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JPH08292241A - 検査実行データ出力装置および方法 - Google Patents

検査実行データ出力装置および方法

Info

Publication number
JPH08292241A
JPH08292241A JP7119089A JP11908995A JPH08292241A JP H08292241 A JPH08292241 A JP H08292241A JP 7119089 A JP7119089 A JP 7119089A JP 11908995 A JP11908995 A JP 11908995A JP H08292241 A JPH08292241 A JP H08292241A
Authority
JP
Japan
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inspection
data
execution data
component
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7119089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Fujii
良樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7119089A priority Critical patent/JPH08292241A/ja
Publication of JPH08292241A publication Critical patent/JPH08292241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査実行データの変更作業が簡単にできる検
査実行データ出力装置および方法を提供すること。 【構成】 第一記憶部2に各部品の位置情報および部品
種情報を有する基板タイプごとの検査部品データを、ま
た第二記憶部3に部品種ごとの検査内容情報を予め記憶
しておき、基板検査装置10からの検査実行データ出力
命令に応じて、検査実行データ作成部4によって、この
検査実行データ出力命令で指定されている基板タイプの
検査部品データを第一記憶部2より読み出し、読み出し
た検査部品データ中の各部品種情報に対応する検査内容
情報を第二記憶部3より読み出し、この部品種情報を検
査内容情報に置き換えることによって、指定された基板
タイプの、各部品の位置情報および検査内容情報を有す
る検査実行データを作成してデータ入出力部7より基板
検査装置10に出力する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】基板検査装置において基板検査を
実行する際に必要な検査実行データを作成して出力する
検査実行データ出力装置および検査実行データ出力方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上に実装された部品の実装
状態を検査する基板検査装置においては、各実装部品の
位置情報および検査内容情報を有する検査実行データに
従って、各実装部品ごとに検査が行われる。
【0003】上記の検査実行データは、各基板タイプの
設計データと、基板タイプにかかわらず共通の部品ライ
ブラリのデータに基づいて、検査実行データ出力装置に
よって予め被検査基板のタイプごとに作成され、基板検
査装置に与えられるものである。
【0004】設計データは、各実装部品の基板上の実装
位置、実装方向等の位置情報を有しており、また部品ラ
イブラリは、部品種ごとの検査内容情報を有している。
ここで部品種とは形状的に同種であるために同一の検査
内容を有する部品の各グループに対して付される名称で
ある。また検査内容情報は、検査に必要な部品の形状や
色、検査パラメータ、検査領域、良否を判定するための
検査基準値等のデータによって構成されている。
【0005】上記従来の検査実行データ出力装置は基板
検査装置ごとに設けられ、この検査実行データ出力装置
においては、前記設計データおよび部品ライブラリのデ
ータから、予め部品の位置情報および部品の検査内容を
有する検査データを基板のタイプごとに作成し、これら
の検査データを予め記憶部に記憶しておく。
【0006】そして基板検査装置より検査実行データの
出力命令があると、検査実行データ出力装置は記憶部よ
り前記出力命令に対応する基板タイプの検査実行データ
