JPH08264069A - キースイッチ構造 - Google Patents
キースイッチ構造Info
- Publication number
- JPH08264069A JPH08264069A JP7062297A JP6229795A JPH08264069A JP H08264069 A JPH08264069 A JP H08264069A JP 7062297 A JP7062297 A JP 7062297A JP 6229795 A JP6229795 A JP 6229795A JP H08264069 A JPH08264069 A JP H08264069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key top
- block
- electrodes
- key
- keytop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2225/00—Switch site location
- H01H2225/018—Consecutive operations
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、キースイッチ構造に関し、キートッ
プの押圧量を変えるだけでカーソルの移動速度を任意に
変えることができるとともに、数段階の速度調整を行な
うことができる操作性および使用性の良好なキースイッ
チ構造を提供することを目的としている。 【構成】キートップ15を、キートップ本体15aと、この
本体15aに対して独立して上下動するように設けられ、
底面に電極16a〜18aを有する略同一長さの複数のブロ
ック16〜18と、から構成し、キートップ15が押圧されな
い初期状態にあるとき、ブロック16〜18の電極16a〜18
a側の底面が互いに段差を有してキートップ本体15aか
ら突出するように各ブロック16〜18をキートップ本体15
aに配設している。
プの押圧量を変えるだけでカーソルの移動速度を任意に
変えることができるとともに、数段階の速度調整を行な
うことができる操作性および使用性の良好なキースイッ
チ構造を提供することを目的としている。 【構成】キートップ15を、キートップ本体15aと、この
本体15aに対して独立して上下動するように設けられ、
底面に電極16a〜18aを有する略同一長さの複数のブロ
ック16〜18と、から構成し、キートップ15が押圧されな
い初期状態にあるとき、ブロック16〜18の電極16a〜18
a側の底面が互いに段差を有してキートップ本体15aか
ら突出するように各ブロック16〜18をキートップ本体15
aに配設している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キースイッチ構造に関
し、詳しくは、コンピュータ端末やOA機器等に備えら
れる操作パネルやキーボード等に設けられたキースイッ
チ構造に関する。
し、詳しくは、コンピュータ端末やOA機器等に備えら
れる操作パネルやキーボード等に設けられたキースイッ
チ構造に関する。
【0002】
【従来の構造】一般に、コンピュータ端末や各種OA機
器等の操作パネルにあっては、画面に表示された図形や
文章を編集する際に、画面上のカーソルを上下左右に移
動させながら行なうようにしている。このカーソルを移
動させる手段としては、主にキースイッチ(以下、カー
ソルキーともいう)によってカーソルの移動を操作して
いる。
器等の操作パネルにあっては、画面に表示された図形や
文章を編集する際に、画面上のカーソルを上下左右に移
動させながら行なうようにしている。このカーソルを移
動させる手段としては、主にキースイッチ(以下、カー
ソルキーともいう)によってカーソルの移動を操作して
いる。
【0003】ところで、このようなカーソルキーによっ
て大画面の表示部で画面を編集する場合には、画面の端
から端までカーソルを移動させたいときに、カーソルを
高速で移動させる必要がある。また、画面の一部の細か
い部分を編集するときには、カーソルを低速で移動させ
る必要があり、このような高速および低速でカーソルを
移動させる方法として従来から以下に示す2つの方法が
用いられている。
て大画面の表示部で画面を編集する場合には、画面の端
から端までカーソルを移動させたいときに、カーソルを
高速で移動させる必要がある。また、画面の一部の細か
い部分を編集するときには、カーソルを低速で移動させ
る必要があり、このような高速および低速でカーソルを
移動させる方法として従来から以下に示す2つの方法が
用いられている。
【0004】第1の方法としては、カーソルキーのみを
押下するとカーソルを低速で移動させ、シートキー等の
特殊キーを押下しながらカーソルキーを押下するとカー
ソルを高速で移動させるようにしたものがある。また、
第2の方法としては、カーソルキーを押下した直後では
カーソルを低速で移動させるとともに、一定時間押下し
続けるとカーソルを高速で移動させるようにしたものが
ある。
押下するとカーソルを低速で移動させ、シートキー等の
特殊キーを押下しながらカーソルキーを押下するとカー
ソルを高速で移動させるようにしたものがある。また、
第2の方法としては、カーソルキーを押下した直後では
カーソルを低速で移動させるとともに、一定時間押下し
続けるとカーソルを高速で移動させるようにしたものが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法でカーソルを移動させる場合には、カーソルの移動
速度の切換えを容易に行なうことができるが、高速移動
時に複数の指または、両手の指を使ってカーソルキーお
よび特殊キーを操作しなければならないため、キー操作
が煩雑になってしまうという問題が発生してしまう。ま
た、移動速度を数段階に分けたい場合には、その分だけ
特殊キーを用意する必要があるため、キー操作がより一
層煩雑になってしまうとともに、キー操作部の面積が増
大してしまうという問題が生じてしまう。
方法でカーソルを移動させる場合には、カーソルの移動
速度の切換えを容易に行なうことができるが、高速移動
時に複数の指または、両手の指を使ってカーソルキーお
よび特殊キーを操作しなければならないため、キー操作
が煩雑になってしまうという問題が発生してしまう。ま
た、移動速度を数段階に分けたい場合には、その分だけ
特殊キーを用意する必要があるため、キー操作がより一
層煩雑になってしまうとともに、キー操作部の面積が増
大してしまうという問題が生じてしまう。
【0006】また、第2の方法でカーソルを移動させる
場合にも、カーソルの移動速度の切換えを容易に行なう
ことができるが、カーソルを高速で移動させるためには
カーソルキーを押下してから一定のラグタイムが生じて
しまうことから、操作に時間がかかってしまうという問
題が生じるとともに、カーソルの移動速度の切換えを3
段階以上にすることができないという問題が生じてしま
う。
場合にも、カーソルの移動速度の切換えを容易に行なう
ことができるが、カーソルを高速で移動させるためには
カーソルキーを押下してから一定のラグタイムが生じて
しまうことから、操作に時間がかかってしまうという問
題が生じるとともに、カーソルの移動速度の切換えを3
段階以上にすることができないという問題が生じてしま
う。
【0007】そこで請求項1記載の発明は、キートップ
の押圧量を変えるだけでカーソルの移動速度を任意に変
えることができるとともに、数段階の速度調整を行なう
ことができる操作性および使用性の良好なキースイッチ
構造を提供することを目的としている。請求項2記載の
発明は、キートップの押圧解除後に各ブロックを容易に
初期状態に復帰させることができ、次の操作に支障をき
たすことを防止することができるキースイッチ構造を提
供することを目的としている。
の押圧量を変えるだけでカーソルの移動速度を任意に変
えることができるとともに、数段階の速度調整を行なう
ことができる操作性および使用性の良好なキースイッチ
構造を提供することを目的としている。請求項2記載の
発明は、キートップの押圧解除後に各ブロックを容易に
初期状態に復帰させることができ、次の操作に支障をき
たすことを防止することができるキースイッチ構造を提
供することを目的としている。
【0008】請求項3、4記載の発明は、押圧力の変化
によってどのブロックが接点に接触したかをオペレータ
が感知できるようにして、キートップの移動量を安定さ
せることができ、カーソルの移動速度を安定して保つこ
とができるキースイッチ構造を提供することを目的とし
ている。請求項5記載の発明は、キートップの押圧量を
変えるだけでカーソルの移動速度を任意に変えることが
できるとともに、数段階の速度調整を行なうことがで
き、さらに、キートップの押圧解除後に各ブロックを容
易に初期状態に復帰させることができる操作性および使
用性の良好なキースイッチ構造を提供することを目的と
している。
によってどのブロックが接点に接触したかをオペレータ
が感知できるようにして、キートップの移動量を安定さ
せることができ、カーソルの移動速度を安定して保つこ
とができるキースイッチ構造を提供することを目的とし
ている。請求項5記載の発明は、キートップの押圧量を
変えるだけでカーソルの移動速度を任意に変えることが
できるとともに、数段階の速度調整を行なうことがで
き、さらに、キートップの押圧解除後に各ブロックを容
易に初期状態に復帰させることができる操作性および使
用性の良好なキースイッチ構造を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、基板上に設けられた複数の
接点と、該基板の上方に上下動可能に設けられ、複数の
電極を有するキートップと、からなり、前記キートップ
の電極が前記接点に接触することにより入力を検知する
キースイッチ構造において、前記キートップが、キート
ップ本体と、該本体に対して独立して上下動するように
設けられ、底面に電極を有する略同一長さの複数のブロ
ックと、から構成され、キートップが押圧されない初期
状態にあるとき、該ブロックの電極側の底面が互いに段
差を有してキートップ本体から突出するように各ブロッ
クをキートップ本体に配設することにより、キートップ
の押圧時に各ブロックの電極を順次基板の接点に接触さ
せるようにしたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、基板上に設けられた複数の
接点と、該基板の上方に上下動可能に設けられ、複数の
電極を有するキートップと、からなり、前記キートップ
の電極が前記接点に接触することにより入力を検知する
キースイッチ構造において、前記キートップが、キート
ップ本体と、該本体に対して独立して上下動するように
設けられ、底面に電極を有する略同一長さの複数のブロ
ックと、から構成され、キートップが押圧されない初期
状態にあるとき、該ブロックの電極側の底面が互いに段
差を有してキートップ本体から突出するように各ブロッ
クをキートップ本体に配設することにより、キートップ
の押圧時に各ブロックの電極を順次基板の接点に接触さ
せるようにしたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記各ブロッ
クが弾性部材を介してキートップ本体に支持され、キー
トップの押圧を解除したときに、前記ブロックを弾性部
材の復元力によって初期状態に復帰させることを特徴と
している。請求項3記載の発明は、上記課題を解決する
ために、請求項2記載の発明において、前記キートップ
本体から突出するブロックを支持する弾性部材の変形力
を、キートップ本体からの突出量が多いブロックを支持
するもの程小さく設定したことを特徴としている。
るために、請求項1記載の発明において、前記各ブロッ
クが弾性部材を介してキートップ本体に支持され、キー
トップの押圧を解除したときに、前記ブロックを弾性部
材の復元力によって初期状態に復帰させることを特徴と
している。請求項3記載の発明は、上記課題を解決する
ために、請求項2記載の発明において、前記キートップ
本体から突出するブロックを支持する弾性部材の変形力
を、キートップ本体からの突出量が多いブロックを支持
するもの程小さく設定したことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
キートップ本体および各ブロックの何れか一方に係合部
を設けるとともに、キートップ本体および各ブロックの
何れか他方に各ブロックの移動量に応じて係合部が係合
する少なくとも1つ以上の被係合部を設けることを特徴
としている。
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
キートップ本体および各ブロックの何れか一方に係合部
を設けるとともに、キートップ本体および各ブロックの
何れか他方に各ブロックの移動量に応じて係合部が係合
する少なくとも1つ以上の被係合部を設けることを特徴
としている。
【0012】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るために、基板上に設けられた複数の接点と、該基板の
上方に上下動可能に設けられ、複数の電極を有するキー
トップと、からなり、前記キートップの電極が前記接点
に接触することにより入力を検知するキースイッチ構造
において、前記キートップが、キートップ本体と、該本
体に対して独立して設けられるとともに底面に電極を有
し、互いに独立して伸縮する長さの異なる複数の弾性体
ブロックと、から構成され、キートップの押圧時に長い
ブロックの底面に設けられた電極から順次基板の接点に
接触させるようにしたことを特徴としている。
るために、基板上に設けられた複数の接点と、該基板の
上方に上下動可能に設けられ、複数の電極を有するキー
トップと、からなり、前記キートップの電極が前記接点
に接触することにより入力を検知するキースイッチ構造
において、前記キートップが、キートップ本体と、該本
体に対して独立して設けられるとともに底面に電極を有
し、互いに独立して伸縮する長さの異なる複数の弾性体
ブロックと、から構成され、キートップの押圧時に長い
ブロックの底面に設けられた電極から順次基板の接点に
接触させるようにしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、キートップが、キー
トップ本体と、該本体に対して独立して上下動するよう
に設けられ、底面に電極を有する略同一長さの複数のブ
ロックと、から構成され、キートップが押圧されない初
期状態にあるとき、該ブロックの電極側の底面が互いに
段差を有してキートップ本体から突出するように各ブロ
ックをキートップ本体に配設することにより、キートッ
プの押圧時に各ブロックの電極が順次基板の接点に接触
される。
トップ本体と、該本体に対して独立して上下動するよう
に設けられ、底面に電極を有する略同一長さの複数のブ
ロックと、から構成され、キートップが押圧されない初
期状態にあるとき、該ブロックの電極側の底面が互いに
段差を有してキートップ本体から突出するように各ブロ
ックをキートップ本体に配設することにより、キートッ
プの押圧時に各ブロックの電極が順次基板の接点に接触
される。
【0014】したがって、キートップが押圧されると、
キートップ本体からの突出量が多いブロックの電極から
順次基板の接点に接触され、キートップの押圧量が容易
に検知される。このため、接点に接触導通した電極と操
作画面上のカーソルの移動速度に対応を取ることによっ
てオペレータによるキートップの押圧量を可変させるだ
けの簡単な動作でカーソルの移動速度が任意に可変され
る。また、カーソルの移動速度の段階に分けてブロック
の数を調整することでカーソルの移動速度が数段階に亘
って調整可能になる。この結果、操作性および使用性の
高いキースイッチ構造が得られる。
キートップ本体からの突出量が多いブロックの電極から
順次基板の接点に接触され、キートップの押圧量が容易
に検知される。このため、接点に接触導通した電極と操
作画面上のカーソルの移動速度に対応を取ることによっ
てオペレータによるキートップの押圧量を可変させるだ
けの簡単な動作でカーソルの移動速度が任意に可変され
る。また、カーソルの移動速度の段階に分けてブロック
の数を調整することでカーソルの移動速度が数段階に亘
って調整可能になる。この結果、操作性および使用性の
高いキースイッチ構造が得られる。
【0015】請求項2記載の発明では、各ブロックが弾
性部材を介してキートップ本体に支持され、キートップ
の押圧が解除されたときに、ブロックが弾性部材の復元
力によって初期状態に復帰されるようになっている。し
たがって、各ブロックが確実に初期状態に復帰され、次
