JPH0823620A - 鉄塔における雪害防止装置 - Google Patents
鉄塔における雪害防止装置Info
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- JPH0823620A JPH0823620A JP6175904A JP17590494A JPH0823620A JP H0823620 A JPH0823620 A JP H0823620A JP 6175904 A JP6175904 A JP 6175904A JP 17590494 A JP17590494 A JP 17590494A JP H0823620 A JPH0823620 A JP H0823620A
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主柱部材の連結部に氷雪塊が付着することを防
止し、取り付けが容易で、構造が簡単な鉄塔における雪
害防止装置を提供すること。 【構成】主柱部材を長手方向に連結してなる複数の主柱
により組み立てられた鉄塔において、上記主柱部材の連
結部を覆う覆い部材2と、該覆い部材2の内面に配置さ
れ通電することにより上記覆い部材2を加熱する発熱体
3とを備えた。
止し、取り付けが容易で、構造が簡単な鉄塔における雪
害防止装置を提供すること。 【構成】主柱部材を長手方向に連結してなる複数の主柱
により組み立てられた鉄塔において、上記主柱部材の連
結部を覆う覆い部材2と、該覆い部材2の内面に配置さ
れ通電することにより上記覆い部材2を加熱する発熱体
3とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄塔に付着した氷雪塊
の落下による事故を防止する雪害防止装置に関する。
の落下による事故を防止する雪害防止装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年送電線やアンテナ周辺の急激な市街
化に伴い、鉄塔に付着した氷雪塊の落下による物損事故
が増加している。図9に示すような主柱部材20aの連
結部21をボルトで連結して形成した主柱20を組み立
てて建造された鉄塔において、主柱部材20aの連結部
21(図10参照)に雪溜りができると、やがて氷雪塊
22となって落下し、鉄塔付近の家屋や人間に被害を及
ぼす事故が発生している。特に高い鉄塔になれば氷雪塊
ができやすく、落下する氷雪塊の及ぼす被害の範囲も広
くなるため、鉄塔などの建造物の維持管理責任者には、
その対策が急務であり、電気現場技術(94年3月号)
掲載の鉄塔腕金融雪装置に報告されているように既に送
電線鉄塔の腕金部に対策を施しているものもあるが、鉄
塔の部分ごとに対応が異なり対策に苦慮しているのが実
状である。特に、事故が起きてからでは取り返しがつか
ないため取り付けが簡単で効果的な鉄塔における雪害防
止装置の開発が望まれている。
化に伴い、鉄塔に付着した氷雪塊の落下による物損事故
が増加している。図9に示すような主柱部材20aの連
結部21をボルトで連結して形成した主柱20を組み立
てて建造された鉄塔において、主柱部材20aの連結部
21(図10参照)に雪溜りができると、やがて氷雪塊
22となって落下し、鉄塔付近の家屋や人間に被害を及
ぼす事故が発生している。特に高い鉄塔になれば氷雪塊
ができやすく、落下する氷雪塊の及ぼす被害の範囲も広
くなるため、鉄塔などの建造物の維持管理責任者には、
その対策が急務であり、電気現場技術(94年3月号)
掲載の鉄塔腕金融雪装置に報告されているように既に送
電線鉄塔の腕金部に対策を施しているものもあるが、鉄
塔の部分ごとに対応が異なり対策に苦慮しているのが実
状である。特に、事故が起きてからでは取り返しがつか
ないため取り付けが簡単で効果的な鉄塔における雪害防
止装置の開発が望まれている。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記背景の下に成立したもの
であって、主柱部材の連結部に氷雪塊が付着することを
防止し、取り付けが容易で、構造が簡単な鉄塔における
雪害防止装置を提供することを目的とする。
であって、主柱部材の連結部に氷雪塊が付着することを
防止し、取り付けが容易で、構造が簡単な鉄塔における
雪害防止装置を提供することを目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の鉄塔における雪害防止装置は、主柱部材を長
手方向に連結してなる複数の主柱により組み立てられた
鉄塔において、上記主柱部材の連結部に付着した氷雪塊
の落下による事故を防止する雪害防止装置であって、主
柱部材の連結部を覆う覆い部材と、該覆い部材の内側面
に配置され通電することにより覆い部材を加熱する発熱
体とを備えたことを特徴とする。
に本発明の鉄塔における雪害防止装置は、主柱部材を長
手方向に連結してなる複数の主柱により組み立てられた
鉄塔において、上記主柱部材の連結部に付着した氷雪塊
の落下による事故を防止する雪害防止装置であって、主
柱部材の連結部を覆う覆い部材と、該覆い部材の内側面
に配置され通電することにより覆い部材を加熱する発熱
体とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用】前記構成によれば、主柱部材の連結部を
覆い部材が覆っているので、連結部に雪溜りができな
い。さらに、覆い部材の内側面には発熱体が配置されて
いるので、発熱体に通電すると覆い部材を内側面から暖
め、覆い部材の表面に取着した氷雪を融解する。
覆い部材が覆っているので、連結部に雪溜りができな
い。さらに、覆い部材の内側面には発熱体が配置されて
いるので、発熱体に通電すると覆い部材を内側面から暖
め、覆い部材の表面に取着した氷雪を融解する。
【0006】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施態様につい
て説明する。図1において符号1は鉄塔における雪害防
止装置を示し、この雪害防止装置1は覆い部材2と発熱
体3とから構成されている。
て説明する。図1において符号1は鉄塔における雪害防
止装置を示し、この雪害防止装置1は覆い部材2と発熱
体3とから構成されている。
【0007】上記覆い部材2はステンレスや耐蝕アルミ
等の金属で略円錐状に形成され、上部には円筒状の挟持
部2aが形成され、この覆い部材2は図2に示すように
縦に2分割され、連結金具4で連結することにより一体
化することができるように形成されている。
等の金属で略円錐状に形成され、上部には円筒状の挟持
部2aが形成され、この覆い部材2は図2に示すように
縦に2分割され、連結金具4で連結することにより一体
化することができるように形成されている。
【0008】さらに、覆い部材2の内側面には発熱体3
が係止部材8で固定され、この発熱体3の一端には電源
供給用の電源ケーブル9と電源プラグ10とが接続され
ている。
が係止部材8で固定され、この発熱体3の一端には電源
供給用の電源ケーブル9と電源プラグ10とが接続され
ている。
【0009】上記連結金具4は図3に示すように一方の
覆い部材2に取着された金具4bのフック5に他の覆い
部材2に取着された金具4aのバンド6をかけた後レバ
ー7を倒すことにより覆い部材2を連結するように設け
られている。
覆い部材2に取着された金具4bのフック5に他の覆い
部材2に取着された金具4aのバンド6をかけた後レバ
ー7を倒すことにより覆い部材2を連結するように設け
られている。
【0010】なお、2分割された覆い部材2を連結する
ためには上記連結金具4に限定されるものではなく、挟
持部2aを主柱部材5aにステンレスバンド(図示せ
ず)で固定しても構わない。
ためには上記連結金具4に限定されるものではなく、挟
持部2aを主柱部材5aにステンレスバンド(図示せ
ず)で固定しても構わない。
【0011】上記係止部材8は図4(a)に示すよう
に、逆U字状の一対の係止片8aが形成され、覆い部材
2に螺子止めするための螺子穴8bが形成されている。
この係止部材8は溶接で覆い部材2に固定しても構わな
い。上記係止片8aは折り曲げることによって発熱体を
固定するように設けられている(図4(b)参照)。
に、逆U字状の一対の係止片8aが形成され、覆い部材
2に螺子止めするための螺子穴8bが形成されている。
この係止部材8は溶接で覆い部材2に固定しても構わな
い。上記係止片8aは折り曲げることによって発熱体を
固定するように設けられている(図4(b)参照)。
【0012】上記発熱体3は、例えば株式会社化研の自
己温度制御方式のKEMー1又はKEMー2を使用すれ
ばよい。この発熱体3は図5に示すように2本の導体1
1に放射線架橋ポリマーと導電性カーボンの混合物から
なる発熱抵抗体12で連続的に並行回路を形成し、フッ
素樹脂からなる絶縁被覆13をするとともに、すずメッ
キ銅編組14を装備し、ポリオレフィンからなる外装絶
縁被覆15を施したもので、周囲温度の高低により放射
線架橋ポリマーが膨張・収縮して導電性カーボンの結合
密度を変化させ、抵抗値の増減を行って熱出力のコント
ロールを行うものである。
己温度制御方式のKEMー1又はKEMー2を使用すれ
ばよい。この発熱体3は図5に示すように2本の導体1
1に放射線架橋ポリマーと導電性カーボンの混合物から
なる発熱抵抗体12で連続的に並行回路を形成し、フッ
素樹脂からなる絶縁被覆13をするとともに、すずメッ
キ銅編組14を装備し、ポリオレフィンからなる外装絶
縁被覆15を施したもので、周囲温度の高低により放射
線架橋ポリマーが膨張・収縮して導電性カーボンの結合
密度を変化させ、抵抗値の増減を行って熱出力のコント
ロールを行うものである。
【0013】上記発熱体3は図2に示すように覆い部材
2の内側面に係止部材8で固定され、通電することによ
り覆い部材2を内側から約65度から70度に加熱する
ように設けられている。
2の内側面に係止部材8で固定され、通電することによ
り覆い部材2を内側から約65度から70度に加熱する
ように設けられている。
【0014】上述のように構成された雪害防止装置1は
図6に示すように覆い部材2を主柱部材20aに両側か
ら挟んで連結金具4で連結し、鉄塔の連結部21を覆う
ように取着する。覆い部材2は主柱部材20の太さに合
わせて形成されているので、連結金具4で連結するだけ
で簡単に取着できるとともに主柱部材20にしっかり固
定される。そして、電源プラグ10を雪害防止装置1の
近傍に設置された配電ボックス(図示せず)内のコンセ
ントに差し込んむ。この配電ボックスの電源ケーブルは
鉄塔の下まで引き回してスイッチを介して電源に接続す
る。電源は単相200V又は単相100Vを使用すれば
よい。送電線鉄塔の場合は、一般高圧配電線から交流三
相三線式6.6KVで受電し、絶縁変圧器を介して単相
200V又は単相100Vに降圧したものを使用すれば
よい。
図6に示すように覆い部材2を主柱部材20aに両側か
ら挟んで連結金具4で連結し、鉄塔の連結部21を覆う
ように取着する。覆い部材2は主柱部材20の太さに合
わせて形成されているので、連結金具4で連結するだけ
で簡単に取着できるとともに主柱部材20にしっかり固
定される。そして、電源プラグ10を雪害防止装置1の
近傍に設置された配電ボックス(図示せず)内のコンセ
ントに差し込んむ。この配電ボックスの電源ケーブルは
鉄塔の下まで引き回してスイッチを介して電源に接続す
る。電源は単相200V又は単相100Vを使用すれば
よい。送電線鉄塔の場合は、一般高圧配電線から交流三
相三線式6.6KVで受電し、絶縁変圧器を介して単相
200V又は単相100Vに降圧したものを使用すれば
よい。
【0015】なお、主柱20ごとに接続用ケーブルを敷
設し、この接続用ケーブルに各雪害防止装置1を並列に
接続し、この接続用ケーブルを電源に接続してもよい。
設し、この接続用ケーブルに各雪害防止装置1を並列に
接続し、この接続用ケーブルを電源に接続してもよい。
【0016】また、電源プラグ10を使用せずに、電源
ケーブル9に圧着端子を取着して、配電ボックス内の電
源端子に螺子止めしてもよい。
ケーブル9に圧着端子を取着して、配電ボックス内の電
源端子に螺子止めしてもよい。
【0017】着雪予測が大きく出た場合には管理者は巡
回してスイッチを投入し、発熱体3に通電して覆い部材
2を加熱しておく。雪が降って主柱部材20aの連結部
21に雪が付着する状態になっても、覆い部材2が笠の
ように連結部21を覆っているので(図6参照)、連結
部21に雪が付着することを防止することができる。さ
らに、覆い部材2の側面は傾斜しているので雪は滑り落
ちて付着しにくいが、発熱体3で加熱されているので雪
は付着と同時に解かされて氷雪塊ができることはない。
回してスイッチを投入し、発熱体3に通電して覆い部材
2を加熱しておく。雪が降って主柱部材20aの連結部
21に雪が付着する状態になっても、覆い部材2が笠の
ように連結部21を覆っているので(図6参照)、連結
部21に雪が付着することを防止することができる。さ
らに、覆い部材2の側面は傾斜しているので雪は滑り落
ちて付着しにくいが、発熱体3で加熱されているので雪
は付着と同時に解かされて氷雪塊ができることはない。
【0018】次に、図7は覆い部材2の温度を検出する
温度センサ25を備えた場合を示している。覆い部材2
の温度が所定の温度より低くなると、温度センサ25が
作動してタイマ回路26をONにする。タイマ回路26
の出力は増幅器27で増幅されてリレー28を作動し、
発熱体3に通電して覆い部材2を加熱するように設けた
ものである。一定時間を経過するとタイマ回路26はO
FFになり発熱体3に対する通電を停止する。覆い部材
2の温度が所定の温度より高ければ、そのまま通電を停
止するが、温度が低ければ再びタイマ回路26をON
し、発熱体3に通電を続行して覆い部材2を過熱し雪を
解かして雪の付着を防止する。
温度センサ25を備えた場合を示している。覆い部材2
の温度が所定の温度より低くなると、温度センサ25が
作動してタイマ回路26をONにする。タイマ回路26
の出力は増幅器27で増幅されてリレー28を作動し、
発熱体3に通電して覆い部材2を加熱するように設けた
ものである。一定時間を経過するとタイマ回路26はO
FFになり発熱体3に対する通電を停止する。覆い部材
2の温度が所定の温度より高ければ、そのまま通電を停
止するが、温度が低ければ再びタイマ回路26をON
し、発熱体3に通電を続行して覆い部材2を過熱し雪を
解かして雪の付着を防止する。
【0019】このことにより人手を煩わすことなく雪害
防止装置1を作動させることができるうえ、氷雪塊がで
きる前から通電する必要もなく経済的にも有効である。
防止装置1を作動させることができるうえ、氷雪塊がで
きる前から通電する必要もなく経済的にも有効である。
【0020】さらに、図8は無線による遠隔作動装置を
備えたもので、管理者は着雪予測が大きく出た場合に
は、発信機29から作動信号を送信する。受信機30は
作動信号を受信すると制御装置31に作動信号を出力す
る。制御装置31はリレー28を作動させ発熱体3に通
電することができる。また、管理者は解除信号を送信す
ることにより発熱体3に対する電力の供給を停止するこ
とができるので着雪予測に基づいて雪害防止装置1をコ
ントロールできるので経済的に運用することができる。
備えたもので、管理者は着雪予測が大きく出た場合に
は、発信機29から作動信号を送信する。受信機30は
作動信号を受信すると制御装置31に作動信号を出力す
る。制御装置31はリレー28を作動させ発熱体3に通
電することができる。また、管理者は解除信号を送信す
ることにより発熱体3に対する電力の供給を停止するこ
とができるので着雪予測に基づいて雪害防止装置1をコ
ントロールできるので経済的に運用することができる。
【0021】
【効果】本発明によれば、構造が簡単なうえ、主柱部材
に容易に取着することができる。また、覆い部材が連結
部を覆っているので、雪は連結部に付着することがな
い。さらに覆い部材の内面には発熱体が取着されている
ので、発熱体に通電することにより覆い部材を加熱し、
覆い部材の表面が凍結して氷雪塊ができることを防止し
ているので、鉄塔の主柱部材の連結部にできた氷雪塊が
落下して鉄塔下の家屋や人に被害を与える事故を未然に
防止することができる。
に容易に取着することができる。また、覆い部材が連結
部を覆っているので、雪は連結部に付着することがな
い。さらに覆い部材の内面には発熱体が取着されている
ので、発熱体に通電することにより覆い部材を加熱し、
覆い部材の表面が凍結して氷雪塊ができることを防止し
ているので、鉄塔の主柱部材の連結部にできた氷雪塊が
落下して鉄塔下の家屋や人に被害を与える事故を未然に
防止することができる。
【図1】雪害防止装置の構成を示す斜視図。
【図2】上記雪害防止装置を分割した状態を示す斜視
図。
図。
【図3】連結金具の構成と作動態様説明図。
【図4】(a)(b)は係止部材の構造と、発熱体を係
止した時の状態を示す説明図。
止した時の状態を示す説明図。
【図5】発熱体の構造を示す一部切断した説明図。
【図6】雪害防止装置を主柱部材に取着した状態説明
図。
図。
【図7】上記雪害防止装置の他の実施例を示すブロック
図。
図。
【図8】上記雪害防止装置のさらに他の実施例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図9】鉄塔の構造を示すとともに、連結部にできた氷
雪塊の落下の状態を示す説明図。
雪塊の落下の状態を示す説明図。
【図10】主柱部材の連結部の形状を示す斜視図。
1 鉄塔における雪害防止装置 2 覆い部材 3 発熱体 20 主柱 20a 主柱部材 21 連結部
Claims (1)
- 【請求項1】 主柱部材を長手方向に連結してなる複数
の主柱により組み立てられた鉄塔において、上記主柱部
材の連結部に付着した氷雪塊の落下による事故を防止す
る雪害防止装置であって、主柱部材の連結部を覆う覆い
部材と、該覆い部材の内側面に配置され通電することに
より覆い部材を加熱する発熱体とを備えたことを特徴と
する鉄塔における雪害防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175904A JPH0823620A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 鉄塔における雪害防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175904A JPH0823620A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 鉄塔における雪害防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823620A true JPH0823620A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16004273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6175904A Pending JPH0823620A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 鉄塔における雪害防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823620A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013044133A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Railway Technical Research Institute | 冠雪防止装置 |
CN106848975A (zh) * | 2017-03-23 | 2017-06-13 | 国网江苏省电力公司泰州供电公司 | 一种高压线路除冰装置 |
CN106848974A (zh) * | 2017-03-23 | 2017-06-13 | 国网江苏省电力公司泰州供电公司 | 一种便于供电的高压线路除冰装置 |
CN107565489A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-01-09 | 林永贵 | 一种基于电热型疏水材料的输电线路防覆冰装置 |
CN118867776A (zh) * | 2024-09-23 | 2024-10-29 | 中国电建集团成都电力金具有限公司 | 一种用于地线融冰的自动接线装置及方法 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP6175904A patent/JPH0823620A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013044133A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Railway Technical Research Institute | 冠雪防止装置 |
CN106848975A (zh) * | 2017-03-23 | 2017-06-13 | 国网江苏省电力公司泰州供电公司 | 一种高压线路除冰装置 |
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CN106848974B (zh) * | 2017-03-23 | 2023-08-04 | 国网江苏省电力公司泰州供电公司 | 一种便于供电的高压线路除冰装置 |
CN107565489A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-01-09 | 林永贵 | 一种基于电热型疏水材料的输电线路防覆冰装置 |
CN118867776A (zh) * | 2024-09-23 | 2024-10-29 | 中国电建集团成都电力金具有限公司 | 一种用于地线融冰的自动接线装置及方法 |
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