JPH0828160B2 - 補助開閉器 - Google Patents
補助開閉器Info
- Publication number
- JPH0828160B2 JPH0828160B2 JP5122615A JP12261593A JPH0828160B2 JP H0828160 B2 JPH0828160 B2 JP H0828160B2 JP 5122615 A JP5122615 A JP 5122615A JP 12261593 A JP12261593 A JP 12261593A JP H0828160 B2 JPH0828160 B2 JP H0828160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reed switch
- permanent magnet
- switch
- contact
- reed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助開閉器に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】電力用開閉器や遮断器などに使用される
補助開閉器は、使用される電圧や電流が大きく接触部は
銀接点を使用するものであったが、最近制御電子化が進
み低電圧、低電流の領域に対しても接触部が求められ、
その接触部に金メッキを施した接点が採用されるように
なった。
補助開閉器は、使用される電圧や電流が大きく接触部は
銀接点を使用するものであったが、最近制御電子化が進
み低電圧、低電流の領域に対しても接触部が求められ、
その接触部に金メッキを施した接点が採用されるように
なった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金メッキ接点を使用し
ていても微小電流領域では金接点の表面に付着した微細
なゴミは電流の不導通を引き起こし故障の原因となる。
また、金メッキはピンホールなどから接点部下地の銀が
表面に折出し、酸化膜を発生させたりして金素材の良い
点を応用することが困難であり、あらゆる環境に対応さ
せるのは費用の高額化につながり、問題点が多く新たな
構造の補助開閉器が求められていた。
ていても微小電流領域では金接点の表面に付着した微細
なゴミは電流の不導通を引き起こし故障の原因となる。
また、金メッキはピンホールなどから接点部下地の銀が
表面に折出し、酸化膜を発生させたりして金素材の良い
点を応用することが困難であり、あらゆる環境に対応さ
せるのは費用の高額化につながり、問題点が多く新たな
構造の補助開閉器が求められていた。
【0004】また、リードスイッチを使用することも電
子機器では一般化していたが、補助開閉器の内部に使用
するには磁気回路をコンパクトに収めることができず、
磁気回路を密集化することは困難であった。そのリード
スイッチについては、リードスイッチと永久磁石の特性
が永久磁石の向きとリードスイッチの移動方向で動作特
性に大差があり、機器内に組付ける時に水平方向は永久
磁石のストロークが短すぎ、垂直方向は長く、また、
「入」および「切」の永久磁石とリードスイッチの位置
関係も大きくバラツキが生じて外部の機器とのバランス
が取れないことがあった。また、永久磁石のストローク
を要する垂直方向は隣接する接触子への影響が出て、誤
動作を発生する危険性が常にあった。
子機器では一般化していたが、補助開閉器の内部に使用
するには磁気回路をコンパクトに収めることができず、
磁気回路を密集化することは困難であった。そのリード
スイッチについては、リードスイッチと永久磁石の特性
が永久磁石の向きとリードスイッチの移動方向で動作特
性に大差があり、機器内に組付ける時に水平方向は永久
磁石のストロークが短すぎ、垂直方向は長く、また、
「入」および「切」の永久磁石とリードスイッチの位置
関係も大きくバラツキが生じて外部の機器とのバランス
が取れないことがあった。また、永久磁石のストローク
を要する垂直方向は隣接する接触子への影響が出て、誤
動作を発生する危険性が常にあった。
【0005】また、リードスイッチを補助開閉器本体に
組み込む場合、リードスイッチの機能を損なう折損を防
ぐためできるだけ端子類と一体化し強度を向上させる必
要があった。さらに、同じ大きさで部品点数の多い常時
開接点(以下「a接点」という)と常時閉接点(以下
「b接点」という)は、二種類の部品は統一されたもの
で構成される必要があり、統一した構成部品にすること
により金型や部品管理面の合理化が望まれていた。
組み込む場合、リードスイッチの機能を損なう折損を防
ぐためできるだけ端子類と一体化し強度を向上させる必
要があった。さらに、同じ大きさで部品点数の多い常時
開接点(以下「a接点」という)と常時閉接点(以下
「b接点」という)は、二種類の部品は統一されたもの
で構成される必要があり、統一した構成部品にすること
により金型や部品管理面の合理化が望まれていた。
【0006】さらにその上に、リードスイッチ駆動用の
連動バーについても簡単に組付けられる構成が必要であ
り、a接点、b接点のそれぞれを正確に装着でき、信頼
性を上げる形状としなければならない。本発明の目的
は、環境適応力の良いリードスイッチを補助開閉器の接
触部として構成し、今後増大するデジタル化や電子制御
に使用できる補助開閉器を提供することにある。
連動バーについても簡単に組付けられる構成が必要であ
り、a接点、b接点のそれぞれを正確に装着でき、信頼
性を上げる形状としなければならない。本発明の目的
は、環境適応力の良いリードスイッチを補助開閉器の接
触部として構成し、今後増大するデジタル化や電子制御
に使用できる補助開閉器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、補助開閉器の接触子にリードスイッチを
使用し駆動に永久磁石を用いて構成する。本発明は、接
触子のリードスイッチと永久磁石の相互間動作特性の中
から基本構造として、リードスイッチに対しマグネット
のS・N極を同一平面に配置し、永久磁石はリードスイ
ッチのスラスト方向に対し斜めでリードスイッチの側方
を平行に移動することにより接点のON・OFFを繰り
返す。この動作によってリードスイッチを永久磁石の基
本動作である垂直動作での永久磁石の動作距離を大きく
できる。これは連動バーのストロークを大きくすること
に繋がり、補助開閉器の動作の安定性を維持する。ま
た、このことにより、リードスイッチの永久磁石による
作動のヒステリシスの影響でON・OFFの動作点がず
れることを小さく抑えることができる。
成するために、補助開閉器の接触子にリードスイッチを
使用し駆動に永久磁石を用いて構成する。本発明は、接
触子のリードスイッチと永久磁石の相互間動作特性の中
から基本構造として、リードスイッチに対しマグネット
のS・N極を同一平面に配置し、永久磁石はリードスイ
ッチのスラスト方向に対し斜めでリードスイッチの側方
を平行に移動することにより接点のON・OFFを繰り
返す。この動作によってリードスイッチを永久磁石の基
本動作である垂直動作での永久磁石の動作距離を大きく
できる。これは連動バーのストロークを大きくすること
に繋がり、補助開閉器の動作の安定性を維持する。ま
た、このことにより、リードスイッチの永久磁石による
作動のヒステリシスの影響でON・OFFの動作点がず
れることを小さく抑えることができる。
【0008】補助開閉器ではその機能上a接点の動作と
b接点の動作とをラップさせないことが必要であり、そ
のためリードスイッチと永久磁石の動作特性の中で、リ
ードスイッチが不導通のOFF領域からHOLD領域そ
してリードスイッチが導通するON領域が短いストロー
クのものが接点間のラップが発生しないので、図5に示
す動作線Cを使用することで適正正確な図7の特性を得
ることができる。図7はb接点がON状態からa接点が
ON状態に変化するのに永久磁石の移動が短くても 0.5
mmはあることを意味し、a接点とb接点との間にラップ
が生じてない。
b接点の動作とをラップさせないことが必要であり、そ
のためリードスイッチと永久磁石の動作特性の中で、リ
ードスイッチが不導通のOFF領域からHOLD領域そ
してリードスイッチが導通するON領域が短いストロー
クのものが接点間のラップが発生しないので、図5に示
す動作線Cを使用することで適正正確な図7の特性を得
ることができる。図7はb接点がON状態からa接点が
ON状態に変化するのに永久磁石の移動が短くても 0.5
mmはあることを意味し、a接点とb接点との間にラップ
が生じてない。
【0009】隣接するリードスイッチは対になる永久磁
石以外の影響で誤動作を防止するために、a接点とa接
点間は対となる永久磁石が隣接するa接点との距離を大
きくすることで確保し、a接点とb接点間は一対となる
永久磁石が相互に影響を及ぼす方向にN・S極があるた
めに対になる永久磁石で完全にリードスイッチに極性を
与えるようになって保護をしている。
石以外の影響で誤動作を防止するために、a接点とa接
点間は対となる永久磁石が隣接するa接点との距離を大
きくすることで確保し、a接点とb接点間は一対となる
永久磁石が相互に影響を及ぼす方向にN・S極があるた
