JPH08263767A - 微粒子検出センサ - Google Patents
微粒子検出センサInfo
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- JPH08263767A JPH08263767A JP6643895A JP6643895A JPH08263767A JP H08263767 A JPH08263767 A JP H08263767A JP 6643895 A JP6643895 A JP 6643895A JP 6643895 A JP6643895 A JP 6643895A JP H08263767 A JPH08263767 A JP H08263767A
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Landscapes
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、高いS/N比を有し、汚損しに
くく、長寿命、安価且つ高感度の微粒子検出センサを提
供することを目的とする。 【構成】 吸引口1に吸引された空気は吸引側空気室2
で低流速の層流となり、吸引側ノズル3からスリット状
の断面形状の流路を形成しつつ検煙部を流れ、排気側ノ
ズル4に吸引され、排気側空気室5を通って排気口6へ
と排気される。検煙部を流れる煙等の微粒子による発光
素子7aからの光の散乱光が受光素子8aで受光され、
これにより微粒子が検知される。
くく、長寿命、安価且つ高感度の微粒子検出センサを提
供することを目的とする。 【構成】 吸引口1に吸引された空気は吸引側空気室2
で低流速の層流となり、吸引側ノズル3からスリット状
の断面形状の流路を形成しつつ検煙部を流れ、排気側ノ
ズル4に吸引され、排気側空気室5を通って排気口6へ
と排気される。検煙部を流れる煙等の微粒子による発光
素子7aからの光の散乱光が受光素子8aで受光され、
これにより微粒子が検知される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火災時に発生する煙
あるいは空気中に含まれる粉塵等の微粒子を検出する微
粒子検出センサに係り、特に微粒子からの散乱光を検出
することにより微粒子の存在を検出する光電式の微粒子
検出センサに関する。
あるいは空気中に含まれる粉塵等の微粒子を検出する微
粒子検出センサに係り、特に微粒子からの散乱光を検出
することにより微粒子の存在を検出する光電式の微粒子
検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の微粒子検出センサの一例
としての煙感知器にあっては、放電管、レーザーなどの
大光量の光源を用いたり、あるいは光電子増倍管、アバ
ランシェ・フォトダイオードなどの高感度な受光素子を
用いて高い感度を得るように構成していた。また、大光
量の光源と高感度の受光素子とを組み合わせて用いた
り、受光素子あるいはその光学系を検煙部に接近させる
ことにより、さらに高感度の微粒子検出を行っていた。
としての煙感知器にあっては、放電管、レーザーなどの
大光量の光源を用いたり、あるいは光電子増倍管、アバ
ランシェ・フォトダイオードなどの高感度な受光素子を
用いて高い感度を得るように構成していた。また、大光
量の光源と高感度の受光素子とを組み合わせて用いた
り、受光素子あるいはその光学系を検煙部に接近させる
ことにより、さらに高感度の微粒子検出を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放電管
は黒化等による光量低下、半導体レーザーは結晶端面に
おける光吸収等による劣化の問題が未解決であり、同様
に光電子増倍管やアバランシェ・フォトダイオードは高
電圧の電源を必要とするため、電源装置内の昇圧回路に
おける電解コンデンサの劣化の問題があり、装置の長寿
命化が課題であった。また、これらの素子自体が高価で
あるだけでなく、電源回路や冷却装置などの周辺回路が
複雑となるため装置全体が高価となるという問題もあっ
た。さらに、受光量を増大させるために受光素子あるい
はその光学系を検煙部に接近させたセンサにあっては、
煙の流路が狭くなり、十分な煙流入量を確保できなかっ
たり、燃焼生成物である煙に暴露されることによる受光
素子の汚損の問題もある。なお、一般的感度の微粒子検
出センサにおいては、発光ダイオードやフォトダイオー
ドなどの長寿命かつ安価な素子が用いられているが、発
光素子の指向性の鈍さに起因するS/N比の低下、発光
量や受光感度などの制約により、空調装置で希釈された
煙を感知し得るような高い感度を有するセンサを実現す
ることができなかった。
は黒化等による光量低下、半導体レーザーは結晶端面に
おける光吸収等による劣化の問題が未解決であり、同様
に光電子増倍管やアバランシェ・フォトダイオードは高
電圧の電源を必要とするため、電源装置内の昇圧回路に
おける電解コンデンサの劣化の問題があり、装置の長寿
命化が課題であった。また、これらの素子自体が高価で
あるだけでなく、電源回路や冷却装置などの周辺回路が
複雑となるため装置全体が高価となるという問題もあっ
た。さらに、受光量を増大させるために受光素子あるい
はその光学系を検煙部に接近させたセンサにあっては、
煙の流路が狭くなり、十分な煙流入量を確保できなかっ
たり、燃焼生成物である煙に暴露されることによる受光
素子の汚損の問題もある。なお、一般的感度の微粒子検
出センサにおいては、発光ダイオードやフォトダイオー
ドなどの長寿命かつ安価な素子が用いられているが、発
光素子の指向性の鈍さに起因するS/N比の低下、発光
量や受光感度などの制約により、空調装置で希釈された
煙を感知し得るような高い感度を有するセンサを実現す
ることができなかった。
【0004】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、高いS/N比を有し、汚損しにく
く、長寿命、安価、且つ高感度の微粒子検出センサを提
供することを目的とする。
めになされたもので、高いS/N比を有し、汚損しにく
く、長寿命、安価、且つ高感度の微粒子検出センサを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の微粒子
検出センサは、検煙部をはさむように発光素子と受光素
子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に
流入した煙による発光素子からの光の散乱光を受光素子
で受光して煙を検知する散乱光式煙感知器において、検
