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JPH08230432A - 車両の減衰力制御装置 - Google Patents

車両の減衰力制御装置

Info

Publication number
JPH08230432A
JPH08230432A JP3523095A JP3523095A JPH08230432A JP H08230432 A JPH08230432 A JP H08230432A JP 3523095 A JP3523095 A JP 3523095A JP 3523095 A JP3523095 A JP 3523095A JP H08230432 A JPH08230432 A JP H08230432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping force
vibration component
vibration
vehicle
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3523095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Mishio
靖彦 三塩
Mitsuhiko Morita
光彦 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3523095A priority Critical patent/JPH08230432A/ja
Publication of JPH08230432A publication Critical patent/JPH08230432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗員に不快感(ゴツゴツ感)を与える第2振
動成分G2 による減衰力を小さく抑えるための制御を的
確に行う。 【構成】 ばね上部材のあおりに関係した第1振動成分
G1 をローパスフィルタ処理により検出するとともに、
第2振動成分G2 をバンドパスフィルタ処理により検出
して、減衰力発生機構による発生減衰力を、第1振動成
分G1 が大きくなるにしたがって大きくし、かつ第2振
動成分G2 が大きくなるにしたがって小さく抑える(ス
テップ104,114〜134)。車速Vを検出して、
同検出車速Vが大きくなるにしたがって前記バンドパス
フィルタの中心周波数fを高周波数側に移行する(ステ
ップ104〜106)。これにより、車速Vの増加にし
たがって高周波数側に移行する第2振動成分G2 が正確
に検出されるようになり、減衰力の制御が的確に行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばね上部材とばね下部
材との間に設けられてばね上部材のばね下部材に対する
振動を減衰させる減衰力を発生するための減衰力発生機
構を制御する制御装置に係り、特にばね上部材の共振周
波数とばね下部材の共振周波数の間の周波数を有し乗員
に不快感を与えるばね上部材の振動成分に応じて減衰力
発生機構を制御する車両の減衰力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば特開平2−14132
0号公報に示されているように、ばね上部材の共振周波
数付近の周波数範囲(1〜2Hz程度)に属するばね上
部材の振動成分、ばね下部材の共振周波数付近の周波数
範囲(10〜12Hz程度)に属するばね下部材の振動
成分、及びばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振
周波数の間の周波数範囲(3〜8Hz程度)に属して乗
員に不快感(乗員はゴツゴツ感として感じる)を与える
ばね上部材の振動成分をそれぞれ独立して検出して、こ
れらに各振動成分に基づいて車両の操安性及び乗り心地
の両者を考慮しながら減衰力発生機構(ショックアブソ
ーバ)による減衰力の大きさを制御するようしたものは
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ばね上部材の共振周波
数付近の周波数範囲における振動成分及びばね下部材の
共振周波数付近の周波数範囲における振動成分は車速が
変化してもそれほど変化しないが、乗員に不快感を与え
るばね上部材の振動成分の周波数範囲は次の理由により
車速に応じて変化する。この振動成分は、路面入力によ
り前輪及び後輪が同位相で上下動するときに最大になる
ので、同振動成分の周期とホイールベースに等しい距離
を車両が移動する時間とが一致するときに最大となる。
言い替えると、振動成分の周波数をf、ホイールベース
をL、車速をVとした場合に、f=V/Lの関係が成立
する周波数にて、乗員に不快感を与える振動成分は最大
になり、このことは、前記振動成分の中心周波数fが車
速Vの増加にしたがって高周波数側に移行することを示
している(図8を参照)。
【0004】しかし、上記従来の装置にあっては、この
乗員に不快感を与えるばね上部材の振動成分が検出され
る周波数範囲は常に固定されているので、車速が変化す
ると、車両の操安性及び乗り心地が最適になるように、
減衰力発生機構による減衰力の大きさを制御することが
できない。
【0005】
【解決原理及び発明の目的】上記のように、路面入力に
よる車両の振動成分としては、図8に示すように、ばね
上部材の共振周波数付近の周波数範囲(1〜2Hz程
度)に属するばね上部材の第1振動成分G1 、ばね上部
材の共振周波数とばね下部材の共振周波数の間の周波数
範囲(3〜8Hz程度)に属して乗員に不快感(乗員は
ゴツゴツ感として感じる)を与える第2振動成分G2 、
及びばね下部材の共振周波数付近の周波数範囲(10〜
12Hz程度)に属するばね下部材の第3振動成分G3
が存在し、そのうちの第2振動成分G2 は上述のように
車速の増加にしたがって高周波数側に移行する性質を有
する。また、これらの各振動成分G1〜G3の周波数範囲
は明確に規定されるものではないので、前記のように車
速の増加によって第2振動成分G2 が高周波数側に移行
すると、第3振動成分G3 との混在により第2及び第3
振動成分G2,G3の分離した検出が難しくなる。また、
通常(ホイールベースを例えば2.6m程度に設定)、
第2振動成分G2 は、50〜60Km/h程度の車速で
最も大きくなり、70〜80Km/hの車速まではある
程度大きくなるが、80Km/hを越えると非常に小さ
くなる。
【0006】これらの各振動成分に対し、減衰力をそれ
ぞれ適切に設定する必要がある。第1振動成分G1 はば
ね上部材(車体)のあおりの原因となるものであるの
で、車両の操安性を保つために、この第1振動成分G1
の増加に対しては減衰力を大きくする必要がある。第2
振動成分G2 は乗員にゴツゴツ感を感じさせるものであ
るので、乗員の乗り心地を良好にするために、この第2
の振動成分G2 の増加に対しては減衰力を小さく抑える
必要がある。第3振動成分G3 はばね下部材(車輪)の
振動を意味するものであるので、車両の操安性を保つた
めに、この第3振動成分G3 の増加に対しては減衰力を
大きくする必要がある。
【0007】本発明は、上記各振動成分のうちの第2振
動成分G2 に着目して、同成分G2による減衰力を小さ
く抑えるための制御が的確に行われるようにすることを
目的としている。
【0008】
【発明の特徴及びその作用効果】本発明の目的を達成す
るために、本発明の第1の構成上の特徴は、ばね上部材
の共振周波数とばね下部材の共振周波数の間に設定した
所定の周波数範囲に属するばね上部材の振動成分(第2
振動成分G2 )を検出する振動検出手段と、前記検出し
た振動成分に応じて減衰力発生機構を制御して同振動成
分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構による発
生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた車両
の減衰力制御装置において、車速を検出して、同検出し
た車速が大きくなるにしたがって振動検出手段における
所定の周波数範囲を高周波数側に移行するようにしたこ
とにある。その結果、この第1の構成上の特徴によれ
ば、車速に応じて高周波数側に移行する第2振動成分G
2の上記性質が考慮されるので、第2振動成分G2が正確
に検出されるようになり、同第2振動成分G2 に対する
減衰力の制御が的確に行われて車両の乗り心地が良好に
なる。
【0009】また、第2の構成上の特徴は、車速を検出
して、前記減衰力制御手段を、前記検出した振動成分が
大きくなるにしたがって小さく抑えられる発生減衰力の
程度を前記検出した車速が大きくなるにしたがって緩和
するように構成したことにある。その結果、第2の構成
上の特徴によれば、車速が増加して第3振動成分G3が
第2振動成分G2中に混在しても、第2振動成分G2によ
る発生減衰力を小さく抑える制御が緩和される。したが
って、第2振動成分G2 に対する減衰力の制御が的確に
行われて車両の乗り心地が良好になる。
【0010】また、第3の構成上の特徴は、ばね下部材
の共振周波数付近の振動成分(第3振動成分G3 )を検
出して、前記減衰力制御手段を、前記検出した振動成分
が大きくなるにしたがって小さく抑えられる発生減衰力
の程度を前記検出したばね下部材の共振周波数付近の振
動成分が大きくなるにしたがって緩和するように構成し
たことにある。その結果、第3の構成上の特徴によれ
ば、車速が増加して第3振動成分G3 が第2振動成分G
2中に混在すれば、第2振動成分G2により発生減衰力を
