JPH08225261A - エレベータレベル制御システムおよびその方法 - Google Patents
エレベータレベル制御システムおよびその方法Info
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- JPH08225261A JPH08225261A JP7326831A JP32683195A JPH08225261A JP H08225261 A JPH08225261 A JP H08225261A JP 7326831 A JP7326831 A JP 7326831A JP 32683195 A JP32683195 A JP 32683195A JP H08225261 A JPH08225261 A JP H08225261A
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- elevator
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/34—Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
- B66B1/36—Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels
- B66B1/40—Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels and for correct levelling at landings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B50/00—Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置が容易にして、設備と保守の価格の低減
を図れる、無接触方式のエレベータ制御システムを得
る。 【解決手段】 エミッタ60と複数のセンサ65はエレ
ベータプラットホーム10と乗場敷居15間の相対的な
位置を検出するために使用される。エミッタ60はエレ
ベータプラットホーム10と乗場敷居15間に形成され
る反射ダクト20を通してエネルギー115を放射す
る。複数のセンサ65は反射ダクト20をモニタし、放
射されたエネルギー115が検出される。センサ65は
放射されたエネルギーに応答してレベル信号を発生す
る。レベル信号に応答する手段は、プラットホーム10
が乗場敷居15に対して水平であるときを決める。
を図れる、無接触方式のエレベータ制御システムを得
る。 【解決手段】 エミッタ60と複数のセンサ65はエレ
ベータプラットホーム10と乗場敷居15間の相対的な
位置を検出するために使用される。エミッタ60はエレ
ベータプラットホーム10と乗場敷居15間に形成され
る反射ダクト20を通してエネルギー115を放射す
る。複数のセンサ65は反射ダクト20をモニタし、放
射されたエネルギー115が検出される。センサ65は
放射されたエネルギーに応答してレベル信号を発生す
る。レベル信号に応答する手段は、プラットホーム10
が乗場敷居15に対して水平であるときを決める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗場敷居でエレベ
ータをレベリングするための方法および装置に係り、特
に反射ダクトとしてのエレベータ/乗場ギャップを用い
るエレベータレベル制御システムに関する。
ータをレベリングするための方法および装置に係り、特
に反射ダクトとしてのエレベータ/乗場ギャップを用い
るエレベータレベル制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータを円滑に停止させるとともに
敷居と同じレベルにするために、エレベータシステム
は、停止を始める時,動作がレベリングモードに入る時
および乗場のドアを開き始める時を、知らなければなら
ない。かごが昇降路におけるレベリング領域に到達した
時、エレベータシステムはレベリングモードの動作を始
める。ほとんどのエレベータは、エレベータプラットホ
ームが実際に敷居と同じレベルになる前の2又は3イン
チで、乗客輸送を速めるために、乗場ドアを開き始め
る。この領域はドア領域として知られている。これらの
機能を正確に遂行するために、常時かごの正確な位置を
知ることが必要である。エレベータ位置変換器はかごの
位置をモニタするために用いられる。
敷居と同じレベルにするために、エレベータシステム
は、停止を始める時,動作がレベリングモードに入る時
および乗場のドアを開き始める時を、知らなければなら
ない。かごが昇降路におけるレベリング領域に到達した
時、エレベータシステムはレベリングモードの動作を始
める。ほとんどのエレベータは、エレベータプラットホ
ームが実際に敷居と同じレベルになる前の2又は3イン
チで、乗客輸送を速めるために、乗場ドアを開き始め
る。この領域はドア領域として知られている。これらの
機能を正確に遂行するために、常時かごの正確な位置を
知ることが必要である。エレベータ位置変換器はかごの
位置をモニタするために用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現存するエレベータ位
置変換器は主位置変換器である。主位置変換器(PP
T)は昇降路にわたって機械室に設置されているディジ
タルエンコーダである。それは、かごに取り付けられて
いるとともに、昇降路の下降長さ方向にかごと共に走る
鋼鉄歯テープによって駆動される。惰行シーブ(綱車)
は、テープが昇降路においてフラッタリング(振れる)
するのを防ぐために、昇降路ピットに配設されている。
この装置は、エレベータとの接触を必要とし、フロワ位
置のドリフトに起因する誤差にさらされている。フロワ
ドリフトは、例えばビルディングの設置、ビルディング
の伸縮、およびケーブルの伸縮などの多くの要素によっ
て生じる。
置変換器は主位置変換器である。主位置変換器(PP
T)は昇降路にわたって機械室に設置されているディジ
タルエンコーダである。それは、かごに取り付けられて
いるとともに、昇降路の下降長さ方向にかごと共に走る
鋼鉄歯テープによって駆動される。惰行シーブ(綱車)
は、テープが昇降路においてフラッタリング(振れる)
するのを防ぐために、昇降路ピットに配設されている。
この装置は、エレベータとの接触を必要とし、フロワ位
置のドリフトに起因する誤差にさらされている。フロワ
ドリフトは、例えばビルディングの設置、ビルディング
の伸縮、およびケーブルの伸縮などの多くの要素によっ
て生じる。
【0004】エレベータ位置を決めるための他の装置
は、昇降路の長さ方向に走る、スチールバー又は浮動ス
チールテープに取り付けられた羽根,かごに設けられた
昇降路位置読み取り箱を含んでおり、これらはかごの位
置をモニタするのに用いられる。乗場からの任意の停止
距離,レベリング領域およびドア領域をマークするため
に、羽根は対応する乗場敷居に対して正確に配置されな
ければならない。読み取り箱は、かごが昇降路を上昇又
は下降するにつれて各羽根の位置を検出するスイッチを
含有している。この装置もエレベータの接触を必要と
し、フロワドリフトによって生じる誤差にさらされてい
る。
は、昇降路の長さ方向に走る、スチールバー又は浮動ス
チールテープに取り付けられた羽根,かごに設けられた
昇降路位置読み取り箱を含んでおり、これらはかごの位
置をモニタするのに用いられる。乗場からの任意の停止
距離,レベリング領域およびドア領域をマークするため
に、羽根は対応する乗場敷居に対して正確に配置されな
ければならない。読み取り箱は、かごが昇降路を上昇又
は下降するにつれて各羽根の位置を検出するスイッチを
含有している。この装置もエレベータの接触を必要と
し、フロワドリフトによって生じる誤差にさらされてい
る。
【0005】エレベータ検出用の他の装置は、乗場から
の任意の停止距離,レベリング領域およびドア領域をマ
ークするために、各乗場敷居に正確に配置された複数の
マグネットを含んでいる。マグネットに応答するセンサ
はエレベータかごに取り付けられている。この装置は各
マグネットが各乗場敷居に正確に配置されることを必要
とする。
の任意の停止距離,レベリング領域およびドア領域をマ
ークするために、各乗場敷居に正確に配置された複数の
マグネットを含んでいる。マグネットに応答するセンサ
はエレベータかごに取り付けられている。この装置は各
マグネットが各乗場敷居に正確に配置されることを必要
とする。
【0006】ガバナシャフトエンコーダ又はモータシャ
フトエンコーダのような他の装置はケーブルの伸びとす
べりのような源からの累積的な誤差にさらされる。電磁
波位相測定装置のようなさらに他の装置は、ビルディン
グの設置,ビルディングの伸縮,およびケーブルの結果
として敷居位置の変化にさらされるので、乗場敷居との
正確な関連を有しない。
フトエンコーダのような他の装置はケーブルの伸びとす
べりのような源からの累積的な誤差にさらされる。電磁
波位相測定装置のようなさらに他の装置は、ビルディン
グの設置,ビルディングの伸縮,およびケーブルの結果
として敷居位置の変化にさらされるので、乗場敷居との
正確な関連を有しない。
【0007】本発明の目的は、エレベータプラットホー
ムと乗場敷居間の相対的な位置の改良された検出が可能
なエレベータレベル制御システムとその方法を提供す
る、ことである。
ムと乗場敷居間の相対的な位置の改良された検出が可能
なエレベータレベル制御システムとその方法を提供す
る、ことである。
【0008】本発明の他の目的は、フロワドリフト又は
ケーブルの伸びのような累積的な誤差にさらされないエ
レベータレベル制御システムを提供する、ことである。
ケーブルの伸びのような累積的な誤差にさらされないエ
レベータレベル制御システムを提供する、ことである。
【0009】本発明のさらなる目的は、エレベータとの
接触を必要としないエレベータレベル制御システムと方
法を提供する、ことである。
接触を必要としないエレベータレベル制御システムと方
法を提供する、ことである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、設置と保守に
安価な改良されたエレベータレベル制御システムを提供
する、ことである。
安価な改良されたエレベータレベル制御システムを提供
する、ことである。
【0011】本発明の、前述および他の目的,特長およ
び利点は以下の詳細な説明と添付図面を参照することに
よって、より明白になるであろう。
び利点は以下の詳細な説明と添付図面を参照することに
よって、より明白になるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のエレベータレベル制御システムは、エレ
ベータプラットホームと乗場敷居との間の相対的な位置
を検出するためのエレベータレベル制御システムであっ
て、(a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップ
によって生成された反射ダクト内にエネルギーを放射
し、該エネルギーを反射ダクトを介して伝達するための
エミッタと、(b)前記エミッタが放射したエネルギー
に応答してレベル信号を発生するための複数のセンサ、
および(c)レベル信号に応答して、プラットホームと
乗場敷居との間の相対的な位置を決めるための手段、に
よって構成したことを特徴とする。
めに、本発明のエレベータレベル制御システムは、エレ
ベータプラットホームと乗場敷居との間の相対的な位置
を検出するためのエレベータレベル制御システムであっ
て、(a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップ
によって生成された反射ダクト内にエネルギーを放射
し、該エネルギーを反射ダクトを介して伝達するための
エミッタと、(b)前記エミッタが放射したエネルギー
に応答してレベル信号を発生するための複数のセンサ、
および(c)レベル信号に応答して、プラットホームと
乗場敷居との間の相対的な位置を決めるための手段、に
よって構成したことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明においては、次のような解
決手段を有する。すなわち、前記エミッタがプラットホ
ームに取り付けられている。前記複数のセンサがプラッ
トホームに取り付けられている。前記エミッタがプラッ
トホームの一方の側に取り付けられているとともに、前
記複数のセンサが前記エミッタに関してプラットホーム
の反対側に取り付けられていることを特徴とする。前記
エミッタがプラットホームに対して角度θで該プラット
ホームに取り付けられ、θ=tan-1〔d/{W/(γ
+1)}〕であり、dはプラットホームと敷居との間の
間隔、Wはエレベータプラットホームの幅、γはダクト
におけるエネルギーの反射の数である。
決手段を有する。すなわち、前記エミッタがプラットホ
ームに取り付けられている。前記複数のセンサがプラッ
トホームに取り付けられている。前記エミッタがプラッ
トホームの一方の側に取り付けられているとともに、前
記複数のセンサが前記エミッタに関してプラットホーム
の反対側に取り付けられていることを特徴とする。前記
エミッタがプラットホームに対して角度θで該プラット
ホームに取り付けられ、θ=tan-1〔d/{W/(γ
+1)}〕であり、dはプラットホームと敷居との間の
間隔、Wはエレベータプラットホームの幅、γはダクト
におけるエネルギーの反射の数である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、プラットホー
ム10と敷居15間のギャップによって反射ダクト20
が形成されるように乗場敷居15に隣接してエレベータ
プラットホーム10が示されている。反射ダクト20
は、以下に述べるように、エネルギー伝達用の導管を構
成する。エレベータ制御システム25は、エミッタアレ
イ30,センサアレイ35およびプラットホーム10が
乗場敷居に対して同じレベルであることを決めるための
レベルコントローラ40を含んでいる。好ましい実施例
においては、エレベータレベル制御システム25は近似
の位置変換器45との組み合わせで動作し、例えばガバ
ナシャフトエンコーダ又はモータシャフトコントローラ
に限定されるものではない。これらのタイプの変換器は
当業者にとっては良く知られている。近似位置変換器4
5はエレベータレベル制御システム25に近似位置信号
55を供給する。レベルコントローラ40は、この信号
を処理し、後述するように、乗場敷居とエレベータとの
レベリングを助ける。
ム10と敷居15間のギャップによって反射ダクト20
が形成されるように乗場敷居15に隣接してエレベータ
プラットホーム10が示されている。反射ダクト20
は、以下に述べるように、エネルギー伝達用の導管を構
成する。エレベータ制御システム25は、エミッタアレ
イ30,センサアレイ35およびプラットホーム10が
乗場敷居に対して同じレベルであることを決めるための
レベルコントローラ40を含んでいる。好ましい実施例
においては、エレベータレベル制御システム25は近似
の位置変換器45との組み合わせで動作し、例えばガバ
ナシャフトエンコーダ又はモータシャフトコントローラ
に限定されるものではない。これらのタイプの変換器は
当業者にとっては良く知られている。近似位置変換器4
5はエレベータレベル制御システム25に近似位置信号
55を供給する。レベルコントローラ40は、この信号
を処理し、後述するように、乗場敷居とエレベータとの
レベリングを助ける。
【0015】図1,2および3を参照すると、エミッタ
アレイ30が示されている。本発明は1つのエミッタ6
0でも良いが、実施例ではエミッタアレイ30は、エネ
ルギーを放射するために使用される複数のエミッタ60
を含んでいる。各エミッタ60は、反射ダクト20を通
して例えば所望の波長でエネルギーを放射するダイオー
ドに取り付けられた1/4波アンテナを通してエネルギ
ーを投射する放射源である。エネルギー波長は、好まし
くは、エネルギーの適正な反射を行うために、反射ダク
ト20の幅よりも小さい方が良い。本発明の好ましい実
施例においては、1センチメートル幅の反射ダクト20
に対して1ミリメートル波長が用いられる。
アレイ30が示されている。本発明は1つのエミッタ6
0でも良いが、実施例ではエミッタアレイ30は、エネ
ルギーを放射するために使用される複数のエミッタ60
を含んでいる。各エミッタ60は、反射ダクト20を通
して例えば所望の波長でエネルギーを放射するダイオー
ドに取り付けられた1/4波アンテナを通してエネルギ
ーを投射する放射源である。エネルギー波長は、好まし
くは、エネルギーの適正な反射を行うために、反射ダク
ト20の幅よりも小さい方が良い。本発明の好ましい実
施例においては、1センチメートル幅の反射ダクト20
に対して1ミリメートル波長が用いられる。
【0016】エミッタアレイ30は、エミッタ60が反
射ダクト20内にエネルギーを放射できるように、プラ
ットホーム10の一方の側に取り付けられている。反射
ダクトに対するエミッタアレイ30の角度θ(図2に示
されている)は反射ダクト20におけるエネルギーの反
射の数を決める。最大のエネルギーが達成されるよう
に、小さい数の反射は達成されるべきである本発明の実
施例では、反射ダクト20における3つのエネルギーの
反射が使用される。角度θは次のように計算される。
射ダクト20内にエネルギーを放射できるように、プラ
ットホーム10の一方の側に取り付けられている。反射
ダクトに対するエミッタアレイ30の角度θ(図2に示
されている)は反射ダクト20におけるエネルギーの反
射の数を決める。最大のエネルギーが達成されるよう
に、小さい数の反射は達成されるべきである本発明の実
施例では、反射ダクト20における3つのエネルギーの
反射が使用される。角度θは次のように計算される。
【0017】θ=tan-1〔d/{W/(γ+
1)}〕。
1)}〕。
【0018】ここで、θはプラットホーム10に対する
エミッタアレイ30の角度、dはプラットホーム10と
敷居15間の距離、Wはプラットホーム10の幅、γは
ダクト20におけるエネルギーの反射数である。
エミッタアレイ30の角度、dはプラットホーム10と
敷居15間の距離、Wはプラットホーム10の幅、γは
ダクト20におけるエネルギーの反射数である。
【0019】例えば、エレベータプラットホーム10の
幅が2メートル、プラットホーム10と敷居15間の距
離が1メートルであり3つの反射が必要であれば、角度
θは1.15°である。
幅が2メートル、プラットホーム10と敷居15間の距
離が1メートルであり3つの反射が必要であれば、角度
θは1.15°である。
【0020】図4を参照すると、センサアレイ35が示
されている。センサアレイ35は、エミッタ60によっ
て放射されたエネルギーを放出するために使用される複
数のセンサを含んでいる。各センサ65はエミッタ60
によって放射されたエネルギーに応答する装置であり、
例えばエミッタ60によって放射された波長でエネルギ
ーを検出するダイオードに取り付けられた1/4波アン
テナである。複数のセンサ65は、複数のエミッタ60
に対してプラットホーム10の反対側に取り付けられた
ものであり、センサ65は反射ダクト20から放出され
る反射を検出することが出来る。センサアレイ35の角
度は放射したエネルギーの検出を最大にするように選ば
れる。例えば、角度θに等しい角度を使用できる。各セ
ンサ65はエミッタ60から放射したエネルギーに応答
してレベル信号70を発生する。さらに、各センサ65
は、所定大きさのエネルギーがセンサ65によって検出
されるとレベル信号70がロジック1を表す値を含むよ
うなしきい感度である。検出された大きさが所定しきい
以下であれば、レベル信号70はロジック0を示す値を
含んでいる。
されている。センサアレイ35は、エミッタ60によっ
て放射されたエネルギーを放出するために使用される複
数のセンサを含んでいる。各センサ65はエミッタ60
によって放射されたエネルギーに応答する装置であり、
例えばエミッタ60によって放射された波長でエネルギ
ーを検出するダイオードに取り付けられた1/4波アン
テナである。複数のセンサ65は、複数のエミッタ60
に対してプラットホーム10の反対側に取り付けられた
ものであり、センサ65は反射ダクト20から放出され
る反射を検出することが出来る。センサアレイ35の角
度は放射したエネルギーの検出を最大にするように選ば
れる。例えば、角度θに等しい角度を使用できる。各セ
ンサ65はエミッタ60から放射したエネルギーに応答
してレベル信号70を発生する。さらに、各センサ65
は、所定大きさのエネルギーがセンサ65によって検出
されるとレベル信号70がロジック1を表す値を含むよ
うなしきい感度である。検出された大きさが所定しきい
以下であれば、レベル信号70はロジック0を示す値を
含んでいる。
【0021】実施例においては、センサ65は、該セン
サが対応するエミッタ60によって放射されたエネルギ
ーを検出するように、配置されている。エミッタ60に
よって放射されたエネルギーが検出されると、対応する
センサ65はロジック1を示すレベル信号70を供給す
る。逆に、エミッタ60によって放射されたエネルギー
が検出されなければ、ロジック0を表すレベル信号70
を供給する。例えば、第1のエミッタ75(頂上のエミ
ッタ)によって放射されたエネルギーが第1のセンサ8
0(頂上のセンサ)によって検出されなければ、第1の
センサ80はロジック0を示すレベル信号85を供給す
る。同様にして、第2のエミッタ95(頂上から2番目
のエミッタ)によって検出されなければ、第2のセンサ
95はロジック0を示す第2のレベル信号100を供給
する。実施例では、第1のセンサ80は、図5に示すよ
うに、本質的にプラットホーム10と同じレベルである
ように配置されている。
サが対応するエミッタ60によって放射されたエネルギ
ーを検出するように、配置されている。エミッタ60に
よって放射されたエネルギーが検出されると、対応する
センサ65はロジック1を示すレベル信号70を供給す
る。逆に、エミッタ60によって放射されたエネルギー
が検出されなければ、ロジック0を表すレベル信号70
を供給する。例えば、第1のエミッタ75(頂上のエミ
ッタ)によって放射されたエネルギーが第1のセンサ8
0(頂上のセンサ)によって検出されなければ、第1の
センサ80はロジック0を示すレベル信号85を供給す
る。同様にして、第2のエミッタ95(頂上から2番目
のエミッタ)によって検出されなければ、第2のセンサ
95はロジック0を示す第2のレベル信号100を供給
する。実施例では、第1のセンサ80は、図5に示すよ
うに、本質的にプラットホーム10と同じレベルである
ように配置されている。
【0022】図5を参照すると、プラットホーム10と
乗場敷居との間のギャップによって発生された反射ダク
ト20は、エミッタアレイ30からセンサアレイ35ま
でのエネルギー伝達のために使用される。反射ダクト2
0の境界はエレベータプラットホームの壁105と乗場
敷居の壁110によって形成される。エネルギーは、エ
レベータプラットホームの壁105と乗場敷居の壁11
0間を反射するように角度θでエミッタアレイ30によ
って放射される。乗場敷居15の下に配設されたエミッ
タ60によって放射されたエネルギーは反射ダクト20
に包含される。乗場敷居15より上に配置されたエミッ
タ60によって放射されたエネルギーは乗場敷居より上
の運行によって反射ダクト20をのがれる。かくして、
反射ダクト20はエミッタ60からセンサ65までのエ
ネルギーの伝達用の導管として使用される。
乗場敷居との間のギャップによって発生された反射ダク
ト20は、エミッタアレイ30からセンサアレイ35ま
でのエネルギー伝達のために使用される。反射ダクト2
0の境界はエレベータプラットホームの壁105と乗場
敷居の壁110によって形成される。エネルギーは、エ
レベータプラットホームの壁105と乗場敷居の壁11
0間を反射するように角度θでエミッタアレイ30によ
って放射される。乗場敷居15の下に配設されたエミッ
タ60によって放射されたエネルギーは反射ダクト20
に包含される。乗場敷居15より上に配置されたエミッ
タ60によって放射されたエネルギーは乗場敷居より上
の運行によって反射ダクト20をのがれる。かくして、
反射ダクト20はエミッタ60からセンサ65までのエ
ネルギーの伝達用の導管として使用される。
【0023】実施例においては、エミッタアレイ30の
2つのエミッタ75,90は、エレベータプラットホー
ム10が乗場敷居15に対して水平であるかどうかを、
決定する。第1のエミッタ75は、エレベータプラット
ホームが乗場敷居15のレベルであれば第1のエミッタ
が乗場敷居と同じレベルであるように、配置されてい
る。第2のエミッタ90は、エレベータプラットホーム
10が乗場敷居と水平であれば、第2のエミッタが乗場
敷居より下になるように配置されている。このようにし
て、エミッタ75,90の配置は、プラットホーム10
が敷居15に対して水平であるか(図5に示すように)
又は敷居より下のどちらかのレベルであれば第2のエミ
ッタ90によって放射されたエネルギーを、プラットホ
ームの壁110と乗場敷居115間で反射させる。結
局、第2のエミッタ90によって反射されたエネルギー
は反射ダクト20に包含されかつセンサアレイ35によ
って受けられる。しかしながら、プラットホーム10が
敷居15に対して水平(図5に示すように)であるか又
は敷居15よりも上方であるかのどちらかであれば、第
1のエミッタ75によって放射されたエネルギー115
は敷居より上方を通り、かつ反射ダクト20をのがれ
る。
2つのエミッタ75,90は、エレベータプラットホー
ム10が乗場敷居15に対して水平であるかどうかを、
決定する。第1のエミッタ75は、エレベータプラット
ホームが乗場敷居15のレベルであれば第1のエミッタ
が乗場敷居と同じレベルであるように、配置されてい
る。第2のエミッタ90は、エレベータプラットホーム
10が乗場敷居と水平であれば、第2のエミッタが乗場
敷居より下になるように配置されている。このようにし
て、エミッタ75,90の配置は、プラットホーム10
が敷居15に対して水平であるか(図5に示すように)
又は敷居より下のどちらかのレベルであれば第2のエミ
ッタ90によって放射されたエネルギーを、プラットホ
ームの壁110と乗場敷居115間で反射させる。結
局、第2のエミッタ90によって反射されたエネルギー
は反射ダクト20に包含されかつセンサアレイ35によ
って受けられる。しかしながら、プラットホーム10が
敷居15に対して水平(図5に示すように)であるか又
は敷居15よりも上方であるかのどちらかであれば、第
1のエミッタ75によって放射されたエネルギー115
は敷居より上方を通り、かつ反射ダクト20をのがれ
る。
【0024】他方、単一のエミッタ60はエネルギーを
放射するのに使用される。エミッタ60は、プラットホ
ーム10が敷居15に対して水平であれば、所定大きさ
のエネルギーが敷居より下で放射されかつ反射ダクト2
0内に放射されるように、配置されている。各センサ6
5は、所定大きさのエネルギーがセンサ65によって検
出されるとそのレベル信号70がロジック1を示す値を
含むような、しきい感度である。実施例では、エミッタ
60は、本質的に、敷居15と同じレベルである。
放射するのに使用される。エミッタ60は、プラットホ
ーム10が敷居15に対して水平であれば、所定大きさ
のエネルギーが敷居より下で放射されかつ反射ダクト2
0内に放射されるように、配置されている。各センサ6
5は、所定大きさのエネルギーがセンサ65によって検
出されるとそのレベル信号70がロジック1を示す値を
含むような、しきい感度である。実施例では、エミッタ
60は、本質的に、敷居15と同じレベルである。
【0025】乗場ドア120(図1に示されている)
は、敷居15の上に放射したエネルギーを吸収したり反
射ダクトからのがれさせたりする。実施例では、乗場ド
ア120は、エネルギーを吸収したりのがれさせたりす
る物質で作られている。このことは、敷居15の上方の
エネルギーは反射ダクト20内で乗場ドアによって反射
されることなく、センサ65によって受けられる。
は、敷居15の上に放射したエネルギーを吸収したり反
射ダクトからのがれさせたりする。実施例では、乗場ド
ア120は、エネルギーを吸収したりのがれさせたりす
る物質で作られている。このことは、敷居15の上方の
エネルギーは反射ダクト20内で乗場ドアによって反射
されることなく、センサ65によって受けられる。
【0026】一方、反射の数は、部分的に開いたドアを
通して逃げることを確認するために、調整される。代表
的には、エレベータシステムは、乗客輸送を速めるため
にかごが実際に敷居15と同じレベルになる前に、乗場
ドア120を2から3インチ開き始める。それ故に、敷
居15の上でエミッタ60によって放射されたエネルギ
ーは、ドアが開き始めるので、ドアを通過する。乗場ド
ア120の中央部が開き始めると、bounchの数は
1,5,9,13又は17…など(すなわち、ni+1
=ni+4、ここでn1=1およびi=1,2,3,4
…)に等しく、エネルギーは乗場ドア開の中心に当たる
とともに敷居15上方のエネルギーは昇降路125内に
逃げることを確認する。
通して逃げることを確認するために、調整される。代表
的には、エレベータシステムは、乗客輸送を速めるため
にかごが実際に敷居15と同じレベルになる前に、乗場
ドア120を2から3インチ開き始める。それ故に、敷
居15の上でエミッタ60によって放射されたエネルギ
ーは、ドアが開き始めるので、ドアを通過する。乗場ド
ア120の中央部が開き始めると、bounchの数は
1,5,9,13又は17…など(すなわち、ni+1
=ni+4、ここでn1=1およびi=1,2,3,4
…)に等しく、エネルギーは乗場ドア開の中心に当たる
とともに敷居15上方のエネルギーは昇降路125内に
逃げることを確認する。
【0027】乗場ドア120が中央開きのほか例えば片
側開きドアであれば、反射数と角度θは敷居15上方の
エネルギーをドア開を通して逃げさせるように適正に選
ばれる。エネルギーを逃げさせるのに必要とされる反射
の数は、次の式によって述べられる。
側開きドアであれば、反射数と角度θは敷居15上方の
エネルギーをドア開を通して逃げさせるように適正に選
ばれる。エネルギーを逃げさせるのに必要とされる反射
の数は、次の式によって述べられる。
【0028】γ>(W/h)−1 ここで、γは反射の数、Wはエレベータかご幅、hは乗
場ドア開である。例えば、Wは2メートル、hが20セ
ンチメートルであれば、敷居上方のエネルギーがドア開
を通して逃げることを確認するのに、最小9反射が必要
である。9反射を達成するために、2.86°の角度θ
はこの角度θ内の数を所定数にすることによって選択さ
れ、これによりプラットホーム10と敷居15間の距離
(d)は1センチメートルである。
場ドア開である。例えば、Wは2メートル、hが20セ
ンチメートルであれば、敷居上方のエネルギーがドア開
を通して逃げることを確認するのに、最小9反射が必要
である。9反射を達成するために、2.86°の角度θ
はこの角度θ内の数を所定数にすることによって選択さ
れ、これによりプラットホーム10と敷居15間の距離
(d)は1センチメートルである。
【0029】図6は本発明の動作のフローダイアグラム
を示す。ブロック145に始まって、エレベータは、か
ご呼び又は乗客のフロア選択に答えるべく、上昇又は下
降する。ステップ150において、エレベータがレベリ
ング領域にないとき変換器45が決定したかどうかを制
御装置40が確認する。エレベータがレベリング領域に
なければ、ステップ145に戻り、制御装置40は、上
昇又は下降方向におけるエレベータの動作を続ける。エ
レベータがレベリング領域にあると、ステップ155に
進み、レべル制御装置40は、エミッタアレイ30が反
射ダクト20にエネルギーを放射するように、該エミッ
タアレイ30を動作させる。
を示す。ブロック145に始まって、エレベータは、か
ご呼び又は乗客のフロア選択に答えるべく、上昇又は下
降する。ステップ150において、エレベータがレベリ
ング領域にないとき変換器45が決定したかどうかを制
御装置40が確認する。エレベータがレベリング領域に
なければ、ステップ145に戻り、制御装置40は、上
昇又は下降方向におけるエレベータの動作を続ける。エ
レベータがレベリング領域にあると、ステップ155に
進み、レべル制御装置40は、エミッタアレイ30が反
射ダクト20にエネルギーを放射するように、該エミッ
タアレイ30を動作させる。
【0030】次に、ステップ160において、レベル制
御装置40は、第1のレベル信号85がロジック1又は
ロジック0であるかどうかを決める。第1のレベル信号
85がロジック1を示せば、レベル制御装置40は、エ
レベータをゆるやかに上昇させるエレベータかご制御装
置130にクリップアップ信号を供給する。次に、ステ
ップ160に戻り、エレベータ制御装置40は第1のレ
ベル信号がロジック1を示すが又はロジック0を示すか
どうかを決める。第1のレベル信号85がロジック0を
示せば、レベル制御装置40は、ステップ170に進
み、第2のレベル信号100がロジック1であるか又は
ロジック0であるかを決める。第2のレベル信号がロジ
ック1を示せば、レベル制御装置40は、エレベータを
ゆるやかに下降させるかご制御装置130にクリープダ
ウン信号200を供給する。第2のレベル信号100が
ロジック1を示せば、ステップ185に進み、レベル制
御装置40はエレベータプラットホーム15が乗場敷居
15と同じレベルであるかどうかを決める。ステップ1
85において、レベル制御装置40は他のフロワに行く
べき指令があるかどうかを決める。そのような指令が存
在しなければ、レベル制御装置40はステップ160に
戻る。これにより、プラットホーム10が敷居15と同
じレベルに残っていることが確認される。他のフロワに
行くべき指令が存在すれば、レベル制御装置40は、ス
テップ190においてエミッタ60を不動作にして、ス
テップ145に戻る。
御装置40は、第1のレベル信号85がロジック1又は
ロジック0であるかどうかを決める。第1のレベル信号
85がロジック1を示せば、レベル制御装置40は、エ
レベータをゆるやかに上昇させるエレベータかご制御装
置130にクリップアップ信号を供給する。次に、ステ
ップ160に戻り、エレベータ制御装置40は第1のレ
ベル信号がロジック1を示すが又はロジック0を示すか
どうかを決める。第1のレベル信号85がロジック0を
示せば、レベル制御装置40は、ステップ170に進
み、第2のレベル信号100がロジック1であるか又は
ロジック0であるかを決める。第2のレベル信号がロジ
ック1を示せば、レベル制御装置40は、エレベータを
ゆるやかに下降させるかご制御装置130にクリープダ
ウン信号200を供給する。第2のレベル信号100が
ロジック1を示せば、ステップ185に進み、レベル制
御装置40はエレベータプラットホーム15が乗場敷居
15と同じレベルであるかどうかを決める。ステップ1
85において、レベル制御装置40は他のフロワに行く
べき指令があるかどうかを決める。そのような指令が存
在しなければ、レベル制御装置40はステップ160に
戻る。これにより、プラットホーム10が敷居15と同
じレベルに残っていることが確認される。他のフロワに
行くべき指令が存在すれば、レベル制御装置40は、ス
テップ190においてエミッタ60を不動作にして、ス
テップ145に戻る。
【0031】他方、上述のレベル制御動作は、第1と第
2のANDゲート250,251,インバータ215お
よび無変換インバータ220を含む、図7に示す装置の
ような種々の電子回路装置によっても実現できる。セン
サアレイ35は第1のANDゲート205とインバータ
215に電気的に接続されており、レベル信号70をレ
ベル制御装置40に供給する。センサアレイ35におけ
る第1のセンサ80は第1のレベル信号85を供給する
とともに、第2のセンサ95は第2のレベル信号100
を供給する。インバータ215は、反転されたレベル信
号225を供給するための第2のANDゲート210に
電気的に接続されている。推定位置変換器45は第1の
ANDゲート205,第2のANDゲート210,およ
び推定位置信号55をレベル制御装置40に供給するた
めの無変換インバータ220に電気的に接続されてい
る。無変換インバータ220は、動作信号をエミッタア
レイ30に供給するために、エミッタアレイ30に電気
的に接続されている。第1と第2のANDゲート20
5,210は、エレベータかご制御装置にそれぞれクリ
ープアップおよびクリープダウン信号を供給するため
に、エレベータかご制御装置に電気的に接続されてい
る。
2のANDゲート250,251,インバータ215お
よび無変換インバータ220を含む、図7に示す装置の
ような種々の電子回路装置によっても実現できる。セン
サアレイ35は第1のANDゲート205とインバータ
215に電気的に接続されており、レベル信号70をレ
ベル制御装置40に供給する。センサアレイ35におけ
る第1のセンサ80は第1のレベル信号85を供給する
とともに、第2のセンサ95は第2のレベル信号100
を供給する。インバータ215は、反転されたレベル信
号225を供給するための第2のANDゲート210に
電気的に接続されている。推定位置変換器45は第1の
ANDゲート205,第2のANDゲート210,およ
び推定位置信号55をレベル制御装置40に供給するた
めの無変換インバータ220に電気的に接続されてい
る。無変換インバータ220は、動作信号をエミッタア
レイ30に供給するために、エミッタアレイ30に電気
的に接続されている。第1と第2のANDゲート20
5,210は、エレベータかご制御装置にそれぞれクリ
ープアップおよびクリープダウン信号を供給するため
に、エレベータかご制御装置に電気的に接続されてい
る。
【0032】発明は最良モードの実施例について開示さ
れているけれども、種々の変形,省略および追加が、発
明の精神と範囲から逸脱することなく可能であること
は、当業者によって理解できるものである。
れているけれども、種々の変形,省略および追加が、発
明の精神と範囲から逸脱することなく可能であること
は、当業者によって理解できるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、エミッタと複数のセン
サがエレベータプラットホームと乗場敷居間の相対的位
置を検出するために使用される。エミッタはエレベータ
プラットホームと乗場敷居との間に形成される反射ダク
トを介してエネルギーを放射する。複数のセンサは反射
ダクトをモニタし、放射されたエネルギーが検出され
る。センサは放射されたエネルギーに応じてレベル信号
を発生する。レベル信号に応答する手段は、プラットホ
ームが乗場と同じレベルである時を決めるとともに、メ
モリおよびプログラムと協同するCPU又は種々の電子
回路装置によって実行される。
サがエレベータプラットホームと乗場敷居間の相対的位
置を検出するために使用される。エミッタはエレベータ
プラットホームと乗場敷居との間に形成される反射ダク
トを介してエネルギーを放射する。複数のセンサは反射
ダクトをモニタし、放射されたエネルギーが検出され
る。センサは放射されたエネルギーに応じてレベル信号
を発生する。レベル信号に応答する手段は、プラットホ
ームが乗場と同じレベルである時を決めるとともに、メ
モリおよびプログラムと協同するCPU又は種々の電子
回路装置によって実行される。
【0034】本発明の利点のうち、特別なセンサ,磁
石,羽根又は他の構造を必要とすることなく、エレベー
タカブレベルを乗場敷居のレベルに正確に位置づけると
いう利点がある。これにより、設置が容易にして、設備
と保守価格が減少する。さらに、本発明によれば、フロ
ワドリフト又はケーブルの伸びのような累積的なエラー
にさらされることのない無接触のエレベータ制御システ
ムが得られる。
石,羽根又は他の構造を必要とすることなく、エレベー
タカブレベルを乗場敷居のレベルに正確に位置づけると
いう利点がある。これにより、設置が容易にして、設備
と保守価格が減少する。さらに、本発明によれば、フロ
ワドリフト又はケーブルの伸びのような累積的なエラー
にさらされることのない無接触のエレベータ制御システ
ムが得られる。
【図1】本発明の好ましい実施例を用いるエレベータプ
ラットホームと乗場敷居の概略平面図。
ラットホームと乗場敷居の概略平面図。
【図2】図1の2−2線に沿ったエミッタアレイの拡大
図。
図。
【図3】図1のエミッタアレイの側面図。
【図4】図1のセンサアレイの側面図。
【図5】エレベータプラットホーム,乗場敷居,エミッ
タアレイおよびセンサアレイの斜視図。
タアレイおよびセンサアレイの斜視図。
【図6】本発明の好ましい動作のフロー図。
【図7】レベル制御装置の好ましい実施例の回路図。
10…エレベータプラットホーム 15…乗場敷居 20…反射ダクト 25…レベル制御システム 30…エミッタアレイ 35…センサアレイ 40…レベル制御装置 45…位置変換器 60…エミッタ 65…センサ 75…第1のエミッタ 90…第2のエミッタ 80…第1のセンサ 90…第2のエミッタ 95…第2のセンサ 105…エレベータプラットホームの壁 110…乗場敷居の壁 115…エネルギー 130…エレベータかご制御装置 135…CPU 140…メモリ 205…第1のインバータ 210…第2のインバータ 215…インバータ 220…無反転インバータ
Claims (13)
- 【請求項1】 エレベータプラットホームと乗場敷居と
の間の相対的な位置を検出するためのエレベータレベル
制御システムであって、 (a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップによ
って生成された反射ダクト内にエネルギーを放射し、該
エネルギーを反射ダクトを介して伝達するためのエミッ
タと、 (b)前記エミッタが放射したエネルギーに応答してレ
ベル信号を発生するための複数のセンサ、および (c)レベル信号に応答して、プラットホームと乗場敷
居との間の相対的な位置を決めるための手段、 によって構成したことを特徴とするエレベータレベル制
御システム。 - 【請求項2】 前記エミッタがプラットホームに取り付
けられていることを特徴とする、請求項1に記載のエレ
ベータレベル制御システム。 - 【請求項3】 前記複数のセンサがプラットホームに取
り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
エレベータ制御システム。 - 【請求項4】 前記エミッタがプラットホームの一方の
側に取り付けられているとともに、前記複数のセンサが
前記エミッタに関してプラットホームの反対側に取り付
けられていることを特徴とする、請求項1に記載のエレ
ベータレベル制御システム。 - 【請求項5】 前記エミッタがプラットホームに対して
角度θで該プラットホームに取り付けられ、 θ=tan-1〔d/{W/(γ+1)}〕であり、dは
プラットホームと敷居との間の間隔、Wはエレベータプ
ラットホームの幅、γはダクトにおけるエネルギーの反
射の数である、ことを特徴とする請求項1に記載のエレ
ベータレベル制御システム。 - 【請求項6】 さらに、エレベータ位置変換器を有する
ことを特徴とする、請求項1に記載のエレベータレベル
制御システム。 - 【請求項7】 エレベータプラットホームと乗場敷居と
の間の相対的な位置を検出するためのエレベータレベル
制御システムであって、 (a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップによ
って生成された反射ダクト内にエネルギーを放射し、該
エネルギーを反射ダクトを介して伝達するための複数の
