JPH08250457A - 縦型ウエハ研磨装置 - Google Patents
縦型ウエハ研磨装置Info
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- JPH08250457A JPH08250457A JP5466095A JP5466095A JPH08250457A JP H08250457 A JPH08250457 A JP H08250457A JP 5466095 A JP5466095 A JP 5466095A JP 5466095 A JP5466095 A JP 5466095A JP H08250457 A JPH08250457 A JP H08250457A
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- JP
- Japan
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- wafer
- polishing
- vertical
- suction pad
- cleaning
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ウエハの平坦化の高精度化及び洗浄効率の向上
を図ると共に、省スペース化を実現する為の縦型ウエハ
研磨装置を提供する。 【構成】被研磨ウエハWは吸着パッド32に縦姿勢で保
持されるとともに、研磨布36を被覆した縦型の研磨盤
30に押し付けられる。そして、吸着パッド32と研磨
盤30の研磨面との間にスラリーを供給しつつ、両者を
相対回転摺動させることによってウエハWを研磨してい
る。スラリーは容易に下方へ流れ落ちるので、研磨切り
屑を排出する機能が向上する。これにより、研磨切り屑
によってウエハに傷が付くのを防ぐことができ、平坦化
精度を高めるとともに研磨効率を上げることができる。
また、研磨後の洗浄手段52、53、54、洗浄後の乾
燥手段56、及び各工程間のウエハの搬送系14におい
ても、ウエハWの姿勢を縦向きに保っていることによ
り、洗浄終了後の洗浄液の切れが良くなる。
を図ると共に、省スペース化を実現する為の縦型ウエハ
研磨装置を提供する。 【構成】被研磨ウエハWは吸着パッド32に縦姿勢で保
持されるとともに、研磨布36を被覆した縦型の研磨盤
30に押し付けられる。そして、吸着パッド32と研磨
盤30の研磨面との間にスラリーを供給しつつ、両者を
相対回転摺動させることによってウエハWを研磨してい
る。スラリーは容易に下方へ流れ落ちるので、研磨切り
屑を排出する機能が向上する。これにより、研磨切り屑
によってウエハに傷が付くのを防ぐことができ、平坦化
精度を高めるとともに研磨効率を上げることができる。
また、研磨後の洗浄手段52、53、54、洗浄後の乾
燥手段56、及び各工程間のウエハの搬送系14におい
ても、ウエハWの姿勢を縦向きに保っていることによ
り、洗浄終了後の洗浄液の切れが良くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縦型ウエハ研磨装置に係
り、特にウエハの多層化に対応した平坦化工程の研磨を
化学的機械研磨方法で行う縦型ウエハ研磨装置に関す
る。
り、特にウエハの多層化に対応した平坦化工程の研磨を
化学的機械研磨方法で行う縦型ウエハ研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高集積化の要求に伴
い、ウエハの高密度化及び多層化が進み、ウエハ上に回
路配線パターンを形成する露光装置の焦点深度が浅くな
ってきている。これにより、露光面となるウエハの平面
度が高精度に要求されており、高精度の平坦化を実現す
る方法として化学的機械研磨方法(CMP)が用いられ
ている。従来のウエハ研磨装置は、研磨布を被覆した研
磨定盤と吸着パッドとを水平に対面して配設し、前記吸
着パッドに被研磨ウエハを吸着し、それを前記研磨定盤
に押し付けるとともに、ケミカル研磨材(スラリー)を
供給しながら両者を相対摺動させて該ウエハを研磨して
いる。
い、ウエハの高密度化及び多層化が進み、ウエハ上に回
路配線パターンを形成する露光装置の焦点深度が浅くな
ってきている。これにより、露光面となるウエハの平面
度が高精度に要求されており、高精度の平坦化を実現す
る方法として化学的機械研磨方法(CMP)が用いられ
ている。従来のウエハ研磨装置は、研磨布を被覆した研
磨定盤と吸着パッドとを水平に対面して配設し、前記吸
着パッドに被研磨ウエハを吸着し、それを前記研磨定盤
に押し付けるとともに、ケミカル研磨材(スラリー)を
供給しながら両者を相対摺動させて該ウエハを研磨して
いる。
【0003】また、1チップあたりの平面度を高精度に
するために比較的硬い研磨布が使用されている。一方、
研磨後のウエハを洗浄、乾燥する装置として、洗浄、乾
燥する処理工程を一つの装置で行うことができる枚葉式
洗浄装置も提案されている。
するために比較的硬い研磨布が使用されている。一方、
研磨後のウエハを洗浄、乾燥する装置として、洗浄、乾
燥する処理工程を一つの装置で行うことができる枚葉式
洗浄装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウエハ研磨装置は、研磨定盤が水平(横型)に設けられ
