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JPH08294020A - 輪郭調整方法及び回路、並びに映像信号処理カメラ - Google Patents

輪郭調整方法及び回路、並びに映像信号処理カメラ

Info

Publication number
JPH08294020A
JPH08294020A JP7096629A JP9662995A JPH08294020A JP H08294020 A JPH08294020 A JP H08294020A JP 7096629 A JP7096629 A JP 7096629A JP 9662995 A JP9662995 A JP 9662995A JP H08294020 A JPH08294020 A JP H08294020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
contour
hue
polarity
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7096629A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Ito
卿一 伊藤
Hitoshi Nakamura
斉 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7096629A priority Critical patent/JPH08294020A/ja
Priority to US08/634,434 priority patent/US5905532A/en
Publication of JPH08294020A publication Critical patent/JPH08294020A/ja
Priority to US09/049,809 priority patent/US5959694A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディレイ回路2から減算回路5までの構成に
より、入力映像信号から映像の輪郭部分を抽出し、この
抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して逆極
性の信号を少なくとも生成する。可変抵抗RV2によ
り、逆極性最大から正極性最大まで、信号の極性を連続
的に可変し、加算回路6にて、可変抵抗RV2からの出
力信号を入力映像信号に加算する。 【効果】 映像の解像度感を高める(輪郭を強調する)
ことのみならず、映像の解像度感を下げる(ソフトにす
る)ことも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像の輪郭を調整する
輪郭調整方法及び回路、並びに映像信号処理カメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学系や撮像デバイス等の空
間周波数の高域成分の特性の不十分さを補うために、映
像信号を水平,垂直方向に微分処理し、水平,垂直方向
の輪郭を抽出して当該輪郭を強調するための輪郭強調信
号を生成し、元の映像信号に対して解像度感を高める極
性で上記輪郭強調信号を加算することにより、鮮鋭度を
改善することが行われている。
【0003】ここで、元の映像信号の解像度感を高める
従来の輪郭強調回路の基本構成を図5に示す。また、図
6には当該図5の構成の各部の動作を説明するための波
形信号の一例を示す。
【0004】この図5に示す輪郭強調回路の端子111
には、例えば図6に示すような映像信号(例えば撮像信
号)S11が供給されているとする。この端子111に
供給された映像信号S11は、加算回路114の一方の
入力端子に送られると共に、ディレイ回路112の入力
端子に送られる。
【0005】当該ディレイ回路112は、入力端子に供
給された信号S11を図6に示す時間t1だけ遅延して
出力するものである。当該ディレイ回路112によって
上記信号S11が遅延された信号は図6に示す信号S1
4となる。この信号S14は、加算回路116の一方の
入力端子と、ディレイ回路113の入力端子と、アンプ
119の入力端子とに送られる。上記アンプ119によ
って上記信号S14が増幅された信号は、図6に示す信
号S15となる。この信号S15は、減算回路115の
非反転入力端子に送られる。なお、上記減算回路115
として、ここでは差動アンプを用いている。
【0006】上記ディレイ回路113は、入力端子に供
給された信号S14を、図6に示す時間t2だけ遅延し
て出力するものである。当該ディレイ回路113によっ
て遅延された信号は、図6に示す信号S12となる。上
記ディレイ回路113から出力された信号S12は、加
算回路114の他方の入力端子に送られる。
【0007】上記加算回路114は、供給された2つの
上記信号S11と信号S12とを加算することにより、
図6に示す信号S13を生成して出力する。この加算回
路114による加算により得られた信号S13は、減算
回路115の反転入力端子に送られる。
【0008】減算回路115は、減算処理を行うことに
