JPH08293801A - ディジタル情報の誤り制御方法及びその装置 - Google Patents
ディジタル情報の誤り制御方法及びその装置Info
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- JPH08293801A JPH08293801A JP9866095A JP9866095A JPH08293801A JP H08293801 A JPH08293801 A JP H08293801A JP 9866095 A JP9866095 A JP 9866095A JP 9866095 A JP9866095 A JP 9866095A JP H08293801 A JPH08293801 A JP H08293801A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 42
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Error Detection And Correction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置を複雑化することなく、誤り訂正能力を
向上させる。 【構成】 まずCRC符号化装置1により符号化を行
い、次いでその出力をBCH符号化装置2により符号化
する。受信側では、BCH復号・誤り訂正装置5により
BCH復号と誤り訂正を行い、それからCRC復号・誤
り検出装置6によりCRC復号と誤り検出を行う。
向上させる。 【構成】 まずCRC符号化装置1により符号化を行
い、次いでその出力をBCH符号化装置2により符号化
する。受信側では、BCH復号・誤り訂正装置5により
BCH復号と誤り訂正を行い、それからCRC復号・誤
り検出装置6によりCRC復号と誤り検出を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル情報の誤り
制御方法とその装置に係り、とくに情報の伝送に際して
伝送路雑音等のために発生するパルス誤りの検出・訂正
を行うためのディジタル情報の誤り制御方法とその装置
に関する。
制御方法とその装置に係り、とくに情報の伝送に際して
伝送路雑音等のために発生するパルス誤りの検出・訂正
を行うためのディジタル情報の誤り制御方法とその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機のデータや、音声・画像等のアナ
ログ信号をディジタル化した情報などのディジタル情報
の伝達に際しては、通信路雑音等のためにパルス誤りが
発生する。またディジタル情報の記録媒体への記録・読
出しの過程でもパルス誤りが生じる。これらのパルス誤
りに対処する技術としては、元の情報に対して誤り訂正
符号を用いて符号化を行い、これを送信または記録し、
受信または読出し時に復号化と同時に誤り検出や誤り訂
正を行う誤り制御が行われている。
ログ信号をディジタル化した情報などのディジタル情報
の伝達に際しては、通信路雑音等のためにパルス誤りが
発生する。またディジタル情報の記録媒体への記録・読
出しの過程でもパルス誤りが生じる。これらのパルス誤
りに対処する技術としては、元の情報に対して誤り訂正
符号を用いて符号化を行い、これを送信または記録し、
受信または読出し時に復号化と同時に誤り検出や誤り訂
正を行う誤り制御が行われている。
【0003】誤り制御のための誤り訂正符号としては、
例えば移動通信・衛星通信等の通信システムに於て、巡
回符号の1つとしてよく知られていたBCH符号(Bose
-Chaudhuri-Hocgnenghem code)が広く用いられてい
る。表1〜表3はこのBCH符号の例を示したもので、
BCH(n、k)符号というのは
例えば移動通信・衛星通信等の通信システムに於て、巡
回符号の1つとしてよく知られていたBCH符号(Bose
-Chaudhuri-Hocgnenghem code)が広く用いられてい
る。表1〜表3はこのBCH符号の例を示したもので、
BCH(n、k)符号というのは
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 元の情報をkビットづつ区切って(これを情報長とい
う)、その1区切りをnビットの符号にする(これを符
号長という)もので、符号化率は比k/nの値である。
またdminはその符号系の符号間の距離(ハミング距
離)の最小値を表している。また、表のtはt重誤り訂
正可能なビット数、t+dがt+d重誤り検出可能数で
ある。n、k、dminが同一でも、横1行ごとにd、t
等の1つの数値の組合せが与えられていて、これが1つ
のBCH符号系を表している。