ているため、スラリーの研磨切り屑排出機能が低く、硬
い研磨布を使用すると、研磨定盤の上に残る研磨切り屑
により、ウエハの被研磨面に傷が入ってしまうという問
題がある。即ち、この傷によって、平坦化の精度が低下
し、平坦化の高精度化が達成できない。
ウエハ研磨装置は、研磨定盤が水平(横型)に設けられ
ているため、スラリーの研磨切り屑排出機能が低く、硬
い研磨布を使用すると、研磨定盤の上に残る研磨切り屑
により、ウエハの被研磨面に傷が入ってしまうという問
題がある。即ち、この傷によって、平坦化の精度が低下
し、平坦化の高精度化が達成できない。
【0005】また、平坦化の高精度化には、研磨処理の
精度向上のみならず、研磨後の洗浄能力の向上も合わせ
て必要であるが、従来のウエハ洗浄装置は、ウエハの表
面を水平(横姿勢)に保ちながら洗浄、搬送、及び乾燥
を行っているため、ウエハの裏面洗浄が困難であり、洗
浄効率が悪く、洗浄後に汚染物(ゴミ)が再付着すると
いう問題がある。また、ウエハ表面に洗浄液が残り、乾
燥に時間がかかるという問題もある。
精度向上のみならず、研磨後の洗浄能力の向上も合わせ
て必要であるが、従来のウエハ洗浄装置は、ウエハの表
面を水平(横姿勢)に保ちながら洗浄、搬送、及び乾燥
を行っているため、ウエハの裏面洗浄が困難であり、洗
浄効率が悪く、洗浄後に汚染物(ゴミ)が再付着すると
いう問題がある。また、ウエハ表面に洗浄液が残り、乾
燥に時間がかかるという問題もある。
【0006】更に、従来のウエハ研磨装置(横型ウエハ
研磨装置)及び洗浄装置は設置面積が大きく、限られた
空間を有効に使用する必要のあるクリーンルームへの設
置には適さないという問題もある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、平坦化の高精度化及び洗
浄効率の向上を図ると共に、省スペース化を実現する為
の縦型ウエハ研磨装置を提供することを目的とする。
研磨装置)及び洗浄装置は設置面積が大きく、限られた
空間を有効に使用する必要のあるクリーンルームへの設
置には適さないという問題もある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、平坦化の高精度化及び洗
浄効率の向上を図ると共に、省スペース化を実現する為
の縦型ウエハ研磨装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、研磨対象となるウエハを鉛直縦型状態で吸着
保持する吸着パッドと、前記吸着パッドと対面する研磨
面を有する縦型の研磨盤と、前記吸着パッドと前記研磨
盤の研磨面との間にスラリーを供給するスラリー供給手
段と、を備え、前記スラリー供給手段によってスラリー
を供給しつつ、前記吸着パッドと前記研磨盤とを相対回
転摺動させて、前記ウエハを縦向きの姿勢で研磨するこ
とを特徴としている。
るために、研磨対象となるウエハを鉛直縦型状態で吸着
保持する吸着パッドと、前記吸着パッドと対面する研磨
面を有する縦型の研磨盤と、前記吸着パッドと前記研磨
盤の研磨面との間にスラリーを供給するスラリー供給手
段と、を備え、前記スラリー供給手段によってスラリー
を供給しつつ、前記吸着パッドと前記研磨盤とを相対回
転摺動させて、前記ウエハを縦向きの姿勢で研磨するこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明は前記目的を達成するため
に、複数枚のウエハが縦姿勢で格納されている第1のウ
エハカセットからウエハを一枚づつ取り出し、縦姿勢の
まま後記吸着パッドに運搬する第1のハンドリング手段
と、前記第1のハンドリング手段で運ばれたウエハを鉛
直縦型状態で吸着保持する吸着パッドと、前記吸着パッ
ドと対面する研磨面を有する縦型の研磨盤と、前記吸着
パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリーを供給す
るスラリー供給手段と、前記スラリー供給手段によって
スラリーを供給しつつ、前記吸着パッドと前記研磨盤と
を相対回転摺動させて研磨した後のウエハを前記吸着パ
ッドから取り出し、縦姿勢のまま後記洗浄手段へ運搬す
る第2のハンドリング手段と、前記第2のハンドリング
手段で運ばれたウエハを縦姿勢の状態で液体中に浸漬し
て洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段から後記乾燥手段
へとウエハを縦姿勢で搬送する搬送手段と、前記搬送手
段で搬送された洗浄後のウエハを縦姿勢の状態で乾燥す
る乾燥手段と、前記乾燥手段で乾燥されたウエハを縦姿
勢の状態で取り出し、複数枚のウエハを縦姿勢で格納す
ることができる第2のウエハカセットに縦姿勢のまま運
搬する第3のハンドリング手段と、を備えたことを特徴
としている。
に、複数枚のウエハが縦姿勢で格納されている第1のウ
エハカセットからウエハを一枚づつ取り出し、縦姿勢の
まま後記吸着パッドに運搬する第1のハンドリング手段
と、前記第1のハンドリング手段で運ばれたウエハを鉛
直縦型状態で吸着保持する吸着パッドと、前記吸着パッ
ドと対面する研磨面を有する縦型の研磨盤と、前記吸着
パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリーを供給す
