JPH08267381A - ロボット手動送り制御装置 - Google Patents
ロボット手動送り制御装置Info
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- JPH08267381A JPH08267381A JP9970995A JP9970995A JPH08267381A JP H08267381 A JPH08267381 A JP H08267381A JP 9970995 A JP9970995 A JP 9970995A JP 9970995 A JP9970995 A JP 9970995A JP H08267381 A JPH08267381 A JP H08267381A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械の持つ正確な動作と、人間の持つ高度な
確認、判断能力とを有効に活用すると共に、手動運転時
の操作性を改善して簡便な方法で能率よくロボットの位
置及び姿勢制御を行えるロボット手動送り制御装置を提
供する。 【構成】 ティーチングプレイバック制御による自動運
転モードと手動運転モードとによりロボット12を動作
させるロボット制御装置11を有するロボット手動送り
制御装置10において、多方向の動作自由度を持つロボ
ット12の位置及び姿勢修正用の操作桿14と、ロボッ
ト制御装置11の自動運転モードと手動運転モードとの
切り換えを指示する操作ボタン16と、ロボット制御装
置11からの出力信号を表示する状態表示ランプ15と
を設けた遠隔操作ボックス13を有すると共に、ティー
チングデータの入力及び編集を行うティーチングボック
ス17を備えた。
確認、判断能力とを有効に活用すると共に、手動運転時
の操作性を改善して簡便な方法で能率よくロボットの位
置及び姿勢制御を行えるロボット手動送り制御装置を提
供する。 【構成】 ティーチングプレイバック制御による自動運
転モードと手動運転モードとによりロボット12を動作
させるロボット制御装置11を有するロボット手動送り
制御装置10において、多方向の動作自由度を持つロボ
ット12の位置及び姿勢修正用の操作桿14と、ロボッ
ト制御装置11の自動運転モードと手動運転モードとの
切り換えを指示する操作ボタン16と、ロボット制御装
置11からの出力信号を表示する状態表示ランプ15と
を設けた遠隔操作ボックス13を有すると共に、ティー
チングデータの入力及び編集を行うティーチングボック
ス17を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの自動運転中
に自動運転モードと手動運転モードを相互に切り換える
ことができるロボット手動送り制御装置に関する。
に自動運転モードと手動運転モードを相互に切り換える
ことができるロボット手動送り制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ティーチングプレイバック式のロ
ボットが盛んに利用されている。このティーチングプレ
イバックとは、予めロボットが動作すべき軌跡の位置及
び姿勢を記憶装置等に記憶させておき、この記憶された
データに基づいて該ロボットを前記軌跡に沿って作動さ
せる方式であり、この記憶させる操作をティーチングと
称し、ティーチングプレイバックとは、前記ティーチン
グにより記憶させた操作を再現させる操作をいう。そし
て、多品種少量に対応した生産形態が増加するのに伴
い、作業対象となるワークの形状及び作業形態の変更が
煩雑に生じ、その度にロボットに記憶させるべきティー
チングのデータを修正せねばならず、このために生産性
が上がらなくなってきている。このようなティーチング
プレイバック方式を適用したロボットの操作方法に関連
して以下のような技術が知られている。例えば、特開昭
59−144910号公報には、所定のティーチングポ
イント近くまでロボットを手動で移動した後は、自動で
制御点を移動させ、認識した制御点をティーチングポイ
ントとして記憶させるティーチングサポート方法が提案
されている。また、特開平2−160487号公報に
は、精度確保が必要な箇所では、ロボットの自動実行プ
ログラム中に外部割り込みの命令コードを置き、ロボッ
トの自動運転中に自動運転モードと手動運転モードを切
り換え、手動運転により基準とする位置を修正する位置
修正方式が提案されている。
ボットが盛んに利用されている。このティーチングプレ
イバックとは、予めロボットが動作すべき軌跡の位置及
び姿勢を記憶装置等に記憶させておき、この記憶された
データに基づいて該ロボットを前記軌跡に沿って作動さ
せる方式であり、この記憶させる操作をティーチングと
称し、ティーチングプレイバックとは、前記ティーチン
グにより記憶させた操作を再現させる操作をいう。そし
て、多品種少量に対応した生産形態が増加するのに伴
い、作業対象となるワークの形状及び作業形態の変更が
煩雑に生じ、その度にロボットに記憶させるべきティー
チングのデータを修正せねばならず、このために生産性
が上がらなくなってきている。このようなティーチング
プレイバック方式を適用したロボットの操作方法に関連
して以下のような技術が知られている。例えば、特開昭
59−144910号公報には、所定のティーチングポ
イント近くまでロボットを手動で移動した後は、自動で
制御点を移動させ、認識した制御点をティーチングポイ
ントとして記憶させるティーチングサポート方法が提案
されている。また、特開平2−160487号公報に
は、精度確保が必要な箇所では、ロボットの自動実行プ
ログラム中に外部割り込みの命令コードを置き、ロボッ
トの自動運転中に自動運転モードと手動運転モードを切
り換え、手動運転により基準とする位置を修正する位置
修正方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭59−144910号公報の提案では、制御点の認
識を機械的な接触検出手段により行っているために、高
速で移動接触を行うと、制御装置が接触を電気的に認識
したときには、ロボットが惰走して必要精度の位置認識
ができず、所定の精度の位置認識を行うには、低速移動
を行う必要があり、ティーチング作業の自動化は行われ
るものの生産性が上がらないという問題点があった。ま