う)、その1区切りをnビットの符号にする(これを符
号長という)もので、符号化率は比k/nの値である。
またdminはその符号系の符号間の距離(ハミング距
離)の最小値を表している。また、表のtはt重誤り訂
正可能なビット数、t+dがt+d重誤り検出可能数で
ある。n、k、dminが同一でも、横1行ごとにd、t
等の1つの数値の組合せが与えられていて、これが1つ
のBCH符号系を表している。
【0004】表4は、BCH符号のいくつかの符号長及
び情報長と、それに対する最大誤り訂正可能ビット数、
及びそのビット数の符号長に対する割合を示したもの
で、表2のBCH符号がこの表4の上から3つ目の場合
に該当している。
び情報長と、それに対する最大誤り訂正可能ビット数、
及びそのビット数の符号長に対する割合を示したもの
で、表2のBCH符号がこの表4の上から3つ目の場合
に該当している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】誤り訂正符号を用いた
誤り制御は、パルス誤りを完全に訂正できるものではな
く、どのような符号を用いても誤りの訂正、及び検出に
は限界が存在する。この限界は、前述のように最小符号
間距離をdminとしたとき
誤り制御は、パルス誤りを完全に訂正できるものではな
く、どのような符号を用いても誤りの訂正、及び検出に
は限界が存在する。この限界は、前述のように最小符号
間距離をdminとしたとき
【数1】dmin≧2t+d+1 で示される。但し訂正可能な誤りがt重誤り、検出可能
な誤りがt+d重誤りである。従来例で示したBCH符
号の表1〜表3も勿論この関係を満している。
な誤りがt+d重誤りである。従来例で示したBCH符
号の表1〜表3も勿論この関係を満している。
【0006】(数1)が一般的に示しているように、ま
た表1〜3に例示したように、誤り訂正可能なビット数
と誤り検出可能なビット数とは、一方を大きくすると他
方が小さくなる、という関係にある。そして、誤り訂正
能力の高い符号をもちいると装置が大規模化し、動作速
度もあまり大きくすることができない。また誤り訂正能
力を上げるため誤り訂正符号の2重符号化を行う方式な
ども考案されているが、この場合も復号器の構成が複雑
化するため、実際には宇宙通信システムにおける(装置
の小型化を要求されない)地上局など、一部の通信系で
採用されているだけである。装置を簡単なものにする必
要がある場合や高速な動作が要求される場合は、誤り訂
正能力はある程度犠牲にせざるを得ないという問題があ
った。
た表1〜3に例示したように、誤り訂正可能なビット数
と誤り検出可能なビット数とは、一方を大きくすると他
方が小さくなる、という関係にある。そして、誤り訂正
能力の高い符号をもちいると装置が大規模化し、動作速
度もあまり大きくすることができない。また誤り訂正能
力を上げるため誤り訂正符号の2重符号化を行う方式な
ども考案されているが、この場合も復号器の構成が複雑
化するため、実際には宇宙通信システムにおける(装置
の小型化を要求されない)地上局など、一部の通信系で
採用されているだけである。装置を簡単なものにする必
要がある場合や高速な動作が要求される場合は、誤り訂
正能力はある程度犠牲にせざるを得ないという問題があ
った。
【0007】本発明の目的は、既存の誤り訂正符号と誤
り検出符号を組合せることにより、誤り訂正符号の復号
処理を複雑化することなく、簡易にその訂正能力を上げ
ることを可能とするディジタル情報の誤り制御方法及び
その装置を提供することにある。
り検出符号を組合せることにより、誤り訂正符号の復号
処理を複雑化することなく、簡易にその訂正能力を上げ
ることを可能とするディジタル情報の誤り制御方法及び
その装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体を介して
ディジタル情報を伝達したときに発生するパルス誤りの
訂正及び検出を行うためのディジタル情報の誤り制御方
法に於て、伝達するディジタル情報を誤り検出が可能な
第1の符号により符号化して第1のディジタル情報と
し、該第1のディジタル情報を誤り訂正可能な第2の符
号により符号化して第2のディジタル情報とし、該第2
のディジタル情報を上記媒体への入力とすると共に、上
記媒体を伝達して出力された上記第2のディジタル情報
に対して、上記第2の符号に対応する復号化処理を行っ
てパルス誤りを訂正し、該訂正されたディジタル情報に
対して上記第1の符号に対応する復号化処理を行ってパ
ルス誤りを検出することを特徴とするディジタル情報の
誤り制御方法を開示する。
ディジタル情報を伝達したときに発生するパルス誤りの
訂正及び検出を行うためのディジタル情報の誤り制御方
法に於て、伝達するディジタル情報を誤り検出が可能な
第1の符号により符号化して第1のディジタル情報と
し、該第1のディジタル情報を誤り訂正可能な第2の符
号により符号化して第2のディジタル情報とし、該第2
のディジタル情報を上記媒体への入力とすると共に、上
記媒体を伝達して出力された上記第2のディジタル情報
に対して、上記第2の符号に対応する復号化処理を行っ
てパルス誤りを訂正し、該訂正されたディジタル情報に
対して上記第1の符号に対応する復号化処理を行ってパ
ルス誤りを検出することを特徴とするディジタル情報の
誤り制御方法を開示する。
【0009】
【作用】誤り訂正と検出を別の符号化によって行うこと
により、それぞれの符号化方法の訂正能力と検出能力を
それぞれ効率よく利用でき、全体としての誤り制御能力
が向上する。そして、例えば誤り訂正を従来同様のBC
H符号で行い、誤り検出をその構成が簡単な巡回符号で
行うようにすれば、装置構成を複雑化することなく高い
誤り制御能力を引き出すことができる。
により、それぞれの符号化方法の訂正能力と検出能力を
それぞれ効率よく利用でき、全体としての誤り制御能力
が向上する。そして、例えば誤り訂正を従来同様のBC
H符号で行い、誤り検出をその構成が簡単な巡回符号で
行うようにすれば、装置構成を複雑化することなく高い
誤り制御能力を引き出すことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は、本発明の装置の一実施例を示すブロック図で、無線
伝送装置に適用した場合である。また図2は、この動作
の説明図である。図1に於て、伝送情報は伝送しようと
するディジタル情報であり、これは計算機等からのディ
ジタル情報であっても、あるいは電話等のアナログ信号
をディジタル化したものであってもよい。
は、本発明の装置の一実施例を示すブロック図で、無線
伝送装置に適用した場合である。また図2は、この動作
の説明図である。図1に於て、伝送情報は伝送しようと
するディジタル情報であり、これは計算機等からのディ
ジタル情報であっても、あるいは電話等のアナログ信号
をディジタル化したものであってもよい。
【0011】本発明では、伝送情報に対してまず誤り検
出を専ら行うための符号化処理を施す。図1の実施例で
はこのために、CRC符号化装置1によりCRC符号
(巡回符号)による符号化を行う。ここでCRC符号と
しては、例えばITU−T勧告による、16次の生成多
項式
出を専ら行うための符号化処理を施す。図1の実施例で
はこのために、CRC符号化装置1によりCRC符号
(巡回符号)による符号化を行う。ここでCRC符号と
しては、例えばITU−T勧告による、16次の生成多
項式
【数2】x16+x12+x5+1 から生成されるものを用いる。このCRC符号により符
号化を行うと、図2に示すようにNバイトの伝送情報が
N+2バイト長の符号に変換される。
号化を行うと、図2に示すようにNバイトの伝送情報が
N+2バイト長の符号に変換される。
【0012】次に、この符号化された伝送情報に対し
て、誤り訂正を行うための符号化処理をBCH符号化装
置2により行う。本実施例では、このBCH符号とし
て、2元非原始BCH(17、9)符号を1ビット短縮
したBCH(16、8)符号を用い、図2に示したよう
に、CRC符号化出力を8ビットづつ符号化して16ビ
ットづつの符号長を持つ符号として出力する。この符号
は符号長16ビットの内の2ビットまでの誤り訂正能力
を有している。こうして、入力伝送情報のNバイトはC
RC符号化によりN+2バイトとなり、更にBCH符号
化により2(N+2)バイトの符号化された情報に変換
される。この情報は送信装置3を介して送信される。
て、誤り訂正を行うための符号化処理をBCH符号化装
置2により行う。本実施例では、このBCH符号とし
て、2元非原始BCH(17、9)符号を1ビット短縮
したBCH(16、8)符号を用い、図2に示したよう
に、CRC符号化出力を8ビットづつ符号化して16ビ
ットづつの符号長を持つ符号として出力する。この符号
は符号長16ビットの内の2ビットまでの誤り訂正能力
を有している。こうして、入力伝送情報のNバイトはC
RC符号化によりN+2バイトとなり、更にBCH符号
化により2(N+2)バイトの符号化された情報に変換
される。この情報は送信装置3を介して送信される。
【0013】受信側では、送信されてきた信号を受信装
置4で受信してディジタル受信信号とし、それをまずB
CH復号・誤り訂正装置5で処理する。これは図2のよ
うに、2(N+2)バイト長に符号化された情報をN+
2バイト長の第1復号化データに戻す処理で、この過程
で前述のように符号16ビットあたり2ビットまでの誤
り訂正が行われる。
置4で受信してディジタル受信信号とし、それをまずB
CH復号・誤り訂正装置5で処理する。これは図2のよ
うに、2(N+2)バイト長に符号化された情報をN+
2バイト長の第1復号化データに戻す処理で、この過程
で前述のように符号16ビットあたり2ビットまでの誤
り訂正が行われる。
【0014】次のCRC復号・誤り検出装置6では、B
CH復号・誤り訂正装置5から出力されたN+2バイト
長の第1復号化データに対してCRC復号化処理、即ち
(数2)の多項式による除算処理と誤り検出を行うもの
で、その出力はNバイト長の送信側伝送情報に対応する
出力情報となる。ここで、検出された誤りは、再送要
求、補間による修正、誤りデータの破棄など、そのシス
テムに対応した方法で処理される。
CH復号・誤り訂正装置5から出力されたN+2バイト
長の第1復号化データに対してCRC復号化処理、即ち
(数2)の多項式による除算処理と誤り検出を行うもの
で、その出力はNバイト長の送信側伝送情報に対応する
出力情報となる。ここで、検出された誤りは、再送要
求、補間による修正、誤りデータの破棄など、そのシス
テムに対応した方法で処理される。
【0015】表5は、上記の実施例による誤り訂正及び
誤り検出能力の例を示したもので、表6は、従来のBC
H符号化のみによったときの誤り訂正及び検出能力の例
を示したものである。
誤り検出能力の例を示したもので、表6は、従来のBC
H符号化のみによったときの誤り訂正及び検出能力の例
を示したものである。
【表5】
【表6】 BCH(16、8)符号とCRC符号を用いた本実施例
の表5では、情報長をN=2バイト(16ビット)、6
バイト(48ビット)、及び14バイト(112ビッ
ト)としたときの符号長、符号化率、訂正可能なビット
数(訂正数)、及び検出可能なビット数(検出数)を示
しており、表6はこの符号長・符号化率がほぼ同等な値
になるような、BCH符号だけを用いたときの訂正数及
び検出数を示している。但し表6で訂正数、検出数とも
に2組の値を例示しているが、これは表1〜3でも説明
したように、同じBCH(n、k)符号でも訂正数と検
出数のとり方はいくつもあるので、その内の2例を示し
たものである。また表5、表6に於る検出数(検出可能
なビット数)は、誤りの検出はできるが訂正はできない
ビット数で、表1〜3のdの値に該当する。
の表5では、情報長をN=2バイト(16ビット)、6
バイト(48ビット)、及び14バイト(112ビッ
ト)としたときの符号長、符号化率、訂正可能なビット
数(訂正数)、及び検出可能なビット数(検出数)を示
しており、表6はこの符号長・符号化率がほぼ同等な値
になるような、BCH符号だけを用いたときの訂正数及
び検出数を示している。但し表6で訂正数、検出数とも
に2組の値を例示しているが、これは表1〜3でも説明
したように、同じBCH(n、k)符号でも訂正数と検
出数のとり方はいくつもあるので、その内の2例を示し
たものである。また表5、表6に於る検出数(検出可能
なビット数)は、誤りの検出はできるが訂正はできない
ビット数で、表1〜3のdの値に該当する。
【0016】表5、表6の比較から、訂正数と検出数を
合わせた能力を見ると、本実施例の方がBCH符号単独
の場合よりも大きくなっているのがわかる。とくに検出
数を同一とすると、本実施例の方が訂正数を大きくとれ
る。符号化率は符号化する情報を多くする(Nを大にす
る)とほぼ0.5に近づき、数百ビット以上の情報では
ほぼ0.5になる。また、符号長に対する訂正数の比
は、本実施例の表5では常に0.125で、これは他の
場合でも変わらない。一方、従来のBCH単独の場合
は、符号長が大きくなると、表4に示したように、訂正
数が最大となるようにしてもこの比が0.1以下とな
る。
合わせた能力を見ると、本実施例の方がBCH符号単独
の場合よりも大きくなっているのがわかる。とくに検出
数を同一とすると、本実施例の方が訂正数を大きくとれ
る。符号化率は符号化する情報を多くする(Nを大にす
る)とほぼ0.5に近づき、数百ビット以上の情報では
ほぼ0.5になる。また、符号長に対する訂正数の比
は、本実施例の表5では常に0.125で、これは他の
場合でも変わらない。一方、従来のBCH単独の場合
は、符号長が大きくなると、表4に示したように、訂正
数が最大となるようにしてもこの比が0.1以下とな
る。
【0017】本実施例によると、上記のように誤り訂正
及び検出能力が向上するが、装置の構成からみると、従
来多く用いられているBCH符号化・復号化の他に、C
RC符号化・復号化を行う必要がある。しかしCRC符
号化・復号化は複数のシフトレジスタを組合せるだけで
実現できるので、ハードウェア/ソフトウェアのどちら
で組み込んでも簡単に実現でき、装置が複雑化すること
はない。
及び検出能力が向上するが、装置の構成からみると、従
