JPH08265984A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH08265984A JPH08265984A JP7060619A JP6061995A JPH08265984A JP H08265984 A JPH08265984 A JP H08265984A JP 7060619 A JP7060619 A JP 7060619A JP 6061995 A JP6061995 A JP 6061995A JP H08265984 A JPH08265984 A JP H08265984A
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- battery
- battery pack
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 229910003307 Ni-Cd Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000003446 memory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Secondary Cells (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電池パックを高価格とすることな
く、電池パックに内蔵されている二次電池の情報を容易
に認識することができ、非常に便利に使用できると共
に、電池パック内部の回路構成を簡単化することがで
き、信頼性を向上することができるものである。 【構成】 電源装置は、電池パック1と電気機器2とか
らなっている。電池パック1は、充放電可能な二次電池
11と、二次電池11の充放電を行う充放電端子16
と、二次電池11の電池情報を記憶する記憶部13と、
記憶部14に対する電池情報の出入力を行う第1信号端
子18とを有している。また、電気機器2は、充放電端
子16に接続される出力端子26と、第1信号端子18
と接続され、電池情報の出入力を行う第2信号端子28
と、電池情報を演算処理して二次電池11の充電または
放電を制御する制御回路25とを有している。
く、電池パックに内蔵されている二次電池の情報を容易
に認識することができ、非常に便利に使用できると共
に、電池パック内部の回路構成を簡単化することがで
き、信頼性を向上することができるものである。 【構成】 電源装置は、電池パック1と電気機器2とか
らなっている。電池パック1は、充放電可能な二次電池
11と、二次電池11の充放電を行う充放電端子16
と、二次電池11の電池情報を記憶する記憶部13と、
記憶部14に対する電池情報の出入力を行う第1信号端
子18とを有している。また、電気機器2は、充放電端
子16に接続される出力端子26と、第1信号端子18
と接続され、電池情報の出入力を行う第2信号端子28
と、電池情報を演算処理して二次電池11の充電または
放電を制御する制御回路25とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次電池を内蔵する電
池パックと、この電池パックの充電または放電を行う電
気機器とからなる電源装置に関する。
池パックと、この電池パックの充電または放電を行う電
気機器とからなる電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、充放電可能なNi−Cd電池
等を複数本内蔵した電池パックはよく知られている。こ
の電池パックは、充電器に装着されて充電され、再使用
可能とされる。電池パックは、使用する電気機器の駆動
電圧、駆動電流等に適合させ、また使用形態に応じて電
池容量を適宜に決定する必要があるため、多くの種類の
電池パックが開発されている。同様に、充電器において
も、電池パックの種類に応じて充電電流や充電時間を最
適値にする必要があるため、充電器も電池パックの種類
に応じて多種多様のものが開発されている。
等を複数本内蔵した電池パックはよく知られている。こ
の電池パックは、充電器に装着されて充電され、再使用
可能とされる。電池パックは、使用する電気機器の駆動
電圧、駆動電流等に適合させ、また使用形態に応じて電
池容量を適宜に決定する必要があるため、多くの種類の
電池パックが開発されている。同様に、充電器において
も、電池パックの種類に応じて充電電流や充電時間を最
適値にする必要があるため、充電器も電池パックの種類
に応じて多種多様のものが開発されている。
【0003】従って、充電器の定格に合致しない電池パ
ックが取り付けられた場合、電池パックが過充電となっ
たり、逆に充電不足となって、充電ミスが生じる恐れが
ある。更に、充電器の故障につながったり、あるいは電
池パックの寿命を早めたりすることもある。
ックが取り付けられた場合、電池パックが過充電となっ
たり、逆に充電不足となって、充電ミスが生じる恐れが
ある。更に、充電器の故障につながったり、あるいは電
池パックの寿命を早めたりすることもある。
【0004】こうした問題を解決するために、実開平3
−36977号公報によれば、電池パック内にマイクロ
コンピュータを内蔵させ、二次電池の電圧や電流に関す
る情報を保存して演算処理し、パソコン本体側と情報の
通信を行うようにしたものがある。
−36977号公報によれば、電池パック内にマイクロ
コンピュータを内蔵させ、二次電池の電圧や電流に関す
る情報を保存して演算処理し、パソコン本体側と情報の
通信を行うようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにマイクロ
コンピュータを内蔵した電池パックは、電池パックに内
蔵されている二次電池の情報を容易に認識することがで
き、非常に便利であるが、マイクロコンピュータを内蔵
する電池パックが高価格となってしまう。
コンピュータを内蔵した電池パックは、電池パックに内
蔵されている二次電池の情報を容易に認識することがで
き、非常に便利であるが、マイクロコンピュータを内蔵
する電池パックが高価格となってしまう。
【0006】また、電池パックは、充放電することによ
って繰り返し使用可能ではあるものの、寿命がくれば、
使用不可能となって廃棄されるのが通常であり、電池パ
ック内に高価なマイクロコンピュータを内蔵させる構造
では、非常に無駄である。
って繰り返し使用可能ではあるものの、寿命がくれば、
使用不可能となって廃棄されるのが通常であり、電池パ
ック内に高価なマイクロコンピュータを内蔵させる構造
では、非常に無駄である。
【0007】更に、電池パック内にマイクロコンピュー
タを配した場合には、その周辺回路も含めて複雑な回路
を設ける必要があり、そしてこのような複雑な回路を設
けることは、電池パックの信頼性を低下させる恐れがあ
る。
タを配した場合には、その周辺回路も含めて複雑な回路
を設ける必要があり、そしてこのような複雑な回路を設
けることは、電池パックの信頼性を低下させる恐れがあ
る。
【0008】そこで、本発明は、電池パックを高価格と
することなく、電池パックに内蔵されている二次電池の
情報を容易に認識することができ、非常に便利に使用で
きるようにすることを目的とする。
することなく、電池パックに内蔵されている二次電池の
情報を容易に認識することができ、非常に便利に使用で
きるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池パック
と、この電池パックの充電または放電を行う電気機器と
からなる電源装置であって、前記電池パックは、充放電
可能な二次電池と、この二次電池の充放電を行う充放電
端子と、前記二次電池の電池情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に対する電池情報の出入力を行う第1信号端
子とを有し、前記電気機器は、前記充放電端子に接続さ
れる出力端子と、前記第1信号端子と接続され、前記電
池情報の出入力を行う第2信号端子と、前記電池情報を
演算処理して前記二次電池の充電または放電を制御する
制御回路とを有することを特徴としている。
と、この電池パックの充電または放電を行う電気機器と
からなる電源装置であって、前記電池パックは、充放電
可能な二次電池と、この二次電池の充放電を行う充放電
端子と、前記二次電池の電池情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に対する電池情報の出入力を行う第1信号端
子とを有し、前記電気機器は、前記充放電端子に接続さ
れる出力端子と、前記第1信号端子と接続され、前記電
池情報の出入力を行う第2信号端子と、前記電池情報を
演算処理して前記二次電池の充電または放電を制御する
制御回路とを有することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、例えば、電池パック内の二次
電池を充電するために、電池パックを電気機器に装着す
ると、電気機器の制御回路は、電池パックに内蔵された
記憶部に記憶された電池情報を読み出して電池固有デー
タを演算することにより、電気機器に装着された電池パ
ックが適合するものか否かを演算する。そして、適合す
るものであれば、電池状態データを演算して現在の二次
電池の状態を認識する。更に、適合する電池パックが装
着されたと判断すると、電気機器の制御回路は、二次電
池の充電を開始する。
電池を充電するために、電池パックを電気機器に装着す
ると、電気機器の制御回路は、電池パックに内蔵された
記憶部に記憶された電池情報を読み出して電池固有デー
タを演算することにより、電気機器に装着された電池パ
ックが適合するものか否かを演算する。そして、適合す
るものであれば、電池状態データを演算して現在の二次
電池の状態を認識する。更に、適合する電池パックが装
着されたと判断すると、電気機器の制御回路は、二次電
池の充電を開始する。
【0011】その後、二次電池の充電が終了すると、制
御回路は、充電終了時点における電池状態データを演算
し、電池パックの記憶部に記憶されているデータを演算
された電池情報データにて更新する。
御回路は、充電終了時点における電池状態データを演算
し、電池パックの記憶部に記憶されているデータを演算
された電池情報データにて更新する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示しており、電池
パック1は、直列接続された複数本のNi−Cd電池か
らなる二次電池11と、二次電池11の電池温度を検出
する温度検出回路12と、記憶回路13とを備えてい
る。記憶回路13は、二次電池11に関する電池情報を
記憶する読み書き可能な不揮発性のメモリ回路14と、
メモリ回路14に対する電池情報の読み書きを制御する
出入力制御回路15とからなる。
パック1は、直列接続された複数本のNi−Cd電池か
らなる二次電池11と、二次電池11の電池温度を検出
する温度検出回路12と、記憶回路13とを備えてい
る。記憶回路13は、二次電池11に関する電池情報を
記憶する読み書き可能な不揮発性のメモリ回路14と、
メモリ回路14に対する電池情報の読み書きを制御する
出入力制御回路15とからなる。
【0013】更に電池パック1は、二次電池11の充放
電を行う充放電端子16と、温度検出回路12の温度信
号を出力する温度端子17と、メモリ回路14に対する
電池情報の出入力を行う第1信号端子18とを備えてい
る。
電を行う充放電端子16と、温度検出回路12の温度信
号を出力する温度端子17と、メモリ回路14に対する
電池情報の出入力を行う第1信号端子18とを備えてい
る。
【0014】充電回路を内蔵するパソコン等の電気機器
2は、電池パック1を取り付け可能であり、電池パック
1により駆動されたり、電池パック1を充電したりす
る。この電気機器2は、充電用電源回路を内蔵する機器
制御部21と、充放電制御回路22とを備えている。充
放電制御回路22は、トランジスタ、FET等からなる
充放電スイッチ23と、低抵抗値の電流検出抵抗を含む
充放電電流検出回路24と、マイクロコンピュータから
なり、電池情報を演算すると共に、二次電池11の充放
電を制御する充放電制御回路25とを備えている。
2は、電池パック1を取り付け可能であり、電池パック
1により駆動されたり、電池パック1を充電したりす
る。この電気機器2は、充電用電源回路を内蔵する機器
制御部21と、充放電制御回路22とを備えている。充
放電制御回路22は、トランジスタ、FET等からなる
充放電スイッチ23と、低抵抗値の電流検出抵抗を含む
充放電電流検出回路24と、マイクロコンピュータから
なり、電池情報を演算すると共に、二次電池11の充放
電を制御する充放電制御回路25とを備えている。
【0015】更に、電気機器2は、充放電端子16に接
続される出入力端子26と、温度端子17に接続される
温度検出端子27と、第1信号端子18と接続され、電
池パック1との間で電池情報データの通信を行う第2信
号端子28とを有する。
続される出入力端子26と、温度端子17に接続される
温度検出端子27と、第1信号端子18と接続され、電
池パック1との間で電池情報データの通信を行う第2信
号端子28とを有する。
【0016】メモリ回路14に記憶される電池情報デー
タとしては、電池固有データ及び電池状態データがあ
る。これら各データは、詳細には表1のようなデータに
て構成されている。
タとしては、電池固有データ及び電池状態データがあ
る。これら各データは、詳細には表1のようなデータに
て構成されている。
【0017】
【表1】
【0018】電池パック1の出荷時にあっては、電池固
有データ及び電池状態データがメモリ回路14に記憶さ
れ、電池パック1の充放電が行われる毎に、電池状態デ
ータは更新されて、メモリ回路14に記憶される。
有データ及び電池状態データがメモリ回路14に記憶さ
れ、電池パック1の充放電が行われる毎に、電池状態デ
ータは更新されて、メモリ回路14に記憶される。
【0019】更に、充放電制御回路25は、電池状態デ
ータを演算処理して、表2のような機器報告データを作
成して、機器制御部21に通信する。
ータを演算処理して、表2のような機器報告データを作
成して、機器制御部21に通信する。
【0020】
【表2】
【0021】斯る電池パック1と電気機器2との動作を
以下に説明する。電気機器2を駆動するために電池パッ
ク1を電気機器2に取り付けると、電池パック1の充放
電端子16、温度端子17及び第1信号端子18は、夫
々電気機器2の出入力端子26、温度検出端子27及び
第2信号端子28と電気的に接続される。
以下に説明する。電気機器2を駆動するために電池パッ
ク1を電気機器2に取り付けると、電池パック1の充放
電端子16、温度端子17及び第1信号端子18は、夫
々電気機器2の出入力端子26、温度検出端子27及び
第2信号端子28と電気的に接続される。
【0022】電気機器2の充放電制御回路25は、電池
パック1が取り付けられたことを検出して、メモリ回路
14内に記憶されている電池固有データ及び電池状態デ
ータを読み出して演算を行う。即ち、充放電制御回路2
5は、電池固有データを演算することにより電気機器2
に装着された電池パック1が適合するものか否かを演算
すると共に、適合するものであれば、電池状態データを
演算して現在の二次電池11の状態を認識する。例え
ば、現容量データを演算し、装着された電池パック1内
の二次電池11の使用可能時間を認識したり、電池診断
データに基づいて二次電池11のメモリ効果の有無を認
識する。更に、通信日時データに基づいて、前回の電池
パック1の使用日時からの経過時間を演算することによ
り、二次電池11の自己放電容量を算出することもでき
る。
パック1が取り付けられたことを検出して、メモリ回路
14内に記憶されている電池固有データ及び電池状態デ
ータを読み出して演算を行う。即ち、充放電制御回路2
5は、電池固有データを演算することにより電気機器2
に装着された電池パック1が適合するものか否かを演算
すると共に、適合するものであれば、電池状態データを
演算して現在の二次電池11の状態を認識する。例え
ば、現容量データを演算し、装着された電池パック1内
の二次電池11の使用可能時間を認識したり、電池診断
データに基づいて二次電池11のメモリ効果の有無を認
識する。更に、通信日時データに基づいて、前回の電池
パック1の使用日時からの経過時間を演算することによ
り、二次電池11の自己放電容量を算出することもでき
る。
【0023】装着された電池パック1が適合するもので
あれば、電気機器2の充放電制御回路25は充放電スイ
ッチ23をオン状態とし、電池パック1の二次電池11
の放電を開始する。同時に、充放電制御回路25は、電
池固有データ及び機器報告データを機器制御部21に通
信している。従って、機器制御部21は、これら電池固
有データ及び機器報告データを適宜に表示部(図示しな
い)に表示することができる。
あれば、電気機器2の充放電制御回路25は充放電スイ
ッチ23をオン状態とし、電池パック1の二次電池11
の放電を開始する。同時に、充放電制御回路25は、電
池固有データ及び機器報告データを機器制御部21に通
信している。従って、機器制御部21は、これら電池固
有データ及び機器報告データを適宜に表示部(図示しな
い)に表示することができる。
【0024】その後、二次電池11の放電が終了する
と、充放電制御回路25は、放電終了時点における電池
状態データを演算し、第2信号端子28、第1信号端子
18及び出入力制御回路15を介して、電池パック1の
メモリ回路14に記憶されているデータを演算データに
て更新する。従って、この後に電気機器2より電池パッ
ク1が取り外されても、最新の電池情報データが、電池
パック1のメモリ回路14内に記憶されているので、次
回の電池パック1の放電時において、適切な放電制御を
行うことができる。
と、充放電制御回路25は、放電終了時点における電池
状態データを演算し、第2信号端子28、第1信号端子
18及び出入力制御回路15を介して、電池パック1の
メモリ回路14に記憶されているデータを演算データに
て更新する。従って、この後に電気機器2より電池パッ
ク1が取り外されても、最新の電池情報データが、電池
パック1のメモリ回路14内に記憶されているので、次
回の電池パック1の放電時において、適切な放電制御を
行うことができる。
【0025】一方、電池パック1内の二次電池11を充
電するために、電池パック1を電気機器2に装着する場
合においても、前述の場合と同様の動作が行われる。即
ち、充放電制御回路25は、電池固有データを演算する
ことにより電気機器2に装着された電池パック1が適合
するものか否かを演算すると共に、適合するものであれ
ば、電池状態データを演算して現在の二次電池11の状
態を認識する。そして、適合する電池パック1が装着さ
れたと判断すると、電気機器2の充放電制御回路25
は、二次電池11の充電を開始する。
電するために、電池パック1を電気機器2に装着する場
合においても、前述の場合と同様の動作が行われる。即
ち、充放電制御回路25は、電池固有データを演算する
ことにより電気機器2に装着された電池パック1が適合
するものか否かを演算すると共に、適合するものであれ
ば、電池状態データを演算して現在の二次電池11の状
態を認識する。そして、適合する電池パック1が装着さ
れたと判断すると、電気機器2の充放電制御回路25
は、二次電池11の充電を開始する。
【0026】その後、二次電池11の充電が終了する
と、充放電制御回路25は、充電終了時点における電池
状態データを演算し、電池パック1のメモリ回路14に
記憶されているデータを演算データにて更新する。
と、充放電制御回路25は、充電終了時点における電池
状態データを演算し、電池パック1のメモリ回路14に
記憶されているデータを演算データにて更新する。
【0027】以上のように、本発明においては、電池パ
ック1内には制御回路を設けることなく電池情報データ
を記憶するメモリ回路14のみを配置し、電池情報デー
タの演算は、電気機器2との通信を通じて充放電制御回
路25にて全て行うようにしている。従って、電池パッ
ク1は、複雑な制御回路を要することなく、安価にかつ
コンパクトに構成することができる。
ック1内には制御回路を設けることなく電池情報データ
を記憶するメモリ回路14のみを配置し、電池情報デー
タの演算は、電気機器2との通信を通じて充放電制御回
路25にて全て行うようにしている。従って、電池パッ
ク1は、複雑な制御回路を要することなく、安価にかつ
コンパクトに構成することができる。
【0028】図2は本発明の他の実施例を示しており、
この実施例は、前述の実施例における、電池情報データ
の出入力を行うための第1信号端子18及び第2信号端
子28に代えて、これらの電池情報の出入力を無線にて
行うための、起電力回路31、アンテナ部32と、アン
テナ部33、データ出入力回路34とを備えたものであ
る。
この実施例は、前述の実施例における、電池情報データ
の出入力を行うための第1信号端子18及び第2信号端
子28に代えて、これらの電池情報の出入力を無線にて
行うための、起電力回路31、アンテナ部32と、アン
テナ部33、データ出入力回路34とを備えたものであ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は、電池パックと、この電池パッ
クの充電または放電を行う電気機器とからなる電源装置
であって、前記電池パックは、充放電可能な二次電池
と、この二次電池の充放電を行う充放電端子と、前記二
次電池の電池情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に対
する電池情報の出入力を行う第1信号端子とを有し、前
記電気機器は、前記充放電端子に接続される出力端子
と、前記第1信号端子と接続され、前記電池情報の出入
力を行う第2信号端子と、前記電池情報を演算処理して
前記二次電池の充電または放電を制御する制御回路とを
有するので、従来のように電池パック内にマイコン等の
高価な回路を設ける必要がない。従って、電池パックを
高価格とすることなく、電池パックに内蔵されている二
次電池の情報を容易に認識することができ、非常に便利
に使用できる。
クの充電または放電を行う電気機器とからなる電源装置
であって、前記電池パックは、充放電可能な二次電池
と、この二次電池の充放電を行う充放電端子と、前記二
次電池の電池情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に対
する電池情報の出入力を行う第1信号端子とを有し、前
記電気機器は、前記充放電端子に接続される出力端子
と、前記第1信号端子と接続され、前記電池情報の出入
力を行う第2信号端子と、前記電池情報を演算処理して
前記二次電池の充電または放電を制御する制御回路とを
有するので、従来のように電池パック内にマイコン等の
高価な回路を設ける必要がない。従って、電池パックを
高価格とすることなく、電池パックに内蔵されている二
次電池の情報を容易に認識することができ、非常に便利
に使用できる。
【0030】更に、電池パック内にマイコン及びその周
辺回路を設けていないため、電池パック内部の回路構成
を簡単化することができると共に、信頼性を向上させる
ことができる。
辺回路を設けていないため、電池パック内部の回路構成
を簡単化することができると共に、信頼性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック回路図であ
る。
る。
1 電池パック 2 電気機器 11 二次電池 13 記憶回路 16 充放電端子 18 第1信号端子 25 充放電制御回路 26 出力端子 28 第2信号端子
Claims (1)
- 【請求項1】 電池パックと、この電池パックの充電ま
たは放電を行う電気機器とからなる電源装置であって、
前記電池パックは、充放電可能な二次電池と、この二次
電池の充放電を行う充放電端子と、前記二次電池の電池
情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に対する電池情報
の出入力を行う第1信号端子とを有し、前記電気機器
は、前記充放電端子に接続される出力端子と、前記第1
信号端子と接続され、前記電池情報の出入力を行う第2
信号端子と、前記電池情報を演算処理して前記二次電池
の充電または放電を制御する制御回路とを有することを
特徴とした電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060619A JPH08265984A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060619A JPH08265984A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265984A true JPH08265984A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13147486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7060619A Pending JPH08265984A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265984A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000079634A1 (en) * | 1999-06-18 | 2000-12-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for detecting deterioration of electrochemical device, method for measuring remaining capacity, charger comprising them, and discharge controller |
JP2003339127A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-11-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無停電電源装置 |
WO2006095563A1 (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-14 | Sony Corporation | バッテリ残量表示方法及び電子機器 |
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