JPH08286714A - プログラマブル表示器のモニタ装置 - Google Patents
プログラマブル表示器のモニタ装置Info
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- JPH08286714A JPH08286714A JP9246395A JP9246395A JPH08286714A JP H08286714 A JPH08286714 A JP H08286714A JP 9246395 A JP9246395 A JP 9246395A JP 9246395 A JP9246395 A JP 9246395A JP H08286714 A JPH08286714 A JP H08286714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- programmable display
- control program
- display
- monitor device
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Numerical Control (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】動作エラーの発生原因となる制御プログラム上
の箇所を正確に特定できるようにし、デバッグ作業を簡
略化、短時間化する。 【構成】制御プログラムのデバッグ時に、プログラマブ
ル表示器1に接続したモニタ装置3のCRT3cに、プ
ログラマブル表示器1の処理状態をプログラマブル表示
器1が実行中の制御プログラムとともに表示する。 【作用】プログラマブル表示器1がディスプレイ1cに
スイッチ11を表示している状態では、モニタ装置3の
CRT3cにスイッチ11の接点状態が表示される。プ
ログラマブル表示器1の処理が正常であれば、スイッチ
11を押すとモニタ装置3のCRT3cにスイッチ11
の接点のオン状態が表示される。
の箇所を正確に特定できるようにし、デバッグ作業を簡
略化、短時間化する。 【構成】制御プログラムのデバッグ時に、プログラマブ
ル表示器1に接続したモニタ装置3のCRT3cに、プ
ログラマブル表示器1の処理状態をプログラマブル表示
器1が実行中の制御プログラムとともに表示する。 【作用】プログラマブル表示器1がディスプレイ1cに
スイッチ11を表示している状態では、モニタ装置3の
CRT3cにスイッチ11の接点状態が表示される。プ
ログラマブル表示器1の処理が正常であれば、スイッチ
11を押すとモニタ装置3のCRT3cにスイッチ11
の接点のオン状態が表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーケンス制御シス
テムにおける制御装置の動作状態を表示するプログラマ
ブル表示器に対して制御プログラムを供給するモニタ装
置に関する。
テムにおける制御装置の動作状態を表示するプログラマ
ブル表示器に対して制御プログラムを供給するモニタ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等における制御装置のシーケンス制
御を行う場合、プログラマブルコントローラ(以下、P
Cという。)が用いられ、このPCにはプログラマブル
表示器が接続される。プログラマブル表示器は、制御装
置のシーケンス制御の実行中に、制御装置の動作状態を
示すデータをPCから読み取ってディスプレイに表示す
るとともに、PCに設定するデータの入力を受け付け
る。したがって、プログラマブル表示器に対して所定の
表示処理を行わせるための制御プログラムを供給する必
要がある。そこで、プログラマブル表示器に接続したモ
ニタ装置において制御プログラムを作成し、これをプロ
グラマブル表示器に供給する。また、プログラマブル表
示器に供給した制御プログラムのデバッグ処理をモニタ
装置を用いて実行し、プログラマブル表示器に適正な表
示動作を行わせるようにしている。
御を行う場合、プログラマブルコントローラ(以下、P
Cという。)が用いられ、このPCにはプログラマブル
表示器が接続される。プログラマブル表示器は、制御装
置のシーケンス制御の実行中に、制御装置の動作状態を
示すデータをPCから読み取ってディスプレイに表示す
るとともに、PCに設定するデータの入力を受け付け
る。したがって、プログラマブル表示器に対して所定の
表示処理を行わせるための制御プログラムを供給する必
要がある。そこで、プログラマブル表示器に接続したモ
ニタ装置において制御プログラムを作成し、これをプロ
グラマブル表示器に供給する。また、プログラマブル表
示器に供給した制御プログラムのデバッグ処理をモニタ
装置を用いて実行し、プログラマブル表示器に適正な表
示動作を行わせるようにしている。
【0003】従来のプログラマブル表示器に供給した制
御プログラムのデバッグ処理では、図5に示すように、
モニタ装置において作成した制御プログラムをプログラ
マブル表示器に転送した後(s21,s22)、この制
御プログラムによってプログラマブル表示器を実際に動
作させる(s23)。このとき、プログラマブル表示器
はPCに接続されており、プログラマブル表示器は、制
御プログラムにしたがってPCとの間でデータの入出力
動作、データの表示動作、および、データの設定入力の
受付動作を実行する。この動作においてエラーが発生す
ると、モニタ装置において制御プログラム中の該当する
と思われる箇所をチェックし、必要に応じてプログラム
を修正する(s24,s25)。
御プログラムのデバッグ処理では、図5に示すように、
モニタ装置において作成した制御プログラムをプログラ
マブル表示器に転送した後(s21,s22)、この制
御プログラムによってプログラマブル表示器を実際に動
作させる(s23)。このとき、プログラマブル表示器
はPCに接続されており、プログラマブル表示器は、制
御プログラムにしたがってPCとの間でデータの入出力
動作、データの表示動作、および、データの設定入力の
受付動作を実行する。この動作においてエラーが発生す
ると、モニタ装置において制御プログラム中の該当する
と思われる箇所をチェックし、必要に応じてプログラム
を修正する(s24,s25)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プログラマブル表示器に供給した制御プログラムのデバ
ッグ処理では、供給した制御プログラムによるプログラ
マブル表示器の動作状態を制御プログラム上で確認する
ことができなかったため、制御プログラムのどの部分を
実行中に動作エラーを発生したのかを正確に認識するこ
とができず、作業者の判断で制御プログラムにおける修
正すべき箇所を特定する必要があり、制御プログラムの
修正、プログラマブル表示器への転送、および、プログ
ラマブル表示器の動作を何度も繰り返して制御プログラ
ムの不良を解消しなければならず、デバッグ作業が煩雑
化する問題があった。
プログラマブル表示器に供給した制御プログラムのデバ
ッグ処理では、供給した制御プログラムによるプログラ
マブル表示器の動作状態を制御プログラム上で確認する
ことができなかったため、制御プログラムのどの部分を
実行中に動作エラーを発生したのかを正確に認識するこ
とができず、作業者の判断で制御プログラムにおける修
正すべき箇所を特定する必要があり、制御プログラムの
修正、プログラマブル表示器への転送、および、プログ
ラマブル表示器の動作を何度も繰り返して制御プログラ
ムの不良を解消しなければならず、デバッグ作業が煩雑
化する問題があった。
【0005】特に、プログラマブル表示器はPCのデー
タを読み出して表示処理を行うものであり、また、プロ
グラマブル表示器において設定入力したデータがPCの
動作結果として現れるため、プログラマブル表示器の表
示結果またはPCの動作結果に生じたエラーの原因がP
C側に存在する場合も考えられるが、従来ではエラーの
発生原因がプログラマブル表示器に供給した制御プログ
ラムの不良に起因するものか否かさえ確実に判断するこ
とができないのが現状であった。このため、制御プログ
ラムのデバッグ処理に長時間を必要とし、制御システム
の稼働効率の低下を招く結果となっていた。
タを読み出して表示処理を行うものであり、また、プロ
グラマブル表示器において設定入力したデータがPCの
動作結果として現れるため、プログラマブル表示器の表
示結果またはPCの動作結果に生じたエラーの原因がP
C側に存在する場合も考えられるが、従来ではエラーの
発生原因がプログラマブル表示器に供給した制御プログ
ラムの不良に起因するものか否かさえ確実に判断するこ
とができないのが現状であった。このため、制御プログ
ラムのデバッグ処理に長時間を必要とし、制御システム
の稼働効率の低下を招く結果となっていた。
【0006】この発明の目的は、プログラマブル表示器
に供給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログ
ラマブル表示器の動作状態をモニタ装置において制御プ
ログラム中で確認することができるようにし、動作エラ
ーの発生原因となる制御プログラム上の箇所を正確に特
定することができ、デバッグ作業を簡略化および短時間
化することができるプログラマブル表示器のモニタ装置
を提供することにある。
に供給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログ
ラマブル表示器の動作状態をモニタ装置において制御プ
ログラム中で確認することができるようにし、動作エラ
ーの発生原因となる制御プログラム上の箇所を正確に特
定することができ、デバッグ作業を簡略化および短時間
化することができるプログラマブル表示器のモニタ装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、制御装置の
動作状態を表示するとともに、制御装置に対する動作内
容の設定入力を受け付けるプログラマブル表示器に対し
て供給する制御プログラムを作成するプログラマブル表
示器のモニタ装置において、プログラマブル表示器に供
給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログラマ
ブル表示器が実行中の表示処理の状態を制御プログラム
上に表示する処理状態表示手段を設けたことを特徴とす
る。
動作状態を表示するとともに、制御装置に対する動作内
容の設定入力を受け付けるプログラマブル表示器に対し
て供給する制御プログラムを作成するプログラマブル表
示器のモニタ装置において、プログラマブル表示器に供
給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログラマ
ブル表示器が実行中の表示処理の状態を制御プログラム
上に表示する処理状態表示手段を設けたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】この発明においては、プログラマブル表示器に
供給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログラ
マブル表示器が制御プログラムにしたがって処理を実行
し、プログラマブル表示器が実行中の処理状態がモニタ
装置において制御プログラム上に表示される。したがっ
て、プログラマブル表示器が実行中の制御プログラムの
箇所、および、処理状態がモニタ装置において特定さ
れ、プログラマブル表示器の処理動作にエラーを発生し
た時に実行中の制御プログラム上の箇所を正確に特定し
て不良の有無を確認でき、直ちに制御プログラム中の不
良を解消できる。
供給した制御プログラムのデバッグ処理時に、プログラ
マブル表示器が制御プログラムにしたがって処理を実行
し、プログラマブル表示器が実行中の処理状態がモニタ
装置において制御プログラム上に表示される。したがっ
て、プログラマブル表示器が実行中の制御プログラムの
箇所、および、処理状態がモニタ装置において特定さ
れ、プログラマブル表示器の処理動作にエラーを発生し
た時に実行中の制御プログラム上の箇所を正確に特定し
て不良の有無を確認でき、直ちに制御プログラム中の不
良を解消できる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるプログラマ
ブル表示器を含む制御システムの構成を示す図である。
プログラマブル表示器1は、PC2に接続されて図外の
制御盤に設置されている。PC2は、入力端子Xi(i
=1,2,・・・)を備えたインタフェース2bおよび
出力端子Yiを備えたインタフェース2cを介して図外
の制御装置に接続されている。PC2のCPU2aは予
め供給されたプログラムにしたがって制御装置のシーケ
ンス制御を実行する。このとき入出力されるデータが内
部リレー2dおよびデータレジスタ2eに格納される。
CPU2aは、インタフェース2fを介してプログラマ
ブル表示器1に接続されている。
ブル表示器を含む制御システムの構成を示す図である。
プログラマブル表示器1は、PC2に接続されて図外の
制御盤に設置されている。PC2は、入力端子Xi(i
=1,2,・・・)を備えたインタフェース2bおよび
出力端子Yiを備えたインタフェース2cを介して図外
の制御装置に接続されている。PC2のCPU2aは予
め供給されたプログラムにしたがって制御装置のシーケ
ンス制御を実行する。このとき入出力されるデータが内
部リレー2dおよびデータレジスタ2eに格納される。
CPU2aは、インタフェース2fを介してプログラマ
ブル表示器1に接続されている。
【0010】プログラマブル表示器1は、インタフェー
ス1fを介してPC2に接続されている。プログラマブ
ル表示器1のCPU1aはメモリ1bに格納された制御
プログラムにしたがってPC2からデータを読み取り、
ディスプレイ1cに表示する。また、タッチパネル1d
を介して設定入力されたデータをPC2に出力する。こ
のプログラマブル表示器1は、メンテナンス時にインタ
フェース1eを介してモニタ装置3に接続される。メモ
リ1bに格納される制御プログラムは、モニタ装置3か
ら供給する。
ス1fを介してPC2に接続されている。プログラマブ
ル表示器1のCPU1aはメモリ1bに格納された制御
プログラムにしたがってPC2からデータを読み取り、
ディスプレイ1cに表示する。また、タッチパネル1d
を介して設定入力されたデータをPC2に出力する。こ
のプログラマブル表示器1は、メンテナンス時にインタ
フェース1eを介してモニタ装置3に接続される。メモ
リ1bに格納される制御プログラムは、モニタ装置3か
ら供給する。
【0011】モニタ装置3としては、例えばパーソナル
コンピュータを用いることができる。モニタ装置3のC
PU3aは、キーボード3dの操作による制御プログラ
ムの作成処理およびデバッグ処理を受け付ける。作成ま
たはデバッグされた制御プログラムは、メモリ3bに一
旦格納された後、インタフェース3eを介してプログラ
マブル表示器1に出力される。また、制御プログラムの
作成処理およびデバッグ処理時に、作成中またはデバッ
グ中の制御プログラムをCRT3cに表示する。
コンピュータを用いることができる。モニタ装置3のC
PU3aは、キーボード3dの操作による制御プログラ
ムの作成処理およびデバッグ処理を受け付ける。作成ま
たはデバッグされた制御プログラムは、メモリ3bに一
旦格納された後、インタフェース3eを介してプログラ
マブル表示器1に出力される。また、制御プログラムの
作成処理およびデバッグ処理時に、作成中またはデバッ
グ中の制御プログラムをCRT3cに表示する。
【0012】図2は、上記プログラマブル表示器に供給
する制御プログラムのデバッグ時におけるプログラマブ
ル表示器およびモニタ装置の表示状態を示す図である。
制御プログラムのデバッグ時においてプログラマブル表
示器1はモニタ装置3から供給された制御プログラムを
実行し、ディスプレイ1cに制御プログラムによって規
定される所定の画面を表示する。例えば、プログラマブ
ル表示器1のディスプレイ1cには、スイッチ11が表
示される。
する制御プログラムのデバッグ時におけるプログラマブ
ル表示器およびモニタ装置の表示状態を示す図である。
制御プログラムのデバッグ時においてプログラマブル表
示器1はモニタ装置3から供給された制御プログラムを
実行し、ディスプレイ1cに制御プログラムによって規
定される所定の画面を表示する。例えば、プログラマブ
ル表示器1のディスプレイ1cには、スイッチ11が表
示される。
【0013】これに対して、モニタ装置3は、プログラ
マブル表示器1が実行中の処理をラダープログラムによ
り表示する。したがって、上述のように、プログラマブ
ル表示器1のディスプレイ1cにスイッチ11を含む画
面が表示されている場合には、モニタ装置3のCRT3
cには、ラダープログラムの記述様式に基づく接点記号
12aが表示される。この状態で、プログラマブル表示
器1のディスプレイ1cに貼付されているタッチパネル
1dのスイッチ11の表示位置を押すと、モニタ装置3
のCRT3cにおける接点記号12aのオン/オフ状態
が接点記号12bに示す状態に変化する。
マブル表示器1が実行中の処理をラダープログラムによ
り表示する。したがって、上述のように、プログラマブ
ル表示器1のディスプレイ1cにスイッチ11を含む画
面が表示されている場合には、モニタ装置3のCRT3
cには、ラダープログラムの記述様式に基づく接点記号
12aが表示される。この状態で、プログラマブル表示
器1のディスプレイ1cに貼付されているタッチパネル
1dのスイッチ11の表示位置を押すと、モニタ装置3
のCRT3cにおける接点記号12aのオン/オフ状態
が接点記号12bに示す状態に変化する。
【0014】このように、プログラマブル表示器1にお
けるスイッチの操作状態が、モニタ装置3のCRT3c
に表示しているラダープログラム内に表示するため、プ
ログラマブル表示器1のディスプレイ1cに複数のスイ
ッチを含む画面が表示されている場合にも、プログラマ
ブル表示器1において各スイッチを択一的に操作するこ
とにより、プログラマブル表示器1のそれぞれのスイッ
チがモニタ装置3に表示しているプログラム内のどのス
イッチに対応しているのかを直接的に認識することがで
きる。したがって、表示プログラムにおけるスイッチの
表示位置データとプログラマブル表示器1におけるスイ
ッチの表示位置とを照合するという煩雑な作業を行うこ
となく、両者の対応関係を正確に特定することができ
る。
けるスイッチの操作状態が、モニタ装置3のCRT3c
に表示しているラダープログラム内に表示するため、プ
ログラマブル表示器1のディスプレイ1cに複数のスイ
ッチを含む画面が表示されている場合にも、プログラマ
ブル表示器1において各スイッチを択一的に操作するこ
とにより、プログラマブル表示器1のそれぞれのスイッ
チがモニタ装置3に表示しているプログラム内のどのス
イッチに対応しているのかを直接的に認識することがで
きる。したがって、表示プログラムにおけるスイッチの
表示位置データとプログラマブル表示器1におけるスイ
ッチの表示位置とを照合するという煩雑な作業を行うこ
となく、両者の対応関係を正確に特定することができ
る。
【0015】図3は、上記モニタ装置における制御プロ
グラムのデバッグ処理手順を示すフローチャートであ
る。モニタ装置3において制御プログラムの作成が終了
すると(s1)、作成した制御プログラムをプログラマ
ブル表示器1に転送する(s2)。プログラマブル表示
器1は、この制御プログラムによって表示動作を実行す
る(s3)。プログラマブル表示器1はPC2に接続さ
れており、制御プログラムにしたがってPC2との間で
データの入出力動作、データの表示動作、および、デー
タの設定入力の受付動作を実行する。モニタ装置3のC
PU3aは、プログラマブル表示器1において実行中の
動作内容をプログラマブル表示器1から読み取り、該当
するラダープログラムをCRT3cに表示する(s
4)。このとき、モニタ装置3は、プログラマブル表示
器1の内部接点やメモリの状態等をも読み取り、プログ
ラマブル表示器1におけるスイッチの操作等の状態の変
化をCRT3cに表示する。
グラムのデバッグ処理手順を示すフローチャートであ
る。モニタ装置3において制御プログラムの作成が終了
すると(s1)、作成した制御プログラムをプログラマ
ブル表示器1に転送する(s2)。プログラマブル表示
器1は、この制御プログラムによって表示動作を実行す
る(s3)。プログラマブル表示器1はPC2に接続さ
れており、制御プログラムにしたがってPC2との間で
データの入出力動作、データの表示動作、および、デー
タの設定入力の受付動作を実行する。モニタ装置3のC
PU3aは、プログラマブル表示器1において実行中の
動作内容をプログラマブル表示器1から読み取り、該当
するラダープログラムをCRT3cに表示する(s
4)。このとき、モニタ装置3は、プログラマブル表示
器1の内部接点やメモリの状態等をも読み取り、プログ
ラマブル表示器1におけるスイッチの操作等の状態の変
化をCRT3cに表示する。
【0016】例えば、スイッチの表示に係る制御プログ
ラムに誤りがあり、プログラマブル表示器1においてス
イッチの領域として設定した位置とスイッチのシンボル
を表示する位置とが整合していない場合には、表示され
ているスイッチを操作してもモニタ装置3のCRT3c
における表示状態が変化せず(s5)、スイッチの表示
に係る制御プログラムに誤りがあることを認識できる。
そこで、モニタ装置3において制御プログラムの該当箇
所を修正することにより、制御プログラムの不良を解消
することができる(s6)。修正した制御プログラムを
再度プログラマブル表示器1に転送し(s2)、制御プ
ログラムに基づく動作が終了するまでs2〜s6の処理
を繰り返し実行する(s7)。
ラムに誤りがあり、プログラマブル表示器1においてス
イッチの領域として設定した位置とスイッチのシンボル
を表示する位置とが整合していない場合には、表示され
ているスイッチを操作してもモニタ装置3のCRT3c
における表示状態が変化せず(s5)、スイッチの表示
に係る制御プログラムに誤りがあることを認識できる。
そこで、モニタ装置3において制御プログラムの該当箇
所を修正することにより、制御プログラムの不良を解消
することができる(s6)。修正した制御プログラムを
再度プログラマブル表示器1に転送し(s2)、制御プ
ログラムに基づく動作が終了するまでs2〜s6の処理
を繰り返し実行する(s7)。
【0017】図4は、上記モニタ装置により制御プログ
ラムのデバッグ処理を受けるプログラマブル表示器の処
理手順を示すフローチャートである。プログラマブル表
示器1のCPU1aは、PC2に対してデバイス読取コ
マンドを出力し(s11)、PC2から読み取ったデバ
イスのデータをメモリ1bに格納する(s12)。次い
で、タッチパネル1dにおける入力状態を検出し(s1
3)、表示データのディスプレイ1cへの出力、演算処
理およびPC2のデバイスに対する書込データの作成等
の処理を実行する(s14)。CPU1aは、ディスプ
レイ1cに表示する各スイッチの配置位置、動作モー
ド、接点の設定状態およびオン/オフ状態をメモリ1b
において記憶しており、タッチパネル1dにおける入力
状態の検出結果により各スイッチのオン/オフ状態の記
憶内容を書き換える。さらに、CPU1aは、PC2に
対してデバイス書込コマンドを出力して作成した書込デ
ータを出力する(s15)。この後、CPU1aは、モ
ニタ装置3から図3に示すs4の処理によりデバイス等
の状態の送信要求があると(s16)、状態を送信すべ
きデバイス名またはスイッチ番号を受信し(s17)、
受信したデバイス名またはスイッチ番号によって特定さ
れるデバイスまたはスイッチの状態をモニタ装置3に対
して送信する(s18)。
ラムのデバッグ処理を受けるプログラマブル表示器の処
理手順を示すフローチャートである。プログラマブル表
示器1のCPU1aは、PC2に対してデバイス読取コ
マンドを出力し(s11)、PC2から読み取ったデバ
イスのデータをメモリ1bに格納する(s12)。次い
で、タッチパネル1dにおける入力状態を検出し(s1
3)、表示データのディスプレイ1cへの出力、演算処
理およびPC2のデバイスに対する書込データの作成等
の処理を実行する(s14)。CPU1aは、ディスプ
レイ1cに表示する各スイッチの配置位置、動作モー
ド、接点の設定状態およびオン/オフ状態をメモリ1b
において記憶しており、タッチパネル1dにおける入力
状態の検出結果により各スイッチのオン/オフ状態の記
憶内容を書き換える。さらに、CPU1aは、PC2に
対してデバイス書込コマンドを出力して作成した書込デ
ータを出力する(s15)。この後、CPU1aは、モ
ニタ装置3から図3に示すs4の処理によりデバイス等
の状態の送信要求があると(s16)、状態を送信すべ
きデバイス名またはスイッチ番号を受信し(s17)、
受信したデバイス名またはスイッチ番号によって特定さ
れるデバイスまたはスイッチの状態をモニタ装置3に対
して送信する(s18)。
【0018】このように、プログラマブル表示器1のデ
ィスプレイ1cに表示される複数のスイッチのそれぞれ
には予めスイッチ番号が割り当てられており、CPU1
aは、各スイッチの配置位置等の設定情報とともに、タ
ッチパネル1dにおけるオン/オフ状態を記憶する。上
述の例では、モニタ装置3のCPU3aは、CRT3c
上に表示しているプログラムに含まれるスイッチをその
スイッチ番号により特定し、プログラマブル表示器1に
対してそのスイッチのオン/オフ状態の読取要求を送信
する。プログラマブル表示器1は、受信した読取要求に
含まれるスイッチ番号に基づいてオン/オフ状態を読み
出し、モニタ装置3に送信する。モニタ装置3は、受信
したオン/オフ状態をCRT3cに表示する。
ィスプレイ1cに表示される複数のスイッチのそれぞれ
には予めスイッチ番号が割り当てられており、CPU1
aは、各スイッチの配置位置等の設定情報とともに、タ
ッチパネル1dにおけるオン/オフ状態を記憶する。上
述の例では、モニタ装置3のCPU3aは、CRT3c
上に表示しているプログラムに含まれるスイッチをその
スイッチ番号により特定し、プログラマブル表示器1に
対してそのスイッチのオン/オフ状態の読取要求を送信
する。プログラマブル表示器1は、受信した読取要求に
含まれるスイッチ番号に基づいてオン/オフ状態を読み
出し、モニタ装置3に送信する。モニタ装置3は、受信
したオン/オフ状態をCRT3cに表示する。
【0019】以上のようにしてこの実施例によれば、プ
ログラマブル表示器1に供給した制御プログラムのデバ
ッグ時に、プログラマブル表示器1において処理エラー
を生じた場合に、その原因となる制御プログラムの不良
箇所がモニタ装置3のCRT3cに表示されるため、発
生したエラーの原因となる制御プログラムの不良箇所を
特定する作業を極めて容易に行うことができ、従来のよ
うに試行錯誤を繰り返す必要がない。
ログラマブル表示器1に供給した制御プログラムのデバ
ッグ時に、プログラマブル表示器1において処理エラー
を生じた場合に、その原因となる制御プログラムの不良
箇所がモニタ装置3のCRT3cに表示されるため、発
生したエラーの原因となる制御プログラムの不良箇所を
特定する作業を極めて容易に行うことができ、従来のよ
うに試行錯誤を繰り返す必要がない。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、制御プログラムのデ
バッグ処理時に、プログラマブル表示器が実行している
制御プログラム、および、プログラマブル表示器の処理
状態をモニタ装置において表示することができ、プログ
ラマブル表示器の処理にエラーを生じた場合に、その原
因となる制御プログラムの不良箇所を極めて容易に発見
することができ、デバッグ作業の容易化および短時間化
を実現して、制御システムの稼働効率の向上を図ること
ができる。
バッグ処理時に、プログラマブル表示器が実行している
制御プログラム、および、プログラマブル表示器の処理
状態をモニタ装置において表示することができ、プログ
ラマブル表示器の処理にエラーを生じた場合に、その原
因となる制御プログラムの不良箇所を極めて容易に発見
することができ、デバッグ作業の容易化および短時間化
を実現して、制御システムの稼働効率の向上を図ること
ができる。
【図1】この発明の実施例であるモニタ装置によるデバ
ッグ処理時の制御システムの構成を示す図である。
ッグ処理時の制御システムの構成を示す図である。
【図2】上記モニタ装置およびプログラマブル表示器に
おけるデバッグ時の表示状態を示す図である。
おけるデバッグ時の表示状態を示す図である。
【図3】上記モニタ装置におけるデバッグ処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】上記プログラマブル表示器の処理手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】従来のプログラマブル表示器のモニタ装置にお
けるデバッグ処理の手順を示すフローチャートである。
けるデバッグ処理の手順を示すフローチャートである。
1−プログラマブル表示器 1c−ディスプレイ 1d−タッチパネル 2−PC 3−モニタ装置 3c−CRT 3d−キーボード
Claims (1)
- 【請求項1】制御装置の動作状態を表示するとともに、
制御装置に対する動作内容の設定入力を受け付けるプロ
グラマブル表示器に対して供給する制御プログラムを作
成するプログラマブル表示器のモニタ装置において、 プログラマブル表示器に供給した制御プログラムのデバ
ッグ処理時に、プログラマブル表示器が実行中の表示処
理の状態を制御プログラム上に表示する処理状態表示手
段を設けたことを特徴とするプログラマブル表示器のモ
ニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246395A JPH08286714A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | プログラマブル表示器のモニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246395A JPH08286714A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | プログラマブル表示器のモニタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286714A true JPH08286714A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14055053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9246395A Pending JPH08286714A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | プログラマブル表示器のモニタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08286714A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343818A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Idec Corp | 教示装置用プログラムのデバッグ方法 |
US10459415B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-10-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Control program automatic creation system |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9246395A patent/JPH08286714A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343818A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Idec Corp | 教示装置用プログラムのデバッグ方法 |
US10459415B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-10-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Control program automatic creation system |
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