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JPH08249026A - ロボットを含むシステムのプログラミング方法 - Google Patents

ロボットを含むシステムのプログラミング方法

Info

Publication number
JPH08249026A
JPH08249026A JP7078366A JP7836695A JPH08249026A JP H08249026 A JPH08249026 A JP H08249026A JP 7078366 A JP7078366 A JP 7078366A JP 7836695 A JP7836695 A JP 7836695A JP H08249026 A JPH08249026 A JP H08249026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
sequence
work
assembly
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7078366A
Other languages
English (en)
Inventor
伸介 ▲榊▼原
Shinsuke Sakakibara
Toshihiko Koga
敏彦 古賀
Kazukuni Ban
一訓 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP7078366A priority Critical patent/JPH08249026A/ja
Publication of JPH08249026A publication Critical patent/JPH08249026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業を行なうロボットシステムのプログ
ラミング作業の合理化。 【構成】 パーソナルコンピュータ等のディスプレイ画
面上に、プログラミングに必要な情報を階層的に分解し
て表示させる。オペレータは、各画面上でロボットシス
テムに実行させる各レベルのシーケンスを策定する。シ
ーケンスの記述には、各画面上に表示されるアイコン
(グラフィカルシンボル)が利用される。レベル1で
は、製品の構成要素であるサブアッセンブリA〜Cを組
み立てて製品を完成させるシーケンスを策定する。レベ
ル2では、レベル1で策定されたシーケンスに含まれる
個々のサブアッセンブリに関し、構成部品a〜c他の組
立シーケンスを策定する。レベル3では、レベル2で策
定された手順に含まれる個々の部品について、作業シー
ケンスU1,V1他を策定する。レベル4では、レベル
3で策定された作業シーケンスに含まれる各作業につい
て、その作業を遂行する為に必要な動作シーケンスをそ
の作業を担当する機器に適合したプログラム言語で記述
された命令文で作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットを含む
自動化システム(以下、単に「ロボットシステム」と言
う。)のプログラミング方法に関し、更に詳しく言え
ば、組立工程を含む一連の作業をロボットシステムに実
行させる為のプログラムを作成するプログラミング方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットシステムに所定の作業を実行さ
せる際には、その作業を遂行する上で必要な動作の詳細
をなんらかのプログラミング言語で記述したプログラム
を作成する必要がある。しかし、実際のアプリケーショ
ンにおいては、全体的な作業計画のレベルから、作業計
画に含まれる個々の作業内容を特定するレベルや個々の
作業内容に適合した動作内容のレベルなどを経て、動作
内容の詳細をプログラミング言語を用いて記述するレベ
ルに至る間には枝別れした階層構造が介在し、この階層
構造の最上位のレベルと最下位レベルとの間には相当の
隔たりが存在している。
【0003】従来、この階層構造を秩序立てて認識し、
最上位レベルと最下位レベルの隔たりを埋める作業は、
プログラム作成者(以下、「オペレータ」と言う。)の
思考上のシミュレーションに頼るところが大であった。
例えば、全体的な作業計画の中に含まれる数多くの作業
の一例として、ワーク供給位置で一つのワークを把持
し、それを別のワークに組み付けるという工程だけを考
えてみても、オペレータはその工程を思考上のシミュレ
ーションで解析し、「ワーク供給位置へのロボット移
動」、「ワークの把持」、「組み付け位置へのロボット
移動」、「組み付け作業で実行されるべきロボット動
作」等、一連の動作(アクション)に分解し、更にそれ
ら動作を実現させる運動(モーション)を具体的に記述
する命令文を作成する作業を遂行しなければならなかっ
た。
【0004】組立工程を含むアプリケーションにおいて
は、作業全体のスケールも大きくなりがちであり、作業
内容も複雑で多くの工程を含み、関与するロボット等の
機器数、ツールのアイテム数も多数にのぼることが通例
である。このような場合、全体的な作業計画のレベルか
らスタートして、最終的に動作の詳細を定める命令文の
作成に至るまでの作業量は極めて大きく、作成されるプ
ログラムの全体量は膨大となる。
【0005】従来、ロボットシステムに行なわせる全体
的な作業計画のレベルから、最終的に必要となる動作の
詳細(モーション)をプログラミング言語で記述するレ
