JPH08259432A - 油中水型乳化製剤 - Google Patents
油中水型乳化製剤Info
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- JPH08259432A JPH08259432A JP8743595A JP8743595A JPH08259432A JP H08259432 A JPH08259432 A JP H08259432A JP 8743595 A JP8743595 A JP 8743595A JP 8743595 A JP8743595 A JP 8743595A JP H08259432 A JPH08259432 A JP H08259432A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 疎水性粉末を配合した油中水型(W/O)乳
化製剤において、皮膚外用剤としての安全性を損なうこ
となく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤を提供する
ことを目的とする。 【構成】 疎水性粉末と液状脂肪酸を配合することを特
徴とするW/O乳化製剤。
化製剤において、皮膚外用剤としての安全性を損なうこ
となく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤を提供する
ことを目的とする。 【構成】 疎水性粉末と液状脂肪酸を配合することを特
徴とするW/O乳化製剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油中水型乳化製剤に係
り、さらに詳しくは、皮膚外用剤としての安全性を損な
うことなく、分散性に優れた油中水型乳化製剤に関す
る。
り、さらに詳しくは、皮膚外用剤としての安全性を損な
うことなく、分散性に優れた油中水型乳化製剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】油中水型(W/O)乳化製剤は、耐水性
や耐汗性において水中油型(O/W)乳化製剤よりも優
れることから、スキンケア製品(例えばハンドクリー
ム、夏用化粧下地等)等の皮膚外用剤では、一般にW/
O乳化製剤が有利に用いられる。
や耐汗性において水中油型(O/W)乳化製剤よりも優
れることから、スキンケア製品(例えばハンドクリー
ム、夏用化粧下地等)等の皮膚外用剤では、一般にW/
O乳化製剤が有利に用いられる。
【0003】皮膚外用剤としてW/O乳化製剤を用いる
場合、添加成分として粉末を配合するときは、分散性の
向上を図るため、通常、疎水性粉末を用いたり、あるい
は粉末の表面を疎水化処理した疎水化処理粉末を用いて
いるが、これだけでは十分な分散性を得ることができな
い。そのため、さらにカチオン性界面活性剤を添加する
ことなどが行われていたが、必ずしも分散を完全に行う
ことができるとは限らず、また皮膚外用剤としての安全
性の面からも、カチオン性界面活性剤の添加に懸念がも
たれていた。
場合、添加成分として粉末を配合するときは、分散性の
向上を図るため、通常、疎水性粉末を用いたり、あるい
は粉末の表面を疎水化処理した疎水化処理粉末を用いて
いるが、これだけでは十分な分散性を得ることができな
い。そのため、さらにカチオン性界面活性剤を添加する
ことなどが行われていたが、必ずしも分散を完全に行う
ことができるとは限らず、また皮膚外用剤としての安全
性の面からも、カチオン性界面活性剤の添加に懸念がも
たれていた。
【0004】このような現況から、疎水性粉末を配合し
たW/O乳化製剤において、皮膚外用剤としての安全性
を損なうことなく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤
の開発が強く望まれていた。
たW/O乳化製剤において、皮膚外用剤としての安全性
を損なうことなく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤
の開発が強く望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、疎水性粉末を配合したW/O乳化
製剤において、皮膚外用剤としての安全性を損なうこと
なく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤を提供するこ
とを目的とする。
みてなされたもので、疎水性粉末を配合したW/O乳化
製剤において、皮膚外用剤としての安全性を損なうこと
なく、優れた分散性をもつW/O乳化製剤を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の問題点を解決するために鋭意研究を行った結果、疎水
性粉末を配合したW/O乳化製剤にさらに液状脂肪酸を
配合することにより上記目的を達成することができるこ
とを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
の問題点を解決するために鋭意研究を行った結果、疎水
性粉末を配合したW/O乳化製剤にさらに液状脂肪酸を
配合することにより上記目的を達成することができるこ
とを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
【0007】すなわち本発明によれば、疎水性粉末と液
状脂肪酸を配合することを特徴とするW/O乳化製剤が
提供される。
状脂肪酸を配合することを特徴とするW/O乳化製剤が
提供される。
【0008】以下に、本発明のW/O乳化製剤について
詳述する。
詳述する。
【0009】本発明に用いられる液状脂肪酸は、常温で
液体状の脂肪酸であれば特に制限されることなく用いる
ことができ、例えば炭素数8〜18の脂肪酸等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。具体的に
は、2−エチルヘキサン酸、ウンデシレン酸、パルミト
オレイン酸、イソステアリン酸、リシノレイン酸、リノ
ール酸、オレイン酸等が例示されるが、なかでもパルミ
トオレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、オレイ
ン酸等が好適に用いられる。これらは1種を用いてもよ
く、あるいは2種以上を用いてもよい。
液体状の脂肪酸であれば特に制限されることなく用いる
ことができ、例えば炭素数8〜18の脂肪酸等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。具体的に
は、2−エチルヘキサン酸、ウンデシレン酸、パルミト
オレイン酸、イソステアリン酸、リシノレイン酸、リノ
ール酸、オレイン酸等が例示されるが、なかでもパルミ
トオレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、オレイ
ン酸等が好適に用いられる。これらは1種を用いてもよ
く、あるいは2種以上を用いてもよい。
【0010】この液状脂肪酸の配合量は、乳化製剤全量
中に0.1〜5.0重量%が好ましく、より好ましくは
0.5〜3.0重量%である。液状脂肪酸の配合量が
0.1重量%未満では、疎水性粉末を油相中に完全に分
散させることは困難である。一方、液状脂肪酸の配合量
が5.0重量%を超えても疎水性粉末の分散性のさらな
る効果は望めない。
中に0.1〜5.0重量%が好ましく、より好ましくは
0.5〜3.0重量%である。液状脂肪酸の配合量が
0.1重量%未満では、疎水性粉末を油相中に完全に分
散させることは困難である。一方、液状脂肪酸の配合量
が5.0重量%を超えても疎水性粉末の分散性のさらな
る効果は望めない。
【0011】本発明に用いられる疎水性粉末は、粉末自
体が疎水性のもののみならず、親水性粉末等であっても
粉末表面を疎水化処理した疎水化処理粉末も含む。
体が疎水性のもののみならず、親水性粉末等であっても
粉末表面を疎水化処理した疎水化処理粉末も含む。
【0012】疎水性の粉末としては、具体的には、ポリ
アミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミ
ン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉
末などの有機粉末や、トリメチルシルセスキオキサン粉
末などのシリコン粉末等が例示される。
アミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミ
ン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉
末などの有機粉末や、トリメチルシルセスキオキサン粉
末などのシリコン粉末等が例示される。
【0013】疎水化処理粉末の粉末成分としては、例え
ばタルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白
雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲
母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カ
ルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼ
オライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッ
コウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロ
キシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリ
スチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウムなど)、窒化ホウ素等の無機粉末;二酸化
チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の
無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;
黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機
黒色系顔料;マンゴバイオレット、バルトバイオレット
等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタ
ン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機
青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタン
コーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッド
タルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化
ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料等が挙げられ
る。本発明ではこれら粉末成分を疎水化処理したものが
用いられる。
ばタルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白
雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲
母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カ
ルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼ
オライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッ
コウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロ
キシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリ
スチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウムなど)、窒化ホウ素等の無機粉末;二酸化
チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の
無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;
黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機
黒色系顔料;マンゴバイオレット、バルトバイオレット
等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタ
ン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機
青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタン
コーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッド
タルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化
ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料等が挙げられ
る。本発明ではこれら粉末成分を疎水化処理したものが
用いられる。
【0014】疎水化処理方法としては、撥水性を付与で
きる方法であればいかなるものでもよく、その方法は問
わないが、例えば気相法、液相法、オートクレーブ法、
メカノケミカル法等、通常の表面処理方法を用いること
ができる。
きる方法であればいかなるものでもよく、その方法は問
わないが、例えば気相法、液相法、オートクレーブ法、
メカノケミカル法等、通常の表面処理方法を用いること
ができる。
【0015】例えば疎水化処理剤を原料粉末に添加して
処理を行う場合、適当な溶媒(ジクロルメタン、クロロ
ホルム、ヘキサン、エタノール、キシレン、揮発性シリ
コーン等)に希釈して添加してもよく、あるいは直接添
加してもよい。粉末と処理剤の混合攪拌には、ボールミ
ル、ホジャーサイトボールミル、振動ボールミル、アト
ライター、ポットミル、ロッドミル、パンミル、ホモミ
キサー、ホモディスパー、ヘンシェルミキサー、ナウタ
ーミキサー等も使用することができる。この他にも、粉
末表面の活性を利用し、気相反応により100℃以下の
低温で環状オルガノシロキサンを粉体表面上で重合させ
る方法(特公平1−54380号)や、前記方法の後に
表面のシリコーンポリマーのSi−H部分にグリセロー
ルモノアリルエーテル等のペンダント基を付加させる方
法(特公平1−54381号)等も用いることができ
る。
処理を行う場合、適当な溶媒(ジクロルメタン、クロロ
ホルム、ヘキサン、エタノール、キシレン、揮発性シリ
コーン等)に希釈して添加してもよく、あるいは直接添
加してもよい。粉末と処理剤の混合攪拌には、ボールミ
ル、ホジャーサイトボールミル、振動ボールミル、アト
ライター、ポットミル、ロッドミル、パンミル、ホモミ
キサー、ホモディスパー、ヘンシェルミキサー、ナウタ
ーミキサー等も使用することができる。この他にも、粉
末表面の活性を利用し、気相反応により100℃以下の
低温で環状オルガノシロキサンを粉体表面上で重合させ
る方法(特公平1−54380号)や、前記方法の後に
表面のシリコーンポリマーのSi−H部分にグリセロー
ルモノアリルエーテル等のペンダント基を付加させる方
法(特公平1−54381号)等も用いることができ
る。
【0016】疎水化処理剤としては、特に限定されるも
のではないが、脂肪酸デキストリン処理粉末、トリメチ
ルシロキシ珪酸処理粉末、フッ素変性トリメチルシロキ
シ珪酸処理粉末、メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉
末、フッ素変性メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉末、
ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等の低粘度〜高粘度油状
ポリシロキサン処理粉末、ガム状ポリシロキサン処理粉
末、メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉末、フ
ッ素変性メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉
末、メチルトリクロルシラン、メチルトリアルコキシシ
ラン、ヘキサメチルジシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルクロルシ
ラン、トリメチルアルコキシシラン等の有機シリル化合
物あるいはそれらのフッ素置換体による処理粉末、エチ
ルトリクロルシラン、エチルトリアルコキシシラン、プ
ロピルトリクロルシラン、プロピルトリアルコキシシラ
ン、ヘキシルトリクロルシラン、ヘキシルトリアルコキ
シシラン、長鎖アルキルトリクロルシラン、長鎖アルキ
ルトリエトキシシラン等の有機変性シランあるいはそれ
らのフッ素置換体による処理粉末、アミノ変性ポリシロ
キサン処理粉末、フッ素変性ポリシロキサン処理粉末、
フッ化アルキルリン酸処理粉末等が挙げられる。
のではないが、脂肪酸デキストリン処理粉末、トリメチ
ルシロキシ珪酸処理粉末、フッ素変性トリメチルシロキ
シ珪酸処理粉末、メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉
末、フッ素変性メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉末、
ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等の低粘度〜高粘度油状
ポリシロキサン処理粉末、ガム状ポリシロキサン処理粉
末、メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉末、フ
ッ素変性メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉
末、メチルトリクロルシラン、メチルトリアルコキシシ
ラン、ヘキサメチルジシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルクロルシ
ラン、トリメチルアルコキシシラン等の有機シリル化合
物あるいはそれらのフッ素置換体による処理粉末、エチ
ルトリクロルシラン、エチルトリアルコキシシラン、プ
ロピルトリクロルシラン、プロピルトリアルコキシシラ
ン、ヘキシルトリクロルシラン、ヘキシルトリアルコキ
シシラン、長鎖アルキルトリクロルシラン、長鎖アルキ
ルトリエトキシシラン等の有機変性シランあるいはそれ
らのフッ素置換体による処理粉末、アミノ変性ポリシロ
キサン処理粉末、フッ素変性ポリシロキサン処理粉末、
フッ化アルキルリン酸処理粉末等が挙げられる。
【0017】これら疎水性粉末は1種を用いてもよく、
あるいは2種以上を用いてもよい。また、一般の化粧品
に適用できる疎水性粉末であればよく、上記の成分に限
定されるものではない。なお、本発明において疎水性粉
末の配合量は0.1重量%以上で目的に応じた量が配合
され得るが、一般に0.1〜60.0重量%、好ましく
は0.1〜40.0重量%である。
あるいは2種以上を用いてもよい。また、一般の化粧品
に適用できる疎水性粉末であればよく、上記の成分に限
定されるものではない。なお、本発明において疎水性粉
末の配合量は0.1重量%以上で目的に応じた量が配合
され得るが、一般に0.1〜60.0重量%、好ましく
は0.1〜40.0重量%である。
【0018】本発明のW/O乳化製剤においては、外観
安定性や粘度等の品質を損なわず、また本発明の効果を
損なわない量的、質的範囲内で、化粧品に一般に用いら
れる油剤、保湿剤、界面活性剤、薬剤、着色剤、粉末、
香料等を配合することができる。
安定性や粘度等の品質を損なわず、また本発明の効果を
損なわない量的、質的範囲内で、化粧品に一般に用いら
れる油剤、保湿剤、界面活性剤、薬剤、着色剤、粉末、
香料等を配合することができる。
【0019】油剤としては、例えばアボガド油、ツバキ
油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油等の天然植物油;ト
リグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパ
ルミチン酸グリセリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ
油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛
脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化
油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等の動植物性液状
油脂、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバ
ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタン
ロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリ
ン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イ
ソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョ
ジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノ
リンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールア
セテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂
肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリン
アルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィン、オゾ
ケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレ
シン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワ
ックス等の炭化水素油;ミリスチン酸イソプロピル、オ
クタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パル
ミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン
酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、
乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチ
ル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシス
テアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エ
チレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エス
テル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソ
ステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、
トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘ
キサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリ
ミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカ
ン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オ
レイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグ
リセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ア
ジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−
2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン
酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシル
デシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸
2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハ
ク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸アミル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;ジ
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジェンポリシロキサンデカメチルポ
リシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメ
チルテトラハイドロジェンポリシロキサン等のシリコー
ン油などが挙げられる。
油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油等の天然植物油;ト
リグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパ
ルミチン酸グリセリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ
油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛
脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化
油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等の動植物性液状
油脂、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバ
ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタン
ロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリ
ン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イ
ソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョ
ジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノ
リンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールア
セテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂
肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリン
アルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィン、オゾ
ケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレ
シン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワ
ックス等の炭化水素油;ミリスチン酸イソプロピル、オ
クタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パル
ミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン
酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、
乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチ
ル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシス
テアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エ
チレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エス
テル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソ
ステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、
トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘ
キサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリ
ミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカ
ン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オ
レイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグ
リセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ア
ジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−
2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン
酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシル
デシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸
2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハ
ク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸アミル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;ジ
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジェンポリシロキサンデカメチルポ
リシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメ
チルテトラハイドロジェンポリシロキサン等のシリコー
ン油などが挙げられる。
【0020】保湿成分としては、例えばポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、グルセリン、1,3
−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、
マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ム
コイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレス
テリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
サイヨバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等が挙げられる。
リコール、プロピレングリコール、グルセリン、1,3
−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、
マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ム
コイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレス
テリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
サイヨバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等が挙げられる。
【0021】界面活性剤としては、例えば両性界面活性
剤、親油性非イオン界面活性剤、親水性非イオン界面活
性剤等が挙げられるが、W/O乳化ができるものであれ
ば特に限定されるものではない。
剤、親油性非イオン界面活性剤、親水性非イオン界面活
性剤等が挙げられるが、W/O乳化ができるものであれ
ば特に限定されるものではない。
【0022】これらのうち、親油性非イオン界面活性剤
としては、例えばソルビタンモノオレエート、ソルビタ
ンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオ
レエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロー
ルソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセ
ロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モ
ノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、
セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセ
リン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンリグリセリン脂肪酸類;モノステアリン酸プロピレン
グリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類;硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル
等が挙げられる。
としては、例えばソルビタンモノオレエート、ソルビタ
ンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオ
レエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロー
ルソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセ
ロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モ
ノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、
セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセ
リン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンリグリセリン脂肪酸類;モノステアリン酸プロピレン
グリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類;硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル
等が挙げられる。
【0023】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ばPOEソルビタンモノオレエート、POEソルビタン
モノステアレート、POEソルビタンモノオレート、P
OEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン
脂肪酸エステル類;POEソルビットモノラウレート、
POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペ
ンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等
のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POEグリセリ
ンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステア
レート、POEグリセリントリイソステアレート等のP
OEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエー
ト、POEジステアレート、POEモノジオレエート、
ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エ
ステル類;POEラウリルエーテル、POEオレイルエ
ーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエ
ーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POE
コレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル
類;POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフ
ェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等の
POEアルキルフェニルエーテル類;ブルロニック等の
プルアロニック型類;POE・POPセチルエーテル、
POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、PO
E・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラ
ノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE
・POPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラ
POE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;PO
Eヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油
モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソス
テアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸
モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油
マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;P
OEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン
誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸
モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド
等のアルカノールアミド;POEプロピレングリコール
脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸
アミド;ショ糖脂肪酸エステル;POEノニルフェニル
ホルムアルデヒド縮合物;アルキルエトキシジメチルア
ミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
ばPOEソルビタンモノオレエート、POEソルビタン
モノステアレート、POEソルビタンモノオレート、P
OEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン
脂肪酸エステル類;POEソルビットモノラウレート、
POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペ
ンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等
のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POEグリセリ
ンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステア
レート、POEグリセリントリイソステアレート等のP
OEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエー
ト、POEジステアレート、POEモノジオレエート、
ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エ
ステル類;POEラウリルエーテル、POEオレイルエ
ーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエ
ーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POE
コレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル
類;POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフ
ェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等の
POEアルキルフェニルエーテル類;ブルロニック等の
プルアロニック型類;POE・POPセチルエーテル、
POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、PO
E・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラ
ノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE
・POPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラ
POE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;PO
Eヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油
モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソス
テアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸
モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油
マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;P
OEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン
誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸
モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド
等のアルカノールアミド;POEプロピレングリコール
脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸
アミド;ショ糖脂肪酸エステル;POEノニルフェニル
ホルムアルデヒド縮合物;アルキルエトキシジメチルア
ミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものではない。
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものではない。
【0025】下記実施例1〜6、比較例1に示す組成の
サンプルを製造した。これら各サンプル用いて、下記評
価基準に従って分散性の評価を行った。 [分散性]各試料を黒板上に薄く塗布し、塗布直後の疎
水性粉末の凝集の度合いを目視で観察し、分散性の程度
を評価した。
サンプルを製造した。これら各サンプル用いて、下記評
価基準に従って分散性の評価を行った。 [分散性]各試料を黒板上に薄く塗布し、塗布直後の疎
水性粉末の凝集の度合いを目視で観察し、分散性の程度
を評価した。
【0026】実施例1 (配合成分) (重量%) スクワラン 19.0 セチルイソオクタノエート 5.0 ワセリン 2.0 イソステアリン酸 1.0 オクチルメトキシシンナメート 7.0 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 2.0 4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 1.0 ジパラメトキシケイ皮酸モノオクチルグリセリン 2.0 ステアリン酸処理微粒子酸化チタン 5.0 (商品名:「酸化チタン100T]) トリメチルシルセスキオキサン粉末 5.0 (商品名:「トスパール145」) ビタミンEアセテート 0.05 香料 適 量 有機変性粘土鉱物(商品名:「ベントン38]) 0.2 POEグリセロールトリイソステアリン酸エステル 1.5 グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 3.0 ポリエチレングリコール(PEG6000) 1.0 EDTA−3Na−2H2 O 0.1 メチルパラベン 0.1 イオン交換水 残 余比較例1 イソステアリン酸を配合しなかった以外は実施例1と同
一の組成成分にて、比較例1のサンプルを製造した。
一の組成成分にて、比較例1のサンプルを製造した。
【0027】実施例1、比較例1の各サンプルをそれぞ
れ上記評価基準に従って分散性を評価した。その結果、
実施例1のサンプルでは、疎水性分粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。一方、比較例
1のサンプルでは、塗布色が白く、疎水性粉末の凝集が
みられ、分散性がよくなかった。すなわち実施例1、比
較例1から、イソステアリン酸(液状脂肪酸)の添加が
疎水性粉末の分散性に寄与していることが確認できた。
れ上記評価基準に従って分散性を評価した。その結果、
実施例1のサンプルでは、疎水性分粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。一方、比較例
1のサンプルでは、塗布色が白く、疎水性粉末の凝集が
みられ、分散性がよくなかった。すなわち実施例1、比
較例1から、イソステアリン酸(液状脂肪酸)の添加が
疎水性粉末の分散性に寄与していることが確認できた。
【0028】実施例2 (配合成分) (重量%) デカメチルペンタシクロシロキサン 25.0 ジメチルポリシロキサン(6CS) 10.0 オレイン酸 0.5 パラメトキシケイ皮酸イソプロピル 5.0 オクチルメトキシシンナメート 5.0 シリコーンレジン 3.0 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0 グリチルレチン酸ステアリル 0.1 香料 適 量 ナイロンパウダー(商品名:「ナイロンSP−500) 5.0 メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化チタン 7.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 フェノキシエタノール 0.3 イオン交換水 残 余 実施例2のサンプルを用いて、上記評価基準に従って分
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
【0029】実施例3 (配合成分) (重量%) 固形パラフィン 2.0 マイクロクリスタリンワックス 6.0 流動パラフィン 20.0 イソプロピルパルミテート 6.0 イソステアリン酸 3.0 POE(10)グリセリルトリイソステアレート 2.5 POE(5)硬化ひまし油 2.2 ジグリセリントリオレート 1.2 プロピルパラベン 0.2 ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) 0.05 グリセリン 8.0 ヒアルロン酸 0.05 ソルビット液(70%) 5.0 ポリエチレングリコール(PEG6000) 2.5 精製水 残 余 実施例3のサンプルを用いて、上記評価基準に従って分
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
【0030】実施例4 (配合成分) (重量%) グリセリルモノオレート 1.5 ジグリセリルジイソステアレート 2.1 リノール酸 2.0 有機変性粘土鉱物(商品名:「ベントン38」) 2.2 固形パラフィン 3.0 ワセリン 5.0 イソプロピルミリステート 2.0 流動パラフィン 15.0 ポリジメチルポリシロキサン(20CS) 5.0 微粒子酸化チタン 8.0 ポリエチレン粉末 5.0 ビタミンEアセテート 0.2 ブチルパラベン 0.2 ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) 0.02 グリセリン 6.0 プロピレングリコール 4.0 精製水 残 余 実施例4のサンプルを用いて、上記評価基準に従って分
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
【0031】実施例5 (配合成分) (重量%) デカメチルペンタシクロシロキサン 25.0 ジメチルポリシロキサン(6CS) 5.0 パラメトキシケイ皮酸イソプロピル 5.0 オクチルメトキシシンナメート 12.0 パルミトオレイン酸 5.0 シリコーンレジン 5.0 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 4.0 グリチルレチン酸グリセリル 0.05 香料 適 量 トリメチルシルセスキオキサン粉末 5.0 (商品名:「トスパール145」) 疎水化処理酸化チタン(ステアリン酸処理) 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 エタノール 3.0 フェノキシエタノール 0.2 イオン交換水 残 余 実施例5のサンプルを用いて、上記評価基準に従って分
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
【0032】実施例6 (配合成分) (重量%) デカメチルペンタシクロシロキサン 25.4 ジメチルポリシロキサン(6CS) 10.0 オレイン酸 0.1 パラメトキシケイ皮酸イソプロピル 5.0 オクチルメトキシシンナメート 5.0 シリコーンレジン 3.0 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0 グリチルレチン酸ステアリル 0.1 香料 適 量 ナイロンパウダー(商品名「ナイロンSP−500」) 5.0 メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化チタン 7.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 フェノキシエタノール 0.3 イオン交換水 残 余 実施例6のサンプルを用いて、上記評価基準に従って分
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
散性を評価した。その結果、疎水性粉末の凝集が全く起
こらず、分散性が良好なことがわかった。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、疎
水性粉末を配合したW/O乳化製剤にさらに液状脂肪酸
を添加することにより、疎水性粉末の分散性が向上する
という効果を奏する。
水性粉末を配合したW/O乳化製剤にさらに液状脂肪酸
を添加することにより、疎水性粉末の分散性が向上する
という効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 疎水性粉末と液状脂肪酸を配合すること
を特徴とする、油中水型乳化製剤。 - 【請求項2】 液状脂肪酸がパルミトオレイン酸、イソ
ステアリン酸、リノール酸、オレイン酸の中から選択さ
れるいずれか1種以上である、請求項1に記載の油中水
型乳化製剤。 - 【請求項3】 乳化製剤全量中に、液状脂肪酸を0.1
〜5.0重量%配合してなる、請求項1または2に記載
の油中水型乳化製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8743595A JPH08259432A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 油中水型乳化製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8743595A JPH08259432A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 油中水型乳化製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08259432A true JPH08259432A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13914799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8743595A Withdrawn JPH08259432A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 油中水型乳化製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08259432A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999004753A1 (en) * | 1997-07-25 | 1999-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cosmetic compositions |
JPH11319533A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-24 | Shiseido Co Ltd | 乳化剤及び乳化組成物 |
JP2009040738A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Pola Chem Ind Inc | 油中水乳化剤形の皮膚外用剤 |
JP2009040739A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Pola Chem Ind Inc | 紫外線防護用の皮膚外用剤 |
WO2011007668A1 (ja) * | 2009-07-13 | 2011-01-20 | テイカ株式会社 | 油性分散体およびこの油性分散体を配合した化粧料 |
JP2016519050A (ja) * | 2013-05-30 | 2016-06-30 | ロレアル | 化粧用組成物 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP8743595A patent/JPH08259432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999004753A1 (en) * | 1997-07-25 | 1999-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cosmetic compositions |
JPH11319533A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-24 | Shiseido Co Ltd | 乳化剤及び乳化組成物 |
JP2009040738A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Pola Chem Ind Inc | 油中水乳化剤形の皮膚外用剤 |
JP2009040739A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Pola Chem Ind Inc | 紫外線防護用の皮膚外用剤 |
WO2011007668A1 (ja) * | 2009-07-13 | 2011-01-20 | テイカ株式会社 | 油性分散体およびこの油性分散体を配合した化粧料 |
JP5043235B2 (ja) * | 2009-07-13 | 2012-10-10 | テイカ株式会社 | 油性分散体およびこの油性分散体を配合した化粧料 |
US8293257B2 (en) | 2009-07-13 | 2012-10-23 | Tayca Corporation | Oily dispersion and cosmetic material incorporating this oily dispersion |
JP2016519050A (ja) * | 2013-05-30 | 2016-06-30 | ロレアル | 化粧用組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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