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JPH08265998A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

Info

Publication number
JPH08265998A
JPH08265998A JP8640595A JP8640595A JPH08265998A JP H08265998 A JPH08265998 A JP H08265998A JP 8640595 A JP8640595 A JP 8640595A JP 8640595 A JP8640595 A JP 8640595A JP H08265998 A JPH08265998 A JP H08265998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
stator
stator coil
resin
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8640595A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Oitate
政治 追立
Yoshiyuki Yamane
芳幸 山根
Kazuo Takayama
和夫 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP8640595A priority Critical patent/JPH08265998A/ja
Publication of JPH08265998A publication Critical patent/JPH08265998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 リング状の固定子ヨーク3と、内周側につな
ぎ部5を有する歯部4と、歯部4に装着し、かつ固定子
コイル8を巻回した筒状部20と、この筒状部20のヨ
ーク側端部とつなぎ部側端部にそれぞれ設けた鍔部2
1、22とを有するボビン19とを備え、歯部4を固定
子ヨーク3の内周面に固定した状態で、固定子ヨーク
3、歯部4、ボビン19および固定子コイル8を樹脂で
モールドしてなるモールドモータにおいて、ボビン19
のつなぎ部側鍔部22の角部に面取り23を設けたも
の。 【効果】 ボビンのつなぎ部側鍔部間への樹脂の流れ込
みがよくなり、この部分へも樹脂が十分に充填され、固
定子鉄心と固定子コイルとの縁面距離を確実に保って絶
縁不良を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のスロットを有す
るリング状の固定子鉄心の歯部に、固定子コイルを装着
するためのボビンを備えたモールドモータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のモールドモータは図3ないし図5
に示すようになっている。図において、1はモールドモ
ータ、2はリング状の固定子鉄心で、リング状の固定子
ヨーク3と、リング状の歯部4とからなっている。前記
歯部4は、内周側につなぎ部5を有しすべての歯部4が
連結されている。これらの歯部4間でスロット6が形成
される。7は前記歯部4に装着されたボビンで、固定子
コイル8を巻回した筒状部9と、この筒状部9のヨーク
側端部とつなぎ部側端部にそれぞれ設けた鍔部10、1
1とを有している。8a、8bは前記固定子コイル8の
コイルエンドである。12はモールドフレームで、前記
固定子ヨーク3、歯部4、ボビンおよび固定子コイル8
を囲んでモールド成形している。13、14は前記モー
ルドフレーム12の軸方向両端に取り付けられたブラケ
ットで、軸受15、16を介して回転軸17を回転自在
に支承している。18は前記回転軸17に嵌合固着され
た例えばマグネットからなる回転子である。前記モール
ドフレームの形成にあたっては、樹脂は、固定子鉄心2
と固定子コイル8の外周部のみに充填されるのではな
く、前記ボビン7のヨーク側鍔部10間の隙間G1 とつ
なぎ部側鍔部11間の隙間G2 から前記スロット6内に
も充填され、固定子コイルと固定子鉄心との絶縁を行う
ようになっている。なお、図5においては、分かりやす
くするために固定子コイル8は図示を省略している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、前記ボビン7のつなぎ部側鍔部11間の隙間G2
小さいので、モールド成形時に、コイルエンド8a、8
bを回り込んできた樹脂が軸方向から前記隙間G2 内に
スムーズに入り込めず、そのためスロット6のつなぎ部
5側の空間に樹脂が十分に充填されず、固定子コイル8
と固定子鉄心2との間で絶面距が保たれずに離絶縁不良
が生じる恐れがあった。そこで、本発明は、固定子鉄心
2と固定子コイル8との縁面距離を確実に保って絶縁不
良を防止することができるモールドモータを提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、リング状の固定子ヨークと、内周側につ
なぎ部を有する歯部と、前記歯部に装着し、かつ固定子
コイルを巻回した筒状部と、この筒状部のヨーク側端部
とつなぎ部側端部にそれぞれ設けた鍔部とを有するボビ
ンとを備え、前記歯部を前記固定子ヨークの内周面に固
定した状態で、前記固定子ヨーク、歯部、ボビンおよび
固定子コイルを樹脂でモールドしてなるモールドモータ
において、前記ボビンのつなぎ部側鍔部の角部に面取り
を設けるようにしたものである。
【0005】
【作用】上記手段により、ボビンのつなぎ部側鍔部間へ
の樹脂の流れ込みがよくなり、この部分へも樹脂が十分
に充填されるので、固定子鉄心と固定子コイルとの縁面
距離が保れ絶縁不良は生じない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図に基づいて
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すボビンの
部分斜視図である。本発明においては、ボビン以外は従
来のモールドモータと同一構成であるので、説明は省略
する。図1に示すように、本発明のモールドモータにお
けるボビン19は、従来と同様に、固定子コイル8を巻
回した筒状部20と、この筒状部20のヨーク側端部と
つなぎ部側端部にそれぞれ鍔部21、22を有している
が、つなぎ部側鍔部22の角部に面取り23を設けてい
る。なお、分かりやすくするために、図1では固定子コ
イル8の図示は省略している。このような構成にしてい
るので、樹脂がボビン19のつなぎ部側鍔部22間へ流
れ込む際の流入口が広くなり、このため、樹脂がスロッ
ト6の全域において十分充填されることになり、固定子
鉄心2と固定子コイル8との縁面距離が保れ絶縁不良は
生じない。なお、前記面取り23は、図2に示すように
円弧状にすることにより、つまりアール(R)を形成す
ることにより、樹脂の流れ込みをさらに良好にすること
ができる。また、図には示していないが、径方向にもア
ールを形成するようにすれば、樹脂の前記つなぎ部側鍔
部22の径方向両側への流れ込みも良好にすることがで
きる。なお、本発明においては、面取り23は、つなぎ
部側鍔部22の軸方向の両側角部に設けるのが望ましい
が、一方側の角部だけに設けるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ボ
ビンのつなぎ部側鍔部の角部に面取りを設けているの
で、ボビンのつなぎ部側鍔部間への樹脂の流れ込みがよ
くなり、この部分へも樹脂が十分に充填される。したが
って、固定子鉄心と固定子コイルとの縁面距離を確実に
保って絶縁不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すボビンの部分斜視
図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すボビンの部分斜視
図である。
【図3】従来のモールドモータを示す側断面図である。
【図4】図3におけるA−A線に沿う断面図である。た
だし、分かりやすくするために回転子は図示を省略して
いる。
【図5】従来のモールドモータにおけるボビンを示す部
分斜視図である。
【符号の説明】 1 モールドモータ 2 固定子鉄心 3 固定子ヨーク 4 歯部 5 つなぎ部 6 スロット 8 固定子コイル 12 モールドフレーム 19 ボビン 20 筒状部 21 ヨーク側鍔部 22 つなぎ部側鍔部 23 面取り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状の固定子ヨークと、内周側につ
    なぎ部を有する歯部と、前記歯部に装着し、かつ固定子
    コイルを巻回した筒状部と、この筒状部のヨーク側端部
    とつなぎ部側端部にそれぞれ設けた鍔部とを有するボビ
    ンとを備え、前記歯部を前記固定子ヨークの内周面に固
    定した状態で、前記固定子ヨーク、歯部、ボビンおよび
    固定子コイルを樹脂でモールドしてなるモールドモータ
    において、 前記ボビンのつなぎ部側鍔部の角部に面取りを設けたこ
    とを特徴とするモールドモータ。
JP8640595A 1995-03-17 1995-03-17 モールドモータ Pending JPH08265998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8640595A JPH08265998A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 モールドモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8640595A JPH08265998A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 モールドモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265998A true JPH08265998A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13885964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8640595A Pending JPH08265998A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 モールドモータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH08265998A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7859161B2 (en) * 2007-11-20 2010-12-28 Denso Corporation Rotational electric machine having field winding formed by coupling formed coil to bobbin
JP2011217455A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujitsu General Ltd モールドモータ
JP2012115050A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Mitsubishi Electric Corp 電動機のステータ及びその製造方法
JP5376028B1 (ja) * 2012-09-19 2013-12-25 株式会社安川電機 ステータ及び回転電機

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