JPH08281376A - 鋳物砂の充填方法 - Google Patents
鋳物砂の充填方法Info
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- JPH08281376A JPH08281376A JP7113629A JP11362995A JPH08281376A JP H08281376 A JPH08281376 A JP H08281376A JP 7113629 A JP7113629 A JP 7113629A JP 11362995 A JP11362995 A JP 11362995A JP H08281376 A JPH08281376 A JP H08281376A
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- 239000003110 molding sand Substances 0.000 title abstract description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims abstract description 109
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹込み充填のための圧縮空気と吸引充填のた
めの減圧のエネルギ−を最大限に利用して高密度でかつ
均一密度に充填する方法を提供することを目的とする。 【構成】 型枠Dの砂キャビティ−13の圧力を100
Torr以下に減圧すると共に鋳型砂Sを投入した砂マガジ
ンM内の空気圧を毎秒10Kgf/cm2以下の昇圧速度で
0.5〜5.0Kgf/cm2にして砂キャビティ−13と砂
マガジンM内を0.2秒以下の時間で一気に連通して鋳
型砂を砂キャビティ−13内に高密度に充填する。
めの減圧のエネルギ−を最大限に利用して高密度でかつ
均一密度に充填する方法を提供することを目的とする。 【構成】 型枠Dの砂キャビティ−13の圧力を100
Torr以下に減圧すると共に鋳型砂Sを投入した砂マガジ
ンM内の空気圧を毎秒10Kgf/cm2以下の昇圧速度で
0.5〜5.0Kgf/cm2にして砂キャビティ−13と砂
マガジンM内を0.2秒以下の時間で一気に連通して鋳
型砂を砂キャビティ−13内に高密度に充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複雑形状をした砂キャ
ビティ−を有する型枠内に鋳型砂を均一かつ高密度に充
填する方法に関する。
ビティ−を有する型枠内に鋳型砂を均一かつ高密度に充
填する方法に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来より鋳型砂の充填方法として
圧縮空気を用いた吹込み充填や減圧力を用いた吸引充填
は広く知られ実用に供されている。また、吹込み充填と
吸引充填を組合せた充填方法も特開昭60−27443
号公報で提案され公知となっている。しかしこの方法は
砂の吹込みと同時又は時差を設けてキャビティ−内を負
圧に吸引し、吹込みと吸引の相互作用により砂を充填す
るものであるが次のような問題点を有している。 吹込みと同時又は時差を設けて充填キャビティ−を減
圧しているためキャビティ−内が十分な減圧度に達せ
ず、減圧吸引の効果が発揮されず、砂がキャビティ−の
細部まで高密度には充填されない。 砂マガジン内への圧縮空気の急激な導入により砂マガ
ジン下部の砂吹出口に向って砂を突き固める作用が働き
突き固められた砂が砂の流れを阻害し、充填密度を悪く
する。 本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので吹込み充填
のための圧縮空気と吸引充填のための減圧のエネルギ−
を最大限利用して均一かつ高密度に鋳型砂を充填する方
法を提供することを目的とする。
圧縮空気を用いた吹込み充填や減圧力を用いた吸引充填
は広く知られ実用に供されている。また、吹込み充填と
吸引充填を組合せた充填方法も特開昭60−27443
号公報で提案され公知となっている。しかしこの方法は
砂の吹込みと同時又は時差を設けてキャビティ−内を負
圧に吸引し、吹込みと吸引の相互作用により砂を充填す
るものであるが次のような問題点を有している。 吹込みと同時又は時差を設けて充填キャビティ−を減
圧しているためキャビティ−内が十分な減圧度に達せ
ず、減圧吸引の効果が発揮されず、砂がキャビティ−の
細部まで高密度には充填されない。 砂マガジン内への圧縮空気の急激な導入により砂マガ
ジン下部の砂吹出口に向って砂を突き固める作用が働き
突き固められた砂が砂の流れを阻害し、充填密度を悪く
する。 本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので吹込み充填
のための圧縮空気と吸引充填のための減圧のエネルギ−
を最大限利用して均一かつ高密度に鋳型砂を充填する方
法を提供することを目的とする。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明における鋳型砂の充填方法は、砂キャビティ−に
通じる砂充填口を上端に備えた型枠の上部に、スライド
ゲ−ド付の砂吹出口を下端に備えた鋳型砂投入済の砂マ
ガジンを圧着配置して砂キャビティ−内及び砂マガジン
内を密封状態にする工程と、前記砂キャビティ−内を1
00Torr以下に減圧すると共に該砂マガジン内に毎秒1
0Kgf/cm2以下の昇圧速度で圧縮空気を供給して該砂マ
ガジン内を0.5〜5.0Kgf/cm2に昇圧する工程と、
該砂マガジンのスライドゲ−トを0.2秒以下の時間で
開き、もって砂キャビティ−内の吸引作用と砂マガジン
内の圧縮空気膨張作用との複合作用により砂マガジン内
の鋳型砂を型枠の砂キャビティ−内に充填させる工程
と、からなることを特徴とするものである。
本発明における鋳型砂の充填方法は、砂キャビティ−に
通じる砂充填口を上端に備えた型枠の上部に、スライド
ゲ−ド付の砂吹出口を下端に備えた鋳型砂投入済の砂マ
ガジンを圧着配置して砂キャビティ−内及び砂マガジン
内を密封状態にする工程と、前記砂キャビティ−内を1
00Torr以下に減圧すると共に該砂マガジン内に毎秒1
0Kgf/cm2以下の昇圧速度で圧縮空気を供給して該砂マ
ガジン内を0.5〜5.0Kgf/cm2に昇圧する工程と、
該砂マガジンのスライドゲ−トを0.2秒以下の時間で
開き、もって砂キャビティ−内の吸引作用と砂マガジン
内の圧縮空気膨張作用との複合作用により砂マガジン内
の鋳型砂を型枠の砂キャビティ−内に充填させる工程
と、からなることを特徴とするものである。
【0004】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、砂マガジン内はゆっくりと昇圧されてゆき鋳型
砂の突き固めがない状態で吹込み準備がなされ、かつ型
枠の砂キャビティ−内は吸引作用を十分に発揮できる減
圧状態にされた後に砂マガジン内部と砂キャビティ−が
一気に開放連通されて、砂キャビティ−内の吸引作用と
砂マガジン内の圧縮空気膨張作用との複合作用により鋳
型砂が砂キャビティ−内の細部まで均一かつ高密度に充
填される。
により、砂マガジン内はゆっくりと昇圧されてゆき鋳型
砂の突き固めがない状態で吹込み準備がなされ、かつ型
枠の砂キャビティ−内は吸引作用を十分に発揮できる減
圧状態にされた後に砂マガジン内部と砂キャビティ−が
一気に開放連通されて、砂キャビティ−内の吸引作用と
砂マガジン内の圧縮空気膨張作用との複合作用により鋳
型砂が砂キャビティ−内の細部まで均一かつ高密度に充
填される。
【0005】
【実施例】以下本発明を実施するための装置を図面に基
づき説明する。図1において、型枠Dの上部には鋳型砂
Sを内部に投入した砂マガジンMが圧着して配置されて
いる。該型枠Dを詳しく説明すると、四角筒状に形成さ
れた枠体1が横向きにして位置されており、該枠体1の
壁内には減圧通路2が設けられており、該減圧通路2は
多数のベントホ−ル3を介して中空部に連通されている
と共に配管4を介して真空ポンプ5に連通されている。
前記減圧通路2には真空用の圧力センサ−6がまた配管
4には真空弁7及び真空タンク8が配設されている。さ
らに前記枠体1の左側部には、多数の凸模型9を取付け
た模型板10が着脱自在にして型合わせされていると共
に右側部にはシリンダ11の作動により移動される押板
12が開口部に摺動自在に嵌入されていて枠体1内部に
は砂キャビティ−13が画成されている。また枠体1の
上壁中央部には前記キャビティ−13に連通する砂充填
口14が設けられている。
づき説明する。図1において、型枠Dの上部には鋳型砂
Sを内部に投入した砂マガジンMが圧着して配置されて
いる。該型枠Dを詳しく説明すると、四角筒状に形成さ
れた枠体1が横向きにして位置されており、該枠体1の
壁内には減圧通路2が設けられており、該減圧通路2は
多数のベントホ−ル3を介して中空部に連通されている
と共に配管4を介して真空ポンプ5に連通されている。
前記減圧通路2には真空用の圧力センサ−6がまた配管
4には真空弁7及び真空タンク8が配設されている。さ
らに前記枠体1の左側部には、多数の凸模型9を取付け
た模型板10が着脱自在にして型合わせされていると共
に右側部にはシリンダ11の作動により移動される押板
12が開口部に摺動自在に嵌入されていて枠体1内部に
は砂キャビティ−13が画成されている。また枠体1の
上壁中央部には前記キャビティ−13に連通する砂充填
口14が設けられている。
【0006】次に前記砂マガジンMを詳しく説明すると
前記砂充填口14に連通する砂吹出口15を下端に設け
たサンドホッパ16の該砂吹出口15にはシリンダ17
の作動により開閉するスライドゲ−ト18が設けられて
おり、サンドホッパ16の上端には、砂投入口19をシ
リンダ20の作動により開閉する開閉ゲ−ト21が設け
られている。該サンドホッパ16の上側部には圧縮空気
源22に通じる配管23が連通されており該配管23に
は下流側から加圧弁24、圧縮空気タンク25が設けら
れている。また加圧弁24の下流から圧縮空気タンク2
5の下流にわたって迂回管26が連通されており、該迂
回管26には下流側から絞り弁27と加圧補助弁28が
設けられている。尚図中29は圧縮空気用の圧力センサ
−である。
前記砂充填口14に連通する砂吹出口15を下端に設け
たサンドホッパ16の該砂吹出口15にはシリンダ17
の作動により開閉するスライドゲ−ト18が設けられて
おり、サンドホッパ16の上端には、砂投入口19をシ
リンダ20の作動により開閉する開閉ゲ−ト21が設け
られている。該サンドホッパ16の上側部には圧縮空気
源22に通じる配管23が連通されており該配管23に
は下流側から加圧弁24、圧縮空気タンク25が設けら
れている。また加圧弁24の下流から圧縮空気タンク2
5の下流にわたって迂回管26が連通されており、該迂
回管26には下流側から絞り弁27と加圧補助弁28が
設けられている。尚図中29は圧縮空気用の圧力センサ
−である。
【0007】このように構成された装置により本発明方
法を実施する工程を説明する。図1の状態で砂キャビテ
ィ−13及び鋳型砂Sの投入済みのサンドホッパ16内
は密封状態にされ圧縮空気タンク25内の圧力を0.5
Kgf/cm2から5.0Kgf/cm2の間の予じめ設定された圧力
に調整すると共に真空タンク8内の圧力を100Torr以
下に減圧調整されている。この状態で真空弁7を開き砂
キャビティ−13内の空気を排出し砂キャビティ−13
内を100Torr以下に減圧する一方これと並行して加圧
補助弁28を開き絞り弁27を介してサンドホッパ16
内を毎秒10Kgf/cm2以下のゆっくりした昇圧速度で加
圧し、サンドホッパ16内を0.5〜5.0Kgf/cm2の
間の所定圧に昇圧する。これにより鋳型砂Sは砂吹出口
15付近で突き固められることなく吹込み準備が完了さ
れる。尚減圧圧力あよび昇圧圧力は各圧力センサ−6.
29により検知確認される。
法を実施する工程を説明する。図1の状態で砂キャビテ
ィ−13及び鋳型砂Sの投入済みのサンドホッパ16内
は密封状態にされ圧縮空気タンク25内の圧力を0.5
Kgf/cm2から5.0Kgf/cm2の間の予じめ設定された圧力
に調整すると共に真空タンク8内の圧力を100Torr以
下に減圧調整されている。この状態で真空弁7を開き砂
キャビティ−13内の空気を排出し砂キャビティ−13
内を100Torr以下に減圧する一方これと並行して加圧
補助弁28を開き絞り弁27を介してサンドホッパ16
内を毎秒10Kgf/cm2以下のゆっくりした昇圧速度で加
圧し、サンドホッパ16内を0.5〜5.0Kgf/cm2の
間の所定圧に昇圧する。これにより鋳型砂Sは砂吹出口
15付近で突き固められることなく吹込み準備が完了さ
れる。尚減圧圧力あよび昇圧圧力は各圧力センサ−6.
29により検知確認される。
【0008】このようにして砂キャビティ−13の減
圧、及びサンドホッパ16内の昇圧圧力が確認されると
加圧弁20を開き加圧補助弁28を閉じた後シリンダ1
7が作動してスライドゲ−ト18を0.2秒以下の時間
で一気に開き砂吹出口15と砂充填口14とを連通させ
る。これにより砂キャビティ−13内の減圧による吸引
作用及びサンドホッパ16内の圧縮空気膨張作用との複
合作用を十分に受けて鋳型砂Sは砂吹出口15、砂充填
口14を介して砂キャビティ−13内の隅々まで高密度
にかつ均一に密度して充填される。このようにして鋳型
砂Sの流動が終了すると真空弁7及び加圧弁24を閉じ
ると共にシリンダ17を逆作動させてスライドゲ−ト1
8を閉じシリンダ11を作動させて押板12を若干前進
させて充填されている鋳型砂Sをさらに圧縮し、鋳型砂
Sの充填密度を高める。尚押板12による鋳型砂Sの圧
縮は、吹込みと吸引による充填で充填密度が十分な場合
には、これを省略してもよい。以下模型板10を枠体1
から型抜きしシリンダ11を前進作動させて枠体1から
鋳型(砂)を押し出して鋳型を得る。
圧、及びサンドホッパ16内の昇圧圧力が確認されると
加圧弁20を開き加圧補助弁28を閉じた後シリンダ1
7が作動してスライドゲ−ト18を0.2秒以下の時間
で一気に開き砂吹出口15と砂充填口14とを連通させ
る。これにより砂キャビティ−13内の減圧による吸引
作用及びサンドホッパ16内の圧縮空気膨張作用との複
合作用を十分に受けて鋳型砂Sは砂吹出口15、砂充填
口14を介して砂キャビティ−13内の隅々まで高密度
にかつ均一に密度して充填される。このようにして鋳型
砂Sの流動が終了すると真空弁7及び加圧弁24を閉じ
ると共にシリンダ17を逆作動させてスライドゲ−ト1
8を閉じシリンダ11を作動させて押板12を若干前進
させて充填されている鋳型砂Sをさらに圧縮し、鋳型砂
Sの充填密度を高める。尚押板12による鋳型砂Sの圧
縮は、吹込みと吸引による充填で充填密度が十分な場合
には、これを省略してもよい。以下模型板10を枠体1
から型抜きしシリンダ11を前進作動させて枠体1から
鋳型(砂)を押し出して鋳型を得る。
【0009】尚上記実施例は、主型を得るための型枠D
を使用した例を示したが中子を得るための中子箱を使用
するものであってもよい。また鋳型砂Sは生型砂を使用
する場合を想定して説明したが自硬性鋳型砂、あるいは
ガス硬化性鋳型砂であってもよく、これら硬化性鋳型砂
を用いる場合には、充填後の圧縮は必要ないが、さらな
る充填密度の向上のために圧縮を行なってもよい。ま
た、自硬性鋳物砂を使用する場合は、鋳型砂が硬化した
後、模型板10の型抜き分離をして型枠から鋳型を取り
出し、ガス硬化性鋳型砂の場合は充填終了後砂充填口1
4あるいはベントホ−ル3.3から硬化ガス又は触媒ガ
スを通気して硬化させた後鋳型を取り出すようにすれば
よい。
を使用した例を示したが中子を得るための中子箱を使用
するものであってもよい。また鋳型砂Sは生型砂を使用
する場合を想定して説明したが自硬性鋳型砂、あるいは
ガス硬化性鋳型砂であってもよく、これら硬化性鋳型砂
を用いる場合には、充填後の圧縮は必要ないが、さらな
る充填密度の向上のために圧縮を行なってもよい。ま
た、自硬性鋳物砂を使用する場合は、鋳型砂が硬化した
後、模型板10の型抜き分離をして型枠から鋳型を取り
出し、ガス硬化性鋳型砂の場合は充填終了後砂充填口1
4あるいはベントホ−ル3.3から硬化ガス又は触媒ガ
スを通気して硬化させた後鋳型を取り出すようにすれば
よい。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
鋳型砂は砂マガジン内においてゆっくりと昇圧される状
況におかれるために砂吹出口付近で突き固められること
なく、かつ砂キャビティ−側からの吸引作用と砂マガジ
ン側の空気膨張作用との複合作用を十分に受けて砂キャ
ビティ−の隅々まで高密度にしてかつ均一密度に充填さ
れるようになり、その効果は著大である。
鋳型砂は砂マガジン内においてゆっくりと昇圧される状
況におかれるために砂吹出口付近で突き固められること
なく、かつ砂キャビティ−側からの吸引作用と砂マガジ
ン側の空気膨張作用との複合作用を十分に受けて砂キャ
ビティ−の隅々まで高密度にしてかつ均一密度に充填さ
れるようになり、その効果は著大である。
【図1】本発明を実施する鋳型砂の充填装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
1 枠体 2 減圧通路 5 真空ポンプ 16 サンドホッパ 18 スライドゲ−ト 22 圧縮空気源 27 絞り弁 D 型枠 M 砂マガジン S 鋳型砂
Claims (2)
- 【請求項1】 砂キャビティ−に通じる砂充填口を上端
に備えた型枠の上部に、スライドゲ−ド付の砂吹出口を
下端に備えた鋳型砂投入済の砂マガジンを圧着配置して
砂キャビティ−内及び砂マガジン内を密封状態にする工
程と、前記砂キャビティ−内を100Torr以下に減圧す
ると共に該砂マガジン内に毎秒10Kgf/cm2以下の昇圧
速度で圧縮空気を供給して該砂マガジン内を0.5〜
5.0Kgf/cm2に昇圧する工程と、該砂マガジンのスラ
イドゲ−トを0.2秒以下の時間で開き、もって砂キャ
ビティ−内の吸引作用と砂マガジン内の圧縮空気膨張作
用との複合作用により砂マガジン内の鋳型砂を型枠の砂
キャビティ−内に充填させる工程と、からなることを特
徴とする鋳型砂の充填方法 - 【請求項2】 請求項1記載の鋳型砂の充填に加えて前
記砂キャビティ−内に充填された鋳型砂を機械的に圧縮
することを特徴とする鋳型砂の充填方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113629A JPH08281376A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 鋳物砂の充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7113629A JPH08281376A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 鋳物砂の充填方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08281376A true JPH08281376A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14617079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113629A Pending JPH08281376A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 鋳物砂の充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08281376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011216A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toyota Motor Corp | 鋳物砂の吹き込み装置、及び鋳物砂の吹き込み方法 |
WO2023072027A1 (zh) * | 2021-10-29 | 2023-05-04 | 苏州明志科技股份有限公司 | V法垂直造型工艺及其生产线 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7113629A patent/JPH08281376A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011011216A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Toyota Motor Corp | 鋳物砂の吹き込み装置、及び鋳物砂の吹き込み方法 |
WO2023072027A1 (zh) * | 2021-10-29 | 2023-05-04 | 苏州明志科技股份有限公司 | V法垂直造型工艺及其生产线 |
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