線(基準線)のガ
ードレールとなっている箇所ではレールに乗り上げて、
脱輪してしまう。
フランジ車輪であるので、分岐器もそれに対応して上記
の構造となっていた。その結果、高速走行時の走行安定
性の向上をはかるため考案された「両輪両フランジ車
輪」(平成7年4月21日出願)は、現用分岐器では、
2本のレールが密着したり、一体化されていたり、基準
線(分岐線)のレールが延設され分岐線(基準線)のガ
ードレールとなっている箇所ではレールに乗り上げて、
脱輪してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】両輪両フランジ車輪
は、1本の独立したレールの上しか走行できない。この
ことは、引き戸の溝形戸車が1本の戸車レール上しか走
れないのと同様である。ポイント部およびクロッシング
部において、2本のレールが密着したり交差することな
く、独立した1本のレールからなる分岐器であること、
これが第一の課題である。
は、1本の独立したレールの上しか走行できない。この
ことは、引き戸の溝形戸車が1本の戸車レール上しか走
れないのと同様である。ポイント部およびクロッシング
部において、2本のレールが密着したり交差することな
く、独立した1本のレールからなる分岐器であること、
これが第一の課題である。
【0005】現用分岐器には、先細りのトングがあった
ため、磨耗しやすく、また強度上の問題があった。
ため、磨耗しやすく、また強度上の問題があった。
【0006】また、現用分岐器のクロッシング前端には
欠線部があって、騒音、振動、衝撃によるレールおよび
車輪の損傷、速度制限などの問題があった。
欠線部があって、騒音、振動、衝撃によるレールおよび
車輪の損傷、速度制限などの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の両輪両フランジ車輪用分岐器においては、
ポイント部には通常のレールと同じレールを4本配列し
横動させて、うち2本は基準線と、他の2本は分岐線に
接続するように構成した。4本のレールは複数の転てつ
棒に固着され、転てつ棒は転てつ棒支承部により枕木方
向往復動可能に支承される。4本のレールおよび複数の
転てつ棒からなる四線式横動分岐器は、横動分岐器用の
転てつ装置により転てつされ、横動分岐器用の鎖錠装置
により鎖錠される。
に、本発明の両輪両フランジ車輪用分岐器においては、
ポイント部には通常のレールと同じレールを4本配列し
横動させて、うち2本は基準線と、他の2本は分岐線に
接続するように構成した。4本のレールは複数の転てつ
棒に固着され、転てつ棒は転てつ棒支承部により枕木方
向往復動可能に支承される。4本のレールおよび複数の
転てつ棒からなる四線式横動分岐器は、横動分岐器用の
転てつ装置により転てつされ、横動分岐器用の鎖錠装置
により鎖錠される。
【0008】クロッシング部では、2本のレールが交差
しているが、本発明においては、1本の回転レールを回
転台上に固着し、回転台を回転させて、回転レールが分
岐線リードレールと分岐線副レールとを接続させたり
(図1参照。)、基準線リードレールと基準線副レール
とを接続させる(図2参照。)
しているが、本発明においては、1本の回転レールを回
転台上に固着し、回転台を回転させて、回転レールが分
岐線リードレールと分岐線副レールとを接続させたり
(図1参照。)、基準線リードレールと基準線副レール
とを接続させる(図2参照。)
【0009】
【作用】図1および図2は、本発明の一実施例に係る動
作を説明する平面図である。図1は分岐線に転てつされ
た状態を示しており、同図下方のポイント部にある四線
式横動分岐器は左方向へ横動され、本線レールは、分岐
線主レール側横動レール(分岐線リードレール側横動レ
ール)を経て分岐線主レール(分岐線リードレール)に
接続している。同図中央のクロッシング部にある一線式
回転クロッシングは右回りに回され、回転レールは分岐
線リードレールと分岐線副レールとに接続している。
作を説明する平面図である。図1は分岐線に転てつされ
た状態を示しており、同図下方のポイント部にある四線
式横動分岐器は左方向へ横動され、本線レールは、分岐
線主レール側横動レール(分岐線リードレール側横動レ
ール)を経て分岐線主レール(分岐線リードレール)に
接続している。同図中央のクロッシング部にある一線式
回転クロッシングは右回りに回され、回転レールは分岐
線リードレールと分岐線副レールとに接続している。
【0010】図2は基準線に分岐された状態を示してお
り、同図下方の四線式横動分岐器は右方向へ横動され、
本線レールは基準線主レール側横動レール(基準線リー
ドレール側横動レール)を経て基準線主レール(基準線
リードレール)に接続している。また、同図中央の一線
式回転クロッシングは左回りに回され、回転レールは基
準線リードレールと基準線副レールとに接続している。
り、同図下方の四線式横動分岐器は右方向へ横動され、
本線レールは基準線主レール側横動レール(基準線リー
ドレール側横動レール)を経て基準線主レール(基準線
リードレール)に接続している。また、同図中央の一線
式回転クロッシングは左回りに回され、回転レールは基
準線リードレールと基準線副レールとに接続している。
【0011】このようにして、2本の本線レールを走行
してきた両輪両フランジ車輪は、それぞれ独立した1本
のレール上に分岐され走行することになる。
してきた両輪両フランジ車輪は、それぞれ独立した1本
のレール上に分岐され走行することになる。
【0012】
【実施例】実施例について、図面を参照しながら説明す
ると、図1〜図7に示される本発明の一実施例は、固定
レール、可動レール、転てつ装置、および鎖錠装置から
構成されている。
ると、図1〜図7に示される本発明の一実施例は、固定
レール、可動レール、転てつ装置、および鎖錠装置から
構成されている。
【0013】固定レールは、図1に示される片開き分岐
器においては、2本の本線レール10、基準線主レール
12、基準線リードレール14、基準線副レール16、
分岐線主レール18、分岐線リードレール20、および
分岐線副レール22から構成されており、これらの固定
レールは、図示しない枕木2、床板4の上に敷設されて
いる。
器においては、2本の本線レール10、基準線主レール
12、基準線リードレール14、基準線副レール16、
分岐線主レール18、分岐線リードレール20、および
分岐線副レール22から構成されており、これらの固定
レールは、図示しない枕木2、床板4の上に敷設されて
いる。
【0014】可動レールを構成するレールは分岐器の種
類によって異なるが、図1に示される四線式横動分岐器
24においては、基準線主レール側横動レール26、基
準線リードレール側横動レール28、分岐線主レール側
横動レール30、分岐線リードレール側横動レール32
などの横動レール34、および複数の転てつ棒36、複
数の転てつ棒支承部38などから構成されており、横動
レール34と転てつ棒36とは固着され、転てつ棒36
は転てつ棒支承部38により枕木方向往復動可能に支承
されている。さらに、横動レール34の位置は、複数の
固定当接部40、すなわち図1に示される実施例におい
ては、当接部a42、当接部b44、当接部c46、当
接部d48、および当接部e50によって、転てつ位置
が決定される。なお、図1に示される片開き分岐器以外
に用いられるもの、例えば図15(b)に示されるもの
についても、横動レール34が4本から構成される横動
分岐器を、四線式横動分岐器24というものとする。
類によって異なるが、図1に示される四線式横動分岐器
24においては、基準線主レール側横動レール26、基
準線リードレール側横動レール28、分岐線主レール側
横動レール30、分岐線リードレール側横動レール32
などの横動レール34、および複数の転てつ棒36、複
数の転てつ棒支承部38などから構成されており、横動
レール34と転てつ棒36とは固着され、転てつ棒36
は転てつ棒支承部38により枕木方向往復動可能に支承
されている。さらに、横動レール34の位置は、複数の
固定当接部40、すなわち図1に示される実施例におい
ては、当接部a42、当接部b44、当接部c46、当
接部d48、および当接部e50によって、転てつ位置
が決定される。なお、図1に示される片開き分岐器以外
に用いられるもの、例えば図15(b)に示されるもの
についても、横動レール34が4本から構成される横動
分岐器を、四線式横動分岐器24というものとする。
【0015】可動レールのうち、図1中央に示される一
線式回転クロッシング52は、回転台中心軸54を中心
軸とする回転台56上に固設された回転レール58など
から構成されており、さらに、回転レール58の位置
は、固定当接部60である当接部f62、当接部g6
4、当接部h66、当接部i68によって、転てつ位置
が決定される。
線式回転クロッシング52は、回転台中心軸54を中心
軸とする回転台56上に固設された回転レール58など
から構成されており、さらに、回転レール58の位置
は、固定当接部60である当接部f62、当接部g6
4、当接部h66、当接部i68によって、転てつ位置
が決定される。
【0016】図1右下の転てつ装置および鎖錠装置の詳
細を示したものが図3である。図3にみられるように、
転てつ装置70は、転てつ棒36の内側に形成され又は
取り付けられたラック歯車72、ラック歯車と係合する
大歯車74、大歯車と係合する小歯車76およびモータ
軸歯車78、モータ軸歯車を回転させるモータ80、転
てつ電源82、転てつスイッチ84、転てつ回路86な
どから構成される。大歯車74および小歯車76は、図
示しない他の実施例にあっては、より多数の歯車から構
成されるものであってもよい。なお、転てつ装置70
は、図1に掲げる四線式横動分岐器24だけでなく、他
の横動分岐器にも使用できるものとする。
細を示したものが図3である。図3にみられるように、
転てつ装置70は、転てつ棒36の内側に形成され又は
取り付けられたラック歯車72、ラック歯車と係合する
大歯車74、大歯車と係合する小歯車76およびモータ
軸歯車78、モータ軸歯車を回転させるモータ80、転
てつ電源82、転てつスイッチ84、転てつ回路86な
どから構成される。大歯車74および小歯車76は、図
示しない他の実施例にあっては、より多数の歯車から構
成されるものであってもよい。なお、転てつ装置70
は、図1に掲げる四線式横動分岐器24だけでなく、他
の横動分岐器にも使用できるものとする。
【0017】図3に示されるように、鎖錠装置88は、
