JPH08214430A - 送電線架設用ロープの繰出装置 - Google Patents
送電線架設用ロープの繰出装置Info
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- JPH08214430A JPH08214430A JP3608595A JP3608595A JPH08214430A JP H08214430 A JPH08214430 A JP H08214430A JP 3608595 A JP3608595 A JP 3608595A JP 3608595 A JP3608595 A JP 3608595A JP H08214430 A JPH08214430 A JP H08214430A
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- Japan
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- reel
- transmission line
- frame
- rope
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適正な回転速度に制動して、リールから送電
線架設用ロープを、効率的に繰出しすることができる送
電線架設用ロープの繰出し装置の提供を目的とする。 【構成】 積重ね手段を有する方形の基台の対向する二
辺に、起立状態で側枠をそれぞれに設けると共に、この
側枠の両端部に支枠を組合せして枠本体を形成した。こ
の枠本体の頂部には、それぞれの高さを異ならせて配設
した一対のリール受を設けた。このリール受には、その
回転を制動するブレーキを設けると共に、前記一対のリ
ール受には、送電線の架設用ロープを巻廻ししたリール
を配設して、リールの回転をブレーキで制動しながら、
交互にリールから架設用ロープを繰出しするようにし
た。
線架設用ロープを、効率的に繰出しすることができる送
電線架設用ロープの繰出し装置の提供を目的とする。 【構成】 積重ね手段を有する方形の基台の対向する二
辺に、起立状態で側枠をそれぞれに設けると共に、この
側枠の両端部に支枠を組合せして枠本体を形成した。こ
の枠本体の頂部には、それぞれの高さを異ならせて配設
した一対のリール受を設けた。このリール受には、その
回転を制動するブレーキを設けると共に、前記一対のリ
ール受には、送電線の架設用ロープを巻廻ししたリール
を配設して、リールの回転をブレーキで制動しながら、
交互にリールから架設用ロープを繰出しするようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄塔に支持される送電
線の設置において、リールに巻廻しされた送電線架設用
ロープを、リールから安全に繰出しできると共に、この
装置を折畳んで小型化することによって、移動や保管が
容易にできるように改善した送電線架設用ロープの繰出
装置に関する。
線の設置において、リールに巻廻しされた送電線架設用
ロープを、リールから安全に繰出しできると共に、この
装置を折畳んで小型化することによって、移動や保管が
容易にできるように改善した送電線架設用ロープの繰出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送電線架設用ロープを繰出しする従来例
としては、枠型の鉄製柱状物を互いに離間して平行に配
設し、この一対の柱状物に、送電線架設用ロープを巻廻
ししたリールを、回転可能な状態で取付けしていた。こ
の柱状物は、専用の装置ではなく他の建設資材を流用
し、その一部を改良して使用していた。
としては、枠型の鉄製柱状物を互いに離間して平行に配
設し、この一対の柱状物に、送電線架設用ロープを巻廻
ししたリールを、回転可能な状態で取付けしていた。こ
の柱状物は、専用の装置ではなく他の建設資材を流用
し、その一部を改良して使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建設資材を流用した送
電線架設用ロープの繰出装置によれば、専用の装置でな
い為に操作中の安定性に欠けるという欠点があった。ま
た、送電線の設置には、同時に6本の架設用ロープを送
り出す必要があって、6台の繰出装置を同一場所に設置
しなければならず、大型の繰出装置を運搬するのが大変
であるという欠点もあった。本発明は、このような不具
合を解消するためになされたものであり、安定した状態
で送電線の繰出しができると共に、装置を折畳むと小型
化され、運搬したり保管したりすることが容易にできる
送電線架設用ロープの繰出装置の提供を目的とする。
電線架設用ロープの繰出装置によれば、専用の装置でな
い為に操作中の安定性に欠けるという欠点があった。ま
た、送電線の設置には、同時に6本の架設用ロープを送
り出す必要があって、6台の繰出装置を同一場所に設置
しなければならず、大型の繰出装置を運搬するのが大変
であるという欠点もあった。本発明は、このような不具
合を解消するためになされたものであり、安定した状態
で送電線の繰出しができると共に、装置を折畳むと小型