を読み出し、この検査実行データを出力する。
【0007】また基板検査装置が複数配置されている場
合は、ある基板検査装置の検査実行データ出力装置で作
成した基板タイプごとの検査実行データを他の各基板検
査装置の検査実行データ出力装置にコピーすることによ
って、予め全基板検査装置の検査実行データ出力装置の
記憶部に基板タイプごとの検査実行データを記憶してお
く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の検
査実行データ出力装置による検査実行データ出力方法に
おいては、部品実装工程における実装プロセスの変更等
によって、検査実行データ中の検査内容を変更する必要
が生じたときには、(基板検査装置の台数)×(基板の
タイプ数)分の検査実行データの内容を手作業で変更し
なければならないため、大変手間がかかるという問題が
あった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、検査実行データの変更作業が簡単にでき
る検査実行データ出力装置および検査実行データ出力方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の検査実行データ出力装置は、基板検査装置よ
り入力される、基板タイプを指定した検査実行データ出
力命令に応じて、指定された基板タイプの検査実行デー
タを作成し、この検査実行データを前記基板検査装置に
出力するものであって、基板タイプごとに各部品の位置
情報および部品種情報を記憶した第一の記憶手段と、部
品種ごとの検査内容情報を記憶した第二の記憶手段と、
前記検査実行データ出力命令に応じて、指定された基板
タイプの前記各部品の部品種情報と、前記検査内容情報
とを対応付けて、各部品の位置情報および検査内容情報
を有する前記検査実行データを作成する検査実行データ
作成手段とを具備することを特徴とするものである。
【0011】また本発明の検査実行データ出力方法は、
基板検査装置より入力される、基板タイプを指定した検
査実行データ出力命令に応じて、指定された基板タイプ
の検査実行データを作成し、この検査実行データを前記
基板検査装置に出力する方法であって、基板タイプごと
に各部品の位置情報および部品種情報を第一の記憶手段
に記憶しておくとともに、部品種ごとの検査内容情報を
第二の記憶手段に記憶しておき、検査実行データ作成手
段によって、前記検査実行データ出力命令に応じて、指
定された基板タイプの前記各部品の部品種情報と、前記
検査内容情報とを対応付けて、各部品の位置情報および
検査内容情報を有する前記検査実行データを作成するこ
とを特徴とする方法である。
【0012】
【作用】従って上記の検査実行データ出力装置および検
査実行データ出力方法によれば、第一の記憶手段に基板
タイプごとに異なる、各部品の位置情報および部品種情
報を、また第二の記憶手段に各基板タイプで共通な、部
品種ごとの検査内容情報をそれぞれ予め記憶しておき、
検査実行データ作成手段によって、基板検査装置からの
検査実行データ出力命令に応じて、第一の記憶手段に記
憶されている部品種情報と、第二の記憶手段に記憶され
ている検査内容情報とを対応付けて、各部品の位置情報
および検査内容情報を有する、指定された基板タイプの
検査実行データを作成し、この検査実行データを前記基
板検査装置に出力することによって、実装プロセスの変
更等に伴って検査実行データ中の検査内容情報を変更す
る必要が生じた場合、第二の記憶手段に記憶されてい
る、実装プロセスの変更のあった部品種の検査内容情報
を変更するだけで自動的に各基板タイプの検査実行デー
タ中の検査内容情報を変更できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の検査実行データ出力装置の第
一実施例の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、本検査実行データ作成装置
1は、各基板検査装置10−a〜10−jとLANケー
ブル9によって接続され、第一記憶部2、第二記憶部
3、検査実行データ作成部4、入力部5、表示部6、デ
ータ入出力部7、および制御部8によって構成される。
ここでLANケーブル9によって接続される基板検査装
置10の台数は一例として10台とした。
【0015】第一記憶部2は、RAM等のメモリーを有
し、制御部8からの命令に従って、各基板タイプの設計
データ、およびこの設計データに基づいて、予め作成さ
