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JPH08271807A - 内視鏡の照明光学系 - Google Patents

内視鏡の照明光学系

Info

Publication number
JPH08271807A
JPH08271807A JP7077789A JP7778995A JPH08271807A JP H08271807 A JPH08271807 A JP H08271807A JP 7077789 A JP7077789 A JP 7077789A JP 7778995 A JP7778995 A JP 7778995A JP H08271807 A JPH08271807 A JP H08271807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
optical system
light
illumination optical
reflectance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7077789A
Other languages
English (en)
Inventor
Azusa Noguchi
あずさ 野口
Tadashi Hirata
唯史 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7077789A priority Critical patent/JPH08271807A/ja
Publication of JPH08271807A publication Critical patent/JPH08271807A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周辺領域での光量ロスを少なくし周辺配光を良
くした内視鏡の照明光学系を提供すること。 【構成】内視鏡の先端構成部に観察光学系と共に配置さ
れている照明光学系1は、凹レンズ2とライトガイド3
で構成されている。凹レンズ2の物体側の面2aには、
物体面への出射角度θが大きくなる周辺領域に、特定の
角度の光線に対して反射率が低い反射防止コート、例え
ば膜厚180nmのMgF2 コートが施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡、特に広角化内
視鏡に適する照明光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡における照明光学系の各光学部品
の表面には、従来より反射防止コートが施されている。
この反射防止コートを施すことによって、光学部品表面
での反射率は低くなり、反射による光量ロスが起きにく
くなるため、透過光量が増加する。
【0003】例えば、屈折率が1.516の硝材の場
合、垂直に入射する光束について考えると、コーティン
グしない状態における表面での反射率は4.2%であ
り、透過率は95.8%である。この表面にMgF2 単
層コートを施すと、反射率は1.31%になるので透過
光の効率は約3%増加する。また、屈折率が1.883
の硝材の場合、同様に垂直に入射する光束について考え
ると、コーティングしない状態での反射率が9%である
のに対し、MgF2 単層コートを施すことにより反射率
は0.1%になるので、透過光の効率は約10%増加す
る。
【0004】近年、病変の発見率を上げるために、観察
光学系の視野範囲を広くした所謂広角化内視鏡が多く使
用されるようになってきている。そのため、照明光学系
の照明範囲も広角化して視野範囲全体を出来るだけ均一
な光量で照明できるようにする必要が生じているが、従
来のものは一般に周辺領域での光量ロスが大きく配光に
難があり、現在のところ、このニーズに対し製作,性能
面から十分応え得る有効な実用化手段は提案されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の照明範囲を広
角化する場合に主な問題点が二つある。その一つは反射
防止コートについてである。照明光が広角領域まで届く
ように照明レンズによって光束を広げると、図12に示
すように最も外側の面2aでの光線の出射角θ1が大き
くなる。そこで、この面2aに反射防止コートを施した
とする。一般に反射防止コートは光線の入射角が0°の
場合に反射率が最も小さくなるように設計されているた
め、図3に示すように、入射角が大きくなるにつれ反射
率は高くなる。従って、入射角が小さい領域での反射率
は低く、画面中心領域での光量ロスは少ないが、入射角
が大きい領域での反射率は高くなり、画面周辺領域での
光量ロスが大きくなる。
【0006】もう一つの問題点は内視鏡の挿入性,操作
性に起因している。この挿入性,操作性の観点からする
と、内視鏡の先端部は細径化のニーズが高く、当然のこ
とながらその先端部の構成要素の一つである照明レンズ
を小さくすることが望まれる。しかしながら、照明レン
ズを小さくすると、図12に示すように周辺領域に達す
る光線Yが他の光学部品のフチなどでケラレることにな
り、周辺光量が少なくなって周辺配光が悪くなり、相対
的にも周辺配光を悪くする。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
照明光学系において、周辺領域での光量ロスを少なくし
且つ周辺配光を良くした内視鏡の照明光学系を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明は、先端構成部に観察光学系と照
明光学系が配置されている内視鏡において、前記照明光
学系に用いる光学部品表面の少なくとも1面に、特定の
入射角度又は出射角度の光線に対して反射率が低い反射
防止コートを施すようにする。また、好ましくは、前記
特定の角度の光線に対して反射率が低い反射防止コート
を、前記照明光学系に用いる光学部品の最も物体側の面
に施すようにする。このようなコーティングを行うこと
によって、周辺領域における光量ロスを少なくし、配光
を良くすることができる。また、このようなコーティン
グを行った内視鏡は、観察光学系の視野角を2ωとした
とき、前記特定の角度θが、0.5ω<θ<0.85ω
の範囲内にあるようにすると周辺配光を一段と良くする
ことができる。
【0009】
【実施例】
第1実施例 本発明の第1実施例を図1乃至図8を用いて説明する。
図1に示すように本実施例の照明光学系1は、凹レンズ
2及びライトガイド3から構成されている。また、凹レ
ンズ2は物体側の面2aと、ライトガイド側の面2bを
有しており、物体側の面2aには反射防止コートが施さ
れている。ここで、凹レンズ2の屈折率は1.883、
反射防止コートはMgF2 単層コートで、膜厚は180
nmである。また、図示していないが、この内視鏡には
照明光学系1に隣接して周知のように観察用の対物光学
系が配置されており、その対物光学系の視野角2ωは1
40°である。
【0010】ライトガイド3から角度0°で出射した平
行光束は、図2で示すように凹レンズ2によって光軸5
を中心にして広げられる。ライトガイド3から出射する
光線は、ライトガイド3の出射面のあらゆる点から様々
な角度で出射しており、それらの出射光量の角度分布は
実際にはライトガイド3の材質・繊維径、光源の配光等
によって決まるものであるが、ここでは一番強度の強い
出射角0°の場合について考えてみる。図2において、
ライトガイド3から出射した光線は、凹レンズ2の面2
a,2bで屈折され角度θ’で反射防止コートに入射
し、透過光は角度θで物体面4に出射される。角度θの
最大値は物体面4の点Pに到達する光線6の角度であっ
て、これが照明光学系の照射範囲を決定付ける。そし
て、角度θの大きい周辺部の光量が減少すると、中心部
の光量に対する比率(配光)が低下することになる。
【0011】ところで、一般的に反射防止を目的とした
MgF2 単層コートの膜厚は137nmであり、このと
きの反射率及び透過率の入射角度特性は図3に示すよう
になる。即ち、入射角0°に対する反射率が最も低く、
角度が大きくなるほど反射率は高くなり、透過率は低く
なる。従って、凹レンズ2の表面2a又は2bに膜厚が
137nmのMgF2 単層コートを施した場合、入射角
が小さい光線の反射率は充分に低く、光量ロスは小さく
なるが、図2における光線6のように、膜面への入射角
の大きい光線、即ち膜面から物体面4に対して出射する
角度θが大きい光線の反射率はそれほど低くなく、光量
ロスが生じてしまう。その結果、中心光量は増加するが
周辺光量はそれほど増加せず、相対的に配光は悪くな
る。
【0012】そこで、本実施例においては、面2aのう
ち光線6のように角度θが特に大きくなる面に施すMg
F2 単層コートの膜厚を180nmに変更した。このよ
うに膜厚が180nmであるMgF2 単層コートの反射
率及び透過率の入射角度特性を図4に示す。この図4か
ら分かるように、膜厚が180nmであるMgF2 単層
コートは、入射角45°付近の反射率が最も低く、入射
角0°の場合の方が反射率は高くなる。本発明において
は、このように入射角0°のときの反射率よりも特定の
角度(≠0°)の反射率の方が低い反射防止コートを
“特定の入射角度又は出射角度の光線に対して反射率が
低い反射防止コート”と称する。
【0013】ここで、更に膜厚を変更して、入射角0°
の透過率を1と規格化したとき、入射角70°での透過
率を最も高くするようにすることができる。図5には、
MgF2 単層コートの膜厚が夫々0nm,137nm,
180nm,200nmの場合において、入射角0°の
透過率を1と規格化した透過率の入射角度特性が示され
ている。この図5から分かるように、入射角0°での透
過率を1と規格化した場合の入射角70°での透過率が
最も大きくなるのは、膜厚が200nmのときである。
このように膜厚が200nmの場合における反射率及び
透過率の入射角度特性が図6に示されている。この図で
分かるように、入射角70°での反射率は充分に低くな
るが、その反面、入射角が小さい領域(中心付近)での
反射率は大きくなって光量ロスが増えてしまい、全体光
量が大幅に低下する。
【0014】ところで、MgF2 単層コートの膜厚を種
々変化させた場合、入射角70°での周辺配光値と光量
効率の関係は図7に示すようになる。ここで言う光量効