化され、運搬したり保管したりすることが容易にできる
送電線架設用ロープの繰出装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明は次のような構成としている。請求項1に
記載した送電線架設用ロープの繰出装置は、積重ね手段
を設けた方形の基台の対向する二辺に、起立状態で側枠
をそれぞれに設けると共に、これらの側枠同士に接続し
て、側枠を起立状態に支持する支枠を前記基台に設ける
ことで枠本体を形成した。この枠本体の頂部には、それ
ぞれの高さを異ならせて配設した一対のリール受を設け
ると共に、このリール受にはその回転を制動するブレー
キを設けることで、送電線架設用ロープの繰出装置とし
た。請求項2に記載した送電線架設用ロープの繰出装置
は、積重ね手段を設けた方形の基台に、この基台と平行
に重なるような折畳み手段を介して、一対の側枠を対向
配置した。更にこの基台には、側枠同士に接続して側枠
を起立状態で支持すると共に、基台と重なるように折畳
み可能な状態で支枠を設けることで枠本体を形成した。
この枠本体の頂部では着脱可能な状態で、その取付け高
さを異ならせた一対のリール受けを配設すると共に、こ
のリール受の回転を制動するブレーキをリール受に設け
ることで、送電線架設用ロープの繰出装置とした。請求
項3に記載した送電線架設用ロープの繰出装置は、請求
項1及び請求項2で示した枠本体に、移動用の吊上手段
と可動中の移動を防止する移動防止手段とを設けたもの
である。
めに、本発明は次のような構成としている。請求項1に
記載した送電線架設用ロープの繰出装置は、積重ね手段
を設けた方形の基台の対向する二辺に、起立状態で側枠
をそれぞれに設けると共に、これらの側枠同士に接続し
て、側枠を起立状態に支持する支枠を前記基台に設ける
ことで枠本体を形成した。この枠本体の頂部には、それ
ぞれの高さを異ならせて配設した一対のリール受を設け
ると共に、このリール受にはその回転を制動するブレー
キを設けることで、送電線架設用ロープの繰出装置とし
た。請求項2に記載した送電線架設用ロープの繰出装置
は、積重ね手段を設けた方形の基台に、この基台と平行
に重なるような折畳み手段を介して、一対の側枠を対向
配置した。更にこの基台には、側枠同士に接続して側枠
を起立状態で支持すると共に、基台と重なるように折畳
み可能な状態で支枠を設けることで枠本体を形成した。
この枠本体の頂部では着脱可能な状態で、その取付け高
さを異ならせた一対のリール受けを配設すると共に、こ
のリール受の回転を制動するブレーキをリール受に設け
ることで、送電線架設用ロープの繰出装置とした。請求
項3に記載した送電線架設用ロープの繰出装置は、請求
項1及び請求項2で示した枠本体に、移動用の吊上手段
と可動中の移動を防止する移動防止手段とを設けたもの
である。
【0005】
【作用】積重ね手段を設けると共に、その設置高さを互
いに異ならせた状態で、一対のリール受とブレーキとを
設けた送電線架設用ロープの繰出装置によれば、一対の
リール受の高さが異なっているから、ロープの繰出し位
置が異なりリールの取替え作業が容易である。ロープの
繰出した長さによってリールの重量が変り、その回転数
に変化を生じさせるが、リール受に設けたブレーキを作
動させることで、常に同じ速度でロープを繰出すことが
できる。また、積重ね手段を利用することにより、本装
置を積重ねして保管や運搬を容易にすることができるも
のである。
いに異ならせた状態で、一対のリール受とブレーキとを
設けた送電線架設用ロープの繰出装置によれば、一対の
リール受の高さが異なっているから、ロープの繰出し位
置が異なりリールの取替え作業が容易である。ロープの
繰出した長さによってリールの重量が変り、その回転数
に変化を生じさせるが、リール受に設けたブレーキを作
動させることで、常に同じ速度でロープを繰出すことが
できる。また、積重ね手段を利用することにより、本装
置を積重ねして保管や運搬を容易にすることができるも
のである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。図1は本発明の送電線架設用ロープの繰出装置
を示す斜視図、図2は図1で示す枠本体の分解斜視図、
図3は図2で示す枠本体の折畳み状態を示す説明図、図
4は図2で示す折畳み手段の分解斜視図である。図1で
示すように本発明の送電線架設用ロープの繰出装置10
は、折畳み可能に形成した枠本体12と、この枠本体の
頂部でその高さを互いに異ならせて配設した一対のリー
ル受30と、このリール受により回転するリールの回転
を制動するブレーキ40とからなる。これらの枠本体1
2とリール受30及びブレーキ40とについて、更に詳
細に説明する。図2で示すように枠本体12は、ソリ状
に形成した基台13と、この基台の長手方向の両辺上
で、折畳み手段14を介して配設した一対の側枠20
と、この一対の側枠同士を起立状態に支える支枠24
と、基台13の一端に設けた重り受28とからなる。支
枠24は側枠20の両端と中央部の3箇所に取付けられ
ており、これらの基台13と側枠20及び支枠24と重
り受28とについて更に詳細に説明する。
