JPH08231027A - 物品処理装置 - Google Patents
物品処理装置Info
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- JPH08231027A JPH08231027A JP5829295A JP5829295A JPH08231027A JP H08231027 A JPH08231027 A JP H08231027A JP 5829295 A JP5829295 A JP 5829295A JP 5829295 A JP5829295 A JP 5829295A JP H08231027 A JPH08231027 A JP H08231027A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械的構成や電気的構成を簡素にしながら物
品搬送具内の物品に対する操作の安定を図るとともに、
物品搬送具へのデータキャリヤの設置の自由度を確保
し、かつ物品搬送具の搬送の方向性の自由度を確保しな
がら物品搬送具のデータキャリヤと物品搬送ライン側の
送受信器との通信の安定を図ること。 【構成】 ボトル搬送具19に、電波を用いる送受信手
段を備えたデータキャリヤ19Aを付帯してなるもの。
品搬送具内の物品に対する操作の安定を図るとともに、
物品搬送具へのデータキャリヤの設置の自由度を確保
し、かつ物品搬送具の搬送の方向性の自由度を確保しな
がら物品搬送具のデータキャリヤと物品搬送ライン側の
送受信器との通信の安定を図ること。 【構成】 ボトル搬送具19に、電波を用いる送受信手
段を備えたデータキャリヤ19Aを付帯してなるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品処理装置に係り、特
に物品搬送具を用いた物品処理装置において物品搬送具
にデータキャリヤを付帯してなる物品処理装置に関す
る。
に物品搬送具を用いた物品処理装置において物品搬送具
にデータキャリヤを付帯してなる物品処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を物品搬送具に保持し、この
物品搬送具を物品搬送ラインによって搬送し、この物品
搬送ラインに沿って配置してある物品処理機により物品
に一定の処理を施す物品処理装置において、物品処理機
を通過した物品搬送具内の物品情報に応じて、物品処理
機の下工程で物品搬送具内の物品に対し一定の操作を加
える技術として、下記(1) 、(2) の如くのものがある。
物品搬送具を物品搬送ラインによって搬送し、この物品
搬送ラインに沿って配置してある物品処理機により物品
に一定の処理を施す物品処理装置において、物品処理機
を通過した物品搬送具内の物品情報に応じて、物品処理
機の下工程で物品搬送具内の物品に対し一定の操作を加
える技術として、下記(1) 、(2) の如くのものがある。
【0003】(1) 物品処理機により処理された物品搬送
具内の物品情報を検出する物品情報検出器を備えるとと
もに、物品情報検出器の出力情報を制御装置にメモリす
る。そして、物品搬送具をスクリュー式送り装置等によ
り下工程の物品操作部に向けて一定の周期で搬送すると
ともに、制御装置は上述の物品情報に基づく物品操作部
への操作指令を上述の物品搬送具の搬送周期と電気的に
タイミングをとって物品操作部に伝える。これにより、
物品搬送具が物品操作部に到達したとき、物品操作部は
当該物品搬送具内の物品情報に対応してなすべき操作を
当該物品に付与するものとする。
具内の物品情報を検出する物品情報検出器を備えるとと
もに、物品情報検出器の出力情報を制御装置にメモリす
る。そして、物品搬送具をスクリュー式送り装置等によ
り下工程の物品操作部に向けて一定の周期で搬送すると
ともに、制御装置は上述の物品情報に基づく物品操作部
への操作指令を上述の物品搬送具の搬送周期と電気的に
タイミングをとって物品操作部に伝える。これにより、
物品搬送具が物品操作部に到達したとき、物品操作部は
当該物品搬送具内の物品情報に対応してなすべき操作を
当該物品に付与するものとする。
【0004】(2) 物品搬送具に光を用いる送受信手段を
備えたデータキャリヤ(ID)を付帯し、そのデーター
キャリヤに物品搬送具の識別番号を予め書込んでおく。
そして、物品処理機により処理された物品搬送具内の物
品情報を検出する物品情報検出器を備え、制御装置は物
品情報検出器の出力情報を対応する識別番号とともに管
理する。また、物品操作部の直前に、物品搬送具のデー
タキャリヤに書込まれている識別番号を読取る読取装置
を配置しておく。これにより、制御装置は、読取装置に
よって物品搬送具の識別番号を読取るとともに、当該物
品搬送具が物品操作部に到達するタイミングを計って、
この識別番号に対応して管理されている物品情報により
上記物品操作部を制御する。
備えたデータキャリヤ(ID)を付帯し、そのデーター
キャリヤに物品搬送具の識別番号を予め書込んでおく。
そして、物品処理機により処理された物品搬送具内の物
品情報を検出する物品情報検出器を備え、制御装置は物
品情報検出器の出力情報を対応する識別番号とともに管
理する。また、物品操作部の直前に、物品搬送具のデー
タキャリヤに書込まれている識別番号を読取る読取装置
を配置しておく。これにより、制御装置は、読取装置に
よって物品搬送具の識別番号を読取るとともに、当該物
品搬送具が物品操作部に到達するタイミングを計って、
この識別番号に対応して管理されている物品情報により
上記物品操作部を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来技術(1) では、(a) 物品搬送具をスクリュー式送り装
置等により一定の周期で正確に搬送するための機械的構
成が複雑、(b) 制御装置による物品操作部への操作指令
を物品搬送具の搬送周期に対しタイミングをとることの
電気的構成が複雑になる。そして、上記(a) における搬
送周期のずれ、(b) における電気的タイミングのずれ等
の発生により、物品操作部をして物品搬送具内の物品情
報に対応してなすべき操作に不良を招く虞れがある。
来技術(1) では、(a) 物品搬送具をスクリュー式送り装
置等により一定の周期で正確に搬送するための機械的構
成が複雑、(b) 制御装置による物品操作部への操作指令
を物品搬送具の搬送周期に対しタイミングをとることの
電気的構成が複雑になる。そして、上記(a) における搬
送周期のずれ、(b) における電気的タイミングのずれ等
の発生により、物品操作部をして物品搬送具内の物品情
報に対応してなすべき操作に不良を招く虞れがある。
【0006】また、上述の従来技術(2) では、物品搬送
具が光送受信手段を備えたデータキャリヤを付帯するも
のであり、データキャリヤを物品搬送具の表面で光を遮
るもののない位置に設ける必要があり、データキャリヤ