率とは、ライトガイド3の出射光量に対して物体面4で
視野内に入る光量の比のことである。図7には、MgF
2 単層コートの膜厚を横軸にとり、縦軸には入射角70
°での配光及び視野角70°に対する効率が示されてい
る。この図7から、本実施例の構成においては、70°
での配光を良くし且つ全体での光量ロスも小さくなるM
gF2 反射防止コートの膜厚の適正値は、180nmで
あることが分かる。そして、この場合には入射角45°
での反射率が最も低くなっている。
【0015】以上のような反射防止コートに関するデー
タを基にして、凹レンズ2の物体側の面2aにMgF2
単層コートを施したときの配光を、図8(a),図8
(b)に示してある。図8(a)が膜厚137nm、図
8(b)が膜厚180nmの場合であり、各々横軸が光
軸からの角度(即ち、物体面4への出射角度θ)、縦軸
が距離100mmのとき中心の光量を1と規格化した球
面での相対配光である。このように70°での配光は、
膜厚137nmの場合10.9%、膜厚180nmの場
合11.4%となり、約5%配光値が増加している。
【0016】本実施例においては観察光学系の視野角1
40°に対し、片側視野角70°の0.64倍である4
5°付近の反射率を特に低くすることにより周辺配光を
良くし、全体の光量効率もよい内視鏡用の照明光学系を
得ることができた。一般的には最大視野角を2ωとした
とき、0.5ωから0.85ωの間の角度に対する反射
率が低くなるようにコーティングすれば、周辺配光及び
光量効率の良い照明光学系を得ることができる。
【0017】また、本発明の照明光学系は、特に視野角
の大きい対物光学系と組み合わせた場合に効果が大き
い。一般に内視鏡に使用しているライトガイドのNA
(Numerical Aperture:開口数)は0.66程度までで
あり、視野角が80°付近まではライトガイドのみで照
明しても充分な配光が得られるが、視野角が80°以上
になるとレンズで光束を広げる必要がある。そのときに
は、図2に示したように最も物体側にある面2aの周辺
に達し、物体面4に出射する光線6の角度が一番大きく
なる。
【0018】このような最も物体側の面にコーティング
すると、一般的な入射角0°に対する反射率を最も低く
したコーティングの場合、図3に示すように45°付近
までは反射率が充分低いが、45°付近を越えると反射
率が高くなってしまう。そこで、本発明のように反射防
止コートの反射率を、0°以外の特定の角度に対して最
適化させる場合には、観察光学系の視野角を2ωとした
とき、ω>45°である場合に効果が大きい。
【0019】本実施例においては、MgF2 単層コート
の膜厚を、入射角45°に対する反射率が特に低くなる
ように設定したが、本発明においては、これをマルチコ
ーティングとし、各層の厚さや組み合わせを変えること
によって、特定の入射角に対する反射率を下げるように
しても差し支えない。また、その場合、対物光学系の最
も物体に近い面にMgF2 単層コート(膜厚180n
m)或いは45°での反射率が特に低くなるように最適
化したその他の反射防止コートを施すと、対物光学系で
の周辺光量のロスが少なくなり、物体面上での周辺配光
が更に改善される。
【0020】第2実施例 本発明の第2実施例を、主に図9乃至図11を用いて説
明する。尚、第1実施例において数字符号を付けたもの
と同じものには同じ符号を用いている。照明光学系1を
構成する凹レンズ2の物体側の面2aに、点Pを設定す
る。点Pは照明光学系1の光軸5と凹レンズ2の最も物
体側の面2aとの交点である。また、照明光学系1の入
射瞳位置7と光軸5との交点をOとしたとき、∠QOP
=40°、∠ROP=60°となるように、凹レンズ2
の最も物体側の面2aに夫々点Q,Rを設定する。そし
て、半径PQの円内を領域A、半径PQの円と半径PR
の円とで囲まれた領域を領域B、半径PRの円の外側を
領域Cとする。
【0021】ここで、領域Aには一般的なMgF2 反射
防止コート(膜厚137nm)を施す。また、領域Bに
は入射角45°での反射率が最も低いMgF2 反射防止
コート(膜厚180nm)を、更に領域Cには入射角7
0°での反射率が最も低いMgF2 反射防止コート(膜
厚200nm)を施す。
【0022】図10から明らかなように、領域Aでは照
明光学系1の出射角度θ2 は0°〜40°である。図1
1にMgF2 反射防止コートの膜厚が137nm,18
0nm,200nmの場合において各膜厚での透過率が
一番高い値を1と規格化した透過率の角度特性を示す。
ここで、図5より、出射角度0°〜40°での透過率が
最も高いのは、MgF2 反射防止コート(膜厚137n
m)であることが分かる。そこで、領域AにMgF2 反
射防止コート(膜厚137nm)を施すことにより、0
°から40°までの照明光が光量ロスなく出射されるこ
とになる。同様に、領域Bにおける出射角度θ3 は40
°から60°まで範囲であるから、この範囲での透過率
が高いMgF2 反射防止コート(膜厚180nm)を、
領域Cには70°での透過率が高いMgF2 反射防止コ
ート(膜厚200nm)を施すと、照明光学系1の全領
域において光量ロスの少ない状態にすることができる。