た、前記特開平2−160487号公報の提案では、従
来から公知なロボット制御装置の入出力回路に遠隔操作
盤を設けて手動動作を行うようになっているが、ロボッ
ト制御装置の入出力回路が接点構成であるため、ロボッ
トを事前に設定した速度の組合わせの中で、接点を切り
換えて動作させることしかできない。従って、速度増減
動作を滑らかに行うことができず、手動運転時の操作性
が悪いために効率のよいティーチング作業が行えないと
いう問題点があった。本発明はこのような事情に鑑みて
なされたもので、機械の持つ正確な動作と、人間の持つ
高度な確認、判断能力とを有効に活用すると共に、手動
運転時の操作性を改善することにより簡便な方法で能率
よくロボットの位置及び姿勢制御を行えるロボット手動
送り制御装置を提供することを目的とする。
開昭59−144910号公報の提案では、制御点の認
識を機械的な接触検出手段により行っているために、高
速で移動接触を行うと、制御装置が接触を電気的に認識
したときには、ロボットが惰走して必要精度の位置認識
ができず、所定の精度の位置認識を行うには、低速移動
を行う必要があり、ティーチング作業の自動化は行われ
るものの生産性が上がらないという問題点があった。ま
た、前記特開平2−160487号公報の提案では、従
来から公知なロボット制御装置の入出力回路に遠隔操作
盤を設けて手動動作を行うようになっているが、ロボッ
ト制御装置の入出力回路が接点構成であるため、ロボッ
トを事前に設定した速度の組合わせの中で、接点を切り
換えて動作させることしかできない。従って、速度増減
動作を滑らかに行うことができず、手動運転時の操作性
が悪いために効率のよいティーチング作業が行えないと
いう問題点があった。本発明はこのような事情に鑑みて
なされたもので、機械の持つ正確な動作と、人間の持つ
高度な確認、判断能力とを有効に活用すると共に、手動
運転時の操作性を改善することにより簡便な方法で能率
よくロボットの位置及び姿勢制御を行えるロボット手動
送り制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のロボット手動送り制御装置は、ティーチングプレ
イバック制御による自動運転モードと手動運転モードと
によりロボットを動作させるロボット制御装置を有する
ロボット手動送り制御装置において、多方向の動作自由
度を持つロボットの位置及び姿勢修正用の操作桿と、前
記ロボット制御装置の自動運転モードと手動運転モード
との切り換えを指示する操作ボタンと、該ロボット制御
装置からの出力信号を表示する状態表示ランプとを設け
た遠隔操作ボックスを有すると共に、ティーチングデー
タの入力及び編集を行うティーチングボックスを備える
ように構成されている。請求項2記載のロボット手動送
り制御装置は、請求項1記載のロボット手動送り制御装
置において、前記操作桿は各自由度毎の操作量に同期し
て動作するアナログ素子を有し、該アナログ素子に生じ
るアナログ値を検出して、該アナログ値をアナログ/デ
ジタル変換する電気回路が前記操作桿あるいは前記ロボ
ット制御装置に設けられて構成されている。
記載のロボット手動送り制御装置は、ティーチングプレ
イバック制御による自動運転モードと手動運転モードと
によりロボットを動作させるロボット制御装置を有する
ロボット手動送り制御装置において、多方向の動作自由
度を持つロボットの位置及び姿勢修正用の操作桿と、前
記ロボット制御装置の自動運転モードと手動運転モード
との切り換えを指示する操作ボタンと、該ロボット制御
装置からの出力信号を表示する状態表示ランプとを設け
た遠隔操作ボックスを有すると共に、ティーチングデー
タの入力及び編集を行うティーチングボックスを備える
ように構成されている。請求項2記載のロボット手動送
り制御装置は、請求項1記載のロボット手動送り制御装
置において、前記操作桿は各自由度毎の操作量に同期し
て動作するアナログ素子を有し、該アナログ素子に生じ
るアナログ値を検出して、該アナログ値をアナログ/デ
ジタル変換する電気回路が前記操作桿あるいは前記ロボ
ット制御装置に設けられて構成されている。
【0005】
【作用】請求項1及び2記載のロボット手動送り制御装
置においては、多方向の動作自由度を持つロボットの位
置及び姿勢修正用の操作桿と、前記ロボット制御装置の
自動運転モードと手動運転モードとの切り換えを指示す
る操作ボタンと、該ロボット制御装置からの出力信号を
表示する状態表示ランプとを設けた遠隔操作ボックスを
有すると共に、ティーチングデータの入力及び編集を行
うティーチングボックス備えるように構成されているの
で、オペレータが状態表示ランプ及びロボットの作動状
態を判断しながら、自動運転モードと手動運転モードを
切り換えることにより効率的なロボット運転操作を行う
ことができる。特に、請求項2記載のロボット手動送り
制御装置においては、前記操作桿は各自由度毎の操作角
度等の操作量に同期して動作するアナログ素子を有し、
該アナログ素子に生じるアナログ値を検出して、該アナ
ログ値をアナログ/デジタル変換する電気回路が前記操
作桿あるいは前記ロボット制御装置に設けられているの
で、前記操作量と該電気回路からの出力値との関係を調
整あるいは変更することができるため、手動運転モード
における操作桿の必要な動作特性を確保することができ
る。
置においては、多方向の動作自由度を持つロボットの位
置及び姿勢修正用の操作桿と、前記ロボット制御装置の
自動運転モードと手動運転モードとの切り換えを指示す
る操作ボタンと、該ロボット制御装置からの出力信号を
表示する状態表示ランプとを設けた遠隔操作ボックスを
有すると共に、ティーチングデータの入力及び編集を行
うティーチングボックス備えるように構成されているの
で、オペレータが状態表示ランプ及びロボットの作動状
態を判断しながら、自動運転モードと手動運転モードを
切り換えることにより効率的なロボット運転操作を行う
ことができる。特に、請求項2記載のロボット手動送り
制御装置においては、前記操作桿は各自由度毎の操作角
度等の操作量に同期して動作するアナログ素子を有し、
該アナログ素子に生じるアナログ値を検出して、該アナ
ログ値をアナログ/デジタル変換する電気回路が前記操
作桿あるいは前記ロボット制御装置に設けられているの