来多く用いられているBCH符号化・復号化の他に、C
RC符号化・復号化を行う必要がある。しかしCRC符
号化・復号化は複数のシフトレジスタを組合せるだけで
実現できるので、ハードウェア/ソフトウェアのどちら
で組み込んでも簡単に実現でき、装置が複雑化すること
はない。
【0018】なお、以上に説明した実施例はディジタル
情報の伝送誤りを対象としたが、情報の記録媒体への記
録とその再生に伴う誤りの訂正・検出等にも本発明を適
用できることは明らかである。また、誤り訂正用及び誤
り検出用符号としては、BCH符号及びCRCに限られ
ることはなく、他の符号を用いることもできる。
情報の伝送誤りを対象としたが、情報の記録媒体への記
録とその再生に伴う誤りの訂正・検出等にも本発明を適
用できることは明らかである。また、誤り訂正用及び誤
り検出用符号としては、BCH符号及びCRCに限られ
ることはなく、他の符号を用いることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、復号処理を複雑化する
ことなく、誤り訂正能力を向上できるという効果があ
る。
ことなく、誤り訂正能力を向上できるという効果があ
る。
【図1】本発明になる誤り制御装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の実施例の動作説明図である。
1 CRC符号化装置 2 BCH符号化装置 5 BCH復号・誤り訂正装置 6 CRC復号・誤り検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 直樹 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 小山田 応一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 媒体を介してディジタル情報を伝達した
ときに発生するパルス誤りの訂正及び検出を行うための
ディジタル情報の誤り制御方法に於て、 伝達するディジタル情報を誤り検出が可能な第1の符号
により符号化して第1のディジタル情報とし、該第1の
ディジタル情報を誤り訂正可能な第2の符号により符号
化して第2のディジタル情報とし、該第2のディジタル
情報を上記媒体への入力とすると共に、 上記媒体を伝達して出力された上記第2のディジタル情
報に対して、上記第2の符号に対応する復号化処理を行
ってパルス誤りを訂正し、該訂正されたディジタル情報
に対して上記第1の符号に対応する復号化処理を行って
パルス誤りを検出することを特徴とするディジタル情報
の誤り制御方法。 - 【請求項2】 前記第1の符号をCRC符号とし、前記
第2の符号をBCH符号としたことを特徴とする請求項
1記載のディジタル情報の誤り制御方法。 - 【請求項3】 前記CRC符号は、生成多項式x16+x
12+x5+1により生成するものであることを特徴とす
る請求項2記載のディジタル情報の誤り制御方法。 - 【請求項4】 前記BCH符号は、8ビットのデータを
16ビット長に符号化するものであることを特徴とする
請求項2記載のディジタル情報の誤り制御方法。 - 【請求項5】 媒体を介してディジタル情報を伝達した
ときに発生するパルス誤りの訂正及び検出を行うための
ディジタル情報の誤り制御装置に於て、 伝達するディジタル情報を誤り検出が可能な第1の符号
により符号化して第1のディジタル情報を生成するため
の第1の符号化手段と、 該手段により生成された上記第1のディジタル情報を誤
り訂正可能な第2の符号により符号化して第2のディジ
タル情報を生成して上記媒体への入力とするための第2
の符号化手段と、 上記媒体を伝達して出力された上記第2のディジタル情
報に対して、上記第2の符号に対応する復号化処理を行
ってパルス誤りを訂正するための第1の復号化手段と、 該手段により訂正されたディジタル情報に対して上記第
1の符号に対応する復号化処理を行ってパルス誤りを検
出するための第2の復号化手段と、 を備えたことを特徴とするディジタル情報の誤り制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9866095A JPH08293801A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディジタル情報の誤り制御方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9866095A JPH08293801A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディジタル情報の誤り制御方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293801A true JPH08293801A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14225678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9866095A Pending JPH08293801A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディジタル情報の誤り制御方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08293801A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6446238B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-09-03 | International Business Machines Corporation | System and method for updating microcode stored in a non-volatile memory |
US6490243B1 (en) | 1997-06-19 | 2002-12-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information data multiplex transmission system, its multiplexer and demultiplexer and error correction encoder and decoder |
JP2008514103A (ja) * | 2004-09-15 | 2008-05-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 無線通信システムで上り回線短い長さデータをフォーマッティング及びエンコーディング方法 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP9866095A patent/JPH08293801A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6865699B2 (en) | 1997-02-03 | 2005-03-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information data multiplex transmission, system, its multiplexer and demultiplexer, and error correction encoder and decoder |
US7020824B2 (en) | 1997-02-03 | 2006-03-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information data multiplex transmission system, its multiplexer and demultiplexer, and error correction encoder and decoder |
US6490243B1 (en) | 1997-06-19 | 2002-12-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information data multiplex transmission system, its multiplexer and demultiplexer and error correction encoder and decoder |
US6446238B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-09-03 | International Business Machines Corporation | System and method for updating microcode stored in a non-volatile memory |
JP2008514103A (ja) * | 2004-09-15 | 2008-05-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 無線通信システムで上り回線短い長さデータをフォーマッティング及びエンコーディング方法 |
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