めに対になる永久磁石で完全にリードスイッチに極性を
与えるようになって保護をしている。
【0010】リードスイッチと永久磁石は相互に影響の
出ない位置と確実に動作させる位置を構造体の中で確保
し、少ない部品でa接点、b接点を構成し、しかも同一
部品でa接点、b接点を構成する。リードスイッチ端子
部を示したのが図10、11、12、13である。リードスイッ
チ端子部の部品分解配列を図14に示す。また図15には駆
動用永久磁石の保持構造はワンタッチ組立で全て構成さ
れており、永久磁石をマグネットケースに装着し、組付
けられたマグネットケースを連動バーの左右からマグネ
ットケース相互にフック部を形成しているので、連動バ
ーを挟み込むように装着形成され、簡単に永久磁石を保
持した連動バーが形成される。
出ない位置と確実に動作させる位置を構造体の中で確保
し、少ない部品でa接点、b接点を構成し、しかも同一
部品でa接点、b接点を構成する。リードスイッチ端子
部を示したのが図10、11、12、13である。リードスイッ
チ端子部の部品分解配列を図14に示す。また図15には駆
動用永久磁石の保持構造はワンタッチ組立で全て構成さ
れており、永久磁石をマグネットケースに装着し、組付
けられたマグネットケースを連動バーの左右からマグネ
ットケース相互にフック部を形成しているので、連動バ
ーを挟み込むように装着形成され、簡単に永久磁石を保
持した連動バーが形成される。
【0011】
【作用】永久磁石とリードスイッチの基本動作は、図5
に示すように、リードスイッチLのスラスト方向 (X−
X)と垂直方向(Y−Y)に矢印方向にN・S極を着磁
した永久磁石Mで移動を行うと、リードスイッチLが導
通するON部、導通と不導通との中間状態のHOLD
部、リードスイッチLが不導通のOFF部の状態とな
る。
に示すように、リードスイッチLのスラスト方向 (X−
X)と垂直方向(Y−Y)に矢印方向にN・S極を着磁
した永久磁石Mで移動を行うと、リードスイッチLが導
通するON部、導通と不導通との中間状態のHOLD
部、リードスイッチLが不導通のOFF部の状態とな
る。
【0012】垂直方向はHOLD部が大きく、スラスト
方向はHOLD部が小さい。この関係図の中で、HOL
D部を極力小さくすることが開閉器のONおよびOFF
の安定に欠かせない。このように、本発明は、リードス
イッチと永久磁石を基にした2つの部品を組込み構成
し、開閉器の大きさと開閉器に要求されるストロークを
1つの補助開閉器内にまとめることを実現したものであ
って、例えば、図6に示すように、永久磁石の移動によ
るリードスイッチの動作特性の中で任意の位置に必要と
する動作ストロークを求めて直線で引くと、リードスイ
ッチの傾斜角度が決まる。それによってリードスイッチ
の開閉器に占める寸法が決まり開閉器の大きさが決定さ
れる。
方向はHOLD部が小さい。この関係図の中で、HOL
D部を極力小さくすることが開閉器のONおよびOFF
の安定に欠かせない。このように、本発明は、リードス
イッチと永久磁石を基にした2つの部品を組込み構成
し、開閉器の大きさと開閉器に要求されるストロークを
1つの補助開閉器内にまとめることを実現したものであ
って、例えば、図6に示すように、永久磁石の移動によ
るリードスイッチの動作特性の中で任意の位置に必要と
する動作ストロークを求めて直線で引くと、リードスイ
ッチの傾斜角度が決まる。それによってリードスイッチ
の開閉器に占める寸法が決まり開閉器の大きさが決定さ
れる。
【0013】図7のa接点、b接点の相互間関連図に示
すように、リードスイッチと永久磁石が図6の直線Aの
直線上を移動した時にa接点はOFFからONへ変化す
る。b接点は直線BをONからOFFへ変化する位置に
相互の構成を行うと、図7に示す関連図となる。この位
置関係を開閉器内に組込み構成したものが、図8の標準
状態である。図8でリードスイッチL1 は永久磁石M1
の直接の影響下にあり、接点はONの状態を確実にして
いる。また、リードスイッチL2 は永久磁石M2 より少
し離れているが、永久磁石M2 の影響下にありOFFの
状態を確実にしている。この位置関係は図5の中でON
領域およびOFF領域で示される所と合致している。a
接点では永久磁石M3 がリードスイッチL2 に対しOF
F状態に位置する影響を少し与えることになるが、これ
は動作を補助する方向でより安定性の高い開閉動作を行
うことができる。永久磁石M2 と永久磁石M3 のそれぞ
れがリードスイッチLに機能と順方向で作用し、永久磁
石M1 と永久磁石M2 は永久磁石Mの一方の永久磁石M
2 が逆作用をしても永久磁石M1 が完全にリードスイッ
