JPH08284782A - 燃料噴射ポンプ制御 - Google Patents
燃料噴射ポンプ制御Info
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- JPH08284782A JPH08284782A JP8064522A JP6452296A JPH08284782A JP H08284782 A JPH08284782 A JP H08284782A JP 8064522 A JP8064522 A JP 8064522A JP 6452296 A JP6452296 A JP 6452296A JP H08284782 A JPH08284782 A JP H08284782A
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- fuel chamber
- housing
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/04—Pumps peculiar thereto
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M57/00—Fuel-injectors combined or associated with other devices
- F02M57/02—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
- F02M57/022—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
- F02M57/027—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive electric
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B17/00—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors
- F04B17/03—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors
- F04B17/04—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors using solenoids
- F04B17/046—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors using solenoids the fluid flowing through the moving part of the motor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B19/00—Machines or pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B17/00
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 エンジンの制御とは独立して、燃料の供給量
の微調整を行う。 【解決手段】 ハウジング15は低圧燃料チャンバ23
及び高圧燃料チャンバ65を備える。電機子構造体53
は、高圧燃料チャンバ内の燃料を加圧する第1の方向と
反対方向とに移動可能に取り付けられ、低圧燃料チャン
バ及び高圧燃料チャンバ間を連通する燃料通路83とバ
ルブシート81とを備える。電気コイル107の通電
時、電機子構造体は第1の方向に移動し、非通電時、ば
ね111により反対方向に移動する。ポペットバルブ5
5は、電機子構造体の運動に応答して、低圧燃料チャン
バから高圧燃料チャンバへの燃料通路の流れを許容する
第1の位置とその燃料流れを阻止する第2の位置との間
を摺動し、バルブ面133を備える。調整部材141
は、ポペットバルブと係合可能であってポペットバルブ
のストローク長を調整することができる。
の微調整を行う。 【解決手段】 ハウジング15は低圧燃料チャンバ23
及び高圧燃料チャンバ65を備える。電機子構造体53
は、高圧燃料チャンバ内の燃料を加圧する第1の方向と
反対方向とに移動可能に取り付けられ、低圧燃料チャン
バ及び高圧燃料チャンバ間を連通する燃料通路83とバ
ルブシート81とを備える。電気コイル107の通電
時、電機子構造体は第1の方向に移動し、非通電時、ば
ね111により反対方向に移動する。ポペットバルブ5
5は、電機子構造体の運動に応答して、低圧燃料チャン
バから高圧燃料チャンバへの燃料通路の流れを許容する
第1の位置とその燃料流れを阻止する第2の位置との間
を摺動し、バルブ面133を備える。調整部材141
は、ポペットバルブと係合可能であってポペットバルブ
のストローク長を調整することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、概ね内燃機関に
関し、特に、内燃機関用の燃料噴射装置に関する。さら
に、詳細にすれば、本願発明は、ソレノイドにより作動
して軸方向に燃料を流す燃料ポンプに関し、また圧力サ
ージ燃料噴射機構あるいは圧力サージ燃料噴射バルブに
関する。
関し、特に、内燃機関用の燃料噴射装置に関する。さら
に、詳細にすれば、本願発明は、ソレノイドにより作動
して軸方向に燃料を流す燃料ポンプに関し、また圧力サ
ージ燃料噴射機構あるいは圧力サージ燃料噴射バルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】本願と共に継続中の特願平7−1770
03(1994年7月18日に米国に出願した米国特許
出願No.276,545)を参照されたい。
03(1994年7月18日に米国に出願した米国特許
出願No.276,545)を参照されたい。
【0003】また、下記の米国特許を参照されたい。
【0004】 2,987,293−1961年6月6日発行 3,429,552−1969年2月25日発行 4,640,391−1987年2月3日発行 4,917,351−1990年4月17日発行 5,029,807−1991年7月9日発行 5,044,563−1991年9月3日発行 5,218,999−1993年6月15日発行 5,355,856−1994年10月18日発行 5,357,933−1994年10月25日発行 5,357,944−1994年10月25日発行 また、下記の特許を参照されたい。
【0005】特開平4−183958−日本、1992
年6月30日発行 DE4107622A1−ドイツ、1992年10月9
日発行
年6月30日発行 DE4107622A1−ドイツ、1992年10月9
日発行
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、圧送される燃料の量の微調整を内燃機関の作動制御
に従属させて行わなければならなかったので、多気筒内
燃機関のシリンダ間のパワーバランスの微調整制御を行
うことが困難であった。
は、圧送される燃料の量の微調整を内燃機関の作動制御
に従属させて行わなければならなかったので、多気筒内
燃機関のシリンダ間のパワーバランスの微調整制御を行
うことが困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、ハウジング
を備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハウジングは壁
を有しており、前記壁には、ボアと、低圧燃料源と連通
する低圧燃料チャンバと、圧力によって制御される燃料
出口を有する高圧燃料チャンバとが設けられており、前
記燃料噴射ポンプは、前記高圧燃料チャンバ内の燃料を
加圧する第1の方向とその反対方向とに移動できるよう
に前記ハウジングに移動可能に取り付けられた電機子構
造体を備えており、前記電機子構造体は、前記低圧燃料
チャンバと前記高圧燃料チャンバとの間を連通する燃料
通路を備えており、前記電機子構造体には、バルブシー
トが設けられており、前記燃料噴射ポンプは、通電のと
き電機子構造体を前記第1の方向に移動させるように作
動可能な、前記ハウジングに取り付けられた電気コイル
と、前記電気コイルが非通電になったとき前記電機子構
造体を前記第1の方向と反対の方向に移動させる、前記
ハウジングに配置されたばねと、前記電機子構造体の前
記燃料通路内に摺動可能に配置されたポペットバルブと
を備えており、前記ポペットバルブは、前記ハウジング
に対する前記電機子構造体の運動に応答して、第1の位
置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記燃
料通路に対して摺動できるようになっており、前記第1
の位置において、前記低圧燃料チャンバから前記高圧燃
料チャンバへの前記燃料通路における流れが許容され、
前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと前記
低圧燃料チャンバとの間の燃料の流れが阻止されるよう
になっており、前記ポペットバルブは、前記高圧燃料チ
ャンバに配置されたヘツド部を備えており、前記ヘツド
部はバルブ面を有しており、該バルブ面は、前記低圧燃
料チャンバから前記高圧燃料チャンバへの燃料の流れが
許容される前記第1の位置に前記ポペットバルブがある
とき、前記バルブシートから間隔があけられ、前記高圧
燃料チャンバと前記低圧燃料チャンバとの間の燃料の流
れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバルブがあ
るとき、前記バルブシートと密封係合するようになって
おり、前記燃料噴射ポンプは、また、前記ハウジングの
壁に設けられた前記ボア内を伸び、前記ポペットバルブ
と係合可能であって、燃料の流れを許容する前記第1の
位置と燃料の流れを阻止する前記第2の位置との間で前
記ポペットバルブの前記ストローク長を制御する調整部
材と、前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を移
動させ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可変
的に決定する手段とを備えている燃料噴射ポンプを提供
するものである。
を備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハウジングは壁
を有しており、前記壁には、ボアと、低圧燃料源と連通
する低圧燃料チャンバと、圧力によって制御される燃料
出口を有する高圧燃料チャンバとが設けられており、前
記燃料噴射ポンプは、前記高圧燃料チャンバ内の燃料を
加圧する第1の方向とその反対方向とに移動できるよう
に前記ハウジングに移動可能に取り付けられた電機子構
造体を備えており、前記電機子構造体は、前記低圧燃料
チャンバと前記高圧燃料チャンバとの間を連通する燃料
通路を備えており、前記電機子構造体には、バルブシー
トが設けられており、前記燃料噴射ポンプは、通電のと
き電機子構造体を前記第1の方向に移動させるように作
動可能な、前記ハウジングに取り付けられた電気コイル
と、前記電気コイルが非通電になったとき前記電機子構
造体を前記第1の方向と反対の方向に移動させる、前記
ハウジングに配置されたばねと、前記電機子構造体の前
記燃料通路内に摺動可能に配置されたポペットバルブと
を備えており、前記ポペットバルブは、前記ハウジング
に対する前記電機子構造体の運動に応答して、第1の位
置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記燃
料通路に対して摺動できるようになっており、前記第1
の位置において、前記低圧燃料チャンバから前記高圧燃
料チャンバへの前記燃料通路における流れが許容され、
前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと前記
低圧燃料チャンバとの間の燃料の流れが阻止されるよう
になっており、前記ポペットバルブは、前記高圧燃料チ
ャンバに配置されたヘツド部を備えており、前記ヘツド
部はバルブ面を有しており、該バルブ面は、前記低圧燃
料チャンバから前記高圧燃料チャンバへの燃料の流れが
許容される前記第1の位置に前記ポペットバルブがある
とき、前記バルブシートから間隔があけられ、前記高圧
燃料チャンバと前記低圧燃料チャンバとの間の燃料の流
れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバルブがあ
るとき、前記バルブシートと密封係合するようになって
おり、前記燃料噴射ポンプは、また、前記ハウジングの
壁に設けられた前記ボア内を伸び、前記ポペットバルブ
と係合可能であって、燃料の流れを許容する前記第1の
位置と燃料の流れを阻止する前記第2の位置との間で前
記ポペットバルブの前記ストローク長を制御する調整部
材と、前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を移
動させ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可変
的に決定する手段とを備えている燃料噴射ポンプを提供
するものである。
【0008】また、本願発明は、細長いハウジングと電
機子構造体とを備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハ
ウジングは端壁を有しており、前記端壁には中央ボアが
設けられており、前記電機子構造体は、前記ハウジング
に移動可能に取り付けられており、前記電機子構造体
は、前記ハウジングと共に、低圧燃料源と連通する外側
の燃料チャンバを部分的に形成しており、また、前記電
機子構造体は、圧力で制御される燃料出口を有する内側
の燃料チャンバを部分的に形成しており、さらに、電機
子構造体は、中央ボアと、前記中央ボアから、前記ハウ
ジングの前記端壁から離れる方向に伸びると共に、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとに連通
するカウンタボアとを備えており、前記カウンタボア
は、前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバ
との間に設けられたバルブシートを備えており、前記燃
料噴射ポンプは、また、前記電機子構造体の前記中央ボ
ア内で摺動可能なポペットバルブを備えており、前記ポ
ペットバルブは、前記ハウジングに対する前記電機子構
造体の運動に応答して、第1の位置と第2の位置との間
のストローク長を介して、前記中央ボアに対して摺動で
きるようになっており、前記第1の位置において、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で
燃料の流れが許容され、前記第2の位置において、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で
燃料の流れが阻止されるようになっており、前記ポペッ
トバルブは、前記内側の燃料チャンバに配置されたヘツ
ド部を備えており、前記ヘツド部はバルブ面を有してお
り、該バルブ面は、前記外側の燃料チャンバから前記内
側の燃料チャンバへの燃料の流れが許容される前記第1
の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バルブシ
ートから間隔があけられ、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間の燃料の流れを阻止する前
記第2の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バ
ルブシートと密封係合するようになっており、前記燃料
噴射ポンプは、また、前記ハウジングの前記端壁に設け
られた前記軸方向ボア内を伸び、前記ポペットバルブと
係合可能な調整部材と、前記ハウジングの端壁に対して
前記調整部材を軸方向に移動させ、前記ポペットバルブ
の前記ストローク長を可変的に決定する手段とを備えて
いる燃料噴射ポンプを提供するものである。
機子構造体とを備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハ
ウジングは端壁を有しており、前記端壁には中央ボアが
設けられており、前記電機子構造体は、前記ハウジング
に移動可能に取り付けられており、前記電機子構造体
は、前記ハウジングと共に、低圧燃料源と連通する外側
の燃料チャンバを部分的に形成しており、また、前記電
機子構造体は、圧力で制御される燃料出口を有する内側
の燃料チャンバを部分的に形成しており、さらに、電機
子構造体は、中央ボアと、前記中央ボアから、前記ハウ
ジングの前記端壁から離れる方向に伸びると共に、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとに連通
するカウンタボアとを備えており、前記カウンタボア
は、前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバ
との間に設けられたバルブシートを備えており、前記燃
料噴射ポンプは、また、前記電機子構造体の前記中央ボ
ア内で摺動可能なポペットバルブを備えており、前記ポ
ペットバルブは、前記ハウジングに対する前記電機子構
造体の運動に応答して、第1の位置と第2の位置との間
のストローク長を介して、前記中央ボアに対して摺動で
きるようになっており、前記第1の位置において、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で
燃料の流れが許容され、前記第2の位置において、前記
外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で
燃料の流れが阻止されるようになっており、前記ポペッ
トバルブは、前記内側の燃料チャンバに配置されたヘツ
ド部を備えており、前記ヘツド部はバルブ面を有してお
り、該バルブ面は、前記外側の燃料チャンバから前記内
側の燃料チャンバへの燃料の流れが許容される前記第1
の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バルブシ
ートから間隔があけられ、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間の燃料の流れを阻止する前
記第2の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バ
ルブシートと密封係合するようになっており、前記燃料
噴射ポンプは、また、前記ハウジングの前記端壁に設け
られた前記軸方向ボア内を伸び、前記ポペットバルブと
係合可能な調整部材と、前記ハウジングの端壁に対して
前記調整部材を軸方向に移動させ、前記ポペットバルブ
の前記ストローク長を可変的に決定する手段とを備えて
いる燃料噴射ポンプを提供するものである。
【0009】本願発明は、また、ハウジングを備えた燃
料噴射ポンプであって、前記ハウジングは、軸線を有す
る細長い壁と、端壁とを備えており、前記端壁には軸方
向に伸びるボアが設けられており、前記端壁は、前記細
長い壁と共に、低圧燃料源に連通する外側の燃料チャン
バを部分的に形成しており、前記燃料噴射ポンプは、前
記細長い壁に対して同軸上に固定状態で伸び、前記ハウ
ジングの端壁から間隔があけられた端を有する細長い部
材と、前記細長い部材に移動可能に取り付けられた電機
子構造体とを備えており、前記電機子構造体は、前記細
長い部材と共に、圧力によって制御される燃料出口を有
する内側の燃料チャンバを形成しており、また、電機子
構造体は、前記細長い壁に対して同軸上に伸びる中央ボ
アと、前記中央ボアから、前記細長い部材の前記端に向
けて伸びると共に、バルブシートを有するカウンタボア
と、前記カウンタボアと前記低圧燃料チャンバとの間を
径方向に伸びる燃料通路とを備えており、前記燃料噴射
ポンプは、また、ステム部とヘッド部とを有するポペッ
トバルブを備えており、前記ステム部は、前記電機子構
造体の前記細長い部材に対する運動に応答して、第1の
位置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記
電機子構造体の前記中央ボア内で該中央ボアに対して摺
動可能となっており、前記第1の位置において、前記外
側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で燃
料の流れが許容され、前記第2の位置において、前記外
側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で燃
料の流れが阻止されるようになっており、前記ヘッド部
は、前記ステム部から伸びて、前記細長い部材と前記バ
ルブシートとの間の前記内側の燃料チャンバに配置され
ており、前記ヘツド部はバルブ面を有しており、該バル
ブ面は、前記外側の燃料チャンバから前記内側の燃料チ
ャンバへの、前記燃料通路及び前記カウンタボアを介し
た燃料の流れが許容される第1の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートから間隔があけら
れ、前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバ
との間の、前記カウンタボア及び前記燃料通路を介した
燃料の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートと密封係合するよう
になっており、前記燃料噴射ポンプは、また、前記ハウ
ジングの前記端壁に設けられた前記軸方向ボア内を伸
び、前記ポペットバルブの前記ステム部と係合可能な調
整部材と、前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材
を軸方向に移動させ、前記ポペットバルブの前記ストロ
ーク長を可変的に決定する手段とを備えている燃料噴射
ポンプを提供するものである。
料噴射ポンプであって、前記ハウジングは、軸線を有す
る細長い壁と、端壁とを備えており、前記端壁には軸方
向に伸びるボアが設けられており、前記端壁は、前記細
長い壁と共に、低圧燃料源に連通する外側の燃料チャン
バを部分的に形成しており、前記燃料噴射ポンプは、前
記細長い壁に対して同軸上に固定状態で伸び、前記ハウ
ジングの端壁から間隔があけられた端を有する細長い部
材と、前記細長い部材に移動可能に取り付けられた電機
子構造体とを備えており、前記電機子構造体は、前記細
長い部材と共に、圧力によって制御される燃料出口を有
する内側の燃料チャンバを形成しており、また、電機子
構造体は、前記細長い壁に対して同軸上に伸びる中央ボ
アと、前記中央ボアから、前記細長い部材の前記端に向
けて伸びると共に、バルブシートを有するカウンタボア
と、前記カウンタボアと前記低圧燃料チャンバとの間を
径方向に伸びる燃料通路とを備えており、前記燃料噴射
ポンプは、また、ステム部とヘッド部とを有するポペッ
トバルブを備えており、前記ステム部は、前記電機子構
造体の前記細長い部材に対する運動に応答して、第1の
位置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記
電機子構造体の前記中央ボア内で該中央ボアに対して摺
動可能となっており、前記第1の位置において、前記外
側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で燃
料の流れが許容され、前記第2の位置において、前記外
側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの間で燃
料の流れが阻止されるようになっており、前記ヘッド部
は、前記ステム部から伸びて、前記細長い部材と前記バ
ルブシートとの間の前記内側の燃料チャンバに配置され
ており、前記ヘツド部はバルブ面を有しており、該バル
ブ面は、前記外側の燃料チャンバから前記内側の燃料チ
ャンバへの、前記燃料通路及び前記カウンタボアを介し
た燃料の流れが許容される第1の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートから間隔があけら
れ、前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバ
との間の、前記カウンタボア及び前記燃料通路を介した
燃料の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートと密封係合するよう
になっており、前記燃料噴射ポンプは、また、前記ハウ
ジングの前記端壁に設けられた前記軸方向ボア内を伸
び、前記ポペットバルブの前記ステム部と係合可能な調
整部材と、前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材
を軸方向に移動させ、前記ポペットバルブの前記ストロ
ーク長を可変的に決定する手段とを備えている燃料噴射
ポンプを提供するものである。
【0010】本願発明は、また、一体型のハウジング部
材を備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハウジング部
材は、円筒形壁と端壁とを備えており、前記端壁は、前
記円筒形壁と共に、低圧燃料圧送用チャンバを形成して
おり、また、前記端壁には、前記円筒形壁に対して同軸
上に伸びる軸方向ボアが設けられており、前記燃料噴射
ポンプは、前記円筒形壁に対して同軸上に固定状態で伸
びる管状部材を備えており、前記管状部材は、前記ハウ
ジング部材の前記端壁から間隔があけられた端と、外面
と、圧力によって制御される燃料出口を形成する内部ボ
アとを有しており、前記燃料噴射ポンプは、電機子構造
体を有する電機子アセンブリを備えており、前記電機子
構造体は、前記管状部材の前記内部ボアと連通する高圧
燃料チャンバを部分的に形成しており、前記電機子構造
体は、前記高圧燃料チャンバ内の燃料を加圧する第1の
方向と該第1の方向と反対の第2の方向とに移動できる
ように前記管状部材に摺動可能に取り付けられており、
前記電機子構造体は、前記管状部材に隣接する第1の端
と、前記管状部材から離れた第2の端と、前記第1の端
から伸びて前記管状部材の前記外面に摺動可能に且つ密
封可能に係合された内面を有する内側ボアと、前記管状
部材の前記端から軸方向に間隔をあけて該電機子構造体
の前記内側ボアから伸びる横断フランジ面と、前記電機
子構造体の前記第2の端に配置されたブッシュとを備え
ており、前記ブッシュは、前記円筒形壁に対して同軸上
に伸びる中央ボアを備えており、前記中央ボアは、前記
管状部材の前記端から軸方向に間隔をあけられた端と、
前記ブッシュの前記中央ボアの前記端から前記管状部材
の前記端に向けて伸びバルブシートを有するカウンタボ
アとを備えており、前記ブッシュは、また、前記カウン
タボアと前記低圧燃料チャンバとの間を径方向に伸びる
燃料通路を備えており、前記燃料噴射ポンプは、また、
ステム部とヘッド部とを有するポペットバルブを備えて
おり、前記ステム部は、前記管状部材の前記端から離れ
た横断面を有する第1の端と、前記横断面から伸び前記
ブッシュの前記中央ボアと摺動可能に且つ密封可能に係
合する外面とを備えており、これにより、前記電機子構
造体の前記管状部材に対する運動に応答して、第1の位
置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記ポ
ペットバルブが前記電機子構造体に対して移動できるよ
うになっており、前記第1の位置において、前記低圧燃
料チャンバから前記高圧燃料チャンバへの、前記燃料通
路及び前記カウンタボアを介した燃料の流れが許容さ
れ、前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと
前記低圧燃料チャンバとの間で燃料の流れが阻止される
ようになっており、前記ステム部は、また、第2の端を
備えており、前記ヘッド部は、前記電機子構造体の前記
横断フランジ面と前記バルブシートとの間で前記高圧燃
料チャンバに配置されており、前記ヘツド部はバルブ面
を有しており、該バルブ面は、燃料の流れを許容する前
記第1の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バ
ルブシートから間隔があけられ、燃料の流れを阻止する
前記第2の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記
バルブシートと密封係合するようになっており、前記燃
料噴射ポンプは、また、前記ハウジングの前記端壁に設
けられた前記軸方向ボア内で伸び、前記プランジャの前
記端面に係合可能な外端を有する調整部材と、前記ハウ
ジングの端壁に対して前記調整部材を軸方向に移動さ
せ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可変的に
決定する手段とを備えている燃料噴射ポンプを提供する
ものである。
材を備えた燃料噴射ポンプであって、前記ハウジング部
材は、円筒形壁と端壁とを備えており、前記端壁は、前
記円筒形壁と共に、低圧燃料圧送用チャンバを形成して
おり、また、前記端壁には、前記円筒形壁に対して同軸
上に伸びる軸方向ボアが設けられており、前記燃料噴射
ポンプは、前記円筒形壁に対して同軸上に固定状態で伸
びる管状部材を備えており、前記管状部材は、前記ハウ
ジング部材の前記端壁から間隔があけられた端と、外面
と、圧力によって制御される燃料出口を形成する内部ボ
アとを有しており、前記燃料噴射ポンプは、電機子構造
体を有する電機子アセンブリを備えており、前記電機子
構造体は、前記管状部材の前記内部ボアと連通する高圧
燃料チャンバを部分的に形成しており、前記電機子構造
体は、前記高圧燃料チャンバ内の燃料を加圧する第1の
方向と該第1の方向と反対の第2の方向とに移動できる
ように前記管状部材に摺動可能に取り付けられており、
前記電機子構造体は、前記管状部材に隣接する第1の端
と、前記管状部材から離れた第2の端と、前記第1の端
から伸びて前記管状部材の前記外面に摺動可能に且つ密
封可能に係合された内面を有する内側ボアと、前記管状
部材の前記端から軸方向に間隔をあけて該電機子構造体
の前記内側ボアから伸びる横断フランジ面と、前記電機
子構造体の前記第2の端に配置されたブッシュとを備え
ており、前記ブッシュは、前記円筒形壁に対して同軸上
に伸びる中央ボアを備えており、前記中央ボアは、前記
管状部材の前記端から軸方向に間隔をあけられた端と、
前記ブッシュの前記中央ボアの前記端から前記管状部材
の前記端に向けて伸びバルブシートを有するカウンタボ
アとを備えており、前記ブッシュは、また、前記カウン
タボアと前記低圧燃料チャンバとの間を径方向に伸びる
燃料通路を備えており、前記燃料噴射ポンプは、また、
ステム部とヘッド部とを有するポペットバルブを備えて
おり、前記ステム部は、前記管状部材の前記端から離れ
た横断面を有する第1の端と、前記横断面から伸び前記
ブッシュの前記中央ボアと摺動可能に且つ密封可能に係
合する外面とを備えており、これにより、前記電機子構
造体の前記管状部材に対する運動に応答して、第1の位
置と第2の位置との間のストローク長を介して、前記ポ
ペットバルブが前記電機子構造体に対して移動できるよ
うになっており、前記第1の位置において、前記低圧燃
料チャンバから前記高圧燃料チャンバへの、前記燃料通
路及び前記カウンタボアを介した燃料の流れが許容さ
れ、前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと
前記低圧燃料チャンバとの間で燃料の流れが阻止される
ようになっており、前記ステム部は、また、第2の端を
備えており、前記ヘッド部は、前記電機子構造体の前記
横断フランジ面と前記バルブシートとの間で前記高圧燃
料チャンバに配置されており、前記ヘツド部はバルブ面
を有しており、該バルブ面は、燃料の流れを許容する前
記第1の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記バ
ルブシートから間隔があけられ、燃料の流れを阻止する
前記第2の位置に前記ポペットバルブがあるとき、前記
バルブシートと密封係合するようになっており、前記燃
料噴射ポンプは、また、前記ハウジングの前記端壁に設
けられた前記軸方向ボア内で伸び、前記プランジャの前
記端面に係合可能な外端を有する調整部材と、前記ハウ
ジングの端壁に対して前記調整部材を軸方向に移動さ
せ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可変的に
決定する手段とを備えている燃料噴射ポンプを提供する
ものである。
【0011】本願発明の他の特徴や効果は、下記に詳細
に述べられた記述や図面と請求の範囲を参照することに
よって、当業者にとって明らかとなるであろう。
に述べられた記述や図面と請求の範囲を参照することに
よって、当業者にとって明らかとなるであろう。
【0012】本願発明の一実施例を詳細に説明する前
に、本願発明が、下記の記述に述べられ図面に示された
構成要素の配置や詳細な構造への適用に限定されるもの
ではないということを、理解するべきである。本願発明
は、他の実施例においても可能であり、また、種々の方
法で実行され成し遂げることができる。また、ここに使
用された用語や術語は説明のためのものであって、限定
して解釈されるべきでないということを理解するべきで
ある。
に、本願発明が、下記の記述に述べられ図面に示された
構成要素の配置や詳細な構造への適用に限定されるもの
ではないということを、理解するべきである。本願発明
は、他の実施例においても可能であり、また、種々の方
法で実行され成し遂げることができる。また、ここに使
用された用語や術語は説明のためのものであって、限定
して解釈されるべきでないということを理解するべきで
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】図面に断片的に示されているの
は、組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルアセンブリ
11である。組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルア
センブリ11は、後述されることを除いて、特願平7−
177003(1994年7月18日に米国に出願し
た、本願と共に継続中の米国特許出願No.276,5
45)に開示されている組合わされた燃料噴射ポンプ及
びノズルに概ねしたがったものである。その特願平7−
177003(米国特許出願No.276,545)を
参照することによって、当該出願は本願に組み入れられ
ている。組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルアセン
ブリ11は、燃料噴射ポンプ13を備えている。燃料噴
射ポンプ13は、ハウジングアセンブリ15を備えてい
る。ハウジングアセンブリ15は、ハウジング部材17
を備えている。ハウジング部材17は、一体的に構成さ
れていることが好ましい。ハウジング部材17は、軸線
20を有する細長い円筒形の内壁19を備えている。ハ
ウジング部材17は、また、端壁21を備えている。端
壁21は、円筒形の内壁19と共に、外側の圧力燃料圧
送用チャンバすなわち低圧燃料チャンバ23を部分的に
形成している。端壁21には、軸方向ボア25が設けら
れている。軸方向ボア25は、円筒形の内壁19に対し
て同軸上に伸びている。
は、組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルアセンブリ
11である。組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルア
センブリ11は、後述されることを除いて、特願平7−
177003(1994年7月18日に米国に出願し
た、本願と共に継続中の米国特許出願No.276,5
45)に開示されている組合わされた燃料噴射ポンプ及
びノズルに概ねしたがったものである。その特願平7−
177003(米国特許出願No.276,545)を
参照することによって、当該出願は本願に組み入れられ
ている。組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルアセン
ブリ11は、燃料噴射ポンプ13を備えている。燃料噴
射ポンプ13は、ハウジングアセンブリ15を備えてい
る。ハウジングアセンブリ15は、ハウジング部材17
を備えている。ハウジング部材17は、一体的に構成さ
れていることが好ましい。ハウジング部材17は、軸線
20を有する細長い円筒形の内壁19を備えている。ハ
ウジング部材17は、また、端壁21を備えている。端
壁21は、円筒形の内壁19と共に、外側の圧力燃料圧
送用チャンバすなわち低圧燃料チャンバ23を部分的に
形成している。端壁21には、軸方向ボア25が設けら
れている。軸方向ボア25は、円筒形の内壁19に対し
て同軸上に伸びている。
【0014】燃料ハウジングアセンブリ15は、また、
第2のハウジング部材31すなわち他のハウジング部材
31を備えている。第2のハウジング部材31も、一体
的に構成されていることが好ましい。第2のハウジング
部材31は、細長い円筒形の内壁33を備えている。こ
の内壁33は、内壁19と整合している。ハウジング部
材31は、また、端壁35を備えている。端壁35は、
円筒形の内壁33と共に、外側の圧力燃料圧送用チャン
バすなわち低圧燃料チャンバ23を部分的に形成してい
る。端壁35には、中央ボアすなわち軸方向ボア37が
形成されている。中央ボアすなわち軸方向ボア37は、
円筒形の内壁19に対して同軸上に伸びている。
第2のハウジング部材31すなわち他のハウジング部材
31を備えている。第2のハウジング部材31も、一体
的に構成されていることが好ましい。第2のハウジング
部材31は、細長い円筒形の内壁33を備えている。こ
の内壁33は、内壁19と整合している。ハウジング部
材31は、また、端壁35を備えている。端壁35は、
円筒形の内壁33と共に、外側の圧力燃料圧送用チャン
バすなわち低圧燃料チャンバ23を部分的に形成してい
る。端壁35には、中央ボアすなわち軸方向ボア37が
形成されている。中央ボアすなわち軸方向ボア37は、
円筒形の内壁19に対して同軸上に伸びている。
【0015】燃料噴射ポンプ13は、また、管状部材4
1を備えている。管状部材41は、円筒形の内壁19及
び33に対して同軸上に伸びている。また、管状部材4
1は、第2のハウジング部材31の端壁35に設けられ
た軸方向ボアすなわち中央ボア37の中に伸びて固定さ
れている。また、管状部材は、軸方向ボアすなわち中央
ボア37から、ハウジング部材17に向けて伸びてい
る。管状部材41は、ハウジング部材17の端壁21か
ら間隔をあけて設けた内端43と、外面45と、内部ボ
ア47とを備えている。内部ボア47は、燃料出口を形
成する高圧出口バルブ49を備えている。
1を備えている。管状部材41は、円筒形の内壁19及
び33に対して同軸上に伸びている。また、管状部材4
1は、第2のハウジング部材31の端壁35に設けられ
た軸方向ボアすなわち中央ボア37の中に伸びて固定さ
れている。また、管状部材は、軸方向ボアすなわち中央
ボア37から、ハウジング部材17に向けて伸びてい
る。管状部材41は、ハウジング部材17の端壁21か
ら間隔をあけて設けた内端43と、外面45と、内部ボ
ア47とを備えている。内部ボア47は、燃料出口を形
成する高圧出口バルブ49を備えている。
【0016】燃料噴射ポンプ13は、また、アーマチュ
ア及びバルブアセンブリすなわち電機子及びバルブアセ
ンブリ51を備えている。電機子及びバルブアセンブリ
51は、電機子構造体すなわち電機子部材53を備えて
いる。電機子構造体53は、適切に構成されており、管
状部材41の外面45に密封係合できるように摺動可能
に取り付けられている。これによって、電機子構造体5
3は、低圧位置と高圧位置との間を移動できるようにな
っている。電機子及びバルブアセンブリ51は、また、
ポペットバルブすなわちプランジャ55を備えている。
ポペットバルブすなわちプランジャ55は、後述するよ
うに、電機子構造体53に対して移動できるようになっ
ている。
ア及びバルブアセンブリすなわち電機子及びバルブアセ
ンブリ51を備えている。電機子及びバルブアセンブリ
51は、電機子構造体すなわち電機子部材53を備えて
いる。電機子構造体53は、適切に構成されており、管
状部材41の外面45に密封係合できるように摺動可能
に取り付けられている。これによって、電機子構造体5
3は、低圧位置と高圧位置との間を移動できるようにな
っている。電機子及びバルブアセンブリ51は、また、
ポペットバルブすなわちプランジャ55を備えている。
ポペットバルブすなわちプランジャ55は、後述するよ
うに、電機子構造体53に対して移動できるようになっ
ている。
【0017】電機子構造体すなわち電機子部材53は、
管状部材41上を摺動できる第1端57と、管状部材4
1から図面の左側に離れて配置された第2端59とを備
えている。電機子構造体53は、また、内側ボアすなわ
ち中央ボア61を備えている。内側ボアすなわち中央ボ
ア61は、第1端57から伸びており、管状部材41の
外面45に摺動可能に且つ密封可能に係合される内面を
備えている。さらに、電機子構造体53は、また、横断
フランジ面63を備えている。横断フランジ面63は、
内側ボア61から伸びていると共に、管状部材41の内
端43から軸方向に対して間隔をおいて伸びている。ま
た、横断フランジ面63は、管状部材41の内部ボア4
7に連通する内側の高圧燃料チャンバ65を、部分的に
形成している。
管状部材41上を摺動できる第1端57と、管状部材4
1から図面の左側に離れて配置された第2端59とを備
えている。電機子構造体53は、また、内側ボアすなわ
ち中央ボア61を備えている。内側ボアすなわち中央ボ
ア61は、第1端57から伸びており、管状部材41の
外面45に摺動可能に且つ密封可能に係合される内面を
備えている。さらに、電機子構造体53は、また、横断
フランジ面63を備えている。横断フランジ面63は、
内側ボア61から伸びていると共に、管状部材41の内
端43から軸方向に対して間隔をおいて伸びている。ま
た、横断フランジ面63は、管状部材41の内部ボア4
7に連通する内側の高圧燃料チャンバ65を、部分的に
形成している。
【0018】さらに付け加えると、電機子構造体すなわ
ち電機子部材53は、その第2端59に、ブッシュ71
を備えている。ブッシュ71は、中央ボア73を備えて
いる。中央ボア73は、円筒形の内壁19及び33に対
して同軸上に伸びている。中央ボア73は、端75を備
えている。端75は、管状部材41の内端43から軸方
向において間隔があけられている。中央ボア73は、ま
た、カウンタボア79を備えている。カウンタボア79
は、ブッシュ73の中央ボア73の端75から、管状部
材41の内端43に向けて伸びている。カウンタボア7
9は、バルブシート81を備えている。ブッシュ71
は、また、燃料通路83を備えている。燃料通路83
は、外側の低圧燃料チャンバ23とカウンタボア79と
の間で径方向に伸びている。そして、燃料通路83は、
中央ボア73の端75とバルブシート81との間に配置
されている。カウンタボア79は、また、燃料通路83
の一部として考えることもできる。
ち電機子部材53は、その第2端59に、ブッシュ71
を備えている。ブッシュ71は、中央ボア73を備えて
いる。中央ボア73は、円筒形の内壁19及び33に対
して同軸上に伸びている。中央ボア73は、端75を備
えている。端75は、管状部材41の内端43から軸方
向において間隔があけられている。中央ボア73は、ま
た、カウンタボア79を備えている。カウンタボア79
は、ブッシュ73の中央ボア73の端75から、管状部
材41の内端43に向けて伸びている。カウンタボア7
9は、バルブシート81を備えている。ブッシュ71
は、また、燃料通路83を備えている。燃料通路83
は、外側の低圧燃料チャンバ23とカウンタボア79と
の間で径方向に伸びている。そして、燃料通路83は、
中央ボア73の端75とバルブシート81との間に配置
されている。カウンタボア79は、また、燃料通路83
の一部として考えることもできる。
【0019】ハウジング部材17の端壁21と、管状部
材41から離れた電機子構造体53の端との間に配置さ
れているのは、スペーサすなわち部材91である。この
スペーサ91によって、電機子構造体53の図中の左側
への移動が制限されている。スペーサすなわち部材91
は、中央ボア93を備えている。後述する調整部材が、
中央ボア93を通過できるようになっており、その調整
部材は、ポペットバルブすなわちプランジャ55に係合
するようになっている。
材41から離れた電機子構造体53の端との間に配置さ
れているのは、スペーサすなわち部材91である。この
スペーサ91によって、電機子構造体53の図中の左側
への移動が制限されている。スペーサすなわち部材91
は、中央ボア93を備えている。後述する調整部材が、
中央ボア93を通過できるようになっており、その調整
部材は、ポペットバルブすなわちプランジャ55に係合
するようになっている。
【0020】燃料噴射ポンプ13は、また、適切なボビ
ン(すなわち、巻き枠)105を備えている。ボビン1
05は、円筒形の内壁19及び33を囲んでいる。ボビ
ン105は、ソレノイドすなわちコイル107を支持し
ている。電気的にエネルギーを与えれたとき換言すれば
通電されたとき、ソレノイドすなわちコイル107は作
動し、電機子構造体53を、図中右側方向に管状部材4
1に沿って軸方向に移動させる。適切なスプリング11
1(換言すれば、ばね111)によって、電機子構造体
53は図中左側方向に付勢されている。そして、ソレノ
イドすなわちコイル107が通電されていないとき、電
機子構造体53は、スプリング111(換言すれば、ば
ね111)の付勢により、スペーサ91に係合するよう
になっている。
ン(すなわち、巻き枠)105を備えている。ボビン1
05は、円筒形の内壁19及び33を囲んでいる。ボビ
ン105は、ソレノイドすなわちコイル107を支持し
ている。電気的にエネルギーを与えれたとき換言すれば
通電されたとき、ソレノイドすなわちコイル107は作
動し、電機子構造体53を、図中右側方向に管状部材4
1に沿って軸方向に移動させる。適切なスプリング11
1(換言すれば、ばね111)によって、電機子構造体
53は図中左側方向に付勢されている。そして、ソレノ
イドすなわちコイル107が通電されていないとき、電
機子構造体53は、スプリング111(換言すれば、ば
ね111)の付勢により、スペーサ91に係合するよう
になっている。
【0021】電機子及びバルブアセンブリ51は、ま
た、前述したポペットバルブすなわちプランジャ55を
備えている。ポペットバルブすなわちプランジャ55
は、ステム部121を備えている。ステム部121は、
管状部材41の内端43から離れた横断端面123と、
外面125とを備えている。外面125は、横断端面1
23から図中の右側に伸びており、ブッシュ71の中央
ボア73に摺動可能に且つ密封可能に係合している。こ
れにより、第1の位置と第2の位置との間のストローク
区間を介した管状部材41に対する電機子構造体53の
移動に応答して、プランジャすなわちポペットバルブ5
5は、電機子構造体53に対して移動できるようになっ
ている。ステム部121は、また、管状部材41の内端
43に近接した端127を備えている。
た、前述したポペットバルブすなわちプランジャ55を
備えている。ポペットバルブすなわちプランジャ55
は、ステム部121を備えている。ステム部121は、
管状部材41の内端43から離れた横断端面123と、
外面125とを備えている。外面125は、横断端面1
23から図中の右側に伸びており、ブッシュ71の中央
ボア73に摺動可能に且つ密封可能に係合している。こ
れにより、第1の位置と第2の位置との間のストローク
区間を介した管状部材41に対する電機子構造体53の
移動に応答して、プランジャすなわちポペットバルブ5
5は、電機子構造体53に対して移動できるようになっ
ている。ステム部121は、また、管状部材41の内端
43に近接した端127を備えている。
【0022】ポペットバルブすなわちプランジャ55
は、また、ヘッド部131を備えている。ヘッド部13
1は、ステム部121の端127から伸びている。ま
た、ヘッド部131は、電機子構造体53の横断フラン
ジ面63とバルブシート81との間にある内側の高圧燃
料チャンバ65に配置されている。ヘッド部131は、
バルブ面133を備えている。バルブ面133は、バル
ブシート81に向いている。バルブ面133は、プラン
ジャすなわちポペットバルブ55が第1の位置にあると
き、バルブシート81から間隔があけられている。これ
により、燃料通路83及びカウンターボア79を通っ
て、外側の低圧燃料チャンバ23から内側の高圧燃料チ
ャンバ65に燃料が流れるようになっている。バルブ面
133は、プランジャすなわちポペットバルブ55が第
2の位置にあるとき、ブッシュ71のバルブシート81
に密封係合するように配置される。これによって、カウ
ンターボア79及び燃料通路83を通って、外側の低圧
燃料チャンバ23と内側の高圧燃料チャンバ65との間
に燃料が流れないようにしている。
は、また、ヘッド部131を備えている。ヘッド部13
1は、ステム部121の端127から伸びている。ま
た、ヘッド部131は、電機子構造体53の横断フラン
ジ面63とバルブシート81との間にある内側の高圧燃
料チャンバ65に配置されている。ヘッド部131は、
バルブ面133を備えている。バルブ面133は、バル
ブシート81に向いている。バルブ面133は、プラン
ジャすなわちポペットバルブ55が第1の位置にあると
き、バルブシート81から間隔があけられている。これ
により、燃料通路83及びカウンターボア79を通っ
て、外側の低圧燃料チャンバ23から内側の高圧燃料チ
ャンバ65に燃料が流れるようになっている。バルブ面
133は、プランジャすなわちポペットバルブ55が第
2の位置にあるとき、ブッシュ71のバルブシート81
に密封係合するように配置される。これによって、カウ
ンターボア79及び燃料通路83を通って、外側の低圧
燃料チャンバ23と内側の高圧燃料チャンバ65との間
に燃料が流れないようにしている。
【0023】燃料噴射ポンプ13は、また、調整部材1
41を備えている。調整部材141は、ハウジング部材
17の端壁21に設けられた軸方向ボア25内で伸びて
いる。また、調整部材141は、プランジャすなわちポ
ペットバルブ55の端面123に係合可能な内端143
を備えている。これによって、電機子構造体53がその
低圧位置にあるとき、バルブ面133を、バルブシート
81から離している。換言すれば、電機子構造体53が
その低圧位置にあるとき、バルブ面133とバルブシー
ト81との間に一定の間隔をあけている。バルブ面13
3をバルブシート81から離している距離によって、バ
ルブ面133がバルブシート81に密封して閉じる前の
電機子構造体53の移動量が制御され、これゆえに、そ
の移動エネルギー量が制御される。
41を備えている。調整部材141は、ハウジング部材
17の端壁21に設けられた軸方向ボア25内で伸びて
いる。また、調整部材141は、プランジャすなわちポ
ペットバルブ55の端面123に係合可能な内端143
を備えている。これによって、電機子構造体53がその
低圧位置にあるとき、バルブ面133を、バルブシート
81から離している。換言すれば、電機子構造体53が
その低圧位置にあるとき、バルブ面133とバルブシー
ト81との間に一定の間隔をあけている。バルブ面13
3をバルブシート81から離している距離によって、バ
ルブ面133がバルブシート81に密封して閉じる前の
電機子構造体53の移動量が制御され、これゆえに、そ
の移動エネルギー量が制御される。
【0024】この最後の点に関して、一般に、バルブ面
133がバルブシート81に係合する前に電機子構造体
53が達する速度が増加すればする程、より多くのエネ
ルギが燃料に伝達される。したがって、(図示されてい
ない)ノズルを通って送出される燃料圧力がより早く増
加する。
133がバルブシート81に係合する前に電機子構造体
53が達する速度が増加すればする程、より多くのエネ
ルギが燃料に伝達される。したがって、(図示されてい
ない)ノズルを通って送出される燃料圧力がより早く増
加する。
【0025】さらに、燃料噴射ポンプ13は、また、ハ
ウジング部材17の端壁21に対して調整部材141を
軸方向に移動させる手段を備えている。この手段によっ
て、バルブ面133をバルブシート81から離している
距離を変えることができる。すなわち、この手段によっ
て、プランジャすなわちポペットバルブ55の第1の位
置を軸方向に沿って可変的に配置することができる。そ
れによって、プランジャすなわちポペットバルブ55の
ストローク長を調整できる。
ウジング部材17の端壁21に対して調整部材141を
軸方向に移動させる手段を備えている。この手段によっ
て、バルブ面133をバルブシート81から離している
距離を変えることができる。すなわち、この手段によっ
て、プランジャすなわちポペットバルブ55の第1の位
置を軸方向に沿って可変的に配置することができる。そ
れによって、プランジャすなわちポペットバルブ55の
ストローク長を調整できる。
【0026】他の構成を採用することもできるが、開示
された構成において、調整部材141は、ねじを備えて
いる。このねじは、ハウジング部材17の端壁21に設
けられた軸方向ボア25に螺合可能に係合している。こ
れにより、調整部材141の回転に伴って、調整部材1
41が軸方向に移動できるようになっている。したがっ
て、ねじすなわち調整部材141の頭部の適切な凹部1
51に配置されるアレンレンチ(図示せず)を採用する
ことによって、電機子構造体53に対するプランジャす
なわちポペットバルブ55のストロークを調整すること
ができる。そして、それによって、各サイクルの作動の
間、内側の高圧燃料チャンバ65に入る燃料の量を制御
することができる。適切なシール153を、ハウジング
部材17の端壁21と調整部材すなわちねじ141の間
に設けることによって、この間からの燃料漏れを防止す
ることができる。
された構成において、調整部材141は、ねじを備えて
いる。このねじは、ハウジング部材17の端壁21に設
けられた軸方向ボア25に螺合可能に係合している。こ
れにより、調整部材141の回転に伴って、調整部材1
41が軸方向に移動できるようになっている。したがっ
て、ねじすなわち調整部材141の頭部の適切な凹部1
51に配置されるアレンレンチ(図示せず)を採用する
ことによって、電機子構造体53に対するプランジャす
なわちポペットバルブ55のストロークを調整すること
ができる。そして、それによって、各サイクルの作動の
間、内側の高圧燃料チャンバ65に入る燃料の量を制御
することができる。適切なシール153を、ハウジング
部材17の端壁21と調整部材すなわちねじ141の間
に設けることによって、この間からの燃料漏れを防止す
ることができる。
【0027】特願平7−177003(米国出願No.
276,545)に開示された構成と比較すると、停止
部材すなわち調整ピストンが省かれている。それによっ
て、電機子構造体53のストロークの調整が、直接に制
御されないようになっている。その代わりに、ポペット
バルブすなわちプランジャ55と電機子構造体53との
間の移動量、すなわちそれらの間のストローク長さを制
御することによって、ポペットバルブ55のストローク
長が制御されるようになっている。
276,545)に開示された構成と比較すると、停止
部材すなわち調整ピストンが省かれている。それによっ
て、電機子構造体53のストロークの調整が、直接に制
御されないようになっている。その代わりに、ポペット
バルブすなわちプランジャ55と電機子構造体53との
間の移動量、すなわちそれらの間のストローク長さを制
御することによって、ポペットバルブ55のストローク
長が制御されるようになっている。
【0028】上記で開示された構成の結果として、電気
コイル107の通電に応答して、電機子構造体すなわち
電機子部材53は、管状部材41に対して第1の方向
(図中の右側)に移動できる。これによって、高圧燃料
チャンバ65の燃料を加圧することができる。また、ば
ね111の作動に応答して、電機子構造体すなわち電機
子部材53は、管状部材41に対して、第1の方向と反
対の第2の方向(図中の左側)に移動できる。
コイル107の通電に応答して、電機子構造体すなわち
電機子部材53は、管状部材41に対して第1の方向
(図中の右側)に移動できる。これによって、高圧燃料
チャンバ65の燃料を加圧することができる。また、ば
ね111の作動に応答して、電機子構造体すなわち電機
子部材53は、管状部材41に対して、第1の方向と反
対の第2の方向(図中の左側)に移動できる。
【0029】また、上記で開示された構成の結果とし
て、プランジャすなわちポペットバルブ55は、非係合
位置としてのあるいは間隔をあけた位置としての第1の
位置と、係合位置としての第2の位置との間のストロー
ク長さを備えている。第1の位置において、バルブ面1
33は、バルブシート81から間隔があけられている。
これにより、電機子構造体すなわち電機子部材53の第
2の方向への移動に応答して、低圧燃料チャンバ23か
ら高圧燃料チャンバ65への流れが許容されるようにな
っている。第2の位置において、バルブ面133は、バ
ルブシート81に密封係合している。これによって、低
圧燃料チャンバ23と高圧燃料チャンバ65との間での
流れが防止されるようになっている。第1の位置すなわ
ち間隔をあけた位置は、プランジャすなわちポペットバ
ルブ55の左側の端面123の、調整ねじすなわち調整
部材141の内端143への係合によって、決定され
る。
て、プランジャすなわちポペットバルブ55は、非係合
位置としてのあるいは間隔をあけた位置としての第1の
位置と、係合位置としての第2の位置との間のストロー
ク長さを備えている。第1の位置において、バルブ面1
33は、バルブシート81から間隔があけられている。
これにより、電機子構造体すなわち電機子部材53の第
2の方向への移動に応答して、低圧燃料チャンバ23か
ら高圧燃料チャンバ65への流れが許容されるようにな
っている。第2の位置において、バルブ面133は、バ
ルブシート81に密封係合している。これによって、低
圧燃料チャンバ23と高圧燃料チャンバ65との間での
流れが防止されるようになっている。第1の位置すなわ
ち間隔をあけた位置は、プランジャすなわちポペットバ
ルブ55の左側の端面123の、調整ねじすなわち調整
部材141の内端143への係合によって、決定され
る。
【0030】作動において、電気コイル107の通電に
より、電機子構造体すなわち電機子部材53が、低圧位
置から、バネ111の作用に抗して図中の右側に移動す
る。低圧位置からの、電機子構造体すなわち電機子部材
53のそのような移動の開始のとき、プランジャすなわ
ちポペットバルブ55は、バルブシート81から間隔を
おいた位置に配置されている。それによって、低圧燃料
チャンバ23と高圧燃料チャンバ65は、径方向の燃料
通路83とカウンターボア79とを通って連通してい
る。しかしながら、電機子構造体53のそのような最初
の右側への移動によって、バルブシート81が、右側に
移動して、プランジャすなわちポペットバルブ55のヘ
ッド部131のバルブシート133に密封係合する。そ
のような係合により、高圧燃料チャンバ65の低圧燃料
チャンバ23への連通が終了し、高圧燃料チャンバが密
封される。電機子構造体53の右側への移動に関連した
運動量の結果、圧力によって作動する出口バルブ49が
開口するまで、高圧燃料チャンバ65の圧力は急速に増
加する。出口バルブ49の開口によって、燃料が、高圧
燃料チャンバ65から出口バルブ49を通って流出し、
電機子構造体53が右側に継続して移動する。
より、電機子構造体すなわち電機子部材53が、低圧位
置から、バネ111の作用に抗して図中の右側に移動す
る。低圧位置からの、電機子構造体すなわち電機子部材
53のそのような移動の開始のとき、プランジャすなわ
ちポペットバルブ55は、バルブシート81から間隔を
おいた位置に配置されている。それによって、低圧燃料
チャンバ23と高圧燃料チャンバ65は、径方向の燃料
通路83とカウンターボア79とを通って連通してい
る。しかしながら、電機子構造体53のそのような最初
の右側への移動によって、バルブシート81が、右側に
移動して、プランジャすなわちポペットバルブ55のヘ
ッド部131のバルブシート133に密封係合する。そ
のような係合により、高圧燃料チャンバ65の低圧燃料
チャンバ23への連通が終了し、高圧燃料チャンバが密
封される。電機子構造体53の右側への移動に関連した
運動量の結果、圧力によって作動する出口バルブ49が
開口するまで、高圧燃料チャンバ65の圧力は急速に増
加する。出口バルブ49の開口によって、燃料が、高圧
燃料チャンバ65から出口バルブ49を通って流出し、
電機子構造体53が右側に継続して移動する。
【0031】この最後の点において、一般に、バルブ面
133がバルブシート81に係合する前に電機子構造体
53が達成する速度が大きければ大きい程、燃料に伝達
されるエネルギーは大きくなる。したがって、(図示さ
れていない)ノズルを通って送出される燃料圧力がより
早く増加する。
133がバルブシート81に係合する前に電機子構造体
53が達成する速度が大きければ大きい程、燃料に伝達
されるエネルギーは大きくなる。したがって、(図示さ
れていない)ノズルを通って送出される燃料圧力がより
早く増加する。
【0032】高圧燃料チャンバ65から圧送される燃料
の量の変化は、調整ねじすなわち調整部材141の操作
により、プランジャすなわちポペットバルブ55のスト
ローク長を変化させることによって得られる。より詳述
すると、係合位置と非係合位置との間の、プランジャす
なわちポペットバルブ55のストローク長を長くするの
ならば、電機子構造体53は、プランジャすなわちポペ
ットバルブ55のストローク長の増加した部分を通って
移動し、その後、バルブシート81は、バルブ面133
に係合し、これによって、高圧燃料チャンバ65が密封
すなわち閉鎖する。高圧燃料チャンバ65の密封前のそ
のような増加した移動部分によって、高圧燃料チャンバ
65の有効容積は減少する。また、そのような増加した
移動部分によって、電気コイル107の通電に伴う、電
機子構造体すなわち電機子部材53の、圧力を増加させ
るストロークにより圧送される燃料の量も減少する。
の量の変化は、調整ねじすなわち調整部材141の操作
により、プランジャすなわちポペットバルブ55のスト
ローク長を変化させることによって得られる。より詳述
すると、係合位置と非係合位置との間の、プランジャす
なわちポペットバルブ55のストローク長を長くするの
ならば、電機子構造体53は、プランジャすなわちポペ
ットバルブ55のストローク長の増加した部分を通って
移動し、その後、バルブシート81は、バルブ面133
に係合し、これによって、高圧燃料チャンバ65が密封
すなわち閉鎖する。高圧燃料チャンバ65の密封前のそ
のような増加した移動部分によって、高圧燃料チャンバ
65の有効容積は減少する。また、そのような増加した
移動部分によって、電気コイル107の通電に伴う、電
機子構造体すなわち電機子部材53の、圧力を増加させ
るストロークにより圧送される燃料の量も減少する。
【0033】電気コイル107の非通電と電機子構造体
53の圧力ストロークの完了によって、ばね111によ
り、電機子構造体は図中の左側の低圧位置に移動する。
このとき、ブッシュ71は、スペーサ91に係合する。
電機子構造体53の左側へのそのような移動によって、
ポペットバルブ55も左側に運ばれる。これにより、最
初の移動の後、プランジャすなわちポペットバルブ55
の端面123が、調整部材すなわち調整ねじ141と係
合する。それによって、ポペットバルブの左側への移動
が制限される。そして、ブッシュ71がスペーサ91に
係合し電機子構造体すなわち電機子部材53の左側への
移動が終了するまで、バルブシート81が、ポペットバ
ルブ55のヘッド部131から離れる方向に移動する。
バルブシート81とバルブ面133との係合の解除によ
り、燃料が、径方向の燃料通路83及びカウンターボア
79を通って流れる。それによって、電機子構造体が左
側へ移動する間に、高圧燃料チャンバ65の増加してい
る容積が燃料で満たされる。したがって、調整ねじ14
1の調整が実施されることにより、内燃機関すなわちエ
ンジンの作動制御とは独立して、電気コイル107の通
電に伴って圧送される燃料の量の微調整が行われる。そ
のため、調整部材すなわち調整ねじ141によって、多
気筒内燃機関のシリンダ間のパワーバランスの微調整制
御を行うことが可能となる。
53の圧力ストロークの完了によって、ばね111によ
り、電機子構造体は図中の左側の低圧位置に移動する。
このとき、ブッシュ71は、スペーサ91に係合する。
電機子構造体53の左側へのそのような移動によって、
ポペットバルブ55も左側に運ばれる。これにより、最
初の移動の後、プランジャすなわちポペットバルブ55
の端面123が、調整部材すなわち調整ねじ141と係
合する。それによって、ポペットバルブの左側への移動
が制限される。そして、ブッシュ71がスペーサ91に
係合し電機子構造体すなわち電機子部材53の左側への
移動が終了するまで、バルブシート81が、ポペットバ
ルブ55のヘッド部131から離れる方向に移動する。
バルブシート81とバルブ面133との係合の解除によ
り、燃料が、径方向の燃料通路83及びカウンターボア
79を通って流れる。それによって、電機子構造体が左
側へ移動する間に、高圧燃料チャンバ65の増加してい
る容積が燃料で満たされる。したがって、調整ねじ14
1の調整が実施されることにより、内燃機関すなわちエ
ンジンの作動制御とは独立して、電気コイル107の通
電に伴って圧送される燃料の量の微調整が行われる。そ
のため、調整部材すなわち調整ねじ141によって、多
気筒内燃機関のシリンダ間のパワーバランスの微調整制
御を行うことが可能となる。
【0034】本願発明の種々の特徴が、請求範囲に述べ
られている。
られている。
【図1】図1は、本願発明の種々の特徴を含んだ組合わ
された燃料噴射ポンプ及びノズルの部分断片図である。
された燃料噴射ポンプ及びノズルの部分断片図である。
11 組合わされた燃料噴射ポンプ及びノズルアセンブ
リ 13 燃料噴射ポンプ 15 ハウジング
アセンブリ 17 ハウジング部材 19 細長い円筒
形の内壁 20 軸 21 端壁 23 外側の圧力燃料圧送用チャンバすなわち低圧燃料
チャンバ 25 軸方向ボア 31 第2のハウ
ジング部材 33 細長い円筒形の内壁 35端壁 37 中央ボアすなわち軸方向ボア 41 管状部材 43 内端 45 外面 47 内部ボア 49 高圧出口バ
ルブ 51 電機子及びバルブアセンブリ 53 電機子構造
体 55 ポペットバルブ 57 第1端 59 第2端 61 内側ボアす
なわち中央ボア 63 横断フランジ面 65 内側の高圧
燃料チャンバ 71 ブッシュ 73 中央ボア 75 端 79 カウンタボ
ア 81 バルブシート 83 燃料通路 91 スペーサすなわち部材 93 中央ボア 105 ボビン 107 ソレノイ
ドすなわちコイル 111 ばねすなわちスプリング 121 ステム部 123 横断端面 125 外面 127 端 131 ヘッド部 133 バルブ面 141 調整部材 143 内端 151 凹部
リ 13 燃料噴射ポンプ 15 ハウジング
アセンブリ 17 ハウジング部材 19 細長い円筒
形の内壁 20 軸 21 端壁 23 外側の圧力燃料圧送用チャンバすなわち低圧燃料
チャンバ 25 軸方向ボア 31 第2のハウ
ジング部材 33 細長い円筒形の内壁 35端壁 37 中央ボアすなわち軸方向ボア 41 管状部材 43 内端 45 外面 47 内部ボア 49 高圧出口バ
ルブ 51 電機子及びバルブアセンブリ 53 電機子構造
体 55 ポペットバルブ 57 第1端 59 第2端 61 内側ボアす
なわち中央ボア 63 横断フランジ面 65 内側の高圧
燃料チャンバ 71 ブッシュ 73 中央ボア 75 端 79 カウンタボ
ア 81 バルブシート 83 燃料通路 91 スペーサすなわち部材 93 中央ボア 105 ボビン 107 ソレノイ
ドすなわちコイル 111 ばねすなわちスプリング 121 ステム部 123 横断端面 125 外面 127 端 131 ヘッド部 133 バルブ面 141 調整部材 143 内端 151 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・アール・クルーガー アメリカ合衆国ウィスコンシン州53146, ニュー・バーリン,ウエスト・ヒッコリ ー・トレイル 20155
Claims (4)
- 【請求項1】 ハウジングを備えた燃料噴射ポンプであ
って、 前記ハウジングは壁を有しており、 前記壁には、ボアと、低圧燃料源と連通する低圧燃料チ
ャンバと、圧力によって制御される燃料出口を有する高
圧燃料チャンバとが設けられており、 前記燃料噴射ポンプは、前記高圧燃料チャンバ内の燃料
を加圧する第1の方向とその反対方向とに移動できるよ
うに前記ハウジングに移動可能に取り付けられた電機子
構造体を備えており、 前記電機子構造体は、前記低圧燃料チャンバと前記高圧
燃料チャンバとの間を連通する燃料通路を備えており、 前記電機子構造体には、バルブシートが設けられてお
り、 前記燃料噴射ポンプは、 通電のとき電機子構造体を前記第1の方向に移動させる
ように作動可能な、前記ハウジングに取り付けられた電
気コイルと、 前記電気コイルが非通電になったとき前記電機子構造体
を前記第1の方向と反対の方向に移動させる、前記ハウ
ジングに配置されたばねと、 前記電機子構造体の前記燃料通路内に摺動可能に配置さ
れたポペットバルブとを備えており、 前記ポペットバルブは、前記ハウジングに対する前記電
機子構造体の運動に応答して、第1の位置と第2の位置
との間のストローク長を介して、前記燃料通路に対して
摺動できるようになっており、 前記第1の位置において、前記低圧燃料チャンバから前
記高圧燃料チャンバへの前記燃料通路における流れが許
容され、 前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと前記
低圧燃料チャンバとの間の燃料の流れが阻止されるよう
になっており、 前記ポペットバルブは、前記高圧燃料チャンバに配置さ
れたヘツド部を備えており、 前記ヘツド部はバルブ面を有しており、 該バルブ面は、 前記低圧燃料チャンバから前記高圧燃料チャンバへの燃
料の流れが許容される前記第1の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートから間隔があけら
れ、 前記高圧燃料チャンバと前記低圧燃料チャンバとの間の
燃料の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートと密封係合するよう
になっており、 前記燃料噴射ポンプは、また、 前記ハウジングの壁に設けられた前記ボア内を伸び、前
記ポペットバルブと係合可能であって、燃料の流れを許
容する前記第1の位置と燃料の流れを阻止する前記第2
の位置との間で前記ポペットバルブの前記ストローク長
を制御する調整部材と、 前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を移動さ
せ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可変的に
決定する手段とを備えていることを特徴とする燃料噴射
ポンプ。 - 【請求項2】 細長いハウジングと電機子構造体とを備
えた燃料噴射ポンプであって、 前記ハウジングは端壁を有しており、前記端壁には中央
ボアが設けられており、 前記電機子構造体は、前記ハウジングに移動可能に取り
付けられており、 前記電機子構造体は、前記ハウジングと共に、低圧燃料
源と連通する外側の燃料チャンバを部分的に形成してお
り、 また、前記電機子構造体は、圧力で制御される燃料出口
を有する内側の燃料チャンバを部分的に形成しており、 さらに、電機子構造体は、 中央ボアと、 前記中央ボアから、前記ハウジングの前記端壁から離れ
る方向に伸びると共に、前記外側の燃料チャンバと前記
内側の燃料チャンバとに連通するカウンタボアとを備え
ており、 前記カウンタボアは、前記外側の燃料チャンバと前記内
側の燃料チャンバとの間に設けられたバルブシートを備
えており、 前記燃料噴射ポンプは、また、前記電機子構造体の前記
中央ボア内で摺動可能なポペットバルブを備えており、 前記ポペットバルブは、前記ハウジングに対する前記電
機子構造体の運動に応答して、第1の位置と第2の位置
との間のストローク長を介して、前記中央ボアに対して
摺動できるようになっており、 前記第1の位置において、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間で燃料の流れが許容され、 前記第2の位置において、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間で燃料の流れが阻止される
ようになっており、 前記ポペットバルブは、前記内側の燃料チャンバに配置
されたヘツド部を備えており、 前記ヘツド部はバルブ面を有しており、 該バルブ面は、 前記外側の燃料チャンバから前記内側の燃料チャンバへ
の燃料の流れが許容される前記第1の位置に前記ポペッ
トバルブがあるとき、前記バルブシートから間隔があけ
られ、 前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの
間の燃料の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペッ
トバルブがあるとき、前記バルブシートと密封係合する
ようになっており、 前記燃料噴射ポンプは、また、 前記ハウジングの前記端壁に設けられた前記軸方向ボア
内を伸び、前記ポペットバルブと係合可能な調整部材
と、 前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を軸方向に
移動させ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可
変的に決定する手段とを備えていることを特徴とする燃
料噴射ポンプ。 - 【請求項3】 ハウジングを備えた燃料噴射ポンプであ
って、 前記ハウジングは、軸線を有する細長い壁と、端壁とを
備えており、 前記端壁には軸方向に伸びるボアが設けられており、 前記端壁は、前記細長い壁と共に、低圧燃料源に連通す
る外側の燃料チャンバを部分的に形成しており、 前記燃料噴射ポンプは、 前記細長い壁に対して同軸上に固定状態で伸び、前記ハ
ウジングの端壁から間隔があけられた端を有する細長い
部材と、 前記細長い部材に移動可能に取り付けられた電機子構造
体とを備えており、 前記電機子構造体は、前記細長い部材と共に、圧力によ
って制御される燃料出口を有する内側の燃料チャンバを
形成しており、 また、電機子構造体は、 前記細長い壁に対して同軸上に伸びる中央ボアと、 前記中央ボアから、前記細長い部材の前記端に向けて伸
びると共に、バルブシートを有するカウンタボアと、 前記カウンタボアと前記低圧燃料チャンバとの間を径方
向に伸びる燃料通路とを備えており、 前記燃料噴射ポンプは、また、ステム部とヘッド部とを
有するポペットバルブを備えており、 前記ステム部は、前記電機子構造体の前記細長い部材に
対する運動に応答して、第1の位置と第2の位置との間
のストローク長を介して、前記電機子構造体の前記中央
ボア内で該中央ボアに対して摺動可能となっており、 前記第1の位置において、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間で燃料の流れが許容され、 前記第2の位置において、前記外側の燃料チャンバと前
記内側の燃料チャンバとの間で燃料の流れが阻止される
ようになっており、 前記ヘッド部は、前記ステム部から伸びて、前記細長い
部材と前記バルブシートとの間の前記内側の燃料チャン
バに配置されており、 前記ヘツド部はバルブ面を有しており、 該バルブ面は、 前記外側の燃料チャンバから前記内側の燃料チャンバへ
の、前記燃料通路及び前記カウンタボアを介した燃料の
流れが許容される第1の位置に前記ポペットバルブがあ
るとき、前記バルブシートから間隔があけられ、 前記外側の燃料チャンバと前記内側の燃料チャンバとの
間の、前記カウンタボア及び前記燃料通路を介した燃料
の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバルブ
があるとき、前記バルブシートと密封係合するようにな
っており、 前記燃料噴射ポンプは、また、 前記ハウジングの前記端壁に設けられた前記軸方向ボア
内を伸び、前記ポペットバルブの前記ステム部と係合可
能な調整部材と、 前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を軸方向に
移動させ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可
変的に決定する手段とを備えていることを特徴とする燃
料噴射ポンプ。 - 【請求項4】 一体型のハウジング部材を備えた燃料噴
射ポンプであって、 前記ハウジング部材は、円筒形壁と端壁とを備えてお
り、 前記端壁は、前記円筒形壁と共に、低圧燃料圧送用チャ
ンバを形成しており、また、前記端壁には、前記円筒形
壁に対して同軸上に伸びる軸方向ボアが設けられてお
り、 前記燃料噴射ポンプは、 前記円筒形壁に対して同軸上に固定状態で伸びる管状部
材を備えており、 前記管状部材は、前記ハウジング部材の前記端壁から間
隔があけられた端と、外面と、圧力によって制御される
燃料出口を形成する内部ボアとを有しており、 前記燃料噴射ポンプは、電機子構造体を有する電機子ア
センブリを備えており、 前記電機子構造体は、前記管状部材の前記内部ボアと連
通する高圧燃料チャンバを部分的に形成しており、 前記電機子構造体は、前記高圧燃料チャンバ内の燃料を
加圧する第1の方向と該第1の方向と反対の第2の方向
とに移動できるように前記管状部材に摺動可能に取り付
けられており、 前記電機子構造体は、前記管状部材に隣接する第1の端
と、前記管状部材から離れた第2の端と、前記第1の端
から伸びて前記管状部材の前記外面に摺動可能に且つ密
封可能に係合された内面を有する内側ボアと、前記管状
部材の前記端から軸方向に間隔をあけて該電機子構造体
の前記内側ボアから伸びる横断フランジ面と、前記電機
子構造体の前記第2の端に配置されたブッシュとを備え
ており、 前記ブッシュは、前記円筒形壁に対して同軸上に伸びる
中央ボアを備えており、 前記中央ボアは、 前記管状部材の前記端から軸方向に間隔をあけられた端
と、 前記ブッシュの前記中央ボアの前記端から前記管状部材
の前記端に向けて伸びバルブシートを有するカウンタボ
アとを備えており、 前記ブッシュは、また、前記カウンタボアと前記低圧燃
料チャンバとの間を径方向に伸びる燃料通路を備えてお
り、 前記燃料噴射ポンプは、また、ステム部とヘッド部とを
有するポペットバルブを備えており、 前記ステム部は、前記管状部材の前記端から離れた横断
面を有する第1の端と、前記横断面から伸び前記ブッシ
ュの前記中央ボアと摺動可能に且つ密封可能に係合する
外面とを備えており、これにより、前記電機子構造体の
前記管状部材に対する運動に応答して、第1の位置と第
2の位置との間のストローク長を介して、前記ポペット
バルブが前記電機子構造体に対して移動できるようにな
っており、 前記第1の位置において、前記低圧燃料チャンバから前
記高圧燃料チャンバへの、前記燃料通路及び前記カウン
タボアを介した燃料の流れが許容され、 前記第2の位置において、前記高圧燃料チャンバと前記
低圧燃料チャンバとの間で燃料の流れが阻止されるよう
になっており、 前記ステム部は、また、第2の端を備えており、 前記ヘッド部は、前記電機子構造体の前記横断フランジ
面と前記バルブシートとの間で前記高圧燃料チャンバに
配置されており、 前記ヘツド部はバルブ面を有しており、 該バルブ面は、 燃料の流れを許容する前記第1の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートから間隔があけら
れ、 燃料の流れを阻止する前記第2の位置に前記ポペットバ
ルブがあるとき、前記バルブシートと密封係合するよう
になっており、 前記燃料噴射ポンプは、また、 前記ハウジングの前記端壁に設けられた前記軸方向ボア
内で伸び、前記プランジャの前記端面に係合可能な外端
を有する調整部材と、 前記ハウジングの端壁に対して前記調整部材を軸方向に
移動させ、前記ポペットバルブの前記ストローク長を可
変的に決定する手段とを備えていることを特徴とする燃
料噴射ポンプ。
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