るスラリー供給手段と、前記スラリー供給手段によって
スラリーを供給しつつ、前記吸着パッドと前記研磨盤と
を相対回転摺動させて研磨した後のウエハを前記吸着パ
ッドから取り出し、縦姿勢のまま後記洗浄手段へ運搬す
る第2のハンドリング手段と、前記第2のハンドリング
手段で運ばれたウエハを縦姿勢の状態で液体中に浸漬し
て洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段から後記乾燥手段
へとウエハを縦姿勢で搬送する搬送手段と、前記搬送手
段で搬送された洗浄後のウエハを縦姿勢の状態で乾燥す
る乾燥手段と、前記乾燥手段で乾燥されたウエハを縦姿
勢の状態で取り出し、複数枚のウエハを縦姿勢で格納す
ることができる第2のウエハカセットに縦姿勢のまま運
搬する第3のハンドリング手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、被研磨ウエハは吸着パッドに
縦姿勢で保持されるとともに、該吸着パッドと対面する
縦型の研磨盤の研磨面に押し付けられる。そして、前記
吸着パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリーを供
給しつつ、両者を相対回転摺動させることによってウエ
ハを研磨している。前記スラリーは研磨を促進すると共
に、研磨によって発生する切り屑(研磨切り屑)を接触
面から排出する機能を有している。このように研磨の接
触面を縦型にしたことにより、スラリーは容易に下方へ
流れ落ちるので、研磨切り屑を排出する機能が向上す
る。これにより、研磨切り屑によってウエハに傷が付く
のを防ぐことができ、平坦化精度を上げるとともに研磨
効率を高めることができる。
縦姿勢で保持されるとともに、該吸着パッドと対面する
縦型の研磨盤の研磨面に押し付けられる。そして、前記
吸着パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリーを供
給しつつ、両者を相対回転摺動させることによってウエ
ハを研磨している。前記スラリーは研磨を促進すると共
に、研磨によって発生する切り屑(研磨切り屑)を接触
面から排出する機能を有している。このように研磨の接
触面を縦型にしたことにより、スラリーは容易に下方へ
流れ落ちるので、研磨切り屑を排出する機能が向上す
る。これにより、研磨切り屑によってウエハに傷が付く
のを防ぐことができ、平坦化精度を上げるとともに研磨
効率を高めることができる。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、研磨工
程のみならず、研磨後の洗浄工程、洗浄後の乾燥工程、
及び上記各工程間のウエハの搬送工程においてもウエハ
の姿勢を縦向きに保ち、研磨処理及び洗浄処理を連続し
て一枚づつ処理(枚葉処理)している。これにより、洗
浄工程では、両面同時洗浄が可能となるばかりでなく、
洗浄終了後の洗浄液の切れが良くなり、ゴミの再付着が
少なくなる。そして、乾燥工程でも、洗浄液の切れが良
く、乾燥時間の短縮を図ることができる。更に、ウエハ
の搬送工程においてウエハの姿勢を変えることがなく、
省スペースかつスムーズな作業流れが可能となり、処理
能率が向上する。
程のみならず、研磨後の洗浄工程、洗浄後の乾燥工程、
及び上記各工程間のウエハの搬送工程においてもウエハ
の姿勢を縦向きに保ち、研磨処理及び洗浄処理を連続し
て一枚づつ処理(枚葉処理)している。これにより、洗
浄工程では、両面同時洗浄が可能となるばかりでなく、
洗浄終了後の洗浄液の切れが良くなり、ゴミの再付着が
少なくなる。そして、乾燥工程でも、洗浄液の切れが良
く、乾燥時間の短縮を図ることができる。更に、ウエハ
の搬送工程においてウエハの姿勢を変えることがなく、
省スペースかつスムーズな作業流れが可能となり、処理
能率が向上する。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る縦型ウエ
ハ研磨装置の好ましい実施例について詳説する。図1は
本発明に係る縦型ウエハ研磨装置の実施例の構成を示す
概略斜視図である。この縦型ウエハ研磨装置10は、主
に、ウエハ研磨部13、ウエハ搬送部14、及びウエハ
洗浄部16等から構成されている。
ハ研磨装置の好ましい実施例について詳説する。図1は
本発明に係る縦型ウエハ研磨装置の実施例の構成を示す
概略斜視図である。この縦型ウエハ研磨装置10は、主
に、ウエハ研磨部13、ウエハ搬送部14、及びウエハ
洗浄部16等から構成されている。
【0012】前記ウエハ研磨部13は、研磨盤30、研
磨盤回転用モータ31、吸着パッド32、吸着パッド回
転用モータ33等から構成されており、前記研磨盤30
は研磨面が研磨布36で被覆され、縦向きの状態で配設
されている。前記研磨盤30はモータ31によって、例
えば同図時計回転方向に回転される。尚、回転方向はこ
れに限定するものではない。
磨盤回転用モータ31、吸着パッド32、吸着パッド回
転用モータ33等から構成されており、前記研磨盤30
は研磨面が研磨布36で被覆され、縦向きの状態で配設
されている。前記研磨盤30はモータ31によって、例
えば同図時計回転方向に回転される。尚、回転方向はこ
れに限定するものではない。
【0013】一方、吸着パッド32は、前記研磨盤30
の研磨面と対面して縦向きに設けられており、研磨する