の操作に支障をきたすことがない。請求項3記載の発明
では、キートップ本体から突出するブロックを支持する
弾性部材の変形力がキートップ本体からの突出量が多い
ブロックを支持するもの程小さく設定される。したがっ
て、キートップを押圧して、各ブロックが順次接点に接
触する度にキートップの押圧力が変動され、オペレータ
によってどのブロックが接点に接触したのかが容易に感
知される。このため、キートップの移動量が安定され、
カーソルの移動速度が安定して保持される。
性部材を介してキートップ本体に支持され、キートップ
の押圧が解除されたときに、ブロックが弾性部材の復元
力によって初期状態に復帰されるようになっている。し
たがって、各ブロックが確実に初期状態に復帰され、次
の操作に支障をきたすことがない。請求項3記載の発明
では、キートップ本体から突出するブロックを支持する
弾性部材の変形力がキートップ本体からの突出量が多い
ブロックを支持するもの程小さく設定される。したがっ
て、キートップを押圧して、各ブロックが順次接点に接
触する度にキートップの押圧力が変動され、オペレータ
によってどのブロックが接点に接触したのかが容易に感
知される。このため、キートップの移動量が安定され、
カーソルの移動速度が安定して保持される。
【0016】請求項4記載の発明では、キートップ本体
および各ブロックの何れか一方に係合部が設けられると
ともに、キートップ本体および各ブロックの何れか他方
に各ブロックの移動量に応じて係合部が係合する少なく
とも1つ以上の被係合部が設けられる。したがって、キ
ートップを押圧して各ブロックが順次接点に接触する際
にブロックがキートップ本体に係合されるようにすれ
ば、キートップを押圧して、各ブロックが順次接点に接
触する度にキートップの押圧力が変動され、オペレータ
によってどのブロックが接点に接触したのかが容易に感
知される。このため、キートップの移動量が安定され、
カーソルの移動速度が安定して保持される。
および各ブロックの何れか一方に係合部が設けられると
ともに、キートップ本体および各ブロックの何れか他方
に各ブロックの移動量に応じて係合部が係合する少なく
とも1つ以上の被係合部が設けられる。したがって、キ
ートップを押圧して各ブロックが順次接点に接触する際
にブロックがキートップ本体に係合されるようにすれ
ば、キートップを押圧して、各ブロックが順次接点に接
触する度にキートップの押圧力が変動され、オペレータ
によってどのブロックが接点に接触したのかが容易に感
知される。このため、キートップの移動量が安定され、
カーソルの移動速度が安定して保持される。
【0017】請求項5記載の発明では、キートップが、
キートップ本体と、該本体に対して独立して設けられる
とともに底面に電極を有し、互いに独立して伸縮する長
さの異なる複数の弾性体ブロックと、から構成され、キ
ートップの押圧時に長いブロックの底面に設けられた電
極から順次基板の接点に接触されるようになっている。
キートップ本体と、該本体に対して独立して設けられる
とともに底面に電極を有し、互いに独立して伸縮する長
さの異なる複数の弾性体ブロックと、から構成され、キ
ートップの押圧時に長いブロックの底面に設けられた電
極から順次基板の接点に接触されるようになっている。
【0018】したがって、キートップが押圧されると、
長いブロックの電極から順次基板の接点に接触されるの
で、キートップの押圧量が容易に検知される。このた
め、接点に接触導通した電極と操作画面上のカーソルの
移動速度に対応を取ることによってオペレータによるキ
ートップの押圧量を可変させるだけの簡単な動作でカー
ソルの移動速度が任意に可変される。また、カーソルの
移動速度の段階に分けてブロックの数を調整することで
カーソルの移動速度が数段階に亘って調整可能になる。
この結果、操作性および使用性の高いキースイッチ構造
が得られる。また、各ブロックが弾性体から構成される
ので、キートップの押圧が解除されたときに、ブロック
自身の復元力によって初期状態に復帰され、次の操作に
支障をきたすことがない。
長いブロックの電極から順次基板の接点に接触されるの
で、キートップの押圧量が容易に検知される。このた
め、接点に接触導通した電極と操作画面上のカーソルの
移動速度に対応を取ることによってオペレータによるキ
ートップの押圧量を可変させるだけの簡単な動作でカー
ソルの移動速度が任意に可変される。また、カーソルの
移動速度の段階に分けてブロックの数を調整することで
カーソルの移動速度が数段階に亘って調整可能になる。
この結果、操作性および使用性の高いキースイッチ構造
が得られる。また、各ブロックが弾性体から構成される
ので、キートップの押圧が解除されたときに、ブロック
自身の復元力によって初期状態に復帰され、次の操作に
支障をきたすことがない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、2は本発明に係るキースイッチ構造の第1
実施例を示す図である。まず、図1に基づいて本発明の
キースイッチ構造の基本原理について説明する。図1
(a)に示すように、このキースイッチ構造は、基板1
上に設けられた複数の接点2〜4と、基板1の上方に上
下動可能に設けられ、複数の電極6a〜8aを有するキ
ートップ5と、からなり、キートップ1の電極6a〜8
aを接点2〜4に接触させることにより入力を検知する
ものである。
する。図1、2は本発明に係るキースイッチ構造の第1
実施例を示す図である。まず、図1に基づいて本発明の
キースイッチ構造の基本原理について説明する。図1
(a)に示すように、このキースイッチ構造は、基板1
上に設けられた複数の接点2〜4と、基板1の上方に上
下動可能に設けられ、複数の電極6a〜8aを有するキ
ートップ5と、からなり、キートップ1の電極6a〜8
aを接点2〜4に接触させることにより入力を検知する
ものである。
【0020】そして、キートップ5は、キートップ本体
5aと、この本体5aに対して独立して上下動するよう
に設けられ、底面に電極6a〜8aを有する略同一長さ
の複数のブロック6〜8と、から構成されており、この
ブロック6〜8は図示しない支持部材によって電極6a
〜8a側の底面を互いに段差を有して本体5aから突出
するように本体5に配設されている。
5aと、この本体5aに対して独立して上下動するよう
に設けられ、底面に電極6a〜8aを有する略同一長さ
の複数のブロック6〜8と、から構成されており、この
ブロック6〜8は図示しない支持部材によって電極6a
〜8a側の底面を互いに段差を有して本体5aから突出
するように本体5に配設されている。
【0021】そして、キートップ本体5aが押圧されな
い初期状態にあるとき(図1(a)参照)、本体5aを
オペレータが押圧することにより、突出量が大きいブロ
ック6の電極6aからブロック7の電極7a、ブロック
8の電極8aを順次基板1の接点2〜4に接触させるこ
とにより(図1(b)(c)参照)、電極6a〜8aお
よび接点2〜4を電気的に接触させてキートップ5の入
力を多段階に分けて検出するようにしている。すなわ
ち、本体5の下方への移動量が増大するにつれて電極に
接触する接点の数を増大させるようにして、キートップ
5の入力を多段階に分けて検出するようにしている。
い初期状態にあるとき(図1(a)参照)、本体5aを
オペレータが押圧することにより、突出量が大きいブロ
ック6の電極6aからブロック7の電極7a、ブロック
8の電極8aを順次基板1の接点2〜4に接触させるこ
とにより(図1(b)(c)参照)、電極6a〜8aお
よび接点2〜4を電気的に接触させてキートップ5の入
力を多段階に分けて検出するようにしている。すなわ
ち、本体5の下方への移動量が増大するにつれて電極に
接触する接点の数を増大させるようにして、キートップ
5の入力を多段階に分けて検出するようにしている。
【0022】次に、上記原理を踏まえて本発明の第1実
施例を図2に基づいて説明する。なお、本実施例は請求
項1〜3何れかに対応している。まず、構成を説明す
る。図2(a)において、11は操作部として、例えば、
キーボード本体側に設けられた基板であり、該基板11上
には3つの接点12〜14が設けられている。この基板11の
上方にはキートップ15が設けられており、このキートッ
プ15は図示しないばね等の復帰機構によって基板11から
離隔する方向に付勢されるとともに、キーボード本体に
対して上下方向に摺動自在に設けられている。
施例を図2に基づいて説明する。なお、本実施例は請求
項1〜3何れかに対応している。まず、構成を説明す
る。図2(a)において、11は操作部として、例えば、
キーボード本体側に設けられた基板であり、該基板11上
には3つの接点12〜14が設けられている。この基板11の
上方にはキートップ15が設けられており、このキートッ
プ15は図示しないばね等の復帰機構によって基板11から
離隔する方向に付勢されるとともに、キーボード本体に
対して上下方向に摺動自在に設けられている。
【0023】このキートップ15は、キーボード本体に対
して上下方向に摺動自在に設けられた本体15aと、本体
15aに対して独立して上下動するように設けられ、底面
に上記接点12〜14にそれぞれ接触可能な電極16a〜18a
を有する3つの略同一長さのブロック16〜18と、このブ
ロック16〜18を本体15aに支持する弾性部材としてのば
ね部材19〜21と、から構成されている。
して上下方向に摺動自在に設けられた本体15aと、本体
15aに対して独立して上下動するように設けられ、底面
に上記接点12〜14にそれぞれ接触可能な電極16a〜18a
を有する3つの略同一長さのブロック16〜18と、このブ
ロック16〜18を本体15aに支持する弾性部材としてのば
ね部材19〜21と、から構成されている。
【0024】そして、ばね部材19〜21の長さを異ならせ
ることによって、図2(a)に示すようにキートップ15
がオペレータによって押圧されない初期状態にあると
き、各ブロック16〜18の電極16a〜18a側の底面が互い
に段差を有してキートップ本体15aから突出するように
各ブロック16〜18が本体15に配設されている。また、キ
ートップ本体15aからの突出量が多いブロック16を支持
するばね部材19の変形力はブロック17を支持するばね部
材20の変形力より小さく設定されており、このブロック
17を支持するばね部材20の変形力はブロック18を支持す
るばね部材21の変形力より小さく設定されている。
ることによって、図2(a)に示すようにキートップ15
がオペレータによって押圧されない初期状態にあると
き、各ブロック16〜18の電極16a〜18a側の底面が互い
に段差を有してキートップ本体15aから突出するように
各ブロック16〜18が本体15に配設されている。また、キ
ートップ本体15aからの突出量が多いブロック16を支持
するばね部材19の変形力はブロック17を支持するばね部
材20の変形力より小さく設定されており、このブロック
17を支持するばね部材20の変形力はブロック18を支持す
るばね部材21の変形力より小さく設定されている。
【0025】次に、作用を説明する。オペレータが図2
(a)に示す初期状態からキートップ15を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体15aからの突出量が多い
ブロック16のばね部材19が変形して電極16aが基板11の
接点12に接触して入力を検知する(図2(b)参照)。
このとき、オペレータの押圧力に対応してブロック16の
ばね部材19が所定の力で変形するのでオペレータは1つ
のブロック16のみによって電極16aおよび接点12が接触
したことを感知することができる。
(a)に示す初期状態からキートップ15を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体15aからの突出量が多い
ブロック16のばね部材19が変形して電極16aが基板11の
接点12に接触して入力を検知する(図2(b)参照)。
このとき、オペレータの押圧力に対応してブロック16の
ばね部材19が所定の力で変形するのでオペレータは1つ
のブロック16のみによって電極16aおよび接点12が接触
したことを感知することができる。
【0026】さらにキートップ15を押圧すると、キート
ップ本体15aからの突出量が2番目に多いブロック17の
ばね部材20が変形して電極17aが基板11の接点13に接触
して入力を検知する(図2(c)参照)。このとき、ば
ね部材20の変形力がばね部材19の変形力よりも大きく設
定されているので、オペレータはこの変形力(押圧力)
の変動によって2つのブロック16、17の電極16a、17a
および12、13が接触したことを感知することができる。
ップ本体15aからの突出量が2番目に多いブロック17の
ばね部材20が変形して電極17aが基板11の接点13に接触
して入力を検知する(図2(c)参照)。このとき、ば
ね部材20の変形力がばね部材19の変形力よりも大きく設
定されているので、オペレータはこの変形力(押圧力)
の変動によって2つのブロック16、17の電極16a、17a
および12、13が接触したことを感知することができる。
【0027】次いで、キートップ15をさらに押圧する
と、キートップ本体15aからの突出量が一番少ないブロ
ック19のばね部材21が変形して電極19aが基板11の接点
14に接触して入力を検知する。このとき、ばね部材21の
変形力がばね部材20の変形力よりも大きく設定されてい
るので、オペレータはこの変形力(押圧力)の変動によ
って3つのブロック16〜18の電極16a〜18aおよび12〜
14が接触したことを感知することができる。
と、キートップ本体15aからの突出量が一番少ないブロ
ック19のばね部材21が変形して電極19aが基板11の接点
14に接触して入力を検知する。このとき、ばね部材21の
変形力がばね部材20の変形力よりも大きく設定されてい
るので、オペレータはこの変形力(押圧力)の変動によ
って3つのブロック16〜18の電極16a〜18aおよび12〜
14が接触したことを感知することができる。
【0028】次いで、キートップ15の加圧力を解除する
と、キートップ本体15aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ばね部材19〜21の復
元力によってブロック16〜18が元の状態に復帰する(図
2(d)参照)。このように実施例では、キートップ15
を、キートップ本体15aと、この本体15aに対して独立
して上下動するように設けられ、底面に電極16a〜18a
を有する略同一長さの複数のブロック16〜18と、から構
成し、キートップ15が押圧されない初期状態にあると
き、ブロック16〜18の電極16a〜18a側の底面が互いに
段差を有してキートップ本体15aから突出するように各
ブロック16〜18をキートップ本体15aに配設することに
より、キートップ15の押圧時に各ブロック16〜18の電極
16a〜18aを順次基板11の接点12〜14に接触させている
ため、キートップ15が押圧されると、キートップ本体15
aからの突出量が多いブロック16の電極16aから基板11
の接点12に接触させて、キートップ15の押圧量を容易に
検知することができる。
と、キートップ本体15aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ばね部材19〜21の復
元力によってブロック16〜18が元の状態に復帰する(図
2(d)参照)。このように実施例では、キートップ15
を、キートップ本体15aと、この本体15aに対して独立
して上下動するように設けられ、底面に電極16a〜18a
を有する略同一長さの複数のブロック16〜18と、から構
成し、キートップ15が押圧されない初期状態にあると
き、ブロック16〜18の電極16a〜18a側の底面が互いに
段差を有してキートップ本体15aから突出するように各
ブロック16〜18をキートップ本体15aに配設することに
より、キートップ15の押圧時に各ブロック16〜18の電極
16a〜18aを順次基板11の接点12〜14に接触させている
ため、キートップ15が押圧されると、キートップ本体15
aからの突出量が多いブロック16の電極16aから基板11
の接点12に接触させて、キートップ15の押圧量を容易に
検知することができる。
【0029】このため、電極12〜14に接触導通した電極
16a〜18aと操作画面上のカーソルの移動速度の対応を
取ることによってオペレータによるキートップ15の押圧
量を可変させるだけの簡単な動作でカーソルの移動速度
を任意に可変させることができる。また、カーソルの移
動速度の段階に分けてブロック16〜18の数を調整するこ
とでカーソルの移動速度を数段階に亘って調整すること
ができる。この結果、操作性および使用性の高いキース
イッチ構造を得ることができる。
16a〜18aと操作画面上のカーソルの移動速度の対応を
取ることによってオペレータによるキートップ15の押圧
量を可変させるだけの簡単な動作でカーソルの移動速度
を任意に可変させることができる。また、カーソルの移
動速度の段階に分けてブロック16〜18の数を調整するこ
とでカーソルの移動速度を数段階に亘って調整すること
ができる。この結果、操作性および使用性の高いキース
イッチ構造を得ることができる。
【0030】また、各ブロック16〜18をばね部材19〜21
を介してキートップ本体15aに支持し、キートップ15の
押圧が解除されたときに、ブロック16〜18をばね部材19
〜21の復元力によって初期状態に復帰させるようにして
いるため、各ブロック16〜18を確実に初期状態に復帰さ
せることができ、次の操作に支障をきたすことを防止す
ることができる。
を介してキートップ本体15aに支持し、キートップ15の
押圧が解除されたときに、ブロック16〜18をばね部材19
〜21の復元力によって初期状態に復帰させるようにして
いるため、各ブロック16〜18を確実に初期状態に復帰さ
せることができ、次の操作に支障をきたすことを防止す
ることができる。
【0031】さらに、ばね部材19〜21の変形力をキート
ップ本体15aからの突出量が多いブロックを支持するも
の程小さく設定、すなわち、ばね部材20に対してばね部
材19の変形力を小さく、ばね部材21に対してばね部材20
の変形力を小さく設定しているため、キートップ15を押
圧して、各ブロック16〜18の電極16a〜18aが順次接点
12〜14に接触する度にキートップ15の押圧力を変動させ
ることができ、オペレータによってどのブロック16〜18
が接点12〜14に接触したのかを容易に感知することがで
きる。このため、キートップ15の移動量を安定させるこ
とができ、カーソルの移動速度を安定して保持すること
ができる。
ップ本体15aからの突出量が多いブロックを支持するも
の程小さく設定、すなわち、ばね部材20に対してばね部
材19の変形力を小さく、ばね部材21に対してばね部材20
の変形力を小さく設定しているため、キートップ15を押
圧して、各ブロック16〜18の電極16a〜18aが順次接点
12〜14に接触する度にキートップ15の押圧力を変動させ
ることができ、オペレータによってどのブロック16〜18
が接点12〜14に接触したのかを容易に感知することがで
きる。このため、キートップ15の移動量を安定させるこ
とができ、カーソルの移動速度を安定して保持すること
ができる。
【0032】なお、本実施例では、3つの接点12〜14と
これに設定する3つの電極16a〜18aを設けているが、
これに限らず、2あるいは4つ以上設けても構わない。
図3は本発明に係るキースイッチ構造の第2実施例を示
す図であり、請求項1、2、4の何れかに対応してい
る。まず、構成を説明する。図3(a)において、31は
操作部として、例えば、キーボード本体側に設けられた
基板であり、該基板31上には2つの接点32〜33が設けら
れている。この基板31の上方にはキートップ34が設けら
れており、このキートップ34は図示しないばね等の復帰
機構によって基板31から離隔する方向に付勢されるとと
もにキーボード本体に対して上下方向に摺動自在に設け
られている。
これに設定する3つの電極16a〜18aを設けているが、
これに限らず、2あるいは4つ以上設けても構わない。
図3は本発明に係るキースイッチ構造の第2実施例を示
す図であり、請求項1、2、4の何れかに対応してい
る。まず、構成を説明する。図3(a)において、31は
操作部として、例えば、キーボード本体側に設けられた
基板であり、該基板31上には2つの接点32〜33が設けら
れている。この基板31の上方にはキートップ34が設けら
れており、このキートップ34は図示しないばね等の復帰
機構によって基板31から離隔する方向に付勢されるとと
もにキーボード本体に対して上下方向に摺動自在に設け
られている。
【0033】このキートップ34は、キーボード本体に対
して上下方向に摺動自在に設けられた本体34aと、本体
34aに対して独立して上下動するように設けられ、底面
に上記接点32、33にそれぞれ接触可能な電極35a、36a
を有する2つの略同一長さのブロック35、36と、このブ
ロック35、36を本体34aに支持する弾性部材としてのば
ね部材37、38と、から構成されている。
して上下方向に摺動自在に設けられた本体34aと、本体
34aに対して独立して上下動するように設けられ、底面
に上記接点32、33にそれぞれ接触可能な電極35a、36a
を有する2つの略同一長さのブロック35、36と、このブ
ロック35、36を本体34aに支持する弾性部材としてのば
ね部材37、38と、から構成されている。
【0034】そして、ばね部材37、38の長さを異ならせ
ることによって、図3(a)に示すようにキートップ34
がオペレータによって押圧されない初期状態にあると
き、各ブロック35、36の電極35a、36aの底面が互いに
段差を有してキートップ本体34aから突出するように各
ブロック35、36が本体34aに配設されている。一方、ブ
ロック35、36には係合部としての凸部35b、36bが本体
34側に向かってそれぞれ1つだけ突出して設けられてお
り、キートップ本体34aにはこの凸部35b、36bが係合
する被係合部としての凹部39a、39bが形成されてい
る。この凹部39a、39bの形成位置は、ブロック35、36
の移動量に応じて設定されており、キートップ34がオペ
レータによって押圧され、電極35a、35bが接点32、33
にそれぞれ接触したときに、凸部35b、36bが凹部39
a、39bにそれぞれ係合されるような位置になるようブ
ロック35、36に対して形成されている。
ることによって、図3(a)に示すようにキートップ34
がオペレータによって押圧されない初期状態にあると
き、各ブロック35、36の電極35a、36aの底面が互いに
段差を有してキートップ本体34aから突出するように各
ブロック35、36が本体34aに配設されている。一方、ブ
ロック35、36には係合部としての凸部35b、36bが本体
34側に向かってそれぞれ1つだけ突出して設けられてお
り、キートップ本体34aにはこの凸部35b、36bが係合
する被係合部としての凹部39a、39bが形成されてい
る。この凹部39a、39bの形成位置は、ブロック35、36
の移動量に応じて設定されており、キートップ34がオペ
レータによって押圧され、電極35a、35bが接点32、33
にそれぞれ接触したときに、凸部35b、36bが凹部39
a、39bにそれぞれ係合されるような位置になるようブ
ロック35、36に対して形成されている。
【0035】次に、作用を説明する。オペレータが図3
(a)に示す初期状態からキートップ34を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体34aからの突出量が多い
ブロック35のばね部材37が変形して電極35aが基板31の
接点32に接触して入力を検知する(図3(b)参照)。
このとき、凸部35bが凹部39aに係合されるので、キー
トップ34の押圧力が変動し、この変動によってオペレー
タは1つのブロック35のみによって電極35aおよび32が
接触したことを感知することができる。
(a)に示す初期状態からキートップ34を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体34aからの突出量が多い
ブロック35のばね部材37が変形して電極35aが基板31の
接点32に接触して入力を検知する(図3(b)参照)。
このとき、凸部35bが凹部39aに係合されるので、キー
トップ34の押圧力が変動し、この変動によってオペレー
タは1つのブロック35のみによって電極35aおよび32が
接触したことを感知することができる。
【0036】さらにキートップ34を押圧すると、ブロッ
ク36のばね部材38が変形して電極36aが基板31の接点33
に接触して入力を検知する(図3(c)参照)。このと
き、凸部36bが凹部39bに係合されるので、キートップ
34の押圧力が変動し、この変動によってオペレータは2
つのブロック35、36によって電極35a、36aおよび32、
33が接触したことを感知することができる。
ク36のばね部材38が変形して電極36aが基板31の接点33
に接触して入力を検知する(図3(c)参照)。このと
き、凸部36bが凹部39bに係合されるので、キートップ
34の押圧力が変動し、この変動によってオペレータは2
つのブロック35、36によって電極35a、36aおよび32、
33が接触したことを感知することができる。
【0037】次いで、キートップ34の加圧力を解除する
と、キートップ本体34aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ばね部材37、38の復
元力によって凸部35b、36bが凹部39a、39bから外れ
てブロック35、36が元の状態に復帰する。このように本
実施例では、ブロック35、36に凸部35b、36bを設ける
とともに、キートップ本体34にブロック35、36の移動量
に応じて凸部35b、36bが係合する1つの凹部39a、39
bを設け、キートップ34を押圧してブロック35、36の電
極35a、36aを順次接点32、33に接触させる際にブロッ
ク35、36をキートップ本体34aに係合させているので、
上記第1実施例の効果に加えて、キートップ34aを押圧
して、各ブロック35、36を順次接点に接触させる度にキ
ートップ34の押圧力を変動させることができ、オペレー
タによってどのブロック35、36が接点32、33に接触した
のかを容易に感知することができる。このため、キート
ップ34の移動量を安定させることができ、カーソルの移
動速度を安定して保持することができる。
と、キートップ本体34aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ばね部材37、38の復
元力によって凸部35b、36bが凹部39a、39bから外れ
てブロック35、36が元の状態に復帰する。このように本
実施例では、ブロック35、36に凸部35b、36bを設ける
とともに、キートップ本体34にブロック35、36の移動量
に応じて凸部35b、36bが係合する1つの凹部39a、39
bを設け、キートップ34を押圧してブロック35、36の電
極35a、36aを順次接点32、33に接触させる際にブロッ
ク35、36をキートップ本体34aに係合させているので、
上記第1実施例の効果に加えて、キートップ34aを押圧
して、各ブロック35、36を順次接点に接触させる度にキ
ートップ34の押圧力を変動させることができ、オペレー
タによってどのブロック35、36が接点32、33に接触した
のかを容易に感知することができる。このため、キート
ップ34の移動量を安定させることができ、カーソルの移
動速度を安定して保持することができる。
【0038】なお、本実施例では、ブロック35、36に凸
部35b、36bを設け、キートップ本体34aに凹部39a、
39bを設けているが、これとは逆にブロック35、36に凹
部を設け、キートップ本体34aに凸部を設けても良く、
さらに、凹部の数は1つではなく、2つ以上であっても
良い。図4は本発明に係るキースイッチ構造の第3実施
例を示す図であり、請求項5に対応している。
部35b、36bを設け、キートップ本体34aに凹部39a、
39bを設けているが、これとは逆にブロック35、36に凹
部を設け、キートップ本体34aに凸部を設けても良く、
さらに、凹部の数は1つではなく、2つ以上であっても
良い。図4は本発明に係るキースイッチ構造の第3実施
例を示す図であり、請求項5に対応している。
【0039】まず、構成を説明する。図4(a)におい
て、41は操作部として、例えば、キーボード本体側に設
けられた基板であり、該基板41上には3つの接点42〜44
が設けられている。この基板41の上方にはキートップ45
が設けられており、このキートップ45は図示しないばね
等の復帰機構によって基板41から離隔する方向に付勢さ
れるとともにキーボード本体に対して上下方向に摺動自
在に設けられている。
て、41は操作部として、例えば、キーボード本体側に設
けられた基板であり、該基板41上には3つの接点42〜44
が設けられている。この基板41の上方にはキートップ45
が設けられており、このキートップ45は図示しないばね
等の復帰機構によって基板41から離隔する方向に付勢さ
れるとともにキーボード本体に対して上下方向に摺動自
在に設けられている。
【0040】このキートップ45は、キーボード本体に対
して上下方向に摺動自在に設けられた本体45aと、本体
45aに対して独立して互いに伸縮するように設けられ、
底面に上記接点42〜44にそれぞれ接触可能な電極46a〜
48aを有する3つのブロック46〜48と、から構成されて
いる。ブロック46〜48はゴム等からなる弾性体から構成
されており、キートップ本体45aに図示しない支持部材
によって取付けられており、図4(a)中、左側から右
側に向かうに従って長さが短くなるようにそれぞれ異な
る長さに形成されている。
して上下方向に摺動自在に設けられた本体45aと、本体
45aに対して独立して互いに伸縮するように設けられ、
底面に上記接点42〜44にそれぞれ接触可能な電極46a〜
48aを有する3つのブロック46〜48と、から構成されて
いる。ブロック46〜48はゴム等からなる弾性体から構成
されており、キートップ本体45aに図示しない支持部材
によって取付けられており、図4(a)中、左側から右
側に向かうに従って長さが短くなるようにそれぞれ異な
る長さに形成されている。
【0041】次に、作用を説明する。オペレータが図4
(a)に示す初期状態からキートップ45を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体45aからの突出量が多い
ブロック46の電極46aが最初に基板41の接点42に接触し
て入力を検知する(図4(b)参照)。このとき、ブロ
ック46のみが弾性変形するので、オペレータにはブロッ
ク46からの変形力のみを受ける。
(a)に示す初期状態からキートップ45を下方に向かっ
て押圧すると、キートップ本体45aからの突出量が多い
ブロック46の電極46aが最初に基板41の接点42に接触し
て入力を検知する(図4(b)参照)。このとき、ブロ
ック46のみが弾性変形するので、オペレータにはブロッ
ク46からの変形力のみを受ける。
【0042】さらに、キートップ45を加圧すると、ブロ
ック46が弾性変形しながらキートップ45が下方に移動す
る。そして、ブロック47の電極47aが基板41の接点43に
接触して入力を検知する(図4(c)参照)。このと
き、ブロック46、47が弾性変形するので、オペレータは
ブロック46、47からの変形力を受け、この押圧力の変動
によって2つのブロック46、47の電極46a、47aおよび
42、43が接触したことを感知することができる。
ック46が弾性変形しながらキートップ45が下方に移動す
る。そして、ブロック47の電極47aが基板41の接点43に
接触して入力を検知する(図4(c)参照)。このと
き、ブロック46、47が弾性変形するので、オペレータは
ブロック46、47からの変形力を受け、この押圧力の変動
によって2つのブロック46、47の電極46a、47aおよび
42、43が接触したことを感知することができる。
【0043】さらにキートップ45を押圧すると、ブロッ
ク46、47が弾性変形しながらキートップ45が下方に移動
する。そして、キートップ本体45aからの突出量が一番
少ないブロック48の電極48aが基板41の接点44に接触し
て入力を検知する。このとき、ブロック46〜48が弾性変
形するので、オペレータはブロック46〜48からの変形力
を受け、この押圧力の変動によって3つのブロック46〜
48の電極46a〜48aおよび42〜44が接触したことを感知
することができる。
ク46、47が弾性変形しながらキートップ45が下方に移動
する。そして、キートップ本体45aからの突出量が一番
少ないブロック48の電極48aが基板41の接点44に接触し
て入力を検知する。このとき、ブロック46〜48が弾性変
形するので、オペレータはブロック46〜48からの変形力
を受け、この押圧力の変動によって3つのブロック46〜
48の電極46a〜48aおよび42〜44が接触したことを感知
することができる。
【0044】次いで、キートップ45の加圧力を解除する
と、キートップ本体45aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ブロック46〜48自体
の復元力によってブロック46〜48が元の状態に復帰する
(図4(d)参照)。このように実施例では、キートッ
プ45を、キートップ本体45aと、この本体45aに対して
独立して設けられるとともに底面に電極46a〜48aを有
し、互いに独立して伸縮する長さの異なる複数のブロッ
ク46〜48と、から構成し、キートップ45の押圧時に長い
ブロック46の底面に設けられた電極46aから順次基板41
の接点41〜44に接触させるようにしているため、キート
ップ45を押圧すると、キートップ45の押圧量を容易に検
知することができる。
と、キートップ本体45aが復帰機構によって上方に移動
して元の状態に復帰するとともに、ブロック46〜48自体
の復元力によってブロック46〜48が元の状態に復帰する
(図4(d)参照)。このように実施例では、キートッ
プ45を、キートップ本体45aと、この本体45aに対して
独立して設けられるとともに底面に電極46a〜48aを有
し、互いに独立して伸縮する長さの異なる複数のブロッ
ク46〜48と、から構成し、キートップ45の押圧時に長い
ブロック46の底面に設けられた電極46aから順次基板41
の接点41〜44に接触させるようにしているため、キート
ップ45を押圧すると、キートップ45の押圧量を容易に検
知することができる。
【0045】このため、接点42〜44に接触導通した電極
46a〜48aと操作画面上のカーソルの移動速度に対応を
取ることによってオペレータによるキートップ45の押圧
量を可変させるだけの簡単な動作でカーソルの移動速度
を任意に可変させることができる。また、カーソルの移
動速度の段階に分けてブロック46〜48の数を調整するこ
とでカーソルの移動速度を数段階に亘って調整すること
ができる。この結果、操作性および使用性の高いキース
イッチ構造を得ることができる。
46a〜48aと操作画面上のカーソルの移動速度に対応を
取ることによってオペレータによるキートップ45の押圧
量を可変させるだけの簡単な動作でカーソルの移動速度
を任意に可変させることができる。また、カーソルの移
動速度の段階に分けてブロック46〜48の数を調整するこ
とでカーソルの移動速度を数段階に亘って調整すること
ができる。この結果、操作性および使用性の高いキース
イッチ構造を得ることができる。
【0046】また、各ブロック46〜48を弾性体から構成
しているので、キートップ45の押圧を解除したときに、
ブロック46〜48自身の復元力によってブロック46〜48を
初期状態に復帰させることができ、次の操作に支障をき
たすのを防止することができる。
しているので、キートップ45の押圧を解除したときに、
ブロック46〜48自身の復元力によってブロック46〜48を
初期状態に復帰させることができ、次の操作に支障をき
たすのを防止することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キートッ
プを押圧すると、キートップ本体からの突出量が多いブ
ロックの電極から順次基板の接点に接触させることがで
きるので、キートップの押圧量を容易に検知することが
できる。このため、接点に接触導通した電極と操作画面
上のカーソルの移動速度に対応を取ることによってオペ
レータによるキートップの押圧量を可変させるだけの簡
単な動作でカーソルの移動速度を任意に可変させること
ができる。また、カーソルの移動速度の段階に分けてブ
ロックの数を調整することでカーソルの移動速度を数段
階に亘って調整することができる。この結果、操作性お
よび使用性の高いキースイッチ構造を得ることができ
る。
プを押圧すると、キートップ本体からの突出量が多いブ
ロックの電極から順次基板の接点に接触させることがで
きるので、キートップの押圧量を容易に検知することが
できる。このため、接点に接触導通した電極と操作画面
上のカーソルの移動速度に対応を取ることによってオペ
レータによるキートップの押圧量を可変させるだけの簡
単な動作でカーソルの移動速度を任意に可変させること
ができる。また、カーソルの移動速度の段階に分けてブ
ロックの数を調整することでカーソルの移動速度を数段
階に亘って調整することができる。この結果、操作性お
よび使用性の高いキースイッチ構造を得ることができ
る。
【0048】請求項2記載の発明によれば、各ブロック
を確実に初期状態に復帰させることができ、次の操作に
支障をきたすのを防止することができる。請求項3記載
の発明によれば、キートップを押圧して各ブロックを順
次接点に接触させる度にキートップの押圧力を変動させ
ることができ、オペレータにどのブロックが接点に接触
したのかを容易に感知させることができる。このため、
キートップの移動量を安定させることができ、カーソル
の移動速度を安定して保持させることができる。
を確実に初期状態に復帰させることができ、次の操作に
支障をきたすのを防止することができる。請求項3記載
の発明によれば、キートップを押圧して各ブロックを順
次接点に接触させる度にキートップの押圧力を変動させ
ることができ、オペレータにどのブロックが接点に接触
したのかを容易に感知させることができる。このため、
キートップの移動量を安定させることができ、カーソル
の移動速度を安定して保持させることができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、キートップ
を押圧して各ブロックを順次接点に接触させる際にブロ
ックをキートップ本体に係合させるようにすれば、キー
トップを押圧して、各ブロックが順次接点に接触する度
にキートップの押圧力を変動させることができ、オペレ
ータにどのブロックが接点に接触したのかを容易に感知
させることができる。このため、キートップの移動量を
安定させることができ、カーソルの移動速度を安定して
保持させることができる。
を押圧して各ブロックを順次接点に接触させる際にブロ
ックをキートップ本体に係合させるようにすれば、キー
トップを押圧して、各ブロックが順次接点に接触する度
にキートップの押圧力を変動させることができ、オペレ
ータにどのブロックが接点に接触したのかを容易に感知
させることができる。このため、キートップの移動量を
安定させることができ、カーソルの移動速度を安定して
保持させることができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、キートップ
を押圧すると長いブロックの電極から順次基板の接点に
接触させてキートップの押圧量を容易に検知することが
できるので、接点に接触導通した電極と操作画面上のカ
ーソルの移動速度に対応を取ることによってオペレータ
によるキートップの押圧量を可変させるだけの簡単な動
作でカーソルの移動速度を任意に可変させることができ
る。
を押圧すると長いブロックの電極から順次基板の接点に
接触させてキートップの押圧量を容易に検知することが
できるので、接点に接触導通した電極と操作画面上のカ
ーソルの移動速度に対応を取ることによってオペレータ
によるキートップの押圧量を可変させるだけの簡単な動
作でカーソルの移動速度を任意に可変させることができ
る。
【0051】また、カーソルの移動速度の段階に分けて
ブロックの数を調整することでカーソルの移動速度を数
段階に亘って調整することができる。この結果、操作性
および使用性の高いキースイッチ構造を得ることができ
る。また、各ブロックを弾性体から構成しているので、
キートップの押圧を解除したときに、ブロック自身の復
元力によって初期状態に復帰させることができ、次の操
作に支障をきたすのを防止することができる。
ブロックの数を調整することでカーソルの移動速度を数
段階に亘って調整することができる。この結果、操作性
および使用性の高いキースイッチ構造を得ることができ
る。また、各ブロックを弾性体から構成しているので、
キートップの押圧を解除したときに、ブロック自身の復
元力によって初期状態に復帰させることができ、次の操
作に支障をきたすのを防止することができる。
【図1】本発明に係るキースイッチ構造の基本原理を説
明するその動作図である。
明するその動作図である。
【図2】本発明に係るキースイッチ構造の第1実施例を
示すその動作図である。
示すその動作図である。
【図3】本発明に係るキースイッチ構造の第2実施例を
示すその動作図である。
示すその動作図である。
【図4】本発明に係るキースイッチ構造の第3実施例を
示すその動作図である。
示すその動作図である。
1、11、31、41 基板 2〜4、12〜14、32、33、42〜44 接点 5、15、34、45 キートップ 5a、15a、34a、45a キートップ本体 6〜8、16〜18、35、36、46〜48 ブロック 6a〜8a、16a〜18a、35a、36a、46a〜48a
電極 19〜21、37、38 ばね部材(弾性部材) 35b、36b 凸部(係合部) 39a、39b 凹部(被係合部)
電極 19〜21、37、38 ばね部材(弾性部材) 35b、36b 凸部(係合部) 39a、39b 凹部(被係合部)
Claims (5)
- 【請求項1】基板上に設けられた複数の接点と、該基板
の上方に上下動可能に設けられ、複数の電極を有するキ
ートップと、からなり、前記キートップの電極が前記接
点に接触することにより入力を検知するキースイッチ構
造において、 前記キートップが、キートップ本体と、該本体に対して
独立して上下動するように設けられ、底面に電極を有す
る略同一長さの複数のブロックと、から構成され、キー
トップが押圧されない初期状態にあるとき、該ブロック
の電極側の底面が互いに段差を有してキートップ本体か
ら突出するように各ブロックをキートップ本体に配設す
ることにより、キートップの押圧時に各ブロックの電極
を順次基板の接点に接触させるようにしたことを特徴と
するキースイッチ構造。 - 【請求項2】前記各ブロックが弾性部材を介してキート
ップ本体に支持され、キートップの押圧を解除したとき
に、前記ブロックを弾性部材の復元力によって初期状態
に復帰させることを特徴とする請求項1記載のキースイ
ッチ構造。 - 【請求項3】前記キートップ本体から突出するブロック
を支持する弾性部材の変形力を、キートップ本体からの
突出量が多いブロックを支持するもの程小さく設定した
ことを特徴とする請求項2記載のキースイッチ構造。 - 【請求項4】前記キートップ本体および各ブロックの何
れか一方に係合部を設けるとともに、キートップ本体お
よび各ブロックの何れか他方に各ブロックの移動量に応
じて係合部が係合する少なくとも1つ以上の被係合部を
設けることを特徴とする請求項1または2記載のキース
イッチ構造。 - 【請求項5】基板上に設けられた複数の接点と、該基板
の上方に上下動可能に設けられ、複数の電極を有するキ
ートップと、からなり、前記キートップの電極が前記接
点に接触することにより入力を検知するキースイッチ構
造において、 前記キートップが、キートップ本体と、該本体に対して
独立して設けられるとともに底面に電極を有し、互いに
独立して伸縮する長さの異なる複数の弾性体ブロック
と、から構成され、キートップの押圧時に長いブロック
の底面に設けられた電極から順次基板の接点に接触させ
るようにしたことを特徴とするキースイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062297A JPH08264069A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | キースイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062297A JPH08264069A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | キースイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08264069A true JPH08264069A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13196054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7062297A Pending JPH08264069A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | キースイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08264069A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1496529A1 (de) * | 2003-07-09 | 2005-01-12 | Demag Cranes & Components GmbH | Bedienungsgerät für die Handbetätigung von Hebezeugen |
WO2006109691A1 (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-19 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | 多段検出装置 |
EP1872721A1 (en) * | 2005-04-07 | 2008-01-02 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Image display device |
DE10048965B4 (de) * | 2000-03-28 | 2013-04-18 | Mitsubishi Denki K.K. | Tragbarer Sender für ein Fahrzeugschlüsselsystem |
JP2014060109A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Casio Comput Co Ltd | 押圧操作型二段スイッチ装置 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP7062297A patent/JPH08264069A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10048965B4 (de) * | 2000-03-28 | 2013-04-18 | Mitsubishi Denki K.K. | Tragbarer Sender für ein Fahrzeugschlüsselsystem |
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US6972385B2 (en) | 2003-07-09 | 2005-12-06 | Demag Cranes & Components Gmbh | Operating device for manual actuation of hoisting equipment |
CN100346431C (zh) * | 2003-07-09 | 2007-10-31 | 德马格起重机及部件有限公司 | 用于手工操纵升降机的操纵器 |
WO2006109691A1 (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-19 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | 多段検出装置 |
EP1872721A1 (en) * | 2005-04-07 | 2008-01-02 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Image display device |
JPWO2006109691A1 (ja) * | 2005-04-07 | 2008-11-13 | 株式会社根本杏林堂 | 多段検出装置 |
EP1872721A4 (en) * | 2005-04-07 | 2010-04-28 | Nemoto Kyorindo Co Ltd | IMAGE DISPLAY DEVICE |
JP2014060109A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Casio Comput Co Ltd | 押圧操作型二段スイッチ装置 |
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