【0023】また、最初に領域A及び領域Bにマスキン
グをして領域CにMgF2 反射防止コートを施し、次に
領域Aのみにマスキングをして領域B及び領域CにMg
F2反射防止コートを施し、最後に全面にMgF2 反射
防止コートを施すようにすれば、簡単な方法で一つの面
に異なる厚さのMgF2 反射防止コートを施すことがで
きる。
【0024】尚、本実施例においては領域を三つに分割
したが、更に細かく分割することによって、一層光量ロ
スが少なく、延いては配光,照明効率の優れた照明光学
系を実現することができる。
【0025】以上説明したことからも明らかなように、
以下に示す構成も本発明の特徴である。 (1)内視鏡の観察光学系の視野角を2ωとしたとき、
ω>45°となるようにしたことを特徴とする請求項3
に記載の内視鏡の照明光学系。 (2)先端構成部に観察光学系と照明光学系が配置され
ている内視鏡において、前記照明光学系に用いる光学部
品表面の少なくとも1面をn個の領域に分割し、その少
なくとも1つの領域に、特定の入射角度又は出射角度の
光線に対して反射率が低い反射防止コートを施したこと
を特徴とする内視鏡の照明光学系。 (3)前記照明光学系に用いる光学部品の最も物体側の
面をn個の領域に分割し、その少なくとも1つの領域
に、前記特定の入射角度又は出射角度の光線に対して反
射率が低い反射防止コートを施したことを特徴とする上
記(2)に記載の内視鏡の照明光学系。 (4)前記照明光学系に用いる光学部品表面の少なくと
も1面を同心円状のn個の領域に分割し、中心からi番
目の領域に特定の角度θi に対して反射率が低い反射防
止コートを施したことを特徴とする上記(2)に記載の
内視鏡の照明光学系。 (5)前記各領域における特定の角度θi は、θi <θ
i +1 であることを特徴とする上記(4)に記載の内視
鏡の照明光学系。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、内視鏡
の照明光学系に用いる光学部品の表面に、特定の入射角
度又は出射角度の光線に対して反射率が低い反射防止コ
ートを施すことによって、周辺領域での光量ロスを少な
くし且つ周辺配光を良くすることが可能となる。また、
本発明の構成によれば、照明光学系の外径を大きくする
必要がないので、内視鏡先端部を太くしなくて済むとい
う効果がある。更に、従来も行っていたコーティング方
法を変更するだけでよいから、特にコストアップを伴う
ことなく実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成説明図である。
【図2】物体面への照明状態を示す第1実施例の説明図
である。
【図3】膜厚137nmのMgF2 単層コートの反射率
及び透過率の入射角度特性を示す図である。
【図4】膜厚180nmのMgF2 単層コートの反射率
及び透過率の入射角度特性を示す図である。
【図5】入射角0°の透過率を1と規格化した場合にお
けるMgF2 単層コートの透過率と入射角度の関係を示
す図である。
【図6】膜厚200nmのMgF2 単層コートの反射率
及び透過率の入射角度特性を示す図である。
【図7】入射角70°での周辺配光値と光量効率の関係
を示す図である。
【図8】MgF2 単層コートを施したときの配光値の角
度特性を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例の構成説明図である。
【図10】第2実施例のコーティング構成の説明図であ
る。
【図11】各膜厚での透過率が一番高い値を1と規格化
した場合におけるMgF2 単層コートの透過率と入射角
度の関係を示す図である。
【図12】従来の照明光学系の構成説明図である。
【符号の説明】
1 照明光学系 2 凹レンズ 2a 物体側の面 2b ライトガイド側の面 3 ライトガイド 4 物体面 5 光軸 6 光線 7 入射瞳位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端構成部に観察光学系と照明光学系が
    配置されている内視鏡において、前記照明光学系に用い
    る光学部品表面の少なくとも1面に、特定の入射角度又
    は出射角度の光線に対して反射率が低い反射防止コート
    を施したことを特徴とする内視鏡の照明光学系。
  2. 【請求項2】 前記特定の角度の光線に対して反射率が
    低い反射防止コートを、前記照明光学系に用いる光学部
    品の最も物体側の面に施したことを特徴とする請求項1
    に記載の内視鏡の照明光学系。
  3. 【請求項3】 前記内視鏡の観察光学系の視野角を2ω
    としたとき、前記特定の角度θが、0.5ω<θ<0.
    85ωの範囲にあることを特徴とする請求項2に記載の
    内視鏡の照明光学系。
JP7077789A 1995-04-03 1995-04-03 内視鏡の照明光学系 Withdrawn JPH08271807A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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