JPH082769Y2 - 自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置 - Google Patents
自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置Info
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- JPH082769Y2 JPH082769Y2 JP1988098666U JP9866688U JPH082769Y2 JP H082769 Y2 JPH082769 Y2 JP H082769Y2 JP 1988098666 U JP1988098666 U JP 1988098666U JP 9866688 U JP9866688 U JP 9866688U JP H082769 Y2 JPH082769 Y2 JP H082769Y2
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 5
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばたばこ、切符等の商品を販売する自
動販売機に関し、特に、その商品を複数個まとめ買いで
きる自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置に
関する。
動販売機に関し、特に、その商品を複数個まとめ買いで
きる自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置に
関する。
(従来の技術) たばこ、切符等の商品を販売する自動販売機において
は同じ商品を複数個購入したい場合がある。
は同じ商品を複数個購入したい場合がある。
このような場合に対応して、例えば特開昭55-9221号
公報に記載されているように、マルチベントと呼ばれる
まとめ買いの機能のついた自動販売機がある。この自動
販売機では、複数個例えば3個の同じ商品を購入する場
合、3個分の商品を購入可能とする貨幣を投入しておけ
ば、1回の購入動作で釣銭が払い出されて購入不可能に
なることなく、続けて2個目、3個目を購入できるよう
にしている。
公報に記載されているように、マルチベントと呼ばれる
まとめ買いの機能のついた自動販売機がある。この自動
販売機では、複数個例えば3個の同じ商品を購入する場
合、3個分の商品を購入可能とする貨幣を投入しておけ
ば、1回の購入動作で釣銭が払い出されて購入不可能に
なることなく、続けて2個目、3個目を購入できるよう
にしている。
しかし、この自動販売機では、通常の1個の購入操作
を3回繰返す必要があり、すなわち、貨幣投入後、商品
選択釦を1回押して商品を1個投出させ、その後、商品
選択釦をもう1回押して商品を1個投出させ、さらに、
商品選択釦をもう1回押して商品を1個投出させる必要
がある。したがって、同じ商品を購入したい場合でも自
動販売機では、1回1回独立した販売動作を行なってお
り、処理時間が長くかかっている。
を3回繰返す必要があり、すなわち、貨幣投入後、商品
選択釦を1回押して商品を1個投出させ、その後、商品
選択釦をもう1回押して商品を1個投出させ、さらに、
商品選択釦をもう1回押して商品を1個投出させる必要
がある。したがって、同じ商品を購入したい場合でも自
動販売機では、1回1回独立した販売動作を行なってお
り、処理時間が長くかかっている。
また、まとめ買いの数量指定釦を予め備えた自動販売
機もある。この自動販売機では、複数個例えば3個の同
じ商品を購入する場合、3個分の商品を購入可能とする
貨幣を投入すると共に3個の数量指定釦を押すことによ
り、前記の自動販売機のように複数回購入操作を繰返す
ことなく、1度の操作で3個の商品を続けて投出できる
ようにしている。
機もある。この自動販売機では、複数個例えば3個の同
じ商品を購入する場合、3個分の商品を購入可能とする
貨幣を投入すると共に3個の数量指定釦を押すことによ
り、前記の自動販売機のように複数回購入操作を繰返す
ことなく、1度の操作で3個の商品を続けて投出できる
ようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前述の数量指定釦を備えた自動販売機では、
貨幣を投入すると、その金額内で購入できる商品に対応
して販売可能表示がなされるが、これは1個の商品に対
する表示であり、その後、例えば3個同じものを購入し
ようとして3個の数量指定釦を押すと、この3個の数量
指定釦が点灯されるが、このとき、改めて3個購入でき
る商品判断をして購入できる商品についてのみ購入可能
表示をやり直すことはしていないため、商品選択釦を押
した後、顧客が錯覚して商品が指定量出てこないと苦情
を管理人に申し出ることがあった。すなわち、例えば50
0円投入すると、この時点で1個の販売価格が500円以下
の商品例えば、500円、400円、250円に対応して購入可
能表示を行なうが、顧客が250円の商品を3個希望し、
もう250円追加しないで3個の数量指定釦を押した場
合、この3個の数量指定釦も点灯するが、先ほどから購
入可能となっている500円、400円、250円の購入可能表
示はそのままなされているため、250円の商品選択釦を
押すと、顧客は250円の商品が3個投出されるものと期
待するが、実際には250円の商品が2個しか投出されな
いため、苦情をいうことがあった。
貨幣を投入すると、その金額内で購入できる商品に対応
して販売可能表示がなされるが、これは1個の商品に対
する表示であり、その後、例えば3個同じものを購入し
ようとして3個の数量指定釦を押すと、この3個の数量
指定釦が点灯されるが、このとき、改めて3個購入でき
る商品判断をして購入できる商品についてのみ購入可能
表示をやり直すことはしていないため、商品選択釦を押
した後、顧客が錯覚して商品が指定量出てこないと苦情
を管理人に申し出ることがあった。すなわち、例えば50
0円投入すると、この時点で1個の販売価格が500円以下
の商品例えば、500円、400円、250円に対応して購入可
能表示を行なうが、顧客が250円の商品を3個希望し、
もう250円追加しないで3個の数量指定釦を押した場
合、この3個の数量指定釦も点灯するが、先ほどから購
入可能となっている500円、400円、250円の購入可能表
示はそのままなされているため、250円の商品選択釦を
押すと、顧客は250円の商品が3個投出されるものと期
待するが、実際には250円の商品が2個しか投出されな
いため、苦情をいうことがあった。
さらに、複数個の商品投出を指定し、指定商品の投出
が開始された後、商品が投出途中で詰まって投出異常が
発生したり、売切れになった場合に、このときの返却残
額が、このときに収納されている釣銭の金額よりも多い
ことがあり、釣銭が確実に払い出されないことも生じて
いた。
が開始された後、商品が投出途中で詰まって投出異常が
発生したり、売切れになった場合に、このときの返却残
額が、このときに収納されている釣銭の金額よりも多い
ことがあり、釣銭が確実に払い出されないことも生じて
いた。
本考案は、このような課題に鑑みなされたもので、貨
幣が投入され商品のまとめ買い数量が指定された場合
に、まとめ買い指定数量分の金額が投入金額以下でまと
め買い指定数量以下の全ての場合について釣銭の払い出
しが可能な商品に対してのみ、購入可能表示を行なう自
動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置を提供す
ることを目的とする。
幣が投入され商品のまとめ買い数量が指定された場合
に、まとめ買い指定数量分の金額が投入金額以下でまと
め買い指定数量以下の全ての場合について釣銭の払い出
しが可能な商品に対してのみ、購入可能表示を行なう自
動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、投入貨幣の金額を計数する投入金額計数手
段と、釣銭収納量を記憶している釣銭収納量記憶手段
と、販売商品の1個当りの価格を記憶する商品価格記憶
手段とを有する自動販売機において、まとめ買いの数量
nを指定する数量指定手段と、この数量指定手段によっ
て数量nが指定されたとき、前記投入金額計数手段によ
って計数された投入金額と前記商品価格記憶手段に記憶
されている各商品価格に数量nを乗算した金額とを比較
し、投入金額≧商品価格×数量nを満足する商品を判断
する判断手段と、前記投入金額と各商品価格に商品投出
数m(m=0,1,…n)を乗算した金額との差額分を前記
釣銭収納量記憶手段の記憶内容により釣銭として払い出
せるか否かを演算比較する演算比較手段と、前記判断手
段によって満足すると判断されかつ前記演算比較手段に
よって全ての商品投出数mに対し釣銭の払い出しが可能
とされた商品のみ購入可能表示をする表示手段とを具備
したものである。
段と、釣銭収納量を記憶している釣銭収納量記憶手段
と、販売商品の1個当りの価格を記憶する商品価格記憶
手段とを有する自動販売機において、まとめ買いの数量
nを指定する数量指定手段と、この数量指定手段によっ
て数量nが指定されたとき、前記投入金額計数手段によ
って計数された投入金額と前記商品価格記憶手段に記憶
されている各商品価格に数量nを乗算した金額とを比較
し、投入金額≧商品価格×数量nを満足する商品を判断
する判断手段と、前記投入金額と各商品価格に商品投出
数m(m=0,1,…n)を乗算した金額との差額分を前記
釣銭収納量記憶手段の記憶内容により釣銭として払い出
せるか否かを演算比較する演算比較手段と、前記判断手
段によって満足すると判断されかつ前記演算比較手段に
よって全ての商品投出数mに対し釣銭の払い出しが可能
とされた商品のみ購入可能表示をする表示手段とを具備
したものである。
(作用) 本考案は、貨幣が投入され数量指定手段によって商品
の数量が指定されると、判断手段によりまとめ買い指定
数量分の金額が投入金額以下である商品を全て判断し、
かつ、演算比較手段によりまとめ買い指定数量分の商品
投出ができない場合でも釣銭を払い出しできるか判断
し、この判断手段と演算比較手段との両方の判断から、
まとめ買い指定数量分の金額が投入金額以下でまとめ買
い指定数量以下の全ての場合について釣銭の払い出しが
可能な商品に対してのみ、表示手段により購入可能表示
を行なう。これにより、例えば、投出中に商品が詰まっ
たり、商品が売り切れたりした場合でも、釣銭が払い出
される。
の数量が指定されると、判断手段によりまとめ買い指定
数量分の金額が投入金額以下である商品を全て判断し、
かつ、演算比較手段によりまとめ買い指定数量分の商品
投出ができない場合でも釣銭を払い出しできるか判断
し、この判断手段と演算比較手段との両方の判断から、
まとめ買い指定数量分の金額が投入金額以下でまとめ買
い指定数量以下の全ての場合について釣銭の払い出しが
可能な商品に対してのみ、表示手段により購入可能表示
を行なう。これにより、例えば、投出中に商品が詰まっ
たり、商品が売り切れたりした場合でも、釣銭が払い出
される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を第1図および第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図は、自動販売機におけるまとめ買い可能商品表
示装置の機能をブロック図に示している。
示装置の機能をブロック図に示している。
そして、投入金額計数手段1は、投入貨幣の金額を計
数し、その投入金額データを出力する。
数し、その投入金額データを出力する。
数量指定手段2は、まとめ買いの数量nを指定するも
のであり、この指定には、例えば2個(たばこ等の場合
であり、切符等の場合には2枚)3個、4個等がそれぞ
れ表示された数量指定釦を設けるか、あるいは数量nを
入力するテンキーを設け、そして、指定された数量nの
数量指定データを出力する。
のであり、この指定には、例えば2個(たばこ等の場合
であり、切符等の場合には2枚)3個、4個等がそれぞ
れ表示された数量指定釦を設けるか、あるいは数量nを
入力するテンキーを設け、そして、指定された数量nの
数量指定データを出力する。
商品価格記憶手段3は、販売する複数の商品の1個当
りの価格(この実施例ではa1,a2,a3,a4の4種類とす
る)をそれぞれ記憶し、その価格データを別々に出力す
る。
りの価格(この実施例ではa1,a2,a3,a4の4種類とす
る)をそれぞれ記憶し、その価格データを別々に出力す
る。
釣銭収納量記憶手段4は、現在の釣銭収納量すなわち
金種別枚数および金額を記憶しており、釣銭の補給時に
は補給硬貨の金種別枚数および金額の記憶値に加算し、
釣銭の払い出し時には払い出された硬貨の金種別枚数お
よび金額を記憶値から減算し、そして、現在の釣銭収納
量データを出力する。
金種別枚数および金額を記憶しており、釣銭の補給時に
は補給硬貨の金種別枚数および金額の記憶値に加算し、
釣銭の払い出し時には払い出された硬貨の金種別枚数お
よび金額を記憶値から減算し、そして、現在の釣銭収納
量データを出力する。
判断手段5は、前記投入金額計数手段1からの投入金
額データ、数量指定手段2からの数量指定データ、商品
価格記憶手段3からの各価格データをそれぞれ入力し、
数量指定手段2によって数量nが指定されたとき、投入
金額データと、各価格(a1〜a4)に数量nをそれぞれ
乗算した各金額とを比較し、投入金額≧商品価格×数量
nの式を満足するか否かを判断する。この判断結果は、
各価格(a1〜a4)に対応してあるアンドゲートA1,
A2,A3,A4の一方の入力端子にそれぞれ入力され、満足す
ると判断された価格のものについては「H」レベルの信
号を出力する。
額データ、数量指定手段2からの数量指定データ、商品
価格記憶手段3からの各価格データをそれぞれ入力し、
数量指定手段2によって数量nが指定されたとき、投入
金額データと、各価格(a1〜a4)に数量nをそれぞれ
乗算した各金額とを比較し、投入金額≧商品価格×数量
nの式を満足するか否かを判断する。この判断結果は、
各価格(a1〜a4)に対応してあるアンドゲートA1,
A2,A3,A4の一方の入力端子にそれぞれ入力され、満足す
ると判断された価格のものについては「H」レベルの信
号を出力する。
演算比較手段6は、前記投入金額計数手段1からの投
入金額データ、数量指定手段2からの数量指定データ、
商品価格記憶手段3からの各価格データ、釣銭収納量記
憶手段4からの釣銭収納量データをそれぞれ入力し、投
入金額データと各価格(a1〜a4)に商品投出数m(m
=0,1,…n)を乗算した金額との差額分を釣銭として払
い出せるか否かを釣銭収納量データの内容に基づいて演
算比較する。これは、貨幣を投入後に購入をキャンセル
した場合や商品投出途中で詰まったり売切れとなった場
合に残りの投入金額を釣銭として返却するためであり、
キャンセルしたときの商品投出数m=0では投入金額分
全てを返却し、商品を1個だけ投出したときの商品投出
数m=1では商品1個の価格を減算した金額分を返却す
ることになる。そして、前記演算結果は、各価格(a1
〜a4)に対応してある前記アンドゲートA1,A2,A3,A4
のもう一方の入力端子に入力され、払い出せると演算さ
れた価格のものについては「H」レベルの信号を出力す
る。
入金額データ、数量指定手段2からの数量指定データ、
商品価格記憶手段3からの各価格データ、釣銭収納量記
憶手段4からの釣銭収納量データをそれぞれ入力し、投
入金額データと各価格(a1〜a4)に商品投出数m(m
=0,1,…n)を乗算した金額との差額分を釣銭として払
い出せるか否かを釣銭収納量データの内容に基づいて演
算比較する。これは、貨幣を投入後に購入をキャンセル
した場合や商品投出途中で詰まったり売切れとなった場
合に残りの投入金額を釣銭として返却するためであり、
キャンセルしたときの商品投出数m=0では投入金額分
全てを返却し、商品を1個だけ投出したときの商品投出
数m=1では商品1個の価格を減算した金額分を返却す
ることになる。そして、前記演算結果は、各価格(a1
〜a4)に対応してある前記アンドゲートA1,A2,A3,A4
のもう一方の入力端子に入力され、払い出せると演算さ
れた価格のものについては「H」レベルの信号を出力す
る。
表示手段7は、前記各アンドゲートA1〜A4の出力端
子にそれぞれ接続され前記各価格(a1〜a4)に設定さ
れた商品に対応して表示器L1,L2,L3,L4を有し、この各
表示器L1〜L4は、例えば各商品選択釦に表示ランプを
組込み、購入可能とする場合にその表示ランプを点灯表
示するようにしており、各アンドゲートA1〜A4の両方
の入力端子に判断手段5および演算比較手段6からの
「H」レベルの信号が入力されたときに出力される表示
信号に基づいて、購入可能を表示する。
子にそれぞれ接続され前記各価格(a1〜a4)に設定さ
れた商品に対応して表示器L1,L2,L3,L4を有し、この各
表示器L1〜L4は、例えば各商品選択釦に表示ランプを
組込み、購入可能とする場合にその表示ランプを点灯表
示するようにしており、各アンドゲートA1〜A4の両方
の入力端子に判断手段5および演算比較手段6からの
「H」レベルの信号が入力されたときに出力される表示
信号に基づいて、購入可能を表示する。
次に、第2図に示すフローチャートを参照して動作を
説明する。
説明する。
自動販売機に貨幣が投入されると、投入金額計数手段
1により投入金額を計数し、数量指定手段2によってま
とめ買いの数量指定がなされたか否かを判断する(ステ
ップ1、2)。
1により投入金額を計数し、数量指定手段2によってま
とめ買いの数量指定がなされたか否かを判断する(ステ
ップ1、2)。
そして、数量指定手段2からの数量指定がなされてい
なければ、購入可能判定が既になされたか否かを判断す
るが、購入可能判定はこの後のフローで行なうのでステ
ップ4へ進む(ステップ3)。
なければ、購入可能判定が既になされたか否かを判断す
るが、購入可能判定はこの後のフローで行なうのでステ
ップ4へ進む(ステップ3)。
ステップ4では、商品価格記憶手段3に記憶された商
品の各価格(a1〜a4)を1つずつ読み出し、投入金額
から商品1個分の価格をa1〜a4毎にそれぞれ減算す
る。そして、投入金額以下の価格の商品すなわち現在の
投入金額で販売可能な価格の商品を判断すると共に、現
在収納している硬貨量で釣線が払い出せるか否かを判断
し、これら両方の判断から販売可能な商品に対してのみ
表示手段7の表示器L1〜L4で購入可能表示を行なう
(ステップ5、6、7)。
品の各価格(a1〜a4)を1つずつ読み出し、投入金額
から商品1個分の価格をa1〜a4毎にそれぞれ減算す
る。そして、投入金額以下の価格の商品すなわち現在の
投入金額で販売可能な価格の商品を判断すると共に、現
在収納している硬貨量で釣線が払い出せるか否かを判断
し、これら両方の判断から販売可能な商品に対してのみ
表示手段7の表示器L1〜L4で購入可能表示を行なう
(ステップ5、6、7)。
ついで、商品選択釦が選択操作されたか否かを判断し
(ステップ8)、商品選択釦が選択されなければ、ステ
ップ2へ戻って数量指定がなされたか否かを判断し、こ
こでも指定されなければ、購入可能判断は既に行なった
ので、ステップ9で計数値が変わったか否かを判断し、
ここで変わっていなければステップ8へ進み、また、貨
幣投入がなされていれば、ステップ4〜6で再び購入可
能判定を行なって、表示手段7の表示器L1〜L4で購入
可能商品を知らせる。
(ステップ8)、商品選択釦が選択されなければ、ステ
ップ2へ戻って数量指定がなされたか否かを判断し、こ
こでも指定されなければ、購入可能判断は既に行なった
ので、ステップ9で計数値が変わったか否かを判断し、
ここで変わっていなければステップ8へ進み、また、貨
幣投入がなされていれば、ステップ4〜6で再び購入可
能判定を行なって、表示手段7の表示器L1〜L4で購入
可能商品を知らせる。
また、ステップ8で商品選択釦が選択操作されれば、
指定商品の投出動作を行ない、釣銭必要時には釣銭を投
出し(ステップ10、11)、終了する。
指定商品の投出動作を行ない、釣銭必要時には釣銭を投
出し(ステップ10、11)、終了する。
以上の動作は、商品を1個ずつ買う場合の通常の動作
である。
である。
一方、数量指定手段2から数量nの指定がなされる
と、商品価格記憶手段3に記憶された各商品の各価格
(a1〜a4)を1つずつ読み出し、各価格(a1〜a4)
毎に数量nをそれぞれ乗算し、投入金額≧商品価格×数
量nの式を満足する価格(a1〜a4)の商品の判断手段
5によって判断する(ステップ12、13)。
と、商品価格記憶手段3に記憶された各商品の各価格
(a1〜a4)を1つずつ読み出し、各価格(a1〜a4)
毎に数量nをそれぞれ乗算し、投入金額≧商品価格×数
量nの式を満足する価格(a1〜a4)の商品の判断手段
5によって判断する(ステップ12、13)。
ついで、釣銭収納量記憶手段4に記憶されている現在
の硬貨収納量に基づいて、投入金額と各商品の各価格
(a1〜a4)に商品投出数m(m=0,1,…n)を乗算し
た金額との差額分を釣銭として払い出せるか否かを演算
比較手段6によって判断し、全ての商品投出数mの場合
において払い出し可能とする価格の商品を判断する(ス
テップ14)。
の硬貨収納量に基づいて、投入金額と各商品の各価格
(a1〜a4)に商品投出数m(m=0,1,…n)を乗算し
た金額との差額分を釣銭として払い出せるか否かを演算
比較手段6によって判断し、全ての商品投出数mの場合
において払い出し可能とする価格の商品を判断する(ス
テップ14)。
それらステップ13、14の判断手段5と演算比較手段6
の2つの判断で共通の商品についてのみ表示手段7の表
示器L1〜L4で購入可能表示を行なう(ステップ15)。
すなわち、判断手段5からn個の商品を販売可能と判断
されて出力される「H」レベルの信号と、演算比較手段
6からの釣銭の払い出しが可能と判断されて出力される
「H」レベルの信号の両方の信号を入力したアンドゲー
トA1〜A4から出力される表示信号により、表示手段7
の表示器L1〜L4が購入可能表示を行なう。
の2つの判断で共通の商品についてのみ表示手段7の表
示器L1〜L4で購入可能表示を行なう(ステップ15)。
すなわち、判断手段5からn個の商品を販売可能と判断
されて出力される「H」レベルの信号と、演算比較手段
6からの釣銭の払い出しが可能と判断されて出力される
「H」レベルの信号の両方の信号を入力したアンドゲー
トA1〜A4から出力される表示信号により、表示手段7
の表示器L1〜L4が購入可能表示を行なう。
前述のステップ14、15については、まとめ買いで同じ
商品をn個購入する場合、販売途中で売切れまたは商品
投出異常が万一生じても、その時点で残額を釣銭として
払い出せるか否かを予め演算しておき、どんな場合でも
釣銭を払い出せる商品に限って購入可能表示、例えば商
品選択釦の表示ランプを点滅させて顧客に選択させるよ
うにする。
商品をn個購入する場合、販売途中で売切れまたは商品
投出異常が万一生じても、その時点で残額を釣銭として
払い出せるか否かを予め演算しておき、どんな場合でも
釣銭を払い出せる商品に限って購入可能表示、例えば商
品選択釦の表示ランプを点滅させて顧客に選択させるよ
うにする。
なお、表示手段7の購入可能表示を見て、顧客が貨幣
を追加投入するようにしてもよい。
を追加投入するようにしてもよい。
そして、表示手段7によって購入可能表示のなされて
いる商品に対応する商品選択釦が操作されると、まず、
選択された商品を1個投出し、ここで投出異常がなけれ
ば、続いて商品を1個投出し、再び投出異常がないか判
断し、指定の数量n個まで硬貨を投出する(ステップ16
〜19)。さらに、n個の商品の投出が全て完了した後、
釣銭がある場合には釣銭を投出し(ステップ20)、終了
する。なお、n個の商品の投出が完了したときに投入金
額の残額がある場合には、その残額で商品を販売できる
かどうか同様に判断し、販売可能であれば、前述と同様
な販売動作を行なってもよい。
いる商品に対応する商品選択釦が操作されると、まず、
選択された商品を1個投出し、ここで投出異常がなけれ
ば、続いて商品を1個投出し、再び投出異常がないか判
断し、指定の数量n個まで硬貨を投出する(ステップ16
〜19)。さらに、n個の商品の投出が全て完了した後、
釣銭がある場合には釣銭を投出し(ステップ20)、終了
する。なお、n個の商品の投出が完了したときに投入金
額の残額がある場合には、その残額で商品を販売できる
かどうか同様に判断し、販売可能であれば、前述と同様
な販売動作を行なってもよい。
また、商品の投出途中で投出異常(売切れも含む)が
あれば、その時点で、釣銭を投出し(ステップ18、2
1)、終了する。なお、この投出異常のときには、その
ときの残額内で他の商品を購入するようにしてもよい
し、その異常のあった商品を除いて再び初めからの処理
を行なってもよい。
あれば、その時点で、釣銭を投出し(ステップ18、2
1)、終了する。なお、この投出異常のときには、その
ときの残額内で他の商品を購入するようにしてもよい
し、その異常のあった商品を除いて再び初めからの処理
を行なってもよい。
また、ステップ16で商品選択釦が操作されないときに
は、精算釦が操作されたか否かを判断し、操作された場
合には投入貨幣を返却し(ステップ22、23)、終了す
る。
は、精算釦が操作されたか否かを判断し、操作された場
合には投入貨幣を返却し(ステップ22、23)、終了す
る。
以上のように、判断手段5と演算比較手段6の両方の
判断から確実に販売できかつ確実に釣銭を払い出しでき
る商品についてのみ表示手段7により購入可能表示を行
なうことができるため、購入者は数量を錯覚することな
く購入でき、また、どのような場合でも確実に釣銭が払
い出すことでき、購入者から苦情を申立てられる心配が
ない。
判断から確実に販売できかつ確実に釣銭を払い出しでき
る商品についてのみ表示手段7により購入可能表示を行
なうことができるため、購入者は数量を錯覚することな
く購入でき、また、どのような場合でも確実に釣銭が払
い出すことでき、購入者から苦情を申立てられる心配が
ない。
なお、第3図に示すように、商品価格記憶手段3から
の各価格(a1〜a4)データと判断手段5からの各商品
の各価格(a1〜a4)に対応した判断結果とをアンドゲ
ートA1〜A4へ出力し、その判断手段5から「H」レベ
ルの信号を入力したアンドゲートA1〜A4から演算比較
手段6へ信号を出力し、この演算比較手段6から表示手
段の各表示器L1〜L4へ表示信号を出力するようにして
もよく、この場合、演算比較手段6では、投入金額と商
品価格に商品投出数m(m=0,1,…n)を乗算した金額
との差額分を釣銭として払い出せるか否かの判断を、判
断手段5によって投入金額≧商品価格×数量nの式を満
足すると判断された価格の商品に対してのみ行なえばよ
く、演算処理にかかる時間が少なくてすむ。
の各価格(a1〜a4)データと判断手段5からの各商品
の各価格(a1〜a4)に対応した判断結果とをアンドゲ
ートA1〜A4へ出力し、その判断手段5から「H」レベ
ルの信号を入力したアンドゲートA1〜A4から演算比較
手段6へ信号を出力し、この演算比較手段6から表示手
段の各表示器L1〜L4へ表示信号を出力するようにして
もよく、この場合、演算比較手段6では、投入金額と商
品価格に商品投出数m(m=0,1,…n)を乗算した金額
との差額分を釣銭として払い出せるか否かの判断を、判
断手段5によって投入金額≧商品価格×数量nの式を満
足すると判断された価格の商品に対してのみ行なえばよ
く、演算処理にかかる時間が少なくてすむ。
(考案の効果) 本考案によれば、貨幣が投入され商品のまとめ買い数
量が指定されると、まとめ買い指定数量分の金額が投入
金額以下である商品を全て判断し、かつ、まとめ買い指
定数量分の商品投出ができない場合でも釣銭を払い出し
できるか判断し、まとめ買い指定数量分の金額が投入金
額以下でまとめ買い指定数量以下の全ての場合について
釣銭の払い出しが可能な商品に対してのみ、購入可能表
示を行なうために、例えば、投出中に商品が詰まった
り、商品が売り切れたりした場合でも、確実に釣銭を払
い出すことができ、購入者とのトラブルを防止できる。
量が指定されると、まとめ買い指定数量分の金額が投入
金額以下である商品を全て判断し、かつ、まとめ買い指
定数量分の商品投出ができない場合でも釣銭を払い出し
できるか判断し、まとめ買い指定数量分の金額が投入金
額以下でまとめ買い指定数量以下の全ての場合について
釣銭の払い出しが可能な商品に対してのみ、購入可能表
示を行なうために、例えば、投出中に商品が詰まった
り、商品が売り切れたりした場合でも、確実に釣銭を払
い出すことができ、購入者とのトラブルを防止できる。
第1図は本考案の自動販売機におけるまとめ買い可能商
品表示装置の一実施例を示すブロック図、第2図はフロ
ーチャート、第3図は本考案の他の実施例を示すブロッ
ク図である。 1……投入金額計数手段、2……数量指定手段、3……
商品価格記憶手段、4……釣銭収納量記憶手段、5……
判断手段、6……演算比較手段、7……表示手段。
品表示装置の一実施例を示すブロック図、第2図はフロ
ーチャート、第3図は本考案の他の実施例を示すブロッ
ク図である。 1……投入金額計数手段、2……数量指定手段、3……
商品価格記憶手段、4……釣銭収納量記憶手段、5……
判断手段、6……演算比較手段、7……表示手段。
Claims (1)
- 【請求項1】投入貨幣の金額を計数する投入金額計数手
段と、釣銭収納量を記憶している釣銭収納量記憶手段
と、販売商品の1個当りの価格を記憶する商品価格記憶
手段とを有する自動販売機において、 まとめ買いの数量nを指定する数量指定手段と、 この数量指定手段によって数量nが指定されたとき、前
記投入金額計数手段によって計数された投入金額と前記
商品価格記憶手段に記憶されている各商品価格に数量n
を乗算した金額とを比較し、投入金額≧商品価格×数量
nを満足する商品を判断する判断手段と、 前記投入金額と各商品価格に商品投出数m(m=0,1,…
n)を乗算した金額との差額分を前記釣銭収納量記憶手
段の記憶内容により釣銭として払い出せるか否かを演算
比較する演算比較手段と、 前記判断手段によって満足すると判断されかつ前記演算
比較手段によって全ての商品投出数mに対し釣銭の払い
出しが可能とされた商品のみ購入可能表示をする表示手
段と を具備したことを特徴とする自動販売機におけるまとめ
買い可能商品表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988098666U JPH082769Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988098666U JPH082769Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223779U JPH0223779U (ja) | 1990-02-16 |
JPH082769Y2 true JPH082769Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31325141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988098666U Expired - Lifetime JPH082769Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動販売機におけるまとめ買い可能商品表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082769Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2543337Y2 (ja) * | 1991-03-25 | 1997-08-06 | 日本信号株式会社 | カード対応型自動販売機 |
JP5953806B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2016-07-20 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56168874U (ja) * | 1981-04-30 | 1981-12-14 | ||
JPS60167091A (ja) * | 1985-01-19 | 1985-08-30 | 三洋電機株式会社 | 自動販売機の貨幣処理装置 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP1988098666U patent/JPH082769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223779U (ja) | 1990-02-16 |
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