JPH08250343A - 表面実装形トロイダルコイルとその実装方法 - Google Patents
表面実装形トロイダルコイルとその実装方法Info
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- JPH08250343A JPH08250343A JP7461995A JP7461995A JPH08250343A JP H08250343 A JPH08250343 A JP H08250343A JP 7461995 A JP7461995 A JP 7461995A JP 7461995 A JP7461995 A JP 7461995A JP H08250343 A JPH08250343 A JP H08250343A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0201—Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
-
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トロイダルコイルを基板へ表面実装する際の作
業性と取付け安定性を高める。 【構成】8個所に端子3のついた合成樹脂ケース5は,
上面には円形の穴部5hを備え,内部は円筒状の内壁面5w
を備えて底面へと開放している。この合成樹脂ケース5
の内壁面5wに底面よりトロイダルコイル4の外形に摩擦
力とわずかな弾性力で内接する。トロイダルコイル4の
引き出し線4aは穴部5hを通って端子3の所定位置に半田
付けされる。このように表面実装形トロイダルコイルを
製作する。また実装時はリフロー半田付した後,接着性
と熱伝導性のある樹脂6を中心穴5hより流し込み,トロ
イダルコイル4の機械的固定と放熱ができる構造とす
る。
業性と取付け安定性を高める。 【構成】8個所に端子3のついた合成樹脂ケース5は,
上面には円形の穴部5hを備え,内部は円筒状の内壁面5w
を備えて底面へと開放している。この合成樹脂ケース5
の内壁面5wに底面よりトロイダルコイル4の外形に摩擦
力とわずかな弾性力で内接する。トロイダルコイル4の
引き出し線4aは穴部5hを通って端子3の所定位置に半田
付けされる。このように表面実装形トロイダルコイルを
製作する。また実装時はリフロー半田付した後,接着性
と熱伝導性のある樹脂6を中心穴5hより流し込み,トロ
イダルコイル4の機械的固定と放熱ができる構造とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装形トロイダルコ
イルとその実装方法に関するものである。
イルとその実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動用のOA機器や通信端末では本体の
寸法が小型,薄形なので,その電源は当然小型で薄形が
要求される。従来この種の薄形電源装置としては,数10
0kHzの高周波インバータで駆動され,変圧器を経て, 整
流用ダイオードと平滑用のチョークコイルとコンデンサ
からなる回路が多く用いられている。そしてこの回路の
実装については,金属基板上にそれぞれ薄い寸法の表面
実装型部品を取り付けて構成されて,一回のリフロー半
田工程で完成する。
寸法が小型,薄形なので,その電源は当然小型で薄形が
要求される。従来この種の薄形電源装置としては,数10
0kHzの高周波インバータで駆動され,変圧器を経て, 整
流用ダイオードと平滑用のチョークコイルとコンデンサ
からなる回路が多く用いられている。そしてこの回路の
実装については,金属基板上にそれぞれ薄い寸法の表面
実装型部品を取り付けて構成されて,一回のリフロー半
田工程で完成する。
【0003】ところでこの回路構成の中で変圧器や平滑
用のチョークコイルについて,トロイダルコイルを用い
ると完全閉磁路で漏磁束がなくなり,電気的には効率が
高くなって好ましい。しかしながらこのトロイダルココ
イルを用いた場合については,他の表面実装形部品と共
に一回のリフロー半田工程では済まない。なぜなら図4
に示すように,トロイダルコア自身には基板への取付け
手段を備えておらず,またコイル線材の端末も固定され
ていないからである。したがって従来はトロイダルコイ
ルの取付けについては,他の表面実装部品のリフロー半
田工程の後に手作業で取付けをしていた。そのため,作
業性が悪く,また取付け位置の偏差や安定性に問題があ
った。
用のチョークコイルについて,トロイダルコイルを用い
ると完全閉磁路で漏磁束がなくなり,電気的には効率が
高くなって好ましい。しかしながらこのトロイダルココ
イルを用いた場合については,他の表面実装形部品と共
に一回のリフロー半田工程では済まない。なぜなら図4
に示すように,トロイダルコア自身には基板への取付け
手段を備えておらず,またコイル線材の端末も固定され
ていないからである。したがって従来はトロイダルコイ
ルの取付けについては,他の表面実装部品のリフロー半