れる各基板タイプごとの検査部品データを記憶する。設
計データは、各部品の基板上の実装位置、実装方向等の
位置情報を示すものである。
【0016】また検査部品データは、設計データより得
られる各部品の位置情報、およびユーザーによって入力
される、その部品がどの部品種に該当するかを示すデー
タ、すなわち各部品の部品種情報によって構成される。
ここで部品種とは形状的に同種であるために同一の検査
内容情報を有する各部品グループに対して付される名称
である。
【0017】第二記憶部3は、RAM等のメモリーを有
し、制御部8からの命令に従って、部品ライブラリのデ
ータを記憶する。部品ライブラリは、部品種ごとの検査
内容情報によって構成される。ここで検査内容情報は、
検査パラメータ、検査領域、検査に必要な部品の形状や
色、良否を判定するための検査基準値等のデータによっ
て構成される。この部品ライブラリは、部品種ごとの検
査内容情報をユーザーが入力することによって、予め作
成されるものである。
【0018】検査実行データ作成部4は、基板検査装置
10より基板タイプを指定し、この基板タイプの検査実
行データの出力を要求する検査実行データ出力命令が入
力されると、制御部8からの命令に従って、指定された
基板タイプの検査部品データを第一記憶部2より読み出
し、この検査部品データ中の部品種情報に対応する検査
内容情報を、第二記憶部3の部品ライブラリより読み出
して、検査部品データの各部品種に、部品ライブラリよ
り読み出した各検査内容情報を対応させることによっ
て、各部品の位置情報および検査内容情報を有する検査
実行データを作成する。
【0019】入力部5は、キーボード、マウス等(図示
せず)を有しており、ユーザーはこの入力部5を操作す
ることによって、部品ライブラリや検査部品データの編
集作業を行い、また各種の命令やデータを入力する。
【0020】表示部6は、モニター(図示せず)を有
し、制御部8からの命令に従って、各種のメッセージ、
部品ライブラリや検査部品データの編集画面、作成され
た検査実行データ等を表示する。
【0021】データ入出力部7は、LANケーブル9に
接続されており、フロッピーディスク装置(図示せず)
を有し、制御部8からの命令に従って、LANケーブル
9を介して基板検査装置10より送信された検査実行デ
ータ出力命令を受信し、検査実行データ作成部4によっ
て作成された検査実行データを検査実行データ出力命令
を送信した基板検査装置10に送信するとともに、フロ
ッピーディスク装置(図示せず)によって、各種のデー
タをフロッピーディスクより読み込み、またフロッピー
ディスクに書き込む。
【0022】制御部8は、マイクロプロセッサ等を有
し、第一記憶部2、第二記憶部3、検査実行データ作成
部4、表示部6、およびデータ入出力部7の動作を制御
し、以下に示す手順で、ユーザーによって入力部5から
入力される各種の命令やデータに従って部品ライブラリ
や検査部品データの編集を行い、基板検査装置10から
の検査実行データ出力命令に従って指定された基板タイ
プの検査実行データを作成し、作成した検査実行データ
を基板検査装置10に出力する。
【0023】図2は部品ライブラリの編集手順を示すフ
ローチャートである。
【0024】図2のST1において、ユーザーは、入力
部4のキーボードあるいはマウスを操作して、部品ライ
ブラリの編集作業を選択すると、表示部6のモニター画
面に表示されている初期画面は、部品種一覧が表示され
た部品種選択画面に変わる。
【0025】図3は上記の部品種選択画面の一例を示す
ものである。同図において、21は「A1 」等の部品種
の一覧であり、22は入力部4用のコマンドキーであ
る。
【0026】図2に戻り、ユーザーは、ST2におい
て、入力部4を操作して、上記の部品種一覧から編集を
行いたい部品種を選択すると、表示部6に選択された部
品種の検査内容情報の編集画面が表示されるので、ST
3において、入力部4を操作して、検査内容情報の編集
を行う。
【0027】次にST4において、他に編集を行いたい
部品種があるときは、「NO」を入力してST2に戻
り、上記の要領で編集を行う。ST2〜ST4を繰り返
して、各部品種についての編集作業が終わったら、ST
4で「YES」を入力する。
【0028】そしてST5においてユーザーは、編集し
たデータを第二記憶部3に登録して、部品ライブラリの
編集フローを終了する。
【0029】図4は部品ライブラリのデータ構成の一例
を示す説明図である。部品ライブラリには部品種ごとに
検査内容情報が記憶されており、図4において、検査内
容情報は、部品形状31、部品色32、検査領域33、
検査パラメータ34、および検査基準値35によって構
成される。
【0030】部品形状31の「e1 」等はその部品種の
形状、寸法を示すデータであり、例えばその部品を上方
から見たときの左下および右上の各頂点の、部品の中心
点に対する位置関係を示す座標、あるいは上下左右4辺
の、部品の中心点に対する位置関係を示す座標である。
また部品色32はその部品種の色を示すデータである。
【0031】検査領域33の「r1 、r2 」等は、検査
パラメータ34を算出するときに、対象とする領域を示
すデータであり、例えば検査領域の左下および右上の各
頂点の、部品の中心点に対する位置関係を示す座標であ
る。
【0032】検査パラメータ34の「k1 、k2
3 」等は、その部品種において良否判定を行うために
算出すべき検査パラメータを示す。例えば部品の横ずれ
量、縦ずれ量、面積、色、ハンダの長さ、幅、電極の長
さ、幅等である。
【0033】検査基準値35の「t1 、t2 、t3 」等
は、基板検査装置において、算出した検査パラメータに
基づいて、部品実装部位の良否判定を行う際に基準とな
るしきい値である。
【0034】上記の検査領域、検査パラメータ、検査基
準値等の検査内容情報は、部品の位置情報とともに、後
述する検査実行データとして基板検査装置に送られる
が、上記の検査内容情報が、例えば基板を撮像して得ら
れた画像に基づいて部品の実装状態の検査を行う方式の
基板検査装置においてどのように用いられるかを説明す
る。
【0035】図5は上記の基板検査装置において得られ
た部品実装基板の画像の一例を示すものである。同図に
おいて、41、42、43は実装部品、44、45、は
各実装部品の電極、46、47、48は基板のランド部
分である。また「×」印は各実装部品の基板上の実装位
置を示すものであり、部品が位置ずれなく実装された場
合の部品の中心点を示している。
【0036】実装部品41の検査を行うときは、基板検
査装置は上記の検査内容情報の検査領域データに従っ
て、検査領域r1 、r2 を設定する。同様に実装部品4
2の検査を行うときは、検査領域r3 〜r5 を、また実
装部品43の検査を行うときは、検査領域r6 〜r13
それぞれ設定する。
【0037】次に基板検査装置は、上記の検査内容情報
の検査パラメータを参照し、例えば検査パラメータの項
目に、部品の横ずれ量、縦ずれ量と記載されており、こ
れらの検査パラメータの値を求めるのであれば、設定し
た検査領域に対応する画像データにおいて、部品の輪郭
部を画像の明度差、あるいは色相差によって検出し、検
出した輪郭部の、「×」印で示される部品中心点に対す
る位置座標を算出し、この値を部品の横ずれ量、縦ずれ
量とする。
【0038】同様にして基板検査装置は、検査領域に対
応する画像データに適当な画像処理を施して得られたデ
ータを演算することによって、検査内容情報に記載され
ている各検査パラメータの値を求める。
【0039】次に基板検査装置は、このようにして得ら
れた検査パラメータの値を、上記の検査内容情報の検査
基準値と比較することによって、各部品の実装の良否を
判定する。
【0040】次に検査部品データの編集手順について説
明する。
【0041】図6は検査部品データの編集手順を示すフ
ローチャートである。
【0042】検査部品データは、基板の各タイプごとに
予め作成されるものであり、基板に実装された各部品に
おける、設計データに基づいた位置情報を有し、さらに
各部品と部品ライブラリにその検査内容情報が記憶され
ている部品種との対応を示したものである。
【0043】各基板タイプの設計データは、図1のデー
タ入出力部7によって、これらの設計データが収められ
たフロッピーディスクより読み出し、第一記憶部2に予
め記憶されている。また設計データが収められた端末器
とデータ入出力部7をLANケーブルによって接続し、
必要に応じて、端末器より読み出すような構成にしても
良い。
【0044】図6のST11において、ユーザーは、図
1の入力部4のキーボードあるいはマウスを操作して、
検査部品データの編集作業を選択すると、表示部6のモ
ニター画面に表示されている初期画面は、第一記憶部2
に記憶されている設計データの基板タイプ名の表示画面
に変わるので、ステップ12において入力部4を操作し
て、編集したい基板タイプを選択すると、ステップ13
において制御部8は、選択された基板タイプの設計デー
タを第一記憶部2より読み出し、この設計データから検
