JPH08254684A - 液晶表示制御駆動回路 - Google Patents
液晶表示制御駆動回路Info
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- JPH08254684A JPH08254684A JP5842695A JP5842695A JPH08254684A JP H08254684 A JPH08254684 A JP H08254684A JP 5842695 A JP5842695 A JP 5842695A JP 5842695 A JP5842695 A JP 5842695A JP H08254684 A JPH08254684 A JP H08254684A
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- liquid crystal
- circuit
- display
- segment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶コントローラドライバICの消費電流を極
力低減する。 【構成】液晶駆動電源分割回路23は+5V電源VDDを
分割抵抗5で分割した電圧V0〜V5を選択してセグメ
ント駆動電圧21,コモン駆動電圧22を生成し、夫々
セグメントドライバ回路2−1〜2−n,コモンドライ
バ回路3−1〜3−mに与える。表示データ01は表示
オン/オフ制御信号03のオン期間RAM6,ROM
7,NORゲート02経由でセグメントドライバ回路に
入力され、LCDパネル4はこのセグメント,コモン両
ドライバ回路により駆動され表示を行う。ここで分割抵
抗5による電流消費が無視できないので分割抵抗5と直
列にアナログスイッチ31を挿入し、表示オン/オフ制
御信号03のオフ時はアナログスイッチ31をオフし、
IC消費電流を低減する。
力低減する。 【構成】液晶駆動電源分割回路23は+5V電源VDDを
分割抵抗5で分割した電圧V0〜V5を選択してセグメ
ント駆動電圧21,コモン駆動電圧22を生成し、夫々
セグメントドライバ回路2−1〜2−n,コモンドライ
バ回路3−1〜3−mに与える。表示データ01は表示
オン/オフ制御信号03のオン期間RAM6,ROM
7,NORゲート02経由でセグメントドライバ回路に
入力され、LCDパネル4はこのセグメント,コモン両
ドライバ回路により駆動され表示を行う。ここで分割抵
抗5による電流消費が無視できないので分割抵抗5と直
列にアナログスイッチ31を挿入し、表示オン/オフ制
御信号03のオフ時はアナログスイッチ31をオフし、
IC消費電流を低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネル(LCDパネ
ルとも呼ぶ)を制御駆動する液晶コントローラドライバ
ICなどの液晶表示制御駆動回路に関する。なお、以下
各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示
す。
ルとも呼ぶ)を制御駆動する液晶コントローラドライバ
ICなどの液晶表示制御駆動回路に関する。なお、以下
各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示
す。
【0002】
【従来の技術】図4は液晶パネルの制御駆動回路の構成
例を示す。同図において4は液晶パネル(LCDパネ
ル)で、このLCDパネル4及び後述のRAM6,RO
M7を除いた部分は液晶コントローラドライバICの一
部を示している。ここで2(2−1,2−2〜2−j〜
2−n)は夫々LCDパネル4の表示桁に対応するセグ
メント線(データ線ともいう)SEG1,SEG2〜S
EGj〜SEGnを駆動するセグメントドライバ回路、
3(3−1,3−2〜3−m)は夫々LCDパネル4の
表示行に対応するコモン線COM1,COM2〜COM
mを駆動するコモンドライバ回路である。
例を示す。同図において4は液晶パネル(LCDパネ
ル)で、このLCDパネル4及び後述のRAM6,RO
M7を除いた部分は液晶コントローラドライバICの一
部を示している。ここで2(2−1,2−2〜2−j〜
2−n)は夫々LCDパネル4の表示桁に対応するセグ
メント線(データ線ともいう)SEG1,SEG2〜S
EGj〜SEGnを駆動するセグメントドライバ回路、
3(3−1,3−2〜3−m)は夫々LCDパネル4の
表示行に対応するコモン線COM1,COM2〜COM
mを駆動するコモンドライバ回路である。
【0003】また、6はLCDパネル4に表示するデー
タを文字コードなどの形で持つRAM、7はRAM6か
ら読出される文字コードに対する表示パターンとしての
ドットパターンを記憶するROM、02はLCDパネル
4の表示動作を行うか否かを定める表示オン/オフ制御
信号03のオン(Lレベル)時にROM7のシリアル出
力データを表示データ01としてセグメントドライバ回
路2−1に与え、表示動作を可能とするNORゲートで
ある。
タを文字コードなどの形で持つRAM、7はRAM6か
ら読出される文字コードに対する表示パターンとしての
ドットパターンを記憶するROM、02はLCDパネル
4の表示動作を行うか否かを定める表示オン/オフ制御
信号03のオン(Lレベル)時にROM7のシリアル出
力データを表示データ01としてセグメントドライバ回
路2−1に与え、表示動作を可能とするNORゲートで
ある。
【0004】5は液晶の電源用にこのICの外部から入
力された+5Vの電源VDDをグランドGND(0V)と
の間で分割する分割抵抗で、IC内部の拡散抵抗やポリ
シリコン抵抗を用いて作られる。この分割抵抗5の抵抗
値はLCDパネル4の大きさによって異なってくるが、
この例では2kΩの抵抗5本を直列にして構成されてい
る。ここではこの抵抗の接続点(換言すれば次に述べる
液晶駆動電源分割回路23の入力端子、又はその電圧)
を+5V側からV0〜V5(但しV0=+5V,V5=
0V)とする。
力された+5Vの電源VDDをグランドGND(0V)と
の間で分割する分割抵抗で、IC内部の拡散抵抗やポリ
シリコン抵抗を用いて作られる。この分割抵抗5の抵抗
値はLCDパネル4の大きさによって異なってくるが、
この例では2kΩの抵抗5本を直列にして構成されてい
る。ここではこの抵抗の接続点(換言すれば次に述べる
液晶駆動電源分割回路23の入力端子、又はその電圧)
を+5V側からV0〜V5(但しV0=+5V,V5=
0V)とする。
【0005】次に23は分割電圧V0〜V5を入力し、
LCDパネル4の垂直走査周期(TV ,図5参照)を与
える交流化信号Mに同期してセグメントドライバ回路2
に与えるセグメント駆動電圧21、及びコモンドライバ
回路3に与えるコモン駆動電圧22を生成する液晶駆動
電源分割回路である。この液晶駆動電源分割回路23は
交流化信号Mが“L”(グランドGNDレベル)のとき
は、セグメント駆動電圧21の2本の駆動電圧線に夫々
電圧V5とV3を出力し、コモン駆動電圧22の2本の
駆動電圧線に夫々電圧V0とV4を出力する。また、交
流化信号Mが“H”(電源VDDレベル)のときは、セグ
メント駆動電圧21の2本の駆動電圧線に夫々電圧V0
とV2を出力し、コモン駆動電圧22の2本の駆動電圧
線に夫々電圧V5とV1を出力する。
LCDパネル4の垂直走査周期(TV ,図5参照)を与
える交流化信号Mに同期してセグメントドライバ回路2
に与えるセグメント駆動電圧21、及びコモンドライバ
回路3に与えるコモン駆動電圧22を生成する液晶駆動
電源分割回路である。この液晶駆動電源分割回路23は
交流化信号Mが“L”(グランドGNDレベル)のとき
は、セグメント駆動電圧21の2本の駆動電圧線に夫々
電圧V5とV3を出力し、コモン駆動電圧22の2本の
駆動電圧線に夫々電圧V0とV4を出力する。また、交
流化信号Mが“H”(電源VDDレベル)のときは、セグ
メント駆動電圧21の2本の駆動電圧線に夫々電圧V0
とV2を出力し、コモン駆動電圧22の2本の駆動電圧
線に夫々電圧V5とV1を出力する。
【0006】図7は上から順に交流化信号M、各コモン
線COM1,COM2〜COMmの駆動電圧の夫々の波
形、及び任意のセグメント線(SEGjとする)の駆動
電圧の波形の例を示す。ここでTH(TH1,TH2〜
THm)は後述のラッチクロックCLK2の周期に等し
い水平走査期間であり、TH1はコモン線COM1によ
る(つまりLCDパネルの最上部の水平ラインの)表示
期間としての水平走査期間、同様にTH2,THmは夫
々コモン線COM2,COMmによる表示期間としての
水平走査期間である。そしてこの各水平走査期間に、L
CDパネルの該当する水平ライン上の画素の表示(点
灯)が行われる。
線COM1,COM2〜COMmの駆動電圧の夫々の波
形、及び任意のセグメント線(SEGjとする)の駆動
電圧の波形の例を示す。ここでTH(TH1,TH2〜
THm)は後述のラッチクロックCLK2の周期に等し
い水平走査期間であり、TH1はコモン線COM1によ
る(つまりLCDパネルの最上部の水平ラインの)表示
期間としての水平走査期間、同様にTH2,THmは夫
々コモン線COM2,COMmによる表示期間としての
水平走査期間である。そしてこの各水平走査期間に、L
CDパネルの該当する水平ライン上の画素の表示(点
灯)が行われる。
【0007】図4を参照しつつ図7を説明すると、コモ
ンドライバ回路3−1はコモンライン表示データ01
H,ラッチクロックCLK2,交流化信号M及びコモン
駆動電圧22を入力し、交流化信号Mの立下り時点から
水平走査期間TH1の間は電圧V0を、以後交流化信号
Mの立上り時点までは電圧V4を、また交流化信号Mの
立上り時点から水平走査期間TH1の間は電圧V5を、
以後交流化信号Mの立下り時点までは電圧V1を順次切
替えてコモン線COM1に出力する。この波形は交流化
信号Mの“L”(GNDレベル)の領域と“H”(VDD
レベル)の領域とで正逆反転した波形となる。
ンドライバ回路3−1はコモンライン表示データ01
H,ラッチクロックCLK2,交流化信号M及びコモン
駆動電圧22を入力し、交流化信号Mの立下り時点から
水平走査期間TH1の間は電圧V0を、以後交流化信号
Mの立上り時点までは電圧V4を、また交流化信号Mの
立上り時点から水平走査期間TH1の間は電圧V5を、
以後交流化信号Mの立下り時点までは電圧V1を順次切
替えてコモン線COM1に出力する。この波形は交流化
信号Mの“L”(GNDレベル)の領域と“H”(VDD
レベル)の領域とで正逆反転した波形となる。
【0008】同様にコモンドライバ回路3−2〜3−m
はコモン駆動電圧22,交流化信号M及びラッチクロッ
クCLK2を入力し、コモン線COM1と同形状で位相
が水平走査期間THづつシフトした(つまり当該の水平
走査期間に交流化信号Mが“L”の領域では電圧V0、
交流化信号Mが“H”の領域では電圧V5となるよう
な)波形の切替電圧を夫々コモン線COM2〜COMm
に出力する。
はコモン駆動電圧22,交流化信号M及びラッチクロッ
クCLK2を入力し、コモン線COM1と同形状で位相
が水平走査期間THづつシフトした(つまり当該の水平
走査期間に交流化信号Mが“L”の領域では電圧V0、
交流化信号Mが“H”の領域では電圧V5となるよう
な)波形の切替電圧を夫々コモン線COM2〜COMm
に出力する。
【0009】図6はコモンドライバ回路3(3−1〜3
−m)の構成例を示す。同図において8H−1,8H−
2〜8H−i〜8H−mは全体としてm段(mビット)
のシフトレジスタを構成するDフリップフロップ、15
はE−NOR回路、10H(10H−1,10H−2〜
10H−i〜10H−m)は出力バッファである。ここ
で縦一列に並ぶDフリップフロップ8H−1,E−NO
R回路15及び出力バッファ10H−1の組が図4のコ
モン線COM1を駆動するコモンドライバ回路3−1に
相当し、同様に縦一列に並ぶDフリップフロップ8H−
m,E−NOR回路15及び出力バッファ10H−mの
組が図4のコモン線COMmを駆動するコモンドライバ
回路3−mに相当する。
−m)の構成例を示す。同図において8H−1,8H−
2〜8H−i〜8H−mは全体としてm段(mビット)
のシフトレジスタを構成するDフリップフロップ、15
はE−NOR回路、10H(10H−1,10H−2〜
10H−i〜10H−m)は出力バッファである。ここ
で縦一列に並ぶDフリップフロップ8H−1,E−NO
R回路15及び出力バッファ10H−1の組が図4のコ
モン線COM1を駆動するコモンドライバ回路3−1に
相当し、同様に縦一列に並ぶDフリップフロップ8H−
m,E−NOR回路15及び出力バッファ10H−mの
組が図4のコモン線COMmを駆動するコモンドライバ
回路3−mに相当する。
【0010】なお、縦一列に並ぶDフリップフロップ8
H−i,E−NOR回路15及び出力バッファ10H−
iの組は一般的なコモン線COMiを駆動するコモンド
ライバ回路3−iを示している。シフトレジスタ回路8
Hの入力段のDフリップフロップ8H−1には、このI
C内の図外のタイミング回路から交流化信号Mの立下り
の時点ごとに“表示”を指定するコモンライン表示デー
タ01Hが与えられ、ラッチクロックCLK2によって
読込まれる。そしてこの読込が済むとコモンライン表示
データ01Hは“非表示”に切替わり、以後、次の交流
化信号Mの立下り時点までこの状態を保つ。
H−i,E−NOR回路15及び出力バッファ10H−
iの組は一般的なコモン線COMiを駆動するコモンド
ライバ回路3−iを示している。シフトレジスタ回路8
Hの入力段のDフリップフロップ8H−1には、このI
C内の図外のタイミング回路から交流化信号Mの立下り
の時点ごとに“表示”を指定するコモンライン表示デー
タ01Hが与えられ、ラッチクロックCLK2によって
読込まれる。そしてこの読込が済むとコモンライン表示
データ01Hは“非表示”に切替わり、以後、次の交流
化信号Mの立下り時点までこの状態を保つ。
【0011】ラッチクロックCLK2は各段のDフリッ
プフロップ8H−1〜8H−mに共通に入力され、以後
ラッチクロックCLK2に同期してこの“表示”のコモ
ンライン表示データ01HがDフリップフロップ8H−
1から8H−mに向かって順番に1段づつシフトされ
る。各E−NOR回路15は対応するシフトレジスタ回
路8HのDフリップフロップの表示データ出力Qと交流
化信号MとのE−NOR条件を求め、その出力15aを
出力バッファ10H−1〜10H−mに与える。
プフロップ8H−1〜8H−mに共通に入力され、以後
ラッチクロックCLK2に同期してこの“表示”のコモ
ンライン表示データ01HがDフリップフロップ8H−
1から8H−mに向かって順番に1段づつシフトされ
る。各E−NOR回路15は対応するシフトレジスタ回
路8HのDフリップフロップの表示データ出力Qと交流
化信号MとのE−NOR条件を求め、その出力15aを
出力バッファ10H−1〜10H−mに与える。
【0012】各出力バッファ10H−1〜10H−mに
は前述のコモン駆動電圧22が共通に入力されており、
各出力バッファ10H−1〜10H−mの出力端子11
H(つまり各コモン線COM1〜COMmの駆動端)に
は、E−NOR出力15aに応じて選択されたコモン駆
動電圧22(の2つの電圧の1つ)が出力される。この
例では交流化信号Mが“L”の期間、当該Dフリップフ
ロップの表示データ出力Qが“表示”の場合(つまり当
該コモン線による表示期間としての水平走査期間)に
は、当該出力バッファ10Hの出力端子11Hには電圧
V0が出力され、当該Dフリップフロップの表示データ
出力Qが“非表示”の場合には電圧V4が出力される。
は前述のコモン駆動電圧22が共通に入力されており、
各出力バッファ10H−1〜10H−mの出力端子11
H(つまり各コモン線COM1〜COMmの駆動端)に
は、E−NOR出力15aに応じて選択されたコモン駆
動電圧22(の2つの電圧の1つ)が出力される。この
例では交流化信号Mが“L”の期間、当該Dフリップフ
ロップの表示データ出力Qが“表示”の場合(つまり当
該コモン線による表示期間としての水平走査期間)に
は、当該出力バッファ10Hの出力端子11Hには電圧
V0が出力され、当該Dフリップフロップの表示データ
出力Qが“非表示”の場合には電圧V4が出力される。
【0013】同様に交流化信号Mが“H”の期間、当該
Dフリップフロップの表示データ出力Qが“表示”の場
合には、当該出力バッファの出力端11Hには電圧V5
が出力され、同じく“非表示”の場合には電圧V1が出
力される。このようにして図7のコモン線COM1〜C
OMmの駆動電圧波形が生成されることになる。
Dフリップフロップの表示データ出力Qが“表示”の場
合には、当該出力バッファの出力端11Hには電圧V5
が出力され、同じく“非表示”の場合には電圧V1が出
力される。このようにして図7のコモン線COM1〜C
OMmの駆動電圧波形が生成されることになる。
【0014】図5はセグメントドライバ回路2(2−1
〜2−n)の構成例を示す。同図において8−1,8−
2〜8−j〜8−nは全体としてn段(nビット)のシ
フトレジスタ回路8を構成するDフリップフロップ、9
−1,9−2〜9−j〜9−nは全体としてデータラッ
チ回路9を構成するDフリップフロップ、15はE−N
OR回路、10(10−1,10−2〜10−j〜10
−n)は出力バッファである。
〜2−n)の構成例を示す。同図において8−1,8−
2〜8−j〜8−nは全体としてn段(nビット)のシ
フトレジスタ回路8を構成するDフリップフロップ、9
−1,9−2〜9−j〜9−nは全体としてデータラッ
チ回路9を構成するDフリップフロップ、15はE−N
OR回路、10(10−1,10−2〜10−j〜10
−n)は出力バッファである。
【0015】ここで縦一列に並ぶDフリップフロップ8
−1,9−1,E−NOR回路15及び出力バッファ1
0−1の組が図4のセグメント線SEG1を駆動するセ
グメントドライバ回路2−1に相当し、同様に縦一列に
並ぶDフリップフロップ8−n,9−n,E−NOR回
路15及び出力バッファ10−nの組が図4のセグメン
ト線SEGnを駆動するセグメントドライバ回路2−n
に相当する。
−1,9−1,E−NOR回路15及び出力バッファ1
0−1の組が図4のセグメント線SEG1を駆動するセ
グメントドライバ回路2−1に相当し、同様に縦一列に
並ぶDフリップフロップ8−n,9−n,E−NOR回
路15及び出力バッファ10−nの組が図4のセグメン
ト線SEGnを駆動するセグメントドライバ回路2−n
に相当する。
【0016】なお、縦一列に並ぶDフリップフロップ8
−j,9−j,E−NOR回路15及び出力バッファ1
0−jの組は一般的なセグメント線SEGjを駆動する
セグメントドライバ回路2−jを示している。シフトレ
ジスタ回路8の入力段のDフリップフロップ8−1には
図4のROM7から出力されるシリアルの表示データ0
1が入力され、各水平走査期間THの初めに、Dフリッ
プフロップ8−1〜8−mに共通に入力されるシフトレ
ジスタクロックCLK1に同期して、Dフリップフロッ
プ8−1から8−nに向けて表示データ01が順番にシ
フトされる。このシフトによる新たな一連の表示データ
01が各Dフリップフロップ8−1〜8−nに行きわた
った時点で、データラッチ回路9の各Dフリップフロッ
プ9−1〜9−nに共通にラッチクロックCLK2が入
力され、シフトレジスタ回路8の各Dフリップフロップ
8−1〜8−nの表示データ出力Qが夫々対応するデー
タラッチ回路9の各Dフリップフロップ9−1〜9−n
にラッチされる。
−j,9−j,E−NOR回路15及び出力バッファ1
0−jの組は一般的なセグメント線SEGjを駆動する
セグメントドライバ回路2−jを示している。シフトレ
ジスタ回路8の入力段のDフリップフロップ8−1には
図4のROM7から出力されるシリアルの表示データ0
1が入力され、各水平走査期間THの初めに、Dフリッ
プフロップ8−1〜8−mに共通に入力されるシフトレ
ジスタクロックCLK1に同期して、Dフリップフロッ
プ8−1から8−nに向けて表示データ01が順番にシ
フトされる。このシフトによる新たな一連の表示データ
01が各Dフリップフロップ8−1〜8−nに行きわた
った時点で、データラッチ回路9の各Dフリップフロッ
プ9−1〜9−nに共通にラッチクロックCLK2が入
力され、シフトレジスタ回路8の各Dフリップフロップ
8−1〜8−nの表示データ出力Qが夫々対応するデー
タラッチ回路9の各Dフリップフロップ9−1〜9−n
にラッチされる。
【0017】即ちデータラッチ回路9の各Dフリップフ
ロップ9−1〜9−nの出力端子Qには当該の水平走査
期間に、対応するセグメント線上の画素を表示(点灯)
するか否かの表示データがラッチ出力されることにな
る。各E−NOR回路15はデータラッチ回路9の上述
のセグメント線別の表示データ出力Qと交流化信号Mと
のE−NOR条件を求め、その出力15aを出力バッフ
ァ10−1〜10−nに与える。
ロップ9−1〜9−nの出力端子Qには当該の水平走査
期間に、対応するセグメント線上の画素を表示(点灯)
するか否かの表示データがラッチ出力されることにな
る。各E−NOR回路15はデータラッチ回路9の上述
のセグメント線別の表示データ出力Qと交流化信号Mと
のE−NOR条件を求め、その出力15aを出力バッフ
ァ10−1〜10−nに与える。
【0018】各出力バッファ10−1〜10−nには前
述のセグメント駆動電圧21が共通に入力されており、
各出力バッファ10−1〜10−nの出力端子11(つ
まり各セグメント線SEG1〜SEGnの駆動端)に
は、E−NOR出力15aに応じて選択されたセグメン
ト駆動電圧21(の2つの電圧の1つ)が出力される。
この例では交流化信号Mが“L”の期間、当該画素を
“表示”する場合には当該出力バッファ10の出力端子
11には電圧V5が出力され、“非表示”の場合には電
圧V3が出力される。同様に交流化信号Mが“H”の期
間、当該画素を“表示”する場合には当該出力バッファ
の出力端子11には電圧V0が出力され、“非表示”の
場合には電圧V2が出力される。
述のセグメント駆動電圧21が共通に入力されており、
各出力バッファ10−1〜10−nの出力端子11(つ
まり各セグメント線SEG1〜SEGnの駆動端)に
は、E−NOR出力15aに応じて選択されたセグメン
ト駆動電圧21(の2つの電圧の1つ)が出力される。
この例では交流化信号Mが“L”の期間、当該画素を
“表示”する場合には当該出力バッファ10の出力端子
11には電圧V5が出力され、“非表示”の場合には電
圧V3が出力される。同様に交流化信号Mが“H”の期
間、当該画素を“表示”する場合には当該出力バッファ
の出力端子11には電圧V0が出力され、“非表示”の
場合には電圧V2が出力される。
【0019】図7のセグメント線SEGjの波形の例で
は、この実線の波形はコモン線COM1の水平走査期間
TH1にのみ、当該セグメント線SEGjとコモン線C
OM1との交点の画素が表示され、このセグメント線S
EGj上の他の画素は全て非表示である場合の例であ
る。ここでコモン線COM2の水平走査期間TH2にお
いても、当該セグメント線SEGj上の画素を表示する
場合点線部の波形が附加される。なお、このセグメント
線SEGjの駆動波形も交流化信号Mの“L”,“H”
に対応して正逆反転の波形となる。
は、この実線の波形はコモン線COM1の水平走査期間
TH1にのみ、当該セグメント線SEGjとコモン線C
OM1との交点の画素が表示され、このセグメント線S
EGj上の他の画素は全て非表示である場合の例であ
る。ここでコモン線COM2の水平走査期間TH2にお
いても、当該セグメント線SEGj上の画素を表示する
場合点線部の波形が附加される。なお、このセグメント
線SEGjの駆動波形も交流化信号Mの“L”,“H”
に対応して正逆反転の波形となる。
【0020】なお、セグメントドライバ回路2の一例と
して文字20桁分表示可能なものを想定すると、セグメ
ント線の出力ビット数nは100となる。
して文字20桁分表示可能なものを想定すると、セグメ
ント線の出力ビット数nは100となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで図4において
液晶電源投入に伴い、常時一定(5V印加:0.5mA)
の電流が分割抵抗5の部分に流れる。この電流は液晶電
源をオフさせるまで、その他の電流と合わせこのIC内
に流れることになり、ロジック部電流より相当量大き
く、このICの高電流消費の一因となるという問題があ
る。
液晶電源投入に伴い、常時一定(5V印加:0.5mA)
の電流が分割抵抗5の部分に流れる。この電流は液晶電
源をオフさせるまで、その他の電流と合わせこのIC内
に流れることになり、ロジック部電流より相当量大き
く、このICの高電流消費の一因となるという問題があ
る。
【0022】また、最近、液晶表示駆動回路のトータル
的なコストパフォーマンスを高めるために、比較的表示
規模の大きい液晶コントローラドライバICを、各種の
容量の液晶パネルへ実装する傾向が見られる。この時、
最大20桁×2行表示可能なICを使用して、16桁×
2行用パネルへ実装した場合、図5に示すようなセグメ
ントドライバ回路の出力ビット数100ビット中80ビ
ットが実装に用いられる。この場合、100ビット中の
残り20ビットは浮いたビットになっているが、常時シ
フトレジスタ回路8,データラッチ回路9へはクロック
信号CLK1,CLK2が入って動作しているため、こ
の不要ビット分の消費電流発生の無駄があるという問題
がある。なお、この問題は表示行数に関わるコモンドラ
イバ回路部にも同様に存在する。
的なコストパフォーマンスを高めるために、比較的表示
規模の大きい液晶コントローラドライバICを、各種の
容量の液晶パネルへ実装する傾向が見られる。この時、
最大20桁×2行表示可能なICを使用して、16桁×
2行用パネルへ実装した場合、図5に示すようなセグメ
ントドライバ回路の出力ビット数100ビット中80ビ
ットが実装に用いられる。この場合、100ビット中の
残り20ビットは浮いたビットになっているが、常時シ
フトレジスタ回路8,データラッチ回路9へはクロック
信号CLK1,CLK2が入って動作しているため、こ
の不要ビット分の消費電流発生の無駄があるという問題
がある。なお、この問題は表示行数に関わるコモンドラ
イバ回路部にも同様に存在する。
【0023】そこで本発明はこのような問題を解消でき
る液晶表示制御駆動回路を提供することを課題とする。
る液晶表示制御駆動回路を提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の液晶表示制御駆動回路では、入力直流
電源(VDD)を分割抵抗(5)にて(V0〜V5など
に)分割し液晶パネル(LCDパネル4)駆動用の電圧
(セグメント駆動電圧21及びコモン駆動電圧22)を
生成する液晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドラ
イバIC)において、前記分割抵抗と直列に、又はこの
分割抵抗内に前記入力直流電源からこの分割抵抗に供給
される電流を開閉し得るように開閉手段(アナログスイ
ッチ31など)を設け、この開閉手段の開閉駆動をこの
液晶表示制御駆動回路の表示機能をオン/オフする信号
(表示オン/オフ制御信号03)にて行うようにする。
めに、請求項1の液晶表示制御駆動回路では、入力直流
電源(VDD)を分割抵抗(5)にて(V0〜V5など
に)分割し液晶パネル(LCDパネル4)駆動用の電圧
(セグメント駆動電圧21及びコモン駆動電圧22)を
生成する液晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドラ
イバIC)において、前記分割抵抗と直列に、又はこの
分割抵抗内に前記入力直流電源からこの分割抵抗に供給
される電流を開閉し得るように開閉手段(アナログスイ
ッチ31など)を設け、この開閉手段の開閉駆動をこの
液晶表示制御駆動回路の表示機能をオン/オフする信号
(表示オン/オフ制御信号03)にて行うようにする。
【0025】また、請求項2の液晶表示制御駆動回路
は、液晶パネル(4)の表示桁数に対応する複数の段数
(n)を持ち、段別の表示データ(01)を各段共通に
入力される第1のクロック(シフトレジスタクロックC
LK1)を介してシフトするシフトレジスタ回路(8)
と、夫々、前記のシフトされた自身に対応する段の表示
データを各段共通に入力される第2のクロック(ラッチ
クロックCLK2)を介してラッチする個別ラッチ手段
(Dフリップフロップ9−1〜9−n)を持つラッチ回
路(9)とを(セグメントドライバ回路2内に)備えた
液晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドライバI
C)において、駆動対象の液晶パネルの桁数の規模に応
じて、前記シフトレジスタ回路及びラッチ回路の稼動段
数の規模を第1のクロック及び第2のクロックの夫々の
入力路の開閉によって複数規模に切替える切替手段(ア
ナログスイッチ41,43など)を備えたものとする。
は、液晶パネル(4)の表示桁数に対応する複数の段数
(n)を持ち、段別の表示データ(01)を各段共通に
入力される第1のクロック(シフトレジスタクロックC
LK1)を介してシフトするシフトレジスタ回路(8)
と、夫々、前記のシフトされた自身に対応する段の表示
データを各段共通に入力される第2のクロック(ラッチ
クロックCLK2)を介してラッチする個別ラッチ手段
(Dフリップフロップ9−1〜9−n)を持つラッチ回
路(9)とを(セグメントドライバ回路2内に)備えた
液晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドライバI
C)において、駆動対象の液晶パネルの桁数の規模に応
じて、前記シフトレジスタ回路及びラッチ回路の稼動段
数の規模を第1のクロック及び第2のクロックの夫々の
入力路の開閉によって複数規模に切替える切替手段(ア
ナログスイッチ41,43など)を備えたものとする。
【0026】また、請求項3の液晶表示制御駆動回路
は、液晶パネル(4)の表示行数に対応する複数の段数
(m)を持ち、段別の表示データ(コモンライン表示デ
ータ01H)を各段共通に入力されるクロック(ラッチ
クロックCLK2)を介してシフトするシフトレジスタ
回路(8H)を(コモンドライバ回路3内に)備えた液
晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドライバIC)
において、駆動対象の液晶パネルの行数の規模に応じ
て、前記シフトレジスタ回路の稼動段数の規模を前記ク
ロックの入力路の開閉によって複数規模に切替える切替
手段(アナログスイッチ41Hなど)を備えたものとす
る。
は、液晶パネル(4)の表示行数に対応する複数の段数
(m)を持ち、段別の表示データ(コモンライン表示デ
ータ01H)を各段共通に入力されるクロック(ラッチ
クロックCLK2)を介してシフトするシフトレジスタ
回路(8H)を(コモンドライバ回路3内に)備えた液
晶表示制御駆動回路(液晶コントローラドライバIC)
において、駆動対象の液晶パネルの行数の規模に応じ
て、前記シフトレジスタ回路の稼動段数の規模を前記ク
ロックの入力路の開閉によって複数規模に切替える切替
手段(アナログスイッチ41Hなど)を備えたものとす
る。
【0027】
【作用】 請求項1に関わる発明(以下第1発明という)につい
て:分割抵抗5の電源入力線又は分割抵抗間に直列にア
ナログスイッチ31を挿入して表示オン/オフ制御信号
03のオフ時にこのアナログスイッチ31をオフとして
分割抵抗5への通電を断ち、分割抵抗部の電流消費を減
ずる。
て:分割抵抗5の電源入力線又は分割抵抗間に直列にア
ナログスイッチ31を挿入して表示オン/オフ制御信号
03のオフ時にこのアナログスイッチ31をオフとして
分割抵抗5への通電を断ち、分割抵抗部の電流消費を減
ずる。
【0028】請求項2に関わる発明(以下第2発明とい
う)について:セグメントドライバ回路2のシフトレジ
スタ回路8及びデータラッチ回路9の夫々の動作する縦
続接続段数(つまりセグメント線の出力ビット数)をL
CDパネルの桁数規模に応じ、アナログスイッチ41,
43の段間への挿入による後段へのクロック(CLK
1,CLK2)の入力遮断により切替え可能として、不
要セグメントドライバ部分の電流消費を無くす。
う)について:セグメントドライバ回路2のシフトレジ
スタ回路8及びデータラッチ回路9の夫々の動作する縦
続接続段数(つまりセグメント線の出力ビット数)をL
CDパネルの桁数規模に応じ、アナログスイッチ41,
43の段間への挿入による後段へのクロック(CLK
1,CLK2)の入力遮断により切替え可能として、不
要セグメントドライバ部分の電流消費を無くす。
【0029】請求項3に関わる発明(以下第3発明とい
う)について:コモンドライバ回路3のシフトレジスタ
回路8Hの動作する縦続接続段数(つまりコモン線の出
力ビット数)をLCDパネルの行数規模に応じ、アナロ
グスイッチ41Hの段間への挿入による後段へのクロッ
クCLK2の入力遮断により切替え可能として、不要コ
モンドライバ部分の電流消費を無くす。
う)について:コモンドライバ回路3のシフトレジスタ
回路8Hの動作する縦続接続段数(つまりコモン線の出
力ビット数)をLCDパネルの行数規模に応じ、アナロ
グスイッチ41Hの段間への挿入による後段へのクロッ
クCLK2の入力遮断により切替え可能として、不要コ
モンドライバ部分の電流消費を無くす。
【0030】
【実施例】図1は第1発明の一実施例としての構成を示
し、この図は図4に対応している。図1においては図4
に対し分割抵抗5の端子V5とグランドGNDとの間に
直列に、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSF
ETからなるトランスミッションゲートとしてのアナロ
グスイッチ31が挿入され、且つこのアナログスイッチ
31のPチャネルMOSFETのゲートに加わる表示オ
ン/オフ制御信号03を反転してNチャネルMOSFE
Tのゲートに加えるインバータ32が設けられている。
し、この図は図4に対応している。図1においては図4
に対し分割抵抗5の端子V5とグランドGNDとの間に
直列に、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSF
ETからなるトランスミッションゲートとしてのアナロ
グスイッチ31が挿入され、且つこのアナログスイッチ
31のPチャネルMOSFETのゲートに加わる表示オ
ン/オフ制御信号03を反転してNチャネルMOSFE
Tのゲートに加えるインバータ32が設けられている。
【0031】このアナログスイッチ31はIC内部の図
外のインストラクション回路から出力される表示オン/
オフ制御信号03のオン(“L”)のときに導通し、信
号03のオフ(“H”)のときに非導通となる。ここで
図1の動作を説明する。通常、液晶コントローラドライ
バICの電源をオンすると、液晶パネル表示の前にパネ
ル規模,表示条件などをインストラクション回路に設定
入力する期間がある。この場合、表示オン/オフ制御信
号03は“H”であり、NORゲート02はオフ、アナ
ログスイッチ31もオフ状態になり、液晶パネルに電源
が掛けられなくなり、液晶パネルに電流は流れない。
外のインストラクション回路から出力される表示オン/
オフ制御信号03のオン(“L”)のときに導通し、信
号03のオフ(“H”)のときに非導通となる。ここで
図1の動作を説明する。通常、液晶コントローラドライ
バICの電源をオンすると、液晶パネル表示の前にパネ
ル規模,表示条件などをインストラクション回路に設定
入力する期間がある。この場合、表示オン/オフ制御信
号03は“H”であり、NORゲート02はオフ、アナ
ログスイッチ31もオフ状態になり、液晶パネルに電源
が掛けられなくなり、液晶パネルに電流は流れない。
【0032】次に表示の指令をインストラクション回路
に入力すると表示オン/オフ制御信号03が“L”とな
り、セグメントドライバ回路2はROM7からの表示デ
ータ01を入力可になる。また、アナログスイッチ31
はオンされ、分割抵抗5の抵抗値の比で定まる電圧V0
〜V5が液晶駆動電源分割回路23,セグメントドライ
バ回路2,コモンドライバ回路3を経てLCDパネル4
に加わり、通常の表示動作を行う。
に入力すると表示オン/オフ制御信号03が“L”とな
り、セグメントドライバ回路2はROM7からの表示デ
ータ01を入力可になる。また、アナログスイッチ31
はオンされ、分割抵抗5の抵抗値の比で定まる電圧V0
〜V5が液晶駆動電源分割回路23,セグメントドライ
バ回路2,コモンドライバ回路3を経てLCDパネル4
に加わり、通常の表示動作を行う。
【0033】なお、アナログスイッチ31の挿入個所は
図1の個所に限定されるものではなく、電源VDDと端子
V0間,端子V0とV1間,V1とV2間など他の分割
抵抗位置に直列に挿入しても消費電流削減効果のあるこ
とには変わりなく本発明に包含される。図2は第2発明
の一実施例としてのセグメントドライバ回路2の構成を
示し、この図は図5に対応している。図2においては図
5に対しLCDパネル4の容量(この場合桁数)によ
り、不必要に多い出力ドライバビットを切替削減できる
ようにするため、この例では図外のセグメントドライバ
回路2−(j−1)(セグメント線SEGj−1駆動
用)とセグメントドライバ回路2−j(セグメント線S
EGj駆動用)との間にトランスミッションゲートから
なるアナログスイッチ41〜44が挿入され、且つイン
ストラクション回路12とその出力信号12bを反転す
るインバータ45によって各アナログスイッチ41〜4
4をオン/オフ制御するようにした点が異なる。
図1の個所に限定されるものではなく、電源VDDと端子
V0間,端子V0とV1間,V1とV2間など他の分割
抵抗位置に直列に挿入しても消費電流削減効果のあるこ
とには変わりなく本発明に包含される。図2は第2発明
の一実施例としてのセグメントドライバ回路2の構成を
示し、この図は図5に対応している。図2においては図
5に対しLCDパネル4の容量(この場合桁数)によ
り、不必要に多い出力ドライバビットを切替削減できる
ようにするため、この例では図外のセグメントドライバ
回路2−(j−1)(セグメント線SEGj−1駆動
用)とセグメントドライバ回路2−j(セグメント線S
EGj駆動用)との間にトランスミッションゲートから
なるアナログスイッチ41〜44が挿入され、且つイン
ストラクション回路12とその出力信号12bを反転す
るインバータ45によって各アナログスイッチ41〜4
4をオン/オフ制御するようにした点が異なる。
【0034】ここでアナログスイッチ41はそのオン,
オフに応じて夫々シフトレジスタクロックCLK1をシ
フトレジスタ回路8を構成するDフリップフロップ8−
j〜8−nの側へ伝えるか否かの役割を持ち、アナログ
スイッチ43はそのオン,オフに応じて夫々ラッチクロ
ックCLK2をデータラッチ回路9を構成するDフリッ
プフロップ9−j〜9−nの側へ伝えるか否かの役割を
持つ。
オフに応じて夫々シフトレジスタクロックCLK1をシ
フトレジスタ回路8を構成するDフリップフロップ8−
j〜8−nの側へ伝えるか否かの役割を持ち、アナログ
スイッチ43はそのオン,オフに応じて夫々ラッチクロ
ックCLK2をデータラッチ回路9を構成するDフリッ
プフロップ9−j〜9−nの側へ伝えるか否かの役割を
持つ。
【0035】また、アナログスイッチ42はアナログス
イッチ41のオフ時にオンされ、Dフリップフロップ8
−jのクロック入力端子CPをグランドGNDの電位に
固定し、Dフリップフロップ8−j〜8nがノイズ等で
誤動作することを防ぐ。同様にアナログスイッチ44は
アナログスイッチ43のオフ時にオンされ、Dフリップ
フロップ9−jのクロック入力端子LPをグランドGN
Dの電位に固定し、Dフリップフロップ9−j〜9−n
がノイズ等で誤動作することを防ぐ。
イッチ41のオフ時にオンされ、Dフリップフロップ8
−jのクロック入力端子CPをグランドGNDの電位に
固定し、Dフリップフロップ8−j〜8nがノイズ等で
誤動作することを防ぐ。同様にアナログスイッチ44は
アナログスイッチ43のオフ時にオンされ、Dフリップ
フロップ9−jのクロック入力端子LPをグランドGN
Dの電位に固定し、Dフリップフロップ9−j〜9−n
がノイズ等で誤動作することを防ぐ。
【0036】但し、アナログスイッチ41,43のオフ
時におけるDフリップフロップ8−j,9−jのクロッ
ク入力端子CP,LPの電位固定は電源VDDに対して行
ってもよい。ここで図2の動作を説明する。パネル桁数
がセグメントドライバ回路2部全てを使用する(つまり
セグメント線SEG1〜SEGnを駆動する)場合、イ
ンストラクション回路12からの出力12bは“L”に
なっているため、アナログスイッチ41,43はオン、
42,44はオフとなり、全てのセグメントドライバ回
路2−1〜2−nにクロックCLK1,CLK2が与え
られて動作する。
時におけるDフリップフロップ8−j,9−jのクロッ
ク入力端子CP,LPの電位固定は電源VDDに対して行
ってもよい。ここで図2の動作を説明する。パネル桁数
がセグメントドライバ回路2部全てを使用する(つまり
セグメント線SEG1〜SEGnを駆動する)場合、イ
ンストラクション回路12からの出力12bは“L”に
なっているため、アナログスイッチ41,43はオン、
42,44はオフとなり、全てのセグメントドライバ回
路2−1〜2−nにクロックCLK1,CLK2が与え
られて動作する。
【0037】次にパネル桁数が少なくて済みセグメント
ドライバ回路2−1〜2−(j−1)(セグメント線S
EG1〜SEGj−1駆動用)の使用で表示ができる場
合、インストラクション回路12からの出口12bは
“H”となり、アナログスイッチ41,43はオフ、4
2,44はオンとなる。従ってセグメントドライバ回路
2−j〜2−nは動作せず、電流消費が低減される。
ドライバ回路2−1〜2−(j−1)(セグメント線S
EG1〜SEGj−1駆動用)の使用で表示ができる場
合、インストラクション回路12からの出口12bは
“H”となり、アナログスイッチ41,43はオフ、4
2,44はオンとなる。従ってセグメントドライバ回路
2−j〜2−nは動作せず、電流消費が低減される。
【0038】また、この不要セグメントドライバ回路2
−j〜2−nは入力表示データがどうあっても表示には
無関係の部分のため何の悪影響もなく動作する。なお、
図2ではセグメントドライバ回路2内の縦続段数の切替
え個所を1個所としたが、これを複数個所で行っても本
発明が適用可能であることは明らかである。
−j〜2−nは入力表示データがどうあっても表示には
無関係の部分のため何の悪影響もなく動作する。なお、
図2ではセグメントドライバ回路2内の縦続段数の切替
え個所を1個所としたが、これを複数個所で行っても本
発明が適用可能であることは明らかである。
【0039】図3は第3発明の一実施例としてのコモン
ドライバ回路3の構成を示し、この図は図6に対応して
いる。図3では図6に対しLCDパネル4の容量(この
場合行数)により不必要に多い出力ドライバビットを切
替削減できるようにするため、この例では図外のコモン
ドライバ回路3−(i−1)(図外のコモン線COMi
−1駆動用)とセグメントドライバ回路3−i(コモン
線COMi駆動用)との間にトランスミッションゲート
からなるアナログスイッチ41H,42Hが挿入され、
且つインストラクション回路12とその出力信号12a
を反転するインバータ45Hによって各アナログスイッ
チ41H,42Hをオン/オフ制御するようにした点が
異なる。インストラクション回路12によるこのアナロ
グスイッチ41H,42Hの動作は夫々図2のアナログ
スイッチ41,42と同様であり、これ以上の説明は省
略する。
ドライバ回路3の構成を示し、この図は図6に対応して
いる。図3では図6に対しLCDパネル4の容量(この
場合行数)により不必要に多い出力ドライバビットを切
替削減できるようにするため、この例では図外のコモン
ドライバ回路3−(i−1)(図外のコモン線COMi
−1駆動用)とセグメントドライバ回路3−i(コモン
線COMi駆動用)との間にトランスミッションゲート
からなるアナログスイッチ41H,42Hが挿入され、
且つインストラクション回路12とその出力信号12a
を反転するインバータ45Hによって各アナログスイッ
チ41H,42Hをオン/オフ制御するようにした点が
異なる。インストラクション回路12によるこのアナロ
グスイッチ41H,42Hの動作は夫々図2のアナログ
スイッチ41,42と同様であり、これ以上の説明は省
略する。
【0040】
【発明の効果】第1発明によれば、表示期間時のみLC
Dパネル駆動電源をオンするようにしたので、液晶コン
トローラドライバICの消費電流を低減することができ
る。また、第2,第3発明によれば、LCDパネルの
桁,行の容量に応じて、不要なセグメント,コモン各ド
ライバ回路の出力の動作スイッチングを無くすようにし
たので、液晶コントローラドライバICの消費電流を低
減することができる。
Dパネル駆動電源をオンするようにしたので、液晶コン
トローラドライバICの消費電流を低減することができ
る。また、第2,第3発明によれば、LCDパネルの
桁,行の容量に応じて、不要なセグメント,コモン各ド
ライバ回路の出力の動作スイッチングを無くすようにし
たので、液晶コントローラドライバICの消費電流を低
減することができる。
【図1】第1発明の一実施例としての液晶コントローラ
ドライバIC回路の要部の構成図
ドライバIC回路の要部の構成図
【図2】第2発明の一実施例としてのセグメントドライ
バ回路の構成図
バ回路の構成図
【図3】第3発明の一実施例としてのコモンドライバ回
路の構成図
路の構成図
【図4】図1に対応する従来の構成図
【図5】図2に対応する従来の構成図
【図6】図3に対応する従来の構成図
【図7】LCDパネル駆動波形の例を示す図
01 表示データ 01H コモンライン表示データ 02 NORゲート 03 表示オン/オフ制御信号 2(2−1〜2−n) セグメントドライバ回路 SEG1〜SEGn セグメント線 3(3−1〜3−m) コモンドライバ回路 COM1〜COMm コモン線 4 LCDパネル 5 分割抵抗 6 RAM 7 ROM 8(8−1〜8−n) シフトレジスタ回路 8H(8H−1〜8H−m) シフトレジスタ回路 8−1〜8−n Dフリップフロップ 8H−1〜8H−m Dフリップフロップ 9(9−1〜9−n) データラッチ回路 9−1〜9−n Dフリップフロップ 10(10−1〜10−n) 出力バッファ 10H(10H−1〜10H−m) 出力バッファ 11 端子 11H 端子 12 インストラクション回路 15 E−NOR回路 21 セグメント駆動電圧 22 コモン駆動電圧 23 液晶駆動電源分割回路 M 交流化信号 CLK1 シフトレジスタクロック CLK2 ラッチクロック 31 アナログスイッチ 32 インバータ 41〜44 アナログスイッチ 41H,42H アナログスイッチ 45 インバータ 45H インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】入力直流電源を分割抵抗にて分割し液晶パ
ネル駆動用の電圧を生成する液晶表示制御駆動回路にお
いて、 前記分割抵抗と直列に、又はこの分割抵抗内に前記入力
直流電源からこの分割抵抗に供給される電流を開閉し得
るように開閉手段を設け、この開閉手段の開閉駆動をこ
の液晶表示制御駆動回路の表示機能をオン/オフする信
号にて行うようにしたことを特徴とする液晶表示制御駆
動回路。 - 【請求項2】液晶パネルの表示桁数に対応する複数の段
数を持ち、段別の表示データを各段共通に入力される第
1のクロックを介してシフトするシフトレジスタ回路
と、 夫々、前記のシフトされた自身に対応する段の表示デー
タを各段共通に入力される第2のクロックを介してラッ
チする個別ラッチ手段を持つラッチ回路とを備えた液晶
表示制御駆動回路において、 駆動対象の液晶パネルの桁数の規模に応じて、前記シフ
トレジスタ回路及びラッチ回路の稼動段数の規模を第1
のクロック及び第2のクロックの夫々の入力路の開閉に
よって複数規模に切替える半導体切替手段を備えたこと
を特徴とする液晶表示制御駆動回路。 - 【請求項3】液晶パネルの表示行数に対応する複数の段
数を持ち、段別の表示データを各段共通に入力されるク
ロックを介してシフトするシフトレジスタ回路を備えた
液晶表示制御駆動回路において、 駆動対象の液晶パネルの行数の規模に応じて、前記シフ
トレジスタ回路の稼動段数の規模を前記クロックの入力
路の開閉によって複数規模に切替える切替手段を備えた
ことを特徴とする液晶表示制御駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5842695A JPH08254684A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 液晶表示制御駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5842695A JPH08254684A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 液晶表示制御駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254684A true JPH08254684A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13084065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5842695A Pending JPH08254684A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 液晶表示制御駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08254684A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050028B2 (en) | 2002-02-08 | 2006-05-23 | Seiko Epson Corporation | Reference voltage generation circuit, display drive circuit, display device and reference voltage generation method |
US7106321B2 (en) | 2002-02-08 | 2006-09-12 | Seiko Epson Corporation | Reference voltage generation circuit, display drive circuit, display device and reference voltage generation method |
US7289095B2 (en) | 2002-10-21 | 2007-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5842695A patent/JPH08254684A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050028B2 (en) | 2002-02-08 | 2006-05-23 | Seiko Epson Corporation | Reference voltage generation circuit, display drive circuit, display device and reference voltage generation method |
US7106321B2 (en) | 2002-02-08 | 2006-09-12 | Seiko Epson Corporation | Reference voltage generation circuit, display drive circuit, display device and reference voltage generation method |
US7289095B2 (en) | 2002-10-21 | 2007-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
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