明する。図1は本発明の送電線架設用ロープの繰出装置
を示す斜視図、図2は図1で示す枠本体の分解斜視図、
図3は図2で示す枠本体の折畳み状態を示す説明図、図
4は図2で示す折畳み手段の分解斜視図である。図1で
示すように本発明の送電線架設用ロープの繰出装置10
は、折畳み可能に形成した枠本体12と、この枠本体の
頂部でその高さを互いに異ならせて配設した一対のリー
ル受30と、このリール受により回転するリールの回転
を制動するブレーキ40とからなる。これらの枠本体1
2とリール受30及びブレーキ40とについて、更に詳
細に説明する。図2で示すように枠本体12は、ソリ状
に形成した基台13と、この基台の長手方向の両辺上
で、折畳み手段14を介して配設した一対の側枠20
と、この一対の側枠同士を起立状態に支える支枠24
と、基台13の一端に設けた重り受28とからなる。支
枠24は側枠20の両端と中央部の3箇所に取付けられ
ており、これらの基台13と側枠20及び支枠24と重
り受28とについて更に詳細に説明する。
【0007】図2で示すように基台13は、一対の鉄製
柱状物を離間して配設すると共に、この柱状物同士を桟
で接合することにより、ソリ状に形成したものである。
柱状物は、その断面がL字形、コ字形、ロ字形等の棒体
よりなり、それぞれの両端には、逆U字状に形成した棒
体よりなる吊上手段18を突出状態で、また吊上手段1
8の下側の柱状物には移動防止手段19としての貫通孔
を設けている。吊上手段18は、本装置を移動させる際
に、クレーン等で吊上げる為の引掛部であり、移動防止
手段19は本装置を設置してから、移動しないようにロ
ープ等で引張って固定する為のものである。基台13の
一端には、関連部品を収納する収納箱29と、この箱の
上に重りを乗せて、本装置の移動を防止するための重り
受28とを設けている。重り受28は枠体であり、図示
しない立方体の重りをこの枠で位置決めしている。この
重り受28に隣接して側枠20と支枠24とが配設さ
れ、両者で方形の枠体を形成している。
柱状物を離間して配設すると共に、この柱状物同士を桟
で接合することにより、ソリ状に形成したものである。
柱状物は、その断面がL字形、コ字形、ロ字形等の棒体
よりなり、それぞれの両端には、逆U字状に形成した棒
体よりなる吊上手段18を突出状態で、また吊上手段1
8の下側の柱状物には移動防止手段19としての貫通孔
を設けている。吊上手段18は、本装置を移動させる際
に、クレーン等で吊上げる為の引掛部であり、移動防止
手段19は本装置を設置してから、移動しないようにロ
ープ等で引張って固定する為のものである。基台13の
一端には、関連部品を収納する収納箱29と、この箱の
上に重りを乗せて、本装置の移動を防止するための重り
受28とを設けている。重り受28は枠体であり、図示
しない立方体の重りをこの枠で位置決めしている。この
重り受28に隣接して側枠20と支枠24とが配設さ
れ、両者で方形の枠体を形成している。
【0008】側枠20は、鉄製の柱状物を桟の如く組合
せしたものであり、基台13に設けた複数個の折畳み手
段14を介して折曲することにより、基台13上に重ね
て、折畳み可能な状態で取付けしている。折畳み手段1
4は、図4で示すように蝶番と同じ構成であり、折曲位
置を一対の側枠20同士で異ならせることにより、図3
で示すように、一方の側枠上に他方の側枠を重ねて折畳
むことができる。また、図4で示すように側枠20の一
端には、仮止装置23が設けられ、側枠を起立状態に維
持することで、枠本体12の組立を容易にするものであ
る。この仮止装置23は、図中の矢印で示す方向にスラ
イド移動する棒体を、側枠20に取付けして、この棒体
を基台13に設けた孔に挿入することで仮止めを行って
おり、枠本体12を折畳んだ状態から組立状態に設定す
る場合に、この仮止装置を使用するものである。側枠2
0は図2で示すように、両端部よりも中間部の位置を高
く設定しており、この高さの異なる位置に、図1で示す
リール受30を取付けしている。側枠20は、図中の前
方と後方とでは分割された状態に設定されているが、特
にその形状にこだわることなく、枠状でリール受30の
取付高さが異なるように、設定される構成であれば良
い。
せしたものであり、基台13に設けた複数個の折畳み手
段14を介して折曲することにより、基台13上に重ね
て、折畳み可能な状態で取付けしている。折畳み手段1
4は、図4で示すように蝶番と同じ構成であり、折曲位
置を一対の側枠20同士で異ならせることにより、図3
で示すように、一方の側枠上に他方の側枠を重ねて折畳
むことができる。また、図4で示すように側枠20の一
端には、仮止装置23が設けられ、側枠を起立状態に維
持することで、枠本体12の組立を容易にするものであ
る。この仮止装置23は、図中の矢印で示す方向にスラ
イド移動する棒体を、側枠20に取付けして、この棒体
を基台13に設けた孔に挿入することで仮止めを行って
おり、枠本体12を折畳んだ状態から組立状態に設定す
る場合に、この仮止装置を使用するものである。側枠2
0は図2で示すように、両端部よりも中間部の位置を高