査部品データの位置情報が作成され、表示部6のモニタ
ー画面に各部品番号に対する位置情報のみが示された検
査部品データが表示される。
【0045】上記の設計データは各実装部品の基板上の
位置を示すデータである。
【0046】図7は設計データのデータ構成の一例を示
す説明図である。
【0047】図7において、部品番号51は、各実装部
品を示し、基板上の同一種類の部品を識別するものであ
る。同一種類の部品とは、同一の名称で総称される部品
であり、例えば抵抗、コンデンサ、トランジスタ等、あ
るいはメーカの型式や品番が同じ部品を指す。例えば抵
抗を「R」で表し、基板上に抵抗が三つあるとすれば、
これらの部品番号は、部品名称の「R」と通し番号によ
って「R01」、「R02」、「R03」となる。
【0048】実装位置52は、各実装部品の中心点の基
板上におけるXY座標であり、実装方向53は、予め定
められた実装方向に対して、各部品の実装方向がなす角
度を示すものである。
【0049】図6に戻りST14において、ユーザー
は、入力部4を操作して、検査部品データの各部品番号
の部品に該当する部品種名を入力して部品種情報を作成
するすることによって、検査部品データの編集作業を行
う。
【0050】前述したように、部品ライブラリ内には各
部品種のそれぞれ対応する検査内容情報が記憶されてい
るので、検査部品データは各部品の位置情報を示すとと
もに、部品種情報によって間接的に各部品の検査内容情
報を示すものでもある。
【0051】このときユーザーは、必要に応じて、検査
部品データの編集画面に同時に表示されているコマンド
メニューによって、部品ライブラリより各部品種の検査
内容情報を読み出して参照することができる。
【0052】図8は検査部品データのデータ構成の一例
を示す説明図である。同図に示すように、検査部品デー
タは、各部品番号51すなわち各部品の位置情報61
と、各部品に該当する部品種名を示す部品種情報62に
よって構成される。
【0053】図6に戻りST14における検査部品デー
タの編集作業が終了したら、ST15においてユーザー
は、編集した検査部品データを図1の第一記憶部2に登
録する。
【0054】次にST16において、他に編集を行いた
い検査部品データがあるときは、「NO」を入力してS
T12に戻り、上記の要領で編集を行う。ST12〜S
T16を繰り返し、各基板タイプの検査部品データの編
集作業が全て終了したら、ST16で「YES」を入力
して、検査部品データの編集フローを終了する。
【0055】以上の部品ライブラリおよび検査部品デー
タの編集は、基板検査装置からの検査実行データ出力命
令に応じて、検査実行データを出力するに先立って行わ
れるものである。
【0056】次に図9は検査実行データの作成手順およ
び出力手順を示すフローチャートである。
【0057】図9のST21において、図1の基板検査
装置10−a〜10−jの一つ、例えば基板検査装置1
0−aより送信された検査実行データ出力命令をデータ
入出力部7によって受信すると、ST22において制御
部8は、検査実行データ作成部4を動作させて、この検
査実行データ出力命令に指定されている基板タイプの検
査部品データを第一記憶部2より読み出す。
【0058】次に制御部8はST23において、検査実
行データ作成部4を動作させて読み出した検査部品デー
タに記載されている各部品種の検査内容情報を第二記憶
部3の部品ライブラリより読み出し、ST24におい
て、検査部品データの部品種記載部分を、読み出した検
査内容情報に置き換えることによって、出力要求のあっ
た基板タイプの検査実行データを作成し、ST25にお
いて、この検査実行データをデータ入出力部7より基板
検査装置10−aに送信する。
【0059】その後ST21に戻り、基板検査装置10
送信される検査実行データ出力命令の受信待ち状態とな
る。
【0060】図10は検査実行データのデータ構成の一
例を示す説明図である。同図において、検査実行データ
は、各部品番号すなわち各部品の、実装位置および実装
方向の各データを有する位置情報と、部品形状、部品
色、検査領域、検査パラメータ、および検査基準値の各
データを有する検査内容情報によって構成される。
【0061】検査実行データ出力装置より出力された検
査実行データを受信した基板検査装置10−aは、この
検査実行データの部品の位置情報および検査内容情報に
基づいて、基板の検査を行う。また基板検査装置10−
aは、この検査が終了し、別のタイプの基板の検査を新
たに開始しようとするときは、再び検査実行データ出力
