JPH08236160A - 2次電池の充電方法 - Google Patents
2次電池の充電方法Info
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- JPH08236160A JPH08236160A JP7193804A JP19380495A JPH08236160A JP H08236160 A JPH08236160 A JP H08236160A JP 7193804 A JP7193804 A JP 7193804A JP 19380495 A JP19380495 A JP 19380495A JP H08236160 A JPH08236160 A JP H08236160A
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Abstract
での充電並びに長時間の充電を防止することができ、サ
イクル寿命を向上させることができる2次電池の充電方
法を提供する。 【解決手段】 2次電池Bに充電手段Aからほぼ一定の
電流を供給する定電流充電を行う2次電池の充電方法で
ある。定電流充電は、A:2次電池の充電を開始して所
定時間経過した後にピーク値をとったとき、B:2次電
池の温度が所定範囲を逸脱したとき、C:2次電池への
充電開始から所定時間経過したとき、のいずれかの条件
が満たされたときに終了する。
Description
車などのような電動車両等の電源として用いて好適な2
次電池の充電方法に関する。
れる2次電池は、家庭用電源により充電を行うようにな
っており、そのような2次電池としては、NiCd電池
が知られている。NiCd電池における充電は、電池電
圧を検出して制御される。すなわち、充電を開始すると
電池電圧が徐々に上昇してしばらくするとほぼ一定とな
り、フル充電状態となる手前で一度ピーク値をとる。そ
して、充電は、ピーク値からの電圧の降下(−δV)が
検出されたときに終了するように制御される。あるい
は、そのような制御とともに、充電時間をタイマーで計
時し、(−δV)の検出かタイマーの計時終了のうちの
いずれかの条件が満たされたとき、または、両方の条件
が満たされたときに充電を終了するように制御してい
る。
Cd電池の充電は、温度条件に非常に敏感であることが
知られている。したがって、充電を行う際には、電池の
温度に対応した制御を行わないと電池のサイクル寿命に
悪影響を及ぼすことが心配される。しかしながら、電池
温度を考慮した充電方法は未だ提供されていないのが実
情である。
で、電池温度に対応して適切な処理を行うことにより、
サイクル寿命を向上させることができる2次電池の充電
方法を提供することを目的としている。
るために、請求項1に記載の2次電池の充電方法は、2
次電池に充電手段からほぼ一定の電流を供給する定電流
充電を行う2次電池の充電方法において、上記定電流充
電を、A:2次電池の充電を開始して所定時間経過した
後にピーク値をとったとき、B:2次電池の温度が所定
範囲を逸脱したとき、C:2次電池への充電開始から所
定時間経過したとき、のいずれかの条件が満たされたと
きに終了することを特徴としている。
請求項1に記載の充電方法において、前記2次電池と前
記充電手段とを接続した後に、上記2次電池の温度が所
定範囲内となるまで待機した後に上記2次電池への電流
の供給を開始することを特徴としている。
請求項1または2に記載の充電方法において、前記定電
流充電を前記条件AまたはBが満たされて終了した後
に、上記定電流充電よりも低いほぼ一定の電流を供給す
る第2の定電流充電を行うことを特徴としている。
請求項3に記載の充電方法において、前記第2の定電流
充電を終了した後に、前記2次電池が所定温度まで降温
するのを待って充電終了を示す表示をすることを特徴と
している。
請求項3または4に記載の充電方法において、前記第2
の定電流充電を行う際に、前記2次電池が所定温度範囲
の範囲外であるときに上記第2の定電流充電を停止しあ
るいは開始せず、上記2次電池が所定温度範囲となるま
で待機して上記第2の定電流充電を行うことを特徴とし
ている。
請求項1または2に記載の充電方法において、前記定電
流充電を前記条件Cが満たされて終了した後に、前記2
次電池が所定温度まで降温するのを待って充電終了を示
す表示をすることを特徴としている。
請求項4ないし6のいずれかに記載の充電方法におい
て、前記第2の定電流充電が終了した後に前記2次電池
の電圧を検出し、上記電圧が所定電圧に達していない場
合に前記定電流充電を再度行うことを特徴としている。
請求項2ないし7のいずれかにおいて、前記2次電池の
温度が前記所定範囲のうち上限以上であるために、上記
2次電池の温度が上記上限未満となるまで待機した場合
に、さらに所定時間待機して上記2次電池への電流の供
給を開始することを特徴としている。
法によれば、2次電池の電圧、温度および充電時間のう
ちのいずれか1つの条件が満たされれば定電流充電を終
了するので、2次電池にダメージを与える高低温での充
電および長時間の充電が防止される。よって、2次電池
のサイクル寿命が向上される。
れば、2次電池と充電手段とを接続しても直ちに充電は
開始されず、2次電池の温度が所定範囲内となるまで待
機する。よって、高温での充電のみならず、2次電池に
ダメージを与える低温での充電も防止される。
れば、定電流充電の後にそれよりも低いほぼ一定の電流
を供給する第2の定電流充電を行うから、過不足のない
精密な充電を行うことができる。また、低い電流で第2
の定電流充電を行うから、過充電を防止することもでき
る。
方法によれば、2次電池が所定温度まで降温するのを待
って充電終了を示す表示がなされるので、高温で充電す
ることによる2次電池へのダメージが防止される。
れば、第2の定電流充電においても高温または低温で充
電することによる2次電池へのダメージが防止される。
たまま長時間放置されると自己放電によって電圧が低下
する。請求項7に記載の2次電池の充電方法によれば、
2次電圧の電圧が所定電圧に達していない場合に定電流
充電を再度行うから、最終的な充電電圧つまり充電量が
保障され、充電完了の表示がある場合には必ずある一定
量の充電がなされているという信頼性を得ることができ
る。
れば、2次電池の温度が予め設定された上限値まで下が
ると、その後さらに待機して2次電池の温度を降下させ
るから、温度範囲の上限値をある程度高く設定すること
ができる。一方、上限値を下げると、夏場など周温が高
い場合には、永久に充電を始めないことが考えられる
が、この方法によれば、夏場など外気温が高い場合でも
2次電池の温度を上限値以下にさせて次の処理を進める
ことができる。
について説明する。図1は、本発明を実施するための充
電器Aと2次電池Bの接続を示す概略の回路図である。
まず、2次電池Bの構成について説明すると、図中符号
1は電池ケースである。電池ケース1の内部には、互い
に直列に接続されたNiCd電池からなる複数の単電池
(セル)2が配置されている。また、単電池2の外周部
には帯状のヒータ4が巻き付けられ、各ヒータ4,…は
直列に接続されている。また、電池ケース1の内部には
サーミスタ5が配置されている。そして、単電池2、ヒ
ータ4およびサーミスタ5はコネクタ6のレセプタクル
6aに接続されている。
図中符号10は充電器Aの各部を制御する充電制御部で
あり、充電制御部10は充電部11に充電を行うための
制御信号を供給する。充電部11には家庭用電源が接続
され、充電制御部10の制御に基づいて2次電池Bへの
給電および給電停止を行う。また、充電制御部10は、
FET12のゲートにリレー制御信号を供給し、これに
よって、コイル13aに励磁電流が流れてリレー13が
オン・オフ制御される。
コネクタ6を介してヒータ4に供給され、単電池2を加
熱する。一方、サーミスタ5からの出力電圧は充電制御
部10によって検出され、充電制御部10は、サーミス
タ5からの出力電圧、つまり、単電池2の温度(電池温
度)を示す信号に基づいてリレー13を制御する。な
お、コネクタ6のプラグ6bはレセプタクル6aに着脱
自在に接続されている。また、図示はしないが、充電器
Aには2次電池Bの電圧を検出する電圧検出部が内蔵さ
れ、2次電池の電圧の値は充電制御部10に入力され
る。
制御部10との接続の詳細を示す図である。この図に示
すように、サーミスタ5の一端はコネクタ6を介して直
流電源(例えば+5V)に接続され、他端は接地されて
いる。また、サーミスタ5の一端には抵抗Rが介装さ
れ、抵抗Rとサーミスタ5との中間部は充電制御部10
に接続されている。このような回路により、サーミスタ
5の温度に応じて充電制御部10に出力される電圧が変
化する。図3はサーミスタ5の周囲の温度と充電制御部
10に出力される電圧との関係を示す線図である。この
図に示すように、サーミスタ5の周囲温度が上昇してサ
ーミスタ5の抵抗が減少すると、充電制御部10に出力
される電圧が減少する。
の温度は0〜40゜C程度であるから、図3から、充電
制御部10への出力電圧は1.3〜3.2V程度とな
る。しかしながら、コネクタ6が外れているときは、電
源電圧(+5V)に近い値となる。したがって、充電制
御部10は、サーミスタ5の出力電圧の値によりコネク
タ6が接続されているか否かを判定することができる。
この判定は、後述する充電の制御に利用される。
制御部10との接続の他の例を示す図である。この例で
は、サーミスタ5の一端はコネクタ6を介して直流電源
(例えば+5V)に接続され、他端は充電制御部10に
接続されている。また、サーミスタ5の他端は抵抗Rを
介して接地されている。このような回路では、サーミス
タ5の周囲温度が上昇してサーミスタ5の抵抗が減少す
ると、充電制御部10に出力される電圧は増加する。そ
して、通常の使用状態では、充電制御部10への出力電
圧は1.3〜3.2V程度となるが、コネクタ6が外れ
ているときは、0Vに近い値となる。したがって、この
場合にも、充電制御部10はサーミスタ5の出力電圧の
値によりコネクタ6が接続されているか否かを判定する
ことができる。
Bを用いて充電を行う手順について説明する。図4は充
電器Aの状態を時間を追って示す遷移図である。この図
において、ステップS1〜S7は充電が正常に進行する
場合の処理を示し、最初にそのような処理について説明
する。なお、この実施形態では、充電の状態を使用者に
表示するために、LEDを点灯、消灯、点滅のいずれか
の状態とし、さらに、点滅については周期の長い点滅と
周期の短い点滅の2種類を用いている。以下の説明で
は、LEDの状態についても各ステップ毎に説明する。
Aを家庭用電源に接続する(ステップS1)。これによ
り、充電器Aの充電制御部10が作動する。次に、充電
制御部10は、サーミスタ5側の電圧により、充電器A
のプラグ6bが2次電池Bのレセプタクル6aに差し込
まれたか否かを判定する(ステップS2)。
ば15゜Cのときに充電制御部10への出力電圧は3V
となる(図3参照)。したがって、プラグ6bがレセプ
タクル6aに差し込まれている場合には、出力電圧が予
め記憶した使用範囲内であるから、充電制御部10は、
両者が接続されたと判定してステップS3へ進む。一
方、プラグ6bがレセプタクル6aに差し込まれていな
い場合には、出力電圧が予め記憶した使用範囲外(この
実施形態では電源電圧+5v付近)となるから、充電制
御部10は、両者が接続されていないと判定する。そし
て、充電制御部10は、プラグ6bがレセプタクル6a
に差し込まれるまでステップS2における判定を繰り返
す。
0は、サーミスタ5により検出された電池温度が所定範
囲(T1〜T2゜C)か否かを判定する。電池温度がT1
゜Cを下回る場合には、充電制御部10はリレー13を
オンにし、ヒータ4に給電する。一方、電池温度がT2
゜C以上の場合には、電池温度が降下してT2゜C未満
となるまで待機する。このように、充電開始の電池温度
を制御するのは、低温(すなわちT1゜C未満)で充電
を行うと、充電効率が極端に低下するために充電不足に
なりやすく、しかも、単電池2内部の電解液がガスとな
って寿命が極端に低下してしまうからである。また、高
温で充電を行うと、2次電池のサイクル寿命に悪影響を
及ぼすことが種々の実験で確認されている。本実施形態
では、後述するように充電時の最高温度をT3゜Cと設
定し、これよりも低い温度(T2゜C未満)で充電を開
始するようにしている。また、ステップS3へ進むと、
今まで消灯していたLEDが長い周期で点滅し始める。
これにより、使用者は、充電が上記のような待機状態で
あることを知ることができる。
なると、ステップS4へ進み、単電池2,…への給電、
つまり充電を開始する。このときLEDは点灯し、使用
者は充電が開始されたことを知ることができる。この充
電は、例えば1.5Aという一定の電流値で行われる。
また、充電が開始されると同時に、充電制御部10に内
蔵したタイマー(図示略)が計時を開始する。このタイ
マーの計時開始から相当時間(t1)経過すると、後述
するように、給電を停止してステップS7へ進んで充電
を終了するようになっている。さらに、ステップS4で
は、電池温度がT1゜Cを下回った場合にもステップS
7へ進むようになっている。これについても後に詳細に
説明する。
を開始すると、電池電圧が徐々に上昇してしばらくする
とほぼ一定となり、フル充電状態となる手前で一度ピー
ク値をとって減少する。そして、充電の処理は、ピーク
値からの電圧の降下(−δV)が検出されたときに1.
5A定電流充電を終了してステップS5へ進む。なお、
充電を開始してしばらくは電池電圧が安定せず、(−δ
V)を上回るような電圧の降下が生じることもある。そ
こで、この実施形態では、充電制御部10に内蔵した検
出遅延タイマー(図示せず)を作動させて、充電を開始
してから所定時間経過してから(−δV)の検出を行う
ようにしている。
検出した場合以外に、電池温度が充電終了温度、つまり
前述した充電の最高温度T3゜C(T2<T3)に達した
ときにも終了する。すなわち、(−δV)と充電終了温
度T3゜Cのいずれか一方が検出されたときにステップ
S5へ進む。充電終了温度T3゜Cを充電開始の閾値
(T2゜C)よりも高くしているのは、充電により2次
電池Bの温度が上昇するからである。このように、本実
施形態では、電池温度をも加味して1.5A定電流充電
を終了させることにより、2次電池Bへのダメージが生
じないようにしている。
ては、以下の理由により、充電を開始してから所定時間
経過してから充電終了温度T3゜Cの検出が行われる。
すなわち、充電終了温度がT3゜Cよりも低いT2゜Cに
設定されることもある。この場合において、ステップS
4では、電池温度がT2゜C未満であることを条件とし
て1.5A定電流充電が開始されるが、電池温度の検出
のばらつきにより充電開始直後に検出温度がT2゜Cに
達してしまうことが考えられる。一方、充電を開始して
しばらくは2次電池の吸熱反応により電池温度が降下す
るため、充電を開始して所定時間経過してから充電終了
温度T3゜Cの検出を開始すれば、上記のような検出温
度を充電終了温度T3゜Cとして検出するようなことが
生じない。
でステップS4からステップS5へ進んだかによってL
EDの発光状態を分けている。すなわち、(−δV)の
検出によりステップS5へ進んだ場合には、LEDは消
灯する。一方、電池温度が充電終了温度T3゜Cに達し
たことによりステップS5へ進んだ場合には、LEDは
短い周期で点滅する。これにより、使用者は2次電池の
温度異常によりステップS4が終了したことを知ること
ができる。
りも低い電流値(例えば0.5A)による定電流充電
(第2の定電流充電、以下、この充電を「追い充電」と
称する)を行う。すなわち、1.5A定電流充電におい
て(−δV)を検出した時点では、2次電池の単電池2
が全てフル充電状態となっているとは限らない。しかし
ながら、(−δV)を検出した後においても1.5A定
電流充電を続行すると過充電となる可能性がある。そこ
で、この実施形態では、0.5Aという低い電流値で仕
上げの充電を行うことにより、過不足のない充電を行う
ようにしている。このような追い充電の時間は、タイマ
ー(図示せず)により設定され、設定時間(t2)経過
したらステップS7へ進んで充電を終了する。
消灯したままである。このように、正常な充電が行われ
た場合には、ステップS5およびステップ7においてL
EDは消灯している。このため、使用者は、ステップS
5が終了しないうちに電源を切って充電を終了させてし
まうことも考えられる。しかしながら、ステップS4の
終了により充電は実質的に終了しているので、2次電池
の使用上問題はない。
の手順である。次に、充電が正常に行われなかった場合
の処理について説明する。まず、1.5A定電流充電
(ステップS4)において、相当時間経過しても電圧降
下(−δV)も充電終了温度T3゜Cも検出されないこ
とが生じうる。そのような場合に1.5A定電流充電を
続行すると、2次電池に過充電等のダメージを与えるこ
とになるため、ステップS4においては、1.5A定電
流充電を開始して設定時間(t1)経過したら、ステッ
プS7へ進んで充電を停止する。なお、1.5A定電流
充電を所定時間続行すればフル充電あるいはそれに近い
状態まで充電が進んでいると考えられるので、本実施形
態では、0.5A定電流充電(ステップ5)へ進まずに
充電を停止する。
停止するなどの事情により室温がT1゜C未満になって
しまうことが想定される。このような場合に充電を行う
と、前述のように、単電池2内でのガスの発生という電
池寿命に重大な悪影響を及ぼす現象が生じる。そこで、
ステップS4において電池温度がT1゜C未満となった
場合には、ステップS7へ進んで充電を停止する。そし
て、この場合には、LEDを短い周期で点滅させて使用
者に温度以上が生じたことを報知する。なお、電池温度
がT1゜Cに近い状態でステップS3からステップS4
へ進んだ場合には、充電開始時の吸熱反応による温度降
下により電池温度がT1゜C未満となってしまう。この
ような場合に充電を停止するのは使用上不便であるの
で、充電終了温度T3゜Cの検出の場合と同様に、検出
遅延タイマーにより、充電を開始して所定時間経過して
から電池温度の検出が行われる。
以上の状態で充電を行うと2次電池に悪影響を及ぼす。
このため、ステップS4において、充電温度が充電終了
温度T3゜Cに達した場合に、ステップS5へ進んでそ
のまま0.5A定電流充電を行うことは避けなければな
らない。そこで、ステップS5では、電池温度がT3゜
C以上であるか否かを判定し、T3゜C以上である場合
にはステップS8へ進んで適正温度になるまで待機する
ことにしている。したがって、電池温度がT3゜C以上
となったためにステップS4からステップS5へ進んだ
場合には、ステップS5から直ちにステップS8へ進む
ことになる。
で生じたかを使用者に報知するために、LEDの発光方
法が変えられる。すなわち、ステップS4において温度
異常は生じなかったが、ステップS5で追い充電を行っ
ているときに電池温度がT3゜Cに達してステップS8
へ進んだ場合には、さほど重大な異常ではないため、L
EDは消灯させられる。一方、ステップS4において電
池温度がT3゜Cに達してしまった場合には、看過でき
ない異常としてLEDは短い周期で点滅させられる。
がT3゜C以上の場合には、T3゜Cよりもやや低い所定
の温度になるまで2次電池Bの自然冷却を待つ。そし
て、電池温度が上記した所定温度以下となったら、ステ
ップS5へ戻って0.5A追い充電を再会する。そし
て、0.5A追い充電が終了したらステップS7へ進ん
で充電を終了する。また、ステップS8において待機し
ている間に、0.5A追い充電の開始から上記した設定
時間(t2)を経過してしまうことがある。この場合に
は、ステップS7へ進んで充電を終了する。
電池温度がT1゜C未満となって充電が停止された場合
と、ステップS4において電池温度がT3゜C以上とな
って1.5A定電流充電が停止された場合には、LED
は短い周期で点滅し、それ以外の場合にはLEDは消灯
する。したがって、使用者には、充電の過程において単
電池2に看過できない異常が生じたことを知ることがで
きる。
ステップS4において、2次電池Bの電圧、温度および
充電時間のうちのいずれか1つの条件が満たされれば定
電流充電を終了するので、2次電池Bにダメージを与え
る高低温での充電および長時間の充電が防止される。よ
って、2次電池のサイクル寿命を向上させることができ
る。
明の効果の他に、以下のような効果を有する。すなわ
ち、ステップS4において、2次電池Bの電圧、温度お
よび充電時間のうちのいずれか1つの条件が満たされれ
ば定電流充電を終了するので、2次電池Bにダメージを
与える高低温での充電および長時間の充電が防止され
る。よって、2次電池のサイクル寿命を向上させること
ができる。
とを接続しても直ちに充電は開始されず、2次電池Bの
温度が所定範囲内となるまで待機する(ステップS
3)。よって、高温での充電のみならず、2次電池にダ
メージを与える低温での充電も防止される。また、1.
5A定電流充電の後に0.5Aの追い充電を行うから、
過不足のない精密な充電を行うことができるとともに、
追い充電の電流値が低いから、過充電を確実に防止する
こともできる。
とを接続しても直ちに充電は開始されず、2次電池Bの
温度が所定範囲内となるまで待機する(ステップS
3)。よって、2次電池にダメージを与える高低温での
充電が確実に防止される。また、1.5A定電流充電の
後に0.5A追い充電を行うから、過不足のない精密な
充電を行うことができるとともに、追い充電の電流値が
低いから、過充電を確実に防止することもできる。
で被覆しているので、単電池2を均一に加熱することが
でき、充電の際の温度制御を正確に行うことができる。
加えて、コネクタ6の接続状態をサーミスタ5からの出
力電圧により判定するので、その回路を構成するための
コストアップを大幅に抑えることができる。
(ステップS4)を行っている際に電池温度がT1゜C
未満となった場合に、ステップS7へ進んで充電を停止
するから、使用者は、充電を開始して短時間で温度異常
を示すLED表示を視認することにより、低温による温
度異常であることを知ることができる。したがって、使
用者は、部屋を代えて充電をやり直す等の適切な処置を
採ることができる。さらに、上記実施形態では、各単電
池2をヒータ4で被覆しているので、単電池2を均一に
加熱することができ、充電の際の温度制御を正確に行う
ことができる。
御部10との接続を利用してコネクタ6が接続されてい
るか否かを判定するから、その判定のための特別な配線
や部材を必要とせずに充電制御部10のソフトウエアだ
けで接続の判定を行うことができ、極めて経済的であ
る。また、2次電池Bが過放電状態であったり短絡が生
じていたりした場合であっても、そのようなトラブルの
影響を一切受けずに接続の判定を行うことができる。
この実施形態は、前記第1実施形態のステップS5とS
7の間に、2次電池の温度降下を待つステップS6を挿
入した点、ステップS4において設定時間(t1)経過
したときにステップS6へ進む点、およびステップS8
からステップS6へ進む点で第1実施形態と異なってい
る。なお、それ以外の動作については第1実施形態とほ
ぼ同じであるので、同じ動作については説明を省略す
る。
定電流充電を開始して設定時間(t1)経過したら、給
電を停止してステップS6へ進み、2次電池Bの温度降
下を待つ。一方、ステップS4において電池温度がT1
゜C未満となった場合には、第1実施形態と同様に、ス
テップS7へ進んで充電を停止する。
は単電池2の温度は上昇しており、そのような状態で放
電を行うと、2次電池の寿命低下等の種々の悪影響が生
じることが確認されている。そこで、第2実施形態で
は、0.5A追い充電(ステップS5)の終了後に電池
温度が所定温度(T2゜Cよりもわずかに高い温度)ま
で降下して充電終了とすることにしている。そして、第
2実施形態では、正常な温度で充電が終了したことを表
示するために、ステップS5およびS6においてLED
を点灯し、ステップS7へ進んだときに消灯するように
している。
らステップS7へ進んで充電を終了していたが、第2実
施形態では、ステップS6へ進んで2次電池が上記所定
温度になるのを待つ。そして、2次電池が所定の温度に
なったらステップS7へ進んで充電を終了する。また、
充電の終了を表示するために、ステップS8ではどのよ
うな場合にもLEDを点灯し、ステップS6を経由して
ステップS7へ進んで始めて消灯するようにしている。
ただし、1.5A定電流充電(ステップS4)におい
て、電池温度がT1゜C未満となって充電を停止した場
合と、電池温度がT2゜C以上となって0.5A追い充
電に入った場合には、温度異常が生じたことを報知する
ためにLEDを短い周期で点滅させる。
等の効果を奏することは勿論のこと、2次電池Bが所定
温度まで降温するのを待って充電を終了し、かつ、充電
終了を示す表示をするので、使用者は、LEDが消灯し
ていることを確認してから2次電池を使用することがで
きる。したがって、2次電池を高温で放電することによ
る2次電池へダメージを与えるようなことが防止され、
サイクル寿命を一層向上させることができる。
明する。第3実施形態は、以下のような補充電を行う点
において前記各実施形態と異なっている。すなわち、ス
テップS6の後に、充電完了後の2次電池の電圧を検出
するとともに、電圧が所定電圧以下か否かを判定する
(ステップS9)。そして、電圧が所定電圧以下と判定
したらステップS4へ戻り、1.5A定電流充電を再度
行う。そして、2回目の1.5A定電流充電は、電圧降
下(−δV)を検出した場合、電池温度が充電終了温度
T3゜Cに達したとき、および、1.5A定電流充電を
開始してから設定時間(t1)経過したとき、のいずれ
かの条件が満足されることにより停止し、その後ステッ
プS6へ進む。また、ステップS4において電池温度が
T1゜C未満となった場合には、ステップS9へ進んで
充電を停止する。なお、この第3実施形態でも検出遅延
タイマーが使用され、(−δV)の検出および電池温度
の検出は所定時間経過後に行われる。
と同様に2次電池のサイクル寿命を向上させることがで
きる。特に、充電終了後も2次電池が充電器に接続され
たまま長時間放置されると自己放電によって電圧が低下
するが、この変更例では、2次電圧の電圧が所定電圧に
達していない場合に1.5A定電流充電を再度行うか
ら、最終的な充電電圧つまり充電量が保障され、充電完
了の表示がある場合には必ずある一定量の充電がなされ
ているという信頼性を得ることができる。
明する。第4実施形態は、主として充電待ちの工程を2
種類設けた点、充電器Aの内部温度も検出して充電を制
御するようにした点において前記第1実施形態と異なっ
ている。以下、これらの点を中心にして第4実施形態を
説明する。
処理は第1実施形態と同じである。次に、ステップS3
では、第1実施形態と同様に、サーミスタ5により検出
された電池温度が所定範囲(T1〜T2゜C)か否かを判
定する。電池温度がT1゜Cを下回る場合には、充電制
御部10はリレー13をオンにし、ヒータ4に給電す
る。一方、電池温度がT2゜C以上の場合には、電池温
度が降下してT2゜C未満となるまで待機する。また、
ステップS3へ進むと、今まで消灯していたLEDが長
い周期で点滅し始める。これにより、使用者は、充電が
上記のような待機状態であることを知ることができる。
温度がT4゜C以下か否かを判定する。これは、充電器
Aの内部が環境温度をかなり上回る温度に達すると、充
電器A内の電子素子が破壊されてしまうからである。こ
のようにして電池温度および充電器Aの内部温度が所定
範囲内になると、ステップS4へ進み、単電池2,…へ
の給電、つまり充電を開始する。この場合、2次電池の
容量が5Ahであるとすると、5×0.3Aという一定
の電流値で充電を行う(以下、そのような充電を0.3
C定電流充電、また、5×0.1Aの場合には0.1C
定電流充電と称する)。このときLEDは点灯し、使用
者は充電が開始されたことを知ることができる。なお、
ステップS4での処理については後に詳述する。
T2゜C未満となるまで待機した場合には、第4実施形
態では、ステップS3’へ進んで所定時間待機する。こ
れは、電池温度の上限値T2゜Cは、できるだけ低く設
定して常温からあまり外れない範囲で充電が行われるよ
うにする必要がある一方、常温と大差ない温度では夏場
などにおいていくら待機してもT2゜Cに達しない場合
が生じ得る。そこで、本実施形態では、上限値T2゜C
をある程度高く設定することにより、そのような不具合
を解消するとともに、ステップS3’において充電待ち
を行うことにより、電池温度が上記上限値T2゜Cより
も十分に低くなるようにしている。
間(t3)行い、設定時間(t3)経過後にステップS4
へ進んで0.3C定電流充電を行う。ただし、環境温度
が上昇したような場合には、ステップS3’において待
機している間に電池温度が上限値T2゜C以上となって
しまうことも考えられる。そこで、そのような場合に
は、ステップS3へ戻って最初の充電待ちを再度行う。
なお、ステップS3’において充電待ちを行っている間
は、待機状態であることを示すためにLEDが長い周期
で点滅している。
δV)が検出されたときに0.3C定電流充電を終了し
てステップS5へ進む。この場合、第1実施形態と同様
に、検出遅延タイマ(図示略)を作動させて、充電を開
始してから所定時間経過してから(−δV)の検出を行
う。また、1.5A定電流充電は、上記(−δV)を検
出した場合以外に、電池温度が充電の最高温度T3゜C
(T2<T3)に達したときにも終了してステップS5へ
進む。この場合も充電を開始してから所定時間経過して
から充電終了温度T3゜Cの検出を行う。
行われたときの処理である。1.5A定電流充電が正常
に行われなかった場合には、ステップS7へ進んで充電
を終了する。以下、ステップS4からステップS7へ進
む場合の条件について説明する。まず、1.5AC定電
流充電において、設定時間(t1)経過しても電圧降下
(−δV)も充電終了温度T3゜Cも検出されない場合
には、ステップS7へ進んで充電を停止する。この場合
には、フル充電あるいはそれに近い状態まで充電が進ん
でいると考えられるので、本実施形態では、ステップ7
へ進んで充電を停止し、充電終了を示すためにLEDを
消灯する。
充電を開始し、その後暖房を停止するなどの事情により
室温がT1゜C未満になってしまうことがあることか
ら、電池温度がT1゜C未満となった場合には、ステッ
プS7へ進んで充電を停止する。また、電池温度がT1
゜Cに近い状態でステップS3からステップS4へ進ん
だ場合には、充電開始時の吸熱反応による温度降下によ
り電池温度がT1゜C未満となってしまうことがあるの
で、この場合においても、検出遅延タイマーにより、充
電を開始して所定時間経過してから電池温度T1の検出
を行う。また、ステップS4において充電器Aの内部温
度がT4゜Cになった場合にも、ステップS7へ進んで
充電を停止する。さらに、充電器Aのプラグ6bが2次
電池Bのレセプタクル6aに差し込まれてステップS2
における電池接続判定が「YES」であるにも拘わら
ず、断線などの原因により充電電流が供給されない場合
がある。この場合、充電制御部10は、充電部11に設
けた電流センサ(図示略)による検出値が0であること
を認識し、ステップS7へ進んで充電を停止する。以上
の場合には、LEDを短い周期で点滅させ、異常が生じ
て充電が行われなかったことを使用者に報知する。
同様に0.5A追い充電を行い、追い充電開始から設定
時間(t2)経過すると、ステップS7へ進んで充電を
終了しLEDを消灯する。この実施形態のステップ5で
は、電池温度が充電終了温度T3゜Cに達してステップ
S5へ進んだ場合であってもLEDを消灯する。また、
ステップS5において、充電器Aの内部温度がT4゜C
になった場合にはステップS7へ進んで充電を停止す
る。また、電池接続判定が「YES」でありながら断線
によって充電電流が途中から供給されなくなることも考
えられるため、そのような場合もステップS7へ進んで
充電を停止する。これらの場合には、異常が生じたこと
を報知するためにLEDを短い周期で点滅させる。
終了温度にT3゜C以上になった場合にはステップS8
へ進んで適正温度になるまで待機し、適正温度まで下が
ったらステップS8へ戻って追い充電を続行する。な
お、この場合においても、ステップS8において待機し
ている間に設定時間(t2)経過すると、ステップS7
へ進んで充電を終了する。この場合には、充電が充分に
行われていると考えられるので、LEDを消灯する。
の内部温度がT4゜Cになった場合にはステップS7へ
進んで充電を停止する。また、断線によって充電電流が
途中から供給されなくなった場合にもステップS7へ進
んで充電を停止する。これらの場合においても、異常が
生じたことを報知するためにLEDを短い周期で点滅さ
せる。
形態と同等の効果を奏するのは勿論のこと、温度範囲の
上限値T2゜Cをある程度高く設定しても、2回目の待
機によって電池温度を確実に降下させることができる。
よって、夏場など室温が高い場合であっても、次の行程
へ進んで定電流充電を確実に行うことができる。
のような種々の変更が可能である。 定電流充電および追い充電の電流値、充電時間並びに
各種温度設定は前記実施形態の数値に限らず任意に設定
することができる。 第3実施形態ではステップS9の判定に応じてステッ
プS4へ戻るようになっているが、ステップS5へ戻っ
て0.5A定電流充電を行うようにしてもよい。 第2実施形態では、1.5A定電流充電(ステップS
4)を開始して設定時間(t1)経過するとステップS
6へ進んで充電終了の温度待ちを行うが、ステップS7
へ直接進んで充電を終了してもよい。 第3実施形態では、1.5A定電流充電(ステップS
4)を開始して設定時間(t1)経過するとステップS
6へ進んで充電終了の温度待ちを行うが、ステップS9
へ直接進んで充電終了時の電池電圧を検出するようにし
てもよい。また、第2実施形態においてもステップS7
に代えてステップS9を設け、ステップS4からステッ
プS9へ進むようにしてもよい。 上記実施形態および変更例では、0.5A追い充電
(ステップS5)を行う際に2次電池の適正温度待ちを
行い(ステップS8)、その場合に0.5A追い充電開
始から開始される計時を続行しているが、ステップS8
へ進んだときに計時を一時停止し、ステップS8からス
テップS5へ戻る際に計時を再開するようにしても良
い。 充電中に充電器Aと電源あるいは充電器と2次電池B
との接続が外れて再び接続されることが考えられる。そ
のような場合には、最初の状態(ステップS1)から充
電を開始するように制御することができる。 単電池を加熱する構成については、前記実施形態のも
のに限定されるものではなく、バッテリーケース1内の
雰囲気温度を上昇させるヒータを内蔵する等、その構成
は任意である。
2次電池にダメージを与える高低温での充電および長時
間の充電が防止されるので、そのサイクル寿命を向上さ
せることができる等の効果が得られる。
る。
示す図、(B)は他の例を示す図である。
を示す線図である。
る。
る。
る。
る。
電制御部、11…充電部、A…充電器、B…2次電池。
Claims (8)
- 【請求項1】 2次電池に充電手段からほぼ一定の電流
を供給する定電流充電を行う2次電池の充電方法におい
て、上記定電流充電を、 A:2次電池の充電を開始して所定時間経過した後にピ
ーク値をとったとき、 B:2次電池の温度が所定範囲を逸脱したとき、 C:2次電池への充電開始から所定時間経過したとき、 のいずれかの条件が満たされたときに終了することを特
徴とする2次電池の充電方法。 - 【請求項2】 前記2次電池と前記充電手段とを接続し
た後に、上記2次電池の温度が所定範囲内となるまで待
機した後に上記2次電池への電流の供給を開始すること
を特徴とする請求項1に記載の2次電池の充電方法。 - 【請求項3】 前記定電流充電を前記条件AまたはBが
満たされて終了した後に、上記定電流充電よりも低いほ
ぼ一定の電流を供給する第2の定電流充電を行うことを
特徴とする請求項1または2に記載の2次電池の充電方
法。 - 【請求項4】 前記第2の定電流充電を終了した後に、
前記2次電池が所定温度まで降温するのを待って充電終
了を示す表示をすることを特徴とする請求項3に記載の
2次電池の充電方法。 - 【請求項5】 前記第2の定電流充電を行う際に、前記
2次電池が所定温度範囲の範囲外であるときに上記第2
の定電流充電を停止しあるいは開始せず、上記2次電池
が所定温度範囲となるまで待機して上記第2の定電流充
電を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の2
次電池の充電方法。 - 【請求項6】 前記定電流充電を前記条件Cが満たされ
て終了した後に、前記2次電池が所定温度まで降温する
のを待って充電終了を示す表示をすることを特徴とする
請求項1または2に記載の2次電池の充電方法。 - 【請求項7】 前記定電流充電または前記第2の定電流
充電が終了した後に前記2次電池の電圧を検出し、上記
電圧が所定電圧に達していない場合に前記定電流充電を
再度行うことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか
に記載の2次電池の充電方法。 - 【請求項8】 前記2次電池の温度が前記所定範囲のう
ち上限以上であるために、上記2次電池の温度が上記上
限未満となるまで待機した場合に、さらに所定時間待機
して上記2次電池への電流の供給を開始することを特徴
とする請求項2ないし7のいずれかに記載の2次電池の
充電方法。
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