[go: up one dir, main page]

JPH08241830A - 薄膜コンデンサ - Google Patents

薄膜コンデンサ

Info

Publication number
JPH08241830A
JPH08241830A JP7046747A JP4674795A JPH08241830A JP H08241830 A JPH08241830 A JP H08241830A JP 7046747 A JP7046747 A JP 7046747A JP 4674795 A JP4674795 A JP 4674795A JP H08241830 A JPH08241830 A JP H08241830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode layer
thin film
layer
lower electrode
upper electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7046747A
Other languages
English (en)
Inventor
Meiyuu Yuu
銘 雄 游
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP7046747A priority Critical patent/JPH08241830A/ja
Publication of JPH08241830A publication Critical patent/JPH08241830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 絶縁性基板20上に下部電極層13が形成さ
れ、下部電極層13の一部に薄膜誘電体層14及び上部
電極層16が順次積層形成され、上部電極層16及び上
部電極層16が形成されていない下部電極層13部分を
含む部分に、上部電極層16及び下部電極層13に達す
る凹部23を有する保護膜17が被覆形成され、凹部2
3から半田バンプ19が突出形成されている薄膜コンデ
ンサ。 【効果】 薄膜コンデンサを高静電容量化、小型化、及
び軽量化することができ、また、配線基板との接続端子
の距離を短くすることができ、インダクタンスの小さい
薄膜コンデンサを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜コンデンサに関し、
より詳細にはデカップリングコンデンサ等として使用す
ることのできる薄膜コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の電子機器の高周
波化、高速化に伴い、これらに発生するノイズをいかに
小さくして、LSI等の誤動作を防止することができる
かが大きな問題となってきている。
【0003】これら電子機器に発生するノイズの中で、
特に問題となるのは、配線間の相互作用によって生じ
るクロストークノイズ、信号の立ち上がりに発生する
リンギングノイズ、配線の接続部におけるインピーダ
ンスの不整合等により発生する反射ノイズ、及び回路
や装置を開閉したときに生じる同時スイッチングノイズ
である。
【0004】これらのなかで、前記〜のノイズは配
線の構造を、例えばマイクロストリップ構造とすること
等により大きく低減することが可能である。一方、前記
の同時スイッチングノイズを低減するために、デカッ
プリングキャパシタを装着することが有効であり、従来
より絶縁性基板の部品搭載面にデカップリングキャパシ
タとしてチップ型コンデンサを実装する手法がとられて
いる。しかし、このチップコンデンサのリード線が長い
場合には、無視できないリードインダクタンスが存在
し、スイッチングノイズを有効に低減することができな
かった。
【0005】近年、電子機器の小型、軽量化志向、及び
高集積回路の採用による電子回路の高密度化に伴い、コ
ンデンサのような受動部品に対する小型化の要請が強く
なってきている。そこで、前記リードインダクタンスを
低減させ、より小型化を図るために、前記チップ型コン
デンサは、リード線を有し、該リード線により基板の配
線に接続するタイプのものから、リード線を有さず、基
板表面に形成された配線に直接接続するいわゆる表面実
装のタイプのものに替わってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
チップ型コンデンサの誘電体層は、原料となる粉末を含
有するグリーンシートを焼成する方法により形成されて
いるため、コンデンサ層を一定値以下の厚さにすること
は難しかった。周知のようにコンデンサの静電容量は誘
電体面積に比例し、厚さの自乗に反比例するため、小型
化を図ることが難しく、静電容量を大きくすることにも
限界があるという課題があった。
【0007】また前記表面実装型のチップ型コンデンサ
を実装した場合でも、LSIとチップ型コンデンサとの
間にリードインダクタンスが存在するため、の同時ス
イッチングノイズを低減するにも限界があるという課題
もあった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、小型、軽量、高静電容量で、かつ低インダク
タンスの薄膜コンデンサを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る薄膜コンデンサは、絶縁性基板上に下部
電極層が形成され、該下部電極層の一部に薄膜誘電体層
及び上部電極層が順次積層形成され、該上部電極層及び
該上部電極層が形成されていない前記下部電極層部分を
含む部分に、前記上部電極層及び前記下部電極層に達す
る凹部を有する保護膜が被覆形成され、前記凹部から半
田バンプが突出形成されていることを特徴としている
(1)。
【0010】また本発明に係る薄膜コンデンサは、上記
(1)記載の薄膜コンデンサにおいて、絶縁性基板がガ
ラスもしくはセラミックからなるか、又はシリコン基板
もしくは金属基板上に絶縁層が形成されたもので構成さ
れ、保護膜がポリイミド、ビスベンゾシクロブテン(B
CB)、又はエポキシ樹脂からなることを特徴としてい
る(2)。
【0011】また本発明に係る薄膜コンデンサは、上記
(1)又は(2)記載の薄膜コンデンサにおいて、薄膜
誘電体層が酸化タンタル、SrTiO3 、BaTiO3
又は(Bax Sr1-x )TiO3 からなり、前記薄膜誘
電体層が酸化タンタルの場合には上部電極層及び下部電
極層がAlからなり、前記薄膜誘電体層がSrTiO
3 、BaTiO3 、又は(Bax Sr1-x )TiO3
場合には上部電極層がPtからなり、下部電極層が前記
絶縁性基板上にTi及びPtが順次積層されたものから
なることを特徴としている(3)。
【0012】図1(m)は本発明に係る薄膜コンデンサ
を模式的に示した断面図であり、図1(a)〜(m)は
前記薄膜コンデンサを作製する工程を示した断面図であ
る。
【0013】図1(m)に示したように、Siウエハ1
1及びSiO2 膜12からなる絶縁性基板20上に下部
電極層13が形成され、下部電極層13の一部に薄膜誘
電体層14及び上部電極層16が順次積層形成されてい
る。そして、上部電極層16の上の部分及び下部電極層
13の上部電極層16が積層形成されていない部分の全
体に保護膜17が被覆形成されている。この保護膜17
には、上部電極層16及び下部電極層13に達する2つ
の凹部23が形成され、凹部23の内部全体及びその周
囲近傍にバリアメタル層18が形成されている。そし
て、凹部23には凹部23から突出した形状の半田バン
プ19が形成されている。
【0014】次に、このような薄膜コンデンサ10の形
成に用いられる部品の材質及びその製造方法について説
明する。まず、絶縁性基板20としては、例えばホウ珪
酸系ガラス、コージェライト(MgO−Al23 −S
iO2 )系ガラス、アノーサイト(CaO−Al23
−SiO2 )系ガラス等のガラス、アルミナ、ムライ
ト、窒化アルミニウム等のセラミックからなるものが挙
げられるが、その他に、例えばシリコン基板又は金属基
板上にSiO2 等の絶縁層が形成されたもので構成され
ていてもよい。
【0015】また薄膜誘電体層14の材質としては、例
えば酸化タンタル、SrTiO3 、BaTiO3 、(B
x Sr1-x )TiO3 等が挙げられ、これらは前記酸
化物の組成を有する基板を用いたスパッタリング法やゾ
ルゲル法により形成することができる。
【0016】下部電極層13の材質は、その上に形成す
る薄膜誘電体層14との接触抵抗を小さくするため、薄
膜誘電体層14の材質により変化させるのが好ましく、
例えば薄膜誘電体層14が酸化タンタルの場合には下部
電極層13の材質はAlが好ましく、薄膜誘電体層14
がSrTiO3 、BaTiO3 、(Bax Sr1-x )T
iO3 等のペロブスカイト構造のものの場合には、下部
電極層13は絶縁性基板20の上にTi及びPtが順次
積層された構成のものが好ましい。また、前記薄膜誘電
体層が酸化タンタルの場合には上部電極層はAlが好ま
しく、前記薄膜誘電体層がSrTiO3 、BaTiO
3 、又は(Bax Sr1-x )TiO3 の場合には上部電
極層はPtが好ましい。上部電極層16及び下部電極層
13はスパッタリング法や蒸着法により形成することが
できる。
【0017】保護膜17は成膜後にパターンニングが可
能なように、感光性を有するもので、絶縁性及び耐熱性
を有し、容易に塗布、乾燥できるものが好ましく、この
ような保護膜17の具体例としては、例えば感光性のポ
リイミド、ビスベンゾシクロブテン(BCB)、エポキ
シ樹脂等が挙げられる。保護膜17は前記樹脂を単独
で、又は溶剤に溶解させた液状の状態で、スピンコート
法等により上部電極層16や下部電極層13等が形成さ
れた絶縁性基板20の表面全体を被覆し、その後に乾燥
等を行うことにより形成することができる。
【0018】保護膜17には上部電極層16及び下部電
極層13と、実装する配線基板(図示せず)とを接続す
るための半田バンプ19が形成されているが、保護膜1
7を溶融半田から保護し、かつ半田バンプ19と上部電
極層16及び下部電極層13との接続を確実に図るた
め、通常は半田バンプ19用に形成された上部電極層1
6及び下部電極層13に達する凹部の内部全体及び周囲
近傍にバリアメタル層18が形成されているのが好まし
い。バリアメタル層18は、通常3層ないし4層から構
成され、上部電極層16及び下部電極層13に一番近い
部分、すなわち保護膜17上に最初に形成する層として
はCr層が好ましく、半田バンプ19と最も近い表面に
形成する層としてはAu層が好ましい。また、中間の層
にはNi、Cu等が用いられる。これらのバリアメタル
層18も、上部電極層16等と同様にスパッタリング法
等により形成することができる。
【0019】半田バンプ19としては、例えばPbが9
5%、Snが5%の半田等が挙げられる。
【0020】
【作用】上記した構成の薄膜コンデンサによれば、誘電
体層が薄膜化されているので、コンデンサが高静電容量
化、小型化、及び軽量化され、更に外部接続端子が半田
バンプにより構成されているので、配線基板との接続端
子の距離が短くなり、インダクタンスの小さい薄膜コン
デンサとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る薄膜コンデンサの実施例
を図面に基づいて説明する。
【0022】まず、実施例に係る薄膜コンデンサの製造
方法を図1に基づいて詳しく説明する。なお、本発明に
係る薄膜コンデンサの構成は「課題を解決するための手
段」の欄で図1に基づいて説明した通りであり、実施例
に係る薄膜コンデンサの構成はその一実施態様であるの
で、ここではその構成についての詳しい説明は省略す
る。
【0023】まず、Siウエハ11表面に約2000Å
の厚さのSiO2 膜12が形成された絶縁性基板20上
に、約100Åの厚さのTi層及び約1000Åの厚さ
のPt層を順次RF(無線周波数)マグネトロンスパッ
タ法で形成し、下部電極層13とした(図1(a))。
【0024】次に、この下部電極層13表面に約200
0Åの厚さの(Ba0.5 Sr0.5 )TiO3 組成からな
る薄膜誘電体層14をRFマグネトロンスパッタ法で形
成し(図1(b))、この薄膜誘電体層14の上にフォ
トレジスト層15を形成し、フォトリソグラフィーの手
法を用いてパターニングを行った(図1(c))。
【0025】次に、下部電極層13及びパターニングさ
れたフォトレジスト層15を有する絶縁性基板20を約
1%のフッ酸溶液中に浸漬し、エッチングすることによ
り、所定のコンデンサ形状を有する薄膜誘電体層14を
形成した(図1(d))。
【0026】次に、この薄膜誘電体層14の上に約10
00Åの厚さのPtからなる上部電極層16をRFマグ
ネトロンスパッタで形成し(図1(e))、上部電極層
16の上にフォトレジスト層15を形成した後、フォト
リソグラフィーの手法を用いてパターニングを行った
(図1(f))。
【0027】次に、下部電極層13、薄膜誘電体層1
4、上部電極層16及びパターニングされたフォトレジ
スト層15を有する絶縁性基板20を硝酸と塩酸との割
合が5:1の液によるエッチング、又は電解エッチング
で白金上部電極をエッチングすることにより、薄膜誘電
体層14と同様の形状を有する上部電極層16を、薄膜
誘電体層14の上に形成した(図1(g))。
【0028】次に、ネガ型の感光性樹脂であるビスベン
ゾシクロブテン(BCB)溶液をスピンコート法により
塗布、乾燥させて保護膜17を形成した後(図1
(h))、石英製フォトマスク21を介して紫外線22
に露光させ(図1(i))、アルカリ現像液でエッチン
グを行うことにより保護膜17に半田バンプ19用の凹
部23を形成した(図1(j))。
【0029】次に、凹部23を有する保護膜17の表面
全体に、バリアメタル層18として約1000Åの厚さ
のCr層、約3000Åの厚さのCu層、及び約100
Åの厚さのAu層をRFマグネトロンスパッタ法により
順次形成し(図1(k))、その上にフォトリソグラフ
ィの手法により所定のパターンを有するフォトレジスト
層(図示せず)を形成し、エッチングを行うことによ
り、凹部23の内部及びその周囲近傍にバリアメタル層
18を残した(図1(l))。
【0030】なお、別の実施例においては、図1(k)
及び(l)に示した方法に関する説明と同様にして、約
1000Åの厚さのCr層、約3000Åの厚さのCu
層、約3000Åの厚さのNi層、及び約100Åの厚
さのAu層からなるバリアメタル層18を形成した。
【0031】そして、最後にバリアメタル層18により
被覆された凹部18にPbが95%、Snが5%からな
る組成の半田を溶融させて注ぎ込み、半田バンプ19を
バリアメタル層18の上に形成して、薄膜コンデンサの
製造を終了した(図1(m))。
【0032】このようにして製造された薄膜コンデンサ
の誘電体層の面積(mm2 )、前記薄膜コンデンサの静
電容量(nF)、及びインダクタンス(nH)を測定し
て、下記の表1に示している。
【0033】なお、比較例として、誘電体が厚膜セラミ
ックス(チタン酸バリウム系又は鉛複合ペロブスカイト
系)で、内部電極がNi、外付け電極がAg−Pdの構
成からなる市販のチップ型積層コンデンサ(3225タ
イプ)についても、誘電体層の面積(mm2 )、前記薄
膜コンデンサの静電容量(nF)、及びインダクタンス
(nH)を測定し、併せて下記の表1に示している。
【0034】なお、実施例及び比較例に係るコンデンサ
の静電容量(C)及び共振周波数(f0 )の測定は、ネ
ットワークアナライザにより行い、これによりインダク
タンス(L)の値を求めた。なお、前記インダクタンス
(L)は、下記の数1式より求められる。
【0035】
【数1】f0 =1/{2π(LC)1/2
【0036】
【表1】
【0037】上記結果より明らかなように、実施例に係
る薄膜コンデンサは比較例に係るチップ型コンデンサと
誘電体層の面積は同じであるが、静電容量は2倍以上と
大きく、インダクタンスは1/20以下と極めて小さく
なっている。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る薄膜コ
ンデンサ(1)にあっては、絶縁性基板上に下部電極層
が形成され、該下部電極層の一部に薄膜誘電体層及び上
部電極層が順次積層形成され、該上部電極層及び該上部
電極層が形成されていない前記下部電極層部分を含む部
分に、前記上部電極層及び前記下部電極層に達する凹部
を有する保護膜が被覆形成され、前記凹部から半田バン
プが突出形成されているので、前記薄膜コンデンサを高
静電容量化、小型化、及び軽量化することができ、ま
た、配線基板との接続端子の距離を短くすることがで
き、インダクタンスの小さい薄膜コンデンサを提供する
ことができる。
【0039】また本発明に係る薄膜コンデンサ(2)に
あっては、上記(1)記載の薄膜コンデンサにおいて、
絶縁性基板がガラスもしくはセラミックからなるか、又
はシリコン基板もしくは金属基板上に絶縁層が形成され
たもので構成され、保護膜がポリイミド、ビスベンゾシ
クロブテン(BCB)、又はエポキシ樹脂からなるの
で、上記(1)記載の薄膜コンデンサの効果を奏すると
ともに、信頼性に優れた薄膜コンデンサを提供すること
ができる。
【0040】また本発明に係る薄膜コンデンサ(3)に
あっては、上記(1)又は(2)記載の薄膜コンデンサ
において、薄膜誘電体層が酸化タンタル、SrTiO
3 、BaTiO3 又は(Bax Sr1-x )TiO3 から
なり、前記薄膜誘電体層が酸化タンタルの場合には上部
電極層及び下部電極層がAlからなり、前記薄膜誘電体
層がSrTiO3 、BaTiO3 、又は(Bax Sr
1-x )TiO3 の場合には上部電極層がPtからなり、
下部電極層が前記絶縁性基板上にTi及びPtが順次積
層されたものからなるので、上記(1)記載の薄膜コン
デンサの効果を奏するとともに、前記薄膜コンデンサを
より高静電容量化、小型化、及び軽量化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(m)は本発明に係る薄膜コンデンサの構成を
模式的に示した断面図であり、(a)〜(m)は前記薄
膜コンデンサの製造工程を模式的に示した断面図であ
る。
【符号の説明】
13 下部電極層 14 薄膜誘電体層 16 上部電極層 17 保護膜 19 半田バンプ 20 絶縁性基板 23 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に下部電極層が形成され、
    該下部電極層の一部に薄膜誘電体層及び上部電極層が順
    次積層形成され、該上部電極層及び該上部電極層が形成
    されていない前記下部電極層部分を含む部分に、前記上
    部電極層及び前記下部電極層に達する凹部を有する保護
    膜が被覆形成され、前記凹部から半田バンプが突出形成
    されていることを特徴とする薄膜コンデンサ。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板がガラスもしくはセラミック
    からなるか、又はシリコン基板もしくは金属基板上に絶
    縁層が形成されたもので構成され、保護膜がポリイミ
    ド、ビスベンゾシクロブテン(BCB)、又はエポキシ
    樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の薄膜コン
    デンサ。
  3. 【請求項3】 薄膜誘電体層が酸化タンタル、SrTi
    3 、BaTiO3又は(Bax Sr1-x )TiO3
    らなり、前記薄膜誘電体層が酸化タンタルの場合には上
    部電極層及び下部電極層がAlからなり、前記薄膜誘電
    体層がSrTiO3 、BaTiO3 、又は(Bax Sr
    1-x )TiO3 の場合には上部電極層がPtからなり、
    下部電極層が前記絶縁性基板上にTi及びPtが順次積
    層されたものからなることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の薄膜コンデンサ。
JP7046747A 1995-03-07 1995-03-07 薄膜コンデンサ Pending JPH08241830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7046747A JPH08241830A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 薄膜コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7046747A JPH08241830A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 薄膜コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08241830A true JPH08241830A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12755934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7046747A Pending JPH08241830A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 薄膜コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08241830A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329787A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Kyocera Corp 可変容量コンデンサおよび製造方法
US6515324B2 (en) 2000-09-08 2003-02-04 Nec Corporation Capacitor, capacitor mounting structure, method for manufacturing same, semiconductor device, and method for manufacturing same
JP2004500719A (ja) * 2000-03-30 2004-01-08 エイブイエックス コーポレイション 電子デバイス及び電子デバイスの作製方法
US6806553B2 (en) 2001-03-30 2004-10-19 Kyocera Corporation Tunable thin film capacitor
KR100788131B1 (ko) * 2005-12-20 2007-12-21 후지쯔 가부시끼가이샤 박막 캐패시터 및 그 제조 방법, 전자 장치 및 회로 기판
JP2009267376A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Tdk Corp 薄膜コンデンサ、及び薄膜コンデンサの製造方法
CN106024387A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 Tdk株式会社 薄膜电容器
JP2020115587A (ja) * 2016-06-28 2020-07-30 株式会社村田製作所 キャパシタ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004500719A (ja) * 2000-03-30 2004-01-08 エイブイエックス コーポレイション 電子デバイス及び電子デバイスの作製方法
US6515324B2 (en) 2000-09-08 2003-02-04 Nec Corporation Capacitor, capacitor mounting structure, method for manufacturing same, semiconductor device, and method for manufacturing same
US6806553B2 (en) 2001-03-30 2004-10-19 Kyocera Corporation Tunable thin film capacitor
US7012317B2 (en) 2001-03-30 2006-03-14 Kyocera Corporation Tunable thin film capacitor
JP2002329787A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Kyocera Corp 可変容量コンデンサおよび製造方法
KR100788131B1 (ko) * 2005-12-20 2007-12-21 후지쯔 가부시끼가이샤 박막 캐패시터 및 그 제조 방법, 전자 장치 및 회로 기판
JP2009267376A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Tdk Corp 薄膜コンデンサ、及び薄膜コンデンサの製造方法
CN106024387A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 Tdk株式会社 薄膜电容器
CN106024387B (zh) * 2015-03-31 2018-05-29 Tdk株式会社 薄膜电容器
JP2020115587A (ja) * 2016-06-28 2020-07-30 株式会社村田製作所 キャパシタ
US11101072B2 (en) 2016-06-28 2021-08-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Capacitor with limited substrate capacitance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7557014B2 (en) Semiconductor system-in-package
US6282079B1 (en) Capacitor
US7405921B2 (en) Layer capacitor element and production process as well as electronic device
US6573584B1 (en) Thin film electronic device and circuit board mounting the same
US6624501B2 (en) Capacitor and semiconductor device
US7551054B2 (en) Electronic device and method of manufacturing the same
US8221962B2 (en) Method of manufacturing electronic device
US8766103B2 (en) Electronic component
JP2002542619A (ja) 逆向き面装着用超小型レジスタ−キャパシタ薄膜回路網
JP2002008942A (ja) コンデンサ装置、コンデンサ装置の製造方法及びコンデンサ装置が実装されたモジュール
JP4499548B2 (ja) キャパシタ部品
JPH08241830A (ja) 薄膜コンデンサ
JP2001358248A (ja) キャパシタを内蔵した回路基板とその製造方法
JP3967964B2 (ja) 薄膜電子部品
JPH0730258A (ja) キャパシタ内蔵多層配線基板とその製造方法
JP4009078B2 (ja) 薄膜電子部品
JP3860675B2 (ja) コンデンサ
JP3709117B2 (ja) 薄膜電子部品および基板
JP3246166B2 (ja) 薄膜コンデンサ
JP3645808B2 (ja) 薄膜電子部品およびその製法並びに基板
JP3987702B2 (ja) 薄膜コンデンサ
JP2001345234A (ja) 薄膜電子部品および積層薄膜電子部品並びに基板
JP2002231577A (ja) 薄膜電子部品および基板
JP2001345232A (ja) 薄膜電子部品および基板
JP2003045746A (ja) 薄膜コンデンサ