JPH08230028A - ブロー成形装置 - Google Patents
ブロー成形装置Info
- Publication number
- JPH08230028A JPH08230028A JP7066821A JP6682195A JPH08230028A JP H08230028 A JPH08230028 A JP H08230028A JP 7066821 A JP7066821 A JP 7066821A JP 6682195 A JP6682195 A JP 6682195A JP H08230028 A JPH08230028 A JP H08230028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- mold
- cavity mold
- air
- preform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/62—Venting means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2949/00—Indexing scheme relating to blow-moulding
- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
- B29C2949/0715—Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/06—Injection blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
エアを確実に逃がし、しかも、ブローキャビティ金型内
から出たエアがブローキャビティ金型の側方位置で待機
しているプリフォームに当たらないようにし、プリフォ
ームの温度低下によってブロー成形時の成形不良の発生
を防止することのできるブロー成形装置を提供する。 【構成】 製品の外形状に形成されたキャビティ面7
2,72を有する割型のブローキャビティ金型52と、
ブローキャビティ金型52を開閉及び型締めするブロー
型締め機構54とを備える。ブローキャビティ金型52
は、パーティング面80に前記キャビティ面72,72
からブローキャビティ金型52の側面82に向かってエ
ア逃げ用凹部84,86が延設される。ブローキャビテ
ィ金型52のプリフォーム22搬入側の側面82に、型
締め状態で前記凹部84によって形成されるエア逃げ用
孔部より大きな遮蔽部材88を設ける。遮蔽部材88
は、エア逃げ用孔部に対しエア逃げ用の間隔Sを残して
配設される。
Description
し、特に、割型からなるブローキャビティ金型を用いて
ブロー成形を行うブロー成形装置に関する。
形するブロー成形装置においては、容器等の外形状に形
成されたキャビティ面を有する割型からなるブローキャ
ビティ金型を用い、このブローキャビティ金型を型締め
機構にて型締めした状態で、ブローコア型よりブローキ
ャビティ金型内に配したプリフォーム内にブローエアを
導入して容器等を成形するようにしている。
型からなるブローキャビティ金型のパーティング面に、
キャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かって
エア逃げ用凹部が延設され、このエア逃げ用凹部によっ
てブローキャビティ金型の型締め状態においてブローキ
ャビティ金型のパーティング面間にエア逃げ用孔部が形
成されるようになってにる。そして、ブロー成形時に、
ブローエアの導入によりブローキャビティ金型内でプリ
フォームが膨らむ際に、プリフォームとブローキャビテ
ィ金型のキャビティ面との間にあるエアをエア逃げ用孔
部よりブローキャビティ金型の外部に逃がすことで、プ
リフォームの外表面をブローキャビティ金型のキャビテ
ィ面に密着させるようにしている。
装置のように、ブローキャビティ金型の側方にブローキ
ャビティ金型内のエアを逃がす場合、例えば、プリフォ
ームをブローキャビティ金型の側方位置で待機させてい
ると、エア逃げ用孔から出たエアが側方位置で待機して
いるプリフォームの側面にあたってしまうこととなる。
熱処理を行ってブロー成形温度に調整された状態で待機
し、ブロー成形に備えているもので、このような状態の
プリフォームにエア逃げ用孔部から出たエアが当たる
と、このエアによってブロー成形温度に調整されたプリ
フォームが冷却されて、良好なブロー成形が行い難くな
るものであった。
方位置で待機しているプリフォームの片側面にのみ当た
って、片側面だけが冷却されることとなり、このような
状態でブロー成形を行うと、エアによって冷却された片
側面が厚肉になって偏肉状態となり、成形不良となると
いう問題があった。
されたもので、その目的は、ブロー成形時に、ブローキ
ャビティ金型内のエアを確実に逃がし、しかも、ブロー
キャビティ金型内から出たエアがブローキャビティ金型
の側方位置で待機しているプリフォームに当たらないよ
うにし、プリフォームの温度低下によってブロー成形時
