JPH08248886A - ラベル連続体 - Google Patents
ラベル連続体Info
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- JPH08248886A JPH08248886A JP4719095A JP4719095A JPH08248886A JP H08248886 A JPH08248886 A JP H08248886A JP 4719095 A JP4719095 A JP 4719095A JP 4719095 A JP4719095 A JP 4719095A JP H08248886 A JPH08248886 A JP H08248886A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラベルの貼り替えを行わずに各ラベルの剥離
を正常な姿勢で行わせることができる構造のラベル連続
体を提供する。 【構成】 剥離シート2にその長手方向に沿って複数の
ラベル3を所定間隔で仮着する。各ラベル3には、剥離
シート2からこれらラベル3を剥離させるために進行さ
せる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複数の凹
部15aと凸部15bからなる凹凸切り込み部15を設
ける。
を正常な姿勢で行わせることができる構造のラベル連続
体を提供する。 【構成】 剥離シート2にその長手方向に沿って複数の
ラベル3を所定間隔で仮着する。各ラベル3には、剥離
シート2からこれらラベル3を剥離させるために進行さ
せる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複数の凹
部15aと凸部15bからなる凹凸切り込み部15を設
ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル連続体に関し、
特に、自動的に該ラベル連続体を送って、剥離シートよ
りラベルを剥離して被貼着物に貼着するラベル自動貼り
機で用いるのに好適なラベル連続体に関するものであ
る。
特に、自動的に該ラベル連続体を送って、剥離シートよ
りラベルを剥離して被貼着物に貼着するラベル自動貼り
機で用いるのに好適なラベル連続体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ラベル連続体1は、剥離シートに仮着さ
れているラベル原紙に印刷を施した後、該ラベル原紙を
剥離シート上でダイカットすることにより、所定形状の
ラベルを打ち抜き、次にラベル原紙の不要部分であるカ
スを剥離シートから剥離することにより、図5に示すよ
うな剥離シート2にその長手方向に沿って複数のラベル
3が所定間隔で仮着されている構造体として製造され、
その後に紙管にロール状に巻き取られてユーザに納品さ
れ、ラベル自動貼り機に装填されて使用される。
れているラベル原紙に印刷を施した後、該ラベル原紙を
剥離シート上でダイカットすることにより、所定形状の
ラベルを打ち抜き、次にラベル原紙の不要部分であるカ
スを剥離シートから剥離することにより、図5に示すよ
うな剥離シート2にその長手方向に沿って複数のラベル
3が所定間隔で仮着されている構造体として製造され、
その後に紙管にロール状に巻き取られてユーザに納品さ
れ、ラベル自動貼り機に装填されて使用される。
【0003】このようなラベル連続体1は、図6に示す
ように、ダイカット時に剥離シート2にダイカット跡4
が該剥離シート2の表面のシリコン等からなる剥離層2
aを越えて下層の紙質層2bに達する深さで残り、この
ダイカット跡4とラベル3の周縁とが一致しているた
め、ラベル3の裏面の粘着剤3aがダイカット時の刃の
挿入やロール巻き状態での圧力によりダイカット跡4に
流れ込み、剥離シート2の紙質層2bに接着することに
なる。
ように、ダイカット時に剥離シート2にダイカット跡4
が該剥離シート2の表面のシリコン等からなる剥離層2
aを越えて下層の紙質層2bに達する深さで残り、この
ダイカット跡4とラベル3の周縁とが一致しているた
め、ラベル3の裏面の粘着剤3aがダイカット時の刃の
挿入やロール巻き状態での圧力によりダイカット跡4に
流れ込み、剥離シート2の紙質層2bに接着することに
なる。
【0004】このようにダイカット跡4に粘着剤3aが
流れ込んでいるラベル連続体1の剥離シート2を図6に
示すようにローラ5で反転させてラベル3を1枚ずつ剥
離しつつ、図示しないバキュームグリッドで吸着して被
貼着物に自動的に貼り付けるようなラベル自動貼り機で
ラベル貼りを行う場合、各ラベル3は進行方向の先端側
の部分の剥離は剥離シート2がローラ5で反転されてラ
ベル3から離れるように引かれるため、ダイカット跡4
にラベル3の粘着剤3aが流れ込んで剥離シート2の紙
質層2bに接着されていても容易であるが、進行方向の
後端の剥離は剥離シート2とラベル3が平行状態にあっ
てしかも該後端でダイカット跡4にラベル3の粘着剤3
aが流れ込んで剥離シート2の紙質層2bに接着されて
いるので容易でない。即ち、ラベル3の剥離に際し、ラ
ベル3の裏面にある粘着剤3aと剥離シート2のダイカ
ット跡4に流れ込み紙質層2bに接着している粘着剤3
a間の切れが悪く、ラベル3の後端縁を引っ張ることに
なり、このためラベル3の後端縁の剥離が容易出なく、
前記ラベル自動貼り機ではラベル3を正常な姿勢で剥離
させ難く、該ラベル3が異常な方向を向いて被貼着物に
貼り付けられたり、またラベル3が飛んでしまい被貼着
物に貼り付けられないというトラブルが発生し易いとい
った問題点があった。
流れ込んでいるラベル連続体1の剥離シート2を図6に
示すようにローラ5で反転させてラベル3を1枚ずつ剥
離しつつ、図示しないバキュームグリッドで吸着して被
貼着物に自動的に貼り付けるようなラベル自動貼り機で
ラベル貼りを行う場合、各ラベル3は進行方向の先端側
の部分の剥離は剥離シート2がローラ5で反転されてラ
ベル3から離れるように引かれるため、ダイカット跡4
にラベル3の粘着剤3aが流れ込んで剥離シート2の紙
質層2bに接着されていても容易であるが、進行方向の
後端の剥離は剥離シート2とラベル3が平行状態にあっ
てしかも該後端でダイカット跡4にラベル3の粘着剤3
aが流れ込んで剥離シート2の紙質層2bに接着されて
いるので容易でない。即ち、ラベル3の剥離に際し、ラ
ベル3の裏面にある粘着剤3aと剥離シート2のダイカ
ット跡4に流れ込み紙質層2bに接着している粘着剤3
a間の切れが悪く、ラベル3の後端縁を引っ張ることに
なり、このためラベル3の後端縁の剥離が容易出なく、
前記ラベル自動貼り機ではラベル3を正常な姿勢で剥離
させ難く、該ラベル3が異常な方向を向いて被貼着物に
貼り付けられたり、またラベル3が飛んでしまい被貼着
物に貼り付けられないというトラブルが発生し易いとい
った問題点があった。
【0005】このトラブルを防止する技術とて、図7に
示すように、ラベル連続体1のロール6Aから繰り出さ
れるラベル連続体1のラベル原紙3´をダイロール7の
表面に突設されたダイ8でダイカットしてラベル3を所
定間隔で形成し、次に剥離プレート9の先端で剥離シー
ト2を反転させて各ラベル3を剥離し、またカス10は
押圧ロール11の箇所で立ち上げて剥離してロール12
で巻取り、ラベル3が剥離された剥離シート2は方向変
換ロール13で方向を変換して、剥離プレート9の先端
に対向する再仮着プレート14で剥離プレート9上の剥
離シート2の延長上に剥離シート2が再び存在するよう
にして、剥離されたラベル3を再仮着プレート14上で
剥離シート2にダイカット跡4と合致しないように位置
をずらせて押圧ロール11の押圧により再仮着し、得ら
れたラベル連続体1をロール6Bに巻取ることが提案さ
れている(特開昭63−106782号等)。
示すように、ラベル連続体1のロール6Aから繰り出さ
れるラベル連続体1のラベル原紙3´をダイロール7の
表面に突設されたダイ8でダイカットしてラベル3を所
定間隔で形成し、次に剥離プレート9の先端で剥離シー
ト2を反転させて各ラベル3を剥離し、またカス10は
押圧ロール11の箇所で立ち上げて剥離してロール12
で巻取り、ラベル3が剥離された剥離シート2は方向変
換ロール13で方向を変換して、剥離プレート9の先端
に対向する再仮着プレート14で剥離プレート9上の剥
離シート2の延長上に剥離シート2が再び存在するよう
にして、剥離されたラベル3を再仮着プレート14上で
剥離シート2にダイカット跡4と合致しないように位置
をずらせて押圧ロール11の押圧により再仮着し、得ら
れたラベル連続体1をロール6Bに巻取ることが提案さ
れている(特開昭63−106782号等)。
【0006】このように各ラベル3を位置をずらして剥
離シート2に仮着したラベル連続体1は、各ラベル3の
周縁の位置とダイカット跡4の位置がずれ、このためラ
ベル自動貼り機で各ラベル3を剥離シート2から剥離す
るとき正常な姿勢で剥離させることができ、該ラベル3
が異常な方向を向いて被貼着物に貼り付けられるという
トラブルの発生を回避することができる。
離シート2に仮着したラベル連続体1は、各ラベル3の
周縁の位置とダイカット跡4の位置がずれ、このためラ
ベル自動貼り機で各ラベル3を剥離シート2から剥離す
るとき正常な姿勢で剥離させることができ、該ラベル3
が異常な方向を向いて被貼着物に貼り付けられるという
トラブルの発生を回避することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開昭63−106782号等に示されているトラ
ブル防止技術では、ラベルの貼り替えを行うため、ラベ
ル加工装置の構造が複雑化し、作業性が悪い問題点があ
った。
うな特開昭63−106782号等に示されているトラ
ブル防止技術では、ラベルの貼り替えを行うため、ラベ
ル加工装置の構造が複雑化し、作業性が悪い問題点があ
った。
【0008】本発明の目的は、ラベルの貼り替えを行わ
ずに各ラベルの剥離を正常な姿勢で行わせることができ
る構造のラベル連続体を提供することにある。
ずに各ラベルの剥離を正常な姿勢で行わせることができ
る構造のラベル連続体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、剥離シートに
その長手方向に沿って複数のラベルが所定間隔で仮着さ
れているラベル連続体を改良の対象としている。
その長手方向に沿って複数のラベルが所定間隔で仮着さ
れているラベル連続体を改良の対象としている。
【0010】請求項1に記載のラベル連続体において
は、前記各ラベルには前記剥離シートからこれらラベル
を剥離させるために進行させる方向に対して後端の縁部
に沿ってそれぞれ複数の凹部と凸部からなる凹凸切り込
み部が設けられていることを特徴とする。
は、前記各ラベルには前記剥離シートからこれらラベル
を剥離させるために進行させる方向に対して後端の縁部
に沿ってそれぞれ複数の凹部と凸部からなる凹凸切り込
み部が設けられていることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のラベル連続体において
は、前記凹凸切り込み部の前記凹部と前記凸部は前記各
ラベルの後端縁部に沿って一様に分散させて設けられて
いることを特徴とする。
は、前記凹凸切り込み部の前記凹部と前記凸部は前記各
ラベルの後端縁部に沿って一様に分散させて設けられて
いることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載のラベル連続体のように、各ラ
ベルに、剥離シートからこれらラベルを剥離させるため
に進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ
複数の凹部と凸部からなる凹凸切り込み部を設けると、
該ラベルの後端の剥離時には凹凸切り込み部の凹部側か
ら先に剥離し、最後に凸部の先端が剥離することにな
り、該ラベルの後端の剥離が位置的に分散して行われる
ことになり、小さな力で剥離できるようになる。このた
め、各ラベルを正常な姿勢で容易に剥離することができ
る。
ベルに、剥離シートからこれらラベルを剥離させるため
に進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ
複数の凹部と凸部からなる凹凸切り込み部を設けると、
該ラベルの後端の剥離時には凹凸切り込み部の凹部側か
ら先に剥離し、最後に凸部の先端が剥離することにな
り、該ラベルの後端の剥離が位置的に分散して行われる
ことになり、小さな力で剥離できるようになる。このた
め、各ラベルを正常な姿勢で容易に剥離することができ
る。
【0013】請求項1に記載のラベル連続体は、各ラベ
ルの貼り替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が
複雑化せず、作業性よく製造を行うことができる。
ルの貼り替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が
複雑化せず、作業性よく製造を行うことができる。
【0014】請求項2に記載のラベル連続体のように、
凹凸切り込み部の凹部と凸部を各ラベルの後端縁部に沿
って一様に分散させて設けると、該ラベルの後端の剥離
時の力の分散がよくなり、より一層確実に各ラベルを正
常な姿勢で容易に剥離することができる。
凹凸切り込み部の凹部と凸部を各ラベルの後端縁部に沿
って一様に分散させて設けると、該ラベルの後端の剥離
時の力の分散がよくなり、より一層確実に各ラベルを正
常な姿勢で容易に剥離することができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係るラベル連続体1の第1
実施例を示したものである。本実施例のラベル連続体1
は、各ラベル3には剥離シート2からこれらラベル3を
剥離させるために進行させる方向(矢印方向)に対して
後端の縁部に沿ってそれぞれ複数の三角形の凹部15a
と三角形の凸部15bからなる凹凸切り込み部15が設
けられている。該凹凸切り込み部15の凹部15aと凸
部15bは、各ラベル3の後端縁部に沿って一定ピッチ
で一様に分散させて設けられている。
実施例を示したものである。本実施例のラベル連続体1
は、各ラベル3には剥離シート2からこれらラベル3を
剥離させるために進行させる方向(矢印方向)に対して
後端の縁部に沿ってそれぞれ複数の三角形の凹部15a
と三角形の凸部15bからなる凹凸切り込み部15が設
けられている。該凹凸切り込み部15の凹部15aと凸
部15bは、各ラベル3の後端縁部に沿って一定ピッチ
で一様に分散させて設けられている。
【0016】図2は、このような本実施例のラベル連続
体1を製造するラベル加工装置の構造を示したものであ
る。この場合、ダイロール7の表面に突設されたダイ8
を凹凸切り込み部15を形成できる構造としている。か
かるラベル加工装置では、ダイロール7でラベル原紙3
´をダイカットし、図1に示すような形状の各ラベル3
を所定間隔で形成し、次にロール16の箇所でカス10
を剥離し、本実施例のラベル連続体1を得る。
体1を製造するラベル加工装置の構造を示したものであ
る。この場合、ダイロール7の表面に突設されたダイ8
を凹凸切り込み部15を形成できる構造としている。か
かるラベル加工装置では、ダイロール7でラベル原紙3
´をダイカットし、図1に示すような形状の各ラベル3
を所定間隔で形成し、次にロール16の箇所でカス10
を剥離し、本実施例のラベル連続体1を得る。
【0017】図3は、本実施例のラベル連続体1から各
ラベル3を剥離する過程を示したものである。該図3及
び図1を参照して説明する。該図3及び図1に示すよう
に、各ラベル3に、これらラベル3を剥離させるために
進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複
数の凹部15aと凸部15bからなる切り込み部15が
設けられていると、該ラベル3の後端の剥離時には凹凸
切り込み部15の凹部15a側から先に剥離し、図1に
矢印で示すように凸部15bの先端側に剥離が進行し、
最後に凸部15bの先端が剥離することになり、該ラベ
ル3の後端の剥離が位置的に分散して行われるようにな
って、ラベル3の裏面にある粘着剤3aと剥離シート2
のダイカット跡4に流れ込み紙質層2bに接着している
粘着剤3a間の切れが良くなり、ラベル3の剥離に際
し、小さな力で剥離できるようになる。このため、各ラ
ベル3の正常な姿勢での剥離を容易にする。
ラベル3を剥離する過程を示したものである。該図3及
び図1を参照して説明する。該図3及び図1に示すよう
に、各ラベル3に、これらラベル3を剥離させるために
進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複
数の凹部15aと凸部15bからなる切り込み部15が
設けられていると、該ラベル3の後端の剥離時には凹凸
切り込み部15の凹部15a側から先に剥離し、図1に
矢印で示すように凸部15bの先端側に剥離が進行し、
最後に凸部15bの先端が剥離することになり、該ラベ
ル3の後端の剥離が位置的に分散して行われるようにな
って、ラベル3の裏面にある粘着剤3aと剥離シート2
のダイカット跡4に流れ込み紙質層2bに接着している
粘着剤3a間の切れが良くなり、ラベル3の剥離に際
し、小さな力で剥離できるようになる。このため、各ラ
ベル3の正常な姿勢での剥離を容易にする。
【0018】このラベル連続体1は、各ラベル3の貼り
替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が複雑化せ
ず、作業性よく製造を行うことができる。また、凹凸切
り込み部15の凹部15aと凸部15bを各ラベル3の
後端縁部に沿って一様に分散させて設けると、該ラベル
3の後端の剥離時の力の分散がよくなり、より一層確実
に各ラベル3を正常な姿勢で容易に剥離することができ
る。
替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が複雑化せ
ず、作業性よく製造を行うことができる。また、凹凸切
り込み部15の凹部15aと凸部15bを各ラベル3の
後端縁部に沿って一様に分散させて設けると、該ラベル
3の後端の剥離時の力の分散がよくなり、より一層確実
に各ラベル3を正常な姿勢で容易に剥離することができ
る。
【0019】図4(A)〜(F)は、本発明に係るラベ
ル連続体1におけるラベル3の他の多数の例を示したも
のである。図4(A)に示すラベル3の凹凸切り込み部
15は、台形の凹部15aと台形の凸部15bにより形
成されている。図4(B)に示すラベル3の凹凸切り込
み部15は、円弧状の凹部15aと三角形の凸部15b
により形成されている。図4(C)に示すラベル3の凹
凸切り込み部15は、鳩尾状の凹部15aと鳩尾状の凸
部15bにより形成されている。図4(D)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、凹部15aと凸部15b
とが矩形波状に形成されている。図4(E)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、凹部15aと凸部15b
とが正弦波状に形成されている。図4(F)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、矩形状の凹部15aと円
弧状の凸部15bにより形成されている。このような構
造の凹凸切り込み部15を持つラベル3が剥離シート2
に仮着されているラベル連続体1も、図1に示すラベル
連続体1と同様の効果を得ることができる。
ル連続体1におけるラベル3の他の多数の例を示したも
のである。図4(A)に示すラベル3の凹凸切り込み部
15は、台形の凹部15aと台形の凸部15bにより形
成されている。図4(B)に示すラベル3の凹凸切り込
み部15は、円弧状の凹部15aと三角形の凸部15b
により形成されている。図4(C)に示すラベル3の凹
凸切り込み部15は、鳩尾状の凹部15aと鳩尾状の凸
部15bにより形成されている。図4(D)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、凹部15aと凸部15b
とが矩形波状に形成されている。図4(E)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、凹部15aと凸部15b
とが正弦波状に形成されている。図4(F)に示すラベ
ル3の凹凸切り込み部15は、矩形状の凹部15aと円
弧状の凸部15bにより形成されている。このような構
造の凹凸切り込み部15を持つラベル3が剥離シート2
に仮着されているラベル連続体1も、図1に示すラベル
連続体1と同様の効果を得ることができる。
【0020】なお、ラベル3の構造のバランスをとるた
めに、各ラベル3の前端縁に後端縁と同様の凹凸切り込
み部15を設けることもできる。
めに、各ラベル3の前端縁に後端縁と同様の凹凸切り込
み部15を設けることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るラベル連続体によれば、下
記のような優れた効果を得ることができる。
記のような優れた効果を得ることができる。
【0022】請求項1に記載のラベル連続体は、各ラベ
ルに、剥離シートからこれらラベルを剥離させるために
進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複
数の凹部と凸部からなる凹凸切り込み部を設けているの
で、該ラベルの後端の剥離時には凹凸切り込み部の凹部
側から先に剥離し、最後に凸部の先端が剥離することに
なり、該ラベルの後端の剥離が位置的に分散して行われ
るようになって、小さな力で剥離できるようになる。こ
のため、各ラベルの正常な姿勢での剥離を容易に行うこ
とができる。またこのラベル連続体は、各ラベルの貼り
替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が複雑化せ
ず作業性よく製造することができる。
ルに、剥離シートからこれらラベルを剥離させるために
進行させる方向に対して後端の縁部に沿ってそれぞれ複
数の凹部と凸部からなる凹凸切り込み部を設けているの
で、該ラベルの後端の剥離時には凹凸切り込み部の凹部
側から先に剥離し、最後に凸部の先端が剥離することに
なり、該ラベルの後端の剥離が位置的に分散して行われ
るようになって、小さな力で剥離できるようになる。こ
のため、各ラベルの正常な姿勢での剥離を容易に行うこ
とができる。またこのラベル連続体は、各ラベルの貼り
替えを行わないので、ラベル加工装置の構造が複雑化せ
ず作業性よく製造することができる。
【0023】請求項2に記載のラベル連続体は、凹凸切
り込み部の凹部と凸部を各ラベルの後端縁部に沿って一
様に分散させて設けているので、該ラベルの後端の剥離
時の力の分散が一層よくなり、より一層確実に各ラベル
を正常な姿勢で容易に剥離することができる。
り込み部の凹部と凸部を各ラベルの後端縁部に沿って一
様に分散させて設けているので、該ラベルの後端の剥離
時の力の分散が一層よくなり、より一層確実に各ラベル
を正常な姿勢で容易に剥離することができる。
【図1】本発明に係るラベル連続体の一実施例の要部斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示すラベル連続体の製造過程を示す側面
図である。
図である。
【図3】図1に示すラベル連続体のラベル剥離過程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】(A)〜(F)は、本発明に係るラベル連続体
におけるラベルの他の多数の例を示した平面図である。
におけるラベルの他の多数の例を示した平面図である。
【図5】従来のラベル連続体の斜視図である。
【図6】従来のラベル連続体のラベル剥離過程を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図7】ラベルの貼り替えを行う従来のラベル加工装置
の構造を示す側面図である。
の構造を示す側面図である。
【符号の説明】 1 ラベル連続体 2 剥離シート 2a 剥離層 2b 紙質層 3 ラベル 3´ ラベル原紙 3a 粘着剤 4 ダイカット跡 5 ローラ 6A ロール 6B ロール 7 ダイロール 8 ダイ 9 剥離プレート 10 カス 11 押圧ロール 12 ロール 13 方向変換ロール 14 再仮着プレート 15 凹凸切り込み部 15a 凹部 15b 凸部 16 ロール
Claims (2)
- 【請求項1】 剥離シートにその長手方向に沿って複数
のラベルが所定間隔で仮着されているラベル連続体にお
いて、前記各ラベルには前記剥離シートからこれらラベ
ルを剥離させるために進行させる方向に対して後端の縁
部に沿ってそれぞれ複数の凹部と凸部からなる凹凸切り
込み部が設けられていることを特徴とするラベル連続
体。 - 【請求項2】 前記凹凸切り込み部の前記凹部と前記凸
部は前記各ラベルの後端縁部に沿って一様に分散させて
設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラベ
ル連続体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719095A JPH08248886A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ラベル連続体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719095A JPH08248886A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ラベル連続体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08248886A true JPH08248886A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12768200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4719095A Pending JPH08248886A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ラベル連続体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08248886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200412A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | トッパン・フォームズ株式会社 | 重ね合わせシート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4135771B1 (ja) * | 2000-05-17 | 2008-08-20 | 日本ビクター株式会社 | 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法、記録装置 |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP4719095A patent/JPH08248886A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4135771B1 (ja) * | 2000-05-17 | 2008-08-20 | 日本ビクター株式会社 | 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法、記録装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200412A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | トッパン・フォームズ株式会社 | 重ね合わせシート |
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