く設定しており、この高さの異なる位置に、図1で示す
リール受30を取付けしている。側枠20は、図中の前
方と後方とでは分割された状態に設定されているが、特
にその形状にこだわることなく、枠状でリール受30の
取付高さが異なるように、設定される構成であれば良
い。
【0009】支枠24は、側枠20と同様で鉄製の柱状
物を枠形に形成して、側枠20を起立状態に支えるもの
である。重り受28側と中央部とに取付けした支枠24
は、蝶番を介して基台13に取付けられ、基台13と密
接状態で折畳むことができるように設定している。この
支枠は、側枠20とは図示しないボルトとナットとで固
定することにより、起立状態に保つものである。また、
重り受28とは反対側の基台13に設けた支枠24は、
基台と着脱可能であり、取外しして収納箱29内に収容
することができる。この着脱可能な支枠24は、その一
辺に小突起25を設けており、基台13に設けた孔に差
し込んで組合せすると共に、側枠20とは他の支枠と同
様に、ボルトとナットとでその頂部を固定する。側枠2
0の両端に設けた支枠24の外側には、その先端に突起
17を設けた積重ね手段16を配設している。この積重
ね手段16の下方である基台13の裏面側には、図示し
ないが積重ね手段の頂部に設けた突起17が入る孔を設
けており、複数台を同時に使用する本装置同士を、積重
ねして段積ができるように配慮している。
物を枠形に形成して、側枠20を起立状態に支えるもの
である。重り受28側と中央部とに取付けした支枠24
は、蝶番を介して基台13に取付けられ、基台13と密
接状態で折畳むことができるように設定している。この
支枠は、側枠20とは図示しないボルトとナットとで固
定することにより、起立状態に保つものである。また、
重り受28とは反対側の基台13に設けた支枠24は、
基台と着脱可能であり、取外しして収納箱29内に収容
することができる。この着脱可能な支枠24は、その一
辺に小突起25を設けており、基台13に設けた孔に差
し込んで組合せすると共に、側枠20とは他の支枠と同
様に、ボルトとナットとでその頂部を固定する。側枠2
0の両端に設けた支枠24の外側には、その先端に突起
17を設けた積重ね手段16を配設している。この積重
ね手段16の下方である基台13の裏面側には、図示し
ないが積重ね手段の頂部に設けた突起17が入る孔を設
けており、複数台を同時に使用する本装置同士を、積重
ねして段積ができるように配慮している。
【0010】リール受について図面を参照して説明す
る。図5は図1で示すリール受の斜視図、図6は図5の
分解斜視図である。図5で示すようにリール受30は、
円柱の軸31と、この軸の両端部を回転可能な状態で支
持する軸受36とからなる。これらの軸31と軸受36
とについて、更に詳細に説明する。軸31は、図6で示
すように円柱の棒体よりなり、その両端部には受車32
を設けている。図中では一方の受車32が図示されてい
ないが、この受車の外側には少し離間して円形のドラム
取付板34を、また内側には長円形のリールガイド33
を設けている。長円形のリールガイド33は、その両端
部に図示しない突起を設けており、リールに設けた孔に
挿入されて両者は合体する。また、図中で示されている
方の受車32は、軸31に対してスライド移動が可能で
あり、軸31の先端から抜取ることができるように、挿
入しただけの状態で配設している。但し、使用状態では
軸受36により位置決めされ、軸31を回転可能な状態
で支持する。ドラム取付板34は、後述するブレーキド
ラム50を取付けし、リールガイド33は、ロープを巻
廻ししたリールに合体して、リールと同時に回転するも
のである。軸受36は、前記受車32の外周を囲む内溝
付円盤37よりなり、受車を収容するために二分割され
ている。二分割した内溝付円盤37は、コ字形の取付板
38にそれぞれ支持され、その一端が接合したり離間し
たりして回動するように、蝶番を介して両者を取付けし
ている。そして、その一方は側枠20に固着され、内溝
付円盤に受車32を挿入したあとは、図中の矢印で示す
ように回転させて、図5の如く組合せすると共に、図示
しない固定手段により、図1で示す位置に固定されて用
いられる。
る。図5は図1で示すリール受の斜視図、図6は図5の
分解斜視図である。図5で示すようにリール受30は、
円柱の軸31と、この軸の両端部を回転可能な状態で支
持する軸受36とからなる。これらの軸31と軸受36
とについて、更に詳細に説明する。軸31は、図6で示
すように円柱の棒体よりなり、その両端部には受車32
を設けている。図中では一方の受車32が図示されてい
ないが、この受車の外側には少し離間して円形のドラム
取付板34を、また内側には長円形のリールガイド33
を設けている。長円形のリールガイド33は、その両端
部に図示しない突起を設けており、リールに設けた孔に
挿入されて両者は合体する。また、図中で示されている
方の受車32は、軸31に対してスライド移動が可能で
あり、軸31の先端から抜取ることができるように、挿
入しただけの状態で配設している。但し、使用状態では
軸受36により位置決めされ、軸31を回転可能な状態
で支持する。ドラム取付板34は、後述するブレーキド
ラム50を取付けし、リールガイド33は、ロープを巻
廻ししたリールに合体して、リールと同時に回転するも
のである。軸受36は、前記受車32の外周を囲む内溝
付円盤37よりなり、受車を収容するために二分割され
ている。二分割した内溝付円盤37は、コ字形の取付板
38にそれぞれ支持され、その一端が接合したり離間し
たりして回動するように、蝶番を介して両者を取付けし
ている。そして、その一方は側枠20に固着され、内溝
付円盤に受車32を挿入したあとは、図中の矢印で示す
ように回転させて、図5の如く組合せすると共に、図示
しない固定手段により、図1で示す位置に固定されて用
いられる。
【0011】ブレーキ40について図面を参照して説明
する。図7は図1で示したブレーキの斜視図、図8は図
7の分解斜視図、図9は図8で示す締付具の分解斜視図
である。図7で示すようにブレーキ40は、図6で説明
したドラム取付板34に取付けした円形のブレーキドラ
ム50と、このブレーキドラムの外周壁を囲むように配
設したブレーキ本体42と、このブレーキ本体を締付け
する締付具45とからなる。これらのブレーキドラム5
0とブレーキ本体42及び締付具45とについて、更に
詳細に説明する。ブレーキドラム50は、図8で示すよ
うに帯状の円周壁を有する大型の容器状であり、図示し
ないが前述したドラム取付板34に、ボルトとナットと
で固着され、着脱可能な状態で取付けしている。よっ
て、リール受30の軸31と一体になって回転するよう
に配設されている。ブレーキ本体42は、図8で示すよ
うに前述した側枠20の一部に取付けした支持台41
で、ブレーキドラム50の外周壁を囲むように二分割し
て、支持台41から着脱可能な状態で取付けられてい
る。ブレーキ本体42は、摩擦体よりなる帯状のブレー
キバンド43と、このブレーキバンドを円弧形に保持す
るバンド取付台44とからなる。バンド取付台44は、
その内側を半円形として、その一対で円を形成するよう
に対向配置すると共に、それぞれの一端を支持台41に
回転可能な状態で取付けしている。また、対向配置した
バンド取付台44の他端側のそれぞれには、締付具45
が配設されており、図中の矢印で示す方向に回転させ
て、バンド取付台44を円形に形成し、締付具45でブ
レーキの操作を行う。締付具45は図9で示すように、
その一端に小片よりなる平板状のストッパーを設けたボ
ルト46と、このボルトに挿入したコイルスプリング4
7と座金48及びナット49とからなる。このような締
付具45は、回動可能な状態に取付けしたバンド取付台
44の先端部に設けた切欠にボルトを挿入し、ボルト先
端のストッパーと座金48間とで、対向配置した一対の
バンド取付台44の先端部を挾み付けるようにして取付
けする。ナット49を締付けすることで、バンド取付台
44に設けたブレーキバンド43が、ブレーキドラム5
0に圧接してその回転を制動する。よって、ナット49
を締付けしたり緩めたりすることで、回転速度を調整す
ることができるものである。
する。図7は図1で示したブレーキの斜視図、図8は図
7の分解斜視図、図9は図8で示す締付具の分解斜視図
である。図7で示すようにブレーキ40は、図6で説明
したドラム取付板34に取付けした円形のブレーキドラ
ム50と、このブレーキドラムの外周壁を囲むように配
設したブレーキ本体42と、このブレーキ本体を締付け
する締付具45とからなる。これらのブレーキドラム5
0とブレーキ本体42及び締付具45とについて、更に
詳細に説明する。ブレーキドラム50は、図8で示すよ
うに帯状の円周壁を有する大型の容器状であり、図示し
ないが前述したドラム取付板34に、ボルトとナットと
で固着され、着脱可能な状態で取付けしている。よっ
て、リール受30の軸31と一体になって回転するよう
に配設されている。ブレーキ本体42は、図8で示すよ
うに前述した側枠20の一部に取付けした支持台41
で、ブレーキドラム50の外周壁を囲むように二分割し
て、支持台41から着脱可能な状態で取付けられてい
る。ブレーキ本体42は、摩擦体よりなる帯状のブレー
キバンド43と、このブレーキバンドを円弧形に保持す
るバンド取付台44とからなる。バンド取付台44は、
その内側を半円形として、その一対で円を形成するよう
に対向配置すると共に、それぞれの一端を支持台41に
回転可能な状態で取付けしている。また、対向配置した
バンド取付台44の他端側のそれぞれには、締付具45
が配設されており、図中の矢印で示す方向に回転させ
て、バンド取付台44を円形に形成し、締付具45でブ
レーキの操作を行う。締付具45は図9で示すように、
その一端に小片よりなる平板状のストッパーを設けたボ
ルト46と、このボルトに挿入したコイルスプリング4
7と座金48及びナット49とからなる。このような締
付具45は、回動可能な状態に取付けしたバンド取付台
44の先端部に設けた切欠にボルトを挿入し、ボルト先
端のストッパーと座金48間とで、対向配置した一対の
バンド取付台44の先端部を挾み付けるようにして取付
けする。ナット49を締付けすることで、バンド取付台
44に設けたブレーキバンド43が、ブレーキドラム5
0に圧接してその回転を制動する。よって、ナット49
を締付けしたり緩めたりすることで、回転速度を調整す
ることができるものである。
【0012】このように構成した送電線架設用ロープの
繰出装置10の使用例について、図面を参照して説明す
る。図10はロープを巻廻ししたリールを、図6で示す
軸に装着する状態を示す説明図、図11は図10で示す
リールを本装置に取付けした状態を示す説明図である。
図10で示すように鉄塔に使用される送電線架設用ロー
プ56は、リール55と呼ばれる糸巻状の物体に巻廻し
されている。このリール55の中心軸は、軸体を挿入し
て回転できるように穴が設けられており、この穴に図6
で示したリール受30の軸31を挿入する。この場合
は、軸31の一方に挿入状態で取付けした受車32を、
取外しした状態でリールに挿入し、軸31に設けたリー
ルガイド33の突起を、リール55に設けた孔に挿入し
て、軸31とリールとが一体化して回転できるように設
定する。リール55に軸31を挿入したら、軸の先端か
ら受車32を挿入すると共に、ドラム取付板34にブレ
ーキドラム50を図10で示すように取付けする。リー
ル受30に取付けしたリール55は、クレーン等で吊上
げられ図6で示したと同様に、開いた状態の軸受36に
受車32を挿入すると共に、図5で示したように軸受3
6を組合せして、図示しない固定手段により固定する。
図1で示したようにリール受30は、高さを異ならせて
2箇所に設けたから、それぞれのリール受30に、第1
のリール55と第2のリール58とを取付けすると、図
11で示す状態になる。
繰出装置10の使用例について、図面を参照して説明す
る。図10はロープを巻廻ししたリールを、図6で示す
軸に装着する状態を示す説明図、図11は図10で示す
リールを本装置に取付けした状態を示す説明図である。
図10で示すように鉄塔に使用される送電線架設用ロー
プ56は、リール55と呼ばれる糸巻状の物体に巻廻し
されている。このリール55の中心軸は、軸体を挿入し
て回転できるように穴が設けられており、この穴に図6
で示したリール受30の軸31を挿入する。この場合
は、軸31の一方に挿入状態で取付けした受車32を、
取外しした状態でリールに挿入し、軸31に設けたリー
ルガイド33の突起を、リール55に設けた孔に挿入し
て、軸31とリールとが一体化して回転できるように設
定する。リール55に軸31を挿入したら、軸の先端か
ら受車32を挿入すると共に、ドラム取付板34にブレ
ーキドラム50を図10で示すように取付けする。リー
ル受30に取付けしたリール55は、クレーン等で吊上
げられ図6で示したと同様に、開いた状態の軸受36に
受車32を挿入すると共に、図5で示したように軸受3
6を組合せして、図示しない固定手段により固定する。
図1で示したようにリール受30は、高さを異ならせて
2箇所に設けたから、それぞれのリール受30に、第1
のリール55と第2のリール58とを取付けすると、図
11で示す状態になる。
【0013】図11で示すように設定したリール付の本
装置は、重り受28に重り60を乗せたり、基台13の
両端に設けた移動防止手段19としての貫通孔に、ロー
プを通して結束したりして固定してから用いる。一般的
に、鉄塔には片側に3本ずつ合計6本の架設用ロープが
配設される為に、本装置は6台を1組として設置され、
重り60とは反対側に架設用ロープ56を引出しする。
これらのロープは、引出先に設けられた動力により引張
られるために、本装置に駆動源は無い。架設用ロープを
引張る力によってこのロープは、図11で示す第1のリ
ール55から繰出され、終了すると引張りが一時停止さ
れ、その終端を第2のリール58のロープの先端に接続
して、更に引出しされる。第1のリール55からロープ
が無くなると予備のリールと交換し、ロープの繰出しが
終了するごとに新しいリールを配設して、効率的な繰出
しができるように配慮している。第1のリール55と第
2のリール58とはその設置高さが異なる為に、これら
の作業や送出しに邪魔になることが少いという作用を持
っている。また、架設用ロープの繰出しは、数キロメー
トル先の動力でこのロープを引張るために、本装置での
リールの回転が均一ではなく、ばらつくことが多かっ
た。しかしブレーキ40を設けて常に制動力を少し付与
することにより、平均した回転が得られるように作用す
るものである。ブレーキの調整は締付具45の操作によ
り行うことができる。
装置は、重り受28に重り60を乗せたり、基台13の
両端に設けた移動防止手段19としての貫通孔に、ロー
プを通して結束したりして固定してから用いる。一般的
に、鉄塔には片側に3本ずつ合計6本の架設用ロープが
配設される為に、本装置は6台を1組として設置され、
重り60とは反対側に架設用ロープ56を引出しする。
これらのロープは、引出先に設けられた動力により引張
られるために、本装置に駆動源は無い。架設用ロープを
引張る力によってこのロープは、図11で示す第1のリ
ール55から繰出され、終了すると引張りが一時停止さ
れ、その終端を第2のリール58のロープの先端に接続
して、更に引出しされる。第1のリール55からロープ
が無くなると予備のリールと交換し、ロープの繰出しが
終了するごとに新しいリールを配設して、効率的な繰出
しができるように配慮している。第1のリール55と第
2のリール58とはその設置高さが異なる為に、これら
の作業や送出しに邪魔になることが少いという作用を持
っている。また、架設用ロープの繰出しは、数キロメー
トル先の動力でこのロープを引張るために、本装置での
リールの回転が均一ではなく、ばらつくことが多かっ
た。しかしブレーキ40を設けて常に制動力を少し付与
することにより、平均した回転が得られるように作用す
るものである。ブレーキの調整は締付具45の操作によ
り行うことができる。
【0014】送電線架設用ロープの繰出装置10を設置
場所に運搬したり、不使用時の収容状態に設定したりす
る例について、図12を参照して説明する。図12は図
1を折畳みすると共に、積重ねした状態を示す説明図で
ある。送電線架設用ロープの繰出装置10を運搬するに
は、本装置を折畳んで容積を小型化すると共に、本装置
6台を1台のトラックで運搬することができる。本装置
を折畳むには、重り60を取除きブレーキ40とリール
受30の軸31とを取外して、ブレーキを収納箱29に
収容すると共に、軸31は基台13の一部に設けた図示
しない収容部などに支持させる。更に、枠本体12を形
成する支枠24と側枠20との組合せを解除し、支枠は
取外ししたり基台13側に折畳んだりして収納すると共
に、図4で示した側枠20の仮止装置23を外して、側
枠を基台13上に図2で示したように折畳みする。この
状態が図12で示す下側の送電線架設用ロープの繰出装
置10である。この状態では、基台13の両端部に設け
た積重ね手段16が突出した状態であるから、ここに2
台目の本装置を積重ねする。これは積重ね手段16の先
端に設けた突起を、2台目の積重ね手段の下側に設けた
図示しない孔に挿入することで、積重ねすることができ
る。以下同様にして6台分を積重ねする。この積重ねは
クレーンを利用してトラックの荷台上で行うことによ
り、組立状態では1台しか積めない本装置を、6台1組
として1台のトラックで運搬することができる。不使用
時には、倉庫内でそれ以上の段数で積重ねすることがで
きるものである。
場所に運搬したり、不使用時の収容状態に設定したりす
る例について、図12を参照して説明する。図12は図
1を折畳みすると共に、積重ねした状態を示す説明図で
ある。送電線架設用ロープの繰出装置10を運搬するに
は、本装置を折畳んで容積を小型化すると共に、本装置
6台を1台のトラックで運搬することができる。本装置
を折畳むには、重り60を取除きブレーキ40とリール
受30の軸31とを取外して、ブレーキを収納箱29に
収容すると共に、軸31は基台13の一部に設けた図示
しない収容部などに支持させる。更に、枠本体12を形
成する支枠24と側枠20との組合せを解除し、支枠は
取外ししたり基台13側に折畳んだりして収納すると共
に、図4で示した側枠20の仮止装置23を外して、側
枠を基台13上に図2で示したように折畳みする。この
状態が図12で示す下側の送電線架設用ロープの繰出装
置10である。この状態では、基台13の両端部に設け
た積重ね手段16が突出した状態であるから、ここに2
台目の本装置を積重ねする。これは積重ね手段16の先
端に設けた突起を、2台目の積重ね手段の下側に設けた
図示しない孔に挿入することで、積重ねすることができ
る。以下同様にして6台分を積重ねする。この積重ねは
クレーンを利用してトラックの荷台上で行うことによ
り、組立状態では1台しか積めない本装置を、6台1組
として1台のトラックで運搬することができる。不使用
時には、倉庫内でそれ以上の段数で積重ねすることがで
きるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、枠
本体上に配設高さを異ならせて複数個のリールを取付け
すると共に、リールの回転を制動するブレーキを設けた
ことにより、以下の効果を得ることができた。すなわ
ち、一方のリールから送電線を繰出ししながら、次のリ
ールを準備することができるから、操作中の一時停止時
間を短くすると共に、ブレーキを用いて略一定の適正な
速度で、かつ安定した状態で、送電線の繰出しをするこ
とができるようになった。また、本装置は折畳み手段を
用いて容積を小さくすると共に、積重ね手段を用いて段
積することにより、運搬や不使用時の収容に都合が良
い。
本体上に配設高さを異ならせて複数個のリールを取付け
すると共に、リールの回転を制動するブレーキを設けた
ことにより、以下の効果を得ることができた。すなわ
ち、一方のリールから送電線を繰出ししながら、次のリ
ールを準備することができるから、操作中の一時停止時
間を短くすると共に、ブレーキを用いて略一定の適正な
速度で、かつ安定した状態で、送電線の繰出しをするこ
とができるようになった。また、本装置は折畳み手段を
用いて容積を小さくすると共に、積重ね手段を用いて段
積することにより、運搬や不使用時の収容に都合が良
い。
【図1】本発明の送電線架設用ロープの繰出装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1で示す枠本体の分解斜視図である。
【図3】図2で示す枠本体の折畳状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】図2で示す折畳手段の分解斜視図である。
【図5】図1で示すリール受の斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図1で示したブレーキの斜視図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【図9】図8で示す締付具の分解斜視図である。
【図10】図6で示す軸にリールを装着する状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】図10で示したリールを図1に取付けした状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図12】図1で示す送電線架設用ロープの繰出装置を
折畳んで、その複数個を積重ねした状態を示す説明図で
ある。
折畳んで、その複数個を積重ねした状態を示す説明図で
ある。
10 送電線架設用ロープの繰出装置 12 枠本体 13 基台 14 折畳み手段 16 積重ね手段 18 吊上手段 19 移動防止手段 20 側枠 23 仮止装置 24 支枠 30 リール受 31 軸 32 受車 36 軸受 40 ブレーキ 42 ブレーキ本体 45 締付具 50 ブレーキドラム 55 第1のリール 56 架設用ロープ 58 第2のリール
Claims (3)
- 【請求項1】 積重ね手段を設けた方形の基台の対向す
る二辺に、起立状態で側枠をそれぞれの辺に設けると共
に、これらの側枠同士に接続して前記起立状態を支持す
る支枠を前記基台に設けた枠本体と、 この枠本体の前記側枠頂部に設けられ、それぞれの高さ
を異ならせて配置した一対のリール受と、 このリール受の回転を制動するブレーキとからなること
を特徴とする送電線架設用ロープの繰出装置。 - 【請求項2】 積重ね手段を設けた方形の基台に、この
基台と略平行に重なるような折畳み手段を介して一対の
側枠を対向配置して設けると共に、この一対の側枠同士
に接続して側枠を起立状態で支持し、前記基台とは重な
るように折畳み可能な状態で支枠を設けた枠本体と、 この枠本体の頂部で着脱可能な状態に設けられ、それぞ
れの高さを異ならせると共に、互いに離間して配置した
一対のリール受と、 この一対のリール受のそれぞれに設けられて、その回転
を制動するブレーキとからなることを特徴とする送電線
架設用ロープの繰出装置。 - 【請求項3】 前記枠本体には、送電線架設用ロープの
繰出装置を移動するための吊上手段と、可動中の移動を
防止する移動防止手段とを設けたことを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の送電線架設用ロープの繰出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3608595A JPH08214430A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 送電線架設用ロープの繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3608595A JPH08214430A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 送電線架設用ロープの繰出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214430A true JPH08214430A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12459916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3608595A Pending JPH08214430A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 送電線架設用ロープの繰出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102801129A (zh) * | 2012-07-09 | 2012-11-28 | 牡丹江水力发电总厂 | 一种同步放线器 |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP3608595A patent/JPH08214430A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102801129A (zh) * | 2012-07-09 | 2012-11-28 | 牡丹江水力发电总厂 | 一种同步放线器 |
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