の成形不良の発生を防止することのできるブロー成形装
置を提供することにある。
め、第1の発明は、ブロー成形品の外形状に形成された
キャビティ面を有する割型のブローキャビティ金型と、
前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めする型締め
機構とを備えるブロー成形装置において、前記ブローキ
ャビティ金型は、パーティング面に前記キャビティ面か
らブローキャビティ金型側面に向かってエア逃げ用凹部
が延設され、前記ブローキャビティ金型の少なくとも一
方の側面もしくは側面付近に前記凹部を通ったエアの方
向を変えるための方向転換機構が設けられていることを
特徴としている。
成されたキャビティ面を有する割型のブローキャビティ
金型と、前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めす
る型締め機構とを備えるブロー成形装置において、前記
ブローキャビティ金型は、パーティング面に前記キャビ
ティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエア逃
げ用凹部が延設され、前記ブローキャビティ金型の少な
くとも一方の側面に、型締め状態で前記凹部によって形
成されるエア逃げ用孔部より大きな遮蔽部材を設け、前
記遮蔽部材は、前記エア逃げ用孔部に対しエア逃げ用の
間隔を残して配設されることを特徴としている。
前記遮蔽部材は、ブロー成形温度に調整されたプリフォ
ームの搬入側に設けられていることを特徴としている。
前記遮蔽部材は、前記プリフォームの長さ範囲全体にわ
たって遮蔽する長さに形成されていることを特徴として
いる。
前記遮蔽部材は、前記エア逃げ用孔部の形成されている
範囲全体にわたって延びる板状部材であることを特徴と
している。
成されたキャビティ面を有する割型のブローキャビティ
金型と、前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めす
る型締め機構とを備えるブロー成形装置において、前記
ブローキャビティ金型は、パーティング面に前記キャビ
ティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエア逃
げ用凹部が延設され、前記凹部はブローキャビティ金型
の少なくとも一方の側面に対し非連通状態とされている
ことを特徴としている。
前記側面に対し非連通状態とされた凹部は、ブローキャ
ビティ金型の側面の手前で上下面の少なくとも一方に連
通する凹部と連絡することを特徴としている。
成されるブローキャビティ金型のパーティング面に、キ
ャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエ
ア逃げ用凹部を延設することにより、ブロー成形時にブ
ローキャビティ金型内のエアを確実に外部に逃がして良
好なブロー成形を行うことができる。
一方の側面もしくは側面付近にエア逃げ用凹部を通った
エアの方向を変えるための方向転換機構を設けることに
より、エア逃げ用凹部を通ったエアを直接ブローキャビ
ティ金型の一方の側面側の側方位置にあるものに対して
エアが直接当たることがなく、このエアによる影響を防
止することができる。
金型の少なくとも一方の側面に型締め状態でエア逃げ用
凹部によって形成されるエア逃げ用孔部より大きな遮蔽
部材を設けることにより、簡単な構成で、エア逃げ用孔
部を通ったエアの方向を確実に変えることができ、前記
一方の側面の側方位置にあるものに対して直接エアが当
たるのを防止でき、エアによる影響を無くすことができ
る。
ア逃げ用の間隔を残して配設しているため、遮蔽部材の
存在にも拘わらず、エア逃げ用孔部から確実にブロー成
形時のブローキャビティ金型内のエアを外部に逃がすこ
とができる。
成形温度に調整されたプリフォームの搬入側に設けるこ
とにより、ブローキャビティ金型の側方位置で待機して
いるプリフォームに対し、ブロー成形時におけるエア逃
げ用孔部を通ったエアが直接当たるのを防止することが
できる。
待機中のブロー成形温度に調整されたプリフォームの片
側面のみに当たり、そのエアの当たった片側面が冷却さ
れて、このプリフォームをブロー成形した際に、エアの
当たった片側面が厚肉になって偏肉状態となり、成形不
良を引き起こすのを確実に防止することができる。
ォームの長さ範囲全体にわたって遮蔽する長さに形成す
ることにより、プリフォームの長さ範囲全体に対してブ
ロー成形時のエア逃げ用孔部を通ったエアが当たるのを
防止することができ、このエアによる成形不良等の発生
を確実に防止することができる。
げ用孔部の形成されている範囲全体にわたって延びる板
状部材で形成することにより、遮蔽部材を単純な構成
で、安価に形成することができ、しかも、エア逃げ用孔
部の形成されている範囲全体に対しエアの遮蔽を行うこ
とができ、エアによる影響を確実に防止することができ
る。
キャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かって
延設されたエア逃げ用凹部を、ブローキャビティ金型の