ベルに至るまでの道筋を階層的に整理しつつプログラミ
ング作業を支援することが出来る技術手段が欠如してい
た為に、実際のアプリーケションに適合したプログラム
を短時間で正確に作成することが極めて困難であった。
【0006】また、作業内容を種々の階層レベルで変更
する場合、一旦作成したプログラムのどの部分をどのよ
うに修正すれば良いかを迅速・的確に決定することが困
難で、高度の熟練を要していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、ロボットシステムに組立工程を含む作業を実行させ
る為のプログラムを作成するに際して、オペレータのプ
ログラミング作業を効率的にガイドし、アシストするこ
とが出来る支援ツールを用いたプログラミング方法を提
供することにある。また本発明は、そのことを通して、
実際のアプリーケションに適合したプログラムの迅速な
作成及び必要に応じた修正を可能にしようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットシス
テムに組立工程を含む作業を実行させる為のプログラム
を作成するに際し、プログラミング作業に必要な情報を
少なくとも3段階の階層に分解・整理してソフトウェア
処理機能を有する機器のディスプレイ画面上に表示さ
せ、各画面上でアイコン形式で表示されるグラフィカル
シンボルを用いて当該レベルにおけるシーケンス策定を
行うプロセスを、そのロボットシステムで使用される機
器に適合したプログラミング言語で記述されたシーケン
スが作成されるまで任意の順序で繰り返し実行するよう
にしたプログラミング方法によって、上記課題を解決し
た。
【0009】典型的には、表示画面は4個の階層に対応
させて表示される。その場合、階層の最上位のレベル1
は、アッセンブリの構成要素であるサブアッセンブリを
組み立てて前記アッセンブリを完成させるシーケンスを
策定するレベルとなる。次のレベル2は、最上位のレベ
ル1で策定されたシーケンスに含まれる個々のサブアッ
センブリについて、それを構成する部品の組立シーケン
スを策定するレベルとなる。
【0010】その次のレベル3が、レベル2で策定され
たシーケンスに関連する個々の部品について行なわれる
作業のシーケンスを策定するレベルとなる。そして、最
下位のレベル4が、レベル3で策定されたシーケンスに
関連する個々の作業を遂行する為に必要な動作シーケン
スを策定するレベルとなる。
【0011】また、例えば組立作業対象がサブアッセン
ブリを必要としない場合には、表示画面を3個の階層に
対応させて表示させ、策定作業を3段階で行なうことが
出来る。その場合には、3個の階層の最上位のレベル
が、一つのアッセンブリの構成要素である部品を組み立
ててアッセンブリを完成させる組立シーケンスを策定す
るレベル1’となる。次のレベル2’は、最上位のレベ
ル1’で策定された組立シーケンスに関連する個々の部
品について行なわれる作業のシーケンスを策定するレベ
ルとなる。
【0012】そして、最下位のレベル3’が、レベル
2’で策定されたシーケンスに関連する個々の作業を遂
行する為に必要な動作シーケンスを策定するレベルとな
る。一般には、階層数は3以上任意であり、階層の分け
方も、作業内容の実態に合わせて設定すれば良い。
【0013】
【作用】本発明では、ソフトウェア処理機能を有する機
器(以下、パーソナルコンピュータでこれを代表させ
る。)のディスプレイ画面上に、オペレータのプログラ
ミング作業に必要な情報を階層的に分解・整理して表示
させる。オペレータは、表示された画面が属する階層レ
ベルで、ロボットシステムに実行させる作業/動作/運
動等のシーケンスを策定し、その画面を用いて策定内容
を入力する。各画面には、その階層レベルにおけるシー
ケンス策定作業に必要な情報がアイコン形式でグラフィ
ック表示され、オペレータはこのグラフィク表示された
情報を使ってその階層レベルにおける策定作業を遂行す
る。
【0014】オペレータによるプログラミング作業は、
おおむね上位の階層レベルにおける策定作業から順に下
位の階層レベルにおける策定作業に向かって進められ
る。システムで使用されるロボット等の機器で解読可能
なプログラミング言語で記述される命令文群を作成する
作業は、通常、最下位の階層レベルにおける策定作業と
して遂行される。図1は、機器数M=2(例えば2台の
ロボット)、階層構造の階層数N=4の条件で組立作業
を行なうロボットシステムを例にとり、作業計画のレベ
ルから機器に適合したプログラム言語で表現された命令
文群の作成のレベルに至る階層構造を概念的に示した図
である。同図に記されたレベル1〜レベル4の意味は次
の通りである。 レベル1;製品(アッセンブリ)の構成要素であるサブ
アッセンブリを組み立てて製品を完成させるシーケンス
を策定するレベル。ここでは、サブアッセンブリA→サ
ブアッセンブリB→サブアッセンブリC→・・・のシー
ケンスが例示されている。 レベル2;レベル1で策定されたシーケンスに含まれる
個々のサブアッセンブリについて、それを構成する部品
の組立シーケンスを策定するレベル。ここでは、サブア
ッセンブリAにおいて、部品a→部品b→部品c・・・
の組立シーケンスが例示されている。他のサブアッセン
ブリB,C・・・についても同様の策定が行なわれる。
【0015】レベル3;レベル2で策定された手順に含
まれる個々の部品について行なわれる作業のシーケンス
