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JPH08283636A - インクジェット記録用インク及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録用インク及び記録方法

Info

Publication number
JPH08283636A
JPH08283636A JP9402095A JP9402095A JPH08283636A JP H08283636 A JPH08283636 A JP H08283636A JP 9402095 A JP9402095 A JP 9402095A JP 9402095 A JP9402095 A JP 9402095A JP H08283636 A JPH08283636 A JP H08283636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording
recording medium
printing
printed matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9402095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Nakamura
弘人 中村
Michiya Tsukahara
道也 塚原
Hiroshi Hirabayashi
弘 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9402095A priority Critical patent/JPH08283636A/ja
Publication of JPH08283636A publication Critical patent/JPH08283636A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の一般的な捺染インク及びインクジェッ
トの捺染の問題を解決し、且つ紙への印字と布帛への印
字を同時に行なうことのできる簡易な記録方法の提供を
目的とする。 【構成】 インク吐出ヘッドから吐出されたインクが被
記録媒体に到達すると同時に、被記録媒体を介したプラ
テンからインクに熱を加えるインクジェット記録方法
に、MFTあるいはTGの異なる2種以上の樹脂エマル
ジョンを含有する顔料系インクを用いることからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドからインク
滴を吐出させ、記録紙及び木綿、絹繊維等の被記録媒体
上にインク像を得るインクジェットプリンタ用のインク
組成物及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の捺染の主流であるスクリーン捺
染、ローラー捺染は、多品種少量生産には不向きであ
り、流行への迅速な対応も困難なことが問題点としてあ
り、最近では製版がいらないインクジェット記録による
捺染システムが提案されている。
【0003】例えば、特開平6−271801号公報で
は、(1)十分な濃度で発色すること、(2)吐出ノズ
ルを目詰まりさせないこと、(3)インクが布帛上で速
やかに乾燥すること、(4)布帛上で不規則なにじみが
少ないこと、(5)保存中に物性や吐出特性の変化、固
形分の析出がないことを目的として、反応染料を使用し
たインク中に、ジカルボン酸及び/またはそのアルカリ
金属塩を含有させることで、セルロース繊維及び/また
はポリアミド繊維を含有する布帛に対して、均染性、染
着性、発色性、彩度等の染色特性が優れ、インクの保存
安定性にも優れるインクジェット捺染用インクと記録方
法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、繊維の捺染は反応性染料(ビニルスルフォ
ン基及び/またはモノクロルトリアジン基を有する反応
性染料が好ましいとされる)で行われるが、印字物を繰
り返し洗浄することを繰り返す場合、洗剤中のイオン種
によっては退色が起こり洗濯堅牢性が得られない。ま
た、染料である為に耐光性が得えられないという問題点
を有する。
【0005】さらに、インク中にジカルボン酸とアルカ
リ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム)を添加する
為、pHを厳密に管理しないと、有機酸等の塊状の異物
の発生があり吐出ノズルの目詰まりを引き起こすおそれ
がある。この異物は捺染分野での専門的な使用の場合は
対応可能であるが、一般の民生品には使用が難しい。
【0006】さらに、布帛への染着は、反応性染料で行
うため、布帛の種類により、発色性、彩度等の染色性が
異なるという問題点がある。
【0007】そこで本発明の目的は、従来の一般的な捺
染インク及びインクジェットの捺染の問題、すなわち、
