JPH08224331A - ゴルフ練習場の管理システム - Google Patents
ゴルフ練習場の管理システムInfo
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- JPH08224331A JPH08224331A JP7033193A JP3319395A JPH08224331A JP H08224331 A JPH08224331 A JP H08224331A JP 7033193 A JP7033193 A JP 7033193A JP 3319395 A JP3319395 A JP 3319395A JP H08224331 A JPH08224331 A JP H08224331A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、目標域に打ち込まれた打球の打席
を自動的に識別して、打撃情報を迅速かつ正確に管理で
きるゴルフ練習場の管理システムを実現することを目的
とする。 【構成】 この発明は、ID情報を備えたボールと、打
席域内の打席に設けられ打出されるボールのID情報を
読取って打席情報と共に発信する打出情報発信手段と、
打席域前面の落球フィールド内の目標域に設けられ打席
から打出されて目標域に到達したボールのID情報を読
み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信手段
と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信した情
報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手段とを
備えたゴルフ練習場の管理システムを採用した。
を自動的に識別して、打撃情報を迅速かつ正確に管理で
きるゴルフ練習場の管理システムを実現することを目的
とする。 【構成】 この発明は、ID情報を備えたボールと、打
席域内の打席に設けられ打出されるボールのID情報を
読取って打席情報と共に発信する打出情報発信手段と、
打席域前面の落球フィールド内の目標域に設けられ打席
から打出されて目標域に到達したボールのID情報を読
み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信手段
と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信した情
報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手段とを
備えたゴルフ練習場の管理システムを採用した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】近来、流通業界に於ける販売時点
情報管理(POS)に、個々の包装に表示した縞模様の
パターンに品質や価格等の商品情報を記憶させて光学的
に読み取るバーコード方式が採用されてきた。流通業界
で先行した個別的なバーコード方式はその後FA等の他
分野にも導入されて、固体識別情報を製品や部品に一体
化させる所謂ゆるID(identifier…識別子)技術を発
展させる契機を与えた。固体識別情報をチップやラベル
等に一体化させた素子は、データキャリアやメモリモジ
ュール或いはIDカード等と呼ばれる。
情報管理(POS)に、個々の包装に表示した縞模様の
パターンに品質や価格等の商品情報を記憶させて光学的
に読み取るバーコード方式が採用されてきた。流通業界
で先行した個別的なバーコード方式はその後FA等の他
分野にも導入されて、固体識別情報を製品や部品に一体
化させる所謂ゆるID(identifier…識別子)技術を発
展させる契機を与えた。固体識別情報をチップやラベル
等に一体化させた素子は、データキャリアやメモリモジ
ュール或いはIDカード等と呼ばれる。
【0002】本発明はゴルフ練習場の管理システムに係
り、さらに詳しくは上記のID技術を発展的に応用して
打撃実績等を効果的に管理するゴルフ練習場の管理シス
テムに関するものである。
り、さらに詳しくは上記のID技術を発展的に応用して
打撃実績等を効果的に管理するゴルフ練習場の管理シス
テムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】図6と7及び図8は従来のゴルフ練習場
の管理システムの構成説明図で、特開平4−31767
4号公報記載のシステムが示されている。図6と7にお
いて、1は打席、2は打球フィールド、31 〜35 は目
標域である。打席1は、多数の打席11 ,12 〜1n で
構成されている。4はCPU、5は選択発信器、6は選
択信号、71 〜75 は応答機構、8は識別信号である。
応答機構71 〜75 には、色識別センサと打席11 ,1
2 〜1n 毎に用いるボールの色彩・色調等が予め記憶さ
れている。
の管理システムの構成説明図で、特開平4−31767
4号公報記載のシステムが示されている。図6と7にお
いて、1は打席、2は打球フィールド、31 〜35 は目
標域である。打席1は、多数の打席11 ,12 〜1n で
構成されている。4はCPU、5は選択発信器、6は選
択信号、71 〜75 は応答機構、8は識別信号である。
応答機構71 〜75 には、色識別センサと打席11 ,1
2 〜1n 毎に用いるボールの色彩・色調等が予め記憶さ
れている。
【0004】また、図8において、9はセンサー付きカ
メラである。センサー付きカメラ9は打席1の反対側に
設置され、打席11 ,12 〜1n 内の特定打席からの打
球を追跡して他打席の打球と識別するためのものであ
る。
メラである。センサー付きカメラ9は打席1の反対側に
設置され、打席11 ,12 〜1n 内の特定打席からの打
球を追跡して他打席の打球と識別するためのものであ
る。
【0005】図6,7の打席1の練習者によって、意図
的に選択された目標域に選択発信器5を介して選択信号
6が発信される。各打席11 ,12 〜1n から、色彩と
色調等が違った打球が打出される。そして、選択信号6
を受信した目標域の応答機構71 〜75 が、打ち込まれ
た打球と既に記憶された対応打席のボールの色調等を比
較して一致したときだけ識別信号8がCPU4に入力さ
れる。同時に、CPU4から各打席11 ,12 〜1n に
も、識別信号8が送られる。