煙部を臨むように配置されたスリット状の吸引側ノズル
と、吸引側ノズルに対向して検煙部を臨むように配置さ
れたスリット状の排気側ノズルとを備え、吸引側ノズル
から検煙部を通って排気側ノズルへ向かうスリット状断
面形状の煙流路を形成するものである。
検出センサは、検煙部をはさむように発光素子と受光素
子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に
流入した煙による発光素子からの光の散乱光を受光素子
で受光して煙を検知する散乱光式煙感知器において、検
煙部を臨むように配置されたスリット状の吸引側ノズル
と、吸引側ノズルに対向して検煙部を臨むように配置さ
れたスリット状の排気側ノズルとを備え、吸引側ノズル
から検煙部を通って排気側ノズルへ向かうスリット状断
面形状の煙流路を形成するものである。
【0006】請求項2に記載の微粒子検出センサは、請
求項1のセンサにおいて、吸引側ノズル及び排気側ノズ
ルにそれぞれ吸引側空気室及び排気側空気室が接続され
たものである。請求項3に記載の微粒子検出センサは、
請求項1または2のセンサにおいて、発光素子が複数の
LEDからなるものである。
求項1のセンサにおいて、吸引側ノズル及び排気側ノズ
ルにそれぞれ吸引側空気室及び排気側空気室が接続され
たものである。請求項3に記載の微粒子検出センサは、
請求項1または2のセンサにおいて、発光素子が複数の
LEDからなるものである。
【0007】請求項4に記載の微粒子検出センサは、請
求項1ないし3のいずれか一項のセンサにおいて、発光
素子に対向して設置されると共に検煙部を透過した発光
素子からの光が反射して検煙部に戻ることを防ぐための
第1の光トラップ部と、受光素子に対向して設置される
と共に検煙部内で反射した光の受光素子への直接入射を
防ぐための第2の光トラップ部とを備えたものである。
請求項5に記載の微粒子検出センサは、請求項1ないし
4のいずれか一項のセンサにおいて、吸引側ノズルの外
壁面を発光素子から受光素子への光の直接入射を防ぐ第
1の遮光部材として用いるものである。請求項6に記載
の微粒子検出センサは、請求項4または5のセンサにお
いて、排気側ノズルの外壁面を第1の光トラップ部から
漏れた光の第2の光トラップ部への直接入射を防ぐ第2
の遮光部材として用いるものである。請求項7に記載の
微粒子検出センサは、請求項2ないし6のいずれか一項
のセンサにおいて、発光素子からの光が吸引側ノズルの
先端で反射して第2の光トラップ部へ直接入射するのを
防ぐための第3の遮光部材を吸引側ノズルの発光素子側
の外壁面に設けたものである。
求項1ないし3のいずれか一項のセンサにおいて、発光
素子に対向して設置されると共に検煙部を透過した発光
素子からの光が反射して検煙部に戻ることを防ぐための
第1の光トラップ部と、受光素子に対向して設置される
と共に検煙部内で反射した光の受光素子への直接入射を
防ぐための第2の光トラップ部とを備えたものである。
請求項5に記載の微粒子検出センサは、請求項1ないし
4のいずれか一項のセンサにおいて、吸引側ノズルの外
壁面を発光素子から受光素子への光の直接入射を防ぐ第
1の遮光部材として用いるものである。請求項6に記載
の微粒子検出センサは、請求項4または5のセンサにお
いて、排気側ノズルの外壁面を第1の光トラップ部から
漏れた光の第2の光トラップ部への直接入射を防ぐ第2
の遮光部材として用いるものである。請求項7に記載の
微粒子検出センサは、請求項2ないし6のいずれか一項
のセンサにおいて、発光素子からの光が吸引側ノズルの
先端で反射して第2の光トラップ部へ直接入射するのを
防ぐための第3の遮光部材を吸引側ノズルの発光素子側
の外壁面に設けたものである。
【0008】請求項8に記載の微粒子検出センサは、請
求項1ないし7のいずれか一項のセンサにおいて、検煙
部で生じる発光素子からの光の散乱光を反射して受光素
子に受光させる反射鏡を受光素子に対向して設けたもの
である。
求項1ないし7のいずれか一項のセンサにおいて、検煙
部で生じる発光素子からの光の散乱光を反射して受光素
子に受光させる反射鏡を受光素子に対向して設けたもの
である。
【0009】請求項9に記載の微粒子検出センサは、検
煙部をはさむように発光素子と受光素子とを対向位置か
ら所定角度ずらして配置し、検煙部に流入した、火災時
に発生する煙もしくは空気中に含まれる粉塵等の微粒子
を検出する微粒子検出センサにおいて、発光素子と受光
素子との間に、受光素子への発光素子の直接光の入射を
防止する遮光体を設け、この遮光体を吸引した空気の流
路内に配置したものである。
煙部をはさむように発光素子と受光素子とを対向位置か
ら所定角度ずらして配置し、検煙部に流入した、火災時
に発生する煙もしくは空気中に含まれる粉塵等の微粒子
を検出する微粒子検出センサにおいて、発光素子と受光
素子との間に、受光素子への発光素子の直接光の入射を
防止する遮光体を設け、この遮光体を吸引した空気の流
路内に配置したものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る微粒子検出センサにおいては、
スリット状の吸引側ノズルから検煙部を通ってスリット
状の排気側ノズルに向かうスリット状断面形状の煙流路
が形成され、この煙流路の煙による発光素子からの光の
散乱光が受光素子で受光される。監視空間から吸引した
空気をスリット状の吸引側ノズルによって検煙部に導い
ているので、煙等を検知するにあたって適度な流量(多
くも少なくもない)の空気を検煙部内に引き込める。こ
のため、空気を多く吸引する場合に比べて、煙により発
光素子や受光素子の光源系が汚損することがなく、よっ
て検煙部と光源系との距離を短くできる。また、ノズル
径を小さくしてより一層空気を少なく吸引する場合に対
しては、ゴミなどによりノズルがつまることがない。
スリット状の吸引側ノズルから検煙部を通ってスリット
状の排気側ノズルに向かうスリット状断面形状の煙流路
が形成され、この煙流路の煙による発光素子からの光の
散乱光が受光素子で受光される。監視空間から吸引した
空気をスリット状の吸引側ノズルによって検煙部に導い
ているので、煙等を検知するにあたって適度な流量(多
くも少なくもない)の空気を検煙部内に引き込める。こ
のため、空気を多く吸引する場合に比べて、煙により発
光素子や受光素子の光源系が汚損することがなく、よっ
て検煙部と光源系との距離を短くできる。また、ノズル
径を小さくしてより一層空気を少なく吸引する場合に対
しては、ゴミなどによりノズルがつまることがない。
【0011】請求項2に係る微粒子検出センサにおいて
は、流路断面の大きな吸引側空気室によって吸引した空
気中に微粒子があるときに、微粒子は空気室内で拡散さ
れ、均質化されるので、検煙部において確実に検知され
ることになる。また、空気中に侵入した沈降速度の大き
い異物はこの吸引側空気室で沈降付着し検煙部への侵入
が防止される。請求項3に係る微粒子検出センサにおい
ては、複数の発光素子を備え、発光光量を大きくするこ
とで感度を高めることができ、検煙部に吸引される空気
が少ないのをカバーできる。また、複数の発光素子を平
行に配置してスリット状の煙に対してほぼスリット状の
光路を形成したり、またスリット状の煙に対して光が集
光されるように複数の発光素子を配置すれば、より一層
感度が高まる。
は、流路断面の大きな吸引側空気室によって吸引した空
気中に微粒子があるときに、微粒子は空気室内で拡散さ
れ、均質化されるので、検煙部において確実に検知され
ることになる。また、空気中に侵入した沈降速度の大き
い異物はこの吸引側空気室で沈降付着し検煙部への侵入
が防止される。請求項3に係る微粒子検出センサにおい
ては、複数の発光素子を備え、発光光量を大きくするこ
とで感度を高めることができ、検煙部に吸引される空気
が少ないのをカバーできる。また、複数の発光素子を平
行に配置してスリット状の煙に対してほぼスリット状の
光路を形成したり、またスリット状の煙に対して光が集
光されるように複数の発光素子を配置すれば、より一層
感度が高まる。
【0012】請求項4に係る微粒子検出センサにおいて
は第1及び第2の光トラップ部が迷光の受光素子への入
射を防ぎ、請求項5に係る微粒子検出センサにおいては
吸引側ノズルの外壁面が第1の遮光部材として発光素子
から受光素子への光の直接入射を防ぎ、請求項6に係る
微粒子検出センサにおいては排気側ノズルの外壁面が第
2の遮光部材として第1の光トラップ部から漏れた光の
第2の光トラップ部への直接入射を防ぎ、さらに請求項
7に係る微粒子検出センサにおいては吸引側ノズルの発
光素子側の外壁面に設けられた第3の遮光部材が、発光
素子からの光が吸引側ノズルの先端で反射して第2の光
トラップ部へ直接入射するのを防ぎ、それぞれS/N比
の向上が図られる。以上のように光トラップ部を工夫し
ているので、複数のLEDを用いて発光光量を増やして
も、内壁面での反射による迷光などのノイズ成分が増加
することはない。
は第1及び第2の光トラップ部が迷光の受光素子への入
射を防ぎ、請求項5に係る微粒子検出センサにおいては
吸引側ノズルの外壁面が第1の遮光部材として発光素子
から受光素子への光の直接入射を防ぎ、請求項6に係る
微粒子検出センサにおいては排気側ノズルの外壁面が第
2の遮光部材として第1の光トラップ部から漏れた光の
第2の光トラップ部への直接入射を防ぎ、さらに請求項
7に係る微粒子検出センサにおいては吸引側ノズルの発
光素子側の外壁面に設けられた第3の遮光部材が、発光
素子からの光が吸引側ノズルの先端で反射して第2の光
トラップ部へ直接入射するのを防ぎ、それぞれS/N比
の向上が図られる。以上のように光トラップ部を工夫し
ているので、複数のLEDを用いて発光光量を増やして
も、内壁面での反射による迷光などのノイズ成分が増加
することはない。
【0013】請求項8に係る微粒子検出センサにおいて
は、請求項1ないし6のいずれか一項のセンサにおい
て、受光素子に対向して設けられた反射鏡が検煙部で生
じる散乱光を反射して受光素子に受光させる。これによ
り、煙感知器の感度が向上する。
は、請求項1ないし6のいずれか一項のセンサにおい
て、受光素子に対向して設けられた反射鏡が検煙部で生
じる散乱光を反射して受光素子に受光させる。これによ
り、煙感知器の感度が向上する。
【0014】請求項9に係る微粒子検出センサにおいて
は、受光素子への発光素子の直接光の入射を防止する遮
光体が空気の流路内に配置される。従来の微粒子センサ
においては遮光体の先端に露などの水分がつくとその水
に発光素子からの光があたって受光素子に直接光が入射
することがあったが、この請求項9に係るセンサでは遮
光体が空気の流路内に設けられるので、空気流によって
遮光体に水分が付着されるのを防止できる。遮光体は、
吸引側ノズルあるいは排気側ノズルで兼用させることが
できる。このようにすれば、構造が簡単になる。
は、受光素子への発光素子の直接光の入射を防止する遮
光体が空気の流路内に配置される。従来の微粒子センサ
においては遮光体の先端に露などの水分がつくとその水
に発光素子からの光があたって受光素子に直接光が入射
することがあったが、この請求項9に係るセンサでは遮
光体が空気の流路内に設けられるので、空気流によって
遮光体に水分が付着されるのを防止できる。遮光体は、
吸引側ノズルあるいは排気側ノズルで兼用させることが
できる。このようにすれば、構造が簡単になる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る微粒子検出
センサを示す平面断面図である。吸引口1に吸引側空気
室2が接続され、吸引側空気室2に吸引側ノズル3が接
続されている。この吸引側ノズル3に対向して排気側ノ
ズル4が配置され、排気側ノズル4に排気側空気室5を
介して排気口6が接続されている。吸引側ノズル3及び
排気側ノズル4はそれぞれ紙面に垂直な方向に延伸した
スリット状の同一形状のノズル孔を有しており、これら
吸引側ノズル3と排気側ノズル4との間の空間は、空気
中に含まれる煙に後述の発光部7からの光が照射されて
散乱光を発する検煙部を形成している。
て説明する。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る微粒子検出
センサを示す平面断面図である。吸引口1に吸引側空気
室2が接続され、吸引側空気室2に吸引側ノズル3が接
続されている。この吸引側ノズル3に対向して排気側ノ
ズル4が配置され、排気側ノズル4に排気側空気室5を
介して排気口6が接続されている。吸引側ノズル3及び
排気側ノズル4はそれぞれ紙面に垂直な方向に延伸した
スリット状の同一形状のノズル孔を有しており、これら
吸引側ノズル3と排気側ノズル4との間の空間は、空気
中に含まれる煙に後述の発光部7からの光が照射されて
散乱光を発する検煙部を形成している。
【0016】検煙部を臨むように発光部7が配置される
一方、検煙部をはさんだ発光部7の対向位置から所定角
度ずらして受光部8が配置されている。また、このセン
サは、発光部7に対向して配置された第1の光トラップ
部9と、受光部8に対向して配置された第2の光トラッ
プ部10を備えている。
一方、検煙部をはさんだ発光部7の対向位置から所定角
度ずらして受光部8が配置されている。また、このセン
サは、発光部7に対向して配置された第1の光トラップ
部9と、受光部8に対向して配置された第2の光トラッ
プ部10を備えている。
【0017】監視空間に開口する図示しないエアサンプ
リング管を吸引口1に接続すると共に図示しない吸引フ
ァンを排気口6に接続して吸引ファンを駆動させると、
監視空間内の空気がエアサンプリング管を介して負圧に
よって吸引され、吸引口1、吸引側空気室2、吸引側ノ
ズル3を経て検煙部に導入され、さらに排気側ノズル
4、排気側空気室5、排気口6を経て排出される。この
とき、発光部7の発光素子7aから放射された光L1の
一部は導入された空気中に含まれる煙粒子によって散乱
し、その散乱光L2が受光部8の受光素子8aに入射す
る。発光素子7aから放射された光L1の大部分は、検
煙部を透過して直進するが、その透過光L3は第1の光
トラップ部9の壁面において反射を繰り返しながら減衰
し、第1の光トラップ部9から検煙部の方向に戻ってく
る一部の光L4は排気側ノズル4の壁面にて反射し、再
び第1の光トラップ部9に導入される迷路構造となって
いる。さらに、この迷路構造から検煙部に漏れた光は、
第2の光トラップ部10の壁面において反射を繰り返し
ながら減衰し、受光部8に入射しない構造となってい
る。
リング管を吸引口1に接続すると共に図示しない吸引フ
ァンを排気口6に接続して吸引ファンを駆動させると、
監視空間内の空気がエアサンプリング管を介して負圧に
よって吸引され、吸引口1、吸引側空気室2、吸引側ノ
ズル3を経て検煙部に導入され、さらに排気側ノズル
4、排気側空気室5、排気口6を経て排出される。この
とき、発光部7の発光素子7aから放射された光L1の
一部は導入された空気中に含まれる煙粒子によって散乱
し、その散乱光L2が受光部8の受光素子8aに入射す
る。発光素子7aから放射された光L1の大部分は、検
煙部を透過して直進するが、その透過光L3は第1の光
トラップ部9の壁面において反射を繰り返しながら減衰
し、第1の光トラップ部9から検煙部の方向に戻ってく
る一部の光L4は排気側ノズル4の壁面にて反射し、再
び第1の光トラップ部9に導入される迷路構造となって
いる。さらに、この迷路構造から検煙部に漏れた光は、
第2の光トラップ部10の壁面において反射を繰り返し
ながら減衰し、受光部8に入射しない構造となってい
る。
【0018】ここで、吸引側ノズル3は発光部7と受光
部8との間に割り込むように位置し、吸引側ノズル3の
外壁面が第1の遮光部材として発光素子7aから受光素
子8aへの光の直接入射を防いでいる。また、排気側ノ
ズル4の外壁面は第2の遮光部材として第1の光トラッ
プ部9から漏れた光L4の第2の光トラップ部10への
直接入射を防いでいる。さらに、吸引側ノズル3の発光
素子7a側の外壁面には第3の遮光部材3aが突出して
設けられ、発光素子7aからの光が吸引側ノズル3の先
端部で反射して第2の光トラップ部10へ直接入射する
ことを防いでいる。このように吸引側ノズル3及び排気
側ノズル4がそれぞれ受光部8への発光部7からの直接
光の入射を防止する遮光体となっているので、空気流に
よって、これら吸引側ノズル3及び排気側ノズル4の先
端部に露等の水分が付着するのが防止され、水分による
反射光等が受光部8に入射するのが回避される。
部8との間に割り込むように位置し、吸引側ノズル3の
外壁面が第1の遮光部材として発光素子7aから受光素
子8aへの光の直接入射を防いでいる。また、排気側ノ
ズル4の外壁面は第2の遮光部材として第1の光トラッ
プ部9から漏れた光L4の第2の光トラップ部10への
直接入射を防いでいる。さらに、吸引側ノズル3の発光
素子7a側の外壁面には第3の遮光部材3aが突出して
設けられ、発光素子7aからの光が吸引側ノズル3の先
端部で反射して第2の光トラップ部10へ直接入射する
ことを防いでいる。このように吸引側ノズル3及び排気
側ノズル4がそれぞれ受光部8への発光部7からの直接
光の入射を防止する遮光体となっているので、空気流に
よって、これら吸引側ノズル3及び排気側ノズル4の先
端部に露等の水分が付着するのが防止され、水分による
反射光等が受光部8に入射するのが回避される。
【0019】次に、図2及び図3を参照してこの実施例
の微粒子検出センサにおける空気の流れを説明する。排
気口6に接続された吸引ファンによって生じた負圧によ
り、監視空間内の空気はエアサンプリング管に吸引され
吸引口1に導入される。その後、流路断面の大きな吸引
側空気室2に入った空気は低い流速の層流となり、空気
中に煙があれば拡散によって煙は均質となる。空気中に
侵入した沈降速度の大きい異物はこの吸引側空気室2で
沈降付着し検煙部への侵入が防止される。次に、空気は
流路断面が細長い吸引側ノズル3に導かれて流速が増
し、スリット状の断面形状となって吸引側ノズル3のノ
ズル孔から検煙部に至る。ここで、気流の断面形状をス
リット状としているのは、発光部7及び受光部8が煙粒
子により汚損されることを防ぐ目的で煙(空気)流路の
幅を狭めて発光部7及び受光部8から煙流路をわずかに
離すと共に、流路断面積が減少することによって圧力損
失が生ずるのを防ぐ目的で煙流路の高さを大きくするた
めで、また、流量が減るのを防止し、ゴミがノズルにつ
まるのを防止するためでもある。スリット状断面形状の
空気は、吸引側ノズル3と同一形状のノズル孔を有する
排気側ノズル4によって吸引されるため、袋小路である
発光部7、受光部8、第1及び第2の光トラップ部9及
び10に達せず、これらを汚損することはない。排気側
空気室5は、排気口6の後段に設けられた吸引ファンに
より吸引排気される空気によって負圧となり、排気側ノ
ズル4から均一に排気する目的で設けられている。
の微粒子検出センサにおける空気の流れを説明する。排
気口6に接続された吸引ファンによって生じた負圧によ
り、監視空間内の空気はエアサンプリング管に吸引され
吸引口1に導入される。その後、流路断面の大きな吸引
側空気室2に入った空気は低い流速の層流となり、空気
中に煙があれば拡散によって煙は均質となる。空気中に
侵入した沈降速度の大きい異物はこの吸引側空気室2で
沈降付着し検煙部への侵入が防止される。次に、空気は
流路断面が細長い吸引側ノズル3に導かれて流速が増
し、スリット状の断面形状となって吸引側ノズル3のノ
ズル孔から検煙部に至る。ここで、気流の断面形状をス
リット状としているのは、発光部7及び受光部8が煙粒
子により汚損されることを防ぐ目的で煙(空気)流路の
幅を狭めて発光部7及び受光部8から煙流路をわずかに
離すと共に、流路断面積が減少することによって圧力損
失が生ずるのを防ぐ目的で煙流路の高さを大きくするた
めで、また、流量が減るのを防止し、ゴミがノズルにつ
まるのを防止するためでもある。スリット状断面形状の
空気は、吸引側ノズル3と同一形状のノズル孔を有する
排気側ノズル4によって吸引されるため、袋小路である
発光部7、受光部8、第1及び第2の光トラップ部9及
び10に達せず、これらを汚損することはない。排気側
空気室5は、排気口6の後段に設けられた吸引ファンに
より吸引排気される空気によって負圧となり、排気側ノ
ズル4から均一に排気する目的で設けられている。
【0020】図4を参照して吸引側ノズル3の外壁面か
らなる第1の遮光部材及び外壁面に設けられた第3の遮
光部材3aの作用について説明する。発光部7から射出
される光L1は、主ビームL1aと漏れ光L1bとを含
むだけでなく、発光部7の先端部のスリットのエッジ7
bで反射して受光部8の先端部のスリットのエッジ8b
に向かうノイズ光L1cを含んでいる。そこで、図4に
示されるように、吸引側ノズル3の先端部3bを、この
ノイズ光L1cと主ビームL1aとの間に位置させるこ
とにより、ノイズ光L1cを遮光または減衰することが
できる。さらに、吸引側ノズル3の先端部3bのエッジ
から受光部8の先端部のスリットのエッジ8bに向かっ
て漏れようとする光は、吸引側ノズル3の他方の先端部
3cによって遮光または減衰され、受光部8に入射しな
い構造としている。
らなる第1の遮光部材及び外壁面に設けられた第3の遮
光部材3aの作用について説明する。発光部7から射出
される光L1は、主ビームL1aと漏れ光L1bとを含
むだけでなく、発光部7の先端部のスリットのエッジ7
bで反射して受光部8の先端部のスリットのエッジ8b
に向かうノイズ光L1cを含んでいる。そこで、図4に
示されるように、吸引側ノズル3の先端部3bを、この
ノイズ光L1cと主ビームL1aとの間に位置させるこ
とにより、ノイズ光L1cを遮光または減衰することが
できる。さらに、吸引側ノズル3の先端部3bのエッジ
から受光部8の先端部のスリットのエッジ8bに向かっ
て漏れようとする光は、吸引側ノズル3の他方の先端部
3cによって遮光または減衰され、受光部8に入射しな
い構造としている。
【0021】また、発光部7から射出される漏れ光L1
bが吸引側ノズル3の先端部3bで反射すると、その反
射光が受光部8の視野内を通って第2の光トラップ部1
0に入射することがある。そこで、図4に示されるよう
に、吸引側ノズル3の発光部7側の外壁面に、発光部7
から射出される光L1の中心軸に対して直角よりもやや
発光部7側に傾いた第3の遮光部材3aを設け、この第
3の遮光部材3aの先端部を発光部7からの主ビームL
1aと接するように構成することにより、発光部7から
射出される漏れ光L1bが吸引側ノズル3の先端部3a
で反射して第2の光トラップ部10へ向かうことを防ぐ
ことができる。
bが吸引側ノズル3の先端部3bで反射すると、その反
射光が受光部8の視野内を通って第2の光トラップ部1
0に入射することがある。そこで、図4に示されるよう
に、吸引側ノズル3の発光部7側の外壁面に、発光部7
から射出される光L1の中心軸に対して直角よりもやや
発光部7側に傾いた第3の遮光部材3aを設け、この第
3の遮光部材3aの先端部を発光部7からの主ビームL
1aと接するように構成することにより、発光部7から
射出される漏れ光L1bが吸引側ノズル3の先端部3a
で反射して第2の光トラップ部10へ向かうことを防ぐ
ことができる。
【0022】実施例2.実施例1において、発光部7の
代わりに図5に示されるように、複数の発光素子17a
を検煙部の中心から等距離の円周上に配置し、検煙部中
心に集光するようにした発光部17を用いることもでき
る。個々の発光素子17aから放射された光束は検煙部
中心(すなわち空気の流路と重なる)において交差して
重畳され、この部分の入射光量が増大される。各発光素
子17aとしては、集光レンズによって鈍い指向性を有
するLEDが用いられている。この種のLEDは、点光
源でないことやレンズに収差があることなどにより、必
要とされるLED正面への放射だけでなく、不必要であ
りノイズ源となる光を周辺に放射する。そこで、個々の
LEDの直前にピンホール17bを設け、さらに複数の
スリット17cを介して不要放射を遮蔽している。
代わりに図5に示されるように、複数の発光素子17a
を検煙部の中心から等距離の円周上に配置し、検煙部中
心に集光するようにした発光部17を用いることもでき
る。個々の発光素子17aから放射された光束は検煙部
中心(すなわち空気の流路と重なる)において交差して
重畳され、この部分の入射光量が増大される。各発光素
子17aとしては、集光レンズによって鈍い指向性を有
するLEDが用いられている。この種のLEDは、点光
源でないことやレンズに収差があることなどにより、必
要とされるLED正面への放射だけでなく、不必要であ
りノイズ源となる光を周辺に放射する。そこで、個々の
LEDの直前にピンホール17bを設け、さらに複数の
スリット17cを介して不要放射を遮蔽している。
【0023】さらに、図5に示した発光部において、集
光レンズを備えたLEDからなる発光素子17aの代わ
りに、図6に示されるように、集光レンズを有さず前方
から側方にかけての広い範囲に指向性を有するLEDか
らなる発光素子27aを用いることもできる。LEDの
後方に反射鏡27bを配置し、LEDを反射鏡27bの
焦点位置に反射鏡27bと対向させて配置する。図7に
示されるように、発光素子27aに対して十分大きな反
射鏡27bを用いれば平行光に近い光ビームを得ること
ができ、図5の受光部17で用いたようなピンホール1
7b及びスリット17cを削除することが可能となる。
光レンズを備えたLEDからなる発光素子17aの代わ
りに、図6に示されるように、集光レンズを有さず前方
から側方にかけての広い範囲に指向性を有するLEDか
らなる発光素子27aを用いることもできる。LEDの
後方に反射鏡27bを配置し、LEDを反射鏡27bの
焦点位置に反射鏡27bと対向させて配置する。図7に
示されるように、発光素子27aに対して十分大きな反
射鏡27bを用いれば平行光に近い光ビームを得ること
ができ、図5の受光部17で用いたようなピンホール1
7b及びスリット17cを削除することが可能となる。
【0024】実施例3.図8に示されるように、複数の
発光素子37aを直線的に配置した発光部37を用い、
吸引側ノズル3及び排気側ノズル4により形成されるス
リット状の煙流路との交点、すなわち直線状の検煙部に
対して、スリット状の光を照射するように構成してもよ
い。個々の発光素子37aから放射された光は直線状の
検煙部において分布的に散乱し、散乱光は受光部8に入
射する際に重畳され、受光量が増大する。各発光素子3
7aとしては、集光レンズによって鈍い指向性を有する
LEDが用いられている。実施例2で述べたように、こ
の種のLEDは、点光源でないことやレンズに収差があ
ることなどにより、必要とされるLED正面への放射だ
けでなく、不必要でありノイズ源となる光を周辺に放射
するので、個々のLEDの直前にピンホール37bを設
け、さらに複数のスリット37cを介して不要放射を遮
蔽している。
発光素子37aを直線的に配置した発光部37を用い、
吸引側ノズル3及び排気側ノズル4により形成されるス
リット状の煙流路との交点、すなわち直線状の検煙部に
対して、スリット状の光を照射するように構成してもよ
い。個々の発光素子37aから放射された光は直線状の
検煙部において分布的に散乱し、散乱光は受光部8に入
射する際に重畳され、受光量が増大する。各発光素子3
7aとしては、集光レンズによって鈍い指向性を有する
LEDが用いられている。実施例2で述べたように、こ
の種のLEDは、点光源でないことやレンズに収差があ
ることなどにより、必要とされるLED正面への放射だ
けでなく、不必要でありノイズ源となる光を周辺に放射
するので、個々のLEDの直前にピンホール37bを設
け、さらに複数のスリット37cを介して不要放射を遮
蔽している。
【0025】さらに、図8に示した発光部において、集
光レンズを備えたLEDからなる発光素子37aの代わ
りに、図9に示されるように、集光レンズを有さず前方
から側方にかけての広い範囲に指向性を有するLEDか
らなる発光素子47aを用いることもできる。LEDの
後方に反射鏡47bを配置し、LEDを反射鏡47bの
焦点位置に反射鏡47bと対向させて配置する。図7に
示した発光素子27a及び反射鏡27bと同様に、発光
素子47aに対して十分大きな反射鏡47bを用いれば
平行光に近い光ビームを得ることができ、図8の発光部
37で用いたようなピンホール37b及びスリット37
cを削除することが可能となる。
光レンズを備えたLEDからなる発光素子37aの代わ
りに、図9に示されるように、集光レンズを有さず前方
から側方にかけての広い範囲に指向性を有するLEDか
らなる発光素子47aを用いることもできる。LEDの
後方に反射鏡47bを配置し、LEDを反射鏡47bの
焦点位置に反射鏡47bと対向させて配置する。図7に
示した発光素子27a及び反射鏡27bと同様に、発光
素子47aに対して十分大きな反射鏡47bを用いれば
平行光に近い光ビームを得ることができ、図8の発光部
37で用いたようなピンホール37b及びスリット37
cを削除することが可能となる。
【0026】実施例4.検煙部内の散乱領域の形状に対
応した視野を有する受光部を使用することが好ましい。
図10に示される受光部18は、スポット状の視野を有
し、図5あるいは図6に示した実施例2の発光部に対応
して使用されるものである。スポット状の散乱領域E1
から発した散乱光はスリット18bを通過してレンズ1
8cに入射する。この際、散乱領域E1以外から生ずる
ノイズ光はスリット18bによって遮蔽または減衰され
る。レンズ18cに入射した光は集光され、絞り18d
を介してレンズ18cの焦点付近に配置された受光素子
18aに入射する。レンズ18cに侵入したノイズ光は
絞り18dによって遮蔽または減衰され、必要な散乱光
のみが受光素子18aに入射する。
応した視野を有する受光部を使用することが好ましい。
図10に示される受光部18は、スポット状の視野を有
し、図5あるいは図6に示した実施例2の発光部に対応
して使用されるものである。スポット状の散乱領域E1
から発した散乱光はスリット18bを通過してレンズ1
8cに入射する。この際、散乱領域E1以外から生ずる
ノイズ光はスリット18bによって遮蔽または減衰され
る。レンズ18cに入射した光は集光され、絞り18d
を介してレンズ18cの焦点付近に配置された受光素子
18aに入射する。レンズ18cに侵入したノイズ光は
絞り18dによって遮蔽または減衰され、必要な散乱光
のみが受光素子18aに入射する。
【0027】また、図11に示される受光部28は、ラ
イン状の視野を有し、図8あるいは図9に示した実施例
3の発光部に対応して使用されるものである。レンズ2
8cにはシリンドリカルレンズまたはロッドレンズなど
1方向のみを集光するものを用い、ライン状の散乱領域
E2から発した散乱光を集光する。受光素子28aはレ
ンズ28cの焦点の前方に配置して、ライン状の散乱領
域E2に対応する拡がった視野を得る。散乱領域E2以
外から生ずるノイズ光はスリット28bによって遮蔽ま
たは減衰され、さらにレンズ28cに侵入したノイズ光
は、レンズ28cによって屈折して受光素子の受光領域
外に追い出され、必要な散乱光のみが受光される。
イン状の視野を有し、図8あるいは図9に示した実施例
3の発光部に対応して使用されるものである。レンズ2
8cにはシリンドリカルレンズまたはロッドレンズなど
1方向のみを集光するものを用い、ライン状の散乱領域
E2から発した散乱光を集光する。受光素子28aはレ
ンズ28cの焦点の前方に配置して、ライン状の散乱領
域E2に対応する拡がった視野を得る。散乱領域E2以
外から生ずるノイズ光はスリット28bによって遮蔽ま
たは減衰され、さらにレンズ28cに侵入したノイズ光
は、レンズ28cによって屈折して受光素子の受光領域
外に追い出され、必要な散乱光のみが受光される。
【0028】実施例5.図12に実施例5に係る微粒子
検出センサを示す。このセンサは、図1に示した実施例
1のセンサにおいて、受光部8に対向して反射鏡20を
設置したものである。このように構成すれば、検煙部で
発生した散乱光のうち、受光部8に向かう散乱光のみで
なく、受光部8とは反対方向の反射鏡20に向かう散乱
光も反射鏡20で反射されて受光部8の受光素子8aで
受光される。このため、受光量が増加し、煙感知の感度
が向上する。なお、反射鏡20としては、Ag、Al等
の反射率の高い材質から形成された楕円ミラーを用いる
ことができる。
検出センサを示す。このセンサは、図1に示した実施例
1のセンサにおいて、受光部8に対向して反射鏡20を
設置したものである。このように構成すれば、検煙部で
発生した散乱光のうち、受光部8に向かう散乱光のみで
なく、受光部8とは反対方向の反射鏡20に向かう散乱
光も反射鏡20で反射されて受光部8の受光素子8aで
受光される。このため、受光量が増加し、煙感知の感度
が向上する。なお、反射鏡20としては、Ag、Al等
の反射率の高い材質から形成された楕円ミラーを用いる
ことができる。
【0029】上記の各実施例では、エアサンプリング管
を介して監視空間内から吸引した空気を導入して煙の検
知を行うエアサンプリング式のセンサに本発明を適用し
た例について述べたが、熱気流や対流によって煙が自然
流入するスポット型のセンサにおいても同様に本発明を
適用することができる。また、上記の各実施例では、火
災時に発生する煙の検出に本発明を適用した例について
述べたが、空気中に含まれる粉塵等の微粒子を検出する
センサにおいても同等に本発明を適用することができ
る。
を介して監視空間内から吸引した空気を導入して煙の検
知を行うエアサンプリング式のセンサに本発明を適用し
た例について述べたが、熱気流や対流によって煙が自然
流入するスポット型のセンサにおいても同様に本発明を
適用することができる。また、上記の各実施例では、火
災時に発生する煙の検出に本発明を適用した例について
述べたが、空気中に含まれる粉塵等の微粒子を検出する
センサにおいても同等に本発明を適用することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る微
粒子検出センサは、検煙部をはさむように発光素子と受
光素子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙
部に流入した煙による発光素子からの光の散乱光を受光
素子で受光して煙を検知する散乱光式煙感知器におい
て、検煙部を臨むように配置されたスリット状の吸引側
ノズルと、吸引側ノズルに対向して検煙部を臨むように
配置されたスリット状の排気側ノズルとを備え、吸引側
ノズルから検煙部を通って排気側ノズルへ向かうスリッ
ト状断面形状の煙流路を形成するので、高いS/N比を
有し、汚損しにくく、長寿命、安価、且つ高感度の微粒
子検出センサが得られる。
粒子検出センサは、検煙部をはさむように発光素子と受
光素子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙
部に流入した煙による発光素子からの光の散乱光を受光
素子で受光して煙を検知する散乱光式煙感知器におい
て、検煙部を臨むように配置されたスリット状の吸引側
ノズルと、吸引側ノズルに対向して検煙部を臨むように
配置されたスリット状の排気側ノズルとを備え、吸引側
ノズルから検煙部を通って排気側ノズルへ向かうスリッ
ト状断面形状の煙流路を形成するので、高いS/N比を
有し、汚損しにくく、長寿命、安価、且つ高感度の微粒
子検出センサが得られる。
【0031】吸引側ノズル及び排気側ノズルにそれぞれ
吸引側空気室及び排気側空気室を接続すれば、吸引側空
気室内で微粒子が拡散され、均質化されるので、検煙部
で確実に微粒子の検出を行うことができる。また、発光
素子を複数のLEDから構成すれば、微粒子検出の感度
が向上する。
吸引側空気室及び排気側空気室を接続すれば、吸引側空
気室内で微粒子が拡散され、均質化されるので、検煙部
で確実に微粒子の検出を行うことができる。また、発光
素子を複数のLEDから構成すれば、微粒子検出の感度
が向上する。
【0032】発光素子に対向して設置されると共に検煙
部を透過した発光素子からの光が反射して検煙部に戻る
ことを防ぐための第1の光トラップ部と、受光素子に対
向して設置されると共に検煙部内で反射した光の受光素
子への直接入射を防ぐための第2の光トラップ部とを備
えれば、迷光の受光素子への入射を防止してS/N比を
向上させることができる。また、吸引側ノズルの外壁面
を発光素子から受光素子への光の直接入射を防ぐ第1の
遮光部材として兼用する、排気側ノズルの外壁面を第1
の光トラップ部から漏れた光の第2の光トラップ部への
直接入射を防ぐ第2の遮光部材として兼用する、あるい
は発光素子からの光が吸引側ノズルの先端で反射して第
2の光トラップ部へ直接入射するのを防ぐための第3の
遮光部材を吸引側ノズルの発光素子側の外壁面に設けれ
ば、高S/N比を得ることができる。
部を透過した発光素子からの光が反射して検煙部に戻る
ことを防ぐための第1の光トラップ部と、受光素子に対
向して設置されると共に検煙部内で反射した光の受光素
子への直接入射を防ぐための第2の光トラップ部とを備
えれば、迷光の受光素子への入射を防止してS/N比を
向上させることができる。また、吸引側ノズルの外壁面
を発光素子から受光素子への光の直接入射を防ぐ第1の
遮光部材として兼用する、排気側ノズルの外壁面を第1
の光トラップ部から漏れた光の第2の光トラップ部への
直接入射を防ぐ第2の遮光部材として兼用する、あるい
は発光素子からの光が吸引側ノズルの先端で反射して第
2の光トラップ部へ直接入射するのを防ぐための第3の
遮光部材を吸引側ノズルの発光素子側の外壁面に設けれ
ば、高S/N比を得ることができる。
【0033】検煙部で生じる発光素子からの光の散乱光
を反射して受光素子に受光させる反射鏡を受光素子に対
向して設けることによっても、センサの感度向上を図る
ことができる。
を反射して受光素子に受光させる反射鏡を受光素子に対
向して設けることによっても、センサの感度向上を図る
ことができる。
【0034】また、この発明に係る微粒子検出センサ
は、検煙部をはさむように発光素子と受光素子とを対向
位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に流入した、
火災時に発生する煙もしくは空気中に含まれる粉塵等の
微粒子を検出する微粒子検出センサにおいて、発光素子
と受光素子との間に、受光素子への発光素子の直接光の
入射を防止する遮光体を設け、この遮光体を吸引した空
気の流路内に配置するので、遮光体の先端に露などの水
分が付着することが防止され、これにより発光素子から
の光が水分にあたって受光素子に入射されることが防止
される。
は、検煙部をはさむように発光素子と受光素子とを対向
位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に流入した、
火災時に発生する煙もしくは空気中に含まれる粉塵等の
微粒子を検出する微粒子検出センサにおいて、発光素子
と受光素子との間に、受光素子への発光素子の直接光の
入射を防止する遮光体を設け、この遮光体を吸引した空
気の流路内に配置するので、遮光体の先端に露などの水
分が付着することが防止され、これにより発光素子から
の光が水分にあたって受光素子に入射されることが防止
される。
【図1】この発明の実施例1に係る微粒子検出センサを
示す平面断面図である。
示す平面断面図である。
【図2】実施例1のセンサ内の空気の流れを示す平面断
面図である。
面図である。
【図3】実施例1のセンサ内の空気の流れを示す正面断
面図である。
面図である。
【図4】実施例1における第1及び第3の遮光部材の作
用を示す平面図である。
用を示す平面図である。
【図5】実施例2の微粒子検出センサにおける発光部を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図6】実施例2の変形例における発光部を示す側面断
面図である。
面図である。
【図7】図6の要部を示す拡大断面図である。
【図8】実施例3の微粒子検出センサにおける発光部を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図9】実施例3の変形例における発光部を示す側面断
面図である。
面図である。
【図10】実施例4の微粒子検出センサにおける受光部
を示す側面断面図である。
を示す側面断面図である。
【図11】実施例4の変形例における受光部を示す側面
断面図である。
断面図である。
【図12】実施例5に係る微粒子検出センサを示す平面
断面図である。
断面図である。
1 吸引口 2 吸引側空気室 3 吸引側ノズル 3a 第3の遮光部材 4 排気側ノズル 5 排気側空気室 6 排気口 7,17,37 発光部 7a,17a,27a,37a,47a 発光素子 8,18,28 受光部 8a,18a,28a 受光素子 9 第1の光トラップ部 10 第2の光トラップ部 20 反射鏡
Claims (9)
- 【請求項1】 検煙部をはさむように発光素子と受光素
子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に
流入した、火災時に発生する煙もしくは空気中に含まれ
る粉塵等の微粒子を検出する微粒子検出センサにおい
て、 検煙部を臨むように配置されたスリット状の吸引側ノズ
ルと、 前記吸引側ノズルに対向して検煙部を臨むように配置さ
れたスリット状の排気側ノズルとを備え、 前記吸引側ノズルから検煙部を通って前記排気側ノズル
へ向かうスリット状断面形状の煙流路を形成することを
特徴とする微粒子検出センサ。 - 【請求項2】 前記吸引側ノズル及び排気側ノズルにそ
れぞれ吸引側空気室及び排気側空気室が接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の微粒子検出センサ。 - 【請求項3】 前記発光素子は複数のLEDからなるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の微粒子検出セ
ンサ。 - 【請求項4】 前記発光素子に対向して設置されると共
に検煙部を透過した前記発光素子からの光が反射して検
煙部に戻ることを防ぐための第1の光トラップ部と、前
記受光素子に対向して設置されると共に検煙部内で反射
した光の前記受光素子への直接入射を防ぐための第2の
光トラップ部とを備えたことを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか一項に記載の微粒子検出センサ。 - 【請求項5】 前記吸引側ノズルの外壁面を前記発光素
子から前記受光素子への光の直接入射を防ぐ第1の遮光
部材として用いることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれか一項に記載の微粒子検出センサ。 - 【請求項6】 前記排気側ノズルの外壁面を前記第1の
光トラップ部から漏れた光の前記第2の光トラップ部へ
の直接入射を防ぐ第2の遮光部材として用いることを特
徴とする請求項4または5に記載の微粒子検出センサ。 - 【請求項7】 前記発光素子からの光が前記吸引側ノズ
ルの先端で反射して前記第2の光トラップ部へ直接入射
するのを防ぐための第3の遮光部材を前記吸引側ノズル
の前記発光素子側の外壁面に設けたことを特徴とする請
求項4ないし6のいずれか一項に記載の微粒子検出セン
サ。 - 【請求項8】 検煙部で生じる前記発光素子からの光の
散乱光を反射して前記受光素子に受光させる反射鏡を前
記受光素子に対向して設けたことを特徴とする請求項1
ないし7のいずれか一項に記載の微粒子検出センサ。 - 【請求項9】 検煙部をはさむように発光素子と受光素
子とを対向位置から所定角度ずらして配置し、検煙部に
流入した、火災時に発生する煙もしくは空気中に含まれ
る粉塵等の微粒子を検出する微粒子検出センサにおい
て、 発光素子と受光素子との間に、受光素子への発光素子の
直接光の入射を防止する遮光体を設け、この遮光体を吸
引した空気の流路内に配置したことを特徴とする微粒子
検出センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6643895A JPH08263767A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 微粒子検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6643895A JPH08263767A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 微粒子検出センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08263767A true JPH08263767A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13315786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6643895A Pending JPH08263767A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 微粒子検出センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08263767A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-03-24 JP JP6643895A patent/JPH08263767A/ja active Pending
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