装置に新たに開始しようとする基板タイプの検査実行デ
ータ出力命令を送信する。
【0062】次に部品実装工程において実装プロセスの
変更が行われると、これに伴って検査実行データの内容
を変更する必要が生ずる。上記の実装プロセスの変更に
伴う検査実行データの変更は、ほとんどの場合検査内容
情報の変更である。
【0063】従って、部品ライブラリ内の実装プロセス
の変更のあった部品種の検査内容情報を、図2に示す部
品ライブラリの編集手順に従って変更する。これによっ
て自動的に各基板タイプの検査実行データの内容が変更
されたことになる。
【0064】このように上記第一実施例によれば、第一
記憶部2に各部品の位置情報および部品種情報を有する
基板タイプごとの検査部品データを、また第二記憶部3
に部品種ごとの検査内容情報を有する部品ライブラリを
それぞれ予め記憶しておき、基板検査装置10より検査
実行データ出力命令が送信されると、検査実行データ作
成部4によって、この検査実行データ出力命令で指定さ
れている基板タイプの検査部品データを第一記憶部2よ
り読み出し、読み出した検査部品データ中の各部品種情
報に対応する検査内容情報を第二記憶部3の部品ライブ
ラリより読み出し、検査部品データの部品種データを、
読み出した検査内容情報に置き換えることによって、指
定された基板タイプの検査実行データを作成し、この検
査実行データをデータ入出力部7より基板検査装置10
に出力する構成とすることによって、実装プロセスの変
更等に伴って検査実行データの内容を変更する必要が生
じた場合、前記部品ライブラリ内の実装プロセスの変更
のあった部品種の検査内容情報を変更するだけで自動的
に各基板タイプの検査実行データの内容を簡単に変更で
きる。
【0065】次に本発明の第二実施例について説明す
る。
【0066】本第二実施例は、LANケーブルの敷設が
行われていない検査工程および基板検査装置に好適な実
施例であり、本発明の検査実行データ作成装置を基板検
査装置に内臓したものである。
【0067】図11は本発明の検査実行データ出力装置
の第二実施例の構成を示すブロック図であり、本発明の
検査実行データ出力装置を基板検査装置に内臓したもの
を示している。同図において、本発明の第一実施例と同
様の構成要素については、同一符号を付してある。
【0068】図11において、基板検査装置は、検査実
行部71、検査結果記憶部72、入力部73、表示部7
4、データ入出力部75、第一記憶部76、第二記憶部
77、検査実行データ作成部78、および制御部79に
よって構成される。また本発明の検査実行データ出力装
置は、第一記憶部76、第二記憶部77、検査実行デー
タ作成部78、入力部73、表示部74、データ入出力
部75、および制御部79によって構成される。
【0069】検査実行部71は、検査実行データ作成部
より出力された検査実行データに基づいて、制御部79
の命令に従って、基板の検査を実行してその良否判定を
行い、検査結果記憶部72は検査実行部71による基板
の検査結果を記憶する。
【0070】入力部73は、キーボード、マウス等(図
示せず)を有しており、ユーザーはこの入力部73を操
作することによって、部品ライブラリや検査部品データ
の編集を行い、また検査実行データを作成して基板検査
を実行するための各種の命令やデータを入力する。
【0071】表示部74は、モニター(図示せず)を有
し、制御部79からの命令に従って、各種のメッセー
ジ、部品ライブラリや検査部品データの編集画面、作成
された検査実行データ、基板の検査結果等を表示する。
【0072】データ入出力部75は、フロッピーディス
ク装置(図示せず)を有し、制御部79からの命令に従
って、フロッピーディスク装置(図示せず)によって、
各種のデータをフロッピーディスクより読み込み、また
フロッピーディスクに書き込む。
【0073】第一記憶部76は、RAM等のメモリーを
有し、制御部79からの命令に従って、各基板タイプの
設計データ、およびこの設計データに基づいて、予め作
成される各基板タイプごとの検査部品データを記憶す
る。設計データは、各部品の基板上の実装位置、実装方
向等の位置情報を示すものである。また検査部品データ
は、設計データより得られる各部品の位置情報、および
ユーザーによって入力される、その部品がどの部品種に
該当するかを示すデータ、すなわち各部品の部品種情報
によって構成される。ここで部品種とは形状的に同種で
あるために同一の検査内容情報を有する各部品グループ
に対して付される名称である。