的に選択された目標域に選択発信器5を介して選択信号
6が発信される。各打席11 ,12 〜1n から、色彩と
色調等が違った打球が打出される。そして、選択信号6
を受信した目標域の応答機構71 〜75 が、打ち込まれ
た打球と既に記憶された対応打席のボールの色調等を比
較して一致したときだけ識別信号8がCPU4に入力さ
れる。同時に、CPU4から各打席11 ,12 〜1n に
も、識別信号8が送られる。
【0006】また、図8では特定の打席1から選択信号
6が発せられると、打席1と反対側のセンサー付きカメ
ラ9に作動信号が入力されてその打球が追跡される。そ
して、センサー付きカメラ9が特定目標域内に打込まれ
た打球の打席を識別して、識別信号8が特定の打席とC
PU4に送られる。
6が発せられると、打席1と反対側のセンサー付きカメ
ラ9に作動信号が入力されてその打球が追跡される。そ
して、センサー付きカメラ9が特定目標域内に打込まれ
た打球の打席を識別して、識別信号8が特定の打席とC
PU4に送られる。
【0007】このようにして、送られてきた図7の応答
機構71 〜75 と図8のセンサー付きカメラ9からの各
識別信号8により、各打席及び特定打席の練習者が自己
の打球の結果を認識できるようになっている。
機構71 〜75 と図8のセンサー付きカメラ9からの各
識別信号8により、各打席及び特定打席の練習者が自己
の打球の結果を認識できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6,7と8に示され
た従来のゴルフ練習場の管理システムでは、上述のよう
に各打席毎に打出される打球に識別用の固有の色彩や色
調等が施されている。そして、選択信号6を受信した各
目標域の応答機構71 〜75 や特定打席からの選択信号
6を受信したセンサー付きカメラ9(認識発信手段)に
より、打込まれた打球と予め記憶された各打席のボール
の色調等とを比較して多数の打席の中から対応する打席
が識別されるようになっている。
た従来のゴルフ練習場の管理システムでは、上述のよう
に各打席毎に打出される打球に識別用の固有の色彩や色
調等が施されている。そして、選択信号6を受信した各
目標域の応答機構71 〜75 や特定打席からの選択信号
6を受信したセンサー付きカメラ9(認識発信手段)に
より、打込まれた打球と予め記憶された各打席のボール
の色調等とを比較して多数の打席の中から対応する打席
が識別されるようになっている。
【0009】しかしながら、上記従来のゴルフ練習場で
は、打席の練習者が複数の目標域31 〜35 の中から意
図的に選択した目標域をその都度選択発信器5を操作し
て選択信号6を発信して指示しなければならず操作が極
めて面倒である。一方、打球が集中的に飛来する打球フ
ィールド2側から打球を追跡しなければならず、特定打
席用のセンサー付きカメラ9の操作上の安全面や設置数
・設置位置等にも難点が予想できる。
は、打席の練習者が複数の目標域31 〜35 の中から意
図的に選択した目標域をその都度選択発信器5を操作し
て選択信号6を発信して指示しなければならず操作が極
めて面倒である。一方、打球が集中的に飛来する打球フ
ィールド2側から打球を追跡しなければならず、特定打
席用のセンサー付きカメラ9の操作上の安全面や設置数
・設置位置等にも難点が予想できる。
【0010】また、打球の色彩や色調で打席を表示する
ので、識別数に限度があり階層構造の建築物に多数の打
席を設けた一般的なゴルフ練習場の適用に支障を来すこ
とが多い。しかも、各打席に定められた表示色以外の打
球の使用が規制されるばかりか、打球フィールド2から
回収した全ての打球を予め打席毎に仕分けをする必要も
ある。特に、打撃の繰返しによる打球の色表示用の塗料
の剥離や打ちキズ或いは打球フィールド2の泥の付着等
による汚れあるいは、打球のディンプル(凹み)により
打球を一律に判別しにくく、打球の識別が不正確で、こ
の結果打席の識別も不正確になる等の種々の問題点があ
った。
ので、識別数に限度があり階層構造の建築物に多数の打
席を設けた一般的なゴルフ練習場の適用に支障を来すこ
とが多い。しかも、各打席に定められた表示色以外の打
球の使用が規制されるばかりか、打球フィールド2から
回収した全ての打球を予め打席毎に仕分けをする必要も
ある。特に、打撃の繰返しによる打球の色表示用の塗料
の剥離や打ちキズ或いは打球フィールド2の泥の付着等
による汚れあるいは、打球のディンプル(凹み)により
打球を一律に判別しにくく、打球の識別が不正確で、こ
の結果打席の識別も不正確になる等の種々の問題点があ
った。
【0011】本発明は、このような従来のゴルフ練習場
の管理システムの問題点を解消するためになされたもの
で、ID情報を内蔵した練習用のボールを利用して選択
された目標域に打ち込まれた打球の打席を自動的に識別
するようにしたものである。そして、ボールの打撃結果
を直ちに打席の練習者に知らせると共に、管理室におけ
るCOMの制御により打撃情報等を迅速かつ正確に管理
できるゴルフ練習場の管理システムを実現することを目
的とするものである。
の管理システムの問題点を解消するためになされたもの
で、ID情報を内蔵した練習用のボールを利用して選択
された目標域に打ち込まれた打球の打席を自動的に識別
するようにしたものである。そして、ボールの打撃結果
を直ちに打席の練習者に知らせると共に、管理室におけ
るCOMの制御により打撃情報等を迅速かつ正確に管理
できるゴルフ練習場の管理システムを実現することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、ID情報を
備えたボールと、打席域内の打席に設けられ打出される
ボールのID情報を読取って打席情報と共に発信する打
出情報発信手段と、打席域前面の落球フィールド内の目
標域に設けられ打席から打出されて目標域に到達したボ
ールのID情報を読み取って目標域情報と共に発信する
到達情報発信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信
手段の発信した情報に基づいてボールの打撃実績を管理
する管理手段とを備えたゴルフ練習場の管理システムを
採用したものである。また、打出情報発信手段を打席の
ボール供給装置に設けたゴルフ練習場の管理システムを
採用したものである。また、打席におけるボールの打撃
後に設定された時間内に到達情報発信手段の到達情報が