の設置に制約がある。また、データキャリヤ表面の汚れ
に弱い。また、読取装置と相対する位置にデータキャリ
ヤを位置付ける必要があり、物品搬送具の搬送の方向性
が一方向に限られる(物品搬送具の搬送の方向が所定の
方向から例えば90度変わると読取れない、そのような方
向変更の場合にも読取れるようにするためには、物品搬
送具が4角であればその4面にデータキャリヤが必要に
なる)。
具が光送受信手段を備えたデータキャリヤを付帯するも
のであり、データキャリヤを物品搬送具の表面で光を遮
るもののない位置に設ける必要があり、データキャリヤ
の設置に制約がある。また、データキャリヤ表面の汚れ
に弱い。また、読取装置と相対する位置にデータキャリ
ヤを位置付ける必要があり、物品搬送具の搬送の方向性
が一方向に限られる(物品搬送具の搬送の方向が所定の
方向から例えば90度変わると読取れない、そのような方
向変更の場合にも読取れるようにするためには、物品搬
送具が4角であればその4面にデータキャリヤが必要に
なる)。
【0007】本発明は、機械的構成や電気的構成を簡素
にしながら物品搬送具内の物品に対する操作の安定を図
るとともに、物品搬送具へのデータキャリヤの設置の自
由度を確保し、かつ物品搬送具の搬送の方向性の自由度
を確保しながら物品搬送具のデータキャリヤと物品搬送
ライン側の送受信器との通信の安定を図ることを目的と
する。
にしながら物品搬送具内の物品に対する操作の安定を図
るとともに、物品搬送具へのデータキャリヤの設置の自
由度を確保し、かつ物品搬送具の搬送の方向性の自由度
を確保しながら物品搬送具のデータキャリヤと物品搬送
ライン側の送受信器との通信の安定を図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、物品を物品搬送具に保持し、この物品搬送具を物品
搬送ラインによって搬送し、この物品搬送ラインに沿っ
て配置してある物品処理機により物品に一定の処理を施
す物品処理装置において、物品搬送具に、電波を用いる
送受信手段を備えたデータキャリヤを付帯し、物品搬送
ラインの所要位置に、物品搬送具のデータキャリヤとの
間でデータを送受信可能とするように電波を用いる送受
信器を設置してなるようにしたものである。
は、物品を物品搬送具に保持し、この物品搬送具を物品
搬送ラインによって搬送し、この物品搬送ラインに沿っ
て配置してある物品処理機により物品に一定の処理を施
す物品処理装置において、物品搬送具に、電波を用いる
送受信手段を備えたデータキャリヤを付帯し、物品搬送
ラインの所要位置に、物品搬送具のデータキャリヤとの
間でデータを送受信可能とするように電波を用いる送受
信器を設置してなるようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記データキャリヤを物品搬
送具の底部に付帯するとともに、前記送受信器のアンテ
ナを物品搬送ラインの側傍に設けた金属板のライン外方
側に設置し、金属板には送受信器と唯一の物品搬送具の
データキャリヤとの間での通信のみを許容する開口を設
け、送受信器のアンテナをこの開口に臨ませて設置して
なるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記データキャリヤを物品搬
送具の底部に付帯するとともに、前記送受信器のアンテ
ナを物品搬送ラインの側傍に設けた金属板のライン外方
側に設置し、金属板には送受信器と唯一の物品搬送具の
データキャリヤとの間での通信のみを許容する開口を設
け、送受信器のアンテナをこの開口に臨ませて設置して
なるようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記物品処理機により
処理された物品搬送具内の物品情報を検出する物品情報
検出器を備えるとともに、物品情報検出器の出力情報を
対応する物品搬送具のデータキャリヤに書込み、物品処
理機により処理された物品に対し上記物品情報に応じて
一定の操作を加える物品操作部を備え、物品操作部に入
る物品搬送具のデータキャリヤに書込まれている物品情
報を読取り、この読取り結果により上記物品操作部を制
御するようにしたものである。
2に記載の本発明において更に、前記物品処理機により
処理された物品搬送具内の物品情報を検出する物品情報
検出器を備えるとともに、物品情報検出器の出力情報を
対応する物品搬送具のデータキャリヤに書込み、物品処
理機により処理された物品に対し上記物品情報に応じて
一定の操作を加える物品操作部を備え、物品操作部に入
る物品搬送具のデータキャリヤに書込まれている物品情
報を読取り、この読取り結果により上記物品操作部を制
御するようにしたものである。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記物品搬送具のデー
タキャリヤに該物品搬送具の搬送具識別標識を予め書込
んでおき、前記物品処理機により処理された物品搬送具
内の物品情報を検出する物品情報検出器を備えるととも
に、物品情報検出器の出力情報を対応する搬送具識別標
識とともに管理し、物品処理機により処理された物品に
対し上記物品情報に応じて一定の操作を加える物品操作
部を備え、物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリ
ヤに書込まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送
具識別標識に対応して管理されている物品情報により上
記物品操作部を制御するようにしたものである。
2に記載の本発明において更に、前記物品搬送具のデー
タキャリヤに該物品搬送具の搬送具識別標識を予め書込
んでおき、前記物品処理機により処理された物品搬送具
内の物品情報を検出する物品情報検出器を備えるととも
に、物品情報検出器の出力情報を対応する搬送具識別標
識とともに管理し、物品処理機により処理された物品に
対し上記物品情報に応じて一定の操作を加える物品操作
部を備え、物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリ
ヤに書込まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送
具識別標識に対応して管理されている物品情報により上
記物品操作部を制御するようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記、の
作用がある。 物品搬送具が電波を用いた送受信手段を備えたデータ
キャリヤを付帯するものであるから、放射範囲の広い周
波数帯の電波を使用することにより、物品搬送具のデー
タキャリヤと物品搬送ライン側の送受信器との通信の伝
播範囲が広く、物品搬送具に対するデータキャリヤの設
置の制約がない。また、物品搬送具の搬送の方向性も自
由になり、物品搬送具の搬送の方向変化にかかわらずデ
ータキャリヤへのデータの書込み、読取りを行なうこと
ができる。
作用がある。 物品搬送具が電波を用いた送受信手段を備えたデータ
キャリヤを付帯するものであるから、放射範囲の広い周
波数帯の電波を使用することにより、物品搬送具のデー
タキャリヤと物品搬送ライン側の送受信器との通信の伝
播範囲が広く、物品搬送具に対するデータキャリヤの設
置の制約がない。また、物品搬送具の搬送の方向性も自
由になり、物品搬送具の搬送の方向変化にかかわらずデ
ータキャリヤへのデータの書込み、読取りを行なうこと
ができる。
【0013】非金属物体を透過する周波数帯の電波を
使用することにより、物品搬送具内にデータキャリヤを
埋め込むことができ、データキャリヤの損傷を防止でき
る。
使用することにより、物品搬送具内にデータキャリヤを
埋め込むことができ、データキャリヤの損傷を防止でき
る。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 物品搬送ラインの側傍(下方もしくは側方)に設けた
金属板に、送受信器と唯一の物品搬送具のデータキャリ
ヤとの間での通信のみを許容する開口を設け、送受信器
のアンテナをこの開口に臨ませて設置したから、送受信
器の通信エリア内に2個以上の物品搬送具のデータキャ
リヤが入ることがない。従って、物品搬送ライン上で相
隣る2個以上の物品搬送具のデータキャリヤ相互の干渉
を防止し、送受信器と唯一の物品搬送具のデータキャリ
ヤとの間での正しい通信を確保できる。
作用がある。 物品搬送ラインの側傍(下方もしくは側方)に設けた
金属板に、送受信器と唯一の物品搬送具のデータキャリ
ヤとの間での通信のみを許容する開口を設け、送受信器
のアンテナをこの開口に臨ませて設置したから、送受信
器の通信エリア内に2個以上の物品搬送具のデータキャ
リヤが入ることがない。従って、物品搬送ライン上で相
隣る2個以上の物品搬送具のデータキャリヤ相互の干渉
を防止し、送受信器と唯一の物品搬送具のデータキャリ
ヤとの間での正しい通信を確保できる。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込
まれている物品情報を読取り、この読取結果により物品
操作部を制御するものであるから、物品操作部の制御に
必要な場所で物品搬送具に付帯のデータを読取り、物品
操作部を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成
を簡素にしながら、物品搬送具内の物品に対する操作の
安定を図ることができる。
作用がある。 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込
まれている物品情報を読取り、この読取結果により物品
操作部を制御するものであるから、物品操作部の制御に
必要な場所で物品搬送具に付帯のデータを読取り、物品
操作部を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成
を簡素にしながら、物品搬送具内の物品に対する操作の
安定を図ることができる。
【0016】請求項4に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込
まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送具識別標
識に対応して管理されている物品情報により物品操作部
を制御するものであるから、物品操作部の制御に必要な
場所で物品搬送具に付帯のデータを読取り、物品操作部
を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成を簡素
にしながら物品搬送具内の物品に対する操作の安定を図
ることができる。
作用がある。 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込
まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送具識別標
識に対応して管理されている物品情報により物品操作部
を制御するものであるから、物品操作部の制御に必要な
場所で物品搬送具に付帯のデータを読取り、物品操作部
を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成を簡素
にしながら物品搬送具内の物品に対する操作の安定を図
ることができる。
【0017】
【実施例】図1は第1実施例を示す模式図、図2は物品
搬送具とリーダ/ライタのアンテナとを示す模式図、図
3は物品操作部のための制御系統図、図4は第2実施例
を示す模式図、図5は液体充填包装設備を示す模式図で
ある。
搬送具とリーダ/ライタのアンテナとを示す模式図、図
3は物品操作部のための制御系統図、図4は第2実施例
を示す模式図、図5は液体充填包装設備を示す模式図で
ある。
【0018】(第1実施例)(図1〜図3、図5) 本発明を液体充填包装設備10(物品処理装置)に適用
した実施例について説明する。 (液体充填包装設備10)(図5) 液体包装充填設備10は、ボトル1に洗剤等の液体を充
填し、その後ボトル1にキャップ2を装着し、キャップ
2を装着されたボトル1を包装箱3に箱詰めするもので
ある。そして、液体充填包装設備10は、ボトル整列供
給機11、ボトル搬送具搬送コンベヤ12、キャップ整
列供給機13、キャップ搬送具搬送コンベヤ14、充填
機15、キャップ装着機16、製箱機17、箱詰機18
を有している。
した実施例について説明する。 (液体充填包装設備10)(図5) 液体包装充填設備10は、ボトル1に洗剤等の液体を充
填し、その後ボトル1にキャップ2を装着し、キャップ
2を装着されたボトル1を包装箱3に箱詰めするもので
ある。そして、液体充填包装設備10は、ボトル整列供
給機11、ボトル搬送具搬送コンベヤ12、キャップ整
列供給機13、キャップ搬送具搬送コンベヤ14、充填
機15、キャップ装着機16、製箱機17、箱詰機18
を有している。
【0019】液体充填包装設備10による充填/包装処
理は下記(1) 〜(5) の如くになされる。 (1) ボトル整列供給機11において、ボトル搬送具搬送
コンベヤ12によって導入されてくる空のボトル搬送具
19にボトル1を整列して移載し、ボトル1を移載され
たボトル搬送具19をボトル搬送具搬送コンベヤ12に
よって排出する。
理は下記(1) 〜(5) の如くになされる。 (1) ボトル整列供給機11において、ボトル搬送具搬送
コンベヤ12によって導入されてくる空のボトル搬送具
19にボトル1を整列して移載し、ボトル1を移載され
たボトル搬送具19をボトル搬送具搬送コンベヤ12に
よって排出する。
【0020】(2) キャップ整列供給機13において、キ
ャップ搬送具搬送コンベヤ14によって導入されてくる
空のキャップ搬送具21にキャップ2を整列して移載
し、キャップ2を移載されたキャップ搬送具21をキャ
ップ搬送具搬送コンベヤ14によって排出する。
ャップ搬送具搬送コンベヤ14によって導入されてくる
空のキャップ搬送具21にキャップ2を整列して移載
し、キャップ2を移載されたキャップ搬送具21をキャ
ップ搬送具搬送コンベヤ14によって排出する。
【0021】(3) 充填機15において、ボトル搬送具搬
送コンベヤ12から受け渡されたボトル搬送具19内の
ボトル1に液体を充填する。
送コンベヤ12から受け渡されたボトル搬送具19内の
ボトル1に液体を充填する。
【0022】(4) キャップ装着機16において、充填機
15から受け渡されたボトル搬送具19内の液体充填済
のボトル1に、キャップ搬送具搬送コンベヤ14から受
け渡されたキャップ搬送具21内のキャップ2を取り出
して装着する。ここで、キャップ2を取り出されて空と
なったキャップ搬送具21は、キャップ搬送具搬送コン
ベヤ14によって再び上記(2) のキャップ整列供給機1
3に導入される。
15から受け渡されたボトル搬送具19内の液体充填済
のボトル1に、キャップ搬送具搬送コンベヤ14から受
け渡されたキャップ搬送具21内のキャップ2を取り出
して装着する。ここで、キャップ2を取り出されて空と
なったキャップ搬送具21は、キャップ搬送具搬送コン
ベヤ14によって再び上記(2) のキャップ整列供給機1
3に導入される。
【0023】(5) 製箱機17は箱を作り、この箱を箱詰
機18に供給する。箱詰機18において、上記(4) でキ
ャップ2を装着されたボトル1をボトル搬送具19から
取り出し、このボトル1を包装箱3に箱詰めする。ここ
で、ボトル1を取り出されて空となったボトル搬送具1
9は、ボトル搬送具搬送コンベヤ12によって再び上記
(1) のボトル整列供給機11に導入される。
機18に供給する。箱詰機18において、上記(4) でキ
ャップ2を装着されたボトル1をボトル搬送具19から
取り出し、このボトル1を包装箱3に箱詰めする。ここ
で、ボトル1を取り出されて空となったボトル搬送具1
9は、ボトル搬送具搬送コンベヤ12によって再び上記
(1) のボトル整列供給機11に導入される。
【0024】然るに、液体充填包装設備10では、充填
機15(物品処理機)、キャップ装着機16(物品処理
機)により上述の如くに処理されるボトル搬送具19内
のボトル1の液体充填状態、キャップ装着状態等の物品
情報を物品情報検出器31によって検出し、この検出結
果により、リジェクト装置41、サンプリング装置4
2、方転(方向転換)装置43等の物品操作部を操作
し、一定の良品のボトル1のみを前述の箱詰機18に供
給するものとしている。以下、ボトル搬送具19、リー
ダ/ライタ51、物品情報検出器31、リジェクト装置
41、サンプリング装置42、方転装置43、制御装置
61について説明する。
機15(物品処理機)、キャップ装着機16(物品処理
機)により上述の如くに処理されるボトル搬送具19内
のボトル1の液体充填状態、キャップ装着状態等の物品
情報を物品情報検出器31によって検出し、この検出結
果により、リジェクト装置41、サンプリング装置4
2、方転(方向転換)装置43等の物品操作部を操作
し、一定の良品のボトル1のみを前述の箱詰機18に供
給するものとしている。以下、ボトル搬送具19、リー
ダ/ライタ51、物品情報検出器31、リジェクト装置
41、サンプリング装置42、方転装置43、制御装置
61について説明する。
【0025】(ボトル搬送具19)(図2、図3) ボトル搬送具19は、ボトル収容部を有し、その底部に
データキャリヤ(ID)19Aを埋込み状態で付帯して
いる。データキャリヤ19Aは、アンテナ、CPU、メ
モリからなり、電波を用いる送受信手段を備えている。
そして、データキャリヤ19Aは、リーダ/ライタ51
からの電波により給電されて動作する。但し、データキ
ャリヤ19Aは、電池を付帯し、この電池で動作するも
のであっても良い。
データキャリヤ(ID)19Aを埋込み状態で付帯して
いる。データキャリヤ19Aは、アンテナ、CPU、メ
モリからなり、電波を用いる送受信手段を備えている。
そして、データキャリヤ19Aは、リーダ/ライタ51
からの電波により給電されて動作する。但し、データキ
ャリヤ19Aは、電池を付帯し、この電池で動作するも
のであっても良い。
【0026】(リーダ/ライタ51)(図2、図3) リーダ/ライタ51(送受信器)は、アンテナ、信号処
理回路、外部インタフェースを有し、ボトル搬送具19
のデータキャリヤ19Aとの間で電波を用いてデータを
送受信可能とする。リーダ/ライタ51は、コンベヤ1
2(物品搬送ライン)の所要位置にアンテナを設置して
おり、キャップ装着機16の出口にデータ書込用アンテ
ナ51A、キャップ装着機16〜箱詰機18の間にデー
タ読取用アンテナ51B、51C、箱詰機18の入口に
データ読取用アンテナ51Dを設置している。尚、各ア
ンテナ51A〜51Dは、コンベヤ12の搬送面の下方
にて合成樹脂製支持プレート52により支持されている
(図2)。
理回路、外部インタフェースを有し、ボトル搬送具19
のデータキャリヤ19Aとの間で電波を用いてデータを
送受信可能とする。リーダ/ライタ51は、コンベヤ1
2(物品搬送ライン)の所要位置にアンテナを設置して
おり、キャップ装着機16の出口にデータ書込用アンテ
ナ51A、キャップ装着機16〜箱詰機18の間にデー
タ読取用アンテナ51B、51C、箱詰機18の入口に
データ読取用アンテナ51Dを設置している。尚、各ア
ンテナ51A〜51Dは、コンベヤ12の搬送面の下方
にて合成樹脂製支持プレート52により支持されている
(図2)。
【0027】ここで、リーダ/ライタ51の各アンテナ
51A〜51Dは、コンベヤ12の搬送面に設けたステ
ンレス鋼板等の金属板53の下方に設置されている
(尚、上述の金属板はコンベヤの左右の側方に設け、こ
の金属板の外方側にアンテナを設置するものであっても
良い)。そして、金属板53には、リーダ/ライタ51
と唯一のボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aとの
間での通信のみを許容する開口53Aを設け、各アンテ
ナ51A〜51Dをこの開口53Aに臨ませて設置して
いる。このとき、上記開口53Aの開口幅(通信エリ
ア)W(図2)は以下の如くに定められる。
51A〜51Dは、コンベヤ12の搬送面に設けたステ
ンレス鋼板等の金属板53の下方に設置されている
(尚、上述の金属板はコンベヤの左右の側方に設け、こ
の金属板の外方側にアンテナを設置するものであっても
良い)。そして、金属板53には、リーダ/ライタ51
と唯一のボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aとの
間での通信のみを許容する開口53Aを設け、各アンテ
ナ51A〜51Dをこの開口53Aに臨ませて設置して
いる。このとき、上記開口53Aの開口幅(通信エリ
ア)W(図2)は以下の如くに定められる。
【0028】(1) リーダ/ライタ51による書込又は読
取の通信時間を予め定める。通信時間は、「1バイト当
たりの通信時間×データ量+処理時間+給電時間」であ
る。例えば、33msecである。
取の通信時間を予め定める。通信時間は、「1バイト当
たりの通信時間×データ量+処理時間+給電時間」であ
る。例えば、33msecである。
【0029】(2) リーダ/ライタ51とデータキャリヤ
19Aとの間での通信の確実を図るため、1回のリトラ
イ通信を行なうようにし、「通信時間×2」より大なる
時間を通信可能時間をとして確保するようにする。例え
ば66msecである。
19Aとの間での通信の確実を図るため、1回のリトラ
イ通信を行なうようにし、「通信時間×2」より大なる
時間を通信可能時間をとして確保するようにする。例え
ば66msecである。
【0030】(3) 通信可能時間は、「通信エリア÷通過
速度」であり、通信可能時間とボトル搬送具19の通過
速度とから、通信エリアWを定めることができる。例え
ば、通信可能時間が66msec、通過速度(コンベヤ12の
速度)が最大90m /分であれば、Wは105mm であれば足
りるものとなる。
速度」であり、通信可能時間とボトル搬送具19の通過
速度とから、通信エリアWを定めることができる。例え
ば、通信可能時間が66msec、通過速度(コンベヤ12の
速度)が最大90m /分であれば、Wは105mm であれば足
りるものとなる。
【0031】(物品情報検出器31)(図1、図3) 物品情報検出器31は、充填機15の入口、出口、キャ
ップ装着機16の入口、出口のいずれかに設置される複
数台のカメラ、もしくはキャップ装着機16の出口に設
置される1台のカメラにてボトル搬送具19内のボトル
1の画像を取込み、その画像処理により、ボトル搬送具
19内のボトル情報を検出する。物品情報検出器31に
より検出されるボトル搬送具19内のボトル情報として
は、例えば下記〜がある。
ップ装着機16の入口、出口のいずれかに設置される複
数台のカメラ、もしくはキャップ装着機16の出口に設
置される1台のカメラにてボトル搬送具19内のボトル
1の画像を取込み、その画像処理により、ボトル搬送具
19内のボトル情報を検出する。物品情報検出器31に
より検出されるボトル搬送具19内のボトル情報として
は、例えば下記〜がある。
【0032】充填不良、キャップ装着不良、ボト
ル無、ボトル異品種、キャップ異品種、キャップ
無、キャップ浮き、ボトルの表裏、サンプリング対
象ボトル
ル無、ボトル異品種、キャップ異品種、キャップ
無、キャップ浮き、ボトルの表裏、サンプリング対
象ボトル
【0033】(リジェクト装置41、サンプリング装置
42、方転装置43)リジェクト装置41はキャップ装
着機16〜箱詰機18間に設置され、上述したボトル情
報〜の不良ボトル1をコンベヤ12からリジェクト
する。
42、方転装置43)リジェクト装置41はキャップ装
着機16〜箱詰機18間に設置され、上述したボトル情
報〜の不良ボトル1をコンベヤ12からリジェクト
する。
【0034】サンプリング装置42はキャップ装着機1
6〜箱詰機18間に設置され、上述したボトル情報に
従い、サンプリングすべきボトル1をコンベヤ12から
取出す。
6〜箱詰機18間に設置され、上述したボトル情報に
従い、サンプリングすべきボトル1をコンベヤ12から
取出す。
【0035】方転装置43は箱詰機18の入口に設置さ
れ、上述したボトル情報が裏信号のボトル1をボトル
搬送具19ごと90度方向転換する。
れ、上述したボトル情報が裏信号のボトル1をボトル
搬送具19ごと90度方向転換する。
【0036】(制御装置61)(図1、図3) 制御装置61は物品情報検出器31の出力情報〜を
転送される。また、制御装置61は、コンベヤ12の所
要位置に前述の如くに設置した前述のアンテナ51A〜
51Dそれぞれの直前に、ボトル搬送具検出センサ61
A〜61Dを設置し、それらのセンサ61A〜61Dの
出力を転送される。
転送される。また、制御装置61は、コンベヤ12の所
要位置に前述の如くに設置した前述のアンテナ51A〜
51Dそれぞれの直前に、ボトル搬送具検出センサ61
A〜61Dを設置し、それらのセンサ61A〜61Dの
出力を転送される。
【0037】また、制御装置61は、各センサ61A〜
61Dのボトル搬送具検出信号に基づき、リーダ/ライ
タ51を駆動する。
61Dのボトル搬送具検出信号に基づき、リーダ/ライ
タ51を駆動する。
【0038】また、制御装置61は、リーダ/ライタ5
1の読取結果によりリジェクト装置41、サンプリング
装置42、方転装置43を制御する。
1の読取結果によりリジェクト装置41、サンプリング
装置42、方転装置43を制御する。
【0039】以下、制御装置61の制御手順について説
明する。 (1) 物品情報検出器31がオンされると、物品情報検出
器31は前述したボトル搬送具19内のボトル情報〜
を制御装置61に転送する。
明する。 (1) 物品情報検出器31がオンされると、物品情報検出
器31は前述したボトル搬送具19内のボトル情報〜
を制御装置61に転送する。
【0040】(2) ボトル搬送具検出センサ61Aがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に書込スタート信号を転送する。これにより、
制御装置61にメモリされている物品情報検出器31の
ボトル情報〜がアンテナ51Aから対応するボトル
搬送具19のデータキャリヤ19Aに書込まれる。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に書込スタート信号を転送する。これにより、
制御装置61にメモリされている物品情報検出器31の
ボトル情報〜がアンテナ51Aから対応するボトル
搬送具19のデータキャリヤ19Aに書込まれる。
【0041】(3) ボトル搬送具検出センサ61Bがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検出器
31のボトル情報〜がアンテナ51B、リーダ/ラ
イタ51から制御装置61に読取られる。そして、制御
装置61は、ボトル情報〜のうちの少なくとも1つ
が不良情報であれば、リジェクト装置41によりその不
良ボトル1をコンベヤ12からリジェクトする。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検出器
31のボトル情報〜がアンテナ51B、リーダ/ラ
イタ51から制御装置61に読取られる。そして、制御
装置61は、ボトル情報〜のうちの少なくとも1つ
が不良情報であれば、リジェクト装置41によりその不
良ボトル1をコンベヤ12からリジェクトする。
【0042】(4) ボトル搬送具検出センサ61Cがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検出器
31のボトル情報がアンテナ51C、リーダ/ライタ
51から制御装置61に読取られる。そして、制御装置
61は、ボトル情報がサンプリング情報であれば、サ
ンプリング装置42によりそのサンプリング対象ボトル
1をコンベヤ12から取出す。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検出器
31のボトル情報がアンテナ51C、リーダ/ライタ
51から制御装置61に読取られる。そして、制御装置
61は、ボトル情報がサンプリング情報であれば、サ
ンプリング装置42によりそのサンプリング対象ボトル
1をコンベヤ12から取出す。
【0043】(5) ボトル搬送具検出センサ61Dがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取りスタート信号を転送する。これによ
り、データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検
出器31のボトル情報がアンテナ51D、リーダ/ラ
イタ51から制御装置61に読取られる。そして、制御
装置61は、ボトル情報が裏信号情報であれば、方転
装置43によりその裏ボトル1をボトル搬送具19ごと
90度方向転換する。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取りスタート信号を転送する。これによ
り、データキャリヤ19Aに書込まれている物品情報検
出器31のボトル情報がアンテナ51D、リーダ/ラ
イタ51から制御装置61に読取られる。そして、制御
装置61は、ボトル情報が裏信号情報であれば、方転
装置43によりその裏ボトル1をボトル搬送具19ごと
90度方向転換する。
【0044】以下、本実施例の作用について説明する。 ボトル搬送具19が電波を用いた送受信手段を備えた
データキャリヤ19Aを付帯するものであるから、放射
範囲の広い周波数帯の電波を使用することにより、ボト
ル搬送具19のデータキャリヤ19Aと物品搬送ライン
側のリーダ/ライタ51との通信の伝播範囲が広く、ボ
トル搬送具19に対するデータキャリヤ19Aの設置の
制約がない。また、ボトル搬送具19の搬送の方向性も
自由になり、ボトル搬送具19の搬送の方向変化にかか
わらずデータキャリヤ19Aへのデータの書込み、読取
りを行なうことができる。
データキャリヤ19Aを付帯するものであるから、放射
範囲の広い周波数帯の電波を使用することにより、ボト
ル搬送具19のデータキャリヤ19Aと物品搬送ライン
側のリーダ/ライタ51との通信の伝播範囲が広く、ボ
トル搬送具19に対するデータキャリヤ19Aの設置の
制約がない。また、ボトル搬送具19の搬送の方向性も
自由になり、ボトル搬送具19の搬送の方向変化にかか
わらずデータキャリヤ19Aへのデータの書込み、読取
りを行なうことができる。
【0045】非金属物体を透過する周波数帯の電波を
使用することにより、ボトル搬送具19内にデータキャ
リヤ19Aを埋め込むことができ、データキャリヤ19
Aの損傷を防止できる。
使用することにより、ボトル搬送具19内にデータキャ
リヤ19Aを埋め込むことができ、データキャリヤ19
Aの損傷を防止できる。
【0046】物品搬送ラインの搬送面に設けた金属板
53に、リーダ/ライタ51と唯一のボトル搬送具19
のデータキャリヤ19Aとの間での通信のみを許容する
開口53Aを設け、リーダ/ライタ51のアンテナ51
A〜51Dをこの開口に臨ませて設置したから、リーダ
/ライタ51の通信エリア内に2個以上のボトル搬送具
19のデータキャリヤ19Aが入ることがない。従っ
て、物品搬送ライン上で相隣る2個以上のボトル搬送具
19のデータキャリヤ19A相互の干渉を防止し、リー
ダ/ライタ51と唯一のボトル搬送具19のデータキャ
リヤ19Aとの間での正しい通信を確保できる。
53に、リーダ/ライタ51と唯一のボトル搬送具19
のデータキャリヤ19Aとの間での通信のみを許容する
開口53Aを設け、リーダ/ライタ51のアンテナ51
A〜51Dをこの開口に臨ませて設置したから、リーダ
/ライタ51の通信エリア内に2個以上のボトル搬送具
19のデータキャリヤ19Aが入ることがない。従っ
て、物品搬送ライン上で相隣る2個以上のボトル搬送具
19のデータキャリヤ19A相互の干渉を防止し、リー
ダ/ライタ51と唯一のボトル搬送具19のデータキャ
リヤ19Aとの間での正しい通信を確保できる。
【0047】リジェクト装置41、サンプリング装置
42、方転装置43に入るボトル搬送具19のデータキ
ャリヤ19Aに書込まれているボトル情報〜を読取
り、この読取結果によりリジェクト装置41、サンプリ
ング装置42、方転装置43を制御するものであるか
ら、リジェクト装置41、サンプリング装置42、方転
装置43の制御に必要な場所でボトル搬送具19に付帯
のデータを読取り、リジェクト装置41、サンプリング
装置42、方転装置43を操作できる。従って、機械的
構成や電気的構成を簡素にしながら、ボトル搬送具19
内の物品に対する操作の安定を図ることができる。
42、方転装置43に入るボトル搬送具19のデータキ
ャリヤ19Aに書込まれているボトル情報〜を読取
り、この読取結果によりリジェクト装置41、サンプリ
ング装置42、方転装置43を制御するものであるか
ら、リジェクト装置41、サンプリング装置42、方転
装置43の制御に必要な場所でボトル搬送具19に付帯
のデータを読取り、リジェクト装置41、サンプリング
装置42、方転装置43を操作できる。従って、機械的
構成や電気的構成を簡素にしながら、ボトル搬送具19
内の物品に対する操作の安定を図ることができる。
【0048】(第2実施例)(図4) 第2実施例が第1実施例と異なる点は、下記(A) 〜(C)
である。 (A) ボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aに、該ボ
トル搬送具19の搬送具番号(搬送具識別標識)を予め
書込んである。
である。 (A) ボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aに、該ボ
トル搬送具19の搬送具番号(搬送具識別標識)を予め
書込んである。
【0049】(B) リーダ/ライタ51は、キャップ装着
機16の出口にデータ読取用アンテナ51B、箱詰機1
8の入口にデータ読取用アンテナ51Fを設置してい
る。
機16の出口にデータ読取用アンテナ51B、箱詰機1
8の入口にデータ読取用アンテナ51Fを設置してい
る。
【0050】(C) 制御装置61は、上述のアンテナ51
E、51Fの直前に、ボトル搬送具検出センサ61E、
61Fを設置し、それらのセンサ61E、61Fの出力
を転送される。そして、制御装置61は、物品情報検出
器31からの出力情報を対応するボトル搬送具19の搬
送具番号とともに管理するようにボトル搬送具19を1
個送るごとにシフトするとともに、リジェクト装置4
1、サンプリング装置42、方転装置43に入るボトル
搬送具19のデータキャリヤ19Aに書込まれている搬
送具番号に対応するボトル情報〜によりリジェクト
装置41、サンプリング装置42、方転装置43を制御
する。
E、51Fの直前に、ボトル搬送具検出センサ61E、
61Fを設置し、それらのセンサ61E、61Fの出力
を転送される。そして、制御装置61は、物品情報検出
器31からの出力情報を対応するボトル搬送具19の搬
送具番号とともに管理するようにボトル搬送具19を1
個送るごとにシフトするとともに、リジェクト装置4
1、サンプリング装置42、方転装置43に入るボトル
搬送具19のデータキャリヤ19Aに書込まれている搬
送具番号に対応するボトル情報〜によりリジェクト
装置41、サンプリング装置42、方転装置43を制御
する。
【0051】従って、制御装置61による制御手順は以
下の通りとなる。 (1) 物品情報検出器31がオンされると、物品情報検出
器31は前述したボトル搬送具19内のボトル情報〜
を制御装置61に転送する。制御装置61は、ボトル
搬送具19を1個送るごとに、そのボトル情報〜を
シフトする。
下の通りとなる。 (1) 物品情報検出器31がオンされると、物品情報検出
器31は前述したボトル搬送具19内のボトル情報〜
を制御装置61に転送する。制御装置61は、ボトル
搬送具19を1個送るごとに、そのボトル情報〜を
シフトする。
【0052】(2) ボトル搬送具検出センサ61Eがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61は、リーダ/
ライタ51に読取スタート信号を転送する。これによ
り、データキャリヤ19Aに書込まれているボトル搬送
具19の搬送具番号がアンテナ51E、リーダ/ライタ
51から制御装置61に読取られる。そして、制御装置
61は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具19の
ボトル情報〜(シフト情報)の少なくとも1つが不
良情報であれば、リジエクト装置41によりその不良ボ
トル1をコンベヤ12からリジェクトする。また、制御
装置61は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具1
9のボトル情報(シフト情報)がサンプリング情報で
あれば、サンプリング装置42によりそのサンプリング
対象ボトル1をコンベヤ12から取出す。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61は、リーダ/
ライタ51に読取スタート信号を転送する。これによ
り、データキャリヤ19Aに書込まれているボトル搬送
具19の搬送具番号がアンテナ51E、リーダ/ライタ
51から制御装置61に読取られる。そして、制御装置
61は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具19の
ボトル情報〜(シフト情報)の少なくとも1つが不
良情報であれば、リジエクト装置41によりその不良ボ
トル1をコンベヤ12からリジェクトする。また、制御
装置61は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具1
9のボトル情報(シフト情報)がサンプリング情報で
あれば、サンプリング装置42によりそのサンプリング
対象ボトル1をコンベヤ12から取出す。
【0053】(3) ボトル搬送具検出センサ61Fがボト
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれているボトル搬送具1
9の搬送具番号がアンテナ51F、リーダ/ライタ51
から制御装置61に読取られる。そして、制御装置61
は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具19のボト
ル情報が裏信号情報であれば、方転装置43によりそ
の裏ボトル1をボトル搬送具19ごと90度方向転換す
る。
ル搬送具19を検出すると、制御装置61はリーダ/ラ
イタ51に読取スタート信号を転送する。これにより、
データキャリヤ19Aに書込まれているボトル搬送具1
9の搬送具番号がアンテナ51F、リーダ/ライタ51
から制御装置61に読取られる。そして、制御装置61
は、その搬送具番号に対応するボトル搬送具19のボト
ル情報が裏信号情報であれば、方転装置43によりそ
の裏ボトル1をボトル搬送具19ごと90度方向転換す
る。
【0054】以下、本実施例の作用について説明する。
リジェクト装置41、サンプリング装置42、方転装置
43に入るボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aに
書込まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送具識
別標識に対応して管理されているボトル情報〜によ
りリジェクト装置41、サンプリング装置42、方転装
置43を制御するものであるから、リジェクト装置4
1、サンプリング装置42、方転装置43の制御に必要
な場所で物品搬送具19に付帯のデータを読取り、リジ
ェクト装置41、サンプリング装置42、方転装置43
を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成を簡素
にしながらボトル搬送具19内の物品に対する操作の安
定を図ることができる。
リジェクト装置41、サンプリング装置42、方転装置
43に入るボトル搬送具19のデータキャリヤ19Aに
書込まれている搬送具識別標識を読取り、この搬送具識
別標識に対応して管理されているボトル情報〜によ
りリジェクト装置41、サンプリング装置42、方転装
置43を制御するものであるから、リジェクト装置4
1、サンプリング装置42、方転装置43の制御に必要
な場所で物品搬送具19に付帯のデータを読取り、リジ
ェクト装置41、サンプリング装置42、方転装置43
を操作できる。従って、機械的構成や電気的構成を簡素
にしながらボトル搬送具19内の物品に対する操作の安
定を図ることができる。
【0055】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、物品搬送具
に付帯されるデータキャリヤは、該物品搬送具に埋め込
まれることを必須としない。また、リーダ/ライタのア
ンテナは、物品搬送ラインの搬送面下に設けられる、ラ
イン側傍もしくはライン上方に設けられるものであって
も良い。また、物品情報検出器は、画像処理装置による
ものであることを必須としない。
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、物品搬送具
に付帯されるデータキャリヤは、該物品搬送具に埋め込
まれることを必須としない。また、リーダ/ライタのア
ンテナは、物品搬送ラインの搬送面下に設けられる、ラ
イン側傍もしくはライン上方に設けられるものであって
も良い。また、物品情報検出器は、画像処理装置による
ものであることを必須としない。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、機械的構
成や電気的構成を簡素にしながら物品搬送具内の物品に
対する操作の安定を図るとともに、物品搬送具へのデー
タキャリヤの設置の自由度を確保し、かつ物品搬送具の
搬送の方向性の自由度を確保しながら物品搬送具のデー
タキャリヤと物品搬送ライン側の送受信器との通信の安
定を図ることができる。
成や電気的構成を簡素にしながら物品搬送具内の物品に
対する操作の安定を図るとともに、物品搬送具へのデー
タキャリヤの設置の自由度を確保し、かつ物品搬送具の
搬送の方向性の自由度を確保しながら物品搬送具のデー
タキャリヤと物品搬送ライン側の送受信器との通信の安
定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例を示す模式図である。
【図2】図2は物品搬送具とリーダ/ライタのアンテナ
とを示す模式図である。
とを示す模式図である。
【図3】図3は物品操作部のための制御系統図である。
【図4】図4は第2実施例を示す模式図である。
【図5】図5は液体充填包装設備を示す模式図である。
1 ボトル(物品) 10 液体充填放送設備(物品処理装置) 12 ボトル搬送具搬送コンベヤ(物品搬送ライン) 15 充填機(物品処理機) 16 キャップ装着機(物品処理機) 19 ボトル搬送具(物品搬送具) 19A データキャリヤ 31 物品情報検出器 41 リジェクト装置(物品操作部) 42 サンプリング装置(物品操作部) 43 方転装置(物品操作部) 51 リーダ/ライタ(送受信器) 51A〜51F アンテナ 61 制御装置 61A〜61D ボトル搬送具検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 洋昭 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社第2生産技術開発研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 物品を物品搬送具に保持し、この物品搬
送具を物品搬送ラインによって搬送し、この物品搬送ラ
インに沿って配置してある物品処理機により物品に一定
の処理を施す物品処理装置において、 物品搬送具に、電波を用いる送受信手段を備えたデータ
キャリヤを付帯し、 物品搬送ラインの所要位置に、物品搬送具のデータキャ
リヤとの間でデータを送受信可能とするように電波を用
いる送受信器を設置してなることを特徴とする物品処理
装置。 - 【請求項2】 前記データキャリヤを物品搬送具の底部
に付帯するとともに、前記送受信器のアンテナを物品搬
送ラインの側傍に設けた金属板のライン外方側に設置
し、 金属板には送受信器と唯一の物品搬送具のデータキャリ
ヤとの間での通信のみを許容する開口を設け、送受信器
のアンテナをこの開口に臨ませて設置してなる請求項1
記載の物品処理装置。 - 【請求項3】 前記物品処理機により処理された物品搬
送具内の物品情報を検出する物品情報検出器を備えると
ともに、物品情報検出器の出力情報を対応する物品搬送
具のデータキャリヤに書込み、 物品処理機により処理された物品に対し上記物品情報に
応じて一定の操作を加える物品操作部を備え、 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込ま
れている物品情報を読取り、この読取り結果により上記
物品操作部を制御する請求項1又は2記載の物品処理装
置。 - 【請求項4】 前記物品搬送具のデータキャリヤに該物
品搬送具の搬送具識別標識を予め書込んでおき、 前記物品処理機により処理された物品搬送具内の物品情
報を検出する物品情報検出器を備えるとともに、物品情
報検出器の出力情報を対応する搬送具識別標識とともに
管理し、 物品処理機により処理された物品に対し上記物品情報に
応じて一定の操作を加える物品操作部を備え、 物品操作部に入る物品搬送具のデータキャリヤに書込ま
れている搬送具識別標識を読取り、この搬送具識別標識
に対応して管理されている物品情報により上記物品操作
部を制御する請求項1又は2記載の物品処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829295A JPH08231027A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 物品処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5829295A JPH08231027A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 物品処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231027A true JPH08231027A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13080147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5829295A Withdrawn JPH08231027A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 物品処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08231027A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009301589A (ja) * | 2009-09-29 | 2009-12-24 | Miyake:Kk | 非接触idタグ書き込み装置 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP5829295A patent/JPH08231027A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009301589A (ja) * | 2009-09-29 | 2009-12-24 | Miyake:Kk | 非接触idタグ書き込み装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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