より、上記信号S13と信号S15とから図6に示す信
号S16を生成する。この信号S16は、信号S11が
微分処理された信号に略等しいものとなる。この減算回
路115の出力端子は、一端が接地された可変抵抗RV
1の他端と接続されており、この可変抵抗RV1の可変
出力端子が加算回路116の他方の入力端子に接続され
ている。当該可変抵抗RV1を介することにより、上記
信号S16は、例えば図6の信号S17のようにレベル
が所定量に調整される。この可変抵抗RV1における可
変量が、輪郭強調量に対応することになる。
【0009】加算回路116では、上記ディレイ回路1
12からの信号S14と上記可変抵抗RVを介した信号
S17とを加算する。これにより、信号S11の輪郭強
調がなされた図6の信号S18が得られることになる。
当該信号S18は、その後、端子117から後段の構成
に送られることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した輪
郭強調処理では、元の映像の解像度感を当該元の映像よ
りも高めることしかできず、例えば逆に映像をソフトに
する(すなわち映像の解像度感を下げる)ことは不可能
となっている。したがって、従来は、元の映像をソフト
したい(解像度感を下げる)ような場合には、光学的な
フィルタが用いられている。
【0011】また、上述したような輪郭強調処理の一種
には、いわゆるスキントーンディテール処理と呼ばれる
ものがある。これは、ある色相(例えば肌色)の映像信
号のみの輪郭強調量を増減させる処理である。しかし、
このスキントーンディテール処理の場合においても、映
像をソフトにする(映像の解像度感を下げる)ことは不
可能となっている。
【0012】そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてな
されたものであり、映像の解像度感を元の映像よりもソ
フトにすることが可能な輪郭調整回路及び方法、並びに
映像信号処理カメラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の輪郭調整方法
は、入力映像信号から映像の輪郭部分を抽出する輪郭抽
出工程と、当該抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信
号に対して逆極性の信号を少なくとも生成する信号生成
工程と、上記信号生成工程により生成した信号を入力映
像信号に加算する加算工程とを有してなることにより、
上述の課題を解決する。
【0014】また、本発明の輪郭調整回路は、入力映像
信号から映像の輪郭部分を抽出する輪郭抽出手段と、当
該抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して逆
極性の信号を少なくとも生成する信号生成手段と、上記
信号生成手段により生成した信号を入力映像信号に加算
する加算手段とを有することにより、上述の課題を解決
する。
【0015】さらに、本発明の映像信号処理カメラは、
入射光を映像信号に変換する変換手段と、映像信号から
映像の輪郭部分を抽出する輪郭抽出手段と、当該抽出し
た輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して逆極性の信
号を少なくとも生成する信号生成手段と、上記信号生成
手段により生成した信号を映像信号に加算する加算手段
とを有し、入力映像信号に対して輪郭調整処理を施すこ
とにより、上述した課題を解決する。
【0016】
【作用】本発明によれば、元の映像信号から輪郭強調信
号の逆極性の信号を生成しており、この信号を元の映像
信号に加算すれば、輪郭強調の逆の処理、すなわち画像
の解像度感を下げる処理が行われることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照にしながら説明する。
【0018】図1には、映像をソフトにする(映像の解
像度感を下げる)ことのみならず、映像の解像度感を高
めることをも可能にする本発明の第1の実施例の輪郭調
整回路の構成を示す。また、図2には当該図1の構成の
各部の動作を説明するための波形信号の一例を示す。
【0019】この図1に示す輪郭調整回路の端子1に
は、例えば図2に示すような映像信号(例えば撮像信
号)S1が供給されているとする。この端子1に供給さ
れた映像信号S1は、加算回路4の一方の入力端子に送
られると共に、ディレイ回路2の入力端子に送られる。
【0020】当該ディレイ回路2は、入力端子に供給さ
れた信号S1を図2に示す時間t1だけ遅延して出力す
るものである。当該ディレイ回路2によって上記信号S
1が遅延された信号は図2に示す信号S4となる。この
信号S4は、加算手段である加算回路6の一方の入力端
子と、ディレイ回路3の入力端子と、アンプ9の入力端
子とに送られる。上記アンプ9によって上記信号S4が
増幅された信号は、図6に示す信号S5となる。この信
号S5は、減算回路5の非反転入力端子に送られる。な
お、ここでは減算回路5として、差動アンプを用いてい
る。
【0021】また、上記ディレイ回路3は、入力端子に
供給された信号S4を図2に示す時間t2だけ遅延して
出力するものである。当該ディレイ回路3によって上記
信号S4が遅延された信号は、図2に示す信号S2とな
る。上記ディレイ回路3から出力された信号S2は、加
算回路4の他方の入力端子に送られる。
【0022】上記加算回路4は、供給された2つの上記
信号S1と信号S2とを加算することにより、図2に示
す信号S3を生成して出力する。この加算回路4による
加算により得られた信号S3は、減算回路5の反転入力
端子に送られる。
【0023】減算回路5は、減算処理を行うことによ
な、上記信号S3と信号S5との減算処理により得た正
極性信号とその逆極性信号とを生成して出力する。上記
正極性信号は前記図6の信号S16と同様な信号S7と
なり、上記逆極性信号は図2に示す信号S6となる。な
お、上記信号S6は、信号S1が微分処理された信号で
ある前記信号S16の逆極性信号である。この減算回路
5の正極性信号出力端子は、可変手段である可変抵抗R
V2の一端と接続され、逆極性信号出力端子は、可変抵
抗RV2の他端と接続されている。上記ディレイ回路2
から減算回路5及び可変抵抗RV2までが、本発明の輪
郭抽出手段及び信号生成手段に対応する。
【0024】したがって、当該可変抵抗RV2の可変出
力端子からは、正極性最大から逆極正最大まで連続的に
可変した信号が得られることになる。この可変抵抗RV
2の可変出力端子が、加算回路6の他方の入力端子に接
続されている。
【0025】当該加算回路6の前記一方の入力端子は、
上記ディレイ回路2の出力端子と接続されているため、
この加算回路6では上記ディレイ回路2からの信号S4
と上記可変抵抗RV2の可変出力端子からの信号とが加
算されることになる。ここで、上記可変抵抗RV2にお
いて逆極性信号S6側を大きくする調整を行うことによ
って、当該可変抵抗RV2の可変出力端子から出力され
る信号が例えば図6の信号S8のようになされていると
き、上記加算回路6の出力信号は、図2の信号S9のよ
うになる。すなわち、この場合は、映像信号(信号S
1)の輪郭が弱められる(解像度感を下げる、或いは映
像をソフト化する)ことになる。逆に、上記可変抵抗R
V2において正極性信号S7側を大きくする調整を行え
ば、映像信号(信号S1)の輪郭を強調する(解像度感
を高める)ことになる。この加算回路6の出力信号S9
は、その後、端子7から後段の構成に送られることにな
る。
【0026】上述のように、当該図1の構成において
は、可変抵抗RV2の可変量を調整することで、当該可
変抵抗RV2の可変出力端子からの信号を正極性最大か
ら逆極性最大まで変化させることができ、このように正
極性最大から逆極性最大まで変化させれば、元の画像の
解像度感を強調する(すなわち映像をシャープにする)
ことも、逆に低減する(すなわち元の映像をソフト化す
る)ことも可能となる。さらに解像度感は当該正極性最
大から逆極性最大までの間で連続的に変化させることが
でき、したがって任意の解像度感を選択できるようにな
る。
【0027】すなわち、この第1の実施例の構成によれ
ば、元の映像の解像度感を当該元の映像よりも下げる
(ソフトにする)ことのみならず、解像度感を高める
(シャープにする)ことも可能であり、また、当該解像
度感の変更は可変抵抗RV2によって設定される抵抗値
に応じて行われので、従来のように例えば映像をソフト
化したいときに光学的なフィルタを使用しなくてもよ
い。さらに、本実施例によれば、映像の解像度感を上述
したように連続的に変更することができるため、強調す
る場合とソフト化する場合のいずれにおいても、任意の
解像度感を選ぶことができる。なお、従来のように光学
的なフィルタを用いた場合、一つの光学フィルタで一種
類の解像度感しか得られないため、複数種類の解像度感
を連続的に得ることはできなかった。
【0028】また、映像をソフトにするための信号は、
従来の輪郭強調回路により生成される輪郭強調信号の逆
極性の信号であるため、従来の構成に比べて新たな構成
要素の増加はほとんどなく、非常に低コストで、かつ容
易に、映像をソフトにする構成を実現することができ
る。
【0029】次に、第2の実施例として、ある色相の映
像のみをソフトにする(映像の解像度感を下げる)こと
だけでなく、当該ある色相の映像の解像度感を高めるこ
とをも可能にする構成について、図3を用いて説明す
る。なお、この図3の構成において、図1と同じ構成要
素には同一の指示符号を付しており、それらの動作の説
明については省略している。
【0030】この第2の実施例の構成において、減算回
路5の正極性信号出力端子は、可変抵抗RV3の一端及
び可変抵抗RV4の一端と接続され、逆極性信号出力端
子は、可変抵抗RV3の他端及び可変抵抗RV4の他端
と接続されている。したがって、上記可変抵抗RV3の
可変出力端子と可変抵抗RV4の可変出力端子からは、
それぞれ正極性最大から逆極正最大まで連続的に可変し
た信号S8が得られることになる。
【0031】上記可変抵抗RV3の可変出力端子はスイ
ッチ10の被切換端子aに接続され、可変抵抗RV4の
可変出力端子はスイッチ10の被切換端子bに接続され
ており、当該スイッチ10は色相検出回路8からの切換
制御信号に応じて被切換端子aまたはbの何れかに切り
換えられるものである。このスイッチ10の出力端子が
加算回路6の前記他方の入力端子に接続されている。
【0032】また、色相検出回路8は、元の映像信号か
ら、任意に指定した色相の部分を検出可能なものであ
り、当該色相の検出結果に応じた上記切換制御信号を出
力するようになっている。したがって、上記スイッチ1
0は、当該色相検出回路8が、ある色相(例えば色相A
とする)を検出したときに例えば被切換端子a側に切り
換えられ、別の色相(例えば色相Bとする)を検出した
ときに被切換端子b側に切り換えられる。
【0033】このようなことから、当該図3の構成は、
色相検出回路8において上記色相Aを検出してスイッチ
10が被切換端子a側に切り換えられたときに、可変抵
抗RV3の可変出力端子からの信号が正極性最大から逆
極性最大まで変化すれば、元の画像のうち色相Aの部分
の解像度感を強調する(すなわちシャープにする)こと
も、逆に低減する(すなわちソフトにする)ことも可能
となり、さらにこのときの解像度感は正極性最大から逆
極性最大までの間で連続的に変化させることができる。
また、色相検出回路8において上記色相Bを検出してス
イッチ10が被切換端子b側に切り換えられたときに、
可変抵抗RV4の可変出力端子からの信号が正極性最大
から逆極性最大まで変化すれば、元の画像のうち色相B
の部分の解像度感を強調する(シャープにする)こと
も、逆に低減する(ソフトにする)ことも可能となり、
さらにこのときの解像度感は正極性最大から逆極性最大
までの間で連続的に変化させることができる。
【0034】すなわち、この第2の実施例の構成によれ
ば、元の映像の内、ある色相A或いは色相Bの解像度感
を、元の映像よりも下げる(ソフトにする)ことのみな
らず、解像度感を高める(シャープにする)ことも可能
であり、また、当該解像度感の変更は可変抵抗RV3ま
たはRV4によって設定される抵抗値に応じて行われの
で、従来のように例えば映像をソフト化したいときに光
学的なフィルタを使用しなくてもよい。さらに、本実施
例によれば、色相に応じて映像の解像度感を上述したよ
うに連続的に変更することができるため、強調する場合
とソフト化する場合のいずれにおいても、任意の解像度
感を選ぶことができる。
【0035】なお、当該第2の実施例において、例えば
背景を構成する色相のみに対してソフト化(解像度を下
げる)することを行うと、被写体深度が浅くなったと同
じように見えるようになる。また、従来のスキントーン
ディテール処理の場合、全体の輪郭補正量が少ないと
き、輪郭補正量が少なくなる方向にはディテール処理の
効果が無いが、本発明実施例のような輪郭調整処理を行
えば十分に効果がある。
【0036】次に、上述した本発明実施例の輪郭調整回
路が適用される本発明の映像信号処理カメラの一例とし
て、カラーテレビジョンカメラの構成を図4に示す。
【0037】この図4において、光学系100は、レン
ズ系及びプリズムからなり、レンズ系を介して入射した
被写体等からの光がプリズムによって、例えばR,G,
Bの3原色の光に分離される。これらR,G,Bの各光
は、それぞれ対応して配置された固体撮像素子(CC
D:charge coupled device)102に入射し、これら
固体撮像素子102によって、電気信号に変換される。
なお、図4の例では図示を簡略化するため、固体撮像素
子を一つのみ示している。各固体撮像素子102からの
撮像信号は、プリアンプ103により増幅され、前記図
1または図3の構成を各R,G,Bの各チャンネル毎に
有する輪郭調整回路104に送られる。
【0038】当該輪郭調整回路104は、上記プリアン
プ103から供給された上記撮像信号に対して、前述し
た第1の実施例または第2の実施例で説明したにような
輪郭調整処理を施して出力する。
【0039】この輪郭調整処理が施された撮像信号は、
ガンマ補正処理回路106に送られてガンマ補正処理さ
れた後、エンコーダ107にて例えば、NTSC規格に
準拠したディジタル映像信号となされ、出力端子108
から出力される。
【0040】これにより、当該図4のカメラでは、前記
第1の実施例または第2の実施例で説明したような輪郭
調整処理がなされたディジタル映像信号が得られること
になる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、元の映像信号から輪郭強調信号の逆極性
の信号を生成しており、この信号を元の映像信号に加算
すれば、輪郭強調の逆の処理、すなわち画像の解像度感
を下げる処理(映像をソフトにする処理)が可能であ
る。また、色相を検出して、この色相検出結果に応じ
て、元の映像の輪郭を調整する信号を生成すれば、この
検出した色相の画像のみの輪郭調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の輪郭調整回路の構成を
示すブロック回路図である。
【図2】第1の実施例回路の各部の信号波形の一例を示
す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例の輪郭調整回路の構成を
示すブロック回路図である。
【図4】本発明の輪郭調整回路が適用されたカラーテレ
ビジョンカメラの全体構成を示すブロック回路図であ
る。
【図5】従来例の輪郭強調回路の構成を示すブロック回
路図である。
【図6】従来例回路の各部の信号波形の一例を示す波形
図である。
【符号の説明】
2,3 ディレイ回路 4,6 加算回路 5 減算回路 8 色相検出回路 10 スイッチ RV2,RV3,RV4 可変抵抗

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号から映像の輪郭部分を抽出
    する輪郭抽出工程と、 当該抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して
    逆極性の信号を少なくとも生成する信号生成工程と、 上記信号生成工程により生成した信号を入力映像信号に
    加算する加算工程とを有してなることを特徴とする輪郭
    調整方法。
  2. 【請求項2】 上記信号生成工程は、逆極性最大から当
    該逆極性に極性的に相対する正極性最大まで、信号の極
    性を連続的に可変する可変工程を含むことを特徴とする
    請求項1記載の輪郭調整方法。
  3. 【請求項3】 入力映像信号の色相を検出する色相検出
    工程を設け、 上記信号生成工程は、当該色相検出工程により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記逆極性の信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の輪郭調整方法。
  4. 【請求項4】 入力映像信号の色相を検出する色相検出
    工程を設け、 上記信号生成工程は、当該色相検出工程により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記可変工程による極性の連続
    的な可変を行うことを特徴とする請求項2記載の輪郭調
    整方法。
  5. 【請求項5】 入力映像信号から映像の輪郭部分を抽出
    する輪郭抽出手段と、 当該抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して
    逆極性の信号を少なくとも生成する信号生成手段と、 上記信号生成手段により生成した信号を入力映像信号に
    加算する加算手段とを有することを特徴とする輪郭調整
    回路。
  6. 【請求項6】 上記信号生成手段は、逆極性最大から当
    該逆極性に極性的に相対する正極性最大まで、信号の極
    性を連続的に可変する可変手段を含むことを特徴とする
    請求項5記載の輪郭調整回路。
  7. 【請求項7】 入力映像信号の色相を検出する色相検出
    手段を設け、 上記信号生成手段は、当該色相検出手段により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記逆極性の信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項5記載の輪郭調整回路。
  8. 【請求項8】 入力映像信号の色相を検出する色相検出
    手段を設け、 上記信号生成手段は、当該色相検出手段により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記可変手段による極性の連続
    的な可変を行うことを特徴とする請求項6記載の輪郭調
    整回路。
  9. 【請求項9】 入射光を映像信号に変換する変換手段
    と、 上記映像信号から映像の輪郭部分を抽出する輪郭抽出手
    段と、 当該抽出した輪郭部分を強調する輪郭強調信号に対して
    逆極性の信号を少なくとも生成する信号生成手段と、 上記信号生成手段により生成した信号を映像信号に加算
    する加算手段とを有し、 映像信号に対して輪郭調整処理を施すことを特徴とする
    映像信号処理カメラ。
  10. 【請求項10】 上記信号生成手段は、逆極性最大から
    当該逆極性に極性的に相対する正極性最大まで、信号の
    極性を連続的に可変する可変手段を含むことを特徴とす
    る請求項9記載の映像信号処理カメラ。
  11. 【請求項11】 映像信号の色相を検出する色相検出手
    段を設け、 上記信号生成手段は、当該色相検出手段により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記逆極性の信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項9記載の映像信号処理カメラ。
  12. 【請求項12】 映像信号の色相を検出する色相検出手
    段を設け、 上記信号生成手段は、当該色相検出手段により検出され
    た色相の映像部分でのみ上記可変手段による極性の連続
    的な可変を行うことを特徴とする請求項10記載の映像
    信号処理カメラ。
JP7096629A 1995-04-21 1995-04-21 輪郭調整方法及び回路、並びに映像信号処理カメラ Pending JPH08294020A (ja)

Priority Applications (3)

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