管理手段に受信されないときに打撃ボールが未到着とし
て処理されるゴルフ練習場の管理システムを採用したも
のである。
備えたボールと、打席域内の打席に設けられ打出される
ボールのID情報を読取って打席情報と共に発信する打
出情報発信手段と、打席域前面の落球フィールド内の目
標域に設けられ打席から打出されて目標域に到達したボ
ールのID情報を読み取って目標域情報と共に発信する
到達情報発信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信
手段の発信した情報に基づいてボールの打撃実績を管理
する管理手段とを備えたゴルフ練習場の管理システムを
採用したものである。また、打出情報発信手段を打席の
ボール供給装置に設けたゴルフ練習場の管理システムを
採用したものである。また、打席におけるボールの打撃
後に設定された時間内に到達情報発信手段の到達情報が
管理手段に受信されないときに打撃ボールが未到着とし
て処理されるゴルフ練習場の管理システムを採用したも
のである。
【0013】さらに、この発明は、ID情報を備えたボ
ールと、打席域内の打席に設けられ打出されるボールの
ID情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発
信手段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設
けられ打席から打出されて目標域に到達したボールのI
D情報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報
発信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発
信した情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理
手段とを備え、管理手段によりボールの打撃実績を打席
に表示すると共に集計管理するゴルフ練習場の管理シス
テムを採用したものである。
ールと、打席域内の打席に設けられ打出されるボールの
ID情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発
信手段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設
けられ打席から打出されて目標域に到達したボールのI
D情報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報
発信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発
信した情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理
手段とを備え、管理手段によりボールの打撃実績を打席
に表示すると共に集計管理するゴルフ練習場の管理シス
テムを採用したものである。
【0014】
【作用】打席に立った練習者によりボール供給装置の操
作キーが押されると、ボールがショット位置にセットさ
れる。ショット位置にセットされるボールは送り途中
で、読取りセンサによりIDコードが読み取られてコン
トロール・ユニットに伝達される。コントロール・ユニ
ットは、伝達されたボールのIDコードと共に自己の打
席コードを併せてPLCに送信し、さらにPLCはCO
Mに送信する。ここで、ティーやマット上にセットされ
たボールが、落球フィールドに向かって打ち出される。
作キーが押されると、ボールがショット位置にセットさ
れる。ショット位置にセットされるボールは送り途中
で、読取りセンサによりIDコードが読み取られてコン
トロール・ユニットに伝達される。コントロール・ユニ
ットは、伝達されたボールのIDコードと共に自己の打
席コードを併せてPLCに送信し、さらにPLCはCO
Mに送信する。ここで、ティーやマット上にセットされ
たボールが、落球フィールドに向かって打ち出される。
【0015】打ち出されて目標域に到達したボールが排
出通路を通過すと、打撃前の動作に準じてボールのID
コードと目標域コードが読み出される。到達側で読み込
まれたIDコードと目標域コードは、同様にPLCに送
信され、さらにPLCはCOMに送信する。そして、C
OMは打出側の入力信号と照合して、ボールの打出され
た打席と目標域を割り出し、例えば打出したボールの目
標域への到達の有無を打席の近くの表示部に表示する。
また、COMのCRTには、各打席で順番に打出された
ボールのIDコードと順位別の目標域への到達の有無や
到達率等が練習者別に選択的に表示される。
出通路を通過すと、打撃前の動作に準じてボールのID
コードと目標域コードが読み出される。到達側で読み込
まれたIDコードと目標域コードは、同様にPLCに送
信され、さらにPLCはCOMに送信する。そして、C
OMは打出側の入力信号と照合して、ボールの打出され
た打席と目標域を割り出し、例えば打出したボールの目
標域への到達の有無を打席の近くの表示部に表示する。
また、COMのCRTには、各打席で順番に打出された
ボールのIDコードと順位別の目標域への到達の有無や
到達率等が練習者別に選択的に表示される。
【0016】
実施例1.以下、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。図1はこの発明の実施例の構成説明図で、前述
の従来図面と同じ部分でも異なる符号が付され、構成も
相違するので一部重複するがやや詳しく説明する。図1
において、1はゴルフの練習場、2はゴルフの練習場1
で使われるボールである。ボール2の構造が、図2に示
されている。
明する。図1はこの発明の実施例の構成説明図で、前述
の従来図面と同じ部分でも異なる符号が付され、構成も
相違するので一部重複するがやや詳しく説明する。図1
において、1はゴルフの練習場、2はゴルフの練習場1
で使われるボールである。ボール2の構造が、図2に示
されている。
【0017】図2において、20はボール2の内部に封
入されたチップ状のデータキャリア、21は送受信用の
コイル、22はディンプルを形成した殻部材である。デ
ータキャリア20には前述したID技術が応用され、識
別用のIDコード(ID情報)が付与されてメモリに記
憶されている。ボール2に固有な識別用のIDコード
は、例えば英文字と4桁数字を併記して与えられる。コ