チL上にあって他の永久磁石Mの影響を軽微にしてい
る。
すように、リードスイッチと永久磁石が図6の直線Aの
直線上を移動した時にa接点はOFFからONへ変化す
る。b接点は直線BをONからOFFへ変化する位置に
相互の構成を行うと、図7に示す関連図となる。この位
置関係を開閉器内に組込み構成したものが、図8の標準
状態である。図8でリードスイッチL1 は永久磁石M1
の直接の影響下にあり、接点はONの状態を確実にして
いる。また、リードスイッチL2 は永久磁石M2 より少
し離れているが、永久磁石M2 の影響下にありOFFの
状態を確実にしている。この位置関係は図5の中でON
領域およびOFF領域で示される所と合致している。a
接点では永久磁石M3 がリードスイッチL2 に対しOF
F状態に位置する影響を少し与えることになるが、これ
は動作を補助する方向でより安定性の高い開閉動作を行
うことができる。永久磁石M2 と永久磁石M3 のそれぞ
れがリードスイッチLに機能と順方向で作用し、永久磁
石M1 と永久磁石M2 は永久磁石Mの一方の永久磁石M
2 が逆作用をしても永久磁石M1 が完全にリードスイッ
チL上にあって他の永久磁石Mの影響を軽微にしてい
る。
【0014】図9は標準状態から矢印Dの方向に連動バ
ー12が動いた状態を示しており、基本的動作は標準状態
の全く逆に動作しているといえる。したがって、a接点
およびb接点とも安定した動作をする。リードスイッチ
を補助開閉器内のケースに収納形成する場合に前記図8
および図9に示すリードスイッチの保持構造が重要であ
って、リードスイッチの信頼性を上げるべく2個並列に
入れてある。これらが図10、11、12、13に示してある。
ー12が動いた状態を示しており、基本的動作は標準状態
の全く逆に動作しているといえる。したがって、a接点
およびb接点とも安定した動作をする。リードスイッチ
を補助開閉器内のケースに収納形成する場合に前記図8
および図9に示すリードスイッチの保持構造が重要であ
って、リードスイッチの信頼性を上げるべく2個並列に
入れてある。これらが図10、11、12、13に示してある。
【0015】リードスイッチLを保持しハンダ22付で端
子金具35に接続したリードスイッチ端子部24は、リード
スイッチLが斜めの角度を持ち同一方向に装着される。
同一方向に装着されたリードスイッチ端子部24は補助開
閉器のケース11内に挿入固定される。固定方法はリード
スイッチ端子部24をケース11に嵌め込むことで固着す
る。
子金具35に接続したリードスイッチ端子部24は、リード
スイッチLが斜めの角度を持ち同一方向に装着される。
同一方向に装着されたリードスイッチ端子部24は補助開
閉器のケース11内に挿入固定される。固定方法はリード
スイッチ端子部24をケース11に嵌め込むことで固着す
る。
【0016】また、リードスイッチLの方向は、a接
点、b接点でそれぞれ反対方向に挿入することによって
形成される。形成された状態を図3に示す。リードスイ
ッチ駆動用永久磁石を補助開閉器内に組み込む場合に、
連動バー12内に刻設または接着するのが一般的である
が、本発明は永久磁石Mをマグネットケース52に嵌め込
み、マグネットケース52は連動バー12に対しa接点やb
接点を任意の位置に嵌め込みができ、一例として図4の
ように右側3箇所がb接点、左側4箇所がa接点に設定
できる。嵌め込みの方向を図3と共調することは必要で
あるが、リードスイッチLの方向と永久磁石Mの方向を
合わせて補助開閉器のケース内にa接点、b接点を任意
に形成することができる。本発明では、リードスイッチ
Lに対する永久磁石Mの配置を、永久磁石Mの全長にわ
たり同一距離である、永久磁石Mの極性をリードスイッ
チLと同一方向(平行)に設けたものである。それで、
本発明の永久磁石MのリードスイッチLに対する永久磁
石Mの配置は、リードスイッチLに対して永久磁石Mの
一端と他端とで距離が異なる、永久磁石Mをリードスイ
ッチLに対して平行でないものより、リードスイッチL
の接触部を励磁しやすくしている。リードスイッチLに
対し、永久磁石Mをその一端と他端とで距離が異なる非
平行に配置したものは、遠い所から近い所への移動を安
定してキャッチしやすくしたものであって、本発明とは
異なる。
点、b接点でそれぞれ反対方向に挿入することによって
形成される。形成された状態を図3に示す。リードスイ
ッチ駆動用永久磁石を補助開閉器内に組み込む場合に、
連動バー12内に刻設または接着するのが一般的である
が、本発明は永久磁石Mをマグネットケース52に嵌め込
み、マグネットケース52は連動バー12に対しa接点やb