支点90を中心に揺動するラチェット92を、上記大歯
車74または小歯車76、モータ軸歯車78に係合させ
ることより鎖錠する仕組みである。ラチェット92は、
係合時以外はばね94により歯車から離れている。ラチ
ェット92は、鎖錠電源96、鎖錠スイッチ98、鎖錠
回路100により電磁石102が励磁されることにより
作動する。なお、鎖錠装置88は、図1に掲げる四線式
横動分岐器24だけでなく、他の横動分岐器にも使用で
きるものとする。
支点90を中心に揺動するラチェット92を、上記大歯
車74または小歯車76、モータ軸歯車78に係合させ
ることより鎖錠する仕組みである。ラチェット92は、
係合時以外はばね94により歯車から離れている。ラチ
ェット92は、鎖錠電源96、鎖錠スイッチ98、鎖錠
回路100により電磁石102が励磁されることにより
作動する。なお、鎖錠装置88は、図1に掲げる四線式
横動分岐器24だけでなく、他の横動分岐器にも使用で
きるものとする。
【0018】図4は、図1中央にある一線式回転クロッ
シング52に用いる転てつ装置および鎖錠装置を示した
ものである。図4にみられるように、転てつ装置104
は、回転台中心軸54に嵌め込まれた中心軸歯車10
6、中心軸歯車と係合するモータ軸歯車108などの歯
車と、モータ110、転てつ電源112、転てつスイッ
チ114、転てつ回路116などから構成されている。
なお、この転てつ装置104は、図1に掲げる一線式回
転クロッシング52だけでなく、他の回転クロッシング
にも使用できるものとする。
シング52に用いる転てつ装置および鎖錠装置を示した
ものである。図4にみられるように、転てつ装置104
は、回転台中心軸54に嵌め込まれた中心軸歯車10
6、中心軸歯車と係合するモータ軸歯車108などの歯
車と、モータ110、転てつ電源112、転てつスイッ
チ114、転てつ回路116などから構成されている。
なお、この転てつ装置104は、図1に掲げる一線式回
転クロッシング52だけでなく、他の回転クロッシング
にも使用できるものとする。
【0019】図4に示されるように、回転クロッシング
の鎖錠装置118は、支点120を中心として揺動する
ラチェット122を中心軸歯車106に係合させて鎖錠
する仕組みとなっている。ラチェット122は、作用時
以外はばね124により中心軸歯車106から離されて
いる。ラチェット122は、鎖錠電源126、鎖錠スイ
ッチ128、鎖錠回路130により電磁石132が励磁
されることにより作動する。なお、鎖錠装置118は図
1に示す一線式回転クロッシング52だけでなく、他の
回転クロッシングにも使用できるものとする。
の鎖錠装置118は、支点120を中心として揺動する
ラチェット122を中心軸歯車106に係合させて鎖錠
する仕組みとなっている。ラチェット122は、作用時
以外はばね124により中心軸歯車106から離されて
いる。ラチェット122は、鎖錠電源126、鎖錠スイ
ッチ128、鎖錠回路130により電磁石132が励磁
されることにより作動する。なお、鎖錠装置118は図
1に示す一線式回転クロッシング52だけでなく、他の
回転クロッシングにも使用できるものとする。
【0020】以上の転てつ装置70、104、鎖錠装置
88、118は、横動分岐器、回転クロッシングおよび
固定レールと、図示しない床敷板6により固定されてい
る。
88、118は、横動分岐器、回転クロッシングおよび
固定レールと、図示しない床敷板6により固定されてい
る。
【0021】図5は図1に示す線V−Vに沿う縦断面図
であり、図6(a)は図1に示す線VIa−VIaに沿
う縦断面図、同図(b)は図2に示す線VIb−VIb
に沿う縦断面図である。これらの図は、固定当接部40
と横動レール34との位置関係を示す図である。
であり、図6(a)は図1に示す線VIa−VIaに沿
う縦断面図、同図(b)は図2に示す線VIb−VIb
に沿う縦断面図である。これらの図は、固定当接部40
と横動レール34との位置関係を示す図である。
【0022】図5に示されるように、当接部b44は基
準線主レール12および分岐線リードレール20に挟ま
れ、且つ当接部b44はこれらのレールおよび図示しな
い枕木2、床板4と固着されている。なお、新線建設の
場合は、レールは現用のものと異なり水平に敷設し、タ
イプレートは使用しないことが望ましい。また、レール
の頭部上辺は現用のものと異なり直線の断面形状とされ
ることが望ましい。
準線主レール12および分岐線リードレール20に挟ま
れ、且つ当接部b44はこれらのレールおよび図示しな
い枕木2、床板4と固着されている。なお、新線建設の
場合は、レールは現用のものと異なり水平に敷設し、タ
イプレートは使用しないことが望ましい。また、レール
の頭部上辺は現用のものと異なり直線の断面形状とされ
ることが望ましい。
【0023】図6(a)に示されるように、四線式横動
分岐器24は左に横動しており、基準線主レール側横動
レール26(分岐線リードレール側横動レール32)は
当接部a42(当接部b44)と当接している。同図
(b)では、四線式横動分岐器24は右へ横動し、当接
部a42、当接部b44から離れている。ただし、図1
に示されるように、他の箇所においては、基準線リード
レール側横動レール28、分岐線主レール側横動レール
30、分岐線リードレール側横動レール32は、各々、
当接部d48、当接部c46、当接部b44と当接し、
転てつ位置を決定されている。図6(a)(b)に示さ
れるように、当接部a42、当接部b44は転てつ棒3
6とは固着されておらず、図示しない枕木2、床板4、
または固定レールと固着されている。このことは、他の
固定当接部40も同様である。
分岐器24は左に横動しており、基準線主レール側横動
レール26(分岐線リードレール側横動レール32)は
当接部a42(当接部b44)と当接している。同図
(b)では、四線式横動分岐器24は右へ横動し、当接
部a42、当接部b44から離れている。ただし、図1
に示されるように、他の箇所においては、基準線リード
レール側横動レール28、分岐線主レール側横動レール
30、分岐線リードレール側横動レール32は、各々、
当接部d48、当接部c46、当接部b44と当接し、
転てつ位置を決定されている。図6(a)(b)に示さ
れるように、当接部a42、当接部b44は転てつ棒3
6とは固着されておらず、図示しない枕木2、床板4、
または固定レールと固着されている。このことは、他の
固定当接部40も同様である。
【0024】図7は、回転クロッシングにおける固定当
接部60の設置方法を示す図で、図1に示す線VII−
VIIに沿う縦断面図である。同図に示されるように、
当接部g64は、枕木2、床板4とは固着されており、
また、図1に示される分岐線副レール22とは固着され
ているが、図7にみられるように回転台56とは一体化
されておらず、回転台上の回転レール58が当接部g6
4に当接することによって、転てつ位置が決定される。
接部60の設置方法を示す図で、図1に示す線VII−
VIIに沿う縦断面図である。同図に示されるように、
当接部g64は、枕木2、床板4とは固着されており、
また、図1に示される分岐線副レール22とは固着され
ているが、図7にみられるように回転台56とは一体化
されておらず、回転台上の回転レール58が当接部g6
4に当接することによって、転てつ位置が決定される。
【0025】図8に示される実施例は、二線式横動分岐
器134の平面図であって、図1に示す一線式回転クロ
ッシング52の代わりに設けたものである。図8に示さ
れるように、二線式横動分岐器134は、横動レール3
4である基準線副レール側横動レール136および分岐
線副レール側横動レール138、複数の転てつ棒14
0、複数の転てつ棒支承部142、複数の固定当接部4
0である当接部j144、当接部k146、当接部l1
48などから構成されており、転てつ装置70により転
てつされ、鎖錠装置88により鎖錠される。なお、同図
以外の構成、形状のもの、例えば図11に示されるもの
であっても、横動レール34が2本ある横動分岐器を、
二線式横動分岐器134というものとする。
器134の平面図であって、図1に示す一線式回転クロ
ッシング52の代わりに設けたものである。図8に示さ
れるように、二線式横動分岐器134は、横動レール3
4である基準線副レール側横動レール136および分岐
線副レール側横動レール138、複数の転てつ棒14
0、複数の転てつ棒支承部142、複数の固定当接部4
0である当接部j144、当接部k146、当接部l1
48などから構成されており、転てつ装置70により転
てつされ、鎖錠装置88により鎖錠される。なお、同図
以外の構成、形状のもの、例えば図11に示されるもの
であっても、横動レール34が2本ある横動分岐器を、
二線式横動分岐器134というものとする。
【0026】図9に示される実施例は、二線式回転クロ
ッシング150の平面図である。同図に示されるよう
に、二線式回転クロッシング150は、回転台152、
回転台中心軸154、2本の回転レール156、4個の
固定当接部60である当接部m158、当接部n16
0、当接部o162、当接部p164などから構成さ
れ、転てつ装置104により転てつされ、鎖錠装置11
8により鎖錠される。
ッシング150の平面図である。同図に示されるよう
に、二線式回転クロッシング150は、回転台152、
回転台中心軸154、2本の回転レール156、4個の
固定当接部60である当接部m158、当接部n16
0、当接部o162、当接部p164などから構成さ
れ、転てつ装置104により転てつされ、鎖錠装置11
8により鎖錠される。
【0027】分岐器の鎖錠については、固定当接部4
0、すなわち当接部a42、当接部b44、当接部c4
6、当接部d48、当接部e50、当接部j144、当
接部k146、当接部l148(固定当接部60、すな
わち、当接部f62、当接部g64、当接部h66、当
接部i68、当接部m158、当接部n160、当接部
o162、当接部p164)を図示しない電磁石166
により磁化し、横動レール34(回転レール58、15
6)と磁着させることにより、鎖錠の強化を行い、また
は、鎖錠装置88(118)を用いずに鎖錠を行うこと
もできるものとする。
0、すなわち当接部a42、当接部b44、当接部c4
6、当接部d48、当接部e50、当接部j144、当
接部k146、当接部l148(固定当接部60、すな
わち、当接部f62、当接部g64、当接部h66、当
