JPH08240176A - 回転軸の回転促進手段を具備した発電装置 - Google Patents
回転軸の回転促進手段を具備した発電装置Info
- Publication number
- JPH08240176A JPH08240176A JP6664495A JP6664495A JPH08240176A JP H08240176 A JPH08240176 A JP H08240176A JP 6664495 A JP6664495 A JP 6664495A JP 6664495 A JP6664495 A JP 6664495A JP H08240176 A JPH08240176 A JP H08240176A
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000010248 power generation Methods 0.000 abstract description 7
- 239000007858 starting material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、重力による振子の運動のエネルギ
ーを利用し、発電機をモーターで回転させることによ
り、工業的に十分採算のとれる発電装置を提供すること
を目的とする。 【構成】この発明に於いては、重鎮をア−ムを介して、
回動軸に振子のように往復運動自在に固定してなり、前
記重鎮に連結したア−ムを、重鎮の往復運動を回転運動
に変換するように回転体に連結し、前記重鎮の往復運動
によって、前記回転体の回転運動を促進している。
ーを利用し、発電機をモーターで回転させることによ
り、工業的に十分採算のとれる発電装置を提供すること
を目的とする。 【構成】この発明に於いては、重鎮をア−ムを介して、
回動軸に振子のように往復運動自在に固定してなり、前
記重鎮に連結したア−ムを、重鎮の往復運動を回転運動
に変換するように回転体に連結し、前記重鎮の往復運動
によって、前記回転体の回転運動を促進している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転体の回転を加速
し得るようにした回転促進手段を具備した発電装置に関
するものである。
し得るようにした回転促進手段を具備した発電装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在我国は、発電装置を、原子力発電、水
力発電及び火力発電等に依存している。特に原子力発電
には、安全性の見地から相当の反対があるにもかかわら
ず、現在の火力発電及び水力発電と比べてコスト的な利
点があることから、我国は、これに頼る意向を示してい
る。
力発電及び火力発電等に依存している。特に原子力発電
には、安全性の見地から相当の反対があるにもかかわら
ず、現在の火力発電及び水力発電と比べてコスト的な利
点があることから、我国は、これに頼る意向を示してい
る。
【0003】しかして、発電機を直接モーターで回転さ
せてエネルギーを得ても、エネルギー保存の法則から考
えて何らメリットがないことは自明なことである。従っ
て、モーターで発電機を回転させて、工業的に電力を得
ようという発想は全く知られていない。
せてエネルギーを得ても、エネルギー保存の法則から考
えて何らメリットがないことは自明なことである。従っ
て、モーターで発電機を回転させて、工業的に電力を得
ようという発想は全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、重力によ
る振子の運動のエネルギーを利用することにより、上記
した従来の固定観念を破って、発電機をモーターで回転
させ、工業的に十分採算のとれる発電装置を提供するこ
とを目的とする。
る振子の運動のエネルギーを利用することにより、上記
した従来の固定観念を破って、発電機をモーターで回転
させ、工業的に十分採算のとれる発電装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、重鎮をア−ムを介して、回動軸に振子のように
往復運動自在に固定してなり、前記重鎮に連結したア−
ムを、重鎮の往復運動を回転運動に変換するように回転
体若しくは該回転体を固定した軸に連結し、前記重鎮の
往復運動によって、前記回転体の回転運動を促進して発
電するように構成したことを特徴とする。要するにこの
発明は、モーターにより直接発電機を回転させる際、重
鎮を使用した振子の運動によって、回転を促進する手段
を回転体に連結することにより、振子の運動による分だ
け余分のエネルギーが得られ、工業的に十分採算が取れ
るように発電し得るようにしたことを要旨とするもので
ある。
構成は、重鎮をア−ムを介して、回動軸に振子のように
往復運動自在に固定してなり、前記重鎮に連結したア−
ムを、重鎮の往復運動を回転運動に変換するように回転
体若しくは該回転体を固定した軸に連結し、前記重鎮の
往復運動によって、前記回転体の回転運動を促進して発
電するように構成したことを特徴とする。要するにこの
発明は、モーターにより直接発電機を回転させる際、重
鎮を使用した振子の運動によって、回転を促進する手段
を回転体に連結することにより、振子の運動による分だ
け余分のエネルギーが得られ、工業的に十分採算が取れ
るように発電し得るようにしたことを要旨とするもので
ある。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例を示す概略側面図、図2
は概略上面図である 始動モーター1のプーリー2と、同モ−タの回転を逆回
転させる回転体の大径プーリー3とにベルト4が張設さ
れ、同大径プーリー3と同軸に固定された小径プーリー
5と、フライホイル6を固定した回転体の大径プーリー
7とにベルト8が張設され、同大径プーリー7と同軸に
固定された小径プーリー9と、回転促進手段を連結した
回転体10とには、ベルト11が張設されている。
する。図1は、本発明の実施例を示す概略側面図、図2
は概略上面図である 始動モーター1のプーリー2と、同モ−タの回転を逆回
転させる回転体の大径プーリー3とにベルト4が張設さ
れ、同大径プーリー3と同軸に固定された小径プーリー
5と、フライホイル6を固定した回転体の大径プーリー
7とにベルト8が張設され、同大径プーリー7と同軸に
固定された小径プーリー9と、回転促進手段を連結した
回転体10とには、ベルト11が張設されている。
【0007】図1に示すように、回転促進手段は、先端
に重鎮12を固定したア−ム13を、回動軸14に回動
自在に固定し、ア−ム13と折曲自在に連結したア−ム
13′の先端は、回転体10の外周部に固定している。
回転体10を回転させることによって、ア−ム13とア
−ム13′とは、自在に折曲して、重鎮12は、図1に
示すように、振子のような往復運動をする。ア−ム13
を回動自在に固定した軸14には、図2に示すように同
様に重鎮12′が回動自在に固定され、重鎮12′が振
子のように往復運動することによって、重鎮12′にア
−ム13、13′、13′′を介して連結されている回
転軸15が回転し、回転軸15に固定されている回転体
10′が回転する。重鎮12は、最大水平位置に達する
ようにし、できるだけ水平に近くなる位置まで上昇する
ように条件設定すると良い。
に重鎮12を固定したア−ム13を、回動軸14に回動
自在に固定し、ア−ム13と折曲自在に連結したア−ム
13′の先端は、回転体10の外周部に固定している。
回転体10を回転させることによって、ア−ム13とア
−ム13′とは、自在に折曲して、重鎮12は、図1に
示すように、振子のような往復運動をする。ア−ム13
を回動自在に固定した軸14には、図2に示すように同
様に重鎮12′が回動自在に固定され、重鎮12′が振
子のように往復運動することによって、重鎮12′にア
−ム13、13′、13′′を介して連結されている回
転軸15が回転し、回転軸15に固定されている回転体
10′が回転する。重鎮12は、最大水平位置に達する
ようにし、できるだけ水平に近くなる位置まで上昇する
ように条件設定すると良い。
【0008】図2に示す実施例に於いては、重鎮12、
12′と回転体10、10′とは、それぞれア−ム1
3、13′、13′′を介して連結されているが、重鎮
の往復運動を回転運動に変換し得るならア−ムの個数は
特に限定されないし、また他の変換手段であっても差し
支えない。また、ア−ム13′は、図1に示すように、
回転体10に連結しても、図2に示すように、回転体1
0′を回転させる軸15に連結しても差し支えない。
12′と回転体10、10′とは、それぞれア−ム1
3、13′、13′′を介して連結されているが、重鎮
の往復運動を回転運動に変換し得るならア−ムの個数は
特に限定されないし、また他の変換手段であっても差し
支えない。また、ア−ム13′は、図1に示すように、
回転体10に連結しても、図2に示すように、回転体1
0′を回転させる軸15に連結しても差し支えない。
【0009】回転体10′は、回転数を上げるための小
径のプ−リ−16にベルト17によって連結され、同プ
−リ−16と同軸に固定された大径のプ−リ−18と、
逆回転させるためのプ−リ−19とが、ベルト20によ
って連結され、プ−リ−19と同軸に固定された小径の
プ−リ−21と、発電機22を回転させるプ−リ−23
とが、ベルト24によって連結されている。上記実施例
に於いては、プ−リ−同士及びプ−リ−と回転体とは、
ベルトによって連結しているが、これはチエ−ンで連結
しても勿論差し支えない。
径のプ−リ−16にベルト17によって連結され、同プ
−リ−16と同軸に固定された大径のプ−リ−18と、
逆回転させるためのプ−リ−19とが、ベルト20によ
って連結され、プ−リ−19と同軸に固定された小径の
プ−リ−21と、発電機22を回転させるプ−リ−23
とが、ベルト24によって連結されている。上記実施例
に於いては、プ−リ−同士及びプ−リ−と回転体とは、
ベルトによって連結しているが、これはチエ−ンで連結
しても勿論差し支えない。
【0010】
【作用】次に、上記のように構成された本発明の作用
を、図2に基づいて説明する。始動モーター1の回転に
より、ベルト4,8,11を介して回転体10が回転す
る。この際回転体10は、フライホイル6によって、ス
ム−ズな回転が得られるようになっている。回転体10
の回転軸25に固定されたア−ム13′に折曲自在に連
結されたア−ム13′′、13が互いに折曲して、重鎮
12は、振子のように往復運動をする。この重鎮12の
往復運動によって、ア−ム13を固定した回動軸14が
同様の往復運動をし、回動軸14にア−ム13を介して
固定された重鎮12′が同様に往復運動する。
を、図2に基づいて説明する。始動モーター1の回転に
より、ベルト4,8,11を介して回転体10が回転す
る。この際回転体10は、フライホイル6によって、ス
ム−ズな回転が得られるようになっている。回転体10
の回転軸25に固定されたア−ム13′に折曲自在に連
結されたア−ム13′′、13が互いに折曲して、重鎮
12は、振子のように往復運動をする。この重鎮12の
往復運動によって、ア−ム13を固定した回動軸14が
同様の往復運動をし、回動軸14にア−ム13を介して
固定された重鎮12′が同様に往復運動する。
【0011】重鎮12、12′の往復運動によって、ア
−ム13、13′、13′′が互いに折曲して、ア−ム
13′に連結された回転軸15が回転し、回転軸15に
固定された回転体10′が回転する。回転体10′とベ
ルト17を介して連結された小径のプ−リ−16の回転
が増速され、プ−リ−16と同軸に固定された大径のプ
−リ−18が増速回転し、大径のプ−リ−18とベルト
20を介して連結されたプ−リ−19が回転し、プ−リ
−19と同軸に固定されたプ−リ−21が回転し、プ−
リ−21に連結されたベルト24を介して発電機22の
プ−リー23が回転して発電する。
−ム13、13′、13′′が互いに折曲して、ア−ム
13′に連結された回転軸15が回転し、回転軸15に
固定された回転体10′が回転する。回転体10′とベ
ルト17を介して連結された小径のプ−リ−16の回転
が増速され、プ−リ−16と同軸に固定された大径のプ
−リ−18が増速回転し、大径のプ−リ−18とベルト
20を介して連結されたプ−リ−19が回転し、プ−リ
−19と同軸に固定されたプ−リ−21が回転し、プ−
リ−21に連結されたベルト24を介して発電機22の
プ−リー23が回転して発電する。
【0012】本発明によれば、振子の往復運動による力
を回転の力に変換することにより、振子の往復運動によ
る余分の力がモーター以外のエネルギーによる余分の発
電量として得られる。振子の運動をする重鎮は、水平位
置から下端に達しても、遠心力、慣性力等により上昇す
るので、この上昇する分だけ余分の力として、回転体の
回転を加速することができる。
を回転の力に変換することにより、振子の往復運動によ
る余分の力がモーター以外のエネルギーによる余分の発
電量として得られる。振子の運動をする重鎮は、水平位
置から下端に達しても、遠心力、慣性力等により上昇す
るので、この上昇する分だけ余分の力として、回転体の
回転を加速することができる。
【0013】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、外部から
エネルギーを付与させることなく、振子の運動による回
転促進手段を設けているので、回転軸の回転を促進する
ことができ、無償の振子の運動によるエネルギーの分だ
けモーターにより発電機に与えた力よりも大きなエネル
ギーの電力を得ることができる。
エネルギーを付与させることなく、振子の運動による回
転促進手段を設けているので、回転軸の回転を促進する
ことができ、無償の振子の運動によるエネルギーの分だ
けモーターにより発電機に与えた力よりも大きなエネル
ギーの電力を得ることができる。
【0014】
【図1】本発明の実施例を示す概略側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略上面図である。
1 始動モーター 10,10′ 回転体 12,12′ 重鎮 13,13,13′′ ア−ム 22 発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595043745 天久 豪太郎 東京都稲城市向陽台5丁目10番地 リベレ 向陽台4−520号 (72)発明者 末 広 武 雄 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和町4466ー1
Claims (2)
- 【請求項1】重鎮をア−ムを介して、回動軸に振子のよ
うに往復運動自在に固定してなり、前記重鎮に連結した
ア−ムを、重鎮の往復運動を回転運動に変換するように
回転体若しくは該回転体を固定した軸に連結し、前記重
鎮の往復運動によって、前記回転体の回転運動を促進し
て発電するように構成したことを特徴とする回転軸の回
転促進手段を具備した発電装置。 - 【請求項2】前記重鎮に連結したア−ムと、前記回転体
若しくは回転軸に固定したア−ムとを、折曲自在に連結
することにより、前記重鎮の往復運動を前記回転体の回
転運動に変換してなる請求項1に記載の発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6664495A JPH08240176A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 回転軸の回転促進手段を具備した発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6664495A JPH08240176A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 回転軸の回転促進手段を具備した発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240176A true JPH08240176A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13321817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6664495A Pending JPH08240176A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 回転軸の回転促進手段を具備した発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6628003B2 (en) * | 2000-12-01 | 2003-09-30 | Ionel Vinchici | Prime mover for powering an electrical generator |
TWI413816B (zh) * | 2010-09-03 | 2013-11-01 | Nitto Denko Corp | An adhesive type optical film, a manufacturing method thereof, and an image display device |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP6664495A patent/JPH08240176A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6628003B2 (en) * | 2000-12-01 | 2003-09-30 | Ionel Vinchici | Prime mover for powering an electrical generator |
TWI413816B (zh) * | 2010-09-03 | 2013-11-01 | Nitto Denko Corp | An adhesive type optical film, a manufacturing method thereof, and an image display device |
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