接点を任意の位置に嵌め込みができ、一例として図4の
ように右側3箇所がb接点、左側4箇所がa接点に設定
できる。嵌め込みの方向を図3と共調することは必要で
あるが、リードスイッチLの方向と永久磁石Mの方向を
合わせて補助開閉器のケース内にa接点、b接点を任意
に形成することができる。本発明では、リードスイッチ
Lに対する永久磁石Mの配置を、永久磁石Mの全長にわ
たり同一距離である、永久磁石Mの極性をリードスイッ
チLと同一方向(平行)に設けたものである。それで、
本発明の永久磁石MのリードスイッチLに対する永久磁
石Mの配置は、リードスイッチLに対して永久磁石Mの
一端と他端とで距離が異なる、永久磁石Mをリードスイ
ッチLに対して平行でないものより、リードスイッチL
の接触部を励磁しやすくしている。リードスイッチLに
対し、永久磁石Mをその一端と他端とで距離が異なる非
平行に配置したものは、遠い所から近い所への移動を安
定してキャッチしやすくしたものであって、本発明とは
異なる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の補助開閉器の正面図、図2は側面図でケー
ス11にリードスイッチ端子部24が挿入され、その後に連
動バー12が組込まれて、ケース11の上部に連動バー12の
保護のためカバー13が組付け固定されている。連動バー
12には押操作後自動的に復帰操作が行われるように復帰
バネ14が組付けられて補助開閉器を構成している。符号
15は端子ネジである。
1は本発明の補助開閉器の正面図、図2は側面図でケー
ス11にリードスイッチ端子部24が挿入され、その後に連
動バー12が組込まれて、ケース11の上部に連動バー12の
保護のためカバー13が組付け固定されている。連動バー
12には押操作後自動的に復帰操作が行われるように復帰
バネ14が組付けられて補助開閉器を構成している。符号
15は端子ネジである。
【0018】図3はリードスイッチLをリードスイッチ
ケース17に組付けられ端子部24にハンダ装着されたもの
を、リードスイッチケース17に挿入された状態を示した
もので、b接点部が3回路、a接点部が4回路組込まれ
た状態を示す。それと対応する駆動用永久磁石を組付け
た連動バー12を図4に示す。図14にリードスイッチLと
端子部24を組付ける部品分解配列図として示す。
ケース17に組付けられ端子部24にハンダ装着されたもの
を、リードスイッチケース17に挿入された状態を示した
もので、b接点部が3回路、a接点部が4回路組込まれ
た状態を示す。それと対応する駆動用永久磁石を組付け
た連動バー12を図4に示す。図14にリードスイッチLと
端子部24を組付ける部品分解配列図として示す。
【0019】リードスイッチケース17は合成樹脂製の板
状直方体で、斜めの収納孔31を刻設し、側面から支持ピ
ン32を突設し、他側面に突壁33を突設して縦溝34を形成
する。また、薄板金属製の端子金具35は、端子ネジ15を
受け入れる端子孔36を刻設した座板37の両縁から下方へ
向けて挟持片38を延出させ、座板37の他縁から下方へ向
けて連結片39を延出させ、連結片39の下端から直交状に
底片40を延出し、底片40から2本の起立片41・42を起立
させ、一方の起立片41の先端にはリードスイッチLのリ
ード線43を支持する支持溝44を刻設し、リードスイッチ
ケース17の支持ピン32を嵌める孔45が中央部に下部にリ
ード線43の支持孔47がそれぞれ穿設してあり、他方の起
立片42の上端にも支持溝44が刻設してあってリードスイ
ッチケース17の突壁33を嵌める切欠き46が中央部に刻設
し、下部にリード線43の支持孔47が穿設してある。
状直方体で、斜めの収納孔31を刻設し、側面から支持ピ
ン32を突設し、他側面に突壁33を突設して縦溝34を形成
する。また、薄板金属製の端子金具35は、端子ネジ15を
受け入れる端子孔36を刻設した座板37の両縁から下方へ
向けて挟持片38を延出させ、座板37の他縁から下方へ向
けて連結片39を延出させ、連結片39の下端から直交状に
底片40を延出し、底片40から2本の起立片41・42を起立
させ、一方の起立片41の先端にはリードスイッチLのリ
ード線43を支持する支持溝44を刻設し、リードスイッチ
ケース17の支持ピン32を嵌める孔45が中央部に下部にリ
ード線43の支持孔47がそれぞれ穿設してあり、他方の起
立片42の上端にも支持溝44が刻設してあってリードスイ
ッチケース17の突壁33を嵌める切欠き46が中央部に刻設
し、下部にリード線43の支持孔47が穿設してある。
【0020】リードスイッチ端子部24は、図14に示すよ
うに、同一のリードスイッチL、リードスイッチケース
17、端子金具35をそれぞれ2個用意する。それぞれリー
ドスイッチLをリードスイッチケース17の収納孔31に収
納し、リードスイッチケース17の支持ピン32を端子金具
35の孔45に嵌めると共に起立片42を切欠き46を突壁33に
係合させて縦溝34に装着し、リード線43を支持溝44に嵌
めてハンダで固定して組み立てる。組み立てた状態が、
図10、11に示されている。
うに、同一のリードスイッチL、リードスイッチケース
17、端子金具35をそれぞれ2個用意する。それぞれリー
ドスイッチLをリードスイッチケース17の収納孔31に収
納し、リードスイッチケース17の支持ピン32を端子金具
35の孔45に嵌めると共に起立片42を切欠き46を突壁33に
係合させて縦溝34に装着し、リード線43を支持溝44に嵌
めてハンダで固定して組み立てる。組み立てた状態が、
図10、11に示されている。
【0021】また、図15に示すように、連動バー12は、
合成樹脂製の細長い板状の直方体で、ケース11の中央部
を摺動し、ケース11に前記リードスイッチ端子部24によ
り取付けられたリードスイッチLを永久磁石MによりO
N・OFFするものである。連動バー12には複数個 (本
実施例では7個) の窓孔51が穿設してあって 、永久磁
石Mを嵌めたマグネットケース52を窓孔51に嵌め込む。
連動バー12の窓孔51の周縁にはマグネットケース52の裏
面外周寄りに突設した突起53と嵌合する嵌合孔54を刻設
し中央にフック55を突設してあって、マグネットケース
52の表面には永久磁石Mを受け入れる突壁面56が形成し
てある。連動バー12の両側からマグネットケース52を嵌
め込むと、フック55どうしが係合して装着される。
合成樹脂製の細長い板状の直方体で、ケース11の中央部
を摺動し、ケース11に前記リードスイッチ端子部24によ
り取付けられたリードスイッチLを永久磁石MによりO
N・OFFするものである。連動バー12には複数個 (本
実施例では7個) の窓孔51が穿設してあって 、永久磁
石Mを嵌めたマグネットケース52を窓孔51に嵌め込む。
連動バー12の窓孔51の周縁にはマグネットケース52の裏
面外周寄りに突設した突起53と嵌合する嵌合孔54を刻設
し中央にフック55を突設してあって、マグネットケース
52の表面には永久磁石Mを受け入れる突壁面56が形成し
てある。連動バー12の両側からマグネットケース52を嵌
め込むと、フック55どうしが係合して装着される。
【0022】なお、永久磁石MはリードスイッチLに対
向する外側の同一平面にN・S極が形成されている。図
16に従来の銀接点仕様の補助開閉器を、図17にその断面
図を示す。ケース111 の中央部を連動バー112 が摺動し
て、ケース111 に固定された静止端子板161 に対し、連
動バー112 の可動端子板162 が対向して配置されてお
り、その接点部分には銀メッキが施されている。この従
来の補助開閉器にもリードスイッチと永久磁石を組み込
むことができる。
向する外側の同一平面にN・S極が形成されている。図
16に従来の銀接点仕様の補助開閉器を、図17にその断面
図を示す。ケース111 の中央部を連動バー112 が摺動し
て、ケース111 に固定された静止端子板161 に対し、連
動バー112 の可動端子板162 が対向して配置されてお
り、その接点部分には銀メッキが施されている。この従
来の補助開閉器にもリードスイッチと永久磁石を組み込
むことができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明においては、
一般化している銀接点を金メッキ化する方式の補助開閉
器から接触子をガス封入したリードスイッチに変えて微
小電圧・電流領域でのコントロールを可能にし、ガスや
微細ゴミの環境下での使用に耐える補助開閉器を構成し
て現在進展を見なかった電子化およびデジタル機器への
直接接続を可能にし、用途の拡大と信頼性に資すること
ができる。
一般化している銀接点を金メッキ化する方式の補助開閉
器から接触子をガス封入したリードスイッチに変えて微
小電圧・電流領域でのコントロールを可能にし、ガスや
微細ゴミの環境下での使用に耐える補助開閉器を構成し
て現在進展を見なかった電子化およびデジタル機器への
直接接続を可能にし、用途の拡大と信頼性に資すること
ができる。
【0024】また本発明は、リードスイッチは単純に
「入」および「切」の動作を行うと考えるのではなく、
リードスイッチの動作特性上の利点を機器内に構成する
ことを容易にし、その基本動作から収納スペースや動作
ストロークを割出すことで機器の設定ができることを一
般的に提供することができる。その上で、本発明は、リ
ードスイッチを機器内に使用してラップをさせないこと
は従来の概念を大きく変えることができた。
「入」および「切」の動作を行うと考えるのではなく、
リードスイッチの動作特性上の利点を機器内に構成する
ことを容易にし、その基本動作から収納スペースや動作
ストロークを割出すことで機器の設定ができることを一
般的に提供することができる。その上で、本発明は、リ
ードスイッチを機器内に使用してラップをさせないこと
は従来の概念を大きく変えることができた。
【0025】さらに、本発明は、収納方法の中で信頼性
向上のために並列にリードスイッチを使用することを簡
単な手法と少ない部品点数で構成することができ、な
お、a接点、b接点の組替えがワンタッチででき省力省
人化となる。さらにその上に、本発明は、連動バーにお
いてもワンタッチでしかも構造が簡単に構成されている
ため、熟練者でなくても誤ることなく組立が容易にでき
る。ケースの接点端子部の収納部分を共通化してあるた
めに従来の銀接点を必要としている電圧・電流領域と微
小電流領域を併用して組立でき制御機器との接続用途は
さらに拡がる。
向上のために並列にリードスイッチを使用することを簡
単な手法と少ない部品点数で構成することができ、な
お、a接点、b接点の組替えがワンタッチででき省力省
人化となる。さらにその上に、本発明は、連動バーにお
いてもワンタッチでしかも構造が簡単に構成されている
ため、熟練者でなくても誤ることなく組立が容易にでき
る。ケースの接点端子部の収納部分を共通化してあるた
めに従来の銀接点を必要としている電圧・電流領域と微
小電流領域を併用して組立でき制御機器との接続用途は
さらに拡がる。
【図1】本発明の補助開閉器の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のA−A' 断面図である
【図4】連動バーの側面図である。
【図5】リードスイッチに対する永久磁石の移動による
特性図である。
特性図である。
【図6】永久磁石の移動によるリードスイッチの動作特
性図である。
性図である。
【図7】a接点、b接点の相互間関連図である。
【図8】連動バーの標準状態の側面図である。
【図9】連動バーが矢印Dの方向に移動した状態の側面
図である。
図である。
【図10】リードスイッチ端子部の平面図である。
【図11】リードスイッチ端子部の側面図である。
【図12】図11のA−A' 拡大図である。
【図13】図11のB−B' 拡大図である。
【図14】リードスイッチ端子部の部品分解配列図であ
る。
る。
【図15】永久磁石と連動バーの部品分解配列図である。
【図16】従来の銀接点使用の補助開閉器の側面図であ
る。
る。
【図17】従来の銀接点使用の補助開閉器の断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 11…ケース 12…連動バー 13…カバー 14…復帰バネ 15…端子ネジ M…永久磁石 L…リードスイッチ 17…リードスイッチケース 35…端子金具 24…リードスイッチ端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 義博 香川県丸亀市蓬莱町8番地 三菱電機株式 会社 丸亀製作所内 (72)発明者 中島 茂 滋賀県草津市野村3丁目4の1 不二電機 工業株式会社 草津製作所内 (72)発明者 田中 好弘 滋賀県草津市野村3丁目4の1 不二電機 工業株式会社 草津製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−181838(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】 永久磁石Mを移動させることによってリ
ードスイッチLを開閉する補助開閉器において、永久磁
石MをリードスイッチLと平行に配置して永久磁石Mの
極性をリードスイッチLと同一方向に設け、永久磁石M
をリードスイッチLのスラスト方向に対し斜めでリード
スイッチLの側方を平行に移動するようにしたことを特
徴とする補助開閉器。 - 【請求項2】 永久磁石Mを移動させることによってリ
ードスイッチLを開閉し、永久磁石Mをリードスイッチ
Lと平行に配置して永久磁石Mの極性をリードスイッチ
Lと同一方向に設け、永久磁石MをリードスイッチLの
スラスト方向に対し斜めでリードスイッチLの側方を平
行に移動するようにした補助開閉器において、永久磁石
Mを設けた押込方向と戻し方向の移動範囲を短く設定し
