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JPH08290825A - ワーク反転装置、ワーク反転方法、ワーク処理装置 - Google Patents

ワーク反転装置、ワーク反転方法、ワーク処理装置

Info

Publication number
JPH08290825A
JPH08290825A JP9543995A JP9543995A JPH08290825A JP H08290825 A JPH08290825 A JP H08290825A JP 9543995 A JP9543995 A JP 9543995A JP 9543995 A JP9543995 A JP 9543995A JP H08290825 A JPH08290825 A JP H08290825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
magazine
reversing
holding
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9543995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Terada
慎治 寺田
Hideaki Mibuta
秀明 民部田
Yasutoku Niida
泰徳 仁井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9543995A priority Critical patent/JPH08290825A/ja
Publication of JPH08290825A publication Critical patent/JPH08290825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークを載置したマガジン全体を反転させるこ
となくワークを反転させて供給することができるワーク
反転装置を提供すること。 【構成】ベース板1を反転するベース板反転装置10に
おいて、ベース板1の基準面1aを上方にして載置した
マガジン2を搬送するマガジン搬送機構20と、マガジ
ン搬送機構20近傍に配置されベース板1を脱着自在に
保持する吸着部66と、ベース板1を保持した吸着部6
6を所定位置に位置決めするベース40,反転機構本体
50と、吸着部66により保持されたベース板1を基準
面1aに対して平行な軸を回転軸として回転させる回転
機構60とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRヘッドベース板
等の平板状のワークを反転させるワーク反転装置及びワ
ーク反転方法と、ワークに所定の処理を行うワーク処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)は平板状のワークの一つであ
るVTRヘッドベース板(以下、「ベース板」と称す
る。)と、このベース板1を複数個載置するベースマガ
ジン2を示す平面図である。また、図8(b)はベース
マガジン2を一方の側端部側を示す側面図である。
【0003】ベース板1の一方の面には基準面1aが形
成されている。また、図8(a)中1bはベース板1の
底部、1cは側部、1dは中央孔を示している。ベース
マガジン2にはベース板1が20個収容できるように形
成されている。すなわち、ベースマガジン2は基部2a
と、この基部2aの側端部に設けられベース板1の底部
に当接する側部2bとから形成されている。また、基部
2aにはその長手方向に溝2cが設けられるとともに、
隣接するベース板1同士を仕切る壁部2dが形成されて
いる。さらに、側部2bにはマガジン2の位置決めを行
うための係合部2eが所定間隔で形成されている。
【0004】ベースマガジン2は加工前のベース板1を
供給する供給部(不図示)から各種の加工を行う各加工
治具(不図示)近傍へコンベア(不図示)によりその長
手方向に沿って搬送される。
【0005】ベース板1を各加工治具によって加工を行
う場合には、それぞれの加工治具の作業内容、作業性に
よって適したベース板1の向き、すなわちベース板1の
基準面1aが上側にある方がよいか、下側にある方がよ
いかが決まっている。したがって、例えば基準面1aを
上側にして加工を行った後、基準面1aを下側にして加
工を行う工程がある場合には、その加工を行う加工治具
にベース板1を収める際にベース板1を反転させ、ベー
ス板1の表裏の入れ替えを行う必要があった。
【0006】ベース板1の表裏の入れ替え方法として、
従来は図9に示すような方法が採られていた。すなわ
ち、ベースマガジン2のベース板1が載置されている側
にベース板1を保持していない別のベースマガジン3を
重ね合わせる。ベースマガジン3はベースマガジン2と
同様に形成されている。その後、ベースマガジン2及び
3を重ね合わせたまま全体を反転させ、ベースマガジン
3にベース板2を全て反転した状態で移載し、空になっ
たベースマガジン2を取り去るようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のベ
ース板の反転方法にあっては次のような問題があった。
すなわち、このような反転作業を作業者が行ったり、反
転作業を行うための単独の反転装置を設けると、作業が
煩雑になったり、ベース板の流れが中断する等の問題が
あった。このため、ベース板を加工する装置自体に反転
機構を具備させようとすると、マガジン全体を収容する
スペースを装置に確保しなければならず、装置が大形化
するといる問題があった。
【0008】そこで本発明は、ワークを載置したマガジ
ン全体を反転させることなく既に設置されているワーク
加工装置にワークを反転させて供給することができるワ
ーク反転装置及びワーク反転方法を提供することを目的
としている。
【0009】また本発明は、ワークの流れを中断するこ
となく、かつ、ワークを載置したマガジン全体を反転さ
せることなくワークを反転させて所定の処理を行い、さ
らにワークを反転させることができるワーク処理装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、平板状
のワークを反転するワーク反転装置において、上記ワー
クの一方の面を上方にして載置したマガジンを搬送する
マガジン搬送手段と、このマガジン搬送手段近傍に配置
され上記ワークを脱着自在に保持する保持手段と、上記
保持手段を所定位置に位置決めする位置決め手段と、上
記保持手段により保持された上記ワークを上記一方の面
に対して平行な軸を回転軸として回転させる回転手段と
を備えるようにした。
【0011】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載された発明において、上記マガジン搬送手段
は、上記マガジン搬送手段により搬送されている上記マ
ガジンの所定位置に上記ワークを位置決めするワーク位
置決め手段を備えていることが好ましい。
【0012】請求項3に記載された発明によれば、請求
項2に記載された発明において、上記ワーク位置決め手
段は、上記ワークにエアーを吹き付けて上記マガジンの
所定部位に押し付けるエアー噴射手段を備えていること
が好ましい。
【0013】請求項4に記載された発明によれば、請求
項1に記載された発明において、上記マガジン搬送手段
は、上記マガジンを載置するコンベアと、このコンベア
を所定方向に駆動するコンベア駆動手段と、上記コンベ
アに載置された上記マガジンの進行を所定位置で停止す
るストッパとを備えていることが好ましい。
【0014】請求項5に記載された発明によれば、請求
項1に記載された発明において、上記位置決め手段は、
上記保持手段により保持された上記ワークの上下方向の
位置決めを行う上下方向位置決め手段を備えていること
が好ましい。
【0015】請求項6に記載された発明によれば、請求
項5に記載された発明において、上記上下方向位置決め
手段は、支持部と、この支持部に上下方向にスライド自
在に取り付けられ上記ワークを保持する上記保持手段を
支持するスライダと、その一端が上記支持部に接続され
るとともに他端が上記スライダに接続され、その復元力
によって上記スライダが自重によって下降する速度を規
制する弾性部材と、上記支持部に設けられ上記スライダ
を下降位置において上昇方向へ駆動するとともに、上昇
位置において上記スライダの下降方向への移動を規制す
るシリンダとを備えていることが好ましい。
【0016】請求項7に記載された発明によれば、請求
項1に記載された発明において、上記位置決め手段は、
上記保持手段により保持された上記ワークの水平方向の
位置決めを行う水平方向位置決め手段を備えていること
が好ましい。
【0017】請求項8に記載された発明は、平板状のワ
ークの表裏を反転するワーク反転方法において、上記ワ
ークの一方の面を上方にして載置したマガジンを搬送す
る搬送工程と、この搬送工程により搬送された上記ワー
クを保持手段により保持する保持工程と、この保持工程
により上記ワークを保持した保持手段を所定位置に位置
決めする位置決め工程と、上記保持工程により保持され
た上記ワークを上記一方の面に対して平行な軸を回転軸
として回転させて上記ワークの他方の面を上方とする反
転工程とを備えるようにした。
【0018】請求項9に記載された発明は、平板状のワ
ークに所定の処理を行うワーク処理装置において、上記
ワークの一方の面を上方にして載置したマガジンを搬送
するマガジン搬送装置と、このマガジン搬送装置により
搬送されている上記マガジン上の上記ワークの表裏を反
転する第1のワーク反転装置と、この第1のワーク反転
装置により反転された上記ワークに上記所定の処理を行
うワーク処理装置と、このワーク処理装置において上記
所定の処理が行われた上記ワークの表裏を反転し、上記
マガジン搬送装置により搬送されている上記マガジン上
に上記一方の面を上方にして載置する第2のワーク反転
装置を有し、上記第1のワーク反転装置と第2ワーク反
転装置は、上記マガジン搬送装置近傍に配置され上記ワ
ークを脱着自在に保持する保持手段と、この保持手段を