ウエハWを裏面からエアーの吸引等によって吸着し、縦
姿勢で保持することができる。該吸着パッド32は、モ
ータ33によって回転されつつ研磨盤30方向に押圧さ
れる。また、吸着パッド32には、研磨量検出器(終端
検出器)38が取り付けられており、該終端検出器38
によってウエハWの板厚を高精度に測定して研磨終点を
検出し、研磨終了のタイミングを検知している。
の研磨面と対面して縦向きに設けられており、研磨する
ウエハWを裏面からエアーの吸引等によって吸着し、縦
姿勢で保持することができる。該吸着パッド32は、モ
ータ33によって回転されつつ研磨盤30方向に押圧さ
れる。また、吸着パッド32には、研磨量検出器(終端
検出器)38が取り付けられており、該終端検出器38
によってウエハWの板厚を高精度に測定して研磨終点を
検出し、研磨終了のタイミングを検知している。
【0014】前記吸着パッド32は、一つの研磨盤30
に対して複数設けることができ、図1の実施例では4基
の吸着パッド32が設けられている。尚、吸着パッド3
2の設置数は、これに限るものではない。図1に示す4
基の吸着パッド32はそれぞれ、同図上反時計回転方向
に自転すると共に、4基全体が研磨盤30内を公転しな
がら、ウエハWを研磨することができる。尚、回転方向
は特に限定するものではない。
に対して複数設けることができ、図1の実施例では4基
の吸着パッド32が設けられている。尚、吸着パッド3
2の設置数は、これに限るものではない。図1に示す4
基の吸着パッド32はそれぞれ、同図上反時計回転方向
に自転すると共に、4基全体が研磨盤30内を公転しな
がら、ウエハWを研磨することができる。尚、回転方向
は特に限定するものではない。
【0015】研磨盤30の周囲には、図示しないスラリ
ー供給口が複数箇所に設けられており、ウエハWの研磨
中は研磨盤30と吸着パッド32との摺動面間に研磨を
促進するスラリー液を供給している。ウエハ搬送部14
は、ウエハローダロボット40、キャリアレール42、
43、ウエハキャリア45、45、キャリア移載機4
6、47、ウエハ移載ロボット48、及びウエハアンロ
ーダロボット49等から構成されている。
ー供給口が複数箇所に設けられており、ウエハWの研磨
中は研磨盤30と吸着パッド32との摺動面間に研磨を
促進するスラリー液を供給している。ウエハ搬送部14
は、ウエハローダロボット40、キャリアレール42、
43、ウエハキャリア45、45、キャリア移載機4
6、47、ウエハ移載ロボット48、及びウエハアンロ
ーダロボット49等から構成されている。
【0016】前記ウエハローダロボット40は、公知の
駆動手段によって進退移動且つ回動自在に構成され、ウ
エハ研磨装置10内に搬入されたウエハカセット50内
に進入してウエハWを一枚づつ取り出し、180°回動
し前記吸着パッド32に搬送することができる。前記ウ
エハカセット50は、未研磨のウエハWを複数枚縦向き
に収納しており、前記ウエハローダロボット40は、前
記カセット50に収納されているウエハWの縦向きの姿
勢を維持しながら、ウエハWを前記吸着パッド32にハ
ンドリングする。
駆動手段によって進退移動且つ回動自在に構成され、ウ
エハ研磨装置10内に搬入されたウエハカセット50内
に進入してウエハWを一枚づつ取り出し、180°回動
し前記吸着パッド32に搬送することができる。前記ウ
エハカセット50は、未研磨のウエハWを複数枚縦向き
に収納しており、前記ウエハローダロボット40は、前
記カセット50に収納されているウエハWの縦向きの姿
勢を維持しながら、ウエハWを前記吸着パッド32にハ
ンドリングする。
【0017】前記キャリアレール42、43は、図に示
すように互いに平行に配置されており、該キャリアレー
ル42、43上を図示しないモータ等によりウエハキャ
リア45、45が走行できるようになっている。また、
キャリア移載機46、47は、前記キャリアレール4
2、43と共に略四辺形を形成するようにキャリアレー
ル42、43と連結されている。
すように互いに平行に配置されており、該キャリアレー
ル42、43上を図示しないモータ等によりウエハキャ
リア45、45が走行できるようになっている。また、
キャリア移載機46、47は、前記キャリアレール4
2、43と共に略四辺形を形成するようにキャリアレー
ル42、43と連結されている。
【0018】前記キャリア移載機46はレール部材46
Aと1つの可動部材46Bから構成され、可動部材46
Bは、ウエハキャリア45を保持できるとともに、図示
しないモータ等によりレール部材46Aに沿って往復移
動可能に設けられている。即ち、可動部材46Bは、前
記キャリアレール42の終点(同図右下)に到達したウ
エハキャリア45を保持して、レール部材46Aの左端
(図中46B′の位置)に移動する。これにより、ウエ
ハキャリア45をレール部材46Aに沿って移動させる
ことができる。
Aと1つの可動部材46Bから構成され、可動部材46
Bは、ウエハキャリア45を保持できるとともに、図示
しないモータ等によりレール部材46Aに沿って往復移
動可能に設けられている。即ち、可動部材46Bは、前
記キャリアレール42の終点(同図右下)に到達したウ
エハキャリア45を保持して、レール部材46Aの左端
(図中46B′の位置)に移動する。これにより、ウエ
ハキャリア45をレール部材46Aに沿って移動させる
ことができる。
【0019】尚、このとき、ウエハキャリア45上のウ
エハWの姿勢及び向きを変えることなく、ウエハキャリ
ア45を移動させることができる。また、レール部材4
6Aの左端に移動したウエハキャリア45は前記可動部
材46B′から離れて、他方のキャリアレール43に移
り、該キャリアレール43に沿って移動可能となる。そ
の後、前記可動部材46B′は、レール部材46Aの右
端(図中46Bの位置)へ戻り、次のウエハキャリア4
5を移動させる。
エハWの姿勢及び向きを変えることなく、ウエハキャリ
ア45を移動させることができる。また、レール部材4
6Aの左端に移動したウエハキャリア45は前記可動部
材46B′から離れて、他方のキャリアレール43に移
り、該キャリアレール43に沿って移動可能となる。そ
の後、前記可動部材46B′は、レール部材46Aの右
端(図中46Bの位置)へ戻り、次のウエハキャリア4
5を移動させる。
【0020】前記キャリアレール43の終点に到達した
ウエハキャリア45は、キャリア移載機47によって他
方のキャリアレール42に移される。尚、キャリア移載
機47も前記キャリア移載機46と同等の構成から成
り、その機能も同様である。このようにキャリアレール
42、43とウエハキャリア移載機46、47で構成さ
れる略四辺形状の案内路上をウエハキャリア45、45
が同図時計回転方向に巡回している。
ウエハキャリア45は、キャリア移載機47によって他
方のキャリアレール42に移される。尚、キャリア移載
機47も前記キャリア移載機46と同等の構成から成
り、その機能も同様である。このようにキャリアレール
42、43とウエハキャリア移載機46、47で構成さ
れる略四辺形状の案内路上をウエハキャリア45、45
が同図時計回転方向に巡回している。
【0021】ウエハキャリア45は、ウエハWを保持す
る略L字状のウエハ保持部45Aを有しており、該ウエ
ハ保持部45Aは図示しない駆動手段により同図下方に
昇降させることができる。これにより、保持したウエハ
Wを前記洗浄部16の超音波洗浄槽52、薬液洗浄槽5
3、ハイメガ流水洗浄槽54、及び乾燥槽56内に降下
させたり、降下させたウエハWを引き上げたりすること
ができる。尚、洗浄部16は他の洗浄方法、手段でもよ
い。
る略L字状のウエハ保持部45Aを有しており、該ウエ
ハ保持部45Aは図示しない駆動手段により同図下方に
昇降させることができる。これにより、保持したウエハ
Wを前記洗浄部16の超音波洗浄槽52、薬液洗浄槽5
3、ハイメガ流水洗浄槽54、及び乾燥槽56内に降下
させたり、降下させたウエハWを引き上げたりすること
ができる。尚、洗浄部16は他の洗浄方法、手段でもよ
い。
【0022】前記ウエハ移載ロボット48は、公知の駆
動手段によって伸縮移動且つ回動自在に構成され、研磨
盤30の下方に設けられており、研磨が終了したウエハ
Wを吸着パッド32から順次取り出して、90°回動し
てウエハキャリア45に移載するハンドリングを行う。
尚、このときウエハWは縦向き姿勢に保たれている。前
記ウエハアンローダロボット49は、公知の駆動手段に
よって水平移動且つ上下移動自在に構成され、乾燥槽5
6内に進入して乾燥の終了したウエハWをエアー吸引等
によって吸着保持して引き上げ、水平移動して処理終了
済ウエハを格納するウエハカセット60に運搬すること
ができる。このときも、ウエハWは縦向きに維持されて
おり、ウエハカセット60もウエハWを縦姿勢で収納す
るようになっている。
動手段によって伸縮移動且つ回動自在に構成され、研磨
盤30の下方に設けられており、研磨が終了したウエハ
Wを吸着パッド32から順次取り出して、90°回動し
てウエハキャリア45に移載するハンドリングを行う。
尚、このときウエハWは縦向き姿勢に保たれている。前
記ウエハアンローダロボット49は、公知の駆動手段に
よって水平移動且つ上下移動自在に構成され、乾燥槽5
6内に進入して乾燥の終了したウエハWをエアー吸引等
によって吸着保持して引き上げ、水平移動して処理終了
済ウエハを格納するウエハカセット60に運搬すること
ができる。このときも、ウエハWは縦向きに維持されて
おり、ウエハカセット60もウエハWを縦姿勢で収納す
るようになっている。
【0023】また、ウエハキャリア45は複数個の設け
られ、複数枚のウエハWの研磨、洗浄、乾燥を並行処理
することができる。前記の如く構成されたウエハ研磨装
置10の作用について説明する。図1のウエハ研磨装置
10で研磨されるウエハWは、図2(A)のようにラッ
プ工程を経たシリコン基盤21に薄膜形成装置(CVD
装置)でアルミ配線パターン23を施し、更にその配線
上に絶縁膜(SiO2 )25を形成したものである。
られ、複数枚のウエハWの研磨、洗浄、乾燥を並行処理
することができる。前記の如く構成されたウエハ研磨装
置10の作用について説明する。図1のウエハ研磨装置
10で研磨されるウエハWは、図2(A)のようにラッ
プ工程を経たシリコン基盤21に薄膜形成装置(CVD
装置)でアルミ配線パターン23を施し、更にその配線
上に絶縁膜(SiO2 )25を形成したものである。
【0024】近年のステッパ(露光)装置の分解能の向
上により、パターン幅dを0.35μm以下に形成する
ことが可能となり、配線の多層化(3層から4層)が可
能となっている。この多層化は、縦構造の段差即ち、該
絶縁膜25の凹凸を平坦化し、更にその平坦面に配線パ
ターン23を形成し、絶縁膜25で覆うという工程を繰
り返すことにより達成される(図2(B)参照)。該ウ
エハ研磨装置10は上記絶縁膜の凹凸の平坦化工程で使
用され、1チップ当たりの平面度を高精度に行うための
装置である。
上により、パターン幅dを0.35μm以下に形成する
ことが可能となり、配線の多層化(3層から4層)が可
能となっている。この多層化は、縦構造の段差即ち、該
絶縁膜25の凹凸を平坦化し、更にその平坦面に配線パ
ターン23を形成し、絶縁膜25で覆うという工程を繰
り返すことにより達成される(図2(B)参照)。該ウ
エハ研磨装置10は上記絶縁膜の凹凸の平坦化工程で使
用され、1チップ当たりの平面度を高精度に行うための
装置である。
【0025】さて、図1に戻って、ウエハカセット50
にて搬入されたウエハWをウエハローダロボット40で
取り出し、研磨部13へ搬送する。前記ウエハWの裏面
(電気素子回路が形成されていない側の面)を吸着パッ
ド32に吸着させ、研磨すべき酸化膜表面25を研磨布
36と接触させる。そして、砥粒又はパウダと加工液
(ラップ液)を混ぜたもの(スラリー)を研磨布の裏面
及び表面に供給しつつ(不図示)、吸着パッド32を加
圧するとともに、吸着パッドスピンドル33及び研磨盤
スピンドル31を回転させて吸着パッド32と研磨盤3
0とを相対慴動させる。これにより、配線部23に対応
して突出した酸化膜層25の凹凸部をケミカルメカノポ
リシングにより研磨除去して平坦化している。
にて搬入されたウエハWをウエハローダロボット40で
取り出し、研磨部13へ搬送する。前記ウエハWの裏面
(電気素子回路が形成されていない側の面)を吸着パッ
ド32に吸着させ、研磨すべき酸化膜表面25を研磨布
36と接触させる。そして、砥粒又はパウダと加工液
(ラップ液)を混ぜたもの(スラリー)を研磨布の裏面
及び表面に供給しつつ(不図示)、吸着パッド32を加
圧するとともに、吸着パッドスピンドル33及び研磨盤
スピンドル31を回転させて吸着パッド32と研磨盤3
0とを相対慴動させる。これにより、配線部23に対応
して突出した酸化膜層25の凹凸部をケミカルメカノポ
リシングにより研磨除去して平坦化している。
【0026】このとき、研磨によって発生する研磨切り
屑は、スラリー液と共に下方に排出され易く、研磨切り
屑がウエハWに傷をつけることはない。このようにスラ
リーの循環機能を高めたことにより、従来の横型のウエ
ハ研磨装置に比べ、より硬い研磨布を使用することが可
能になるとともに、研磨切り屑によるウエハ面の損傷を
防止することができる。これにより、ウエハの多層化に
対応して要求される平坦化の精度向上を図ることができ
る。
屑は、スラリー液と共に下方に排出され易く、研磨切り
屑がウエハWに傷をつけることはない。このようにスラ
リーの循環機能を高めたことにより、従来の横型のウエ
ハ研磨装置に比べ、より硬い研磨布を使用することが可
能になるとともに、研磨切り屑によるウエハ面の損傷を
防止することができる。これにより、ウエハの多層化に
対応して要求される平坦化の精度向上を図ることができ
る。
【0027】続いて、終端検出器38により所定の研磨
量に達したことが確認されたウエハWは、ウエハ移載ロ
ボット48によって吸着パッド32からウエハキャリヤ
45に移される。ウエハキャリア45に移載されたウエ
ハWは、キャリアレール42に沿って超音波洗浄槽52
まで運ばれる。そして、ウエハキャリア45の保持部4
5Aを前記超音波洗浄槽52に下降させることにより、
ウエハWを洗浄する。
量に達したことが確認されたウエハWは、ウエハ移載ロ
ボット48によって吸着パッド32からウエハキャリヤ
45に移される。ウエハキャリア45に移載されたウエ
ハWは、キャリアレール42に沿って超音波洗浄槽52
まで運ばれる。そして、ウエハキャリア45の保持部4
5Aを前記超音波洗浄槽52に下降させることにより、
ウエハWを洗浄する。
【0028】洗浄後は前記保持部45Aを上昇させて、
ウエハWを超音波洗浄槽52から引き上げる。続いて、
ウエハキャリア45が移動してキャリアレール42の端
部(図中右下)に到達すると、キャリア移載機46の可
動部材46Aがウエハキャリア45を保持する。そし
て、該可動部材46Aはウエハキャリア45の向きと姿
勢を維持しつつレール部材46Bに沿って移動し、ウエ
ハキャリハ45を他方のキャリアレール43へと移し変
える。
ウエハWを超音波洗浄槽52から引き上げる。続いて、
ウエハキャリア45が移動してキャリアレール42の端
部(図中右下)に到達すると、キャリア移載機46の可
動部材46Aがウエハキャリア45を保持する。そし
て、該可動部材46Aはウエハキャリア45の向きと姿
勢を維持しつつレール部材46Bに沿って移動し、ウエ
ハキャリハ45を他方のキャリアレール43へと移し変
える。
【0029】次に、キャリアレール43を介して薬液洗
浄槽53まで運ばれたウエハWは、ウエハキャリア45
の保持部45Aが下降することによって、該薬液洗浄槽
53に浸漬される。洗浄後は保持部45Aを上昇させ
て、ウエハWを薬液洗浄槽53から引き上げられる。上
記同様にして、ハイメガ流水洗浄槽54による洗浄処理
を行う。このように各洗浄工程において、ウエハWは縦
向きの姿勢のまま保持されているので、ウエハWの表面
及び裏面が同時に均質に洗浄することができる。
浄槽53まで運ばれたウエハWは、ウエハキャリア45
の保持部45Aが下降することによって、該薬液洗浄槽
53に浸漬される。洗浄後は保持部45Aを上昇させ
て、ウエハWを薬液洗浄槽53から引き上げられる。上
記同様にして、ハイメガ流水洗浄槽54による洗浄処理
を行う。このように各洗浄工程において、ウエハWは縦
向きの姿勢のまま保持されているので、ウエハWの表面
及び裏面が同時に均質に洗浄することができる。
【0030】ハイメガ流水洗浄後のウエハWは、キャリ
アレール43を介して乾燥槽56に運ばれ、ウエハキャ
リア45の保持部45Aによって該乾燥槽56に下降さ
れる。該乾燥槽56は、例えば、スピンドライヤで構成
され、高速回転による遠心力を利用して表面の液体をふ
りきって迅速に乾燥することができる。この乾燥工程に
おいても、ウエハを縦姿勢で乾燥しているので、液切れ
がよく、短時間で乾燥でき、ゴミの再付着も防止でき
る。
アレール43を介して乾燥槽56に運ばれ、ウエハキャ
リア45の保持部45Aによって該乾燥槽56に下降さ
れる。該乾燥槽56は、例えば、スピンドライヤで構成
され、高速回転による遠心力を利用して表面の液体をふ
りきって迅速に乾燥することができる。この乾燥工程に
おいても、ウエハを縦姿勢で乾燥しているので、液切れ
がよく、短時間で乾燥でき、ゴミの再付着も防止でき
る。
【0031】乾燥工程を終了したウエハWは、アンロー
ダロボット49によって、乾燥槽56から取り出され、
ウエハカセット60に収納される。空になったウエハキ
ャリア45はキャリア移載機47によってキャリアレー
ル42に移され、次のウエハWを運ぶように準備され
る。そして、上述したウエハ処理工程が繰り返される。
尚、ウエハキャリヤ45は多数台用意されており、研磨
が終了したウエハを随時処理することができる。
ダロボット49によって、乾燥槽56から取り出され、
ウエハカセット60に収納される。空になったウエハキ
ャリア45はキャリア移載機47によってキャリアレー
ル42に移され、次のウエハWを運ぶように準備され
る。そして、上述したウエハ処理工程が繰り返される。
尚、ウエハキャリヤ45は多数台用意されており、研磨
が終了したウエハを随時処理することができる。
【0032】このように、ウエハWの姿勢を縦向きのま
ま搬送し、研磨処理及び洗浄処理を行うようにしたこと
により、省スペース化が可能で、処理能率も向上させる
ことができる。
ま搬送し、研磨処理及び洗浄処理を行うようにしたこと
により、省スペース化が可能で、処理能率も向上させる
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るウエ
ハ研磨装置によれば、被研磨ウエハを吸着する吸着パッ
ドと該吸着パッドと対面する研磨盤とを縦型に配設した
ことにより、研磨接触面に供給されるスラリーの循環機
能が向上して、高精度の平坦化が可能となる。
ハ研磨装置によれば、被研磨ウエハを吸着する吸着パッ
ドと該吸着パッドと対面する研磨盤とを縦型に配設した
ことにより、研磨接触面に供給されるスラリーの循環機
能が向上して、高精度の平坦化が可能となる。
【0034】また、研磨のみならず、ウエハ搬送手段、
洗浄手段及び乾燥手段とを設け、各工程においてもウエ
ハを縦姿勢の状態で保つようにしたので、洗浄・乾燥効
率を向上することができ、研磨、洗浄、乾燥の一連の工
程をスムーズに枚葉処理できる。これにより、高スルー
プット化が可能となる。更に、従来の横型のウエハ研磨
装置と比べて、省スペース化が可能である。
洗浄手段及び乾燥手段とを設け、各工程においてもウエ
ハを縦姿勢の状態で保つようにしたので、洗浄・乾燥効
率を向上することができ、研磨、洗浄、乾燥の一連の工
程をスムーズに枚葉処理できる。これにより、高スルー
プット化が可能となる。更に、従来の横型のウエハ研磨
装置と比べて、省スペース化が可能である。
【図1】本発明に係る縦型ウエハ研磨装置の実施例の構
成を示す概略斜視図
成を示す概略斜視図
【図2】図1の縦型ウエハ研磨装置で研磨される多層化
ウエハの概略図
ウエハの概略図
10…ウエハ研磨装置 30…研磨盤 32…吸着パッド 36…研磨布 40…ウエハローダロボット 42、43…キャリアレール 45…ウエハキャリア 46、47…キャリア移載機 48…ウエハ移載ロボット 49…ウエハアンローダロボット 52…超音波洗浄槽 53…薬液洗浄槽 54…ハイメガ流水洗浄槽 56…乾燥槽 50、60…ウエハカセット
Claims (3)
- 【請求項1】 研磨対象となるウエハを鉛直縦型状態で
吸着保持する吸着パッドと、 前記吸着パッドと対面する研磨面を有する縦型の研磨盤
と、 前記吸着パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリー
を供給するスラリー供給手段と、を備え、 前記スラリー供給手段によってスラリーを供給しつつ、
前記吸着パッドと前記研磨盤とを相対回転摺動させて、
前記ウエハを縦向きの姿勢で研磨することを特徴とする
縦型ウエハ研磨装置。 - 【請求項2】 複数枚のウエハが縦姿勢で格納されてい
る第1のウエハカセットからウエハを一枚づつ取り出
し、縦姿勢のまま後記吸着パッドに運搬する第1のハン