少なくとも一方の側面に対し、非連通状態とすることに
より、この非連通状態とされたエア逃げ用凹部からブロ
ーキャビティ金型の一方の側面に対してエアが側方に逃
げるのを防止することができ、その側方に位置するもの
に対し、エアが直接かかるのを防止して、エアの影響を
なくすと共に、他の外部に対し連通状態とされるエア逃
げ用凹部より確実にブロー成形時のエアを逃がすことが
できる。
を変えるための部材を付設する必要がなく、従って、ブ
ローキャビティ金型の外面への突出物がなく、邪魔にな
らず、外観も良好なものとすることができる。
非連通状態とされたエア逃げ用凹部を、ブローキャビテ
ィ金型の側面の手前で上下面の少なくとも一方に連通す
る凹部と連絡させることにより、非連通状態とされたエ
ア逃げ用凹部から上下面の少なくとも一方に連通する凹
部を経て、上下方向に確実にエアを逃がすことができ
る。
を参照して詳細に説明する。
ロー成形装置を示す図である。
方式のブロー成形装置で、他に設けた射出成形機を用い
て成形されたプリフォームを加熱しブロー成形するもの
である。
ように、成形機台10上にプリフォーム供給部12と、
プリフォーム加熱部14と、ブロー成形部16と、製品
取出部18とが、ループ状のプリフォーム搬送部20に
沿って配設された状態となっている。
成形されたプリフォーム22をプリフォーム搬送部20
に受け渡すもので、予め図示せぬプリフォームストッカ
に収納されたプリフォーム22をベルトコンベア等の搬
送手段を介して整列機に供給し、この整列機により整列
されたプリフォーム22をプリフォーム供給部12にお
ける一対のチャック機構24にてプリフォーム22のネ
ック部を把持し、このチャック機構24の反転動作によ
りプリフォーム22のネック部を下にした倒立状態でプ
リフォーム搬送部20に受け渡すようになっている。
供給部12から、プリフォーム加熱部14、ブロー成形
部16、製品取出部18へとプリフォーム22をループ
状に循環搬送するもので、図3に示すように、その搬送
経路に沿って、一対の搬送レール26が配設されてい
る。この搬送レール26には、多数の搬送部材28が所
定ピッチで係合されている。
すように、固定部30と、載置台32とからなり、固定
部30が搬送レール26に対し、係合すると共に、搬送
用スプロケット34に巻回された搬送チェーン36と係
合し、この搬送チェーン36の駆動により移動可能にさ
れている。
能に取付けられ、上面にはプリフォーム22のネック部
38内に差し込まれてプリフォーム22を倒立状態で支
持する搬送用ピン40が突出され、この載置台32がス
プロケット42に巻回されたチェーン44と係合してプ
リフォーム自転用モータ46の駆動力により、プリフォ
ーム加熱部14の範囲内において自転し、プリフォーム
22を自転させるようにしている。
供給部12からプリフォーム搬送部20に受け渡されて
搬送されたプリフォーム22をブロー成形温度まで加熱
するもので、本実施例においては、図3に示すように、
プリフォーム加熱部14を、第1加熱部48および第2
加熱部50の2段階に分け、第1加熱部48ではプリフ
ォーム22をブロー成形適温もしくはそれより少し低い
温度までの昇温に用い、第2加熱部50ではプリフォー
ム22の縦方向の温度分布の付与に用いるようにするこ
とで、加熱工程におけるエネルギーをより効率的に使用
することができるようにしている。
でブロー成形温度に調整加熱されたプリフォーム22を
製品の形状にブロー成形するもので、図1および図2に
示すように、割型で構成されたブローキャビティ金型5
2をブロー型締め機構54により型開閉、型締め可能に
している。
は、底型駆動機構56によって昇降可能にされた底型5
8が組み合わせられるようになっている。
に搬送レール26を挟んで対向配置した一対の固定板6
0,60にそれぞれ型締め駆動シリンダ62,62を取
付け、この固定板60,60を4本のタイバー64にて
連結し、この固定板60,60間で型締め駆動シリンダ
62,62の駆動によりタイバー64に沿って一対の可
動板66,66がスライドして互いに近接、離反し得る
ようになっている。また、一対の可動板66,66の対
向面には、その上下位置に一対のスライドレール68,
68が平行に配設され、このスライドレール68,68
にブローキャビティ金型52,52を固定したブローキ
ャビティ金型固定板70,70が取付けられるようにな
っている。
を逆さにした状態で容器側面を形成する2つのキャビテ
ィ面72,72を有し、それぞれのキャビティ面下端に
は、割型で構成されるネック型74,74が取付けら
れ、ブローキャビティ金型52,52の側方に位置する
直前の待機位置から搬送部材28,28により搬送され
てきたプリフォーム22のネック部38をこのネック型
74,74にて挟み込むようになっている。また、各搬
送部材28,28の下方位置にはブローノズル76,7
6が昇降可能に設けられ、このブローノズル76,76
から搬送部材28,28を介しプリフォーム22内にブ
ローエアを導入し得るようにしている。
のキャビティ面72,72の上部には、それぞれ底型挿
