JPH08247736A - 実装基板検査装置 - Google Patents
実装基板検査装置Info
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- JPH08247736A JPH08247736A JP7080886A JP8088695A JPH08247736A JP H08247736 A JPH08247736 A JP H08247736A JP 7080886 A JP7080886 A JP 7080886A JP 8088695 A JP8088695 A JP 8088695A JP H08247736 A JPH08247736 A JP H08247736A
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
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- 239000011889 copper foil Substances 0.000 description 4
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- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/95—Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
- G01N21/956—Inspecting patterns on the surface of objects
- G01N21/95684—Patterns showing highly reflecting parts, e.g. metallic elements
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンダ部位等の鏡面を有する部分の情報と実
装部品等の乱反射面を有する部分の情報を正確に検出で
きる実装基板検査装置を提供すること。 【構成】 投光部1の赤色光源6、緑色光源7、青色光
源8、および白色光源9によって実装基板の被検査部位
を照射し、この被検査部位からの反射光像を撮像部2に
よって撮像して得られたカラー画像を制御処理部5に送
り、制御処理部5によって、このカラー画像から、赤色
光、緑色光、青色光の各反射光による彩色部分を検出す
ることによってハンダ部等の鏡面を有する部分の三次元
形状情報を検出するとともに、白色光照射による反射光
によってその信号レベルが十分に大きい実装部品等の乱
反射面を有する部分の平面情報を検出し、この両情報に
基づいて、被検査部位の良否判定を行う構成。
装部品等の乱反射面を有する部分の情報を正確に検出で
きる実装基板検査装置を提供すること。 【構成】 投光部1の赤色光源6、緑色光源7、青色光
源8、および白色光源9によって実装基板の被検査部位
を照射し、この被検査部位からの反射光像を撮像部2に
よって撮像して得られたカラー画像を制御処理部5に送
り、制御処理部5によって、このカラー画像から、赤色
光、緑色光、青色光の各反射光による彩色部分を検出す
ることによってハンダ部等の鏡面を有する部分の三次元
形状情報を検出するとともに、白色光照射による反射光
によってその信号レベルが十分に大きい実装部品等の乱
反射面を有する部分の平面情報を検出し、この両情報に
基づいて、被検査部位の良否判定を行う構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】部品実装基板の部品実装状態を検
査する実装基板検査装置に関し、特に検査部位に有色光
を照射し、この検査部位を撮像して得た、検査部位の三
次元情報を有する画像に基づいて部品実装状態を検査す
る実装基板検査装置に関する。
査する実装基板検査装置に関し、特に検査部位に有色光
を照射し、この検査部位を撮像して得た、検査部位の三
次元情報を有する画像に基づいて部品実装状態を検査す
る実装基板検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような実装基板検査装置は、赤
色、緑色、青色の三色光を異なる仰角から部品実装基板
の被検査部位に照射し、この被検査部位を撮像すること
によって得られた画像に基づいて部品実装状態の良否判
定を行うものである。後述するように、得られた画像に
おいて、鏡面反射特性を有するハンダ部位等は、その三
次元形状に依存してある部分は赤色に、他のある部分は
緑色に、また他のある部分は青色に彩色される。従って
この画像からは、乱反射特性を有する実装部品等の平面
形状とともに、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次
元曲面形状を知ることができ、適当な画像処理を施すこ
とによって、ハンダ部位等においては三次元形状による
精密な実装状態の良否判定を行うことができる。
色、緑色、青色の三色光を異なる仰角から部品実装基板
の被検査部位に照射し、この被検査部位を撮像すること
によって得られた画像に基づいて部品実装状態の良否判
定を行うものである。後述するように、得られた画像に
おいて、鏡面反射特性を有するハンダ部位等は、その三
次元形状に依存してある部分は赤色に、他のある部分は
緑色に、また他のある部分は青色に彩色される。従って
この画像からは、乱反射特性を有する実装部品等の平面
形状とともに、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次
元曲面形状を知ることができ、適当な画像処理を施すこ
とによって、ハンダ部位等においては三次元形状による
精密な実装状態の良否判定を行うことができる。
【0003】上記の実装基板検査装置は、投光部、撮像
部、制御処理部等によって構成されている。
部、制御処理部等によって構成されている。
【0004】投光部は、赤色光源、緑色光源、青色光源
の三個のリング状光源を有し、これら三色光を基板の被
検査部位に異なる仰角から照射する。これら三色光源
は、三色光が被検査部位において混色されると完全な白
色光が得られる対波長発光エネルギー分布を有してい
る。
の三個のリング状光源を有し、これら三色光を基板の被
検査部位に異なる仰角から照射する。これら三色光源
は、三色光が被検査部位において混色されると完全な白
色光が得られる対波長発光エネルギー分布を有してい
る。
【0005】撮像部はCCDカメラ等のカラーテレビカ
メラであり、被検査部位の反射光像を撮像し、このカラ
ー画像信号を制御処理部に送る。
メラであり、被検査部位の反射光像を撮像し、このカラ
ー画像信号を制御処理部に送る。
【0006】制御処理部は、投光部および撮像部の動作
を制御し、撮像部によって撮像された被検査部位のカラ
ー画像から、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次元
形状情報、および実装部品等の乱反射面を有する部分の
平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被検査部位
の良否判定を行う。
を制御し、撮像部によって撮像された被検査部位のカラ
ー画像から、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次元
形状情報、および実装部品等の乱反射面を有する部分の
平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被検査部位
の良否判定を行う。
【0007】次に図9は有色光源によるハンダ部位の三
次元曲面形状の検出原理を示す説明図である。同図にお
いて、撮像部101の撮像中心軸(被検査基基板に対し
て垂直方向)102上に中心を有するリング状の有色光
源103から基準面(被検査基板面に対して平行な面)
104に対して仰角θで被検査基板のハンダ部位105
に入射した光は、基準面104に対する傾斜角がi1 で
ある、ハンダ部位105のある曲面要素に対しては入射
角i2 (=i1 )で入射し、反射角i3 (=i1 =
i2 )で反射される。この反射方向が撮像中心軸102
の方向と一致していれば、この曲面要素は、撮像部10
1によって撮像されたカラー画像において、有色光源1
03の光源色に彩色される。ここで傾斜角、入射角、お
よび反射角は等しいので、これをi(=i1 =i2 =i
3 )とすると、有色光の反射方向が撮像中心軸102の
方向と一致するときには、傾斜角(あるいは入射角また
は反射角)iと仰角θとの間には、 θ=90°−2i の関係がある。
次元曲面形状の検出原理を示す説明図である。同図にお
いて、撮像部101の撮像中心軸(被検査基基板に対し
て垂直方向)102上に中心を有するリング状の有色光
源103から基準面(被検査基板面に対して平行な面)
104に対して仰角θで被検査基板のハンダ部位105
に入射した光は、基準面104に対する傾斜角がi1 で
ある、ハンダ部位105のある曲面要素に対しては入射
角i2 (=i1 )で入射し、反射角i3 (=i1 =
i2 )で反射される。この反射方向が撮像中心軸102
の方向と一致していれば、この曲面要素は、撮像部10
1によって撮像されたカラー画像において、有色光源1
03の光源色に彩色される。ここで傾斜角、入射角、お
よび反射角は等しいので、これをi(=i1 =i2 =i
3 )とすると、有色光の反射方向が撮像中心軸102の
方向と一致するときには、傾斜角(あるいは入射角また
は反射角)iと仰角θとの間には、 θ=90°−2i の関係がある。
【0008】実際には有色光源103からの入射光は入
射角がi−Δiからi+Δiまで2Δiの幅を持つ有色
光を入射させるので、傾斜角i−Δiからi+Δiであ
る曲面要素が検出される。
射角がi−Δiからi+Δiまで2Δiの幅を持つ有色
光を入射させるので、傾斜角i−Δiからi+Δiであ
る曲面要素が検出される。
【0009】図10はリング状の、赤色光源111、緑
色光源112、青色光源113を有する投光部の構成図
である。同図において、上記のリング状光源111、1
12、113はその中心が撮像部101の撮像中心軸1
02と一致するように同心円上に設置され、かつリング
半径r1 、r2 、r3 を違え、基板面114からの高さ
h1 、h2 、h3 を違えることによって、基板面114
と撮像中心軸102が交わる点Aからの仰角が、異なる
角度θ1 、θ2 、θ3 となるように設置されている。こ
こでθ1 >θ2 >θ3 である。
色光源112、青色光源113を有する投光部の構成図
である。同図において、上記のリング状光源111、1
12、113はその中心が撮像部101の撮像中心軸1
02と一致するように同心円上に設置され、かつリング
半径r1 、r2 、r3 を違え、基板面114からの高さ
h1 、h2 、h3 を違えることによって、基板面114
と撮像中心軸102が交わる点Aからの仰角が、異なる
角度θ1 、θ2 、θ3 となるように設置されている。こ
こでθ1 >θ2 >θ3 である。
【0010】上記の構成を有する投光部によって被検査
基板のハンダ部位105を照射すると、ハンダ部位10
5の、傾斜角j1 (=(90°−θ1 )/2)を持つ部
分は赤色光を撮像中心軸102方向に反射させ、傾斜角
j2 (=(90°−θ2 )/2)を持つ部分は緑色光を
撮像中心軸102方向に反射させ、また傾斜角j3 (=
(90°−θ3 )/2)を持つ部分は青色光を撮像中心
軸102方向に反射させる。
基板のハンダ部位105を照射すると、ハンダ部位10
5の、傾斜角j1 (=(90°−θ1 )/2)を持つ部
分は赤色光を撮像中心軸102方向に反射させ、傾斜角
j2 (=(90°−θ2 )/2)を持つ部分は緑色光を
撮像中心軸102方向に反射させ、また傾斜角j3 (=
(90°−θ3 )/2)を持つ部分は青色光を撮像中心
軸102方向に反射させる。
【0011】従って撮像部101で撮像されたカラー画
像において、ハンダ部位105の、平坦部に近い傾斜が
なだらかな傾斜角j1 の曲面要素は赤色に彩色され、傾
斜が急な傾斜角j3 の曲面要素は青色に彩色され、これ
らの中間の傾斜を持つ傾斜角j2 の曲面要素は緑色に彩
色される。
像において、ハンダ部位105の、平坦部に近い傾斜が
なだらかな傾斜角j1 の曲面要素は赤色に彩色され、傾
斜が急な傾斜角j3 の曲面要素は青色に彩色され、これ
らの中間の傾斜を持つ傾斜角j2 の曲面要素は緑色に彩
色される。
【0012】さらに撮像されたカラー画像には、上記の
ハンダ部位の三次元曲面形状に関する情報に加えて、合
成された白色光によって、基板の二次元情報、すなわち
実装部品の平面形状、色等や基板の色、シルク印刷等、
乱反射面を有する部分の平面情報が検出できる。
ハンダ部位の三次元曲面形状に関する情報に加えて、合
成された白色光によって、基板の二次元情報、すなわち
実装部品の平面形状、色等や基板の色、シルク印刷等、
乱反射面を有する部分の平面情報が検出できる。
【0013】従って上記従来の実装基板検査装置によれ
ば、制御処理部は、投光部によって赤色光、緑色光、青
色光を被検査基板の被検査部位に照射し、この被検査部
位を撮像部によって撮像する。そして得られたカラー画
像から、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装部
品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被検
査部位の良否判定を行う。
ば、制御処理部は、投光部によって赤色光、緑色光、青
色光を被検査基板の被検査部位に照射し、この被検査部
位を撮像部によって撮像する。そして得られたカラー画
像から、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装部
品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被検
査部位の良否判定を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の実装基板検査装置においては、三色光の入射方向は
いずれも被検査基板に対して斜め方向であるため、乱反
射面を有する実装部品等からの反射光量が不足し、得ら
れた画像において実装部品等の部分が暗くなり、この部
分の平面情報の検出精度の低下によって検査が正確に行
えないことがあった。
来の実装基板検査装置においては、三色光の入射方向は
いずれも被検査基板に対して斜め方向であるため、乱反
射面を有する実装部品等からの反射光量が不足し、得ら
れた画像において実装部品等の部分が暗くなり、この部
分の平面情報の検出精度の低下によって検査が正確に行
えないことがあった。
【0015】また実装部品等の色が赤色、緑色、または
青色であると、鏡面を有するハンダ部位等の彩色された
領域と区別が付かなくなり、誤検出による検査ミスを生
じることがあった。
青色であると、鏡面を有するハンダ部位等の彩色された
領域と区別が付かなくなり、誤検出による検査ミスを生
じることがあった。
【0016】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次
元形状情報、および実装部品等の乱反射面を有する部分
の平面情報を正確に検出できる実装基板検査装置を提供
することを目的とするものである。
るものであり、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の三次
元形状情報、および実装部品等の乱反射面を有する部分
の平面情報を正確に検出できる実装基板検査装置を提供
することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の実装基板検査装置は、リング状の白色光源
を有し、この白色光を検査部位に投光する第一の投光手
段と、リング状の有色光源を有し、この有色光を斜め方
向から検査部位に投光する第二の投光手段とを具備する
ものである。
めに本発明の実装基板検査装置は、リング状の白色光源
を有し、この白色光を検査部位に投光する第一の投光手
段と、リング状の有色光源を有し、この有色光を斜め方
向から検査部位に投光する第二の投光手段とを具備する
ものである。
【0018】
【作用】従って本発明によれば、第二の投光手段によっ
て被検査部位に有色光を斜め方向から照射して、この反
射光像からハンダ部位等の鏡面反射特性を有する部分の
三次元曲面形状情報を検出するとともに、第二の投光手
段によって被検査部位に白色光を照射して、この反射光
像から実装部品等の乱反射特性を有する部分の平面情報
を検出ことによって、各情報を正確に検出することがで
きる。
て被検査部位に有色光を斜め方向から照射して、この反
射光像からハンダ部位等の鏡面反射特性を有する部分の
三次元曲面形状情報を検出するとともに、第二の投光手
段によって被検査部位に白色光を照射して、この反射光
像から実装部品等の乱反射特性を有する部分の平面情報
を検出ことによって、各情報を正確に検出することがで
きる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第一実施例の実装基板検査装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【0020】図1において、実装基板検査装置は、投光
部1、撮像部2、X軸テーブル部3、Y軸テーブル部
4、および制御処理部5によって構成される。
部1、撮像部2、X軸テーブル部3、Y軸テーブル部
4、および制御処理部5によって構成される。
【0021】投光部1は、赤色光源6、緑色光源7、青
色光源8、および白色光源9の四個のリング状光源を有
し、これら三色光を部品実装基板10の被検査部位に異
なる仰角から照射する。これら三色光源の光度およびO
N/OFFは、制御処理部5によって制御される。
色光源8、および白色光源9の四個のリング状光源を有
し、これら三色光を部品実装基板10の被検査部位に異
なる仰角から照射する。これら三色光源の光度およびO
N/OFFは、制御処理部5によって制御される。
【0022】図2は投光部1の構成図である。同図にお
いて、赤色光源6、緑色光源7、青色光源8、および白
色光源9の各リング状光源は、その中心が撮像部2の撮
像中心軸11と一致するように同心円上に設置され、か
つリング半径r1 、r2 、r3 、r4 を違え、基板面1
2からの高さh1 、h2 、h3 、h4 を違えることによ
って、撮像中心軸11と基板面12が交わる点からの仰
角が、異なる角度θ1、θ2 、θ3 、θ4 となるように
設置されている。ここでθ1 >θ2 >θ3 >θ4 であ
り、白色光源9の仰角θ1 は90°に近いことが望まし
い。
いて、赤色光源6、緑色光源7、青色光源8、および白
色光源9の各リング状光源は、その中心が撮像部2の撮
像中心軸11と一致するように同心円上に設置され、か
つリング半径r1 、r2 、r3 、r4 を違え、基板面1
2からの高さh1 、h2 、h3 、h4 を違えることによ
って、撮像中心軸11と基板面12が交わる点からの仰
角が、異なる角度θ1、θ2 、θ3 、θ4 となるように
設置されている。ここでθ1 >θ2 >θ3 >θ4 であ
り、白色光源9の仰角θ1 は90°に近いことが望まし
い。
【0023】撮像部2はCCDカメラ等のカラーテレビ
カメラであり、投光部1と一体化されており、制御処理
部5からの命令に従って、被検査部位を撮像する。
カメラであり、投光部1と一体化されており、制御処理
部5からの命令に従って、被検査部位を撮像する。
【0024】X軸テーブル部3は、投光部1および撮像
部2が取り付けられており、部品実装基板10の被検査
部位を順次撮像するために、制御処理部5からの命令に
従って、投光部1および撮像部2をX方向に移動させ
る。
部2が取り付けられており、部品実装基板10の被検査
部位を順次撮像するために、制御処理部5からの命令に
従って、投光部1および撮像部2をX方向に移動させ
る。
【0025】Y軸テーブル部4は、部品実装基板10が
セットされ、被検査部位を順次撮像するために、制御処
理部5からの命令に従って、部品実装基板10をY方向
に移動させる。
セットされ、被検査部位を順次撮像するために、制御処
理部5からの命令に従って、部品実装基板10をY方向
に移動させる。
【0026】制御処理部5は、投光部1、撮像部2、X
軸テーブル部3、およびY軸テーブル部4の動作を制御
し、撮像部2によって撮像された被検査部位のカラー画
像に、A/D変換処理、二値化等の画像処理を施すこと
によって、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装
部品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被
検査部位の良否判定を行う。
軸テーブル部3、およびY軸テーブル部4の動作を制御
し、撮像部2によって撮像された被検査部位のカラー画
像に、A/D変換処理、二値化等の画像処理を施すこと
によって、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装
部品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被
検査部位の良否判定を行う。
【0027】次に上記の構成を有する第一実施例の動作
について説明する。
について説明する。
【0028】制御処理部5は、X軸テーブル部3および
Y軸テーブル部4を移動させて、被検査基板10の被検
査部位を撮像部2の撮像位置に移動させ、投光部1によ
って三色光および白色光、あるいは白色光のみを被検査
部位に照射し、この被検査部位を撮像部2によって撮像
する。
Y軸テーブル部4を移動させて、被検査基板10の被検
査部位を撮像部2の撮像位置に移動させ、投光部1によ
って三色光および白色光、あるいは白色光のみを被検査
部位に照射し、この被検査部位を撮像部2によって撮像
する。
【0029】三色光および白色光を被検査部位に照射し
た場合は、ハンダ部位等の鏡面を有する部分は各曲面要
素の傾斜角に応じて、三色光を撮像部2へ反射し、実装
部品等の乱反射面を有する部分は主に白色光を撮像部2
へ反射する。
た場合は、ハンダ部位等の鏡面を有する部分は各曲面要
素の傾斜角に応じて、三色光を撮像部2へ反射し、実装
部品等の乱反射面を有する部分は主に白色光を撮像部2
へ反射する。
【0030】図3は三色光および白色光を被検査部位に
同時照射したときに得られるカラー画像の彩色状態を示
すものである。同図の断面図および上面図において、2
1および22はハンダ、23は実装部品、24は実装部
品23のリード端子、25は基板のレジスト部であり、
ハンダ21、22、およびリード端子24は鏡面を有
し、実装部品23およびレジスト部25は乱反射面を有
している。
同時照射したときに得られるカラー画像の彩色状態を示
すものである。同図の断面図および上面図において、2
1および22はハンダ、23は実装部品、24は実装部
品23のリード端子、25は基板のレジスト部であり、
ハンダ21、22、およびリード端子24は鏡面を有
し、実装部品23およびレジスト部25は乱反射面を有
している。
【0031】カラー画像において、26、27、28は
ハンダ21の彩色部分を示し、26は赤色に彩色された
ほぼ平坦な部分、27は緑色に彩色された部分、28は
青色に彩色された傾斜が急な部分である。また実装部品
23は部品色29に、基板のレジスト部25はレジスト
色30にそれぞれ彩色される。この乱反射面を有する部
分の画像においては、白色反射光によって十分に大きな
レベルのカラー画像信号が得られる。尚、ハンダ22お
よびリード端子24の彩色は省略してある。
ハンダ21の彩色部分を示し、26は赤色に彩色された
ほぼ平坦な部分、27は緑色に彩色された部分、28は
青色に彩色された傾斜が急な部分である。また実装部品
23は部品色29に、基板のレジスト部25はレジスト
色30にそれぞれ彩色される。この乱反射面を有する部
分の画像においては、白色反射光によって十分に大きな
レベルのカラー画像信号が得られる。尚、ハンダ22お
よびリード端子24の彩色は省略してある。
【0032】また三色光源を消灯させ、白色のみを被検
査部位に照射したときは、実装部品23あるいは基板の
レジスト部25は、部品色29、レジスト色30にそれ
ぞれ彩色されるが、ハンダ部位21、22、リード端子
24は無彩色となる。
査部位に照射したときは、実装部品23あるいは基板の
レジスト部25は、部品色29、レジスト色30にそれ
ぞれ彩色されるが、ハンダ部位21、22、リード端子
24は無彩色となる。
【0033】次に図4は三色光および白色光を被検査部
位に同時照射したときの代表的な不良のカラー画像を示
すものである。同図の断面図において、31はハンダ、
32は実装部品、33は実装部品32のリード端子、3
4は銅箔のランド、35は基板のレジスト部である。
位に同時照射したときの代表的な不良のカラー画像を示
すものである。同図の断面図において、31はハンダ、
32は実装部品、33は実装部品32のリード端子、3
4は銅箔のランド、35は基板のレジスト部である。
【0034】カラー画像において、36は赤色に彩色さ
れる部分、37は緑色に彩色される部分、38は青色に
彩色される部分であり、39は部品色、40はレジスト
色を示す。
れる部分、37は緑色に彩色される部分、38は青色に
彩色される部分であり、39は部品色、40はレジスト
色を示す。
【0035】部品欠落の場合は、部品部分が部品色でな
く、基板のレジスト色に彩色される。またハンダ不足の
場合は、ハンダが盛られず露出したランド34の銅箔部
分41は赤色であるため、この部分が赤色に彩色され
る。
く、基板のレジスト色に彩色される。またハンダ不足の
場合は、ハンダが盛られず露出したランド34の銅箔部
分41は赤色であるため、この部分が赤色に彩色され
る。
【0036】従って、制御処理部5は、撮像部2によっ
て得られたカラー画像信号をディジタルデータにA/D
変換し、部品欠落を検査する場合は、例えば部品実装位
置において、部品色39を有する画素を二値化処理によ
ってによって抜き出し、この部品色の面積が予め設定さ
れたしきい値以下であれば、基板のレジスト色40を検
出しているものとして、部品欠落と判定する。
て得られたカラー画像信号をディジタルデータにA/D
変換し、部品欠落を検査する場合は、例えば部品実装位
置において、部品色39を有する画素を二値化処理によ
ってによって抜き出し、この部品色の面積が予め設定さ
れたしきい値以下であれば、基板のレジスト色40を検
出しているものとして、部品欠落と判定する。
【0037】ハンダ不足を検査する場合は、ハンダ31
の領域において、赤色を有する画素を二値化処理によっ
て抜き出し、この面積が予め設定されたしきい値以上で
あれば、ランド34の露出部分があるものとして、ハン
ダ不足と判定する。
の領域において、赤色を有する画素を二値化処理によっ
て抜き出し、この面積が予め設定されたしきい値以上で
あれば、ランド34の露出部分があるものとして、ハン
ダ不足と判定する。
【0038】また三色光源を消灯させ、白色のみを被検
査部位に照射したときは、鏡面を有するハンダ31およ
びリード端子32は彩色されないため、赤色、緑色、ま
たは青色の実装部品の検出を行う場合に、ハンダ部位が
誤検出されることはない。
査部位に照射したときは、鏡面を有するハンダ31およ
びリード端子32は彩色されないため、赤色、緑色、ま
たは青色の実装部品の検出を行う場合に、ハンダ部位が
誤検出されることはない。
【0039】このように本発明の第一実施例によれば、
三色光とともに白色光を被検査部位に照射し、この被検
査部位を撮像して得られるカラー画像において、実装部
品等の乱反射面を有する部分の信号レベルを十分に大き
くすることによって、乱反射面を有する部分の平面情報
の検出精度を向上させ、また白色光のみを被検査部位に
照射し、この被検査部位を撮像して得られるカラー画像
における、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の彩色をな
くすことによって、乱反射面を有する部分の平面情報の
検出において、この部分が赤色、緑色、または青色であ
っても、ハンダ部位等を誤検出することがない、従って
乱反射面を有する部分の平面情報を正確に検出すること
ができる。
三色光とともに白色光を被検査部位に照射し、この被検
査部位を撮像して得られるカラー画像において、実装部
品等の乱反射面を有する部分の信号レベルを十分に大き
くすることによって、乱反射面を有する部分の平面情報
の検出精度を向上させ、また白色光のみを被検査部位に
照射し、この被検査部位を撮像して得られるカラー画像
における、ハンダ部位等の鏡面を有する部分の彩色をな
くすことによって、乱反射面を有する部分の平面情報の
検出において、この部分が赤色、緑色、または青色であ
っても、ハンダ部位等を誤検出することがない、従って
乱反射面を有する部分の平面情報を正確に検出すること
ができる。
【0040】次に本発明の第二実施例について以下に説
明する。
明する。
【0041】図5は本発明の第二実施例の実装基板検査
装置の概略構成図である。尚図1に示す第一実施例と同
様の構成要素については、同一符号を付すとともに、そ
の説明を略す。
装置の概略構成図である。尚図1に示す第一実施例と同
様の構成要素については、同一符号を付すとともに、そ
の説明を略す。
【0042】図5において、投光部51は、2つの青色
光源52、53、および白色光源54の計三個のリング
状光源を有し、これら青色光および白色光を部品実装基
板10の被検査部位に異なる仰角から照射する。これら
光源の光度およびON/OFFは、制御処理部55によ
って制御される。
光源52、53、および白色光源54の計三個のリング
状光源を有し、これら青色光および白色光を部品実装基
板10の被検査部位に異なる仰角から照射する。これら
光源の光度およびON/OFFは、制御処理部55によ
って制御される。
【0043】図6は投光部51の構成図である。同図に
おいて、2つの青色光源52、53、および白色光源5
4の各リング状光源は、その中心が撮像部2の撮像中心
軸11と一致するように同心円上に設置され、かつリン
グ半径r1 、r2 、r3 、を違え、基板面12からの高
さh1 、h2 、h3 を違えることによって、基板面から
の仰角が、異なる角度θ1 、θ2 、θ3 となるように設
置されている。ここでθ1 >θ2 >θ3 であり、白色光
源54の仰角θ1 は90°に近いことが望ましい。
おいて、2つの青色光源52、53、および白色光源5
4の各リング状光源は、その中心が撮像部2の撮像中心
軸11と一致するように同心円上に設置され、かつリン
グ半径r1 、r2 、r3 、を違え、基板面12からの高
さh1 、h2 、h3 を違えることによって、基板面から
の仰角が、異なる角度θ1 、θ2 、θ3 となるように設
置されている。ここでθ1 >θ2 >θ3 であり、白色光
源54の仰角θ1 は90°に近いことが望ましい。
【0044】制御処理部55は、投光部51、撮像部
2、X軸テーブル部3、およびY軸テーブル部4の動作
を制御し、撮像部2によって撮像された被検査部位の画
像に、A/D変換処理、二値化等の画像処理を施すこと
によって、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装
部品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被
検査部位の良否判定を行う。
2、X軸テーブル部3、およびY軸テーブル部4の動作
を制御し、撮像部2によって撮像された被検査部位の画
像に、A/D変換処理、二値化等の画像処理を施すこと
によって、ハンダ部位等の三次元形状情報、および実装
部品等の平面情報を検出し、これらの情報に基づいて被
検査部位の良否判定を行う。
【0045】次に上記の構成を有する第二実施例の動作
について説明する。
について説明する。
【0046】制御処理部55は、X軸テーブル部3およ
びY軸テーブル部4を移動させて、部品実装基板10の
被検査部位を撮像部2の撮像位置に移動させ、投光部5
1によって青色光および白色光、あるいは白色光のみを
被検査部位に照射し、この被検査部位を撮像部2によっ
て撮像する。
びY軸テーブル部4を移動させて、部品実装基板10の
被検査部位を撮像部2の撮像位置に移動させ、投光部5
1によって青色光および白色光、あるいは白色光のみを
被検査部位に照射し、この被検査部位を撮像部2によっ
て撮像する。
【0047】青色光および白色光を被検査部位に照射し
た場合は、ハンダ部位等の鏡面を有する部分は各曲面要
素の傾斜角に応じて青色光を撮像部2へ反射し、実装部
品等の乱反射面を有する部分は主に白色光を撮像部2へ
反射する。
た場合は、ハンダ部位等の鏡面を有する部分は各曲面要
素の傾斜角に応じて青色光を撮像部2へ反射し、実装部
品等の乱反射面を有する部分は主に白色光を撮像部2へ
反射する。
【0048】図7は青色光および白色光を被検査部位に
同時照射したときに得られるカラー画像の彩色状態を示
すものである。同図の断面図および上面図において、6
1はハンダ、62は実装部品、63は実装部品62のリ
ード端子、64は基板のレジスト部であり、ハンダ61
およびリード端子63は鏡面を有し、実装部品62およ
びレジスト部64は乱反射面を有している。
同時照射したときに得られるカラー画像の彩色状態を示
すものである。同図の断面図および上面図において、6
1はハンダ、62は実装部品、63は実装部品62のリ
ード端子、64は基板のレジスト部であり、ハンダ61
およびリード端子63は鏡面を有し、実装部品62およ
びレジスト部64は乱反射面を有している。
【0049】カラー画像において、65は青色に彩色さ
れた、傾斜を有する鏡面部分である。また実装部品62
は部品色66に、基板のレジスト部64はレジスト色6
7にそれぞれ彩色される。この乱反射面を有する部分の
画像においては、白色反射光によって十分に大きなレベ
ルのカラー画像信号が得られる。
れた、傾斜を有する鏡面部分である。また実装部品62
は部品色66に、基板のレジスト部64はレジスト色6
7にそれぞれ彩色される。この乱反射面を有する部分の
画像においては、白色反射光によって十分に大きなレベ
ルのカラー画像信号が得られる。
【0050】また青色光源を消灯させ、白色のみを被検
査部位に照射したときは、ハンダ部位61およびリード
端子63は無彩色となる。
査部位に照射したときは、ハンダ部位61およびリード
端子63は無彩色となる。
【0051】次に図8は青色光および白色光を被検査部
位に同時照射したときのハンダ部位の代表的な不良のカ
ラー画像を示すものである。同図は基板のハンダ面(部
品実装面の裏面)のカラー画像を示しており、断面図に
おいて、71はハンダ、72は実装部品のリード端子、
73は銅箔のランド部である。
位に同時照射したときのハンダ部位の代表的な不良のカ
ラー画像を示すものである。同図は基板のハンダ面(部
品実装面の裏面)のカラー画像を示しており、断面図に
おいて、71はハンダ、72は実装部品のリード端子、
73は銅箔のランド部である。
【0052】カラー画像において、74は青色に彩色さ
れる部分であり、75はランド部73の露出によって赤
色に彩色される部分である。
れる部分であり、75はランド部73の露出によって赤
色に彩色される部分である。
【0053】部品欠落の場合は、ハンダ71の形状がド
ーム形となるため青色に彩色される部分の面積が小さ
い。ハンダ不足の場合は、ハンダが盛られず露出したラ
ンド73の銅箔部分は赤色であるため、この部分が赤色
に彩色される。またブリッジの場合は、青色に彩色され
る部分の面積が大きくなる。
ーム形となるため青色に彩色される部分の面積が小さ
い。ハンダ不足の場合は、ハンダが盛られず露出したラ
ンド73の銅箔部分は赤色であるため、この部分が赤色
に彩色される。またブリッジの場合は、青色に彩色され
る部分の面積が大きくなる。
【0054】従って、制御処理部5は、撮像部2によっ
て得られたカラー画像信号をディジタルデータにA/D
変換し、例えば、青色に彩色される部分の面積を算出す
ることによって、部品欠落やブリッジの検査を行い、赤
色に彩色される部分が存在するか否かによってハンダ不
足の検査を行えばよい。
て得られたカラー画像信号をディジタルデータにA/D
変換し、例えば、青色に彩色される部分の面積を算出す
ることによって、部品欠落やブリッジの検査を行い、赤
色に彩色される部分が存在するか否かによってハンダ不
足の検査を行えばよい。
【0055】また青色光源52および53による青色光
の照射によって得られるハンダ部位の三次元形状情報
は、三色光による場合に比較して大まかなものとなる
が、実装基板においては青色の乱反射面は、赤色や緑色
の部分に比較して少ないので、ハンダ部位の検査におい
て、青色の乱反射面を誤検出する可能性は低い。
の照射によって得られるハンダ部位の三次元形状情報
は、三色光による場合に比較して大まかなものとなる
が、実装基板においては青色の乱反射面は、赤色や緑色
の部分に比較して少ないので、ハンダ部位の検査におい
て、青色の乱反射面を誤検出する可能性は低い。
【0056】このように本発明の第二実施例によれば、
青色光によって被検査部位を照射し、この被検査部位を
撮像して得られるカラー画像における、ハンダ部位等の
鏡面を有する部分の彩色を青色のみとすることによっ
て、実装部品等の乱反射面を有する部分の平面情報の検
出においては、この部分が赤色または緑色であっても、
ハンダ部位等の彩色部分を誤検出することがなく、同時
に、ハンダ部位等の三次元形状情報の検出においては、
青色に彩色された部分のみを検出すればよいため、赤色
または緑色の実装部品等を誤検出することがない、従っ
て両情報を正確に検出することができる。
青色光によって被検査部位を照射し、この被検査部位を
撮像して得られるカラー画像における、ハンダ部位等の
鏡面を有する部分の彩色を青色のみとすることによっ
て、実装部品等の乱反射面を有する部分の平面情報の検
出においては、この部分が赤色または緑色であっても、
ハンダ部位等の彩色部分を誤検出することがなく、同時
に、ハンダ部位等の三次元形状情報の検出においては、
青色に彩色された部分のみを検出すればよいため、赤色
または緑色の実装部品等を誤検出することがない、従っ
て両情報を正確に検出することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、三色光あるいは青色光を被検査部位に斜め方向から
照射して、この反射光像からハンダ部位等の鏡面を有す
る部分の三次元曲面形状情報を検出するとともに、白色
光を被検査部位に照射して、この反射光像から実装部品
等の乱反射特性を有する部分の平面情報を検出ことによ
って、各情報を正確に検出することができる。
に、三色光あるいは青色光を被検査部位に斜め方向から
照射して、この反射光像からハンダ部位等の鏡面を有す
る部分の三次元曲面形状情報を検出するとともに、白色
光を被検査部位に照射して、この反射光像から実装部品
等の乱反射特性を有する部分の平面情報を検出ことによ
って、各情報を正確に検出することができる。
【図1】本発明の第一実施例の実装基板検査装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】第一実施例の投光部の構成図である。
【図3】第一実施例における被検査部位のカラー画像を
示すものである。
示すものである。
【図4】第一実施例における代表的な実装不良のカラー
画像を示すものである。
画像を示すものである。
【図5】本発明の第二実施例の実装基板検査装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図6】第二実施例の投光部の構成図である。
【図7】第二実施例における被検査部位のカラー画像を
示すものである。
示すものである。
【図8】第二実施例におけるハンダ部位の代表的な実装
不良のカラー画像を示すものである。
不良のカラー画像を示すものである。
【図9】有色光源によるハンダ部位の三次元曲面形状の
検出原理を示す説明図である。
検出原理を示す説明図である。
【図10】従来例における投光部の構成図である。
1,51 投光部 2 撮像部 3 X軸テーブル部 4 Y軸テーブル部 5,55 制御処理部 6 赤色光源 7 緑色光源 8,52,53 青色光源 9,54 白色光源 10 部品実装基板
Claims (3)
- 【請求項1】 部品実装基板の部品実装状態の検査にお
いて、検査部位に投光し、この検査部位を撮像して得ら
れる画像に基づいて実装状態の良否を判定する実装基板
検査装置であって、 リング状の白色光源を有し、この白色光を検査部位に投
光する第一の投光手段と、 リング状の有色光源を有し、この有色光を斜め方向から
検査部位に投光する第二の投光手段と、を具備すること
を特徴とする実装基板検査装置。 - 【請求項2】 前記第二の投光手段は、赤色、緑色、青
色の三つのリング状光源を有し、この三色光を異なる仰
角から検査部位に投光する投光手段である請求項1記載
の実装基板検査装置。 - 【請求項3】 前記第二の投光手段は、青色のリング状
光源を有し、この青色光を斜め方向から検査部位に投光
する投光手段である請求項1記載の実装基板検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080886A JPH08247736A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 実装基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080886A JPH08247736A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 実装基板検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08247736A true JPH08247736A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13730836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080886A Pending JPH08247736A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 実装基板検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08247736A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100375588C (zh) * | 2002-10-01 | 2008-03-12 | 美陆技术株式会社 | 使用全反射镜的视觉检查设备和方法 |
WO2007143045A3 (en) * | 2006-05-31 | 2008-03-13 | Boeing Co | Method and system for two-dimensional and three-dimensional inspection of a workplace |
US7365837B2 (en) | 2002-10-01 | 2008-04-29 | Mirtec Co., Ltd. | Vision inspection apparatus using a full reflection mirror |
JP2010054342A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | National Agriculture & Food Research Organization | イチゴ品質測定方法及びイチゴ品質測定装置 |
JP2010230514A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Tdk Corp | 外観検査装置 |
JP2010249513A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Tdk Corp | 外観検査装置 |
JP2010266205A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Visco Technologies Corp | 形状検査装置および形状検査プログラム |
US8050486B2 (en) | 2006-05-16 | 2011-11-01 | The Boeing Company | System and method for identifying a feature of a workpiece |
CN102980526A (zh) * | 2012-08-23 | 2013-03-20 | 杭州先临三维科技股份有限公司 | 用黑白相机获取彩色图像的三维扫描仪及其扫描方法 |
CN103827627A (zh) * | 2011-09-26 | 2014-05-28 | 美德客科技有限公司 | 非接触式部件检查装置及部件检查方法 |
CN108896556A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-27 | 北京领邦智能装备股份公司 | 一种多色彩组合检测装置 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7080886A patent/JPH08247736A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8050486B2 (en) | 2006-05-16 | 2011-11-01 | The Boeing Company | System and method for identifying a feature of a workpiece |
US9052294B2 (en) | 2006-05-31 | 2015-06-09 | The Boeing Company | Method and system for two-dimensional and three-dimensional inspection of a workpiece |
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JP2010230514A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Tdk Corp | 外観検査装置 |
JP2010249513A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Tdk Corp | 外観検査装置 |
JP2010266205A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Visco Technologies Corp | 形状検査装置および形状検査プログラム |
CN103827627A (zh) * | 2011-09-26 | 2014-05-28 | 美德客科技有限公司 | 非接触式部件检查装置及部件检查方法 |
JP2014526706A (ja) * | 2011-09-26 | 2014-10-06 | ミルテク カンパニー リミテッド | 非接触式部品検査装置及び部品検査方法 |
EP2752638A4 (en) * | 2011-09-26 | 2015-07-08 | Mirtec Co Ltd | CONTACTLESS COMPONENT TESTING DEVICE AND COMPONENT TESTING METHOD |
CN102980526A (zh) * | 2012-08-23 | 2013-03-20 | 杭州先临三维科技股份有限公司 | 用黑白相机获取彩色图像的三维扫描仪及其扫描方法 |
CN108896556A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-27 | 北京领邦智能装备股份公司 | 一种多色彩组合检测装置 |
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