田工程の後に手作業で取付けをしていた。そのため,作
業性が悪く,また取付け位置の偏差や安定性に問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は表面実装形回
路において,トロイダルコイルを基板へ表面実装する際
の作業性と取付け安定性を高めることを課題とする。
路において,トロイダルコイルを基板へ表面実装する際
の作業性と取付け安定性を高めることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に,本発明は以下の手段を提案するものである。第1の
手段として,トロイダルコイルと,このトロイダルコイ
ルの輪郭の円周面と円板面の一方の面を包絡する合成樹
脂ケースと,この合成樹脂ケースの円周縁部に配設され
た端子であって,トロイダルコイルの引き出し線が接続
される端子とからなる表面実装形トロイダルコイルを提
案する。
に,本発明は以下の手段を提案するものである。第1の
手段として,トロイダルコイルと,このトロイダルコイ
ルの輪郭の円周面と円板面の一方の面を包絡する合成樹
脂ケースと,この合成樹脂ケースの円周縁部に配設され
た端子であって,トロイダルコイルの引き出し線が接続
される端子とからなる表面実装形トロイダルコイルを提
案する。
【0006】第2の手段として,この合成樹脂ケースの
円板面のほぼ中央に穴部を備えることを提案する。
円板面のほぼ中央に穴部を備えることを提案する。
【0007】第3の手段として,トロイダルコイルと,
このトロイダルコイルの輪郭の円周面を包絡する合成樹
脂筒体と,この合成樹脂筒体の円周縁部に配設された端
子であって,トロイダルコイルの引き出し線が接続され
る端子とからなる表面実装形トロイダルコイルを提案す
る。
このトロイダルコイルの輪郭の円周面を包絡する合成樹
脂筒体と,この合成樹脂筒体の円周縁部に配設された端
子であって,トロイダルコイルの引き出し線が接続され
る端子とからなる表面実装形トロイダルコイルを提案す
る。
【0008】第4の手段として実装方法を提案する。す
なわち,第2または第3の手段に記載の表面実装形トロ
イダルコイルの各端子を金属基板の所定導体パターンに
載せてリフロー半田付けする工程と,この工程の後に接
着性と熱伝導性のある樹脂をトロイダルコイルの中心穴
に流し込む工程とからなる表面実装形トロイダルコイル
の実装方法を提案する。
なわち,第2または第3の手段に記載の表面実装形トロ
イダルコイルの各端子を金属基板の所定導体パターンに
載せてリフロー半田付けする工程と,この工程の後に接
着性と熱伝導性のある樹脂をトロイダルコイルの中心穴
に流し込む工程とからなる表面実装形トロイダルコイル
の実装方法を提案する。
【0009】
【実施例】図1は本発明にかかる表面実装形トロイダル
コイルの一実施例であって,(a)は上面図を示し,(b)
は側面図を示す。図においてトロイダル形でアモルファ
ス磁性材料のコア2に直径0.8mm の被覆銅線を重ならな
いようトルイダルコイル4を一層に巻く。一方,8個所
に端子3のついた合成樹脂ケース5は,上面には円形の
穴部5hを備え,内部は円筒状の内壁面5wを備えて底面へ
と開放している。この合成樹脂ケース5の底面よりトロ
イダルコイル4を挿入して,その外周に摩擦力とわずか
な弾性力で内壁面5wに内接させる。つまりトロイダルコ
イル4の輪郭を合成樹脂ケース5がちょうど包み込む形
状寸法とする。トロイダルコイル4の引き出し線4aは穴
部5hを通って,端末は被覆を剥がしてそれぞれ所定の端
子3に半田付けされる。
コイルの一実施例であって,(a)は上面図を示し,(b)
は側面図を示す。図においてトロイダル形でアモルファ
ス磁性材料のコア2に直径0.8mm の被覆銅線を重ならな
いようトルイダルコイル4を一層に巻く。一方,8個所
に端子3のついた合成樹脂ケース5は,上面には円形の
穴部5hを備え,内部は円筒状の内壁面5wを備えて底面へ
と開放している。この合成樹脂ケース5の底面よりトロ
イダルコイル4を挿入して,その外周に摩擦力とわずか
な弾性力で内壁面5wに内接させる。つまりトロイダルコ
イル4の輪郭を合成樹脂ケース5がちょうど包み込む形
状寸法とする。トロイダルコイル4の引き出し線4aは穴
部5hを通って,端末は被覆を剥がしてそれぞれ所定の端
子3に半田付けされる。
【0010】ここで図2を参照して端子3の付近の構成
を詳しく説明する。端子3の材料は黄銅製でニッケルメ
ッキで半田付けになじむ表面処理がされる。そして端子
3の形状については,垂直部3aと,この垂直部3aの下端
より水平方向の接続部3bと,垂直部3aの一方の側にほぼ
水平に突出する圧入部3cと,この圧入部3cとは反対側に
ほぼ水平に突出するリード接続部3dとからなる。この端
子3の圧入部3cを合成樹脂ケース5の外周の下端付近に
圧入する。このとき端子3の接続部3bは,合成樹脂ケー
ス5の下端とほぼ同一平面になるように配設される。
を詳しく説明する。端子3の材料は黄銅製でニッケルメ
ッキで半田付けになじむ表面処理がされる。そして端子
