JPH0829191B2 - ヘッドセット式のビデオゲーム機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＊目的 （産業上の利用分野） 本発明は、携帯するのに便利なビデオゲーム機に関
し、とくにビデオゲーム機の一部を頭部に取り付けて、
ディスプレィ部を、手を使わずに直接的に目で見るよう
にするヘッドセット式のビデオゲーム機に関する。

（従来の技術） これまでの携帯用ビデオゲーム機は、液晶ディスプレ
ィと本体とが一体になっているため、ゲームするときの
条件、状態、姿勢などには限界があった。たとえば、歩
きながらビデオゲームを楽しむことはできなっかた。

（解決しようとする課題） 本発明は、今までのハンディタイプのビデオゲーム機
を改良したもので、たとえば、歩きながらビデオゲーム
を楽しむことができるビデオゲーム機の提供を目的に開
発されたものである。

＊構成 （課題を解決するための手段） 本発明のビデオゲーム機は、 弾性のある逆Ｕの字形であって、その一端にイアーホ
ン部をもつヘッドセット部と、 上記イアーホン部に取り付けられるビューファインダ
ー装置と、 前記イアーホン部ならびにビューファインダー装置
に、ケーブルを介在して接続されるゲーム機と、 を備えている。

（作用） したがって本発明は、ヘッドセット部を頭にとりつけ
ると共に、ビューファインダー装置を片目にあてて、ゲ
ーム機を操作すると、一般の家庭用テレビゲーム機のジ
ョイパットのようにして、液晶ビデオゲームを楽しむこ
とができる。

（実施例） 以下に本発明を、その実施例について添付の図面を参
照して説明する。

第１図は、本発明による一実施例を概略的に示す斜面
図であり、第２図は同上の要部を示す断面図である。

第１図の１は逆Ｕの字形のヘッドセット部で、その両
端にはそれぞれ、円板形のイアーホン部２が取り付けら
れ、一方のイアーホン部２には、短いアーム３を介在し
て、Ｌ字状の小さい箱形であるビューファインダー装置
４が設けられている。

なお、５は長板形のゲーム機で、その表面にはコント
ロール用のスイッチ６が配されている。７はケーブル
で、ゲーム機５と、イアーホン部２ならびにビューファ
インダー装置４とを接続している。

また、イアーホン部２は、ビューファインダー装置４
を取り付ける側のみの一個であってもよいことは勿論で
ある。

ビューファインダー装置４は、第２図に示されるよう
に、中空Ｌ字状の箱形のケース41と、このケース41の一
端である突出開口に設けられる光ランプ42と、この光ラ
ンプ42の近くに配される曇りガラス43と、この曇りガラ
ス43の近くに配される液晶ディスプレイのLCD44と、ケ
ース41内の各隅部に固定されるミラー45、46と、ケース
41の他端側開口に配される接眼レンズ47と、この接眼レ
ンズ47に適宜に設けられるフード48とからなる。

なお、ケース41の一端である突出開口は、キャップ49
にて閉鎖され、このキャップ49にはアーム３が取り付け
られると共に、このアーム３にはケーブル７が挿入さ
れ、このケーブル７は、光ランプ42ならびに液晶ディス
プレイLCD44に接続されている。

上述の構成からなる本実施例は、逆Ｕの字形のヘッド
セット部１を、その弾性に抗して頭部（図示略）にセッ
トし、イアーホン部２を図示略の耳に当てると共に、ビ
ューファインダー装置４を目に当てて、ゲーム機５を手
に持ち指でスイッチ６を操作してビデオゲームを行な
う。

＊効果 以上のようになる本発明は、ヘッドセット部を頭にと
つけると共に、ビューファインダー装置を片目にあて
て、ゲーム機を操作すると、一般の家庭用テレビゲーム
機のジョイパットのようにして、液晶ビデオゲームを楽
しむことができ、ゲームするときの条件、状態、姿勢な
どには関係なく、たとえば、歩きながらビデオゲームを
楽しむことはできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による一実施例を概略的に示す斜面図
であり、第２図は同上の要部を示す断面図である。 １……ヘッドセット部、２……イアーホン部、４……ビ
ューファインダー装置、５……ゲーム機、７……ケーブ
ル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】弾性のある逆Ｕ字形であって、少なくとも
   その一端にイアーホン部を持つヘッドセット部と、 上記イアーホン部に取り付けられる片方の眼にあてるビ
   ューファインダー装置と、 前記イアーホン部にケーブルを介在して取り付けられ、
   前記イアーホン部及び前記ビューファインダー装置に接
   続されるコントロール用のスイッチ部が配置された手持
   ちのゲーム機と、 を備えているヘッドセット式のビデオゲーム機。