【0074】第二記憶部77は、RAM等のメモリーを
有し、制御部79からの命令に従って、部品ライブラリ
のデータを記憶する。部品ライブラリは、部品種ごとの
検査内容情報によって構成される。ここで検査内容情報
は、検査パラメータ、検査領域、検査に必要な部品の形
状や色、良否を判定するための検査基準値等のデータに
よって構成される。この部品ライブラリは、部品種ごと
の検査内容情報をユーザーが入力することによって、予
め作成されるものである。
【0075】検査実行データ作成部78は、制御部79
より入力される、指定した基板タイプの検査実行データ
を出力させる検査実行データ出力命令に従って、指定さ
れた基板タイプの検査部品データを第一記憶部76より
読み出し、この検査部品データ中の部品種情報に対応す
る検査内容情報を、第二記憶部77の部品ライブラリよ
り読み出して、検査部品データの各部品種に、部品ライ
ブラリより読み出した各検査内容情報を対応させること
によって、各部品の位置情報および検査内容情報を有す
る指定された基板タイプの検査実行データを作成する。
【0076】制御部79は、マイクロプロセッサ等を有
し、検査実行部71、検査結果記憶部72、表示部7
4、データ入出力部75、第一記憶部76、第二記憶7
7、および検査実行データ作成部78の動作を制御し、
ユーザーによって入力部73から入力される各種のデー
タや命令に従って、部品ライブラリや検査部品データの
編集を行い、検査実行データを作成して基板検査を実行
する。
【0077】上記の構成を有する本発明の検査実行デー
タ作成装置、および本発明の検査実行データ作成装置を
内臓した基板検査装置によれば、部品ライブラリおよび
検査部品データを、図2および図6に示す手順に従って
予め編集し、第一記憶部76および第二記憶部77に記
憶しておく。基板検査装置が複数存在する場合は、ある
基板検査装置で編集した部品ライブラリおよび検査部品
データを、データ入出力部75のフロッピーディスク装
置(図示せず)を用いて、他の基板検査装置にコピーし
てもよい。
【0078】そして、入力部73から検査実行命令が入
力されると、制御部79は、検査実行データ作成部78
に検査実行データ出力命令を与えてこれを動作させ、図
9に示す手順に従って、この検査実行データ出力命令に
よって指定された基板タイプの検査実行データを作成
し、検査実行部71を動作させ、作成された検査実行デ
ータに基づいて基板の検査を実行する。
【0079】そして部品実装工程において実装プロセス
の変更が行われ、検査実行データの内容を変更する必要
が生じた場合は、部品ライブラリ内の実装プロセスの変
更のあった部品種の検査内容情報を、図2に示す部品ラ
イブラリの編集手順に従って変更することによって自動
的に各基板タイプの検査実行データの内容が変更された
ことになる。
【0080】また基板検査装置が複数存在する場合は、
各基板検査装置の部品ライブラリ内の検査内容情報を変
更することによって自動的に各基板タイプの検査実行デ
ータの内容が変更されたことになる。尚、この場合ある
基板検査装置において部品ライブラリ内の検査内容情報
を変更し、この新しい部品ライブラリをデータ入出力部
75のフロッピーディスク装置(図示せず)を用いて、
他の基板検査装置にコピーすることによって古い部品ラ
イブラリと差し替えてもよい。
【0081】このように上記第二実施例によれば、検査
工程内に、基板検査装置が一台しかない場合、あるいは
LANケーブルの敷設が行われていない場合に、基板検
査装置内部に本発明の検査実行データ作成装置を内臓さ
せることによって、実装プロセスの変更に伴って検査実
行データの内容を変更する必要が生じた場合、基板検査
装置において、部品ライブラリ内の実装プロセスの変更
のあった部品種の検査内容情報を変更するだけで自動的
に各基板タイプの検査実行データの内容を簡単に変更で
きる。
【0082】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、基板検査装置からの検査実行データ出力命令に応じ
て、第一の記憶手段に記憶されている基板タイプごとの
部品種情報の中の、検査実行データ出力命令によって指
定された基板タイプの部品種情報と、第二の記憶手段に
記憶されている各基板タイプで共通な検査内容情報とを
対応付けて、各部品の位置情報および検査内容情報を有
する、前記指定された基板タイプの検査実行データを作
成し、この検査実行データを前記基板検査装置に出力す
ることによって、実装プロセスの変更等に伴って検査実
行データ中の検査内容情報を変更する必要が生じた場
合、第二の記憶手段に記憶されている、実装プロセスの
変更のあった部品種の検査内容情報を変更するだけで自
動的に各基板タイプの検査実行データ中の検査内容情報
を変更できるため、実装プロセスの変更等に伴う検査実
行データの変更作業が簡単にできるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査実行データ出力装置の第一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】部品ライブラリの編集手順を示すフローチャー
トである。
【図3】部品ライブラリの編集作業における部品種選択
画面の一例を示すものである。
【図4】部品ライブラリのデータ構成の一例を示す説明
図である。
【図5】基板検査装置において得られた部品実装基板の
画像の一例を示すものである。
【図6】検査部品データの編集手順を示すフローチャー
トである。
【図7】設計データのデータ構成の一例を示す説明図で
ある。
【図8】検査部品データのデータ構成の一例を示す説明
図である。
【図9】検査実行データの作成手順および出力手順を示
すフローチャートである。
【図10】検査実行データのデータ構成の一例を示す説
明図である。
【図11】本発明の検査実行データ出力装置の第二実施
例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検査実行データ出力装置 2 第一記憶部 3 第二記憶部 4 検査実行データ作成部 5、73 入力部 6、74 表示部 7、75 データ入出力部 8、76 制御部 9 LANケーブル 10 基板検査装置 71 検査実行部 72 検査結果記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板検査装置より入力される、基板タイ
    プを指定した検査実行データ出力命令に応じて、指定さ
    れた基板タイプの検査実行データを作成し、この検査実
    行データを前記基板検査装置に出力する検査実行データ
    出力装置であって、 基板タイプごとに各部品の位置情報および部品種情報を
    記憶した第一の記憶手段と、 部品種ごとの検査内容情報を記憶した第二の記憶手段
    と、 前記検査実行データ出力命令に応じて、指定された基板
    タイプの前記各部品の部品種情報と、前記検査内容情報
    とを対応付けて、各部品の位置情報および検査内容情報
    を有する前記検査実行データを作成する検査実行データ
    作成手段とを具備することを特徴とする検査実行データ
    作成装置。
  2. 【請求項2】 前記基板検査装置にLANケーブルによ
    って接続されることを特徴とする請求項1記載の検査実
    行データ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記基板検査装置内に設けられることを
    特徴とする請求項1記載の検査実行データ出力装置。
  4. 【請求項4】 基板検査装置より入力される、基板タイ
    プを指定した検査実行データ出力命令に応じて、指定さ
    れた基板タイプの検査実行データを作成し、この検査実
    行データを前記基板検査装置に出力する検査実行データ
    出力方法であって、 基板タイプごとに各部品の位置情報および部品種情報を
    第一の記憶手段に記憶しておくとともに、部品種ごとの
    検査内容情報を第二の記憶手段に記憶しておき、 検査実行データ作成手段によって、前記検査実行データ
    出力命令に応じて、指定された基板タイプの前記各部品
    の部品種情報と、前記検査内容情報とを対応付けて、各
    部品の位置情報および検査内容情報を有する前記検査実
    行データを作成することを特徴とする検査実行データ出
    力方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2477468A2 (en) * 2011-01-18 2012-07-18 Omron Corporation Substrate inspection system
JP2018077147A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 オムロン株式会社 検査システム、検査装置の制御方法及びプログラム

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