を策定するレベル。作業のシーケンスは、使用する機器
と関連させて策定される。ここでは、部品aに関する作
業シーケンスとして、機器1に関連して作業U1→作業
U2→作業U3→・・・、機器2に関連して作業V1→
作業V2→作業V3・・・が策定される例が示されてい
る。他の部品b,c・・・についても同様の策定が行な
われる。
【0016】レベル4;レベル3で策定された作業シー
ケンスに含まれる各作業について、その作業を遂行する
為に必要な動作シーケンスを策定するレベル。最下位の
階層となるレベル4においては、その作業を担当する機
器に適合したプログラム言語で記述された命令文で動作
シーケンスが作成される。ここでは、作業V1を担当す
る機器2について作成される命令文21→命令文22→
命令文23→・・・が示されている。機器1あるいは機
器2が担当する他の作業V2,V3,U1,U2,U
3,・・・についても同様の形式で命令文が作成され
る。
【0017】これら各レベルで行なわれる策定作業を支
援するツールとして、各レベルに対応した策定用画面が
提供される。各策定用画面には、オペレータによる策定
作業を円滑に進める為の情報が表示される。この情報に
は、各レベルにおける策定内容を記述する為にアイコン
形式で表示されるグラフィカルシンボルが含まれる。オ
ペレータは、これらグラフィカルシンボルを用いて策定
作業を画面上で行なうことが出来る。アイコン形式で表
示されるグラフィカルシンボルは、各レベルにおいてプ
ログラミングされるべき内容をイメージ化した形態をと
ることが好ましい。
【0018】レベル4における策定作業(命令文の作
成)が完了したら、作成されたプログラム(レベル4で
作成された命令文群を集合させたもの)を関係する機器
へ教示する。プログラミングをパーソナルコンピュータ
等の外部機器上で実行した場合には、プログラムデータ
が機器のコントローラ(ロボットコントローラ、セルコ
ントローラ等)へ転送され、オフライン教示が行なわれ
る。また、機器のコントローラ内部に支援ツールを用意
し、コントローラ付設のディスプレイ上で各レベルにお
ける策定作業を行なうようにしても良い。
【0019】本発明によれば、階層構造に応じて一連の
シーケンス策定用画面が表示され、しかも、各シーケン
ス画面においてシーケンス記述ツールとして、アイコン
形式でグラフィカルシンボルが提供されるので、オペレ
ータのプログラミング作業が効果的に支援される。
【0020】即ち、オペレータは、各階層レベルに応じ
て表示されるシーケンス策定画面にガイドされながら、
各画面上でその階層で必要な策定作業をグラフィカルシ
ンボルを利用して進めることが出来るので、最終的に必
要とされるプログラムを作成するまでのプログラミング
作業の進行に無理が生じない。その結果、プログラミン
グ作業全体の見通しが良くなり、プログラミング作業全
体が効率化され、エラーも発生し難くなる。
【0021】また、各レベルにおける策定内容を呼出可
能に保存することで、一旦作成されたプログラムのチェ
ック作業、修正作業も楽になる。特に、修正作業を修正
が必要なレベルに立ち戻って的確に行なうことが出来る
のは有利である。例えば、レベル2で組立部品、順序等
に変更を要する場合、レベル2の策定済みの画面を呼出
し、アイコンを使って必要な修正を行なう。そして、そ
の修正が影響を及ぼす範囲で、それ以下のレベル3,レ
ベル4の画面を順次呼出し、アイコンを使って必要な修
正を行なえば良い。
【0022】なお、プログラミング装置の構成、各レベ
ルにおけるシーケンス策定画面、そこで使用されるアイ
コンの例、ソフトウェアの全体構成、処理内容等につい
ては、実施例の中で詳述する。
【0023】
【実施例】図2は、本発明に係るプログラミング方法を
実施する為の支援ツールを組み込んだパーソナルコンピ
ュータ(一般には、オフラインプログラミング装置)の
概略構成を示した要部ブロック図である。図中、1はマ
イクロプロセッサ(以下、CPUという)、7は該自動
プログラミング装置の制御プログラムを格納したRO
M、2はフロッピーディスクまたはハードディスク(以
下、単にディスクと言う。)11からロードされたシス
テムプログラムや各種のデータ等を格納するRAM、3
はキーボード、4はCRTあるいはLCDからなるディ
スプレイ、9はマウス、8はディスクコントローラ、1
0は作成図面を出力するためのX−Yプロッタ、5はプ
リンタ、12は他の機器とのデータ授受を行なう為のイ
ンターフェイスであり、これらの各要素はバス6を介し
て接続されている。
【0024】マウス9は、ディスプレイ4の画面上でカ
ーソルを移動させ、メニュー画面上で必要なプログラム
を指定したり、後述するアイコン(グラフィカルシンボ
ル)を選択し、希望位置へ書き込んだりするのに使用さ
れる。インターフェイス12は、作成されたプログラム
を関連機器(ここでは、ロボットコントローラ13,1
4)に転送する際に使用される。
【0025】以下、上記パーソナルコンピュータ装置を
使用して本発明の方法を実施する手順、作成されるプロ
グラムの構成、ソフトウェアの全体構成、処理の概要等
について順を追って説明する。
【0026】[1]各レベルで表示されるシーケンス策
定画面並びに該画面上でアイコンを利用して進められる
策定手順の例 (1)各レベルでディスプレイ4上に表示される画面と
シーケンス作成操作の一般的な説明 図3は、各レベルでディスプレイ4上に表示される画面