イル21に取巻かれたデータキャリア20は、望ましく
は軽量で重心を偏心させない小形な球形に作られる。そ
して、殻部材22の内部の軸心で弾性材に包囲されて、
クラブの打撃時等に生じる応力の影響を受けないように
なっている。
入されたチップ状のデータキャリア、21は送受信用の
コイル、22はディンプルを形成した殻部材である。デ
ータキャリア20には前述したID技術が応用され、識
別用のIDコード(ID情報)が付与されてメモリに記
憶されている。ボール2に固有な識別用のIDコード
は、例えば英文字と4桁数字を併記して与えられる。コ
イル21に取巻かれたデータキャリア20は、望ましく
は軽量で重心を偏心させない小形な球形に作られる。そ
して、殻部材22の内部の軸心で弾性材に包囲されて、
クラブの打撃時等に生じる応力の影響を受けないように
なっている。
【0018】図3に、データキャリア20の内部回路の
ブロック図が示されている。図3において、23はゲー
ト、24は出力端に蓄電用のコンデンサを接続して受信
信号を整流する整流器、25は前述のIDコードを記憶
したEEPROM等からなるメモリである。また、26
は発振器、27はIDコードの変調信号を出力する変調
器、28は変調信号を増幅する増幅器、29はデータキ
ャリア20の入出力動作を制御する制御回路である。
ブロック図が示されている。図3において、23はゲー
ト、24は出力端に蓄電用のコンデンサを接続して受信
信号を整流する整流器、25は前述のIDコードを記憶
したEEPROM等からなるメモリである。また、26
は発振器、27はIDコードの変調信号を出力する変調
器、28は変調信号を増幅する増幅器、29はデータキ
ャリア20の入出力動作を制御する制御回路である。
【0019】再び図1に戻り、3はゴルフの練習場1の
打席域、4は打席域3の前面に展開された落球フィール
ドである。打席域3は複数の打席3a ,3b …で構成さ
れ、各打席3a ,3b …には打席を特定する数字の1〜
50の一連番号からなる打席コードが付与されている。
そして、打席3a ,3b …は、落球フィールド4の後方
の中心付近を要にして、ほぼ扇形状に配置されている。
打席域、4は打席域3の前面に展開された落球フィール
ドである。打席域3は複数の打席3a ,3b …で構成さ
れ、各打席3a ,3b …には打席を特定する数字の1〜
50の一連番号からなる打席コードが付与されている。
そして、打席3a ,3b …は、落球フィールド4の後方
の中心付近を要にして、ほぼ扇形状に配置されている。
【0020】31は各打席3a ,3b …に設けられたボ
ール2の供給装置、32はパネル、33は送り通路、3
4は押上棒である(図4)。供給装置31のパネル32
には詳しくは示されていないが、LCD(液晶)やLE
Dからなる表示部とタッチキーを有する操作部が設けら
れている。この外、供給装置31は図示されていない大
型のボールストッカにボール供給路を介して連通され、
このボール供給路を通して練習者が指定した所定量のボ
ール2が後述のPLCの指令により間欠的に各打席3a
,3b …に空気圧で即座に供給されるようになってい
る。
ール2の供給装置、32はパネル、33は送り通路、3
4は押上棒である(図4)。供給装置31のパネル32
には詳しくは示されていないが、LCD(液晶)やLE
Dからなる表示部とタッチキーを有する操作部が設けら
れている。この外、供給装置31は図示されていない大
型のボールストッカにボール供給路を介して連通され、
このボール供給路を通して練習者が指定した所定量のボ
ール2が後述のPLCの指令により間欠的に各打席3a
,3b …に空気圧で即座に供給されるようになってい
る。
【0021】40は目標域である。目標域40(総称)
は落球フィールド4にサークル状に設けられた複数箇所
の目標域41,42,…で構成され、表示された同一ヤ
ーデッジの目標域41〜43及び44,45は打席3a
,3b …からほぼ等距離になるように設定されてい
る。各目標域41〜45には図示を省略したが、打席3
a,3b …から見えるようなピンが立てられてグリーン
状に形成されている。そして、打席3a ,3b …から打
ち出されて各目標域41〜45内に到達したボール2
は、図示のようにグリーンの下に集められるようになっ
ている。
は落球フィールド4にサークル状に設けられた複数箇所
の目標域41,42,…で構成され、表示された同一ヤ
ーデッジの目標域41〜43及び44,45は打席3a
,3b …からほぼ等距離になるように設定されてい
る。各目標域41〜45には図示を省略したが、打席3
a,3b …から見えるようなピンが立てられてグリーン
状に形成されている。そして、打席3a ,3b …から打
ち出されて各目標域41〜45内に到達したボール2
は、図示のようにグリーンの下に集められるようになっ
ている。
【0022】50は読取りセンサ、60はコントロール
・ユニットである。読取りセンサ50とコントロール・
ユニット60は、各打席3a ,3b …にも設けられてい
る。各打席3a ,3b …と目標域41,42,…に設け
られたセンサ50とユニット60により、それぞれ打出
情報発信手段5と到達情報発信手段6が構成されるよう
になっている。読取りセンサ50とコントロール・ユニ
ット60のブロック図が、図5に示されている。51は
アンテナ部、52は増幅器、53は昇圧回路、54は論
理回路、55は復調回路である。アンテナ部51は、送
信コイル51aと受信コイル51b で構成されている。
・ユニットである。読取りセンサ50とコントロール・
ユニット60は、各打席3a ,3b …にも設けられてい
る。各打席3a ,3b …と目標域41,42,…に設け
られたセンサ50とユニット60により、それぞれ打出
情報発信手段5と到達情報発信手段6が構成されるよう
になっている。読取りセンサ50とコントロール・ユニ
ット60のブロック図が、図5に示されている。51は
アンテナ部、52は増幅器、53は昇圧回路、54は論
理回路、55は復調回路である。アンテナ部51は、送
信コイル51aと受信コイル51b で構成されている。
【0023】また、61は論理回路、62はマイクロプ
ロセッサ、63はバッファメモリ、64は通信インター
フェイス、65はDIPスイッチで、これらの回路素子
によりコントロール・ユニット60が構成されている。
コントロール・ユニット60のDIPスイッチ65は打