接部i68、当接部m158、当接部n160、当接部
o162、当接部p164)を図示しない電磁石166
により磁化し、横動レール34(回転レール58、15
6)と磁着させることにより、鎖錠の強化を行い、また
は、鎖錠装置88(118)を用いずに鎖錠を行うこと
もできるものとする。
【0028】分岐器の種類は、JIS E1311−19
73「鉄道用分岐器類用語」1〜4ページで定められてお
り、主なものとして、普通分岐器と総称される片開き分
岐器、両開き分岐器、振分分岐器、曲線分岐器、特殊分
岐器類と総称されるダイヤモンドクロッシング、シーサ
ースクロッシング、スリップスイッチ、三枝分岐器、複
分岐器、三線式分岐器、四線式分岐器があり、その他に
渡り線がある。以下各実施例においては、普通分岐器の
すべて、特殊分岐器類のうちダイヤモンドクロッシン
グ、シーサースクロッシング、その他に渡り線(前掲
書、3ページ、124、渡り線、のうち、例:1、に示
されるもの。)を、図面を参照しながら説明する。な
お、以下の各図において、実線はレール、破線は転てつ
棒または回転台を示している。また、四線式横動分岐器
24および二線式横動分岐器134には、転てつ装置7
0および鎖錠装置88を、一線式回転クロッシング52
および二線式回転クロッシング150には、転てつ装置
104および鎖錠装置118を用いるものとするが、こ
れらの転てつ装置70、104、鎖錠装置88、118
の図示は省略した。
73「鉄道用分岐器類用語」1〜4ページで定められてお
り、主なものとして、普通分岐器と総称される片開き分
岐器、両開き分岐器、振分分岐器、曲線分岐器、特殊分
岐器類と総称されるダイヤモンドクロッシング、シーサ
ースクロッシング、スリップスイッチ、三枝分岐器、複
分岐器、三線式分岐器、四線式分岐器があり、その他に
渡り線がある。以下各実施例においては、普通分岐器の
すべて、特殊分岐器類のうちダイヤモンドクロッシン
グ、シーサースクロッシング、その他に渡り線(前掲
書、3ページ、124、渡り線、のうち、例:1、に示
されるもの。)を、図面を参照しながら説明する。な
お、以下の各図において、実線はレール、破線は転てつ
棒または回転台を示している。また、四線式横動分岐器
24および二線式横動分岐器134には、転てつ装置7
0および鎖錠装置88を、一線式回転クロッシング52
および二線式回転クロッシング150には、転てつ装置
104および鎖錠装置118を用いるものとするが、こ
れらの転てつ装置70、104、鎖錠装置88、118
の図示は省略した。
【0029】図10に示される実施例は、もっとも一般
にみられる分岐器である片開き分岐器に係るものであ
る。同図にみられるように、ポイント部には四線式横動
分岐器24を用い、クロッシング部には一線式回転クロ
ッシング52(同図(a)参照。)または二線式横動分
岐器134を用いる(同図(b)参照。)。
にみられる分岐器である片開き分岐器に係るものであ
る。同図にみられるように、ポイント部には四線式横動
分岐器24を用い、クロッシング部には一線式回転クロ
ッシング52(同図(a)参照。)または二線式横動分
岐器134を用いる(同図(b)参照。)。
【0030】図11に示される実施例は、両開き分岐器
に係るものである。同図にみられるように、両開き分岐
器も、ポイント部には四線式横動分岐器24、クロッシ
ング部には一線式回転クロッシング52または二線式横
動分岐器134を用いる。
に係るものである。同図にみられるように、両開き分岐
器も、ポイント部には四線式横動分岐器24、クロッシ
ング部には一線式回転クロッシング52または二線式横
動分岐器134を用いる。
【0031】図12は振分分岐器、図13は曲線分岐器
の実施例を示す図である。これらの図において示される
ように、振分分岐器および曲線分岐器は、ポイント部で
は四線式横動分岐器24、クロッシング部では二線式横
動分岐器134を用いる。
の実施例を示す図である。これらの図において示される
ように、振分分岐器および曲線分岐器は、ポイント部で
は四線式横動分岐器24、クロッシング部では二線式横
動分岐器134を用いる。
【0032】図14に示されるのは、渡り線の実施例で
ある。同図にみられるように、渡り線のポイント部は四
線式横動分岐器24、クロッシング部は一線式回転クロ
ッシング52(同図上方参照。)または二線式横動分岐
器134(同図下方参照。)を用いる。
ある。同図にみられるように、渡り線のポイント部は四
線式横動分岐器24、クロッシング部は一線式回転クロ
ッシング52(同図上方参照。)または二線式横動分岐
器134(同図下方参照。)を用いる。
【0033】図15(a)〜(c)に示されるのは、ダ
イヤモンドクロッシングに係る種々実施例である。ダイ
ヤモンドクロッシングのクロッシング部は、前掲JIS
E1311−1973、6ページ、315、316によれ
ば、中央のK字クロッシングと、両端のエンドクロッシ
ングから構成されている。図15(a)はK字クロッシ
ングとエンドクロッシングを合体させ二線式回転クロッ
シング150を用いたもの、同図(b)は同様に四線式
横動分岐器24を用いたものである。同図(c)は、K
字クロッシングには二線式回転クロッシング150を用
い、エンドクロッシングには一線式回転クロッシング5
2(同図左側。)または二線式横動分岐器134(同図
右側。)を用いる。この他、図示しない実施例において
は、同図(c)の二線式回転クロッシング150の代わ
りに四線式横動分岐器24を用いることもできるものと
する。
イヤモンドクロッシングに係る種々実施例である。ダイ
ヤモンドクロッシングのクロッシング部は、前掲JIS
E1311−1973、6ページ、315、316によれ
ば、中央のK字クロッシングと、両端のエンドクロッシ
ングから構成されている。図15(a)はK字クロッシ
ングとエンドクロッシングを合体させ二線式回転クロッ
シング150を用いたもの、同図(b)は同様に四線式
横動分岐器24を用いたものである。同図(c)は、K
字クロッシングには二線式回転クロッシング150を用
い、エンドクロッシングには一線式回転クロッシング5
2(同図左側。)または二線式横動分岐器134(同図
右側。)を用いる。この他、図示しない実施例において
は、同図(c)の二線式回転クロッシング150の代わ
りに四線式横動分岐器24を用いることもできるものと
する。
【0034】図16に示されるのは、シーサースクロッ
シングに係る実施例である。同図にみられるように、シ
ーサースクロッシングは、渡り線とダイヤモンドクロッ
シングを組み合わせたものであり、使用される分岐器も
両者を組み合わせたものとなる。同図にみられるよう
に、シーサースクロッシングのポイント部は四線式横動
分岐器24、隣り合う2線のクロッシング部は一線式回
転クロッシング52または二線式横動分岐器134を用
いる。交差する部分(同図中央。)はダイヤモンドクロ
ッシングとまったく同じものであるので、その実施例に
ついては前段落を参照されたい(図16に示したもの
は、図15(a)に示されるダイヤモンドクロッシング
を使用している。)。
シングに係る実施例である。同図にみられるように、シ
ーサースクロッシングは、渡り線とダイヤモンドクロッ
シングを組み合わせたものであり、使用される分岐器も
両者を組み合わせたものとなる。同図にみられるよう
に、シーサースクロッシングのポイント部は四線式横動
分岐器24、隣り合う2線のクロッシング部は一線式回
転クロッシング52または二線式横動分岐器134を用
いる。交差する部分(同図中央。)はダイヤモンドクロ
ッシングとまったく同じものであるので、その実施例に
ついては前段落を参照されたい(図16に示したもの
は、図15(a)に示されるダイヤモンドクロッシング
を使用している。)。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明されているように構
成されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
成されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0036】上記の各実施例は、2本の独立したレール
から構成されており、その点では、2本の本線レールと
変わらない。したがって、両輪両フランジ車輪を有する
車両のほか、現用の両輪片フランジ車輪を有する車両も
走行可能である。そこで、追い抜き駅や車庫・工場など
の分岐器を本発明の各実施例に示される分岐器に取り替
えるだけで、既存路線に両輪両フランジ車輪を用いた超
高速列車を走らせることができ、新線を建設する場合と
比べ安価である。
から構成されており、その点では、2本の本線レールと
変わらない。したがって、両輪両フランジ車輪を有する
車両のほか、現用の両輪片フランジ車輪を有する車両も
走行可能である。そこで、追い抜き駅や車庫・工場など
の分岐器を本発明の各実施例に示される分岐器に取り替
えるだけで、既存路線に両輪両フランジ車輪を用いた超
高速列車を走らせることができ、新線を建設する場合と
比べ安価である。
【0037】現用分岐器に見られる先細りのトングレー
ル、クロッシング部の軌間線欠線などがないため、耐摩
性が高く、且つ、低騒音である。さらに、軌間線欠線が
ないため、ガードレールが不要となり、車輪背面とガー
ドレールとの接触音が発生しなくなる。また、軌間線欠
線がないため、直線の定位側は速度制限の必要がなくな
り、列車速度の向上に資する。
ル、クロッシング部の軌間線欠線などがないため、耐摩
性が高く、且つ、低騒音である。さらに、軌間線欠線が
ないため、ガードレールが不要となり、車輪背面とガー
ドレールとの接触音が発生しなくなる。また、軌間線欠
線がないため、直線の定位側は速度制限の必要がなくな
り、列車速度の向上に資する。
【0038】トングレールや軌間線欠線を有するクロッ
シング部がないため、レールは役金すなわち普通レール
だけで済み、材質や熱処理などの面から安価であり、且
つ、堅牢である。
シング部がないため、レールは役金すなわち普通レール
だけで済み、材質や熱処理などの面から安価であり、且
つ、堅牢である。
【図1】両輪両フランジ車輪用分岐器の基本実施例の平
面図であって、反位側に分岐したものである。
面図であって、反位側に分岐したものである。
【図2】同実施例を定位側に分岐した際の平面図であ
る。
る。
【図3】同実施例の部分拡大図である平面図である。
【図4】同実施例のクロッシングの部分拡大図である透
視平面図である。
視平面図である。
【図5】図1に示す線V−Vに沿う縦断面図である。
【図6(a)】図1に示す線VIa−VIaに沿う縦断
面図である。
面図である。
【図6(b)】図2に示す線VIb−VIbに沿う縦断
面図である。
面図である。
【図7】図1に示す線VII−VIIに沿う縦断面図で
ある。
ある。
【図8】クロッシングの実施例の平面図である。
【図9】クロッシングの実施例の平面図である。
【図10】片開き分岐器の実施例の平面図である。
【図11】両開き分岐器の実施例の平面図である。
【図12】振分分岐器の実施例の平面図である。
【図13】曲線分岐器の実施例の平面図である。
【図14】渡り線の実施例の平面図である。
【図15】ダイヤモンドクロッシングの実施例の平面図
である。
である。
【図16】シーサースクロッシングの実施例の平面図で
ある。
ある。
2 枕木 4 床板 6 床敷板 10 本線レール 12 基準線主レール 14 基準線リードレール 16 基準線副レール 18 分岐線主レール 20 分岐線リードレール 22 分岐線副レール 24 四線式横動分岐器 26 基準線主レール側横動レール 28 基準線リードレール側横動レール 30 分岐線主レール側横動レール 32 分岐線リードレール側横動レール 34 横動レール 36 転てつ棒 38 転てつ棒支承部 40 固定当接部 42 当接部a 44 当接部b 46 当接部c 48 当接部d 50 当接部e 52 一線式回転クロッシング 54 回転台中心軸 56 回転台 58 回転レール 60 固定当接部 62 当接部f 64 当接部g 66 当接部h 68 当接部i 70 転てつ装置 72 ラック歯車 74 大歯車 76 小歯車 78 モータ軸歯車 80 モータ 82 転てつ電源 84 転てつスイッチ 86 転てつ回路 88 鎖錠装置 90 支点 92 ラチェット 94 ばね 96 鎖錠電源 98 鎖錠スイッチ 100 鎖錠回路 102 電磁石 104 転てつ装置 106 中心軸歯車 108 モータ軸歯車 110 モータ 112 転てつ電源 114 転てつスイッチ 116 転てつ回路 118 鎖錠装置 120 支点 122 ラチェット 124 ばね 126 鎖錠電源 128 鎖錠スイッチ 130 鎖錠回路 132 電磁石 134 二線式横動分岐器 136 基準線副レール側横動レール 138 分岐線副レール側横動レール 140 転てつ棒 142 転てつ棒支承部 144 当接部j 146 当接部k 148 当接部l 150 二線式回転クロッシング 152 回転台 154 回転台中心軸 156 回転レール 158 当接部m 160 当接部n 162 当接部o 164 当接部p 166 電磁石
Claims (19)
- 【請求項1】 4本の横動レール(34)、複数の転て
つ棒(36)、複数の転てつ棒支承部(38)、複数の
固定当接部(40)、を有する四線式横動分岐器(2
4)、をもってなる両輪両フランジ車輪用分岐器。 - 【請求項2】 回転台中心軸(54)を中心軸とする回
転台(56)上に固設された1本の回転レール(58)
と、4個の固定当接部(60)と、を有する一線式回転
クロッシング(52)、をもってなる両輪両フランジ車
輪用分岐器。 - 【請求項3】 2本の横動レール(34)、複数の転て
つ棒(140)、複数の転てつ棒支承部(142)、複
数の固定当接部(40)、を有する二線式横動分岐器
(134)、をもってなる両輪両フランジ車輪用分岐
器。 - 【請求項4】 回転台(152)、回転台中心軸(15
4)、2本の回転レール(156)、4個の固定当接部
(60)、を有する二線式回転クロッシング(15
0)、をもってなる両輪両フランジ車輪用分岐器。 - 【請求項5】 転てつ棒(36)の内側に形成され又は
取り付けられたラック歯車(72)、大歯車(74)、
小歯車(76)、モータ軸歯車(78)、モータ(8
0)、転てつ電源(82)、転てつスイッチ(84)、
転てつ回路(86)、を有する転てつ装置(70)、を
もってなる請求項1および3記載の両輪両フランジ車輪
用分岐器に用いる転てつ装置。 - 【請求項6】 支点(90)を中心に揺動するラチェッ
ト(92)、ばね(94)、鎖錠電源(96)、鎖錠ス
イッチ(98)、鎖錠回路(100)、電磁石(10
2)、を有する鎖錠装置(88)、をもってなる請求項
1および3記載の両輪両フランジ車輪用分岐器に用いる
鎖錠装置。 - 【請求項7】 中心軸歯車(106)、モータ軸歯車
(108)、モータ(110)、転てつ電源(11
2)、転てつスイッチ(114)、転てつ回路(11
6)、を有する転てつ装置(104)、をもってなる請
求項2および4記載の両輪両フランジ車輪用分岐器に用
いる転てつ装置。 - 【請求項8】 支点(120)を中心に揺動するラチェ
ット(122)、ばね(124)、鎖錠電源(12
6)、鎖錠スイッチ(128)、鎖錠回路(130)、
電磁石(132)、を有する鎖錠装置(118)、をも
ってなる請求項2および4記載の両輪両フランジ車輪用
分岐器に用いる鎖錠装置。 - 【請求項9】 電磁石(166)により、固定当接部
(40)、すなわち当接部a(42)、当接部b(4
4)、当接部c(46)、当接部d(48)、当接部e
(50)、当接部j(144)、当接部k(146)、
当接部l(148)(固定当接部(60)、すなわち当
接部f(62)、当接部g(64)、当接部h(6
6)、当接部i(68)、当接部m(158)、当接部
n(160)、当接部o(162)、当接部p(16
4))を磁化し、横動レール(34)(回転レール(5
8、156))と磁着させることをもってなる、請求項
1記載の四線式横動分岐器(24)および請求項3記載
の二線式横動分岐器(134)に用いる請求項6記載の
鎖錠装置(88)(請求項2記載の一線式回転クロッシ
ング(52)および請求項4記載の二線式回転クロッシ
ング(150)に用いる請求項8記載の鎖錠装置(11
8))の鎖錠の強化または代替となること、を特徴とす
る鎖錠装置。 - 【請求項10】 四線式横動分岐器(24)、転てつ装
置(70)、鎖錠装置(88)、一線式回転クロッシン
グ(52)および転てつ装置(104)および鎖錠装置
(118)もしくは二線式横動分岐器(134)および
転てつ装置(70)および鎖錠装置(88)、を有する
ことを特徴とする片開き分岐器。 - 【請求項11】 四線式横動分岐器(24)、転てつ装
置(70)、鎖錠装置(88)、一線式回転クロッシン
グ(52)および転てつ装置(104)および鎖錠装置
(118)もしくは二線式横動分岐器(134)および
転てつ装置(70)および鎖錠装置(88)、を有する
ことを特徴とする両開き分岐器。 - 【請求項12】 四線式横動分岐器(24)、二線式横
動分岐器(134)、転てつ装置(70)、鎖錠装置
(88)、を有することを特徴とする振分分岐器。 - 【請求項13】 四線式横動分岐器(24)、二線式横
動分岐器(134)、転てつ装置(70)、鎖錠装置
(88)、を有することを特徴とする曲線分岐器。 - 【請求項14】 各々2個の四線式横動分岐器(24)
および転てつ装置(70)および鎖錠装置(88)、各
々2個以内、且つ両者合わせて2個の一線式回転クロッ
シング(52)および転てつ装置(104)および鎖錠
装置(118)もしくは二線式横動分岐器(134)お
よび転てつ装置(70)および鎖錠装置(88)、を有
することを特徴とする渡り線。 - 【請求項15】 二線式回転クロッシング(150)、
転てつ装置(104)、鎖錠装置(118)、を有する
ことを特徴とするダイヤモンドクロッシング。 - 【請求項16】 四線式横動分岐器(24)、転てつ装
置(70)、鎖錠装置(88)、を有することを特徴と
するダイヤモンドクロッシング。 - 【請求項17】 二線式回転クロッシング(150)、
転てつ装置(104)、鎖錠装置(118)、各々2個
以内、且つ両者合わせて2個の一線式回転クロッシング
(52)および転てつ装置(104)および鎖錠装置
(118)もしくは二線式横動分岐器(134)および
転てつ装置(70)および鎖錠装置(88)、を有する
ことを特徴とするダイヤモンドクロッシング。 - 【請求項18】 四線式横動分岐器(24)、転てつ装
置(70)、鎖錠装置(88)、各々2個以内、且つ両
者合わせて2個の一線式回転クロッシング(52)およ
び転てつ装置(104)および鎖錠装置(118)もし
くは二線式横動分岐器(134)および転てつ装置(7
0)および鎖錠装置(88)、を有することを特徴とす
るダイヤモンドクロッシング。 - 【請求項19】 請求項14記載の渡り線と、請求項1
5〜18記載のダイヤモンドクロッシングが組み合わさ
れたもの、をもってなるシーサースクロッシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12456995A JPH08296201A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 両輪両フランジ車輪用分岐器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12456995A JPH08296201A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 両輪両フランジ車輪用分岐器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08296201A true JPH08296201A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14888734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12456995A Pending JPH08296201A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 両輪両フランジ車輪用分岐器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08296201A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-04-26 JP JP12456995A patent/JPH08296201A/ja active Pending
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