を一般化して示したものである。符号40で示された全
体画面の上縁部はアイコンボックスを形成するメニュー
バー41に割当てられており、残りの部分はシーケンス
作成ゾーン42として使用される。メニューバー41に
は、そのレベルにおけるシーケンスを記述するに適した
グラッフィカルシンボルが表示される。表示すべきグラ
フィカルシンボルは予めパーソナルコンピュータに設定
される。グラフィカルシンボルの具体例は後述するの
で、ここでは一般的な記号で代用した。
【0027】オペレータは、マウス9を使ってカーソル
CSを希望するグラフィカルシンボル(ここでは、#
印)をクリックし、次いでシーケンスライン上の希望す
る位置を指すようにCS’にカーソルCSを移動させて
再クリックする。これにより、希望するグラフィカルシ
ンボルが書き込まれる(破線の#で記載)。矢印43で
表示されるシーケンスラインはキーボード操作等により
任意に書き換え可能であり、各矢印43の先端あるいは
後端が、グラフィカルシンボルの書込可能なゾーンとな
っている。以上の事柄は、以下に説明する各レベルにお
ける表示画面(図4〜図7参照)について共通したもの
である。
【0028】次に、プログラミング作業の進め方を説明
する。作用の説明で述べた例にならい、機器数M=2、
プログラミングの階層数N=4とする。また、機器1、
機器2としてロボット1、ロボット2を想定する。図2
におけるロボットコントローラ1,2は、これらロボッ
トの制御に使用される。
【0029】(2)レベル1の表示画面とシーケンス作
成例 図4は、レベル1でディスプレイ4上に表示される画面
上でシーケンスの作成を行なう手順を説明する図であ
る。本事例のレベル1の画面でメニューバー内に表示さ
れるグラフィカルシンボルは次の2個である。なお、図
4〜図7における(あ),(い),(う),(え)・・
・は説明の為の符号であり、実際には表示されない。ま
た、丸印で囲ったS及びEは、作成されるシーケンスの
始まり及び終わりを表わし、●印はブランク(シーケン
スとしては休み)を表わしている。このブランクは、並
行するシーケンスラインの時間的な関係を表現する為に
使用される。
【0030】(あ)サブアッセンブリの組み付け (い)オプションに関する分岐 オペレータは、上記2個のグラフィカルシンボルから適
切なものを選び、対象とされるサブアッセンブリの番号
等の付加情報と共にシーケンス作成ゾーン内に順番に並
べることで、レベル1におけるサブアッセンブリの組立
手順を策定する。ここに例示されているシーケンスの内
容は次の通りである。
【0031】・一方(図示左側)のシーケンスライン
で、サブアッセンブリ1の組み付け→サブアッセンブリ
2の組み付け→サブアッセンブリ3の組み付けを順次行
なう。
【0032】・他方(図示右側)のシーケンスライン
で、サブアッセンブリ4の組み付け→サブアッセンブリ
5の組み付けを順次行なう。 ・但し、サブアッセンブリ1〜サブアッセンブリ3の組
み付けは、サブアッセンブリ4〜サブアッセンブリ5に
先行して行なう。
【0033】・2本のシーケンスラインを合流させて最
終組立を行なう。
【0034】(3)レベル2の表示画面とシーケンス作
成例 次に、レベル1のシーケンス内の一つのグラフィカルシ
ンボル(または付加情報を表わす記号)をクリックする
と、クリックされた情報に関するレベル2の画面が表示
される。
【0035】図5は、レベル2でディスプレイ4上に表
示される画面上でシーケンスの作成を行なう手順を説明
する図である。本事例のレベル2の画面でメニューバー
内に表示されるグラフィカルシンボルは次の8個であ
る。 (う)部品をある位置に置くことによる組み付け (え)部品をある場所に嵌め合いすることによる組み付
け (お)ネジ締めによる組み付け (か)サブアッセンブリの完成 (き)部品を土台にすること (く)組立途中品(サブアッセンブリ)をある場所に置
くことによる組み付け (け)組立途中品(サブアッセンブリ)を嵌め合いする
ことによる組み付け (こ)組立途中品(サブアッセンブリ)を土台とするこ
と オペレータは、上記8個のグラフィカルシンボルから適
切なものを選び、対象とされる部品の番号等の付加情報
と共にシーケンス作成ゾーン内に順番に並べることで、
レベル2における部品の組立手順を策定する。ここに例
示されているシーケンスの内容は次の通りである。
【0036】・一方(図示左側)のシーケンスライン
で、部品aを土台にして、部品b,cを順次嵌め合いに
よって組み付ける。 ・他方(図示右側)のシーケンスラインで、部品dを土
台にして、部品eを嵌め合いによって組み付ける。その
後、部品eを部品dにネジ12本で固定する。
【0037】・2本のシーケンスラインを合流させ、上
記組み付け済みの部品(部品a〜部品cからなる)に、
部品dと部品eとネジ12本からなる組み付け済みの部
品を嵌め合いによって組み付ける。それに部品fを嵌め
合いによって組み付け、サブアッセンブリ1を完成させ
る。
【0038】(4)レベル3の表示画面とシーケンス作
成例 次に、レベル2のシーケンス内の一つのグラフィカルシ
ンボル(または付加情報を表わす記号)をクリックする
と、そのクリックされた情報に関するレベル3の画面が
表示される。
【0039】図6は、レベル3でディスプレイ4上に表
示される画面上でシーケンスの作成を行なう手順を説明
する図である。本事例のレベル3の画面でメニューバー
内に表示されるグラフィカルシンボルは次の13個であ