所定位置に位置決めする位置決め手段と、上記保持手段
により保持された上記ワークを上記一方の面に対して平
行な軸を回転軸として回転させる回転手段とを備えるよ
うにした。
【0019】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。請求項1に記載された発明によれば、搬送されてい
るマガジン上の平板状のワークが保持手段に保持され、
保持手段が所定位置に位置決めされた後、ワークをその
一方の面に対して平行な軸を回転軸として回転すること
により反転させることができる。したがって、マガジン
全体を反転させることなく、マガジンに収容されたワー
クを反転させることができる。このため、マガジン全体
を反転させる機構が不要となり、ワークを処理する装置
等に組み込んだ場合であっても装置を小型化できる。
【0020】請求項2に記載された発明によれば、ワー
ク位置決め手段によりマガジン搬送手段により搬送され
ているマガジンの所定位置にワークが位置決めされる。
請求項3に記載された発明によれば、エアー噴射手段に
よりワークにエアーを吹き付けてマガジンの所定部位に
押し付けて位置決めすることができる。
【0021】請求項4に記載された発明によれば、所定
方向に駆動されるコンベアに載置されたマガジンの進行
をストッパで停止させることができる。請求項5に記載
された発明によれば、上下方向位置決め手段により保持
手段により保持されたワークの上下方向の位置決めを行
うことができる。
【0022】請求項6に記載された発明によれば、支持
部に上下方向にスライド自在に取り付けられたスライダ
によりワークを保持する保持手段を支持し、支持部とス
ライダとの間に設けられた弾性部材の復元力によりスラ
イダが自重によって下降する速度を規制することができ
る。一方、支持部に設けられたシリンダによりスライダ
を下降位置において上昇方向へ駆動し、上昇位置におい
てスライダの下降方向への移動を規制することが可能で
ある。したがって、保持手段によりワークを保持する際
の速度を一定以下にすることができ、ワークに不必要な
荷重をかけることがない。
【0023】請求項7に記載された発明によれば、水平
方向位置決め手段により保持手段により保持されたワー
クの水平方向の位置決めを行うことができる。請求項8
に記載された発明によれば、搬送されているマガジン上
の平板状のワークが保持手段により保持され、このワー
クを保持した保持手段を所定位置に位置決めされた後、
ワークをその一方の面に対して平行な軸を回転軸として
回転することにより反転させることができる。したがっ
て、マガジン全体を反転させることなく、マガジンに収
容されたワークを反転させることができる。このため、
マガジン全体を反転させる機構が不要となり、ワークを
処理する装置等に組み込んだ場合であっても装置を小型
化できる。
【0024】請求項9に記載された発明によれば、搬送
されているマガジン上の平板状のワークが保持手段によ
り保持され、このワークを保持する保持手段が所定位置
に位置決めされた後、ワークをその一方の面に対して平
行な軸を回転軸として回転することにより反転させるこ
とができる。一方、反転されたワークは所定の処理が行
われた後、同様にして反転されてマガジンに載置するこ
とができる。したがって、マガジン全体を反転させるこ
となく、マガジンに収容されたワークを反転させること
ができる。このため、マガジン全体を反転させる機構が
不要となり、装置を小型化できる。また、所定の処理を
行う前と後とでマガジン上のベース板の表裏が一致す
る。さらに、ワークの流れを一定方向にすることができ
るので処理能率が向上する。
【0025】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係るベース板反
転装置10(ワーク反転装置)を一部切欠して示す側面
図、図2は同装置を示す斜視図、図3は同装置の受渡位
置を示す平面図、図4は図3におけるΨ−Ψ線に沿って
切断し矢印方向に見た断面図である。これらの図におい
て、図8および図9と同一機能部分には同一符号が付さ
れている。なお、図2中80はベース板1に加工等の所
定の処理を行うベース板処理部を示している。また、図
2中矢印XYZは互いに直交する三方向を示している。
【0026】図1及び図2に示すようにベース板反転装
置10は、供給部(不図示)から供給された磁気ヘッド
のベース板1(ワーク)の基準面1aを上方にして複数
個載置するマガジン2を所定方向へ搬送するマガジン搬
送機構20(マガジン搬送手段)と、このマガジン搬送
機構20により搬送されたベース板1を反転しベース板
処理部80に搬送するとともにベース板処理部80にお
いて所定の処理が終了したベース板1を反転してマガジ
ン搬送機構20上のマガジン2に載置するベース板反転
機構30とから構成されている。
【0027】マガジン搬送機構20は、図1,図3及び
図4に示すように床面上に配置された支持部21と、こ
の支持部21に取り付けられマガジン2を図3中矢印X
方向に沿って案内するマガジンガイドレール22と、こ
のマガジンガイドレール22に沿ってマガジン2を搬送
するコンベア23と、支持部21に取り付けられたコン
ベアサイドプレート24と、マガジン2上のベース板1
の位置決めを行う位置決め機構25とを備えている。
【0028】位置決め機構25(ワーク位置決め手段)
は、コンベア21上のマガジン2の係合部2eに係合す
ることでマガジン2の進行を停止するマガジンロックシ
リンダ25a(ストッパ)と、マガジンガイドレール2
2上に設けられ所定のタイミングでマガジン2が搬送さ
れる方向と反対方向に圧搾空気を噴出し、ベース板1の
中央孔1dに吹き付けることで、ベース板1の側部1c
をマガジン2の壁部2dに押し付けるエアーノズル25
b(エアー噴射手段)と、コンベアサイドプレート24
に設けられ所定のタイミングで上記エアーノズル25b
が圧搾空気を噴出する方向に対して直交する方向に圧搾
空気を噴出し、ベース板1の中央孔1dに吹き付けるこ
とで、ベース板1の底部1bをマガジン2の側部2bに
押し付けるエアーノズル25c(エアー噴射手段)とを
備えている。
【0029】ベース板反転機構30は、図1及び図2に
示すように床面に固定されたベース40と、このベース
40に対して図2中矢印Y方向にスライド自在に取り付
けられた反転機構本体50とを備えている。なお、ベー
ス40及び反転機構本体50により後述する吸着部66
を所定位置に位置決めする位置決め手段を構成してい
る。
【0030】ベース40(水平方向位置決め手段)は、
後述する前後スライダ51を図2中矢印Y方向に沿って
案内するガイド部41と、前後スライダ51を往復動さ
せる駆動部42とを備えている。
【0031】反転機構本体50(上下方向位置決め手
段)は、ガイド部41に案内され、駆動部42により図
2中矢印Y方向に駆動される前後スライダ51と、この
前後スライダ51に支持された支持部52と、この支持
部52に図2中矢印Z方向に沿ってスライド自在に案内
された上下スライダ53(スライダ)と、この上下スラ
イダ53を図2中矢印Z方向に沿って駆動する駆動機構
54とを備えている。
【0032】支持部52は、板状の支持部本体52a
と、この支持部本体52aの図2中上部に設けられ後述
するシリンダ54aを支持する支持アーム52bと、支
持部本体52aの前面に設けられ後述する係合部53b
に当接することにより上下スライダ53の上下移動範囲
を規制するストッパ52c,52dとを備えている。な
お、ストッパ52c,52dはそれぞれ図2中Z方向に
沿ってその突出量を調節できるロッド52e,52fを
有しているので、ベース板1の種類等に応じて上下スラ
イダ53の上下移動範囲を適宜調節できる。
【0033】上下スライダ53は、スライダ本体53a
と、このスライダ本体53aの側部に設けられストッパ
52c,52dに係合する係合部53bと、スライダ本
体53aの側部に設けられ後述する引張ばね54dの下
端が接続されたばねポスト53cと、スライダ本体53
aの上部に設けられ後述するシリンダ54aのプッシャ
54bと係合するプッシャホルダ53dとを備えてい
る。
【0034】スライダ本体53aの前面には回転機構6
0と、後述する回転シャフト62を回転駆動する駆動モ
ータ70とが設けられている。プッシャホルダ53d
は、プッシャ54bはシリンダ54aの往復動に伴って
プッシャ54bに係合することによってスライダ本体5
3aを上下方向に駆動力を与える。
【0035】回転機構60(回転手段)は、スライダ本
体53aに固定された軸受部61と、この軸受部61に
図2中R方向に回転自在に支持された回転シャフト62
と、この回転シャフト62の図1中右側にガスケット6
3を介して同軸的に取り付けられたバキュームシャフト
64とを備えている。回転シャフト62及びバキューム
シャフト64の中心にはそれぞれ流路62a,64aが
設けられている。回転シャフト62の図1中左端62b
には流路62aに連通する吸引力発生装置65が接続さ
れている。また、バキュームシャフト64の図1中右端
64bには径方向に突出した円柱状の吸着部66(保持
手段)が設けられている。この吸着部66の中心にはバ
キュームシャフト64の流路64bと連通する流路66
aが設けられ、先端部において吸着面66bが設けられ
ている。なお、図5及び図6中67は、吸着部66の吸
着面66bに形成されたピンを示している。ピン67は
ベース板1の中央孔1dに挿入して位置決めするために
設けられているとともに、後述する受取チャック81に
よりベース板1をチャックする際のベース板1の安定の
ために設けられている。
【0036】駆動モータ70は、図2中矢印Y方向を軸
方向とする出力軸71を有し、制御装置(不図示)から
の指令により所定のタイミングで回転する。なお、72
は出力軸71の回転力を回転シャフト62に伝達する無
端ベルトを示している。
【0037】一方、駆動機構54は、支持アーム52b
に支持され図2中矢印Z方向に沿って作動するシリンダ
54aと、このシリンダ54aの先端に設けられたプッ
シャ54bと、引張ばね54dの上端が接続されたばね
ポスト54cと、このばねポスト54cとばねポスト5
3cとを連結する引張ばね54d(弾性部材)とを備え
ている。なお、引張ばね54dのばね定数は後述する条
件を満たすものが選択されている。
【0038】ここで、バキュームシャフト64の図1中
Z方向に沿った上下方向の移動手順について説明する。
なお、予めストッパ52c,52dによりスライダ本体
53aの下降位置においてバキュームシャフト64の吸
着部66の吸着面66bとベース板1の基準面1aとが
一致するように規制する。また、図1はバキュームシャ
フト64が下降位置に移動した状態を示している。
【0039】バキュームシャフト64を図1中上昇位置
に移動させるためには、シリンダ54aを作動させてプ
ッシャ54bを上昇位置に移動する。このとき、プッシ
ャホルダ53dがプッシャ54bの上面に係合するた
め、スライダ本体53aは上昇位置に移動し、バキュー
ムシャフト64も上昇位置に移動する。
【0040】一方、バキュームシャフト64を図1中下
降位置に移動させるためには、シリンダ54aを作動さ
せてプッシャ54bを下降位置まで移動させる。このと
き、プッシャ54bとプッシャホルダ53dとの係合が
解除され、スライダ本体53aは自重により図1中矢印
Z1方向に移動する。なお、スライダ本体53aが下降
する際には引張ばね54dによる復元力によりスライダ
本体53aの下降速度が下降位置付近で所定速度以下と
なり、下降位置において速度0となる。
【0041】なお、バキュームシャフト64を上昇位置
と下降位置との間の任意の位置に移動させる場合には、
その位置に対応するようにプッシャ54bをシリンダ5
4aにより移動する。すなわち、この場合においても上
昇させる場合にはプッシャ54bとプッシャホルダ53
dとを係合させ、下降させる場合にはプッシャホルダ5
3dがプッシャ54bに係合するまでスライダ本体53
aの自重により下降させればよい。
【0042】ベース板処理部80は、受け取ったベース
板1を内部に複数収容するとともに、収容されたベース
板1に所定の処理を行う機構が内部に設けられている。
なお、図1中81は受取チャックを示している。
【0043】このように構成されたベース板反転装置1
0では次のようにしてベース板1の反転作業を行う。な
お、上記反転作業は処理前のベース板1が載置されたマ
ガジン2を所定位置まで搬送し、ベース板1を位置決め
する「ベース板位置決め工程」と、ベース板1を吸着保
持し反転させベース板処理部80に受け渡す「第1反転
工程」と、ベース板処理部80により処理が終わったベ
ース板1を受け取り、反転させてマガジン2に載置する
「第2反転工程」の3つの工程によって行う。
【0044】「ベース板位置決め工程」において、最初
に供給部において加工前の複数のベース板1をその基準
面1aを上方にしてマガジン2に載置する。次にマガジ
ン2をマガジン搬送機構20のコンベア23に載置して
マガジンガイドレール22に沿って図2中X1方向に搬
送する。マガジン2上の処理を行うベース板1が図2で
示すようにベース板反転機構30のバキュームシャフト
64の吸着部66の下方に搬送された時点で位置決め機
構25のマガジンロックシリンダ25aを作動させる。
マガジンロックシリンダ25aのロッド(不図示)がマ
ガジン2の係合部2eに係合することによりマガジン2
が所定位置で停止し待機状態となる。
【0045】次にエアノズル25bから圧搾空気をベー
ス板1の中央孔1dに吹き付け、ベース板1の側部1c
をマガジン2の壁部2dに押し付ける。また、エアーノ
ズル25cから圧搾空気をベース板1の中央孔1dに吹
き付けてベース板1の底部1bをマガジン2の側部2b
に押し付ける。これらエアーノズル25b,25cによ
りベース板1をマガジン2の所定位置に位置決めする。
【0046】「第1反転工程」において、ベース40及
び反転機構本体50により位置決めされたベース板1の
吸着保持、反転及び受け渡しを行う。なお、予めスライ
ダ本体53aは上昇位置へ移動させるとともに、駆動モ
ータ70により出力軸71及び無端ベルト72を介して
回転シャフト62を回転させて吸着部66がバキューム
シャフト64の下側に位置する状態で待機させる。
【0047】最初に吸引力発生装置65を作動させなが
らバキュームシャフト64の吸着部66を図5中矢印
(ア)方向に移動させる。吸着部66の吸着面66bが
ベース板1に当接した時点でベース板1が吸着部66に
吸着保持される。このとき、ピン67がベース板1の中
央孔1dに挿入され、位置決めされる。
【0048】次に図5中(イ)方向にバキュームシャフ
ト64を移動する。さらに駆動部42により前後スライ
ダ51を図1中矢印Y1方向に移動させることにより、
吸着部66の回転のための十分なスペースのある位置ま
で吸着部66を図5中矢印(ウ)方向に移動する。ここ
で、駆動モータ70を作動させて回転シャフト62を回
転させる。これにより図5中(エ)方向に吸着部66を
半回転させ、吸着面66bを上方に向ける。
【0049】次に前後スライダ51を図1中矢印Y2方
向に移動させることにより、吸着部66を図5中矢印
(オ)方向に移動し、開状態で待機する受取チャック8
1に挿入する。さらに、受取チャック81を閉じてベー
ス板1を挟持する。
【0050】次に吸引力発生装置65の作動を停止し、
吸着部66によるベース板1の吸着保持を解除する。吸
着部66を図5中矢印(カ)方向に移動し、続いて受取
チャック81を図5中矢印(キ)方向に移動する。な
お、受取チャック81に保持されたベース板1はベース
板処理部80において所定の処理が行われる。さらに、
吸着部66を図5中矢印(ク)方向に移動し、続いて図
5中矢印(ケ)方向に半回転させる。また、受取チャッ
ク81を図5中矢印(コ)方向に移動させる。そして、
「第1反転工程」の最初の状態で待機させる。
【0051】「第2反転工程」において、処理されたベ
ース板1の受取、吸着保持、反転及びマガジン2への載
置を行う。なお、予め吸着部66は下降位置へ移動させ
るとともに、駆動モータ70により出力軸71及び無端
ベルト72を介して回転シャフト62を回転させて吸着
部66がバキュームシャフト64の上側に位置する状態
で待機させる。
【0052】最初にベース板処理部80において処理の
終わったベース板1を挟持した受取チャック81を図6
中矢印(サ)方向に移動させる。次に吸引力発生装置6
5を作動させながら吸着部66を図6中矢印(シ)方向
に移動させる。吸着部66の吸着面66bがベース板1
に当接した時点でベース板1が吸着部66に吸着保持さ
れる。ここで受取チャック81を開いてベース板1の挟
持状態を解除し、図6中(ス)方向に受取チャック81
を移動し、ベース板処理部80内の処理済みのベース板
1を新たに挟持する。
【0053】次に吸着部66の回転のための十分なスペ
ースのある位置まで図6中(セ)方向に吸着部66を移
動させる。続いて吸着部66を図6中(ソ)方向に半回
転させ、吸着面66bを下方に向ける。さらに、吸着部
66を図6中矢印(タ)方向に移動し、続いて図6中矢
印(チ)方向にベース板1がマガジン2に当接するまで
移動する。
【0054】次に吸引力発生装置65の作動を停止し、
吸着部66によるベース板1の吸着保持を解除する。吸
着部66を図6中矢印(ツ)方向に移動し、続いて図6
中矢印(テ)方向に半回転させる。さらに、図6中矢印
(ト)方向に移動し、「第2反転工程」の最初の状態で
待機させる。なお、マガジン2に載置されたベース板1
はマガジン搬送機構20により次工程(不図示)に搬送
される。
【0055】上述したように本第1実施例のベース板反
転装置10では、マガジン2全体を反転させることな
く、マガジン2に収容されたベース板1を反転させるこ
とができる。このため、マガジン2全体を反転させる機
構が不要となり、装置を小型化できる。
【0056】図7は本発明の第2実施例に係るベース板
に所定の処理を行うベース板処理装置100(ワーク処
理装置)の構成を示す平面図である。この図において図
1及び図2と同一機能部分には同一符号が付されてい
る。したがって、重複する部分の詳しい説明は省略す
る。
【0057】ベース板処理装置100は、ベース板1の
基準面1aを上方にして載置するマガジン2を搬送する
マガジン搬送機構20と、このマガジン搬送機構20に
より搬送されているマガジン2上のベース板1の表裏を
反転し後述するベース板処理部120に受け渡す第1ベ
ース板反転装置110(第1のワーク反転手段)と、こ
の第1ベース板反転装置110とマガジン搬送装置20
を挟んで対向する位置に配置され第1ベース板反転装置
110により反転されたベース板1に所定の処理を行う
ベース板処理部120(ワーク処理手段)と、ベース板
処理部120において上記所定の処理が行われたベース
板1の表裏を反転し、マガジン搬送装置20により搬送
されているマガジン2上に上記一方の面を上方にして載
置する第2ベース板反転装置130(第2のワーク反転
手段)とから構成されている。
【0058】なお、第1ベース板反転機構110及び第
2ベース板反転機構130は、上述した第1実施例のベ
ース板反転機構30と同様に構成されているので、詳細
な説明は省略する。
【0059】一方、ベース板処理部120は、位置Pに
おいて第1ベース板反転機構110から受け取ったベー
ス板1を内部に複数収容するとともに、収容されたベー
ス板1に所定の処理を行う機構が内部に設けられてい
る。さらに、処理の終了したベース板1を位置Qにおい
て第2ベース板反転機構130に渡す機能を有してい
る。
【0060】このように構成されたベース板処理装置1
00では次のようにしてベース板1の処理を行う。すな
わち、上述した第1実施例の「ベース板位置決め工程」
と同様にしてマガジン2を搬送し、第1ベース板反転機
構110に対向する位置Pでベース板1の位置決めを行
う。次に図7中矢印αで示すように第1実施例の「第1
反転工程」と同様にして位置決めされたベース板1の吸
着保持、反転及びベース板処理部120への受け渡しを
行う。
【0061】ベース板処理部120では、ベース板1に
所定の処理を行うとともに内部で図7中矢印βで示すよ
うに移動する。次に図7中矢印γで示すように第1実施
例の「第2反転工程」と同様にして第2ベース板反転機
構130に対向する位置Qでベース板1の受取、吸着保
持、反転及びマガジン2への載置を行う。
【0062】上述したように本第2実施例のベース板処
理装置100では、マガジン2に収容されたベース板1
をベース板処理部120において処理を行う際に、ベー
ス板1を処理に適した向きに反転させることができる。
また、このときマガジン2全体を反転させる必要がない
ので、マガジン2全体を反転させる機構が不要となり、
装置を小型化できる。
【0063】一方、ベース板処理部120による処理前
のベース板1を反転させる第1反転機構110と、ベー
ス板処理部120による処理後のベース板1を反転させ
る第2反転機構130とを設けたので、ベース板1の処
理が終了するまでマガジン搬送機構20によるマガジン
2を待機させる必要がない。このため、ベース板1が第
1反転機構110によりマガジン2から取り出された時
点でマガジン2をマガジン搬送機構20により進行させ
ることができ、第1実施例のベース板反転装置10を使
用した場合に比べて能率のよい処理を行うことが可能と
なる。また、処理前のベース板1の向きと処理後のベー
ス板の向きとを一致させることができる。なお、本発明
は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論
である。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、マ
ガジンに収容されたワークを反転させる場合においてマ
ガジン全体を反転させる機構が不要となり、ワークを処
理する装置等に組み込んだ場合であっても装置を小型化
できる。
【0065】請求項2に記載された発明によれば、ワー
ク位置決め手段によりマガジン搬送手段により搬送され
ているマガジンの所定位置にワークを位置決めすること
ができる。
【0066】請求項3に記載された発明によれば、エア
ー噴射手段によりワークにエアーを吹き付けてマガジン
の所定部位に押し付けて位置決めすることができる。請
求項4に記載された発明によれば、所定方向に駆動され
るコンベアに載置されたマガジンの進行をストッパで停
止させることができる。
【0067】請求項5に記載された発明によれば、保持
手段により保持されたワークの上下方向の位置決めを行
うことができる。請求項6に記載された発明によれば、
保持手段によりワークを保持する際の速度を一定以下に
することができ、ワークに不必要な荷重をかけることが
ない。
【0068】請求項7に記載された発明によれば、保持
手段により保持されたワークの水平方向の位置決めを行
うことができる。請求項8に記載された発明によれば、
マガジンに収容されたワークを反転させる際に、マガジ
ン全体を反転させる機構が不要となり、ワークを処理す
る装置等に組み込んだ場合であっても装置を小型化でき
る。
【0069】請求項9に記載された発明によれば、マガ
ジンに収容されたワークを処理する際に、マガジン全体
を反転させることなく、ワークを反転させることができ
る。このため、マガジン全体を反転させる機構が不要と
なり、装置を小型化できる。また、所定の処理を行う前
と後とでマガジン上のベース板の表裏を一致させること
が可能となる。さらに、ワークの流れを一定方向にする
ことができるので処理能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るベース板反転装置を
一部切欠して示す側面図。
【図2】同装置を示す斜視図。
【図3】同装置の受渡位置を示す平面図。
【図4】図3におけるΨ−Ψ線に沿って切断し矢印方向
に見た断面図。
【図5】同装置における搬送装置から加工装置へ反転し
て渡す場合の作業の順序を示す説明図。
【図6】同装置における加工装置から搬送装置へ反転し
て渡す場合の作業の順序を示す説明図。
【図7】本発明の第2実施例に係るベース板処理装置の
構成を示す平面図。
【図8】ベース板を収容するマガジンを示す方法を示す
平面図。
【図9】従来のベース板の反転方法を示す説明図。
【符号の説明】
1…ベース板 2…マガジン 10…ベース板反転装置 20…マガジン搬
送機構 21…支持部 22…マガジンガ
イドレール 23…コンベア 24…コンベアサ
イドプレート 25…位置決め機構 25a…マガジン
ロックシリンダ 25b,25c…エアーノズル 30…ベース板反
転機構 40…ベース 50…反転機構本
体 51…前後スライダ 52…支持部 52a…支持部本体 52b…支持アー
ム 52c,52d…ストッパ 52e,52f…
ロッド 53…上下スライダ 53a…スライダ
本体 53b…係合部 53c…ばねポス
ト 53d…プッシャホルダ 54…駆動機構 54a…シリンダ 54b…プッシャ 54c…ばねポスト 54d…引張ばね 60…回転機構 62…回転シャフ
ト 62a,64a…流路 64…バキューム
シャフト 65…吸引力発生装置 66…吸着部 66a…流路 66b…吸着面 67…ピン 70…駆動モータ 71…出力軸 72…無端ベルト 80…ベース板処
理部 81…受取チャック 100…ベース板
処理装置 110…第1ベース板反転装置 120…ベース板
処理部 130…第2ベース板反転装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状のワークを反転するワーク反転装置
    において、 上記ワークの一方の面を上方にして載置したマガジンを
    搬送するマガジン搬送手段と、 このマガジン搬送手段近傍に配置され上記ワークを脱着
    自在に保持する保持手段と、 上記保持手段を所定位置に位置決めする位置決め手段
    と、 上記保持手段により保持された上記ワークを上記一方の
    面に対して平行な軸を回転軸として回転させる回転手段
    とを備えていることを特徴とするワーク反転装置。
  2. 【請求項2】上記マガジン搬送手段は、上記マガジン搬
    送手段により搬送されている上記マガジンの所定位置に
    上記ワークを位置決めするワーク位置決め手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のワーク反転装
    置。
  3. 【請求項3】上記ワーク位置決め手段は、上記ワークに
    エアーを吹き付けて上記マガジンの所定部位に押し付け
    るエアー噴射手段を備えていることを特徴とする請求項
    2に記載のワーク反転装置。
  4. 【請求項4】上記マガジン搬送手段は、上記マガジンを
    載置するコンベアと、 このコンベアを所定方向に駆動するコンベア駆動手段
    と、 上記コンベアに載置された上記マガジンの進行を所定位
    置で停止するストッパとを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載のワーク反転装置。
  5. 【請求項5】上記位置決め手段は、上記保持手段により
    保持された上記ワークの上下方向の位置決めを行う上下
    方向位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のワーク反転装置。
  6. 【請求項6】上記上下方向位置決め手段は、支持部と、 この支持部に上下方向にスライド自在に取り付けられ上
    記ワークを保持する上記保持手段を支持するスライダ
    と、 その一端が上記支持部に接続されるとともに他端が上記
    スライダに接続され、その復元力によって上記スライダ
    が自重によって下降する速度を規制する弾性部材と、 上記支持部に設けられ上記スライダを下降位置において
    上昇方向へ駆動するとともに、上昇位置において上記ス
    ライダの下降方向への移動を規制するシリンダとを備え
    ていることを特徴とする請求項5に記載のワーク反転装
    置。
  7. 【請求項7】上記位置決め手段は、上記保持手段により
    保持された上記ワークの水平方向の位置決めを行う水平
    方向位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のワーク反転装置。
  8. 【請求項8】平板状のワークの表裏を反転するワーク反
    転方法において、 上記ワークの一方の面を上方にして載置したマガジンを
    搬送する搬送工程と、 この搬送工程により搬送された上記ワークを保持手段に
    より保持する保持工程と、 この保持工程により上記ワークを保持した保持手段を所
    定位置に位置決めする位置決め工程と、 上記保持工程により保持された上記ワークを上記一方の
    面に対して平行な軸を回転軸として回転させて上記ワー
    クの他方の面を上方とする反転工程とを備えていること
    を特徴とするワーク反転方法。
  9. 【請求項9】平板状のワークに所定の処理を行うワーク
    処理装置において、 上記ワークの一方の面を上方にして載置したマガジンを
    搬送するマガジン搬送手段と、 このマガジン搬送手段により搬送されている上記マガジ
    ン上の上記ワークの表裏を反転する第1のワーク反転手
    段と、 この第1のワーク反転手段により反転された上記ワーク
    に上記所定の処理を行うワーク処理手段と、 このワーク処理手段において上記所定の処理が行われた
    上記ワークの表裏を反転し、上記マガジン搬送手段によ
    り搬送されている上記マガジン上に上記一方の面を上方
    にして載置する第2のワーク反転手段を有し、 上記第1のワーク反転手段と第2ワーク反転手段は、上
    記マガジン搬送手段近傍に配置され上記ワークを脱着自
    在に保持する保持手段と、 この保持手段を所定位置に位置決めする位置決め手段
    と、 上記保持手段により保持された上記ワークを上記一方の
    面に対して平行な軸を回転軸として回転させる回転手段
    とを備えていることを特徴とするワーク処理装置。
JP9543995A 1995-04-20 1995-04-20 ワーク反転装置、ワーク反転方法、ワーク処理装置 Pending JPH08290825A (ja)

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