入部78,78が形成され、この底型挿入部78,78
内に底型58,58が低型駆動機構56の駆動によって
上方から挿入されるようになっている。
52,52の一方のパーティング面80には、図2に示
すように、キャビティ面72,72からブローキャビテ
ィ金型52,52の側面82,82に向かってエア逃げ
用凹部84がその上下方向において適宜の間隔を開けた
状態で複数(本実施例においては4箇所)形成された状
態となっている。また、二つのキャビティ面72,72
間に位置するパーティング面80にも、エア逃げ用凹部
84と対応する位置に、それぞれキャビティ面72,7
2間にわたってエア逃げ用凹部86が形成されている。
が、割型からなるブローキャビティ金型52,52のパ
ーティング面80,80を合わせ、ブロー型締め機構5
4により型締めした状態で、エア逃げ用孔部(図示せ
ず)を形成するようになっている。
ィ金型52,52をブロー型締め機構54にて型締めし
た状態でブローノズル76,76から搬送部材28,2
8を介しブローキャビティ金型52,52のキャビティ
面72,72間に配設されたプリフォーム22,22内
にブローエアを導入してプリフォーム22を膨らませる
際に、プリフォーム22,22とブローキャビティ金型
52,52のキャビティ面72,72との間にあるエア
をパーティング面80に形成したエア逃げ用凹部84,
86で構成されるエア逃げ用孔部よりブローキャビティ
金型52,52の側面82,82から外部側方に逃がす
ことで、プリフォーム22,22の外表面をキャビティ
面72,72に密着させるようにしている。
おいては、プリフォーム加熱部14によってブロー成形
温度に調整させたプリフォーム22が、図3に示すよう
にブロー成形部16の手前で、ブローキャビティ金型5
2,52の型締め位置側方位置で次のブロー成形に備え
て待機している状態となっている。
ブローキャビティ金型52,52を用いてブロー成形を
行うと、エア逃げ用凹部84によって形成されるエア逃
げ用孔部を通って、プリフォーム22,22とキャビテ
ィ面72,72との間のエアが側方に逃げ出すと、プリ
フォーム22の搬入側(図1手前側、図2右側)のエア
逃げ用凹部84により形成させるエア逃げ用孔部からエ
アが直接、待機中のプリフォーム22の片側面に当たっ
て、その片側面を冷却することとなり、このようなプリ
フォーム22をブロー成形すると、冷却された片側面の
部分のみが厚肉になって偏肉状態となり、成形不良を引
き起こすこととなる。
キャビティ金型52のプリフォーム22の搬入側側面8
2に、ブローキャビティ金型52,52内から逃げ出す
エアを待機中のプリフォーム22に対して遮蔽し、エア
の方向を変える遮蔽部材88を設けることにより、待機
中のプリフォーム22にブロー成形時のエアが直接当た
るのを防止することで、成形不良を防止するようにして
いる。
型52,52の型締め状態で、エア逃げ用凹部84によ
って形成されるエア逃げ用孔部の形成されている範囲全
体にわたって延びる板状部材で形成されたもので、前記
エア逃げ用孔部に対しエア逃げ用の間隔Sを残してブロ
ーキャビティ金型52の側面82に配設されるようにな
っている。
逃げ用凹部84によって形成されるエア逃げ用孔部より
大きく形成され、かつ、プリフォーム22の長さlの範
囲全体にわたって遮蔽する長さに形成されている。
キャビティ金型52のプリフォーム22搬入側の側面8
2に取付けることにより、ブローキャビティ金型52,
52の開閉に伴って遮蔽部材88も移動することとな
り、プリフォーム22の搬入時にはブローキャビティ金
型52,52の型開き状態に伴って遮蔽部材88がプリ
フォーム22の搬入位置から退避することとなるため、
プリフォーム22の搬入に際して邪魔になるようなこと
はない。
型締め時には、遮蔽部材88が、エア逃げ用凹部84に
よって形成されるエア逃げ用孔部の形成されている範囲
ほぼ全体にわたって覆うが、このエア逃げ用孔部に対し
エア逃げ用の間隔Sを残して配設されるため、この間隔
Sよりスムーズにエア抜きを行うことができる。
孔部より大きく、プリフォーム22の長さlの範囲全体
にわたって遮蔽する長さに形成されているため、エア逃
げ用孔部を通ったエアがプリフォーム22の長さlの範
囲全体にわたって遮蔽され、確実にエアの方向が変えら
れることとなり、待機中のプリフォーム22にエア逃げ
用孔部を通ったエアが当たるのが確実に防止されること
となり、その結果、ブロー成形時のエア逃げによって待
機中のプリフォーム22が冷却されることがなく、良好
なブロー成形状態が得られることとなる。
ロー成形された製品90を取り出すもので、プリフォー
ム供給部12の横に配置されている。この製品取出部1
8では、プリフォーム供給部12と同様に一対のチャッ
ク機構92が配設され、チャック機構92により搬送部
材28を介して搬送されてきた倒立状態の製品90のネ
ック部38を把持し、チャック機構92の反転動作によ
り製品90のネック部38を上にした正立状態で取り出
しコンベア94上に供給するようになっている。
ー成形装置におけるブローキャビティ金型のパーティン
グ面の状態を示す。
を有する割型からなるブローキャビティ金型94が示さ
れ、このブローキャビティ金型94は、そのパーティン
グ面96に、キャビティ面72からブローキャビティ金
型94の側面98,98に向かってエア逃げ用凹部10
0,102がその上下方向において適宜間隔で複数(本
実施例においては4箇所)延設され、プリフォーム22
搬入側のエア逃げ用凹部102はプリフォーム搬入側の
側面98に対し非連通状態とされている。
付近におけるパーティング面96には、ブローキャビテ
ィ金型94の上面104に連通する凹部106が上下方
向に形成されており、プリフォーム22の搬入側のエア
逃げ用凹部102は、それぞれプリフォーム22搬入側
の側面98の手前で上下方向の凹部106と連絡し、エ
ア逃げ用凹部102を通ったエアが上下方向の凹部10
6を介してブローキャビティ金型94の上面104側に
導かれるようにすることで、待機中のプリフォームに対
して直接エアが当たらないような方向転換機構を構成す
るようにしている。
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
キャビティ金型の側方位置でプリフォームを待機させて
いる例について説明したが、この例に限らず、熱処理さ
れた一次ブロー成形品をブローキャビティ金型の側方位
置で待機させておく場合にも適用でき、さらにはブロー
キャビティ金型の側方位置にエアによって影響を受けや
すいものを設置しているような場合についても適用する
ことができる。
蔽部材を板状部材で構成しているが、この例に限らず、
ブローキャビティ金型あるいはブローキャビティ金型固
定板の一部を突出させて遮蔽部材を構成することも可能
である。
向凹部をブローキャビティ金型の上面にのみ連通させた
場合について説明したが、この例に限らずブローキャビ
ティ金型の下面に連通させ、あるいは上下両面に連通さ
せるようにすることも可能である。
ローキャビティ金型の一方の側面のみに方向転換機構を
設けているが、この例に限らず、両方の側面に設けるこ
とも可能である。
例における遮蔽部材や上下方向の凹部に限らず、エアの
方向を変えることができるものであれば種々の方向転換
機構を採用することも可能である。
るブローキャビティ金型のパーティング面に、キャビテ
ィ面からブローキャビティ金型側面に向かってエア逃げ
用凹部を延設することにより、ブロー成形時にブローキ
ャビティ金型内のエアを確実に外部に逃がして良好なブ
ロー成形を行うことができる。
一方の側面もしくは側面付近に、エア逃げ用凹部を通っ
たエアの方向を変えるための方向転換機構を設けること
により、エア逃げ用凹部を通ったエアを直接ブローキャ
ビティ金型の一方の側面側の側方位置にあるものに対し
てエアが直接当たることがなく、このエアによる影響を
防止することができるという効果がある。
型の少なくとも一方の側面に型締め状態でエア逃げ用凹
部によって形成されるエア逃げ用孔部より大きな遮蔽部
材を設けることにより、簡単な構成で、エア逃げ用孔部
を通ったエアの方向を確実に変えることができ、前記一
方の側面の側方位置にあるものに対して直接エアが当た
るのを防止でき、エアによる影響を無くすことができる
という効果がある。
ア逃げ用の間隔を残して配設しているため、遮蔽部材の
存在にも拘わらず、エア逃げ用孔部から確実にブロー成
形時のブローキャビティ金型内のエアを外部に逃がすこ
とができるという効果がある。
形温度に調整されたプリフォームの搬入側に設けること
により、ブローキャビティ金型の側方位置で待機してい
るプリフォームに対し、ブロー成形時におけるエア逃げ
用孔部を通ったエアが直接当たるのを防止することがで
きるという効果がある。
待機中のブロー成形温度に調整されたプリフォームの片
側面のみに当たり、そのエアの当たった片側面が冷却さ
れて、このプリフォームをブロー成形した際にエアの当
たった片側面が厚肉になって偏肉状態となり、成形不良
を引き起こすのを確実に防止することができるという効
果がある。
ームの長さ範囲全体にわたって遮蔽する長さに形成する
ことにより、プリフォームの長さ範囲全体に対してブロ
ー成形時のエア逃げ用孔部を通ったエアが当たるのを防
止することができ、このエアによる成形不良等の発生を
確実に防止することができるという効果がある。
用孔部の形成されている範囲全体にわたって延びる板状
部材で形成することにより、遮蔽部材を単純な構成で、
安価に形成することができ、しかも、エア逃げ用孔部の
形成されている範囲全体に対しエアの遮蔽を行うことが
でき、エアによる影響を確実に防止することができると
いう効果がある。
ャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かって延
設されたエア逃げ用凹部を、ブローキャビティ金型の少
なくとも一方の側面に対し、非連通状態とすることによ
り、この非連通状態とされたエア逃げ用凹部からブロー
キャビティ金型の一方の側面に対してエアが側方に逃げ
るのを防止することができ、その側方に位置するものに
対し、エアが直接かかるのを防止して、エアの影響をな
くすと共に、他の外部に対し連通状態とされるエア逃げ
用凹部より確実にブロー成形時のエアを逃がすことがで
きるという効果がある。
を変えるための部材を付設する必要がなく、従って、ブ
ローキャビティ金型の外面への突出物がなく、邪魔にな
らず、外観も良好なものとすることができるという効果
がある。
連通状態とされたエア逃げ用凹部を、ブローキャビティ
金型の側面の手前で上下面の少なくとも一方に連通する
凹部と連絡させることにより、非連通状態とされたエア
逃げ用凹部から上下面の少なくとも一方に連通する凹部
を経て、上下方向に確実にエアを逃がすことができると
いう効果がある。
けるブロー成形部の状態を示す正面図である。
平面図である。
金型のパーティング面の状態を示す正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ブロー成形品の外形状に形成されたキャ
ビティ面を有する割型のブローキャビティ金型と、 前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めする型締め
機構とを備えるブロー成形装置において、 前記ブローキャビティ金型は、パーティング面に前記キ
ャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエ
ア逃げ用凹部が延設され、 前記ブローキャビティ金型の少なくとも一方の側面もし
くは側面付近に前記凹部を通ったエアの方向を変えるた
めの方向転換機構が設けられていることを特徴とするブ
ロー成形装置。 - 【請求項2】 ブロー成形品の外形状に形成されたキャ
ビティ面を有する割型のブローキャビティ金型と、 前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めする型締め
機構とを備えるブロー成形装置において、 前記ブローキャビティ金型は、パーティング面に前記キ
ャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエ
ア逃げ用凹部が延設され、 前記ブローキャビティ金型の少なくとも一方の側面に、
型締め状態で前記凹部によって形成されるエア逃げ用孔
部より大きな遮蔽部材を設け、 前記遮蔽部材は、前記エア逃げ用孔部に対しエア逃げ用
の間隔を残して配設されることを特徴とするブロー成形
装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記遮蔽部材は、ブロー成形温度に調整されたプリフォ
ームの搬入側に設けられていることを特徴とするブロー
成形装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記遮蔽部材は、前記プリフォームの長さ範囲全体にわ
たって遮蔽する長さに形成されていることを特徴とする
ブロー成形装置。 - 【請求項5】 請求項2において、 前記遮蔽部材は、前記エア逃げ用孔部の形成されている
範囲全体にわたって延びる板状部材であることを特徴と
するブロー成形装置。 - 【請求項6】 ブロー成形品の外形状に形成されたキャ
ビティ面を有する割型のブローキャビティ金型と、 前記ブローキャビティ金型を開閉及び型締めする型締め
機構とを備えるブロー成形装置において、 前記ブローキャビティ金型は、パーティング面に前記キ
ャビティ面からブローキャビティ金型側面に向かってエ
ア逃げ用凹部が延設され、 前記凹部はブローキャビティ金型の少なくとも一方の側
面に対し非連通状態とされていることを特徴とするブロ
ー成形装置。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記側面に対し非連通状態とされた凹部は、ブローキャ
ビティ金型の側面の手前で上下面の少なくとも一方に連
通する凹部と連絡することを特徴とするブロー成形装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06682195A JP3510932B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | ブロー成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06682195A JP3510932B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | ブロー成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230028A true JPH08230028A (ja) | 1996-09-10 |
JP3510932B2 JP3510932B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=13326905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06682195A Expired - Lifetime JP3510932B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | ブロー成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510932B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10249923A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-22 | Hokkai Can Co Ltd | ブロー成形用金型 |
JP2018526253A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-09-13 | シンウ コステック カンパニー リミテッド | 容器製造装置 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP06682195A patent/JP3510932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10249923A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-22 | Hokkai Can Co Ltd | ブロー成形用金型 |
JP2018526253A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-09-13 | シンウ コステック カンパニー リミテッド | 容器製造装置 |
US11000984B2 (en) | 2015-06-26 | 2021-05-11 | Shinwoo Costec Co., Ltd. | Container manufacturing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3510932B2 (ja) | 2004-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100642715B1 (ko) | 회전 이동과 횡방향 이동을 하는 성형후 냉각 장치 및 그방법 | |
US7052270B2 (en) | Post mold cooling apparatus | |
JP3722572B2 (ja) | 延伸ブロー成形装置 | |
JPH10113979A (ja) | 射出延伸ブロー成形装置及び成形方法 | |
JPH0679773A (ja) | 射出延伸吹込成形方法及び装置 | |
JP3510932B2 (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3330672B2 (ja) | 射出延伸ブロー成形機 | |
JP3158102B2 (ja) | 射出延伸ブロー成形方法 | |
JP3742671B2 (ja) | 成形装置およびその保持型取付け方法 | |
JP3742710B2 (ja) | 射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構及びプリフォーム移送方法 | |
JPH08230027A (ja) | ブロー成形装置およびブロー成形方法 | |
JP4796711B2 (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3254208B2 (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3419615B2 (ja) | ブロー成形装置 | |
JPH06335959A (ja) | 射出延伸ブロー成形機 | |
JP4074409B2 (ja) | 射出延伸ブロー成形装置 | |
JP3808173B2 (ja) | プリフォーム成形機及びプリフォーム成形方法 | |
JP3612395B2 (ja) | 容器の成形装置及び容器の成形方法 | |
JP3227453B2 (ja) | 射出延伸ブロー成形装置及び射出延伸ブロー成形方法 | |
JP4718720B2 (ja) | 射出延伸ブロー成形装置及び射出延伸ブロー成形方法 | |
JPH11138582A (ja) | プリフォームの成形装置及び成形方法 | |
JP2902119B2 (ja) | プリフォームの射出成形方法及びその装置 | |
JP2002292724A (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3254209B2 (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3785140B2 (ja) | ブロー成形装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040105 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |