JPH08274277A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置およびその製造方法Info
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- JPH08274277A JPH08274277A JP7099682A JP9968295A JPH08274277A JP H08274277 A JPH08274277 A JP H08274277A JP 7099682 A JP7099682 A JP 7099682A JP 9968295 A JP9968295 A JP 9968295A JP H08274277 A JPH08274277 A JP H08274277A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術の限界を越えてさらに高集積化を図
った半導体記憶装置(DRAM)ならびにその製造方法
を提供することである。 【構成】 本発明は、シリコン基板の一部に、立体的な
SOI(SiliconOn Insulator)構
造が形成され、この立体的なSOI構造中に、前記キャ
パシタおよび前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタの
チャネル形成領域が一体化されて形成されており、前記
絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成領域
(130a,b)が、前記立体的なSOI構造における
側壁部に形成されてなり、絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタのドレイン(またはソース)領域が前記チャネル
形成領域に連接して形成され、さらに、そのドレイン
(またはソース)領域と重なりを有してキャパシタが構
成されてなる。
った半導体記憶装置(DRAM)ならびにその製造方法
を提供することである。 【構成】 本発明は、シリコン基板の一部に、立体的な
SOI(SiliconOn Insulator)構
造が形成され、この立体的なSOI構造中に、前記キャ
パシタおよび前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタの
チャネル形成領域が一体化されて形成されており、前記
絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成領域
(130a,b)が、前記立体的なSOI構造における
側壁部に形成されてなり、絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタのドレイン(またはソース)領域が前記チャネル
形成領域に連接して形成され、さらに、そのドレイン
(またはソース)領域と重なりを有してキャパシタが構
成されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に、DRAMに関する。
特に、DRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMの一般的なメモリセルは、図1
3に示されるように、nMOSトランジスタ(Q)とキ
ャパシタ(C)とで構成される。
3に示されるように、nMOSトランジスタ(Q)とキ
ャパシタ(C)とで構成される。
【0003】図12は、上述のキャパシタ(C)として
トレンチキャパシタを用いる、従来構造のメモリセルの
断面図である。
トレンチキャパシタを用いる、従来構造のメモリセルの
断面図である。
【0004】このメモリセルは、シリコン(Si)基板
700の表面に、nMOSトランジスタ(ポリシリコン
ゲート710と、ゲート絶縁膜740と、ソース,ドレ
イン領域(ドレイン,ソース領域)720a,720b
とを含んで構成される)が形成され、その近傍にトレン
チキャパシタ(ポリシリコンからなる内側電極760
と、SiO2膜750と、n+拡散層からなる外側電極7
30とで構成されている)が形成されて構成される。
700の表面に、nMOSトランジスタ(ポリシリコン
ゲート710と、ゲート絶縁膜740と、ソース,ドレ
イン領域(ドレイン,ソース領域)720a,720b
とを含んで構成される)が形成され、その近傍にトレン
チキャパシタ(ポリシリコンからなる内側電極760
と、SiO2膜750と、n+拡散層からなる外側電極7
30とで構成されている)が形成されて構成される。
【0005】トレンチキャパシタの外側電極(n+)7
30は、MOSトランジスタのトレンチキャパシタに接
続されるべきn型の領域(ドレインまたはソース領域)
720bに接続して形成されている。
30は、MOSトランジスタのトレンチキャパシタに接
続されるべきn型の領域(ドレインまたはソース領域)
720bに接続して形成されている。
【0006】また、トレンチキャパシタの内側電極76
0はアース電位にする必要があるため、コンタクトホー
ルを介してアルミニュウム(Al)電極770(アース
配線)に接続されている。
0はアース電位にする必要があるため、コンタクトホー
ルを介してアルミニュウム(Al)電極770(アース
配線)に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図12に記載された、
従来のトレンチキャパシタをメモリキャパシタとするD
RAMは、トレンチキャパシタの外側電極が、トレンチ
(溝)の外側を取り囲むように設けられたn+拡散層
(730)からなっている。
従来のトレンチキャパシタをメモリキャパシタとするD
RAMは、トレンチキャパシタの外側電極が、トレンチ
(溝)の外側を取り囲むように設けられたn+拡散層
(730)からなっている。
【0008】したがって、メモリセルは、n+拡散層
(730)どうしが接触しないように距離Tだけ離して
配置しなければならず(図12)、マージンを必要とす
る分だけ高集積化の妨げになっている。
(730)どうしが接触しないように距離Tだけ離して
配置しなければならず(図12)、マージンを必要とす
る分だけ高集積化の妨げになっている。
【0009】また、当然のことであるが、DRAMのメ
モリセルを構成するMOSトランジスタはウエハ表面に
形成されるため、そのトランジスタの形成領域を確保す
る必要がある。以上のような理由により、従来のメモリ
セル構造では、高集積化には一定の限界があった。
モリセルを構成するMOSトランジスタはウエハ表面に
形成されるため、そのトランジスタの形成領域を確保す
る必要がある。以上のような理由により、従来のメモリ
セル構造では、高集積化には一定の限界があった。
【0010】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、従来技術の限界
を越えてさらに高集積化を図った半導体記憶装置ならび
にその製造方法を提供することにある。
みてなされたものであり、その目的は、従来技術の限界
を越えてさらに高集積化を図った半導体記憶装置ならび
にその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、以下のような構成をしている。
明は、以下のような構成をしている。
【0012】(1)請求項1記載の本発明は、絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセル
が構成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の
一部に、立体的なSOI(Silicon On In
sulator)構造が形成され、この立体的なSOI
構造中に、前記キャパシタおよび前記絶縁ゲート型電界
効果トランジスタのチャネル形成領域が一体化されて形
成されており、前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
のチャネル形成領域が、前記立体的なSOI構造におけ
る側壁部に形成されてなることを特徴とする。
ト型電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセル
が構成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の
一部に、立体的なSOI(Silicon On In
sulator)構造が形成され、この立体的なSOI
構造中に、前記キャパシタおよび前記絶縁ゲート型電界
効果トランジスタのチャネル形成領域が一体化されて形
成されており、前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
のチャネル形成領域が、前記立体的なSOI構造におけ
る側壁部に形成されてなることを特徴とする。
【0013】(2)請求項2の本発明は、請求項1にお
いて、絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン
(またはソース)領域が前記チャネル形成領域に連接し
て形成され、さらに、そのドレイン(またはソース)領
域と重なりを有してキャパシタが構成されてなることを
特徴とする。
いて、絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン
(またはソース)領域が前記チャネル形成領域に連接し
て形成され、さらに、そのドレイン(またはソース)領
域と重なりを有してキャパシタが構成されてなることを
特徴とする。
【0014】(3)請求項3の本発明は、絶縁ゲート型
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の一部
に、立体的なSOI(Silicon On Insu
lator)構造が形成され、この立体的なSOI構造
は、前記シリコン基板の一部に、そのシリコン基板の表
面に対して垂直な側壁をもつ溝部を設け、この溝部の内
表面に絶縁層を設けることによって形成されており、前
記溝部には、前記シリコン基板の表面に対して垂直な側
壁に沿って設けられた第1の領域と、溝部の底部におい
て設けられた前記第1の領域に連接する第2の領域と、
前記第1の領域の表面を覆って設けられたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜に接して形成されたゲート電極層
とが形成されており、前記第1の領域が前記絶縁ゲート
型電界効果トランジスタのチャネル形成領域を構成し、
前記第2の領域の、前記第1の領域と接続された部分が
前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン(ま
たはソース)を構成し、また、前記シリコン基板は所定
電位に接続され、これによって、そのシリコン基板を第
1のノードとし、前記溝部における第2の領域の底部を
第2のノードとし、前記シリコン基板と前記第2の領域
との間に介在する前記絶縁層を誘電体層とするトレンチ
キャパシタが構成されてなることを特徴とする。
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の一部
に、立体的なSOI(Silicon On Insu
lator)構造が形成され、この立体的なSOI構造
は、前記シリコン基板の一部に、そのシリコン基板の表
面に対して垂直な側壁をもつ溝部を設け、この溝部の内
表面に絶縁層を設けることによって形成されており、前
記溝部には、前記シリコン基板の表面に対して垂直な側
壁に沿って設けられた第1の領域と、溝部の底部におい
て設けられた前記第1の領域に連接する第2の領域と、
前記第1の領域の表面を覆って設けられたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜に接して形成されたゲート電極層
とが形成されており、前記第1の領域が前記絶縁ゲート
型電界効果トランジスタのチャネル形成領域を構成し、
前記第2の領域の、前記第1の領域と接続された部分が
前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン(ま
たはソース)を構成し、また、前記シリコン基板は所定
電位に接続され、これによって、そのシリコン基板を第
1のノードとし、前記溝部における第2の領域の底部を
第2のノードとし、前記シリコン基板と前記第2の領域
との間に介在する前記絶縁層を誘電体層とするトレンチ
キャパシタが構成されてなることを特徴とする。
【0015】(4)請求項4に記載の本発明は、絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセ
ルが構成される半導体記憶装置の製造方法であって、表
面が絶縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、そ
のシリコン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁をも
つ溝部を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成する
工程と、その溝部の底部に、不純物がドープされた第1
のアモルファスシリコン層を形成する工程と、前記シリ
コン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に開口部を設け
て、前記シリコン基板の表面の一部が露出したシード領
域を形成する工程と、そのシード領域を覆い、かつ、前
記溝部の前記シリコン基板の表面に対して垂直な側壁に
沿って延在して前記第1のアモルファスシリコン層に接
続する第2のアモルファスシリコン層を形成する工程
と、熱処理を施すことにより、前記第2および第1のア
モルファスシリコン層において前記シード領域を起点と
する固相エピタキシャル成長(Solid Phase
Epitaxy;SPE)を生じせしめて、単結晶シ
リコン層を得る工程と、その単結晶シリコン層の表面に
ゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上にゲート電
極層を形成し、これによって、前記単結晶シリコン層
の、前記シリコン基板の表面に対して垂直な側壁に沿っ
た部分をチャネル形成領域とする絶縁ゲート型電界効果
トランジスタを得る工程と、前記シリコン基板を所定電
位に接続し、そのシリコン基板を第1のノードとし、前
記溝部の前記単結晶シリコン層の底部の部分を第2のノ
ードとするキャパシタを構成する工程とを有することを
特徴とする。
ート型電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセ
ルが構成される半導体記憶装置の製造方法であって、表
面が絶縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、そ
のシリコン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁をも
つ溝部を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成する
工程と、その溝部の底部に、不純物がドープされた第1
のアモルファスシリコン層を形成する工程と、前記シリ
コン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に開口部を設け
て、前記シリコン基板の表面の一部が露出したシード領
域を形成する工程と、そのシード領域を覆い、かつ、前
記溝部の前記シリコン基板の表面に対して垂直な側壁に
沿って延在して前記第1のアモルファスシリコン層に接
続する第2のアモルファスシリコン層を形成する工程
と、熱処理を施すことにより、前記第2および第1のア
モルファスシリコン層において前記シード領域を起点と
する固相エピタキシャル成長(Solid Phase
Epitaxy;SPE)を生じせしめて、単結晶シ
リコン層を得る工程と、その単結晶シリコン層の表面に
ゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上にゲート電
極層を形成し、これによって、前記単結晶シリコン層
の、前記シリコン基板の表面に対して垂直な側壁に沿っ
た部分をチャネル形成領域とする絶縁ゲート型電界効果
トランジスタを得る工程と、前記シリコン基板を所定電
位に接続し、そのシリコン基板を第1のノードとし、前
記溝部の前記単結晶シリコン層の底部の部分を第2のノ
ードとするキャパシタを構成する工程とを有することを
特徴とする。
【0016】(5)請求項5の本発明は、絶縁ゲート型
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の表面
を覆う絶縁膜上に前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
タが形成され、かつ、前記絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタのドレイン(またはソース)と重なりを有する形
態でそのドレイン(ソース)の下にトレンチ構造の前記
キャパシタが構成されてなり、そのトレンチ構造のキャ
パシタは、所定電位に接続された前記シリコン基板を第
1のノードとし、前記シリコン基板に設けられた溝の内
表面に形成された絶縁層を誘電体とし、前記溝の内表面
に形成された絶縁層に接して溝の内部に充填され、前記
絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン(または
ソース)に接続された導体層を第2のノードとして構成
されていることを特徴とする。
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置であって、シリコン基板の表面
を覆う絶縁膜上に前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
タが形成され、かつ、前記絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタのドレイン(またはソース)と重なりを有する形
態でそのドレイン(ソース)の下にトレンチ構造の前記
キャパシタが構成されてなり、そのトレンチ構造のキャ
パシタは、所定電位に接続された前記シリコン基板を第
1のノードとし、前記シリコン基板に設けられた溝の内
表面に形成された絶縁層を誘電体とし、前記溝の内表面
に形成された絶縁層に接して溝の内部に充填され、前記
絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン(または
ソース)に接続された導体層を第2のノードとして構成
されていることを特徴とする。
【0017】(6)請求項6の本発明は、絶縁ゲート型
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置の製造方法であって、表面が絶
縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、そのシリ
コン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁をもつ溝部
を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成する工程
と、前記シリコン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に
開口部を設けて、前記シリコン基板の表面の一部が露出
したシード領域を形成する工程と、そのシード領域を覆
い、かつ前記溝部を充填するアモルファスシリコン層を
形成する工程と、熱処理を施すことによって、前記アモ
ルファスシリコン層において前記シード領域を起点とす
る固相エピタキシャル成長(Solid Phase
Epitaxy;SPE)を生じせしめ、結晶性を有す
るシリコン層を得る工程と、前記シリコン基板の表面に
おいて形成された前記結晶性を有するシリコン層内に選
択的に不純物を導入し、前記溝に充填された前記結晶性
を有するシリコン層に重なりを有する形態でドレイン
(またはソース)領域を形成する工程と、前記シリコン
基板を所定電位に接続し、そのシリコン基板を第1のノ
ードとし、前記溝部に充填された結晶性を有するシリコ
ン層を第2のノードとするキャパシタを構成する工程と
を有することを特徴とする。
電界効果トランジスタとキャパシタとでメモリセルが構
成される半導体記憶装置の製造方法であって、表面が絶
縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、そのシリ
コン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁をもつ溝部
を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成する工程
と、前記シリコン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に
開口部を設けて、前記シリコン基板の表面の一部が露出
したシード領域を形成する工程と、そのシード領域を覆
い、かつ前記溝部を充填するアモルファスシリコン層を
形成する工程と、熱処理を施すことによって、前記アモ
ルファスシリコン層において前記シード領域を起点とす
る固相エピタキシャル成長(Solid Phase
Epitaxy;SPE)を生じせしめ、結晶性を有す
るシリコン層を得る工程と、前記シリコン基板の表面に
おいて形成された前記結晶性を有するシリコン層内に選
択的に不純物を導入し、前記溝に充填された前記結晶性
を有するシリコン層に重なりを有する形態でドレイン
(またはソース)領域を形成する工程と、前記シリコン
基板を所定電位に接続し、そのシリコン基板を第1のノ
ードとし、前記溝部に充填された結晶性を有するシリコ
ン層を第2のノードとするキャパシタを構成する工程と
を有することを特徴とする。
【0018】
(1)請求項1の本発明では、DRAMのメモリセルを
構成するMOSトランジスタとキャパシタとを、例えば
U溝内に一体的に形成して、U溝を用いたSOI立体構
造を作成し、MOSトランジスタを溝の側壁部に形成す
る。
構成するMOSトランジスタとキャパシタとを、例えば
U溝内に一体的に形成して、U溝を用いたSOI立体構
造を作成し、MOSトランジスタを溝の側壁部に形成す
る。
【0019】このような立体的なSOI構造の採用によ
り、従来の不都合が解消される。
り、従来の不都合が解消される。
【0020】つまり、SOI構造によれば下地のシリコ
ン基板には素子が形成されないため、このシリコン基板
には自由に電位を与えることができる。
ン基板には素子が形成されないため、このシリコン基板
には自由に電位を与えることができる。
【0021】この特徴を活かして、接地(あるいは他の
DC電位でもよい)したシリコン基板自体をキャパシタ
のノードとすることより、従来のようにn+拡散層のレ
イアウトマージンを考慮する必要がなくなる。
DC電位でもよい)したシリコン基板自体をキャパシタ
のノードとすることより、従来のようにn+拡散層のレ
イアウトマージンを考慮する必要がなくなる。
【0022】また、MOSトランジスタのチャネル形成
領域自体が溝内の側壁部に形成されるために、平面的な
トランジスタ領域のほとんどが削減される。
領域自体が溝内の側壁部に形成されるために、平面的な
トランジスタ領域のほとんどが削減される。
【0023】このような効果によって、極めて高い集積
度が実現される。
度が実現される。
【0024】(2)請求項2の本発明では、チャネル形
成領域に連接してドレイン(ソース)領域が形成され、
さらにそのドレイン(ソース)と重なりを有して、自己
整合的にキャパシタが構成される。
成領域に連接してドレイン(ソース)領域が形成され、
さらにそのドレイン(ソース)と重なりを有して、自己
整合的にキャパシタが構成される。
【0025】したがって、従来のようなMOSトランジ
スタのドレインとアース配線とのコンタクトが不要であ
り、また、シリコン基板自体がアース配線の役目を果た
すため、アース配線を独立して設ける必要がない。
スタのドレインとアース配線とのコンタクトが不要であ
り、また、シリコン基板自体がアース配線の役目を果た
すため、アース配線を独立して設ける必要がない。
【0026】このような効果によって、極めて高い集積
度が実現される。
度が実現される。
【0027】(3)請求項3の本発明では、トレンチを
用いたSOI構造を利用して請求項1,2に記載の構造
を形成する。したがって、上述のとおり、極めて高い集
積度が達成される。
用いたSOI構造を利用して請求項1,2に記載の構造
を形成する。したがって、上述のとおり、極めて高い集
積度が達成される。
【0028】すなわち、本発明では、トレンチキャパシ
タ間を極力短くし、コンタクト,配線等のデバイスの動
作に直接影響を及ぼさない部分の領域をなくすることに
より集積度を向上させるとともに、トランジスタ自身の
領域をも削減することが可能である。
タ間を極力短くし、コンタクト,配線等のデバイスの動
作に直接影響を及ぼさない部分の領域をなくすることに
より集積度を向上させるとともに、トランジスタ自身の
領域をも削減することが可能である。
【0029】(4)請求項4の本発明では、シリコンの
固相エピタキシャル成長(SPE)を用いて、請求項1
〜3(特に、請求項3)のSOI構造を実現する。
固相エピタキシャル成長(SPE)を用いて、請求項1
〜3(特に、請求項3)のSOI構造を実現する。
【0030】シリコンの固相エピタキシャル成長(SP
E)に関しては、本願出願人が先に提案している方法
(特願平6−193604号に開示されている技術)を
利用できる。ここで、SPEについて図14(a)〜
(d)を用いてその概要を説明しておく。
E)に関しては、本願出願人が先に提案している方法
(特願平6−193604号に開示されている技術)を
利用できる。ここで、SPEについて図14(a)〜
(d)を用いてその概要を説明しておく。
【0031】図14(a)に示されるようにシリコン単
結晶基板1000上にSiO2膜1100を形成し、次
に、(b)に示すように、SiO2膜の一部を開口して
シリコン単結晶の一部を露出して、シード(種結晶)部
1200a,1200bを形成する。
結晶基板1000上にSiO2膜1100を形成し、次
に、(b)に示すように、SiO2膜の一部を開口して
シリコン単結晶の一部を露出して、シード(種結晶)部
1200a,1200bを形成する。
【0032】続いて(C)のように、アモルファスシリ
コン(α−Si)1210を堆積し、所定の温度(例え
ば600℃)で熱処理を施す。
コン(α−Si)1210を堆積し、所定の温度(例え
ば600℃)で熱処理を施す。
【0033】すると、縦方向ならびに横方向に固相エピ
タキシャル成長がすすみ、種結晶部からアモルファスシ
リコンが単結晶化されていき、最終的にシリコン単結晶
1300が得られる。
タキシャル成長がすすみ、種結晶部からアモルファスシ
リコンが単結晶化されていき、最終的にシリコン単結晶
1300が得られる。
【0034】この場合、SPEによって最終的に得られ
る結晶は、下地の絶縁膜の影響をうけることが知られて
おり、必ずしも単結晶とはならない。例えば、下地絶縁
膜がSi3N4のときには、SPEによって得られる結晶
は多結晶シリコンとなる。本発明では、このようなSP
E技術を、トレンチSOI構造の形成に利用するもので
ある。
る結晶は、下地の絶縁膜の影響をうけることが知られて
おり、必ずしも単結晶とはならない。例えば、下地絶縁
膜がSi3N4のときには、SPEによって得られる結晶
は多結晶シリコンとなる。本発明では、このようなSP
E技術を、トレンチSOI構造の形成に利用するもので
ある。
【0035】つまり、シリコン基板に設けられた溝の内
表面に絶縁層を形成した後、その絶縁層上にアモルファ
ス層を堆積させ、熱処理によってシリコン基板の一部に
設けられたシード部を起点としてSPEを生じせしめ、
アモルファス層を単結晶層に変え、絶縁膜上に能動層を
形成する。この能動層をMOSトランジスタやキャパシ
タの形成領域として利用する。
表面に絶縁層を形成した後、その絶縁層上にアモルファ
ス層を堆積させ、熱処理によってシリコン基板の一部に
設けられたシード部を起点としてSPEを生じせしめ、
アモルファス層を単結晶層に変え、絶縁膜上に能動層を
形成する。この能動層をMOSトランジスタやキャパシ
タの形成領域として利用する。
【0036】本方法によれば、MOSトランジスタとキ
ャパシタとを自己整合により形成でき、相互の位置関係
のマージンを考慮することなく、高集積のICを高い信
頼性で形成できる。
ャパシタとを自己整合により形成でき、相互の位置関係
のマージンを考慮することなく、高集積のICを高い信
頼性で形成できる。
【0037】(5)請求項5の本発明では、請求項1〜
3の構造に準ずる構造として、DRAMのメモリセルを
構成するMOSトランジスタを平面的なSOI構造で形
成し、一方、トレンチキャパシタを、MOSトランジス
タのトレンチキャパシタに接続されるべき領域(ドレイ
ンまたはソース)の下部に、重なりをもって配置した構
造とする。
3の構造に準ずる構造として、DRAMのメモリセルを
構成するMOSトランジスタを平面的なSOI構造で形
成し、一方、トレンチキャパシタを、MOSトランジス
タのトレンチキャパシタに接続されるべき領域(ドレイ
ンまたはソース)の下部に、重なりをもって配置した構
造とする。
【0038】これにより、トレンチキャパシタが単独で
占有する領域がなく、また、シリコン基板自体をキャパ
シタの一極(ノード)として使用するため、集積度を向
上できる。
占有する領域がなく、また、シリコン基板自体をキャパ
シタの一極(ノード)として使用するため、集積度を向
上できる。
【0039】つまり、トレンチキャパシタ間を最小ルー
ルまで縮小することができ、またアース配線が不要にな
り、さらに本構造においてはキャパシタの内側電極のコ
ンタクトが不要で、プロセスが簡便であることにより、
集積度を飛躍的に向上させたDRAMを低価格で作製す
ることができる。
ルまで縮小することができ、またアース配線が不要にな
り、さらに本構造においてはキャパシタの内側電極のコ
ンタクトが不要で、プロセスが簡便であることにより、
集積度を飛躍的に向上させたDRAMを低価格で作製す
ることができる。
【0040】(6)請求項6の本発明では、請求項4の
方法と同様にSPE技術を利用して請求項5の構造を形
成する。したがって、MOSトランジスタとキャパシタ
とを自己整合により形成でき、相互の位置関係のマージ
ンを考慮することなく、高集積のICを高い信頼性で形
成できる。
方法と同様にSPE技術を利用して請求項5の構造を形
成する。したがって、MOSトランジスタとキャパシタ
とを自己整合により形成でき、相互の位置関係のマージ
ンを考慮することなく、高集積のICを高い信頼性で形
成できる。
【0041】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の半導体記憶装置の一実施例
の断面図である。
て説明する。図1は本発明の半導体記憶装置の一実施例
の断面図である。
【0042】本実施例では、接地電位に接続されたシリ
コン単結晶基板100に溝部50が形成され、その溝部
内はSiO2膜110(イ)により覆われ、シリコン基
板の主表面はSiO2膜110(ア)により覆われてい
る。
コン単結晶基板100に溝部50が形成され、その溝部
内はSiO2膜110(イ)により覆われ、シリコン基
板の主表面はSiO2膜110(ア)により覆われてい
る。
【0043】これらの絶縁膜上には、n+層120,チ
ャネル形成領域130a,130b,n+層150が形
成されて立体的なSOI構造が形成されている。そし
て、チャネル領域130a,130b上にはゲート絶縁
膜140が形成され、溝の内部を充填してポリシリコン
ゲート電極160が形成されている。
ャネル形成領域130a,130b,n+層150が形
成されて立体的なSOI構造が形成されている。そし
て、チャネル領域130a,130b上にはゲート絶縁
膜140が形成され、溝の内部を充填してポリシリコン
ゲート電極160が形成されている。
【0044】シリコン基板の表面上には層間絶縁膜17
0が形成され、その上にAl電極180が配設されてい
る。このAl電極180はコンタクトホールを介してn
+層150に接続されている。
0が形成され、その上にAl電極180が配設されてい
る。このAl電極180はコンタクトホールを介してn
+層150に接続されている。
【0045】このような本構造によれば、図2において
太い線で示されるように、溝の側壁に沿って設けられた
チャネル形成領域をもつMOSトランジスタQと、溝底
部において設けられ、一端が接地されたトレンチ容量C
とが構築されている。すなわち、DRAMのメモリセル
を構成するMOSトランジスタとキャパシタとがU字型
立体SOI構造中に一体化されている。
太い線で示されるように、溝の側壁に沿って設けられた
チャネル形成領域をもつMOSトランジスタQと、溝底
部において設けられ、一端が接地されたトレンチ容量C
とが構築されている。すなわち、DRAMのメモリセル
を構成するMOSトランジスタとキャパシタとがU字型
立体SOI構造中に一体化されている。
【0046】本実施例では、DRAMのメモリセルを構
成するキャパシタ(C)が、MOSトランジスタのキャ
パシタに接続されるべきn+領域120の下部に配置さ
れているため、キャパシタを配置するための面積を別途
必要としない。
成するキャパシタ(C)が、MOSトランジスタのキャ
パシタに接続されるべきn+領域120の下部に配置さ
れているため、キャパシタを配置するための面積を別途
必要としない。
【0047】また、キャパシタの一極(第1のノード)
は、MOSトランジスタのキャパシタに接続されるべき
n+領域120と接続され、一方、Si基板100自体
をキャパシタの他極(第2のノード)とするため、キャ
パシタ間を最小ルールまで縮小することができ、またア
ース配線およびキャパシタの電極コンタクトが不要であ
る。
は、MOSトランジスタのキャパシタに接続されるべき
n+領域120と接続され、一方、Si基板100自体
をキャパシタの他極(第2のノード)とするため、キャ
パシタ間を最小ルールまで縮小することができ、またア
ース配線およびキャパシタの電極コンタクトが不要であ
る。
【0048】また、DRAMのメモリセルを構成するM
OSトランジスタをU字型立体SOI構造の側壁部に形
成するため、トランジスタの面積は非常に微小なもので
よくなる。
OSトランジスタをU字型立体SOI構造の側壁部に形
成するため、トランジスタの面積は非常に微小なもので
よくなる。
【0049】さらにU字型立体SOI構造はSPE技術
等エピタキシャル技術をベースにしたSOI構造形成技
術により作製できるため(後述)、簡便なプロセスで集
積度を飛躍的に向上させることができる。
等エピタキシャル技術をベースにしたSOI構造形成技
術により作製できるため(後述)、簡便なプロセスで集
積度を飛躍的に向上させることができる。
【0050】次に本実施例の製造方法の一例を図3〜図
6を参照して説明する。
6を参照して説明する。
【0051】まず、図3に示すように、Si単結晶基板
100に熱酸化等のプロセスによりSiO2膜110
(ア)を成膜し、次に、RIE(リアクティブイオンエ
ッチング)等を用いてシリコン基板100内にトレンチ
(溝)50を形成する。
100に熱酸化等のプロセスによりSiO2膜110
(ア)を成膜し、次に、RIE(リアクティブイオンエ
ッチング)等を用いてシリコン基板100内にトレンチ
(溝)50を形成する。
【0052】次に図4に示すように、トレンチ50の内
部に、熱酸化等のプロセスにより、SiO2膜110
(イ)を成膜する。
部に、熱酸化等のプロセスにより、SiO2膜110
(イ)を成膜する。
【0053】次に、ドープドアモルファスSi(α−S
i)300を成膜し、続いて、RIE等を行いトレンチ
底部にのみアモルファスドープドSiを残す。
i)300を成膜し、続いて、RIE等を行いトレンチ
底部にのみアモルファスドープドSiを残す。
【0054】続いてSiO2膜の一部をフォトリソグラ
フィーとRIE等により除去して、開口(シード)部3
10を形成する。
フィーとRIE等により除去して、開口(シード)部3
10を形成する。
【0055】次に、図5に示すように、アモルファスS
i(α−Si)400を成膜し、全面のエッチングによ
って平坦化した後、SPE(Si固相結晶成長)技術に
より開口(シード)部310を起点として固相エピタキ
シャル成長を生じせしめ、溝底部にn+単結晶層120
を、側壁部に沿って単結晶層130を形成する。これに
よって、U字型立体SOI構造が形成される。これによ
り、MOSトランジスタとその下部に配置されているキ
ャパシタの電極とは自己整合的に形成され、別途接続す
る必要がない。
i(α−Si)400を成膜し、全面のエッチングによ
って平坦化した後、SPE(Si固相結晶成長)技術に
より開口(シード)部310を起点として固相エピタキ
シャル成長を生じせしめ、溝底部にn+単結晶層120
を、側壁部に沿って単結晶層130を形成する。これに
よって、U字型立体SOI構造が形成される。これによ
り、MOSトランジスタとその下部に配置されているキ
ャパシタの電極とは自己整合的に形成され、別途接続す
る必要がない。
【0056】なお、図5において形成するアモルファス
シリコン層は、ノンドープ,ドープされたもののいずれ
でも使用できる。ノンドープのものを使用した場合に
は、チャネル領域における不純物濃度を調整するため
に、後の工程で不純物を導入する必要がある。
シリコン層は、ノンドープ,ドープされたもののいずれ
でも使用できる。ノンドープのものを使用した場合に
は、チャネル領域における不純物濃度を調整するため
に、後の工程で不純物を導入する必要がある。
【0057】この後、素子分離を行うため単結晶成長さ
せたSi膜の不要な部分をRIE等により除去し、Si
O2膜を成膜し不要なSiO2膜部分をRIE等により除
去することにより、図4の工程で形成されたSi基板が
露出した部分(シード)部310と素子分離領域をSi
O2膜で埋め込む。続いて、ワード配線を形成するため
の溝を形成するために、配線部分にあたるSiO2膜を
RIE等により除去し、SiO2膜に溝を形成する。こ
の状態が図5の一番下の図に示される状態である。
せたSi膜の不要な部分をRIE等により除去し、Si
O2膜を成膜し不要なSiO2膜部分をRIE等により除
去することにより、図4の工程で形成されたSi基板が
露出した部分(シード)部310と素子分離領域をSi
O2膜で埋め込む。続いて、ワード配線を形成するため
の溝を形成するために、配線部分にあたるSiO2膜を
RIE等により除去し、SiO2膜に溝を形成する。こ
の状態が図5の一番下の図に示される状態である。
【0058】次に、図6に示すように、ゲート酸化膜1
40を熱酸化等のプロセスにより成膜し、続いてゲート
電極となるPoly−Si膜をCVD等のプロセスによ
り成膜しフォトリソグラフィーとRIE等により加工
し、ゲートPoly−Si電極160(および、これを
つなぐ配線)を形成する。
40を熱酸化等のプロセスにより成膜し、続いてゲート
電極となるPoly−Si膜をCVD等のプロセスによ
り成膜しフォトリソグラフィーとRIE等により加工
し、ゲートPoly−Si電極160(および、これを
つなぐ配線)を形成する。
【0059】その後、ゲート電極とこれをつなぐ配線
と、ソース領域となるべき高濃度領域150をイオン注
入にて形成する。最後に、層間絶縁膜(例えばBPSG
等)170と、Al電極180を形成し、デバイスがで
きあがる(図6)。
と、ソース領域となるべき高濃度領域150をイオン注
入にて形成する。最後に、層間絶縁膜(例えばBPSG
等)170と、Al電極180を形成し、デバイスがで
きあがる(図6)。
【0060】次に、本発明の他の実施例について図7を
用いて説明する。本実施例は、図1の実施例に準ずる例
であり、DRAMのメモリセルを構成するMOSトラン
ジスタを平面的なSOI構造で構築し、一方、DRAM
のメモリセルを構成するトレンチキャパシタ(C)を、
MOSトランジスタの、キャパシタに接続されるべきn
+領域(ドレイン(ソース)領域)420の直下に配置
したものである。
用いて説明する。本実施例は、図1の実施例に準ずる例
であり、DRAMのメモリセルを構成するMOSトラン
ジスタを平面的なSOI構造で構築し、一方、DRAM
のメモリセルを構成するトレンチキャパシタ(C)を、
MOSトランジスタの、キャパシタに接続されるべきn
+領域(ドレイン(ソース)領域)420の直下に配置
したものである。
【0061】トレンチキャパシタは、シリコン基板10
0に形成された溝部50の内表面に絶縁膜110(イ)
を形成し、その溝部50をポリシリコン層430で埋め
込むことによって形成されている。
0に形成された溝部50の内表面に絶縁膜110(イ)
を形成し、その溝部50をポリシリコン層430で埋め
込むことによって形成されている。
【0062】本実施例では、MOSトランジスタの平面
的な占有面積は削減できないものの、キャパシタがn+
領域(ドレイン(ソース)領域)420と重なりをもっ
て、その直下に配置されているため、キャパシタを単独
の占有面積がなく、集積度を高めることができる。
的な占有面積は削減できないものの、キャパシタがn+
領域(ドレイン(ソース)領域)420と重なりをもっ
て、その直下に配置されているため、キャパシタを単独
の占有面積がなく、集積度を高めることができる。
【0063】また、前掲の実施例と同様にSi基板10
0自体をキャパシタの外側の電極として共通電位(接地
電位)に接続しているため、従来のように外側電極同士
の接触を防止するためにマージンを設ける必要がなく、
したがって、キャパシタ間を最小ルールまだ縮小するこ
とができる。
0自体をキャパシタの外側の電極として共通電位(接地
電位)に接続しているため、従来のように外側電極同士
の接触を防止するためにマージンを設ける必要がなく、
したがって、キャパシタ間を最小ルールまだ縮小するこ
とができる。
【0064】また、アース配線およびキャパシタの内側
電極のコンタクトが不要であることにより、集積度を飛
躍的に向上させることができる。
電極のコンタクトが不要であることにより、集積度を飛
躍的に向上させることができる。
【0065】次に、本実施例の製造方法の一例を図8〜
図11を用いて説明する。
図11を用いて説明する。
【0066】まず、図8に示すように、Si単結晶基板
100に熱酸化等のプロセスによりSiO2膜110
(ア)を成膜し、続いて、RIE等によりトレンチ(溝
部)50を形成する。
100に熱酸化等のプロセスによりSiO2膜110
(ア)を成膜し、続いて、RIE等によりトレンチ(溝
部)50を形成する。
【0067】次に図9に示すように、溝部50の内表面
にSi3N4膜110(イ)を成膜し、このSi3N4膜の
一部をフォトリソグラフィーとRIE等により削除す
る。
にSi3N4膜110(イ)を成膜し、このSi3N4膜の
一部をフォトリソグラフィーとRIE等により削除す
る。
【0068】そして、SiO2膜110(ア)の一部を
フォトリソグラフィーとRIE等により除去して、開口
(シード)部500を形成する(図9の下側の図)。
フォトリソグラフィーとRIE等により除去して、開口
(シード)部500を形成する(図9の下側の図)。
【0069】次に、図10に示すように、SPE(Si
固相結晶成長)技術等によりSiO2膜上およびSi3N
4膜上に同時にSi膜を単結晶成長させる。
固相結晶成長)技術等によりSiO2膜上およびSi3N
4膜上に同時にSi膜を単結晶成長させる。
【0070】この時、Si3N4膜上(トレンチキャパシ
タ内部)には、下地絶縁膜の影響を受けて多結晶Si膜
430が成長する。また、SiO2膜上にはシリコン単
結晶層440が成長する。
タ内部)には、下地絶縁膜の影響を受けて多結晶Si膜
430が成長する。また、SiO2膜上にはシリコン単
結晶層440が成長する。
【0071】この後、素子分離のため多結晶成長させた
Si膜をRIE等により除去して素子分離用開口510
を形成し、次に、SiO2膜を成膜し、不要なSiO2膜
部分をRIE等により除去するこにより図9の工程で形
成されたSi基板が露出した部分(シード部)500を
SiO2膜で埋め込む。
Si膜をRIE等により除去して素子分離用開口510
を形成し、次に、SiO2膜を成膜し、不要なSiO2膜
部分をRIE等により除去するこにより図9の工程で形
成されたSi基板が露出した部分(シード部)500を
SiO2膜で埋め込む。
【0072】次に、図11に示すように、ゲート絶縁膜
(SiO2膜)140を熱酸化等のプロセスにより成膜
し、続いて、ゲート電極となるPoly−Si膜をCV
D等のプロセスにより成膜しフォトリソグラフィーとR
IE等により加工し、ゲートPoly−Si電極160
を形成する。
(SiO2膜)140を熱酸化等のプロセスにより成膜
し、続いて、ゲート電極となるPoly−Si膜をCV
D等のプロセスにより成膜しフォトリソグラフィーとR
IE等により加工し、ゲートPoly−Si電極160
を形成する。
【0073】その後、ソース/ドレイン領域となる高濃
度領域420をイオン注入により形成し、層間絶縁膜
(例えばBPSG等)170と、Al電極180を形成
し、デバイスが完成する。
度領域420をイオン注入により形成し、層間絶縁膜
(例えばBPSG等)170と、Al電極180を形成
し、デバイスが完成する。
【0074】以上、本発明を実施例を用いて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々応
用、変形可能である。
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々応
用、変形可能である。
【0075】例えば、第1の実施例では、溝部の側壁に
MOSトランジスタを形成したが、発想を転換して、3
次元デバイスの壁の部分にMOSトランジスタを形成し
てもよい。つまり、請求項1,2の本発明の考え方は、
立体的SOI構造中にMOSトランジスタやキャパシタ
を一体化して集積するということである。
MOSトランジスタを形成したが、発想を転換して、3
次元デバイスの壁の部分にMOSトランジスタを形成し
てもよい。つまり、請求項1,2の本発明の考え方は、
立体的SOI構造中にMOSトランジスタやキャパシタ
を一体化して集積するということである。
【0076】また、上述の立体的なSOI構造の形成の
ために、上述の実施例ではSPE(固相エピタキシャル
成長)を利用したが、アモルファスを結晶化させる手法
として、レーザ照射やX線の照射等の手法も使用でき
る。
ために、上述の実施例ではSPE(固相エピタキシャル
成長)を利用したが、アモルファスを結晶化させる手法
として、レーザ照射やX線の照射等の手法も使用でき
る。
【0077】つまり、SOIに関するプロセス技術を応
用して3次元的なDRAMセルを構築するということで
ある。
用して3次元的なDRAMセルを構築するということで
ある。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
下の効果が得られる。
【0079】(1)請求項1の本発明では、立体的なS
OI構造の採用により、接地(あるいは他のDC電位で
もよい)したシリコン基板自体をキャパシタのノードと
することより、従来のようにn+拡散層のレイアウトマ
ージンを考慮する必要がなくなる。また、MOSトラン
ジスタのチャネル形成領域自体が溝内の側壁部に形成さ
れるために、平面的なトランジスタ領域のほとんどが削
減される。このような効果によって、極めて高い集積度
が実現される。
OI構造の採用により、接地(あるいは他のDC電位で
もよい)したシリコン基板自体をキャパシタのノードと
することより、従来のようにn+拡散層のレイアウトマ
ージンを考慮する必要がなくなる。また、MOSトラン
ジスタのチャネル形成領域自体が溝内の側壁部に形成さ
れるために、平面的なトランジスタ領域のほとんどが削
減される。このような効果によって、極めて高い集積度
が実現される。
【0080】(2)請求項2の本発明では、チャネル形
成領域に連接してドレイン(ソース)領域が形成され、
さらにそのドレイン(ソース)と重なりを有して、自己
整合的にキャパシタが構成される。したがって、従来の
ようなMOSトランジスタのドレインとアース配線との
コンタクトが不要であり、また、シリコン基板自体がア
ース配線の役目を果たすため、アース配線を独立して設
ける必要がない。このような効果によって、極めて高い
集積度が実現される。
成領域に連接してドレイン(ソース)領域が形成され、
さらにそのドレイン(ソース)と重なりを有して、自己
整合的にキャパシタが構成される。したがって、従来の
ようなMOSトランジスタのドレインとアース配線との
コンタクトが不要であり、また、シリコン基板自体がア
ース配線の役目を果たすため、アース配線を独立して設
ける必要がない。このような効果によって、極めて高い
集積度が実現される。
【0081】(3)請求項3の本発明では、トレンチを
用いたSOI構造を利用して請求項1,2に記載の構造
を形成する。したがって、上述のとおり、極めて高い集
積度が達成される。すなわち、本発明では、トレンチキ
ャパシタ間を極力短くし、コンタクト,配線等のデバイ
スの動作に直接影響を及ぼさない部分の領域をなくする
ことにより集積度を向上させるとともに、トランジスタ
自身の領域をも削減することが可能である。
用いたSOI構造を利用して請求項1,2に記載の構造
を形成する。したがって、上述のとおり、極めて高い集
積度が達成される。すなわち、本発明では、トレンチキ
ャパシタ間を極力短くし、コンタクト,配線等のデバイ
スの動作に直接影響を及ぼさない部分の領域をなくする
ことにより集積度を向上させるとともに、トランジスタ
自身の領域をも削減することが可能である。
【0082】(4)請求項4の本発明では、シリコンの
固相エピタキシャル成長(SPE)を用いて、請求項1
〜3(特に、請求項3)のSOI構造を実現する。本方
法によれば、MOSトランジスタとキャパシタとを自己
整合により形成でき、相互の位置関係のマージンを考慮
することなく、高集積のICを高い信頼性で形成でき
る。
固相エピタキシャル成長(SPE)を用いて、請求項1
〜3(特に、請求項3)のSOI構造を実現する。本方
法によれば、MOSトランジスタとキャパシタとを自己
整合により形成でき、相互の位置関係のマージンを考慮
することなく、高集積のICを高い信頼性で形成でき
る。
【0083】(5)請求項5の本発明では、請求項1〜
3の構造に準ずる構造として、DRAMのメモリセルを
構成するMOSトランジスタを平面的なSOI構造で形
成し、一方、トレンチキャパシタを、MOSトランジス
タのトレンチキャパシタに接続されるべき領域(ドレイ
ンまたはソース)の下部に、重なりをもって配置した構
造とする。これにより、トレンチキャパシタが単独で占
有する領域がなく、また、シリコン基板自体をキャパシ
タの一極(ノード)として使用するため、集積度を向上
できる。
3の構造に準ずる構造として、DRAMのメモリセルを
構成するMOSトランジスタを平面的なSOI構造で形
成し、一方、トレンチキャパシタを、MOSトランジス
タのトレンチキャパシタに接続されるべき領域(ドレイ
ンまたはソース)の下部に、重なりをもって配置した構
造とする。これにより、トレンチキャパシタが単独で占
有する領域がなく、また、シリコン基板自体をキャパシ
タの一極(ノード)として使用するため、集積度を向上
できる。
【0084】(6)請求項6の本発明では、請求項4の
方法と同様にSPE技術を利用して請求項5の構造を形
成する。したがって、MOSトランジスタとキャパシタ
とを自己整合により形成でき、相互の位置関係のマージ
ンを考慮することなく、高集積のICを高い信頼性で形
成できる。
方法と同様にSPE技術を利用して請求項5の構造を形
成する。したがって、MOSトランジスタとキャパシタ
とを自己整合により形成でき、相互の位置関係のマージ
ンを考慮することなく、高集積のICを高い信頼性で形
成できる。
【0085】
【図1】本発明の半導体記憶装置の一実施例(DRA
M)の構成を示す断面図である。
M)の構成を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の要部の拡大断面図である。
【図3】図1の実施例の構造を製造するための第1の工
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図4】図1の実施例の構造を製造するための第2の工
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図5】図1の実施例の構造を製造するための第3,
4,5の工程を示す図(右側が断面図,左側が平面図)
である。
4,5の工程を示す図(右側が断面図,左側が平面図)
である。
【図6】図1の実施例の構造を製造するための第6の工
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図7】本発明の半導体記憶装置の他の実施例の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】図7の実施例の構造を製造するための第1の工
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図9】図7の実施例の構造を製造するための第2の工
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図10】図7の実施例の構造を製造するための第3の
工程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
工程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図11】図7の実施例の構造を製造するための第4の
工程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
工程を示す図(上側が断面図,下側が平面図)である。
【図12】従来例の構成を示す断面図である。
【図13】DRAMの一般的なセル構成を示す図であ
る。
る。
【図14】(a)〜(d)はそれぞれ、固相エピタキシ
ャル成長(SPE)の概要を説明するための各工程毎の
断面図である。
ャル成長(SPE)の概要を説明するための各工程毎の
断面図である。
100 シリコン単結晶基板 110(ア) シリコン基板の主表面における酸化膜 110(イ) シリコン基板の溝部における酸化膜 120 キャパシタの一極ならびにMOSトランジスタ
のドレイン(ソース)を構成するトレンチ底部のn+層 130a,130b チャネル形成領域 140 ゲート酸化膜 150 MOSトランジスタのソース(ドレイン)を構
成するn+層 160 ポリシリコンゲート 170 層間絶縁膜 180 Al電極 190 シード部の埋め込み用絶縁層 200 SOI基板
のドレイン(ソース)を構成するトレンチ底部のn+層 130a,130b チャネル形成領域 140 ゲート酸化膜 150 MOSトランジスタのソース(ドレイン)を構
成するn+層 160 ポリシリコンゲート 170 層間絶縁膜 180 Al電極 190 シード部の埋め込み用絶縁層 200 SOI基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船橋 博文 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 杉山 進 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタとキ
ャパシタとでメモリセルが構成される半導体記憶装置で
あって、 シリコン基板の一部に、立体的なSOI(Silico
n On Insulator)構造が形成され、 この立体的なSOI構造中に、前記キャパシタおよび前
記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成領
域が一体化されて形成されており、 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成
領域が、前記立体的なSOI構造における側壁部に形成
されてなることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタのド
レイン(またはソース)領域が前記チャネル形成領域に
連接して形成され、さらに、そのドレイン(またはソー
ス)領域と重なりを有してキャパシタが構成されてなる
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタとキ
ャパシタとでメモリセルが構成される半導体記憶装置で
あって、 シリコン基板の一部に、立体的なSOI(Silico
n On Insulator)構造が形成され、この
立体的なSOI構造は、前記シリコン基板の一部に、そ
のシリコン基板の表面に対して垂直な側壁をもつ溝部を
設け、この溝部の内表面に絶縁層を設けることによって
形成されており、 前記溝部には、前記シリコン基板の表面に対して垂直な
側壁に沿って設けられた第1の領域と、溝部の底部にお
いて設けられた前記第1の領域に連接する第2の領域
と、前記第1の領域の表面を覆って設けられたゲート絶
縁膜と、このゲート絶縁膜に接して形成されたゲート電
極層とが形成されており、 前記第1の領域が前記絶縁ゲート型電界効果トランジス
タのチャネル形成領域を構成し、 前記第2の領域の、前記第1の領域と接続された部分が
前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン(ま
たはソース)を構成し、 また、前記シリコン基板は所定電位に接続され、これに
よって、そのシリコン基板を第1のノードとし、前記溝
部における第2の領域を第2のノードとし、前記シリコ
ン基板と前記第2の領域との間に介在する前記絶縁層を
誘電体層とするトレンチキャパシタが構成されてなるこ
とを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項4】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタとキ
ャパシタとでメモリセルが構成される半導体記憶装置の
製造方法であって、 表面が絶縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、
そのシリコン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁を
もつ溝部を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成す
る工程と、 その溝部の底部に、不純物がドープされた第1のアモル
ファスシリコン層を形成する工程と、 前記シリコン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に開口
部を設けて、前記シリコン基板の表面の一部が露出した
シード領域を形成する工程と、 そのシード領域を覆い、かつ、前記溝部の前記シリコン
基板の表面に対して垂直な側壁に沿って延在して前記第
1のアモルファスシリコン層に接続する第2のアモルフ
ァスシリコン層を形成する工程と、 熱処理を施すことにより、前記第2および第1のアモル
ファスシリコン層において前記シード領域を起点とする
固相エピタキシャル成長(Solid Phase E
pitaxy;SPE)を生じせしめて、単結晶シリコ
ン層を得る工程と、 その単結晶シリコン層の表面にゲート絶縁膜を形成し、
このゲート絶縁膜上にゲート電極層を形成し、これによ
って、前記単結晶シリコン層の、前記シリコン基板の表
面に対して垂直な側壁に沿った部分をチャネル形成領域
とする絶縁ゲート型電界効果トランジスタを得る工程
と、 前記シリコン基板を所定電位に接続し、そのシリコン基
板を第1のノードとし、前記溝部の前記単結晶シリコン
層の底部の部分を第2のノードとするキャパシタを構成
する工程とを有することを特徴とする半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項5】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタとキ
ャパシタとでメモリセルが構成される半導体記憶装置で
あって、 シリコン基板の表面を覆う絶縁膜上に前記絶縁ゲート型
電界効果トランジスタが形成され、かつ、前記絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタのドレイン(またはソース)
と重なりを有する形態でそのドレイン(ソース)の下に
トレンチ構造の前記キャパシタが構成されてなり、 そのトレンチ構造のキャパシタは、所定電位に接続され
た前記シリコン基板を第1のノードとし、前記シリコン
基板に設けられた溝の内表面に形成された絶縁層を誘電
体とし、前記溝の内表面に形成された絶縁層に接して溝
の内部に充填され、前記絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタのドレイン(またはソース)に接続された導体層を
第2のノードとして構成されていることを特徴とする半
導体記憶装置。 - 【請求項6】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタとキ
ャパシタとでメモリセルが構成される半導体記憶装置の
製造方法であって、 表面が絶縁膜によって覆われたシリコン基板の一部に、
そのシリコン基板の表面に対して実質的に垂直な側壁を
もつ溝部を形成し、その溝部の内表面に絶縁層を形成す
る工程と、 前記シリコン基板の表面を覆う前記絶縁膜の一部に開口
部を設けて、前記シリコン基板の表面の一部が露出した
シード領域を形成する工程と、 そのシード領域を覆い、かつ前記溝部を充填するアモル
ファスシリコン層を形成する工程と、 熱処理を施すことによって、前記アモルファスシリコン
層において前記シード領域を起点とする固相エピタキシ
ャル成長(Solid Phase Epitaxy;
SPE)を生じせしめ、結晶性を有するシリコン層を得
る工程と、 前記シリコン基板の表面において形成された前記結晶性
を有するシリコン層内に選択的に不純物を導入し、前記
溝に充填された前記結晶性を有するシリコン層に重なり
を有する形態でドレイン(またはソース)領域を形成す
る工程と、 前記シリコン基板を所定電位に接続し、そのシリコン基
板を第1のノードとし、前記溝部に充填された結晶性を
有するシリコン層を第2のノードとするキャパシタを構
成する工程とを有することを特徴とする半導体記憶装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7099682A JPH08274277A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7099682A JPH08274277A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08274277A true JPH08274277A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14253811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7099682A Withdrawn JPH08274277A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08274277A (ja) |
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