エミッタと、 (b)前記複数のエミッタが放射したエネルギーに応答
してレベル信号を発生するための複数のセンサ、および (c)レベル信号に応答して、プラットホームと乗場敷
居との間の相対的な位置を決めるための手段、 によって構成したことを特徴とするエレベータレベル制
御システム。 - 【請求項8】 前記複数のエミッタがプラットホームに
取り付けられていることを特徴とする、請求項7に記載
のエレベータレベル制御システム。 - 【請求項9】 前記複数のエミッタがプラットホームの
一方の側に取り付けられているとともに、前記複数のセ
ンサが前記複数のエミッタに関してプラットホームの反
対側に取り付けられていることを特徴とする、請求項7
に記載のエレベータレベル制御システム。 - 【請求項10】 前記複数のエミッタがプラットホーム
に対して角度θで該プラットホームに取り付けられ、 θ=tan-1〔d/{W/(γ+1)}〕であり、dは
プラットホームと敷居との間の間隔、Wはエレベータプ
ラットホームの幅、γはダクトにおけるエネルギーの反
射の数である、ことを特徴とする請求項7に記載のエレ
ベータレベル制御システム。 - 【請求項11】 前記複数のエミッタは、プラットホー
ムが敷居と水平であれば乗場敷居と本質的に同じレベル
になるように配置された第1のエミッタと、プラットホ
ームが同じレベルであれば敷居の下方になるように配置
された第2のエミッタ、によって構成されていることを
特徴とする請求項7に記載のエレベータレベル制御シス
テム。 - 【請求項12】 エレベータプラットホームと乗場敷居
との間の相対的な位置を検出するためのエレベータレベ
ル制御システムであって、 (a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップによ
って生成された反射ダクト内にエネルギーを放射し、該
エネルギーを反射ダクトを介して伝達するための複数の
エミッタと、 (b)前記複数のエミッタが放射したエネルギーに応答
してレベル信号を発生するための複数のセンサ、および (c)レベル信号に応答して、プラットホームと乗場敷
居との間の相対的な位置を決めるためのレベル制御装
置、 によって構成したことを特徴とするエレベータレベル制
御システム。 - 【請求項13】 エレベータプラットホームと乗場敷居
との間の相対的な位置を検出するための方法であって、 (a)プラットホームと乗場敷居との間のギャップによ
って生成された反射ダクト内に、エネルギーが反射ダク
トを介して伝達されるように放出し、 (b)前記反射ダクトを介して伝達されたエネルギーを
検出し、 (c)前記検出ステップにおけるエネルギーを検出する
ことに応答してレベル信号を発生し、および (d)プラットホームと乗場敷居との間の相対的な位置
を前記レベル信号から決定する、ことを特徴とするエレ
ベータレベル制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/357690 | 1994-12-16 | ||
US08/357,690 US5659159A (en) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | Elevator level control system using elevator/landing gap as a reflection duct |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225261A true JPH08225261A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=23406644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326831A Withdrawn JPH08225261A (ja) | 1994-12-16 | 1995-12-15 | エレベータレベル制御システムおよびその方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5659159A (ja) |
JP (1) | JPH08225261A (ja) |
Cited By (1)
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WO2011010377A1 (ja) * | 2009-07-23 | 2011-01-27 | 三菱電機株式会社 | スライドドア装置及びエレベータ |
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EP3556700A1 (de) * | 2018-04-20 | 2019-10-23 | Inventio AG | Aufzuganlage mit einer positionsmesseinrichtung sowie verfahren zum ermitteln einer position einer aufzugkabine in einem aufzugschacht |
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US10906774B1 (en) | 2020-06-03 | 2021-02-02 | Scott Akin | Apparatus for elevator and landing alignment |
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-
1994
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1995
- 1995-12-15 JP JP7326831A patent/JPH08225261A/ja not_active Withdrawn
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Also Published As
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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