JPH0822422B2 - 液体の噴出パターンを管理する方法 - Google Patents
液体の噴出パターンを管理する方法Info
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- JPH0822422B2 JPH0822422B2 JP60120111A JP12011185A JPH0822422B2 JP H0822422 B2 JPH0822422 B2 JP H0822422B2 JP 60120111 A JP60120111 A JP 60120111A JP 12011185 A JP12011185 A JP 12011185A JP H0822422 B2 JPH0822422 B2 JP H0822422B2
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は液体用ガンよりの噴出又は吐出パターンを管
理する方法とその装置に関する。
理する方法とその装置に関する。
最近、缶業界においては溶接缶の需要が急速に増して
きた。これら溶接缶を構成する缶胴の溶接シーム部に対
しては、防錆とその金属の内容物への溶出を防ぐため、
その内側よりプラスチックによる条状塗布被覆が施工さ
れている(第1図参照)。その条状塗布の方法として
は、刷毛塗りその他ロール又はスプレイによる塗布など
があげられる。
きた。これら溶接缶を構成する缶胴の溶接シーム部に対
しては、防錆とその金属の内容物への溶出を防ぐため、
その内側よりプラスチックによる条状塗布被覆が施工さ
れている(第1図参照)。その条状塗布の方法として
は、刷毛塗りその他ロール又はスプレイによる塗布など
があげられる。
上記条状塗布作業に当って最も注意すべきことは、そ
の条帯の幅が一定であることである。理由は次の通りで
ある。元来、缶胴の内側には、第2図に見られるように
溶接前に塗料(5P)が一面に塗布されている。たゞしそ
れらの継ぎ目付近には溶接の都合上、塗料が塗られてい
ない。即ち缶の金属部(5M)が露出しているのである。
そして溶接後上記露出部を上述のように条状塗布によっ
て被覆するのである。
の条帯の幅が一定であることである。理由は次の通りで
ある。元来、缶胴の内側には、第2図に見られるように
溶接前に塗料(5P)が一面に塗布されている。たゞしそ
れらの継ぎ目付近には溶接の都合上、塗料が塗られてい
ない。即ち缶の金属部(5M)が露出しているのである。
そして溶接後上記露出部を上述のように条状塗布によっ
て被覆するのである。
上記条状塗布方法として、現在もっとも広く採用され
ている方法は、(米)ノードソンコーポレーションで開
発されたホットエアレススプレイシステムである。その
理由は、前述の接触方式によるものと比べ、同法は、塗
料の液圧、温度、粘度等を一定に保つことが出来、ノズ
ル口径の変化のない限り、最も安定したもの即ち幅、厚
みの一定した条状塗布が施工されるからである。上記プ
ロセスの権利は本出願人に譲渡されているものである。
ている方法は、(米)ノードソンコーポレーションで開
発されたホットエアレススプレイシステムである。その
理由は、前述の接触方式によるものと比べ、同法は、塗
料の液圧、温度、粘度等を一定に保つことが出来、ノズ
ル口径の変化のない限り、最も安定したもの即ち幅、厚
みの一定した条状塗布が施工されるからである。上記プ
ロセスの権利は本出願人に譲渡されているものである。
所が、上記ホットエアレススプレイシステムにも、一
つの泣き所があった。それは比較的小さなオリフィスの
ノズルを使用せざるを得ないことである。その径は円形
に換算して0.1ないし0.3mmという小さなものであり、実
際上、ノズルの目詰りという現象が発生することがあ
る。ノズルの目詰りは、言うまでもなく、直ちに噴出量
を減らし、スプレイパターンにも影響を及ぼし、条帯の
幅及び厚さ等を縮少及び減少させるものである。即ち不
良品を発生させるのである。50m/分前後という高速で流
れる製缶ライン上で、これらの発見が遅れると数百個と
いう不良品がまたたくまに発生する。これは大きな損失
を招くばかりではなく、万一、無塗布の缶が出荷される
となると、大きな問題となる。これを防ぐために、業界
では格段の注意を払い、それら不良品発生の防止に躍気
となっている。その一手段として、現在、光電管L1,L2
によるスプレイパターンのチェック等が行われている
(第2図参照)。しかし同法にては、完全にノズルが詰
まった場合にはチェック出来るが、50%位の場合にはチ
ェックは難しい。また塗布後の条帯の幅をチェックする
方法もあるが、これも上記光電管の場合と同じく、厳密
なチェックは難しい。
つの泣き所があった。それは比較的小さなオリフィスの
ノズルを使用せざるを得ないことである。その径は円形
に換算して0.1ないし0.3mmという小さなものであり、実
際上、ノズルの目詰りという現象が発生することがあ
る。ノズルの目詰りは、言うまでもなく、直ちに噴出量
を減らし、スプレイパターンにも影響を及ぼし、条帯の
幅及び厚さ等を縮少及び減少させるものである。即ち不
良品を発生させるのである。50m/分前後という高速で流
れる製缶ライン上で、これらの発見が遅れると数百個と
いう不良品がまたたくまに発生する。これは大きな損失
を招くばかりではなく、万一、無塗布の缶が出荷される
となると、大きな問題となる。これを防ぐために、業界
では格段の注意を払い、それら不良品発生の防止に躍気
となっている。その一手段として、現在、光電管L1,L2
によるスプレイパターンのチェック等が行われている
(第2図参照)。しかし同法にては、完全にノズルが詰
まった場合にはチェック出来るが、50%位の場合にはチ
ェックは難しい。また塗布後の条帯の幅をチェックする
方法もあるが、これも上記光電管の場合と同じく、厳密
なチェックは難しい。
本発明の動機は、条状塗布した条状の幅を厳密にチェ
ックし、かつこれらを即時発見して適切なる対応策をと
り、厳正かつ効果的な生産管理を行なうことにあった。
ックし、かつこれらを即時発見して適切なる対応策をと
り、厳正かつ効果的な生産管理を行なうことにあった。
本発明の目的は、液体用ガン及びノズル内における吐
出圧の微量なる変化を検出することによって、それに対
応するスプレイパターンの変化を検知し、適切なる対応
策をとって不良品の発生を未然に防止することにある。
出圧の微量なる変化を検出することによって、それに対
応するスプレイパターンの変化を検知し、適切なる対応
策をとって不良品の発生を未然に防止することにある。
本発明の要旨は、ノズルの上流の液体通路上における
噴出圧力の変動を電気的に検出し、その信号と、別に予
め設定された基準の数値とを、コンピュタ内にてミリ秒
単位の時間毎に対照比較し、上記基準の範囲を逸脱した
場合の圧力を検出発信して、所要の管理対策を講ぜしめ
る方法とその装置である。
噴出圧力の変動を電気的に検出し、その信号と、別に予
め設定された基準の数値とを、コンピュタ内にてミリ秒
単位の時間毎に対照比較し、上記基準の範囲を逸脱した
場合の圧力を検出発信して、所要の管理対策を講ぜしめ
る方法とその装置である。
先ず本発明の方法を説明する。第3図参照されたい。
先ず、本法の基本を説明する。ガン11の内部の、ノズル
19寄りの液体通路14上に又は該部の更に上流通路上に電
気式圧力センサ16が設けられている。若し、ノズル孔19
H附近に異物が詰まると、その量に比例して瞬間的に上
記液体通路内の液圧は上昇する。それを電気式圧力セン
サ16が感知し、電気信号を発信する。その電気信号は
(必要によっては爆発防御器(EPB)21経て)増幅器(A
MP)22に入って増巾され、更にアナログ−デジタル変換
器(A/D)23を通してデジタル数値となってCPU26内に入
力される。それと平行して、上記CPU内には読出し専用
記憶装置(ROM)24内に予め入力されたプログラムによ
り、上記圧力に対する基準となる許容範囲の圧力の数値
が、設定値より演算され読書き可能記憶装置(RAM)25
に記憶される(第4図参照)。上記CPUは、双方の数値
を対応比較し、ある設定範囲内にて同一であればそのま
ゝとし、若し、実際の圧力がその基準範囲を逸脱してお
れば信号を発信し、入出力器(I/O)27を経て警報装置
などによって知らせるのである。それによってガンより
の噴出によって塗布されたパターン即ち、条帯の幅が、
基準を外づれていることが分るのである。更に実例をあ
げると、若し、ノズルが目詰りした場合には、上記検出
圧力は上昇し、許容範囲を越えると発信する。と同時
に、噴出量は減少し、塗布パターンの幅は縮少する。ま
た、ノズル孔径が磨損などして大きくなると、上記検出
圧力は降下し、逆に噴出量が増大して、塗布パターンの
幅の増大したことを発信して知らせるのである。
先ず、本法の基本を説明する。ガン11の内部の、ノズル
19寄りの液体通路14上に又は該部の更に上流通路上に電
気式圧力センサ16が設けられている。若し、ノズル孔19
H附近に異物が詰まると、その量に比例して瞬間的に上
記液体通路内の液圧は上昇する。それを電気式圧力セン
サ16が感知し、電気信号を発信する。その電気信号は
(必要によっては爆発防御器(EPB)21経て)増幅器(A
MP)22に入って増巾され、更にアナログ−デジタル変換
器(A/D)23を通してデジタル数値となってCPU26内に入
力される。それと平行して、上記CPU内には読出し専用
記憶装置(ROM)24内に予め入力されたプログラムによ
り、上記圧力に対する基準となる許容範囲の圧力の数値
が、設定値より演算され読書き可能記憶装置(RAM)25
に記憶される(第4図参照)。上記CPUは、双方の数値
を対応比較し、ある設定範囲内にて同一であればそのま
ゝとし、若し、実際の圧力がその基準範囲を逸脱してお
れば信号を発信し、入出力器(I/O)27を経て警報装置
などによって知らせるのである。それによってガンより
の噴出によって塗布されたパターン即ち、条帯の幅が、
基準を外づれていることが分るのである。更に実例をあ
げると、若し、ノズルが目詰りした場合には、上記検出
圧力は上昇し、許容範囲を越えると発信する。と同時
に、噴出量は減少し、塗布パターンの幅は縮少する。ま
た、ノズル孔径が磨損などして大きくなると、上記検出
圧力は降下し、逆に噴出量が増大して、塗布パターンの
幅の増大したことを発信して知らせるのである。
かつ、上記記憶装置より発信される設定値は、ミリ秒
単位の繰返えし時間毎に発信される。これは、極めて小
刻みにパターンをチェックすることであり、僅少のかき
ん(瑕瑾)をも見逃さないことになるのである。例えば
長さ100ミリの条状塗布に50ミリ秒かゝったとする。1
ミリ秒2ミリ塗布ということになるが、このとき、長さ
10ミリ間の幅狭(セマ)が発生したとする。30ミリ秒毎
のチェックでは、この10ミリの欠陥は見逃して終う。た
ゞし5ミリ秒毎ではそれを補足することが出来るのであ
る。本発明はこの時間を0.1ミリ秒ないし10ミリ秒とし
たのである。この時間は相当の小さな欠陥をも発見する
ことが出来るのである。
単位の繰返えし時間毎に発信される。これは、極めて小
刻みにパターンをチェックすることであり、僅少のかき
ん(瑕瑾)をも見逃さないことになるのである。例えば
長さ100ミリの条状塗布に50ミリ秒かゝったとする。1
ミリ秒2ミリ塗布ということになるが、このとき、長さ
10ミリ間の幅狭(セマ)が発生したとする。30ミリ秒毎
のチェックでは、この10ミリの欠陥は見逃して終う。た
ゞし5ミリ秒毎ではそれを補足することが出来るのであ
る。本発明はこの時間を0.1ミリ秒ないし10ミリ秒とし
たのである。この時間は相当の小さな欠陥をも発見する
ことが出来るのである。
以上のように、本方法は噴出時の圧力の変動をミリ秒
単位毎に検出して、それらの塗布パターンの適正か否か
を判断するものである。
単位毎に検出して、それらの塗布パターンの適正か否か
を判断するものである。
更に必要あれば、上記の発信々号を必要とする管理装
置に送信する。例えば、記録装置、ワークへのマーキン
グ装置、ワークの排除装置等である。なお上記記録装置
などに対しては、上記検出圧力の許容範囲内である場合
にも、即ち常時記録することも出来るのである。
置に送信する。例えば、記録装置、ワークへのマーキン
グ装置、ワークの排除装置等である。なお上記記録装置
などに対しては、上記検出圧力の許容範囲内である場合
にも、即ち常時記録することも出来るのである。
また、設定値より演算され、RAMに記憶された圧力と
は、予めテスト等により確認された問題のない適正な塗
布パターンを噴出する時のノズルより上流の液圧を基準
する許容範囲である。
は、予めテスト等により確認された問題のない適正な塗
布パターンを噴出する時のノズルより上流の液圧を基準
する許容範囲である。
更に、上記ミリ秒単位の繰返えし時間毎に得られた検
出した発信が、時によると誤報、例えば他の種のノイズ
が混線することがある。それが複数回連続して発信され
ゝば、ノイズではないことが確認されるので、本発明に
ては、その連続重複した回数を設定し、同回数発信した
場合にのみ、発信せしめるということも出来るのであ
る。
出した発信が、時によると誤報、例えば他の種のノイズ
が混線することがある。それが複数回連続して発信され
ゝば、ノイズではないことが確認されるので、本発明に
ては、その連続重複した回数を設定し、同回数発信した
場合にのみ、発信せしめるということも出来るのであ
る。
更に、前記圧力の許容範囲の選択に当っては次のよう
な設定を行なうことが出来る。先ず、予め大枠の圧力を
決める。次に、この枠内にてある範囲を決め、これを2n
−1等分する。更にこの2n−1等分したものの中、基準
点及びその上下に上限値、下限値等を決めるのである。
例えば、大枠の圧力を10kg/cm2までとし、次に圧力2Kg/
cm2と8Kg/cm2の範囲を決め、これを28−1等分する。1
目盛は(8−2)÷255≒0.0235Kg/cm2となる。この場
合基準を4.35Kg/cm2、上限を5.5Kg/cm2(4.35+0.0235
×50目盛)、下限を3.7Kg/cm2(=4.35−0.0235×25目
盛)などと選ぶことが出来るのである。
な設定を行なうことが出来る。先ず、予め大枠の圧力を
決める。次に、この枠内にてある範囲を決め、これを2n
−1等分する。更にこの2n−1等分したものの中、基準
点及びその上下に上限値、下限値等を決めるのである。
例えば、大枠の圧力を10kg/cm2までとし、次に圧力2Kg/
cm2と8Kg/cm2の範囲を決め、これを28−1等分する。1
目盛は(8−2)÷255≒0.0235Kg/cm2となる。この場
合基準を4.35Kg/cm2、上限を5.5Kg/cm2(4.35+0.0235
×50目盛)、下限を3.7Kg/cm2(=4.35−0.0235×25目
盛)などと選ぶことが出来るのである。
上記は、検出対象を液圧だけに絞ったものであるが、
それに加えて、ガンのバルブの開閉用の電磁弁の電流電
圧又はエアシリンダのエア圧などを検出して、上記液圧
と関連づけて管理することも出来る。例えば、バルブの
故障で、その開閉作動が不十分で、液圧に変動をもたら
したりする場合である。上記のバルブの故障というの
は、電磁弁の場合には電流電圧、エアシリンダの場合に
はエア圧等を監視すれば大体発見出来るものである。よ
って、本法は、これらをも検出して、これらを予め組み
込まれた正常の電流電圧又はエア圧のプログラムの設定
値とを対照比較するものである。それによって、異常検
出の場合には、直ちに、ガンのバルブ系統の故障と判断
することが出来るのである。
それに加えて、ガンのバルブの開閉用の電磁弁の電流電
圧又はエアシリンダのエア圧などを検出して、上記液圧
と関連づけて管理することも出来る。例えば、バルブの
故障で、その開閉作動が不十分で、液圧に変動をもたら
したりする場合である。上記のバルブの故障というの
は、電磁弁の場合には電流電圧、エアシリンダの場合に
はエア圧等を監視すれば大体発見出来るものである。よ
って、本法は、これらをも検出して、これらを予め組み
込まれた正常の電流電圧又はエア圧のプログラムの設定
値とを対照比較するものである。それによって、異常検
出の場合には、直ちに、ガンのバルブ系統の故障と判断
することが出来るのである。
上述のように、ノズルより噴出時の圧力検出によっ
て、その塗布されたパターンの大小を判断するために
は、その圧力を出来るだけ小刻みに即ち敏感に検出する
ことが望ましい。そのためには、最高の感度を有するセ
ンサを使用することは勿論ではあるが、それに加えて、
同じ噴出量においても液圧変動の差が大きいガンを使用
すれば更に感度を上げることが出来る。例えば、第3図
にも示したように、電気式圧力センサ16の液体通路の上
流部に流れ制限具17を設け、それによって、該流れ制限
具を通過した後の液体の圧力降下を大ならしめるのであ
る。その状態で噴出せしめておき、ノズルの目詰りが発
生した場合には圧力が上昇するが、その量は、上記のよ
うに元圧よりも降下しているので比較的に大となる。即
ち検出幅が広いので小刻みに検出即ち感度を上げること
が出来るのである。ノズルの孔径が磨損などによって大
きくなった場合には、圧力は降下するが、その降下幅も
比較的に大となるので、感度は上るのである。
て、その塗布されたパターンの大小を判断するために
は、その圧力を出来るだけ小刻みに即ち敏感に検出する
ことが望ましい。そのためには、最高の感度を有するセ
ンサを使用することは勿論ではあるが、それに加えて、
同じ噴出量においても液圧変動の差が大きいガンを使用
すれば更に感度を上げることが出来る。例えば、第3図
にも示したように、電気式圧力センサ16の液体通路の上
流部に流れ制限具17を設け、それによって、該流れ制限
具を通過した後の液体の圧力降下を大ならしめるのであ
る。その状態で噴出せしめておき、ノズルの目詰りが発
生した場合には圧力が上昇するが、その量は、上記のよ
うに元圧よりも降下しているので比較的に大となる。即
ち検出幅が広いので小刻みに検出即ち感度を上げること
が出来るのである。ノズルの孔径が磨損などによって大
きくなった場合には、圧力は降下するが、その降下幅も
比較的に大となるので、感度は上るのである。
次に本発明の装置について説明する。ガンの入口部10
は従来の如く液体供給装置Lと配管9により接続され、
ガン内部の液体通路14上には圧力センサ16が設けられ、
その下流の液体通路には、ニードルバルブ15、ノズル19
等が取付けられている。上記圧力センサ16は電気配線20
により、必要により爆発防御器21を介して増巾器22に、
更にA/D変換器を通して中央演算装置(CPU)25の入力部
に電気接続され、また同入力部には記憶装置(ROM24及
びRAM25)が電気接続される。また上記CPUの出力部には
入出力器(I/O)27が接続され、同器より圧力範囲設定
器28及び必要とする管理装置30へと電気接続されるので
ある。
は従来の如く液体供給装置Lと配管9により接続され、
ガン内部の液体通路14上には圧力センサ16が設けられ、
その下流の液体通路には、ニードルバルブ15、ノズル19
等が取付けられている。上記圧力センサ16は電気配線20
により、必要により爆発防御器21を介して増巾器22に、
更にA/D変換器を通して中央演算装置(CPU)25の入力部
に電気接続され、また同入力部には記憶装置(ROM24及
びRAM25)が電気接続される。また上記CPUの出力部には
入出力器(I/O)27が接続され、同器より圧力範囲設定
器28及び必要とする管理装置30へと電気接続されるので
ある。
また電気式圧力センサの感度を上げるため、即ち圧力
変動の巾を上げるため、第3図に示す如く、流れ制限具
17を液体通路上かつ上記電気式圧力センサの上流部に設
けることも出来る。
変動の巾を上げるため、第3図に示す如く、流れ制限具
17を液体通路上かつ上記電気式圧力センサの上流部に設
けることも出来る。
上記装置におけるCPUは、上記I/Oを通して、警報装置
又は停止装置、記録装置、ワークへのマーキング装置、
ワーク排除装置などへ配線接続されるのである。
又は停止装置、記録装置、ワークへのマーキング装置、
ワーク排除装置などへ配線接続されるのである。
以上、噴出の場合を述べたが、これは吐出にも問題な
く適用出来るのである。更に、これら噴出及び吐出は、
連続式及び断続式双方に適用出来るものである。連続式
の場合の圧力のダイアグラムを第4図に、断続式の場合
を第5図に示した。たゞし断続式の場合の装置として
は、第3図にも仮想線で示すようにタイマTを電磁弁の
コイル18と接続するを要す。
く適用出来るのである。更に、これら噴出及び吐出は、
連続式及び断続式双方に適用出来るものである。連続式
の場合の圧力のダイアグラムを第4図に、断続式の場合
を第5図に示した。たゞし断続式の場合の装置として
は、第3図にも仮想線で示すようにタイマTを電磁弁の
コイル18と接続するを要す。
以上の如く、本発明によれば、特に厳密な条状塗布幅
を必要とする作業において、発生し易いノズル内の目詰
り現象又はノズル孔径の磨損などによる過多噴出吐出等
を事前に発見し、適切なる対応策をとり、不要品の発生
を未然に防ぎ、また発生した不良品に対しては製造ライ
ンから排除して不良品の市場流出を未然に防止するもの
である。
を必要とする作業において、発生し易いノズル内の目詰
り現象又はノズル孔径の磨損などによる過多噴出吐出等
を事前に発見し、適切なる対応策をとり、不要品の発生
を未然に防ぎ、また発生した不良品に対しては製造ライ
ンから排除して不良品の市場流出を未然に防止するもの
である。
第1図は溶接缶の缶胴の継ぎ目にプラスチックの条状塗
布の施されている斜視図第2図は従来の光電管による条
状塗布幅のチェック方法 第3図は本発明による方法と
装置の説明及び構成図 第4図は本発明の連続式噴出又
は吐出における噴出又は吐出時における圧力許容範囲と
時間のダイアグラム第5図は本発明の断続式噴出又は吐
出における噴出又は吐出時における圧力と、ガン用電磁
弁の電流値とのダイアグラム 主要な符号の説明 1,5……缶胴、2……継ぎ目、3…
…プラスチックの条状塗布帯、11……ガン、14……液体
通路、15……バルブ、16……電気式圧力センサ、17……
流れ制限具、19……ノズル、W……条状塗布幅、D……
条状塗布厚さ
布の施されている斜視図第2図は従来の光電管による条
状塗布幅のチェック方法 第3図は本発明による方法と
装置の説明及び構成図 第4図は本発明の連続式噴出又
は吐出における噴出又は吐出時における圧力許容範囲と
時間のダイアグラム第5図は本発明の断続式噴出又は吐
出における噴出又は吐出時における圧力と、ガン用電磁
弁の電流値とのダイアグラム 主要な符号の説明 1,5……缶胴、2……継ぎ目、3…
…プラスチックの条状塗布帯、11……ガン、14……液体
通路、15……バルブ、16……電気式圧力センサ、17……
流れ制限具、19……ノズル、W……条状塗布幅、D……
条状塗布厚さ
Claims (2)
- 【請求項1】液体の噴出方法において、 (1) 液体の配管(9)内に、又はその配管上に取付
けられたバルブ(15)を有するガン(11)内の液体通路
(14)内に、設けられた電気式圧力センサ(16)によ
り、検出された圧力を電気信号によって発信せしめるこ
とと、 (2) 上記圧力の電気信号と、それとは別に予め設定
された、0.1〜10ミリ秒単位の繰返えし時間毎に基準と
なる噴出圧力の許容範囲の設定値とを、コンピュータ内
にて対照比較せしめて、上記許容範囲外の圧力を上記ミ
リ秒単位の繰返えし時間毎に検出発信せしめ、それによ
って上記ガンより噴出するパターンの状態を間接的に検
知することと、 とより成ることを特徴とする液体の噴出パターンを管理
する方法。 - 【請求項2】液体の噴出又は吐出方法において、 (1) 液体の配管(9)内に、又はその配管上に取付
けられたバルブ(15)を有するガン(11)内の液体通路
(14)内に、設けられた電気式圧力センサ(16)によ
り、その検出した圧力を電気信号によって発信せしめる
ことと、 (2) 上記圧力の電気信号と、それとは別に予め設定
された、0.1〜10ミリ秒単位の繰返えし時間毎に基準と
なる噴出圧力の許容範囲の設定値とを、コンピュータ内
にて対照比較せしめて、上記許容範囲外の圧力を上記ミ
リ秒単位の繰返えし時間毎に検出発信せしめることと、 (3) 上記許容範囲外の圧力検出信号を更に所要の管
理装置に送信してそれらの管理作業を行わしめること、 とより成ることを特徴とする液体の噴出パターンを管理
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120111A JPH0822422B2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 液体の噴出パターンを管理する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120111A JPH0822422B2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 液体の噴出パターンを管理する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278373A JPS61278373A (ja) | 1986-12-09 |
JPH0822422B2 true JPH0822422B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=14778208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60120111A Expired - Fee Related JPH0822422B2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 液体の噴出パターンを管理する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822422B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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