小さく抑える制御が第3振動成分G3 の大きさに応じて
緩和される。したがって、第2振動成分G2 に対する減
衰力の制御が的確に行われて車両の乗り心地が良好にな
る。
【0011】さらに、第4の構成上の特徴は、第3の構
成上の特徴に加えて、車速を検出して、前記減衰力制御
手段を、前記検出した振動成分が大きくなるにしたがっ
て小さく抑えられる発生減衰力の程度を前記検出した車
速が大きくなることによっても緩和するように構成した
ことにある。その結果、この第4の構成上の特徴によれ
ば、車速の増加にしたがって減少する第2振動成分G2
がより的確に検出されて、前記第3の構成上の特徴によ
る場合よりも、第2振動成分G2 に対する減衰力の制御
が的確に行われて車両の乗り心地が良好になる。
【0012】
【実施例】
a.第1実施例 まず、本発明の上記第1の特徴に係る第1実施例を図面
を用いて説明すると、図1は本発明に係る車両の減衰力
制御装置を概略的に示している。この減衰力制御装置
は、減衰力発生機構としてのショックアブソーバ11〜
14にて発生される減衰力を制御するもので、加速度セ
ンサ21a〜21d、車速センサ22及びマイクロコン
ピュータ23からなる。
【0013】ショックアブソーバ11〜14は、各車輪
位置にてばね上部材(車体)とばね下部材(車輪)との
間に設けられ、ばね上部材のばね下部材に対する振動を
減衰させるための減衰力を発生する。ショックアブソー
バ11〜14内にはアクチュエータ11a〜14aがそ
れぞれ組み込まれており、各アクチュエータ11a〜1
4aは前記発生減衰力を「大」、「中」、「小」の3段
階に切り換え制御する。
【0014】加速度センサ21a〜21dは、ショック
アブソーバ11〜14にそれぞれ対応したばね上部材に
それぞれ組み付けられて、ばね上部材の上下方向の加速
度Gを検出して、同検出した加速度Gを表す検出信号を
マイクロコンピュータ23にそれぞれ出力する。車速セ
ンサ22は、変速機などの出力軸の回転を測定すること
により車速Vを検出して、同検出した車速Vを表す検出
信号を出力する。マイクロコンピュータ23は、図2に
示すフローチャートにより表されたプログラムを各輪毎
に実行して、ショックアブソーバ11〜14内のアクチ
ュエータ11a〜14aをそれぞれ駆動制御する。
【0015】次に、上記のように構成した第1実施例の
動作を説明する。まず、ショックアブソーバ11の制御
についてのみ説明すると、イグニッションスイッチの投
入に応答して、マイクロコンピュータ23はステップ1
00にてプログラムの実行を開始する。このプログラム
の実行開始後、ステップ102にて加速度センサ21a
及び車速センサ22によって検出された加速度G及び車
速Vを表す各検出信号を入力する。次に、ステップ10
4にて加速度Gにカットオフ周波数をほぼ2Hzとする
ローパスフィルタ処理を施して、ばね上部材のあおり振
動に関係する第1振動成分G1 を算出する。
【0016】次に、ステップ106にて車速Vが所定車
速Vm(例えば、80Km/h)未満であるか否かを判
定し、V<Vm であれば、ステップ108,110の処
理を実行する。ステップ108においては、車速Vを予
め決められた当該車両のホイールベースLで除して、第
2振動成分G2 の中心周波数f(=V/L)を計算す
る。ステップ110においては、前記計算した中心周波
数fを用いて下記数1の伝達関数F(S)中のパラメータ
bをb=(2πf)2として計算する。
【0017】
【数1】F(S)=a・S/(S2+a・S+b) この数1の伝達関数F(S)は、入力信号の通過帯域をほ
ぼ3〜8Hzの間とするバンドパスフィルタ処理を実行
するためのもので、同数1中、aはバンドパスフィルタ
の信号通過帯域幅を決定する予め決められた定数であ
り、Sはラプラス演算子である。前記ステップ108,
110の処理後、ステップ114にて前記入力した加速
度Gを用いた下記数2の演算の実行により、加速度Gに
前記バンドパスフィルタ処理を施して、路面入力に対し
て車両に発生する上記第2振動成分G2 を計算する。
【0018】
【数2】G2=F(S)・G その結果、第2振動成分G2 は、車速Vの増加にしたが
って中心周波数fを高周波数側に移行させたバンドパス
フィルタ処理により検出されることになる。
【0019】一方、V≧Vm であれば、ステップ11
2,114の処理により、通過周波数帯域を3〜8Hz
程度とする固定のバンドパスフィルタ処理を検出加速度
Gに施して第2振動成分G2 を算出する。これは、第2
振動成分G2 は、車速Vが80Km/hを越えると減少
するが、車速Vが80Km/hを越えても全くなくなる
わけではないからである。
【0020】前記第1及び第2振動成分G1,G2の算出
後、ステップ116にて、前記計算した第2振動成分G
2 の大きさ(振幅)に応じて減衰力の上限値UMを決定
する。この場合、第2振動成分G2 と所定の第1及び第
2基準値G2ref1,G2ref2(G2ref1<G2ref2)とをそ
れぞれ比較し、G2≦G2ref1ならばUM=3、G2ref1
<G2≦G2ref2ならばUM=2、G2ref2<G2ならばU
M=1とする。この場合、UM=1は減衰力が「小」、
UM=2は減衰力が「中」、及びUM=3は減衰力が
「大」をそれぞれ表している。
【0021】次に、ステップ118にて、前記計算した
第1振動成分G1 の大きさ(振幅)に応じて減衰力Xを
決定する。第1振動成分G1 と所定の第1及び第2基準
値G1ref1,G1ref2(G1ref1<G1ref2)とをそれぞれ
比較し、G1≦G1ref1ならばX=1、G1ref1<G1≦G
1ref2ならばX=2、G1ref2<G1ならばX=3とす
る。前記ステップ118の処理後、ステップ120,1
22の処理により、前記第1振動成分G1に応じて決定
した減衰力Xの上限値を前記第2振動成分G2に応じて
決定した上限値UM内に制限する。すなわち、X>UM
ならばX=UMに設定し直す。その結果、最終的な決定
減衰力Xは下記表1のようになる。
【0022】
【表1】
【0023】前記ステップ120,122の処理後、ス
テップ124〜134の処理によりショックアブソーバ
11にて発生される減衰力を前記上限の制限された減衰
力Xに制御する。減衰力Xが「1」であれば、ステップ
124にて「YES」と判定してプログラムをステップ
102に戻すので、ショックアブソーバ11は初期状態
である減衰力「小」の状態(ソフト状態)に維持され
る。
【0024】一方、前記決定減衰力Xが「2」又は
「3」であれば、ステップ124にて「NO」と判定し
てプログラムをステップ126以降に進める。ステップ
126においては、決定減衰力Xが「2」であれば保持
時間Txを第1所定時間T1に設定し、決定減衰力Xが
「3」であれば保持時間Txを第1所定時間T1より大き
な第2所定時間T2 に設定する。次に、ステップ128
にて、決定減衰力Xを表す制御信号をアクチュエータ1
1aに出力する。アクチュエータ11aは、ショックア
ブソーバ11の発生減衰力を前記決定減衰力Xに制御す
るので、決定減衰力Xが「2」であれば、同アブソーバ
11aの発生減衰力は「中」に設定される。また、決定
減衰力Xが「3」であれば、ショックアブソーバ11a
の発生減衰力は「大」(ハード状態)に設定される。
【0025】前記ステップ128の処理後、ステップ1
30にて前記設定した保持時間Txの経過を待って、プ
ログラムをステップ132,134に進める。ステップ
132,134においては、決定減衰力Xを「1」に戻
して、同「1」に戻した決定減衰力Xを表す制御信号を
アクチュエータ11aに出力する。これにより、ショッ
クアブソーバ11の発生減衰力は「小」に戻されるの
で、決定減衰力Xが「2」又は「3」であれば、同減衰
力Xに対応した保持時間Tx だけショックアブソーバ1
1aの発生減衰力が「中」又は「大」に制御されること
になる。
【0026】そして、ショックアブソーバ11の発生減
衰力が「小」に戻された後には、上記ステップ102〜
134からなる循環処理を繰り返し行って、ショックア
ブソーバ11の発生減衰力を加速度G及び車速Vに応じ
て再び制御し始める。上記の説明はショックアブソーバ
11に関するものであるが、ショックアブソーバ12〜
14に関しても上記と同様に制御される。ただし、この
場合、加速度Gとしては、加速度センサ21b〜21d
により検出したものが利用される。
【0027】このようにして、ショックアブソーバ11
〜14の発生減衰力を制御する結果、この第1実施例に
係る減衰力制御装置によれば、ステップ104の処理に
より第1振動成分G1 が検出され、ステップ118,1
24〜134の処理により、第1振動成分G1 が大きく
なるにしたがってショックアブソーバ11〜14の減衰
力は大きい側に制御されて、同振動成分G1 に関係した
ばね上部材のあおり振動が良好に抑制される。一方、ス
テップ114,116,120,122の処理により、
この第1振動成分G1 により制御される減衰力は、第2
振動成分G2 が大きくなるにしたがって小さくなる側に
抑えられるので、車両の乗り心地も良好に保たれる。ま
た、ステップ108,110,114の処理により、路
面入力に対する車両の第2振動成分G2 は車速Vの増加
にしたがって高周波数側に移行されるので、同第2振動
成分G2 が正確に検出されて、前記発生減衰力の第2振
動成分G2による抑制制御が的確に行われる。その結
果、上記第1実施例によれば、車両の操安性及び乗り心
地がバランスよく制御されることになる。
【0028】なお、上記第1実施例においては、ステッ
プ120,122の処理により、第1振動成分G1 に応
じて決定された減衰力Xの上限値を規制するようにした
が、前記表1に示すようなマップをマイクロコンピュー
タ23内に予め記憶させておき、前記ステップ120,
122の処理に代わるマップ参照処理により、前記第1
振動成分G1による決定減衰力Xと第2振動成分G2によ
る決定上限値UMとに応じて最終的な減衰力Xを決定す
るようにしてもよい。
【0029】b.第2実施例 次に、本発明の第2の特徴に係る第2実施例について説
明する。第2実施例は、図1に示すように上記第1実施
例と同様に構成されているが、同実施例に係るマイクロ
コンピュータ23は各ショックアブソーバ11〜14毎
に図3に示すフローチャートに対応したプログラムを実
行する。なお、図3のフローチャート中で上記第1実施
例と同様な処理に関しては、上記第1実施例と同符号を
付してある。次に、この第2実施例に係る減衰力制御装
置の動作を説明するが、ショックアブソーバ11〜14
は同じように制御されるので、ショックアブソーバ11
についてのみ説明して、他のショックアブソーバ12〜
14については説明を省略する。
【0030】マイクロコンピュータ23は、上記ステッ
プ102の加速度G及び車速Vの入力及びステップ10
4の第1振動成分G1 の算出後、ステップ200にて通
過周波数帯域を3〜8Hz程度とする固定のバンドパス
フィルタ処理を前記検出加速度G2に施して第2振動成
分G2を算出する。なお、この場合も、上記数2の演算
を実行するが、同数2中の数1に表された伝達関数F
(S)の各パラメータa,bは予めマイクロコンピュータ
23内に記憶されている固定値である。
【0031】次に、ステップ212にて前記計算した第
2振動成分G2 の大きさ(振幅)と車速Vとに基づいて
内蔵の2次元マップ(図4の特性グラフ)を参照し、第
2振動成分G2 及び車速Vにより規定される領域を捜し
て、減衰力の上限値UMを前記捜した領域に対応した値
「1」〜「3」に設定する。この場合、図4の特性グラ
フからも明かなように、上限値UMは第2振動成分G2
が大きくなるにしたがって小さな値に設定され、かつ車
速Vが増加するにしたがって大きな値に設定されること
になる。
【0032】前記ステップ212の処理後、ステップ1
18にて、上述のように減衰力Xを第1振動成分G1の
大きさ(振幅)に応じて「1」、「2」、「3」のいず
れかに設定する。そして、上記第1実施例と同様なステ
ップ120,122の処理により、前記第1振動成分G
1 の大きさに応じて決定した減衰力Xの上限値を前記第
2振動成分G2 に応じて決定した上限値UM内に制限す
る。その結果、この場合も、最終的な決定減衰力Xは上
記表1のようになる。そして、ステップ124〜134
の処理により、ショックアブソーバ11の発生減衰力を
前記制限した最終的な決定減衰力Xに設定する。
【0033】このようにして、ショックアブソーバ11
〜14の発生減衰力を制御する結果、この第2実施例に
係る減衰力制御装置によれば、ステップ104の処理に
より第1振動成分G1 が検出され、ステップ118,1
24〜134の処理により、第1振動成分G1 が大きく
なるにしたがってショックアブソーバ11〜14の減衰
力は大きい側に制御されて、同振動成分G1 に関係した
ばね上部材のあおり振動が良好に抑制される。一方、ス
テップ200の処理により第2振動成分G2 が検出さ
れ、ステップ212,120,122の処理により、こ
の第1振動成分G1 により制御されるショックアブソー
バ11〜14の減衰力は、第2振動成分G2 が大きくな
るにしたがって小さくなる側に抑えられ、またこの第2
振動成分G2 による減衰力の抑制制御は車速Vが増加す
るにしたがって緩和される。したがって、車速Vが増加
して第3振動成分G3が第2振動成分G2中に混在して
も、第2振動成分G2 に対する減衰力の制御が的確に行
われて車両の乗り心地が良好に保たれる。その結果、上
記第2実施例においても、車両の操安性及び乗り心地が
バランスよく制御されることになる。
【0034】なお、この第2実施例においても、上記第
1実施例の場合と同様に、ステップ120,122の処
理に代えて、表1に示すようなマップを参照することに
より、前記第1振動成分G1 による決定減衰力Xと、第
2振動成分G2 及び車速Vによって決定された減衰力X
の上限値UMとに応じて最終的な減衰力Xを決定するよ
うにしてもよい。
【0035】c.第3実施例 次に、本発明の第3の特徴に係る第3実施例について説
明する。第3実施例は、図1に示すように、車速センサ
22に代えて各車輪の車輪速度Vrをそれぞれ検出する
車輪速センサ24a〜24dを備えている。また、マイ
クロコンピュータ23は各ショックアブソーバ11〜1
4毎に図5に示すフローチャートに対応したプログラム
を実行する。なお、図5のフローチャート中で上記第1
実施例と同様な処理に関しては、上記第1実施例と同符
号を付してある。次に、この第3実施例に係る減衰力制
御装置の動作を説明するが、この場合も、ショックアブ
ソーバ11についてのみ説明して、他のショックアブソ
ーバ12〜14については説明を省略する。
【0036】マイクロコンピュータ23は、ステップ3
00のプログラムの実行開始後、ステップ302にてシ
ョックアブソーバ11に対応した加速度センサ21a及
び車輪速センサ24aから加速度G及び車輪速度Vrを
入力し、ステップ304〜308の処理を実行する。ス
テップ304においては、通過周波数帯域を1〜2Hz
程度とする固定のバンドパスフィルタ処理を前記検出加
速度Gに施して、ばね上部材の共振周波数付近の第1振
動成分G1 を計算する。ステップ306にておいては、
通過周波数帯域を3〜8Hz程度とする固定のバンドパ
スフィルタ処理を前記検出車輪速度Vrに施して、乗員
に不快感(ゴツゴツ感)を与えるばね上部材の第2振動
成分G2 を計算する。ステップ308においては、通過
周波数帯域を10〜15Hz程度とする固定のバンドパ
スフィルタ処理を前記検出車輪速度Vrに施して、ばね
下部材の共振周波数付近の第3振動成分G3 を計算す
る。なお、これらの場合も、上記数2と同様な演算を実
行するが、同数2中の数1に表された伝達関数F(S)の
各パラメータa,bは予めマイクロコンピュータ23内
に記憶されている固定値である。
【0037】前記ステップ304〜308の処理後、ス
テップ310にて第1及び第2振動成分G1,G2に基づ
いて下記表2に示す2次元マップを参照して、第1及び
第2振動成分G1,G2の大きさに応じた減衰力Xを決定
する。
【0038】
【表2】
【0039】前記表2中のG1ref1,G1ref2(G1ref1<
G1ref2)及びG2ref1,G2ref2(G2ref1<G2ref2)
は、それぞれ予め決められた基準値である。前記ステッ
プ310の処理後、ステップ312にてばね下部材の共
振周波数付近の第3振動成分G3 の大きさ(振幅)と所
定のしきい値S0 とを比較し、G3<S0ならばプログラ
ムをステップ124に進める。G3≧S0ならば、プログ
ラムをステップ314,316に進めて、同ステップ3
14,316の処理により前記決定した減衰力Xを下限
値LM以上に制限する。この下限値LMは予め決められ
たもので、本実施例では「2」に設定されている。した
がって、第3振動成分G3 が小さいときには前記決定減
衰力Xは「1」〜「3」の値を取り得るが、第3振動成
分G3 が大きくなると、第2振動成分G2 が大きくなっ
ても前記決定減衰力Xは「2」又は「3」に制限され
る。なお、この下限値LMを「3」に設定してもよい。
そして、上述したステップ124〜134の処理によ
り、ショックアブソーバ11の発生減衰力をこの決定減
衰力Xに設定する。
【0040】以上のように、この第3実施例によれば、
ステップ304,306の処理により第1及び第2振動
成分G1,G2がそれぞれ検出され、ステップ310,1
24〜134の処理により、ショックアブソーバ11〜
14の発生減衰力は、第1振動成分G1が大きくなるに
したがって大きく、また第2振動成分G2が大きくなる
にしたがって小さくなるように制御される。したがっ
て、第1振動成分G1 に関係したばね上部材のあおり振
動が、第2振動成分G2 による乗員の不快感をも考慮し
て良好に抑制される。一方、ステップ308の処理によ
り第3振動成分G3が検出されるとともに、ステップ3
12〜316の処理により、この第3振動成分G3 がし
きい値S0 以上のときには前記ショックアブソーバ11
〜14の減衰力が小さく設定されることが規制される。
したがって、車速Vの増加にしたがって増加する第3振
動成分G3がより的確に考慮されて、前記第1及び第2
振動成分G1,G2 に対する減衰力の制御が的確に行わ
れて、車両の操安性及び乗り心地がバランスよく制御さ
れる。。
【0041】(変形例)次に、本発明の第4の特徴に係
る上記第3実施例の変形例について説明する。この変形
例は上記第3実施例と同様に構成されているが、マイク
ロコンピュータ23は各ショックアブソーバ11〜14
毎に図6に示すフローチャートに対応したプログラムを
実行する。なお、図6のフローチャート中で上記第1及
び第3実施例と同様な処理に関しては、上記第1及び第
3実施例と同符号を付してある。次に、この変形例に係
る減衰力制御装置の動作を説明するが、この場合も、シ
ョックアブソーバ11についてのみ説明して、他のショ
ックアブソーバ12〜14については説明を省略する。
【0042】この変形例においては、ステップ300に
おけるプログラムの開始後、ステップ302aにてショ
ックアブソーバ11に対応した加速度センサ21aから
加速度Gを入力するとともに、各車輪の車輪速度Vr
(4つの車輪速度Vr)をそれぞれ入力する。次に、ス
テップ320にて前記4つの車輪速度Vrの平均値を計
算することにより車速Vを算出する。そして、上述した
ステップ304〜310の処理により第1〜3振動成分
G1,G2,G3 をそれぞれ計算するとともに減衰力Xを
決定した後、ステップ322にて前記算出した車速Vに
応じて内蔵のマップ(図7参照)を参照して、車速Vの
増加にしたがって減少するしきい値Sを決定する。次
に、ステップ324にて第3振動成分G3 の大きさ(振
幅)と前記決定したしきい値Sとを比較し、G3<Sな
らばプログラムをステップ124に進める。G3≧Sな
らば、上述ステップ314,316の処理により前記決
定した減衰力Xを下限値LM以上に制限する。そして、
ステップ124〜134の処理により、ショックアブソ
ーバ11の発生減衰力を前記制限した最終的な決定減衰
力Xに設定する。
【0043】このようにして、ショックアブソーバ11
〜14の発生減衰力を制御する結果、この変形例に係る
減衰力制御装置によれば、上記第3実施例に加えて、ス
テップ324の処理により車速Vが大きくなるにしたが
って小さくなるしきい値Sが決定され、ステップ32
4,314,316の処理により、この第3振動成分G
3 がしきい値S以上のときには前記ショックアブソーバ
11〜14の減衰力が小さく設定されることが規制され
る。したがって、車速Vの増加にしたがって増加する第
3振動成分G3がより的確に考慮されるので、前記第1
及び第2振動成分G1,G2 に対する減衰力の制御がよ
り的確に行われて、車両の操安性及び乗り心地がさらに
バランスよく制御される。
【0044】なお、この第1〜3実施例及び同第3実施
例の変形例においては、ショックアブソーバ11〜14
の切り換え段数を3段階にしたが、さらに段数を多くし
てよりきめ細かな制御を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施例に係る車両の減衰力制御装
置を概略的に示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係り図1のマイクロコ
ンピュータにて実行されるプログラムのフローチャート
である。
【図3】 本発明の第2実施例に係り図1のマイクロコ
ンピュータにて実行されるプログラムのフローチャート
である。
【図4】 第2振動成分G2と車速Vに応じて規定され
る上限値UMの領域を示すグラフである。
【図5】 本発明の第3実施例に係り図1のマイクロコ
ンピュータにて実行されるプログラムのフローチャート
である。
【図6】 前記第3実施例の変形例に係り図1のマイク
ロコンピュータにて実行されるプログラムのフローチャ
ートである。
【図7】 しきい値Sの車速Vに対する変化特性を示す
グラフである。
【図8】 路面入力に対して車両に発生する第1〜第3
振動成分G1〜G3の分布状態を示すグラフである。
【符号の説明】
11〜14…ショックアブソーバ、11a〜14a…ア
クチュエータ、21a〜21d…加速度センサ、22…
車速センサ、23…マイクロコンピュータ、24a〜2
4d…車輪速センサ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね上部材とばね下部材との間に設けら
    れてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させる
    減衰力を発生するための減衰力発生機構を備えた車両に
    適用され、ばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振
    周波数の間に設定した所定の周波数範囲に属するばね上
    部材の振動成分を検出する振動検出手段と、前記検出し
    た振動成分に応じて前記減衰力発生機構を制御して同振
    動成分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構によ
    る発生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた
    車両の減衰力制御装置において、車速を検出する車速検
    出手段と、前記検出した車速に応じて前記振動検出手段
    を制御して同検出した車速が大きくなるにしたがって前
    記振動検出手段における所定の周波数範囲を高周波数側
    に移行する移行制御手段とを設けたことを特徴とする車
    両の減衰力制御装置。
  2. 【請求項2】 ばね上部材とばね下部材との間に設けら
    れてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させる
    減衰力を発生するための減衰力発生機構を備えた車両に
    適用され、ばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振
    周波数の間に設定した所定の周波数範囲に属するばね上
    部材の振動成分を検出する振動検出手段と、前記検出し
    た振動成分に応じて前記減衰力発生機構を制御して同振
    動成分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構によ
    る発生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた
    車両の減衰力制御装置において、車速を検出する車速検
    出手段を設け、前記減衰力制御手段を、前記検出した振
    動成分が大きくなるにしたがって小さく抑えられる発生
    減衰力の程度を前記検出した車速が大きくなるにしたが
    って緩和するように構成したことを特徴とする車両の減
    衰力制御装置。
  3. 【請求項3】 ばね上部材とばね下部材との間に設けら
    れてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させる
    減衰力を発生するための減衰力発生機構を備えた車両に
    適用され、ばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振
    周波数の間に設定した所定の周波数範囲に属するばね上
    部材の振動成分を検出する振動検出手段と、前記検出し
    た振動成分に応じて前記減衰力発生機構を制御して同振
    動成分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構によ
    る発生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた
    車両の減衰力制御装置において、ばね下部材の共振周波
    数付近の振動成分を検出するばね下成分検出手段を設
    け、前記減衰力制御手段を、前記検出した振動成分が大
    きくなるにしたがって小さく抑えられる発生減衰力の程
    度を前記検出したばね下部材の共振周波数付近の振動成
    分が大きくなるにしたがって緩和するように構成したこ
    とを特徴とする車両の減衰力制御装置。
  4. 【請求項4】 ばね上部材とばね下部材との間に設けら
    れてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させる
    減衰力を発生するための減衰力発生機構を備えた車両に
    適用され、ばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振
    周波数の間に設定した所定の周波数範囲に属するばね上
    部材の振動成分を検出する振動検出手段と、前記検出し
    た振動成分に応じて前記減衰力発生機構を制御して同振
    動成分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構によ
    る発生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた
    車両の減衰力制御装置において、ばね下部材の共振周波
    数付近の振動成分を検出するばね下成分検出手段と、車
    速を検出する車速検出手段と、前記減衰力制御手段を、
    前記検出した振動成分が大きくなるにしたがって小さく
    抑えられる発生減衰力の程度を前記検出したばね下部材
    の共振周波数付近の振動成分が大きくなるにしたがって
    かつ前記検出した車速が大きくなるにしたがって緩和す
    るように構成したことを特徴とする車両の減衰力制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013133059A1 (ja) * 2012-03-09 2015-07-30 日産自動車株式会社 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP2017202789A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 トヨタ自動車株式会社 車両用減衰力制御装置

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CN107399216B (zh) * 2016-05-13 2019-09-24 丰田自动车株式会社 车辆用衰减力控制装置

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