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JPH08249793A - 複数ディスク記録再生装置 - Google Patents

複数ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JPH08249793A
JPH08249793A JP4943495A JP4943495A JPH08249793A JP H08249793 A JPH08249793 A JP H08249793A JP 4943495 A JP4943495 A JP 4943495A JP 4943495 A JP4943495 A JP 4943495A JP H08249793 A JPH08249793 A JP H08249793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
recording
disk
pickup
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4943495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Nishijima
立身 西嶋
Kiyuuichirou Nagai
究一郎 長井
Tomomi Okamoto
知巳 岡本
Ikuo Nishida
育雄 西田
Kohei Takita
耕平 滝田
Toshiyasu Sawano
俊康 沢野
Katsuhiko Izumi
克彦 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4943495A priority Critical patent/JPH08249793A/ja
Priority to US08/614,812 priority patent/US5982719A/en
Publication of JPH08249793A publication Critical patent/JPH08249793A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のピックアップを備えるディスクチェンジ
ャー装置においてディスク操作時間の短縮を図る。 【構成】第一と第二のピックアップでそれぞれ第一と第
二のディスクを引き出して同時再生するチェンジャー装
置において、第一のピックアップが第一のディスクを再
生しているとき、第二のディスクの再生指令があると、
第二のピックアップが第二のディスクを再生すべく移動
すると共に、第一のピックアップは第一のディスクを再
生しながら退避移動する。これにより、指令から複数デ
ィスクの同時再生までの待ち時間を短縮した。 【効果】装置の操作性、使い勝手が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスクが収
納されたディスク収納部から所望のディスクを抜き出し
このディスクに情報信号を記録再生する複数ディスク記
録再生装置に係り、特にディスクを記録再生するピック
アップ部を複数個設けたものにおいて、該ピックアップ
部で複数のディスクを連続して記録再生する場合のディ
スク抜き出しから記録再生を開始するまでの処理時間を
高速化するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数ディスク記録再生装
置としては、特開平5−89586号公報に記載された
ように、複数のディスクを収納したディスクトレイと、
そのディスクトレイから所望のディスクを抜き出してデ
イスク演奏を行う第一と第二のチェンジャーメカを有
し、第一のチェンジャーメカでのディスク演奏終了前に
次の演奏デイスクが指定されたとき、第二のチェンジャ
ーメカが移動してそのディスクの演奏を行うようにした
構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、マルチメディア
社会への進展に伴い、家庭に居乍ら新しいCDを聴いた
り、好きな映画を呼び出すなどのVOD(ビデオ、オ
ン、デマンド)システムが注目を浴びている。そして、
このVODシステムやCATVシステムを実現,普及す
るための課題の1つは、供給すべき膨大なデータを高速
で処理することである。
【0004】したがって、このVODシステムを実現す
るために好適な複数ディスク記録再生装置、すなわち、
音楽CDやビデオCDおよびDVD等の複数のディスク
を複数のピックアップで順次または同時再生してデータ
伝送する複数ディスク記録再生装置等としても、ディス
クを装着してから再生するまでの操作時間をできる限り
短縮化しておくことが必要である。
【0005】しかし、上記特開平5−89586号公報
に開示された従来の技術では、ディスクトレイの両サイ
ドに第一と第二のチェンジャーメカでディスク演奏を行