席コードや目標域コードを設定し、続いて説明するプロ
グラマブル・コントローラにこれらの設定コードを送信
する。
ロセッサ、63はバッファメモリ、64は通信インター
フェイス、65はDIPスイッチで、これらの回路素子
によりコントロール・ユニット60が構成されている。
コントロール・ユニット60のDIPスイッチ65は打
席コードや目標域コードを設定し、続いて説明するプロ
グラマブル・コントローラにこれらの設定コードを送信
する。
【0024】7と8は公知のプログラマブル・コントロ
ーラ(PLC)とコンピュータ(COM)で、コントロ
ール・ユニット60に接続されている。コントロール・
ユニット60に接続されてシーケンス機能を持つPLC
7は、インターフェイスを通してCPUの演算・制御機
能とRAMやROMのメモリで構成されたCOMと各種
の情報交換が行われる。
ーラ(PLC)とコンピュータ(COM)で、コントロ
ール・ユニット60に接続されている。コントロール・
ユニット60に接続されてシーケンス機能を持つPLC
7は、インターフェイスを通してCPUの演算・制御機
能とRAMやROMのメモリで構成されたCOMと各種
の情報交換が行われる。
【0025】上述のような構成の本発明実施例の動作
を、次に説明する。打席3a ,3b …に立った練習者に
より供給装置31の操作部のタッチキーが押されると、
送り通路33のボール2が押上棒34に押されてティー
アップされたりマット上のショット位置にセットされ
る。ショット位置にセットされるボール2は送り通路3
3の途中で、読取りセンサ50による次のような読取動
作でIDコードが読み取られる。
を、次に説明する。打席3a ,3b …に立った練習者に
より供給装置31の操作部のタッチキーが押されると、
送り通路33のボール2が押上棒34に押されてティー
アップされたりマット上のショット位置にセットされ
る。ショット位置にセットされるボール2は送り通路3
3の途中で、読取りセンサ50による次のような読取動
作でIDコードが読み取られる。
【0026】上記のような練習者による打球前の操作部
のタッチ操作が行われると、ボール2が読取りセンサ5
0に近接して送り通路33を通過する。このとき、PL
C7からの送信指令を受けて、読取りセンサ50の送信
コイル51a からデータキャリア20に電磁波が発振さ
れる。発振された電磁波はデータキャリア20のコイル
21で受信され、受信した電磁エネルギーがコンデンサ
に蓄えられる。そして、この電力をデータキャリア20
が送信用の電源に利用して、内部の制御回路29等を介
してメモリされたIDコードが送信コイル21から発信
される。
のタッチ操作が行われると、ボール2が読取りセンサ5
0に近接して送り通路33を通過する。このとき、PL
C7からの送信指令を受けて、読取りセンサ50の送信
コイル51a からデータキャリア20に電磁波が発振さ
れる。発振された電磁波はデータキャリア20のコイル
21で受信され、受信した電磁エネルギーがコンデンサ
に蓄えられる。そして、この電力をデータキャリア20
が送信用の電源に利用して、内部の制御回路29等を介
してメモリされたIDコードが送信コイル21から発信
される。
【0027】送信コイル21から発信されたIDコード
は、読取りセンサ50の受信コイル51b で受信され、
復調回路55を経てから次段のコントロール・ユニット
60に伝達される。更に、コントロール・ユニット60
はアンテナ部51より伝達された信号を一定のコードに
変換・記憶し、定められた通信プロトコールによりボー
ル2のIDコードとして自己の打席コードを併せてPL
C7とCOM8に送信する。
は、読取りセンサ50の受信コイル51b で受信され、
復調回路55を経てから次段のコントロール・ユニット
60に伝達される。更に、コントロール・ユニット60
はアンテナ部51より伝達された信号を一定のコードに
変換・記憶し、定められた通信プロトコールによりボー
ル2のIDコードとして自己の打席コードを併せてPL
C7とCOM8に送信する。
【0028】この場合、この実施例では1時記憶用とし
て設けられたPLC7が、受信したIDコード等を蓄え
てCOM8の処理速度を補助する。また、PLC7は1
時記憶の外に自己の持つ制御機能により、ボールストッ
カーからの各打席3a ,3b…へのボール2の供給や不
適合ボール2の排除、或いは前記のようにIDコードの
読取り指示等も司どるようになっている。
て設けられたPLC7が、受信したIDコード等を蓄え
てCOM8の処理速度を補助する。また、PLC7は1
時記憶の外に自己の持つ制御機能により、ボールストッ
カーからの各打席3a ,3b…へのボール2の供給や不
適合ボール2の排除、或いは前記のようにIDコードの
読取り指示等も司どるようになっている。
【0029】ここで、打撃前のIDコードが読み込まれ
てティーやマット上にセットされたボール2が、打席3
a ,3b …に立った練習者によって落球フィールド4に
向かって打ち出される。落球フィールド4に打ち出され
て目標域40に到達したボール2は、下方に集められて
排出通路を通過する。到達側の目標域40にも読出しセ
ンサ50とコントロール・ユニット60が設けられてお
り、前述の打撃前の動作に準じてボール2のIDコード
が読み出される。
てティーやマット上にセットされたボール2が、打席3
a ,3b …に立った練習者によって落球フィールド4に
向かって打ち出される。落球フィールド4に打ち出され
て目標域40に到達したボール2は、下方に集められて
排出通路を通過する。到達側の目標域40にも読出しセ
ンサ50とコントロール・ユニット60が設けられてお
り、前述の打撃前の動作に準じてボール2のIDコード
が読み出される。
【0030】到達側で読み込まれたIDコードは、前述
の打出側に倣って目標域コードと共にPLC7とCOM
8に送出される。そして、COM8は打出側の入力信号
と照合して、例えば打出したボール2の目標域への到達
の有無を打席の近くの供給装置31の表示部に即座に表
示する。また、打撃後、設定時間内にボールの到達発信
がなされないときには、ボールがどの目標域にも到達し
なかったものとしてボール未到着の旨を供給装置31の
表示部に表示する。
の打出側に倣って目標域コードと共にPLC7とCOM
8に送出される。そして、COM8は打出側の入力信号
と照合して、例えば打出したボール2の目標域への到達
の有無を打席の近くの供給装置31の表示部に即座に表
示する。また、打撃後、設定時間内にボールの到達発信
がなされないときには、ボールがどの目標域にも到達し
なかったものとしてボール未到着の旨を供給装置31の
表示部に表示する。
【0031】また、COM8のCRTには、各打席で順
番に打出されたボール2の目標域への到達の有無や到達
率等が選択的に表示される。打撃ボールと各目標域の到
達ボールの一覧表も、CRTに表示することができる。
この結果、練習者が具体的な数値で表された打撃実績に
より、自己の打撃距離の安定性を評価することができ
る。このほか、COM8はPLC7との情報交換によ
り、前記のボール供給等の練習場施設の機械的な制御や
各打席3a ,3b …の打球数や料金算出等を実行するよ
うになっている。
番に打出されたボール2の目標域への到達の有無や到達
率等が選択的に表示される。打撃ボールと各目標域の到
達ボールの一覧表も、CRTに表示することができる。
この結果、練習者が具体的な数値で表された打撃実績に
より、自己の打撃距離の安定性を評価することができ
る。このほか、COM8はPLC7との情報交換によ
り、前記のボール供給等の練習場施設の機械的な制御や
各打席3a ,3b …の打球数や料金算出等を実行するよ
うになっている。
【0032】なお、上述の本発明の実施例では入出力用
のコイルを有するデータキャリアの場合を例示して説明
したが、電源用のバッテリを内蔵させたデータキャリア
の場合にも本発明を適用することができる。バッテリを
内蔵型にすれば、データキャリアと読取りセンサの内部
回路が簡略にできる。特に、衝撃で電気エネルギーを発
生させる発電式の電源を用いれば、打撃を伴うゴルフに
好適で構成が一層簡単で使用期間が長期間保持できる利
点もある。
のコイルを有するデータキャリアの場合を例示して説明
したが、電源用のバッテリを内蔵させたデータキャリア
の場合にも本発明を適用することができる。バッテリを
内蔵型にすれば、データキャリアと読取りセンサの内部
回路が簡略にできる。特に、衝撃で電気エネルギーを発
生させる発電式の電源を用いれば、打撃を伴うゴルフに
好適で構成が一層簡単で使用期間が長期間保持できる利
点もある。
【0033】また、ピンを取巻くサークル状の目標域を
設けて打撃距離の安定性を評価したが、各打席から等距
離の位置に帯状の目標域を設けて飛距離を評価するよう
にしてもよい。同時に、ネットに目標域を設けてもよ
い。さらに、実施例では管理手段にPLCとCOMを用
いたが、単一のCOM等を用いて管理するようにしても
よく、打出情報発信手段と到達情報発信手段等の構成も
必ずしも実施例に限定するものではない。
設けて打撃距離の安定性を評価したが、各打席から等距
離の位置に帯状の目標域を設けて飛距離を評価するよう
にしてもよい。同時に、ネットに目標域を設けてもよ
い。さらに、実施例では管理手段にPLCとCOMを用
いたが、単一のCOM等を用いて管理するようにしても
よく、打出情報発信手段と到達情報発信手段等の構成も
必ずしも実施例に限定するものではない。
【0034】
【発明の効果】この発明は、ID情報を備えたボール
と、打席域内の打席に設けられ打出されるボールのID
情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発信手
段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設けら
れ打席から打出されて目標域に到達したボールのID情
報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信
手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信し
た情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手段
とを備えたゴルフ練習場の管理システムを採用した。ま
た、打出情報発信手段を打席のボール供給装置に設けた
ゴルフ練習場の管理システムを採用した。また、打席に
おけるボールの打撃後に設定された時間内に到達情報発
信手段の到達情報が管理手段に受信されないときに打撃
ボールが未到着として処理されるゴルフ練習場の管理シ
ステムを採用した。
と、打席域内の打席に設けられ打出されるボールのID
情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発信手
段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設けら
れ打席から打出されて目標域に到達したボールのID情
報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信
手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信し
た情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手段
とを備えたゴルフ練習場の管理システムを採用した。ま
た、打出情報発信手段を打席のボール供給装置に設けた
ゴルフ練習場の管理システムを採用した。また、打席に
おけるボールの打撃後に設定された時間内に到達情報発
信手段の到達情報が管理手段に受信されないときに打撃
ボールが未到着として処理されるゴルフ練習場の管理シ
ステムを採用した。
【0035】さらに、本発明は、ID情報を備えたボー
ルと、打席域内の打席に設けられ打出されるボールのI
D情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発信
手段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設け
られ打席から打出されて目標域に到達したボールのID
情報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報発
信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信
した情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手
段とを備え、管理手段によりボールの打撃実績を打席に
表示すると共に集計管理するゴルフ練習場の管理システ
ムを採用した。
ルと、打席域内の打席に設けられ打出されるボールのI
D情報を読取って打席情報と共に発信する打出情報発信
手段と、打席域前面の落球フィールド内の目標域に設け
られ打席から打出されて目標域に到達したボールのID
情報を読み取って目標域情報と共に発信する到達情報発
信手段と、到達情報発信手段と打出情報発信手段の発信
した情報に基づいてボールの打撃実績を管理する管理手
段とを備え、管理手段によりボールの打撃実績を打席に
表示すると共に集計管理するゴルフ練習場の管理システ
ムを採用した。
【0036】この結果、本発明によれば、従来のように
打席毎に固有の色彩や色調等が施された打球を用いない
ので、ボールの仕分け作業が省略できるばかりか、打席
の多寡に無関係に全てのゴルフ練習場に適用することが
できる。また、センサー付きカメラで特定な打席だけの
打球を追跡することが不必要で、危険もなくカメラ用の
設置数や設置位置の選択等の難点も生じない。さらに、
ID情報を利用して打席等が識別されるので、ボール表
面のキズや汚れに影響することなく正確に識別すること
もできる。
打席毎に固有の色彩や色調等が施された打球を用いない
ので、ボールの仕分け作業が省略できるばかりか、打席
の多寡に無関係に全てのゴルフ練習場に適用することが
できる。また、センサー付きカメラで特定な打席だけの
打球を追跡することが不必要で、危険もなくカメラ用の
設置数や設置位置の選択等の難点も生じない。さらに、
ID情報を利用して打席等が識別されるので、ボール表
面のキズや汚れに影響することなく正確に識別すること
もできる。
【0037】よって、本発明によれば、打球の打席が自
動的に識別されて、ボールの打撃結果を直ちに打席の練
習者に知らせると共に、打撃情報を迅速かつ正確に管理
できるゴルフ練習場の管理システムを提供することがで
きる。
動的に識別されて、ボールの打撃結果を直ちに打席の練
習者に知らせると共に、打撃情報を迅速かつ正確に管理
できるゴルフ練習場の管理システムを提供することがで
きる。
【図1】この発明の実施例の構成説明図である。
【図2】この発明の実施例によるボールの構造を示す説
明図である。
明図である。
【図3】の構成説明図である。
【図4】の斜視図である。
【図5】断面図である。
【図6】従来の管理システムを練習フィールド面から見
た図である。
た図である。
【図7】従来の管理システムのカラーボールの使用の例
を示す。
を示す。
【図8】従来の管理システムの認識手段としてセンサー
付カメラを使用した例を示す。
付カメラを使用した例を示す。
1 ゴルフの練習場 2 ボール 3 打席域 4 落球フィールド 5 打出情報発信手段 6 到達情報発信手段 7 PLC 8 COM 20 データキャリア 25 メモリ 3a ,3b … 打席 31 供給装置 32 パネル 33 送り通路 34 押上棒 40 目標域 50 読取りセンサ 60 コントロール・ユニット
Claims (4)
- 【請求項1】 ID情報を備えたボールと、打席域内の
打席に設けられ打出されるボールのID情報を読取って
打席情報と共に発信する打出情報発信手段と、前記打席
域前面の落球フィールド内の目標域に設けられ前記打席
から打出されて目標域に到達したボールのID情報を読
み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信手段
と、該到達情報発信手段と前記打出情報発信手段の発信
した情報に基づいて前記ボールの打撃実績を管理する管
理手段とを備えたことを特徴とするゴルフ練習場の管理
システム。 - 【請求項2】 前記打出情報発信手段を打席のボール供
給装置に設けたことを特徴とする請求項1記載のゴルフ
練習場の管理システム。 - 【請求項3】 前記打席におけるボールの打撃後に設定
された時間内に到達情報発信手段の到達情報が管理手段
に受信されないときに前記打撃ボールが未到着として処
理されることを特徴とする請求項1又は2記載のゴルフ
練習場の管理システム。 - 【請求項4】 ID情報を備えたボールと、打席域内の
打席に設けられ打出されるボールのID情報を読取って
打席情報と共に発信する打出情報発信手段と、前記打席
域前面の落球フィールド内の目標域に設けらて前記打席
から打出されて目標域に到達したボールのID情報を読
み取って目標域情報と共に発信する到達情報発信手段
と、該到達情報発信手段と前記打出情報発信手段の発信
した情報に基づいて前記ボールの打撃実績を管理する管
理手段とを備え、 該管理手段によりボールの打撃実績を前記打席に表示す
ると共に集計管理することを特徴とするゴルフ練習場の
管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033193A JPH08224331A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | ゴルフ練習場の管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033193A JPH08224331A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | ゴルフ練習場の管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224331A true JPH08224331A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12379656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7033193A Pending JPH08224331A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | ゴルフ練習場の管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08224331A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008038005A2 (en) | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Norman Matheson Lindsay | Methods and systems for identifying the launch positions of descending golf balls |
US8154509B2 (en) | 2004-08-04 | 2012-04-10 | Seiko Epson Corporation | Electronic display system, electronic paper writing device, electronic paper and method for manufacturing the same |
WO2013059561A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Luciano Robert A | Rfid golf ball target system and method |
US9339715B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-05-17 | Edge Technology | Radar based tracking system for golf driving range |
US9370694B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-06-21 | Edge Technology | Golf ball with RFID inlay in a molded impression |
US9498682B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-11-22 | Edge Technology | RFID embedded within inner core of a multi-core golf ball |
US9498680B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-11-22 | Edge Technology | Split inner core of a multi-core golf ball with RFID |
US9539471B2 (en) | 2010-08-18 | 2017-01-10 | Edge Technology | Golf ball with encapsulated RFID chip |
US9643056B2 (en) | 2010-08-18 | 2017-05-09 | Edge Technology | Golf ball with RFID inlay between a split core |
CN107077567A (zh) * | 2014-10-13 | 2017-08-18 | 微软技术许可有限责任公司 | 标识计算设备上的安全边界 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7033193A patent/JPH08224331A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8154509B2 (en) | 2004-08-04 | 2012-04-10 | Seiko Epson Corporation | Electronic display system, electronic paper writing device, electronic paper and method for manufacturing the same |
WO2008038005A2 (en) | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Norman Matheson Lindsay | Methods and systems for identifying the launch positions of descending golf balls |
JP2010504786A (ja) * | 2006-09-27 | 2010-02-18 | マセソン リンドセイ、ノーマン | 落下中のゴルフボールの飛び出し位置を特定する方法とシステム |
US8113964B2 (en) | 2006-09-27 | 2012-02-14 | Norman Matheson Lindsay | Methods and systems for identifying the launch positions of descending golf balls |
US9339715B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-05-17 | Edge Technology | Radar based tracking system for golf driving range |
US9339697B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-05-17 | Edge Technology | RFID golf ball target system and method |
US9370694B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-06-21 | Edge Technology | Golf ball with RFID inlay in a molded impression |
US9498682B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-11-22 | Edge Technology | RFID embedded within inner core of a multi-core golf ball |
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WO2013059561A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Luciano Robert A | Rfid golf ball target system and method |
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