で、前記操作量と該電気回路からの出力値との関係を調
整あるいは変更することができるため、手動運転モード
における操作桿の必要な動作特性を確保することができ
る。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るロボット手
動送り制御装置の説明図、図2は同装置の動作を説明す
る斜視図、図3は同装置のロボット制御装置の説明図、
図4は同装置の動作を示すフロー図、図5(A)、
(B)はそれぞれジョイスティックモード、及びマスタ
ーアームモードにおける操作桿の操作角度と発生電圧と
の関係を示し、(C)は修正量と発生電圧との関係を示
す図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るロボット手
動送り制御装置の説明図、図2は同装置の動作を説明す
る斜視図、図3は同装置のロボット制御装置の説明図、
図4は同装置の動作を示すフロー図、図5(A)、
(B)はそれぞれジョイスティックモード、及びマスタ
ーアームモードにおける操作桿の操作角度と発生電圧と
の関係を示し、(C)は修正量と発生電圧との関係を示
す図である。
【0007】図1に示すように本発明の一実施例に係る
ロボット手動送り制御装置10は、ロボットの一例であ
るマニプレータ12、ロボット制御装置11、ティーチ
ングボックス17及び遠隔操作ボックスの一例であるジ
ョイステックコントローラ13とからなる。マニプレー
タ12は、アーム12aの先端部に鋳造物等のワーク2
7を把持して多方向の自由度を持って移動させることの
できる把持部12bを有しており、後述するロボット制
御装置11からの信号に基づいて位置及び姿勢を所望の
状態に制御するように構成されている。ロボット制御装
置11は、ジョイステックコントローラ13、及びティ
ーチングボックス17からの信号に基づいて必要な制御
信号をマニプレータ12に送ることのできる装置であ
る。ジョイスティックコントローラ13には、マニプレ
ータ12の位置及び姿勢修正用の操作桿14と、前記ロ
ボット制御装置11の自動運転モードと手動運転モード
との切り換えを指示する操作ボタン16と、該ロボット
制御装置11からの出力信号を表示する状態表示ランプ
15とが設けられており、オペレータが実際の操作状況
とロボット制御装置11からの表示信号に基づいて的確
に状況を判断することができるようになっている。また
ジョイスティックコントローラ13は、前記操作桿14
の各自由度毎の操作量に同期して動作するアナログ素子
の一例である可変抵抗を有しており、また、ジョイステ
ィックコントローラ13あるいは操作桿14には、予め
設定されている電圧を固定抵抗と前記可変抵抗との間に
かけておき、該可変抵抗の両端に生じる電圧値を検出し
て該電圧値をアナログ/デジタル変換する電気回路が設
けられている。但し、このアナログ/デジタル変換する
電気回路自体はジョイスティックコントローラ13の中
あるいは操作桿14に配置されている必要はなく、ロボ
ット制御装置11の中に配置しておくほうが、ジョイス
ティックコントローラ13の軽量化の点で有効である。
ロボット手動送り制御装置10は、ロボットの一例であ
るマニプレータ12、ロボット制御装置11、ティーチ
ングボックス17及び遠隔操作ボックスの一例であるジ
ョイステックコントローラ13とからなる。マニプレー
タ12は、アーム12aの先端部に鋳造物等のワーク2
7を把持して多方向の自由度を持って移動させることの
できる把持部12bを有しており、後述するロボット制
御装置11からの信号に基づいて位置及び姿勢を所望の
状態に制御するように構成されている。ロボット制御装
置11は、ジョイステックコントローラ13、及びティ
ーチングボックス17からの信号に基づいて必要な制御
信号をマニプレータ12に送ることのできる装置であ
る。ジョイスティックコントローラ13には、マニプレ
ータ12の位置及び姿勢修正用の操作桿14と、前記ロ
ボット制御装置11の自動運転モードと手動運転モード
との切り換えを指示する操作ボタン16と、該ロボット
制御装置11からの出力信号を表示する状態表示ランプ
15とが設けられており、オペレータが実際の操作状況
とロボット制御装置11からの表示信号に基づいて的確
に状況を判断することができるようになっている。また
ジョイスティックコントローラ13は、前記操作桿14
の各自由度毎の操作量に同期して動作するアナログ素子
の一例である可変抵抗を有しており、また、ジョイステ
ィックコントローラ13あるいは操作桿14には、予め
設定されている電圧を固定抵抗と前記可変抵抗との間に
かけておき、該可変抵抗の両端に生じる電圧値を検出し
て該電圧値をアナログ/デジタル変換する電気回路が設
けられている。但し、このアナログ/デジタル変換する
電気回路自体はジョイスティックコントローラ13の中
あるいは操作桿14に配置されている必要はなく、ロボ
ット制御装置11の中に配置しておくほうが、ジョイス
ティックコントローラ13の軽量化の点で有効である。
【0008】ジョイスティックコントローラ13上の操
作桿14には手首位置操作用レバー14a及び手首姿勢
操作用レバー14bとがあり、3自由度を有する手首位
置操作用レバー14aを前後、左右に傾動することによ
ってマニプレータ12のアーム12aの先部に取付けら
れている把持部12bが前後、左右に移動し、更に手首
位置操作用レバー14aの側面に取付けられているスイ
ッチを昇降することにより把持部12bを上下に移動す
るようになっている。同じく3自由度を有する手首姿勢
操作用レバー14bを前後、左右に傾動することによっ
て、把持部12bが前後、左右に傾動し、更に手首姿勢
操作用レバー14bをレバー軸芯まわりに正逆転方向に
転動することにより把持部12bが把持部軸芯まわりに
正逆転方向に転動する。また、ジョイスティックコント
ローラ13には操作桿14の操作角度の操作量に応じて
速度指令量を生成するジョイスティックモードと、操作
桿14の操作量に応じて絶対位置指令量を発生するマス
ターアームモードとがあり、切り換えスイッチにより両
モードを任意に選択できるようになっている。図5
(A)、(B)はそれぞれジョイスティックモード及び
マスターアームモード時における操作桿14の操作角度
と操作桿14の操作によって発生する発生電圧との関係
を示したものであり、ジョイスティックモード時におい
ては、操作桿14の中立点(オフセット値)に不感帯域
を設けることが、実際の場合においては操作性を確保す
るために重要であるが、マスターアームモード時におい
ては絶対位置を正確に指定することが必要であるため、
このような不感帯域を前回入力電圧値の近傍に設けるこ
とが好ましい。
作桿14には手首位置操作用レバー14a及び手首姿勢
操作用レバー14bとがあり、3自由度を有する手首位
置操作用レバー14aを前後、左右に傾動することによ
ってマニプレータ12のアーム12aの先部に取付けら
れている把持部12bが前後、左右に移動し、更に手首
位置操作用レバー14aの側面に取付けられているスイ
ッチを昇降することにより把持部12bを上下に移動す
るようになっている。同じく3自由度を有する手首姿勢
操作用レバー14bを前後、左右に傾動することによっ
て、把持部12bが前後、左右に傾動し、更に手首姿勢
操作用レバー14bをレバー軸芯まわりに正逆転方向に
転動することにより把持部12bが把持部軸芯まわりに
正逆転方向に転動する。また、ジョイスティックコント
ローラ13には操作桿14の操作角度の操作量に応じて
速度指令量を生成するジョイスティックモードと、操作
桿14の操作量に応じて絶対位置指令量を発生するマス
ターアームモードとがあり、切り換えスイッチにより両
モードを任意に選択できるようになっている。図5
(A)、(B)はそれぞれジョイスティックモード及び
マスターアームモード時における操作桿14の操作角度
と操作桿14の操作によって発生する発生電圧との関係
を示したものであり、ジョイスティックモード時におい
ては、操作桿14の中立点(オフセット値)に不感帯域
を設けることが、実際の場合においては操作性を確保す
るために重要であるが、マスターアームモード時におい
ては絶対位置を正確に指定することが必要であるため、
このような不感帯域を前回入力電圧値の近傍に設けるこ
とが好ましい。
【0009】状態表示ランプ15は操作時点での自動運
転あるいは手動運転モードの状態を表示し、さらに必要
に応じてマニプレータ12の位置、姿勢等の情報をオペ
レータに明示することができるものである。そして、ジ
ョイスティックコントローラ13上に配置された操作ボ
タン16をオンオフさせることにより自動運転モードと
手動運転モードとの切り換えが行える。ティーチングボ
ックス17は、ティーチング時におけるマニプレータ1
2の位置及び姿勢等のデータをロボット制御装置11に
予め入力して、ロボットを動作させるプログラムの編集
等を行うための装置である。
転あるいは手動運転モードの状態を表示し、さらに必要
に応じてマニプレータ12の位置、姿勢等の情報をオペ
レータに明示することができるものである。そして、ジ
ョイスティックコントローラ13上に配置された操作ボ
タン16をオンオフさせることにより自動運転モードと
手動運転モードとの切り換えが行える。ティーチングボ
ックス17は、ティーチング時におけるマニプレータ1
2の位置及び姿勢等のデータをロボット制御装置11に
予め入力して、ロボットを動作させるプログラムの編集
等を行うための装置である。
【0010】続いて、図3に示す本発明の一実施例に係
るロボット手動送り制御装置10のロボット制御装置1
1について更に詳細に説明する。図3に示されるように
ロボット制御装置11はマニプレータ12、ジョイステ
ィックコントローラ13及びティーチングボックス17
に連結されており、必要な信号の入出力が行えるように
なっている。そして、図3の点線内に示されるロボット
制御装置11の内部には、中央処理装置(CPU18)
が配置され、外部のティーチングボックス17と信号線
を介して最初に連結する操作パネルインターフェース1
9、モーションコントロール20、各軸コントロール2
1、及び外部のマニプレータ12に接続する各軸サーボ
回路22とが配置されている。
るロボット手動送り制御装置10のロボット制御装置1
1について更に詳細に説明する。図3に示されるように
ロボット制御装置11はマニプレータ12、ジョイステ
ィックコントローラ13及びティーチングボックス17
に連結されており、必要な信号の入出力が行えるように
なっている。そして、図3の点線内に示されるロボット
制御装置11の内部には、中央処理装置(CPU18)
が配置され、外部のティーチングボックス17と信号線
を介して最初に連結する操作パネルインターフェース1
9、モーションコントロール20、各軸コントロール2
1、及び外部のマニプレータ12に接続する各軸サーボ
回路22とが配置されている。
【0011】ここで、操作パネルインターフェース19
にはティーチングボックス17からの信号が入力され、
モーションコントロール20はCPU18を介して処理
される信号等により、各軸コントロール21に対応した
信号を発生する機能を有する。各軸コントロール21は
モーションコントロール20の作動に応じて各軸(例え
ば6軸)の移動量を決定して、各軸サーボ回路22に必
要な制御信号を発することができる。
にはティーチングボックス17からの信号が入力され、
モーションコントロール20はCPU18を介して処理
される信号等により、各軸コントロール21に対応した
信号を発生する機能を有する。各軸コントロール21は
モーションコントロール20の作動に応じて各軸(例え
ば6軸)の移動量を決定して、各軸サーボ回路22に必
要な制御信号を発することができる。
【0012】更に、ロボット制御装置11は外部のジョ
イスティックコントローラ13にそれぞれ信号線を介し
て連結するI/Oコントロール24及び手動送りコント
ロール25とがあり、CPU18が参照するプログラム
データ記憶部23とを有している。I/Oコントロール
24はCPU18への外部割り込み等の入出力を受け付
ける制御部であり、これによりジョイスティックコント
ローラ13からの信号が処理されて操作ボタン16の入
力による自動運転モードから手動運転モードへの切り換
え、表示ランプ出力用の接点コントロール等が実行され
る。手動送りコントロール25は操作桿14の操作角度
等の操作量に対応して可変抵抗から出力されるアナログ
信号である発生電圧(6チャンネル)をアナログ/デジ
タル変換後、修正特性を付与して修正されたデジタルデ
ータを生成することができる。ここで、前記修正特性の
付与は例えば、図5(C)に示すようにアナログ/デジ
タル変換して得られる発生電圧(x)を基にして、1次
増加特性(y=ax)、2次増加特性(y=ax2 )あ
るいは1/2次増加特性(y=ax1/2 )等の関係式に
より修正された修正量(y)を求めることができ、これ
をCPU18上の簡単な演算操作により行うことができ
る(但しaは定数)。通常は発生電圧に対して比例した
修正量を生成させる1次増加特性によるものが一般的な
方法であるが、微小な位置決めと、大きな移動操作が混
在するような場合には2次増加特性により規定される修
正量を用いることにより位置決め操作を容易にすること
ができる。また、もっぱら高速で大きな移動操作のみを
行う場合には、1/2次増加特性による制御を行うこと
により操作桿14の操作量を少なくできて操作性を向上
させることが可能となる。従って、その時の操作条件に
応じて前記の操作特性を適宜選択することにより、操作
桿14の操作性を確保し適切なロボットの遠隔操作が可
能となる。
イスティックコントローラ13にそれぞれ信号線を介し
て連結するI/Oコントロール24及び手動送りコント
ロール25とがあり、CPU18が参照するプログラム
データ記憶部23とを有している。I/Oコントロール
24はCPU18への外部割り込み等の入出力を受け付
ける制御部であり、これによりジョイスティックコント
ローラ13からの信号が処理されて操作ボタン16の入
力による自動運転モードから手動運転モードへの切り換
え、表示ランプ出力用の接点コントロール等が実行され
る。手動送りコントロール25は操作桿14の操作角度
等の操作量に対応して可変抵抗から出力されるアナログ
信号である発生電圧(6チャンネル)をアナログ/デジ
タル変換後、修正特性を付与して修正されたデジタルデ
ータを生成することができる。ここで、前記修正特性の
付与は例えば、図5(C)に示すようにアナログ/デジ
タル変換して得られる発生電圧(x)を基にして、1次
増加特性(y=ax)、2次増加特性(y=ax2 )あ
るいは1/2次増加特性(y=ax1/2 )等の関係式に
より修正された修正量(y)を求めることができ、これ
をCPU18上の簡単な演算操作により行うことができ
る(但しaは定数)。通常は発生電圧に対して比例した
修正量を生成させる1次増加特性によるものが一般的な
方法であるが、微小な位置決めと、大きな移動操作が混
在するような場合には2次増加特性により規定される修
正量を用いることにより位置決め操作を容易にすること
ができる。また、もっぱら高速で大きな移動操作のみを
行う場合には、1/2次増加特性による制御を行うこと
により操作桿14の操作量を少なくできて操作性を向上
させることが可能となる。従って、その時の操作条件に
応じて前記の操作特性を適宜選択することにより、操作
桿14の操作性を確保し適切なロボットの遠隔操作が可
能となる。
【0013】プログラムデータ記憶部23にはティーチ
ング操作により保持されたロボット本体の位置及び姿勢
等のデータ、自動運転モードにおける制御操作データ、
並びに手動運転モードにおけるジョイスティックコント
ローラ13からの信号に基づいてマニプレータ12を制
御するための制御データ等がある。ステップ番号毎に記
述されたCPU18への命令が、対応する機械語等のプ
ログラム言語に置き換えられて入力されることになる。
そして、ロボット制御装置11の前記各構成部分が信号
線(バス26)を介して図3に示すようにCPU18に
連結配置されている。
ング操作により保持されたロボット本体の位置及び姿勢
等のデータ、自動運転モードにおける制御操作データ、
並びに手動運転モードにおけるジョイスティックコント
ローラ13からの信号に基づいてマニプレータ12を制
御するための制御データ等がある。ステップ番号毎に記
述されたCPU18への命令が、対応する機械語等のプ
ログラム言語に置き換えられて入力されることになる。
そして、ロボット制御装置11の前記各構成部分が信号
線(バス26)を介して図3に示すようにCPU18に
連結配置されている。
【0014】次ぎに、前述したロボット手動送り制御装
置10を用いた操作手順を図2及び図4に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施例に係るロボット手動送り
制御装置10の動作を説明する斜視図である。同図にお
いて、図の右から左方向に向かってワーク27搬送用の
コンベア29が動いており、鋳造後に型ばらし機28に
よる処理を終えたワーク27がコンベア29上をマニプ
レータ12の方向に向かって搬送されるようになってい
る。そして、マニプレータ12によりコンベア29上を
搬送されるワーク27を掴み取って、これをワーク積載
用パレット30内に順序よく載置している。ここで、型
ばらし機28を経て排出されるワーク27はコンベア2
9上の載置位置及び方向がそれぞれランダムとなってい
るため、マニプレータ12を正確に制御してワーク27
を掴み取ることが必要となるが、従来のティーチングプ
レイバック式のロボットではこのようにランダムに配置
されたワーク27を処理することはきわめて困難であっ
た。
置10を用いた操作手順を図2及び図4に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施例に係るロボット手動送り
制御装置10の動作を説明する斜視図である。同図にお
いて、図の右から左方向に向かってワーク27搬送用の
コンベア29が動いており、鋳造後に型ばらし機28に
よる処理を終えたワーク27がコンベア29上をマニプ
レータ12の方向に向かって搬送されるようになってい
る。そして、マニプレータ12によりコンベア29上を
搬送されるワーク27を掴み取って、これをワーク積載
用パレット30内に順序よく載置している。ここで、型
ばらし機28を経て排出されるワーク27はコンベア2
9上の載置位置及び方向がそれぞれランダムとなってい
るため、マニプレータ12を正確に制御してワーク27
を掴み取ることが必要となるが、従来のティーチングプ
レイバック式のロボットではこのようにランダムに配置
されたワーク27を処理することはきわめて困難であっ
た。
【0015】図4は本発明の一実施例に係るロボット手
動送り制御装置10の動作を示すフロー図である。オペ
レータは掴み取るべきワーク27がロボットの操作可能
な範囲に到達した時を判断して手元のジョイスティック
コントローラ13上の操作ボタン16を押すことによ
り、ロボット制御装置11を自動運転モードから手動運
転モードに切り換える(S−1)。これによりジョイス
ティックコントローラ13によるロボット制御装置11
の制御が可能となり、オペレータは操作桿14を操作す
ることにより、マニプレータ12がワーク27をつかむ
ことのできる基準位置に移動させる(S−2)。そし
て、オペレータは目視あるいジョイスティックコントロ
ーラ13上に表示される状態表示ランプ15の監視によ
り自動運転モードへの移行可能な状態を確認して、手動
運転モードの操作ボタン16を押すことにより手動運転
モードを完了させる(S−3)。この操作により、ロボ
ット制御装置11は手動運転モードから自動運転モード
に切り換わる(S−4)。S−5のステップにおいて
は、ロボット制御装置11のプログラムデータ記憶部2
3に予め入力されている操作手順に従って、ロボットの
マニプレータ12が制御されて、ワーク27がマニプレ
ータ12の把持部12bにより把持され、ワーク積載用
パレット30上に搬送される。S−6のステップにおい
ては、同じくプログラムデータ記憶部23上にあるワー
ク積載パレット30の現在番地データに従い、ワーク積
載用パレット30上の所定の番地にワーク27を積み込
む操作が行われる。さらに、S−7のステップではプロ
グラムデータ記憶部23に記憶されているワーク積載用
パレット30の番地を一つ繰り上げる操作が行われる。
最後のS−8のステップではワーク積載用パレット30
が満杯か否かを判断して、満杯でない場合にはS−1の
ステップに戻り、満杯の場合にはこのワーク積載用パレ
ット30における積み込み処理を終了させる。
動送り制御装置10の動作を示すフロー図である。オペ
レータは掴み取るべきワーク27がロボットの操作可能
な範囲に到達した時を判断して手元のジョイスティック
コントローラ13上の操作ボタン16を押すことによ
り、ロボット制御装置11を自動運転モードから手動運
転モードに切り換える(S−1)。これによりジョイス
ティックコントローラ13によるロボット制御装置11
の制御が可能となり、オペレータは操作桿14を操作す
ることにより、マニプレータ12がワーク27をつかむ
ことのできる基準位置に移動させる(S−2)。そし
て、オペレータは目視あるいジョイスティックコントロ
ーラ13上に表示される状態表示ランプ15の監視によ
り自動運転モードへの移行可能な状態を確認して、手動
運転モードの操作ボタン16を押すことにより手動運転
モードを完了させる(S−3)。この操作により、ロボ
ット制御装置11は手動運転モードから自動運転モード
に切り換わる(S−4)。S−5のステップにおいて
は、ロボット制御装置11のプログラムデータ記憶部2
3に予め入力されている操作手順に従って、ロボットの
マニプレータ12が制御されて、ワーク27がマニプレ
ータ12の把持部12bにより把持され、ワーク積載用
パレット30上に搬送される。S−6のステップにおい
ては、同じくプログラムデータ記憶部23上にあるワー
ク積載パレット30の現在番地データに従い、ワーク積
載用パレット30上の所定の番地にワーク27を積み込
む操作が行われる。さらに、S−7のステップではプロ
グラムデータ記憶部23に記憶されているワーク積載用
パレット30の番地を一つ繰り上げる操作が行われる。
最後のS−8のステップではワーク積載用パレット30
が満杯か否かを判断して、満杯でない場合にはS−1の
ステップに戻り、満杯の場合にはこのワーク積載用パレ
ット30における積み込み処理を終了させる。
【0016】前記したように、操作桿14を用いた手動
運転モードにおいては、各操作桿14の操作角度等の操
作量に比例して絶対位置指令を出す形式のマスターアー
ムモードと、操作量に応じて速度指令を出すジョイステ
ィックモードとがあるが、本実施例においては後者を採
用して必要に応じて前者を採用できるようになってい
る。また後者の速度指令には比例制御、多段比例制御、
2次関数比例制御等があり、これらは作業内容に応じて
選択して用いることができる。
運転モードにおいては、各操作桿14の操作角度等の操
作量に比例して絶対位置指令を出す形式のマスターアー
ムモードと、操作量に応じて速度指令を出すジョイステ
ィックモードとがあるが、本実施例においては後者を採
用して必要に応じて前者を採用できるようになってい
る。また後者の速度指令には比例制御、多段比例制御、
2次関数比例制御等があり、これらは作業内容に応じて
選択して用いることができる。
【0017】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。例
えば、本実施例においては、ロボット手動送り制御装置
10をワーク27の積み換え作業に適用したが、マニプ
レータ12に加工用の工具、センサ、あるいは監視用カ
メラ等を取付けて操作するような場合にも適用すること
ができる。
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。例
えば、本実施例においては、ロボット手動送り制御装置
10をワーク27の積み換え作業に適用したが、マニプ
レータ12に加工用の工具、センサ、あるいは監視用カ
メラ等を取付けて操作するような場合にも適用すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1及び2記載のロボット手動送り
制御装置においては、ロボットの位置及び姿勢修正用の
操作桿と、自動運転モードと手動運転モードとの切り換
えを指示する操作ボタンと、状態表示ランプとを設けた
遠隔操作ボックスを有するので、オペレータが状態表示
ランプ及びロボットの作動状態を判断しながら、自動運
転モードと手動運転モードを切り換えることができるた
めに、人間が介在する高度な判断を必要とする手動運転
と、機械的に処理できる自動運転との過程を混在させて
両者の特質を活かして、効率的なロボット運転操作を行
うことができる。特に、請求項2記載のロボット手動送
り制御装置においては、前記操作桿は各自由度毎の操作
量に同期して動作するアナログ素子を有し、該アナログ
素子に生じる電圧等のアナログ値を検出して該アナログ
値をアナログ/デジタル変換する電気回路が設けられて
いるので、前記操作量と該電気回路からの出力値との関
係を調整することにより、手動運転モードにおける操作
桿の必要な動作特性を確保することができる。
制御装置においては、ロボットの位置及び姿勢修正用の
操作桿と、自動運転モードと手動運転モードとの切り換
えを指示する操作ボタンと、状態表示ランプとを設けた
遠隔操作ボックスを有するので、オペレータが状態表示
ランプ及びロボットの作動状態を判断しながら、自動運
転モードと手動運転モードを切り換えることができるた
めに、人間が介在する高度な判断を必要とする手動運転
と、機械的に処理できる自動運転との過程を混在させて
両者の特質を活かして、効率的なロボット運転操作を行
うことができる。特に、請求項2記載のロボット手動送
り制御装置においては、前記操作桿は各自由度毎の操作
量に同期して動作するアナログ素子を有し、該アナログ
素子に生じる電圧等のアナログ値を検出して該アナログ
値をアナログ/デジタル変換する電気回路が設けられて
いるので、前記操作量と該電気回路からの出力値との関
係を調整することにより、手動運転モードにおける操作
桿の必要な動作特性を確保することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るロボット手動送り制御
装置の説明図である。
装置の説明図である。
【図2】同装置の動作を説明する斜視図である。
【図3】同装置のロボット制御装置の説明図である。
【図4】同装置の動作を示すフロー図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれジョイスティックモ
ード、及びマスターアームモードにおける操作桿の操作
角度と発生電圧との関係を示し、(C)は修正量と発生
電圧との関係を示す図である。
ード、及びマスターアームモードにおける操作桿の操作
角度と発生電圧との関係を示し、(C)は修正量と発生
電圧との関係を示す図である。
10 ロボット手動送り制御装置 11 ロボット制御装置 12 マニプレータ 12a アーム 12b 把持部 13 ジョイスティックコントローラ(遠隔操作ボック
ス) 14 操作桿 14a 手首位置操作レバー 14b 手首姿勢操作レバー 15 状態表示ランプ 16 操作ボタン 17 ティーチングボックス 18 CPU 19 操作パネルインターフェース 20 モーションコントロール 21 各軸コントロール 22 各軸サーボ回路 23 プログラムデータ記憶部 24 I/Oコントロール 25 手動送りコントロール 26 バス 27 ワーク 28 型ばらし機 29 コンベア 30 ワーク積載用パレット
ス) 14 操作桿 14a 手首位置操作レバー 14b 手首姿勢操作レバー 15 状態表示ランプ 16 操作ボタン 17 ティーチングボックス 18 CPU 19 操作パネルインターフェース 20 モーションコントロール 21 各軸コントロール 22 各軸サーボ回路 23 プログラムデータ記憶部 24 I/Oコントロール 25 手動送りコントロール 26 バス 27 ワーク 28 型ばらし機 29 コンベア 30 ワーク積載用パレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 英二 福岡県北九州市戸畑区一枝2−5−10− 308
Claims (2)
- 【請求項1】 ティーチングプレイバック制御による自
動運転モードと手動運転モードとによりロボットを動作
させるロボット制御装置を有するロボット手動送り制御
装置において、 多方向の動作自由度を持つロボットの位置及び姿勢修正
用の操作桿と、 前記ロボット制御装置の自動運転モードと手動運転モー
ドとの切り換えを指示する操作ボタンと、 該ロボット制御装置からの出力信号を表示する状態表示
ランプとを設けた遠隔操作ボックスを有すると共に、 ティーチングデータの入力及び編集を行うティーチング
ボックスを備えたことを特徴とするロボット手動送り制
御装置。 - 【請求項2】 前記操作桿は各自由度毎の操作量に同期
して動作するアナログ素子を有し、該アナログ素子に生
じるアナログ値を検出して、該アナログ値をアナログ/
デジタル変換する電気回路が前記操作桿あるいは前記ロ
ボット制御装置に設けられている請求項1記載のロボッ
ト手動送り制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9970995A JPH08267381A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ロボット手動送り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9970995A JPH08267381A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ロボット手動送り制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08267381A true JPH08267381A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14254608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9970995A Withdrawn JPH08267381A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ロボット手動送り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08267381A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000141259A (ja) * | 1999-01-01 | 2000-05-23 | Fanuc Ltd | ロボット制御装置 |
US6472838B1 (en) * | 1998-08-21 | 2002-10-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Robot controller and control method |
US6522949B1 (en) | 1999-09-27 | 2003-02-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Robot controller |
JP2009285753A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ロボット制御システム |
CN103862477A (zh) * | 2014-03-31 | 2014-06-18 | 内蒙古科技大学 | 一种自主抓物机械手的上位机控制方法 |
WO2015127694A1 (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 福建一丁芯智能技术有限公司 | 自动控制装置 |
WO2017033350A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 川崎重工業株式会社 | 遠隔操作ロボットシステム及びその運転方法 |
CN109228213A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种双操纵杆操作注塑机械手示教器及其控制方法 |
WO2024009359A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | ファナック株式会社 | レーザ加工ヘッド、及びレーザ加工システム |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP9970995A patent/JPH08267381A/ja not_active Withdrawn
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103862477A (zh) * | 2014-03-31 | 2014-06-18 | 内蒙古科技大学 | 一种自主抓物机械手的上位机控制方法 |
TWI623398B (zh) * | 2015-08-25 | 2018-05-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Robot system |
JPWO2017033377A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2018-07-05 | 川崎重工業株式会社 | ロボットシステム |
CN107848113A (zh) * | 2015-08-25 | 2018-03-27 | 川崎重工业株式会社 | 机器人系统及其运转方法 |
CN107921640A (zh) * | 2015-08-25 | 2018-04-17 | 川崎重工业株式会社 | 远程操作机器人系统及其运转方法 |
KR20180039132A (ko) | 2015-08-25 | 2018-04-17 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 로봇시스템 |
KR20180042332A (ko) * | 2015-08-25 | 2018-04-25 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 원격조작 로봇시스템 및 그 운전방법 |
WO2017033350A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 川崎重工業株式会社 | 遠隔操作ロボットシステム及びその運転方法 |
JPWO2017033350A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2018-06-07 | 川崎重工業株式会社 | 遠隔操作ロボットシステム及びその運転方法 |
JPWO2017033363A1 (ja) * | 2015-08-25 | 2018-07-05 | 川崎重工業株式会社 | ロボットシステム |
CN107848112A (zh) * | 2015-08-25 | 2018-03-27 | 川崎重工业株式会社 | 机器人系统 |
JP2022119943A (ja) * | 2015-08-25 | 2022-08-17 | 川崎重工業株式会社 | 産業用ロボットおよびその運転方法 |
EP3342559A4 (en) * | 2015-08-25 | 2019-06-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | ROBOTIC SYSTEM |
EP3342560A4 (en) * | 2015-08-25 | 2019-07-03 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | ROBOT SYSTEM AND OPERATING METHOD THEREFOR |
CN107921640B (zh) * | 2015-08-25 | 2021-08-06 | 川崎重工业株式会社 | 远程操作机器人系统及其运转方法 |
US11116593B2 (en) | 2015-08-25 | 2021-09-14 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Robot system |
US11147641B2 (en) | 2015-08-25 | 2021-10-19 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Robot system |
CN109228213A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种双操纵杆操作注塑机械手示教器及其控制方法 |
WO2024009359A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | ファナック株式会社 | レーザ加工ヘッド、及びレーザ加工システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |