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JPH08242238A - 通信制御装置及びその制御方法 - Google Patents

通信制御装置及びその制御方法

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Publication number
JPH08242238A
JPH08242238A JP4446395A JP4446395A JPH08242238A JP H08242238 A JPH08242238 A JP H08242238A JP 4446395 A JP4446395 A JP 4446395A JP 4446395 A JP4446395 A JP 4446395A JP H08242238 A JPH08242238 A JP H08242238A
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JP
Japan
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data
atm
timing
output
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JP4446395A
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Shoji Okane
祥二 大金
Koji Tomimitsu
康治 冨▲満▼
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH08242238A publication Critical patent/JPH08242238A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VCの送出タイミングを変更することができ
るABR方式に適したATM通信制御装置を提供するこ
とである。 【構成】 予め定められたATMセル、例えば、RMセ
ルを受信して、このATMセルで指示されたピークレー
ト値にしたがって、送信用VCの送出タイミングを決定
する。送出タイミングを決定する際、次に送出されるV
Cの送出時刻をCAM部に記憶しておき、カウンターの
カウント値がその送出時刻と一致した場合、一致した送
出時刻を記憶したアドレスに対応したVCを送出VCと
して決定する。CAM部は比較器と通常の記憶装置との
組み合わせに置き換えられても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATMネットワークに
おいて、ATMセルを送信するのに使用される通信制御
装置及び当該通信制御装置における通信制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のATMネットワーク
は、複数のATM端末と、ATMサーバーとを備え、こ
れらATM端末及びATMサーバーとがATMスイッチ
を介して接続される構成を有している。この場合、AT
Mサーバー及び各ATM端末には、ATMセルを送信す
る通信制御装置がATM装置として備えられているのが
普通である。
【0003】ここで、各ATM端末及びATMサーバー
からは、ヘッダー及びペイロードからなるATMセル
が、各ATM端末及びATMサーバーに割り当てられた
仮想チャンネル(以下、VCと略称する)を介して、A
TMスイッチ等に送出されている。ATMセルのデータ
伝送速度の制御には、通常、CBR(constant
bit rate)方式が採用されている。この方式
は、特定のVCを用いてATMセルを伝送する場合、伝
送前に、同一VCのATMセル間の最小間隔であるピー
クレイトと長時間の伝送速度の平均である平均レートを
固定的に定めておき、当該VCによるATMセルの伝送
中、これらのレートを変化させない方式である。このこ
とからも明らかな通り、同一のVCは、ピークレートと
平均レートで定まる一定のレート、即ち、時間間隔で時
分割的に割り当てられる。
【0004】CBR方式では、上記したレートを保つと
共に、ネットワーク上で、各ATM端末及びATMサー
バーにおけるデータの送出タイミングを制御するため
に、トラフィックシェーパーが、各端末及びATMサー
バーのATM装置に備えられている。
【0005】このことは、CBR方式の場合、特定のV
CによるATMセルの伝送中、特定のトラフィックシェ
ーパーが固定的に接続されていることになる。このた
め、伝送したいVCが多数存在する場合には対応するト
ラフィックシェーパーがVCの数だけ必要になってしま
う。
【0006】また、CBR方式では、複数のVCをピー
クレートで伝送中で、しかも、既に、セルが線路上に一
杯に伝送されている場合には、他のVCを同一の線路へ
伝送しようとしても、伝送できない事態が生じるという
欠点もある。したがって、CBR方式を採用した場合、
多数のVCを同一線路で伝送されることを予め想定して
おき、各VCのピークレイトを余裕をもって、設定して
おかなければならない。このため、線路に空きが出るこ
とが多いか、または、伝送できないVCが生じるかの2
通りの欠点がある。
【0007】一方、CBR方式の代わりに、ABR(a
vailable bit rate)方式も、THE
ATM Forumと言う団体により、デファクトス
タンダードとして提唱されている。この方式では、伝送
途中においても動的にVCのピークレートを変更するこ
とができるため、伝送路の帯域、つまり、伝送密度を調
整することにより新たに伝送したい他のVCのセルを伝
送できることができるという利点がある。このように、
ABR方式では、CBR方式に比較してピークレートが
自由に変えられるために、伝送密度に柔軟性を持たせる
ことができ、したがって、CBR方式に比較して、高密
度な伝送を行いつつ、伝送できないVCを減少させるこ
とができる。
【0008】しかしながら、ABR方式に適したATM
装置の具体的な動作、構成等については、未だ、何等、
提案されていないのが、実情である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来、CBR
方式で使用されているトラフィックシェイパーを用いた
ATM装置をABR方式に適用したものとする。この場
合、各トラフィックシェイパーは、固定的なビットレー
トを規定しているため、複数のビットレートに対応する
ためには、各ビットレートに対応した複数のトラフィッ
クシェイパーを単一のVCに対して用意する必要があ
る。更に、これらトラフィックシェイパーを同一VCの
伝送中に動的に高速で切り換えるためのソフトウェアを
も用意しなければならない。
【0010】しかしながら、ソフトウェアによる切り換
えは、時間がかかると共に、リアルタイム処理ができな
いと言う欠点がある。
【0011】また、上記したCBR方式の構成をABR
方式に応用した場合、VC数の増加に対処できないとい
う欠点をも生じる。
【0012】このことを更に具体的に説明すると、最近
のATM技術の進歩により、1つのATM装置で、10
00チャンネルものVCを送出管理することが要求され
ている。ここで、1つのVCに対して3つのビットレー
トの切り換えが行われるABR方式に、上記したCBR
方式の構成が適用されたものとする。この場合、1つの
VCに対して3つのトラフィックシェイパーを用意しな
ければならず、結果として、単一のATM装置に、30
00個のものトラフィックシェイパーが必要となる。
【0013】したがって、このように、多数のトラフィ
ックシェイパーを備えることは、ATM装置の構成を複
雑にするだけでなく、事実上、3000個ものトラフィ
ックシェーパーを単一のLSIチップ上に実現すること
は困難である。
【0014】上記したことからも明らかな通り、CBR
方式のソフトウェア及びハードウェアをABR方式に適
用することは、ソフトウェア及びハードウェアの両面に
おいて、実際上、困難である。
【0015】本発明の目的は、ABR方式に適用できる
ATMシステム用通信制御装置及びその制御方法を提供
することである。
【0016】本発明の他の目的は、VC数の増加にも容
易に対処できるATMシステム用通信制御装置及びその
制御方法を提供することである。
【0017】本発明の更に他の目的は、高速なソフトウ
ェアを必要としないATMシステム用通信制御装置及び
その制御方法を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、ABR方式だけでな
くCBR方式にも適用できるATMシステム用通信制御
装置及びその制御方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、送出データを出力する送信部と、予め定められたデ
ータを受信、検出する受信部とを備え、前記送信部は、
前記予め定められたデータに基づいて、送出データの送
出タイミングを更新できるタイミング調整手段とを備
え、該タイミング調整手段から出力される送信タイミン
グにしたがって前記送出データを送信する通信制御装置
が得られる。
【0020】更に、本発明によれば、タイミングカウン
ターと、送出データの送出タイミングとアドレスとを記
憶し、且つ、前記タイミングカウンターの出力と前記記
憶した送出タイミングとを比較し、一致した送出タイミ
ングに応じたアドレスを出力する連想メモリ部と、送出
データを記憶する記憶手段とを備え、前記連想メモリ部
から出力される前記アドレスに基づいて前記記憶手段に
対してデータアクセスする通信制御装置が得られる。
【0021】また、本発明の他の態様では、線路にAT
Mセルをバーチャルチャネル(VC)を通して送出する
ATM通信制御装置において、各VCに対応した送出デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、前記送出データの送
出タイミングを記憶する第2の記憶手段と、タイミング
カウンターと、前記タイミングカウンターの出力と第2
の記憶手段の出力を比較する比較手段と、各VC毎に前
記送出データの送出間隔を記憶する第3の記憶手段と、
前記比較手段の出力により第3の記憶手段をアドレス指
定して読み出された出力と、送出タイミングとを加算す
る加算手段とを有し、前記比較手段の出力により第1の
記憶手段にデータアクセスするATM通信制御装置が得
られる。
【0022】本発明の別の態様によれば、ATMセルを
受信する受信部及びATMセル送信する送信部を備えた
ATM装置において、前記受信部は、前記ATMセルの
内、予め定められた特定ATMセルの受信を検出する検
出手段と、当該特定ATMセルから該ATM装置に割り
当てられたVCのタイミングを算出する算出手段とを有
し、他方、送信部は、VCの送出時刻をカウント値によ
って指示するカウンターと、前記カウント値と前記コン
トロールメモリから読み出された前記送出時刻とから送
出されるVCを決定する決定手段と、決定されたVCを
用いてATMセルを送信する送信手段とを有しているA
TM装置が得られる。
【0023】
【作用】本発明では、VCのピークレートの変更に対応
して、連想メモリ等に記憶されたVCの送出タイミング
を適宜更新する一方、カウンターのカウンタ値と送出タ
イミングの一致を検出することにより、送出VCを決定
している。したがって、VCの数が増加すれば、連想メ
モリ等の容量を増すことによって対処することができ
る。
【0024】
【実施例】図7を参照すると、本発明の適用されるAT
Mネットワークは、複数のATM端末11と、ATMサ
ーバー12とを備え、ATM端末11a〜11eとAT
Mサーバー12との間には、複数のATMスイッチ13
a〜13cが設けられており、これらATMサーバー1
2とATM端末11との間、並びに、ATM端末11a
〜e間は、相互に線路により接続されている。ここで、
各ATM端末11及びATMサーバー12は、ATMア
ダプテーションレイヤのセル分解の機能及びATMレイ
ヤのセル多重の機能を有しているものとし、当該ATM
端末11及びATMサーバー12に時分割的に割り当て
られるVCによりATMセルを順次送信でき、また、A
TMセルを受信できる。
【0025】このことからも明らかな通り、各ATM端
末11及びATMサーバー12には、ATMセルをVC
により送受するための本発明に係る通信制御装置が備え
られている。
【0026】本発明の理解を容易にするために、図8を
参照してCBR方式及びABR方式について概略的に説
明しておく。図示された例では、VC1〜VC3に配置
されたセル(ここでは、ATMセル)が線路上に送出さ
れている。図示されているように、各VCに配置された
ATMセルは、5バイトのヘッダーと、データを含む4
8バイトのペイロードとによって構成されており、固定
された長さを有している。この例の場合、VC1〜VC
3は、VC1〜VC3にそれぞれ定められたピークレー
ト値、即ち、TP1〜TP3毎にあらわれる。ピークレ
ート値TP1〜TP3は、各VC1〜3におけるATM
セル間隔の最小値をあらわしている。
【0027】このことは、図7に示されたATMネット
ワークにATMセルを送出するATM端末11a〜11
e、ATMサーバー12等のトラフィックソースでは、
最低でも、各VC1〜3に定められたピークレート値だ
け間隔をあけて、ATMセルを送信するように、制御す
る必要があることを示している。
【0028】ここで、CBR方式は、データの転送中、
ピークレート値TP1〜TP3が各VC1〜VC3にお
いて一定となるように、ATMスイッチ13側で制御す
る方式であり、他方、ABR方式は、各VC1〜VC3
のピークレート値TP1〜TP3をデータの転送中、A
TMスイッチ13の制御の下に、変化させることができ
る方式である。いずれの場合においても、ATM端末と
ATMスイッチ、或いは、ATMサーバーとATMスイ
ッチとの間では、ネットワーク管理用のRM(Reso
urce Management)セルが送受されてい
る。
【0029】図1を参照すると、本発明の一実施例に係
る通信制御装置として動作するATM装置が示されてい
る。図示されたATM装置、即ち、通信制御装置は、A
BR方式のATMネットワークに使用され、且つ、図7
のATM端末又はATMサーバーとして使用されるもの
として説明する。
【0030】図示されたATM装置は、システムバス2
0を備え、このシステムバス20には、送受信データを
格納するためのシステムメモリ21、当該システム全体
を制御するホスト(CPU)22、及び後述するような
形式で、ATMネットワークとの間で送受信動作を行う
送受信制御部25とが接続されている。この送受信制御
部25とATMネットワークとの間には、ATMの物理
層の機能を有する物理(PHY)デバイス26が設けら
れており、且つ、送受信制御部25には、後述する各種
制御データ及びテーブルを格納するコントロールメモリ
27が接続されている。また、図示された送受信制御部
25は、LSIチップによって構成することができる。
【0031】具体的に説明すると、送受信制御部25
は、PHYデバイス26に接続された受信部250と、
本発明に係る送信部251とを有すると共に、ホストイ
ンターフェース/DMAコントローラー252、シーケ
ンサ253、及び、コントロールメモリインターフェー
ス254とを備えている。ここで、ホストインターフェ
ース/DMAコントローラー252は、当該送受信制御
部25内に設けられたレジスタの読出/書込を制御する
と共に、システムメモリ21に対する送受信データの読
出/書込動作を制御する。また、シーケンサ253は、
ホスト22からのコマンドにしたがって、ホストインタ
ーフェース/DMAコントローラー252、及び、コン
トロールメモリインターフェース254を制御する。
【0032】受信部250及び送信部251は、ホスト
インターフェース/DMAコントローラー252、及
び、コントロールメモリインターフェース254に接続
されており、これらを介して、送受信データを送受す
る。
【0033】図2を参照すると、図1に示された受信部
250は、ホストインターフェース/DMAコントロー
ラー252を介して与えられるコマンドにしたがって、
受信部250の各部をシーケンシャルに制御する受信コ
ントローラ30を備えている。また、図示された受信部
250は、受信PHYインタフェース31、RM(Re
source Management)セル検出部3
2、受信FIFO(First−in First−o
ut memory)33、及び送出時刻算出部34と
を備えると共に、受信用テーブル読出制御部35及び受
信用テーブル書込制御部36とを有している。これら受
信用テーブル読出制御部35及び受信用テーブル書込制
御部36は、コントロールインタフェース254(図
1)に接続されている。
【0034】この内、受信PHYインタフェース31
は、PHYデバイス26(図1)から与えられる53バ
イトのATMセルを5バイトのヘッダ部と、48バイト
のペイロード部とを分離し、ヘッダ部をRMセル検出部
32に送出する。RMセル検出部32は、ヘッダ部のフ
ォーマットから、RMセルか否かを検出し、RMセルで
あることが検出されると、そのペイロード部を送出時刻
算出部34に出力する。他方、RMセル検出部32にお
いて、RMセルでないことが検出されると、そのセルの
ペイロード部を受信FIFO33に、順次、格納し、格
納されたペイロード部は、DMA動作により、システム
メモリ21(図1)に転送される。
【0035】RMセル検出部32においてRMセルが検
出されると、RMセルのペイロード部は送出時刻算出部
34に送出され、RMセル内のペイロード部に示された
レート情報及び現在の設定値を参照して、次にATMセ
ルを送出すべき時刻を算出する。したがって、RMセル
は送出時刻、即ち、送出タイミングを算出するための制
御データとして働く。
【0036】算出された時刻は、受信コントローラ30
の制御の下に、受信用テーブル書込制御部36及びコン
トロールメモリインタフェース254を介して、コント
ロールメモリ27のテーブルに書き込まれる。
【0037】一方、受信動作の際に必要なデータ等は、
コントロールメモリ27のテーブルから必要に応じて、
受信用テーブル読出制御部35を介して読み出され、受
信コントローラ30に供給される。
【0038】図3を参照して、図1に示された送信部2
51の構成を更に詳細に説明する。図3に示されている
ように、送信部251も、受信部250と同様に、ホス
トインタフェース252及びコントロールインタフェー
ス254と接続されており、ATMセルをPHYデバイ
スに送信する機能を有している。
【0039】より具体的に述べると、図示された送信部
251は、ホストインターフェース252に接続された
送信コントローラ40を備え、この送信コントローラ4
0により、送信部251の各部は後述するように制御さ
れる。また、送信部251には、送信FIFO41、及
び、送信FIFO41に接続された送信PHYインター
フェース42とが備えられている。
【0040】送信コントローラ40の制御の下に、シス
テムメモリ21(図1)からDMAにより転送されたデ
ータによって構成されるセルペイロード部と、コントロ
ールメモリ27(図1)からのデータによって構成され
るセルヘッダ部とにより、セルが形成され、各セルは送
信FIFO41に、順次、且つ、一時的に格納される。
送信FIFO41に格納された各セルは、送信PHYイ
ンタフェース42を介して、PHYデバイス26に53
バイトのATMセルとして順次送出される。この場合、
RMセルも他のATMセルと同様に、送信PHYインタ
フェース42から送り出される。したがって、これら送
信FIFO41及び送信PHYインタフェースは、AT
Mセル送信手段として動作している。
【0041】送信コントローラ40は、送信用テーブル
読出制御部45及び送信用テーブル書込制御部46とを
介して、コントロールメモリインタフェース254に接
続されている。これら送信用テーブル読出制御部45及
び送信用テーブル書込制御部46は、送信コントローラ
40の制御の下に、コントロールメモリ27のテーブル
に対してデータの読出及び書込を行う。
【0042】図示された送信部251は、更に、本発明
に係るカウンタ50及びCAM部(Content A
ddressable Memory)、即ち、連想メ
モリ部51を備え、これらカウンタ50及びCAM部5
1は送信コントローラ40に接続され、VCの送信タイ
ミングを各VCのピークレート値に応じて変化させるた
めの動作を行う。
【0043】図4を参照すると、図3に示されたCAM
部51の具体的な構成がカウンタ50と共に示されてい
る。図4に示すように、CAM部51は、複数のセルア
レイを備えたCAMセルアレイ部511、アドレスデコ
ーダ512、照合レジスタ513、プライオリティエン
コーダ514、検索/書込モード切換部515、及びセ
レクタ516とによって構成されている。CAM部51
は、CAMセルアレイ511内に記憶されたデータと、
検索パターンとして入力されるデータが一致した場合、
記憶されたデータのあるアドレスを出力する。
【0044】本発明では、このことを利用して、CAM
セルアレイ部511のセルアレイに、次に出力すべきV
Cの時刻値(T)を書き込んでおき、この時刻値がカウ
ンタ50によって指示された値と一致した時、この時刻
値が記憶されているアドレスを次に送出すべきセルのV
Cとして決定することができる。
【0045】より具体的に述べると、上記した動作を行
うために、送信コントローラ40からは、CAMセルア
レイ部511を検索モードにするか、書込モードにする
かをあらわすモード切換信号が検索/書込モード切換部
515に与えられる。モード切換信号を受けると、検索
/書込モード切換部515はセレクタ516に選択信号
を送出し、検索モードの際には、カウンタ50のカウン
タ値を選択し、書込モードの際には、送信コントローラ
40からの出力、即ち、次のVCの送出タイミングをあ
らわす時刻値(Tp+Ts)を選択する。
【0046】また、CAM部51のアドレスデコーダ5
12には、書込アドレス、または、読出アドレスが送信
コントローラ40から供給される。ここで、書込アドレ
ス、読出アドレスとして、各セルアレイに対応したVC
番号が与えられる。
【0047】書込モードでは、書込アドレスで指定され
たセルアレイに、次のVCの送出タイミングをあらわす
時刻値が書き込まれる。他方、検索モードでは、カウン
タ50のカウンタ値と、セルアレイの時刻値とが比較さ
れ、一致したセルアレイのアドレスが出力される。この
例の場合、各セルアレイに対応した格納位置を備えた照
合レジスタ513が設けられており、一致したセルアレ
イの格納位置には、論理”1”が記憶され、不一致のセ
ルアレイの格納位置には、論理”0”が記憶される。
【0048】上記した構成では、複数のセルアレイにお
いて、カウンタ値と次の時刻値との一致が同時に検出さ
れることもある。このことを考慮して、図示された例で
は、プライオリティエンコーダ514を設け、優先度の
高いVCをあらわす番号から順次、送出されるように構
成されている。
【0049】次に、図5及び図6を参照して、図1〜図
4に示された送受信制御部25、コントロールメモリ2
7のATMセルの送出動作を説明する。まず、コントロ
ールメモリ27には、図6に示すような構成を有するテ
ーブルが格納されている。図6からも明らかな通り、各
VC単位に、ピークレート(Tp)、現在のCAM設定
値(Ts)、送出ATMセル数N、当該ATMセルが送
出されたか否かを示すcell sentフラグ、セル
ヘッダ部、及び、RMセルペイロード部が記憶されてい
る。
【0050】ここで、初期状態においては、図5に示さ
れているように、Tp、及び、Tsとして、初期値が設
定され、且つ、N=0、cell sentフラグ=0
に設定されており、また、カウンタ50のカウンタ値
(count)は、0となっている。
【0051】この状態で、ホスト22(図1)からコマ
ンドによりATMセルの送出動作が起動されると、送受
信制御部25では、ホストインタフェース252を介し
て、送信部251が動作する。送信部251では、送信
コントローラ40の制御の下に、送信用テーブル読出制
御部45が動作し、コントロールメモリインタフェース
254を介して、コントロールメモリ27のテーブルに
アクセスする。
【0052】この場合、図5のステップS1に示すよう
に、テーブルから当該端末に割り当てられた領域からT
s、Tp、N、及び、cell sentフラグが読み
出され、これらTs、Tp、N、及び、cell se
ntフラグは、送信用テーブル読出制御部45で受信さ
れる。このように、送信用テーブル読出制御部45は、
コントロールメモリ27内のテーブルから、Ts、T
p、N、及び、cell sentフラグ等のデータを読
み出す動作を行う。
【0053】読み出されたTs、Tp、N、及び、ce
ll sentフラグは、送信コントローラ40に送ら
れ、送信コントローラ40では、まず、ステップS2に
示されているように、cell sentフラグが0か
否かを判定する。判定の結果、このフラグが0の時に
は、CAM設定値、即ち、初期値Tsを送出時刻Tとし
て設定する(ステップS3)。次に、送信コントローラ
40(図3)では、ステップS4に示すように、CAM
部51に対して送出時刻Tを書き込む動作を行う。この
場合、送信コントローラ40は検索/書込モード切換部
515に対してモード切換信号を送出して書込モードと
し、且つ、VCに対応した書込アドレスをアドレスデコ
ーダ512を介して、CAMアレイ部511に送出す
る。この結果、VCに対応したCAMアレイには、初期
値Tsがセレクタ516を介して次の送出時刻Tとして
書き込まれる。
【0054】このようにして、送出時刻TがCAMアレ
イに記憶されると、送信コントローラ40は、セレクタ
516を検索/書込モード切換部515を介して、検索
モードにすると共に、カウンタ50に起動信号を送出し
て、カウンタ値のインクリメントを開始させる(ステッ
プS5)。
【0055】以後、CAM部51では、後述するような
動作により、送出時刻Tに送出されるべきVCを決定す
る。
【0056】一方、ステップS2において、コントロー
ルメモリ27のテーブルから読み出されたcell
entフラグが0でない場合、即ち、ATMセルが既に
送信されている場合、送信コントローラ40は、読み出
されたATMセルの数NがRMセルを送信するのに必要
な数Nrmに達したか否かを判定する(ステップS
6)。
【0057】判定の結果、送出ATMセルの数がNrm
に達していない場合、受信部250(図2)の受信コン
トローラ30の制御の下に、受信用読出制御部35がコ
ントロールメモリ27のテーブルからピークレートTp
及び現在のCAM設定値Tsを読み出し、送出時刻算出
部34に送出する。送出時刻算出部34では、読み出さ
れたTp及びTsを受け、両者を加算して、加算結果を
現在のCAM設定値Tsとし、受信用テーブル書込制御
部36を制御して、テーブルの現在のCAM設定値Ts
に割り当てられた領域に書き込む(ステップS7)。こ
のことからも明らかな通り、ピークレートTpは、受信
部250の制御の下に、テーブルに書き込まれ、且つ、
読み出される。他方、現在のCAM設定値Tsは、受信
部250の制御の下に書き込まれるが、後述するよう
に、送信部251(図3)の制御の下に読み出される。
【0058】テーブル内に、加算結果によってあらわさ
れる現在のCAM設定値Tsが、受信部250の制御に
より書き込まれると、送信コントローラ40は、CAM
部51を書込モードにすると共に、当該VCに対応する
書込アドレスをCAM部51に送出する。この状態で、
送信コントローラ40は、送信用読出制御部45(図
3)を動作させて、テーブルに格納された上記加算結果
によってあらわされる現在のCAM設定値Tsを次のA
TM送出時刻Tとして読み出した後、CAM部51にこ
の設定値Tsを出力する。CAM部51では、セレクタ
516において、現在のCAM設定値Tsが選択され
て、VCに対応するCAMアレイに次の送出時刻Tとし
て書込、記憶される(ステップS8)。
【0059】以下、CAM部51は、ステップS5に続
く動作と同じ動作を行う。この場合、セレクタ516
は、検索/書込モード切換部515により、順次、イン
クリメントされるカウンタ50のカウント値を選択する
検索モード状態におかれている。この状態で、CAM部
51内部において、各カウント値毎に、CAMアレイ部
511の内容(次の送出時刻T)とカウント値と比較さ
れる(ステップS9)。
【0060】この比較動作の結果、両者の一致が検出さ
れると、一致をあらわす論理”1”が図4の照合レジス
タ513に格納され、他方、不一致の場合には、論理”
0”が照合レジスタ513に格納される。
【0061】照合レジスタ513に格納された一致(即
ち、論理”1”)の数が1を越えているか否かが、プラ
イオリティエンコーダ514で判定され(ステップS1
0)、一致の数が1つだけの場合には、当該一致の検出
されたCAMアレイのアドレスが送出VCとして決定さ
れる(ステップS11)。一方、ステップS11におい
て、一致の数が1を越えていることが検出されると、プ
ライオリティエンコーダ514は複数のVCについて優
先制御を行い、優先度の高いVCを送出VCとして決定
する(ステップS12)。
【0062】一方、送信コントローラ40は、送出VC
の決定後、cell sentフラグを1にすると共
に、送信したセル数Nの値を(N+1)にして、送信用
テーブル書込制御部46を介して、コントロールメモリ
27のテーブルに書き込む(ステップS13)。ステッ
プS6〜S13の動作は、送出ATMセル数NがNrm
に等しくなるまで続けられる。
【0063】尚、決定された送出VCは送信コントロー
ラ40に送られ、送出VCのタイミングに基づいてヘッ
ダ部及びペイロード部が位置付けられ、ATMセルが形
成された後、送信FIFO41及び送信PHYインタフ
ェース42を介して、PHYデバイス26(図1)に送
信される。
【0064】ここで、ステップS6において、送出AT
Mセル数NがNrmに等しくなったことが検出された場
合について説明する。この場合、送信コントローラ40
は、RMセルを送信FIFO41、送信PHYインタフ
ェース42を介して、PHYデバイス26に送信するす
る一方、コントロールメモリ27内のテーブルの送出A
TMセル数Nを0にする(ステップS14)。この後、
ATMネットワーク側からRMセルが受信部250(図
2)に受信されない限り、送信部251は上記したステ
ップS1〜S13の動作を繰り返し行う。
【0065】このため、図2に示された受信部250の
RMセル検出部32では、図5のステップS15に示す
ように、RMセルの受信の有無を常時、監視している。
監視の結果、受信部250に、PHYデバイス26を介
して、ATMネットワークからRMセルが受信されたこ
とがRMセル検出部32によって検出された場合には、
RMセルにおいて、輻輳等によるピークレートTpの変
更が指示されているか否かが、受信コントローラ30で
判定される(ステップS16)。ピークレートTpの変
更がない限り、ステップS15及びS16は、受信部2
50内で、繰り返し行われる。
【0066】一方、受信PHYインターフェース31を
介して受信されたRMセルにおいて、ピークレートTp
の変更が指示されていることが、受信コントローラ30
によって検出されると、受信コントローラ30は受信用
テーブル書込制御部36を介してメモリコントローラ2
7に格納されたテーブルのピークレートTpを受信した
ピークレートTpに更新する(ステップS17)。図示
された例の場合、ステップS7で示されているように、
受信されたピークレートTpはRMセル検出部32から
送出時刻算出部34に送られ、この送出時刻算出部34
により、テーブルに格納されている現在のCAM設定値
Tsとの加算が行われ、加算結果が受信用テーブル書込
制御部36を介して、再度、テーブルに書き込まれる。
上記した現在のCAM設定値Tsは、コントロールメモ
リ27から受信用テーブル読出制御部35を介して受信
コントローラ30に供給される。
【0067】ここで、初期状態において、ピークレート
Tpが2で、現在のCAM設定値Tsが3に設定されて
いる場合、ステップS4におけるCAM部51に対する
書込値は3であるが、cell sentフラグが1と
なった後では、CAM部51に対するステップS8にお
ける書込値は、ピークレートTpと設定値Tsとの加算
値である5となる。また、次の書込値はピークレートT
pに変更がない限り、5と2の加算値、即ち、7とな
る。
【0068】以上述べたようにして、VCの送出時刻を
順次決定することができる。また、ピークレートTpが
変更された場合には、ピークレートの変更値に応じて、
VCの送出時刻を適応的に変化させることができる。
【0069】上に述べた実施例では、CAMアレイを使
用した場合について説明したが、複数の比較器と通常の
メモリとの組み合わせによっても同様な動作を行うこと
ができる。更に、ABR方式に適用した場合についての
み説明したが、本発明はCBR方式にも適用できること
は言うまでもない。
【0070】図示された例では、ATM端末、或いは、
ATMサーバーの場合についてのみ説明したが、図1に
示された送受信部25はLANに接続された端末であっ
ても良い。
【0071】
【発明の効果】本発明では、図1に示された送受信部2
5、更に、必要ならばコントロールメモリ27をも含め
てLSIチップによって構成できるため、ハードウェア
において非常にコンパクトに構成できると共に、VCの
増加に対してメモリ容量を増加させるだけで対処できる
という利点がある。また、ソフトウェアスイッチを必要
としないため、高速でセル送出速度を可変できるという
利点もある。
【0072】更に、CAMアレイを使用した場合には、
ハードウェア量を更に減少させることができ、また、同
時に複数のVCが一致した場合においても、優先制御を
行うことで、容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るATM装置を説明する
ためのブロック図である。
【図2】図1に示されたATM装置の受信部を具体的に
説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示されたATM装置の送信部を具体的に
説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示されたCAM部を具体的に説明するた
めのブロック図である。
【図5】図示されたATM装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】図1に示されているコントロールメモリに格納
されるテーブルを説明する図である。
【図7】本発明を適用できるATMネットワークシステ
ムの一例を説明するためのブロック図である。
【図8】図7において使用されるVCを説明するための
図である。
【符号の説明】
21 システムメモリ 22 ホスト 25 送受信制御部 26 PHYデバイス 27 コントロールメモリ 250 受信部 251 送信部 30 受信コントローラ 32 RMセル検出部 34 送出時刻算出部 35 受信用テーブル読出制御部 36 受信用テーブル書込制御部 40 送信コントローラ 45 送信用テーブル読出制御部 46 送信用テーブル書込制御部 50 カウンタ 51 CAM部 511 CAMアレイ部 512 アドレスデコーダ 513 照合レジスタ 514 プライオリティエンコーダ 515 検索/書込モード切換部 516 セレクタ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出データを出力する送信部と、予め定
    められたデータを受信、検出する受信部とを備え、前記
    送信部は、前記予め定められたデータに基づいて、送出
    データの送出タイミングを更新できるタイミング調整手
    段とを備え、該タイミング調整手段から出力される送信
    タイミングにしたがって前記送出データを送信すること
    を特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 タイミングカウンターと、送出データの
    送出タイミングとアドレスとを記憶し、且つ、前記タイ
    ミングカウンターの出力と前記記憶した送出タイミング
    とを比較し、一致した送出タイミングに応じたアドレス
    を出力する連想メモリ部と、送出データを記憶する記憶
    手段とを備え、前記連想メモリ部から出力される前記ア
    ドレスに基づいて前記記憶手段に対してデータアクセス
    することを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 送出データを記憶する第1の記憶手段
    と、データの送出タイミングを記憶する第2の記憶手段
    と、タイミングカウンターと、前記タイミングカウンン
    ターの出力と第2の記憶手段の出力を比較する比較手段
    と、データの送出間隔を記憶する第3の記憶手段と、前
    記比較手段の出力により第3の記憶手段から読み出され
    た出力と、送出タイミングとを加算する加算手段と、前
    記比較手段の出力により第1の記憶手段にデータアクセ
    スすることを特徴とする通信制御装置。
  4. 【請求項4】 線路にATMセルをバーチャルチャネル
    (VC)を通して送出するATM通信制御装置におい
    て、各VCに対応した送出データを記憶する第1の記憶
    手段と、前記送出データの送出タイミングを記憶する第
    2の記憶手段と、タイミングカウンターと、前記タイミ
    ングカウンターの出力と第2の記憶手段の出力を比較す
    る比較手段と、各VC毎に前記送出データの送出間隔を
    記憶する第3の記憶手段と、前記比較手段の出力により
    第3の記憶手段をアドレス指定して読み出された出力
    と、送出タイミングとを加算する加算手段とを有し、前
    記比較手段の出力により第1の記憶手段にデータアクセ
    スすることを特徴とするATM通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段において、複数の出力につ
    いて比較一致がとれた場合、当該複数の出力を優先順位
    にしたがって、単一の出力を選択して出力するプライオ
    リティエンコーダを備え、当該プライオリティエンコー
    ダの出力により第1の記憶手段にデータアクセスするこ
    とを特徴とする請求項4記載のATM通信制御装置。
  6. 【請求項6】 ATMセルをVCを介して、線路に送出
    するATM通信制御装置において、VC毎に送出データ
    を記憶する第1の記憶手段と、VC毎に前記送出データ
    の送出タイミングを記憶する第2の記憶手段と、タイミ
    ングカウンターと、前記タイミングカウンターの出力と
    第2の記憶手段の出力を比較する比較手段と、VC毎に
    前記送出データの送出間隔を記憶する第3の記憶手段
    と、VC毎に第1の記憶手段のアドレスを記憶する第4
    の記憶手段と、前記比較手段の出力により第3の記憶手
    段をアドレス指定して読み出された出力と送出タイミン
    グとを加算する加算手段とを有し、前記比較手段の出力
    により第4の記憶手段をアドレス指定して読み出された
    出力により第1の記憶手段のデータを読み出してATM
    セルとして、線路へ送出することを特徴とするATM通
    信制御装置。
  7. 【請求項7】 タイミングを順次カウントするステップ
    と、データの送出タイミングを連想メモリに記憶するス
    テップと、カウントされたタイミングと記憶された送出
    タイミングとを比較するステップと、比較の結果、一致
    したタイミングが複数存在する場合、複数のタイミング
    の中から優先順位にしたがって選択されたタイミングに
    対応するアドレスを前記連想メモリから出力するステッ
    プと、前記連想メモリから出力される前記アドレスに基
    づいて、送出データを記憶した記憶手段にデータアクセ
    スするステップとを有することを特徴とする通信制御方
    法。
  8. 【請求項8】 タイミングカウンターの値とデータの送
    出タイミングの値を比較するステップと、前記比較結果
    に応じて記憶手段にデータアクセスするステップと、デ
    ータの送出タイミングとデータの送出間隔とを加算する
    ステップと、前記加算結果を次のデータの送出タイミン
    グとするステップとを有し、前記比較結果により比較一
    致がとれた出力が複数検出された場合、複数の出力を優
    先順位にしたがって選択して出力するステップと、前記
    選択された出力により記憶手段にデータアクセスするス
    テップを有することを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】 タイミングカウンターの値とデータの送
    出タイミングの値を比較するステップと、前記比較結果
    に応じて記憶手段の中の対応するVCの領域よりデータ
    を読み出してATMセルとして線路へ出力するステップ
    と、データの送出タイミングとデータの送出間隔とを演
    算するステップと、前記演算結果を次のデータの送出タ
    イミングとするステップとを有することを特徴とするA
    TM通信制御方法。
  10. 【請求項10】 前記比較結果により比較一致がとれた
    出力が複数検出された場合、複数の出力を優先順位にし
    たがって選択して出力するステップと、前記選択された
    出力により記憶手段の中の対応するVCの領域よりデー
    タを読み出してATMセルとして線路へ出力するステッ
    プとを有することを特徴とする請求項9記載の通信制御
    方法。
  11. 【請求項11】 ATMセルを受信する受信部を備えた
    ATM装置において、前記受信部は、前記ATMセルの
    内、予め定められた特定ATMセルの受信を検出する検
    出手段と、当該特定ATMセルから該ATM装置に割り
    当てられたVCのタイミングを算出する算出手段とを有
    することを特徴とするATM装置。
  12. 【請求項12】 前記特定ATMセルはRM(Reso
    urce Management)セルであることを特
    徴とする請求項11記載のATM装置。
  13. 【請求項13】 前記RMセルには、前記VCのピーク
    レート値が設定されており、前記算出手段は、当該VC
    の現在の送出時刻と前記ピークレート値とを加算するこ
    とによって次のVCのタイミングを算出することを特徴
    とする請求項12記載のATM装置。
  14. 【請求項14】 前記ピークレート値、前記VCの現在
    の送出時刻、及び、算出された次のVCのタイミングを
    記憶するコントロールメモリを有していることを特徴と
    する請求項13記載のATM装置。
  15. 【請求項15】 前記ATM装置は、更に、ATMセル
    をVCにより送出する送信部を備え、該送信部は、VC
    の送出時刻をカウント値によって指示するカウンター
    と、前記カウント値と前記コントロールメモリから読み
    出された前記送出時刻とから送出されるVCを決定する
    決定手段と、決定されたVCを用いてATMセルを送信
    する送信手段とを有していることを特徴とする請求項1
    4記載のATM装置。
  16. 【請求項16】 前記決定手段は、VCに対応したアド
    レスを有すると共に、前記送出時刻を各VC対応に記憶
    し、前記カウント値と記憶された送出時刻とが一致した
    場合、対応するVCを出力する連想メモリを有している
    ことを特徴とする請求項15記載のATM装置。
  17. 【請求項17】 前記決定手段は、更に、カウント値と
    記憶された送出時刻との一致が複数個検出された場合、
    優先制御を行うプライオリティエンコーダを備えている
    ことを特徴とする請求項16記載のATM装置。
  18. 【請求項18】 前記決定手段は、カウント値と前記コ
    ントロールメモリから読み出された送出時刻とを比較す
    る比較手段と、該比較手段によって一致が検出されたV
    Cを記憶する記憶手段とを有していることを特徴とする
    請求項15記載のATM装置。
  19. 【請求項19】 前記受信部及び前記送信部は半導体集
    積回路チップによって形成されていることを特徴とする
    請求項15記載のATM装置。
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