うための専用ポジションを設けている構成のために、例
えば、第一のチェンジャーメカでのディスク演奏終了前
に次の演奏デイスクが指定されたとき、このディスクを
演奏すべき第二のチェンジャーメカはディスクを受け取
った後、一旦、第二のチェンジャーメカでディスク演奏
を行うための専用ポジションまで移動しなければならな
いため、ディスクが演奏を開始するまでに時間を要して
おり十分な高速化は行えないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ディスク収納部から所望
の複数のディスクを選択しこれを順次または同時に記録
再生せよとの指令が入力されてから実際に複数のディス
クに記録再生を行うまでの待ち時間が短い、複数デイス
ク記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数のディスクを積層して収納するデ
ィスク収納部と、装置内部に複数個設けられて前記ディ
スク収納部から所望のディスクを引出したのち情報信号
を記録または再生するピックアップ部と、該複数のピッ
クアップ部をそれぞれ前記ディスクの積層方向に移動さ
せる移動手段と、を備えた複数ディスク記録再生装置に
おいて、前記ディスク収納部から所望のディスクを引出
したのち直に情報信号を記録または再生するよう前記ピ
ックアップ部を制御する第一の制御手段と、該ピックア
ップ部が前記ディスクに情報信号を記録または再生する
状態において該ピックアップ部を移動させるように前記
移動手段を制御する第二の制御手段と、を設けた構成と
する。
【0008】
【作用】上記のように構成すれば、例えば、上記ピック
アップ部を装置内部に2個設け、第一と第二のピックア
ップ部でそれぞれディスクを再生するよう構成した状態
において、第一のピックアップ部がディスク収納部から
所望のディスクを引出し所定位置に装着したのち、第一
の制御手段が直にこのディスクを再生するよう第一のピ
ックアップ部を制御するため、ディスクはディスク収納
部から引出されたのち直に再生され待ち時間が短縮でき
る。
【0009】また、第一のピックアップ部でのディスク
再生終了前に別のデイスクの再生指定があった場合は、
第二の制御手段がディスク再生中の第一のピックアップ
部を移動するよう制御して第一のピックアップ部を移動
させると共に、これによって生じた空きスペースに第二
のピックアップ部を移動させてディスク収納部から目的
とするディスクを引出して所定位置に装着し、そして、
第一の制御手段が直にこのディスクを再生するよう第二
のピックアップ部を制御し、この状態で複数ディスク記
録再生装置が第一と第二のピックアップ部で再生された
情報信号を外部に供給するため、別々のディスクの連続
再生、または同時再生を少ない待ち時間で行うことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。まず、図1用いて、本発明の基本構成につい
て説明する。
【0011】図1において、1はディスク収納部であっ
て、内部に複数枚の光デイスク1a〜1j(ここで光デ
イスクとは音楽CD、ビデオCD、フォトCDおよび後
述するDVDなどであり以下ディスクと称す)を収納し
たディスクカートリッジ2,3,4を積層する。100
は第一のピックアップ部であって、101はデイスクを
高速回転するデイスクモータ、102はターンテーブ
ル、103はクランパであってターンテーブル102に
対してマグネットチャッキングする、104はデイスク
に光線を照射して情報信号を記録再生する第一のピック
アップ(ここで、ピックアップとは上記音楽CD、ビデ
オCD、フォトCDおよびDVDなどを再生または記録
可能なマルチピックアップである)、105は第一のピ
ックアップ104のホルダ、106はピンであって第一
のピックアップ部100にデイスクが挿入されたときホ
ルダ105を図中c方向へ回動させる回転中心であり、
152,153はディスクを挟むローラ、107は制御
回路(第一の制御手段および第二の制御手段)であって
第一のピックアップ部100を制御する、110は第一
のピックアップ部100と接続したデジタル信号処理回
路、である。
【0012】なお、図1において200は第二のピック
アップ部であり、上記した第一のピックアップ部100
と同一構成であるため、同一部品には同様な符号を付け
て説明は省略する。この第一のピックアップ部100と
第二のピックアップ200はガイドシャフト5,6に沿
って図中aまたはb方向に移動可能である。
【0013】今、第一と第二のピックアップ100,2
00は図1中実線で示す位置にある(但し、この位置は
専用ポジションではなく任意の位置である)。この状態
において、例えばディスクカートリッジ3内のデイスク
1cとデイスク1dとを再生する旨の指令があると、図
1における制御回路107が駆動し、第一のピックアッ
プ部100を図1中点線で示す位置まで動作するよう移
動手段(図示せず)を制御するため、第一のピックアッ
プ部100はガイドシャフト5,6に沿って図1中a方
向へ移動する。そして、ディスク送り出し手段(図示せ
ず)がカートリッジ3内部からディスク1cを送り出す
ると、ローラ152,153を回動するローラ回動手段
(図示せず)などによりディスクは図1中点線で示す位
置まで引き出され、この後、第一のピックアップ104
などを搭載したホルダ105を図中c方向へ動作させる
ことでターンテーブル102とクランパ103間に図中
実線で示されるディスク1cを挟み込み装着する。
【0014】そして、この状態から制御回路107に含
まれる第一の制御手段を駆動させ、直にディスク1cを
図中d方向へ高速回転させ、また第一のピックアップ1
04をディスク半径方向に走査させ、かつ、周知のトラ
ッキングおよびフォーカスサーボを行ってディスク1c
の記録再生を行うと共に、この状態において、第一のピ
ックアップ部100の制御回路107に含まれる第二の
制御手段を駆動させ、まず、図1中点線で示す位置にあ
る第一のピックアップ部100を図1中b方向へ移動す
るように第一の移動手段(図示せず)を制御すると共
に、上記したディスク1cの高速回転動作すなわちディ
スク1cへの記録再生動作を続行するように第一のピッ
クアップ部100を制御する。
【0015】一方、この状態において、図1中実線で示
す位置に待機している第二のピックアップ200におい
ても制御回路207が駆動するため、ディスク1dの再
生を可能とする図1中点線で示す位置(実際には点線か
らディスク1枚分下の位置)まで第二のピックアップ部
200を動作するよう第二の移動手段(図示せず)を制
御した後、ディスク1dを引込み、上記同様ターンテー
ブル202とクランパ203間にディスクを装着し、こ
の後、直にディスクを高速回転させ、第二のピックアッ
プ204をディスク半径方向に走査させ、かつ、周知の
トラッキングおよびフォーカスサーボを行うよう制御す
ることによるデイスク1dの記録再生が行われるもので
ある。
【0016】したがって、第一のピックアップ部100
に装着されたディスク1cと第二のピックアップ部20
0に装着されたディスク1dは、装着後、直に記録再生
動作が実行されるので動作指令から記録再生動作が実行
されるまでの操作を高速で行うことができる。
【0017】そして、この後は第一と第二のピックアッ
プ部100,200にそれぞれ搭載された第一と第二の
ピックアップ104,204で処理された情報信号はそ
れぞれ第一と第二の制御回路107,207を介してデ
ジタル信号処理回路110,210へ供給され、デジタ
ル信号処理回路110,210では入力された信号をデ
ジタル圧縮伸長処理して出力するため、情報信号は情報
通信回線(図示せず)を介して各ユーザに供給される。
【0018】次に、図2、図3、図4および図5を用い
て第一のピックアップ部の構成と動作について詳細に説
明する。
【0019】図2,図3において、111は第一のピッ
クアップ部100を構成するメカシャーシ、112,1
13はサイドフレームであって、それぞれ第一の移動手
段を構成する軸受154,155(図4で示す)を有し
第一のピックアップ部100をガイドシャフト5,6に
沿って移動可能とする。サイドフレーム112におい
て、156は第一の移動手段を構成するモータ、157
はウォーム、158はウォームホィール、159〜16
4はそれぞれ噛み合うギヤであって軸(図示せず)によ
って回動可能である、165,166,167はギヤで
あってギヤ165はギヤ161およびラック7(図3で
示す)と噛み合い、ギヤ166はギヤ164およびラッ
ク8(図3で示す)と噛み合い、ギヤ167はラック9
と噛み合うと共に同期シャフト168によってギヤ16
5と一体である。これらギヤ161〜167および同期
シャフト168は第一のピックアップ部100を同期移
動可能とする。また、152,153は前述したロー
ラ、170(図3で示す)はアーム、171はバネ、1
72はピンであって、ローラ152とローラ153間に
ディスクを挟込み可能とする。
【0020】図3において、121はピンであって後述
するスライダ130の長穴132と係合することでスラ
イダ130を図3中hまたはi方向に移動可能とする。
122もピンであって後述するトレイ140の第一の凹
溝145と係合することでトレイ140を図3中fまた
はg方向に移動可能とする。116はモータ、117〜
119はギヤであって、ギヤ119は後述するスライダ
130のラック131と噛み合うことでスライダ130
を図3中hまたはi方向に駆動する。また、ギヤ119
は後述するトレイ140のラック144と噛み合うこと
でトレイ140を図3中fまたはg方向に駆動する。
【0021】図3において105は前述したホルダであ
って、ターンテーブル102、第一のピックアップ10
4等を保持し、ピン106によって図中c方向に回動す
る。123はホルダに植立られたピンであって、スライ
ダ130のガイド溝133に嵌まり込む。
【0022】スライダ130において、131は前述し
たラック、132は長穴、133はガイド溝であって水
平溝と斜め溝とからなりピン123と係合してスライダ
130を上下方向へ回動可能とする。134,135は
上向きに植立られたピンであって、それぞれ後述するト
レイ140の裏面に形成された第二の凹溝147,14
8に嵌まり込む。
【0023】トレイ140の表側において、141はデ
ィスクを載置する載置面、142は載置面上を水平移動
するディスクと当接する当接部である。トレイ140の
裏側において、144は前述したギヤ119と噛み合う
ラック、145は前述した第一の凹溝であってピン12
2と嵌まり合ってトレイ140を図3中fまたはg方向
へ移動可能とする。147,148は第二の凹溝であっ
て、水平部分と傾斜部分と垂直部分とで形成されてお
り、前述したスライダ130のピン134,135と嵌
まり合う構成である。
【0024】次に図4、図5を用いてディスク装着動作
について説明する。なお、各図において、(a)は上面
図、(b)はそのA−A断面図を示している。
【0025】図4(a)(b)において、太実線で示さ
れるディスクカートリッジ3からディスク1cを取り出
してこれを第一のピックアップ部100に装着、再生す
るという指令があると、移動手段を構成するモータ15
6からウォーム157、ウォームホイル158、ギヤ1
59〜167、ラック7,8,9などを介して第一のピ
ックアップ部100が図1実線で示す位置から図1点線
で示す位置、すなわち図4で示す位置まで移動し、図4
(a)(b)ではこの状態を示している。そこで、この
状態をセンサ(図示せず)が検知すると、ディスク押出
し手段(図示せず)を構成すアーム150が軸151を
中心にj方向へ回動して点線で示す位置まで移動しディ
スク1cを図4(a)中太点線で示す位置まで蹴り出
す。そこで、この状態をセンサ(図示せず)が検知する
と、今度は第一のピックアップ部100を構成するロー
ラ152,153が図4(b)で示すk方向に回転する
ため、ディスク1cは図4(a)における一点鎖線で示
すように搬送動作される。なお、この動作において図4
(b)で示される173はガイド部材であってデイスク
上面を案内する。そしてディスク1cが図4(a)中太
点線から一点鎖線で示す位置まで移動する間に弾性体1
75は点線で示されるように撓んで弾性力が蓄えられ、
ディスクが一点鎖線で示される位置を越えたとき、その
弾性力でディスクをm方向に押し込むのでディスクはト
レイ140の当接部142と当接する図4(a)中細実
線で示される位置で静止する。
【0026】この動作が終了した図4(a)おいて、第
一のピックアップ部100では、まず、デイスクは弾性
体175と接触しており、スライダ130はピン13
4,135とトレイの第二の凹溝147,148が係合
することで図に示す位置(但しギヤ119とラック13
1とは噛み合わっていない)に保持されており、トレイ
140はギヤ119とラック144が噛み合うことで図
中m方向へ移動可能な状態である。そこで、この状態と
なったことがセンサ(図示せず)で検知されると、図5
(a)で示すモータ116が起動し、モータからギヤ1
17,118,119、ラック144を介してトレイ1
40を図4(a)中m方向へ移動するよう駆動するた
め、トレイ140は図5で示す位置まで移動し、デイス
ク1cは図5(a)における細い点線で示す位置から太
い実線で示す位置まで動作し、この状態でギヤ119と
トレイのラック144との噛み合いを解除する。
【0027】上記トレイ140の移動の結果、図5
(a)で示すように、第一のピックアップ部100で
は、まず、太い実線で示されるデイスク1cは弾性体1
75から離れてフリーな状態となり、スライダ130は
ピン134,135が第二の凹溝147,148の傾斜
部分から水平部分に嵌まり込むことで図5(a)中i方
向へ動作してギヤ119とラック131を噛み合わせる
と共にモータ116の駆動力でi方向に動作し、この動
作により図3で示したピン123と係合したガイド溝1
33をi方向に動作させてピックアップ104を搭載し
たホルダ105をピン106を中心として図5(b)に
おけるc方向へ回動させるため、ディスク1cはターン
テーブル102とクランパ103間に挟まれ、この状態
でディスク1cの装着動作を終了するものである。
【0028】次に、図6、図7を用いて本発明の他の実
施例について説明する。
【0029】図6で示す構成は図1で示した構成とほぼ
同等である。異なる点は図6で示す構成が第二のピック
アップ部200を両面再生可能な構成とした点である。
すなわち、図6において、カートリッジ3から引き出さ
れて再生されようとしている1dは第一の記録面と第二
の記録面を有するディスク(例えばDVD)、図6上部
において304はこのデイスク1dの上面を記録再生可
能な第三のピックアップ、305はホルダ、307は第
三のピックアップ304を制御する制御回路である。し
たがって、デイスク1dの両面を記録再生するという指
令があると、図6の上部で待機している第二のピックア
ップ部200は移動手段(図示せず)によって図中e方
向へ下降動作して図中点線で示される位置で静止し、前
述したようにローラ252,253でデイスク1dを搬
送したのち、ホルダ205を図中c方向へ回動させて所
定位置に装着し、そして、制御回路207によって直に
デイスク1dの下面(第一の記録面)の記録再生を開始
すると共に、この第一の記録面への記録再生が終了する
と、制御回路307が動作し第三のピックアップ304
でデイスク1dの上面(第二の記録面)の記録再生を開
始する動作を行うことになるが、このデイスク1dの両
面記録再生の前にデイスク1cの記録再生の指令があっ
た場合でも、図6の下部で示されるように、第一のピッ
クアップ部100は、制御回路107によって、ターン
テーブル102とクランパ103間に装着したデイスク
1cを図中d方向に高速回転させ第一のピックアップ1
04により記録再生を行うと共に制御回路107によっ
て図6中b方向へ退避移動することができるので、指令
が入力されてからデイスク1cとデイスク1dを同時に
記録再生する動作を高速で行うことができる。
【0030】次に図7を用いて他の実施例を説明する。
この図7で示す構成も図6で示す構成とほぼ同等であ
り、異なる点は図7で示す構成がデイスク3a,3d,
3g,3jをそれぞれ専用カートリッジの中に収納した
点である。すなわち、図7において、10a,10d,
10g,10jはデイスク3a,3d,3g,3jを覆
うカートリッジであって、上下ハーフ(図示せず)と、
上下ハーフにそれぞれ形成された窓(図示せず)を開閉
するシャッター11a,11d,11g,11jとによ
り構成されている。その他の構成は図6と同一であるた
め同一部品には同一符号を付けて説明は省略する。
【0031】動作を説明する。今、デイスク1cとデイ
スク1dの記録再生指令により、図7の上部における実
線で待機している第二のピックアップ部200は制御回
路207によって上記同様図中e方向へ下降動作して図
中点線で示される位置で静止する。すると、カートリッ
ジ搬送手段(図示せず)がローラ252,253を駆動
してカートリッジ10dを搬送すると共にシャッター1
1dを開放してデイスク3dを露出させ、これと共に制
御回路207によって直にデイスク3dの下面(第一の
記録面)の記録再生を開始すると共に、この第一の記録
面への記録再生が終了すると、制御回路307が動作し
第三のピックアップ304でデイスク3dの上面(第二
の記録面)の記録再生を開始するよう制御が行われるこ
とでカートリッジ内のデイスク23の記録再生が行われ
るものであるが、この場合にも上記同様、図7の下部に
ある第一のピックアップ部100は制御回路107によ
ってデイスク1cを記録再生すると共に制御回路107
によって図7中b方向へ退避移動しているので、上記同
様、指令が入力されてからデイスク1cとデイスク1d
を同時に記録再生する動作を高速で行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複数ディ
スク記録再生装置によれば、複数のディスクを収納した
ディスク収納部と、その収納部から所望のデイスクを引
き出して情報信号を記録再生する複数のピックアップ部
と、該複数のピックアップ部をそれぞれ移動させる移動
手段と、によりなる複数ディスク記録再生装置におい
て、ディスク収納部から所望のデイスクを引き出した
後、直に情報信号を記録再生する第一の制御手段と、ピ
ックアップ部がディスクに情報信号を記録再生する状態
においてピックアップ部を上下動して退避移動させる第
二の制御手段とを設けた構成としたので、ディスク収納
部から複数のディスクを選択してこれを順次または同時
再生するという指令から実際に複数のディスクを記録再
生するまでの待ち時間を短縮することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す装置側面図である。
【図2】ピックアップ部の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の構成の分解斜視図である。
【図4】ディスク装着動作の初期状態を示す動作説明図
である。
【図5】ディスク装着動作の完了状態を示す動作説明図
である。
【図6】本発明の他の実施例の基本構成を示す装置側面
図である。
【図7】本発明の他の実施例の基本構成を示す装置側面
図である。
【符号の説明】
1…ディスク収納部、 1c,1d…ディスク、 100…第一のピックアップ部(ピックアップ部)、 200…第二のピックアップ部、 104…第一のピックアップ、 204…第二のピックアップ、 107,207,307…制御回路(第一の制御手段、
第二の制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 育雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム事 業部内 (72)発明者 滝田 耕平 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム事 業部内 (72)発明者 沢野 俊康 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 泉 克彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスクを積層して収納するディス
    ク収納部と、 装置内部に複数個設けられて、前記ディスク収納部から
    所望のディスクを引出したのち情報信号を記録または再
    生するピックアップ部と、 該複数のピックアップ部をそれぞれ前記ディスクの積層
    方向に移動させる移動手段と、を備えた複数ディスク記
    録再生装置において、 前記ディスク収納部から所望のディスクを引出したのち
    直に情報信号を記録または再生するよう前記ピックアッ
    プ部を制御する第一の制御手段と、 該ピックアップ部が前記ディスクに情報信号を記録また
    は再生する状態において、該ピックアップ部を移動させ
    るように前記移動手段を制御する第二の制御手段と、を
    設けたことを特徴とする複数ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】複数のディスクを積層して収納するディス
    ク収納部と、 装置内部に複数個設けられて、前記ディスク収納部から
    所望のディスクを引出したのち情報信号を記録または再
    生するピックアップ部と、 該複数のピックアップ部のうち少なくとも1個以上のピ
    ックアップ部がディスクに情報信号を記録または再生し
    ている状態において、該ピックアップ部を前記ディスク
    の積層方向に移動させる移動手段と、よりなることを特
    徴とする複数ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】第一の情報記録面と対向する第二の情報記
    録面を有するディスクを複数個積層して収納するディス
    ク収納部と、 装置内部に複数個設けられて、前記ディスク収納部から
    所望のディスクを引出し前記第一の情報記録面と第二の
    情報記録面に情報信号を記録または再生するピックアッ
    プ部と、 該複数のピックアップ部をそれぞれ前記ディスクの積層
    方向に移動させる移動手段と、を備えた複数ディスク記
    録再生装置において、 前記ディスク収納部から所望のディスクを引出したのち
    直に情報信号を記録または再生するよう前記ピックアッ
    プ部を制御する第一の制御手段と、 該ピックアップ部が前記ディスクに情報信号を記録また
    は再生する状態において、該ピックアップ部を移動させ
    るように前記移動手段を制御する第二の制御手段と、を
    設けたことを特徴とする複数ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3に記載のディスク収
    納部は、上下ハーフ内に収納されたディスクと、該上下
    ハーフに形成されたディスク記録再生用の窓と、該窓を
    開閉するシャッターとを備えたディスクカートリッジを
    複数個積層して収納する構成であり、 前記ピックアップ部は、装置内部に複数個設けられて、
    前記ディスク収納部から所望のディスクカートリッジを
    引出し前記シャッターを開放したのち前記ディスクに情
    報信号を記録または再生する構成であることを特徴とす
    る複数ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】上記ディスク収納部は、複数のディスクカ
    ートリッジと、複数のディスクを混在して収納する構成
    であることを特徴とする請求項4に記載の複数ディスク
    記録再生装置。
JP4943495A 1995-03-09 1995-03-09 複数ディスク記録再生装置 Pending JPH08249793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8124214B2 (en) 2004-11-09 2012-02-28 Fujitsu Limited Fault tolerant transport mechanism in storage and method of controlling the same

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