JPH08275493A - 自動扉用リニアモータ - Google Patents
自動扉用リニアモータInfo
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- JPH08275493A JPH08275493A JP7070239A JP7023995A JPH08275493A JP H08275493 A JPH08275493 A JP H08275493A JP 7070239 A JP7070239 A JP 7070239A JP 7023995 A JP7023995 A JP 7023995A JP H08275493 A JPH08275493 A JP H08275493A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
- E05D15/063—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
- E05D15/0652—Tracks
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リニアモータ及びリニアモータと扉との連結部
の構造の単純化を図り、エンジン部が小型化され、可動
子の動作に伴うリード線の断線が起こらないリニアモー
タを提供する。 【構成】電磁石14で構成された固定子ブロックBに沿
って永久磁石1からなる可動子ブロックAが移動する。
可動子ブロックAは、厚み方向において異極に着磁され
た永久磁石1を長手方向に沿って一定間隔で同一方向の
磁極面の極性が交互に異なるよう配置してある。固定子
ブロックBは、固定子ベース2と、略コ字状の継鉄を積
層して形成された鉄心3とこの鉄心3に巻回されたコイ
ル4とからなる電磁石14と、ホール素子5とを有す
る。また、ハンガーブロック7の内面には固定子ブロッ
クBのコイル4に給電を行うコントローラ11が取り付
けられている。
の構造の単純化を図り、エンジン部が小型化され、可動
子の動作に伴うリード線の断線が起こらないリニアモー
タを提供する。 【構成】電磁石14で構成された固定子ブロックBに沿
って永久磁石1からなる可動子ブロックAが移動する。
可動子ブロックAは、厚み方向において異極に着磁され
た永久磁石1を長手方向に沿って一定間隔で同一方向の
磁極面の極性が交互に異なるよう配置してある。固定子
ブロックBは、固定子ベース2と、略コ字状の継鉄を積
層して形成された鉄心3とこの鉄心3に巻回されたコイ
ル4とからなる電磁石14と、ホール素子5とを有す
る。また、ハンガーブロック7の内面には固定子ブロッ
クBのコイル4に給電を行うコントローラ11が取り付
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動扉の開閉動力源と
して用いられる自動扉用リニアモータに関するものであ
る。
して用いられる自動扉用リニアモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動扉のエンジン部は、回転モー
タとベルトによって扉を駆動させる構成になっていた。
しかし、減速器、ベルト等の部品が必要であるので、複
雑な構造となるとともに小型化が難しいという問題点が
あった。このため、最近ではリニアモータを用いて扉の
開閉操作を行うものが利用されはじめている。このリニ
アモータには可動コイル型のブラシレスモータ(無整流
子電動機)が用いられ、ホール素子により固定子側の磁
極の変化を検知し可動子側のコイルへの通電を切り換え
る構成となっている。
タとベルトによって扉を駆動させる構成になっていた。
しかし、減速器、ベルト等の部品が必要であるので、複
雑な構造となるとともに小型化が難しいという問題点が
あった。このため、最近ではリニアモータを用いて扉の
開閉操作を行うものが利用されはじめている。このリニ
アモータには可動コイル型のブラシレスモータ(無整流
子電動機)が用いられ、ホール素子により固定子側の磁
極の変化を検知し可動子側のコイルへの通電を切り換え
る構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動コ
イル型のブラシレスモータの場合、モータへの電力供給
はコイルに接続されたリード線を介して行われるため、
ドアに連結された可動子が開閉操作を行う際に電力供給
用のリード線を伸縮させる構造を持たざるをえない。こ
のため、リード線の断線が起こったり、リード線の配線
が複雑になるという問題がある。
イル型のブラシレスモータの場合、モータへの電力供給
はコイルに接続されたリード線を介して行われるため、
ドアに連結された可動子が開閉操作を行う際に電力供給
用のリード線を伸縮させる構造を持たざるをえない。こ
のため、リード線の断線が起こったり、リード線の配線
が複雑になるという問題がある。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、リニアモータ及びリニアモータと扉
との連結部の構造の単純化を図り、エンジン部が小型化
され、また、可動子の動作に伴うリード線の断線が起こ
らない自動扉用リニアモータを提供することにある。
あり、その目的は、リニアモータ及びリニアモータと扉
との連結部の構造の単純化を図り、エンジン部が小型化
され、また、可動子の動作に伴うリード線の断線が起こ
らない自動扉用リニアモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、厚み方向において異極に着磁さ
れた永久磁石を長手方向に沿って一定間隔で同一方向の
磁極面の極性が交互に異なるように配置した可動子ブロ
ックと、永久磁石の磁極面に対向する両側片を持つ略コ
字状の鉄心の夫々の側片に逆巻きにしてコイルを巻装し
前記両側片を前記永久磁石の前記磁極面に対向させる電
磁石を長手方向に複数個列設して形成された電磁石部と
前記可動子ブロックの移動に伴って可動子の磁極を判別
するホール素子と該ホール素子の判別結果に基づいて前
記各電磁石の前記コイルに交互に正負の電圧を印加する
給電部とを有して成る固定子ブロックと、前記固定子ブ
ロックを下向きに取付け固定するエンジンケースと、扉
を吊り下げると共に前記可動子ブロックを上向きに取り
付けてエンジンケースの長手方向に走行自在に懸下され
たハンガーブロックとを備えることを特徴とする。
目的を達成するために、厚み方向において異極に着磁さ
れた永久磁石を長手方向に沿って一定間隔で同一方向の
磁極面の極性が交互に異なるように配置した可動子ブロ
ックと、永久磁石の磁極面に対向する両側片を持つ略コ
字状の鉄心の夫々の側片に逆巻きにしてコイルを巻装し
前記両側片を前記永久磁石の前記磁極面に対向させる電
磁石を長手方向に複数個列設して形成された電磁石部と
前記可動子ブロックの移動に伴って可動子の磁極を判別
するホール素子と該ホール素子の判別結果に基づいて前
記各電磁石の前記コイルに交互に正負の電圧を印加する
給電部とを有して成る固定子ブロックと、前記固定子ブ
ロックを下向きに取付け固定するエンジンケースと、扉
を吊り下げると共に前記可動子ブロックを上向きに取り
付けてエンジンケースの長手方向に走行自在に懸下され
たハンガーブロックとを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、可動子ブロックが、配
置された二つの永久磁石を備え、夫々の永久磁石が各電
磁石における鉄心の両側片の先端面と永久磁石の上面の
着磁面とを対向させてハンガーブロック上に取り付けた
ことを特徴とする。請求項3の発明は、エンジンケース
が、樹脂で形成された固定子ブロックのベース部の両端
を係止固定するための二つの突起状係止部を一体的に有
し、前記各突起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜す
るテーパ面を設けたことを特徴とする。
置された二つの永久磁石を備え、夫々の永久磁石が各電
磁石における鉄心の両側片の先端面と永久磁石の上面の
着磁面とを対向させてハンガーブロック上に取り付けた
ことを特徴とする。請求項3の発明は、エンジンケース
が、樹脂で形成された固定子ブロックのベース部の両端
を係止固定するための二つの突起状係止部を一体的に有
し、前記各突起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜す
るテーパ面を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、固定子ブロックのベー
ス部に凹部を設け、前記凹部にホール素子ブロックを装
着したことを特徴とする。請求項5の発明は、エンジン
ケースが、固定子ブロックの両側面を覆うようにして前
記固定子ブロックを挟んで挟持する突起状係止部を一体
的に有することを特徴とする。
ス部に凹部を設け、前記凹部にホール素子ブロックを装
着したことを特徴とする。請求項5の発明は、エンジン
ケースが、固定子ブロックの両側面を覆うようにして前
記固定子ブロックを挟んで挟持する突起状係止部を一体
的に有することを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、ハンガーブロックの上
面にハンガーブロックの長手方向と平行する一対の突起
部を設け、前記突起部間に可動子ブロックの永久磁石を
挟持することを特徴とする。
面にハンガーブロックの長手方向と平行する一対の突起
部を設け、前記突起部間に可動子ブロックの永久磁石を
挟持することを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、電磁石で構成
された固定子ブロックに沿って永久磁石からなる可動子
ブロックが移動するので、可動子への電力供給用のリー
ド線が不要となり、リード線の伸縮の繰り返しにより発
生していたリード線の断線を解消できる。
された固定子ブロックに沿って永久磁石からなる可動子
ブロックが移動するので、可動子への電力供給用のリー
ド線が不要となり、リード線の伸縮の繰り返しにより発
生していたリード線の断線を解消できる。
【0010】請求項2の発明の構成によれば、可動子ブ
ロックが、配置された二つの永久磁石を備え、夫々の永
久磁石が各電磁石における鉄心の両側片の先端面と永久
磁石の上面の着磁面とを対向させてハンガーブロック上
に取り付けるので、夫々の永久磁石の横幅を大きくした
り、横揺れ等の振動があっても夫々の永久磁石と鉄心と
の摩擦を抑制できる。
ロックが、配置された二つの永久磁石を備え、夫々の永
久磁石が各電磁石における鉄心の両側片の先端面と永久
磁石の上面の着磁面とを対向させてハンガーブロック上
に取り付けるので、夫々の永久磁石の横幅を大きくした
り、横揺れ等の振動があっても夫々の永久磁石と鉄心と
の摩擦を抑制できる。
【0011】請求項3の発明の構成によれば、エンジン
ケースが樹脂で形成された固定子ブロックのベース部の
両端を係止するための二つの突起状係止部を一体的に有
し、前記各突起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜す
るテーパ面を設けたので固定子ブロックをエンジンケー
スの突起状係止部へ押し込むことができ、エンジンケー
スへの固定子ブロックのが取り付けが容易になる。
ケースが樹脂で形成された固定子ブロックのベース部の
両端を係止するための二つの突起状係止部を一体的に有
し、前記各突起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜す
るテーパ面を設けたので固定子ブロックをエンジンケー
スの突起状係止部へ押し込むことができ、エンジンケー
スへの固定子ブロックのが取り付けが容易になる。
【0012】請求項4の発明の構成によれば、固定子ブ
ロックのベース部に凹部を設けホール素子ブロックを装
着するため、ホール素子ブロックを精度良く位置決めし
て固定子ブロックのベース部に取り付けることができ
る。請求項5の発明の構成によれば、エンジンケースが
固定子ブロックの両側面を覆うようにして前記固定子ブ
ロックを挟んで挟持する突起状係止部を一体的に有する
ので、固定子ブロックを固定するための別部材を削減で
きる。更に、可動子ブロック部分を前記エンジンケース
の一部が覆うため、可動子ブロックに鉄屑やホコリが付
着することを防ぐことができる。
ロックのベース部に凹部を設けホール素子ブロックを装
着するため、ホール素子ブロックを精度良く位置決めし
て固定子ブロックのベース部に取り付けることができ
る。請求項5の発明の構成によれば、エンジンケースが
固定子ブロックの両側面を覆うようにして前記固定子ブ
ロックを挟んで挟持する突起状係止部を一体的に有する
ので、固定子ブロックを固定するための別部材を削減で
きる。更に、可動子ブロック部分を前記エンジンケース
の一部が覆うため、可動子ブロックに鉄屑やホコリが付
着することを防ぐことができる。
【0013】請求項6の発明の構成によれば、ハンガー
ブロックの上面にハンガーブロックの長手方向と平行す
る一対の突起部を設け、前記突起部間に可動子ブロック
の永久磁石を挟持するので、別部材を使うことなく可動
子ブロックの永久磁石を前記ハンガーブロックに取り付
けることができる。
ブロックの上面にハンガーブロックの長手方向と平行す
る一対の突起部を設け、前記突起部間に可動子ブロック
の永久磁石を挟持するので、別部材を使うことなく可動
子ブロックの永久磁石を前記ハンガーブロックに取り付
けることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図13に基づい
て説明する。本実施例のリニアモータは可動磁石型であ
り、電磁石14を複数個長手方向に列設した電磁石部で
構成された固定子ブロックBに沿って永久磁石1からな
る可動子ブロックAが移動する構造になっている。
て説明する。本実施例のリニアモータは可動磁石型であ
り、電磁石14を複数個長手方向に列設した電磁石部で
構成された固定子ブロックBに沿って永久磁石1からな
る可動子ブロックAが移動する構造になっている。
【0015】可動子ブロックAは、図1に示すように、
断面が逆L字状のハンガーブロック7と、ハンガーブロ
ック7の横片7aの中央の全長にわたって列設配置され
た永久磁石1とで構成してある。永久磁石1は、図3に
示すように厚み方向(幅方向)において異極に着磁され
ていて、この永久磁石1を長手方向に沿って一定間隔で
隣接する磁極面の極性が交互に異なるように配置してあ
る。この永久磁石1は、ハンガーブロック7の上面に接
着固定したり或いは図12に示すようなハンガーブロッ
ク7の横片7aの一部を、例えばプレス等で押し出して
形成した長手方向と平行する一対の突起部101間に圧
入したりかしめることによりハンガーブロック7の横片
7aに固定されている。なお、上記永久磁石1の長手方
向における隣接する2つ1組の永久磁石1の長さは図3
に示すようにLとしてある。ところで、図1に示すよう
にハンガーブロック7の縦片7bの下端部には扉10が
取り付けられた構造となっている。また、ハンガーブロ
ック7の縦片7bには滑車12が取り付けられていて、
この滑車12はエンジンケース8の底部に一体的に設け
られた突起からなるガイドレール8bに沿って移動する
ようになっている。従って、扉10は可動子ブロックA
と連動するためハンガーブロック7及び滑車12を介し
て開閉操作ができるのである。
断面が逆L字状のハンガーブロック7と、ハンガーブロ
ック7の横片7aの中央の全長にわたって列設配置され
た永久磁石1とで構成してある。永久磁石1は、図3に
示すように厚み方向(幅方向)において異極に着磁され
ていて、この永久磁石1を長手方向に沿って一定間隔で
隣接する磁極面の極性が交互に異なるように配置してあ
る。この永久磁石1は、ハンガーブロック7の上面に接
着固定したり或いは図12に示すようなハンガーブロッ
ク7の横片7aの一部を、例えばプレス等で押し出して
形成した長手方向と平行する一対の突起部101間に圧
入したりかしめることによりハンガーブロック7の横片
7aに固定されている。なお、上記永久磁石1の長手方
向における隣接する2つ1組の永久磁石1の長さは図3
に示すようにLとしてある。ところで、図1に示すよう
にハンガーブロック7の縦片7bの下端部には扉10が
取り付けられた構造となっている。また、ハンガーブロ
ック7の縦片7bには滑車12が取り付けられていて、
この滑車12はエンジンケース8の底部に一体的に設け
られた突起からなるガイドレール8bに沿って移動する
ようになっている。従って、扉10は可動子ブロックA
と連動するためハンガーブロック7及び滑車12を介し
て開閉操作ができるのである。
【0016】固定子ブロックBは、図1に示すように逆
凸構造の固定子ベース2と、略コ字状の継鉄を積層して
形成された鉄心3とこの鉄心3の両側片に巻回されたコ
イル4とからなる電磁石14と、ホール素子5とを有
し、図4に示すように、固定子ベース2に鉄心3が3個
(鉄心3a,3b,3c)組み合わされ、更に各鉄心に
コイル4a,4b,4cを巻回し、コイル4a,4b,
4cに隣接してホール素子5a,5b,5cを後述の方
法により設けることによって1つの基本ユニット41を
構成するようになっている。ここで、固定子ブロックB
の電磁石14は図13に示すように長手方向にそれぞれ
長さL/3の間隔で設けられている。また、ハンガーブ
ロック7の内面には固定子ブロックBのコイル4に給電
を行うコントローラ11が取り付けられている。ここ
で、コントローラ11には後述の電圧源51が接続され
ている。
凸構造の固定子ベース2と、略コ字状の継鉄を積層して
形成された鉄心3とこの鉄心3の両側片に巻回されたコ
イル4とからなる電磁石14と、ホール素子5とを有
し、図4に示すように、固定子ベース2に鉄心3が3個
(鉄心3a,3b,3c)組み合わされ、更に各鉄心に
コイル4a,4b,4cを巻回し、コイル4a,4b,
4cに隣接してホール素子5a,5b,5cを後述の方
法により設けることによって1つの基本ユニット41を
構成するようになっている。ここで、固定子ブロックB
の電磁石14は図13に示すように長手方向にそれぞれ
長さL/3の間隔で設けられている。また、ハンガーブ
ロック7の内面には固定子ブロックBのコイル4に給電
を行うコントローラ11が取り付けられている。ここ
で、コントローラ11には後述の電圧源51が接続され
ている。
【0017】固定子ベース2は樹脂で作られていて図6
(b)に示すように固定子ベース2の一部に凹部20と
突起状の樹脂ケース支持部13bとが設けられており、
図6(a)に示すようにホール素子5が樹脂ケース支持
部13bと樹脂ケース13aとで挟み込まれるように樹
脂ケース13aを固定子ベースの凹部20に嵌め込むよ
うになっている。巻回されたコイル4a,4b,4cと
ホール素子5a,5b,5cからなる判別回路52は、
図5に示す回路ブロックを構成するように接続されてい
る。
(b)に示すように固定子ベース2の一部に凹部20と
突起状の樹脂ケース支持部13bとが設けられており、
図6(a)に示すようにホール素子5が樹脂ケース支持
部13bと樹脂ケース13aとで挟み込まれるように樹
脂ケース13aを固定子ベースの凹部20に嵌め込むよ
うになっている。巻回されたコイル4a,4b,4cと
ホール素子5a,5b,5cからなる判別回路52は、
図5に示す回路ブロックを構成するように接続されてい
る。
【0018】基本ユニット41内の固定子ベース2に
は、図4に示すようにホール素子5と樹脂ケース13が
それぞれ3個設置されており、基本ユニット41内で固
定子ブロックBの電磁石14と対向する可動子ブロック
Aの永久磁石1の磁極をホール素子5により判別する。
図5に示すようにホール素子5での検出結果は判別回路
52に入力され、判別回路52の判別結果はコントロー
ラ11に入力され、コントローラ11からの信号によっ
て、コントローラ11に接続された分配回路53によっ
て3相のコイル(4a,4b,4c)のうち永久磁石1
の磁極に合わせてそれぞれ決められた2相のコイルに電
流を流すようにして励磁する相の切換を行う。
は、図4に示すようにホール素子5と樹脂ケース13が
それぞれ3個設置されており、基本ユニット41内で固
定子ブロックBの電磁石14と対向する可動子ブロック
Aの永久磁石1の磁極をホール素子5により判別する。
図5に示すようにホール素子5での検出結果は判別回路
52に入力され、判別回路52の判別結果はコントロー
ラ11に入力され、コントローラ11からの信号によっ
て、コントローラ11に接続された分配回路53によっ
て3相のコイル(4a,4b,4c)のうち永久磁石1
の磁極に合わせてそれぞれ決められた2相のコイルに電
流を流すようにして励磁する相の切換を行う。
【0019】また、エンジンケース8には、図1に示す
ようにエンジンケース8から下方へ延び下端側で内方へ
延びる突起状係止部9が一体的に設けられておりエンジ
ンケース8の長手方向外側からスライドさせて固定子ベ
ース2を挿入して固定子ベース2の両端を係止して固定
する。鉄心3は、図1に示すように対脚片3−1、3−
2からなる略コ字状の継鉄を積層して形成され、固定子
ベース2に嵌め込み固定される。従って、鉄心3の対脚
片3−1、3−2が可動子ブロックAの永久磁石1の両
側の磁極面に所定間隙を介して対向する状態となる。
ようにエンジンケース8から下方へ延び下端側で内方へ
延びる突起状係止部9が一体的に設けられておりエンジ
ンケース8の長手方向外側からスライドさせて固定子ベ
ース2を挿入して固定子ベース2の両端を係止して固定
する。鉄心3は、図1に示すように対脚片3−1、3−
2からなる略コ字状の継鉄を積層して形成され、固定子
ベース2に嵌め込み固定される。従って、鉄心3の対脚
片3−1、3−2が可動子ブロックAの永久磁石1の両
側の磁極面に所定間隙を介して対向する状態となる。
【0020】このリニアモータでは上述の構造とするこ
とで、固定子ブロックBの3相のコイルのうち少なくと
もいずれか2相のコイルに常時電流を流し、その際に生
じる起磁力により一定方向への推進力を得て可動子ブロ
ックAを推行させる。なお、可動子ブロックAを逆方向
に推行させる場合には、3相のコイルへの電源の供給を
正負を逆にすればよい。
とで、固定子ブロックBの3相のコイルのうち少なくと
もいずれか2相のコイルに常時電流を流し、その際に生
じる起磁力により一定方向への推進力を得て可動子ブロ
ックAを推行させる。なお、可動子ブロックAを逆方向
に推行させる場合には、3相のコイルへの電源の供給を
正負を逆にすればよい。
【0021】永久磁石1は可動子ブロックAの永久磁石
1が固定子ブロックBの電磁石14に吸引・反発される
ことにより、永久磁石1の動きに連動してハンガーブロ
ック7の縦片7bに取り付けられた扉10が開閉動作を
繰り返す。また、図7(あるいは図9)に示すように可
動子ブロックAが配置された2つの永久磁石1a、1b
を備え、永久磁石1a、1bが固定子ブロックBの電磁
石14の鉄心3の両対脚片3−1、3−2の先端面と夫
々向かいあう着磁面の磁極が夫々反対になるように設け
られた場合は、図8に示すような磁気回路が構成され
る。図8の構成では電磁石14の鉄心3の両対脚片3−
1、3−2の先端面と永久磁石1a、1bの上面の磁極
面とが反発・吸引することによって可動子ブロックAが
移動する。また、図7(あるいは図8)の構成では、永
久磁石1の横幅を大きくしたり、横揺れの振動があって
も永久磁石1と鉄心3との摩擦を抑制できる。
1が固定子ブロックBの電磁石14に吸引・反発される
ことにより、永久磁石1の動きに連動してハンガーブロ
ック7の縦片7bに取り付けられた扉10が開閉動作を
繰り返す。また、図7(あるいは図9)に示すように可
動子ブロックAが配置された2つの永久磁石1a、1b
を備え、永久磁石1a、1bが固定子ブロックBの電磁
石14の鉄心3の両対脚片3−1、3−2の先端面と夫
々向かいあう着磁面の磁極が夫々反対になるように設け
られた場合は、図8に示すような磁気回路が構成され
る。図8の構成では電磁石14の鉄心3の両対脚片3−
1、3−2の先端面と永久磁石1a、1bの上面の磁極
面とが反発・吸引することによって可動子ブロックAが
移動する。また、図7(あるいは図8)の構成では、永
久磁石1の横幅を大きくしたり、横揺れの振動があって
も永久磁石1と鉄心3との摩擦を抑制できる。
【0022】図10に固定子ブロックBの両側面を覆う
ようにして固定子ブロックBを挟んで挟持する突起状の
係止部9を示す。この係止部9は、可動子ブロックAを
エンジンケース8の一部が覆うため、永久磁石1に鉄屑
やホコリが付着することを防ぐことができる。また、エ
ンジンケース8は、図11に示すようにエンジンケース
8上部底面から下方へ延び下端側で内方へ延びる突起状
係止部9の先端に上昇傾斜するテーパ面9aを一体的に
設け、また、固定子ベース2の片側に外方へ下降傾斜す
るテーパ面2aを一体的に設けることによって、固定子
ベース2を押し上げてワンタッチでエンジンケース8の
上部底面に取り付けられるようにしている。
ようにして固定子ブロックBを挟んで挟持する突起状の
係止部9を示す。この係止部9は、可動子ブロックAを
エンジンケース8の一部が覆うため、永久磁石1に鉄屑
やホコリが付着することを防ぐことができる。また、エ
ンジンケース8は、図11に示すようにエンジンケース
8上部底面から下方へ延び下端側で内方へ延びる突起状
係止部9の先端に上昇傾斜するテーパ面9aを一体的に
設け、また、固定子ベース2の片側に外方へ下降傾斜す
るテーパ面2aを一体的に設けることによって、固定子
ベース2を押し上げてワンタッチでエンジンケース8の
上部底面に取り付けられるようにしている。
【0023】以下、リニアモータの動作を説明する。図
4において、例えばコイル4aに給電を行うと、コイル
4aに電流が流れる。ここでコイル4aは鉄心3の側片
に夫々逆巻きして巻装してある。従って、図1中の鉄心
3の対脚片3−1への巻装部に時計方向の電流を流す
と、他方の対脚片3−2への巻装部には反時計方向の電
流が流れる。ところで、上記巻装部に時計方向の電流を
流すと、その巻装部が巻回された鉄心3の対脚片が永久
磁石1の側面に対向する面はN極になり、他方の巻装部
に反時計方向の電流が流れ、その巻装部が巻回された鉄
心3の対脚片が永久磁石1の側面に対向する面はS極に
なる。そして、各電磁石14a、14b、14cが図1
3(a)の位置にある場合、分配回路53によりコイル
4a、コイル4cに電流が流れ、上記コイル4a、4c
が巻装された鉄心3の両対脚片の永久磁石1への対向面
の極性は図13(a)に示した状態になるようにしてあ
る。従って、鉄心3と対向する可動子ブロックAの永久
磁石1との間には反発力が生じ、隣接する永久磁石1の
異極面との間には吸引力が生じ、永久磁石1(つまり、
可動子ブロックA)には図13(a)中の左側方向への
推進力が生じる。
4において、例えばコイル4aに給電を行うと、コイル
4aに電流が流れる。ここでコイル4aは鉄心3の側片
に夫々逆巻きして巻装してある。従って、図1中の鉄心
3の対脚片3−1への巻装部に時計方向の電流を流す
と、他方の対脚片3−2への巻装部には反時計方向の電
流が流れる。ところで、上記巻装部に時計方向の電流を
流すと、その巻装部が巻回された鉄心3の対脚片が永久
磁石1の側面に対向する面はN極になり、他方の巻装部
に反時計方向の電流が流れ、その巻装部が巻回された鉄
心3の対脚片が永久磁石1の側面に対向する面はS極に
なる。そして、各電磁石14a、14b、14cが図1
3(a)の位置にある場合、分配回路53によりコイル
4a、コイル4cに電流が流れ、上記コイル4a、4c
が巻装された鉄心3の両対脚片の永久磁石1への対向面
の極性は図13(a)に示した状態になるようにしてあ
る。従って、鉄心3と対向する可動子ブロックAの永久
磁石1との間には反発力が生じ、隣接する永久磁石1の
異極面との間には吸引力が生じ、永久磁石1(つまり、
可動子ブロックA)には図13(a)中の左側方向への
推進力が生じる。
【0024】次に、この推進力で永久磁石1(つまり、
可動子ブロックA)が移動して、図13(b)に示す位
置に移動すると、分配回路53によりコイル4b、コイ
ル4cに電流が流れ、コイル4b、4cが巻装された鉄
心3b、3cの両対脚片の永久磁石1への対向面の極性
は図13(b)に示す状態になるようにしてある。した
がって、上述の場合と同様にして鉄心3b、3cの対向
面と永久磁石1との間には反発力と図13(b)中の右
側に示す異極面との間に吸引力が生じ、永久磁石1(つ
まり、可動子ブロックA)には図13(b)中の左側方
向への推進力が生じる。
可動子ブロックA)が移動して、図13(b)に示す位
置に移動すると、分配回路53によりコイル4b、コイ
ル4cに電流が流れ、コイル4b、4cが巻装された鉄
心3b、3cの両対脚片の永久磁石1への対向面の極性
は図13(b)に示す状態になるようにしてある。した
がって、上述の場合と同様にして鉄心3b、3cの対向
面と永久磁石1との間には反発力と図13(b)中の右
側に示す異極面との間に吸引力が生じ、永久磁石1(つ
まり、可動子ブロックA)には図13(b)中の左側方
向への推進力が生じる。
【0025】上述のように給電を行うと、図13に示す
6通りの状態に各鉄心3a〜3cの対向面の極性が切り
換わり、いずれの場合にも上述の場合と同様の原理で継
続して左側に推進される。つまり、コントローラ11か
らの信号を受けた分配回路53により3相のコイル4a
〜4cのうちの2相に常時電流を流すことによって永久
磁石1(つまり、可動子ブロックA)は直線的に進行す
る。なお、永久磁石1(つまり、可動子ブロックA)を
図13中の右方向に進行させる場合にはコイル4a、4
bに逆極性の電圧を印加すればよい。
6通りの状態に各鉄心3a〜3cの対向面の極性が切り
換わり、いずれの場合にも上述の場合と同様の原理で継
続して左側に推進される。つまり、コントローラ11か
らの信号を受けた分配回路53により3相のコイル4a
〜4cのうちの2相に常時電流を流すことによって永久
磁石1(つまり、可動子ブロックA)は直線的に進行す
る。なお、永久磁石1(つまり、可動子ブロックA)を
図13中の右方向に進行させる場合にはコイル4a、4
bに逆極性の電圧を印加すればよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、電磁石で構成された
固定子ブロックに沿って永久磁石からなる可動子ブロッ
クが移動するので、可動子への電力供給用のリード線が
不要となり、リード線の伸縮の繰り返しにより発生して
いたリード線の断線を解消できるという効果がある。
固定子ブロックに沿って永久磁石からなる可動子ブロッ
クが移動するので、可動子への電力供給用のリード線が
不要となり、リード線の伸縮の繰り返しにより発生して
いたリード線の断線を解消できるという効果がある。
【0027】請求項2の発明は、可動子ブロックが、配
置された二つの永久磁石を備え、夫々の永久磁石が各電
磁石における鉄心の両側片の先端面と永久磁石の上面の
着磁面とを対向させてハンガーブロック上に取り付ける
ので、夫々の永久磁石の横幅を大きくしたり、横揺れ等
の振動があっても夫々の永久磁石と鉄心との摩擦を抑制
できるという効果がある。
置された二つの永久磁石を備え、夫々の永久磁石が各電
磁石における鉄心の両側片の先端面と永久磁石の上面の
着磁面とを対向させてハンガーブロック上に取り付ける
ので、夫々の永久磁石の横幅を大きくしたり、横揺れ等
の振動があっても夫々の永久磁石と鉄心との摩擦を抑制
できるという効果がある。
【0028】請求項3の発明は、エンジンケースが樹脂
で形成された固定子ブロックのベース部の両端を係止す
るための二つの突起状係止部を一体的に有し、前記各突
起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜するテーパ面を
設けたので固定子ブロックをエンジンケースの突起状係
止部へ押し込むことができ、エンジンケースへの固定子
ブロックのが取り付けが容易になるという効果がある。
で形成された固定子ブロックのベース部の両端を係止す
るための二つの突起状係止部を一体的に有し、前記各突
起状係止部の先端部分に内方へ上昇傾斜するテーパ面を
設けたので固定子ブロックをエンジンケースの突起状係
止部へ押し込むことができ、エンジンケースへの固定子
ブロックのが取り付けが容易になるという効果がある。
【0029】請求項4の発明は、固定子ブロックのベー
ス部に凹部を設けホール素子ブロックを装着するため、
ホール素子ブロックを精度良く位置決めして固定子ブロ
ックのベース部に取り付けることができるという効果が
ある。請求項5の発明は、エンジンケースが固定子ブロ
ックの両側面を覆うようにして前記固定子ブロックを挟
んで挟持する突起状係止部を一体的に有するので、固定
子ブロックを固定するための別部材を削減できる。更
に、可動子ブロック部分を前記エンジンケースの一部が
覆うため、可動子ブロックに鉄屑やホコリが付着するこ
とを防ぐことができるという効果がある。
ス部に凹部を設けホール素子ブロックを装着するため、
ホール素子ブロックを精度良く位置決めして固定子ブロ
ックのベース部に取り付けることができるという効果が
ある。請求項5の発明は、エンジンケースが固定子ブロ
ックの両側面を覆うようにして前記固定子ブロックを挟
んで挟持する突起状係止部を一体的に有するので、固定
子ブロックを固定するための別部材を削減できる。更
に、可動子ブロック部分を前記エンジンケースの一部が
覆うため、可動子ブロックに鉄屑やホコリが付着するこ
とを防ぐことができるという効果がある。
【0030】請求項6の発明は、ハンガーブロックの上
面にハンガーブロックの長手方向と平行する一対の突起
部を設け、前記突起部間に可動子ブロックの永久磁石を
挟持するので、別部材を使うことなく可動子ブロックの
永久磁石を前記ハンガーブロックに取り付けることがで
きるという効果がある。
面にハンガーブロックの長手方向と平行する一対の突起
部を設け、前記突起部間に可動子ブロックの永久磁石を
挟持するので、別部材を使うことなく可動子ブロックの
永久磁石を前記ハンガーブロックに取り付けることがで
きるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のリニアモータの正面図であ
る。
る。
【図2】同上の右側面図である。
【図3】同上の要部の構造を示す斜視図である。
【図4】同上の要部の構造を示す斜視図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】(a)同上の要部の構造を示す側面図である。 (b)同上の要部の構造を示す斜視図である。
【図7】同上の要部の構造を示す正面図である。
【図8】同上の要部の構造を示す正面図である。
【図9】同上の要部の右側面図である。
【図10】同上の要部の構造を示す正面図である。
【図11】同上の要部の構造を示す正面図である。
【図12】同上の要部の構造を示す斜視図である。
【図13】同上の動作説明図である。
1 永久磁石 2 固定子ベース 3 鉄心 3−1 対脚片 3−2 対脚片 4 コイル 5 ホール素子 6 ホール素子ブロック 7 ハンガーブロック 8 エンジンケース 8b ガイドレール 9 突起状係止部 10 扉 11 コントローラ 12 滑車 13a 樹脂ケース 14 電磁石 A 可動子ブロック B 固定子ブロック
フロントページの続き (72)発明者 松川 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 厚み方向において異極に着磁された永久
磁石を長手方向に沿って一定間隔で同一方向の磁極面の
極性が交互に異なるように配置した可動子ブロックと、
永久磁石の磁極面に対向する両側片を持つ略コ字状の鉄
心の夫々の側片に逆巻きにしてコイルを巻装し前記両側
片を前記永久磁石の前記磁極面に対向させる電磁石を長
手方向に複数個列設して形成された電磁石部と前記可動
子ブロックの移動に伴って可動子の磁極を判別するホー
ル素子と該ホール素子の判別結果に基づいて前記各電磁
石の前記コイルに交互に正負の電圧を印加する給電部と
を有して成る固定子ブロックと、前記固定子ブロックを
下向きに取付け固定するエンジンケースと、扉を吊り下
げると共に前記可動子ブロックを上向きに取り付けてエ
ンジンケースの長手方向に走行自在に懸下されたハンガ
ーブロックとを備えることを特徴とする自動扉用リニア
モータ。 - 【請求項2】 可動子ブロックは、配置された二つの永
久磁石を備え、夫々の永久磁石が各電磁石における鉄心
の両側片の先端面と永久磁石の上面の着磁面とを対向さ
せてハンガーブロック上に取り付けたことを特徴とする
請求項1記載の自動扉用リニアモータ。 - 【請求項3】 エンジンケースは、樹脂で形成された固
定子ブロックのベース部の両端を係止固定するための二
つの突起状係止部を一体的に有し、前記各突起状係止部
の先端部分に内方へ上昇傾斜するテーパ面を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の自動扉用リニアモータ。 - 【請求項4】 固定子ブロックのベース部に凹部を設
け、前記凹部にホール素子ブロックを装着したことを特
徴とする請求項1記載の自動扉用リニアモータ。 - 【請求項5】 エンジンケースは、固定子ブロックの両
側面を覆うようにして前記固定子ブロックを挟んで挟持
する突起状係止部を一体的に有することを特徴とする請
求項1記載の自動扉用リニアモータ。 - 【請求項6】 ハンガーブロックの上面にハンガーブロ
ックの長手方向と平行する一対の突起部を設け、前記突
起部間に可動子ブロックの永久磁石を挟持することを特
徴とする請求項1記載の自動扉用リニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070239A JPH08275493A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 自動扉用リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070239A JPH08275493A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 自動扉用リニアモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275493A true JPH08275493A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13425824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070239A Pending JPH08275493A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 自動扉用リニアモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275493A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990049807A (ko) * | 1997-12-15 | 1999-07-05 | 이종수 | 엘리베이터 도어용 리니어 모터 |
WO2002036917A1 (en) | 2000-11-02 | 2002-05-10 | Hitachi, Ltd. | Door system |
JP2005333702A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Nippon Thompson Co Ltd | 可動マグネット型リニアモータを内蔵したスライド装置 |
WO2006040098A1 (de) * | 2004-10-17 | 2006-04-20 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen trag- und/oder antriebssystem mit einer magnetreihe |
WO2006040100A1 (de) * | 2004-10-17 | 2006-04-20 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Schiebetür mit einem linearmotor-antrieb |
WO2006074783A1 (de) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Dorma Gmbh & Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen antriebssystem mit einem wegmesssystem |
WO2006074782A1 (de) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Dorma Gmbh & Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen antriebssystem und steuerung |
WO2009138154A1 (de) * | 2008-05-15 | 2009-11-19 | Efaflex Tor- Und Sicherheitssysteme Gmbh & Co. Kg | Verschlusseinrichtung in form einer tür oder eines tores oder einer schleuse oder einer abdeckung oder dergleichen |
CN105971439A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-09-28 | 江苏雷利电机股份有限公司 | 开门电机组件、自动开门系统及工作方法、冰箱 |
AT523990A1 (de) * | 2020-06-30 | 2022-01-15 | Guenter Boesch | Möbelbeschlag |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7070239A patent/JPH08275493A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990049807A (ko) * | 1997-12-15 | 1999-07-05 | 이종수 | 엘리베이터 도어용 리니어 모터 |
WO2002036917A1 (en) | 2000-11-02 | 2002-05-10 | Hitachi, Ltd. | Door system |
US6467584B2 (en) * | 2000-11-02 | 2002-10-22 | Hitachi, Ltd. | Door system including linear motor driving mechanism |
US6675938B2 (en) | 2000-11-02 | 2004-01-13 | Hitachi, Ltd. | Door system including linear motor driving mechanism |
JP2005333702A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Nippon Thompson Co Ltd | 可動マグネット型リニアモータを内蔵したスライド装置 |
US7608949B2 (en) | 2004-10-17 | 2009-10-27 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Sliding door comprising a magnetic support and/or drive system comprising a row of magnets |
WO2006040100A1 (de) * | 2004-10-17 | 2006-04-20 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Schiebetür mit einem linearmotor-antrieb |
JP2008517571A (ja) * | 2004-10-17 | 2008-05-22 | ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 磁石列を伴う搬送システムおよび/または駆動システムを有するスライドドア |
WO2006040098A1 (de) * | 2004-10-17 | 2006-04-20 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen trag- und/oder antriebssystem mit einer magnetreihe |
EP1805387B1 (de) * | 2004-10-17 | 2018-09-19 | dormakaba Deutschland GmbH | Schiebetür mit einem linearmotor-antrieb |
WO2006074783A1 (de) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Dorma Gmbh & Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen antriebssystem mit einem wegmesssystem |
WO2006074782A1 (de) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Dorma Gmbh & Co. Kg | Schiebetür mit einem magnetischen antriebssystem und steuerung |
JP2008527217A (ja) * | 2005-01-14 | 2008-07-24 | ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 距離測定システムを有する磁気駆動システムを備えたスライドドア |
US7592720B2 (en) | 2005-01-14 | 2009-09-22 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Sliding door comprising a magnetic drive system provided with a path measuring system |
WO2009138154A1 (de) * | 2008-05-15 | 2009-11-19 | Efaflex Tor- Und Sicherheitssysteme Gmbh & Co. Kg | Verschlusseinrichtung in form einer tür oder eines tores oder einer schleuse oder einer abdeckung oder dergleichen |
CN105971439A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-09-28 | 江苏雷利电机股份有限公司 | 开门电机组件、自动开门系统及工作方法、冰箱 |
AT523990A1 (de) * | 2020-06-30 | 2022-01-15 | Guenter Boesch | Möbelbeschlag |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001107 |