る。 (さ)ある部品をある場所からピックアップする作業 (し)ネジをある場所からピックアップする作業 (す)ある部品をある場所に置く作業 (せ)ある部品をある場所に嵌め合いする作業 (そ)視覚センサによる計測作業 (た)座標系をシフトさせる作業 (ち)ネジ締め作業 (つ)ハンド交換作業 (て)2台のロボット間での部品持ち換え作業 (と)ある部品をつかんで固定する作業 (な)ある部品をはなす作業 (に)一連の作業をある条件が成立するまで繰り返すこ
と (ぬ)機器間の待ち合わせ オペレータは、上記13個のグラフィカルシンボルから
適切なものを選び、関連する部品、ツールの番号等の付
加情報と共にシーケンス作成ゾーン内に順番に並べるこ
とで、レベル3における作業シーケンスを策定する。こ
こに例示されているシーケンスの内容は次の通りであ
る。
【0040】・ロボット1は、ハンドをハンドHAから
ハンドHBに交換し、部品bをピックアップする。ロボ
ット2は、ハンドHCからハンドHDに交換し、部品a
を固定する。ロボット1は、ロボット2による部品aの
固定を待って(w−1)、部品bを部品aに嵌め合いで
組み付ける。この組み付け作業の完了を待って(w−
2)、ロボット2は部品aの固定を解除する一方、ロボ
ット1はハンドHBをハンドHEに交換する。ロボット
2は更にハンドHDをハンドHFに交換する。
【0041】(5)レベル4の表示画面とシーケンス作
成例 次に、レベル3のシーケンス内の一つのグラフィカルシ
ンボル(または付加情報を表わす記号)をクリックする
と、そのクリックされた情報に関するレベル4(最終レ
ベル)の画面が表示される。
【0042】図7は、レベル4でディスプレイ4上に表
示される画面上でシーケンスの作成を行なう手順を説明
する図である。本事例のレベル4の画面でメニューバー
内に表示されるグラフィカルシンボルは次の10個であ
る。 (ね)ジャンプラベル命令 (の)ラベル命令 (は)動作命令 (ひ)レジスタ命令 (ふ)位置レジスタ命令 (へ)入出力命令 (ほ)一連の命令をある条件が成立するまで繰り返すこ
と (ま)スキップ命令 (み)分岐命令 (む)待機命令 オペレータは、上記10個のグラフィカルシンボルから
適切なものを選び、対象とする機器(ここではロボット
1またはロボット2)に解読可能なプログラム言語で表
現された命令文及び他の付加情報と共にシーケンス作成
ゾーン内に順番に並べることで、レベル4における作業
シーケンスを策定する。
【0043】図示されたシーケンス(即ち、プログラム
の内容)は、レベル3におけるロボット1による部品b
のピックアップを実行する為のシーケンスの一部(前後
に図示しない続きあり。)で、次の意味を有してしてい
る(命令文の内容はあくまで例示的なものであることに
注意。)。 ・(先行部分あり)ロボット1をイチ[1]へ300m
m/sで移動する。運動形式は「チョクセン」で、加減
速制御の滑らかさは50%とする。また、付加情報とし
て、運動方向が垂直方向であることを記載しておく。次
いで、SDO[10]オンの出力を行わせる。SDO
[10]は、ハンドオープンの内容を持つことを付加情
報として記載しておく。なお、この命令で開かれるハン
ドは、ハンドHBである。
【0044】更に、SDI[1]オフの入力待ちを実行
させる。また、SDI[1]はロボット2の待ち合わせ
信号の出力待ちを意味することを付加情報として記載し
ておく。ロボット2の待ち合わせ信号の出力後には、ラ
ベル1(ラベル1の記載は別途プログラム中のどこかに
行なうものとする。)へジャンプさせる。そして、ロボ
ット1をイチ[2]へ300mm/sで移動する。運動
形式は「チョクセン」で、加減速制御の滑らかさは50
%とする。また、付加情報として、ワーク(ここでは部
品b)の把持位置への移動であることを記載しておく。
【0045】次いで、SDO[20]オンの出力を行わ
せる。SDO[20]は、ハンドクローズの内容を持つ
ことを付加情報として記載しておく。この命令でハンド
HBが閉じられ、部品bがロボット1に把持される(以
下、続きあり)。
【0046】以上、各レベルにおける表示画面とその画
面上で行なわれるシーケンス策定作業を一例づつ説明し
たが、作業全体の為の全プログラムを完成させる為に
は、上流から下流へ向かう枝別れ構造のすべてを流れに
沿って確定させる策定作業が必要である。従って、レベ
ル1→レベル2→レベル3→レベル4の順に表示画面数
(即ち、その画面上で行なうシーケンス策定作業数)が
増加する。
【0047】これら全策定作業が完了したら、キーボー
ドKBを操作して、全プログラムをレベル1〜レベル3
における策定内容に即して結合させて動作プログラム全
体を完成させる。完成されたプログラムは、ロボットコ
ントローラ1とロボットコントローラ2へ振り分けて、
インターフェイス12を介して転送される。
【0048】なお、例えば組立作業対象がサブアッセン
ブリを必要としない場合には、表示画面を3個の階層に
対応させて表示させ、策定作業を3段階で行なうことが
出来る。その場合には、上記説明した手順の最上位が省
略された形となる。
【0049】即ち、3個の階層の最上位のレベルを、一
つのアッセンブリの構成要素である部品を組み立ててア
ッセンブリを完成させる組立シーケンスを策定するレベ
ル1’とし、次のレベル2’を最上位のレベル1’で策
定された組立シーケンスに関連する個々の部品について
行なわれる作業のシーケンスを策定するレベルとする。
そして、最下位のレベル3’をレベル2’で策定された
シーケンスに関連する個々の作業を遂行する為に必要な
動作シーケンスを策定するレベルとすれば良い。
【0050】一般には、階層数は3以上任意であり、階
層の分け方も、作業内容の実態に合わせて設定すれば良
いことは明らかである。例えば、レベル1におけるアッ
センブリが2個以上ある場合には、階層数5とすること
が適当と考えられる。
【0051】次に、図8は完成された動作プログラムの
全体構造を説明する図である。同図に示されているよう
に、動作プログラム全体は、上記説明した各レベルに対
応した階層構造を有している。レベル1の組立手順に関
するプログラムデータはジョブに対応し、レベル2の各
サブアッセンブリ組立手順に関するプログラムデータ
は、ジョブ内のシーケンスを規定するタスクに対応して
いる。更に、レベル3の各組立作業手順に関するプログ
ラムデータは、各タスクのシーケンスを規定するアクシ
ョンに対応し、レベル4(最終レベル)の各組立動作の
詳細手順に関するプログラムデータ(命令文群)は、各
タスクのシーケンスを規定するモーションに対応してい
る。
【0052】最後に、上記説明したプログラミング方法
を実施する為のソフトウェアについてその全体構成と処
理内容を簡単に説明する。図9は、プログラミングに使
用されるパーソナルコンピュータに装備されるソフトウ
ェアの全体構成を説明する概念図である。オペレーティ
ングシステム(OS)は、パーソナルコンピュータのハ
ードウェアとソフトウェアを統括的に制御する基本ソフ
トウェアである。オペレーティングシステムはウィンド
ウシステムを包含し、このウィンドウシステムによっ
て、表示操作部と内部データ操作系を含むフローエディ
タのソフトウェアが統括制御される。
【0053】表示操作部のソフトウェアは、表示基本部
とモーションダイアログ群で構成される。表示基本部
は、ディスプレイ4の画面表示動作の基本部分を制御す
るソフトウェアであり、各モーションダイアログは、そ
れぞれ割り当てられたモーション内容操作を制御するソ
フトウェアである。
【0054】表示に関するデータの内部操作は内部デー
タ操作系で行なわれる。内部データ操作系は、フローエ
ディタデータを格納するメモリに関する入出力を制御す
る。更に、内部データ操作系は、表示基本部あるいはモ
ーションダイアログと連携して、所要データを表示操作
部との間で授受し、ディスプレイ4の画面上に表示さ
せ、あるいは、シーケンス策定作業においてオペレータ
によって画面に書き込まれたデータをフローエディタデ
ータとして記憶する。
【0055】アイコン形式で表示させるグラフィカルシ
ンボル等のデータは、別のフローエディタデータとして
データファイル化される。例えば、フローエディタ内部
のフローエディタデータはRAM2に格納され、フロー
エディタ外部のフローエディタデータ(データファイ
ル)はディスク11内に格納される。
【0056】上記説明した策定作業によって完成された
動作プログラムは、内部データ操作系によって、ロボッ
トプログラムデータで構成されるデータファイルとして
まとめられ、オペレータの指令入力によってロボット1
/ロボット2に転送される。
【0057】次に、図10〜図12は上記ソフトウェア
によって実行される処理の概要を表わしたフローチャー
トである。S1,S2,・・・はステップ番号を表わす。
【0058】先ず、操作系からの指令入力を待つ(S
1)。操作系からの指令入力があったならば、ジョブレ
ベル、タスクレベル、アクションレベルの内のいずれの
レベルの操作であるか判断する(S2〜S4)。以下、ジョ
ブレベル、タスクレベル、アクションレベルの指令であ
る場合の各々について順に説明する。
【0059】[ジョブレベルの操作指令である場合]先
ず、ジョブレベルのフローの変更であるか判断する(S
6)。イエスであれば、指令入力に従ってジョブレベル
のフローの変更(S7)、チェック(S8)を行い、変更さ
れた内容に従ってフロー構造の再描画を行なう(S9)。
そして、符号丸Aの指示に従い、S1へリターンする。
【0060】もし、S6でノーであれば、タスクの画面を
開く指令か否かを判断する(S11 )。イエスであれば、
タスクの画面を開く処理を実行し(S12 )、タスクレベ
ルへ移行する為の処理を行なった上で(S13)、S1へリ
ターンする。
【0061】もし、S11でノーであれば、符号丸Cの指
示に従ってS28 へ進む。S28では、フロー表示方法の変
更であるか否かを判断する。イエスであれば、指令に従
った表示方法の変更を行い、フロー構造をチェックし
(S30 )、フロー構造の再描画を行なった上で(S31
)、S1へリターンする。もし、S28 でノーであれば、
タスクのコメント(例えば、タスクの名称)を変更する
処理を実行し(S29 )、S1へリターンする。
【0062】[タスクレベルの操作指令である場合]先
ず、タスクレベルのフローの変更であるか判断する(S1
4 )。イエスであれば、指令入力に従ってタスクレベル
のフローの変更(S15)、チェック(S16)を行い、変更
された内容に従ってフロー構造の再描画を行なう(S1
7)。そして、S1へリターンする。
【0063】もし、S14 でノーであれば、アクションの
画面を開く指令か否かを判断する(S18)。イエスであ
れば、アクションの画面を開く処理を実行し(S19)、
アクションレベルへ移行する為の処理を行なった上で
(S20)、S1へリターンする。
【0064】もし、S18 でノーであれば、符号丸Dの指
示に従ってS32へ進む。S32では、フロー表示方法の変更
であるか否かを判断する。イエスであれば、指令に従っ
た表示方法の変更を行い、フロー構造をチェックし(S3
4 )、フロー構造の再描画を行なった上で(S35)、S1
へリターンする。
【0065】もし、S32 でノーであれば、アクションの
コメント(例えば、部品名称など)を変更する処理を実
行し(S33)、符号丸Dの指示に従い、S1へリターンす
る。
【0066】[アクションレベルの操作指令である場
合]先ず、アクションレベルのフローの変更であるか判
断する(S21 )。イエスであれば、指令入力に従ってア
クションレベルのフローの変更(S22 )、チェック(S2
3)を行い、変更された内容に従ってフロー構造の再描
画を行なう(S24)。そして、S1へリターンする。
【0067】もし、S21でノーであれば、モーションの
画面を開く指令か否かを判断する(SS25 )。イエスで
あれば、モーションの画面を開く処理を実行して、モー
ションダイアログをオープンする(S26 )。そして、モ
ーションダイアログの操作結果を取得した上で(S27
)、S1へリターンする。
【0068】もし、S25 でノーであれば、符号丸Eの指
示に従ってS36へ進む。S36では、フロー表示方法の変更
であるか否かを判断する。イエスであれば、指令に従っ
た表示方法の変更を行い、フロー構造をチェックし(S3
8 )、フロー構造の再描画を行なった上で(S39 )、S1
へリターンする。
【0069】もし、S36 でノーであれば、モーションに
関連したコメント(例えば、モーション自身のコメント
など)を変更する処理を実行し(S37 )、S1へリターン
する。
【0070】もしS2〜S4でジョブレベル、タスクレベ
ル、アクションレベルの内のいずれのレベルの操作でも
ないと判断された場合には、更に終了処理か否かを判断
する(S5)。終了処理でなければ、符号丸Fの指示に従
い、S40 以下へ進み、指令内容に応じた処理を行なう。
指令内容としては、レジスタ一覧表等の各種一覧表の表
示・非表示処理(S40,S41)、ファイルの入出力処理等
のファイル操作(S42,S43)、その他の処理(フローの
縮小表示等;S44 )がある。これら符号丸Fで指示され
た一連の処理が完了したら、S1へリターンする。
【0071】オペレータにより終了指令が入力される
と、S1〜S4でノー、S5でイエスが判断結果が出され、処
理を終了する。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、作業全体の階層構造に
応じて一連のシーケンス策定用画面が表示され、しか
も、各シーケンス画面においてシーケンス記述ツールと
して、アイコン形式でグラフィカルシンボルが提供され
るので、オペレータのプログラミング作業が効果的に支
援される。従って、実際のアプリーケションに適合した
プログラムの迅速な作成及び修正が可能になる。
【0073】即ち、オペレータは、各階層レベルに応じ
て表示されるシーケンス策定画面を見ながら、各画面上
でその階層で必要な策定作業をアイコン形式で提供され
るグラフィカルシンボルを利用して進めることが出来る
ので、プログラミング作業の進行に無理が生じない。そ
の結果、プログラミング作業全体の見通しが良くなり、
プログラミング作業全体が効率化され、エラーも発生し
難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器数2、階層構造の階層数4の条件で組立作
業を行なうロボットシステムを例にとり、作業計画のレ
ベルから機器に適合したプログラム言語で表現された命
令文群の作成のレベルに至る階層構造を概念的に示した
図である。
【図2】本発明に係るプログラミング方法を実施する為
の支援ツールを組み込んだパーソナルコンピュータ(一
般には、オフラインプログラミング装置)の概略構成を
示した要部ブロック図である。
【図3】各階層レベルでディスプレイ4上に表示される
画面を一般化して示したものである。
【図4】レベル1でディスプレイ4上に表示される画面
上でシーケンスの作成を行なう手順を説明する図であ
る。
【図5】レベル2でディスプレイ4上に表示される画面
上でシーケンスの作成を行なう手順を説明する図であ
る。
【図6】レベル3でディスプレイ4上に表示される画面
上でシーケンスの作成を行なう手順を説明する図であ
る。
【図7】レベル4でディスプレイ4上に表示される画面
上でシーケンスの作成を行なう手順を説明する図であ
る。
【図8】完成された動作プログラムの全体構造を説明す
る図である。
【図9】プログラミングに使用されるパーソナルコンピ
ュータに装備されるソフトウェアの全体構成を説明する
概念図である。
【図10】ソフトウェアによって実行される処理の概要
を例示したフローチャートの一部である。
【図11】ソフトウェアによって実行される処理の概要
を例示したフローチャートの一部(図10に示されてい
ない部分の一部)である。
【図12】ソフトウェアによって実行される処理の概要
を例示したフローチャートの残りの部分(図10、図1
1に示されていない部分)である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(CPU) 2 RAM 4 ディスプレイ 6 バス 7 ROM 8 ディスクコントローラ 9 マウス 11 ディスク(フロッピーディスクまたはハードディ
スク) 12 インターフェイス 40 シーケンス策定画面(全体) 41 メニューバー 42 シーケンス作成ゾーン 43 シーケンスライン CS(CS’) カーソル(カーソル位置) (あ)サブアッセンブリの組み付け (い)オプションに関する分岐 (う)部品をある位置に置くことによる組み付け (え)部品をある場所に嵌め合いすることによる組み付
け (お)ネジ締めによる組み付け (か)サブアッセンブリの完成 (き)部品を土台にすること (く)組立途中品(サブアッセンブリ)をある場所に置
くことによる組み付け (け)組立途中品(サブアッセンブリ)を嵌め合いする
ことによる組み付け (こ)組立途中品(サブアッセンブリ)を土台とするこ
と (さ)ある部品をある場所からピックアップする作業 (し)ネジをある場所からピックアップする作業 (す)ある部品をある場所に置く作業 (せ)ある部品をある場所に嵌め合いする作業 (そ)視覚センサによる計測作業 (た)座標系をシフトさせる作業 (ち)ネジ締め作業 (つ)ハンド交換作業 (て)2台のロボット間での部品持ち換え作業 (と)ある部品をつかんで固定する作業 (な)ある部品をはなす作業 (に)一連の作業をある条件が成立するまで繰り返すこ
と (ぬ)機器間の待ち合わせ (ね)ジャンプラベル命令 (の)ラベル命令 (は)動作命令 (ひ)レジスタ命令 (ふ)位置レジスタ命令 (へ)入出力命令 (ほ)一連の命令をある条件が成立するまで繰り返すこ
と (ま)スキップ命令 (み)分岐命令 (む)待機命令

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットシステムに組立工程を含む作業
    を実行させる為のプログラムを作成するに際し、プログ
    ラミング作業に必要な情報を少なくとも3段階の階層に
    分解・整理してソフトウェア処理機能を有する機器のデ
    ィスプレイ画面上に表示させ、 各画面上でアイコン形式で表示されるグラフィカルシン
    ボルを用いて当該レベルにおけるシーケンス策定を行う
    プロセスを、そのロボットシステムで使用される機器に
    適合したプログラミング言語で記述されたシーケンスが
    作成されるまで任意の順序で繰り返し実行するようにし
    た、ロボットを含むシステムのプログラミング方法。
  2. 【請求項2】 ロボットシステムに組立工程を含む作業
    を実行させる為のプログラムを作成するに際し、プログ
    ラミング作業に必要な情報を少なくとも3段階の階層に
    分解・整理してソフトウェア処理機能を有する機器のデ
    ィスプレイ画面上に表示させ、各画面上でアイコン形式
    で表示されるグラフィカルシンボルを用いて当該レベル
    におけるシーケンス策定を行うプロセスを、そのロボッ
    トシステムで使用される機器に適合したプログラミング
    言語で記述されたシーケンスが作成されるまで任意の順
    序で繰り返し実行するようにしたロボットを含むシステ
    ムのプログラミング方法であって、 前記表示画面が4個の階層に対応させて表示され、前記
    4個の階層の最上位のレベル1が、アッセンブリの構成
    要素であるサブアッセンブリを組み立てて前記アッセン
    ブリを完成させるシーケンスを策定するレベルであり、 次のレベル2が、前記最上位のレベル1で策定されたシ
    ーケンスに含まれる個々のサブアッセンブリについて、
    それを構成する部品の組立シーケンスを策定するレベル
    であり、 その次のレベル3が、前記レベル2で策定されたシーケ
    ンスに関連する個々の部品について行なわれる作業のシ
    ーケンスを策定するレベルであり、 最下位のレベル4が、前記レベル3で策定されたシーケ
    ンスに関連する個々の作業を遂行する為に必要な動作シ
    ーケンスを策定するレベルである前記方法。
  3. 【請求項3】 ロボットシステムに組立工程を含む作業
    を実行させる為のプログラムを作成するに際し、プログ
    ラミング作業に必要な情報を少なくとも3段階の階層に
    分解・整理してソフトウェア処理機能を有する機器のデ
    ィスプレイ画面上に表示させ、各画面上でアイコン形式
    で表示されるグラフィカルシンボルを用いて当該レベル
    におけるシーケンス策定を行うプロセスを、そのロボッ
    トシステムで使用される機器に適合したプログラミング
    言語で記述されたシーケンスが作成されるまで任意の順
    序で繰り返し実行するようにしたロボットを含むシステ
    ムのプログラミング方法であって、 前記表示画面が3個の階層に対応させて表示され、前記
    3個の階層の最上位のレベルが、一つのアッセンブリの
    構成要素である部品を組み立てて前記アッセンブリを完
    成させる組立シーケンスを策定するレベル1’であり、 次のレベル2’が、前記最上位のレベル1’で策定され
    た組立シーケンスに関連する個々の部品について行なわ
    れる作業のシーケンスを策定するレベルであり、 最下位のレベル3’が、前記レベル2’で策定されたシ
    ーケンスに関連する個々の作業を遂行する為に必要な動
    作シーケンスを策定するレベルである前記方法。
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