て、リードスイッチLの常時開接点と常時閉接点の入お
よび切の動作点をラップさせないことを特徴とする補助
開閉器。 - 【請求項3】 リードスイッチLのスラスト方向に対し
てリードスイッチ駆動用永久磁石Mを斜めに移動させる
ようにして、リードスイッチL相互間および常時開接点
と常時閉接点間に、隣接するリードスイッチ駆動用永久
磁石Mの影響を軽微にしたことを特徴とする請求項1記
載の補助開閉器。 - 【請求項4】 リードスイッチLの保持用ケース17と外
部接続の端子金具35とを一体に組み込み、一方向に組込
み常時開接点用とし、逆方向に組込み常時閉接点用とす
ることを特徴とする請求項1記載の補助開閉器。 - 【請求項5】 リードスイッチ駆動用永久磁石Mを連動
バー12に取付ける構造において、永久磁石Mをマグネッ
トケース52に嵌め込み、永久磁石Mが装着されたマグネ
ットケース52を連動バー12に左右から嵌め込み一体と
し、常時開接点は常時開接点の方向で装着し、常時閉接
点は逆方向に装着することによって常時閉接点の駆動を
することを特徴とする請求項1記載の補助開閉器。 - 【請求項6】 リードスイッチ駆動用連動バー12におい
て、リードスイッチ駆動用永久磁石Mと銀接点を取付け
ることができることを特徴とする請求項1記載の補助開
閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5122615A JPH0828160B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 補助開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5122615A JPH0828160B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 補助開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06333476A JPH06333476A (ja) | 1994-12-02 |
JPH0828160B2 true JPH0828160B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14840342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5122615A Expired - Lifetime JPH0828160B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 補助開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828160B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103681081A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-26 | 川铁电气(天津)集团有限公司 | 电动操作机构分合闸信号的同步装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101922011B1 (ko) | 2017-02-02 | 2018-11-26 | 엘에스산전 주식회사 | 전자 접촉기의 보조 계전기 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60181838U (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-03 | 日本電気株式会社 | 自己保持型近接スイツチ |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP5122615A patent/JPH0828160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103681081A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-26 | 川铁电气(天津)集团有限公司 | 电动操作机构分合闸信号的同步装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06333476A (ja) | 1994-12-02 |
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