3の形状については,垂直部3aと,この垂直部3aの下端
より水平方向の接続部3bと,垂直部3aの一方の側にほぼ
水平に突出する圧入部3cと,この圧入部3cとは反対側に
ほぼ水平に突出するリード接続部3dとからなる。この端
子3の圧入部3cを合成樹脂ケース5の外周の下端付近に
圧入する。このとき端子3の接続部3bは,合成樹脂ケー
ス5の下端とほぼ同一平面になるように配設される。
【0011】
【実装方法】以上のように構成された表面実装形トロイ
ダルコイルの実装方法について説明する。この表面実装
形トロイダルコイル1を基板7の上の所定の導体パター
ン8に各端子3が対応するように配設し,リフロー半田
付けする。トロイダルコイルの各引き出し線4aは各端子
3に電気的に接続されており,この各端子3は樹脂ケー
ス5に固定されているので,この表面実装形トロイダル
コイル1は基板に電気的かつ機械的に確実に取り付けら
れる。なお,8個の端子3の中で電気的に引き出し線4a
が接続されているものは4個だけであり,残りの端子3
は機械的支持のためと部品の標準化として役立つ。
ダルコイルの実装方法について説明する。この表面実装
形トロイダルコイル1を基板7の上の所定の導体パター
ン8に各端子3が対応するように配設し,リフロー半田
付けする。トロイダルコイルの各引き出し線4aは各端子
3に電気的に接続されており,この各端子3は樹脂ケー
ス5に固定されているので,この表面実装形トロイダル
コイル1は基板に電気的かつ機械的に確実に取り付けら
れる。なお,8個の端子3の中で電気的に引き出し線4a
が接続されているものは4個だけであり,残りの端子3
は機械的支持のためと部品の標準化として役立つ。
【0012】この状態だけでも基板7と表面実装形トロ
イダルコイル1と機械的強度は保てる場合もあるが,補
強するため,合成樹脂ケース5の穴部5hからシリコーン
系の熱伝動性の良好で接着性のある樹脂6を流し込む。
この方法により,機械的固定と放熱ができる構造とな
る。
イダルコイル1と機械的強度は保てる場合もあるが,補
強するため,合成樹脂ケース5の穴部5hからシリコーン
系の熱伝動性の良好で接着性のある樹脂6を流し込む。
この方法により,機械的固定と放熱ができる構造とな
る。
【0013】以上のべた実施例については,以下のよう
な変形例をとることもできる。まずトロイダルコイル4
については一層でなく多層巻きの場合にも本発明は適用
できる。ただしその場合には線材の太さと強度と,合成
樹脂ケース5の挿入による応力との関係を適正に選択す
る必要がある。また基板は金属基板の場合は放熱効果が
大きいが,放熱効果を期待しない場合で一般的なプリン
ト基板でも表面実装形トロイダルコイルとして本発明は
実施できる。合成樹脂ケース5の上面から見た形状につ
いては,図1に示す8角形は有用な形であるが,円形,
正方形や他の多角形でもよい。またこの合成樹脂ケース
5に圧入される端子3について,その固定手段は圧入に
限らず接着や引っ掛け,ネジ等でも可能である。
な変形例をとることもできる。まずトロイダルコイル4
については一層でなく多層巻きの場合にも本発明は適用
できる。ただしその場合には線材の太さと強度と,合成
樹脂ケース5の挿入による応力との関係を適正に選択す
る必要がある。また基板は金属基板の場合は放熱効果が
大きいが,放熱効果を期待しない場合で一般的なプリン
ト基板でも表面実装形トロイダルコイルとして本発明は
実施できる。合成樹脂ケース5の上面から見た形状につ
いては,図1に示す8角形は有用な形であるが,円形,
正方形や他の多角形でもよい。またこの合成樹脂ケース
5に圧入される端子3について,その固定手段は圧入に
限らず接着や引っ掛け,ネジ等でも可能である。
【0014】
【第2の実施例】図3は本発明にかかる表面実装形トロ
イダルコイルの第2の実施例を示す。図3において,図
1に示す符号と同じものはそれぞれ同じ構成要素に対応
する。この実施例においては,トロイダルコイル4の上
半は合成樹脂筒体9から露出する構造となっている。ト
ロイダルコイル4は合成樹脂筒体9の内周側面との内接
圧力と,取付け時の樹脂6の接着力によって固定され
る。この実施例は合成樹脂筒体9自身の製作費の低減と
リード線4aの半田付け作業性の向上がはかられる。な
お,この合成樹脂筒体9は連続した筒状でなくともよ
く,一部分切除してあることにより弾性力を持たせ,そ
の弾性力によりトロイダルコイル4を把持させる構造と
してもよい。
イダルコイルの第2の実施例を示す。図3において,図
1に示す符号と同じものはそれぞれ同じ構成要素に対応
する。この実施例においては,トロイダルコイル4の上
半は合成樹脂筒体9から露出する構造となっている。ト
ロイダルコイル4は合成樹脂筒体9の内周側面との内接
圧力と,取付け時の樹脂6の接着力によって固定され
る。この実施例は合成樹脂筒体9自身の製作費の低減と
リード線4aの半田付け作業性の向上がはかられる。な
お,この合成樹脂筒体9は連続した筒状でなくともよ
く,一部分切除してあることにより弾性力を持たせ,そ
の弾性力によりトロイダルコイル4を把持させる構造と
してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上述べたような特徴を有する
ので,表面実装形回路において,トロイダルコイルを基
板へ表面実装する際の作業性と取付け安定性を高めるこ
とができる。したがって回路の信頼性を高め,経済的で
もある。
ので,表面実装形回路において,トロイダルコイルを基
板へ表面実装する際の作業性と取付け安定性を高めるこ
とができる。したがって回路の信頼性を高め,経済的で
もある。
【図1】本発明にかかる表面実装形トロイダルコイルの
一実施例を示す。
一実施例を示す。
【図2】本発明にかかる表面実装形トロイダルコイルに
おける端子付近の断面を示す。
おける端子付近の断面を示す。
【図3】本発明にかかる表面実装形トロイダルコイルの
第2の実施例を示す。
第2の実施例を示す。
【図4】従来のトロイダルコイルの一例を示す。
1…表面実装形トロイダルコイル 2…コア 3…端
子 3a…垂直部 3b…接続部 3c…圧入部 3d
…リード接続部 4…トロイダルコイル 4a…引出し線 5…合成樹脂ケース 5h…穴部 5w…内壁
面 6…樹脂 7…基板 8…導体パターン 9…合
成樹脂筒体
子 3a…垂直部 3b…接続部 3c…圧入部 3d
…リード接続部 4…トロイダルコイル 4a…引出し線 5…合成樹脂ケース 5h…穴部 5w…内壁
面 6…樹脂 7…基板 8…導体パターン 9…合
成樹脂筒体
Claims (4)
- 【請求項1】トロイダルコイルと,このトロイダルコイ
ルの輪郭の円周面と円板面の一方の面を包絡する合成樹
脂ケースと,この合成樹脂ケースの円周縁部に配設され
た端子であって前記トロイダルコイルの引き出し線が接
続される端子とからなる表面実装形トロイダルコイル。 - 【請求項2】前記合成樹脂ケースの円板面のほぼ中央に
穴部を備えることを特徴とする請求項1に記載の表面実
装形トロイダルコイル。 - 【請求項3】トロイダルコイルと,このトロイダルコイ
ルの輪郭の円周面を包絡する合成樹脂筒体と,この合成
樹脂筒体の円周縁部に配設された端子であって前記トロ
イダルコイルの引き出し線が接続される端子とからなる
表面実装形トロイダルコイル。 - 【請求項4】請求項2または3に記載の表面実装形トロ
イダルコイルの各端子を金属基板の所定導体パターンに
載せてリフロー半田付けする工程と,この工程の後に接
着性と熱伝導性のある樹脂を前記トロイダルコイルの中
心穴に流し込む工程とからなる表面実装形トロイダルコ
イルの実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7461995A JPH08250343A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 表面実装形トロイダルコイルとその実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7461995A JPH08250343A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 表面実装形トロイダルコイルとその実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250343A true JPH08250343A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13552383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7461995A Withdrawn JPH08250343A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 表面実装形トロイダルコイルとその実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250343A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9875838B2 (en) | 2014-10-28 | 2018-01-23 | Rolls-Royce Plc | Surface mountable, toroid magnetic device |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP7461995A patent/JPH08250343A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9875838B2 (en) | 2014-10-28 | 2018-01-23 | Rolls-Royce Plc | Surface mountable, toroid magnetic device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |