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JPH0825164A - 立方体状ワーク固定装置 - Google Patents

立方体状ワーク固定装置

Info

Publication number
JPH0825164A
JPH0825164A JP18900194A JP18900194A JPH0825164A JP H0825164 A JPH0825164 A JP H0825164A JP 18900194 A JP18900194 A JP 18900194A JP 18900194 A JP18900194 A JP 18900194A JP H0825164 A JPH0825164 A JP H0825164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
fixing device
turntable
cubical
cubic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18900194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Suzuki
昌利 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP18900194A priority Critical patent/JPH0825164A/ja
Publication of JPH0825164A publication Critical patent/JPH0825164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立方体状のワークの直交する各面を順次精度
よく安定して加工することができる立方体状ワーク固定
装置を提供すること。 【構成】 水平面に対し45°傾斜され、軸心回りに1
20°ずつ回転可能な回転盤と、その回転盤の盤面上に
取付けられ、上面が回転盤の盤面に対し45°傾斜した
固定台とからなり、その固定台の上面に、立方体状ワー
クをその対角線を回転盤の軸心と一致又は平行となる様
に固定せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立方体状のワークの直
交する各面に対し順次研削・孔明け加工等を行う際に使
用して最適な立方体状ワーク固定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に立方体状のワークの各面直面を加
工するためには、一面ごとにワークを固定装置に固定し
て加工するか、或は一軸式固定装置又は二軸式固定装置
使用して加工している。
【0003】図8は従来の一軸式固定装置の斜視図で、
図9は従来の二軸式固定装置の斜視図である。従来の一
軸式固定装置は、図8に示すように、ワーク11を回転
盤12に取付け、その回転盤12を軸心L−L´回りに
90°ずつ回転させて、定位置にある工具によりK方向
よりワーク1の4面A,C,D,Fを順次加工するよう
になっている。
【0004】又、従来の二軸式固定装置は、図9に示す
ようにワーク11を回転盤12に取り付け、その回転盤
12を軸心L−L´回りに90°ずつ回動させて、定位
置にある工具によりK方向よりワーク11の4面A,
C,D,Fを順次加工し、更に回転盤12を軸心M−M
回りに90°回転させて、K方向によりワーク11の面
Bを加工するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
の各面を精密に加工するには、基準面に対しワークを正
確に固定する必要があり、少しでも誤差があると加工精
度に重大な影響を及ぼす恐れがあった。その為、一面ご
とにワークを固定装置に固定して加工する方式だと、立
方体状のワークの各直角面を加工する毎に基準面を設定
し直さなければならず、きわめて面倒であると共に加工
精度がよくないと言う欠点があった。
【0006】又、従来の一軸式固定装置や二軸式固定装
置の場合、残りの面を加工するにはワークを固定装置か
ら一旦外して再び取付けなければならず、その際再び基
準出し作業が必要になり、作業が非常に面倒であると共
に、加工面の変換の為に行う回転盤の回転も、二軸式固
定装置においては不正確になりやすく、安定した高精度
の加工が維持しずらいと言う欠点があった。
【0007】本発明は、上記従来の技術の欠点に鑑みて
提案されたもので、作業がきわめて容易であると共に立
方体状のワークの直交する各面を精度よく安定して加工
することができる立方体状ワーク固定装置を提供せんと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するための手段として、水平面に対し45°傾斜され、
軸心回りに120°ずつ回転可能な回転盤と、その回転
盤の盤面上に取付けられ、上面が回転盤の盤面に対し4
5°傾斜した固定台とからなり、その固定台の上面に、
立方体状ワークをその対角線を回転盤の軸心と一致又は
平行となる様に固定せしめるように立方体状ワーク固定
装置を構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の立方体状ワーク固定装置は前記のよう
な手段をもって構成されているので、回転盤を120°
ずつ回動させると、定位置から見て、立方体状のワーク
の直交する三面が順次変換され、定位置より立方体状の
ワークの直交する三面を順次加工することが可能とな
る。又、残りの三面は、ワークを外して逆に固定し、回
転盤を120°ずつ回転させるだけで同様にして順次加
工することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明の一実施例を示す立方
体状ワーク固定装置の側面図で、図2はその平面図であ
る。又、図3〜図4は図1におけるZ方向より見た、そ
れぞれ異なる状態の矢視図である。又、図6はワークの
対角線説明図で、図7はワークの各面を示す斜視図であ
る。
【0011】図中1はワークで、各頂点a,b,c,
d,e,f,g,hと、面A,B,C,D,E,Fを有
し、l−lは、頂点c−eを通る対角線を示す。2は水
平面に対し45°傾斜された回転盤で、本体内に組み込
まれた図示せざる回動機構により軸心L−L´回りに1
20°ずつ回動可能に構成されている。
【0012】3は回転盤2の盤面上に取付けられた回転
台で、その上面は回転盤2の盤面に対し45°傾斜され
ている。なお、立方体状のワーク1は、その対角線l−
lが回転盤2の軸心L−L´と一致又は平行となるよう
に、固定台3の上面に図示せざる着脱可能な手段を介し
て固定されている。なお、図2においては、対角線l−
lは軸L−L´と一致せしめられているが、図10に示
す様に、対角線l−lは軸L−L´と平行であっても良
い。
【0013】上記のように構成された本発明の立方体状
ワーク固定装置においては、図1及び図2に示す位置に
固定台3が位置するとき、K方向より工具を操作すれ
ば、図3に示すように、ワーク1の面Aが加工されるこ
とになる。次に、回転盤2を120°回動させると、図
4に示すようにK方向よりワーク1の面Bが加工される
ことになる。次に、さらに回転盤2を120°回動させ
ると、図5に示すようにK方向よりワーク1の面Cが加
工されることになる。
【0014】このように、回転盤2を120°ずつ回動
させるだけで、K方向にはそれぞれ直交する面A,B,
Cが垂直に対面し、この間にワーク1を取外す必要は全
くない。次にワーク1を取外して逆に固定台3に固定す
れば、同様にして、残りの直交する面D,E,FがK方
向に垂直に対面する。
【0015】従って、K方向にドリルやトイシ車等を位
置させておけば、立方体状のワーク1の直交する各面は
精度よく加工され、作業もきわめて容易である。なお、
回転盤2の回動は、位置決め用のエンコーダを用いて電
気的に行えば、120°ずつきわめて正確かつ完璧に行
うことができるが、割り出しプレートも利用可能であ
る。更に回転盤2の回動位置を示す目盛りを設けるだけ
でも、手動によって正確かつ手軽に回動角を120°ず
つ設定することができる。
【0016】又、本発明を水平研削盤に適用する場合に
は、ワークの対角線をテーブルの移動軸に対し垂直方向
に45°傾斜させるだけで直交する3つの面の研削加工
ができるが、さらにワークの対角線をテーブルの移動軸
に対し水平方向に45°傾斜させれば、ワークの研削目
を従来の研削目と一致させることができ、きわめて好都
合である。
【0017】
【発明の効果】以上具体的に説明したように、本発明に
よれば、回転盤を120°ずつ回動させるだけで、固定
台の上面にある立方体状のワークの直交する3つの面を
順次変換することができるので、作業がきわめて容易で
あると共に、立方体状のワークの各面を精度よく安定し
て加工することができる等、大きな利点を有し、構成も
きわめて簡単で、3つ又は6つの直交する面を一定の同
じ平面に割り出す必要のある各種の装置に広く適用する
ことができ、実用上きわめて有効な立方体状ワーク固定
装置を提供し得るものである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にを示す立方体状ワーク固定
装置の側面図である。
【図2】図1に示す立方体状ワーク固定装置の平面図で
ある。
【図3】図1におけるZ方向より見た状態1の矢視図で
ある。
【図4】図1におけるZ方向より見た状態2の矢視図で
ある。
【図5】図1におけるZ方向より見た状態3の矢視図で
ある。
【図6】ワークの対角線説明図である。
【図7】ワークの各面を示す斜視図である。
【図8】従来の一軸式固定装置の斜視図である。
【図9】従来の二軸式固定装置の斜視図である。
【図10】ワークの固定状況を説明するワーク固定装置
の平面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 回転盤 3 固定台 11 ワーク 12 回転盤 l−l 対角線 L−L´ 軸心 M−M 軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面に対し45°傾斜され、軸心回り
    に120°ずつ回転可能な回転盤と、その回転盤の盤面
    上に取付けられ、上面が回転盤の盤面に対し45°傾斜
    した固定台とからなり、その固定台の上面に、立方体状
    ワークをその対角線を回転盤の軸心と一致又は平行とな
    る様に固定せしめるようにしたことを特徴とする立方体
    状ワーク固定装置。
JP18900194A 1994-07-20 1994-07-20 立方体状ワーク固定装置 Pending JPH0825164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18900194A JPH0825164A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 立方体状ワーク固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18900194A JPH0825164A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 立方体状ワーク固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825164A true JPH0825164A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16233642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18900194A Pending JPH0825164A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 立方体状ワーク固定装置

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JP (1) JPH0825164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111781A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Gifu Tada Seiki:Kk 被加工物加工保持装置及び被加工物加工装置及びその加工方法
WO2009144845A1 (ja) * 2008-05-27 2009-12-03 株式会社牧野フライス製作所 ワーク取付台及び工作機械
ITBS20090214A1 (it) * 2009-11-24 2011-05-25 Dm2 Di Duina Gianfranco Srl Dispositivo portapezzo per macchine utensili per lavorazioni multiple

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