JPH08295007A - 枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置 - Google Patents
枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置Info
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- JPH08295007A JPH08295007A JP7125997A JP12599795A JPH08295007A JP H08295007 A JPH08295007 A JP H08295007A JP 7125997 A JP7125997 A JP 7125997A JP 12599795 A JP12599795 A JP 12599795A JP H08295007 A JPH08295007 A JP H08295007A
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷機デリバリ部でのブロッキング防止パウ
ダーの浮游粉塵を集塵するに際して、搬送印刷紙へのパ
ウダー付着効率を向上させ、効果的に集塵をなすことが
できる集塵装置とする。 【構成】 ブロッキング防止パウダーが散布される枚葉
印刷機のデリバリ部における集塵装置である。枚葉紙搬
送経路に配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬送を吸
着させるファン42の排風側を覆うカバー44を設け、
当該カバーに接続される吸引通路(吸引ダクト48)に
前記カバー内空気を吸引するファン50を配置する。カ
バー内空気を吸引する経路の途中にフィルタ54を配置
するが、このフィルタの吸引上流側にサイクロン型集塵
手段52を設けた。デリバリ部のサクションローラ34
に対しては、これに吸着させるように接続された吸引手
段50に至る経路に同様にフィルタ54aを配置すると
ともに、当該フィルタ54aの吸引上流側にサイクロン
型集塵手段52aを設けた。
ダーの浮游粉塵を集塵するに際して、搬送印刷紙へのパ
ウダー付着効率を向上させ、効果的に集塵をなすことが
できる集塵装置とする。 【構成】 ブロッキング防止パウダーが散布される枚葉
印刷機のデリバリ部における集塵装置である。枚葉紙搬
送経路に配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬送を吸
着させるファン42の排風側を覆うカバー44を設け、
当該カバーに接続される吸引通路(吸引ダクト48)に
前記カバー内空気を吸引するファン50を配置する。カ
バー内空気を吸引する経路の途中にフィルタ54を配置
するが、このフィルタの吸引上流側にサイクロン型集塵
手段52を設けた。デリバリ部のサクションローラ34
に対しては、これに吸着させるように接続された吸引手
段50に至る経路に同様にフィルタ54aを配置すると
ともに、当該フィルタ54aの吸引上流側にサイクロン
型集塵手段52aを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枚葉印刷機デリバリ部
の集塵装置に係り、特にデリバリ部において印刷紙のブ
ロッキングを防止するための粉末が散布されるデリバリ
部に適用するのに好適な枚葉印刷機デリバリ部の集塵装
置に関する。
の集塵装置に係り、特にデリバリ部において印刷紙のブ
ロッキングを防止するための粉末が散布されるデリバリ
部に適用するのに好適な枚葉印刷機デリバリ部の集塵装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に枚葉印刷機では、印刷処理後の紙
がデリバリ部に搬送され、ここで印刷紙の裏写りや紙の
密着による不都合を改善するためにブロッキング防止パ
ウダーが散布されるようになっている。このブロッキン
グ防止パウダーは一般的に70μm以下、特に10〜3
0μmの範囲の粉末であり、これを散布装置によって霧
化状態にして散布し、デリバリ部内を搬送されている印
刷紙の表面に付着させるようにしている。このようなブ
ロッキング防止パウダーがデリバリハウジング内で浮游
すると、装置機器類に付着して、搬送印刷紙へのぼた落
ち等による問題があるため、従来から集塵装置がこの印
刷機デリバリ部に装備されている。
がデリバリ部に搬送され、ここで印刷紙の裏写りや紙の
密着による不都合を改善するためにブロッキング防止パ
ウダーが散布されるようになっている。このブロッキン
グ防止パウダーは一般的に70μm以下、特に10〜3
0μmの範囲の粉末であり、これを散布装置によって霧
化状態にして散布し、デリバリ部内を搬送されている印
刷紙の表面に付着させるようにしている。このようなブ
ロッキング防止パウダーがデリバリハウジング内で浮游
すると、装置機器類に付着して、搬送印刷紙へのぼた落
ち等による問題があるため、従来から集塵装置がこの印
刷機デリバリ部に装備されている。
【0003】従来の集塵装置は、デリバリ部ハウジング
の上部カバーに吸引フードを取り付け、このフードに接
続される吸引通路を通じてハウジング内の空気を浮游ブ
ロッキング防止パウダーとともに吸引し、フィルタによ
ってパウダーを捕集するようにしている。
の上部カバーに吸引フードを取り付け、このフードに接
続される吸引通路を通じてハウジング内の空気を浮游ブ
ロッキング防止パウダーとともに吸引し、フィルタによ
ってパウダーを捕集するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の集塵装
置では、デリバリ部ハウジングの容量が大きく、しかも
シートパイリング装置に対面するハウジング前面部が開
口されていることも相俟って、集塵効果が低いという問
題があり、その対策のために吸引集塵装置が大型化して
しまう欠点があった。実際には集塵装置の大型化によっ
て集塵機能を上げると散布したブロッキング防止パウダ
ーが搬送印刷紙に付着しなくなって本来の目的を達成で
きなくなるため、装置の大型化には限度があるため、集
塵効果が低い状態で使用せざるを得ないものとなってい
る。したがって、デリバリ部における搬送印刷紙を吸引
するサクションロール等の吸引装置がパウダーを吸引し
てしまい、これらの吸引装置に付帯されているフィルタ
を早期に目詰まりさせてフィルタ交換が早まってしまう
問題があった。
置では、デリバリ部ハウジングの容量が大きく、しかも
シートパイリング装置に対面するハウジング前面部が開
口されていることも相俟って、集塵効果が低いという問
題があり、その対策のために吸引集塵装置が大型化して
しまう欠点があった。実際には集塵装置の大型化によっ
て集塵機能を上げると散布したブロッキング防止パウダ
ーが搬送印刷紙に付着しなくなって本来の目的を達成で
きなくなるため、装置の大型化には限度があるため、集
塵効果が低い状態で使用せざるを得ないものとなってい
る。したがって、デリバリ部における搬送印刷紙を吸引
するサクションロール等の吸引装置がパウダーを吸引し
てしまい、これらの吸引装置に付帯されているフィルタ
を早期に目詰まりさせてフィルタ交換が早まってしまう
問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に着目し、印
刷機デリバリ部でのブロッキング防止パウダーの散布に
より搬送印刷紙に付着せずに余剰となった浮游パウダー
を集塵するに際して、デリバリ部内で搬送印刷紙へのパ
ウダー付着効率を向上させると同時に、効果的に集塵を
なすことができ、集塵のための設備増大をもたらすこと
のない枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置を提供すること
を目的とする。
刷機デリバリ部でのブロッキング防止パウダーの散布に
より搬送印刷紙に付着せずに余剰となった浮游パウダー
を集塵するに際して、デリバリ部内で搬送印刷紙へのパ
ウダー付着効率を向上させると同時に、効果的に集塵を
なすことができ、集塵のための設備増大をもたらすこと
のない枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置は、
ブロッキング防止パウダーが散布される枚葉印刷機のデ
リバリ部における集塵装置であって、枚葉紙搬送経路に
配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬送印刷紙を吸着
させる吸着ファンの排風側を覆うカバーを設け、当該カ
バーに接続される吸引通路に前記カバー内空気を吸引す
る吸引手段を配置し、このカバー内空気吸引手段に至る
経路の途中にサイクロン型集塵手段を設けたことを特徴
とするものである。この場合において、前記サイクロン
型集塵手段の下流側にフィルタを配置するようにするこ
とができる。
に、本発明に係る枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置は、
ブロッキング防止パウダーが散布される枚葉印刷機のデ
リバリ部における集塵装置であって、枚葉紙搬送経路に
配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬送印刷紙を吸着
させる吸着ファンの排風側を覆うカバーを設け、当該カ
バーに接続される吸引通路に前記カバー内空気を吸引す
る吸引手段を配置し、このカバー内空気吸引手段に至る
経路の途中にサイクロン型集塵手段を設けたことを特徴
とするものである。この場合において、前記サイクロン
型集塵手段の下流側にフィルタを配置するようにするこ
とができる。
【0007】また、本発明の他の構成に係る枚葉印刷機
デリバリ部の集塵装置は、ブロッキング防止パウダーが
散布される枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置で
あって、枚葉紙搬送経路に配置されてなる搬送ライン面
に搬送印刷紙を吸着させる吸引部から吸引手段に至る経
路の途中にサイクロン型集塵手段を設けたことを特徴と
している。
デリバリ部の集塵装置は、ブロッキング防止パウダーが
散布される枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置で
あって、枚葉紙搬送経路に配置されてなる搬送ライン面
に搬送印刷紙を吸着させる吸引部から吸引手段に至る経
路の途中にサイクロン型集塵手段を設けたことを特徴と
している。
【0008】この場合においても、前記サイクロン型集
塵手段の下流側にフィルタを配置するようにすることが
できる。また、前記搬送印刷紙吸引部はカール取り装置
(以下シートデカーラという)あるいはサクションロー
ラとされ、これらの各吸引通路に前記サイクロン型集塵
手段を配置し、あるいはその下流側にフィルタとを配置
するように構成して、これらの吸引作用を利用して集塵
させるようにすることができる。
塵手段の下流側にフィルタを配置するようにすることが
できる。また、前記搬送印刷紙吸引部はカール取り装置
(以下シートデカーラという)あるいはサクションロー
ラとされ、これらの各吸引通路に前記サイクロン型集塵
手段を配置し、あるいはその下流側にフィルタとを配置
するように構成して、これらの吸引作用を利用して集塵
させるようにすることができる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、デリバリ部にて搬送ライン
に沿って印刷紙が流れるが、この搬送ライン上に設置さ
れて搬送印刷紙のカールを矯正したり、あるいはパイリ
ングのために搬送速度を低下させる等のために、搬送印
刷紙を搬送ラインに一致させるようにした吸引手段が設
けられている。このような吸引手段の吸引部から吸引フ
ァンや真空ポンプ等の吸引手段に至る経路において、吸
引経路の前段にサイクロン型の集塵手段に搬送印刷紙側
から直接吸引されたパウダー含有エアが導入される。こ
のサイクロン型集塵手段で粉体としてのパウダーの殆ど
が取り除かれ、直接吸引手段に流れるか、あるいはその
後の微量のパウダーが含有されたエアが後段のフィルタ
に導入される。これによりほぼ完全にパウダーが集塵さ
れることとなる。集塵作用はデリバリ部に設けられた搬
送印刷紙の吸引部に装置されているので、デリバリ部の
ハウジングを改変することがなくなり、デリバリ部内で
搬送印刷紙を搬送ラインに一致させるように付帯されて
いる吸引手段の吸引通路に設けるだけであるので、簡単
に現状装置に組込むことができるとともに、搬送印刷紙
側から直接的に吸引するので、搬送印刷紙へのブロッキ
ング防止パウダーを付着させる効果を高めながら集塵効
果を向上し、粉塵の回収率を向上させ、フィルタメンテ
ナンスが伸びる利点が得られる。
に沿って印刷紙が流れるが、この搬送ライン上に設置さ
れて搬送印刷紙のカールを矯正したり、あるいはパイリ
ングのために搬送速度を低下させる等のために、搬送印
刷紙を搬送ラインに一致させるようにした吸引手段が設
けられている。このような吸引手段の吸引部から吸引フ
ァンや真空ポンプ等の吸引手段に至る経路において、吸
引経路の前段にサイクロン型の集塵手段に搬送印刷紙側
から直接吸引されたパウダー含有エアが導入される。こ
のサイクロン型集塵手段で粉体としてのパウダーの殆ど
が取り除かれ、直接吸引手段に流れるか、あるいはその
後の微量のパウダーが含有されたエアが後段のフィルタ
に導入される。これによりほぼ完全にパウダーが集塵さ
れることとなる。集塵作用はデリバリ部に設けられた搬
送印刷紙の吸引部に装置されているので、デリバリ部の
ハウジングを改変することがなくなり、デリバリ部内で
搬送印刷紙を搬送ラインに一致させるように付帯されて
いる吸引手段の吸引通路に設けるだけであるので、簡単
に現状装置に組込むことができるとともに、搬送印刷紙
側から直接的に吸引するので、搬送印刷紙へのブロッキ
ング防止パウダーを付着させる効果を高めながら集塵効
果を向上し、粉塵の回収率を向上させ、フィルタメンテ
ナンスが伸びる利点が得られる。
【0010】搬送印刷紙の紙端のばたつきを防止するよ
うに、搬送ラインの下面に直接排風ファンにより吸引し
ているような場合には、排風側を覆うカバーを設けるこ
とにより一種のダクトを形成し、このカバーに吸引口を
設けて吸引ファンや真空ポンプ等の吸引手段に接続し、
吸引手段に至る経路に同様にサイクロン型集塵手段単体
もしくはこれに続いてフィルタを設けるようにしても同
様に作用する。
うに、搬送ラインの下面に直接排風ファンにより吸引し
ているような場合には、排風側を覆うカバーを設けるこ
とにより一種のダクトを形成し、このカバーに吸引口を
設けて吸引ファンや真空ポンプ等の吸引手段に接続し、
吸引手段に至る経路に同様にサイクロン型集塵手段単体
もしくはこれに続いてフィルタを設けるようにしても同
様に作用する。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る枚葉印刷機デリバリ部
の集塵装置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
の集塵装置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
【0012】図1は実施例に係る集塵装置を備えた枚葉
印刷機のデリバリ部の断面構成図である。デリバリ部1
0は図示しない印刷機の最終段に位置し、最終印刷ユニ
ットの圧胴12から排出される印刷紙14をシートパイ
ル装置16に移送する箇所に設けられている。デリバリ
部10は前記圧胴12からシートパイル装置16に至る
搬送経路を取り囲むように形成されたデリバリハウジン
グ18によって外周を囲んでいるが、下位の圧胴12か
らシートパイル装置16の上面部に印刷紙14を移送す
るために、搬送方向に沿って配設された左右一対の無端
チェーン20にくわえ爪22を横架し、これを一定間隔
に配置して印刷紙14の先端をくわえて搬送するように
している。無端チェーン20は、前記圧胴12に転接す
る移送スプロケット24と、シートパイル装置16の上
部に配置された反転スプロケット26間に掛け回されて
おり、無端チェーン20の周回移動に伴って移動するく
わえ爪22が枚葉印刷紙14をシートパイル装置16ま
で搬送し、くわえ爪22の解除作用によりシートパイル
装置16に積層された印刷紙の最上面に重ねられる。シ
ートパイリングする関係上、周回する無端チェーン20
の下側が往路として送り搬送され、チェーン20の上側
が復路としてくわえ爪22を移送スプロケット24側に
戻し移送するようにしている。
印刷機のデリバリ部の断面構成図である。デリバリ部1
0は図示しない印刷機の最終段に位置し、最終印刷ユニ
ットの圧胴12から排出される印刷紙14をシートパイ
ル装置16に移送する箇所に設けられている。デリバリ
部10は前記圧胴12からシートパイル装置16に至る
搬送経路を取り囲むように形成されたデリバリハウジン
グ18によって外周を囲んでいるが、下位の圧胴12か
らシートパイル装置16の上面部に印刷紙14を移送す
るために、搬送方向に沿って配設された左右一対の無端
チェーン20にくわえ爪22を横架し、これを一定間隔
に配置して印刷紙14の先端をくわえて搬送するように
している。無端チェーン20は、前記圧胴12に転接す
る移送スプロケット24と、シートパイル装置16の上
部に配置された反転スプロケット26間に掛け回されて
おり、無端チェーン20の周回移動に伴って移動するく
わえ爪22が枚葉印刷紙14をシートパイル装置16ま
で搬送し、くわえ爪22の解除作用によりシートパイル
装置16に積層された印刷紙の最上面に重ねられる。シ
ートパイリングする関係上、周回する無端チェーン20
の下側が往路として送り搬送され、チェーン20の上側
が復路としてくわえ爪22を移送スプロケット24側に
戻し移送するようにしている。
【0013】このデリバリ部10において搬送されてい
る印刷紙14に対して、ブロッキング防止パウダーを散
布させるようにしている。この散布装置28は印刷紙1
4の搬送経路の途中において印刷紙14の幅方向に沿っ
て配置され、搬送面の上位の位置から下方に向けて霧化
状態にして70μm以下のパウダー粒子を散布するもの
としている。
る印刷紙14に対して、ブロッキング防止パウダーを散
布させるようにしている。この散布装置28は印刷紙1
4の搬送経路の途中において印刷紙14の幅方向に沿っ
て配置され、搬送面の上位の位置から下方に向けて霧化
状態にして70μm以下のパウダー粒子を散布するもの
としている。
【0014】このようなデリバリ部10には、移送スプ
ロケット24からシートパイル装置16の上部に至る搬
送経路の途中に、搬送経路に沿うように搬送印刷紙14
を案内するシートガイド30が設けられるとともに、印
刷紙14のカールを取り除くシートデカーラ32、およ
び搬送速度をシートパイルするのに適正な速度に減速す
るためのサクションローラ34が配置され、これらはい
ずれも搬送印刷紙14の下面側に位置して設置されてい
る。
ロケット24からシートパイル装置16の上部に至る搬
送経路の途中に、搬送経路に沿うように搬送印刷紙14
を案内するシートガイド30が設けられるとともに、印
刷紙14のカールを取り除くシートデカーラ32、およ
び搬送速度をシートパイルするのに適正な速度に減速す
るためのサクションローラ34が配置され、これらはい
ずれも搬送印刷紙14の下面側に位置して設置されてい
る。
【0015】シートガイド30は、図2に概略示してい
るように、パンチングメタル36を搬送経路に沿うよう
に湾曲形成され、パンチングメタル36をガイド面とす
るが、搬送印刷紙14がガイド面に密着するようにパン
チ孔38から空気を吸引するように構成されている。吸
引作用のために、パンチングメタル36の下面部側を覆
う密閉ケース40を設け、シートガイド30が一つの湾
曲した薄型容器としている。この容器部の下面に吸引排
風ファン42が取り付けられ、シートガイド容器内部の
空気を吸引して負圧状態とし、パンチ孔38を通じて搬
送印刷紙14がパンチングメタル36面に吸着されるよ
うにしている。印刷紙14はくわえ爪22により強制的
に搬送されるため、シートガイド30の表面形状に倣っ
て移送される。吸引排風ファン42はシートガイド容器
の下面に配置しているので、容器内からの吸引エアはデ
リバリハウジング18内に送風される。
るように、パンチングメタル36を搬送経路に沿うよう
に湾曲形成され、パンチングメタル36をガイド面とす
るが、搬送印刷紙14がガイド面に密着するようにパン
チ孔38から空気を吸引するように構成されている。吸
引作用のために、パンチングメタル36の下面部側を覆
う密閉ケース40を設け、シートガイド30が一つの湾
曲した薄型容器としている。この容器部の下面に吸引排
風ファン42が取り付けられ、シートガイド容器内部の
空気を吸引して負圧状態とし、パンチ孔38を通じて搬
送印刷紙14がパンチングメタル36面に吸着されるよ
うにしている。印刷紙14はくわえ爪22により強制的
に搬送されるため、シートガイド30の表面形状に倣っ
て移送される。吸引排風ファン42はシートガイド容器
の下面に配置しているので、容器内からの吸引エアはデ
リバリハウジング18内に送風される。
【0016】このようなシートガイド30を利用した集
塵装置は、図1、2から理解できるように、デリバリハ
ウジング18の内部において前記シートガイド30を一
つの壁面として吸引排風ファン42の排風側を覆うカバ
ー44を形成している。このカバー44はデリバリハウ
ジング18自体を利用してもよく、この場合は通常シー
トパイル装置16に対面する正面部は開口しているの
で、この開口部を覆うプレートを取り付けるだけでよ
い。実施例の場合は、デリバリハウジング18の内部に
別途に箱型カバー44を収容し、これを集塵容器として
いる。箱型カバー44の底面部に吸引口46を開口さ
せ、これに吸引通路としてパイプや配管等によって形成
される吸引ダクト48を接続するとともに、このダクト
48は吸引手段50に接続されている。これによって、
集塵容器内の空気が吸引ダクト48を通じて排気され
る。そして、吸引ダクト48の通路において、その上流
側にサイクロン型の集塵器52が配置され、更にその下
流側にエアフィルタ54を配置し、吸引手段50によっ
て吸引される集塵容器内のエアがこれらを通過するよう
にしている。したがって、シートガイド30から排風さ
れたエアは一旦カバー44で囲まれた集塵容器内に排風
されるが、これはカバー44に形成した吸引口46を通
じて、最初にサイクロン型集塵器52に導入されるもの
となっている。このサイクロン型集塵器52は、周知の
ように旋回流としてエアの導入をなし、内部でエアに含
有される粒子を質量の差で分離する。この導入エアに含
有される粒子は前述したように、ブロッキング防止パウ
ダーであり質量が極めて小さいため、旋回流速はパウダ
ーが分離できるように大きくしている。分離されたパウ
ダー粒子はサイクロン型集塵器52の下部に設けられた
捕集容器56に溜められ、分離した空気はサイクロン型
集塵器52の上部出口から排気される。そして、サイク
ロン型集塵器52の出口は続くエアフィルタ54に接続
されているので、サイクロン型集塵器52で分離できな
かったパウダー粒子はここで再度捕集され、後続する吸
引手段50から清浄エアとして排気されるのである。
塵装置は、図1、2から理解できるように、デリバリハ
ウジング18の内部において前記シートガイド30を一
つの壁面として吸引排風ファン42の排風側を覆うカバ
ー44を形成している。このカバー44はデリバリハウ
ジング18自体を利用してもよく、この場合は通常シー
トパイル装置16に対面する正面部は開口しているの
で、この開口部を覆うプレートを取り付けるだけでよ
い。実施例の場合は、デリバリハウジング18の内部に
別途に箱型カバー44を収容し、これを集塵容器として
いる。箱型カバー44の底面部に吸引口46を開口さ
せ、これに吸引通路としてパイプや配管等によって形成
される吸引ダクト48を接続するとともに、このダクト
48は吸引手段50に接続されている。これによって、
集塵容器内の空気が吸引ダクト48を通じて排気され
る。そして、吸引ダクト48の通路において、その上流
側にサイクロン型の集塵器52が配置され、更にその下
流側にエアフィルタ54を配置し、吸引手段50によっ
て吸引される集塵容器内のエアがこれらを通過するよう
にしている。したがって、シートガイド30から排風さ
れたエアは一旦カバー44で囲まれた集塵容器内に排風
されるが、これはカバー44に形成した吸引口46を通
じて、最初にサイクロン型集塵器52に導入されるもの
となっている。このサイクロン型集塵器52は、周知の
ように旋回流としてエアの導入をなし、内部でエアに含
有される粒子を質量の差で分離する。この導入エアに含
有される粒子は前述したように、ブロッキング防止パウ
ダーであり質量が極めて小さいため、旋回流速はパウダ
ーが分離できるように大きくしている。分離されたパウ
ダー粒子はサイクロン型集塵器52の下部に設けられた
捕集容器56に溜められ、分離した空気はサイクロン型
集塵器52の上部出口から排気される。そして、サイク
ロン型集塵器52の出口は続くエアフィルタ54に接続
されているので、サイクロン型集塵器52で分離できな
かったパウダー粒子はここで再度捕集され、後続する吸
引手段50から清浄エアとして排気されるのである。
【0017】一方、搬送ラインに配置されているサクシ
ョンローラ34を利用した集塵装置の構成を図1および
図3を参照して説明する。サクションローラ34は図3
に詳細を示しているように、回転駆動軸58に間隔をお
いて取り付けられた吸引ローラ60が設けられている。
吸引ローラ60は外周面に吸引通孔62が形成されてお
り、この吸引通孔62を通じて吸引負圧が作用すること
で搬送印刷紙14を吸着し、パイルするのに適正な速度
まで低下させる。吸引ローラ60に吸引負圧を作用させ
るため、各吸引ローラ60の側面部にはチャンバ64が
配置され、これは回転しないように軸受等によって駆動
軸58に取り付けられ、ローラ60の側面の開口(図示
せず)と連通されている。チャンバ64は接続パイプ6
6を介して吸引ヘッダ68に接続され、吸引ヘッダ68
は更に吸引通路としての吸引ダクト48aを介して吸引
手段50に接続されている。したがって、吸引手段50
が作用することで、回転駆動されている吸引ローラ60
の外周面に開口された吸引通孔62を通じて吸引負圧が
作用し、吸着されている搬送印刷紙14が吸引ローラ6
0の回転速度に同調した速度に調整されるのである。
ョンローラ34を利用した集塵装置の構成を図1および
図3を参照して説明する。サクションローラ34は図3
に詳細を示しているように、回転駆動軸58に間隔をお
いて取り付けられた吸引ローラ60が設けられている。
吸引ローラ60は外周面に吸引通孔62が形成されてお
り、この吸引通孔62を通じて吸引負圧が作用すること
で搬送印刷紙14を吸着し、パイルするのに適正な速度
まで低下させる。吸引ローラ60に吸引負圧を作用させ
るため、各吸引ローラ60の側面部にはチャンバ64が
配置され、これは回転しないように軸受等によって駆動
軸58に取り付けられ、ローラ60の側面の開口(図示
せず)と連通されている。チャンバ64は接続パイプ6
6を介して吸引ヘッダ68に接続され、吸引ヘッダ68
は更に吸引通路としての吸引ダクト48aを介して吸引
手段50に接続されている。したがって、吸引手段50
が作用することで、回転駆動されている吸引ローラ60
の外周面に開口された吸引通孔62を通じて吸引負圧が
作用し、吸着されている搬送印刷紙14が吸引ローラ6
0の回転速度に同調した速度に調整されるのである。
【0018】このような構成において、前記吸引ヘッダ
68から吸引手段50に至るエア通路において、その上
流側にサイクロン型の集塵器52aが配置され、更にそ
の下流側にエアフィルタ54aを配置し、吸引手段50
によって吸引ローラ60から吸引されるエアがこれらを
通過するようにしている。したがって、吸引ローラ60
の吸引通孔62から吸引されたエアは、一旦吸引ヘッダ
68内に導入されるが、これは吸引ヘッダ68の排気口
72を通じて吸引ダクト48aに導かれ、最初にサイク
ロン型集塵器52aに導入されるものとなっている。こ
のサイクロン型集塵器52aは、上述したシートガイド
30側の場合と同様に、旋回流としてエアの導入をな
し、内部でエアに含有される粒子を質量の差で分離する
ものである。この導入エアに含有される粒子は集塵器5
2a内で分離され、分離されたパウダー粒子はサイクロ
ン型集塵器52aの下部に設けられた捕集容器56aに
溜められ、分離した空気はサイクロン型集塵器52aの
上部出口から排気される。そして、サイクロン型集塵器
52aの出口は続くエアフィルタ54aに接続されてい
るので、サイクロン型集塵器52aで分離できなかった
パウダー粒子はここで再度捕集され、後続する吸引手段
50から清浄エアとして排気されるのである。
68から吸引手段50に至るエア通路において、その上
流側にサイクロン型の集塵器52aが配置され、更にそ
の下流側にエアフィルタ54aを配置し、吸引手段50
によって吸引ローラ60から吸引されるエアがこれらを
通過するようにしている。したがって、吸引ローラ60
の吸引通孔62から吸引されたエアは、一旦吸引ヘッダ
68内に導入されるが、これは吸引ヘッダ68の排気口
72を通じて吸引ダクト48aに導かれ、最初にサイク
ロン型集塵器52aに導入されるものとなっている。こ
のサイクロン型集塵器52aは、上述したシートガイド
30側の場合と同様に、旋回流としてエアの導入をな
し、内部でエアに含有される粒子を質量の差で分離する
ものである。この導入エアに含有される粒子は集塵器5
2a内で分離され、分離されたパウダー粒子はサイクロ
ン型集塵器52aの下部に設けられた捕集容器56aに
溜められ、分離した空気はサイクロン型集塵器52aの
上部出口から排気される。そして、サイクロン型集塵器
52aの出口は続くエアフィルタ54aに接続されてい
るので、サイクロン型集塵器52aで分離できなかった
パウダー粒子はここで再度捕集され、後続する吸引手段
50から清浄エアとして排気されるのである。
【0019】なお、デカーラ32も上記サクションロー
ラ34の場合と同様に構成されるので、同一の構成部材
は図1において同一番号を付して説明を省略する。
ラ34の場合と同様に構成されるので、同一の構成部材
は図1において同一番号を付して説明を省略する。
【0020】このような実施例では、シートガイド3
0、サクションローラ34、およびシートデカーラ32
のいずれもが、搬送印刷紙14の上位に配置されたブロ
ッキング防止パウダー散布装置28に対し、搬送印刷紙
14を挟んでその下面側に設置されており、これらによ
って吸引される空気をサイクロン型集塵器、フィルタに
導入して集塵するようにしている。したがって、パウダ
ー散布装置28から散布されたパウダーはデリバリハウ
ジング18内で霧化状態となるが、集塵のための吸引方
向は必ず搬送印刷紙14に向けてパウダーを流下させる
ように流れる。これにより集塵装置を作用させても、パ
ウダーが搬送印刷紙14に付着することを助長するよう
に働き、付着を阻害することがなくなる。
0、サクションローラ34、およびシートデカーラ32
のいずれもが、搬送印刷紙14の上位に配置されたブロ
ッキング防止パウダー散布装置28に対し、搬送印刷紙
14を挟んでその下面側に設置されており、これらによ
って吸引される空気をサイクロン型集塵器、フィルタに
導入して集塵するようにしている。したがって、パウダ
ー散布装置28から散布されたパウダーはデリバリハウ
ジング18内で霧化状態となるが、集塵のための吸引方
向は必ず搬送印刷紙14に向けてパウダーを流下させる
ように流れる。これにより集塵装置を作用させても、パ
ウダーが搬送印刷紙14に付着することを助長するよう
に働き、付着を阻害することがなくなる。
【0021】特に、本実施例では、シートガイド30や
サクションロール34、あるいはシートデカーラ32等
はいずれもエアの吸引作用で行うようにしているが、こ
の吸引若しくは排風経路を利用して高い効率の集塵機能
を持たせることができる。これは本来吸引するファンの
設置経路におかれるフィルタの前段位置にサイクロン型
集塵器52、52aを介装するだけでよい。したがっ
て、集塵設備のための改変は極めて少なく、サイクロン
型集塵器自体も小型のもので足りる。実際にこの装置を
用いたところ、前段のサイクロン型集塵器52、52a
によるパウダー捕集効率は吸引手段に入り込む量の97
%にも達した。捕集したパウダーは捕集容器56、56
aにより簡単に取り除くことができ、捕集容器56、5
6aの再利用が可能である。また、捕集効率が高くなっ
たことと相俟って、フィルタ54、54aのメンテナン
ス効率が向上し、従来毎週1回の清掃を余儀なくされ、
交換時期も約3〜4ヵ月であったものが、3〜4ヵ月に
1回の清掃で済むようになり、交換時期も大幅に延長す
ることができる。この種のフィルタ54、54aは再使
用ができないため、メンテナンスコストを大幅に低減す
ることができる。
サクションロール34、あるいはシートデカーラ32等
はいずれもエアの吸引作用で行うようにしているが、こ
の吸引若しくは排風経路を利用して高い効率の集塵機能
を持たせることができる。これは本来吸引するファンの
設置経路におかれるフィルタの前段位置にサイクロン型
集塵器52、52aを介装するだけでよい。したがっ
て、集塵設備のための改変は極めて少なく、サイクロン
型集塵器自体も小型のもので足りる。実際にこの装置を
用いたところ、前段のサイクロン型集塵器52、52a
によるパウダー捕集効率は吸引手段に入り込む量の97
%にも達した。捕集したパウダーは捕集容器56、56
aにより簡単に取り除くことができ、捕集容器56、5
6aの再利用が可能である。また、捕集効率が高くなっ
たことと相俟って、フィルタ54、54aのメンテナン
ス効率が向上し、従来毎週1回の清掃を余儀なくされ、
交換時期も約3〜4ヵ月であったものが、3〜4ヵ月に
1回の清掃で済むようになり、交換時期も大幅に延長す
ることができる。この種のフィルタ54、54aは再使
用ができないため、メンテナンスコストを大幅に低減す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
枚葉印刷機デリバリ部に設備され、搬送印刷紙の下面側
に配置されている吸引部を備えたシートガイド、サクシ
ョンローラ、カール取り装置等の吸気あるいは排風経路
にサイクロン型集塵手段とフィルタとを直列に配列し、
これらにデリバリ部の前記シートガイド等を通じて内部
エアを吸引通流させることにより、エアに含まれるパウ
ダー等の粉体を高い効率で除去することができ、本来的
に必要とされる吸引通路を利用するので、集塵のための
設備コストが小さくても大きな集塵改善効果を発揮する
ことができる。
枚葉印刷機デリバリ部に設備され、搬送印刷紙の下面側
に配置されている吸引部を備えたシートガイド、サクシ
ョンローラ、カール取り装置等の吸気あるいは排風経路
にサイクロン型集塵手段とフィルタとを直列に配列し、
これらにデリバリ部の前記シートガイド等を通じて内部
エアを吸引通流させることにより、エアに含まれるパウ
ダー等の粉体を高い効率で除去することができ、本来的
に必要とされる吸引通路を利用するので、集塵のための
設備コストが小さくても大きな集塵改善効果を発揮する
ことができる。
【図1】実施例に係る集塵装置を備えた印刷機のデリバ
リ部の断面構成図である。
リ部の断面構成図である。
【図2】シートガイドを利用した集塵装置の構成図であ
る。
る。
【図3】サクションロールを利用した集塵装置の構成図
である。
である。
10 デリバリ部 12 印刷ユニット圧胴 14 搬送印刷紙 16 シートパイル装置 18 デリバリハウジング 20 無端チェーン 22 くわえ爪 24 移送スプロケット 26 反転スプロケット 28 ブロッキング防止パウダー散布装置 30 シートガイド 32 シートデカーラ 34 サクションローラ 36 パンチングメタル 38 パンチ孔 40 密閉ケース 42 吸引排風ファン 44 カバー 46 吸引口 48 吸引ダクト(吸引通路) 50 吸引手段 52、52a サイクロン型集塵器 54、54a エアフィルタ 56、56a 捕集容器 58 回転駆動軸 60 吸引ローラ 62 吸引通孔 64 チャンバ 66 接続パイプ 68 吸引ヘッダ
Claims (5)
- 【請求項1】 ブロッキング防止パウダーが散布される
枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置であって、枚
葉紙搬送経路に配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬
送印刷紙を吸着させる吸着ファンの排風側を覆うカバー
を設け、当該カバーに接続される吸引通路に前記カバー
内空気を吸引する吸引手段を配置し、このカバー内空気
吸引手段に至る経路の途中にサイクロン型集塵手段を設
けたことを特徴とする枚葉印刷機デリバリ部の集塵装
置。 - 【請求項2】 ブロッキング防止パウダーが散布される
枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置であって、枚
葉紙搬送経路に配置されてなる搬送印刷紙ガイド板に搬
送印刷紙を吸着させる吸着ファンの排風側を覆うカバー
を設け、当該カバーに接続される吸引通路に前記カバー
内空気を吸引する吸引手段を配置し、このカバー内空気
吸引手段に至る経路の途中にフィルタを配置するととも
に、当該フィルタの吸引上流側にサイクロン型集塵手段
を設けたことを特徴とする枚葉印刷機デリバリ部の集塵
装置。 - 【請求項3】 ブロッキング防止パウダーが散布される
枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置であって、枚
葉紙搬送経路に配置されてなる搬送ライン面に搬送印刷
紙を吸着させる吸引部から吸引手段に至る経路の途中に
サイクロン型集塵手段を設けたことを特徴とする枚葉印
刷機デリバリ部の集塵装置。 - 【請求項4】 ブロッキング防止パウダーが散布される
枚葉印刷機のデリバリ部における集塵装置であって、枚
葉紙搬送経路に配置されてなる搬送ライン面に搬送印刷
紙を吸着させる吸引部から吸引手段に至る経路の途中に
フィルタを配置するとともに、当該フィルタの吸引上流
側にサイクロン型集塵手段を設けたことを特徴とする枚
葉印刷機デリバリ部の集塵装置。 - 【請求項5】 前記搬送印刷紙吸引部はカール取り装置
またはサクションローラであることを特徴とする請求項
3または4に記載の枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125997A JPH08295007A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125997A JPH08295007A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08295007A true JPH08295007A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14924173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7125997A Pending JPH08295007A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 枚葉印刷機デリバリ部の集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08295007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1772265A2 (de) * | 2005-10-06 | 2007-04-11 | Platsch GmbH & Co. KG | Auslegstation für eine Druckmaschine |
CN102649346A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 海德堡印刷机械股份公司 | 从下面给经印刷和/或涂有亮油的页张撒粉或扑粉的设备 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7125997A patent/JPH08295007A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1772265A2 (de) * | 2005-10-06 | 2007-04-11 | Platsch GmbH & Co. KG | Auslegstation für eine Druckmaschine |
EP1772265A3 (de) * | 2005-10-06 | 2011-07-27 | Platsch GmbH & Co. KG | Auslegstation für eine Druckmaschine |
CN102649346A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 海德堡印刷机械股份公司 | 从下面给经印刷和/或涂有亮油的页张撒粉或扑粉的设备 |
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