ドリング手段と、 前記第1のハンドリング手段で運ばれたウエハを鉛直縦
型状態で吸着保持する吸着パッドと、 前記吸着パッドと対面する研磨面を有する縦型の研磨盤
と、 前記吸着パッドと前記研磨盤の研磨面との間にスラリー
を供給するスラリー供給手段と、 前記スラリー供給手段によってスラリーを供給しつつ、
前記吸着パッドと前記研磨盤とを相対回転摺動させて研
磨した後のウエハを前記吸着パッドから取り出し、縦姿
勢のまま後記洗浄手段へ運搬する第2のハンドリング手
段と、 前記第2のハンドリング手段で運ばれたウエハを縦姿勢
の状態で液体中に浸漬して洗浄する洗浄手段と、 前記洗浄手段から後記乾燥手段へとウエハを縦姿勢で搬
送する搬送手段と、 前記搬送手段で搬送された洗浄後のウエハを縦姿勢の状
態で乾燥する乾燥手段と、 前記乾燥手段で乾燥されたウエハを縦姿勢の状態で取り
出し、複数枚のウエハを縦姿勢で格納することができる
第2のウエハカセットに縦姿勢のまま運搬する第3のハ
ンドリング手段と、を備えたことを特徴とする縦型ウエ
ハ研磨装置。 - 【請求項3】 前記吸着パッド及び前記搬送手段とを複
数設け、研磨、洗浄、及び乾燥作業を並行して処理する
ことを特徴とする請求項2の縦型ウエハ研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5466095A JPH08250457A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 縦型ウエハ研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5466095A JPH08250457A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 縦型ウエハ研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250457A true JPH08250457A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12976954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5466095A Pending JPH08250457A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 縦型ウエハ研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250457A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100312482B1 (ko) * | 1997-04-30 | 2002-01-15 | 포만 제프리 엘 | 반도체웨이퍼의연마장치및연마방법 |
KR100352086B1 (ko) * | 1997-04-30 | 2002-11-18 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 반도체웨이퍼의연마장치및연마방법 |
JP2006179955A (ja) * | 2006-03-20 | 2006-07-06 | Ebara Corp | ポリッシング装置 |
JP2021137927A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置および処理システム |
US12179312B2 (en) | 2020-03-06 | 2024-12-31 | Ebara Corporation | Apparatus for polishing, processing system, and method of polishing |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP5466095A patent/JPH08250457A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100312482B1 (ko) * | 1997-04-30 | 2002-01-15 | 포만 제프리 엘 | 반도체웨이퍼의연마장치및연마방법 |
KR100352086B1 (ko) * | 1997-04-30 | 2002-11-18 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 반도체웨이퍼의연마장치및연마방법 |
JP2006179955A (ja) * | 2006-03-20 | 2006-07-06 | Ebara Corp | ポリッシング装置 |
JP2021137927A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置および処理システム |
US12179312B2 (en) | 2020-03-06 | 2024-12-31 | Ebara Corporation | Apparatus for polishing, processing system, and method of polishing |
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