(1)十分な濃度で発色すること、(2)吐出ノズルを
目詰まりさせないこと、(3)インクが布帛上で速やか
に乾燥すること、(4)被記録媒体上で不規則なにじみ
が少ないこと、(5)保存中に物性や吐出特性の変化、
固形分の析出がないこと、及び、(6)長期間にわたる
耐久においても吐出特性に変化がないこと、また加え
て、(7)印字物の洗濯堅牢性確保、(8)印字物耐光
性確保可能なインクジェット記録用インク及び記録方法
の提供を行うことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録用インクは、インク吐出ヘッドから吐出されたイン
クが被記録媒体に到達すると同時に、被記録媒体を介し
たプラテンからインクに熱を加えるインクジェット記録
方法に用いるインクであって、少なくとも、顔料と、M
FTが60℃〜100℃である低MFT樹脂エマルジョ
ンと、TGが140℃〜200℃である高TG樹脂エマ
ルジョンを含有することを特徴とする。
【0009】本発明の記録方法は、インクジェット記録
装置内でインク吐出ヘッドから吐出されたインクが被記
録媒体に到達すると同時に被記録媒体を介したプラテン
から熱を加えることで印字物を定着し印字を完了する第
1の工程と、さらに記録装置外で加熱することで印字物
の再定着を行う第2の工程からなることを特徴とする。
【0010】また、本発明の記録方法は、第1の工程の
みで印字を完結する方法と第1の工程と第2の工程の両
方を行い印字を完結する方法を被記録媒体の種類により
使い分けることを特徴とする。
【0011】また、本発明の記録方法は、被記録媒体が
紙の場合は、記録装置内で紙を介したプラテンから熱を
加え印字物を定着することで印字を完了する第1の工程
で印字を完結させ、被記録媒体が布帛の場合は記録装置
内で被記録媒体を介したプラテンから熱を加えることで
印字物を定着する第1の工程と、さらに記録装置外で加
熱することで印字物の再定着を行う第2の工程を使い分
けることを特徴とする。
【0012】低MFT樹脂エマルジョンのMFTが60
℃以下であると印字物のブロッキング性が問題となり、
100℃以上であるとインク吐出ヘッドでの目詰まりが
発生する恐れがある。また高TG樹脂エマルジョンのT
Gが140℃以下であると布帛に印字した印字物の洗濯
堅牢性が確保出来ず、200℃を越えると再定着時に布
帛を熱変形させる等の問題点がある。
【0013】
【作用】本発明によると従来の問題点であった前述の種
々の要求特性を同時に満足させるべくインクの改良を行
った結果、顔料を使用することにより、被記録媒体(布
帛あるいは紙)を選ばずに発色性が高く、印字物の耐光
性の確保が可能となった。
【0014】また、インクジェット装置内で印字と同時
に被記録媒体を介したプラテンから印字物に熱を加える
ことで、インクが被記録媒体上で速やかに乾燥し、また
不規則なにじみが発生しないことが可能となった。
【0015】さらに、顔料を使用することで、インク保
存中に染料の分解等によるインク物性の劣化、これに起
因する吐出特性の変化及び吐出ノズルの目詰まりが発生
しない。
【0016】また、本発明による記録方法では、印字物
の定着は、被記録媒体が紙の場合は記録装置内で低MF
T樹脂エマルジョンのMFTを越える温度でおこなわれ
る。
【0017】この時のプラテンの温度は、インク吐出ヘ
ッドの目詰まりを考えて、紙に対して充分な定着強度を
もたせる温度(低MFT樹脂エマルジョンのMFT温度
以上であり、インク溶媒を乾燥するのに十分な温度)と
する。この低MFT樹脂エマルジョンの膜化による定着
は紙に対しては充分な定着強度を示すが、繊維へ印字し
た場合の耐洗濯性を考えるとより印字物の定着強度を高
める必要がある。
【0018】従って被記録媒体が布帛の場合は、記録装
置内でプラテンからの熱により印字物を加熱すること
で、にじみを抑えた印字物を得ることが可能であり、そ
の後記録装置とは別体の定着手段で高TG樹脂エマルジ
ョンのTGを越える温度で再定着することで耐洗濯性を
向上させることが可能である。
【0019】本発明のインクジェット記録用インクは、
少なくとも顔料と熱可塑性樹脂エマルジョンのMFTが
60℃〜100℃以下である低MFT樹脂エマルジョン
とMFTが140℃以上である高MFT樹脂エマルジョ
ンを必須成分とする。
【0020】本発明のインクに用いることができる顔料
としては、有機顔料、無機顔料等が挙げられ、例えば、
黒用としては、ファーネスブラック、ランプブラック、
アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボン
ブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、または
銅酸化物、鉄酸化物(C.I.ピグメントブラック1
1)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.
I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられ
る。
【0021】更にカラー用としては C.I.ピグメントイエロー1(ファストイエローG)、3、1
2(シ゛スアソ゛イエローAAA)、13、14、17、24、3
4、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、8
1、83(シ゛スアソ゛イエローHR)、95、97、98、10
0、101、104、108、109、110、11
7、120、138、153、C.I.ピグメントレッ
ド1、2、3、5、17、22(フ゛リリアントファーストスカーレッ
ト)、23、31、38、48:2(ハ゜ーマネントレット゛2B(B
a))、48:2(ハ゜ーマネントレット゛2B(Ca))、48:3(ハ゜ーマネ
ントレット゛2B(Sr))、48:4(ハ゜ーマネントレット゛2B(Mn))、4
9:1、52:2、53:1、57:1(フ゛リリアントカーミン6B)、
60:1、63:1、63:2、64:1、81(ロータ゛ミン6G
レーキ)、83、88、101(べんがら)、104、1
05、106、108(カト゛ミウムレット゛)、112、11
4、122(キナクリト゛ンマセ゛ンタ)、123、146、14
9、166、168、170、172、177、17
8、179、185、190、193、209、21
9、C.I.ピグメントブルー1、2、15(フタロシアニンフ
゛ルーR)、15:1、15:2、15:3(フタロシアニンフ゛ルー
G)、15:4、15:6(フタロシアニンフ゛ルーE)、16、17:
1、56、60、63、等が使用できる。
【0022】その添加量は、0.5〜30重量%が好ま
しいが、さらには1.0〜12重量%が好ましい。これ
以下の添加量では、印字濃度が確保できなくなり、また
これ以上の添加量では、インクの粘度特性に構造粘性が
生じ、吐出安定性が確保出来ない。
【0023】また、粒経は25μm以下から成る顔料を
用いるが、さらには1μm以下の粒子からなる顔料を用
いることが好ましい。
【0024】更に、これらの着色剤均一分散するために
は、必要により分散剤を顔料に対し0.5〜200wt
%添加することができ、好ましくは1〜50wt%、よ
り好ましくは10〜30wt%添加することができ、ビ
ーズミル等で分散処理されることが望ましい。
【0025】本発明のインクに用いられる顔料分散用の
分散剤の代表例としては、アクリル系樹脂等があげら
れ、かかるアクリル系樹脂の具体例としては、たとえば
スチレン−アクリル酸共重合体、アクリル酸−アクリル
酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸−
アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル
酸アルキルエステル共重合体、スチレン−α−メチルス
チレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メチルス
チレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重
合体等の塩があげられる。
【0026】上記分散剤と塩を形成させるもの(カウン
ターイオン)として、たとえばアミノメチルプロパノー
ル、2−アミノイソプロパノール、トリエタノールアミ
ン、モルホリン、アンモニア水等を用いることが出来
る。更に、プロピレングリコール、イソプロパノールな
どを溶解助剤として用いてもよい。
【0027】また、上記分散剤の溶解安定性を得る為に
は、分散剤中の塩をイオン解離させ易いようにpH緩衝
液を添加し、インクを最適なpH値に調節する必要があ
る。pH緩衝液の具体例として、フタル酸水素カリウ
ム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、
四ホウ酸ナトリウム、酒石酸水素カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、トリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノ
メタン塩酸塩等が用いられる。
【0028】本発明のインクに用いることの出来る熱可
塑性樹脂エマルジョンとしては、スチレン−アクリル酸
エステル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
アクリル酸エステル、ポリスチレン、ポリエチルアクリ
ル酸エステル、スチレンーブタジエン共重合体、ブタジ
エン共重合体、アクリロニトリルーブタジエン共重合
体、クロロプレン共重合体、架橋アクリル樹脂、架橋ス
チレン樹脂、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン、ベンゾグ
アナミン樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレンーメタア
クリル酸エステル共重合体、ポリスチレン、スチレンー
アクリルアミド共重合体、nーイソブチルアクリレー
ト、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリルアミド、
ポリビニルアセタール、ロジン系樹脂、ポリエチレン、
塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル共重合体、塩化
ビニル樹脂等を水に懸濁させたものである。また、本発
明でいう低MFT樹脂エマルジョン(MFT=60℃〜
100℃以下)と高MFT樹脂エマルジョン(MFT=
140℃以上)は、主骨格は前述した樹脂であり、その
分子量、主骨格への付加化学基等を変更させることでM
FTが異なる。
【0029】これらの熱可塑性樹脂エマルジョンも、顔
料と同様に分散安定性を維持するためには、インクを最
適なpHに調節する必要がある。従って、顔料と熱可塑
性樹脂エマルジョンの両方の分散安定性を維持するため
には、インクのpH値を両者の最適値である範囲に維持
することが必要である。
【0030】また、これらの熱可塑性樹脂エマルジョン
は、添加量を増加させていくことで、インク粘度も増大
していくのでインク全体に対し、5〜40重量%程度に
添加量を抑えるのが好ましい。
【0031】従来からインク用溶媒としては、低粘度で
あること、安全性に優れること、取扱が容易であるこ
と、コストが安いこと、臭気が無いこと等の理由より主
に水が用いられる。インク材料としてはイオン交換、蒸
留等の精製工程を経た純水または超純水が望ましい。
【0032】また、本発明のインクに、インクの増粘、
インクの記録媒体への定着性向上の目的で糖類を用いる
ことができる。具体例としては、グルコース、キシロー
ス、サッカロース(スクロース)、マルトース、アラビ
ノース、マルチトール、デンプン等の単糖類、二糖類、
多糖類、配糖体等が挙げられる。
【0033】さらにノズル乾燥防止の目的で、尿素、チ
オ尿素、エチレン尿素等を添加することができる。
【0034】また本発明のインクにノズルの耐目詰まり
性、保湿性、分散安定性の効果を付与するために親水性
高沸点低揮発性溶媒が加えられる。具体例としては、グ
リセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の高
沸点低揮発性の多価アルコール類が用いられ、あるいは
それらのモノエーテル化物、ジエーテル化物、エステル
化物、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が用
いられ、その他Nメチル2ピロリドン、1.3ージメチ
ルイミダゾリジノン、モノエタノールアミン、N,N−
ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、N−n−ブチルジエタ
ノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の含窒素有機溶剤等の親水性高沸点低揮
発性溶媒を、にじみが生じない範囲で添加することが出
来る。
【0035】また主溶媒である水に対して、乾燥性の向
上を目的として、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、等の高揮発性の一価のアルコー
ル類も少量ならば添加することが出来る。
【0036】
【実施例】以下に、本発明のインクジェット記録用イン
クの具体的な実施例を詳細に説明する。
【0037】本発明のインクジェット記録用インクのイ
ンク例1(表1に示す)の製造は以下の手順で行ったが
これに限定されるものではない。
【0038】顔料と分散剤であるスチレンーアクリル酸
共重合体(添加量:顔料比0.2)とトリエタノールア
ミン(添加量:スチレンーアクリル共重合体の中和当
量)からなる水分散液をビーズミルにて分散し、顔料粒
子が単分散状態になったことを顕微鏡観察により確認
し、そこへpH調整した熱可塑性樹脂エマルジョン(予
め高MFT樹脂エマルジョンと低MFT樹脂エマルジョ
ンを混合したもの)、親水性高沸点低揮発性溶媒を添加
し更に30分混合攪拌し完全に均一混合させる。本イン
クの場合、pH値は8〜10の範囲に調節した。その分
散液を孔径10μmのメンブランフィルターにて濾過し
てゴミ及び粗大粒子を除去し本発明によるインクジェッ
ト記録用インクを得た。
【0039】上述の製造方法と同様な方法により調製し
た本発明によるインクジェット記録用インクのインク例
1〜8を表1に示す。なお表中の値は重量%での添加量
を示す。
【0040】
【表1】
【0041】本発明によるインクジェット記録用インク
の比較例のインク組成例9〜20を表2に示す。なお表
中の値は重量%での添加量を示す。
【0042】
【表2】
【0043】インク例2〜20は、インク例1と同様な
方法で製造した。
【0044】また次に、本発明によるインクジェット記
録用インクの別な比較例のインク組成であるインク例2
1、22を以下に示す。
【0045】インク例21 C.I.Reactive Red 226 10重量部 チオジグリコール 15重量部 ジエチレングリコール 10重量部 イオン交換水 60重量部 インク例21は特開平6−271801号公報で報告さ
れるインク組成とほぼ同等のものである。製造は、イオ
ン交換水にチオジグリコール、ジエチレングリコールを
上記の比率で添加した後に反応性染料を加えた。その後
水酸化ナトリウムでpH7に調整し、メンブレンフィル
タ−(穴径0.8μ)で濾過しインク例21のインクを
得た。
【0046】インク例22 C.I. タ゛イレクトフ゛ラック 19 4.0重量部 ジエチレングリコール 15.0重量部 イオン交換水 81.0重量部 インク例22は、市販の染料系インクジェットプリンタ
のインクとほぼ同様なものである。インク例22の調合
方法は、イオン交換水とジエチレングリコールを混合攪
拌した後に、直接染料を加え完全溶解した後、メンブレ
ンフィルターで濾過する方法である。
【0047】次に本発明のインクジェット記録用インク
のインク例及び比較例のインク例の評価方法について説
明する。
【0048】評価項目としては、経時的(各インク例の
インクを密封状態で50℃に1ヶ月放置)な1.pH変
化、2.粘度変化、3.異物発生状況で評価を行った。
【0049】それぞれの評価方法及び判定方法は以下の
ものである。
【0050】1.pH変化 ◎:好適 初期値に対し、変化がない。 ○:適 変化が初期値に対し5%以内であり、許容レ
ベルである。 ×:不適 変化が初期値に対し5%以上である。
【0051】2.異物状況 スライドガラス上にインク
を少量とり、顕微鏡(400倍)で観察し、初期と比較
した。 ◎:好適 異物の発生が無い。 ○:適多少の異物はあるが、インク吐出ノズルにおいて
目詰まりを引き起こす大きさでない。 ×:不適 異物の発生があり、目詰まりを引き起こす大
きさである。
【0052】3.粘度変化 ◎:好適 初期値に対し、変化がない。 ○:適 変化が初期値に対し5%以内であり、許容レ
ベルである。 ×:不適 変化が初期値に対し5%以上である。
【0053】上記の評価方法に基づく、インク例1〜2
2の評価結果を表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】上記表に示したごとく、本発明のインクジ
ェット記録用インクは、長時間放置後でも初期のpHや
粘度を維持し異物の発生が無く、保存安定性に優れるも
のであった。
【0056】次に、上述したインクを用いる本発明の記
録方法について説明する。
【0057】図1は、本発明の記録方法の第一の工程の
評価に用いたインクジェットプリンタの特徴的な構成を
示す斜視図である。
【0058】記録ヘッド2は圧電素子を用いる形式のイ
ンクジェット記録ヘッドであり、複数個のノズルを任意
のマトリクスで配置しており、プラテン1と対峙した位
置に、プラテン1と平行に移動するキャリッジ装置7に
搭載されている。
【0059】また、プラテン1の内部にヒーター6を配
置し、プラテン1を図示しない温度感知手段と図示しな
いヒーター制御手段により加熱し、表面温度がインク中
の熱可塑性樹脂エマルジョンの軟化温度以上になるよう
に制御している。本実施では、プラテンの温度が120
℃になるように制御されている。この装置では、インク
ジェット記録ヘッドとプラテンの距離は約1.5mm離
されており、被記録媒体の種類によりことなるが、イン
クジェット記録ヘッドの温度は概ね40℃〜50℃であ
り、被記録媒体の表面温度は80℃から110℃であっ
た。
【0060】また、プラテン1は熱を被記録媒体に熱を
加える本発明の記録方法の第1の工程に使用する場合は
前述の条件で制御されているが、本発明の記録方法でな
い方法(吐出ヘッドからの被記録媒体への書き込み時に
熱をかけない)を実施する場合はプラテンは加熱されな
い。
【0061】記録ヘッド2には、インク容器21が接続
され、必要に応じてインクが供給される。
【0062】プラテン1は、アルミニウム製の素管の周
囲に、表面層としてシリコーンゴム等を関層したもので
あり、紙押えローラ3と4が接していて、被記録媒体5
をプラテン1に沿わせており、図示しない駆動装置によ
り回転する。
【0063】インク容器21よりインクが供給された記
録ヘッド2は、そのノズルから印字パターンに従ってイ
ンク滴を吐出し、インク中の低MFT樹脂エマルジョン
の軟化温度以上に表面温度が加熱された被記録媒体5上
にインク像を書き込む。インクは、被記録媒体5上で加
熱されると、固形分濃度が上昇して急激に増粘し、また
低MFT樹脂エマルジョンが融着することにより、にじ
み等を防止でき、高印字品質と印字堅牢性が得られる。
被記録媒体が紙等の洗濯堅牢性がいらないものならば、
工程一で十分な印字物の定着強度を有するが、繊維等を
捺染し洗濯堅牢性が必要な被記録媒体は、さらに工程2
で定着強度を向上させる。
【0064】本発明の記録方法の第2の工程は、家庭用
アイロンで行った。アイロンの他にも熱ローラー、ドラ
イヤー(熱風発生器)等が利用可能であり、必須条件と
しては、加熱温度が高TG樹脂エマルジョンのTG以上
(200℃)以上まで上げられることである。
【0065】ここまで説明した、本発明の記録方法によ
る工程1及び工程2について、次の4パターンの記録方
法をインク例1〜22のインクを使って実施し、効果の
確認を行った。
【0066】パターンA:インクの被記録媒体への書き
込み時に記録装置内のプラテンを加熱することで工程1
を行い、記録装置外で更にアイロンにより印字物の再定
着を行う。このパターンは本発明による第1の工程と第
2の工程の両工程を行う記録方法である。
【0067】パターンB:インクの被記録媒体への書き
込み時に記録装置内のプラテンを加熱することで工程1
を行い、記録装置外ではアイロン等による印字物の再定
着を実施しなかった。このパターンで印字記録をする場
合、被記録媒体が紙ならば、本発明の記録方法に該当
し、被記録媒体が布帛の場合は本発明の記録方法の比較
例に該当する。
【0068】パターンC:インクの被記録媒体への書き
込み時は記録装置内のプラテンは特に加熱しなかった。
また記録装置外ではアイロンにより印字物の定着を行っ
た。このパターンは本発明の記録方法の比較例に該当す
る。
【0069】パターンD:インクの被記録媒体への書き
込み時は記録装置内のプラテンは特に加熱しなかった。
また記録装置外ではアイロン等による印字物の再定着を
実施しなかった。このパターンは本発明の記録方法の比
較例に該当する。
【0070】効果の確認に当たっては、被記録媒体3種
類(コピー紙、木綿、ポリエステル繊維、6・6ナイロ
ン)についてそれぞれ上記の4パターンの記録方法を行
った。
【0071】また、効果の確認は、1.印字濃度、2.
印字物のにじみ、3.印字物の洗濯堅牢性、4.印字物
の耐光性、5.印字中の目詰まりについて試験を実施し
以下の分類により評価した。
【0072】1.印字濃度 ◎:好適 印字濃度(od値)が1.2以上。 △:適 印字濃度が1.0以上1.2未満。 ×:不適 印字濃度が1.0未満。
【0073】2.にじみ ◎:好適 印字物のにじみが目視で確認できない。 △:適 印字物のにじみが目視で確認できるが、微細
文字が支障なく判読できる。 ×:不適 微細文字の判読が不可能。
【0074】3.洗濯堅牢性 ◎:好適 家庭用洗濯機で通常の洗濯を10回実施し、
初期の印字濃度を保つ。 △:適 家庭用洗濯機で通常の洗濯を10回実施し、
印字濃度が初期値の95%以上を保つ。 ×:不適 家庭用洗濯機で通常の洗濯を10回実施し、
印字濃度が初期値の95%未満になる。
【0075】4.耐光性 ◎:好適 太陽の直射日光に10日間当てて、初期の印
字濃度を保つ。 ×:不適 太陽の直射日光に10日間当てて、印字濃度
が初期値の95%未満になる。
【0076】5.印字目詰まり 被記録媒体上に罫線を
印字して以下の分類により判定する。 ◎:好適 インク飛び散りがなくきれいな罫線が印字可
能。 ○:適 多少の飛び散りはあるが、許容出来る。 ×:不適 罫線の飛び散りがひどく、場合によってはド
ット抜け等を起こす。
【0077】上記の評価条件及び判定基準に基づき、本
発明の実施例1〜32について、使用インク、使用記録
パターン及び使用被記録媒体を表4に示す。また本発明
の実施例の評価結果を表5に示す。
【0078】
【表4】
【0079】
【表5】
【0080】本発明の比較例1〜40について、使用イ
ンク、使用記録パターン及び使用被記録媒体を表6に示
す。また本発明の比較例の評価結果を表7に示す。
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】上表に示すように本発明の記録方法は、
1.印字濃度、2.印字物のにじみ、3.印字物の洗濯
堅牢性、4.印字物の耐光性、5.印字中の目詰まりの
いずれの評価項目に対しても好適であった。
【0084】これに対して、本発明の記録方法の比較例
は、1.印字濃度、2.印字物のにじみ、3.印字物の
洗濯堅牢性、4.印字物の耐光性、5.印字中の目詰ま
りの何れかの評価項目が許容すれば使用が可能となるあ
るいは全く使用に値しないという結果を含むものであっ
た。特に比較例13〜16に示した従来の染料系インク
を用いる記録方法は、評価項目に対して満足することが
少なかった。
【0085】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録用インク及
び記録方法を用いることで、従来の一般的な捺染インク
及びインクジェットの捺染の問題、すなわち、(1)十
分な濃度で発色すること、(2)吐出ノズルを目詰まり
させないこと、(3)インクが布帛上で速やかに乾燥す
ること、(4)布帛上で不規則なにじみが少ないこと、
(5)保存中に物性や吐出特性の変化、固形分の析出が
ないこと、及び、(6)長期間にわたる耐久においても
吐出特性に変化がないこと、また加えて、(7)印字物
の洗濯堅牢性確保、(8)印字物耐光性確保が可能とな
る。また、本発明の記録方法は顔料系インクであるた
め、反応系染料あるいは直接染料のように布帛を選ばず
良好な印字が可能となる。さらに、本発明の格別な効果
として、捺染分野の特殊機器を使用しなくとも、一般の
家庭で布帛に手軽に好みのプリントが出来る装置の提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例及び比較例のインク組成例の評
価に用いたインクジェット記録装置の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1:プラテン 2:記録ヘッド 3:紙押えローラー 4:紙押えローラー 5:記録紙(記録媒体) 6:ヒーター 7:キャリッジ 21:インク容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出ヘッドから吐出されたインク
    が被記録媒体に到達すると同時に、被記録媒体を介した
    プラテンからインクに熱を加えるインクジェット記録方
    法に用いるインクジェット記録用インクであって、 少なくとも、顔料と、MFTが60℃〜100℃である
    低MFT樹脂エマルジョンと、TGが140℃〜200
    ℃である高TG樹脂エマルジョンを含有することを特徴
    とするインクジェット記録用インク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクを用い、インクジ
    ェット記録装置内でインク吐出ヘッドから吐出されたイ
    ンクが被記録媒体に到達すると同時に被記録媒体を介し
    たプラテンから熱を加えることで印字物を定着し印字を
    完了する第1の工程と、さらに記録装置外で加熱するこ
    とで印字物の再定着を行う第2の工程からなることを特
    徴とする記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインクを用い、第1の工
    程のみで印字を完結する方法と第1の工程と第2の工程
    の両方を行い印字を完結する方法を被記録媒体の種類に
    より使い分けることを特徴とする記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインクを用い、被記録媒
    体が紙の場合は、記録装置内で紙を介したプラテンから
    熱を加え印字物を定着することで印字を完了する第1の
    工程で印字を完結させ、被記録媒体が布帛の場合は記録
    装置内で被記録媒体を介したプラテンから熱を加えるこ
    とで印字物を定着する第1の工程と、さらに記録装置外
    で加熱することで印字物の再定着を行う第2の工程を使
    い分けることを特徴とする記録方法。
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